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検索結果 74,141 件

  • プラズマモニターを用いたプラズマクリーナーにおける予知保全

    白水 博, 丹正 淳文, 翁 振雄, 田村 好司, 峯 孝太郎, 小川 正太郎, 勝山 ちひろ エレクトロニクス実装学会誌 27 (3), 249-258, 2024-05-01

    ...予防保全の観点からは,チャンバー内の汚れ具合に合わせたメンテナンスが有効だが,その汚れ度が正確に分からないため,最適なメンテナンス時期の判断が困難であった。今回プラズマのインピーダンスを測定するプラズマモニターのデータと,既存の装置制御データを用いて,チャンバーの汚れ度を正確に推定する方法を開発したので報告する。</p>...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 集中治療後慢性痛の概念と治療戦略

    天谷 文昌 日本集中治療医学会雑誌 31 (3), 188-193, 2024-05-01

    ...適切な予防法のためには,集中治療後慢性痛の原因を特定することが必要であるが,集中治療後症候群の関連因子が集中治療後慢性痛にも関与する可能性があり,その予防策は集中治療後慢性痛の予防にもつながる可能性がある。</p>...

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  • Platypnea-orthodeoxia症候群の食道胃接合部癌症例に対する周術期リハビリテーション

    岩﨑 円, 韮澤 紀文, 穂苅 諭, 大嶋 康義, 髙橋 敦宣, 永井 明日香, 上路 拓美, 菊地 利明, 木村 慎二 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 251-256, 2024-04-30

    ...することができ,歩行獲得に至った.POS症例に対しても,仰臥位での理学療法を中心に行い経皮的動脈血酸素飽和度に注意しながら離床を行うことで,術後呼吸器合併症を予防しactivities of daily livingの再獲得を図ることが可能であると考えられた....

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  • 肺非結核性抗酸菌症患者における睡眠障害と臨床指標との関連

    豊田 裕規, 髻谷 満, 松村 佑介, 森 広輔, 大野 一樹, 川原 一馬, 大松 峻也, 千住 秀明, 神津 玲 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 245-250, 2024-04-30

    <p>【目的】肺非結核性抗酸菌(non-tuberculous mycobacterium:以下NTM)症患者の主観的な睡眠の質を評価し,睡眠障害の有訴者率と臨床的特徴を明らかにすること.</p><p>【対象と方法】対象は肺NTM症の内科的治療を目的に入院中に理学療法が施行された患者とした.主観的な睡眠の質の評価には,ピッツバーグ睡眠質問票を用い6点以上を睡眠障害とした.対象者の基本情報に加えて…

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  • タバコの健康被害をどのように伝えるか?

    森田 純二 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 130-132, 2024-04-30

    <p>半世紀前の日本ではタバコはどこででも吸う事が出来,男性の喫煙率は80%を超えていた.受動喫煙の害が明らかとなり禁煙支援活動も活発化し病院や学校での分煙や敷地内禁煙が進んだ.2006年4月からは「ニコチン依存症管理料」が算定され,喫煙習慣が依存症と診断され治療することが開始された.その結果男性の喫煙率は85%から最近では30%を切り,男女全体では20%を切った.しかしタバコ産業は近年新たに電…

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  • 免疫関連有害事象の早期診断のため尿糖自己測定が有用であったニボルマブによる1型糖尿病の1例

    川名部 新, 中川 朋子, 内山 修太朗, 中村 祐太, 月山 秀一, 横田 健一, 曽根 正勝 糖尿病 67 (4), 173-180, 2024-04-30

    ...0.7 ng/mL,尿ケトン±,アシドーシスは認めないが,1型糖尿病を疑いインスリンを導入した.その後,化学療法を変更しステロイドを前投与され,糖尿病ケトアシドーシスを発症し,即日入院となった.血中・尿中CPR感度未満で,irAEによる1型糖尿病と診断した.当院では免疫チェックポイント阻害薬治療時,糖尿病早期発見のため,尿糖自己測定を指導している.これにより1型糖尿病の発症を早期に捉え,重症化を予防...

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  • 外来における呼吸リハビリテーションの役割

    佐野 裕子 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 121-124, 2024-04-30

    ...入院しない生活を継続することは在宅患者の最重要課題である.DPAの維持・改善には生活活動を見直し,教材や療養日誌を用いながらセルフマネジメント教育を重視する.筋肉量を減少させないために栄養摂取と併せて筋力トレーニングを行うことは重要であり,医療スタッフ不在で非監視下で行われる在宅での運動療法は安全に行うことが肝要である.増悪入院しない・させない外来におけるリハビリテーション早期介入のために,医師には予防的観点...

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  • 新型コロナウイルス感染症に対する静脈血栓塞栓症予防対策

    輕部 義久, 孟 真, 根本 寛子, 伏見 謙一, 阿賀 健一郎, 箕輪 和陽, 橋山 直樹 静脈学 35 (1), 23-28, 2024-04-27

    ...)であり,軽症・中等症I 2例(11.1%),中等症II 56例(94.9%),重症17例(100%)に予防的抗凝固療法を施行した.VTE発症は肺塞栓症,下腿型深部静脈血栓症を発症した重症例1例(1.1%)のみ,他に下行大動脈血栓症1例を確認,大出血を2例(2.1%)に認めた.COVID-19入院症例に選択的にヘパリンによる予防的抗凝固療法を行うという診療指針に基づいた血栓症予防対策は妥当であった....

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  • 肺血栓塞栓症を合併した多発深部静脈血栓症の1例

    中田 悠希, 井上 卓哉, 佐戸川 弘之, 籠島 彰人, 管野 隆三 静脈学 35 (1), 41-44, 2024-04-27

    ...<p>肺がん術後に,上肢の深部静脈血栓症(DVT)による急性肺血栓塞栓症(PTE)を生じ,同時に下肢DVTも合併した症例を経験した.症例は83歳男性,左上葉肺がんの診断にて左上葉切除術が施行した.周術期は血栓予防対策として弾性ストッキングの着用や術中の間欠的空気圧迫法を行った.術翌日よりリハビリを開始し術後経過は良好であったが,術後15日に突然の失神発作をきたした.造影CTにて右肺動脈末梢に軽度のPTE...

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  • 糖鎖ハイブリッドナノマテリアルの設計と機能

    秋吉 一成 生化学 96 (2), 192-198, 2024-04-25

    ...ナノマテリアルの設計,および,糖鎖加水分解酵素を利用したアミロース糖鎖ハイブリッドの設計とバイオ応用を展開してきた.コレステロール基をプルランに導入した疎水化多糖(CHP)は安定なナノゲル(粒径30 nm)を形成し,分子シャペロン機能を持つため,内部に取り込んだタンパク質を安定化する.この特性を利用して,がん免疫ワクチンとしてがん免疫治療応用を,また,カチオン性CHPナノゲルは経鼻ワクチンとして感染症予防応用...

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  • 片側LPEC時の対側予防手術に関する検討

    駒橋 充, 石岡 茂樹, 細田 利史 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 153-157, 2024-04-20

    ...一致した見解は得られていない.予防手術の適応を決めるために当科で経験した症例を検討した....

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  • 脳卒中患者の退院支援と再入院率に関する国外文献レビュー

    矢野 英樹, 齋藤 信也 日本看護研究学会雑誌 47 (1), 1_131-1_142, 2024-04-20

    ...結果:脳卒中患者の退院支援に関する介入研究は,6件を採択し,多様な国と地域で行われ,脳卒中の再発予防に取り組んでいた。特有な介入内容は,脳卒中再発予防教育,社会資源調整,介護者評価であった。再入院率は減少したが,ほとんどの論文で統計的有意差はなかった。結論:地域で脳卒中患者を支えるためには,介護者評価を行いコミュニケーション手段を構築することが重要である。</p>...

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  • コロナ禍のレーザーメーカーとしての取り組み―コロナ感染予防マスクを開発―

    西村 浩之, 高木 真知子, 高谷 聡 日本レーザー医学会誌 45 (1), 24-33, 2024-04-15

    ...<p>コロナ禍におけるレーザーメーカーとしての取り組みの一つとして,レーザー治療時の感染予防の為の特殊マスクを開発したので,その開発の背景や経緯を記述した.また,それ以外に社会に対する責任を果たしながら,自社の為のみならず,社会全体やお客様の為に行ってきたことをまとめた....

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  • 上下顎骨切り術での術中オンダンセトロン塩酸塩水和物投与の術後悪心・嘔吐予防効果

    藤岡 瑛美, 花本 博, 髙津 芙美, 森田 弥生, 木村 里咲, 柳樂 拓夢, 丹羽 均 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 106-113, 2024-04-15

    <p> <b>【要旨】</b> 上下顎骨切り術を受ける患者では術後悪心・嘔吐(postoperative nausea and vomiting:PONV)の発生率が高く,プロポフォールによる全静脈麻酔で管理しても残存している.われわれは,全静脈麻酔で管理した上下顎骨切り術でのPONV発生率を,オンダンセトロン塩酸塩水和物投与の有無で比較した.2020年4月から2023年3月までにプロポフォール…

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  • 新時代の認知症医療における作業療法士の役割と期待

    池田 学, 石丸 大貴, 永田 優馬, 香月 邦彦, 堀田 牧 作業療法 43 (2), 171-175, 2024-04-15

    ...<p>2023年6月に成立した認知症基本法では,認知症の人が地域において他の人と共生することの重要性が強調されるとともに,認知症の予防,診断・治療・リハビリテーション等に関する研究成果を普及・活用・発展させるという基本理念が示されている.今後,本法律の理念に沿った地域での生活支援に,科学的な介入や環境調整が実施できる作業療法士(以下,OT)の役割は重要である.また,同年9月には本邦で初めてアルツハイマー...

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  • 特定健康診査の標準的な質問票の活用に関する実態調査

    杉田 由加里, 鈴木 悟子, 齋藤 良行, 赤松 利恵, 田原 康玄, 中山 健夫 日本公衆衛生雑誌 71 (4), 231-239, 2024-04-15

    ...</p><p> 本研究の目的は,標準的な質問票を,①特定健診の問診票に用いているか,②特定保健指導や生活習慣病予防を目的とした保健事業に活用しているか,③データヘルス計画の立案・実施・評価において利用しているかを明らかにすることである。...

