検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 400 件

  • 加熱脱塩素処理が焼却飛灰中のポリ塩化ナフタレンに与える影響

    河原 雄一朗, 水谷 聡, 伊藤 耕二, 相原 咲季, 直井 亮太郎, 矢吹 芳教 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 555-, 2023

    <p>300~400℃の還元的状態下で飛灰を加熱して脱塩素化を行う加熱脱塩素処理が,焼却飛灰中のポリ塩化ナフタレン(PCNs)に与える影響について検討した。異なる5つの一般廃棄物処理施設における加熱脱塩素処理前後の飛灰を用い,PCNsの濃度,同族体存在割合,ダイオキシン様毒性などの変化について比較した。その結果,2施設で処理後にPCNs濃度が減少,3施設で増加していた。ただし,濃度が増加したPC…

    DOI

  • 廃棄物埋立処分場の年代と浸出水中のPFAS濃度との関係

    矢吹 芳教, 小野 純子, 井戸 優人, 伊藤 耕二, 伴野 有彩, 松村 千里, 水谷 聡, 松神 秀徳, 尾形 有香, 遠藤 和人 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 491-, 2023

    <p>本研究では、廃棄物処分場浸出水中のPFAS濃度の特徴と処分場の埋立年代の関係を明らかにすることを目的とし、7か所15区画の処分場で浸出水の調査を行った。浸出水中のPFAS濃度の特徴として、産業廃棄物処分場のほうが一般廃棄物処分場よりも高いこと、PFSAとしてはPFBSが、PFCAとしてはPFBA、PFHxA及びPFOAの濃度が高いことが明らかとなった。また、埋立開始年が2000~2010年…

    DOI

  • pHの異なる溶出試験における焼却灰からのPFASの溶出濃度

    水谷 聡, 小野 純子, 井戸 優人, 伊藤 耕二, 矢吹 芳教 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 529-, 2023

    <p>PFAS(ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物)の,pHが変動した時の焼却灰からの溶出挙動を調べた。産業廃棄物の飛灰と都市ごみの主灰を対象に,蒸留水とギ酸を用いて,最終的な溶出液のpHを酸性,中性,アルカリ性に調整した溶出試験を行った。産廃飛灰からは,PFCAsとしてはPFOAの他にPFHpA,PFNA,PFDAが,PFSAsとしてはPFOSとPFHxSの溶出が確認され…

    DOI

  • 下顎頭骨折に対するLag screwを用いた観血的整復固定術について

    高橋 康輔, 亀井 和利, 鈴木 雄祐, 枝 卓志, 田島 麻衣, 伊藤 耕, 小倉 直美, 近藤 壽郎 日本顎関節学会雑誌 34 (3), 76-82, 2022-12-20

    <p>下顎骨骨折のなかでも下顎頸部高位に骨折を認める下顎頭骨折は,骨片の整復固定が難しいことから手術療法か,または保存療法かを選択するのに苦慮することがある。下顎頭骨折後の保存療法は,下顎頭の形態が回復できないことから,側方運動障害が生じることが報告され,高位下顎頭骨折に対してMiniplateやLag …

    DOI 医中誌

  • インプラント埋入後 10 年目に生じたインプラント周囲歯肉癌の 1 例

    清水 一, 山﨑 文惠, 柏俣 玲於奈, 矢野 照雄, 高橋 康輔, 田島 麻衣, 伊藤 耕, 佐藤 毅 埼玉医科大学雑誌 49 (1), 9-15, 2022-08-31

    近年,歯科インプラントによる治療は一般的になりつつあり,インプラント周囲に生じる悪性腫瘍症例がいくつか報告されている. インプラント周囲の発がん危険因子には,口腔癌の既往とそれに関連する放射線療法の既往,白板症や扁平苔癬などの粘膜疾患,飲酒および喫煙が含まれるが,病因はいまだ不明である. 今回われわれは,インプラント埋入手術から 10 …

    DOI 医中誌

  • 認知症を合併した急性大動脈解離Stanford A型の高齢者に余暇活動の楽しさを提供して退院となった事例

    本家 寿洋, 伊藤 耕栄 作業療法 41 (4), 471-480, 2022-08-15

    急性大動脈解離Stanford A型の偽腔開存型のAさんは,BPSDと息みのある更衣動作や排泄動作で血圧が上昇し,認知症で会話が成立しない状態であった.そのAさんに過去の楽しさの語りを促進する用途のある高齢者版・余暇活動の楽しさ評価法を行うと会話が成立し,不安な表情も消失した.そこで,血圧上昇が生じない生活を実現させるために,編み物の〈達成感の楽しさ〉と〈現在に想いを広げる楽しさ〉を提供してBP…

