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検索結果 624 件

  • 統計解析を活用した生薬成分の網羅的スクリーニング

    小栗 志織 ファルマシア 59 (7), 680-680, 2023

    ...網羅的な成分分析・解析は,多成分系における作用や副作用の解明を目的として,これまで多くの研究者が取り組んできたテーマである.近年の分析技術の発展によって,高分解能LC/MSを用いた生薬分析事例が報告されるようになった.しかし,数十~数百の成分を全て同定し,各成分を1つずつ薬理評価することは非常に困難である.このことから,理想とする網羅的な解析に適う実現可能な手法が,現在もなお模索されている.また,中薬...

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  • 認定薬剤師としての活動~大学病院薬剤師の立場から~

    柴田 海斗 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-S15-3-, 2023

    ...それらの実践例として、がん領域や救急・集中治療領域における薬物血中濃度モニタリングを利用した処方設計への参加、薬剤の母乳/胎盤移行性評価に基づく妊婦・授乳婦へのコンサルテーション、生体試料中薬物の定量分析法を用いた基礎・臨床研究がある。日々の病院薬剤業務に携わる薬剤師にとって、認定薬剤師の取得は険しい道ではあるものの、取得後は多方面での活躍が期待され、その臨床への貢献は大きい。...

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  • ゼブラフィッシュ発生毒性試験における稚魚中濃度に基づく催奇形性の定量的予測

    宮澤 圭悟, 高倉 郁朗, 笠原 寛子, 岸田 知行, 沓掛 貴矢, 武田 熙子, 梶野 雅起, 小林 翔平, 金沢 徹, 横井 亮平, 林 守道 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-019E-, 2023

    ...本研究では、既知のラット胚・胎児発生毒性物質を用いて、ZETにおける最小影響処置濃度(zCOF)または当該処置濃度における稚魚中薬物濃度(zCIL)を明らかにし、これらとラットEFD試験の最小影響量(rLOAEL)における曝露量(rCmax及びrAUC)を比較することにより、ZETの結果からrLOAELでの曝露量の予測性を検討した。...

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  • 高酸素透過性・低吸着性プレートを用いた腎スライス培養系の構築と薬物腎毒性評価への応用

    角口 萌乃, 荒川 大, 江刺家 勝弘, 松下 幸平, 楊 晶晶, 髙橋 淳, 玉井 郁巳 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P2-173-, 2023

    ...</p><p>【方法】InnoCell<sup>TM</sup> Tプレート及びPDMSプレートに薬物を含む培地を添加し、24時間後に残存する培地中薬物濃度から吸着性を評価した。ラットから腎スライスを作製し、InnoCell<sup>TM</sup> Tプレート上で培養3日目までのATP量の測定および組織観察を行った。既知の腎毒性誘発薬物を含む培地中で2日間培養後ATP量を測定した。...

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  • ラットにおける腰椎穿刺法による髄腔内投与の条件検討

    西谷 春香, 津軽 まりな, 則武 健一 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P3-218-, 2023

    ...以上の結果より,ラットにおける腰椎穿刺による髄腔内投与において,大槽CSF中薬物濃度は投与速度や投与時の体位の影響を受ける可能性が示唆された。また,現在,動物の週齢についても検討を実施中である。</p>...

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  • 精漿を介した催奇形性発現の可能性

    桑形 麻樹子 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S13-2-, 2023

    ...膣内投与後の母動物血漿および着床位置を加味した子宮内産物(胎盤、卵黄嚢膜、胎児)中のTHAおよび代謝物の濃度を調べた結果、着床位置による影響はなく、膣内投与後7時間まで実測母体血漿中薬物濃度推移は、生物学的薬物動態解析モデルを用いた仮想経口投与後の予測血中濃度推移とほぼ同様であった。この結果から、膣内投与後、全身循環を介して子宮へTHAが到達していると考えられた。...

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  • 薬物動態―薬力学連関に主眼を置いたうつ病治療薬パロキセチンの治療効果に関するmodeling approach

    江頭 智子, 鷲田 真緒, 重留 啓壱, 森田 和弥, 富田 哲, 土嶺 章子, 岩下 知磨, 西村 美紀, 鬼木 健太郎, 下田 和孝, 猿渡 淳二, 古郡 規雄 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-O05-1-, 2023

    ...<p>【目的】うつ病治療の中心は、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)等の抗うつ薬による薬物療法であるが、その血中薬物濃度や効果に大きな個人差が存在し、その治療反応性の予測が困難である。本研究では、パロキセチン(PAX)の治療効果に影響する各患者因子との関係性を検討することを目的に、薬物動態(PK)―薬力学(PD)連関に着目したモデル構築を試みた。...

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  • TDMにおけるdried blood spotの臨床応用

    猪川 和朗 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-S05-3-, 2023

    ...</p><p> 今後も検討・検証を重ねていくことで、全血中薬物濃度に基づいた薬物治療の評価・適正管理が可能になると考えられる。従来の血漿法に加えて、器具や医療スタッフが揃わない環境下においてDBS法を導入し、両者をうまく活用することで、より有用なTDMを実践できると期待される。</p>...

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  • 臨床薬理専門医の立場から~大学における臨床薬理専門医~

    大谷 直由 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-S15-1-, 2023

    ...具体的には、薬物有害事象が生じた症例に対して、その血中薬物濃度を測定し、そのクリアランスを算出し、臨床症状と照らし合わせ、そのデータを診療に活かしている。臨床の現場では種々の疾患を持つ患者を対象としているため、腎機能障害や肝機能障害、心不全を有する症例がほとんどであり、添付文書に記載されている半減期と実際のクリアランスの値が異なっていることが散見され、現在症例を集積している。...

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  • H295細胞を用いた副腎皮質毒性評価系のin vivo外挿性と,毒性メカニズムの検証

    岡 宏之, 村田 幸咲, 西村 洋志, Bi BEIBEI, 須藤 貴弘, 清田 浩平, 金田 英子, 岩田 歩, 嶋田 智花 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P2-153-, 2023

    ...における毒性(脂肪滴の蓄積)が頻発し,ステロイドホルモンの合成阻害が疑われた.そこで,本毒性のスクリーニング及びメカニズム検証をin vitroで行うための実験系としてH295R細胞に着目した.H295R細胞はヒト副腎皮質由来細胞株であり主要な全ステロイドホルモンの合成能を有することから,主に化合物の性ホルモン合成への影響を評価する系として利用されている.自社の20化合物について,ラットにおける血中薬物濃度及...

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  • タクロリムスによる腎機能障害の発現を患者個別に予測する機械学習モデルの構築

    野田 円, 水野 正太郎, 茂櫛 薫, 長谷 武志, 飯田 頼嗣, 竹内 勝之, 石渡 泰芳, 永田 将司 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-O01-6-, 2023

    ...しかしながら、推奨血中濃度以下でも腎機能障害が発現する患者も存在するため、血中薬物濃度以外の患者情報も考慮しながら、患者個別に目標血中濃度を設定する必要があると考えられる。そこで本研究では、患者ごとにタクロリムス投与中の腎機能障害の発現を予測するモデルを構築することを目的とした。...

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  • 肺内薬物動態試験の新展開

    古家 英寿 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-S17-1-, 2023

    ...<p>ほとんどの市販薬の添付文書には、血中薬物濃度のグラフが掲載されている。一般に血中薬物濃度が高いと組織に分布する薬物の量が多くなるため、血中薬物濃度がわかれば各組織の薬物濃度が十分推定できるためである。</p><p>血中濃度では組織への分布の推定が困難な例としては、脳などの中枢神経に働く薬剤がある。...

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  • 機械学習による臨床血漿中薬物濃度推移予測 -remifentanilバーチャル及び実データへの適用-

    半田 耕一, 景山 倫治, 岩田 浩明 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-P-I2-, 2023

    <p>【目的】近年、機械学習を母集団薬物動態解析時の共変量選択に用いる研究が多く行われ、その重要性が増している。一方で、薬物の血漿中濃度(Cp)推移の予測を非線形混合効果モデルから機械学習に置き換える取り組みは数報が知られているものの、予測精度、適用患者数、投与条件など、検討課題は多い[1-3]。本研究では、モデルケースとしてremifentanilを用い、機械学習法による血漿中濃度予測をバーチ…

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  • 免疫抑制薬血中濃度測定の全国QCサーベイ報告 2023

    増田 智先 移植 58 (Supplement), s214_2-s214_2, 2023

    ...本法人の実施する全国QC(Quality Check)サーベイは血中薬物濃度の測定精度に対する国内唯一の第三者評価機構であり、2023年度は昨年度と同じ75施設の参加を得て実施することができた。経年的に施設間誤差が縮小する傾向が見られるなど、参加施設の血中薬物濃度測定の精度管理に対する意識・技術は高いと考えられる。...

    DOI 医中誌

  • 抗菌薬の薬物動態/薬力学モデルに基づく経時的な治療効果の予測

    高橋 早紀 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 3-C-S39-2-, 2023

    ...抗菌薬の薬物動態/薬力学パラメータとして血中薬物濃度曲線下面積と最小成長阻止濃度比などの濃度依存的な指標だけでなくTime above MICを指標にした時間依存的な指標も用いられている。安全性については曝露反応解析により、副作用発現を示す閾値が提示されている。...