    DOI PubMed

  • 不安の文脈で考えるHPVワクチン副反応騒動とこれから

    柳生 一自 小児の精神と神経 64 (1), 49-56, 2024-04-01

    ...2013年4月に子宮頸がん予防ワクチン(以下,HPVワクチン)が小学6年から高校1年生までの女子に定期接種化された.しかし,同時期より接種後の疼痛,けいれん,運動障害,記憶障害など「多様な症状」がメディアに多く紹介され,同年6月厚生労働省が「積極的な接種勧奨の差し控え」を宣言し,接種率は激減した.厚生労働省での議論を経て,2022年4月積極的な接種勧奨が再開されたが,わが国の接種者数は増加しているものの...

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  • 十代における市販薬乱用・依存~自傷と自殺のあいだ

    松本 俊彦 小児の精神と神経 64 (1), 21-28, 2024-04-01

    ...,自殺者総数が減少し続けるなか,一貫して増加傾向を示している.厚生労働省「自殺の統計・地域における自殺の基礎資料」によれば,2020年に自殺した小・中・高校生は前年比約3割増となり,特に高校生女子では前年比2倍増となり,以降,現在まで高止まりしている.本稿では,十代の子どもにしばしばみられる自傷と市販薬乱用・依存を取り上げ,まずは,その理解と対応の原則について述べるとともに,薬物乱用防止教育と自殺予防教育...

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  • ヒトパピローマウイルス(HPV)感染と子宮頸がん

    小川 千加子 小児の精神と神経 64 (1), 42-48, 2024-04-01

    ...日本では子宮頸がんに年間約1万人が罹患,約3千人が死亡している.罹患の若年化によりピークは30代で,多くの若い女性が命や妊孕能を失ったり,治療の後遺症を抱えている.子宮頸がんは一次予防(ワクチン)と二次予防(がん検診)が可能で,予防による撲滅が可能ながんである.多くは性交によるヒトパピローマウイルス(HPV)への感染が原因であるため,HPVワクチンは理にかなった方法である.HPVワクチンは小6~高1...

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  • 運動のうつ病予防効果と腸内細菌叢の関与

    渡邉 知央, 小栁 えり, 青木 孝文, 濱田 大幹, 川島 将人, 山形 高司, マイケル J. クレメニック, 矢野 博己 岡山体育学研究 31 (0), 1-11, 2024-03-31

    ...<p> ヒトの腸内は,生体内最大の微生物生態系であり,推定100兆個の腸内細菌で構成された腸内細菌叢は,宿主の健康に大きな影響を及ぼす.本稿では,これまでに蓄積された文献を検討して,腸内細菌叢の関与という観点から,運動がうつ病予防に有効かどうかを解説する.特に,自発的な運動習慣がうつ病予防に有効であるという事実は,運動が腸内細菌叢の変化を介して,宿主に有益な効果をもたらし,うつ症状に応じて脳内の遺伝子発現...

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  • 生きがい感の違いがシルバーリハビリ体操事業参加1年後の高齢者の心身機能に与える影響

    佐藤 勇太, 田中 聡, 飯田 忠行, 積山 和加子, 古西 恭子, 瀬尾 優奈 地域理学療法学 3 (0), 17-25, 2024-03-31

    <p>【目的】本研究の目的は,生きがい感の違いがシルバーリハビリ体操事業参加1年後の高齢者の心身機能に与える影響について明らかにすることとした.【方法】対象はシルバーリハビリ体操事業への参加者とし,初年度の高齢者向け生きがい感スケールの調査票(K-Ⅰ式)の得点を用いてK-Ⅰ式高得点群とK-Ⅰ式低得点群に分けた.評価項目は,初年度および次年度の握力,開眼片脚立位保持時間,うつや不安障害に対するスク…

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  • 転倒転落患者の経時的および診療科別特徴

    佐藤 瑞騎, 坂田 徳隆, 髙橋 真理子, 福岡 優佳 日本予防理学療法学会雑誌 3 (2), 18-24, 2024-03-31

    <p>【目的】急性期病院における転倒転落(以下,転倒)の特徴を経時的・診療科別の観点から明らかにする。【方法】対象は2017年から5年間に転倒した入院患者とし,性別,年齢,診療科,入院日,転倒日時,発生場所,行動目的を収集した。また転倒率,損傷発生率,転倒発生までの日数を算出した。さらに発生時間を6時から14時,14時から22時および22時から6時に分けて集計した。【結果】転倒は男性が常に過半数…

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  • 特別支援学校の学校健診での予防活動の取り組み ~5年間介入による健診内容の報告~

    年神 翼, 下畠 千恵, 小山 尚宏, 地原 千鶴 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 103-103, 2024-03-31

    ...理学療法士の学校健診への介入により運動器の問題に対して早期から治療・予防ができる雰囲気作りの一助となったと考える。今後は地域の学校へ予防活動の紹介を行い地域全体 (普通学校や他特別支援学校)の活動となれるよう関係性作りを進める必要があると考える。...

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  • 学齢期の痙直型両麻痺児における成長に伴う運動・ADL機能の改善経過について-外来リハビリを通した症例-

    千葉 彩加, 小川 智美, 大矢 祥平, 工藤 大弥, 鶴岡 弘章 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 129-129, 2024-03-31

    ...本人のやりたいこと、セラピスト視点か ら必要なことを考慮し、姿勢の崩れ予防、活動・歩行量の維持、アクティビティへの挑戦を目標共有した。自宅で筋力トレーニングを最初提案したが、継続できなかったため、6F-wordsの身体 (Fitness)ではなく、日常生活機能 (Functioning)の視点から 立位での家事の手伝い、ペットとの遊び等を提案した。...

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  • 体重増加により歩行能力が低下した成人脳性麻痺に対する訪問リハビリでの関わり

    仲村 我花奈, 小口 和代, 後藤 進一郎, 姫岩 奈美 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 136-136, 2024-03-31

    ...</p> <p>【経過】</p> <p> 介入当初の目標は環境調整による転倒予防だったが,急激な体重増加で環境調整では転倒のリスクが軽減できなかった.開始から3か月後に,目標を減量・下肢筋力の増強・安定した歩行に変更した.療法士は訪問リハで週2回,屋外歩行を20分から 30分実施した.自主トレは,好きな歌手の動画を観ながら,座位 (立位)での足踏み,腕上げ,起立,立位保持を指導し,実施内容...

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  • 重症心身障がい児(者)向け呼吸機能評価スケール開発への取り組み

    大曲 正樹, 南野 初香, 原品 結衣, 松井 香菜子, 浅井 明美, 鈴木 里枝, 熊谷 有加, 内山 圭, 河合 美早, 天野 美乃里, 木部 哲也 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 35-35, 2024-03-31

    ...本研究の成果は,重症児の呼吸機能を簡便かつ詳細にスコア化することが可能になったことである.経時的なスコアの変化から呼吸機能を捉え,重症度に応じた適切なケアを提供することが可能となることで,呼吸器感染症予防に寄与する可能性がある.今後は評価項目の再検討や,対象者を増やして検討していく....

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  • メロシン欠損型先天性筋ジストロフィー児に対して,関節拘縮と脊柱側弯の予防が重要と感じた2症例

    齋藤 嘉彰 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 81-81, 2024-03-31

    ...</p> <p>【考察】</p> <p>2症例ともに背臥位や胡座で過ごす時間が多く膝屈曲位を好む傾向にあり,姿勢と拘縮の関連が示唆された.関節拘縮によって腹臥位や立位の姿勢をとれなくなるため,拘縮予防および発達支援を目的に早期からの理学療法介入と姿勢ケアが重要であると考える.生命予後の一因となる呼吸障害予防のためにも,関節拘縮と脊柱側弯の予防のための姿勢ケアは重要であり,理学療法介入...

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  • 児童における健康関連QOLと食に関するQOL・睡眠状況の学年別の違いと項目間の関係 ―福島子どもコホート調査―

    楠本 泰士, 髙橋 恵里, 倉澤 茂樹, 田中 善信, 星 真行, 柴 喜崇, 岡崎 可奈子, 義久 精臣 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 89-89, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p> <p> 近年、食育や眠育などの言葉が聞かれるように、小中学生のうちから、健康に気を付けることの重要性が見直されており、食育、眠育などの多角的な調査が、将来的なけがや生活習慣病の予防のために必要である。対策の一環で、福島市をはじめ全国の市町村で予防的な政策が始まっているが、医療専門職の関りは少ない。...

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  • 早期に治療を開始した学童期の抗NMDA受容体脳炎患者への理学療法介入:症例報告

    石原 怜奈, 根岸 悠理, 彦田 直, 小柴 輝晃, 藤田 雅子 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 97-97, 2024-03-31

    ...理学療法としてICU入室中は二次的合併症予防目的に介入.ICU退室後は動作能力に応じて段階的に運動療法を実施した.ICU入室後は鎮静剤増量の影響でGCS3点,ICU退室時の発症25日目は GCS10点,mRS5,BI0点.発症34日目にGCS15点,mRS4,BI45点に 改善.発症45日目に無杖歩行自立しmRS3,発症59日目に mRS2,BI100点となり身体的な問題は概ね改善.その後,発症68...

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  • 無菌室入院中の血液腫瘍患者における予防的リハビリテーション対象者のスクリーニング

    瓜尾 柊, 大隈 統, 森本 貴之, 大林 茂 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 100-100, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>無菌室入院中の血液腫瘍患者は、強力な治療や活動範囲の制約により身体機能の低下が生じるため、予防的な関わりが必要である。本研究は、無菌室入院中の血液腫瘍患者の静的安定性に焦点を当て、入院時の簡易的な評価指標から、予防的リハビリテーション対象者を明らかにすることを目的とした。...

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  • 通いの場に参加する都市部高齢者の口腔機能低下の有無に影響を与える要因の検討

    松田 涼, 福嶋 篤, 樫木 雅美, 佐藤 佑樹, 松岡 寛樹, 谷津 圭祐, 渡邊 康介, 佐藤 佑太郎, 髙島 理沙, 澤村 大輔 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 109-109, 2024-03-31

    ...そのため口腔機能をはじめ多面的な取り組みを行い、さらなるフレイル状態の進行予防につなげていく必要がある。 </p><p>【倫理的配慮】</p><p>ヘルシンキ宣言に基づき倫理的配慮を行った。取得したデータは連結不可能匿名化されており、データの利用については事業実施時に対象者より同意を得ている。また本発表については事業主体である市介護保険課の了承を得て実施している。</p>...