    DOI Web Site 医中誌

  • 下顎角部の内外面にわたる周辺性骨腫の1例

    田島 麻衣, 高橋 康輔, 枝 卓志, 伊藤 耕, 亀井 和利, 近藤 壽郎 日本口腔外科学会雑誌 68 (1), 36-41, 2022-01-20

    <p>Osteoma is a lesion that comprises growth of mature bone tissue. Peripheral osteoma can occur in the mandible at the inner or outer edge of the mandibular angle, the lower edge of the chin, or …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献30件

  • フミン酸溶液を溶媒としたカラム溶出試験による焼却飛灰中のPCNsの溶出挙動

    河原 雄一朗, 水谷 聡, 相原 咲季, 直井 亮太郎, 伊藤 耕二, 矢吹 芳教 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 395-, 2022

    <p>ポリ塩素化ナフタレン(PCNs)は,焼却灰に含まれているが,その溶出挙動に関する知見は少ない。PCBs,DXNなどで溶出を促進する因子とされているフミン酸を溶媒としたカラム溶出試験を行い,比較のために蒸留水を溶媒にした実験も行った。カラムにPCNsを520,000 pg/g含有する産廃焼却飛灰100 …

    DOI

  • 北西太平洋の台風通過に伴って生じる気象庁準リアルタイム版全球海面水温解析のバイアス

    伊藤 耕介 気象集誌. 第2輯 100 (2), 321-341, 2022

    <p> 気象庁の全球日別海面水温解析の準リアルタイム版(以下、R-MGD)では、解析時間の前に得られた観測データに短時間スケールの変動を落とすようなフィルタを適用している。そのため、台風の通過に伴う急激な海面水温の変化がバイアスを生むと考えられる。本研究では、R-MGDの現場観測に対するバイアスを、北西太平洋における台風の通過に沿って定量化した。初めに、2020年8月~9月にかけて立て続けに接近…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献37件

  • 魂の探訪記(前編) : 精神世界研究に於ける質的現地調査の有効性

    伊藤 耕一郎 千里山文學論集 101 37-62, 2021-03-01

    精神世界(いわゆるスピリチュアル)に関する研究は、島薗進によって提唱された「新霊性運動」を基礎に、宗教・聖地・サブカルチャーなど多岐に渡る分野で論じられ、関係者のブログやホームページ、著書、市場へのアンケートなどを中心に研究されてきた。一方、現地調査にもとづいて調査対象の実態の分析を行った研究は、筆者の知る限り多くない。本論文はこれまでなされてきた文書研究・文書分析や量的調査に、現地調査にもとづ…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 最終処分場浸出水中の PCNs および HCBD の効率的な分析手法の構築と濃度実態

    伊藤 耕二, 小野 純子 Material Cycles and Waste Management Research 32 (1), 25-32, 2021-02-10

    ポリ塩化ナフタレン (PCNs) およびヘキサクロロブタジエン (HCBD) は,溶媒やゴム製品等の添加剤として用いられてきた。これらの物質は,COP7 以降,新たに POPs に指定されたが,いまだに意図的・非意図的を問わずさまざまな工業製品中に残留して最終処分場に廃棄されている可能性は高い。さらに PCNs は PCB …

    DOI Web Site Web Site 参考文献13件

  • 焼却残渣に含まれるポリ塩化ナフタレンに関する研究動向

    水谷 聡, 伊藤 耕二, 矢吹 芳教 Material Cycles and Waste Management Research 32 (1), 41-49, 2021-02-10

    廃棄物の焼却残渣および工業的加熱プロセスから発生する残渣 (セメントキルンでの飛灰やクリンカー,鉄鋼や非鉄金属の二次精錬から発生する残渣) に含まれるポリ塩化ナフタレン (PCNs: polychlorinated naphthalene) に関する研究動向をまとめた。また著者らが行なった PCNs …

    DOI Web Site Web Site 参考文献40件

  • 日本初のアイウォール貫通型航空機観測により捉えられた2017年台風第21号(ラン)の二重暖気核構造

    山田 広幸, 伊藤 耕介, 坪木 和久, 篠田 太郎, 大東 忠保, 山口 宗彦, 中澤 哲夫, 長浜 則夫, 清水 健作 気象集誌. 第2輯 99 (5), 1297-1327, 2021

    <p> 2017年台風第21号(ラン)対する上部対流圏の航空機観測を、新たに開発したドロップゾンデシステムを備えた民間ジェット機を用いて行った。これは、日本の研究グループがドロップゾンデを用いて非常に強い台風の内部コアを観測した初めての事例である。本論文では、目の暖気核構造と、それに関連するアイウォールの熱力学的および運動学的特徴について記述する。この台風は観測の2日間において、鉛直シアーが強ま…

    DOI Web Site Web Site 研究データあり 被引用文献3件 参考文献90件

  • 卒業前シミュレーション教育の有用性

    谷川 涼子, 千葉 武揚, 佐々木 知映, 伊藤 耕嗣, 木村 ゆかり, 小池 祥太郎, 福岡 裕美子 日本ヒューマンケア科学会誌 14 (2), 92-98, 2021

