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検索結果 305 件

  • 頚椎椎間板ヘルニアに対するTrigger-Flex<sup>TM</sup> Dart Bipolar systemの治療経験

    唐澤 祐輝, 伊達 久, 西山 遼太, 伊藤 裕之, 鈴木 陽子, 末永 佑太 日本ペインクリニック学会誌 31 (3), 64-68, 2024-03-25

    <p>頚椎椎間板ヘルニア治療において,経皮的髄核摘出術(percutaneous nucleotomy:PN)は神経ブロックと手術の中間的侵襲度の治療である.PNデバイスとして,近年Trigger-Flex<sup>TM</sup> Dart Bipolar system(以下,Dart電極)が開発されたが,未だ臨床成績の報告はない.2020年4月から2021年3月に当施設でDart電極によるP…

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  • コムギ縞萎縮病に抵抗性で麺の色相が優れる寒冷地向けコムギ新品種「ナンブキラリ」の育成

    池永 幸子, 谷口 義則, 伊藤 裕之, 中丸 観子, 髙山 敏之, 中村 俊樹, 氷見 英子, 石川 吾郎, 池田 達哉, 中村 和弘, 平 将人, 前島 秀和, 伊藤 美環子, 齋藤 美香, 吉川 亮 育種学研究 advpub (0), 2024

    <p>東北地域で長く栽培されている「ナンブコムギ」は,コムギ縞萎縮病に弱く,長稈で倒伏しやすいため,これらの短所を改良した「ナンブキラリ」を育成した.「ナンブキラリ」は2002年5月にF<sub>1</sub>雑種「盛系C-130b-5-5//東北214号(後の「ゆきちから」)/東北207号/3/盛系C-B3423」を母本,「盛系C-B3423」を父本として人工交配(盛交W02-24)した組合せ…

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  • 日本人2型糖尿病患者における尿中尿酸排泄に関係する臨床背景

    湯川 千鶴子, 伊藤 裕之, 井上 英行, 高木 昭房, 三浦 小百合, 西尾 謙一, 五十嵐 萌香, 井筒 琢磨, 松本 涼子, 安徳 進一, 山﨑 知子, 森 俊子, 当金 美智子 糖尿病 66 (12), 828-838, 2023-12-30

    <p>高尿酸血症には尿酸の産生亢進のみならず排泄低下も関与する.尿中尿酸排泄の評価方法として尿中尿酸/クレアチニン比(UUA/UCr)を日本人2型糖尿病患者470例で測定し,尿中尿酸排泄に関係する因子を検討した.UUA/UCrは平均0.46±0.18で,UUA/UCrの低値と関係する患者背景は男性,eGFR低下,尿酸生成抑制薬使用であった.UUA/UCrは正尿酸血症群(0.51±0.17)に比し…

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  • 迷走神経刺激療法(VNS)前後の喉頭観察の重要性:難治性てんかんに対するVNSにより声門狭窄が顕在化した1例

    門園 修, 三枝 英人, 前田 恭世, 伊藤 裕之, 山本 昌彦 日本気管食道科学会会報 74 (6), 384-392, 2023-12-10

    <p>迷走神経刺激療法(VNS)は難治性てんかんに対して行われる緩和的外科治療である。左側頸部迷走神経本幹に留置された電極を介して電気刺激が上行性に大脳皮質へと伝達され,抑制機構の作用が強化されることでてんかん発作の頻度や程度が減少すると考えられている。しかし,目的とする上行性伝達以外の神経線維が刺激されたと考えられる副作用の報告もある。嗄声や咽喉頭異常感,呼吸困難,嚥下困難などが多いが,ほとん…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 特徴量を用いた過去動画からの参照画像抽出による配管外面の変化検知

    清水 進, 伊賀上 卓也, ルイ笠原 純ユネス, 大和 尚也, 笠原 清司, 伊藤 裕之, 大東 泰三, 田村 直, 笹村 晃伸, 加藤 俊哉, 神田 真司, 永谷 圭司, 淺間 一, 安 琪, 山下 淳 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 589-590, 2023-08-31

    <p>本研究では,巡回点検ロボットにより撮影された点検動画を用いた配管外面の変化検知手法を提案する.巡回点検においては,過去の正常な状態との比較により配管外面の変化を検知するため,変化前後の動画の比較が変化検知には重要である.提案手法では,移動ロボット上のカメラにより撮影した動画から画像特徴量による比較画像ペアの抽出,深層学習による変化検知を行った.本手法は点検動画からの変化検知を93.9 …

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  • 上部消化管内視鏡検査後に発症した特異な食道狭窄の1例

    早坂 あかね, 三枝 英人, 門園 修, 前田 恭世, 伊藤 裕之, 太田 正穂 日本気管食道科学会会報 74 (3), 244-251, 2023-06-10

    <p>症例は64歳男性である。2カ月前,健診で食道粘膜の異常を指摘されたため上部消化管内視鏡検査を受けた。検査中,ルゴール染色を行った直後から激しい痛みとともに嚥下困難が出現した。その後,嚥下困難が改善しないため,当院を受診した。上部消化管透視検査で,頸部食道の高度狭窄が指摘された。上部消化管内視鏡で観察を行うと,狭窄部は右側に柔らかく深い陥凹底を,左側に硬く瘢痕状の陥凹底を形成し,両陥凹間に小…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • COVID-19の蔓延が2型糖尿病患者における代謝因子の変動に与えた影響

    伊藤 裕之 Diabetes Frontier Online 9 (e1), 001-001, 2023-01-20

    COVID-19の蔓延が2型糖尿病患者の代謝因子に与えた影響を検討した。2020年と2019年の5月に受診した糖尿病患者819例と1,166例から,過去6ヵ月間に処方変更のなかった2型糖尿病例を抽出し,傾向スコアマッチング法で臨床背景を一致させた各298例を対象とした。2020年群では,前年の11月から体重,収縮期血圧,血清LDL-コレステロール,non …

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  • 琵琶湖南湖及び瀬田川における鱗片を有する黄金藻

    伊藤 裕之 日本水処理生物学会誌 59 (1), 9-16, 2023

    <p>2019年7月から2022年7月まで、琵琶湖南湖及び瀬田川から18試料を採取した。これらの試料から、<i>Mallomonas</i>属17種、<i>Synura</i>属5種、<i>Spiniferomonas</i>属5種、<i>Paraphysomonas</i>属2種、合計29種の鱗片を有する黄金藻が見出された。その中で、<i>Mallomonas …

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 津波浸水被害地域のコムギ作圃場における越冬前追肥の有効性

    池永 幸子, 氷見 英子, 伊藤 裕之, 谷口 義則, 大谷 隆二 日本作物学会紀事 91 (4), 346-355, 2022-10-05

    <p>津波浸水被害地域の圃場では,浸水被害に加え灌漑・排水施設等の損壊もあり作物の生育を阻害する要因が多く含まれる.本研究は,津波浸水被害後の東松島市および名取市の圃場において,イネ-ムギ-ダイズ2年3作体系におけるコムギ生育の安定多収化を目的として,越冬前追肥の効果を検討した.供試品種は,「銀河のちから」および「シラネコムギ」とした.その結果,越冬前追肥によって越冬後の茎数,穂数,稈長および地…

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 治療中断歴を有する2型糖尿病患者における再中断の検討

    田中 麻理, 伊藤 裕之, 川久保 幸子, 草野 英司, 近藤 治朗, 井筒 琢磨, 松本 涼子, 井上 英行, 安徳 進一, 山﨑 知子, 森 俊子, 当金 美智子, 田中 真日香, 伊藤 清子 糖尿病 65 (8), 435-443, 2022-08-30

    <p>2型糖尿病患者(過去の治療中断の既往あり:78例,既往なし:516例)を5年間前向きに観察し,治療中断の発生率を比較した.対象全体における治療中断に関係する因子は年齢と中断の既往(ハザード比:2.17)であった.中断の既往の有無別には,中断の既往あり群でHbA1c(ハザード比:2.12),中断の既往なし群で年齢とBMIが治療中断と有意に関係していた.5年後の治療中断率は中断の既往あり群で2…

    DOI 医中誌

  • 寒冷地におけるコムギの穂の諸形質の栽培地および品種間比較

    池永 幸子, 島崎 由美, 関 昌子, 伊藤 裕之, 中丸 観子, 髙山 敏之, 谷口 義則 日本作物学会紀事 90 (3), 307-316, 2021-07-05

    <p>寒冷地において栽培されているコムギ3品種「ゆきちから」,「銀河のちから」,「夏黄金」を盛岡市と上越市で供試し,穂の諸形質を調査,比較した.供試した3品種すべてにおいて,盛岡市は上越市と比較して,1穂小穂数が少なかった.1穂小花数および1小穂粒数は盛岡市が上越市より多かった.穂の基部から中央部にかけて1小穂粒数が増加し,上部にかけて減少していくことは盛岡市,上越市ともに共通していたが,穂の基…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献12件

