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  • 人新世における海洋生態系へのエアロゾル鉄沈着の全球モデル研究

    伊藤 彰記 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 4-, 2023

    <p>人為起源、森林火災起源、及び鉱物起源のエアロゾルは、海洋表層へ重要な栄養塩(鉄)を供給することで、植物プランクトン(一次生産者)を起点とした食物連鎖を通して海洋生態系および気候へ影響を与える。しかし、それらの発生源の栄養塩供給量算出には多大な不確実性が存在する。特に南大洋で、エアロゾル中溶存鉄の質量濃度の観測データを過小評価することから、数値モデルで考慮されていない発生源の存在及び鉄溶出速…

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  • エアロゾル化学モデルにおける人為起源鉄溶出過程の開発

    伊藤 彰記, Baldo Clarissa, Shi Zongbo 日本地球化学会年会要旨集 68 (0), 13-, 2021

    <p>鉱物及び燃焼起源のエアロゾルは、海洋表層へと供給される重要な栄養塩(鉄)濃度を変化させることで、植物プランクトン(一次生産者)を起点とした食物連鎖を通して海洋生態系および気候へ影響を与える。本発表では、室内実験を基に開発したエアロゾル化学モデルにおける燃焼起源エアロゾル鉄溶出過程を報告する。</p>

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  • 燃焼起源エアロゾル鉄による海洋施肥

    伊藤 彰記, Ying Ye, Clarissa Baldo, Zongbo Shi 日本地球化学会年会要旨集 67 (0), 1-, 2020

    <p>鉱物及び燃焼起源のエアロゾルは、海洋表層へと重要な栄養塩(鉄)を供給し、海洋生態系および気候へ影響を与える。本発表では、屋外観測、室内実験、大気および海洋物質循環モデルによって近年得られた知見をまとめた。最新の屋外観測および室内実験結果では、燃焼起源エアロゾルが、鉱物起源に比べてかなり高い鉄溶解率を示した。最先端の数値モデルでは、鉱物エアロゾルに加えて、燃焼起源エアロゾルが、大気から海洋へ…

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  • GESAMP全球モデル相互比較:大気中における不安定鉄生成過程の評価

    伊藤 彰記, Myriokefalitakis Stelios, Kanakidou Maria, Mahowald Natalie, Baker Alex, Jickells Tim, Sarin Manmohan, Bikkina Srinivas, Gao Yuan, Shelley Rachel, Buck Clifton, Landing William, Bowie Andrew, Perron Morgane, Meskhidze Nicholas, Johnson Matthew, Feng Yan, Duce Robert 日本地球化学会年会要旨集 64 (0), 237-, 2017

    <p>大気から海洋へ供給される鉄は、食物連鎖を通して海洋生態系へ影響を与える。近年、自然および人為起源の鉄降下物に関する理解は格段に進んできている。しかし、異なる発生源ごとの寄与率の推定や大気中における鉄の変質過程については、依然として大きな不確実性がある。GESAMPは海洋環境保護の科学的側面に関する専門家会合である。それにより、観測と数値モデルの連携が促進されている。本研究では、複数の全球大…

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  • 大気汚染によりエアロゾルから供給される生物に利用可能な鉄

    伊藤 彰記, 時 宗波 日本地球化学会年会要旨集 62 (0), 99-, 2015

    本研究の全球エアロゾル化学輸送モデルでは、鉱物起源および燃焼起源エアロゾル中の比較的不溶な鉄が無機および有機の酸性物質と化学反応し、溶出する過程を動的に表現している。数値予測実験結果から、1850年と2000年の間に経験した大気汚染によって海洋へと供給される水溶性鉄の供給量が2倍近く増加したことが示された。

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  • 大気中の有機態窒素生成に関する全球化学輸送モデルの開発

    伊藤 彰記, Lin Guangxing, Penner E. Joyce 日本地球化学会年会要旨集 61 (0), 146-, 2014

    本発表では、エアロゾル中と雲水蒸発時におけるグリオキサールおよびメチルグリオキサールのアンモニウムとの反応により生成される有機態窒素の生成過程を全球エアロゾル化学輸送モデルに組み込んだ。その結果、このボトムアップ手法による海洋への有機態窒素の予測値は、トップダウン手法による推定値と比較して南半球の外洋において重要な供給源となることが示された。しかし、主要な産業地域において、ボトムアップ手法による…

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  • 名古屋市における都市大気中メタン濃度の動態解析

    伊藤 彰記, 冨田 道夫, 高橋 一郎, 永田 陽子, 藍川 昌秀, 猿渡 英之, 原口 紘〓 環境科学会誌 11 (3), 289-296, 1998

    名古屋大学構内において大気中メタン濃度を連続測定し,1991~95年の観測結果に対して多変量解析を行った。その際,同時期に名古屋市環境保全局により測定されたメタン濃度のデータを加え,名古屋市における大気中メタンの動態解析として,メタン濃度値に対してクラスター分析を試みた。メタン濃度の経年変化の挙動に対する解析結果では,距離測度として相関係数を用いることで,名古屋市は都市域と水田地域に,さらに都市…

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献30件

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