    <p> 本研究の目的は、卒業前シミュレーション体験が卒業後に役立っているか、卒業前シミュレーション体験プログラムの有用性について評価することである。対象者は、2018年度卒業前シミュレーション体験プログラムに参加した卒業生18名である。同意が得られた調査対象者に卒業6か月後にアンケート用紙を送付する住所を記載してもらい、アンケート用紙を送付し郵送にて回答を得た。</p><p> …

    DOI Web Site 医中誌

  • 環境水中のシアナミドの分析法の構築および大阪府域の河川水中の濃度実態把握

    小野 純子, 伊藤 耕二, 鈴木 茂, 矢吹 芳教 水環境学会誌 44 (1), 9-15, 2021

    <p>これまで分析法がなかったために濃度実態が把握されていなかった環境水中のシアナミドについて, 河川水中および海水中のシアナミドをダンシル化させてダンシルシアナミドとした後にシリカゲルSPEカートリッジを用いた精製を行い, LC-MS/MSで定量する分析法を構築した。この方法を用いて大阪府内の流域の異なる9つの河川で調査を行った結果, 全ての河川からシアナミドが検出され, …

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 福島県浅部地中熱実証住宅における地中熱ヒートポンプシステムの特性

    伊藤 耕祐, 荒井 優佑, 矢代 光, 影山 千秋, 阿部 眞也 日本冷凍空調学会論文集 37 (3), 329-, 2020-09-30

    <p>長さ10 mの鋼管杭型熱交換井10本を有する浅部地中熱ヒートポンプシステムが日本大学工学部により開発され,2013年に建設された福島県浅部地中熱実証住宅(延床面積80.6 m<sup>2</sup>)に実装された.本報では,この実験住宅で2014年1月〜2020年3月に行われた暖房実験の結果を報告する.地中熱ヒートポンプ1次側入口温度は,採熱量が220 MJ/day (2.5 kW) …

    DOI Web Site

  • 準寒冷地における水蓄熱を用いた可変熱容量システムに関する研究

    宮岡 大, 伊藤 耕祐 日本冷凍空調学会論文集 37 (3), 339-, 2020-09-30

    <p> 本報では,日本大学工学部郡山キャンパスに建設された実験棟「ロハスの家3号」を対象建物にして,熱容量の大小(水の有無)による冬期の室内温熱環境への影響を明らかにした.次に,熱容量をより大きくした場合における冬期の室内温熱環境への影響と改善方法について明らかにした.準寒冷地においては,集熱・断熱性能を上げることで,大きな熱容量による室内温熱環境の向上と年間暖冷房負荷削減の効果が期待できた.最…

    DOI Web Site

  • 準寒冷地における水蓄熱を用いた可変熱容量システムに関する研究

    宮岡 大, 伊藤 耕祐 日本冷凍空調学会論文集 37 (3), 349-, 2020-09-30

    <p>前報では,日本大学工学部郡山キャンパスに建設された実験棟「ロハスの家3号」を対象建物にして,冬期において熱容量をより大きくした場合における室内環境への影響と改善方法について明らかし,「可変熱容量システム」を用いて蓄熱体の温度及び外気温が室温に及ぼす影響を明らかにした.本報では,夏期における熱容量の違いによる影響と「可変熱容量システム」を用いて蓄熱体の温度及び外気温が室温に及ぼす影響を明らか…

    DOI Web Site

  • A看護系大学生の社会人基礎力と日常生活経験との関連

    伊藤 耕嗣, 鄭 佳紅, 千葉 武揚, 小林 昭子, 木村 恵美子, 鳴井 ひろみ 日本ヒューマンケア科学会誌 13 (1), 15-22, 2020

    <p> 本研究の目的はA看護系大学生の社会人基礎力と、学年や性別、日常生活経験との関連を明らかにし、新人 看護師へ移行するための教育の在り方に対する示唆を得ることである。対象は1~4年生(441名)で、北島ら(2011)が作成した社会人基礎力調査票と、先行研究(粟納, 2014;石川, 2013)で社会人基礎力に影響するとされた日常生活経験等の13項目を調査票として用いた。分析にはSPSSを用い…

    DOI Web Site 医中誌

  • 台風の移動についての基礎的な理解に関する近年の進展

    伊藤 耕介, Wu Chun-Chieh, Chan Kelvin T. F., Toumi Ralf, Davis Chris 気象集誌. 第2輯 98 (1), 5-17, 2020

    <p>台風の移動の基礎的な理解はかなり成熟しているが、注目に値する研究の進展が近年も見られる。本論文では、単純化された順圧モデル・精緻な物理モデル・データ解析によって、主に2014年以降に得られた台風の移動に関する新しい概念や既存の概念に関する新たな知見を集約する。これには、台風の移動に関する環境場と台風の相互作用、および、予測可能性の研究を含んでいる。指向流・βジャイア・非断熱加熱といった従来…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献5件 参考文献38件

