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検索結果 1,116 件

  • 在庫管理システムの解析手法を用いたマルチクラウドの計算機資源の推定について

    奥田 尚樹, 前田 香織, 高野 知佐, 市原 英行 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (2), 63-71, 2024-02-01

    ...マルチクラウドにおいて,オーケストレーションツールやコンテナ仮想化を用いたマイクロサービスベースのアプリケーションの開発やサービス提供が盛んになっている.このような環境で開発されたサービスの管理に関する課題の一つとして,計算機資源を効率的に割り当て,管理するかという資源管理の複雑さがある.この課題を解決するために,マルチクラウドのモデル化を行い,そのモデルを用いて,各クラウドでどのくらいの資源量が必要...

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  • Slackを用いたネットワーク構築演習における学習状況可視化機能の実装

    宮城 勝, 吉原 和明, 越智 洋司, 井口 信和 情報処理学会論文誌 65 (1), 255-260, 2024-01-15

    ...非対面での授業形態が多様化し,場所・時間にとらわれずに各人のペースで学習できる環境が求められている.ネットワークの構築演習は,複数台の実機を用いた実践学習により知識とスキルが身につく.しかし,非対面の演習において,複数台の実機を用いて演習を実施することは難しい.そこで本研究では,Slackと仮想化ネットワーク技術を活用することで,非対面でもネットワークの構築演習の実施を可能とし,かつ学習者と指導者の...

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  • 仮想化を用いた教育基盤システムのTRIM機能適用検討

    亀井 仁志, 渡部 昌尚, 大野 真伯, 末廣 紀史, 最所 圭三 学術情報処理研究 27 (1), 89-97, 2023-11-27

    <p>香川大学のハイブリッドクラウド教育基盤システムKadai-Cloud(2018)で2021年3月まで運用したMoodleを調査した結果,課題などの格納ファイル数とファイルデータ量が急増していた.そのため,シンプロビジョニング機能で作成された仮想ディスクの割り当て済み領域について,TRIM機能を用いた未使用領域の回収が必要であった.本論文は,スナップショット機能により保護されたVMにおいて,…

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  • 専有VM上のコンテナによるコンテナセキュリティ演習システム

    西村, 拓也, 白石, 善明, 葛野, 弘樹, 毛利, 公美, 森井, 昌克 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 131-138, 2023-10-23

    ...コンテナ型仮想化技術は普及期に入っており,今後さらにコンテナの利用が進むことが予想される.コンテナを導入し安全に運用するためにはコンテナに関するセキュリティの知識を持つ人材の育成が重要となる.本論文ではコンテナのセキュリティを総合的に学習するための演習シナリオ作成の考え方について整理している.Host shared Containers(HCS)型の演習環境でコンテナセキュリティ演習を行う場合,コンテナホスト...

    情報処理学会

  • 光アクセスネットワークの仮想化とソフトウェア化

    鈴木 貴大, 金 相燁, 可児 淳一, 吉田 智暁 IEICE FUNDAMENTALS REVIEW 17 (2), 147-156, 2023-10-01

    ...アクセスプラットホームのSEBA (SDN-Enabled Broadband Access) が一部の海外キャリヤで商用導入されている.更に将来的な姿としては,システムのソフトウェア領域を拡大することで,汎用ハードウェア上のリソースをより低レイヤのアプリケーションとエッジアプリケーションが共有するアーキテクチャも考えられている.本稿では,光アクセスネットワークの仮想化,NFV/SDN技術の標準化動向...

    DOI Web Site 参考文献21件

  • AUTOSAR BSWに対応した車載統合システム向けCANコントローラ仮想化手法

    本田 晋也 情報処理学会論文誌 64 (9), 1377-1389, 2023-09-15

    ...車載制御システム設計において複数のECUを統合してECUの数を減らすECU統合を実現したいという要求がある.この目的のため,仮想化支援機能を持つマイクロコントローラとハイパーバイザが開発されている.本論文では,ハイパーバイザを用いたECU統合において,複数のアプリケーションからCANコントローラを共有する仮想化手法を提案する.提案手法は,車載ソフトウェアプラットホームであるAUTOSAR BSWのソフトウェア...

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  • Dockerfile保守性改善のためのプリプロセッサ言語Myriadの提案

    山本, 貴之, 松下, 誠, 肥後, 芳樹 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2023論文集 2023 209-217, 2023-08-16

    ...昨今,Web サーバなどの保守・運用のコスト削減のために,Docker と呼ばれるコンテナ仮想化技術が広く使用されている.Docker では,Dockerfile と呼ばれるテキストファイルにコンテナ構築手順を記述する.これにより,コンテナ構築の自動化によるシステム運用の効率化や,再現性の高いコンテナ構築を行うことができる.しかし,複数の Dockerfile を扱うプロジェクトでは,スクリプト言語...

    情報処理学会

  • コンテナ仮想化に基づく広域分散データフロー処理基盤の開発と評価

    多々納 啓人, 前田 香織, 近堂 徹, 高野 知佐 情報処理学会論文誌 64 (3), 659-669, 2023-03-15

    IoTデバイスなどから生成されるストリームデータをエッジやクラウドの計算資源を用いて複数ステップで目的別に処理する,データフロー処理モデルやフレームワークが提案されている.データフロー処理では,多種多様なかつ多地点からのデータソースを対象とするため,地理的に分散した複数プラットフォームをまたがる広域での処理が求められる.そのため,分散データ処理の制御やプラットフォーム間の相互運用性のための管理が…

    DOI 情報処理学会

  • 仮想環境におけるL2ネットワークの脆弱性分析とDHCPスプーフィング緩和手法の提案

    瀬川, 大悟, 中村, 康弘 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 477-478, 2023-02-16

    ...仮想化ハイパーバイザが提供する仮想スイッチやOSSの仮想スイッチは,物理スイッチを模倣して実装しているが,仮想マシン間の相互信頼を前提とし,仮想環境内の通信の効率性を優先するため,物理スイッチが備えているようなセキュリティ機能が実装されているとは限らない.本研究では,物理ネットワーク上で指摘され,改善されてきた脆弱性のうち,仮想環境において対策されているもの,未だ有効なものを明らかにするため,仮想環境...

    情報処理学会

  • 航空宇宙機向けSoftware Definedアーキテクチャの検討

    青栁, 理紗子, 福島, 信純, 西川, 和宏, 小川, 大佑, 鶴崎, 健介 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 149-150, 2023-02-16

    ...一方、他業界では仮想化技術を用いてH/Wを抽象化し、S/Wによって製品を定義し、S/Wにて柔軟に変化させ価値向上を図るSoftware Definedという概念が主流になってきている。航空・宇宙業界もメガコンステレーションや航空機の機数増加によって、H/Wや実現サービスの多様化が進んでおり、S/Wの重要性が増すとともに、Software Defined化が加速しつつある。...

    情報処理学会

  • 仮想化環境における物理ディスクのセクタ位置を考慮したI/Oスケジューリング

    堀江, 健斗, 芝, 公仁 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 83-84, 2023-02-16

    ...仮想化環境ではI/Oを行う際に、ゲストカーネルとホストカーネルで2回I/Oスケジューリングを行っている。しかし、ゲストカーネルによるI/Oスケジューリングは物理ディスクに対して行われない。その結果、スループットや応答速度が下がってしまう場合もある。本研究では仮想化環境における物理ディスクのセクタ位置を考慮したI/Oスケジューリングを提案する。...

    情報処理学会

  • 組込み機器向けコンテナオーケストレーションツールの評価

    堀井, 圭祐, 山田, 竜也, 水口, 武尚 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 9-10, 2023-02-16

    ...エンタープライズ向けには広く利用されているコンテナ仮想化技術について、近年は組込み機器への適用も検討され始めている。また、IoTシステムのように複数の組込み機器が動作する環境にコンテナを適用する場合、オーケストレーションツールにより効率的にコンテナを管理することが望ましい。...

    情報処理学会

  • セキュリティインシデントにおけるデジタルフォレンジック演習システムの開発

    輿水, 基秀, 福田, 洋治, 井口, 信和 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 455-456, 2023-02-16

    ...本研究では,情報セキュリティの基礎を学んだ大学生が,マルウェア感染,不正アクセスなどのセキュリティインシデントにおける,フォレンジック調査の過程の知識やスキルを学ぶための,仮想化技術に基づく演習システムを開発する.著者らの演習システムでは,閉じた仮想ネットワーク上に,標的ホスト,攻撃ホスト等を配置し,これらのホスト上で攻撃ツールやコマンドを実行しセキュリティインシデントを発生させ,実際にロガーを配置...

    情報処理学会

  • ものづくり未来予想図2050:技術ロードマップ改定に向けた生産システムの現状分析と将来像

    小野里 雅彦 生産システム部門講演会講演論文集 2023 (0), 801-, 2023

    ...<p>現在,日本機械学会では西暦2050年を想定した技術ロードマップの改訂を進めており,生産システム部門においても検討を開始している.本講演は,生産システムに関連する人から,ものづくりの将来像に関する幅広い意見(予想,期待,危惧,不安など)を募り,活発な意見交換の起点となる論点提示を行う.特に近年,関心を集めるディジタル化/仮想化が基盤として確立した状況での新たな可能性を考える.</p>...

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  • データ活用社会創成に向けた基盤ソフトウェア環境の構築

    杉木 章義, 空閑 洋平, 竹房 あつ子, 藤原 一毅, 合田 憲人, 中村 遼, 塙 敏博, 鈴村 豊太郎, 宮本 大輔, 田浦 健次朗, 伊達 進, 建部 修見 学術情報処理研究 26 (1), 1-9, 2022-12-28

    <p>本論文では,11学術機関の連携により誕生し,2021年に運用を開始したデータ活用社会創成プラットフォームmdxを対象に,データ活用による社会創成に向けた基盤ソフトウェア環境の構築について報告する.本環境は,複数機関の基盤ソフトウェア研究者が個別に開発してきた成果を持ち寄り,緩やかかつ有機的に連携することで,アプリケーション研究者の期待と現状の計算機サービス提供水準とのギャップを解消すること…

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  • 多様なジョブ類型を考慮した小規模研究用システムの構築と運用

    土屋 雅稔, 中村 純哉, 小林 真佐大 学術情報処理研究 26 (1), 32-44, 2022-12-28

    ...アプリケーション配信システムからなる.ソフトウェアスタックをコンテナ化した上で,計算ノード上の対話型ジョブとしてソフトウェア作成を行うという設計方針によって,小規模クラスタシステムは,多様なソフトウェアスタックを要する各種の計算需要に対応できることを示す.また,仮想化アプリケーション配信システムによって,利用者が手元の端末で容易に各種の商用アプリケーションを利用できることを示す....

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  • HPCクラウドでのOSノイズの定量評価

    楠, 恒輝, 加藤, 純, 佐藤, 充 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2022 56-62, 2022-11-28

    ...HPC クラウド専用のインフラを構築・運用しているのが現状であり,通常のクラウドのインフラで HPC アプリケーションを実行できれば,インフラのTCO(Total Cost of Ownership)を最適化できる.本稿では,インフラの共有化を目指して,HPC に特有である OS がアプリケーションの性能低下を引き起こす OS ノイズの影響を定量評価する.OS ノイズのうち,クラウド環境に特有である仮想化...