  • リハビリテーション専門医療施設における原発性脳腫瘍摘出術後嚥下障害14例の治療成績

    伊藤 裕之, 加藤 孝邦, 小泉 千秋, 鈴木 康司, 棚橋 汀路, 三枝 英人 日本気管食道科学会会報 72 (3), 124-131, 2021-06-10

    <p>14例の原発性脳腫瘍術後の治療成績を報告した。全例,嚥下障害の治療前には経管栄養に依存していた。8例は四肢の麻痺や運動失調を合併していた。1例は側頭葉の髄膜腫であった。他の13例はテント下腫瘍であった。そのうちの1例の病理学的診断は不明であった。他の12例は,髄膜腫3例,小脳橋角部神経鞘腫3例,延髄血管芽腫2例,小脳血管芽腫2例,第4脳室上衣腫2例であった。14例中6例が血管芽腫や上衣腫な…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献25件

  • 嚥下障害を合併した X 連鎖性ミオチュブラーミオパチー症例の治療経験

    佐藤 えみり, 三枝 英人, 門園 修, 山本 圭介, 前田 恭世, 伊藤 裕之, 野中 学 日本耳鼻咽喉科学会会報 124 (3), 218-224, 2021-03-20

    <p> X 連鎖性ミオチュブラーミオパチーはまれな先天性ミオパチーであり, 生下時より呼吸・哺乳障害のため NICU 管理を要する例が多い. 医療技術の進歩により長期生存例が報告される一方, 経過中に発症する側彎や呼吸・嚥下障害, 胃食道逆流などの対応が課題である. 症例は16歳男性. 11カ月前, 高度側彎に対する脊柱後方固定術後に血気胸となり気管切開を受けると共に嚥下障害が増悪, …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 肥満2型糖尿病患者における非薬物的な体重の減量と外来医療費の変化量の関係

    田中 麻理, 伊藤 裕之, 川久保 幸子, 草野 英司, 井筒 琢磨, 松本 涼子, 安徳 進一, 山﨑 知子, 森 俊子, 当金 美智子 糖尿病 64 (1), 42-51, 2021-01-30

    <p>大血管症やGLP-1受容体作動薬,SGLT2阻害薬の使用がなく,BMIが25.0 kg/m<sup>2</sup>以上の肥満2型糖尿病患者105例を2008年度から5年間観察し,外来医療費の変化を体重変動との関係で検討した.外来医療費は体重減少群(<i>n</i>=56)で平均32.3万円/年から36.9万円/年,体重増加群で35.6万円/年から47.3万円/年と,いずれも有意な増額を示し…

    DOI 医中誌

  • O-15-01 誤嚥防止術を回避し、発声機能を温存できた3症例

    三枝 英人, 門園 修, 前田 恭世, 伊藤 裕之, 草間 薫, 小林 伸江 日本重症心身障害学会誌 46 (2), 282-282, 2021

    例え有意語ではなくとも、発声機能は心理状態や身体状況を表出し、介助者にとっては被介助者の生命の息吹を感じ得るものであり、容易に奪うことの出来ない機能と言える。一方、重症心身障害児(者)では、原疾患としては進行しなくとも、年余の経過と共に姿勢保持と共に全身機能が低下し、嚥下障害、胃食道逆流、誤嚥性肺炎の反復が問題となり、最終的に音声が犠牲となる気管切開、さらには音声を完全に喪失する喉頭気管分離術で…

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  • HbA1c偽低値を示す異常ヘモグロビンHbE-Saskatoon[<i>β</i>22 Glu→Lys]の1例

    井筒 琢磨, 伊藤 裕之, 草野 英司, 松本 涼子, 安徳 進一, 森 俊子 糖尿病 63 (7), 445-450, 2020-07-30

    <p>症例は68歳男性,左下肢の発赤・腫脹を認め外来を受診した.蜂窩織炎の診断で抗生剤投与を行い症状は改善したが,その後も同部位の蜂窩織炎を再発し,入院加療を要した.入院時の随時血糖値が341 mg/dLと高値であったが,イオン交換高速液体クロマトグラフィ(High performance liquid …

    DOI 医中誌

  • 看護師による糖尿病足病変のリスク評価における簡易神経伝導測定器DPNチェックの有用性

    伊藤 清子, 伊藤 裕之, 長岩 好美, 林 美枝子, 野上 苑子, 青木 里緒, 林 絵里香, 大木 圭子, 松本 涼子, 上村 公介, 安徳 進一, 山﨑 知子, 森 俊子, 当金 美智子 糖尿病 63 (1), 9-17, 2020-01-30

    <p>当院では糖尿病患者の入院時に看護師が足の観察を行い,病変の早期発見と予防のための療養支援を行っている.今回,糖尿病神経障害の診断に有用とされる簡易神経伝導測定機器DPNチェックから得られた結果と,看護師の行う足病変のリスク評価の関係を検討した.2型糖尿病患者111例(平均年齢:64±14歳,糖尿病罹病年数:10±9年)を対象とし,足の観察16項目のうち2項目以上に異常のみられた場合を異常群…

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  • カビ熟成型チーズのスターターを指向した非商業用<i>Penicillium</i>属菌株の生化学的特徴付け

    ニプトゥデシー アリャンティニ, 松永 典明, 小島 公実子, 伊藤 裕之, 浦島 匡, 福田 健二 ミルクサイエンス 69 (3), 115-134, 2020

    <p> 本研究は,カビ熟成型チーズのスターターとしての特徴づけを目的とし,非商業用<i>Penicillium roqueforti</i> K10株およびR26株,ならびに<i>Penicillium caseicolum</i> DL102株のタンパク質分解活性および脂質分解活性を評価した。また,各菌株を個別に接種したカードスラリー培地を用い,pHの経時変化,揮発性香気成分,アミノ酸組成,ペ…

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  • 食道入口部バルーン拡張療法による輪状咽頭筋の機械的損傷が原因と疑われた延髄梗塞後の遷延性嚥下障害症例

    門園 修, 三枝 英人, 長島 弘明, 岡田 愛弓, 前田 恭世, 貞安 令, 伊藤 裕之 日本耳鼻咽喉科学会会報 122 (8), 1140-1149, 2019-08-20

    <p> 近年, リハビリテーション領域を中心に嚥下障害に対するバルーン訓練が報告されている. しかし, バルーン訓練は本来, 器質的狭窄に対して行う治療であり, 延髄背外側梗塞後に発症した嚥下障害のように機能的に食道入口部の開大が不良である症例に対して過度に施行すれば, 輪状咽頭筋自体を損傷する懸念がある. 今回, 私たちは延髄梗塞後に発症した嚥下障害が長期に遷延していた要因として, …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 後輪状披裂筋に限局した特発性非炎症性ミオパチーにより両側声帯外転障害をきたした1例

    岡田 愛弓, 三枝 英人, 門園 修, 前田 恭世, 山本 圭介, 伊藤 裕之, 山本 昌彦 日本気管食道科学会会報 70 (3), 238-244, 2019-06-10

    <p>症例は83歳男性。8年前より吸気性喘鳴を伴う呼吸困難発作を繰り返し,過去2回の気管切開歴があった。徐々に両側声帯外転が低下していくことが指摘され,1年前に2回目の気管切開を受けて以降,レティナ<sup>®</sup>にワンウェイバルブ<sup>®</sup>が装着されたままの状態であった。気管孔閉鎖希望にて当科受診。喉頭内視鏡検査で声帯が吸気時に軽度外転した後,吸気途中から声門方向へ引き込…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 重症低血糖によって救急搬入された糖尿病患者の医療費

    田中 麻理, 伊藤 裕之, 草野 英司, 松本 涼子, 上村 公介, 安徳 進一, 山﨑 知子, 森 俊子, 当金 美智子 糖尿病 62 (1), 9-16, 2019-01-30

    <p>糖尿病治療薬により重症低血糖を生じた患者の医療費と臨床背景の関係を検討した.8年間に救急搬送された39,758例から低血糖症と診断された291例を抽出し,非糖尿病例などを除外した267例(1型糖尿病:17,2型糖尿病:250)を対象とした.対象を帰宅群(153例),入院群(114例)の2群に分類し,それぞれで直接医療費を算出した.医療費は帰宅群で平均1.4万円(中央値は1.0万円),入院群…