  • 臼後隆起に発生した唾液腺脂肪腫の1例

    枝 卓志, 山﨑 文惠, 田島 麻衣, 伊藤 耕, 清水 一, 近藤 壽郎 日本口腔外科学会雑誌 65 (5), 357-360, 2019-05-20

    <p>Sialolipoma, a new variant of lipoma, is a rare, benign tumor of the salivary glands that comprises both glandular tissue and mature fat cells. Here we describe the characteristic features of a …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献29件

  • ヒト顎関節滑膜細胞のMonocyte chemotactic protein産生に対するフィブロネクチンフラグメントの影響

    鈴木 麻由, 小倉 直美, 矢野 照雄, 髙橋 康輔, 山﨑 文惠, 渡邊 駿, 石上 大輔, 清水 一, 伊藤 耕, 近藤 壽郎 日本顎関節学会雑誌 31 (1), 8-15, 2019-04-20

    <p>目的:細胞外基質の分解産物が慢性炎症の病態形成に関与することが報告されてきている。フィブロネクチンは代表的な細胞外基質であり,細胞外基質分解酵素によって分解されたフィブロネクチンフラグメント(FN-Fs)が,関節炎の増悪に関与することが報告されている。本研究では,顎関節炎症病態へのFN-Fsの影響を調べることを目的として,培養ヒト顎関節滑膜細胞(滑膜細胞)に30 kDa …

    DOI 医中誌

  • 脳梗塞・脊髄梗塞を発症後、再生医療を実施し集中的リハビリテーションを実施した1症例

    熊谷 文宏, 加藤 諒大, 伊藤 耕栄, 山田 勝雄, 齋藤 孝次 理学療法学Supplement 46S1 (0), E-70_1-E-70_1, 2019

    <p>【はじめに・目的】</p><p>近年、脳・脊髄障害に対する新しい治療法の一つとして再生医療の可能性について期待が膨らんでいる。その際の身体機能の回復には、投与された細胞と残存している神経細胞とのネットワークの構築が重要であり、リハビリがその一助になると言われている。</p><p>脳や脊髄の神経線維を評価する方法として、拡散テンソル画像(diffusion tensor …

    DOI

  • パネル討論

    西山 彰, 臼杵 有光, 北野 誠, 田中 栄司, 早瀬 修二, 鈴木 登美子, 一木 隆範, 伊藤 耕三 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2018.1 (0), 72-72, 2018-03-05

    DOI

  • 上顎洞に発生した囊胞性リンパ管腫の2例

    青木 暁宣, 飛嶋 大作, 秋葉 正一, 高橋 康輔, 伊藤 耕, 近藤 壽郎 日本口腔外科学会雑誌 64 (1), 19-23, 2018

    <p>Cystic lymphangioma is a benign cystic lesion comprising an inherent malformation of a lymphatic vessel that typically arises in the head and neck by the age of 2 years. This report describes two …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 11教-25-ポ-21 タブレット末端を活用したバドミントンの課題解決型学習の試み

    伊藤 耕作, 小泉 卓也 日本体育学会大会予稿集 69 (0), 270_3-270_3, 2018

    <p> 本研究ではタブレット端末を活用した体育実技の課題解決型学習の可能性を探る。具体的には、本学体育実技で採用しているバドミントンの授業に、iPadアプリ(ゲーム分析アプリ「Excel badminton」や映像分析アプリ「Dartfish Express」など)を活用することで、内容への動機づけ、課題解決力、コミュニケーション活動などにおいていかなる効果があるかを、授業を受けた学習者の反応か…

    DOI

  • 高解像度大気モデル及び大気海洋結合モデルを用いた北西太平洋全域台風予測実験

    伊藤 耕介, 沢田 雅洋, 山口 宗彦 気象研究所研究報告 67 (0), 15-34, 2018

    台風予測に関する高解像度領域非静力学モデルの性能評価を行うために,5 kmメッシュの気象庁非静力学大気モデル(NHM5km_atm)及びそれに海洋モデルを結合した大気海洋結合モデル(NHM5km_cpl)を用いて,北西太平洋全域を計算領域とした台風予測実験を行った。計算対象は2012-2014年の1200UTCに台風が存在したほぼ全ての事例であり,予測時間は3日間である。本研究では気象庁全球モデ…

    DOI Web Site 参考文献33件

  • ヒト顎関節滑膜細胞におけるMMP-1およびMMP-3産生に対するTNF-<i>α</i>の影響

    矢野 照雄, 小倉 直美, 河島 睦, 髙橋 康輔, 服部 俊夫, 渡邊 駿, 石上 大輔, 鈴木 麻由, 清水 一, 伊藤 耕, 近藤 壽郎 日本顎関節学会雑誌 29 (2), 100-107, 2017

