検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 803 件

  • 花卉の地域ブランド化の有用性

    久保 結菜 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 136-, 2023

    ...</p><p></p><p>3.さくらひめの産地形成と地域ブランド化に向けた取り組み</p><p> さくらひめは促成栽培や半促成栽培で生産されており,切花では出荷規格に合わせた生産や農産物共同販売による出荷が,鉢物では各生産者の幅広い戦略による生産や流通がなされていることが特徴的である。このような違いや立地の影響により,生産者によって経営状態が左右されやすくなっている。...

    DOI

  • ムラサキセンダイハギ(Baptisia australis (L.) R.Br.)の低温遭遇による花芽形成過程および開花への影響

    柴田, 武彦, 乘越, 亮, 河合, 義隆, 小池, 安比古, 馬場, 正, 東京農業大学農学集報 67 (1), 33-38, 2022-07

    ムラサキセンダイハギの花芽形成過程と低温遭遇時の開花反応について観察した。10月から8℃ 12週間の低温処理を行った後,最低温度15℃を維持した温室で栽培した。その結果,花芽形成過程は他のマメ科植物と類似しており,低温処理開始から4週間後には小花の分化が確認され,その時点でほぼ花芽となるシュート数は決定していた。次に8℃低温処理期間を0,8,12,16週間と変えて最低温度15℃を維持して栽培した…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • ムラサキセンダイハギ(Baptisia australis (L.) R.Br.)の低温遭遇による花芽形成過程および開花への影響

    柴田, 武彦, 乘越, 亮, 河合, 義隆, 小池, 安比古, 馬場, 正, Shibata, Takehiko, Norikoshi, Ryo, Kawai, Yoshitaka, Koike, Yasuhiko, Baba, Tadashi 67 (1), 33-38, 2022-06-21

    ムラサキセンダイハギの花芽形成過程と低温遭遇時の開花反応について観察した。10月から8℃12週間の低温処理を行った後,最低温度15℃を維持した温室で栽培した。その結果,花芽形成過程は他のマメ科植物と類似しており,低温処理開始から4週間後には小花の分化が確認され,その時点でほぼ花芽となるシュート数は決定していた。次に8℃低温処理期間を0,8,12,16週間と変えて最低温度15℃を維持して栽培した区…

    機関リポジトリ

  • イチゴ‘とちおとめ’の促成栽培におけるクラウン加温の効果

    大久保, 進一, 木村, 文彦 北海道立総合研究機構農業試験場集報 = Bulletin of Hokkaido Research Organization Agricultural Experiment Stations (106) 49-55, 2022-03

    ...高設栽培によるイチゴ‘とちおとめ’の促成栽培において,10月から5月にクラウン部を18℃で加温するクラウン加温が,生育,収量および消費燃料に与える影響について,培地を15℃で加温する培地加温と比較した。イチゴの生育は,培地加温に比べてクラウン加温によって促進され,その効果は最低気温8℃よりも5℃に管理した栽培室で顕著であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • イチゴ新品種‘かなこまち’の育成

    草野, 一敬, 藤代, 岳雄 神奈川県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kanagawa Agricultural Technology Center (166) 1-5, 2022-03

    ...‘かなこまち’は,子房親である静岡県育成の‘紅ほっぺ’,花粉親である群馬県育成の‘やよいひめ’を交配して得られた促成栽培用のイチゴ新品種であり,2017年4月に神奈川県農業技術センターで育成を完了し,2020年9月に品種登録出願を行った。その主な特性は次のとおりである。草勢は強く,果実の形は長円錐形で,揃いが良く,平均果重が16.4gと‘紅ほっぺ’並みに大果である。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 高軒高ハウスでの促成栽培に適した「ピーマン高育交14号」の育成

    横田, 真, 細美, 祐子, 戸梶, 賀仁, 鍋島, 怜和, 石井, 敬子 高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center (31) 49-55, 2022-03

    ...高軒高ハウスでの促成栽培に適した「ピーマン高育交14号」を育成した。2カ年の生産力検定試験および現地実証試験において,対照品種より収量および品質が優れたことから有望と判断された。その特性の概要は以下のとおりである。1.高軒高ハウスでのハイワイヤー養液栽培において,対照品種‘みおぎ’と比べて以下の特性を示した。A品率は高く,収量は多く,草勢はやや強く,主茎径は太い,果皮色はやや淡いが,果揃いは良い。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • イチゴの新品種‘珠姫(たまひめ)’の育成とその特性

    矢奥, 泰章, 西本, 登志, 東井, 君枝, 安川, 人央, 皆巳, 大輔, 堀川, 大輔, 根本, 明季, 厚見, 治之, 宍戸, 拓樹, 佐野, 太郎, 嶋岡, 龍平, 後藤, 公美 奈良県農業研究開発センター研究報告 (53) 1-10, 2022-03

    ...2.促成栽培作型における総収量は‘アスカルビー’と同程度で,‘古都華’と同程度以上である。3.平均果重は26g以上で‘アスカルビー’や‘古都華’より明らかに大きく,総収量に占める30g以上の果実割合が50%を上回る。4.糖度は‘アスカルビー’と同程度で‘古都華’より低く,酸度は収穫期間を通していずれの品種よりも低い。果実硬度は‘アスカルビー’より高く,‘古都華’と同程度か高い傾向にある。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • イチゴの新品種‘奈乃華(なのか)’の育成とその特性

    矢奥, 泰章, 西本, 登志, 東井, 君枝, 安川, 人央, 皆巳, 大輔, 堀川, 大輔, 根本, 明季, 厚見, 治之, 宍戸, 拓樹, 佐野, 太郎, 嶋岡, 龍平, 後藤, 公美 奈良県農業研究開発センター研究報告 (53) 11-20, 2022-03

    ...2.促成栽培作型における総収量は‘アスカルビー’より少ない。高設栽培における総収量は‘古都華’より少ないが,土耕栽培では同程度かやや多い。3.平均果重は‘アスカルビー’より大きく,‘古都華’と同程度もしくは小さい。4.硬度は‘アスカルビー’より高く,3月以降は特に高い傾向にある。糖度は‘アスカルビー’と比べて同程度以上であり,‘古都華’より低い。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • リサイクル繊維媒地上の植物に対するCO2局所施肥の促成栽培効果

    高塚 威, 森 悠大 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.3 (0), 337-340, 2022

    ...<p>リサイクル繊維媒地に栽培した植物に対して、局所CO2施肥による促成栽培影響を評価した。このシステムにCO2施肥用のマイクロドリップチューブと非分散型赤外線吸収型CO2センサーを適用した。検討の結果CO2供給量を最大85%削減可能とした。促成栽培効果を収量増にて評価し、ミニチンゲン菜、コマツナホウレンソウ、アンスリウムなどの植物では、11~22%効果を得た。...

    DOI

  • 灌水がナス ‘千両’ の促成栽培における日焼け果の発生に及ぼす影響

    佐野 大樹, 鷲尾 建紀 園芸学研究 21 (2), 157-164, 2022

    ...<p>ナス ‘千両’ を促成栽培している現地圃場では作土の含水比が小さい圃場で日焼け果の発生率が高い傾向が認められた.所内試験で日焼け果が発生しやすい3月から6月の約3か月間に,灌水開始点をpF 2.0およびpF 1.6としたところ,両区の間で収穫果実数および日焼け果発生率の違いは小さかった.しかし,灌水開始点をpF 2.3(乾燥区)またはpF 1.6(湿潤区)とする処理を行ったところ,木部溢泌速度...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • イチゴの間欠冷蔵処理における非冷蔵処理時の高温が頂花房の開花期に及ぼす影響

    矢野 孝喜, 山中 良祐, 川嶋 浩樹, 山崎 敬亮, 吉田 裕一 園芸学研究 21 (3), 307-313, 2022

    ...<p>イチゴ促成栽培向けの新しい花芽分化促進技術である間欠冷蔵処理の開花促進効果の安定化を図るために,自然条件下での花芽分化が遅いとされる ‘さちのか’ と,比較的早いとされる ‘とちおとめ’ および ‘さぬき姫’ を用いて,自然条件下で生育させる非冷蔵処理期間の温度条件が頂花房の開花期に及ぼす影響について検討した.その結果,非冷蔵処理期間の高温による開花遅延の影響は品種によって異なり,‘さちのか’...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 領域「環境」における栽培活動の実践と行動観察

    勝川, 健三, 松山, 信彦 弘前大学教育学部紀要 126 131-142, 2021-10-25

    ...4歳児クラスでは,ジャガイモの露地栽培とミニトマトのPET ボトル栽培,5歳児クラスではサツマイモの露地栽培,ラッカセイの袋栽培,チューリップの水耕促成栽培を実践したほか,2020年度には園庭に「四つ葉の頻度が高い」シロツメクサの系統を定植し,幼児の行動を観察した。  ...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 促成栽培用イチゴ新品種‘にこにこベリー’の育成と栽培特性

    高山, 詩織, 近藤, 誠, 鹿野, 弘, 今野, 誠, 尾形, 和磨, 高野, 岩雄, 小野寺, 康子, 柴田, 昌人 宮城県農業・園芸総合研究所研究報告 (88) 1-14, 2021-03

