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検索結果 139 件

  • 1 / 1

  • 地中海における地球温暖化時代の海洋生物多様性

    BOUDOURESQUE Charles-François, BLANFUNE Aurélie, CHANGEUX Thomas, PERGENT Gérard, PERRET-BOUDOURESQUE Michèle, RUITTON Sandrine, THIBAUT Thierry La mer 61 (3-4), 189-231, 2024-03-27

    ...このような生物多様性への影響の原因は様々であるが,沿岸開発,乱獲,外来種の侵入の3 つが主な原因となっている。地球温暖化もその一翼を担い始めており,21 世紀中に顕著に増加すると考えられるが,現在のところ,他の人為的な原因には遠く及ばない。地球温暖化の進行する影響や不可逆的影響に対する懸念は全く正当なものである。...

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  • 生計と休養の場として相剋する海:韓国蔚山海女村を事例に

    李, 善愛, 金, 大永 宮崎公立大学人文学部紀要 31 (1), 1-14, 2024-03-08

    ...海女は60年以上生計の場として占有されてきた漁場が、観光客として漁村を訪れる都市住民の休養や余暇活動の場となることに乱獲の恐れのため激しく抵抗し、誰のものでもなく誰でも利用できる海を独占しようとする海女たちに観光客は強い反感を持つようになっている。...

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  • 絶滅危惧種オキナワセッコクの自生地と森林環境

    阿部 真, 安部 哲人, 阿部 篤志, 高嶋 敦史, 宮本 麻子, 齋藤 和彦, 小高 信彦 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 656-, 2023-05-30

    ...森林伐採や乱獲のために激減したとされ、環境省と沖縄県が絶滅危惧種(それぞれIB類、IA類)に指定する。この野生株の分布から適切な保護・回復のために有効な森林管理を検討し、これまでに、本種が成熟林に依存し着生木(ホスト)樹種の選好性があること、また、野生株の多くは国立公園の整備に伴い保護区域に含まれるようになったことを明らかにした。...

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  • 自治会活動による希少種保全の可能性

    畑中 健一郎 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 51-, 2023

    ...①組織的に安定した活動の展開,②定年退職後で時間的に余裕のある元気な住民の協力,②地域の宝として保全するとともに地域の活性化にも活用,④広報誌を通じて繰り返し住民へ周知することで乱獲者の侵入を防止,⑤コミュニティスクールの制度を活用した学校との連携,⑥行政への働きかけが容易,などが考えられる。...

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  • [招待講演]宝石サンゴの持続的利用に向けた地球科学的研究

    奥村 知世, 公文 富士夫 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 81-, 2023

    ...時には、金よりも高値で取引されることもあり、乱獲や密漁の対象となるため、近年、国際的にも資源の枯渇が懸念される状況にある。宝石サンゴの研究は、地中海沖のベニサンゴ(<i>Corallium rubrum</i>)で先進的に進められてきたものの、近年、日本近海の種でもさまざまな側面での精力的な研究が進められつつある。...

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  • 人工沈香の開発に繋がる「沈香の香り成分生合成」に関わる鍵酵素

    森田 洋行, 史 社坡 におい・かおり環境学会誌 53 (4), 242-253, 2022-07-25

    ...<p>沈香は高貴な香りのする高級香木として古来より重宝されてきた.その稀少性故に高値で取引される香木であり,乱獲が相次いだため,そのもとになる植物の数は激減している.しかし,沈香を確実に栽培する方法は未だ開発されるに至っていない.沈香の香りは主として,2-(2-フェニルエチル)クロモン類(PECs)由来である.本稿では,つい最近,著者らが同定したその骨格を形成する鍵酵素の特徴とそれにより見えてきたPECs...

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  • 明治期の南鳥島産鳥類標本の情報復元

    小林 さやか, 加藤 克 山階鳥類学雑誌 54 (1), 103-139, 2022-07-02

    <p>On Minamitorishima Island, the easternmost island of Japan, 11 species of seabirds were breeding during the Meiji period (about 120 years ago). However, by 1952, nine of these species no longer …

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  • 高等学校生物における生物多様性教材の開発

    梅澤 和也, 角田 裕志 生物教育 64 (1), 2-8, 2022

    ...<p>乱獲や生息地破壊,人間の適度な関わりの低下,化学物質や外来生物,大規模な気候変動など,人間活動による生物多様性の低下が指摘されるようになり,高等学校生物における生物多様性と生態系に関する教育の重要性が増している.本研究では,「生物の多様性と生態系」の授業で用いることのできる「淡水魚類の生物多様性」教材を開発した.まず,埼玉県川越市の新河岸川をフィールドワークの調査地に設定し,3季136回の魚類採捕調査...

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  • 沖縄島沿岸域におけるメアジ<i>Selar crumenophthalmus</i>の生活史特性

    上原 匡人, 辻 拓夢, 太田 格, 海老沢 明彦, 立原 一憲 水産海洋研究 85 (3), 153-163, 2021-08-25

    ...の小型個体[8–9 cm fork length (FL)]は,7月に出現し始め,経月的に成長した後,孵化後1年で19–24 cm FLに達した.本種は,この頃に魚食性を強め,雌の約8割が成熟した.産卵期は,7–9月を盛期とする4–10月であり,平均孕卵数が10.9万粒と推定された.沖縄島沿岸域では,本種は主に定置網で漁獲され,8–12月にかけて小型群が水揚げ個体のおおむね30%以上を占めた.成長乱獲...

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  • 科学ジャーナリスト賞2021

    坂本 昌信, 遠藤 竜哉, 西浦 博, 高木 徹 日本科学技術ジャーナリスト会議 会報 2021 (99), 4-, 2021

    <p><b>科学ジャーナリスト賞2021受賞作品</b></p><p>●新聞連載「サクラエビ異変」<br />    静岡新聞社清水支局長 坂本 昌信、同社編集局文化生活部記者 遠藤 竜哉</p><p>●「理論疫学者・西浦博の挑戦 新型コロナからいのちを守れ!」<br />    京都大学大学院医学系研究科教授 西浦 博、作家 川端 …

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  • 絶滅危惧種オキナワセッコクの自生地と森林管理(2)

    阿部 真, 阿部 篤志, 齋藤 和彦, 高嶋 敦史, 高橋 與明, 宮本 麻子, 小高 信彦 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 807-, 2020-05-25

    ...戦後の森林伐採や乱獲のために激減したとされ、環境省と沖縄県が絶滅危惧種(それぞれIB類、IA類)に指定する。本研究は、本種野生株の分布情報から、その適切な保護・回復のために有効な森林管理を検討する。これまでに本種が成熟林に依存すること、着生木(ホスト)樹種の選好性があること、また、2018年までに整備された国立公園の保護区域が現生する株の多くをカバーすることを明らかにした。...