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  • 急性期リハビリテーションから一歩踏み出した地域連携促進の実践活動

    一重 吉史 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 118-118, 2024-03-31

    ...当院では、脆弱性骨折術後患者の追跡調査を行い、骨粗鬆症予防、再骨折予防に取り取り組んでいます。 </p><p>【倫理的配慮】</p><p>本発表は、ヘルシンキ宣言に基づき、地域実践 活動として実際に行っているものを後方視的に報告するもので、個人情報を取り扱っておりません。</p>...

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  • AIを用いた歩行時の膝関節ラテラルスラスト検知モデルの開発と精度検証

    井原 拓哉, 山田 英莉久, 山本 皓子, 塚本 和也, 中川 祐介, 中村 智祐, 二村 昭元, 秋田 恵一, 藤田 浩二 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 117-117, 2024-03-31

    ...膝OAの進行予防のためにも、臨床現場で使用できる簡便・客観的にスラストを判別できるシステムを確立することは重要である。本研究では、姿勢推定AIであるOpenPoseと機械学習を組み合わせ、スラス トの自動判別モデルを構築し、性能を検証することを目的に実施した。...

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  • 高齢者における保守的な障害物回避:その功罪

    須田 祐貴, 児玉 謙太郎, 中村 高仁, 坂崎 純太郎, 樋口 貴広 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 124-124, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 高齢者の転倒の多くは,段差を跨ぐ動作などの障害物回避場面に起こる。この背景に,高齢者の動きが固定化され,状況に応じた歩行調整の苦手さが指摘されている。こうした特徴は,高齢者における「過度に安全を意識した保守的な障害物回避」でも見られる。保守的な回避は,衝突を確実に回避できる利点がある。しかし,障害物の高さにかかわらず下肢を高く挙上するため,状況に応じた動き…

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  • 勤労者医療で看護職が関わる治療と仕事の両立支援~one team医療を目指して~

    井谷 美幸, 本田 優子, 坂本 和歌子, 髙矢 央子, 浅田 史成, 久保田 昌詞 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 129-129, 2024-03-31

    ...労災病院における勤労者医療 (看護)の範囲は、疾病予防、早期発見・治療、リハビリテーション、職場復帰、仕事と治療の両立支援の促進と多岐にわたり、さまざまなステージにいる勤労者とその人を取り巻く人々を対象としています。...

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  • 今日から始める産業理学療法への第1歩~さんさんファーム(産業理学療法活動を皆で広げる場)~

    石光 雄太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 133-133, 2024-03-31

    <p>産業理学療法は呼吸理学療法,運動器理学療法などに比べ,認 知率も低く,普及率も低いのが現状である.一方,理学療法士が身近に行う日常生活動作 (ADL)の介助方法の指導や,腰痛 を始めとした疼痛を誘発しない動作方法の指導・環境調整はそのまま産業理学療法へ転化することが可能であると考えられる.上記より理学療法士と産業・保健分野はシナジーが高い領域と考えられ,今度の発展が期待される.そこで本企画…

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  • フードコート型飲食店における腰痛リスク軽減に向けた人間工学的な関わり:活動報告

    白幡 吏矩, 後藤 祐紀寿, 清野 秀汰, 川村 有希子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 136-136, 2024-03-31

    ...</p><p>【結論】</p><p> 理学療法士による異業種への人間工学的な関わりは、腰痛の予防、啓発として有用な可能性がある。近年社会的に注目されている人的資本経営などの観点からも、重要な社会的意義を有すると推察される。...

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  • 地域在住高齢者の社会的孤立は嚥下機能と関係する:横断的観察研究

    前田 拓也, 上出 直人, 安藤 雅峻, 坂本 美喜, 村上 健 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 139-139, 2024-03-31

    <p>【はじめに,目的】</p><p>近年,オーラルフレイルと呼ばれる口腔機能の低下が高齢者の健康を規定する要因の一つとして着目されている.オーラルフレイルは身体的フレイルに影響するが,身体的フレイルに対しては社会的側面にも影響を及ぼす.一方,オーラルフレイルとフレイルの社会的側面との関係については報告が乏しい.本研究の目的は,地域在住高齢者における口腔機能とフレイルの社会的側面との関係を横断的…

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  • コロナ禍において趣味も地域活動も実施していないことはフレイルステータスの悪化に関連する

    広瀬 環, 沢谷 洋平, 石坂 正大, 橋本 奈織, 久保 晃, 浦野 友彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 143-143, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p>従来の生活において趣味や地域活動等の社会参加の実施はフレイル発症リスクや障害予防につながるとされている。コロナ禍におけるフレイル悪化の対策には、趣味や地域活動といった社会参加を“少しでも”実施することが重要であることが示唆された。...

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  • スマートフォンアプリによる日常生活における歩行速度と摂取食品数の評価

    河合 恒, 今村 慶吾, 江尻 愛美, 解良 武士, 大渕 修一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 146-146, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p>歩行速度や食品摂取多様性はフレイルに関連する重要な指標である。近年、これらの指標はスマートフォンアプリ等で日常生活中に測定できるようになったが、日常生活中に測定したデータの健康状態との関連や長期的変化に関する報告は少ない。本研究ではスマートフォンアプリによって日常生活中の歩行速度(DWS)と摂取食品数を約30か月間測定しフレイルとの関連や長期的変化について検…

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  • 地域在住高齢者における機能低下の重複数と健康関連QOLの関連

    河村 康平, 國枝 洋太, 小山 真吾, 鈴木 瑞恵, 高橋 裕馬, 松田 雅弘, 森沢 知之, 高橋 哲也, 高倉 朋和, 藤原 俊之 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 149-149, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 地域在住高齢者における身体機能、認知機能、社会機能はそれぞれQuality of Life(QOL)との関連が示されている。しかし、機能低下の重複数がQOLに関連するのかは不明である。本研究の目的は地域在住高齢者における機能低下の重複数とQOLの関連を検討することである。 </p><p>【方法】</p><p> …

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  • 介護予防強化推進事業での支援活動について

    松田 洋平, 南口 真 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 153-153, 2024-03-31

    ...</p><p>【方法】</p><p> 大阪府は介護予防強化推進事業として2年間で①から⑩の支援を展開した。...

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  • メディカルフィットネスを利用し、重度化防止のために自立を支援した脳卒中の一症例

    鈴木 章紘, 山下 徹, 森下 一幸, 池谷 正和, 池田 孝行, 松本 武士 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 156-156, 2024-03-31

    ...近年では、地域包括ケアの理念に基づき、生活期脳卒中患者に対して重度化防止・介護予防を促進しているが、リハビリテーション (以下:リハ)における個別訓練時間は十分に保障されておらず、患者自身の自立心に依存している。当院では2021年から保険外事業として理学療法士によるメディカルフィットネス (以下: MF)を行っている。...

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  • 骨粗鬆症検診における骨密度に影響を及ぼす因子の検討

    木村 敏之, 旭 竜馬, 板垣 環, 伍賀 伊織, 堀中 晋 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 160-160, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 我が国での骨粗鬆症の推定患者は1280万人ともいわれており、早期発見のためにも各自治体での検診事業は重要な役割を担っている。2020年において各都道府県の骨粗鬆症検診率は4.5%となっている。また、地域によっての検診率にはばらつきがみられ、検診の方法等も詳細は自治体ごとの判断に委ねられている状態である。このことから検診率の向上を図り、骨密度低下者の早期発見…

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  • 地域在住高齢者における骨質と身体活動の関連性

    赤井 滉基, 永井 宏達, 松沢 良太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 164-164, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 骨強度は、骨粗鬆症及び骨折に関連する因子として知られ、骨 密度と骨質により規定される。骨質は、骨の材料の質である材質特性と、その材料から構築される構造特性により定義される。近年では、骨強度に影響を与える因子が骨密度であるという考え方を改め、骨質の役割に新たな注目が集まっている。骨密度はすでに多数の因子との関連が示され、特に身体活動との関連が報告されている。…

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  • 有料老人ホームにおけるStanding test for Imbalance and Disequilibrium(SIDE)を用いた転倒予防策の検討

    大和 諭志 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 168-168, 2024-03-31

    ...SIDEを活用した転倒予防施策の導入準備として 2021年12月にケアスタッフを含む職員に対して評価方法と Levelごとの管理方法について勉強会を実施した。安全管理の観点から理学療法士が入居者の評価を実施し、2022年1月1日ケアスタッフにSIDE Levelと対策を記載した紙面を配布した。紙面配布による転倒予防効果の検証として前後6ヶ月間の転倒事例を比較検討した。...

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  • 当院における転倒転落アセスメントシートの予測精度

    佐藤 瑞騎, 坂田 徳隆, 高橋 真理子, 福岡 優佳, 高橋 靖博 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 170-170, 2024-03-31

    ...予測精度向上はより効果的な転倒予防対策と業務負担軽減に繋がると期待されるため,本研究ではその足掛かりとして転倒転落アセスメントシートの予測精度を検証する。 </p><p>【方法】</p><p> 対象は2022年10月から12月に入院した患者の内,小児科患者を除外した1,916名とした。...

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  • 体組成がフレイルに与える影響:システマティックレビュー

    濱田 和明, 光武 翼, 堀 智成, 岩本 義隆, 出口 直樹, 猪村 剛史, 田中 亮 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 178-178, 2024-03-31

    ...低下と腹部肥満は,フレイルの危険因子となる可能性が高いことが示された.フレイルの診断基準に身体活動量が含まれており,下肢筋量と身体活動量には有意な関連があるため,下肢筋量は上肢筋量よりフレイルへの影響が強いことが推察される.また,腹部肥満の概念を含むメタボリックシンドロームはフレイルの構成要素である身体活動量等と有意な関連が示されており,本研究の結果と矛盾は認められなかった.これらの結果は,フレイル予防策...

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  • 東日本大震災地域の通いの場に参加する高齢者における社会的つながりと心理社会的な変化との関連

    藤原 和志, 中村 邦人, 小野寺 新, 青木 拓也, 木村 祐紀, 佐藤 亘, 西田 翔, 宮澤 明義, 寺尾 友佑, 山田 実 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 183-183, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 震災地域の高齢者は、震災に伴う転居の影響などにより社会的孤立に陥りやすい。社会的孤立の解消には、通いの場などの地域活動への参加が重要であるが、震災地域の通いの場に関する報告は少ない。本研究では、通いの場への参加による心身・社会機能に対する影響を調査し、震災により転居を強いられた高齢者とそうでない高齢者との相違点を探索した。 …

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  • 介護老人保健施設入所者における身体活動量に関連する因子の検討

    増田 裕里, 柴田 真理子, 斉藤 那奈, 吉田 啓志, 井戸田 弦, 近藤 駿, 浜岡 克伺, 髙井 逸史 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 188-188, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p> 近年、健康な高齢者だけでなく要介護高齢者に対しても身体活動の促進が介護予防の観点から推奨されている。...