    イチゴ新品種‘にこにこベリー’は,2005年に大果で果皮が硬く冬季の草勢が強い‘もういっこ’を子房親,早生性を有し果皮に光沢があり果実形質が優れる‘とちおとめ’を花粉親として交配し,得られた実生の中から選抜し,2017年に‘にこにこベリー’の名称で品種登録出願した。本品種の特性は,次のとおりである。草姿は立性で,厳冬期の草勢低下が少ない。頂花房の花芽分化は,‘とちおとめ’と同等かやや早い。果形は…

    日本農学文献記事索引

  • 宮城県のイチゴ超促成栽培におけるクラウン温度制御の効果

    高山, 詩織, 後藤, 直子, 岩崎, 泰永, 菅野, 亘, 高野, 岩雄, 鹿野, 弘 宮城県農業・園芸総合研究所研究報告 (88) 15-29, 2021-03

    ...宮城県の促成栽培用イチゴの主要品種‘もういっこ’および‘とちおとめ’を用い,クラウン部の温度20℃を目標としたクラウン温度制御が,超促成栽培における生育と収量に及ぼす影響について検討した。‘もういっこ’では8月下旬定植でクラウン温度制御により増収し,‘とちおとめ’では8月中旬定植で同様に増収した。...

    日本農学文献記事索引

  • 濃赤色イチゴ新品種 ‘真紅の美鈴’ の果実品質およびアントシアニン色素

    水野 真二, 成川 昇, 近藤 春美, 上吉原 裕亮, 立石 亮, 窪田 聡, 新町 文絵, 渡辺 慶一 園芸学研究 20 (1), 109-115, 2021

    ...<p>アントシアニン色素を多く含み,果実が濃赤色を呈する促成栽培用イチゴ品種 ‘真紅の美鈴’ を育成した.神奈川県における試験栽培において,本品種は ‘とちおとめ’ より花芽分化がやや遅く,定植適期は9月20日頃以降であると考えられた.果実の硬度は ‘とちおとめ’ 並みに高く,糖酸比は20を超え,還元糖のグルコースとフルクトースを比較的多く含んでいた.果実のアントシアニン色素の含量は新鮮重1 g当たり...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 促成栽培イチゴの生育診断に資する生体計測手法

    坪田 将吾, 難波 和彦, 岩﨑 泰永, 深津 時広, 内藤 裕貴, 太田 智彦 農業食料工学会誌 82 (6), 593-600, 2020-11-01

    ...<p>促成栽培イチゴの生育を省力的に診断する生体計測手法開発のため,一季なり品種に特有な生理状態の変化を含む,低温期に地上部の生育が抑制される現象を評価できる指標を明らかにした。気温の異なる3つの試験区で生育を調査,比較した結果,新葉から第3葉の生体情報に生理状態によると考えられる違いがあった。...

    DOI

  • トルコギキョウの鹿児島大学オリジナル品種作出をめざした育成系統の生育および切り花品質調査

    浜田, 延枝, 田浦, 一成, 野村, 哲也, 中野, 八伯, 橋本, 文雄, 清水, 圭一, 朴, 炳宰, 遠城, 道雄 鹿児島大学農学部農場研究報告 = Bulletin of the Experimental Farm Faculty of Agriculture,Kagoshima University 41 1-9, 2020-03-25

    附属農場学内農事部において,実習教育の質の向上や鹿児島県の花き農家および花き産業への貢献を目的に,鹿児島大学オリジナルのトルコギキョウ品種の作出を目標と定めた.そこで,2018年度より,オリジナル品種作出の基準として,観賞園芸学研究室が育成した系統の中から,有望な系統を選抜するための調査を開始した.本調査では,2018年度に研究室が育成したOlympicシリーズ(以下OLYと記す)の58系統を対…

    機関リポジトリ Web Site

  • ニラの促成栽培における長日処理が生育,収量および品質に及ぼす影響

    橋本, 和泉, 和田, 絵理子 高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center (29) 25-34, 2020-03

    ...ニラの促成栽培における長日処理が生育,収量および品質に及ぼす影響について検討した。全光束810 1mの電球型蛍光灯を2うね毎に5m間隔で約170cmの高さに設置し,11月上旬~3月上旬に暗期中断3時間もしくは日長延長15~16時間として長日処理したところ,草丈の伸長が速まり,1月上~中旬での収穫までの所要日数が無電照に比べて7~12日早くなった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 全量基肥施肥栽培における単為結果性ナス「省太」の収量および品質

    森田, 茂樹, 佐藤, 公洋, 奥, 幸一郎, 塚本, 真嗣, 水上, 宏二 福岡県農林業総合試験場研究報告 (6) 48-53, 2020-03

    ...「促成ナス・ピーマン一発40」を用いた全量基肥施肥栽培が単為結果性ナス「省太」の促成栽培における収量および品質に及ぼす影響について検討した。2016年度および2017年度の2か年にわたり試験を実施したところ,両年とも全量基肥施肥区の土壌中の硝酸態窒素含量は慣行区に比べ1月中旬まで少ない傾向が認められたが,3月下旬以降はやや高く推移した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 高設栽培における光反射シートの利用がイチゴ「あまおう」の収量および品質に及ぼす影響

    宇都, 俊介, 益田, 良輔, 佐伯, 由美, 佐藤, 公洋, 末吉, 孝行, 宮原, 謙二, 後藤, 大介 福岡県農林業総合試験場研究報告 (6) 35-40, 2020-03

    ...福岡県のイチゴ促成栽培では冬季の日照時間が少なく,この時期における光合成の促進が生産上の大きな課題である。そこで,イチゴ「あまおう」の光環境を改善することを目的に,クラウン加温条件下での光反射シートの利用が「あまおう」の収量および品質に及ぼす影響を検討した。「あまおう」の葉表および葉裏の光合成速度は光強度が0~1,000μmol m-2s-1の範囲では同等であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • アスパラガス掘り上げ伏せ込み促成栽培の長期間収穫技術

    窪田, 哲, 萩原, 裕一 山梨県総合農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Yamanashi Prefectural Agricultural Technology Center (12) 15-20, 2020-03

    ...山梨県高標高地へのアスパラガスの掘り上げ伏せ込み促成栽培を導入するために,伏せ込み床の加温温度と根株の掘り上げ時期が,収穫物の品質および収量に及ぼす影響を明らかにした。伏せ込み床の加温温度が高いほど収穫時期は早まり,20℃では12月後半から1月後半,17℃では1月前半から2月後半,12℃では初期収量は少ないが安定的に,無加温では3月後半から4月後半までの収量が多かった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 2種アブラバチを用いた施設栽培イチゴのアブラムシ類の防除

    鈴木 香深, 関根 崇行 北日本病害虫研究会報 2019 (70), 162-167, 2019-12-16

    ...<p>コレマンアブラバチとナケルクロアブラバチを同時に用いたアブラムシ類防除効果を促成栽培イチゴにおいて検討した.2016年産作では2種アブラバチのマミー製剤による防除試験を行い,2017年産作ではこれら2種のアブラバチをバンカー植物(オオムギ)および代替餌(トウモロコシアブラムシ)によって維持するバンカー型製剤による防除試験を実施した.製剤区,無処理区を設けワタアブラムシの個体数を比較したところ,...

    DOI

  • 2種アブラバチを用いた施設栽培イチゴのアブラムシ類の防除

    鈴木, 香深, 関根, 崇行 北日本病害虫研究会報 (70) 162-167, 2019-12

    ...コレマンアブラバチとナケルクロアブラバチを同時に用いたアブラムシ類防除効果を促成栽培イチゴにおいて検討した。2016年産作では2種アブラバチのマミー製剤による防除試験を行い,2017年産作ではこれら2種のアブラバチをバンカー植物(オオムギ)および代替餌(トウモロコシアブラムシ)によって維持するバンカー型製剤による防除試験を実施した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • CO2施用及び温度管理が促成ナス栽培における生育・収量に及ぼす影響

    伊藤, 緑, 小川, 理恵, 恒川, 靖弘, 番, 喜宏 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (51) 31-38, 2019-12

    ナス品種「千両」、「とげなし輝楽」において、CO2施用及び温度管理が生育・収量に及ぼす影響について調査を行った。1 CO2施用により、生育が旺盛となり、無施用と比べて「千両」では茎径が0.2~1.0mm、「とげなし輝楽」では0.0~0.7mm太くなった。葉身長に明確な傾向はみられなかった。2 両品種とも、CO2施用の有無は、慣行温度管理(28℃換気、12℃加温)下の1日あたりの果実肥大量に影響を…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 培地温度の違いがイチゴ‘さがほのか’の収穫時期,収量および糖度に及ぼす影響

    岸田, 史生, 西川, 浩次, 若原, 浩義, 間合, 絵里, 滝澤, 理仁 京大農場報告 = Bulletin of the Experimental Farm, Kyoto University (28) 5-8, 2019-12

    ...イチゴ‘さがほのか’の促成栽培において,第1果房と第2果房の間に生じる収穫の中休み期間の短縮を目的として,培地温度の違いがイチゴ‘さがほのか’の収穫時期,収量および糖度に及ぼす影響を調査した。11月上旬~2月上旬までの培地暖房の最低地温の設定を15℃から20℃に高めて実験を行った結果,両試験区間で収穫時期,収量,糖度にほとんど影響が無いことが明らかになった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 2種アブラバチを用いた施設栽培イチゴのアブラムシ類の防除

    鈴木 香深, 関根 崇行 北日本病害虫研究会報 (70) 162-167, 2019-12

    ...コレマンアブラバチとナケルクロアブラバチを同時に用いたアブラムシ類防除効果を促成栽培イチゴにおいて検討した。2016年産作では2種アブラバチのマミー製剤による防除試験を行い,2017年産作ではこれら2種のアブラバチをバンカー植物(オオムギ)および代替餌(トウモロコシアブラムシ)によって維持するバンカー型製剤による防除試験を実施した。...