    情報処理学会

  • 異種OS機能連携によるセキュアコンテナ実現に向けた検討

    鈴木, 進太郎, 中田, 裕貴, 松原, 克弥 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2022 22-29, 2022-11-28

    ...クラウドサービスにおけるアプリケーション実行環境として広く活用されているコンテナ型仮想化は,不特定多数のユーザが単一のホスト内に同居するため,コンテナ間の隔離を強固にする必要がある.しかし,追加の隔離環境は,堅牢なコンテナ間隔離を実現する代わりに,コンテナの高速な起動という特性やアプリケーション性能が損なわれる.このトレードオフを解消するために,我々は異種 OS 機能連携によって OS カーネルの脆弱性...

    情報処理学会

  • Nested SEV:ネストした仮想化へのAMD SEVの適用

    瀧口, 和樹, 光来, 健一 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2022 11-21, 2022-11-28

    ...パブリッククラウドの仮想マシン(VM)上で重要なデータを扱うと,クラウドの内部犯などから VM 内の機密情報を盗まれる可能性がある.このリスクを低減するために,AMD プロセッサでは SEV と呼ばれる VM のメモリを透過的に暗号化するセキュリティ機構が提供されている.一方,クラウドにおいて VM の中でVMを動作させるネストした仮想化を用いた様々なシステムが提案されているが,ネストした仮想化を用...

    情報処理学会

  • 動的スケジューリングによるマイクロサービスの応答性能改善

    中島, 創太, 坂本, 龍一, 中村, 宏 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2022 63-70, 2022-11-28

    ...近年,アプリケーションの頻繁なアップデートや高負荷時の応答性能の要求,仮想化技術の発展により,Web アプリケーションのアーキテクチャとしてマイクロサービスが注目されている.マイクロサービスは複数のサービスから構成されている.それらの静的な配置を考慮することによる実行最適化は多く行われているが,リクエストは時々刻々と変化し,静的な配置の変更では対応が難しいため,動的なスケジューリングによる実行最適化...

    情報処理学会

  • オープンソースソフトウェアを活用して構築した5Gコアネットワークのセキュリティ評価

    澤本, 敏郎, 遠峰, 隆史, 鈴木, 未央, 井上, 大介, 中尾, 康二 コンピュータセキュリティシンポジウム2022論文集 769-776, 2022-10-17

    ...日本国内において 2020 年 3 月より商用サービスが開始された第五世代移動通信システム(5G)では,コアネットワークがオール IP 化され,汎用計算機上で NF(Network Function)を提供するための仮想化技術である NFV(Network Function Virtualization)の採用が加速している.こうした流れを受け 5G コアネットワークはオープンソースを用いた開発が盛...

    情報処理学会

  • 仮想環境におけるL2ネットワークの脆弱性分析とARPスプーフィング緩和手法の提案

    瀬川, 大悟, 中村, 康弘 コンピュータセキュリティシンポジウム2022論文集 540-545, 2022-10-17

    ...コンピュータネットワークプロトコルレイヤにおける物理層やデータリンク層の脆弱性についてはこれまでにも数多くの研究が行われ,その緩和手法が提唱されるとともに,セキュリティ機能を備えた L2 スイッチが開発されている.一方,オープンソースの仮想スイッチや仮想化ソフトウェアが提供する仮想スイッチは物理スイッチを模倣して実装しているが,仮想マシン間の相互信頼を前提としているため,高機能物理スイッチが備えているような...

    情報処理学会

  • 複数のコアとVMに対応したKVM上の機密情報の拡散追跡機能の実現と評価

    大谷 航平, 岡﨑 俊樹, 山内 利宏, 森山 英明, 佐藤 将也, 谷口 秀夫 情報処理学会論文誌 63 (9), 1398-1409, 2022-09-15

    管理ミスや誤操作による情報漏えいに対処するために,仮想計算機モニタ(Virtual Machine Monitor,以降,VMM)を利用した機密情報の拡散追跡機能(以降,VMMにおける拡散追跡機能)が提案されている.しかし,既存のVMMにおける拡散追跡機能は,複数の仮想CPU(以降,vCPU)を割り当てた仮想計算機(Virtual …

    DOI 情報処理学会

  • IoT機器のWebアプリケーションを模したハニーポットの自動生成フレームワーク

    山本 萌花, 掛井 将平, 齋藤 彰一 情報処理学会論文誌 63 (9), 1499-1511, 2022-09-15

    ...システムの挙動を模倣して攻撃情報を収集するハニーポットが利用される.IoT機器のWebアプリケーションは,機器やベンダごとに異なる機能や外観を有する.よってハニーポットの作成においては,様々なIoT機器のエミュレーション環境と,実装の差異に依存しない挙動再現が求められる.本研究ではこれらを達成する,IoT機器のWebアプリケーションを模したハニーポットを自動生成するフレームワークを提案する.コンテナ仮想化技術...

    DOI 情報処理学会

  • 遅延値に基づく車両向けコンテナ型アプリケーションの動的エッジオフローディングの実装と評価

    古澤, 徹, 阿部, 博, 中尾, 彰宏 情報処理学会論文誌デジタルプラクティス(TDP) 3 (3), 32-43, 2022-07-15

    ...アプリケーションのオフローディング先を,車載機と各サーバ間の応答時間に基づき車載機,エッジサーバ,クラウドの中から動的に切り替えるフレームワークを提案する.クラウドの応答時間の平均値が一定の閾値を下回る間はクラウドが,閾値を上回る間はエッジサーバがオフローディング先として動的に選定されることで,要求される低遅延応答を安定実行しつつエッジサーバの利用を最小限に抑えることが可能になる.Kubernetesとコンテナ仮想化技術...

    情報処理学会

  • IoTデバイスの通信セキュリティ向上のためのホームネットワーク仮想化フレームワークの提案

    塚崎, 拓真, 滕, 睿, 佐藤, 健哉 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集 2022 1195-1200, 2022-07-06

    近年,IoT (Internet of Things) が注目を集めるようになり,今後あらゆるモノがネットワークに接続され,利用されることが予想される.しかし,IoT の発展により利便性が高まる一方で,セキュリティ上のリスクも高まっている.IoT デバイスはリソース制限により,適用できる機能が限られるという問題点があり,セキュリティ対策の適用は困難である.また,今後はホームネットワーク内で閉じた…

    情報処理学会

  • コンテナの脆弱性に関するセキュリティ演習環境の構築

    西村, 拓也, 白石, 善明, 小津, 喬, 橋本, 真幸, 毛利, 公美, 葛野, 弘樹, 森井, 昌克 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集 2022 514-521, 2022-07-06

    ...コンテナ型仮想化技術は普及期に入っており,今後さらにコンテナの利用が進むことが予想される.コンテナを導入し安全に運用するためにはコンテナに関するセキュリティの知識を持つ人材の育成が重要となる.コンテナ型仮想化による演習環境でコンテナの脆弱性に関する演習を行う場合,演習システム自体が攻撃対象となるため,支障なく演習システムを運用することが課題である.本論文ではコンテナに関する演習をするためのコンテナと...

    情報処理学会

  • コンテナ環境における名前空間の設計と分散型名前解決機構の提案

    片岡, 拓海, 篠田, 陽一 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集 2022 1117-1123, 2022-07-06

    ...クラウドコンピューティングや分散システム環境において,コンテナ型仮想化技術の利用が増加している.多くのコンテナ型仮想化技術ではコンテナ環境内部に専用のネットワークを構築し,その名前空間は既存の名前空間と互換性がない.一方,コンテナ内部で稼働するサービスへのグローバルアクセスの要求は多い.そのため,コンテナ外部からコンテナ内部で稼働するサービスを把握するために透過的な名前解決が求められている.本研究では...

    情報処理学会

  • 攻撃者視点を取り入れたクロスサイトスクリプティング対策の実践的演習システムの開発と評価

    岸本, 和理, 谷口, 義明, 井口, 信和 情報処理学会論文誌教育とコンピュータ(TCE) 8 (2), 76-81, 2022-06-23

    Webアプリケーションの脆弱性を悪用した主要な攻撃の1つにクロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃がある.Webアプリケーション内のXSS脆弱性を減らすためには,Webアプリケーション開発者が,XSS攻撃および対策手法を学ぶだけでなく,攻撃者視点でXSS脆弱性を発見するための知識やスキルを習得することが重要であると考えられる.そこで本稿では,攻撃者視点を取り入れたXSS演習システムを開発する.…

    情報処理学会

  • コンテナ仮想化技術におけるSATDの削除に関する調査

    新堂 風, 近藤 将成, 柏 祐太郎, 東 英明, 柗本 真佑, 亀井 靖高, 鵜林 尚靖 情報処理学会論文誌 63 (4), 949-959, 2022-04-15

    ...Self-Admitted Technical Debt(SATD)とは,コード中に存在するバグや解消すべき課題のことであり,その中でも開発者が課題を認識したうえで,コードに埋め込んだものを指す.SATDの調査は,ソフトウェアの品質向上につながることから,SATDの追加や削除について様々な研究が行われている.他方,近年ソフトウェアのクラウド化にともない,コンテナ仮想化技術の1つであるDockerが注目...

    DOI 情報処理学会

  • ぺた語義:業務を止めないテレワーク環境 ~業務端末の仮想化による環境分離~

    西村 浩二 情報処理 63 (5), 251-255, 2022-04-15

    広島大学では,2015年にISMS認証を取得し,以来,情報セキュリティの維持・向上に努めている.日本年金機構の個人情報流出事件を受けて,機微な情報(重要情報等)を扱う機会が多い業務端末に対する「環境分離」の検討を行い,2019年度末の事務情報端末システム更新に合わせて導入した.新端末では,事務用パソコン(インターネット端末)上に指定ネットワーク外への接続が制限された仮想端末(指定業務端末)を構築…

    DOI 情報処理学会

  • 仮想デスクトップを用いた持続可能なPC利用環境の整備

    香山 喜彦, KAYAMA Yoshihiko 梅花女子大学文化表現学部紀要 (18) 86-92, 2022-03-20

    ...情報関連の授業を実施しているが,IT技術の急速な進歩はPC教室の実質的な活用期間を急速に短くし,入れ替えに伴う経費だけでなく,大量の旧型PCの廃棄はSDGsの観点からも避けるべき課題となっている.また,学生個人所有の多様な携帯デバイスを学習に利用したいという要望も多い.さらに,昨今の新型コロナウィルス感染拡大によって,授業形態の変更にも柔軟に対応できる環境が求められている.そこで本研究では,サーバー仮想化技術...