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  • ロコモ健診を受診した高齢者における身体機能の経時的変化

    白石 明継, 浜野 泰三郎, 山本 遼, 浦谷 明宏, 山本 諒, 新里 香織, 馬井 孝徳 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 191-191, 2024-03-31

    ...当院ではロコモ予防を目的に健診者の身体機能を評価し、個別の運動指導を行うロコモ健診を実施している。ロコモ予防に対する運動療法の効果は多くの先行研究があるが、人間ドックの健診で介入を行なっている施設は少なく、その効果判定をした報告も少ないのが現状である。そこで、本研究の目的はロコモ健診を受診した高齢者の身体機能の経時的変化を検討することとした。...

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  • 日本人若年者における運動の頻度、強度の違いとパートナーを伴う運動習慣は、便秘と負の関連にある

    渡部 潤一, 古川 慎哉, 山本 安則, 日浅 陽一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 196-196, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>身体活動の増加は、便秘の予防として伝統的に推奨されてきた。しかし、運動量と便秘の関連性についてはこれまで結論が出ておらず、便秘の治療において日常的な身体運動を増やすことの有益性はエビデンスに乏しい。そこで本研究では若年者において運動習慣と便秘との関連について検討することを目的とした。...

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  • フレイル患者におけるocciput-to-wall distance(OWD)との関連について

    天尾 辰也, 小諸 信宏, 吉田 智貴 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 201-201, 2024-03-31

    ...その対策として高齢者の生活の質を維持することが重要であり、その1つにフレイルの予防が挙げられている。我々は第41回関東甲信越ブロック理学療法士学会において、当院入院患者のフレイル有り群とフレイル無し群においてocciput-to-wall distance(以下OWD)に有意差を認めたことを報告した。臨床現場や地域社会では簡便で再現性のある評価が求められている。...

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  • 地域在住高齢者における健康管理アプリ使用とプレフレイルの関連性について

    今岡 真和, 中村 美砂, 肥田 光正, 久保 峰鳴, 今井 亮太, 田崎 史江, 堺 景子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 204-204, 2024-03-31

    ...地域在住高齢者ではスマートフォン普及率の増加とともに、健康管理アプリの使用者も増加しているが、フレイル予防や対策の一助となっているか十分に明らかではない。そのため、健康管理アプリ使用と地域在住高齢者の半数が該当するプレフレイルとの関連性について横断的調査することとした。...

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  • サルコペニアを有する骨関節疾患患者の退院後サービスの検討

    池上 泰友 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 209-209, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 回復期リハビリテーション病棟(回復期リハ)のサルコペニアの有病割合は地域高齢者や急性期病棟と比較して50~55%と明らかに高く、退院時の日常生活動作や嚥下機能が低下すると報告されている。そのため退院後に身体機能が低下しないように利用できる医療ケアや介護サービスを調整し、地域で継続的にサポートできるようにすることは重要である。そこで今回、回復期リハの骨関節疾…

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  • 回復期リハビリテーション病院における脳卒中患者の退院時サルコペニア関連評価の比較

    吉田 優斗, 福澤 純, 小池 将, 仲村 歩華, 三澤 慎, 姫野 蒼大, 原井 瑛広, 大渕 修一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 210-210, 2024-03-31

    <p>【はじめに,目的】</p><p> 脳卒中発症後に併発する脳卒中関連サルコペニアは,有症率が 42.0%と言われている.サルコペニアのスクリーニングについて ,Yiらは地域高齢者において,下腿周径(CC)が最も感度・特異度が優れていたと報告している.脳卒中患者においては必ずしもCCが優れているとは言えないと報告されており,疾患別にスクリーニングを検討する必要性が指摘されている.2019年のA…

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  • 野球選手における腰痛発症に関わる下肢柔軟性の検討

    十文字 雄一, 安中 聡一, 長沼 誠, 杉原 敏道, 対馬 栄輝 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 215-215, 2024-03-31

    ...</p><p>【結論】</p><p>野球選手の腰痛予防には,非投球側股関節内旋可動域の維持が重要であると考える.</p><p>【倫理的配慮】</p><p>本研究はヘルシンキ宣言に則り,被験者の同意を得た上で実施した.</p>...

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  • Modified Prone Press Up Testの脊柱伸展可動性評価指標としての妥当性の検討

    竹内 光, 佐藤 嶺, 藤田 亮介, 中島 和哉, 村上 正和 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 219-219, 2024-03-31

    ...転倒による骨折や腰部変性疾患は要介護の原因となるため,それらを予防することは大変重要である.MPPUTにて介護予防事業で簡便に胸椎伸展可動性を数値化できることは介護予防の推進に繋がると考える. </p><p>【結論】</p><p> MPPUTは胸椎伸展可動性の評価指標として簡便で有用な検査であることが示唆された....

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  • The Low Physical Activity Questionnaire日本語版によって血液透析患者の身体活動量の管理目標値は判別可能か

    山部 早智, 吉越 駿, 新川 さやか, 飛田 亜純, 原田 愛永, 長田 しをり, 松永 篤彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 222-222, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 血液透析(HD)患者において身体不活動は生命予後に悪影響を及ぼすことから、身体活動量の把握は疾病管理上極めて重要である。一般に、身体活動量の評価に使用される質問紙法は歩数計に比べて精度は劣るが、対象者の協力が得られやすいという利点がある。近年、HD患者に向けてthe Low Physical Activity Questionnaire …

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  • 『当院呼吸器内科病棟の転倒・転落アセスメントシートの有用性』 ~入院時に転倒・転落の予測は可能か~

    黒田 大智, 北村 健人, 岩田 晋 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 226-226, 2024-03-31

    ...<p>【背景】</p><p> 多くの病院では,日本看護協会が提示した転倒・転落アセスメントシートを改定したものを使用しており,当院においても看護師が運用を行っている.アセスメントツールは看護師が簡便に使用でき,根拠のあるリスクをスコア化してカットオフ値を定めることが望ましいとされている.当院呼吸器内科病棟では多職種で転倒予防カンファレンスを実施しているが,根拠のあるリスクのスコア化やカットオフ値が定...

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  • 心疾患患者に対する心肺運動負荷試験は再入院リスクを低減させる

    太田 友幸, 萩原 妃里子, 橋本 司, 中澤 宏之, 市川 研太, 車谷 容子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 23-23, 2024-03-31

    ...しかしCPX後に再入院率が減少している特徴から、CPX結果を基にした運動・生活指導を行うことは心不全増悪による再入院を予防するための重要な因子である可能性が示唆された。心疾患におけるリハビリテーションガイドラインにおいて心不全患者は点滴加療終了後に症候限界性運動負荷試験の実施が推奨されている。...

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  • 後外側骨片を伴う大腿骨転子部骨折の歩行予後

    杉田 久洋, 尾崎 夏実, 中原 広志, 二木 良太, 桑原 浩彰, 濱田 恭, 酒井 忠博 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 233-233, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 近年、大腿骨転子部骨折の診療の際、術前に骨折型をCTで評価することが一般的となっている。その中で後外側骨片 (以下、PL骨片)が多く存在することがわかってきた。 PL骨片の報告は術後カットアウトやSwing motionなど手術成績に関するものが多く、歩行予後への影響についての議論は不十分である。本研究の目的は、PL骨片の有無が歩行予後に与える影響を調べる…

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  • 在宅要介護高齢者の転倒要因についての考察-転倒予防自己効力感と注意・遂行機能に着目して―

    高木 遼大, 松尾 善美 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 238-238, 2024-03-31

    ...転倒恐怖感を測定する尺度として転倒予防自己効力感尺度(Fall-Prevention Self Efficacy Scale :FPSE)が あるが、転倒の予測因子とはなっていない。一方、認知機能状態は転倒リスクを増大させる要因であり、認知機能が低下は注意・遂行機能の低下を招く。本研究は在宅要介護高齢者の転倒要因について、FPSEや注意・遂行機能に着目して考察することを目的とした。...

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  • 訪問リハビリテーション利用者における転倒経験と現在の生活機能、心身機能の関係:パイロットスタディ

    佐藤 惇史, 村瀬 力真, 佐野 祐貴子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 241-241, 2024-03-31

    ...実際、在宅自立高齢者において、転倒経験が1年半後のADL障害のリスク要因に挙げられており (原田ら、2006)、転倒を予防していくことが重要である。訪問リハビリテーション (訪問リハビリ)では、転倒予防に向けた介入も行われているが、訪問リハビリ利用の在宅療養生活者の自宅内転倒率は19.3%とされ (西田ら、2014)、介入プログラムの検討のみならず、転倒経験の把握やその後の支援も必要である。...

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  • 通所型短期集中予防サービス利用者の新たな社会参加獲得に関する検討

    安藤 達也, 袴田 真幸, 三宅 英司 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 245-245, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p> 東京都八王子市は自立支援・重度化防止に重点をおいた通所型短期集中予防サービス (通所C)に取り組んでいる。通所Cの最終目標は積極的な社会参加だが、参加者の新たな社会参加の獲得に関する報告はない。本研究は通所Cでの新たな社会参加について、身体・精神機能やIADL、QOL、社会的役割など多面的な側面から明らかにすることを目的とした。...

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  • ICTを活用した遠隔支援により、デイサービスにおける自立支援の機能強化を目指した取り組み

    中瀬 咲子, 安齋 紗保理, 山中 信, 植田 拓也, 新井 武志, 柴 喜崇 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 249-249, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 近年、要介護者の自立支援が重要課題となっている。我々は、リハビリテーション専門職 (以下、リハ専門職)の遠隔支援により、デイサービス事業所の自立支援の機能強化を目指す取り組みを実施している。本報告では、本取り組みの課題と展望について報告する。 </p><p>【方法】</p><p> 神奈川県内の1日型デイサービス1か所をを対象とし、利用者評価 …

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  • 介護予防リーダー養成講座10年間の実践報告

    関口 晴子, 河合 恒, 江尻 愛美, 大渕 修一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 252-252, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>介護予防は住民が主体となり、高齢者が地域の中に生きがいや役割をもち生活出来る様な居場所と出番作りが重要である。我々は東京都A市と協働で、地域の特性を考え介護予防活動ができる介護予防リーダーの養成講座 (以下講座)を毎年実施し10年が経過した。今後も継続して介護予防リーダーの活躍が広がるよう、講座の内容と運営方法について報告する。...