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  • 道東沿岸域において再定着しつつあるラッコの摂餌生態の解明 ―日米北太平洋ラッコ研究グループ―

    三谷 曜子, 北野 雄大, 鈴木 一平 自然保護助成基金助成成果報告書 28 (0), 116-122, 2020-01-10

    ...<p>北海道周辺におけるラッコは北方四島を除く全域にて,毛皮を目的とした乱獲により姿を消したとされていたが,2014年にラッコの親子が北海道東部(道東)で確認されて以降,徐々に目撃数が増えている.本研究では,道東沿岸域に再定着しつつあるラッコが,生態系に与える影響について定量化することを目指し,ラッコの行動観察による,行動分類と餌生物判別を行い,アラスカ個体群と比較した.ラッコの行動は,陸,および船上...

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  • 小笠原諸島における撹乱の歴史と外来生物が鳥類に与える影響

    川上 和人 日本鳥学会誌 68 (2), 237-262, 2019-10-25

    ...を保存するとともに高い固有種率を示しており,2011年にユネスコの世界自然遺産に登録された.しかし,1830年から始まった近代の入植により,森林伐採や侵略的外来種の移入などが生じ,在来生物相は大きな影響を受けている.小笠原では2種の外来種を含む20種の陸鳥と21種の海鳥の繁殖が記録されている.このうち7種の固有種・亜種が絶滅し,5種の繁殖集団が諸島から消滅している.絶滅の原因は,主に生息地の消失,乱獲...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献54件

  • 絶滅危惧種オキナワセッコクの自生地と森林管理

    阿部 真, 阿部 篤志, 齋藤 和彦, 高嶋 敦史, 安部 哲人, 高橋 與明, 宮本 麻子, 小高 信彦 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 630-, 2019-05-27

    ...<p>沖縄島北部やんばるに固有の着生ラン、オキナワセッコク(<i>Dendrobium okinawense</i> Hatusima et Ida)は、地域を代表する植物種のひとつだが、森林伐採や乱獲により激減したとされる。発表者らはこれまで、着生木(ホスト)について樹種の選好性を明らかにし、また、林分情報の整理から分布における成熟林の重要性を指摘した。...

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  • 神奈川県におけるシカによる森林被害

    永田 幸志 日本緑化工学会誌 44 (3), 475-478, 2019-02-28

    ...丹沢山地におけるシカ問題は,戦後の乱獲による絶滅の危機,保護施策による個体数回復と造林地拡大による林業被害の発生,自然植生への影響の深刻化の3回の局面に整理されている。丹沢山地におけるシカによる森林被害は,低中標高域のスギ・ヒノキ人工林における造林木被害と高標高域の自然林での自然植生劣化があり,現在,シカ管理計画等による取り組みが進められている。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献3件

  • 宝石珊瑚の微量元素組成

    猿渡 和子, 三浦 真, 岩崎 望 宝石学会(日本)講演会要旨 41 (0), 21-21, 2019

    ...近年、価格の高騰によって、乱獲や密漁が横行し、資源の枯渇が心配されています。これらの問題の解決策の一つとして、科学的に日本産と証明することが考えられます。Vielzeuf et al. (2018)によると、レーザーアブレーション誘導結合プラズマ質量分析装置(LA-ICP-MS)を用いた化学組成分析によって、地中海産と太平洋産のPbとBa比に違いがでることが指摘されました。...

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  • 磯焼けへの対応にみる順応的資源ガバナンス

    池口 明子, 横山 貴史, 橋爪 孝介 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 188-, 2019

    ...<br><br>3.漁法選択とガバナンスの変化:小値賀島の事例<br><br> 小値賀島におけるアワビ資源管理は古くは1899年に記録があり,以来多くの取り組みがなされてきた.1966年のウェットスーツの導入で乱獲が危惧されるようになると,1976年に総量規制によるアワビの資源管理が開始された.しかし,1987年の台風被害からの復興資金として過剰な漁獲が起こった上,磯焼けで餌料不足,成熟不良となり資源減少...

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  • 漁場利用をめぐる主体間関係の分析に向けた方法論的検討

    吉田 国光 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 51-, 2019

    ...そのため水産資源をめぐる諸課題は,乱獲の抑制や持続的な利用,途上国における貧困の克服に向けた経済活動など様々な観点から重要な研究テーマであり続けている。地理学においては,気候変動に対するローカルな対応や,貧困の克服に向けた漁業者による水産資源を利用したローカルな経済活動といったような研究が進められつつある(Belton and Bush 2014など)。...

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  • 絶滅危惧種オキナワセッコクの生育環境:施業履歴と森林構造

    阿部 真, 齋藤 和彦, 中西 晃, 小高 信彦, 高嶋 敦史 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 624-, 2018-05-28

    ...森林伐採や乱獲のため激減したとされるが、生態についての知見は僅かであり、同種を適切に保護し、さらに野生回復を図るためには、分布や生育の特性を把握する必要がある。同種の野生株の着生木(ホスト)について、樹種の選好性を報告した昨年度に続き、オキナワセッコクと森林の履歴や構造、地形との関係を解析した。...

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  • CNNを用いた魚群音響画像に基づく魚種推定

    平間 友大, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲, 鈴木 恵二, 和田 雅昭 人工知能学会第二種研究会資料 2018 (SAI-031), 04-, 2018-03-01

    ...<p>近年、漁業の乱獲などによって水産資源の枯渇が問題となっており、魚種ごとの資源管理が課題とされている。しかし、受動的漁法である定置網漁法において、漁獲量を調整することが難しい。そこで、本研究は定置網漁場に設置された魚群探知機によって得られる音響画像を用いて、Deep Learningによる定置網内の魚種・漁獲量推定のアプローチを行い、推定モデルの有効性を検証する。</p>...

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  • 魚探音響画像に基づく魚種推定モデルの検証

    平間 友大, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲, 鈴木 恵二, 和田 雅昭 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2018 (0), 1B2OS11b02-1B2OS11b02, 2018

    ...<p>近年、漁業の乱獲などによって水産資源の枯渇が問題となっており、魚種ごとの資源管理が課題とされている。しかし、受動的漁法である定置網漁法において、漁獲量を調整することが難しい。そこで、本研究は定置網漁場に 設置された魚群探知機によって得られる音響画像を用いて、魚探音響画像に基づく魚種推定モデルの検証を行う。</p>...

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  • 〈調査報告〉動物園動物由来組織を用いた保存研究~動物園・水族館との知の共有に向けて~

    安齋, 政幸, 東, 里香, 久保, 盛恵, 野々上, 範之, 高見, 一利, 宮下, 実, 村井, 仁志, 永井, 宏平, 小橋, 朱里, 折杉, 卓哉, 細井, 美彦 近畿大学先端技術総合研究所紀要 (22) 25-34, 2017-03-31

    ...現在、自然環境の悪化や乱獲などにより、かつてないスピードで種の絶滅が進んでいる。さらに、国内の動物園や水族館施設では、大小を問わず約6,000 種を超える動物が飼育されるに至っているが、多くの動物種ではヒトと同様にこれから迎える高齢化と繁殖効率の低下が深刻な問題の一つとされている。我々は、この貴重な動物種の遺伝資源の保存の一つとして、生殖細胞のみならず動物組織を用いた保存方法を検討している。...