    DOI 機関リポジトリ

  • SGX向け実行環境OcclumとSCONEを用いたVMの安全な監視手法

    河村, 拓実, 光来, 健一 情報処理学会研究報告. [システムソフトウェアとオペレーティング・システム] 2022-OS-154 (7), 1-10, 2022-03-07

    ...ライブラリを用いなければならない.本稿では,SGX向け実行環境を用いてOS上で動作する従来のIDSをエンクレイヴ内にオフロードすることを可能にするSCwathcerを提案する.SCwatcherでは,SGX向け実行環境がエンクレイヴ内のIDSに標準的なOSインタフェースを提供する.さらに,SCwatcherはVMのシステム情報を取得可能なVM監視用procファイルシステムをIDSに提供する.SGX仮想化...

    機関リポジトリ HANDLE

  • デスクトップ仮想環境下における医用画像用モニタの表示画質に関する評価

    山本 剛, 鈴木 貴志, 奈良﨑 大士, 櫻井 理紗, 上田 郁奈代, 上村 幸司, 平松 治彦, 竹村 匡正 医療情報学 41 (5), 209-224, 2022-03-04

    ...を行った.その結果,ガイドラインの定める品質管理方法で測定した評価値に差異は認められなかったため,デスクトップ仮想化が導入された医療機関でも画像診断の精度が維持できていることが示唆された.また,医用画像表示モニタの品質管理も従来と同じ評価方法が適応できることが明らかになった....

    DOI 医中誌

  • 物理ルータの設定をLinuxに適用可能にするトランスレータの提案と試作

    平山, 勇太, 早川, 智一 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 325-326, 2022-02-17

    ...本論文では,物理ルータの設定をLinuxに適用可能にするトランスレータを提案する.近年,物理サーバ等のハードウェアの仮想化が進む一方で,物理ルータの仮想化は必ずしも進んでいないという課題が存在する.これは物理ルータの設定記法がベンダごとに異なり,その記法を適用できる仮想ルータが存在するとは限らないためである.この課題を改善するため,我々はソフトウェアルータとしてのLinuxに着目し,物理ルータの設定記法...

    情報処理学会

  • 仮想計算機上OSとVMM間の制御移行に着目した性能評価

    島谷, 隼生, 山内, 利宏, 谷口, 秀夫 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 119-120, 2022-02-17

    ...仮想計算機(以降,VM)環境では,VM上で動作するプロセスの内容に応じて,VMモニタ(以降,VMM)への遷移が発生し,VMMによる処理を必要とする場合がある.このため,VM上で動作するプロセスの多くは,仮想化による影響を受け,物理計算機上で動作する場合よりも実行時間が長大化する場合がある.本稿では,ベンチマークアプリケーションを用いて物理計算機環境とVM環境におけるプログラムの実行性能を評価した結果...

    情報処理学会

  • Nimを用いたContainer Runtimeの開発

    野川, 修平, 董, 然, 生野, 壮一郎 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 17-18, 2022-02-17

    ...近年, コンピュータの仮想化技術はコンテナ型と呼ばれる技術が広く使用されるようになってきた.コンテナ型仮想化を実現するソフトウェアはDockerが広く使用されており,Dockerを始めとしたコンテナのエコシステムはGo言語で開発されている.しかしながら,Go言語はC言語と比べパフォーマンスで劣る可能性があることやバイナリサイズが肥大化しやすいなどの問題点がある.一方でC言語の場合パフォーマンスは良いが...

    情報処理学会

  • 組込み機器向けコンテナランタイムの評価

    堀井, 圭祐, 大木, 英俊, 上野, 貴廣, 山田, 竜也, 水口, 武尚 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 11-12, 2022-02-17

    ...エンタープライズ向けでは既に広く利用されているコンテナ仮想化技術であるが、近年は組込み機器への適用も検討され始めている。一方で、コンテナ仮想化のコアとなるコンテナランタイムはOSSでの開発が盛んであり多様な選択肢がある状況である。そのため、組込み環境で使用するうえでは適切なコンテナランタイムを選定することが重要である。...

    情報処理学会

  • 複数の時間間隔に基づくオーバレイネットワークにおけるルーティング効率化手法

    久保 達也, 川上 朋也 情報処理学会論文誌 63 (2), 526-538, 2022-02-15

    ...およびルーティングのアルゴリズムを変更することにより効率化を図る手法を提案する.特定ノードへの負荷集中を回避するために仮想化を行ったネットワークについて,提案手法は従来考慮されなかった仮想化される前の物理的なレイヤーへもルーティングの処理対象を広げ,冗長なやりとりを削減する.シミュレーションによる結果から,提案手法はネットワークへの負荷や各ノードの処理回数を軽減できることを確認した....

    DOI 情報処理学会

  • マルウェア解析のための高速かつ安全なVMI機構

    森, 瑞穂, 味曽野, 雅史, 八巻, 隼人, 三輪, 忍, 本多, 弘樹, 品川, 高廣 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2021 48-56, 2021-11-25

    ...する.FastVMIXでは,マルウェアを解析する解析エージェントを仮想マシン内部に挿入することによってハイパーバイザへのコンテキストスイッチを減らしつつ,Intel CPUがサポートするVMFUNCのEPTP SwitchingとHuge Pageを用いた高速な動的メモリ保護変更機構により、マルウェアから解析エージェントのメモリ領域を保護・隠蔽する.また,準パススルー型ハイパーバイザを用いることで、仮想化...

    情報処理学会

  • 動的スケジューリングによるマイクロサービスの実行最適化

    仮屋, 郷佑, 坂本, 龍一, 中村, 宏 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2021 1-10, 2021-11-25

    ...Webアプリケーションは同時に大量のアクセスを処理すること,また頻繁にアップデートを行うことが要求されている.また,コンテナや仮想化などの技術の登場もあり,Webアプリケーションのアーキテクチャとしてマイクロサービスが注目されている.マイクロサービスは複数のサービスから構成される.サービスのサーバーへのマッピングを静的に考えることによる実行最適化は多く行われているが,サーバーに新しくサービスをデプロイ...

    情報処理学会

  • マルチコアで動作するVMに対応したKVM上の機密情報の拡散追跡機能の評価

    大谷, 航平, 山内, 利宏, 森山, 英明, 佐藤, 将也, 谷口, 秀夫 コンピュータセキュリティシンポジウム2021論文集 403-410, 2021-10-19

    近年,機密情報が漏えいする事例が増加している.この問題に対処するため,仮想計算機モニタ(Virtual Machine Monitor,以降,VMM)を利用した機密情報の拡散追跡機能(以降,VMM における拡散追跡機能)を提案した.しかし,既存の VMM における拡散追跡機能は,複数の仮想計算機(Virtual …

    情報処理学会

  • コンテナ仮想化技術におけるSATDの削除に関する調査

    新堂, 風, 近藤, 将成, 柏, 祐太郎, 東, 英明, 柗本, 真佑, 亀井, 靖高, 鵜林, 尚靖 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2021論文集 2021 260-269, 2021-08-30

    ...Self-Admitted Technical Debt(SATD)とは,コード中に存在するバグや解消すべき課題のことであり,その中でも開発者が課題を認識した上で,コードに埋め込んだものを指す.SATD の調査は,ソフトウェアの品質向上につながることから,SATD の追加や削除について様々な研究が行われている.他方,近年ソフトウェアのクラウド化に伴い,コンテナ仮想化技術の一つである Docker が...

    情報処理学会

  • デュアルOSと仮想化DVFSによるミックスドクリティカルシステムの消費エネルギー最小化

    小森, 工, 増田, 豊, 石原, 亨 DAシンポジウム2021論文集 2021 15-23, 2021-08-25

    ...ミックスドクリティカルシステムのソフトウェアを効率的に開発するため,リアルタイム OS と汎用 OS の両方を利用するデュアル OS プラットフォームが提案されている.しかしながら,そのエネルギー最小化はほとんど検討されていない.本研究では各 OS による独立した省エネルギー制御を実現する仮想化 DVFS,および最悪実行時間と平均実行時間の差を活用する軽量な DVFS アルゴリズムを提案し,デュアル...

    情報処理学会

  • コンテナ仮想化技術によるSDN演習システムの提案

    長谷部, 竜司, 新村, 正明 情報教育シンポジウム論文集 2021 178-183, 2021-08-21

    ...提供数に限りがあるという問題が生じていた.そのため本研究では,コンテナ仮想化によって SDN 演習環境を構築することで,学習者が Docker・Open vSwitch・trema といった技術を利用できる環境の軽量化を行った.その結果,ハードウェア仮想化と比較し,2 倍程度のメモリ効率を示した....

    情報処理学会

  • Intel SGXとSMMの組み合わせによるIDSの安全な実行機構

    古賀, 吉道, 光来, 健一 情報処理学会研究報告. [システムソフトウェアとオペレーティング・システム] 2021-OS-153 (1), 1-7, 2021-07-13

    ...であるSGXとシステムマネジメントモード(SMM)を組み合わせることで,安全にIDSを実行することが可能なシステムSSdetectorを提案する.SSdetectorはSGXのエンクレイヴ内でIDSを安全に実行し,SMMプログラムを用いてシステムのメモリデータの安全な取得を行う.エンクレイヴとSMMプログラム間でメモリデータを暗号化することで,取得したメモリデータからの情報漏洩を防ぐ.我々はSGX仮想化...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 適応型RANにおけるスライスごとの異なる基地局機能配置構成に関する一検討

    関 裕太, 松尾 英範, 牟田 竜二, 松川 潤也, 小杉 正憲, 外山 隆行 電子情報通信学会論文誌B 通信 J104-B (7), 660-661, 2021-07-01

    ...筆者らは,仮想化技術を用いて無線基地局の機能配置が異なる複数のRANスライスを制御する適応型RANの研究開発を進めている.本論文では,適応型RANの原理と構成について説明し,計算機シミュレーションにより,異なる基地局機能配置のRANスライスを複数もつ優位性を示す....

    DOI

  • Fiwareを用いた都市OSのためのデータブローカー仮想化手法

    鄭, 在勝, 郡浦, 宏明, 栖川, 淳, 木下, 雅文 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2021論文集 2021 (1), 1155-1160, 2021-06-23

    ...Software) として欧州で実績のある Fiware が期待されているが,そのメッセージ仲介を担う OCB (Orion Context Broker) は,人口 300 万人規模の都市で想定した要件(250 msg/s)を満たすために,機能を維持しながら,スループットをスケールさせることが課題である.そこで, 本研究では,データ領域を分け持った複数の OCB を一つに扱い,スループットをスケールさ せる仮想化手法...

    情報処理学会

  • コンテナ環境向けJavaフレームワークQuarkusの性能評価

    緒方, 一則, 堀江, 倫大, 千葉, 立寛 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 14 (2), 30-30, 2021-05-12

    ...コンテナは軽量な仮想化環境として広く使われているが,Kubernetesによるコンテナ管理フレームワークの改善により大規模アプリケーションの実行環境としても普及が進んでいる.一方,大規模アプリケーションの開発にはライブラリなどのソフトウェア資産の観点からJavaが用いられることが多い.この場合,起動時間やメモリ消費量などJava VMを使うことで生じるオーバヘッドが,コンテナの軽量性というメリットを...