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  • 生体試料中薬物濃度分析法バリデーションおよび実試料分析に関するICH M10ガイドライン

    石井 明子, 斎藤 嘉朗 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 3-C-S41-1-, 2023

    ...状況を改善し,効率的な医薬品開発を推進するため,2016年にICHガイドラインの新規トピックとしてM10生体試料中薬物濃度分析法バリデーションが取り上げられた.その後,専門家作業部会でのガイドライン案作成が行われ,2019年の意見公募を経て,2022年5月に国際調和されたガイドライン最終版が完成した....

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  • カニクイザルにおけるmoxifloxacin投与での曝露-反応解析およびQT延長評価とヒト臨床試験成績との比較

    福岡 隼, 山下 諒, 福田 光, 古賀 正, 内野 剛, 伴 昌明, 吉川 哲也, 山田 知信 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P2-190-, 2023

    ...【結果】QT-RR間隔においてQTcaはRR間隔に影響されなかった(回帰直線の傾き:0.0159以下).ER解析では用量―反応回帰直線は正の傾きを示し,ΔΔQTcaが10 ms延長する場合の平均血漿中薬物濃度は2402 ng/mL,90% CIは6.66~13.34 msであった.この結果はヒト臨床試験[最大血漿中薬物濃度(1862 ng/mL)時点での予測ΔΔQTcの90% CIが10.5~17.7...

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  • テガフール誘発手足症候群モデルラットの確立及び特性解析

    高野 美里, 中島 康太, 石田 知己, 太田 恵津子, 森山 智之, 朝倉 省二, 深水 昭吉 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P3-286-, 2023

    ...投与期間中は一般状態観察,体重測定,Randall Selitto法による疼痛閾値検査,SCANETを用いた行動量測定を行い,投与終了後に病理組織学的検査及び皮膚(後肢及び腹部)の組織中薬物濃度測定を行った。 </p><p>その結果,投与開始から20日前後で両側後肢に肢底の乾燥及び亀裂がみられ,その後経時的に増悪し,肢底の硬化,亀裂部の出血などを伴う顕著な症状が観察された。...

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  • 入院時の胸部CT検査で化学性肺臓炎の所見がなかった塩素ガス中毒による心肺停止の1例

    堀江 勝博, 一二三 亨, 関森 淳, 白崎 加純, 辛 紀宗, 大谷 典生 日本救急医学会関東地方会雑誌 43 (4), 137-139, 2022-12-28

    ...入院時尿中薬物スクリーニング検査ではバルビツールが陽性であった。入院時の胸部単純CT検査では塩素ガスに特徴的な肺炎像は認めなかったが, 頭部単純CT検査にて皮髄境界不明瞭で, 低酸素脳症を示唆する所見であった。入院5日後, 酸素化が悪化したため胸部単純CTを撮像し, 塩素ガスによる化学性肺臓炎が出現した。...

    DOI 医中誌

  • 尿中薬物検査が診断の契機となった急性薬物中毒の被虐待児の 1 例

    奥田 航, 石井 和嘉子, 山瀨 聡一, 寺田 啓輝, 山田 隆太郎, 川口 忠恭, 峯 佑介, 青木 政子, 桃木 恵美子, 森岡 一朗 日大医学雑誌 81 (6), 373-376, 2022-12-01

    ...)による検査を施行したところベンゾジアゼピンが検出され,急性薬物中毒と診断した.原因不明の意識障害の鑑別として,家族歴に精神疾患がある場合は,薬物中毒も念頭に置き,診断の根拠として積極的に尿中薬物検査を行うべきである....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 人工沈香の開発に繋がる「沈香の香り成分生合成」に関わる鍵酵素

    森田 洋行, 史 社坡 におい・かおり環境学会誌 53 (4), 242-253, 2022-07-25

    <p>沈香は高貴な香りのする高級香木として古来より重宝されてきた.その稀少性故に高値で取引される香木であり,乱獲が相次いだため,そのもとになる植物の数は激減している.しかし,沈香を確実に栽培する方法は未だ開発されるに至っていない.沈香の香りは主として,2-(2-フェニルエチル)クロモン類(PECs)由来である.本稿では,つい最近,著者らが同定したその骨格を形成する鍵酵素の特徴とそれにより見えてき…

    DOI Web Site 参考文献46件

  • 中薬物濃度測定における血清分離剤入り採血管の検討

    福島 紘子, 大野 一彦, 市村 直也, 東田 修二 医学検査 71 (2), 263-269, 2022-04-25

    ...今回,血中薬物濃度測定における各社採血管の影響度合いを比較した。採血管製造メーカー4社の分離剤入り採血管における経時的な薬物濃度の変動を確認したところ,測定した8種の薬物中3種で測定値の減少を認めた。採血管への添加量や保存条件が同じであるにも関わらず,減少の程度に差を認めたことから,影響を及ぼす要因の一つとして分離剤の材質の違いが考えられた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 第9回 日本に留学の旅

    孫 思嘉 ファルマシア 58 (5), 467-467, 2022

    ...父の勧めで選んだ瀋陽薬科大学の中薬学(日本語強化クラス)専攻で、日中学生交流活動に参加して日本に対する興味が深まった。また当時、Tu Youyou氏の業績を知り、天然物の可能性に魅了されて富山大学の和漢医薬学総合研究所への留学を決心した。静かな土地での生活や大雪など、留学生活では多くの問題に直面した。今は富山での暮らしにも慣れて、すべてが良い思い出となっている。...

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  • ウサギを用いたサリドマイドの発生毒性;雄精漿移行による催奇形性発現の可能性

    桑形 麻樹子 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), S14-2-, 2022

    ...膣内投与後7時間まで実測母体血漿中薬物濃度推移は、生物学的薬物動態解析モデルを用いた仮想経口投与後の予測血中濃度推移とほぼ同様であった。また、膣内投与による胚・胎児への影響はなかった。</p><p>本シンポジウムでは、ウサギを用いて精漿を介したサリドマイドの催奇形性発現の可能性について報告するとともに、なぜ、全ての胎児に形態異常が発現しないのか、THAと2種代謝物の動態推移の結果から考えてみたい。...

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  • 抗凝固薬内服者の消化器診療とPharmacogenomicsの重要性

    平 大樹, 上島 智, 桂 敏也, 寺田 智祐 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 1-C-S05-2-, 2022

    ...例えば、治験データを用いたDOACsの曝露/応答解析から、血中薬物濃度または血中薬物濃度-時間曲線下面積が出血症状や血栓塞栓症の発現頻度と相関することが報告されている。DOACsは小腸や肝臓、腎臓に発現する薬物排出トランスポーターにより体外へ排泄され、小腸や肝臓に発現する薬物代謝酵素により代謝される。...

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  • ヒト脳脊髄液中topotecan濃度のHPLC分析法構築と髄腔内薬物投与後の排泄評価

    吉川 直樹, 山田 愛, 横田 翼, 山田 侑世, 木下 真理子, 盛武 浩, 池田 龍二 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 3-C-P-110-, 2022

    ...髄腔内投与後の髄液中薬物濃度が評価できれば、患者ごとに適切な用法・用量での化学療法が可能となる。Topoisomerase I阻害剤topotecanは、横紋筋肉腫、髄芽腫、神経芽腫などの小児腫瘍の治療に使用され、その有効性が認識されてきている。...

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  • 副作用発現リスク低減のために用いられるPMxと機械学習モデル

    高橋 早紀 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 1-C-S09-5-, 2022

    ...TDMにより患者個人毎の血中薬物濃度を調節することで、有効かつ安全な投与量を導き出すことが行われている。一方で,安全性上の問題は同一の血中薬物濃度であっても,患者個人間で薬理効果発現の有無が異なり,必ずしも薬物濃度だけでは説明できないことも知られている。新薬の開発段階ではファーマコメトリクス (PMx) を用いて,有効でかつ安全な投与量が決定されてきている。...

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  • 薬物の死後変化に対する血中タンパク質の寄与に関する研究

    山岸 由和 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), AWL4-, 2022

    ...この日々の実務の中から、血中薬物濃度の死後変化というクリニカルクェスチョンを着想し、その解決に向けて研究を実施している。</p><p> 血中薬物濃度の死後変化の具体的な要因として、死後の体内再分布、エステラーゼなどの薬物代謝酵素による自己分解、及び死後のバクテリア繁殖に伴う薬物分解が挙げられる。しかし、これらのメカニズムだけでは多くの薬物に対する死後の血中濃度変化を完全に説明することは難しい。...

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  • 尿中内因性CYP3A4活性バイオマーカーの一斉定量系構築と臨床応用

    公文代 將希, 前川 正充, 菊地 正史, 小川 玲佳, 岩崎 瑞生, 押切 華映, 齋藤 明博, 二宮 匡史, 井上 淳, 佐藤 真実, 中島 範昭, 眞野 成康 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 3-C-O11-3-, 2022

    ...また、本法はCYP3A4により代謝される医薬品服用患者における血中薬物濃度との関連解析に有用な測定法であり、今後さらなる臨床研究への応用が期待される。</p>...