    DOI 医中誌

  • 2型糖尿病患者における残薬の現状と背景因子:アンケート調査による断面研究

    安藤 成紀, 伊藤 裕之, 田中 麻理, 津上 笑美子, 荒木 理瑛, 松本 涼子, 西尾 真也, 阿部 眞理子, 安徳 進一, 三舩 瑞夫, 当金 美智子 糖尿病 61 (6), 375-381, 2018-06-30

    <p>【目的】生活習慣病患者の残薬を評価し,2型糖尿病患者の残薬を低減させる方策を検討した.【方法】薬物治療中の生活習慣病患者530例(2型糖尿病:481,非糖尿病:49)に対してアンケート調査を行い,残薬の現状を断面研究で評価した.【結果】2型糖尿病の41 %,非糖尿病の39 %で残薬がみられた.2型糖尿病患者の残薬あり群では残薬なし群に比して,年齢が低く就労者と高学歴の例が高頻度であった.ま…

    DOI 医中誌

  • 2型糖尿病患者における外来医療費の支払いに対する負担感

    田中 麻理, 伊藤 裕之, 安藤 成紀, 松本 涼子, 尾本 貴志, 篠﨑 正浩, 西尾 真也, 阿部 眞理子, 安徳 進一, 三舩 瑞夫, 当金 美智子 糖尿病 61 (6), 382-388, 2018-06-30

    <p>外来通院中の生活習慣病患者にアンケート調査を実施し,医療費の支払いに対する負担感と患者背景の関係を検討した.同意を得た294例(2型糖尿病:272,非糖尿病:22)を対象とし,過去1年間の外来医療費を算出した.2型糖尿病患者では,非糖尿病患者に比し総医療費(42.5 vs. 16.0万円/年),自己負担額(8.8 vs. …

    DOI 医中誌

  • 製パン適性に優れる寒冷地向け強力小麦新品種「夏黄金」の育成

    池永 幸子, 谷口 義則, 伊藤 裕之, 平 将人, 中村 和弘, 吉川 亮, 前島 秀和, 中村 俊樹, 石川 吾郎, 池田 達哉, 伊藤 美環子, 齋藤 美香, 氷見 英子 農研機構研究報告 東北農業研究センター = Bulletin of the NARO, Agricultural Research for Tohoku Region 120 1-20, 2018-03

    「夏黄金」は2001年5月にF1雑種「関東123号/東北214号//関東123号/東北209号」を母とし、「もち盛系C-3170a」を父として人工交配を行い、以後派生系統育種法で選抜・固定を図って育成された秋播のパン・中華麺用硬質小麦である。2016年8月に育成を完了し、2017年2月に品種登録出願を行った。播性はⅤ、出穂期および成熟期は寒冷地の基準で“やや早”で、寒冷地の硬質主要品種「ゆきちか…

    DOI 機関リポジトリ

  • 28年間に経験した嚥下障害205例の統計

    伊藤 裕之, 加藤 孝邦, 小泉 千秋, 鈴木 康司, 棚橋 汀路, 三枝 英人 日本気管食道科学会会報 68 (4), 275-283, 2017

    <p>28年間に経験した205例の嚥下障害について報告した。このうち2例は治療中に死亡した。他の2例は精神疾患合併例で,家族は嚥下障害の治療を希望したが,患者は治療を辞退した。他の1例は,治療中に膵臓癌が見つかり,患者の希望により治療を中止した。他の2例は,治療方針に患者の同意が得られなかった。治療前に固形物や液体の経口摂取ができず経管栄養に依存していた症例を対象として,理学療法を用いた機能訓練…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献7件

  • 重度嚥下障害を伴う感覚性失語症患者における音声表出および経口摂取の回復

    永積 渉, 三枝 英人, 門園 修, 山口 智, 小町 太郎, 伊藤 裕之 音声言語医学 58 (4), 350-356, 2017

    <p>誤嚥に伴う頻回の肺炎発症や,吸引回数の過多などの問題は,患者や家族,介護者の負担となる一方,音声言語によるコミュニケーションは,たとえ重度の感覚性失語となって有意味語が使用できない状態に陥ったとしても,感情に伴う発声,咄嗟時の発声などの心情の表出が行えるものであれば,重要な機能として回復,もしくは保存すべきものであるといえる.したがって,音声を永続的に奪う誤嚥防止術を施行することは,たとえ…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 脳卒中後の回復期リハビリテーションにおける糖尿病未診断患者の耐糖能異常の頻度と臨床的意義

    森 俊子, 松本 涼子, 尾本 貴志, 篠崎 正浩, 西尾 真也, 安徳 進一, 阿部 真理子, 三舩 瑞夫, 新海 泰久, 成高 平治, 当金 美智子, 伊藤 裕之 糖尿病 60 (9), 582-589, 2017

    <p>脳卒中後の亜急性期における糖尿病未診断患者の耐糖能異常について検討した.回復期リハビリテーション病棟に入院した糖尿病未診断の132名に75 gブドウ糖負荷試験を行った結果は,糖尿病型19.7 %,境界型44.7 %,正常型35.6 %であり,新規診断糖尿病と非糖尿病では血糖指標以外の検査項目ではほとんど差がなく,高血圧・脂質異常合併率,Homeostasis Model …

    DOI 医中誌

  • 陰茎海綿体膿瘍,急性腎盂腎炎,大腿骨骨髄炎および化膿性膝関節炎を合併した2型糖尿病の1例

    篠﨑 正浩, 安徳 進一, 尾本 貴志, 西尾 真也, 阿部 眞理子, 三舩 瑞夫, 伊藤 裕之, 古賀 祥嗣, 加藤 正二郎 糖尿病 60 (3), 253-259, 2017

    <p>症例は80歳男性の2型糖尿病患者.2013年1月より発熱,歩行困難を自覚.受診時に尿沈査では白血球を多数認め,末梢血における白血球は22300/<i>μ</i>L,CRPは27.6 mg/dL.腹部CT・MRIで,両側尿管・腎盂の拡張と膀胱の緊満および,陰茎海綿体に不整形の低吸収域を認め,陰茎海綿体膿瘍,腎盂腎炎の診断にて緊急入院となり,抗菌薬投与を開始した.入院7日目,左膝の熱感,腫脹あ…

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 寒冷地向け超強力小麦新品種「こしちから」の育成

    谷口 義則, 伊藤 裕之, 池永 幸子, 中村 俊樹, 石川 吾郎, 吉川 亮, 中村 和弘, 平 将人, 八田 浩一, 前島 秀和, 伊藤 美環子, 中村 洋, 伊藤 誠治 東北農業研究センター研究報告 = Bulletin of TOHOKU Agricultural Research Center 118 1-19, 2016-03-31

    「こしちから」は秋播のパン・中華麺用硬質小麦で、グルテニン遺伝子Glu-D1dとGlu-B3gを有する超強力小麦である。1996年5月に「盛系C-138(後の東北209号)」と「東北205号(ハルイブキ)」との人工交配を行い、派生系統育種法で育成した。2013年8月に育成を完了し、2014年4月に品種登録出願を行った。播性はIV、出穂期および成熟期は寒冷地の基準で“やや早”であり、寒冷地の硬質主…

    DOI 機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 ほか1件

  • モーションラインによる運動の滑らかさの向上

    東 知宏, 伊藤 裕之, 須長 正治, 妹尾 武治 日本バーチャルリアリティ学会論文誌 21 (3), 521-524, 2016

    <p>Motion lines have been studied as expression of motion in static images. We investigated an effect of motion lines in apparent-motion displays. The smoothness of two-frame apparent motion was …

    DOI Web Site

  • TVアニメーションに用いられる動きを表現する線

    伊藤 裕之, 小泉 智美, 徳永 唯香 日本バーチャルリアリティ学会論文誌 21 (3), 447-450, 2016

    <p>How motion lines were used in modern Japanese animated TV programs was investigated. We made a survey of the motion-related lines on Japanese Manga and Anime. We found that motion lines were used …

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  • 原因が特定できない混合性喉頭麻痺症例の臨床的検討:19年間にわたる16症例の検討

    若山 望, 三枝 英人, 山口 智, 中村 毅, 小町 太郎, 門園 修, 愛野 威一郎, 粉川 隆行, 松岡 智治, 伊藤 裕之 日本気管食道科学会会報 67 (3), 201-208, 2016

    混合性喉頭麻痺の病態診断は,原因となる病変の存在や,その進展範囲を知る上で診断的価値をもつ。しかし,諸検査の結果,未だに原因が不明な症例も存在する。今回,私たちが過去19年間で経験した混合性喉頭麻痺症例のうち,頭部MRIで占拠性病変や肥厚性硬膜炎などの器質的疾患が除外され,ヘルペス疹を認めず,また血清学的にも水痘帯状疱疹ウイルスと単純ヘルペス感染が完全に否定され,原因疾患が特定できなかった混合性…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献1件