    <p>目的:炎症性関節疾患における関節組織の破壊では,matrix metalloproteinase(MMP)が中心的役割を担っている。本研究では,培養顎関節滑膜細胞をTumor necrosis factor(TNF)-<i>α</i>で刺激したときのMMP-1,-3およびMMPの阻害因子であるTissue inhibitors of …

    DOI 医中誌

  • 脂肪由来幹細胞を用いた再生医療とリハビリテーションを併用した慢性期脳梗塞の1症例

    加藤 諒大, 伊藤 耕栄, 下田 晴昭, 山田 勝雄, 齋藤 孝次 理学療法学Supplement 2016 (0), 1082-, 2017

    <p>はじめに</p><p></p><p>神経再生医療において神経可塑性を考慮するとHebbの理論からリハビリテーションとの併用は重要だと言われているが,ヒトを対象とした再生医療とリハビリテーションの併用に関してはあまり多くの報告はされていない。また拡散テンソル画像(Diffusion Tensor …

    DOI

  • 11教−10−ポ−10(70) タブレット末端を活用したバレーボールの課題解決型学習の試み

    伊藤 耕作, 小泉 卓也 日本体育学会大会予稿集 68 (0), 280_1-280_1, 2017

    <p> 本研究ではタブレット端末を活用した体育実技の課題解決型学習の可能性を探る。具体的には、本学体育実技で採用しているバレーボールの授業に、iPadアプリ(ゲーム分析アプリ「V-Notes」や映像分析アプリ「Dartfish Express」など)を活用することで、内容への動機づけ、課題解決力、コミュニケーション活動などにおいていかなる効果があるかを、授業を受けた学習者の反応から検討する。対象…

    DOI

  • 環動ゲルの構造と物性

    伊藤 耕三 膜 42 (5), 197-201, 2017

    We have recently developed a novel type of polymer network called slide–ring materials by cross–linking polyrotaxane, the supramolecular architecture with topological characteristics. In the …

    DOI Web Site Web Site

  • <b>環動ゲルの力学物性と化学構造との関係 </b>

    加藤 和明, 伊藤 耕三 Journal of Network Polymer,Japan 37 (1), 21-30, 2016

    環動ゲルにおける高分子網目は,高分子鎖同士が化学結合する代わりに,8 の字をした環状化合物に2 本の高分子鎖が貫通した構造をしている。そのため,高分子鎖はその架橋点をスライドすることができる。このスライドによって環動ゲルは既存のゲルとは異なる力学物性を示す。また最近では,環動ゲル膜に特異な物質透過挙動が見られ,スライドに起因する網目構造の変化との関係が注目されている。環動ゲルはポリロタキサンと呼…

    DOI Web Site

  • 悪性腫瘍を疑った上顎骨放線菌症の1例

    髙橋 康輔, 伊藤 耕, 青木 暁宣, 友木 里沙, 河島 睦, 近藤 壽郎 日本口腔診断学会雑誌 29 (3), 125-129, 2016

    Actinomycosis is an uncommon specific inflammation in the maxillofacial region, particularly arising in soft tissue around the mandible. In this paper, we report a case of maxillary actinomycosis …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • H133 熱応答試験による土壌熱物性評価(一般講演(5))

    田中 三郎, 伊藤 耕祐, 宮岡 大, 小熊 正人, 彭 國義, 進堂 晃央, 柿崎 隆夫, 佐々木 直栄 熱工学コンファレンス講演論文集 2015 (0), _H133-1_-_H133-2_, 2015

    Ground source heat exchangers are a growing technology in the area of building air conditioning, and it is therefore important to evaluate soil thermophysical properties at the installation …

    DOI Web Site

  • クラウドコンピューティングにおけるコストを考慮した資源選択手法の検討

    伊藤耕平, 小板隆浩 2014年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集 2014 2014-09-10

    近年クラウドコンピューティングが注目されている。クラウドコンピューティングではユーザが料金を支払うことで仮想計算機を利用することができるが、事前にコストや処理時間の試算を行うことが難しい。本研究では、料金と処理時間の軽減を目的とし、ユーザのニーズに応じた最適な資源選択の手法を検討する。

    情報処理学会

  • ラビング法による液晶性環動高分子の配向

    白石 哲也, 中田 有亮, 木戸脇 匡俊, 伊藤 耕三, 林 佑樹 日本液晶学会討論会講演予稿集 2014 (0), PA24-, 2014

    <p>In this study, we prepared liquid crystalline slide-ring polymer (LC-SRP) on rubbed polyimide surface by means of photopolymerization of LC vinyl monomer with macrocrosslinker based on …

    DOI

  • 抗体アレイを用いたTNF-<i>α</i>刺激ヒト顎関節滑膜細胞のケモカイン産生解析

    阿久津 美和, 河島 睦, 小倉 直美, 服部 俊夫, 山崎 文恵, 伊藤 耕, 近藤 壽郎 日本顎関節学会雑誌 26 (2), 100-107, 2014

    顎関節内障(internal derangement:ID)患者の顎関節滑膜では炎症所見が確認されており,TNF-<i>α</i>はその病態形成に関与する因子として知られている。今回,ID患者から得た培養ヒト顎関節滑膜細胞をTNF-<i>α</i>で刺激し,antibody arrayを用いてケモカインタンパク質産生を検討した。ID患者より顎関節滑膜組織を採取し,out …