    DOI 医中誌

  • 化学物質の経皮吸収性予測

    藤堂 浩明 日本薬理学雑誌 157 (5), 335-339, 2022

    ...<p>一般に有用性や安全性の目安となる生体内の血中および組織中濃度推移といった体内動態は,医薬品開発における非臨床試験や臨床試験,臨床現場の治療上における治療薬物濃度モニタリング(TDM)を行う際に評価されている.皮膚に直接適用する物質の有効性・安全性の担保には,血中薬物濃度だけではなく,皮膚透過性や皮膚局所濃度推移を評価することも重要となる.物質の皮膚透過量や血中濃度推移などを予測するin silico...

    DOI Web Site PubMed 参考文献11件

  • FOLFIRINOX療法の骨髄抑制に関する薬物動態/毒性薬力学的評価

    三井 和樹, 水本 萌, 河渕 真治, 栄田 敏之, 伊藤 由佳子 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 4-C-O13-3-, 2022

    ...各血漿中薬物濃度および骨髄抑制に関与するパラメータについてPK/TDモデルの構築を検討した。なおこれらの解析にはPhoenix WinNonlin ver.6.3を用いた。</p><p>【結果・考察】投与開始21日目のSN-38のAUC<sub>0→∞</sub>は、1日目に比べて増加傾向にあった。...

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  • 免疫抑制薬血中濃度測定の全国QCサーベイ報告 2022

    増田 智先 移植 57 (Supplement), s236_2-s236_2, 2022

    ...本法人の実施している、全国QC(Quality Check)サーベイは血中薬物濃度の測定精度に対する国内唯一の第三者評価機構であり、2022年度は昨年度を上回る75施設の参加を得てQCサーベイ事業を実施することができた。経年的に施設間誤差が縮小する傾向が見られるなど、参加施設の血中薬物濃度測定の精度管理に対する意識・技術は高いと考えられる。...

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  • 大槽への薬剤到達改善のためのカニクイザルの条件及び髄腔内投与方法の検討

    小林 薫, 吉川 哲也, 松下 聡紀, 永江 陽奈, 有木 裕真, 田之上 誠, 山田 知信, 有馬 昭宏, 角﨑 英志 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), P-178-, 2022

    ...中枢神経系に薬剤を送達することができる投与手法である.我々のカニクイザルでの旧手法では,投与後の血漿中の薬物濃度に個体差がみられないにも関わらず,大槽脳脊髄液(CSF)中の薬物濃度には顕著な個体差がみられた.また,文献等においても投与後の大槽方向への薬物の到達が不十分な個体がいることが報告されている.そこで我々は,複数の文献情報をもとにカニクイザルにおける腰部髄腔内投与方法の改良を重ね,大槽CSF中薬物濃度...

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  • FDAドラフトガイダンスと非臨床安全性試験の課題

    下村 和裕 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), S21-3-, 2022

    ...しかし、母動物血漿中薬物濃度、乳汁中薬物濃度、児動物血漿中薬物濃度および児動物毒性発現が総合的には評価されていないのが現状である。動物実験のデータからより適切な授乳に関するリスク評価を行うためには試験デザインを考慮すべきと考えられる。</p>...

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  • 3.げっ歯類マイクロサンプリングの実際(ケーススタディ、GLP試験への導入)

    大塚 博比古 谷本学校 毒性質問箱 2021 (23), 45-51, 2021-09-16

    ...<p> 一般的には50 µL以下のごく微量の血液を採取する手法をマイクロサンプリング法とよび、近年分析法の感度の向上によって当該技術を血漿/血液中薬物濃度評価すなわちトキシコキネティクス(TK)評価に応用することができるようになってきた。実施にあたっては、外頸静脈及び尾静脈など反復採血が可能な部位であれば特に制限はない。...

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  • 臨床試験からみたバイオマーカーの計画と運用

    大谷 直由 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 3-S37-3-, 2021

    ...MOA (mechanism of action) 試験では、標的組織への薬剤曝露、標的分子への結合などが血中薬物濃度と共に確認され、POC (proof of concept) 試験では評価項目との関連性の評価が期待される。検証的臨床試験では、サロゲートエンドポイントとして、効率的な臨床試験デザイン、疾患特異的な評価、適切な患者集団の特定などが求められる。...

    DOI 医中誌

  • 免疫抑制薬血中濃度測定の全国QCサーベイ報告 2021

    増田 智先 移植 56 (Supplement), s147-s147, 2021

    ...経年的に施設間誤差が縮小する傾向が見られるなど、参加施設の血中薬物濃度測定の精度管理に対する意識・技術は高いと考えられる。術後管理を円滑に行う上で、免疫抑制薬の精密な血中濃度管理は移植臓器の生着に加えて副作用発現の抑制に必須と考えられ、未だ参加実績のない施設への啓発と普及を図りたいと考える。...

    DOI 医中誌

  • 非臨床からのヒト痙攣リスク評価向上への挑戦

    塩谷 元宏 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), S8-3-, 2021

    ...</p><p>近年では国内外において、ヒトiPS細胞由来の神経細胞を用いたin vitro痙攣リスク評価系の活躍が際立つが、代謝物による痙攣の有無、痙攣時の血液中薬物濃度、さらには痙攣の前駆症状の確認などは、動物実験で精査することになる。...

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  • 直接経口抗凝固薬の血漿中濃度同時定量法の確立

    田中 紫茉子, 砂川 由香理, 若松 しのぶ, 山本 駿, 柏倉 康治, 龍口 万里子, 佐藤 亮太, 並木 徳之, 乾 直輝, 前川 裕一郎, 渡邉 裕司, 内田 信也 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 2-P-K-4-, 2021

    ...しかし、現在DOACは治療効果を判定する上で有用な指標が存在しないため、DOAC服用中患者の血漿中薬物濃度を測定することで、治療効果や副作用の評価に有用となる可能性がある。よって、全種類のDOACを網羅的かつ簡便に定量できる手法を確立できれば、臨床的に有意義であると考えられる。そこで本研究では、LC-MSを用いてDOAC4剤の血漿中薬物濃度の同時定量法を検討した。...

    DOI 医中誌

  • 医薬品評価におけるバイオマーカーの利用:規制当局の立場から

    石黒 昭博 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 3-S37-4-, 2021

    ...こうしたモデルアプローチにおいて、医薬品の薬物動態プロファイルを検討するための基本的な情報源である血中薬物濃度データも、従来から用いられてきた古典的なバイオマーカーである。医薬品医療機器総合機構では医薬品評価におけるバイオマーカーの利用を促進するために、関係する行政指針の作成、ファーマコゲノミクス・バイオマーカー相談において適格性確認した安全性バイオマーカーの相談結果の公表等に取り組んでいる。...

    DOI 医中誌

  • 抗がん剤による骨髄毒性の各種動物における詳細検討

    西野 瑶子, 永山 裕子, 宮嶋 之子, 中谷 陽介, 西谷 春香, 若山 直美, 太田 恵津子, 朝倉 省二 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-72E-, 2021

    ...その他,血漿中薬物濃度,一般状態,体重,および摂餌量のデータ取得,骨髄検査,病理組織学的検査を実施した。</p><p>【結果】各抗がん剤および各動物種において,経時的な血液パラメータの変動および血漿中薬物濃度測定を主体とするデータを取得できた。Docetaxelにおいては,6 mg/kgをラットに投与したところ,Day5に好中球数はnadirとなり,同日の対照群と比較して81%の減少を示した。...

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  • 生物学的同等性評価の基本的概念とガイドライン改訂の背景

    緒方 宏泰 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 1-S19-1-, 2021

    ...</p><p>血中薬物濃度を評価指標とする場合、原則、健常成人を対象として試験を行う。患者に比べ、安定した条件での評価が可能で、評価指標の変動性も小さく、相対的に許容域を狭く設定ができる。しかし、患者での評価と食い違いが生じる可能性は否定できない。...

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  • リオシグアトの血中薬物動態を検討した慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)の2症例

    龍口 万里子, 田中 紫茉子, 秋田 敬太郎, 井上 裕介, 内田 信也, 前川 裕一郎, 乾 直輝, 渡邉 裕司 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 2-P-H-6-, 2021

    <p>[目的] 慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)は第4群の肺高血圧症に属する希少疾患である。末梢型CTEPHの治療として、バルーン肺動脈形成術(BPA)と可溶性グアニル酸シクラーゼ刺激剤リオシグアトによるハイブリッド療法が行われている。外国人において、CTEPH患者は健常人と比較してリオシグアトの全身クリアランス(CL/F)が低下していることが報告されているが、日本人のCTEPH患者におけ…

    DOI 医中誌

  • 直接作用型経口抗凝固薬の消化管出血リスクとPGx

    上島 智, 桂 敏也 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 2-S32-3-, 2021

    ...近年、治験データを用いたDOACの曝露/応答解析より、血中薬物濃度または血中薬物濃度-時間曲線下面積が出血症状や血栓塞栓症の発現頻度と相関することが報告されている。従って、DOACの体内動態における個体間変動要因を解明できれば、個々の患者における血中薬物濃度を精確に予測することが可能になり、これに基づく消化管出血の予防法の確立に繋がると考える。...

    DOI 医中誌

  • 原発性免疫不全症候群の小児患者における母集団薬物動態解析モデルを用いたブスルファン投与設計法の開発

    石渡 泰芳, 永田 将司, 小林 朋史, 今井 耕輔, 高木 正稔, 金兼 弘和, 森尾 友宏, 平川 晃弘, 高橋 弘充 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 3-P-S-2-, 2021

    ...<p>【目的】造血幹細胞移植の前処置に使用されている抗悪性腫瘍薬ブスルファン(BU)は治療濃度域が狭く、特に小児においては体内動態の個人差が大きいため、東京医科歯科大学医学部附属病院(以下、当院)ではBUの少量投与(試験投与)を行い、血中薬物濃度を測定し患者個別の薬物動態パラメータを求めた上で、実際の治療(本投与)で用いる投与量を決定している。...