  • 2型糖尿病患者における5年後の外来医療費の変化に影響する因子

    田中 麻理, 伊藤 裕之, 尾本 貴志, 篠﨑 正浩, 西尾 真也, 阿部 眞理子, 安徳 進一, 三舩 瑞夫, 当金 美智子, 加藤 隆弘, 加藤 正弘 糖尿病 59 (4), 188-195, 2016

    2008年度から5年間定期通院を継続していた2型糖尿病318例を対象として,外来直接医療費(眼科など他院で発生する医療費は含まれない)を算出し,5年間の変化量に関係する因子について検討した.外来医療費は204例(64 %)で増加しており,全体では31.6±16.7万円/年から37.9±20.9万円/年へと有意に増加していた.5年間の外来医療費の変化量は,観察開始時点におけるBody mass …

    DOI 医中誌

  • 当院の人間ドックにおけるロコモティブシンドローム健診の試み

    泉田 良一, 池田 祐一, 寺田 総一郎, 籠島 智, 鈴木 俊雄, 溝口 勝己, 伊藤 裕之 人間ドック(Ningen Dock) 30 (5), 822-832, 2016

    <b>目的:</b>ロコモティブシンドローム(以下,ロコモ)は,少子高齢社会における運動器の障害の予防を一般社会に啓発すべく,日本整形外科学会によって提唱された新概念であるが,被験者が自身の運動器の状態を7項目のロコチェックで判定し,予防のために開眼片脚立ちとスクワットからなるロコモーショントレーニング(以下,ロコトレ)を行うようデザインされている.ただ,ロコチェックの陽性率が50歳代以前では低…

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  • 麻酔導入後の経食道心エコーで大動脈弁乳頭状線維弾性腫を認めて術式変更を要した冠動脈バイパス術の1例

    田中 愛美, 山本 雄大, 塩田 修玄, 伊藤 裕之, 遠山 悟史, 石川 晴士, 槇田 浩史 Cardiovascular Anesthesia 20 (1), 81-86, 2016

    <p> 心拍動下冠動脈バイパス術(OPCAB)に対する麻酔導入後の経食道心エコー(TEE)で大動脈弁多発腫瘍を偶然発見し,人工心肺下冠動脈バイパス術(ONCAB)へ術式変更し,腫瘍切除術を追加した症例を経験した。患者は71歳女性で陳旧性心筋梗塞および冠動脈3枝病変に対してOPCABが予定された。麻酔導入後のTEEで大動脈弁に有茎性腫瘤を発見し,今後の塞栓症リスクを考慮し,ONCAB及び腫瘍切除術…

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  • アモーダル補完による知覚的刺激サイズの変調がベクションに与える影響

    小川 将樹, 妹尾 武治, 伊藤 裕之, 岡嶋 克典 映像情報メディア学会技術報告 40.37 (0), 15-17, 2016

    我々は,アモーダル補完による知覚的刺激サイズの拡大によってベクションの強度が変調する可能性について調べた.主観的輪郭によって遮蔽された運動刺激がアモーダル補完によって補完されることで,知覚される運動刺激の範囲が拡大される.我々は,刺激の物理的な大きさと奥行情報を固定して,アモーダル補完の有無によって変調されたベクションの強度を測定した.その結果,運動刺激の物理的な大きさと奥行情報が一定であっても…

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  • Mob Scene Filter:プライバシー保護のための容貌変化システムの提案

    川瀬, 佑司, 白石, 英明, 吉田, 成朗, 伊藤, 裕之, 斉藤, 直樹, 川本, 哲也, 鳴海, 拓志, 谷川, 智洋, 廣瀬, 通孝 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2015論文集 2015 51-58, 2015-09-18

    本研究では,表情・視線情報を損なうことなく映像中の人物の肖像権を保護する,容貌変化システムを提案する.従来では人物の顔をモザイク処理してぼかしているが,人物の表情や視線が読み取れず映像の意図する文脈が損なわれる問題がある.本システムでは,映像中の人物に対して顔の各パーツの形や位置を変えることで他人のように変形する「顔変形フィルタ」と,別人の顔を重畳することで他人のようにみせる「顔重畳フィルタ」の…

    情報処理学会

  • 第2鰓溝の遺残による内瘻孔が原因であった扁桃周囲および深頸部膿瘍の1例

    小町 太郎, 三枝 英人, 山口 智, 門園 修, 中村 毅, 粉川 隆行, 愛野 威一郎, 木村 繁, 伊藤 裕之 日本気管食道科学会会報 66 (1), 40-45, 2015

    症例は66歳男性。3日前から左側咽頭痛が出現し,急激に悪化した。左側頸部の発赤・腫脹が出現し,経口摂取も不能となったため当科へ緊急入院した。初診時,左側頸部の発赤・腫脹が顎下部から鎖骨上まで及んでいた。また,左側扁桃下極後下方付近の発赤・腫脹,左側咽頭側壁から喉頭蓋,披裂喉頭蓋襞に浮腫性変化を認めた。頸部造影CTでは左側扁桃後下方付近から副咽頭間隙,咽頭後間隙,前頸間隙に膿瘍の形成を認めたため,…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 2型糖尿病患者における治療中断の既往と血管合併症との関係

    田中 麻理, 伊藤 裕之, 根本 暁子, 池田 望美, 尾本 貴志, 篠崎 正浩, 西尾 真也, 阿部 眞理子, 安徳 進一, 三船 瑞夫, 当金 美智子 糖尿病 58 (2), 100-108, 2015

    594例の2型糖尿病患者を対象に治療中断の既往についてのアンケート調査を行い,糖尿病に伴う血管合併症との関係を調査した.治療中断の既往を有する例は78例(13 %)にみられた.治療中断の既往を有する群では,中断歴のない群に比して男性(79 %対59 %)と一人暮らしの例(30 %対18 %)が有意に高頻度であった.糖尿病の診断年齢,治療開始年齢はいずれも若年で,診断より治療開始までの期間と糖尿病…

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  • 持続血糖測定で評価した妊娠糖尿病患者の血糖コントロールと糖質摂取量の関係

    柴田 幸子, 伊藤 裕之, 山本 梓, 行田 佳織, 尾本 貴志, 篠崎 正浩, 西尾 真也, 阿部 眞理子, 当金 美智子 糖尿病 57 (12), 885-892, 2014

    分割食で栄養指導を行ったのちに持続血糖測定(CGM)を施行した妊娠糖尿病44例(32±4歳,妊娠週数:24±5週)を対象とし,血糖,ケトン尿に影響する因子を検討した.摂取熱量と栄養素はCGM時に行なった食事記録より算出した.指示熱量に対する摂取熱量比は88±17 %であった.摂取熱量中の糖質の比率は46±10 %で,60 %以上の糖質過剰摂取は13例(30 …

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  • 大血管症を発症した糖尿病患者の入院期間と入院医療費

    田中 麻理, 伊藤 裕之, 阿部 眞理子, 安徳 進一, 三船 瑞夫, 目黒 健太郎, 慶田 毅彦, 新海 泰久, 縄田 浩子, 当金 美智子, 加藤 隆弘 糖尿病 57 (6), 425-430, 2014

    2010年度に江戸川病院へ入院した7130例のうち,糖尿病が診断群分類包括評価の診断群分類(DPC)病名に含まれ,脳血管障害(56例),虚血性心疾患(91例),末梢動脈疾患(28例)をDPC主病名した患者と,糖尿病が含まれず,これらの3疾患をDPC主病名とした患者(それぞれ129例,557例,57例)を対象とし,入院期間と入院医療費につき検討した.糖尿病における入院期間は,脳血管障害,虚血性心疾…

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  • SGLT2阻害薬の投与開始後9日目に脳梗塞を発症した糖尿病の1例

    阿部 眞理子, 伊藤 裕之, 尾本 貴志, 篠﨑 正浩, 西尾 真也, 安徳 進一, 三船 瑞夫, 当金 美智子, 新海 泰久 糖尿病 57 (11), 843-847, 2014

    症例は71歳女性.40歳で糖尿病と診断され,近医で経口血糖降下薬による治療を受けていたが血糖コントロールは不良で,2014年4月よりイプラグリフロジン50 mgが追加された.以後,強い口渇を自覚し,投与後9日目に小脳・脳幹梗塞を発症して入院した.血糖値は219 mg/d<i>l</i>, HbA1c 9.8 %であり,ヘモグロビン13.4 g/d<i>l</i>(3月には,11.0 …

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  • 学術情報 XML 推進協議会の活動:

    武部 竜一, 黒沢 俊典, 久保田 壮一, 伊藤 裕之, 星 正道, 時実 象一, 中西 秀彦, 楠 健一, 村上 真雄, 中原 康介 情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集 2014 (0), 61-65, 2014

     学術情報の流通においては電磁的記録の活用が不可欠となり XML による出版が広く行われているが,我が国における XML の活用は十分とはいえない.そこで,学術情報 XML 推進協議会では XML の利用を推進すべく,我が国における学術団体,印刷会社,文献管理団体等を対象とし,XML を用いた国際的な規格である JATS(旧 NLM DTD)の普及活動を行ってきた.本協議会の分科会の一つ …

    DOI

  • Wilson病経過中に発症したネフローゼ症候群の1例

    森下 真圭, 友齋 達也, 小野 水面, 伊藤 裕之, 吉田 篤博, 磯部 優加子 日本内科学会雑誌 103 (10), 2568-2570, 2014

    Wilson病は銅の代謝障害を本態とし,銅の沈着によって主に神経障害を生じる疾患である.時として腎機能低下を来すことがあるが,ネフローゼ症候群を来す例は類を見ない.今回,Wilson病の長期経過において生じたネフローゼ症候群の一例を経験したため,文献的考察を交えて関連性について報告する.