    日本農学文献記事索引

  • ペレットボイラを利用したアスパラガス伏せ込み生産におけるCO<sub>2</sub>排出量およびコストの解析

    曾 傑, 熊野 貴宏, 藤井 賢彦, 山形 定, 上出 光志, 荒木 肇 農作業研究 54 (1), 3-13, 2019-03-20

    ...<p>日本国内では秋季から冬季にかけての伏せ込み促成栽培によるアスパラガスに対して大きな需要がある.冬季,温室でのアスパラガス生産には,加温熱源として多量の石油や電気が必要であり,大量のCO<sub>2</sub>排出と高いコストを伴うことから,低炭素を有する代替加温システムが期待される.本研究では,北海道の冬季プラスチックハウスでアスパラガス伏せ込み栽培を行い,3種の加温システムを比較した.それらは...

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • セルトレイを利用したアスパラガス伏せ込み促成栽培の省力化技術

    窪田, 哲, 萩原, 裕一 山梨県総合農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Yamanashi Prefectural Agricultural Technology Center (11) 27-32, 2019-03

    ...山梨県高標高地へのアスパラガス伏せ込み促成栽培を導入するために,播種期の前進化とセルトレイを用いた鉢上げ作業の省力化による加温施設を必要としない育苗方法,またその苗の越冬方法を明らかにした。定植前年の8月に播種することで加温施設が不要となった。また,育苗に50穴または128穴セルトレイを利用することで鉢上げ作業が不要となり,慣行栽培と同等以上の収量が確保できた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 花茎も収穫できる加工用畑ワサビの超促成栽培技術の開発

    日高, 輝雄, 木村, 靖, 鶴山, 浄真, 藤井, 宏栄, 茗荷谷, 紀文 山口県農林総合技術センター研究報告 (11) 34-47, 2019-03

    ...ワサビ産地の維持・拡大と新規参入者の確保および国産加工原料の需要の高まりに応えるために、播種から1年以内に収穫できる加工用畑ワサビの超促成栽培技術を開発した。本栽培法では、5月下旬から6月初旬に播種し、高機能遮光資材による暑熱対策を施したハウスの中で底面給水かけ流し法によりセル成形苗(128穴)を育成し、10月上中旬に定植する。...

    日本農学文献記事索引

  • 宮城県でのクラウン温度制御を用いたイチゴの促成栽培

    壇 和弘, 菅野 亘, 中原 俊二, 後藤 直子, 本間 由紀子, 遊佐 真奈美, 岩崎 泰永, 高野 岩雄, 高山 詩織, 日高 功太, 髙山 智光, 今村 仁 農研機構研究報告 九州沖縄農業研究センター = Bulletin of the NARO, Agricultural Research for Kyushu Okinawa Region 68 10-21, 2019-03

    We investigated the effect of maintaining the temperature of the crown at around 20℃ on growth and yield of strawberry cultivar Mouikko under a forcing culture on an elevated bench in Yamamoto-cho, …

    DOI 機関リポジトリ

  • CO<sub>2</sub>局所施肥によるアンスリウムの生長促進効果-福島県伊達郡川俣町の場合-

    清水 一功, 高塚 威, 田中 尚道, 青山 恭久 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.3 (0), 85-88, 2019

    <p>施設園芸では生産性や収量の向上を目的にCO2施肥が行われている。一般的なCO2施肥方法は、施設全体に施肥し生育エリア以外にも施肥しているためCO2施肥量に無駄が生じている。そこで、著者らはCO2を効率的に植物に吸収させるため植物近傍のみにCO2を与えるCO2局所施肥制御技術を開発し、その技術をアンスリウム栽培に導入した。その結果、CO2局所施肥により、アンスリウムにおいて生長促進効果が確認…

    DOI

  • 収穫株ランナー利用によるイチゴ無育苗栽培法について

    金森 健一, 石津 文人, 田中 秀幸, 浅尾 俊樹 園芸学研究 18 (1), 33-38, 2019

    <p>イチゴ高設ベンチ栽培において,育苗の省力化および育苗専用施設の削減が可能な栽培方法について検討した.まず,苗養成施設での育苗作業を省力化するために採苗施設由来の子株を本圃に直接定植する方法を検討したところ,冷蔵処理を行うことで活着率が向上し,慣行育苗した場合と同様な総収量になった.次に,採苗施設での苗採り作業を省力化するために収穫株から発生したランナー子株を本圃直接定植した結果,慣行育苗や…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 促成栽培用イチゴ新品種‘阿波ほうべに’の育成

    澤口, 和宏, 脇坂, 昌子, 鈴江, 康文, 山下, ルミ, 佐藤, 佳宏, 小池, 早苗, 三木, 敏史, 板東, 一宏 徳島県立農林水産総合技術支援センター研究報告 = Bulletin of Tokushima Agriculture, Forestry and Fisheries Technology Support Center (5) 9-15, 2018-12

    ...徳島県の気候風土に適応し,本県主要品種‘さちのか’より大果で年内収量が多く,耐病性を併せ持つ促成栽培用イチゴ新品種を育成するため,‘さちのか’を子房親に,‘かおり野’を花粉親として交配し,得られた実生から「1202-4」を選抜した。2016年12月に‘阿波ほうべに’の名称で品種登録を出願した。本品種の特性は,草姿は立性で,草勢は強い。頂果房の収穫開始時期は‘さちのか’に比べて9日以上早い。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 気温管理方法がイチゴ‘さがほのか’の収穫時期,収量および糖度に及ぼす影響

    岸田, 史生, 西川, 浩次, 若原, 浩義, 間合, 絵里, 滝澤, 理仁 京大農場報告 = Bulletin of the Experimental Farm, Kyoto University (27) 15-18, 2018-12

    ...イチゴの促成栽培における第1・第2果房間の収穫の中休み期間を短縮し,暖房費を節約できる気温管理方法を確立するため,ハウス内の気温の変動管理がイチゴの収穫時期,収量および糖度に及ぼす影響を調査した。実験の結果,11月上旬~2月上旬の最高気温と最低気温の設定を上げることで第2果房と第3果房の収穫時期が7日程度早まり,中休み期間を短縮できることが明らかとなった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • アリウム・コワニー切り花の年内出し技術

    近藤, 真二, 鈴江, 康文 徳島県立農林水産総合技術支援センター研究報告 = Bulletin of Tokushima Agriculture, Forestry and Fisheries Technology Support Center (5) 1-7, 2018-12

    アリウム・コワニー切り花の年内出し技術を開発するため,定植前の球根への温度処理と定植時期の前進化が生育と開花に及ぼす影響について検討した。4月に掘上調整した球根をインキュベーターを用いて30℃で2カ月または3カ月処理し,その後10℃,15℃,20℃で2カ月または3カ月処理の計6試験区を検討した結果,30℃ 2カ月+20℃ …

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • スイートピー新品種‘岡山SWP4号’の育成

    森, 義雄, 土居, 典秀, 森本, 泰史, 井上, 智博 岡山県農林水産総合センター農業研究所研究報告 = Bulletin of the Research Institute for Agriculture Okayama Prefectural Technology Center for Agriculture, Forestry, and Fisheries (9) 1-7, 2018-12

    ...‘岡山SWP4号’の加温促成栽培のために必要な催芽後の種子冷蔵期間は,‘ステラ’より長く,6週間程度と考えられた。4. ‘岡山SWP4号’の総切り花本数は,‘ステラ’よりやや少ない。これは,‘岡山SWP4号’の収穫始めが‘ステラ’より遅いためと考えられた。5....