    DOI 医中誌

  • たこつぼ心筋症が疑われた覚醒剤による急性心筋梗塞の1例

    芳川 史嗣, 西堀 祥晴, 山口 天慶, 河合 弘幸, 飯尾 千春子, 高橋 怜嗣, 高田 昌紀, 藤田 幸一, 丸山 貴生 心臓 52 (12), 1421-1426, 2020-12-15

    ...<p> 症例は40歳代の女性.突然の前胸部痛にて救急搬送となった.胸痛精査のため,冠動脈造影検査を施行.当初,冠動脈は正常と思われ,左室造影で左室心尖部を中心として壁運動障害を認め,たこつぼ心筋症に典型的な身体的精神的ストレスのエピソードもなく,尿中薬物検査にて覚醒剤が陽性であったことから,覚醒剤によるたこつぼ心筋症を疑った.再度,退院前に冠動脈造影を施行したところ,入院時に同定できなかった有意狭窄病変...

    DOI 医中誌

  • COVID-19感染拡大における鍼灸の現状

    和辻 直 日本統合医療学会誌 13 (2), 82-89, 2020-11-30

    ...一方、中国では「COVID-19への針灸介入に関する手引き」を作成し、中西医結合体制で西洋医学と中薬や中医針灸などをCOVID-19患者に用いていた。今後、日本でもCOVID-19の後遺症が明らかになってくるなかで、鍼灸治療が求められる可能性があると考えられる。</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • PETINIA法による血中ミコフェノール酸測定試薬の基準測定法LC-MS/MS法との比較

    大籔 智奈美, 佐藤 伊都子, 山本 和宏, 矢野 育子, 中町 祐司, 三枝 淳 医学検査 69 (1), 36-43, 2020-01-25

    <p>ミコフェノール酸モフェチル(mycophenolate mofetil; MMF)は臓器移植において主に用いられている免疫抑制薬で,ミコフェノール酸(mycophenolic acid; MPA)のプロドラッグである。MPAのAUC<sub>0-12</sub>が臨床効果や拒絶反応に相関することから,薬物血中濃度モニタリング(therapeutic drug monitoring; …

    DOI 医中誌

  • シリカモノリスを用いた生体試料中薬物分析のための新規固相抽出用スピンカラムの開発

    太田 茂徳, 由井 夕湖, 佐藤 勉 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), S25-4-, 2020

    <p>検出器として質量分析計などの高感度検出器を用いた測定では、目的成分を安定に検出するために、試料の脱塩や濃縮など前処理が非常に重要とされている。さらに、サンプルは低濃度、微少容量であり、使用する試料量を少なくすることは、対象生物に対しての負担を軽減することにもつながる。</p><p>血清や血漿、尿など、生体試料中の薬物の微量成分を分析する際、前処理として粒子充填剤カラムによる固相抽出が広く用…

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  • 非天然型ペプチド医薬品の薬物動態が関連する非臨床評価の考え方

    吉政 輝保 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), W1-4-, 2020

    ...</p><p>1) 非天然型ペプチドの有効成分・代謝物の体内動態の検討の必要性</p><p>2) P450やトランスポーターの基質、阻害、誘導に関する評価、他の薬物相互作用評価の必要性</p><p>3) 生体試料中薬物濃度分析法のバリデーションに関するガイドラインの適用可否</p><p>4) First In Human試験の安全性確保のために実施すべき非臨床安全性試験において薬物動態に関する考慮すべき...

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  • 質量分析によるタンパク質医薬品の血中薬物濃度測定

    橋井 則貴 ファルマシア 56 (7), 632-636, 2020

    ...タンパク質医薬品の血中薬物濃度は,リガンド結合法により測定されているが,近年,液体クロマトグラフィー/質量分析(LC/MS)法がリガンド法を補完する手法として注目されている.本稿では,タンパク質医薬品の血中濃度を測定するための2種類のLC/MS法について概説するとともに,LC/MS法がタンパク質医薬品の生体内構造変化の解析に応用されていることを踏まえ,その現状について説明する....

    DOI 医中誌

  • 法科学分野における毛髪中薬物の分析

    志摩 典明 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), S11-1-, 2020

    ...<p> 毛髪中薬物の分析は、犯罪の立証を目的に法科学の分野で広く活用されている.毛髪は、他の生体試料(尿や血液)と比較して薬物の検出可能期間が長いことに加え、摂取歴の証明(摂取時期の特定など)が可能な唯一の試料として鑑定に供される....

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  • 多品目の薬物を対象とする病院内での血中濃度測定のための実用的なHPLC分析法の開発

    森川 剛, 﨤町 美穂, 田村 和季, 守岩 友紀子, 東海林 敦, 岡澤 香津子, 柳田 顕郎 分析化学 68 (7), 473-481, 2019-07-05

    ...<p>医療機関における血中薬物濃度定量に基づく治療薬物モニタリング(TDM)の実施は,投与された薬物の治療効果や副作用を見極めるうえで重要であるが,その定量分析法は薬物ごとに異なり,複雑な前処理や特殊な試薬・機器類が必要な手法も多いため,医療機関内でのTDMの実施は決して容易な業務ではない.今回著者らは,多品目の薬物に対して,ほぼ同一手順の前処理操作と単一装置でのHPLC分析を行う,迅速で実用的な血中濃度定量法...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • タラポルフィンナトリウム投与後の皮膚組織中薬物動態:皮膚光線過敏症リスクの検討

    小川 恵美悠, 相吉 英太郎, 荒井 恒憲, 大谷 圭志, 臼田 実男, 前原 幸夫, 今井 健太郎, 工藤 勇人, 小野 祥太郎, 池田 徳彦 日本レーザー医学会誌 40 (1), 1-6, 2019-04-15

    ...の臨床研究を実施した.タラポルフィンナトリウムのSoret帯吸収を青色LED(波長409 ± 16 nm)で励起し,タラポルフィンナトリウム蛍光を計測することで皮膚組織中薬剤濃度を評価した.本研究では臨床結果を説明する薬物動態モデルの構築により連続的に皮膚組織中薬剤濃度を推定し,皮膚光線過敏症発症リスクの高い時間帯を明らかにした....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献20件

  • オスニホンザルへのニューロキニンB受容体拮抗剤皮下インプラントによる繁殖抑制効果の検証

    迫野 貴大, 陳 晶, 真方 文絵, 佐々木 拓弥, 山本 昂輝, 大石 真也, 井上 直子, 上野山 賀久, 束村 博子, 鈴木 樹理, 松田 二子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), P-8-P-8, 2019

    ...両実験にて血中薬剤およびテストステロン(T)濃度の測定,精巣組織の解析等を行いSB223412の繁殖抑制効果を評価した。【結果】実験1:血中SB223412濃度は投与6日後に平均0.48 µg/mLまで上昇し,その後低下した。投与期間を通じて血中T濃度に顕著な変動は見られず,薬剤のT分泌への効果は認められなかった。...

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  • 臨床第I相及び第II相試験における臨床検査の役割

    藤田 朋恵 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), W6-4-, 2019

    ...First in Human、First in Japanese試験では、血中薬物濃度の予測されるピーク、トラフ、定常状態などに合わせて綿密に行われる。検査値に影響する被験者の固有変動や生理変動を最小化するため、均一な背景の被験者が厳しい基準に従って選ばれ、とくに第I相試験では入院下で検査が行われる。...

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  • マイクロサンプリングの実施におけるQ&A

    児玉 晃孝, 土居 正文, 南谷 賢一郎, 田中 直子, 藤田 卓也, 重見 亮太, 望月 秀美, 藤澤 希望 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), W5-5-, 2019

    ...マイクロサンプリングの実施にあたり、大きく分けて安全性評価と生体試料中薬物濃度分析に影響があることから、ここ数年、両側面から学会や研究会で発表や議論がなされてきた。...

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  • ビルダグリプチンの新規システインまたはグルタチオン抱合代謝物の同定

    水野 克彦, 竹内 健二, 梅原 健, 中島 美紀 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), P-118-, 2019

    ...ビルダグリプチンを雄性Sprague-Dawleyラットまたは胆管カニューレ処置ラットに30 mg/kgで単回経口投与後、ビルダグリプチンと代謝物の血漿中薬物動態ならびに尿、糞および胆汁排泄を評価した。また生体試料中の未知代謝物を検索した。【結果および考察】ビルダグリプチンとアナグリプチンは、<i>in vitro</i>において非酵素的にL-システインと共有結合することを明らかにした。...

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  • 覚せい剤の死後体内分布から見えること

    吉留 敬 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), S12-3-, 2019

    ...<p> 以前に不整脈治療薬であるフレカイニドの過剰摂取による死亡が疑われた事例を経験し,生前の血中薬物濃度と死体内の薬物濃度の比較を行うことができた。その際,死後の左心血中のフレカイニド濃度は,生前血の17.7倍という著しく高い値を示していた。...