    DOI 医中誌

  • 紐と環から成るトポロジカルネットワークの新しいエントロピー弾性(最近の研究から)

    眞弓 皓一, 伊藤 耕三 日本物理学会誌 68 (3), 158-161, 2013-03-05

    ポリロタキサンは,複数の環状分子に紐状高分子が貫いたネックレス状の超分子複合体である.ポリロタキサン中の環状分子が線状高分子上を自由にスライドできることから,ポリロタキサンは紐状高分子の形態エントロピーに加えて,環状分子の軸高分子上における一次元の配置エントロピーを有している.本稿では,ポリロタキサン中における環状分子の配置を小角中性子散乱法によって観察した実験結果と,ポリロタキサンの架橋体であ…

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 台風状況下における初期値と海面交換係数の同時最適化

    伊藤, 耕介, 川畑, 拓矢, 本田, 有機, 加藤, 輝之, 石川, 洋一, 淡路, 敏之 週間及び1か月予報における顕著現象の予測可能性 143-146, 2013-03

    平成24年度京都大学防災研究所一般研究集会(24K-08)「週間及び1か月予報における顕著現象の予測可能性」, 京都大学防災研究所連携研究棟大セミナー室, 2012/11/20-22

    HANDLE

  • U高専1年男子の飲酒に関する実態調査

    石尾, 潤, 藤岩, 秀樹, 伊藤, 耕作, 幸田, 三広, 中村, 貢治 宇部工業高等専門学校研究報告 59 5-8, 2013-03

    The purpose of the present investigation was to clarify the actual status of alcohol drinking of male first-year students at U technical college. Subjects were a total of 434 male first-year …

    機関リポジトリ Web Site

  • シクロデキストリンを用いた環動高分子材料の構造・物性と応用

    酒井 康博, 伊藤 耕三 Oleoscience 13 (3), 111-116, 2013

    幾何学的な拘束により物性が設計・制御される超分子構造体は近年大きな注目を集めており,複数の環状分子が線状高分子に包接されたネックレス状構造を持つポリロタキサン(PR)は,そのような物質の代表例である。我々のグループでは,PRの環状分子同士を架橋することにより,可動な架橋点を有する環動ゲルを合成した。環動ゲルは,架橋点の可動性のため従来のゲルにはない特異な力学特性を示す。 …

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • アジョイント法による余効すべり域の摩擦パラメタの推定手法の開発

    加納 将行, 宮崎 真一, 伊藤 耕介, 平原 和朗 理論応用力学講演会 講演論文集 62 (0), 208-, 2013

    巨大地震が発生すると数時間~数年後にその近傍で別の地震が引き起こされることがある。たとえば千島海溝では2003年9月25日の十勝沖地震に引き続いて、2004年11月29日に釧路沖地震が発生した。このとき、両地震の破壊域の間で有意な余効すべりが観測され、さらにすべりが十勝沖地震の破壊域から釧路沖地震の破壊域へと伝播していることから、釧路沖地震は十勝沖地震の余効すべりによって誘発された可能性がある。…

    DOI

  • 気象観測画像の比較による集中豪雨発生時のウインドシアの検出

    伊藤 耕太, 長 篤志, 三池 秀敏 画像電子学会研究会講演予稿 11.04 (0), 11-17, 2012-02-24

    近年,毎年のように集中豪雨が発生し,多大な被害を与えている.集中豪雨が発生している地域では,積乱雲が組織化しメソ対流系となっていることが多い.この場合,短時間で積乱雲が発達するため予測は困難である.本研究では,メソ対流系を組織化する際に積乱雲の発達を示す一つの証拠として大気のウインドシアを検出する可能性を調べた.用いた手法では,エコー強度画像から大気の上層の風向・風速を算出し,アメダスによる下層…

    DOI

  • 新規Ni担持構造的複合体による難脱硫性化合物の吸着脱硫

    石原 篤, 伊藤 耕太, 橋本 忠範, 那須 弘行 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2012 (0), 53-, 2012

    脱硫中に高温・高圧の条件が必要なく、水素を用いない吸着脱硫法に注目した。吸着剤にはゼオライトをシリカ・アルミナのマトリックス成分に組み込んだ構造的複合体を調製し、そこへNiを担持させたものを用いた。キャラクタリゼーションと脱硫試験を行い、構造と脱硫特性の解析を行った。新規Ni担持構造的複合体はNi担持HYゼオライトと比較して、大きな細孔と広い表面積を有していた。そのため、チオフェン類やBT類の吸…