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 側枝を利用した茎数増加が促成栽培トマトの生育,収量および物質生産に及ぼす影響

    岩崎 泰永, 安 東赫, 鈴木 真実 農研機構研究報告 野菜花き研究部門 = Bulletin of the NARO, Vegetable and Floriculture Science 2 26-33, 2018-03-26

    近年,大型の高軒高ハウスを中心に増加しつつあるトマト長期年1作栽培において,栽培途中における側枝伸長による面積あたりの茎数の増加が生育・収量に及ぼす影響を,品種や環境条件(CO2 濃度 , 湿度)を変えつつ, 物質生産の観点から解析した.側枝伸長による茎数増加は,光利用効率や積算受光量には影響がなく,面積あたりの花房数および着果数を増加させることによって乾物の果実分配率を高め,収量を増加させる可…

    DOI 機関リポジトリ

  • 佐賀県の促成栽培イチゴで採集したナミハダニ(黄緑型)の各種殺ダニ剤に対する感受性

    衞藤, 友紀, 平田, 真紀子 佐賀県農業試験研究センター研究報告 (39) 39-46, 2018-03

    ...佐賀県内の促成栽培イチゴ圃場(2006年: 8ほ場、2014年: 8ほ場、2016年10ほ場)においてナミハダニ雌成虫を採集し、卵浸漬法によって数種類の殺ダニ剤に対する感受性を調査した。2. 大部分のナミハダニ個体群は、エトキサゾールフロアブルに対しては感受性が低く、クロルフェナピルフロアブルに対しては感受性の低下が疑われた。また、エマメクチン安息香酸塩に対する感受性は一部の個体群で低かった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • イチゴ新品種‘佐賀i5号’および‘佐賀i9号’の育成

    岡, 和彦, 木下, 剛仁, 中島, 寿亀, 西, 美友紀, 伊東, 寛史, 大坪, 竜太, 溝口, 千佳, 中山, 裕介, 中尾, 雅明, 田川, 愛, 石橋, 泰之, 小川, 浩樹 佐賀県農業試験研究センター研究報告 (39) 1-15, 2018-03

    ...‘佐賀i5号’は‘あまおとめ’を種子親、‘紅ほっぺ’を花粉親、‘佐賀i9号’は‘佐系14号’を種子親、‘やよいひめ’を花粉親とする交雑組み合わせから育成された促成栽培用イチゴ新品種であり、2016年に品種登録出願を行い、同年に出願公表された。両品種の特性は、次のとおりである。‘佐賀i5号’は、草姿が立性で、草勢は強く、草丈は‘さがほのか’より高い。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 育苗期中盤におけるトレイ苗のスペーシングが間欠冷蔵処理したイチゴの開花に及ぼす影響

    金城 朱理, 花田 惇史, 吉田 裕一, 後藤 丹十郎, 安場 健一郎, 田中 義行 園芸学研究 17 (3), 319-325, 2018

    <p>イチゴの育苗において,35穴トレイ(条間6.5 cm × 列間6.5 cm,培地量130 mL)を用いた挿し苗育苗は,9 cmポット(培地量360 mL)や24穴トレイ(条間8.5 cm × 列8.0 cm,培地量175 mL)の苗と比較して必要な培地量,育苗面積ともに少なく,取り扱いも容易なため,育苗や定植作業に加えて,間欠冷蔵などの花芽分化促進処理も効率的に実施可能である.しかし,9 …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献2件

  • リューココリネにおける球根貯蔵の温度と期間が出芽および開花に及ぼす影響

    中塚 貴司, 井出 美柚莉, 大宮 良亮, 大野 始 園芸学研究 17 (2), 211-217, 2018

    <p>南米チリ原産のヒガンバナ科ネギ亜科に属する秋植え球根植物であるリューココリネにおいて,球根収穫当年の12月以前に採花する作型を開発するために,本研究では現行の球根貯蔵法より短期間かつ高温での貯蔵が球根の休眠打破,出芽後の生育および開花に及ぼす影響を調査した.貯蔵を行わない無処理区と貯蔵温度(20°C,25°C,30°C,35°C)と貯蔵期間(2週間,4週間,8週間,12週間)を組み合わせた…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献2件

  • イチゴ新品種‘紀の香’の育成経過と特性

    東, 卓弥, 田中, 寿弥, 衛藤, 夏葉, 菱池, 政志, 堺, 勇人 和歌山県農林水産試験研究機関研究報告 (5) 1-8, 2017-06

    ...‘紀の香’は‘かおり野’בこいのか’の組み合わせから育成された促成栽培用品種で,2016年3月に品種登録出願を行った。2. 草姿はやや立性で,草勢が強く,‘まりひめ’に似る。小葉の大きさは‘かおり野’より小さく,‘さちのか’より大きく,‘こいのか’,‘まりひめ’と同等である。3....

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • イチゴ品種「かおり野」花芽未分化苗の本ぽ直接定植技術

    鶴山, 浄真 山口県農林総合技術センター研究報告 (8) 33-39, 2017-03

    ...山口県推奨品種である「かおり野」促成栽培において、育苗期間の短縮や育苗過程の省略による省力化と、短期間に集中していた定植適期の分散を目的として、花芽未分化苗の本ぽ直接定植技術の確立に取り組んだ。高設栽培では、慣行遮光資材を栽培ハウスに被覆し、8月上中旬に鉢受けした子苗を9月上中旬に順次直接定植することで、慣行育苗と同程度の年内収量が得られた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • トマト新系統「群馬交2号」の育成

    渡邉, 香, 山田, 文典, 祖父江, 順, 小泉, 丈晴, 多々木, 英男, 湯谷, 譲 群馬県農業技術センター研究報告 (14) 15-22, 2017-03

    ...2001年に「ラークナファースト」と「群馬甘赤2号系統」を交配し、両親系統を固定した後、2013年に促成栽培向きトマトF1系統の「群馬交2号」を育成した。果実は、球型で果頂部が突出し、完熟果の色は赤であり、果重は平均約50gで、単為結果性を有する。2月から6月上旬の収穫期間中における果実糖度(Brix%)は、8~11度程度である。本系統は、萎凋病レース1に対し抵抗性を有する。...

    日本農学文献記事索引

  • 間欠冷蔵処理がイチゴ‘さぬき姫’の開花及び収量に及ぼす影響

    松崎, 朝浩, 近藤, 弘志 香川県農業試験場研究報告 (67) 23-32, 2017-03

    イチゴ栽培において年内収量を増やすことは,収益性の向上につながり,これまで様々な花芽分化促進法が検討されてきた。‘女峰’でその効果が明らかになった間欠冷蔵処理が‘さぬき姫’の開花および収量に及ぼす影響について,処理間隔,処理回数,処理温度,育苗方法について検討した。1. ‘女峰’と同様に‘さぬき姫’においても間欠冷蔵処理により頂花房の開花が早まった。2. …

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • デルフィニウム‘さくらひめ’の収穫方法の検討

    横井, 昭敏, 藤堂, 太, 下田, かおり 愛媛県農林水産研究所企画環境部・農業研究部研究報告 (9) 52-56, 2017-03

    ...デルフィニウム‘さくらひめ’は,従来品種に比べ草勢が強いため,低温管理となる促成栽培の2番花の栽培時には,分枝数が多くなること,また,特に生育が旺盛な株ではその枝が伸びすぎて草姿が乱れることがあり,これにより,切り花品質の低下を招くことがある。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • タラノキ新品種‘春かおり(最上A2号)’の育成

    浪波, 史子, 岡部, 和広 山形県農業研究報告 (9) 59-71, 2017-03

    山形県最上総合支庁産業経済部農業技術普及課産地研究室において,促成芽が重いタラノメ‘春かおり(最上A2号)’を育成した。‘春かおり’は山形県最上町のタラノメ生産者圃場の‘蔵王系’自然交雑実生から選抜したもので,‘蔵王系’に比較し生育期の主茎長と穂木が長く,径が太く,重い。また,促成芽は大きく,鱗片葉(葉鞘)が長い。2014年7月に種苗法に基づき品種登録の出願を行い,2017年2月8日,「最上A2…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 促成ナスの株元加温における潜熱蓄熱材の利用可能性

    佐藤, 公洋, 古賀, 武, 石坂, 晃, 井手, 治, 平尾, 和弘 福岡県農林業総合試験場研究報告 (3) 30-35, 2017-03

    促成ナスの株元加温における潜熱蓄熱材の利用可能性を検討するため,夜間の株元加温時間帯がナスの乾物生産量および収量に及ぼす影響について調査した。前夜半(18~22時)に20℃で株元加温すると,葉部の乾物生産量が増え,商品果率が向上して商品果数および商品果収量が増加した。また,前夜半は,中夜半(22~翌2時)や後夜半(翌2~6時)に比べて,ハウス内の気温が高く,株元加温に必要なエネルギーが少ない。こ…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 午後高温・夕方急速降温管理が促成栽培キュウリの生育に及ぼす影響

    江原 愛美, 田川 愛, 東出 忠桐 園芸学研究 16 (2), 155-161, 2017

    ...<p>キュウリ促成栽培において,午後より午前のハウス内気温を高める温度管理と,午前より午後のハウス内気温を高め日没とともに気温を急速に低下させる温度管理(PMHT・QD処理)が生育,果実成長および収量に及ぼす影響について比較し検証した.その結果,PMHT・QD処理により収穫所要日数の短縮,平均1果重の増加が認められ,果実成長を促進することが明らかになった.一方,PMHT・QD処理により,寡日照時期においては...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献3件