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  • 斜面に設置した粗石の粒径がウナギの登坂特性に及ぼす影響

    鬼束 幸樹, 秋山 壽一郎, 國﨑 晃平, 武田 知秀, 泉 孝佑 土木学会論文集G(環境) 73 (7), III_345-III_350, 2017

    ...近年,河川におけるウナギの個体数が激減している.この原因として,乱獲や河川環境の悪化などが推定されており,改善の必要性が指摘されている.ところが,ウナギの生態やウナギ用魚道に関する研究がほとんど進んでいないのが現状である.ウナギ用魚道はウナギの遊泳能力に加えて,水で濡れた斜面の登坂能力を考慮して設計することが合理的である.本研究では斜面の傾斜を一定にし,斜面に配置する粗石の粒径を変化させて,クロコウナギ...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件 被引用文献1件 参考文献5件

  • やんばる固有種オキナワセッコクの着生木選択

    阿部 真, 小高 信彦, 高嶋 敦史, 安部 哲人, 齋藤 和彦, 正木 隆 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 502-, 2017

    ...希少な生態系を評価されるやんばる地域においてフラッグシップ種のひとつに挙げられるが、森林伐採や乱獲のために激減したとされる。同種の野生回復に繋がる知見はほとんどなく、環境省と沖縄県は、それぞれ絶滅危惧種IB 類(EN)・IA 類(CR)に指定する。演者らは、北部の国頭村の森林を2015 年から2016 年にかけて踏査し、同種の自生株について約50 株を確認した。...

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  • ユキヒョウとモンゴル遊牧民

    相馬 拓也 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100051-, 2017

    ...しかし、ユキヒョウによる家畜被害の増加は、遊牧民自身の生活態度と環境配慮の欠如、例えば(PR<sub>1</sub>) タルバガンの乱獲、(PR<sub>2</sub>) 家畜の過大所有と過放牧、(PR<sub>3</sub>) 家畜防衛の怠り、などに起因する可能性もある。いわば遊牧民自身も、家畜をユキヒョウから守る努力を怠っている側面は否めない。...

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  • アサリ資源の減少に関する議論への再訪

    鳥羽 光晴 日本水産学会誌 83 (6), 914-941, 2017

    ...減少には埋め立てと乱獲が関与した可能性があったが,貧酸素,河川出水,冬季の波浪減耗,食害生物,病虫害,餌料環境等の関与が指摘され,最終的に原因が特定されている海域はなかった。漁獲量に影響する要因は時間とともに変化しているため,過去の減少と現在の回復不全の要因は異なる可能性があり,減少時期を特定した議論が重要と思われた。原因の特定には各要因の影響を定量的に評価した上での比較検討が必要であろう。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献9件 参考文献48件

  • 異なる土壌を用いたサギソウの栽培条件検討

    立花, 耕, 武田, 征士 京都府立大学学術報告. 生命環境学 (68) 1-5, 2016-12-25

    ...サギソウはシラサギが羽ばたくような花弁をもつ美しい野生ランの一種であるが,近年では生息地である湿地の減少や乱獲などにより絶滅の危機にさらされている。貴重な遺伝資源保護のために栽培法を確立することが重要であるが,これまで報告された情報はいずれも栽培家の経験的なものばかりで,土壌の違いが生育に及ぼす影響を科学的に調べたものはなかった。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 「育てる漁業」の高度化をめざしてタイと共同研究

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2016 (11), 12-13, 2016-11-01

    ...しかし、近年は世界的に水産物の需要が急増しており、天然資源の乱獲が心配されている。そこで期待されるのが「育てる漁業」だ。すでに、世界の食用の養殖水産物は全体の5割以上を占めているが、養殖現場では感染症の多発や飼料の確保、食品としての安全性確保など課題も少なくない。さらに、安定した事業継続のために市場価値の高い魚介類の養殖が望まれている。...

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  • 魚食文化の発展・創造に向けた家庭科の授業デザイン

    中川 寛大, 堀内 かおる 日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集 59 (0), 30-, 2016

    ...「魚介類は資源である」に「そう思う」と回答した生徒は89.2%、「魚介類を乱獲していないか気になる」に「そう思う」と回答した生徒は73.5%である一方、「魚介類の育成・漁獲・流通過程について関心がある」に「そう思う」と回答した生徒は37.1%であり、魚介類は資源であり、乱獲してはいけないと捉えながらも、実際には魚介類の育成・漁獲・流通過程を注視しない現状が示唆された。<br><b>3....

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  • 美しきものと政治的なもの

    森 正人 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100140-, 2016

    ...トキの野生絶滅は人間による乱獲に起因するものであり、その意味では人新世的なものである。しかし同時にトキの絶滅は日本的なるものの消滅を訴えかけもする。2011年、世界農業遺産への「トキと共生する佐渡の里山」の登録という出来事は、トキの国民主義化を引き立たせる一例である。...

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  • ギリシャ・カロニ湾における小規模漁業の漁場利用と漁家経営

    崎田 誠志郎 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100221-, 2016

    ...<br> 個々の漁船におけるバルブニ漁の操業実態はCFPや国内法の規制を下回っていたことから,漁業規模の拡大や漁獲効率の向上を図る法的余地は存在する.しかし,バルブニ漁の小規模性は地域の生態・社会・経済的要因に規定されている側面が強く,漁家経営の改善には漁業者間の温度差もある.加えて,漁協役員や行政関係者からは,現状において,すでにカロニ湾ではバルブニなどの漁業資源が乱獲状態にあるという懸念がしばしば...

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  • 五島列島におけるカワウソの分布と絶滅

    上田 浩一, 安田 雅俊 哺乳類科学 56 (2), 151-157, 2016

    ...における,絶滅種カワウソ<i>Lutra lutra</i>の過去の分布を明らかにするために,公立図書館等における文献調査と年配の地域住民への聞き取り調査を行った.カワウソに関する9件の文献資料と8例の証言から,かつて五島列島にカワウソが広く分布したことが強く示唆された.本地域におけるカワウソの生息記録は,文献では1950年代まで,目撃情報では1981年まであった.本地域個体群の絶滅には,かつての乱獲...

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  • NEWS & TOPICS

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2015 (10), 14-15, 2015-10-01

    ...<p> JSTの最近のニュースから</p> <p>【研究成果】マグロの乱獲を超えて 世界初、キハダを卵から幼魚まで飼育に成功</p> <p>【データベース公開】「一発検索」で研究仲間、企業を見つけよう JSTの研究課題・成果のデータベースを公開</p> <p>【イベント】不思議なトランプカードやドレミを奏でるLEDを体験</p> <p>【表彰】独創性の高い大学発ベンチャーを表彰 「大学発ベンチャー表彰...