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  • 地域在住高齢者における足部痛による活動制限の疫学研究:系統的レビュー

    仲 貴子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 259-259, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p>足部痛と足部痛を原因とする活動制限 (Disabling Foot Pain;以下DFP)の統合された推計有病率の報告は極めて少ない。本研究は、地域在住高齢者を対象としたDFPの疫学研究の系統的レビューを目的とした。 </p><p>【方法】</p><p>資料はPubMed、CINAHL、Cochran、PEDro、医中誌 …

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  • 地域高齢者のライフイベントと社会的健康度:ポジティブおよびネガティブな側面からの検討

    牧野 圭太郎, 土井 剛彦, 堤本 広大, 片山 脩, 山口 亨, von Fingerhut Georg, 山際 大樹, 牧迫 飛雄馬, 島田 裕之 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 26-26, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 近年、高齢期の健康状態の指標として、身体、認知、心理的な健康度に加え、社会的な健康度を評価することの重要性が認識されており、これを表す概念の1つとして社会的フレイルが提唱された。社会的フレイルは障害発生や死亡のリスクに影響することが報告されているが、社会的フレイルの発生に影響する因子については未だ十分に検討されていない。本研究では、高齢期に経験するポジティ…

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  • 介護予防における姿勢指導とその影響

    尾﨑 智之, 藤田 由貴子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 265-265, 2024-03-31

    ...そこで今回当院主催の介護予防講座にて経時的にモニタリングができる姿勢セルフチェック方法の指導を実施し,姿勢に対する意識の変化とその満足度を調査したので報告する....

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  • 福祉用具の活用は介護予防(自立支援)の即効薬

    望月 彬也 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 268-268, 2024-03-31

    ...<p>【目的】</p><p>介護予防の理念は高齢者等が日々の暮らしを自立し、最期まで活き活きとした生活を持続することである。介護予防には①心身の状態を整える②日々の暮しを自立する③自分が望むことをする3段階がある。わが国は人生100年時代を迎え、近未来には人口の半数が65歳以上となり高齢者が急増する。これは「高齢社会」先進国の日本だけでなく世界的な課題になりつつある。...

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  • 東京都足立区在住高齢者における活動量調査ならびに同居家族の有無に関連する生活機能の調査について

    奥田 裕, 小山 優美子, 中島 葵衣, 安瀬 月, 河野 琉玖, 加瀬野 智樹, 小池 空, 竹間 世和 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 270-270, 2024-03-31

    ...今回は、本学における介護予防事業の事前調査として、足立区地域在住高齢者の状況把握をするため、活動量に関わる要因と独居高齢者の傾向を把握することを目的とした。 </p><p>【方法】</p><p>足立区地域包括ケア推進課と本学近隣2個所の地域包括支援センターの協力のもと、「はじめてのフレイル予防教室 」などの5つの高齢者グループで研究の募集を行った。...

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  • フレイル予防・高血圧重症化予防教室参加者の体力変化について-2022年度の報告-

    恩田 彩加, 髙橋 愼弥, 関根 美幸, 猪股 伸晃, 桑原 倫子, 水野 美穂, 田村 広江 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 274-274, 2024-03-31

    ...内容はフレイル予防および高血圧重症化予防に関する講話、実技、ワークとした。2021年度は自宅にて転倒、骨折後参加困難となる者がいた。そのため、2022年度は集団体操について、自重下でのさまざまな運動速度での運動を含む、転倒予防を目的とする内容を追加し、運用した。...

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  • 地域在住高齢者における地域レベルの社会参加と精神的健康との関連:横断的マルチレベル分析

    谷出 敦子, 清野 諭, 横山 友里, 小島 みさお, 倉岡 正高, 植田 拓也, 森 裕樹, 秦 俊貴, 山中 信, 藤原 佳典 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 28-28, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 高齢者の社会参加は、身体・認知機能、精神的健康に有効であ ることが報告されている。加えて、高齢者では地域レベルの要因が個人の身体活動や認知症発症と関連することが示されているが、精神的健康との関連はよく分かっていない。本研究では、地域レベルの社会参加割合と高齢者個人の精神的健康の関連を検討することを目的とした。 </p><p>【方法】</p><p> …

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  • 当施設利用者の身体機能低下に影響する要因の調査~握力・歩行評価による検討~

    中島 裕介 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 284-284, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p> 日常生活に組み込まれた運動習慣や社会参加がフレイル予防につながることが明らかになっている.当施設でも運動,栄養指導に特化した関わりにより利用者の身体機能に維持・改善の傾向がみられている.しかし,中には低下の傾向を示す者も一定数存在する.本調査では利用者の体力測定結果を維持・改善群と低下群に分け,比較検討することで低下傾向に影響した要因を明らかにすることとした....

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  • 介護予防教室自粛期間中のフレイル状態の比較 Fried frailty phenotype questionnaireを用いた検討

    鬼木 貴也, 飛永 有美子, 永嶋 広大, 岡本 萌花, 吉田 純一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 287-287, 2024-03-31

    ...</p><p>【方法】</p><p> 対象は介護予防教室に参加している地域在住高齢者14名のうち介護予防教室自粛前令和2年1月(以下:pre群)と介護予防教室自粛解除後令和4年11月(以下:post群)の両日に参加された13名(年齢76.8±4.3歳)とした....

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  • 高齢者のBMIと身体活動量および運動の実施状況との関係-「スポーツ・ライフデータ2022」の二次分析-

    大武 聖, 齋藤 孝義 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 290-290, 2024-03-31

    ...しかしこのデータは新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言中に行われた調査のものであり、明らかとなった結果が新型コロナウィルス感染拡大による一時的なものなのかどうかを明らかにすることは活動量の低下も発症要因の一つであるサルコペニアの予防のために重要であると考えた。 本研究の目的は新型コロナウィルス感染拡大後の高齢者のBMIと身体活動量および運動の実施状況との関係を明らかにすることである。...

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  • 通所介護施設における嚥下機能のスクリーニング評価の重要性 -自覚症状と嚥下機能の誤差での検証-

    大暉 櫻井 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 299-299, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに】</p><p> 高齢者の地域生活を援助する上でフレイル予防の重要性が提言され,様々な対策が病院や地域活動を通して行われている.近年はフレイルの中でも“オーラルフレイル”に注目が集まり,身体 的フレイルに与える影響も非常に高い事が分かっている.オーラルフレイルは嚥下機能の低下を引き起こす事も多く,肺炎の大きな原因である“誤嚥”の原因ともなる....

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  • 地域における骨粗鬆症検診と骨折予防

    旭 竜馬 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 3-3, 2024-03-31

    ...初発および二次骨折を予防するため、骨粗鬆症、転倒および骨折への対策が重要となる。 このような背景の中、我々は埼玉県の幸手市とともに骨粗鬆症検診での骨粗鬆症早期発見や転倒・骨折予防の取り組みを共同で行ってきた。骨粗鬆症検診において、我々は橈骨遠位部の骨密度や問診とともにロコモティブシンドローム (ロコモ)、筋肉量、歩行速度や握力といった身体機能の評価を行った。...

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  • 血液透析患者に対する二重課題が注意・遂行機能に及ぼす影響

    浅野 貞美, 山口 智晴, 村山 明彦, 森本 耕吉, 諸遊 直子, 藤岡 佳伸, 谷島 薫, 後藤 健 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 301-301, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 血液透析患者は認知機能障害を認める割合が高く,認知機能の低下はADLやQOLのみならず生命予後が不良との指摘もあり,その対策は重要な課題である.特に血液透析患者は,長期にわたるシャント管理等のセルフケアを行うため,注意・遂行機能を維持することが必要不可欠である.近年,運動課題と認知課題を組み合わせた二重課題 (Dual …

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  • 当院職員に対する腰痛対策事業が腰痛の予防ならびに改善におよぼす影響

    篠原 晶子, 有福 浩二, 坂本 淳哉 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 307-307, 2024-03-31

    ...また,新規腰痛予防率は87.3%,腰痛改善率は43.7%であった. </p><p>【考察】</p><p>今回の結果,腰椎伸展運動の実施率は81.5%と高く,短時間の教育でも簡単に行える伸展運動は運動継続に有効であったといえる。そして,腰痛予防効果は高く,また,腰痛有訴者に対しても痛みの軽減効果と腰椎伸展動作の改善が得られることが示唆された。...

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  • 通いの場の取組をPDCAサイクルに沿って評価するための枠組み:ACT-RECIPE

    清野 諭 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 31-31, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>令和元年に公表された「一般介護予防事業等の推進方策に関する検討会取りまとめ」では、一般介護予防事業 (通いの場)等をPDCAサイクルに沿って推進することが重要視されている。しかし、その具体的な推進方策や、標準化された評価の枠組みは明示されていなかった。...

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  • 内容分析手法を用いた形態素解析と構文分析及び共起分析の提案-仕事と腰痛のツイートデータを例として-

    原田 裕輔, 澤野 純平 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 311-311, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>日本における腰痛を有しながらの就労継続者は多く、腰痛は労働生産性や生活の質、失職、休職などの人生のライフプランに影響を与えるとされ、腰痛の予防対策は急務である。厚生労働省が発表している令和2年業務上疾病発生状況を見ても、災害性腰痛の発生件数は新型コロナウイルス感染を除けば、5,582件の第一位である。...

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  • 通所介護を週に3回以上利用し運動療法を継続することにより歩行率の変動が減少する

    杉 輝夫, 藤崎 直子, 五木田 剛, 加藤 健二 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 315-315, 2024-03-31

    ...第9回予防理学療法学会において,一般の高齢者と比較し通所介護の利用者は,握力を3回測定したときの変動係数(CV)が高値で発揮できる筋力の変動が大きいことを報告した.そこで,通所介護における理学療法を継続した場合のCVの変化を把握し,利用頻度の違いによる効果について検証することとした....

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  • 人工膝関節全置換術後に短期間で身体機能が低下した患者の特徴~術前因子からの探索~

    田中 友也, 池田 光佑, 田澤 智央, 高橋 遼, 島根 幸依, 八木 勇太, 杉本 和隆 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 318-318, 2024-03-31

    ...これは要介護の原因になることが考えられ、身体機能を維持するための3次予防が重要となる。そのため、術後に身体機能が維持できなかった患者の特徴を把握することは、TKA後の3次予防を推進するための一助となる。本研究の目的は、TKA後3ヶ月~1年にかけて身体機能が低下した患者の特徴を、術前因子から探索的に調査することである。...