  • 光環境と施肥濃度がスギ当年性実生苗の初期成長に及ぼす影響

    田玉 巧, 森口 喜成 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 352-, 2017

    <p>林木では、育種期間の短縮が大きな課題である。本間ら(2006)は、冬期に25℃設定の人工気象器内でスギ実生苗を育苗することで、スギ15ヶ月苗に雄花と雌花を着生させる方法を開発した。しかし、この研究で用いられた個体数は少ない。より詳細なデータを収集して改良を加えることで、効果的に雄花と雌花を着生させることができれば、スギ15ヶ月苗を用いた人工交配を効率的に行うことができる。本研究では、冬期育…

    DOI

  • 四季成り性イチゴの周年栽培下での生育特性の解明

    中西, 達郎, 植木, 正明, 豊田, 明奈, 永嶋, 麻美, 畠山, 昭嗣 栃木県農業試験場研究報告 (74) 29-42, 2016-03

    ...本研究は,四季成り性イチゴを用いた周年栽培体系の確立を図るため,その基礎的な調査として,四季成り性イチゴの開花特性ならびに促成栽培および周年栽培下での生育,収量を明らかにすることを試みた。第一に,四季成り性品種であるなつおとめ,とちひとみ,サマープリンセスおよびサマーティアラを用いて,促成栽培における育苗時の環境要因が開花に及ぼす影響を検討した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 土壌還元消毒をともなう促成栽培後のキュウリ残さすきこみ処理

    鵜生川, 雅己, 桑原, 克也, 高橋, あかね, 宮崎, 聖子, 原, 昌生 群馬県農業技術センター研究報告 (13) 5-10, 2016-03

    ...促成栽培終了後のキュウリ残さをほ場に効率的にすきこみ、さらに土壌還元消毒により病害虫防除を行う方法を検討した。その結果、主枝をつりあげる誘引資材にジュート単糸を用いることで残さを誘引資材と分離せずにロータリを使ってすきこむことが可能であった。また、キュウリ残さをすきこんだうえで米ぬかを1kg/m2投入することで土壌は還元化され、ネコブセンチュウに対する防除効果が得られることを確認した。...

    日本農学文献記事索引

  • デルフィニウム‘パルフェライトブルー’の苗の大きさが収量・品質及び収益性に及ぼす影響

    横井, 昭敏, 廣瀬, 由紀夫, 藤堂, 太 愛媛県農林水産研究所企画環境部・農業研究部研究報告 (8) 31-36, 2016-03

    ...西南暖地におけるエラータム系デルフィニウムの促成栽培では,定植期の9月下旬頃の気温が高いため,しばしば高温障害の発生が問題となっている。その対策として,育苗期間の長い大苗の定植が有効ではあるが,本県の主力品種である‘パルフェライトブルー’での知見はない。そこで,当品種を2.5号,3号および3.5号ポットで育苗した大苗と慣行の72穴セルトレイで育苗した慣行苗を用いて,大苗利用の効果について検討した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • イチゴ種子繁殖型品種「よつぼし」の長日処理による花成誘導

    井口, 工, 牛田, 均, 森, 利樹, 北村, 八祥, 小堀, 純奈, 今村, 仁, 鶴山, 浄真, 西田, 美沙子, 前田, ふみ, 濱野, 恵, 木村, 文彦 香川県農業試験場研究報告 (66) 27-35, 2016-03

    ...イチゴ種子繁殖型品種「よつぼし」の促成栽培での長日処理による花成誘導技術開発のため,全国7地域の公的機関において連携試験を実施した。また,長日処理による花成誘導条件を解明するため香川農試において,幼若性および播種時期と葉齢の影響について調査した。1....

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 新たに開発したホーラーがアスパラガスの定植における作業性に及ぼす影響

    清水 佑, 松永 邦則, 浦上 敦子, 柘植 一希, 山口 貴之, 元木 悟 農作業研究 51 (1), 11-22, 2016

    ...著者らは,アスパラガスの定植において,セル成型苗からポット苗への鉢上げせずに,セル成型苗を直接圃場に定植する新たなホーラーを開発した.アスパラガスの伏せ込み促成栽培において,そのホーラーを用いてセル成型苗のまま直接圃場に定植する新規法と,慣行のホーラーを用いてポット苗を定植する慣行法とを比較し,定植作業の改善効果とアスパラガスの収量の指標となる株養成量を調査した.その結果,新規法は,慣行法に比べて,...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献7件 参考文献4件

  • ホワイトアスパラガス伏せ込み促成栽培における雌雄株の収量特性

    浦上 敦子, 植野 玲一郎, 山崎 篤, 松尾 健太郎, 山口 貴之, 常盤 秀夫, 瀧澤 民雄, 酒井 浩晃, 池内 隆夫, 渡辺 慎一, 松永 邦則, 國久 美由紀, 北澤 裕明, 元木 悟 The Horticulture Journal 85 (4), 322-330, 2016

    ...<p>アスパラガス伏せ込み促成栽培は日本で開発され,近年普及が進んでいる.アスパラガスは雌雄異株で,雄株と雌株の収量関連の特性に差があることが,これまで露地栽培を中心に報告されてきた.伏せ込み促成栽培では,特に太い茎と萌芽の早さが重要な特性であるため,日本で初めての広域連携試験を行って雌雄株の特性を解析した.本研究では,予め雌雄を判別した定植苗を準備し,北海道から九州までの 8 か所に送付して栽培を...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献11件

  • 北海道の半促成栽培におけるアスパラガス褐斑病の発生

    中塚 由依, 園田 高広, 堀田 治邦, 北藤 雪子, 児玉 不二雄 北日本病害虫研究会報 2016 (67), 112-115, 2016

    ...<p>2012 年に北海道厚沢部町および美唄市のアスパラガス半促成栽培圃場において,擬葉に斑点性病害の発生が認められた.それぞれの地域から分離した2 菌株の分生子は,無色~淡青色,針状~長棍棒状,やや湾曲し,隔膜は4~11 個,大きさは48.0~172.1×3.5~6.4 µm であった.遺伝子解析の結果,分離2 菌株のITS 領域の塩基配列は<i>Cercospora </i>属菌との相同性が99...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 促成栽培における単為結果性トマト品種「サンドパル」の養分吸収特性

    中村, 嘉孝, 大川, 浩司, 田中, 哲司, 大藪, 哲也 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (47) 131-134, 2015-12

    愛知県が育成した単為結果性トマト品種「サンドパル(系統名: 試交10-2)」の養分吸収特性を明らかにするため、2014年2月に典型山地黄色土の土耕栽培の施設に「サンドパル」、単為結果性品種の「ルネッサンス」、県内主要品種で非単為結果性品種の「桃太郎ヨーク」及び「りんか409」を定植し、窒素、リン、カリウム、カルシウム及びマグネシウムの養分吸収量を調査、比較した。1株当たりの窒素及びカリウムの吸収…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • イチゴ新品種‘島系22-111’,‘島系22-148’の育成および特性

    持田, 耕平, 高野, 浩, 春木, 和久, 北川, 優 島根県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Shimane Agricultural Technology Center (43) 21-32, 2015-12

    ...島根県の冬季寡日照条件下で選抜し,大果性と収量性に優れ,作業効率が高い促成栽培用新品種‘島系22-111’と糖度の優れた促成栽培用新品種‘島系22-148’を育成した。特性は以下のとおりである。‘島系22-111’1. 草姿は開張性で厳寒期のわい化程度は小さい。草勢は強く,ランナーの発生は‘紅ほっぺ’より少なく,‘アスカルビー’と同等である。2. 頂花房の着花数は8花程度で‘紅ほっぺ’より少ない。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • イチゴ促成栽培におけるミスト噴霧とCO2長時間施用が生育・収量に及ぼす影響

    加藤, 賢治, 小林, 克弘, 嶋本, 千晶, 中村, 嘉孝, 小島, 寛子, 大藪, 哲也, 番, 喜宏, 岩崎, 泰永 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (47) 51-60, 2015-12

    ミスト噴霧およびCO2長時間施用がイチゴの生育および収量に及ぼす影響を調査した。1 ミスト噴霧の効果について、ハウスサイドを開放する秋期及び春期には、ミストによりハウス内気温が低下するとともに相対湿度が高く維持された。厳寒期については、ミストを噴霧しなくてもハウス内の相対湿度は高く維持され、効果は小さいと思われた。2 …

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • スイートピー新品種‘舞藤’の育成

    中村, 薫, 日野, 宏俊, 柴田, 和美, 長友, 広明, 郡司, 定雄, 村田, 壽夫, 富永, 寛, 八反田, 憲生 宮崎県総合農業試験場研究報告 = Bulletin of the Miyazaki Agricultural Experiment Station (49) 17-24, 2015-11

    ...種子冷蔵期間は28日間行い,9月上旬以降に播種する促成栽培の作型に適する。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • スイートピー新品種‘桜川’の育成

    中村, 薫, 日野, 宏俊, 柴田, 和美, 長友, 広明, 郡司, 定雄, 村田, 壽夫, 富永, 寛, 高橋, 英生, 八反田, 憲生 宮崎県総合農業試験場研究報告 = Bulletin of the Miyazaki Agricultural Experiment Station (49) 9-16, 2015-11