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  • 伊勢湾南部の保護水面におけるアサリ資源量の長期変動

    羽生, 和弘 三重県水産研究所研究報告 = Bulletin of Mie Prefecture Fisheries Research Institute (24) 19-36, 2015-03

    ...保護水面におけるアサリ資源の減少は1970年代以降の乱獲や密漁だけでは説明がつかなかった。別の海域に存在する母貝資源量とそこからの幼生供給量が1960年代以降何らかの影響により減少したことも保護水面および伊勢湾のアサリ資源の減少をもたらしたと推察された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 水産物に対する消費者意識の影響要因に関する分析

    木南, 莉莉, 古澤, 慎一 新潟大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Niigata University 66 (2), 71-84, 2014-03

    ...一方、日本の近海において乱獲による良質な漁業資源の減少が魚介類の価格低迷の要因となり、漁業者の経営を悪化させることが懸念されている。持続可能な水産業の発展を実現させるためには、漁業資源の保護と健全な利用の両立が求められており、消費者側からの支えも重要であると考えられる。すなわち、制度の設計には新たな水産物需要の開発による消費拡大策も含む必要がある。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 合成生物学的手法による有用サポニン生産に向けて

    澤井 学 ファルマシア 50 (8), 812-812, 2014

    ...近年,薬用植物を含む有用植物資源の乱獲などによる枯渇の危惧から,それら植物が生成する有用物質の組換え微生物等を用いた代替生産に向けた研究開発が行われている.今回Mosesらは,ミシマサイコのサイコサポニン生合成にかかわるシトクロムP450(CYP)を同定し,遺伝子組換え酵母によるサポニン生成に成功したので紹介する.<br>なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである....

    DOI 医中誌

  • 石狩海岸における海浜環境の多様性とその保全への取り組み

    松島 肇, 有田 英之, 内藤 華子, 菅原 峻 景観生態学 19 (1), 41-49, 2014

    ...では多様な生態系が維持され,特に植生景観としては汀線から海岸林まで明確な成帯構造を維持している.自然草原と自然林で構成される石狩海岸の成帯構造は,他地域の自然度の高いと言われる砂浜海岸と比較しても高い自然度を有し,85%の植生が植生自然度8以上であった.このような砂浜海岸は周辺人口220万人にも及ぶ札幌圏のような大都市圏においては皆無であった.しかし,1970年代以降,食用に供されるハマボウフウの乱獲...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献3件

  • 千葉県いすみ市における持続可能な漁業への取り組み

    橋爪 孝介 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100248-, 2014

    ...戦後、乱獲によりアワビの資源量が大幅に減少し、藻類やタコ、イセエビに漁獲対象が移っていく。イセエビが主要な漁獲対象として認識され始めるのは1970年代からであり、1976年頃には資源管理に向けて、標識を付けたイセエビの放流と再捕獲、県の捕獲規定に満たない大きさのイセエビ(以下「小エビ」とする)の放流事業を開始した。...

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  • 電位依存性ナトリウムチャネルアゴニスト バトラコトキシンの合成研究

    藤間 達哉, Matthew Logan, Justin Du Bois 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Oral26-, 2014

    ...しかし、乱獲によって産生する矢毒蛙が絶滅危惧種に指定されたことでその供給が困難となり、Na<sub>v</sub>に機能変化をもたらす詳細な作用機序は明らかとなっていない。このような背景に加え、ステロイド骨格にホモモルホリン環が形成された特徴的な縮環構造は他に類を見ず、合成化学における格好の研究対象とされてきた。...

    DOI

  • 10 台湾南部におけるパヤオを利用した漁業展開 -緑島地区と小琉球地区を事例とするモノグラフ報告-

    若林 良和, Wakabayashi Yoshikazu 国際常民文化研究叢書1 -漁場利用の比較研究-=International Center for Folk Culture Studies Monographs 1 -Comparative Research on Fishing Ground Use- 161-169, 2013-03-01

    ...乱獲や漁場環境の悪化などにより沿岸海域の水産資源が減少した台湾では、漁獲量・漁獲金額ともに減少して漁業経営は厳しい状況が続いていた。その打開策の一つとして、台湾政府(行政院農業委員会水産試験所)は1970 年代より、パヤオ(人工浮魚礁)を利用した漁業を推進した。 本稿の目的は、台湾南部の緑島地区と小琉球地区を事例にして、筆者の分類による「先端型」パヤオをめぐる漁業展開を明らかにすることである。...

    機関リポジトリ

  • 厚岸大黒島におけるゼニガタアザラシの岩礁別の上陸行動の特徴

    村井 一紀, 片貝 耕輔, 田村 善太郎, 小林 万里 霊長類研究 Supplement 29 (0), 181-, 2013

    ... 北海道東部の太平洋側沿岸に生息しているゼニガタアザラシ <i>Phoca vitulina stejnegeri</i>は,同じ岩礁を周年上陸場として利用するアザラシで,上陸場である岩礁を休息,繁殖,換毛に利用している.ゼニガタアザラシの個体数は,1970年代の乱獲により 400頭未満まで減少したが,1980年代以降は増加傾向にあり,現在は約 1,000頭以上が生息している.その為,2012年に環境省...

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  • 東日本におけるニホンザルの分布変化に影響する社会・環境要因

    江成 広斗 哺乳類科学 53 (1), 123-130, 2013

    ...19世紀後半から戦前にかけての乱獲によって,一時は大幅に退縮したニホンザル(<i>Macaca fuscata</i>)個体群の分布は,現在回復傾向にある.しかし,こうした近年の分布変化に影響する社会・環境要因を広域スケールから定量評価した事例は乏しい.そこで本研究では,冷温帯林が広がる東日本に位置する個体群を対象に,2002年から2009年にかけての分布拡大地域・非拡大地域・消滅地域を複数の社会・...

    DOI Web Site 参考文献22件

  • ニホンザルの社会性を考慮した選択的多頭捕獲による被害軽減

    清野 紘典, 中川 恒祐, 宇野 壮春 霊長類研究 Supplement 29 (0), 226-, 2013

    ... 全国的なサルの捕獲数は増加傾向で近年 2万頭 /年に達するが,被害問題は減少傾向になく,分布が拡大する地域もみられる.一方,過去の乱獲によって個体群が分断・消滅している地域があり,無計画な捕獲による個体群への不可逆的な影響が懸念されている.そのため,サルの個体数コントロールでは,群れ単位の総合的な被害管理を推進するとともに,適切なモニタリングに基づき保全を担保したうえで,効果的な被害軽減につながる...

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  • 釣りを活用した環境教育の可能性

    鈴木 一寛 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 65-, 2013

    ...うみんぐ大島では人為的に管理されている施設のため、乱獲などの釣り人の行き過ぎた行為に歯止めをかけられる。入場料の徴収により適宜稚魚放流や清掃行為によって、自然環境の回復に向けた対応策を講じている。また、島民が登録制で各体験プログラムの指導者を兼務している取組などから釣り関係業界の取組だけではなく、地元住民の理解と協力が重要であることがわかった。...