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  • 悪性骨腫瘍複数回再発により下腿切断となったが人工脛骨断端での義足歩行を獲得した症例について

    冨士 佳弘, 田宮 大也 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 323-323, 2024-03-31

    <p>【はじめに】</p><p>悪性骨腫瘍は難治性希少がんの一つである。四肢 に生じた際、可能な限り患肢温存を行うが、骨欠損がある場合は腫瘍型人工関節置換術を施行することが多い。しかしながら、人工関節置換術後の再発については確立した治療法はない。本症例では人工関節部位での切断となり、義足装着にて日常生活動作の獲得を図った。 …

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  • 腰椎術後の遺残症状によりうつ状態にあった一例-COPMを用いた目標設定と多面的介入による痛みの難治化予防-

    佐々木 隆紘, 中村 祐太, 柴 伸昌 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 327-327, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p> 腰椎固定術後の遺残症状において,器質的問題の解決や疼痛の改善に目標を置くのではなく,COPMなどを用いた患者主体の作業遂行を目標として多面的介入をすることで,QOL改善や慢性疼痛の予防に有効である可能性がある. </p><p>【倫理的配慮】</p><p>本症例報告はヘルシンキ宣言に基づき研究や発表に関して説明し,同意を得たうえで行った.</p>...

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  • 通いの場参加者の要介護認定発生率~自治体事業としての評価~

    倉地 洋輔, 中澤 幹夫, 天野 樹, 添田 結美子, 濱田 守人, 植田 拓也 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 33-33, 2024-03-31

    ...ではない.町田市の高齢化率は2020年に26.9%であったものが2025年には約28%、2040 年には約37%に達すると予測されている.また、2010年から 2019年で要支援要介護認定者数は7,500人増加し、今後も高齢者人口の増加に伴いその数は増え続けることから、介護保険制度を持続可能なものとするためにもその対策は急務である.この対策の一環として、町田市では2016年から地域づくりによ る介護予防事業...

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  • パーキンソン病者に対するヘルスプロモーションに関する取り組み

    岡﨑 雅樹, 山岸 耕二, 宮下 崇, 奥屋 愛太朗, 仲辻 良仁, 近田 美香, 髙橋 彩華, 岩佐 茂美, 髙田 尚光, 早瀬 史子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 333-333, 2024-03-31

    <p>【はじめに】</p><p> WHOは医療機関にヘルスプロモーションの考え方や戦略を組織的に組み入れた活動を行うことを勧めている.パーキンソン病者は一般高齢者と比べてフレイルの罹患率が高く,また肺炎や転倒・骨折などの合併症も多く報告され,これらがADL,QOL低下の要因となっている.一般的に薬剤調整不備や肺炎,廃用症候群といったような状態が悪化し加療のために入院しリハビリテーションを行うこと…

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  • 高齢高血圧者は3か月間の体操で心血管系の循環動態が正常血圧者に近づいたか?

    田中 みどり, 菅原 基晃, 清水 隆明, 関原 啓介, 石井 海斗, 仁木 清美 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 338-338, 2024-03-31

    <p>【はじめに】</p><p>循環器系疾患で治療効果の判定にも使用できる簡便な検査としてハンドグリップテスト (HGT) がある.高血圧患者では通常,正常血圧の患者と比較して,より大きな血圧上昇がみられると報告されている.我々の研究でも高齢正常血圧者 (norm)と高齢高血圧者 (HT)でHGTを施行すると,頸動脈エコーで計測した心収縮性指標 …

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  • スリーブ状胃切除術における減量入院後の手術待期期間は術前後の減量効果に影響するか?

    北村 健人, 高木 清仁, 山下 裕, 松田 淳一, 岡田 由紀子, 渡邊 梨紗子, 渡邉 啓介, 砂田 知里, 會津 恵司 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 342-342, 2024-03-31

    <p>【はじめに】</p><p> 肥満外科治療は高度肥満症に対する最も効果的な治療法である。診療報酬上、手術治療には最低半年の内科治療期間を設け、術 前期間中に総体重から5%以上の減量が必要となる。多くの施 設で術前の減量入院が取り入れられている。高度肥満症患者は糖尿病をはじめとする健康関連疾患の合併に加え、精神疾患の合併や知的な問題を抱える症例も多い。術前減量が術後の減量効果に影響する報告もあ…

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  • 幼児期肥満と粗大運動発達の関連性

    安中 聡一, 十文字 雄一, 長沼 誠, 杉原 敏道, 対馬 栄輝 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 347-347, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに】</p><p> 2020年度の学校保健統計調査によると,全国の幼稚園と幼保 連携認定こども園における幼児 (5歳児)の肥満傾向児の割合は, 3.51%と報告されている.肥満は,虚血性心疾患をはじめとする非感染性疾患 (non-communicable disease: NCD)の原因になるといわれており,WHOの指針によると,幼児期はNCDのリスク要因に対し予防効果が期待できる重要...

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  • 若年男女におけるロコモティブシンドローム高リスクの該当割合と関連要因

    坂主 竜生, 松本 千晶, 久保 晃, 遠藤 佳章 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 351-351, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> ロコモティブシンドローム (以下,LS)とは運動器の障害による移動機能の低下を指す.医療費・介護費の削減と労働力確保の観点から,若年者におけるLSの早期発見が重要である.先行研究では若年者を対象にLSに関する検討が行われている. Ohtsukiらは,29歳以下の男性においてLSの該当割合は27.6%, …

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  • コロナ禍における医療系大学生の運動習慣と精神的健康の実態調査

    重國 宏次, 加藤 剛平, 富田 義人 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 355-355, 2024-03-31

    ...</p><p>【結果】</p><p> 2020年以降コロナウイルス感染症感染予防に対する緊急事態宣言が発令され運動量が減少した、に対しては、 (55.6%)、変わらない (34.6%)、増加した (9.8%)。...

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  • 年齢と姿勢制御の様式が方向転換動作の運動戦略に与える影響

    渋川 佳彦, 橋本 淳一, 李 相潤 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 359-359, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 高齢者の大腿骨頸部骨折は要介護の主要な原因の一つであり,受傷機転の約8割は転倒である.特に方向転換中の転倒は,大腿骨頸部骨折の危険性が直進時と比較して約7.8倍となる.方向転換のステップ戦略はspin turnとstep turnに分類され,体幹では体軸内回旋の戦略と体節が一塊となるen-bloc戦略が観察 …

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  • 起立動作と立位における制御可能な骨盤移動距離との関連

    尾藤 志帆, 百田 雅治 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 361-361, 2024-03-31

    <p>【はじめに,目的】</p><p> 基本動作である起立動作は移乗や歩行開始など生活の起点となり,頻繁に行われる.起立動作は身体重心を前上方へ移行,かつ支持基底面は足部へ変位する.つまり重心位置を前方に移動し垂直方向へ高くなるとともに狭小した支持基底面内に制御するダイナミック性が必要である.その結果,身体重心である骨盤の移動距離拡大は立位で身体制御可能な幅を拡大する要因と考え,本研究では起立動…

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  • 体組成計の機種別測定差について

    井上 和久, 小野塚 雄一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 363-363, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p>高額な体組成計と安価な体組成計とで大きな測定差がない場合、家庭でも気軽に安価な体組成計を使用でき、より信頼性のある体組成計として提示できる。本研究の目的は、4種類の体組成計を使用し、各機種で測定した結果について比較し、測定値を比較することとする。 </p><p>【方法】</p><p>対象者は整形外科学的および神経学的疾患の既往がない健常者のデータを得るため、…

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  • 緩消法の筋弛緩効果に対する諸要因の検討

    杉本 諭, 坂戸 孝志, 古山 つや子, 中城 美香, 古井田 真吾, 中山 智之, 尾嵜 亮, 有馬 枝津賀 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 366-366, 2024-03-31

    <p>【目的】</p><p> 緩消法は筋に軽い押圧を加えながら筋活動を行わせる手技であり、5~10分の短時間で痛みを伴わずに筋を弛緩させることができる。これまでに我々は、緩消法による筋の弛緩効果について検討し、押圧力500g~750g、直径1~2cmでの押圧が効果的であることを報告した。しかし性別やBMI、介入前の筋緊張の程度は考慮せずに分析した。またこの研究では一側の腰背部筋を押圧した状態で体…

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  • スマートフォンを用いた足部3次元骨格計測システムによる関節疾患リスク評価

    山下 和彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 37-37, 2024-03-31

    ...</p><p>【方法】</p><p>本研究では,転倒予防を目指し様々な装置を開発してきた.一例としてスマートフォンを用いた足部骨格3D計測を実現した.精度は1.7mm,角度は0.1°であり,扁平足や外反母趾リスクの評価を行えるシステムを開発した....

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  • 就業年代層における身体活動量と疾患管理に対する自己効力感との関連についての検討

    奈良 香菜子, 三木 貴弘, 金居 督之, 秋本 万里奈, 萩原 悠太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 372-372, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p>身体活動量の向上は健康に良い影響を与える。また、自己効力感は、状況を変化させる手段を遂行する自己評価や確信の程度と定義され、身体活動量の向上をはじめとする行動変容や健康行動に影響を与える。自己効力感には様々な種類があり、これまでに運動行動に対する自己効力感が身体活動量に関連があることが報告されている。一方、服薬遵守や運動、食事などのセルフケア行動の管理を含む…

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  • 心不全入院患者の退院後,再入院するまでの日数に関連する因子の検討

    鈴木 伸治, 下田 隆大, 水越 大輔, 三浦 丈親, 寺井 知子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 377-377, 2024-03-31

    <p>【はじめに】</p><p> 慢性心不全患者は退院後,再入院を繰り返すことは知られており ,再入院をするたびに身体機能が低下の一途をたどることが心臓リハビリテーションガイドラインにも記されている. そのためできるだけ再入院をするまでの日数を長引かせる必要がある.我々は再入院に影響する因子として高齢,心筋梗塞,心房細動の既往,腎機能低下,同居家族ありおよび退院時Short Physical …

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  • 通所リハビリテーション利用者の就労状況と身体機能の調査

    野口 涼太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 380-380, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 高齢化が進み働き手不足が深刻化するなかで,高齢者や障害者への就労継続支援が注目されている.その一つとして通所リハビリテーション (以下,通所リハ)が就労継続支援の手段として期待されるが,その実態や特徴については明らかになっていない.そこで本研究では当院通所リハに通う利用者の就労状況や身体機能の特性について調査し,通所リハによる就労継続支援の可能性を検討する…

