検索結果を絞り込む

データ種別

本文・本体へのリンク

検索結果 11 件

  • 1 / 1

  • 【書評】久住真也著『王政復古 : 天皇と将軍の明治維新』

    宮瀧, 交二 大東史学 4 117-121, 2022-03-15

    ...従来、「王政復古」は、政変・事件として理解されてきたが、久住真也氏はこれを「政治君主としての天皇を生み出す歴史の流れ」と捉えた。また、従来、対立的に検討されてきた将軍と天皇を、その「連続性」に注目して再評価したことも、新たな視点である。このように本書(久住真也『王政復古 天皇と将軍の明治維新』)は、今後の幕末・明治維新史に大きな問題を提起した一書である。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 徳川慶喜居所考 : 慶応三年の「将軍邸会議」

    久住, 真也 大東文化大学紀要. 人文科学 60 400(21)-381(40), 2022-02-28

    本稿は、一五代将軍徳川慶喜の政治活動の拠点について再考し、その意義について考えるものである。慶喜は終始在京将軍であったが、その政治活動の拠点は長く二条城であったと考えられてきた。それは、戦前の主要文献の見解から始まり、戦後の諸研究で踏襲され定説に近いものになっている。しかし、慶応三年の「四侯会議」を中心に検討した結果、慶喜は二条城の南西にある通称「若州屋敷」を拠点に政治活動を展開し、その「将軍邸…

    機関リポジトリ Web Site

  • 将軍上洛錦絵の考察 : 三枚続を中心に

    久住, 真也 大東史学 2 65-90, 2020-03-15

    14代将軍徳川家茂による文久3年の上洛を描いた錦絵について、特に三枚続を中心に検討したものである。家茂を描いた錦絵の三枚続の総数を把握し、そこでの将軍の描かれ方や、上洛後の参内や行幸を描いた図像の検討を行った。また、この上洛錦絵が出版された江戸の社会状況についても検討し、上洛錦絵の出版は、当時危機的な状況にあった江戸の人々による、開運と天下泰平を祈るメッセージが反映していると結論した。

    機関リポジトリ Web Site

  • 徳川家茂の学問 : 幕末維新期の時代状況との関連から

    久住, 真也 大東史学 1 45-70, 2019-03-15

    14代将軍徳川家茂の学問について検討したものである。家茂の江戸城や二条城、大坂城での学問奨励と自らの学習方法に注目し、そこから幕末維新期の君主層の政治スタイルを探ることを目的とした。そのなかで、文久改革による政治の転換や長州出兵による大坂の長期滞在と関連に注意するとともに、家茂の『日本外史』会読の持つ意味を、家茂の政治姿勢との関連から考察した。

    機関リポジトリ Web Site

  • 1 / 1
ページトップへ