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  • 非経済的動機を導入した経済理論の可能性―カント的アプローチ

    奥島 真一郎, 吉原 直毅 経済研究 63 (4), 346-364, 2012-10-25

    ...本稿では,カント的道徳に則した非経済的動機を考慮した経済モデルを用いて,共有地経済における稀少資源の乱獲消費問題,協同的生産経済における平等主義的分配の労働インセンティブ問題,公共財の自発的供給問題について考察した.第1に,人々がカント道徳的な行動原理に基づいて行動する場合,さらに人々がナッシュ的に行動する社会であってもカント的道徳に基づく社会的エートスを諸個人が共有する場合には,共有地における稀少資源...

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  • 希少野生動物(トキ)飼育繁殖施設の獣医師

    和食 雄一 日本野生動物医学会誌 17 (1), 5-6, 2012-03-30

    ...<p> トキ(<i>Nipponia nippon</i>)は明治時代以降,乱獲や生息環境の悪化により生息数が激減し,1981年に日本の野生下から姿を消した。2003年には野生下から保護した最後の日本産の個体も死亡した。しかし,1999年に中国から1ペアのトキが贈呈され,この2羽を創始個体として佐渡トキ保護センターで繁殖,その後も中国から個体を導入しながら約200羽まで増加した。...

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  • 絶滅危惧種クマガイソウの鳥取県における自生状況

    永松, 大 山陰自然史研究 6 9-15, 2011-12-10

    ...クマガイソウは観賞用として商品価値が高く,乱獲や森林の手入れ不足により絶滅が懸念されている。本研究ではレッドデータブックとっとりの見直しにあたり,鳥取県内のクマガイソウ個体群の現状についてまとめた。鳥取県内で確認されているクマガイソウの自生集団は7カ所あるが,本研究では比較的規模の大きい東部の3集団について,個体群構造を記載した。...

    機関リポジトリ

  • 東北地方太平洋岸沖のキチジのVPR解析

    Noranarttragoon, Pavarot, Ueda, Yuji, Hattori, Tsutomu, Matsuishi, Takashi Fisheries Science 77 (4), 497-502, 2011-07

    The yield-per-recruit (YPR) analysis has been used to assess growth-overfishing of exploited fish stocks. Since the ex-vessel price per weight widely depends on the size of the fish, the result of …

    HANDLE 参考文献23件

  • 五島列島小値賀町における暖流系アワビ類の再生産関係からみた過剰漁獲

    堀井 豊充, 清本 節夫, 中村 慶幸 黒潮の資源海洋研究 = Fisheries biology and oceanography in the Kuroshio (12) 57-60, 2011-03

    ...この間,堀井(1999)および堀井他(2008)は資源量指数の推移からみて1987年以降の総漁獲量制限値が資源量水準に見合わぬ過大な値に設定されていたとし,資源学的根拠に欠けた総漁獲量管理はむしろ乱獲への引き金となりかねないことを示唆した。本報告では,当該海域における再生産関係を基に,漁獲の影響について評価を試みた。...

    日本農学文献記事索引

  • 青海湖の環境変化と湟魚資源の保護

    高木 秀和 人文地理学会大会 研究発表要旨 2011 (0), 57-57, 2011

    中国・青海省の青海湖には、寒冷な高地に位置する塩湖という環境に適応した湟魚という固有種が生息している。<BR> 本報告では、湟魚漁業の展開を整理したのち、環青海湖の環境変化と湟魚資源の保護の関係について述べる。

    DOI

  • ベトナム南部カンザー地区のマングローブ域に暮らす人々の生業活動とその持続可能性

    井上 理咲子, 藤本 潔, ファン バン チュン, カオ フイ ビン, フイ ドゥック ホアン, グエン フイ ハ ニュー 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 66-66, 2011

    ...その一方で、漁業従事者への聞き取り調査や同地区の人口推移から、漁業従事者の数は年々増加していると考えられ、漁獲量は漁民への聞き取り調査から以前よりも減少していると思われるため、水産物資源の乱獲が懸念される。また、自然に依存した形で行われる粗放的エビ養殖などの養殖業でも、稚エビの減少による収獲量の減少が問題となってきている。  漁業従事者には船上生活をして漁業を営む家族もみられる。...

    DOI

  • 水産物輸出拡大がもたらした沿岸漁業における構造変化とその課題

    耿 瑞, 佐野 雅昭, 久賀 みず保 地域漁業研究 51 (1), 43-64, 2010-10-01

    ...</p><p>第1に生産においては、輸出拡大における価格上昇を背景に、漁獲努力量が拡大、乱獲が発生し、資源管理規制が強化されたもののその効果はなかった。また、2008年以降の中国需要の縮減、輸出縮小を背景に価格が下落する。そこでは既にサイズの小型化が存在し、そうした状況に対しては積極的な対応は見られなかった。...

    DOI Web Site

  • 生物多様性からみた湿地としての琵琶湖

    西野 麻知子 日本地理学会発表要旨集 2010f (0), 179-179, 2010

    ...一方、上位3カテゴリーの貝類では、外来魚はゼロで、水位操作が脅威と考えられている種が最も多く、次いで湖岸改変や農薬等の有害物質による水質汚染、さらに河川改修、ほ場整備、乱獲の順だった(西野、2009)。<BR> 河川改修や湖岸改変、ほ場整備は、洪水など自然災害を防ぎ、効率的に土地の生産性を高めてきたが、その多くは大規模な地形改変と土地利用の変更を伴っていた。...

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  • 最近の中国ナマコ事情と陸奥湾産ナマコの対応方向

    澁谷, 長生 弘前大学農学生命科学部学術報告 (12) 7-18, 2009-12

    ...P.14 表1の新聞記事「乱獲深刻化 ナマコ急減」は、共同通信社提供、2009.4.22の「東奥日報」夕刊第1面掲載記事。リポジトリへの掲載許可を得ていないため、黒塗りの状態で掲載しました。 P.15 表2の新聞記事「陸奥湾ナマコ 高騰一変、輸出に陰り」は、2008.12.8、「週刊水産新聞」掲載記事。水産新聞社よりリポジトリへの掲載許可をいただきました。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件

  • ミャンマー植物インベントリー調査(2). チン州ナマタン国立公園における薬用植物

    藤川和美, 辻井綾香, 下元哲, 岡田稔, シェイン ガイ ンガイ 植物研究雑誌 84 (2), 092-105, 2009-04-20

    ...また野生品の無計画な採取と乱獲による薬用資源の激減, 資源の枯渇が問題となり, 例えば1999年以降では, 野生品の採取により砂漠化が進むことから, カンゾウ (甘草) およびマオウ (麻黄) の輸出を中国政府は厳しく制限するようになった (岡田 2001)....

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  • 北海道利尻島におけるクロマグロ(Thunnus orientalis)漁業の繁栄と衰退

    八木, 宏樹 小樽商科大学人文研究 117 91-107, 2009-03-31

    ...利尻でイカナゴ資源の減少の理由は2つあり,1つはイカナゴ自体の乱獲,もうひとつは利尻周辺海域での流氷量の減少による生産性の低下が考えられる。イカナゴは狭い海域に留まる性質があり,利尻周辺での食物連鎖システムの変動と餌生物の乱獲が,直接的に同海域のクロマグロ漁業に影響を与えたことになる。...