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • アレイ型MEMS加速度センサの検討

    山根 大輔, 小西 敏文, 松島 隆明, 本橋 剛, 加賀 谷賢, 伊藤 裕之, 石原 昇, 年吉 洋, 町田 克之, 益 一哉 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2013.1 (0), 3734-3734, 2013-03-11

    DOI

  • 幼児の咀嚼機能の発達に関する研究(1)

    金子 佳代子, 園田 菜摘, 中村 吉孝, 三輪 香織, 西 香枝, 伊藤 裕之, 内海 明美, 石﨑 晶子, 森田 優, 向井 美惠 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 65 (0), 29-, 2013

    DOI

  • 幼児の咀嚼機能の発達に関する研究(2)

    内海 明美, 石﨑 晶子, 森田 優, 中村 吉孝, 三輪 香織, 西 香枝, 伊藤 裕之, 園田 菜摘, 金子 佳代子, 向井 美惠 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 65 (0), 30-, 2013

    DOI

  • ブルガリアヨーグルト摂取による糞便中ビフィズス菌の増加作用を検証するプラセボ対照二重盲検比較試験

    飯野 久和, 青木 萌, 重野 千奈美, 西牟田 みち代, 寺原 正樹, 粂 晃智, 水本 憲司, 溝口 智奈弥, 小泉 明子, 竹田 麻理子, 尾﨑 悟, 佐々木 一, 内田 勝幸, 伊藤 裕之 栄養学雑誌 71 (4), 171-184, 2013

    【目的】プロバイオティクスを添加していないブルガリアヨーグルトの整腸作用を調べるため,ブルガリアヨーグルトの摂取による糞便中ビフィズス菌増加作用をランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験で評価する。<br>【方法】女子学生62名をヨーグルト摂取群(ブルガリアヨーグルトを摂取する群)と酸乳摂取群(ヨーグルトと同じ乳成分からなる乳飲料に乳酸を加えてヨーグルトと同じpHとした酸性乳飲料を摂取する…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献61件

  • P6-11  1073R-1乳酸菌で発酵したヨーグルトの摂取がインフルエンザ特異的抗体価に与える影響

    牧野 聖也, 池上 秀二, 狩野 宏, 浅見 幸夫, 伊藤 裕之, 鈴木 良雄, 河合 祥雄, 澤木 啓祐, 長岡 功, 竹田 和由, 奥村 康 日本臨床免疫学会会誌 36 (5), 403a-403a, 2013

    【目的】我々は<i>Lactobacillus delbrueckii</i> ssp.<i>bulgaricus</i> OLL1073R-1(1073R-1乳酸菌)で発酵したヨーグルトがマウスにおいてインフルエンザ感染後の生存日数を延長すること,肺洗液中のインフルエンザ特異的な抗体価を上昇させることを既に報告している.本研究では本ヨーグルトの摂取がインフルエンザワクチン接種後の抗体価に与える…

    DOI Web Site 医中誌

  • 出穂期の窒素追肥が硬質コムギ品種ゆきちからの中華麺適性に及ぼす影響

    平 将人, 二瓶 直登, 遠藤 あかり, 谷口 義則, 前島 秀和, 中村 和弘, 伊藤 裕之 日本作物学会紀事 81 (2), 173-182, 2012

    タンパク質含有率の増加を目的とした出穂期の窒素追肥が,硬質コムギ品種ゆきちからの中華麺適性に及ぼす影響を検討した.出穂期における窒素追肥量の増加に比例してタンパク質含有率は高くなり,SDSセディメンテーション沈降量および湿グルテン含量は増加して生地物性は強くなった.一方,グルテンインデックスは低下したが,中華麺官能検査におけるゆであげ7分後の食感の評点は有意に高くなった.したがって,出穂期の窒素…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 心的空間における数の表象(ヒューマンインフォメーション,一般)

    田谷 修一郎, 妹尾 武治, PASQUALOTTO Achille, PROULX Michael, 須長 正冶, 伊藤 裕之 映像情報メディア学会技術報告 36.52 (0), 1-4, 2012

    数の心的イメージは左から右に向かって値が大きくなる数列として我々の心的空間内にマッピングされており,これを心的数直線と呼ぶ。この報告では筆者のグループが最近行った心的数直線に関する2つの研究結果を紹介する。まず,心的空間内の奥行き次元では,前から後ろに向かって値が大きくなるように数値がマッピングされていることを示す,ベクション(視覚刺激によって誘導される錯覚的自己移動感覚)を利用した研究について…

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 2型糖尿病患者の外来医療費に関係する因子についての検討

    田中 麻理, 伊藤 裕之, 押切 甲子郎, 安徳 進一, 阿部 眞理子, 竹内 雄一郎, 三船 瑞夫, 当金 美智子 糖尿病 55 (3), 193-198, 2012

    2型糖尿病患者708例を対象に,一年間の直接医療費として,外来医療費を算出した.外来医療費は,平均で38.8万円/年であり,年齢,糖尿病の罹病年数とともに増加した.非薬物療法群で18.7万円/年,経口薬群で30.9万円/年,インスリン群で57.5万円/年であった.細小血管症,大血管症については,合併群では非合併群に比し,外来医療費が高額であった.動脈硬化の危険因子として,高血圧症,高LDL-C血…

    DOI 医中誌

  • 予期せぬ経過を辿った壊死性降下性縦隔炎による嚥下障害の1症例

    山本 圭介, 伊藤 裕之, 望月 隆一 日本気管食道科学会会報 62 (6), 538-544, 2011

    降下性壊死性縦隔炎の治療後に頸部の瘢痕拘縮を生じ,後遺症として嚥下障害となった症例のリハビリテーションを経験した。56歳,男性,元鳶職。歯原性の降下性壊死性縦隔炎に罹患し救命治療を行ったが,後に嚥下障害を生じた。神奈川リハビリテーション病院耳鼻咽喉科にてリハビリテーションを行った。入院時には,前頸部瘢痕拘縮により安静時から高かった舌骨,喉頭の運動が,理学療法にて頸部の緊張がとれ,また造影剤の咽頭…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 統合検索システムのこれまでとこれから : Primo+Primo Central(<特集>統合検索)

    伊藤 裕之 情報の科学と技術 61 (9), 349-354, 2011

    インターネット上に点在する学術情報資源を効率よく検索するシステムに対する需要が年々高まっている。その背景には,Googleをはじめとするサーチエンジンが学術分野へ広く浸透していることが挙げられるだろう。学術情報資源を効率よく検索するシステムの開発は以前から進められてきたが,システムを提供する側の思惑と,利用者側の期待との間には大きな隔たりがあることが浮き彫りになっている。本稿では,学術情報資源を…

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 記憶想起の感情価のベクションによる操作

    妹尾 武治, 伊藤 裕之, 須長 正治 日本バーチャルリアリティ学会論文誌 16 (1), 79-81, 2011

    We examined whether vection modulates the valence of recollected memories. We set strong and weak vection conditions and forward and backward vection conditions. The results indicate that stronger …

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 当科における最近10年間の誤嚥防止術の統計ならびに誤嚥防止術の文献的考察

    伊藤 裕之, 加藤 孝邦, 長友 秀樹, 糠澤 達志, 石永 一 日本気管食道科学会会報 62 (3), 315-321, 2011

    最近10年間の当院における誤嚥防止術 (以下,防止術) の統計と防止術の文献的考察とから防止術の適応や課題などについて検討したので報告した。当科にて最近10年間に防止術を行った男性14例,女性6例を対象とした。原因疾患の最終的臨床診断は,重症心身障害が4例,多系統萎縮症が3例,進行性核上性麻痺,大脳皮質基底核変性症,パーキンソン病,脊髄小脳萎縮症IIが各2例,パーキンソン症候群,レビー小体型認知…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献21件