    ...種子冷蔵を35日間行ない,9月上旬以降に播種する促成栽培の作型に適する。5. 対照品種に対し落蕾しにくい傾向が認められる。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • スイートピー新品種‘彩姫’の育成

    中村, 薫, 日野, 宏俊, 柴田, 和美, 長友, 広明, 郡司, 定雄, 村田, 壽夫, 富永, 寛, 高橋, 英生, 八反田, 憲生 宮崎県総合農業試験場研究報告 = Bulletin of the Miyazaki Agricultural Experiment Station (49) 1-8, 2015-11

    ...種子冷蔵期間は28日間行い,9月上旬以降に播種する促成栽培の作型に適する。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • イチゴ新品種‘紅い雫’の育成とその特性

    松澤, 光, 伊藤, 博章, 中川, 建也, 大西, 亮樹, 山本, 和博 愛媛県農林水産研究所企画環境部・農業研究部研究報告 (7) 1-7, 2015-03

    ...イチゴ新品種‘紅い雫’は,収穫開始が早く食味の良い促成栽培用品種として愛媛県農林水産研究所で育成し,2014年6月に品種登録申請した。本品種は2004年度に‘あまおとめ’を母親,‘紅ほっぺ’を父親に交配した実生より選抜したものである。草姿は立性で草勢はやや強い。花芽分化は‘あまおとめ’並かやや早く,頂果房の収穫開始は11月下旬である。頂果房の花数は‘あまおとめ’より少ない。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 沖縄県のアスパラガス半促成栽培における適正窒素施用量と収量

    島袋, 朝子, 新里, 仁克, 登野盛, 博一, 伊是名, 純二, 玉城, 盛俊 沖縄県農業研究センター研究報告 = Bulletin of the Okinawa Prefectural Agricultural Research Center (9) 51-55, 2015-03

    沖縄県のアスパラガスは栽培事例が少なく,栽培技術がほとんど確立されていない。アスパラガスは沖縄県を含む亜熱帯地域では休眠が起こらず株の消耗が激しいため,経済栽培期間が2~3年程度と短い(Onggo 2001,2009)。しかし,熱帯・亜熱帯のペルーやタイにおいて,かん水を制限する期間を設けることにより,株を長期維持している事例がある(元木ら,2011; …

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 極大果イチゴ品種「栃木i27号」の育成

    重野, 貴, 直井, 昌彦, 植木, 正明, 家中, 達広, 岡村, 昭子, 須永, 哲央, 小林, 泰弘, 永嶋, 麻美, 稲葉, 幸雄, 畠山, 昭嗣, 癸生川, 真也, 豊田, 明奈, 中西, 達郎 栃木県農業試験場研究報告 (73) 85-99, 2015-03

    ...イチゴ新品種栃木i27号は,大果・多収で食味が良く,耐病性を併せ持つ促成栽培用品種として,2006年に大果で果実外観に優れる「00-24-1」を母親とし,食味がよく炭疽病に強い「栃木20号」を父親として交配し,得られた実生の中から育成された。2011年に「栃木i27号」の名称で品種登録を出願した。本品種の特性は次のとおりである。草姿は立性で,ランナーの発生は良い。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 炭酸ガス施用が促成ナスの光合成速度および収量に及ぼす影響

    古賀, 武, 森山, 友幸 福岡県農林業総合試験場研究報告 (1) 82-87, 2015-03

    本県の促成ナスにおける増収効果の高い炭酸ガス施用法を確立する目的で,気温,光強度および炭酸ガス濃度の違いが光合成速度に及ぼす影響を検討するとともに,炭酸ガス施用開始時刻および時間帯の違いが収量に及ぼす影響について検討した。気温が20~30℃の範囲では,気温が高くなるほどナスの光合成速度は増加した。光強度が100μmol/m2/sの弱光下では炭酸ガス濃度が高くなっても光合成速度の差は小さかったのに…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • アスパラガス伏せ込み促成栽培における温床培地としてのおが屑利用の可能性

    地子 立, 午来 博, 園田 高広, 荒木 肇 農作業研究 50 (3), 81-85, 2015

    ...アスパラガスの伏せ込み促成栽培における農作業の改善を目標に,温床での軽量培地としてのおが屑利用について検討した.温床への根株伏せ込み時におが屑のみを培地とした区では,土を培地として用いる慣行区より若茎収量が減少する傾向が認められた.一方,根株の地下茎の下におが屑,地下茎の上に土を用いた区では,慣行区と同程度の収量が得られ,栽培終了後の培地および根株の撤去時間も短縮された.したがって,おが屑を温床培地...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • アカメガシワクダアザミウマを用いた促成イチゴ栽培におけるアザミウマ類の防除

    吉澤 仁志, 櫻井 まさみ, 日戸 正敏, 石井 隆志, 漆原 寿彦, 森 光太郎 関東東山病害虫研究会報 2015 (62), 133-137, 2015

    ...<p>促成栽培イチゴにおいて,アカメガシワクダアザミウマ (以下,アカメガシワとする) 放飼によるアザミウマ類に対する防除効果を検討した。2013年2~5月および2013年11月~2014年5月の2回試験を実施した結果,アザミウマ類が未発生の条件で11月中旬および3月上中旬に各1回ずつ,計2回アカメガシワを放飼することで長期にわたり効果的にアザミウマ類を抑制できる可能性が示唆された。...

    DOI Web Site

  • 無巻きひげ形質のスイートピー切り花品種の特性とその省力効果の作業時間および運動解析による評価

    中村 薫, 布施 泰史, 八反田 憲生, 福元 孝一, 郡司 定雄, 明石 良 園芸学研究 14 (3), 211-220, 2015

    ...‘ムジカパープル’は花色が鮮赤味紫(JHSチャート8906)で花径が中の冬咲き性の品種であるが,春咲き性品種と同じく促成栽培では4週間の種子冷蔵期間で管理することができる.これら無巻きひげの2品種の摘除作業時間は巻きひげ形質の品種の半分以下であった.摘除作業の運動解析によって,無巻きひげ形質の品種は巻きひげ形質の品種に対し肘および手首の作業範囲が狭く,また,肘の相対移動距離が短く,作業者への負担が小...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 極早生性を有するイチゴ炭疽病抵抗性品種‘かおり野’の育成と普及

    北村 八祥, 森 利樹, 小堀 純奈, 山田 信二, 清水 秀巳 園芸学研究 14 (1), 89-95, 2015

    ...炭疽病抵抗性と極早生性を併せ持つ高品質な促成栽培用イチゴ品種‘かおり野’を育成した.1990年に‘女峰’,‘アイベリー’,‘とよのか’および‘宝交早生’の間の総当り交配により育成を開始し,その後‘章姫’,‘あかしゃのみつこ’,‘とちおとめ’および育成集団から品種化された‘サンチーゴ’を交配親として加えながら,9世代に亘り相互に交配を繰り返して改良した炭疽病抵抗性系統群のうち,系統‘0028401’と...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献4件 参考文献3件

  • 豊橋市前芝校区バイオマス・生ごみ分別収集社会実験における分別協力率の考察

    岡山 朋子 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 26 (0), 69-, 2015

    ...愛知県豊橋市に位置する愛知県広域下水処理場の豊川浄化センターでは、2011年より下水汚泥や生ごみなどをメタン発酵し、バイオガスを発電や野菜の促成栽培などに活かす実証実験を行っている。2014年度5月から7月までの2ヶ月間、この豊川浄化センターの近隣コミュニティである前芝校区において、家庭系生ごみの分別モデル収集を実施した。...

    DOI

  • 希少糖D-tagatoseが促成栽培イチゴの出蕾のタイミングと収量に及ぼす影響

    山田 義裕, 垣渕 和正, 高附 亜矢子, 石田 豊, 何森 健, 田島 茂行, 秋光 和也, 大河内 武夫, 河西 史人 農業生産技術管理学会誌 21 (3), 75-81, 2014-12-15

    ...希少糖D-tagatoseが促成栽培イチゴ(品種:'さちのか')の出蕾のタイミングと収量に与える影響を調べた.1mMもしくは5mMの濃度で,育苗期のみD-tagatoseを処理する育苗区と,定植後も継続して処理する継続区を設けた.育苗区では出蕾が促進される傾向があり,収穫が早まったため,総収量が増加する傾向が見られた.これに対し,1mMの継続区では出蕾が遅延する傾向が見られ,5mM継続区では出蕾が抑制...