    機関リポジトリ Web Site 被引用文献1件

  • ニシン漁の盛衰と漁民の活動

    服部 亜由未 日本地理学会発表要旨集 2009f (0), 182-182, 2009

    ...<BR> <B>ニシン漁再考</B><BR>  昨今,放流事業の成果もあってか,再びニシンが獲れるようになり,話題となっている.ただし,現在漁獲される石狩湾系ニシンは,かつての北海道サハリン系ニシンとは種類が異なっており,かつてほどの漁獲量にはならないと予想される.しかし,利益至上主義による乱獲をしてはならないことを過去の経験から学ぶ必要がある....

    DOI

  • ベトナム・メコンデルタのハマグリ生産からみたアジアの干潟

    池口 明子 日本地理学会発表要旨集 2009f (0), 179-179, 2009

    ...環境保全的行動もみられる.例えば,あるハマグリ生産組合では,稲作への塩害を防止するための堰の開閉による河口への土砂流出を問題化し,省政府へ環境モニタリングを依頼したり,ハマグリ母貝を保護したりするなどの行動もみられる.一方,稚貝採集をおこなう集団にはメコンデルタの先住民クメール・クロムの人々も含まれる.資本が少なくエビ養殖に参入できない人や農地が零細な人々にとって,干潟での採集は重要な生計手段であるが,乱獲...

    DOI

  • 薬用植物の生長促進・高品質化のための施設生産における環境調節技術(1)

    西村, 徹郎, 大山, 克己, 角野, めぐみ, 古在, 豊樹 農業および園芸 = Agriculture and horticulture 83 (9), 959-965, 2008-09

    ...他方、このような世界的な需要増大に起因して、薬用植物は乱獲され、その枯渇に対する懸念が増大しつつある。現在、伝統的に利用されている薬用植物の多くは、野生または自然環境下で生産されている。そのために、物理環境条件(たとえば、光強度、明期、気温、相対湿度、気流速度など)の変動や産地の気候・土壌成分のばらつきにより、一定の品質の薬用植物を入手することは難しい。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 岩手県における野生動物の保護管理

    山内 貴義 日本野生動物医学会誌 13 (1), 1-8, 2008

    ...ニホンジカはかつて東北地方に広範囲に生息していたが,明治期からの乱獲と豪雪によって生息数が激減し,五葉山周辺のみの分布となった。ニホンカモシカも過去の乱獲によって個体数が減少し,特別天然記念物として保護されている。ところが1980年代頃からこれらの動物による農林業被害が深刻化したことから,岩手県では特定鳥獣保護管理計画(以下,特定計画)が施行された。...

    DOI Web Site 参考文献39件

  • 野生ラン科植物シュンランおよびネジバナの菌根菌の多様性

    岡山 将也, 谷亀 高広, 大和 政秀, 岩瀬 剛二 日本菌学会大会講演要旨集 52 (0), 90-90, 2008

    ...しかし近年、乱獲や開発時の生育地の破壊等により絶滅の危惧に瀕している種が増加しており、生態の解明と保全方法の開発が早急に求められている。ラン科植物の種子は非常に小さく、貯蔵養分をほとんど蓄えていないため、発芽や初期の生育のための栄養分は完全に菌根菌に依存している。...

    DOI

  • マツタケの糖質分解酵素生産性から人工栽培の可能性を考える

    楠田 瑞穂, 杉田 佳世, 小西 康仁, 白坂 憲章, 上田 光宏, 山中 勝次, 宮武 和孝, 寺下 隆夫 日本菌学会大会講演要旨集 51 (0), 115-115, 2007

    ...マツタケは,高価な食用きのこの一つであるが,近年,乱獲や大規模なマツ枯れ,山の手入れ不足などが原因で収量が著しく減ってきている.そのため,人工栽培が強く望まれているが,宿主なしに子実体を形成することは非常に困難である.ところが,1994年に太田は菌根菌であるホンシメジの人工栽培に成功し,大麦デンプン資化性の高い菌株の使用が成功の要因であったことを報告した.デンプンはマツタケにとっても,利用可能な唯一...

    DOI

  • 水産業・漁村地域の多面的機能と水産業・漁村地域体験の状況と課題

    磯部 作 人文地理学会大会 研究発表要旨 2006 (0), 7-7, 2006

    ...水産業・漁村地域体験は、まだ十分とは言えない場合もあるが体験料収入などをもたらし、水産業・漁村地域に付加価値をつけるとともに、体験漁業は少量の漁獲でも成立するため、過度の漁獲努力や乱獲を回避することができるうえ、体験者が地域内に宿泊することなどにより地域振興にも寄与する。さらに、体験者は水産業や漁村地域への理解が深まり、魚食文化の普及などに繋がる。...

    DOI

  • 希少魚類の維持増殖技術の確立

    加賀 豊仁, 尾田 紀夫 栃木県水産試験場研究報告 (48) 49-50, 2005-03

    ...新たに1河川、3水路で生息が確認された(乱獲防止のため具体的地名は記載しない。)が、平成6年度にカワシンジュガイが記録された1水路では生息が確認できなかった。...

    日本農学文献記事索引

  • シジミの個体群動態を考慮した汽水域生態系モデルの構築

    明田 定満, 中村 義治, 奥出 壮 海岸工学論文集 52 1046-1050, 2005

    ...澗沼 (川) におけるシジミ漁獲量の激減はシジミの乱獲に加え, 淡水化の進行, 貧酸素水塊の形成等が原因とされる. 生物生産や水質浄化等の機能を定量評価し得る汽水域生態系モデルを用いて, 洞沼 (川) における生物生産と水質環境の再現を試みた....

    DOI 被引用文献3件

  • A field survey of agarwood in Indonesia

    SUBEHAN, UEDA Jun-ya, FUJINO Hiroharu, ATTAMIMI Faisal, 門田 重利 Journal of Traditional Medicines 22 (4), 244-251, 2005

    ...世界的な需要増加にともない, 沈香資源は乱獲による枯渇が危惧されている。基原植物である<i>Aquilaria</i>属植物の資源保護のため, 沈香原木の栽培が実施されている。また, 栽培された沈香原木に種々の菌類を植菌し感染させることによって樹脂を含む香木へと人工的に誘導することも試みられており, その一部が成功している。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件 被引用文献4件

  • 青森県小川原湖におけるウナギ個体群変動特性の考察

    立川 賢一, 金子 泰通, 涌坪 敏明 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 185-185, 2005

    ...ウナギ資源の主な減少原因として、海洋環境の変動による幼生輸送の失敗、稚魚の乱獲と生活環境の破壊などが指摘されている。とりわけ、汽水域を含む陸水域はウナギが成熟するまでの重要な生育場所であるが、ダム、河口堰、改修、護岸などの人工構造物の建設工事等により生活環境が破壊されたのではないかと議論されている。 ...