  • 両側前庭機能障害に伴う歩行障害に対する理学療法

    浅沼 満, 伊藤 裕之 理学療法学Supplement 2008 (0), B3P3273-B3P3273, 2009

    【はじめに】我々は、2005年、06年および08年の日本めまい平衡医学会にて、両側前庭機能障害患者の歩行障害(左偏倚)に対し、残存する体性感覚を利用し身体軸正中位を保持した理学療法の有用性について報告してきた.今回、約3年半、計4回の入院経過と理学療法の実際、患者の重心動揺と歩行分析の経過とを合わせて報告する.計測には、3次元座標計測装置(VICON370)、床半力計測装置(アニマ社G-3100…

    DOI

  • LB81乳酸菌を使用したヨーグルトの皮膚機能改善効果に関する検証

    伊澤 佳久平, 野間 晃幸, 山本 昌志, 木村 勝紀, 伊藤 裕之, 竹友 直生, 沼野 香世子, 川島 眞 腸内細菌学雑誌 22 (1), 1-5, 2008

    慢性的便秘で乾燥皮膚を有する20歳~39歳までの女性56名を2群に分け,LB81乳酸菌(<i>Lactobacillus delbrueckii</i> subsp. <i>bulgaricus</i> 2038株ならびに<i>Streptococcus thermophilus</i> 1131株)を使用したヨーグルトあるいはこれにコラーゲンペプチド(CP)ならびにセラミド(CE)を配合したヨ…

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献6件

  • 特集 第12回大会

    鈴木 一義, 源田 悦夫, 伊藤 裕之, 竹田 仰, 遠藤 恵一, 今村 伊知郎, 深谷 崇史, 岩崎 勤, 松永 康佑, 崔 正烈, 田中 和明, 黒岩 俊哉, 志堂寺 和則, 合志 和晃, 田村 祐一, 山口 徳郎, 千原 國宏 日本バーチャルリアリティ学会誌 12 (4), 6-39, 2007-12-31

    DOI

  • 進行性神経疾患における誤嚥防止術と介護者のQOL

    福家 智仁, 伊藤 裕之, 加藤 孝邦, 山田 弘之 日本気管食道科学会会報 58 (4), 371-376, 2007

    誤嚥防止術は肺炎による死亡防止,抗菌剤の投与量を抑制し,患者のQOLだけでなく介護者のQOLを改善し医療費の抑制にも貢献する。気管切開術を行った場合,頻回の吸引が必要になり,在宅療養を行う場合は患者だけでなく介護者の負担も増大する。われわれは発声不能となった末期の進行性神経疾患3例に誤嚥防止術を行い術後の患者と介護者のQOLについて検討した。誤嚥防止術後,1日の吸引回数が4~6回,夜間は0~1回…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献16件

  • 小麦胚乳色相の品種系統間差異(1)

    前島 秀和, 伊藤 裕之, 平 将人, 谷口 義則 東北農業研究 (59) 63-64, 2006-12

    国内産めん用小麦の色相は外麦に比べて全般に劣り、特に明度(L*)の改善が実需者から強く求められている。小麦粉の色は「胚乳の色」と「製粉時のふすまの切れ込み等による二次的要因」により構成されると考えられ、二次的要因を除外する手法として、微小面分光色差計を用いて胚乳断面色相を直接測定する手法が小綿らにより開発された。さらに多検体同時測定が可能な二次元測色システムが堀金らにより開発された。本報では、微…

    日本農学文献記事索引

  • もち性小麦の中華めん適性評価法の検討(2)

    平 将人, 伊藤 裕之, 前島 秀和, 谷口 義則 東北農業研究 (59) 61-62, 2006-12

    2004年度における日本めん用小麦の国産使用率は推計62%で、実需者サイドでは日本めん用での国産使用量は飽和状態に近づきつつあるとの見方がある。もち性小麦は日本めん用以外の用途でも注目されており、それに応じた特性評価が重要である。その一環として前報ではもち性小麦の中華めん適性を評価するための最適加水量およびゆで時間を報告した。本報では、硬質小麦にもち性小麦をブレンドした際のゆで時間および官能検査…

    日本農学文献記事索引

  • なぜ咽頭期えん下障害に対して理学療法による機能訓練は有効なのか

    伊藤 裕之, 澤田 あい 日本気管食道科学会会報 57 (1), 1-7, 2006

    脳血管障害や神経筋疾患の既往歴のない90歳の嚥下障害症例と,急性期に嚥下障害を伴わなかった脳梗塞の既往歴がある73歳の嚥下障害症例を呈示して,理学療法士による嚥下障害に対する間接的機能訓練の有効性について検討した。2症例ともに,経口摂取は可能であったが,咽頭食道透視検査で誤嚥を認め,理学療法士による嚥下障害の間接的機能訓練にて咽頭食道透視検査で誤嚥はなくなった。<br> …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献21件

  • 延髄梗塞による嚥下障害の予後に関する文献的考察と機能訓練の有効性の検討

    伊藤 裕之 日本気管食道科学会会報 57 (4), 335-344, 2006

    1980年以前の延髄梗塞報告例(非訓練群)の中で,嚥下障害の予後が推定できた男性39例,女性16例の55例のうち,55例が経口摂取可能になった。16~71歳で,平均年齢は50.7±12.4歳であった。発症から経口摂取が可能になるまでの日数は1~150日で,平均30.5±25.5日,中央値は28日であった。1984年から2005年の間に当科にて機能訓練により経口摂取が可能になった延髄病変に伴う嚥下…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献71件

  • 頸部良性腫瘍術後に嚥下障害をきたした1症例―下咽頭貯留物の喀出と嚥下機能―

    小泉 千秋, 伊藤 裕之 日本気管食道科学会会報 57 (5), 446-450, 2006

    頸部良性腫瘍術後に嚥下障害をきたした1症例を報告し,下咽頭貯留物の喀出機能と嚥下機能について検討した。症例は,迷走神経由来の傍神経節腫瘍術後に嚥下障害をきたした37歳の女性であった。嚥下障害以外のADLは自立し独歩も可能であった。嚥下障害に対しては,理学療法を主とした機能訓練を行い経口摂取が可能になった。食事時の水分嚥下量と時間,その時の喀出とムセの回数を調査した。喀出は嚥下後に咽頭貯留が完全に…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献16件

  • 頸髄損傷者にみられた嚥下障害の予後に影響する因子

    藤縄 光留, 伊藤 裕之, 小泉 千秋, 前田 淳一 耳鼻と臨床 52 (1Supplement1), S66-S70, 2006

    誤嚥性肺炎を起こした頸髄損傷 (以下頸損) 者8例を検討した。1年未満の短期頸損歴を有する5例 (以下短期群) は、全例頸椎前方固定術を施行されており、年齢にかかわらず若年者でも非若年者でも嚥下障害を起こすと考えた。これに対し、1年以上の長期頸損歴を有する3例 (以下長期群) は、全例頸椎前方固定術を施行されておらず、57 …

    DOI 医中誌

  • 動揺視の最大読書速度に及ぼす影響

    齋藤 奈緒子, 角田 亮子, 仲泊 聡, 吉川 マミ, 伊藤 裕之, 國見 ゆみ子 日本ロービジョン学会学術総会プログラム・抄録集 7 (0), 82-82, 2006

    【目的および背景】異常眼球運動などに伴う動揺視は、程度が大きくなると視力低下をきたす。しかし、視力低下をきたさない程度であっても、読字が困難であると訴える患者はまれではない。昨年、本学会で動揺視患者群と正常群でMNREAD-Jを用いて測定した読書視力(RA)、臨界文字サイズ(CPS)、最大読書速度(MRS)を比較し、RAとCPSの差が、動揺視患者群で有意に大きく、近方視力がよくても、読むサイズが…

    DOI

  • もち性小麦の中華めん適性評価法の検討(1)

    平 将人, 伊藤 裕之, 前島 秀和, 谷口 義則 東北農業研究 (58) 57-58, 2005-12

    東北農業研究センター(岩手県盛岡市)では、もち性小麦として1998年に「はつもち」、「もち乙女」を、2001年に耐寒雪性、収量性、製粉性および粉の色をめん用品種並みに改善した「東北糯216号」、「東北糯217号」を育成した。もち性小麦の糊化および生地特性はうるち性小麦とは異なることから、品質特性を適切に評価・選抜するためには既存の評価法を改良する必要がある。その一環として本報では、東北糯217号…