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  • 法中毒学における毛髪中薬物分析の有用性

    桑山 健次 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), S12-4-, 2019

    ...</p><p> 本講演では、我が国で最も乱用されている規制薬物である覚醒剤と大麻、性犯罪等に悪用される事例が多い睡眠薬を分析対象とした毛髪中薬物分析法と分析結果の解釈について発表する。また、我々が最近開発した、1本の毛髪を0.4 mm間隔(1日の平均的な成長速度に相当する長さ)に分画し、毛髪内の薬物分布を測定する分析手法(マイクロ分画分析)とそれを応用した薬物摂取日特定法について紹介する。</p>...

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  • GAN を用いた擬似データ生成による血中薬物濃度推定

    平湯 和也, 河野 英昭, 折居 英章, 辻 康弘 バイオメディカル・ファジィ・システム学会大会講演論文集 31 (0), 49-52, 2018-11-03

    <p><i>Medical treatment cannot avoid the risk like side effects. In general, appropriate dosages and dosing intervals will vary among patients. The most important consideration in administration …

    DOI 医中誌

  • 外傷初期診療に携わる医師に必要なJATEC<sup>TM</sup>範囲外の診療項目

    志賀 光二郎, 遠藤 重厚, 渋沢 崇行, 関根 和彦, 佐々木 淳 一, 並木 淳, 堀 進悟 日本病院総合診療医学会雑誌 14 (3), 229-231, 2018-05-31

    ...JATEC<sup>TM</sup>範囲外の診療は精神科的診療 9 例,尿中薬物検査 7 例および抗凝固剤に対する拮抗療法 3 例であった。 <結論>外傷初期診療に携わる医師に必要なJATEC<sup>TM</sup>範囲外の診療項目は,精神科的診療,尿中薬物検査および抗凝固剤に対する拮抗療法と考えられた。...

    DOI

  • 成人期女性における日本型薬膳メニュー開発と評価

    Kumagai, Nana, Minari, Yoshimi, Iriki, Hiro, Mitarai, Sayaka, Miyahara, Yoko, Ohnita, Azusa, Tokui, Noritaka, 熊谷, 奈々, 三成 , 由美, 入来, 寛, 御手洗, 早也伽, 宮原, 葉子, 大仁田 , あずさ, 徳井, 教孝 中村学園大学薬膳科学研究所研究紀要 (10) 23-33, 2018-03

    ...メニュー開発の薬膳食材は、上海科学技術出版社 小学館編:中薬大辞典の食品5767品中、日常の食生活に利用可能な食材65品を選択した。日本型薬膳メニューは19種の機能性別体質分類をもとにして開発した。さらに、評価は味のバランス・量・香り・色彩および総合評価の5項目について5点評価法にて嗜好型官能評価を行った。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • マイクロサンプリングに関する行政動向と今後の展望

    斎藤 嘉朗, 齊藤 公亮 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), W2-1-, 2018

    ...、7) 液体または乾燥試料の処理に関する生体試料中薬物濃分析法開発やバリデーションにおいて考慮すべき点は何か?、である。今後、日本語訳案とパブリックコメントへの回答案を作成し、厚生労働省に提出する予定である。</p><p>本講演では、Q&Aの紹介、欧州等での利用事例、さらに技術指針作成に関する演者らの取り組みについて述べる予定である。</p>...

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  • 2次元X線回折イメージによる錠剤中薬物粒子サイズの非破壊計測

    田仲 涼眞 ファルマシア 54 (5), 463-463, 2018

    固形製剤の溶解速度は粒子径に依存するため,製剤中に含まれる薬物の粒子サイズ(PSD)は,薬物吸収に大きく影響を及ぼすことが知られている.またPSDは,均一性や打錠時の圧縮性などに影響を与えるため,常に一定となるように管理されている.しかしながら,錠剤製造工程,特に造粒・乾燥工程では薬物の溶解・再結晶化が起こるため,PSDが原料粉末と最終製剤中で大きく異なる場合がある.そのため,原料中だけでなく,…

    DOI 医中誌

  • 中薬品の分布状態の分析

    東谷 仁史 紙パ技協誌 72 (1), 40-44, 2018

    <p>当社は,製紙業界の種々のニーズに対応すべく,様々な製紙用薬品を開発,上市してきた。ニーズはますます高度化しており,技術の更なるレベルアップ,改良を目指して鋭意検討を行っている。</p><p>製紙用薬品の開発において,薬品の効果発現メカニズムの理解は重要な意味を持つ。我々は微小部観察技術を駆使し,主として薬品のパルプ繊維への吸着と分布状態に着目した検討を2000年より継続して実施してきた。本…

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  • ラットを用いた反復投与毒性試験における毒性評価及び薬物動態に及ぼすマイクロサンプリング法の影響

    赤川 唯, 村田 英治, 小林 亮介, 松元 さなえ, 原田 智隆, 岩井 淳, 大西 康之, 平塚 秀明 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), P-222-, 2018

    ...</p><p>【方法・結果】</p><p>7週齢の雌雄SDラットを用いて各種薬剤をそれぞれ4週間反復投与し,初回及び最終回投与時に外側尾静脈または鎖骨下静脈から微量頻回採血(約0.05 mL/時点;初回:6時点,最終回:7時点)を実施し,TK測定試料を採取して血漿中薬物濃度を測定した.毒性評価としては,一般状態観察(1日2回),体重測定(週1回),血液学的検査,血液生化学的検査及び病理学的検査を実施...

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  • 非臨床分野における臨床検査測定法バリデーション指針作成(中間報告)

    蓑毛 博文, 井上 芳已, 岩知道 貴子, 小田部 耕二, 久保野 勝男, 奈良岡 準, 東山 真澄, 本多 久美, 松本 忠郎, 石原 朋子, 太田 ひろみ, 木野 潤一, 佐々木 大祐, 中村 優太, 藤澤 希望, 安井 秀樹, 斎藤 嘉朗, 豊田 直人 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), P-249-, 2018

    ...たしている事が求められ,これらの要求事項をあらかじめ確認,検証し,測定結果の妥当性及び信頼性を保証する必要がある.しかしながら,現在,国内には非臨床に特化した臨床検査測定法に関連するバリデーション指針がないため,実験動物の臨床検査を実施する各研究施設は,独自の基準でバリデーションを実施しているのが現状である.なお,臨床検査以外では非臨床における分析法バリデーション指針として「医薬品開発における生体試料中薬物濃度分析法...

    DOI

  • 薬物代謝の性差

    佐藤 洋美, 上野 光一 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), S20-2-, 2018

    ...</p><p> 薬物の体内動態の観点では、薬物の血中濃度は主に分布容積とクリアランスにより決定されるので、分布容積に差を与える要因、すなわち脂肪含量・循環血液量・筋肉量・肺胞面積等の違いや、腎クリアランスが女性で小さいことなどから、一般に女性で血中薬物濃度が高くなりがちである。...

    DOI

  • エメダスチンフマル酸塩含有経皮吸収型製剤(アレサガ<sub>®</sub>テープ)の薬理学的特性及び臨床試験成績

    谷田 宣文, 秋山 勝彦, 寺原 孝明 日本薬理学雑誌 152 (5), 246-255, 2018

    ...していた.季節性アレルギー性鼻炎を有する患者を対象とした薬物動態試験において,本剤は1日1回の投与で,投与7回目までに定常状態に達した.季節性アレルギー性鼻炎患者を対象とした第Ⅲ相比較試験において,本剤は鼻症状(くしゃみ発作,鼻汁及び鼻閉)に対して有効性を示し,1日を通して効果が持続した.通年性アレルギー性鼻炎患者を対象とした長期投与試験において,安全性に問題は認められず,投与期間を通して長期にわたり血中薬物濃度...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献3件 参考文献9件

  • 5.ヒト用医薬品の環境影響評価:規制当局と医薬品業界の動向

    佐藤 恵一朗 谷本学校 毒性質問箱 2017 (19), 31-39, 2017-09-19

    ...、ヒト用医薬品の環境影響評価(Environmental Risk Assessment: ERA)に関するEMAのガイドライン<sup>1)</sup>において実験室での試験(Phase 2)のアクションリミットとなる環境中予測濃度(Predicted Environmental Concentration: PEC)は0.01 µg/Lであるが、この濃度はLC-MS/MS法を用いた医薬品の血漿中薬物濃度測定法...

    DOI

  • 間質中タラポルフィンナトリウム濃度推定のための3-コンパートメント薬物動態モデル

    宇野 優子, 小川 恵美悠, 荒井 恒憲 生体医工学 55Annual (4AM-Abstract), 297-297, 2017

    ...間質中薬剤濃度の知見はこれまでに無いため有効な治療を得る条件を決定することができない。そこで測定した血漿中薬剤濃度および、血漿・間質・細胞内薬剤濃度の混合情報である組織中薬剤由来の蛍光測定結果を用いて、血漿-間質-細胞の3-コンパートメントを構築することで、間質中薬剤濃度変化を推定した。...

    DOI

  • 毒性理解のための薬物動態的アプローチ:トランスポーターと全身・局所曝露

    玉井 郁巳 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), S5-2-, 2017

    ...通常、DDIや遺伝子多型による薬物動態変動の臨床的リスクは血中薬物濃度で判断されるが、有害作用の多くは細胞・組織中濃度に依存する。血液脳関門に発現するP-糖タンパク質などは薬物の組織移行を妨げているため、活性低下は組織中濃度の増大、即ち毒性発現のリスクを上げる。しかし、移行組織が小さい脳のような場合は局所組織での移行性上昇が必ずしも血中濃度変動を伴うほど大きくない。...