    DOI

  • イチゴ新品種「千葉S4号」の育成とその特性

    前田, ふみ, 深尾, 聡, 石川, 正美 千葉県農林総合研究センター研究報告 = Annual research bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture and Forestry Research Center (6) 79-89, 2014-03

    ...千葉県の産地に適し,大果で上物率が高く,良食味で,促成栽培に適したイチゴ新品種「千葉S4号」を育成した。この品種の特性は以下のとおりである。1. 9月20日頃に定植する作型では,開花始は11月中旬,収穫始は12月下旬である。2. 3月までの収量は「とちおとめ」と同程度であり,果実の大きさは平均果重約20gの大果である。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • フキの花穂専用フキ新品種‘春音’

    岡部, 和広, 石山, 久悦 山形県農業研究報告 (6) 49-61, 2014-03

    山形県最上総合支庁産業経済部農業技術普及課産地研究室において,山菜類の品種では山形県の試験研究機関で初めてとなるフキの花穂専用フキ新品種‘春音’を育成した。‘春音’は山形県最上地域から収集した系統の中から,地下茎繁殖法により世代を更新させながら,形質が安定的に発現するまで選抜を繰り返して育成した品種である。‘春音’はピンポン玉小の球~卵型の花穂(フキノトウ)が多く着生し,苞葉が開きにくく,適度に…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 高知県の施設キュウリ栽培におけるリン酸の蓄積実態

    速水, 悠, 森永, 茂生, 大崎, 佳徳 高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center (23) 17-23, 2014-03

    ...調査圃場では基肥,追肥ともに複合肥料が使用され,リン酸の施肥量は窒素に比べて高知県の定める促成栽培キュウリの施肥基準値を超過する事例が多かった。2. 可給態リン酸(トルオーグ法)は,作土層では100.9~656.3mg/100gであり,全調査地点で,本県の土壌改良目標値(30~100mg/100g)以上であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 三浦半島におけるニンニクの4月どり新作型の開発

    高田, 敦之 神奈川県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kanagawa Agricultural Technology Center (157) 22-26, 2014-03

    ...次に,‘平戸’を供試して,香川県など暖地で行われている促成栽培と同等の4月どり作型について検討したところ,種球のりん片を植付前1ヶ月間の低温処理(5℃)を行い,9月下旬植付けのマルチ栽培により,4月上~下旬に収穫できることを明らかにした。‘平戸’の種球りん片重と収穫物の球重との関係を調べたところ,概ね3g以上の種球りん片を用いると安定収量が確保できた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 無花粉のユリ新品種‘ルビーマジック’の育成経過とその特性

    鈴木, 誠一, 佐々木, 厚, 高橋, 真紀 宮城県農業・園芸総合研究所研究報告 (82) 27-46, 2014-03

    ...周年生産を行うための作型開発については,低温処理を組み合わせることにより,1月下旬~6月下旬に開花させる超促成栽培~半促成栽培が可能であることが示された。現地で生産された切り花の試験販売について検討した結果,切花長60~80cmの切り花が,5月下旬~7月上旬に,市場・量販店・生花店・直売所に出荷された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • トルコギキョウ冬季栽培における二酸化炭素施用による生育および開花の促進

    牛尾 亜由子, 原 担利, 福田 直子 Journal of the Japanese Society for Horticultural Science 83 (1), 59-63, 2014

    ...によって開花数および総花蕾数,花蕾発達速度の増加がみられ,開花が促進された.二酸化炭素施用によって,日本の冬季低日照地域において冬季出荷作型で促成栽培されるトルコギキョウの開花促進と切り花品質の向上が可能となることが示された....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献6件 参考文献18件

  • イチゴの育苗期の夜冷短日処理と追肥による連続出蕾技術の開発

    藤尾, 拓也, 佐々木, 裕二, 佐藤, 弘 岩手県農業研究センター研究報告 (12) 61-74, 2013-03

    ...イチゴの超促成栽培では,第1花房収穫後に第2花房の分化遅延による収穫の中休みが生じるため,年内収量の向上が課題であった。そこで,促成品種「さちのか」を用いて,第2花房の花成誘導により連続的な出蕾が可能となる育苗法と定植後の栽培法について検討した。1.短日処理を60日以上に延長することで第2花房の花成誘導が確認され,花芽分化苗が得られた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 単為結果性ナス新品種「省太」の育成

    古賀, 武, 下村, 克己, 末吉, 孝行, 三井, 寿一, 浜地, 勇次, 齊藤, 猛雄, 松永, 啓, 斎藤, 新 福岡県農業総合試験場研究報告 (32) 52-58, 2013-03

    ...本品種は高い単為結果性を有し,促成栽培において着果促進処理の省力化が可能である。着果率および正常肥大果率は着果促進処理を行った「筑陽」と同程度に高い。果実の外観品質は良好で,「筑陽」と比較して曲がり果および冬期における首細果が少ない。開花数および収穫果数は着果促進処理を行った「筑陽」より少ないものの,商品果収量は同程度である。焼きナスとした場合,歯ごたえのある食感や果実の甘みが「筑陽」より優れる。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 伏せ込み促成アスパラガスの春定植1年半株養成法

    小泉, 丈晴, 石澤, 昌彦, 山田, 文典 群馬県農業技術センター研究報告 (10) 47-50, 2013-03

    ...春定植法で養成された株は、秋定植法と比較し、草丈がやや高く、根株重が重かったが、伏せ込み促成栽培においては、両者に若茎の収量差はみられかった。春定植法は、秋定植法と同様に収量性の高い株養成法であった。...

    日本農学文献記事索引

  • キュウリホモプシス根腐病に対する土壌還元消毒の効果の持続性

    近藤 誠, 永野 敏光, 小野寺 康子, 辻 英明 北日本病害虫研究会報 2013 (64), 68-71, 2013

    ...<p>宮城県の施設キュウリでは抑制栽培と(半)促成栽培の年2 作体系が多いため,ホモプシス根腐病発生圃場では,作付け毎に土壌消毒を実施するには負担が大きい.そこで,キュウリホモプシス根腐病に対する土壌還元消毒の防除効果の持続性について調査した.米ぬか,脱脂米ぬかおよびコーヒー残渣を用いて,抑制栽培前に土壌還元消毒を実施したところ,抑制栽培と2 作目の半促成栽培まで萎凋株は発生せず防除効果が持続することが...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 神奈川県におけるウリ科野菜つる枯病QoI 剤耐性菌の発生

    折原 紀子, 植草 秀敏, 宮川 健太郎, 岡本 昌広, 小林 正伸 関東東山病害虫研究会報 2013 (60), 31-33, 2013

    ...また神奈川県農業技術センター保存菌株で,2006年に神奈川県平塚市の促成栽培キュウリほ場から分離されたキュウリつる枯病菌株にもアゾキシストロビン耐性菌が認められた。耐性菌のチトクローム<i>b</i>遺伝子のコドン143の塩基配列は,他の数種の病原菌のQoI剤耐性菌と同様,1塩基のみG(グアニン)がC(シトシン)に置換していた。...

    DOI Web Site

  • 促成栽培によるハイブリッドボタン'オリエンタル ゴールド'の年内開花

    馬 杰, 青木 宣明, 〓 青 農業生産技術管理学会誌 18 (4), 197-203, 2012-03-15

    ...促成栽培によるハイブリッドボタン'オリエンタル ゴールド'の年内開花の可能性を探った.実験1では,8月31日に株を掘り上げ,0,10,20および30日間の予備冷蔵(15℃),続いて50-57日間の本冷蔵(4℃)し,培養土(真砂土:堆肥,容積比1:1)を用いて鉢上げ後加温温室に搬入した.その結果,それぞれ12月中旬,12月下旬,12月下旬と1月中旬に開花した.さらに実験2では,8月1日,11日および21...

    DOI 参考文献16件

  • 果皮が柔らかい紫色シシトウガラシの育成

    澤田, 博正, 鍋島, 怜和, 吉本, 江利, 細美, 祐子, 新田, 益男, 松本, 満夫, 宮崎, 清宏, 片岡, 明彦 高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center (21) 79-85, 2012-03

    ...促成栽培に適した紫色の果皮色をもつシシトウガラシを育成した。紫色素は,アントシアニンのナスニンによる。2. この系統は,トウガラシマイルドモットルウイルス病原型1,2(PMMoV(P1,2))に抵抗性をもつ。PMMoV(P1,2)抵抗性はPI159236のもつL3遺伝子に由来する。3. 草勢は強く,果形は果頂部がしし頭状の円筒形,果皮が柔らかい特徴をもつ。...

    日本農学文献記事索引

  • メロンの半促成栽培における接ぎ木苗の自家育苗技術

    金子, 賢一, 植田, 稔宏 茨城県農業総合センター園芸研究所研究報告 = Bulletin of the Horticultural Institute, Ibaraki Agricultural Center (19) 9-15, 2012-03

    生産現場に導入可能なメロン接ぎ木苗の安定生産技術の開発を目的として,接ぎ木方法や養生管理について検討を行った。断根挿し接ぎは,接ぎ木作業や育苗に要する時間が少ない効率的な接ぎ木方法であり,定植後の生育・収量性は,居接ぎの場合と同等だった。受光量の低下は,接ぎ木苗の活着と生育を著しく低下させた。養生時には,ポリエチレンフィルムをべたがけすることにより湿度を高く維持し,活着を促進することができた。遮…

    日本農学文献記事索引

  • ニガウリの促成栽培における仕立て・整枝方法が生育,収量および作業時間に及ぼす影響

    橋田, 祐二, 細川, 卓也, 玖波井, 邦昭, 小松, 秀雄 高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center (21) 39-48, 2012-03

    ...ニガウリの促成栽培において,安定多収生産の可能な栽培管理技術を確立するため,収穫枝を連続して更新する整枝法において,仕立て・整枝方法が,生育,収量および作業時間に及ぼす影響について検討した。1. 収穫枝を3本とした慣行整枝法に対し収穫枝を1本とした新整枝法は単位面積当たりの更新枝数および収獲果数が増加し,可販果収量は20%多かった。...