    DOI

  • IL-1<i>β</i>およびTNF-<i>α</i>刺激ヒト顎関節滑膜細胞におけるIL-6 cytokine familyの発現

    河島 睦, 小倉 直美, 阿久津 美和, 伊藤 耕, 近藤 壽郎 日本顎関節学会雑誌 24 (2), 91-99, 2012

    顎関節において比較的高頻度に発症する病態に顎関節内障と変形性顎関節症がある。両疾患とも滑液中からinterleukin(IL)-1<i>β</i>とtumor necrosis factor(TNF)-<i>α</i>が検出される。本報告では,顎関節内障患者滑膜由来の培養ヒト顎関節滑膜細胞(滑膜細胞)にIL-1<i>β</i>またはTNF-<i>α</i>単独刺激に加え,IL-1<i>β</i>…

    DOI 医中誌 参考文献26件

  • 青森県の小学生の体格と活動量(積雪期と非積雪期での調査)

    古江 亮祐, 川口 徹, 中村 由美子, 宗村 弥生, 内城 絵美, 伊藤 耕嗣 理学療法学Supplement 2011 (0), Eb1250-Eb1250, 2012

    【はじめに、目的】 近年、本邦では小児のメタボリックシンドロームが問題視されており、その中でも青森県は平成22年度学校保健統計によると肥満傾向の小児の出現率が、全国的に見ると他県に比べ高く、その順位は小学1年生で1位、小学3年生と4年生で2位、小学6年生で3位、小学5年生で4位、小学2年生で6位とすべての学年で上位に位置している。本研究では青森県の小児における日常生活の活動量の測定を行い、運動強…

    DOI

  • 青森県の過疎地の中学1年生の活動量の調査結果

    川口 徹, 古江 亮祐, 中村 由美子, 宗村 弥生, 内城 絵美, 伊藤 耕嗣 理学療法学Supplement 2011 (0), Eb1249-Eb1249, 2012

    【はじめに、目的】 近年、本邦では小児のメタボリックシンドロームが問題視されている。平成22年度学校保健統計では、青森県での肥満傾向の小児の出現率が他県に比べ高く、中学生では、すべての学年で上位に位置している。本研究では青森県の中学生の日常生活における活動量を測定し、運動強度と体格との関係を分析する。それをもとに中学生の肥満傾向児の出現の原因を考察し、運動における小児のメタボリックシンドローム予…

    DOI

  • 地殻活動シミュレーションへのアジョイント法の適用:余効すべりの場合

    加納 将行, 宮崎 真一, 伊藤 耕介, 平原 和朗 理論応用力学講演会 講演論文集 60 (0), 146-146, 2011

    プレート沈み込み帯では、約百年周期で地震が繰り返し発生している。この地震の繰り返しはプレートの定常的な沈み込みにより、応力が定常的に蓄積されていくことで生じ、地震サイクルと呼ばれている。近年、地震発生予測に向けた準備段階として、地震サイクルのシミュレーションが活発に行われており、連動型地震の発生サイクルの定性的な再現も成功している(例えばHori(2006))。しかしながら、地震の発生間隔や地震…

    DOI

  • IL-1β誘発顎関節滑膜炎モデルにおけるM-CSF発現

    伊藤 耕, 小倉 直美, 阿久津 美和, 佐藤 かおり, 近藤 壽郎 日本顎関節学会雑誌 22 (3), 163-169, 2010

    背景:われわれは,顎関節内の炎症病態に関連する遺伝子を明らかにするために,培養ヒト顎関節滑膜細胞(滑膜細胞)のmicroarray解析を行った。その結果,炎症病態において重要な役割を担うと考えられているmacrophage-colony stimulating factor(M-CSF)が,interleukin-1β(IL-1β)刺激滑膜細胞で上昇することが明らかとなった。本研究では,滑膜細胞…

    DOI 医中誌 参考文献27件

  • 末梢動脈疾患における入院時中性脂肪値分類による自己評価式抑うつ性尺度(SDS)の比較

    北所 大輔, 矢萩 錠二, 内間 千夏子, 伊藤 耕栄, 長濱 裕樹, 竹西 功, 小田桐 明香 理学療法学Supplement 2009 (0), D4P3177-D4P3177, 2010

    【目的】近年増加する末梢動脈疾患(PAD)のその多くは生活習慣病を基盤とし、その一要因として高脂血症が挙げられる。高脂血症は粥状動脈硬化に起因する動脈内膜の狭窄や閉塞を引き起こし、下肢の種々の症状を呈し、活動制限を生じさせる。また、痛みや再発などの不安から、精神的不安定を示す事例も少なくない。今回、精神的不安定を測る指標として抑うつ感を取り上げ、入院時の中性脂肪(TG)値において、正常値群と高値…

    DOI

  • 単分散球状メソポーラスナノ粒子積層基板上での細胞の挙動解析

    伊藤 耕太, 冨田 昌弘, 矢野 一久, 中村 忠司, 加藤 且也 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2010S (0), 2P094-2P094, 2010