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  • SDラットにおける光毒性試験の条件検討(1):薬物誘発性光毒性に対する皮膚感受性の部位差及び雌雄差

    久我 和寛, 米澤 豊, 加藤 仁土 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-254-, 2017

    ...また、非照射動物を用いて血漿中薬物濃度を測定した。<br>【結果・考察】全施設において雌の腹部皮膚の皮膚評点が最も高く、光毒性検出感度は最も高いと考えられた。逆に皮膚評点が最も低かったのは雄の背部皮膚であった。いずれの性においても概して腹部≧耳>背部の順で皮膚評点は高かった。また、血漿中薬物濃度に雌雄差はなかったが、腹部及び背部皮膚においては雌の方が雄よりも皮膚評点が高い傾向であった。...

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  • ルリコナゾールのヒト爪由来ケラチンに対する親和性

    蓮子 雅之, 塩見 涼, 高橋 良典, 元場 一彦, 平野 宏文, 坪井 良治, 稲垣 勝裕 Medical Mycology Journal 58 (4), J113-J119, 2017

    ... 抗真菌薬ルリコナゾール (LLCZ) の爪白癬に対する治療効果を解析するために,LLCZの爪中薬物動態を左右する爪ケラチンとの親和性を,エフィナコナゾール (EFCZ) を対照に調べた.健常人および爪白癬患者の爪から調製したケラチン粉末40 mgに4 mlの緩衝液を加え,薬物 (3濃度) を添加して振盪 (37℃) することによって薬物の吸・脱着率を求めるとともに,試験条件による影響を避けるためフロインドリッヒ...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献3件

  • マウスを用いたファーマコキネティクス試験及び反復投与毒性試験におけるマイクロブラッドサンプリング(MBS)法の適用

    岩波 智徳, 水落 正慶, 西口 有美, 小松 弘幸, 江田 景, 高尾 みゆき, 久保田 貴之, 門田 利人, 寺村 俊夫, 秋江 靖樹 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-101-, 2017

    ...【目的】マイクロブラッドサンプリング(MBS)法は,ごく少量の血液から薬物濃度の測定が可能であり,これをマウス試験に適用できれば,使用動物数の削減につながり,3Rsへの貢献が期待できる.我々は今回,マウスを用いてMBS法により血中薬物濃度を測定すると共に,採血頻度が血液学的検査及び血液生化学的検査に与える影響の検討を行い,マウスからの頻回採血方法を確立した....

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  • ラットを用いた尾静脈からのマイクロサンプリング技術の確立と毒性試験への応用に関する検討

    赤川 唯, 板山 美咲, 村田 英治, 岩井 淳, 大西 康之, 平塚 秀明 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-242-, 2017

    ...【目的】現状,ラットを用いた一般毒性試験において薬物の暴露量を評価(トキシコキネティクス評価)する場合,主試験群とは別にサテライト群を設けているのが一般的である.近年,微量定量法の発達に伴い,主試験群の動物から微量採血(マイクロサンプリング)を行って,血中薬物濃度評価を実施した例が報告されているが,詳細な採血技術の検討や毒性評価への影響に関する報告は十分とはいえない.そこで,我々は反復採血に適していると...

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  • 探索初期段階における毒性評価 ~マウス4日間反復投与毒性試験系の構築~

    松井 龍宣, 蛭田 仁, 柴山 寛司, 小寺 喬, 上田 誠, 山下 康弘 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-253-, 2017

    ...現在、更なる試験精度の向上に取り組んでおり、毒性評価用動物と同一個体を用いた血液検査及び骨髄検査、並びにサテライト動物を用いた経時採血による血漿中薬物濃度測定について、実施・評価が可能であることを確認済みである。また、腎毒性については、尿中腎毒性マーカーの有用性を検討中である。...

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  • 中薬の選品技術の継承と発展のための基盤の確立

    趙 中振, 陳 虎彪, 郭 平, 梁 之桃, E. Brand, 黄 麗麗 植物研究雑誌 91 (suppl), 412-417, 2016-12-23

    ...<p>中薬の選品は国際的な取引と研究のために中医薬を標準化する最初の最も基本的な一歩である.選品に関する多くの問題が昔から解決されずに残されている.中薬の選品と品質を明らかにすることは臨床での安全性と効果を保障するための不可欠な科学として最先端の研究である.この総説では,中薬に関する動的データベースの構築と,中薬標準化研究センター(CSCM) について,その概要を述べ,肉眼および顕微鏡での同定技術の...

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  • Vidarabine脳症と考えられた3例

    布施 彰久, 紺野 晋吾, 村田 眞由美, 井上 雅史, 藤岡 俊樹 神経治療学 33 (3), 484-487, 2016

    ...<p>Ara–Aの使用後に脳症を発症した3症例を提示し,発症の要因について検討した.症例は80~90歳台の女性である.帯状疱疹に対して標準投与量のAra–A静脈内投与が行われた後に全例で意識障害,2例で振戦が認められた.髄液検査ではわずかな細胞増多以外の異常所見は認めず,脳波では全例でび漫性徐波を認め,頭部MRIで異常所見は認めなかった.3症例の共通点は血中薬物濃度の上昇に関わる異常を認めたことである...

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  • グルタチオン枯渇モデルラットを用いた薬物性肝障害リスク評価

    長沼 悟, 小林 鋭祐, 埴岡 健一, 岡田 晃宜 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), P-98-, 2016

    ...また,臨床での血中薬物濃度とグルタチオン枯渇モデルラットの血中薬物濃度を比較し,曝露レベルの相関性についても考察した。本発表では,市販化合物での検討結果とともに,自社化合物の評価事例も交え,in vivo薬物性肝障害リスク評価系としてのグルタチオン枯渇モデルラットの有用性について紹介する。...

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  • 尿中薬物検査キット「INSTANT-VIEW<sup>®</sup> M-I」の基礎的検討

    森永 睦子, 岡本 操, 古川 聡子, 河口 勝憲, 末盛 晋一郎, 通山 薫 医学検査 65 (3), 282-289, 2016

    救急医療の現場では,意識障害,ショック患者に薬毒物が関与している場合がある。原因検索の一手段として簡易法の薬物スクリーニング検査キットが利用されている。富士レビオ株式会社より国内販売されているINSTANT-VIEW<sup>®</sup> M-I(以下,INSTANT-VIEW)は覚せい剤(METH),大麻(THC),コカイン系麻薬(COC),ベンゾジアゼピン系(BZD),バルビツール酸系(B…

    DOI 医中誌

  • 外用爪白癬治療薬の特性比較

    島村 剛, 宮前 亜紀子, 今井 絢美, 平栁 こず恵, 岩永 知幸, 久保田 信雄, 澁谷 和俊 Medical Mycology Journal 57 (4), J141-J147, 2016

    ...近年,外用爪白癬治療薬が次々に開発・上市され,長年抗真菌薬の経口投与に限られていた爪白癬治療法に新たな選択肢が増えてきている.本研究では,わが国で上市されている5%ルリコナゾール外用液および10%エフィナコナゾール外用液の特性把握のため,薬剤塗布後の爪中薬物濃度および爪中薬物の抗真菌活性を比較した....

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献23件

  • コモンマーモセットを用いた医薬品開発の橋渡し:安全性薬理3試験を組込んだ複合型反復投与毒性試験の開発

    大石 久仁彦, 小泉 治子, 有賀 和枝, 室田 尚哉, 佐藤 伸一, 西銘 千代子, 井上 貴史, 西中 栄子, 井上 亮, 仁井 一夫, 公平 陽子, 田村 恵梨子, 松井 誠一, 齊藤 久美子, 野村 成章 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), P-111-, 2016

    ...また、PMS-TK測定では、1回の測定に用いた血漿量が2.5 μLと極めて微量であったため、動物に採血による負担はみられず、継時的血漿中薬物濃度が検出できた。【考察・結論】本試験で確認された変化は、バルサルタンでの承認申請データと同等であり、さらに血圧低下といった薬理作用も確認できた。本試験法の開発により、従来の安全性試験よりも、試験数および被験物質必要量を劇的に削減することが可能であった。...

    DOI

  • マイクロミニピッグを用いる精巣毒性の評価検討

    山本 大, 石井 宏幸, 山田 直明, 遠藤 和守, 高山 聡, 西田 紀子, 寒川 彰久, 大西 康之, 平塚 秀明 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), S9-7-, 2016

    ...この他、経時的に血清中テストステロン濃度及び血漿中薬物濃度測定を行った。また剖検時に精巣上体より精液を採取して精子検査を行った。本シンポジウムでは、これらのデータをGöttingen minipigを用いた同様の実験結果と比較し、精巣毒性評価におけるMicrominipigの有用性を考察する。...