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  • 産業保健領域における理学療法士の認知度調査

    和中 秀行, 柘植 孝浩, 藤本 昌央, 川村 有希子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 382-382, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 近年、転倒や腰痛などの労働災害への対策に理学療法士の活用が推奨されるなど、理学療法士の産業保健分野への参画の機運が高まっている。一方、産業保健活動に関与している理学療法士は稀であり、この分野でなにができるのかの認知度は低いとされている。そこで、本調査は産業保健活動に従事しているスタッフの理学療法士への認知度を調査し、今後理学療法士が産業保健活動に参画してい…

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  • 化学工業従業員に対する転倒・腰痛対策

    川村 有希子, 川又 華代, 位高 駿夫, 甲斐 裕子, 赤前 幸隆 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 385-385, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p>厚生労働省によれば、近年「転倒」および腰痛等を含む「作業行動」に起因する労働災害 (以下:労災)の増加がみられ、全体の約4割を占めている。2023年度から5年間を計画期間とする第14次労働災害防止計画では、重点対策の中に、「労働者の作業行動に起因する労働災害防止対策の推進 …

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  • 消化器がん患者の治療と仕事の両立支援に関する介入 システマティックレビュー

    樋口 周人, 舩津 康平, 村上 武史, 久原 聡志, 原田 有理沙, 高木 絵理子, 立石 清一郎, 佐伯 覚 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 389-389, 2024-03-31

    <p>【目的】</p><p> 消化器がん(食道がん・胃がん)は40代以降の就労世代で多く罹患する疾患の1つである。特に胃がんは罹患数、死亡数共に全がん種のうち国内第3位となっている。近年では、食の欧米化を背景に消化器がんは増加傾向にあるものの、治療技術の進歩によって消化器がんの死亡数自体は減少傾向となっている。したがって、治療と仕事の両立支援 …

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  • 都道府県理学療法士会・作業療法士会を対象とした地域や職場における予防・健康づくり等へのリハビリテーション専門職の関わりや役割に関する調査

    佐々木 嘉光, 吉井 智晴, 成松 義啓, 萩原 悠太, 野崎 展史, 三浦 創, 太田 智裕, 香山 明美, 清水 兼悦, 関本 充史, 戸松 好恵, 渡邉 忠義, 松本 良二 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 392-392, 2024-03-31

    ...</p><p> ・腰痛:京都府PT士会の医療・介護従事者に対する腰痛予防・介助教室。静岡県PT士会の市・郡市区医師会と連携した企業向け腰痛予防教室。</p><p> ・転倒:長崎県PT士会の県・保健所と連携した転倒骨折予防の個別・集団指導と普及啓発。</p><p> ・メンタルヘルス:長崎県OT士会の市町と連携したうつ病の兆候がある方々を専門医療機関につなぐ、特定健診の場等におけるうつ検診事業。...

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  • スマートフォン使用時間と頸部屈曲角度の関連について -理学療法学科学生を対象とした予備研究―

    明日 徹 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 399-399, 2024-03-31

    <p>【目的】</p><p>スマートフォン (以下スマホ)の普及により、筋骨格系障害 (頸部痛や肩こりなど)が大きな問題であると考えられている。本研究の目的は、勤労者のスマホ使用時間が筋骨格系障害へ与える影響を検討する予備的研究と位置づけ、大学生のスマホ使用時間と頸部の屈曲角度の関連を調べることである。 </p><p>【方法】</p><p>理学療法学科学生でiPhoneユーザーを対象とし、測定 …

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  • 実習指導に対する自己効力感の低下によってワークエンゲージメントへ影響が生じた従業員へ実行したマネジメントの事例

    山 健斗, 山 由莉, 上原 大基, 佐藤 優季, 山下 真司, 佐々木 駿, 松本 裕輝 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 400-400, 2024-03-31

    <p>【はじめに】</p><p>臨床実習に関する研究は多岐に渡るが,指導者の心理的状態に着目した研究は少ない.マネジメントの教育を受ける機会の少ない療法士にとっては,実習指導や従業員教育が負担になることが懸念され,ワークエンゲージメント (以下 WE)に関わることが予想される.そこで,通所介護施設で作業療法学科の学生に対する臨床実習指導にあたった従業員の自己効力感とWEが低下したことに対し,問題…

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  • 介護職員における痛みと専門職アドバイス希望の調査

    坂上 尚穗, 佐々木 広人, 荻原 久佳 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 407-407, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>2020年厚生労働省による業務上の疾病発 生状況おいて,労働災害の85%が腰痛であり,特に病院,福祉施設などでは93%が腰痛と公表される.腰痛などによる労働力低下から社会経済的損失が大きく有効な対策が求められている.そこで,本研究は腰痛などによる労働力低下を予防する目的で介護職員を対象に腰痛を中心に痛みの実態と専門職アドバイス希望などを調査することである....

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  • 腰痛予防の取り組み 廃棄物関連施設の職員に対して 第四報

    大田 幸作, 田舎中 真由美, 磯 あすか, 津田 泰士 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 409-409, 2024-03-31

    ...理由として、2013年からの継続的活動の効果と、中断時も動画を利用することで、各職員の腰痛予防意識に好影響を与えたのではないかと考えた。 </p><p>【倫理的配慮】</p><p>結果の集計には個人が特定できないよう配慮し、学会発表の目的や方法について自治体担当職員に説明し同意を 頂いた。</p>...

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  • 産業理学療法士の育成を目的としたケースメソッド教育の教材開発の試み

    木村 圭佑, 岡原 聡, 加藤 芳司 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 413-413, 2024-03-31

    ...</p><p>【方法】</p><p> 本研究では産業理学療法の定義を,「産業保健領域における理学療法とは,幅広い勤労者へ対応するために,心身の機能評価,作業条件の評価や望ましい身体活動の提案を実践し,健康障害,労働災害の予防ならびに治療と就労の両立支援を達成する理学療法の1つである.(日本理学療法士協会,2017)」とした....

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  • 安全衛生委員会が取り組む健康課題に理学療法士が貢献できる可能性

    垣見 尚宏, 髙橋 廣彰 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 415-415, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに】</p><p> 安全衛生委員会 (委員会)は労働安全衛生法に基づき、労働災害 予防と健康障害の防止及び健康の保持増進に関して調査・協議し対策を講ずることが目的となっており、産業医、衛生管理者、委員で構成され、所属施設にて参画している理学療法士 (PT)も存在する。 また、第14次労働災害防止計画に腰痛・転倒予防対策の推進が明記され、PTの活用が期待されている。...

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  • 座位および立位での軽作業における主観的疲労感と筋活動量・筋疲労に関する実験研究

    徳田 良英, 川田 誠也, 菊田 雄大, 深草 孝友 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 419-419, 2024-03-31

    ...<p>【目的】</p><p>座り過ぎは寿命が短く,肥満度は高く,2類糖尿病や心疾患の罹患率が高い.日本人の座位は約7時間(中央値)で諸外国に比べ長く,座り過ぎの生活習慣改善は急務である.我々は若年健常者の座位および立位での軽作業30分が官能的に許容範囲であったことを第34回日本インテリア学会で報告した.本稿は座位 ・立位の軽作業での筋活動量と筋疲労を評価し予防に向けた方策の基礎的知見を得ることとする...

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  • 自動車製造工場に勤務する労働者の転倒・転落予防事業への関わり

    石川 響, 矢倉 千昭 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 422-422, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p> 我々は,静岡県浜松市にある本田技研工業トランスミッション製造部の安全衛生課・健康管理センターに協力し,工場内で発生した転倒・転落事故の現場検証と再発防止対策,工場の転倒 ・転落予防事業に携わる機会を得た.理学療法士が産業保健分野に介入した貴重な経験であり,理学療法士の社会的役割と職域拡大の一助となると考え報告を行う....

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  • リハビリテーション専門職のためのリワークプログラムの取り組み

    秋元 健太郎, 佐藤 義文 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 429-429, 2024-03-31

    ...そのため、厚生労働省によるメンタルヘルス対策を参考に、不調予防対策として相談窓口の活用、休職に伴う法律整理や休業補償の提示、復帰に伴う業務強度の提示と、フレックスタイムの導入など職員、管理者が理解しやすいように整備した。...

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  • 機能解剖学的視点から見た腱障害の予防理学療法

    江玉 睦明 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 46-46, 2024-03-31

    ...AT障害は,慢性化しやすく難治性であるため,有効な予防法 の確立が急務である.また,2018年にFCバルセロナと国際サッカー連盟が共催で実施したカンファレンスにおいて,AT障害発生メカニズムの解明と,予防法の確立の必要性が強く世界に発信されたことから,AT障害の予防は,スポーツ愛好家からトップアスリートまで幅広い層において最重要課題であるという認識が急速に広まった....

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  • 軽症脳卒中患者に対する「フレイル予防ネット」の取り組み

    太田 幸子, 山下 遥, 西薗 博章, 横田 千晶 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 48-48, 2024-03-31

    ...2022度からは、吹田市に加えて摂津市との「フレイル予防ネット」の提携が成立した。 </p><p>【展望】</p><p> 今後、近隣の自治体との「フレイル予防ネット」の提携を拡げ、地域に特化した患者の療養に関連する医療、福祉、社会資源 ( スポーツ関連)を効果的に繋げ、活動性維持による患者の完全な社会復帰を目指したい。...

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  • 肺高血圧症と予防理学療法

    飛田 和基 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 50-50, 2024-03-31

    ...本演題においては、PH患者に対する急性期からの予防的な理学療法介入の可能性を示したい。 </p><p>【倫理的配慮】</p><p>本演題で紹介する研究については、杏林大学医学部倫理委員会の承認を得て実施した。</p>...