    ほとんどの生体内細胞は、自分の存在する環境を、仮足などを伸ばしつつ感知し、伸展・増殖・分化など自らの運命を決定することが知られている。それは足場依存性と呼ばれており、その性質を利用して再生医療の現場などに応用され始めている。本研究では、新規細胞足場材の開発研究の一環として、単分散球状メソポーラスナノ粒子の細密充填された積層基板を作成し、その基板表面に細胞を播種し、細胞の接着形態や伸展について検討…

    DOI

  • イネの葯におけるアクアポリンOsPIP1,2の発現と局在

    劉 成偉, 伊藤 耕太, 松本 直, 斎藤 維友, 北川 良親, 岩崎 郁子 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0630-0630, 2010

    アクアポリンは動植物、微生物を含め生体膜に存在する主要なタンパク質のひとつであり、水の透過孔(水チャネル)を形成し、生物体内の水の流れ、細胞の浸透圧調節などに重要な役割を果たしている。<br> 私たちは、イネの穎花の葯におけるアクアポリン遺伝子OsPIP1および2群の発現について調べた。葯では花粉母細胞は減数分裂、4分子期、小胞子期(前期と後期)を経て成熟花粉となる。やがて葯は裂開して花粉は飛…

    DOI

  • 統合失調症を有する高齢患者における口腔ケアの介入効果

    阿部 貴惠, 柏崎 晴彦, 山口 友隆, 兼平 孝, 岡田 和隆, 伊藤 耕一, 松原 良次, 井上 農夫男 老年歯科医学 24 (4), 337-343, 2009

    統合失調症患者は, 自己管理の低下や抗精神病薬の副作用などによる口腔環境の劣悪性が指摘されており, 口腔衛生の支援が必要とされている。また, 統合失調症は治療が長期に及ぶため, 長期入院患者の高齢化や退院遅延も問題になっている。近年, 口腔ケアは誤嚥性肺炎の予防, 摂食·嚥下機能の向上, 栄養改善などに有効であることが報告されているが, …

    DOI

  • イネの葯におけるアクアポリンの発現プロファイリング

    岩崎 郁子, 伊藤 耕太, 松本 直, 北川 良親 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0820-0820, 2009

    アクアポリンは動植物、微生物を含め生体膜に存在する主要なタンパク質のひとつであり、水の透過孔(水チャネル)を形成し、生物体内の水の流れ、細胞の浸透圧調節などに重要な役割を果たしていることが分かってきた。<br> 植物のアクアポリンは、PIP(原形質膜型、plasma membrane intrinsic protein), TIP(液胞膜型、tonoplast intrinsic …

    DOI

  • 高分子の架橋に関する新しい展開:環動高分子材料

    伊藤 耕三 高分子論文集 65 (7), 445-457, 2008

    高分子の架橋(化学架橋)は 1839 年の Goodyear に端を発する.架橋が高分子材料に弾性という性質を初めてもたらし,今日のゴム・タイヤ産業および高分子産業の興隆に発展したことはよく知られている.Goodyear の発見以来,高分子の架橋については,高分子の基本的な加工技術という観点から数多くの研究が行われ,高分子の科学と技術の中心的な研究開発課題として多くの注目を集め続けてきた.本総説…

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献193件

  • 高分子の架橋に関する新しい概念とその応用

    伊藤 耕三 Journal of Network Polymer,Japan 29 (2), 117-127, 2008

    高分子の架橋 (化学架橋) が高分子材料に弾性という性質をもたらし, 今日のゴム・タイヤ産業および高分子産業の興隆に貢献したことは良く知られている。その結果, 高分子の架橋は, 基本的な加工技術という観点だけでなく, 高分子の科学と技術の中心的な研究課題として多くの注目を集め続けてきた。最近我々の研究室では, 架橋に関する新しい技術, すなわち架橋点が自由に動く高分子材料 (環動高分子材料) …

    DOI Web Site

  • 両側舌縁部に生じた脂肪腫症の1例

    三宅 哲, 武田 祥人, 藤本 陽子, 伊藤 耕, 戸邊 真希子, 酒巻 裕之, 宇都宮 忠彦, 山本 浩嗣, 近藤 壽郎 日本口腔粘膜学会雑誌 14 (1), 9-13, 2008

    両側舌縁部に発症した脂肪腫症の1例を経験したので報告する。症例は66歳男性で,両側舌縁部に多結節性に腫瘤を認めた。結節は弾性硬であり,舌粘膜は正常であった。切除生検を目的とした舌部分切除術を施行し,脂肪腫の病理組織診断を得た。患者は,高血圧症,糖尿病,B型肝炎,肝硬変,高脂血症ならびにアルコール多飲の既往があった。病変は舌縁部のみに発症しており,口腔内の局所要因が関与していた可能性が考えられた。

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献18件

ページトップへ