    DOI

  • 資源を守る魚の生殖技術最前線 「マグロの親はアジ」の栽培漁業

    独立行政法人科学技術振興機構 JSTnews 2 (6), 10-11, 2005

    ...その需要に応じようと世界の海でマグロの乱獲が進んでいる。水産資源を保護しながら食を確保するために、最新のバイオテクノロジーを駆使してアジにマグロを生ませようという研究が進行中だ。絶滅危惧種の保全にも生かせる新技術とは?</p>...

    DOI

  • モノクローナル抗体を活用した薬用成分の迅速高感度スクリーニング法の開発

    田中 宏幸 福岡醫學雜誌 95 (8), 173-182, 2004-08-25

    ...高齢化社会を迎え各種の慢性疾患が増加の途を辿っていることと相まって,近年漢方医療の拡大傾向が伺える.このため生薬の需要が増加しているが,その90%以上を輸入に依存しているのが現状である.これら輸入生薬の多くは,野生植物の採取または野生植物の栽培化によるものがほとんどで,これらから製造された生薬の品質は不均一な場合が多く,薬効の面にも深刻な影響を与えるものと推察される.また野生種の乱獲による資源の枯渇...

    DOI HANDLE PubMed ほか1件

  • 魚類個体群の生態リスクの簡易評価手法

    勝川 木綿, 宮本 健一, 松田 裕之, 中西 準子 保全生態学研究 9 (1), 83-92, 2004

    ...値である.内的自然増加率の減少率Δγを指標として使う場合,(1)成熟齢や極限寿命など生活史の異なる生物の生態リスクを相村的に比較することが可能である,(2)卵の受精率,孵化率の減少や仔稚魚期の生存率の減少,あるいは成魚の生存率や繁殖率の減少など暴露が様々な生活史段階に与える影響を評価できる,(3)推定誤差が大きい初期生存率のデータを用いずに,化学物質が個体群に与える影響を相対的に比較できる,(4)乱獲...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献41件

  • シャープゲンゴロウモドキ生息の現状と保全への取り組み

    西原 昇吾, 鷲谷 いづみ 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 748-748, 2004

    ...<br>本調査の結果,生息は4ヶ所で確認された.推測された衰退要因は,圃場整備による乾田化や小湿地の喪失(4ヶ所),休耕による乾燥化(4ヶ所),ダム建設(3ヶ所),アメリカザリガニの侵入(2ヶ所)であった.また,3ヶ所では乱獲が主要な衰退要因であると示唆され,マーキング個体もわずかにしか再捕獲されず,業者に採集された例もあった....

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  • エゾシカの爆発的増加:natural regulationかcontrolか

    梶 光一 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 34-34, 2004

    ...定着した開放個体群であり,天然林,原生林,牧草地と空間スケールも生息環境にも大きな相違がある.しかし,いずれの個体群でも年率16_から_21%の爆発的な増加が生じた.これらの調査地域では,低密度から出発し環境収容力と十分な開きがあったこと,保護下あるいは捕獲があってもわずかであった点で共通している.これらの事例は,エゾシカの高い内的自然増加率を示している.エゾシカは北海道開拓以来130年にわたって,乱獲...

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  • 3.知床半島のシカ分布と個体群動態

    岡田 秀明 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 31-31, 2004

    ...明治初期の乱獲と豪雪の影響で一時絶滅の危機に瀕したエゾシカはその後の保護政策によって次第に回復に向い、知床半島には1970年代に入って再分布した。1980年代以降、その生息動向について半島先端部と中央部で調査を継続している。<br>半島先端部の知床岬地区では、航空機を使って越冬個体数の推移を追ってきた。...

    DOI

  • 南伊豆地域におけるアワビ密漁量の推定

    長谷川, 雅俊 静岡県水産試験場研究報告 = Bulletin of the Shizuoka Prefectural Fisheries Experiment Station (38) 11-14, 2003-10

    ...4)漁協のアワビ漁獲量も10(3)kgのオーダーなので、乱獲という点でアワビ資源や漁獲量の減少に及ぼす密漁の影響は大きいと考えられた。5)アワビ漁業振興という点から、密漁対策を重視する必要がある。...

    日本農学文献記事索引 被引用文献1件

  • 南伊豆地域におけるアワビ密漁量の推定

    長谷川 雅俊 静岡県水産試験場研究報告 = Bulletin of the Shizuoka Prefectural Fisheries Experiment Station (38) 11-14, 2003-10

    ...4)漁協のアワビ漁獲量も10(3)kgのオーダーなので、乱獲という点でアワビ資源や漁獲量の減少に及ぼす密漁の影響は大きいと考えられた。5)アワビ漁業振興という点から、密漁対策を重視する必要がある。...

    日本農学文献記事索引

  • 野生動植物(主にラン科植物)保全に関する意識調査

    福永 裕一, 島崎 一彦 生物教育 43 (3), 127-138, 2003

    ...<p>野生動植物の過度の商取引により,地球上の様々な野生動植物が絶滅の危機に瀕している.高知県は野生ランの宝庫と呼ばれるが,近年園芸利用を目的とした乱獲により,絶滅した種及び絶滅の危機に瀕した種が数多くある.そこで,本研究では,野生動植物(主にラン科植物)の保全や環境教育の在り方についての指針を得るため,高知県下の学生(高知大学,高知女子大学,放送大学,高知県立農業高校)に対し野生動植物保全についての...

    DOI

  • 鳥獣行政における環境省と市民団体の関係

    藤原 千尋 日本林学会大会発表データベース 114 (0), 266-266, 2003

    ...鳥獣ネットはこの内容に対し、市町村への権限委譲をすると、国や都道府県によるチェックが行き届かないため乱獲をもたらす、特定鳥獣保護管理計画は、生息地の復元、保護よりも個体数管理にのみ偏る可能性が高いと批判をした。特に地方分権をしても地方には野生動物管理を行うシステム、人材がないことを指摘した。...

    DOI

  • 筑前海域におけるイカナゴ漁業の変遷と資源評価

    秋元, 聡, 伊藤, 輝昭, 吉田, 幹英, 中川, 清, 金澤, 孝弘 福岡県水産海洋技術センター研究報告 = Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center (12) 19-27, 2002-03

    ...5)以上のことから'70年代後半のイカナゴ急減の原因は漁船の大型化、漁期の長期化、親魚漁獲の増加により漁獲圧が強まり、乱獲状態にあったと推定された。 6)'86年以後の稚魚及び未成魚、成魚採集量の変化をみると'91年以後に親魚が増加し、その翌年に稚魚が増加し、'97年までは親も稚魚も高水準にあったが、'99、'00年は両者とも急滅していた。 ...