    DOI

  • 中薬品の分布状態の分析(IV)

    油谷 謙介, 東谷 仁史 紙パ技協誌 70 (7), 706-710, 2016

    <p>近年,原料古紙の悪化,コストダウン,環境問題への対応という流れの中で,より少量で効果を発現する製紙用薬品が求められている。このような状況下,我々は薬品の効果発現メカニズムを解明するためにパルプ繊維上の薬品定着状態を調べ,得られた知見をもとに,より高い効果を発現する新規な薬品の開発を行っている。<br>今回,特殊な技術を用いてSPM(走査型プローブ顕微鏡)観察を行うことにより,ポリアクリルア…

    DOI Web Site Web Site

  • 新規SGLT2阻害薬ルセオグリフロジン水和物(ルセフィ<sup>®</sup>錠)の薬理学的特徴および臨床試験成績

    高橋 禎介, 山本 浩二 日本薬理学雑誌 146 (3), 150-158, 2015

    ...試験では,ルセオグリフロジンは尿糖排泄を増加させてインスリン分泌に依存することなく血糖低下作用を示した.さらに,ルセオグリフロジンは糖尿病ラットへの反復経口投与により糖化ヘモグロビン値を低下させるとともに,インスリン抵抗性改善作用と膵β細胞減少に対する抑制作用を示したことから,2型糖尿病に対する有用性が期待された.日本人健康成人男性を対象にルセオグリフロジン1~25 mgを単回経口投与した結果,血漿中薬物濃度...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献10件

  • ラット毒性試験における少量採血法を用いた血漿中薬物濃度用サテライト動物の削減

    北浦 晴美, 佐藤 まゆみ, 青木 正美, 安野 弘修, 乾 直美, 木本 麻美, 大塚 博比古 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), P-227-, 2015

    ...[背景及び目的]毒性評価を適切に行うために血漿中薬物濃度(TK)測定は必要不可欠なものである。ラットにおける反復投与毒性試験では、TK測定のために同一個体から複数回の採血を実施して血中動態を評価している。そのため、動物への複数回の採血による毒性評価への影響を考慮し、毒性評価群とは別にTK用サテライト群を準備し血中動態を評価している。...

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  • ROS assay 並びに皮内動態解析による経皮適用化合物の高効率的 <I>in vivo</I> 光毒性リスク評価法の開発

    大竹 啓斗, 鈴木 友季子, 加藤 尚視, 世戸 孝樹, 尾上 誠良 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), P-44-, 2015

    ...【目的】薬物の光反応性ならびに皮膚中薬物濃度は光毒性発現に大きく関与する [ICH S10, 2014].先に我々は i) reactive oxygen species (ROS) assay を中心とした光反応性評価並びに ii) cassette-dosing 法による皮内動態解析を戦略的に組み合わせることで,同母骨格をもつ複数の経皮適用化合物における光毒性リスクを同時予測できることを報告した...

    DOI

  • 薬物動態学的特性に基づくミルセラ<sup>®</sup>(エポエチンベータ ペゴル)の用法・用量の設定

    中井 清彦 Drug Delivery System 30 (2), 139-144, 2015

    ...また、ミルセラ<sup>®</sup>を腎性貧血患者に静脈内投与または皮下投与したときの半減期は、投与経路に依存せず約200時間であり、投与経路間で同様の値を示し、消失相の血中薬物濃度推移も投与経路間でほぼ一致した。この投与経路に依存しない血中持続性に基づいて、ミルセラ<sup>®</sup>は既存のrHuEPO 製剤にはなかった、静脈内投与と皮下投与で同一の用法・用量の設定が可能と考えられた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 電気化学検出HPLCを活用する血中の薬物動態分析

    小谷 明, 楠 文代, 袴田 秀樹 分析化学 64 (11), 821-833, 2015

    ...な検出にキノンを利用してバルプロ酸及び遊離脂肪酸(FFA)のHPLC-ECDを,また塩基に特異的な検出にトロロックスを利用してテオフィリンのHPLC-ECDをそれぞれ開発した.各HPLC-ECDは,感度と特異性に優れる上に,微少量(10 μL程度)の血<ruby><rb>漿</rb><rp>(</rp><rt>しょう</rt><rp>)</rp></ruby>試料で分析可能であった.血中薬物の動態分析...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • 高周波加熱抽出を利用した爪試料中薬物分析法の開発

    髙橋 史樹, 小林 勝, 小林 敦, 小林 寬也 日本法科学技術学会誌 20 (2), 103-112, 2015

      A high-frequency heating extraction method was developed for drug analysis of human nails. A nail sample was placed in a glass tube with an extraction solvent and the glass tube was sealed. A …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献25件

  • 特定領域(Biologics)の安全域の設定に関する考え方

    福井 英夫 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), W5-5-, 2015

    ...本発表の中では、biologicsであるGLP-1 receptor agonistsあるいはGnRH agonists/antagonistsで認められたon-target及びoff-target毒性から、動物のNOAELでの血中薬物濃度と臨床血中薬物濃度から安全域について検証する。...

    DOI

  • 急性薬物中毒におけるTriage DOA<sup>®</sup>の臨床的有用性

    山本 理絵, 斉藤 剛, 青木 弘道, 飯塚 進一, 秋枝 一基, 猪口 貞樹 日本救急医学会雑誌 25 (12), 865-873, 2014

    ...厚労省により薬毒物分析機器の配置が行われてきたが,機器による分析は難しく,簡便かつ迅速な検査法として尿中薬物簡易スクリーニングキットが多くの医療機関で使用されている。しかし,尿中薬物簡易スクリーニングキットは分析対象が限定され検出不能な薬物があること,体内動態や交差反応による陽性や感度不足による陰性があることから,薬物の特定には定量分析が必要となる。...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献1件

  • 薬膳食材を用いた食育指導のための食材選択ツール開発

    大仁田 あずさ, 大渡 さくら, 楊 萍, 入来 寛, 三成 由美, 徳井 教孝 日本調理科学会大会研究発表要旨集 26 (0), 172-, 2014

    ...<b>【方法】</b>中薬大辞典(上海科学技術出版社 小学館編(1998))により病気の予防や健康増進に寄与する薬膳食材について整理した。1)薬膳食材を19種の作用別(解表・清熱・散寒・瀉下・利水滲湿・理気・活血化瘀・化痰・止咳平喘・消食・袪暑・袪風除湿・補気・補血・補陽・補陰・安神・収渋・平肝熄風)に整理、2)整理した薬膳食材を五味、五性、帰経で整理。...

    DOI

  • 生理学的薬物速度論(PBPK)解析

    樋坂 章博 ファルマシア 50 (7), 688_2-688_2, 2014

    ...薬物血中濃度の時間推移の再現を目的としており,得られたパラメータには具体的な意味が乏しい.これに対しPBPK解析は薬物動態を生理的な構造に基づき解析するもので,得られたパラメータは個体の代謝能力,血流量,臓器体積などと密接な関連がある.PBPK解析により,<i>in vitro</i>から<i>in vivo</i>の系統的外挿が初めて可能になる.PBPK解析はコンパートメント解析をより複雑にして臓器中薬物濃度...

    DOI

  • 小児の局在関連性てんかんに対するトピラマートの薬物動態ならびに安全性と有効性の検討

    大塚 頌子, 重松 秀夫, 吉永 治美, 赤坂 紀幸, 中川 栄二, 安西 有紀 てんかん研究 32 (1), 13-24, 2014

    ...また、薬物代謝酵素誘導作用をもつ抗てんかん薬の併用例に対して、非併用例では最高血漿中濃度(C<sub>max</sub>)が約1.5倍、血漿中薬物濃度-時間曲線下面積(AUC<sub>0-τ</sub>)が約1.8倍であった。主な副作用として、傾眠、血中重炭酸塩減少、食欲減退、体重減少が認められた。薬物動態試験期間のてんかん発作発現頻度減少率の中央値は41.2%であった。...

    DOI 医中誌 参考文献3件

  • 再弁置換術を施行した静注薬物常用患者における人工弁感染の1例

    田中 睦郎, 岡本 実 日本心臓血管外科学会雑誌 43 (5), 274-278, 2014

    ...判明した症例を経験したので報告する.症例は21歳女性.以前,われわれが静注薬物常用者におけるIE症例として報告した患者で2010年11月に僧帽弁置換術,三尖弁形成術が施行されている.術後5カ月目から外来通院を自己中断し,2012年2月に発熱と全身倦怠感を主訴に当院搬送となった.血液培養は陰性であったが,人工弁に疣贅を認め,血液検査では白血球値とCRP値の上昇が認められたためPVEと診断された.また尿中薬物検査...

    DOI 医中誌

  • 「臨床第I相試験を担保する安全域の考え方」に関する製薬企業へのアンケート調査結果

    鈴木 睦, 佐々木 正治, 服部 慎一, 森山 賢二, 戸和 秀一, 下元 貴澄, 小崎 司, 友廣 雅之, 韓 大健, 田口 和彦, 本山 径子, 荻野 大和, 小林 章男, 三浦 慎一, 中村 和市 日本毒性学会学術年会 41.1 (0), W9-2-, 2014

    ...その結果、安全域を考える上で血漿中薬物濃度が重要視されていることからTK測定は定着したものの、蛋白質結合体と非結合体とのどちらを考慮するかは意見が分かれた。ヒト由来材料を用いた成績やPK/PDシミュレーションデータは、開発段階で取得されるが、信頼性や外挿性の観点から十分な活用に至っていない実状が伺えた。...