    情報処理学会

  • 組込みソフトウェア向け実機レス開発環境の検討

    加藤, 寿和, 山本, 整, 桐村, 昌行 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 7-8, 2021-03-04

    ...上記の課題に対して,パソコンやサーバなどで広く用いられている仮想化技術を活用し,実機を用いずに組込みソフトウェアの開発が可能な実機レス開発環境が検討されつつある. 本稿では,実機レス開発環境として求められる要件を整理し,仮想化技術の1つであるコンテナ技術を用いて,その実現方法を検討した結果について報告する....

    情報処理学会

  • 負荷履歴を用いたKubernetesにおけるアダプティブスケジューリング

    蕪木, 貴央, 藤田, 悟 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 97-98, 2021-03-04

    ...近年、様々な分野においてコンテナによる軽量、高速な仮想化が盛んに用いられており、そのコンテナのクラスタにおけるオーケストレータとしてKubernetesがデファクトスタンダードとなっている。しかし、Kubernetesのスケジューラは、各ノードのリソースの使用状況等を瞬間的に確認してスケジューリングを行うのみである。...

    情報処理学会

  • SDN環境におけるNFVを用いたテーブルオーバーフローの緩和の一検討

    ムスタファ, ソユル, ルイス, ギリエ, 和泉, 諭, 阿部, 亨, 菅沼, 拓夫 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 79-80, 2021-03-04

    ...において, SDNスイッチはフローテーブルに格納されているフローエントリに基づいて,トラィックを処理して,ネットワークの管理や制御を実現している.このフローテーブルは容量が限られているため,DDoS攻撃などにより,テーブルがオーバーフローする問題がある.先行研究ではフローテーブルをネットワーク上に分散させるアプローチがあるが,ネットワークトポロジに依存する課題がある.そこで本研究ではネットワーク機能仮想化...

    情報処理学会

  • ベアメタルサービスのためのVXLANオーバコミット方式

    木下 順史, 薦田 憲久, 藤原 融 情報処理学会論文誌 62 (1), 321-331, 2021-01-15

    ...VXLAN(Virtual eXtensible Local Area Network)等のネットワーク仮想化を用いて利用者ネットワークを分離するベアメタルサービス基盤において,スイッチに設定するVXLANの数が設定上限を超過するという課題を解決するために,VXLANを使用状況に基づいて削除することで,見かけ上のVXLAN設定数を増加させるVXLANオーバコミットを提案する.VXLANのMACアドレス...

    DOI 情報処理学会

  • Dockerコンテナ管理のためのマルチバージョンイメージ管理機構

    小林, 惇, 廣津, 登志夫 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2020 34-41, 2020-11-24

    ...近年、ハードウェアリソースの有効活用やシステム運用の効率化のためにサーバの仮想化が広く利用されるようになっている。その中でもその軽量さや開発環境と本番環境の統一による作業負担の軽減といった利点からコンテナ型の仮想化が注目されている。...

    情報処理学会

  • コンテナ型クラウドサービス基盤におけるハードウェア仮想化技術の併用によるネットワーク制御の検討

    中田, 裕貴, 松原, 克弥, 松本, 亮介 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2020 18-25, 2020-11-24

    ...を用いた軽量ハイパーバイザにより実現する仮想ネットワークインタフェースを提供し,ネットワークI/O性能と利便性を最大限維持しつつ,それら仮想ネットワークインタフェースへのトラフィック制御によりテナント間の公平性を実現する手法を提案する.本手法は,コンテナ型仮想化技術向けのネットワーク機能においてハードウェア仮想化技術を併用することで,OSカーネルのバイパスなどを使用した際のトラフィック制御,複数のOS...

    情報処理学会

  • 広域ネットワークで複数拠点を接続する環境でのMAC層ループ対策の評価

    野呂, 正明, 高野, 陽介, 小口, 直樹, 阿部, 俊二 第28回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 209-214, 2020-11-04

    ...クラウド環境の普及に伴い,複数組織で仮想化された MAC 層のネットワークを相互接続するケースが増加しており,ループが起きたネットワークを検出した上で,対策を行う必要がある.一方,運用ポリシーの違い等の理由から,ネットワークのループ対応に Spanning Tree Protocol が利用できない場合が多く,ブロードキャストストームを発見する仕組みを LAN 機器で動作させ,異常な回線に対する対応...

    情報処理学会

  • コンテナ向けカーネル仮想記憶空間の分離制御機構

    葛野, 弘樹, 山内, 利宏 コンピュータセキュリティシンポジウム2020論文集 859-866, 2020-10-19

    ...複数の計算機環境を単一計算機上へ実現するためにオペレーティングシステム<br>のカーネルが提供する仮想化機能やコンテナ機能が利用される.<br><br>仮想化機能の仮想ハードウェアやコンテナ機能の資源管理に関するデータはカー<br>ネルの仮想記憶空間に配置し制御される....

    情報処理学会

  • KVM上のゲストOSにおける権限の変更に着目した権限昇格攻撃防止手法

    福本 淳文, 山内 利宏 情報処理学会論文誌 61 (9), 1507-1518, 2020-09-15

    権限昇格攻撃はシステムの改ざんや情報漏えいにつながる可能性がある.これに対処するために,我々はシステムコールによる権限の変更に着目した権限昇格攻撃防止手法(以降,先行研究の手法)を提案した.しかし,先行研究の手法はOS内で実現されており,導入するために,カーネルソースコードを変更する必要がある.また,先行研究の手法では,変更の検証のために保存したカーネル空間内の権限情報を,攻撃者に改ざんされる可…

    DOI 情報処理学会

  • 攻防戦型ネットワークセキュリティ学習支援システム

    湯川 誠人, 谷口 義明, 井口 信和 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J103-D (8), 591-602, 2020-08-01

    ...行うことで,防御手法の理解をより深めることができる.そのため,攻防戦型演習のように両側の視点を学べる演習が有効とされている.そこで本論文では,無償で提供されているソフトウェアを組みあわせることにより,低コストに攻防戦型ネットワークセキュリティ演習を実施できるシステムを開発した.本論文で対象とする攻防戦型演習は,初学者を対象としており,2人の学習者が攻撃側と防御側に分かれて演習を行う.開発システムは仮想化...

    DOI

  • 論理センサクラウド ークラウドとIoTの統合システム管理 ー

    串田, 高幸, 永島, 寛子, 加藤, 由花 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2083論文集 2020 428-437, 2020-06-17

    ...関する研究は,IoT とクラウドの研究分野は,新規技術のイノベーションが少なく,まだ十分に行われていないことがわかっている.そのため,IoT の基幹となるセンサノードのデバイスやデータの質を管理して,プロダクション利用することに問題がある.この論文では,クラウドと IoT の統合システム管理のための新プラットフォームである論理センサクラウドを提案する.論理センサクラウドの論理センサから物理センサを仮想化...

    情報処理学会

  • データセット細分化を用いた時系列データ回帰モデル化手法の検討

    高橋, 佑里子, 鈴木, 成人, 山本, 拓司, 福田, 裕幸, 小口, 正人 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2200論文集 2020 1251-1256, 2020-06-17

    ...近年のクラウドサービスにおいて,サーバを仮想化することで使用率を向上させ,サーバ数を削減する取り組みが行われている.この取り組みでは,サーバが自身の CPU 資源を超えた CPU を割り当てられるオーバーコミット状態に陥ることで,仮想サーバの性能が低下する可能性があるため,制御対象のすべての仮想サーバの CPU 使用率を予測し制御を行う必要がある.本研究では,仮想サーバの CPU 使用率の汎用的な深層学習予測...

    情報処理学会

  • クラウドにおけるPDEの考え方を用いたファイルシステムの検討

    柴崎, 凌我, 稲村, 浩, 中村, 嘉隆 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2032論文集 2020 76-83, 2020-06-17

    ...において,データの保護が重要な問題となっている.ストレージシステムにおいては,フルディスク暗号化等の従来手法が一般に使用されているが,これだけでは鍵の開示の強要攻撃から保護ができない.機密情報の存在の否定を可能にする PDE (Plausibly Deniable Encryption) が提案されており,囮の鍵を開示することで鍵の開示の強要から利用者を保護することが可能になった.クラウドでの利用や仮想化技術...

    情報処理学会

  • 機械学習モデルを活用したサーバルームにおける温度環境の管理手法に関する研究

    笹倉 康佑, 小松 正佳, 青木 健, 渡邊 剛 空気調和・衛生工学会 論文集 45 (278), 1-8, 2020-05-05

    ...本報では,近年の高発熱密度サーバの搭載や仮想化技術の導入等により時間的にも空間的にも温度環境が変化するサーバルームを対象とし,機械学習及び物理式を組み合わせた予測モデルにより各ラックの吸気温度予測を試みた。複数手法を用いたモデル比較・機械学習における説明変数,学習期間,モデル更新頻度の検討を行い,ラック吸気温度を高精度で推定可能な予測モデルを構築した。...

    DOI

  • FPGAを用いたDPDKアプリケーションの高速化

    大谷 育生, 赤松 雄貴, 堀米 紀貴 J103-B (4), 172-179, 2020-04-01

    ...仮想化環境において,物理NICと仮想インスタンス間,仮想インスタンスと仮想インスタンス間を高速に接続するDPDK(Data Plane Development Kit)アプリケーションの一つであるSPP(Soft Patch Panel)に関して,更なる高速化のための研究を行っている.本研究では,SPPのボトルネック評価を踏まえ,ロードバランサ部分にFPGA(Field Programmable Gate...

    DOI

  • PDEの考え方を用いた暗号化ファイルシステムの検討

    柴崎, 凌我, 稲村, 浩, 中村, 嘉隆 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 225-226, 2020-02-20

    ...プライバシーに関わるデータの保護は重要である.機密情報の存在の否定を可能にする PDE (Plausibly Deniable Encryption)が提案されており,囮の鍵を開示することで鍵の開示の強要から保護する.この考え方に基づいた暗号化ファイルシステムを考える.実行時に主記憶装置が攻撃されることは一般には想定されていないが,クラウドでの利用や仮想化技術の広まりによって今や検討すべき課題となった...

    情報処理学会

  • クラスタリングを用いた時系列回帰モデル化手法の提案

    髙橋, 佑里子, 鈴木, 成人, 山本, 拓司, 福田, 裕幸, 小口, 正人 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 135-136, 2020-02-20

    ...近年のクラウドサービスにおいて,サーバを仮想化することで使用率を向上させ,サーバの数を削減する取り組みが行われている.この取り組みでは,サーバが自身のCPU資源を超えたCPUを割り当てられることで仮想サーバの性能が低下する可能性があるため,仮想サーバのCPU使用率を予測し,制御する必要がある.本研究では,RNNを用いた仮想サーバのCPU使用率の予測に向け,RNNを用いた時系列データの回帰モデル化手法...

    情報処理学会

  • クラウド環境でのアイドルVMを検出するために構築した機械学習モデルの精度を維持する方式

    住田, 宏己, 吉本, 安男 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 13-14, 2020-02-20

    ...仮想化されたプライベートクラウド環境においては、特に実メモリを占有するアイドルVMを検出することで資源の有効利用を促進できることが判っている。アイドルVMを検出するためには熟練者の技術が必要であり、そのことがアイドルVM検出技術を多くの環境に適用拡大する際の足かせとなっていた。先行研究では機械学習の手法を適用することで熟練者を必要としないアイドルVM検出器を構築し有効性を示した。...