    日本農学文献記事索引

  • 大分県内で栽培が広がるニラ品種「タフボーイ」の生育特性と休眠性に関する研究

    手嶋, 康人, 衞本, 静枝 大分県農林水産研究指導センター研究報告 = Bulletin of Oita Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Research Center (2) 15-22, 2012-03

    ...1 「タフボーイ」は無加温促成栽培において、収穫開始前の5℃以下低温遭遇時間にかかわらず、収穫後の葉の伸長がゆるやかに続くが、「スーパーグリーンベルト」は生育が停滞する時期が見られた。2 「タフボーイ」は促成栽培において、収穫開始前に5℃以下の低温に遭遇することで休眠状態となり、休眠覚醒には200時間以上必要と考えられた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 小輪系ユリ「プチソレイユ」の長期安定栽培技術

    福光, 優子, 篠原, 裕尚, 光永, 拓司, 藤田, 淳史, 尾関, 仁志 山口県農林総合技術センター研究報告 (3) 38-45, 2012-03

    ...当年度球根を用いた促成栽培では10月から3月にかけて随時定植することで、2月上旬から5月中旬にかけて良質(輪数3輪以上、切り花長50cm以上)な切り花が得られる。切り下球根の年内開花作型は開花4週間後に掘り上げた球周8cm以上の球根を用い、12℃で4週間その後2℃で8週間低温処理した後、7月下旬から9月上旬に定植すると、9月上旬から10月下旬にかけて良質な切り花が得られる。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 変夜温管理が促成栽培の完熟系トマトにおよぼす影響

    本間, 素子, 金井, 幸男, 小泉, 丈晴 群馬県農業技術センター研究報告 (9) 23-28, 2012-03

    完熟系トマト「麗容」を用いて、最低温度6℃(早朝6~10℃)および最低温度7℃(早朝12℃、天井カーテン2層)の変夜温管理を実施したところ、総収量、上物収量は1割程度減少したものの、A品率は向上し、糖度、果形など品質に影響がみられなかった。燃料消費量は変夜温管理では慣行の53~58%となった。

    日本農学文献記事索引

  • 台木品種及び施肥量の違いがハウス半促成栽培トマトの養分吸収に及ぼす影響

    岩佐, 博邦, 山本, 二美, 斉藤, 研二 千葉県農林総合研究センター研究報告 = Annual research bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture and Forestry Research Center (4) 7-16, 2012-03

    ...台木の利用による減肥栽培技術の確立に向け,施肥量の異なる条件下で台木用F1品種の違いがトマトの収量及び養分吸収量に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし,窒素及びリン酸施肥量の異なる3つの試験区に草勢が強いとされる台木品種(「マグネット」,「影武者」)及び草勢が弱いとされる台木品種(「ジョイント」,「ドクターK」)に接いだトマト(穂木品種:「ハウス桃太郎」)を定植し,ハウス半促成栽培を行った。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • アマドコロの根茎休眠と低温処理によるその打破

    高樹, 英明, 上野, 貴行, 佐藤, 仁美, 松本, 陽 山形大學紀要. 農學 16 (3), 153-162, 2012-02

    1. 自発休眠が覚醒したアマドコロ根茎の萌芽適温域は20~25℃で,20℃以下の温度では低温になるほど萌芽は次第に遅れたが,9℃でも高い率で萌芽が起こった。2. 戸外栽培の根茎の自発休眠は11月初め以前には極めて深かったが,11月中下旬以降急速に浅くなり,12月中下旬にはほぼ覚醒に近い段階に達し,翌年1月上中旬には完全に覚醒した。3. …

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 間欠冷蔵処理による促成栽培イチゴの花芽分化促進

    吉田 裕一, 尾崎 英治, 村上 賢治, 後藤 丹十郎 Journal of the Japanese Society for Horticultural Science 81 (4), 343-349, 2012

    In this paper, we describe a new artificial flower-inducing treatment, intermittent low temperature storage, which we suggest could be a low-cost and useful technology for the forcing of …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献7件 参考文献1件

  • スウェーデン・ヘルシンボリ市域と東三河地域の廃棄物系バイオマスの資源化

    岡山 朋子, 青山 知弘, 蒲原 弘継, 熱田 洋一, 大門 裕之 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 23 (0), 295-, 2012

    ...愛知県豊川浄化センター敷地内においては、現在、下水汚泥と周辺地域から集めた生ごみなどの廃棄物系バイオマスをメタン発酵し、得られたガスは発電に使用し、消化液等の残さは液肥あるいは堆肥にリサイクルし、さらにガス精製過程で発生する二酸化炭素(CO<sub>2</sub>)を野菜や海藻の促成栽培に利用するといった、エネルギーと資源の循環システムの実証実験「豊川バイオマスパーク構想」を進めている。...

    DOI

  • イチゴ促成栽培における花粉稔性及び奇形果発生の品種間差異

    樋江井, 清隆, Sakakibara, M. 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (43) 33-39, 2011-12

    ...イチゴ促成栽培では、一部の品種に奇形果が発生する。現在、国内で普及している一季成り性の6品種を用い、花粉稔性、奇形果発生程度及びその因果関係について検討した。供試品種は「ゆめのか」、「とちおとめ」、「章姫」、「さがほのか」、「熊研い548」(以下「ひのしずく」)及び「やよいひめ」とした。花粉稔性の指標には花粉発芽率を用いた。1....

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • イチゴ促成栽培における花粉稔性及び奇形果発生の品種間差異

    樋江井 清隆, Sakakibara M. 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (43) 33-39, 2011-12

    ...イチゴ促成栽培では、一部の品種に奇形果が発生する。現在、国内で普及している一季成り性の6品種を用い、花粉稔性、奇形果発生程度及びその因果関係について検討した。供試品種は「ゆめのか」、「とちおとめ」、「章姫」、「さがほのか」、「熊研い548」(以下「ひのしずく」)及び「やよいひめ」とした。花粉稔性の指標には花粉発芽率を用いた。1....

    日本農学文献記事索引

  • 促成栽培におけるキュウリの生育および収量に及ぼす換気程度と整枝法の影響

    平間, 信夫, 水澤, 秀雅, 小豆畑, 二美夫 園芸学研究 10 (4), 499-505, 2011-10

    ...キュウリの促成栽培において,ハウスの換気程度の違いが生育および収量に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした‘ゆうゆう一輝(黒)' に接ぎ木した促成栽培用品種である‘夏のかほり' を供試し, 8~13時の気温を25℃(L区)と30℃(H区)を目安に換気して管理する2処理区を設けて試験を行った.その結果,L区ではH区に比べて果実の肥大が緩慢となり,葉の成長が促進された. ...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 単為結果性トマト'MPK-1'の冬季無加温ハウス栽培における収量

    片岡 圭子, 西川 浩次, 榊原 俊雄, 札埜 高志, 矢澤 進 農業生産技術管理学会誌 18 (2), 67-73, 2011-09-15

    単為結果性トマト'MPK-1'('京てまり')を供試し,大阪府高槻市にあるフッ素フィルムハウスにおいて二重被覆で保温し,定植時期を10月,11月および12月または1月として無加温で栽培し,収量と果実糖度に及ぼす影響を調査した.栽培期間中の日平均気温は8℃以上を保ったが,日最低気温は12月下旬から5℃を下回り,3月下旬まで10℃を超えなかった.10月に定植すると,12月から4月までに213〜283…

    DOI 参考文献18件

  • ブルーベリーの花芽着生に及ぼす山上げ処理の効果および山上げ樹の促成栽培

    周 雪賓, 青木 宣明, 東出 忠桐 農業生産技術管理学会誌 18 (1), 1-9, 2011-06-15

    ...ひるぜん)に山上げすることにより,花芽着生数が増加した.また,山上げの時期としては,'Northland'と'Duke'は5,6月,'O'Neal'は6,7月が適当と思われた.促成栽培では,栽培年度と品種によって結果率(50〜70%)に差が生じたが,品種内の処理区間では結果率や果粒形質に差が生じなかった....

    DOI 参考文献20件

  • イチゴ「大分3号」の育成

    佐藤, 如, 豊福, 博記, 畑山, とも子, 安部, 貞昭, 山田, 芳文, 宇留嶋, 美奈, 三宅, 美穂 大分県農林水産研究指導センター研究報告 = Bulletin of Oita Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Research Center (1) 25-33, 2011-03

    ...1 促成栽培用イチゴ新品種「大分3号」を育成した。親である「さがほのか」と異なる特性は以下の通りである。1)果実糖度は高く、果皮色も濃い。2)草勢は強い。3)年内収量はやや少ないが合計収量は同等である。4)奇形果が発生し、秀品率がやや劣る。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

ページトップへ