    DOI

  • Part 2:小動物Plasma Micro-Samplingに対応するための高感度LC/MS/MS測定技術の確立と検証

    仁井 一夫, 斧研 雅子, 永江 祐輔, 富樫 一天, 山口 建, 公平 陽子, 田村 恵梨子 日本毒性学会学術年会 41.1 (0), P-133-, 2014

    ...バイオアナリシス(生体試料中薬物濃度測定)においても、上記3Rの観点から、血漿などのサンプル使用量を下げる取り組みとして、濾紙に血液をスポットして乾燥させたDried Blood Spots(DBS)が報告されているが、スポット時の実験者の手技の差や血液のヘマトクリット値の差によるスポットの広がりが薬物濃度定量値に影響することなどが報告されている。...

    DOI

  • 地方化的空间 : 大行与毫州的互构

    傅 琦 2012年度 京都大学・南京大学社会人類学若手研究者共同ワークショップ報告論文集 = 2012年度 南京大学-京都大学社会学人类学研究生论坛报告书 = The Proceeding of Nanjing University-Kyoto University Sociology and Anthropology Workshop, 2012 27-38, 2013-01-21

    ...安徽毫州中药材交易市场的田野调查与研究结果表明, 毫州药都地位的稳固与发展仅依靠市场自身的作用是不可能达成的。在这过程中, 地方政府的角色不容低估, 地方政府设立大行是个关键环节。作为地方化的空间, 大行的设立与地方历史一脉相承。大行促成了地方市场存在"场内"、"场外"之别。这同时也是两类社会空间。作为空间化的地方, 毫州的药都地位正是经由场内空间对象征资本的积聚而得到稳固。...

    機関リポジトリ

  • GÖttingen系ミニブタを用いた経皮投与における投与方法及び皮膚状態の違いによる薬物吸収性の比較

    遠藤 和守, 小倉 宏之, 石井 宏幸, 細田 秀勝, 室伏 克樹, 原田 智隆, 大西 康之, 倉田 祥正 日本毒性学会学術年会 40.1 (0), 2002132-, 2013

    ...皮脂および汚れを除去する.体表面積の6%となる面積のガーゼを複数枚用意し,投与液をガーゼに均一に浸み込ませる.このガーゼを用い各投与法を実施した.また,テープストリッピングにより皮膚損傷モデルを作成した後,損傷度合いを把握するためにTEWL(trans epidermal water loss)値を測定し指標とした.各投与の投与前,投与後0.5,1,4および24時間に前大静脈洞より血液を採取し,血漿中薬物濃度測定...

    DOI 医中誌

  • ペガシス<SUP>®</SUP>(ペグインターフェロン アルファ―2a(40kD))の開発の経緯

    羽賀 智宏, 齋藤 智久 Drug Delivery System 28 (3), 189-196, 2013

    ...ペグインターフェロン アルファ―2a (ペガシス<SUP>®</SUP>)は、従来型 IFNα―2a に40kDの分枝型 PEG で化学修飾することにより、血中薬物消失時間を延長し、生体内IFN活性を長時間持続させ、従来の週3回投与から週1回投与を可能にした製剤である。またこのことにより、C型慢性肝炎及びB型慢性肝炎患者に対する治療成績が向上した。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献20件

  • 治療中にバンコマイシン感受性が変化した難治性MRSA 感染性心内膜炎の例

    有馬 慶太郎, 土屋 恵司, 石垣 瑞彦, 今田 義夫 Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery 29 (6), 360-366, 2013

    ...検出されたメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)のVCMの最小発育阻止濃度(MIC)が途中1から2μg/mL に変化し菌血症も遷延したため,heterogeneous vancomycin intermediate Staphylococcus aureus(hVISA)の存在を疑い,テイコプラニン(TEIC)に変更,さらにアルベカシン(ABK),リネゾリド(LZD)を併用し菌血症は改善した.治療中薬物副作用...

    DOI 医中誌

  • 慢性腎臓病 (CKD) 患者への歯科薬物療法—薬物動態学的考察—

    山田 庄司 Dental Medicine Research 33 (1), 43-50, 2013

    ...腎排泄型薬物を半減期が延長しているCKD患者に健常者と同じように反復投与すると, 定常状態における平均血漿中薬物濃度 (Cssave) は高くなりすぎます. 腎機能が低下したCKD患者に対しては血清クレアチニン値 (Ccr) などから腎機能を評価して, 薬物動態理論に基づいた補正係数を用いることにより, 患者の腎機能に応じた薬物投与計画を立てることができます....

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 参考文献15件

  • 安中散短期投与のミダゾラム代謝に及ぼす影響

    三邉 武彦, 戸嶋 洋和, 龍 家圭, 小林 義人, 近藤 泰之, 小口 勝司, 西村 有希, 内田 直樹, 岩瀬 万里子, 張本 敏江, 川上 桃子, 小林 真一 昭和学士会雑誌 73 (2), 67-75, 2013

    ...対して汎用されている安中散の薬物代謝酵素チトクロームP450(CYP)3Aを介する相互作用を検討してきた.その結果,安中散をラットに1週間反復投与することにより,CYP3Aの指標薬物であるミダゾラム(MDZ)の経口投与後の血中濃度が上昇し,これは安中散に含まれる成分の代謝物が小腸CYP3Aを阻害した結果,生じることを示唆した.さらに臨床試験においても,安中散1日3回6日間の反復投与によりMDZの血中薬物濃度下面積...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • P-1-F2-14 ブロビアックカテーテル®と在宅往診医が在宅管理に寄与した一例

    山本 敦子, 渡辺 章充, 南風原 明子, 白井 謙太郎, 白久 博史, 掘 哲夫, 遠藤 拓男 日本重症心身障害学会誌 38 (2), 340-340, 2013

    ...7歳時に緑膿菌による肺化膿症で長期入院を要し、途中薬剤の皮下漏出による潰瘍を経験した。8歳時、肺炎で入院した際の家族の付き添いをめぐってトラブルになり、転院を検討。話合いの結果、在宅往診医の併診を受けることになり、ブロビアック®を用いて抗生剤治療を行うことで入院を激減させることができた。途中、ブロビアック®の閉塞や創部感染の合併があるが、家族の満足度は高く強い希望で再留置している。...

    DOI

  • 〈原著〉進行肺腺癌を対象としたGefitinib/S-1併用療法第I相臨床試験

    清田, 秀美, 岡本, 勇, 田中, 薫, 林, 秀敏, 寺嶋, 応顕, 藤阪, 保仁, 鶴谷, 純司, 宮﨑, 昌樹, 倉田, 宝保, 中川, 和彦 近畿大学医学雑誌 37 (3-4), 139-147, 2012-09-01

    ...:60mg/m^2/day,Level 2:80mg/m^2/day)1日2回内服を併用開始し,以降Gefitinib連日内服,S-1は2週間内服1週間休薬をもって1コース(21日間隔)とした.用量制限毒性はLevel 1の3例で認めず,Level 2では6例中2例(ALP高値,AST・ALT高値)に認められたが2例とも休薬により改善した為,推奨投与量をLevel 2と決定した.本試験に付随する血中薬物動態試験...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 並列麻酔の是非

    古家 仁 日本臨床麻酔学会誌 32 (2), 160-167, 2012

    ...  欧米諸国では,麻酔薬を投与する症例はすべて麻酔科医が管理することが基本である.しかしわが国では全身麻酔に関してさえも麻酔科医以外の医療従事者が管理している場合が見受けられる.国民にとってそのような麻酔科医療は避けるべきであり,この問題は早急に解決されねばならない.また,わが国では麻酔科医は単独で術中薬剤の調整,投与を行っており,医療安全上避けるべきである.この解決策として欧米において一般的である...

    DOI 参考文献6件

  • 尿中薬物簡易スクリーニングキット2製品の比較検討

    杉村 朋子, 原 健二, 久保 真一, 西田 武司, 弓削 理絵, 石倉 宏恭 日本救急医学会雑誌 23 (12), 842-850, 2012

    Triage DOA (Sysmex Corporation) has been used to date in tertiary emergency centers, in carrying out simple drug screening from urine samples. In November, 2010, a urinalysis kit INSTANT-VIEW M-I …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献2件

  • 腎機能障害患者における抗不整脈薬の使い方

    志賀 剛 心電図 32 (4), 327-332, 2012

    ...出現する危険性がある.また,高齢者はたとえ血清クレアチニン値が正常であっても,実際の糸球体濾過量は低下していることから,腎機能障害患者として対応することが肝要である.薬物の腎排泄には糸球体濾過,近位尿細管分泌,遠位尿細管での再吸収の大きく3つの機序がかかわる.一般に薬物の腎クリアランスは糸球体濾過量に比例するため,必要に応じて減量,あるいは投与間隔をあける.薬物動態への影響が懸念される場合は適時血中薬物濃度...

    DOI 医中誌 参考文献15件

  • 交通事故関連法医解剖におけるアルコールと薬物の検出

    米満 孝聖, 大島 徹, 西谷 陽子 日本交通科学学会誌 12 (1), 3-12, 2012

    ...血中アルコール濃度と尿中薬物スクリーニング検査は解剖時に、それぞれガスクロマトグラフィーと市販の簡易検査キット(TriageDOA<sup>Ⓡ</sup>)を用いて実施した。尿中薬物スクリーニング検査結果が陽性の事例については、冷凍保存してあった血清を用いて、ガスクロマトグラフィー質量分析法(GC-MS)で確認分析した。...

    DOI

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