    日本農学文献記事索引

  • 桁網漁業における技術発達の論理に関する研究

    宮澤 晴彦 日本水産工学会誌 38 (2), 167-171, 2001

    ...北海道東部地域における2種の桁網漁業(ホタテガ イ桁網漁業とホッキガイ桁網漁業)では,漁獲能力の向上に伴う乱獲問題が発生した後,漁業技術が資源管 理に適した形に変化した。この報告で筆者は,そうした技術変化の内容と背景を明らかにし,技術発達が漁 業者間の協力関係の形成に基づく資源管理に適合的な方向に向かうことを指摘した。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献5件

  • 人間・野生動物の共生と農山村経済振興 : 中国洋県トキ保護の事例

    蘇, 雲山, 河合, 明宣, Su, Yunshan, Kawai, Akinobu 放送大学研究年報 16 111-133, 1999-03-31

    ...トキは,かつて日本列島各地や中国,ロシアの極東地区,朝鮮半島に広く分布していた.しかし,日本では明治41年(1908)にトキが保護鳥に加えられ,狩猟による乱獲が禁止されるまでに激減した.さらに経済開発による生息環境の悪化によって個体数は減少の一途を辿り,81年1月に日本の野生トキ最後の生息地であった佐渡に生存していた5羽を一斉に捕獲し,人工増殖の試みに踏み切った.この人工増殖の試みは失敗し,98年現在...

    機関リポジトリ

  • ニホンコウノトリ野生復帰計画と獣医師の関与

    村田 浩一 日本野生動物医学会誌 2 (2), 117-122, 1997

    ...この鳥が絶滅した主な原因は, 明治時代以降の狩猟による乱獲, 戦時中の営巣木の伐採, 農業改良による生息地の減少, 農薬による餌の汚染, 小個体群内で生じた遺伝的問題などであると考えられている。同様の現象は, 現在の野生ニホンコウノトリの生息地である中国やロシアでも進行しており, 種の存続自体が危ぶまれている。...

    DOI Web Site 被引用文献5件 参考文献12件

  • 御蔵島でのオオミズナギドリの資源保全的採集

    岡 奈理子 山階鳥類研究所研究報告 26 (2), 99-108_1, 1994

    For at least 250 years, the harvesting of Streaked Shearwaters on Mikura Island was regulated by a series of traditionally developed and adopted rules based on ecological knowledge of the species …

    DOI 被引用文献2件

  • 海洋環 境 の 変化 と明 石 海峡 の 漁 業

    鷲尾 圭司 沿岸海洋研究 32 (1), 101-107, 1994

    ...瀬戸内海の漁業は衰退の一途をたどっていると思われているが,明石海峡周辺では活力ある漁業が維持されている.ここでは,瀬戸内海において持続的な漁業を可能にする条件を実例に沿って考察してみた.まず,明石海峡周辺で水産資源を乱獲から守る方法として,ノリ養殖の区画漁業権漁場の保護区としての効用と,潮流によって形成される複雑な環境,さらに高品質な魚を求める地元市場が近代的な効率漁具の横行を制限する実情などを紹介...

    DOI NDLデジタルコレクション

  • ミナミマグロ管理 : 量的抑制

    黒沼 吉弘 オーストラリア研究 4 (0), 65-77, 1993

    ...今日まで主に日本とオーストラリアによって漁獲されているが、いわゆる「乱獲」的漁業によって資源量減少化傾向が1960年代後半から顕著に現れてきたのに加え、オーストラリアの若年齢魚の漁獲の急激な増大が資源枯渇にさらに拍車をかけた。これに対応するため、1982年から日・豪・NZ三国者協議による国際管理が行われてきている。...

    DOI

  • サケ科魚類の生態学的研究III : 異種共存機構と生活史変異

    中野, 繁 北海道大学演習林試験年報 10 22-23, 1992-08

    ...また、近年、アメマス(イワナ)、オショロコマおよびイトウなとの在来のサケ科魚類の一部は、生息環境の悪化や乱獲などによってその資源量の激減が憂慮され始めている。これらの種の資源の保護や増殖を図るためには、河川等の水域の環境の保全や積極的な造成・復元に努めるとともにその基礎的な生態を明らかにしてゆく必要がある。...

    HANDLE

  • 捕鯨の国際ルール作りの持つ問題

    高橋 順一 組織科学 25 (4), 62-67, 1992

    ...鯨類資源の持続的利用を目指した捕鯨の国際管理(すなわち国際ルールの形成)は,初期には乱獲による資源の枯渇を防止できず,また最近では非科学的な動物保護のために捕鯨禁止を招くという,失敗の連続であった.本論では,IWCによる捕鯨の国際管理の歴史を概観するとともに,その組織的問題について考察を加える....

    DOI

  • 技術革新と伝統的漁場管理

    脇田 健一 社会学評論 40 (3), 325-339, 1989

    Resource management has recently been considered to be important in policy of Japanese coastral fishery. However, resource management should be done through fishing ground management by fishermen …

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  • 漁業における乱獲の数理モデル

    高坂 健次, 吹野 卓 理論と方法 4 (1), 93-116, 1989

    ...あわせて、囚人のジレンマ・ゲーム論的な観点から、乱獲の数理モデルの社会学的含みについて考察を加える。...

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  • リモートセンシング技術の応用 (その10)

    松村 皐月 農業土木学会誌 55 (6), 551-557,a2, 1987

    ...<BR>漁業への新技術の導入が, 乱獲や資源の枯渇につながることは避けなければならない。それ故に水産リモートセンシングに次の三つの目標を掲げている。1) 効率的漁業のための漁海況予報 2) 資源保持のための生産力把握, 3) 漁場環境保全である。<BR>現在のところ, 漁海況情報は海面水温を用い, 生産力と赤潮に関わるクロロフィル現存量の測定には水色を用いている。...

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  • 越冬ガンの個体群行動の研究

    横田 義雄, 呉地 正行, 小杉 眞理子 鳥 29 (1), 7-33, 1980

    (1) White-fronted (numbered 6, 000 in 1978) and Bean geese (numbered 1, 500 in 1978) winter in Lake Izunuma in Miyagi Prefecture. Lake Izunuma is now the only roosting place of geese on the Pacific …

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  • 尖閣列島の海鳥について(農学科)

    高良, 鉄夫, Takara, Tetsuo 琉球大学農学部学術報告 (16) 1-13, 1969-10-01

    ...4.アホウドリDiomedea albatrus, クロアシアホウドリD. nigripesが跡を絶った主な原因は, 羽毛採集のための乱獲と野生化したネコによる加害であり, その他の海鳥の激減は, 漁夫による最近の乱獲が主な原因と思われる。5.尖閣列島は, 琉球近海における海鳥の著名な繁殖地であり, 学術的ならびに資源保護の立場から早急に保護の方策を講ずる必要がある。...

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  • 本邦産シラコバトに就いて

    宇田川 龍男 鳥 12 (59), 267-268, 1949

    ...明治に入つて,狩獵に關する規則が不備なる間に著しく亂獲されてしまつた。その間,明治20年に至り舊宮内省が埼玉,千葉兩縣下に亙る廣大なる御獵場を設定するに及んで,その地域内にのみ生存する事が許された。併し,その御獵場も年々縮少されるに伴い次第に減少して行つた。それでも,昭和10年頃には前記の鴨場を中心にして,半徑10キロの圓周内に可成りの密度を以て生存して居た。...

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