    情報処理学会

  • 共有ストレージ型並列データベースエンジンにおける演算資源非均質性の影響を軽減可能とする動的負荷分散手法

    奥野 晃裕, 早水 悠登, 合田 和生, 喜連川 優 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J102-D (12), 773-786, 2019-12-01

    ...複数のプロセッサを用いて演算を並列化しクエリ実行を高速化する並列データベースエンジンにおいて,各プロセッサの処理能力に偏りがある場合,クエリの実行中に各プロセッサに等しい負荷を割り当てると,処理能力の低いプロセッサにおける処理時間がクエリ実行時間を律速することとなり,処理能力の高いプロセッサの利用効率が低下する.近年利用が広まっているパブリッククラウド環境の多くは仮想化された演算資源をネットワークを...

    DOI

  • 演習環境の自動構成システムの実現と運用評価

    広川, 優也, 萩原, 威志 インターネットと運用技術シンポジウム論文集 2019 1-8, 2019-11-28

    ...運用管理者を複雑な管理業務から解放するために情報システムを仮想化する取り組みは様々な組織で行われてきた.しかし,仮想化基盤の導入は管理対象を物理レイヤから仮想レイヤに置き換えるものに過ぎず,時として運用をより複雑にする.新潟大学工学部で独自に運用管理するコンピュータルームでは 2016 年から演習環境をコンテナ化して授業ごとに構成管理する取り組みを行ってきたが,教員による演習環境の構成のサポートや...

    情報処理学会

  • カーネル仮想記憶空間における排他的ページ参照によるカーネルの攻撃耐性の実現と評価

    葛野, 弘樹, 山内, 利宏 コンピュータセキュリティシンポジウム2019論文集 2019 660-667, 2019-10-14

    ...オペレーティングシステムカーネルの仮想記憶空間は全てのプロセスで共有する管理方式が取られる.仮想化などのカーネル機能を利用するプロセスでは,CPU 状態やセキュリティポリシをカーネルの仮想記憶空間に保存する.一部のプロセスからカーネルの脆弱性を利用した攻撃を想定した場合,他のプロセスの利用するカーネル仮想記憶空間領域は侵害される可能性がある.ハードウェアでは Trusted Execution Environment...

    情報処理学会

  • フォーカス:仮想化技術の最新動向 コンテナとの融合進む

    森山 徹 日経コンピュータ = Nikkei computer (999) 64-67, 2019-09-19

    市場にはライバルがひしめいている。CNCFの参加企業をはじめ多くのベンダーが既にKubernetesを提供中だ。ゲルシンガーCEOは「Kubernetes上のアプリの開発、実行、運用という3つの環境を包括的に提供できるのはヴイエムウェアだけだ」と他社に比べた自社の強みを訴え…

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  • 情報セキュリティ演習環境サイバーレンジへのコンテナ型仮想化活用の提案

    中田, 亮太郎, 大塚, 玲 情報教育シンポジウム論文集 2019 198-205, 2019-08-10

    ...コスト面・運用面の課題解決のため,コンテナ型仮想化でサイバーレンジを構築する研究も進められているが,インシデントや脆弱性の再現性能が示されておらず,活用可能な範囲が明確ではない.本稿では,コンテナ型仮想化をサイバーレンジ環境に適用可能な範囲を示し,コスト面・運用効率面での大幅な改善策として提案する....

    情報処理学会

  • 複数ホストにまたがって動作するVMのチェックポイント・リストア

    村田, 時人, 光来, 健一 情報処理学会研究報告. [システムソフトウェアとオペレーティング・システム] 2019-OS-147 (13), 1-8, 2019-07-17

    近年,IaaS型クラウドでは大容量メモリを持つ仮想マシン(VM)が提供されるようになっている.このようなVMのマイグレーションを容易にするために,複数のホストにメモリを分割して転送する分割マイグレーションが提案されている.しかし,マイグレーション後の分割メモリVMは複数のホストにまたがって動作するため,ホストやネットワークの障害の影響を受ける可能性が高くなる.障害対策としてチェックポイント・リス…

    機関リポジトリ HANDLE

  • 複数ホストにまたがるVMのメモリ使用状況に着目した高速化

    田内, 聡一朗, 光来, 健一 情報処理学会研究報告. [システムソフトウェアとオペレーティング・システム] 2019-OS-146 (8), 1-8, 2019-05-23

    近年,クラウドサービスの一つとして,ユーザに仮想マシン(VM)を提供するIaaS型クラウドが普及している.それに伴い,大容量のメモリを持つVMが提供されるようになってきている.このようなVMのマイグレーションを容易にするために,VMのメモリを複数の小さなホストに分割して転送する分割マイグレーションが提案されている.分割マイグレーション後にはリモートページングを行ってVMが必要とするメモリをホスト…

    機関リポジトリ HANDLE

  • 需要家側VPPシステム—計測の正確性が信頼を生むスケーラブルシステム—

    梅嶋 真樹 電気学会誌 139 (3), 148-150, 2019-03-01

    ...<p>1.VPPシステムの重要な標準化方針の決定</p><p>2016年9月,太陽光発電,蓄電池,エアコンなど分散化されたエネルギー機器をネットワークで相互接続することによって一体運用を実現,仮想化された発電機としてエネルギーシステムに組み込むバーチャルパワープラント(以下,VPP)政策について,わが国においてVPP政策</p>...

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  • コンテナ環境におけるI/O性能向上に関する一考察

    水沢, 直暉, 関, 優也, Jian, Tao, 山口, 実靖 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 45-46, 2019-02-28

    ...近年の情報サービスの普及に伴い,サーバーの設置スペースや消費電力の増加などの問題が生じており,この解決策として仮想化技術というものがある.仮想化手法の一つであるコンテナは,VMを用いる他の仮想化手法と比べ,ゲストOSが存在しない分,高い性能が期待できる.本稿では,著名なコンテナ手法であるDockerを用いてI/O性能の向上について考察をする....

    情報処理学会

  • 容量仮想化機能を備えるフラッシュドライブを活用した高性能重複排除処理方式

    達見, 良介, 吉原, 朋宏, 杉本, 定宏 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 13-14, 2019-02-28

    ...容量仮想化機能をもつフラッシュドライブは物理容量よりも広いデータ格納先アドレス空間を提供する。これを用いて、ストレージコントローラはデータ毎の格納先アドレスを固定したまま、フラッシュドライブ内の重複データの物理容量削減を指示することで、重複排除を実現する。これにより、ガベージコレクションによる性能低下が抑止される。...

    情報処理学会

  • 帰納論理プログラミングを用いたサーバー障害要因の可読な推定規則の抽出

    島田, 拓磨, 秦野, 亮, 西山, 裕之 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 303-304, 2019-02-28

    ...近年、サーバー環境は仮想化技術やクラウドコンピューティングの技術の発達に伴い、システムの大規模化や複雑化が進んでおり、障害箇所を特定する作業の負担が深刻な問題となっている。さらに障害箇所を特定したのち、障害の内容について詳細なレポートを作成する負担も大きい。...

    情報処理学会

  • クラウド環境でのアイドルVM識別のための機械学習適用事例

    住田, 宏己, 吉本, 安男 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 27-28, 2019-02-28

    ...我々は仮想化されたプライベートクラウド環境の運用現場において仮想マシンの稼働状態を識別して資源の無駄遣いを削減する運用方法を開発し実践してきた。特にメモリ資源の有効活用を阻害するアイドルVMを識別することで資源を有効に活用できることが判っている。ただしアイドルVMを識別するためには熟練者の技術が必要であり、そのことがアイドルVM識別技術を多くの環境に適用拡大する際の足かせとなっていた。...

    情報処理学会

  • 分散環境におけるコンテナオーケストレーションシステムのためのライブマイグレーションの実現

    北出, 紘章, 塩川, 浩昭, 北川, 博之 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 43-44, 2019-02-28

    ...クラウド コンピューティングや分散データ処理において,コンテナ オーケストレーション ツールはスケーラブル・高可用・高リソース利用効率を実現するソフトウェア プラットフォームである.これにより,クラスタ化されたインフラストラクチャに対するタスクの分散やリソースの管理を自動化することができる.コンテナは VM に比べて軽量な仮想化であり,その運用性を向上させるための技術の一つにライブ マイグレーション...

    情報処理学会

  • プログラミング演習のためのコンテナ型の実行環境の設計と仮実装

    清水, 赳, 花川, 直己, 富永, 浩之 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 535-536, 2019-02-28

    ...大会形式のプログラミング演習の運営サーバの改良を行なっている.カードゲームやボードゲームを題材とし,複数の大会を開催している.それぞれ実行環境を含む運営サーバを開発し,大会期間を設けている.予備大会の期間中は,戦略の提出を何度も受け付け,継続的なコーディングを意識させる.この期間は,大量の提出が行われ,実行結果の提示に大きな遅延が発生する.本論では,プログラミング演習のための実行環境として,コンテナ型仮想化...

    情報処理学会

  • KVMにおける機密情報の拡散追跡機能を支援する可視化機構の検討

    本田, 匠, 森山, 英明, 山内, 利宏 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 431-432, 2019-02-28

    ...近年,計算機上で機密情報が扱われる事例が増加している.これに伴い,外部からの不正アクセスや利用者の誤操作による機密情報の漏えいが増加している.この問題に対処するために,KVMによって仮想化された計算機を用いた,拡散追跡機能を実現している.この機能は,機密情報を操作するシステムコールをフックし,機密情報の拡散を追跡する.この機能の課題点として,拡散情報をテキスト形式で出力しているため,利用者から機密情報...

    情報処理学会

  • フレキシブル光パスノードにおける光強度変動抑制機能の実証

    古川 英昭, 白岩 雅輝, 廣田 悠介, 品田 聡, 原井 洋明, 和田 尚也 J101-B (12), 1045-1054, 2018-12-01

    将来の光ネットワークでは,通信サービス要求の動的変化に対応するために,光パスを迅速かつ弾力的に運用することが求められる.しかし,従来のROADMやOXCなどの光ノード装置では,多数の光パスを一括に制御する際に生じる複雑な光信号の強度変動に追従することが困難である.そこで本論文では,複数光パスの高速制御を実現するための光強度変動抑制機能を有するフレキシブル光パスノードを提案する.本ノードには,一台…

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  • Softwarizedされたネットワークシステムのディスアグリゲーションとデータ駆動型のネットワーク管理

    塩本 公平 J101-B (12), 989-1013, 2018-12-01

    ...本論文では,最近のコンピュータネットワークの研究における大きなトレンドであるデータセンタネットワーク,ネットワーク仮想化・ソフトウェア化,機械学習や人工知能のコンピュータネットワークへの応用の研究を振り返りながら,2020年以降のコンピュータネットワークの発展の方向性を展望する.特に,データセンタネットワーク,ネットワークの仮想化・ソフトウェア化,ネットワークシステムをブラックボックスとして捉えてその...