    日本農学文献記事索引

  • 成人気道食片異物

    伊藤 裕之 日本気管食道科学会会報 56 (1), 1-9, 2005

    手指で摘出した梨上気道異物症例と吸引器により摘出した豚肉上気道異物症例を呈示し, 当院における気道食片異物11例の統計とともに気道食片異物摘出法について検討した。全症例で異物は手指や器具で除去されており, ハイムリック法 (以下HM) は行われなかった。本邦ではハイムリック法は, 医療施設ではあまり行われておらず, 一般に言われているほど有効とは思われない。窒息の危険がある気道食片異物では, …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献114件

  • 動揺視患者の読みのパフォーマンス

    齋藤 奈緒子, 渡邊 公恵, 仲泊 聡, 渡辺 文治, 末田 靖則, 吉川 マミ, 伊藤 裕之 日本ロービジョン学会学術総会プログラム・抄録集 6 (0), 46-46, 2005

    【目的】異常眼球運動などに伴う動揺視は、程度が大きくなると視力低下をきたす。しかし、視力低下をきたさない程度であっても、読字が困難であると訴える患者はまれではない。MNRead-Jを用いて測定される「読書視力」は、一般に近方視力とほぼ等しい。また、「臨界文字サイズ」は、それよりもやや大きな文字サイズになる。動揺視があると近方視力がよくても、読む文字サイズが小さいときに読書速度が低下しているという…

    DOI

  • 福岡県西部,室見川および那珂川流域の地球化学図

    柚原 雅樹, 伊藤 裕之, 古川 直道, 小路 泰之, 石原 与四郎 日本地球化学会年会要旨集 52 (0), 171-171, 2005

    福岡県西部,室見川および那珂川流域の河川堆積物を採取し,蛍光X線分析装置を用いて元素分析を行った.得られたデータを元に地球化学図を作成し,地圏環境評価を行った.

    DOI

  • 今月の症例  若年女性のクラミジア感染によるFitz‐Hugh‐Curtis症候群10例の検討

    伊藤 裕之, 宇野 裕典, 鈴木 比佐, 井上 圭右, 崔 吉永, 川村 千佳, 稲荷場 ひろみ, 岡村 幹夫 日本内科学会雑誌 94 (1), 135-137, 2005

    最近2年間に経験した若年女性の<i>Chlamydia trachomatis</i>感染によるFitz-Hugh-Curtis症候群10例について検討した.平均年齢26歳で9例が上腹部痛で発症し, 9例が急性腹症として即日入院した.血清抗クラミジアIgA抗体は8例で陽性,同IgG抗体は全例陽性だった.塩酸ミノサイクリンが有効であった6例を含めて,抗生物質投与で8例が軽快した.平均入院日数は7日…

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献8件

  • 電子情報資源管理システム(ERMS)(<特集>電子ジャーナルの現状)

    伊藤 裕之 情報の科学と技術 55 (6), 271-275, 2005

    電子情報資源の増大は図書館員の業務を一変させた。その反面, 紙媒体の情報資源管理を目的とした総合図書館システム(Integrated Library System, ILS)を利用して, 基幹の受け入れ業務を行っている図書館がまだまだ主流をしめている。紙媒体の情報資源と電子情報資源とは性格の異なる部分が多く, 今や電子情報資源管理を支援する適切なツールの不在は明らかである。本稿では, …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献15件

  • マイクロサテライト法による日本の主要小麦品種判別手法の開発

    中村 和弘, 中村 信吾, 伊藤 裕之 北陸作物学会報 40 (0), 68-70, 2005

    6つのSSRマーカー(Xgwm408, Xgwm357, Xgwm645, Xgwm344, Xgwm518, Xgwm232)について, ナンブコムギ, 農林61号, ホクシンの標準品種との比較により多型タイプを判断することにより, 日本の主要小麦28品種について品種判別を行うことが可能であった.

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 降下性壊死性縦隔炎術後のえん下障害―特に患者,家族の障害の受容と治療のゴールについて―

    伊藤 裕之, 加藤 孝邦 日本気管食道科学会会報 56 (6), 495-500, 2005

    この論文は, 降下性縦隔炎の術後に嚥下障害を起こした患者の報告である。<br>患者は, 61歳の糖尿病のある患者である。魚を食べた時に咽頭痛があった。翌日, 耳鼻咽喉科医を受診した。異物は発見されなかったが, 2日後に頸部が腫脹し, 頸部膿瘍と診断された。気管切開術が施行された。頸部と縦隔の排膿のために頸部切開術が施行され, 5日後に縦隔切開術が施行された。その後, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献5件 参考文献19件

  • 視覚障害者における開閉瞼と重心動揺

    國見 ゆみ子, 仲泊 聡, 伊藤 裕之, 吉川 マミ, 中村 泰三 日本ロービジョン学会学術総会プログラム・抄録集 6 (0), 31-31, 2005

    【目的】重症のロービジョン患者は、不完全な視覚情報の入力を駆使して生活している。この保有視覚をいかに利用できるようにするかがロービジョンケアの基本になっている。しかし、姿勢制御においてもこの保有視覚は有効に活用されているといえるのであろうか。また、開瞼と閉瞼との違いは視覚の有無というだけのことであろうか。この点を考慮して、われわれは、重症ロービジョン者を含む視覚障害者の明所開瞼時と閉瞼時における…

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  • 小腸じゅう毛癌の1例

    伊藤 裕之, 鈴木 忠 日本臨床外科学会雑誌 65 (5), 1297-1301, 2004

    A 66-year-old man was seen at the hospital because of tarry stool, when the Hb level was 10.6g/dl and no bleeding lesion was demonstrated on upper gastrointestinal endoscopy. Thereafter anemia …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献21件

  • 一般演題 その11

    岡本 五十雄, 逢坂 悟郎, 長谷 好記, 中村 精一, 小林 慶子, 渡名喜 良明, 新谷 周三, 椿原 彰夫, 伊藤 裕之, 小林 由紀子, 苅安 誠, 横山 通夫, 稲川 利光, 湧上 聖, 出江 紳一, 小山 祐司, 徳田 佳生, 野崎 園子, 石井 雅之, 青柳 陽一郎, 今田 元, 関 勝, 中角 祐治, 竹之山 利夫, 猪飼 哲夫, 川北 慎一郎, 秋庭 保夫, 吉村 菜穂子, 平田 繁, 橘田 亜由美, 菅沼 宏之, 鈴木 大雅, 後藤 健, 大田 早苗, 越智 文雄, 玉置 由子, 甘井 努, 園田 茂, 辰濃 尚, 小林 健太郎, 宮本 寛, 野々垣 学, 濱 聖司, 青木 重陽, 石田 健司, 水尻 強志, 大山 輝夫, 松永 厚美, 高杉 紳一郎, 小林 隆司 リハビリテーション医学 41 (Supplement), S284-S299, 2004

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  • 繰り返し一面せん断試験による不撹乱・再構成試料の強度比較

    鷲 隼人, 三田地 利之, 伊藤 裕之, 高橋 秀彰 地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS39 (0), 333-334, 2004

    北海道のある地域で発生している地すべり現場よりすべり面を含む不撹乱試料をサンプリングした.それを室内実験室において成形し,不撹乱試料,再構成試料を作製した.そして作製した供試体を用いて室内繰り返し一面せん断試験を行い,ピーク強度,完全軟化強度,残留強度をそれぞれ求めた.本論文では,地すべり現場のすべり面の状態についての説明,そして粘性土の初期状態(不撹乱であるか再構成であるかということ)が与える…

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  • 間接的機能訓練が有効であった聴神経腫よう術後えん下障害の1症例

    小泉 千秋, 伊藤 裕之, 冨田 昌夫, 前田 淳一 日本気管食道科学会会報 55 (6), 461-467, 2004

    症例は,聴神経腫術後に嚥下障害をきたし,嚥下障害に対する機能訓練を行ったが改善せず,当院に転院した20歳の女性である。右外転神経,舌咽神経,迷走神経麻痺を認めた。咽頭食道透視検査で誤嚥が確認された。経鼻的栄養管留置を自己挿入に変更した。頸部筋群は常に過緊張状態,坐位姿勢では,腹部前面筋群の筋緊張低下,背部筋群の過剰な筋緊張による伸展位の固定が認められた。頸部と体幹の筋緊張の改善を目的に,全身の間…

    DOI 被引用文献3件 参考文献1件

  • 繰り返し一面せん断試験による残留強度パラメータの評価方法

    伊藤 裕之, 三田地 利之, 鷲 隼人 地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS39 (0), 335-336, 2004

    本研究では残留強度測定試験期間の短縮と少量の試料での適切な残留強度パラメータ決定を目的として,繰り返し一面せん断試験により,残留強度に及ぼす圧密履歴,せん断速度変化による影響を調べるとともに,一つの供試体のみを用いて段階的に垂直応力を変えてせん断試験(多段載荷せん断試験)を行うことにより,残留強度の推移を調べた.また,しばしば指摘されてきた残留状態強度線(残留強度τr~垂直応力σv関係)の湾曲性…