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  • 自立高齢者向け住宅での運動指導と効果

    中村 康朋 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 55-55, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 高齢者が一度要介護状態になると以前の生活に戻るのは難しい。当社が運営する自立向けのサービス付き高齢者向け住宅(以下、オウカス)では、フレイルから要介護化に陥るのを事前に防ぎ、人生を謳歌していただくための住まい・サービスの提供に取り 組んでいる。またその先に、社会保障費の抑制や介護離職者の低減も目指している。 …

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  • リハビリテーション専門職のストレス対処力と職務特性の影響について

    宮城 春秀, 内田 かおり, 橋本 篤, 山田 真嗣, 宮原 英詞, 下川 龍平, 樋口 悟 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 58-58, 2024-03-31

    <p>【はじめに】</p><p>ストレス対処力Sense of Coherence(以下、SOC)は、 Antonovskyが健康生成論と提唱した概念で、ストレスに上手 く対処する事で心身の健康を守り、健康に元気に生きていく「健康への力」として呼ばれている。SOCはセルフケアとして重要であり、新卒看護師のメンタルヘルス対策として組織風土を高めることがSOCを向上させる、また作業療法士を対象とした…

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  • 血中ポリフェノールの再現性と結腸がんリスクとの関連について: JPHC研究の結果より

    森 渚 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 64-64, 2024-03-31

    ...また、主にコーヒーに多く含まれる、ジヒドロカフェ酸、フェルラ酸、カフェ酸濃度と結腸がんのリスクとの間に負の関連が認められたことから、これらのポリフェノールが結腸がんを予防する可能性が示唆された。 </p><p>【倫理的配慮】</p><p>国立がん研究センターの倫理審査委員会および国際がん研究機関 (IARC)の倫理審査委員会の承認を得て実施した。</p>...

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  • がんリハビリテーションの臨床-急性期病院の立場から-

    阿部 真佐美 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 67-67, 2024-03-31

    ...がんリハビリテーション (以下がんリハ)では、高強度負荷トレーニングががん再発を予防することが報告されているが、実際の臨床現場では、高齢や廃用の進行、治療による倦怠感や食欲不振に伴う低栄養など、様々な要因で身体活動が制限されるため、推奨量の運動負荷を行うことが難しい場合が多い。...

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  • バスケットボール競技における1-2次予防の取り組みから考察する0次予防

    菊元 孝則, 高林 知也, 久保 雅義 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 7-7, 2024-03-31

    ...p> 足関節捻挫は発生頻度の高いスポーツ外傷であり,特に跳躍動作を繰り返すバスケットボールで多く発生する.79%の選手が足関節捻挫を経験していると言われ,その中の55%の選手は,受傷後に医療機関を受診していないとの報告もある.足関節捻挫を繰り返すことで,慢性的な足関節不安定感を呈する慢性足関節不安定症 (CAI)を発症する可能性もあり,受傷実態が把握できていないことが問題視されている.スポーツ外傷予防...

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  • 地域在住高齢者における社会参加促進プログラムが心身機能に及ぼす効果ーアクションリサーチによる取り組みー

    安齋 紗保理, 佐藤 美由紀, 芳賀 博 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 73-73, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p> 我が国では,住民が主体となって行う介護予防に大きな期待が寄せられている。しかし,住民が主体となって活動を行うにはどのようなプロセスが必要なのか,主体的に行われた活動にどのような効果があるのか明らかでない。本研究ではアクションリサーチの手法を用いて活動を企画・実施し,地域活動が自主化に至るまでのプロセスとその活動による効果を明らかにすることを目的とした。...

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  • 高年齢労働者の就労継続を支援するための戦略

    松垣 竜太郎, 松田 晋哉 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 77-77, 2024-03-31

    <p>近年、高齢化が進む中で、小売業や医療福祉業などの第三次産 業において高年齢労働者の数が増加している。高年齢労働者は、体力の問題や仕事と治療の両立、仕事と介護の両立といった様々な課題を抱えており、それらが離職の要因となる可能性がある。 我々は国内の第三次産業 (卸売業、小売業、医療・福祉業、通信業などの第三産業活動指数の対象範囲となる業種)に従事する60歳以上75歳以下の高年齢労働者5,00…

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  • 地域に根ざした産業保健活動:高齢労働者の転倒•腰痛予防

    岩倉 浩司 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 80-80, 2024-03-31

    ...そして、職業性腰痛予防の研究をしている滋賀医科大学衛生学部門の存在を知り修士課程に進学した。職業性腰痛予防の研究は、医学と工学の融合分野であり、大学で学んだ機械工学と理学療法士の知識が活かせる分野であった。キャリアの一貫性のなさにしんどい気持ちを持っていたが、今は自分にとって全てが意味のある経験であり、そのような経過を経て、理学療法士になって良かったと思うようになった。...

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  • 加齢性音声障害に対するVocal Function Exercise音声リハビリテーションの効果

    間藤 翔悟 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 83-83, 2024-03-31

    ...そのため、加齢性音声障害に対して、適切な治療法を確立することは、コミュニケーション能力の改善にとどまらず、これらの二次障害を予防するうえでも、重要な課題であると言える。 耳鼻咽喉科領域の診療現場では、声帯萎縮に代表される加齢性音声障害に対して、声帯内注入術などの外科的治療と言語聴覚士による音声リハビリテーション (音声治療)が行われている。...

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  • 認知機能障害を有する者における座位行動研究

    土井 剛彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 87-87, 2024-03-31

    ...「認知症施策推進大綱」が策定されたように、国家施策として認知症の関連課題に対し注目が集まっており、予防と共生を中心とした様々な対策が講じられている。認知症の予防ないし発症の遅延を目指すためには、適時適切に行われる認知機能評価による状態把握と積極的な介入が求められる。...

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  • 地域高齢者の包括的健康調査「お達者健診」

    江尻 愛美, 河合 恒, 今村 慶吾, 藤原 佳典, 平野 浩彦, 笹井 浩行, 井原 一成, 解良 武士, 大渕 修一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 93-93, 2024-03-31

    ...</p><p>【方法】</p><p>研究所が継続的に実施してきた「高齢期の健康と自立 の維持と要介護予防のための新たな検診システムの開発」研究に続き、新しい都市高齢者のコホートとして2011年に研究所 周辺の9町丁目に在住する65歳から84歳の高齢者全6,699名(過去のコホートとの重複者、施設入居者を除く)に対し調査案内を送付して受診者を募集した。...

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  • 第1回 PTBDにおける合併症の予防と対策

    高屋敷 吏, 高野 重紹, 鈴木 大亮, 酒井 望, 細川 勇, 大塚 将之 胆道 38 (1), 118-124, 2024-03-31

    ...<p>経皮経肝胆道ドレナージ(PTBD)の合併症としては,穿刺ルートに介在する血管損傷や経胸穿刺,腹腔内胆汁漏出による腹膜炎,などがある.血管損傷の予防対策としては,施行前の画像評価,穿刺時の超音波検査による血管穿刺の回避があり,腹腔内胆汁漏出予防対策としては,ダイレーターによる拡張からチューブ留置までの時間を最小限にすることや,穿刺ルート選択,ドレナージチューブの管理方法の工夫などがある.PTBD...

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  • 地域在住高齢者における骨格筋の質と身体活動強度および要介護リスクとの関係

    江戸 優裕, 成田 悠哉, 島田 美恵子, 岡村 太郎 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_64-1_64, 2024-03-31

    ...</p><p> 筋の質的評価には様々な手法があるが,複数の筋質指標を同時に用いた研究は少なく,多角的な調査が必要である.また,筋質は高齢者の健康づくり・介護予防に最も重要な因子の一つである身体活動レベルとの関連も報告されている<sup>2)</sup>.そこで本研究は,各筋質指標と身体活動強度および要介護リスクとの関係を明らかにすることを目的とした....

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  • ランドセル症候群の児童の歩行と走行の特徴  ― 福島子どもコホート調査 ―

    楠本 泰士, 髙橋 恵里, 浅尾 章彦, 遠藤 康裕, 小俣 純一, 横塚 美恵子, 矢吹 省司, 神先 秀人 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 100-100, 2024-03-31

    ...BSの児童の心 身機能や荷物の有無による歩行、走行の特徴が明らかになれば、小学生への予防的関りが可能となる。 そこで本研究では、福島市内の小学生のBSの児童の足部機能と荷物の有無による歩行、走行の特徴を明らかにすることを目的とした。 </p> <p>【方法】</p> <p> 本研究は横断研究とし、福島市内の全小中学校の児童、生徒に募集チラシを配布し、対象者を募集した。...

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  • 障害児の養育家庭におけるエンターテインメントを通じた自主トレーニングが療育ストレスへ与える影響

    加藤 さくら, 仲村 佳奈子, 楠本 泰士 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 106-106, 2024-03-31

    ...次女は特別支援学校及び放課後等デイサービスに週5で通い、拘縮や変形予防のために訪問リハビリテーションや音楽療法 (各月2回)を受けつつ、幼少期より各施設の専門職より指導された手指や下肢のストレッチの自主トレを実施してきた。実施中の次女は「ヤダ」「痛い」等のネガティブな表出を示すことが多く、保護者である演者も非常にストレスであった (10段階で記録した自覚的ストレス度は 7̃8/10)。...

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  • 乳児期初期におけるMovement toward midlineと姿勢推定の関連

    Sermpon Nisasri, 根本 清香, 儀間 裕貴 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 143-143, 2024-03-31

    ...本研究で用いた手法は、家庭において特殊な計測環境を必要とせず、また、遠隔で実施することができるため感染予防の観点からも有用であると考えられた。 </p> <p>【倫理的配慮】</p> <p>本研究は東京都立大学荒川キャンパス研究倫理 委員会 (承認番号:21092)の承認後、対象者と代諾者には書面を用いて研究の概要を十分に説明し、同意を得た上で実施した。</p>...

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  • 健常若年成人の位置的頭蓋変形と運動パフォーマンスにおける左右差との関連

    内尾 優, 黒米 寛樹, 河野 龍哉, 笹野 真央, 白水 杏奈, 高岡 翼 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 148-148, 2024-03-31

    ...乳幼児期に生じうる位置的頭蓋変形は早期より予防する必要性 が考えられた。 </p> <p>【倫理的配慮】</p> <p>本研究は、東京医療学院大学研究倫理委員会 (承認番21-19H)の承認を得たのちに実施した。対象者には研究内容などについて文書および口頭で十分な説明を行い、書面にて同意を得た後に実施した。...

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  • 遺伝子治療を行った脊髄性筋萎縮症I型の症例の呼吸障害への対応

    味岡 祐美, 藪本 保, 藤井 浩史 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 74-74, 2024-03-31

    ...の体調不良時には呼吸状態は容易に悪化した.在宅で NPPVやMI-Eが導入されて排痰促進や胸郭の拡張が可能となったことから,変形予防や呼吸筋疲労の軽減など予防的に早期から呼吸補助の導入を検討する必要がある可能性が示唆された.また,側弯・胸郭変形による呼吸状態の悪化を防ぐためにも早期に抗重力姿勢を促すとともに,適切な時期に姿勢保持具を検討していく必要があると考えられた....

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