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  • シャドウデバイスを用いた帯域外リモート管理に対応したVMマイグレーション

    鵜木, 智矢, 二神, 翔太, 光来, 健一 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2018 1-9, 2018-11-22

    ...IaaS 型クラウドが提供する帯域外リモート管理にはクラウドの管理者への情報漏洩の危険性があるため,その対策として VSBypass と呼ばれるシステムが提案されている.VSBypass では,信頼できない管理者が管理権限を持つ仮想化システムの外側でシャドウデバイスを動作させ,仮想マシン (VM) に対する帯域外リモート管理の入出力を安全に処理する.しかし,VM をマイグレーションするとシャドウデバイス...

    情報処理学会

  • レポート:ママリが実践する コンテナ移行の正攻法

    島田 達朗, 永井 勝一郎 日経systems (307) 48-55, 2018-11

    ...従来の仮想マシンに比べて、起動が速い、仮想化環境の再現性が高いなどのメリットがある。ママ向けサービス「ママリ」を運営するコネヒトは3ステップを踏み、既存システムをDockerに手堅く移行した。一連の作業の勘所を解説してもらう。...

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  • OverlayFSを用いたコンテナに対するサービス妨害攻撃の防止

    佐藤, 寛文, 光来, 健一 コンピュータセキュリティシンポジウム2018論文集 2018 (2), 38-45, 2018-10-22

    ...近年,Dockerなどのコンテナ型仮想化が注目を浴びている.コンテナではOverlayFSと呼ばれるファイルシステムがよく用いられる.読み込み専用の共通ディスクイメージ(下層)の上に書き込み可能な個別のディスクイメージ(上層)を重ねることができるが,ファイルを書き換える際に,下層にあるファイル全体が上層にコピーされるため,データベースのようにファイルサイズが大きい場合にはオーバヘッドが大きい.このコピー・オン・ライト...

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  • VM専用仮想メモリとの連携によるVMマイグレーションの高速化

    村岡, 裕二, 柏木, 崇広, 光来, 健一 情報処理学会研究報告. [システムソフトウェアとオペレーティング・システム] 2018-OS-144 (12), 1-8, 2018-07-31

    近年,大容量メモリを持つ仮想マシン(VM)が提供されるようになってきている.VMはホストのメンテナンス等の際にマイグレーションされるが,大容量メモリを持つVMの移送先として十分な空きメモリを持つホストを確保しておくのはコスト面での負担が大きい,そこで,移送先ホストの仮想メモリを活用してマイグレーションを行うことが考えられるが,従来の仮想メモリはマイグレーションとの相性が悪く,マイグレーション性能…

    機関リポジトリ HANDLE

  • OpenFlowにおけるリンク毎パケット遅延変動の監視と劣化リンク特定の効率化

    永田, 隼也, 鶴, 正人 電子情報通信学会技術研究報告. ICM, 情報通信マネジメント 118 (118), 47-52, 2018-06-28

    ...近年,クラウドサービスやサーバの仮想化を支える技術としてOpenFlowが普及しつつある.それに伴い,OpenFlowを用いた大規模なネットワークの品質維持のために,アクティブ計測による実時間での全リンクの性能計測・状態監視技術が研究されている.先行研究ではOpenFlowネットワークの通信品質の指標として各リンクのパケットロス率に着目していた.本稿では,通信品質の指標として遅延変動に着目し,各リンク・...

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  • ネットワークオペレーションへのAI活用

    川原 亮一, 渡辺 敬志郎, 原田 薫明, 川田 丈浩 電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジン 12 (1), 29-38, 2018-06-01

    ...近年,ネットワークで収集される多様なデータを分析することでネットワーク異常(故障など)を検知する技術や,ネットワーク仮想化技術などを活用することでネットワーク制御を高度化・自動化する技術に注目が集まっている.そこで本稿では,AIを活用したネットワークオペレーションの高度化に向けた研究・技術動向について解説する.まず,ネットワークオペレーションにおける一連のフローを,性能劣化リスク(故障,ふくそうなど...

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  • クラウドにおけるIntel SGXを用いたVMの安全な監視機構

    中野, 智晴, 光来, 健一 情報処理学会研究報告. [システムソフトウェアとオペレーティング・システム] 2018-OS-143 (1), 1-8, 2018-05-14

    近年,IaaS型クラウドの普及が進んでいるが,クラウド内の仮想マシン(VM)はインターネットを経由した攻撃を受けやすい.そのため,侵入検知システム(IDS)を用いてVMを監視することがますます重要となっており,IDSを監視対象VMの外側で安全に実行するIDSオフロードと呼ばれる手法が提案されている.しかし,IDSオフロードを用いてもクラウド内の信頼できない管理者や外部の攻撃者によってオフロードし…

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  • 京都女子大学におけるサーバ仮想化基盤の構築

    中山, 貴夫, 宮下, 健輔 デジタルプラクティス 9 (2), 527-549, 2018-04-15

    ...大学における情報ネットワーク環境は,可用性の向上やコスト削減や災害対策等の観点から,物理サーバを学内のサーバルームに設置して運用する体制から,仮想化技術やクラウドを利用する形態に変化してきている.このような流れの中,京都女子大学では2012年以降数年間にわたってVMware vSphereによる仮想化基盤を構築した.その上に2005年度より運用していたMac OS Xサーバで提供していたメール,Web...

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  • 資源効率の良いプライベートクラウド運用を実現するための機械学習の活用

    住田, 宏己, 吉本, 安男 第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 5-6, 2018-03-13

    ...多くの企業がプライベートクラウドを導入し、仮想化によるIT機器の資源効率の改善と設備費用の削減を進めている。我々は仮想化環境を前提にしたうえでプライベートクラウドの資源効率をさらに改善するために、閾値をもとに仮想マシンの稼働状態を識別して資源の無駄遣いを削減する運用方法を開発し実践してきた。ただし、閾値の設計には熟練者の技術が必要なため、熟練者がいない場合には適用できなかった。...

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  • 仮想化におけるゲストOSの統計情報を用いた動的メモリ割り当て

    石原, 吉晃, 芝, 公仁 第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 131-132, 2018-03-13

    ...仮想化環境では各 VM の資源使用量が時間ごとに変化する場合,最適な資源割り当て量も変化する.そのため,十分に資源を活用することが困難となる.この問題を解決するためにメモリ管理では動的に資源を割り当てる機能が存在している.しかし,この機能は手動でメモリ量を設定する必要がある.そこで,ゲスト OS の統計情報を使用して動的メモリ割り当てを行う手法がいくつか提案されている.しかし,これらの手法は他のゲスト...

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  • TCI結合による計算機システム向けビルディングブロックOSについて

    並木, 美太郎, 小柴, 篤史, 濱田, 槙亮, 大城, 研治, 天野, 英晴 第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 19-20, 2018-03-13

    ...本研究では、1) TCIにより結合されたプロセッサ群の仮想化手法と効率的な実行機構、2) SOTBの省電力を活用する電力制御などを課題するOSなどのシステムソフトウェア研究を行った。本発表では、OSの基本設計と試作した機能を概観する。...

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  • 全方位映像による仮想化現実世界を介した現実空間とVR空間の遷移に関する一考察

    桶田, 真吾, 武原, 光, 河合, 紀彦, 佐藤, 智和, 酒田, 信親, 清川, 清 第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 269-270, 2018-03-13

    ...などへの応用では実際の体験ではないフィクションと認識し,学習効果が薄れてしまう.本研究では,ユーザ位置を起点に撮影された全方位映像コンテンツを介して,ユーザの視界を現実空間からVR空間へ時間的・空間的に滑らかに遷移させることで,ユーザに体験を非現実と認識させない新たなReal -VRのTransitional Interfaceを提案する.本発表ではその一例として,小人体験を題材に,全方位映像による仮想化現実空間...

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  • 重要サービスの特定を困難化する通信処理制御法

    奥田, 勇喜, 佐藤, 将也, 谷口, 秀夫 第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 529-530, 2018-03-13

    ...される可能性がある.特に,カーネルレベルのマルウェアにより通信内容が監視され,この通信内容をもとに重要サービスの存在が特定され攻撃される可能性がある.また,通信内容のほかに,重要サービスを特定する情報として,プロセス情報とファイル情報がある.しかし,これらの情報をもとにした重要サービスの特定を困難化する手法は既に提案されている.このため,本稿では,通信内容をもとにした重要サービスの特定を困難化する仮想化技術...

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  • コンテナ型仮想化技術によるサイバー攻撃と防御の演習システムCyExcの開発

    中田, 亮太郎, 長谷川, 久美, 瀬戸, 洋一 第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 415-416, 2018-03-13

    ...実践的な情報セキュリティ教育環境の整備が望まれている.一部の大学では,市販のサイバーレンジを導入した教育、あるいは、企業と連携しサイバー攻撃と防御の教育を実施しているが,導入や維持管理には多大なコストがかかり、多くの教育機関での整備には限界がある.本発表では,教育カリキュラムの内容やターゲットとする達成レベルに応じて攻撃と防御演習レベルを定量的に設定できる方式の提案と、OSSによるコンテナ型仮想化技術...

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  • 仮想化を利用した設備機器の状態監視における計測時刻誤差の推定手法

    金子, 雄, 伊藤, 俊夫, 原, 隆浩 情報処理学会論文誌 59 (2), 362-371, 2018-02-15

    ...ビルの設備機器を遠隔から管理する遠隔ビル管理システムには,設備機器の状態を計測するクローラと呼ばれるソフトウェアが存在する.計算機の仮想化(VM; Virtual Machine)を利用し,各クローラをVM上で実行することで,クローラの障害の波及範囲を制限しつつ,遠隔ビル管理システムに必要な物理マシン数を減らせる.多くのクローラを単一の物理マシン上で実行すると,計測のタイミングが乱れやすくなるため,...

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  • エコシステムで構成するサイバー攻撃と防御演習システムCyExecの提案

    豊田, 真一, 中田, 亮太郎, 長谷川, 久美, 慎, 祥揆, 瀬戸, 洋一 コンピュータセキュリティシンポジウム2018論文集 2018 (2), 1301-1306, 2018

    ...サイバー攻撃は活発化かつ高度化している.対応するセキュリティ人材は不足し,人材育成が急務となる中,実践的なシナリオ型演習システムの開発が必要である.しかし,市販の演習システムは導入コストが高いため,高等教育機関や中小企業で利用することは難しい.これらの課題に対して,仮想化技術を利用した環境上に,演習プログラムを実装するシステムを開発することで解決する方針とした.本稿では,高等教育機関や中小企業で導入...

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  • 動的部分再構成可能汎用マイコンの ハードウェア仮想化のための MMR 及び FBS の開発

    河野 聡太, 山脇 彰 産業応用工学会全国大会講演論文集 2018 (0), 39-40, 2018

    ...仮想GEDYは,すべての周辺機器を備え,組込み機器の開発者は,各々,仮想GEDY上で必要となる周辺機器を取捨選択し,統一のメモリマップを介して周辺機器と協調動作する従来からのマイコンプログラムを書く.物理GEDYは,周辺機器を実再構成部に動的再構成しながら,仮想GEDYの機能を実現する.そのためには,物理GEDY上の再構成部を仮想化する必要がある.仮想化によって,プログラマは実回路の切り替えを意識することなく...