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  • 会議参加報告

    渡邊 淳司, 鈴木 泰博, 久住 憲嗣, 加納 裕, 伊藤 裕之, 茅原 拓朗, 桑原 教彰, 西村 邦裕, 檜田 和浩, 大隈 隆史 日本バーチャルリアリティ学会誌 8 (4), 42-51, 2003-12-25

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  • 特集 心理学とVR

    伊藤 裕之, 北島 律之, 竹田 仰, 釘原 直樹, 二瓶 健次, 茅原 拓郎, 北崎 充晃 日本バーチャルリアリティ学会誌 8 (3), 6-32, 2003-09-25

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  • 福岡県津屋崎,北崎トナール岩中に発達する断裂系

    Yuhara, Masaki, Aizawa, Jun, Furukawa, Naomichi, Mohri, Junko, Egawa, Takashi, Kimura, Yasuyuki, Seki, Yumiko, To, Yoichiro, Inomata, Takuro, Kajita, Yu, Ito, Hiroyuki, Oshikawa, Mika, Setoma, Yohei, Takahashi, Mika, Maegakiuchi, Yusaku, Tanaka, Shota, Nakamura, Ryoji, Takamoto, Nozomi, Oki, Satoshi, Hisatsugu, Kensuke, Sashi, Atsushi, Inenaga, Kohei, Kawazoe, Tsukasa, Nakamura, Hironori, Fujiki, Michio, Nakamura, Kenji, 柚原, 雅樹, 鮎沢, 潤, 古川, 直道, 毛利, 順子, 江川, 貴司, 木村, 靖幸, 関, 友美子, 黨, 洋一郎, 猪俣, 拓郎, 加治屋, 佑, 伊藤, 裕之, 押川, 美佳, 瀬戸間, 洋平, 高橋, 美佳, 前垣内, 勇作, 田中, 聖太, 中村, 良司, 高本, のぞみ, 沖, 聡, 久次, 賢介, 佐志, 篤史, 稲永, 康平, 川添, 司, 中村, 浩則, 藤木, 道雄, 中村, 賢司, 杉原, 薫, 杉山, 哲男 福岡大学理学集報 33 (2), 65-76, 2003-09

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    機関リポジトリ Web Site 被引用文献1件

  • 繰り返し一面せん断試験から得られる残留状態強度パラメータについての実験的検討

    伊藤 裕之, 三田地 利之, 石橋 正弘, 鷲 隼人 地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS38 (0), 229-230, 2003

    粘土試料における残留状態のせん断強度を求めるにあたって、リングせん断試験の場合より、試料成形が簡単であり、少ない試料の量で試験が可能な繰り返し一面せん断試験が有利である。本研究では筆者らが開発した繰り返し一面せん断試験装置によって得られる試験結果を基に、残留強度に及ぼすせん断箱と粘土試料間の摩擦、垂直応力レベルと残留せん断抵抗角の関係等に注目し、試験装置・試験方法の適正化に向けた検討を行ったもの…

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  • ポスターセッミョンその18

    冬木 寛義, 森田 昌宏, 保坂 登, 田中 一成, 吉野 修, 岡崎 英人, 高柳 友子, 志波 直人, 土岐 明子, 奥山 亨, 浦上 祐司, 伊藤 裕之, 野元 佳子 リハビリテーション医学 40 (Supplement), S329-S332, 2003

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  • 残留強度に及ぼす圧密履歴の影響と地すべり対策工設計用強度パラメータの決定法について

    石橋 正弘, 三田地 利之, 伊藤 裕之, 鷲 隼人 地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS38 (0), 221-222, 2003

    地すべり対策工において、現状では土質試験によらずc′0≒dとする仮定を併用した逆算法を用いることが多い。しかし、この仮定には理論的根拠がない。筆者らはこれまで、地すべり面付近から採取した試料を用いて室内試験で求められた強度パラメータを逆算法に導入することによって、より合理的な強度パラメータの決定法を提案している。 …

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  • ビデオセッション その1

    梅津 祐一, 波多野 文, 後藤 裕美子, 伊藤 裕之, 伊藤 康雅, 北村 純一, 猪飼 哲夫, 高橋 秀寿, 小嶋 康則, 松尾 雄一郎, 内山 卓也, 園田 茂, 元田 英一, 加藤 剛, 高橋 博達, 木檜 晃 リハビリテーション医学 39 (Supplement), S283-S288, 2002

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  • 嚥下障害の治療

    椿原 彰夫, 才藤 栄一, 太田 喜久夫, 木佐 俊郎, 笛木 昇, 伊藤 裕之, 中川 雄二, 稲川 利光 リハビリテーション医学 38 (Supplement), S120-S122, 2001

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  • えん下障害の治療後の長期経過について

    太田 史一, 伊藤 裕之, 加藤 孝邦, 森山 寛 日本気管食道科学会会報 51 (6), 405-410, 2000

    We report here the long-term prognosis of patients who suffered dysphagia due to cerebrovascular disorders. There have been reported improvements in the case of dysphagia, but there have been few …

    DOI 被引用文献4件 参考文献7件

  • Web上で可能にするリファレンスの共有 : Reference Web Poster (<特集>ナレッジ・マネジメント)

    伊藤 裕之 情報の科学と技術 49 (9), 454-458, 1999

    論文の執筆に欠かせないリファレンスの保存, 管理, 編集は文献管理ソフトの登場以来, その作業に費やす時間が大幅に軽減された。また, ソフトに改良を加えた結果, 最近ではオンライン検索機能を持つものまで登場している。しかし, ことリファレンスの共有という点に関して, 文献管理ソフトにはその要求に見合うような改良は加えられてこなかった。今回取り上げる Reference Web Posterは, …

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 大腸腫瘍内視鏡切除標本の回収法の工夫

    井上 雄志, 鈴木 茂, 鈴木 衛, 飯塚 文瑛, 中村 哲夫, 本間 直子, 伊藤 裕之, 福島 正嗣, 鶴見 直子, 飯村 光年, 篠崎 幸子, 高崎 健 消化器内視鏡の進歩:Progress of Digestive Endoscopy 53 (0), 124-125, 1999

    We reported three techniques in withdrawing specimen (“suction trap method”,“Roth retrieval net method”, and“transparent cap method”) following endoscopic resection for colorectal diseases.<br> In …

    DOI Web Site

  • IIc型早期大腸癌の臨床病理学的検討

    井上 雄志, 鈴木 茂, 鈴木 衛, 飯塚 文瑛, 中村 哲夫, 本間 直子, 伊藤 裕之, 福島 正嗣, 鶴見 直子, 飯村 光年, 篠崎 幸子, 高崎 健 日本消化器内視鏡学会雑誌 41 (5), 1075-1082, 1999

    Fifteen patients who showed superficial depressive type(type IIc)of early colorectalcancer were studied clinicopathologically. All patients were male with a mean age of 66years. The chief complain …

    DOI 医中誌 参考文献28件

  • 大腸m癌外科切除例の検討  その外科切除理由を中心に

    井上 雄志, 鈴木 茂, 鈴木 衛, 村田 洋子, 伊藤 裕之, 福島 正嗣, 大森 亜紀子, 高崎 健 日本消化器内視鏡学会雑誌 41 (3), 296-302, 1999

    Thirty five patients with colorectal mucosal cancer resected surgically from 1993 to 1997 were studied to evaluate the problems of endoscopic resection and benefits of surgical resection. There were …

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献16件

  • 新しい大腸ポリペクトミー回収法(糸付きクリップ法)

    野村 勉, 荒川 哲男, 兪 秀徳, 飯室 正樹, 伊藤 裕之, 木村 修二, 谷口 道代, 川合 弘毅, 高島 隆, 黒木 哲夫 日本消化器内視鏡学会雑誌 41 (10), 2272-2275, 1999

    Now, the incidence of colon polyps or colon cancer in our country are increasing because of changing our dietary habit into European and American styles. We often found a lot of polyps with general …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献11件

  • 高周波snaringの功罪が示唆された大腸癌の2例

    井上 雄志, 鈴木 茂, 鈴木 衛, 飯塚 文瑛, 中村 哲夫, 本間 直子, 伊藤 裕之, 福島 正嗣, 鶴見 直子, 飯村 光年, 篠崎 幸子, 高崎 健 消化器内視鏡の進歩:Progress of Digestive Endoscopy 53 (0), 188-189, 1999

    We reported two cases of colorectal cancer in whom effects and problems in the endoscopic ensnaring and high frequency current were investigated.<br> The first case was a 62-year-old man, who had …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

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