小池 清廉
印度學佛教學研究
60
(3),
1184-1188,
2012
...,治るまで待つべきである」と説く.病比丘看護は比丘の義務であるが,薬を準備できない,病状を理解できない,私欲のために看護する,慈悲心に欠ける,病者の出す汚物の除去を嫌う,法を説いて病人を喜ばせることができないのは,不適切な看病人とした.臨死状況では,見舞いにより終末期重病と知れば,病比丘の修行と教説理解を確認し,答えを得てから記別を与えている(臨死問答).病者に死を賛美し,自殺を勧めて死を招けば,僧伽追放...
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