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  • ネットワークエッジ機能の仮想化を考慮した光集線網の設計法

    宮村 崇, 三澤 明, 可児 淳一 J101-B (1), 62-67, 2018-01-01

    ...ネットワーク仮想化技術(NFV)により,従来は専用装置で実現されていたネットワークエッジ機能を汎用サーバ上の仮想化機能(VNF)として実現する研究が進められている.NFVによりネットワークエッジ機能を網内のサーバ上に自由に配置することが可能となり,ネットワーク資源利用の効率化やトラヒック需要変動への耐性を高めることができる.VNF配置を考慮したネットワーク設計問題については数多くの研究がなされているが...

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  • アーカイブ統合型ニュース制作システム

    小池 中 映像情報メディア学会誌 72 (6), J89-J93, 2018

    ...オンラインストレージでは,高解像度映像ファイル(以下ハイレゾ)を扱うため高いIOPS(I/O Per Second)性能を必要とし,報道やスポーツニュース制作の中核を担う基幹設備であることから,動作の安定性や高可用性も求められる.このため,さまざまな業務におけるワークフローでクラウド環境を活用するケースが多くなった現状でも,オンプレミス機器を導入しなければ運用が難しく,高価になるという課題があった.今回,ストレージ仮想化技術...

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  • データベースを利用したSDNアーキテクチャの動的構成手法

    佐藤 寧洋, 河合 勇輝, 阿多 信吾, 岡 育生 J100-B (12), 1043-1057, 2017-12-01

    Software-Defined Networking (SDN)では,データプレーンとコントロールプレーンを分離し,ネットワーク全体を集中制御することで,柔軟なネットワーク構成を可能にしている.しかし,ネットワーク規模が大きくなるにつれてネットワーク内の機器数が増加するため,集中制御によるネットワーク管理ではスケーラビリティに乏しいという問題がある.そのためSDNコントローラを分散化させる手法…

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  • 属性ベース暗号による認証を用いたグローバルライブマイグレーション支援システムの開発

    加森, 剛徳, 林, 健汰, 前田, 香織, 近堂, 徹, 相原, 玲二 インターネットと運用技術シンポジウム論文集 2017 25-32, 2017-11-30

    ...コンピュータの仮想化技術やネットワークの広帯域化により,通信セッションを維持したままインターネットに接続された物理ホスト間で仮想マシン (VM) のグローバルライブマイグレーションが可能になっている.しかし,グローバルライブマイグレーションでは異なるクラウドプロバイダが提供する任意のクラウドで多数の利用者が資源を共有するので,それを前提としたライブマイグレーションの権限制御機構が求められる.これに対...

    情報処理学会

  • FastContainer: 実行環境の変化に素早く適応できる恒常性を持つシステムアーキテクチャ

    松本, 亮介, 近藤, 宇智朗, 三宅, 悠介, 力武, 健次, 栗林, 健太郎 インターネットと運用技術シンポジウム論文集 2017 89-97, 2017-11-30

    ...クラウドサービスや Web ホスティングサービスの低価格化と性能の向上に伴い,コンテナ型の仮想化技術を活用することにより,複数のユーザ環境の収容効率を高めると同時に,セキュリティの担保とリソース管理を適切に行うことが求められている.一方で,障害時の可用性やアクセス集中時の負荷分散については依然として各システムに依存している.本研究では,HTTP リクエスト毎に,コンテナの起動,起動時間,起動数および...

    情報処理学会

  • 強制パススルー機構を用いたVMの安全な帯域外リモート管理

    二神, 翔太, 鵜木, 智矢, 光来, 健一 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2017 19-26, 2017-11-28

    ...リモート管理の入出力を容易に盗聴することができる.従来,仮想化システム内のハイパーバイザを信頼することで管理者への情報漏洩を防ぐ手法が提案されてきたが,セキュリティや管理などの面で問題があった.そこで本稿では,強制パススルーと呼ぶ手法を用いて仮想化システムの外側で安全に帯域外リモート管理を実現する VSBypass を提案する.VSBypass ではネストした仮想化を用いて仮想化システム全体を VM...

    情報処理学会

  • 仮想計算機を用いた重要ファイル保護手法

    佐藤, 将也, 山内, 利宏, 谷口, 秀夫 コンピュータセキュリティシンポジウム2017論文集 2017 (2), 2017-10-16

    攻撃防止や被害状況把握のために,セキュリティソフトウェアや証拠保全のためのプログラムなどの重要サービスを攻撃から保護することは重要である.重要サービスに関する情報には,プロセス情報とファイルがあり,著者らはこれまでに,重要サービスのプロセス情報の参照を困難にすることで検知を困難にし,攻撃を回避する手法を実現した.また,攻撃回避のための重要ファイル保護手法を提案した.この手法は,重要サービスからの…

    情報処理学会

  • KVM上の複数VMの動作に対応した機密情報の拡散追跡機能

    岡﨑, 俊樹, 森山, 英明, 山内, 利宏, 佐藤, 将也, 谷口, 秀夫 コンピュータセキュリティシンポジウム2017論文集 2017 (2), 2017-10-16

    我々は,仮想マシンモニタであるKVMを用いて,ゲストOS上で機密情報が拡散する経路を追跡する機能を提案している.具体的には,機密情報の拡散経路のうち,1台のVMが動作する場合について,ファイル操作,プロセス生成,およびソケット通信による機密情報の拡散を追跡する機能を実現している.そこで,本稿では,監視対象のVMが複数である場合について,機密情報の拡散をKVM上で追跡する機能を設計し,実現方式につ…

    情報処理学会

  • 仮想計算機モニタを用いたWindows 10 64bit環境におけるスタックトレースの実現

    山下, 雄也, 明田, 修平, 瀧本, 栄二, 齋藤, 彰一, 毛利, 公一 コンピュータセキュリティシンポジウム2017論文集 2017 (2), 2017-10-16

    ...64bitマルウェアの出現に伴って64bitマルウェアの解析が求められるようになった.我々は仮想化技術を用い,Windows 10上で64bitマルウェアの解析を可能とするシステムコールトレーサAlkanet 10を開発している.現在,マルウェアによるコードインジェクションの挙動追跡機能のAlkanet 10への実装を試みているが,x64における呼出し規約はx86と異なりフレームポインタを利用しないため...

    情報処理学会

  • ノードの仮想化によるIoT向け軽量プロトコルの提案と評価

    篠岡 祐太, 相川 勝, 井上 健太郎, 山森 一人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2017 (0), 219-219, 2017-09-19

    ...さらに、非力なデバイスの1対多の通信による負荷の低減、センシングデバイスのセキュリティをノードの仮想化により実現する。</p>...

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  • SDN/NFVソリューションの研究開発・実証・商用化と今後の展望

    岩田 淳, 下西 英之, 小林 正好 J100-B (9), 626-637, 2017-09-01

    ...本論文では,ネットワーク業界に20年に1度と言われる革新をもたらしたSDN,NFVにおける研究開発・実証・商用化と本領域の将来の発展の方向性について述べる.現在のインターネットは自律分散制御方式を採用し,個々のネットワーク装置に機能が埋め込まれているため,機能追加・変更が困難な上,装置の機能肥大化を招いている.またデータセンタ等の仮想化が進む環境では,頻繁に生じるサーバやストレージの構成変更に迅速に...

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  • ネットワーク仮想化を用いたホームネットワーク管理手法の提案

    長谷, 錦, 今野, 裕太, 吉村, 悠, 佐藤, 健哉 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集 2017 180-186, 2017-06-21

    ...している.今後もホームネットワークに接続することでの利用を前提とした機器の増加や,それぞれのサービスの高品質化などによるホームネットワーク内で扱う情報量・種類の増加は避けられないものとなる.ホームネットワーク内の機器の増加によりネットワークは複雑化し,ホームネットワークの管理は難しくなる.さらにホームネットワーク内のデータ量・種類の増加により,通信品質の低下という問題が発生する.本稿ではネットワーク仮想化技術...

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  • 端末外リソースの仮想化とUGC型のアプリ開発をサポートするIoTフレームワーク

    松野, 宏昭, 丸島, 晃明, 有村, 汐里, 可児, 潤也, 二村, 和明, 峰野, 博史, 飯田, 一朗, 西垣, 正勝 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集 2017 1291-1299, 2017-06-21

    ...Generated Contents)型のエコシステムの形成を目指している.UGC型エコシステムを形成することで,問題 (a) については様々なユーザ(アプリ開発者)が人海戦術的にサービスを開発することで解決が期待できる.問題 (b) についてはユーザ自身がアプリストアの中から利用したいものを選択することで解決できる.本稿ではアプリ開発の生産性を高めてエコシステム実現するために,IoTデバイスを機能単位で仮想化...

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  • Webアプリケーション開発・運用環境構築支援システムの設計と実装

    金丸, 侑賢, 神屋, 郁子, 下川, 俊彦 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集 2017 166-172, 2017-06-21

    アプリケーション開発においては,開発時に用いる開発環境と,完成後の運用時に用いる運用環境が異なることがあり,運用時に想定外の挙動を示すことが有る.本研究の目的は,開発時と運用時のソフトウェアをできるだけ揃えることで,開発環境で動作したアプリケーションが運用環境でも同じ挙動を示すことである.これを実現するため,仮想計算機技術を用いた.開発環境と運用環境の仮想マシンを,同じイメージファイルを元に作成…

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  • 仮想化ノードFLAREによるアプリケーション毎のSDN制御手法の実装と評価

    平久, 紬, 中尾, 彰宏, 山本, 周, 山口, 実靖, 小口, 正人 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集 2017 1710-1714, 2017-06-21

    現在のインターネットは,多種多様なアプリケーションのトラフィックが混在しているため,大地震などの緊急災害時のネットワーク輻輳では,すべてトラフィックが同一に扱われ緊急情報に中々アクセスできないという問題が生じる.また,トラヒック監視のみのネットワーク運用では,外部要因に基づく対局的緊急障害対応が難しい.そこで,ソーシャル・データから実社会の急激な状況変化を検出し,自動でユーザが必要とする情報を提…

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  • 仮想ネットワーク上でのBUMトラヒック配送を効率化するOpenFlow拡張方式の提案

    松尾 圭佑, 川島 龍太, 松尾 啓志 電子情報通信学会論文誌B 通信 J100-B (5), 365-374, 2017-05-01

    ...マルチテナント型クラウドサービスの普及により,オーバレイ方式を用いてデータセンタネットワークを仮想化する手法が注目されている.しかし,仮想ネットワーク上でBUM (Broadcast/Unknown unicast/Multicast)パケットを配送する場合,物理ネットワーク上ではブロードキャストパケットとして全テナントのノード宛にパケットが配送されるという問題がある.これまで,ルートリフレクト機能...

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  • ブラウザ部分仮想化の提案

    小泉, 修一, 早川, 智一, 疋田, 輝雄 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 151-152, 2017-03-16

    ...画像化によるブラウザの部分仮想化を提案する.一般的に,ブラウザの仮想化とは,閲覧者に仮想的なブラウザを見せることを意味する.本論文では,悪意のある Web ページから閲覧者を守る手法として使用する.提案手法は,ブラウザ全体を仮想化するのではなく, Web ページ中の,閲覧者にとって脅威となりうる箇所を,オリジン(プロトコル,ポート,ホスト)または HTMLタグを基に判別し,判別部分のみを外見が等価な...

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  • マルチテナントシステムの開発を支援するIaaS環境

    松本, 拓也, 古橋, 健斗 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 145-146, 2017-03-16

    ...仮想化技術の進化を背景に,物理計算機を保有してサーバを構築する形態(シングルテナント)から,必要に応じてリソースを確保し,サービスを拡大する形態(マルチテナント)に移行している.マルチテナントは,多数の物理計算機をネットワークで接続しておき,必要に応じてサービスの生成,複製を行うことでシームレスなサービスの拡張を可能する.現在,物理計算のリソース効率化のため,サービスの移動や配置に関する研究が行われているが...

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  • Chefを応用したKubernetesのコンテナ管理方法の提案と評価

    土本, 大貴, 青山, 幹雄 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 155-156, 2017-03-16

    ...Dockerのコンテナ型仮想化ではホストOSを経由してコンテナにアクセスするため,コンテナが増えると管理の複雑さが増大する.これに対処するため,コンテナ管理ツールとしてKubernetesが提案されている.しかし,Kubernetesでコンテナ配置を定義するためには,そのモデルを理解する必要がある. ...

    情報処理学会

  • コンテナ型仮想化を用いた高集約環境の性能に関する考察

    梅澤, 綾果, 山口, 実靖 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 143-144, 2017-03-16

    ...情報サービスの普及に伴い,サーバの設置スペースや消費電力の肥大化が課題となっている.この問題の解決策として,仮想化技術を用いたサーバ集約が考えられるが,集約度を高めることによりサーバ内の応用の性能が劣化する課題がある.高性能な仮想化環境の構築方法として,コンテナ型仮想化手法が注目を集めている.コンテナ型仮想化環境では,仮想計算機上にゲストOSを稼働しないため性能が高いと期待される.本稿では,コンテナ...

    情報処理学会

  • ソフトウェア開発用プライベートクラウドにおける資源効率の改善事例

    住田, 宏己, 吉本, 安男 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 15-16, 2017-03-16

    ...近年は多くの企業においてプライベートクラウドが導入され、仮想化によるIT機器の資源効率の改善と設備費用の削減が進められている。仮想化で資源効率が改善されることは良く知られているが、我々は仮想化環境の下で資源効率をさらに改善する可能性を探るため、稼働状況に応じたきめ細かな運用を行う方法を研究し実践している。...

    情報処理学会

  • マクロな動作状況に着目したWebサーバの異常状態の予測と制御

    谷村, 優介, 笹井, 一人, 北形, 元, 木下, 哲男 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 53-54, 2017-03-16

    ...仮想化技術の成熟に伴い,柔軟なネットワークサービスの運用が可能となった一方,サーバの動作特性が頻繁に変化することで,サービス品質維持のために計算資源の調整を行うタイミングの判断が困難となった.本稿では,Webサーバのマクロな動作状況の分析に基づいてサービス異常の予兆を検知する手法を提案し,異常状態の発生に先立ったサービスの制御を目指す.本手法の有効性を確認するためにシミュレーション実験を行い,先制的...

    情報処理学会

  • 高齢者が若者を支えるには ―逆転の発想から生まれた「高齢者クラウド」

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2016 (2017.3), 12-13, 2017-03-01

    ...発想を逆転し、豊富な経験と知識、技能や体力を持った元気な高齢者に社会で活躍してもらうため、東京大学大学院の廣瀬通孝教授は、働きたい高齢者のスキルを「高齢者クラウド」として仮想化して集め、労働市場に供給する適切な仕組みや新たな社会活力をつくろうとしている。...

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  • ビル設備機器の状態監視における仮想化技術の適用可能性の検討

    金子, 雄, 伊藤, 俊夫, 原, 隆浩 情報処理学会論文誌 58 (2), 461-470, 2017-02-15

    ...ビルの設備機器を遠隔から管理する遠隔ビル管理システム(BMS; Building Management System)には,ネットワークを介して機器の状態を取得するクローラと呼ばれるソフトウェアが存在する.計算機の仮想化(VM; Virtual Machine)を利用することで,遠隔BMSに必要な物理マシン数を減らせるが,仮想化によるオーバヘッドや複数VMの並列実行によりクローラの性能が低下する.遠隔...

    情報処理学会

  • Software Defined Media: 視聴空間サービスのソフトウェア制御

    塚田 学, 小川 景子, 池田 雅弘, 曽根 卓朗, 丹羽 健太, 齊藤 翔一郎, 粕谷 貴司, 砂原 秀樹, 江崎 浩 コンピュータ ソフトウェア 34 (3), 3_37-3_58, 2017

    ...するオブジェクトベースの視聴サービスの重要性が増している.そこで著者らは2014年からSoftware Defined Media (SDM)コンソーシアムを設立し,オブジェクトベースのディジタルメディアと,インターネットを前提とした視聴空間の研究を続けてきた.その中で,Internet of Things (IoT)を利用したスマートビルディングと相互運用を目指して,視聴サービスのためのビル設備を仮想化...

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  • DAAS: WSNにおける分散型アプリケーション認証システムの提案と実装

    川部 勝也, 福田 浩章 情報システム学会 全国大会論文集 13 (0), e11-, 2017

    ...近年のWSN のOS はその問題を解決するために, ノードの物理的なコンピュータリソースを仮想化することで複数の独立したユーザーによる使用を可能にしてい る. これらのOS やそれに付随するミドルウェアでは実行するプログラムをネットワーク経由で各ノードにデプロ イすることでWSN の管理者が個々のノードに手作業でプログラムをインストールする必要がない....

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  • 全文検索サービス自動生成の試み

    村川 猛彦 情報知識学会誌 27 (2), 219-224, 2017

    <p> Dockerコンテナとして動作する,全文検索サービス生成プログラムを開発した.検索対象文書を送ると,全文検索サービスを稼働させるためのDockerfileなどを生成する.これにより保有コンテンツの公開やクラウドサービスへの送付をすることなく,インデックスが作られ,Webブラウザ上で全文検索が可能となる.約6万件の防災ブログ記事を用いて評価実験を行った.</p>

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  • 地域指向デザイン評価のための仮想化現実環境の構築

    宮田 理恵子, 福重 真一, 小林 英樹 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 903-904, 2017

    ...本研究では,地域性を考慮した製品のデザイン評価を支援するために,製品が実際に使用されている現実の空間を複数の視点から撮影した全天球画像を用いて自由な視点移動が可能な仮想化現実環境を構築する.この擬似的な3次元空間内において製品の仮想的なデザイン変更を行い,これを生活者の視点に基づいて評価する手法を提案する.ベトナムの一般家庭で撮影した画像から仮想化現実空間を構築し,本手法の有効性を検証した....

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  • 定量的な評価に基づく組織内仮想化基盤の増強設計

    柏崎, 礼生, 藤本, 祥人, 宮永, 勢次, 森原, 一郎 インターネットと運用技術シンポジウム2016論文集 2016 3-10, 2016-12-01

    ...組織内に散在する計算機を集約する目的で構築された仮想化基盤は,必要とされる計算機資源の増大やベンダーによるサポート期限を契機として,その更改が必要となる場合がある.その更改における定量的な設計の根拠となるパラメータを示し,増強の導入とサービス運用のコストについて,100 VMs 程度が動作する仮想化基盤における例示を用いて評価を行う....

    情報処理学会

  • 広域分散仮想化環境の展開・運用・管理コストの定量的評価

    柏崎, 礼生, 北口, 善明, 市川, 昊平, 近堂, 徹, 中川, 郁夫, 菊池, 豊, 下條, 真司 インターネットと運用技術シンポジウム2016論文集 2016 18-25, 2016-12-01

    ...アプリケーションの実証実験では,仮想的なネットワークを構築して検証を行うアプローチのほかに,実際にアプリケーションを稼働する基盤を地理的に広域に展開させて検証を行うアプローチがある.後者は現実的な環境での実証実験による説得力を獲得できる一方でその環境構築と維持のコストは無視できない.本稿では国内 11 拠点,海外 1 拠点が提供する計算機資源を SINET 5 とインターネットキャリア網を用いて接続した広域分散仮想化環境...

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  • ネットワーク上の仮想マルチコア計算機構成法

    前田, 賢一 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2016 72-79, 2016-11-21

    Internet of Things(IoT)が注目される中,今後予想される多くのアプリケーションをいかに容易に作ることができるかということが,喫緊の課題である.本稿では,ネットワーク上に仮想的なマルチコア計算機を構成する方法に関して述べる.提案方法は,ネットワーク共有メモリと,ネットワーク透過なスレッドを利用するものである.これによって,ネットワーク上のプログラミングを単一計算機と同一にするこ…

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  • マルチテナント向けOpenFlowハイパーバイザのためのフローエントリ検証手法の検討

    樋口, 俊, 廣津, 登志夫 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2016 129-136, 2016-11-21

    ...近年のサーバ仮想化技術の発展により,既存のITインフラをデータセンタ上で仮想化して提供するクラウドサービスの普及が進んでいる.こうしたサービスを提供しているマルチテナント型データセンタでは多数のテナント向けネットワークを提供するためにネットワークの仮想化や制御が必要となり,それらを実現するOpenFlow技術に注目が集まっている.既存研究のFlowVisorでは,OpenFlowネットワークを仮想化...

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  • Reverse VMRPCによるゲストOSの操作

    山本, 諒裕, 新城, 靖, Oscar, Fernando Garcia Alvarado コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2016 60-71, 2016-11-21

    本論文はホスト型仮想計算機モニタ(Virtual Machine Monitor, VMM)において,ホストOSからゲストOSを操作するためのRemote Procedure Call (RPC)を提案する.このRPCをReverse VMRPCと呼ぶ.Reverse VMRPCの特徴は,ネットワークを用いない点,またカーネル空間で実行される手続きを呼び出すことができるという点である.Rever…

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  • 仮想マシン内のデータ配置を活用した先読み型ストレージ階層管理

    松沢, 敬一, 品川, 高廣 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2016 42-50, 2016-11-21

    ...仮想化技術の進展により,複数のアプリケーションを仮想化して単一ホスト計算機上で集約動作させる用途が増加している.また,SSDの普及に伴い,HDDとSSDを併用してよく参照されるデータのみをSSDに載せるストレージ階層管理が効果的になっている.しかし,仮想化環境ではゲストOSのファイルシステムや仮想ディスクイメージ管理が介在するため,アプリケーションのデータ参照の局所性はホストOSのボリューム管理層においては...

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