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検索結果 354 件

  • 精神運動発達遅滞児でコミュニケーション対象者の違いがもたらす脳機能ネットワークの差異についての検証

    山内 良祐, 牟禮 努, 小寺 晶子, 木村 あずさ, 大角 しずか, 池尻 生実, 伊藤 大輝, 村田 伸, 兒玉 隆之 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 111-111, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p> <p> 精神運動発達遅滞児 (以下、児)に対するリハビリテーション においては、児のモチベーションを引き出すことが重要とされ、その向上には適切な声かけが必要であると報告されている。こ れまで、コミュニケーション時の脳活動領域として、ウェルニッケ野等を中心とした言語領域が報告されているが、一方で声かけを行う他者の違いにより脳神経活動領域に違いを認めることも…

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  • バランス能力に対して転倒自己効力感が低い 転倒経験のある地域在住高齢者の特徴

    十念 大貴, 中治 衣理, 大野 七海, 森 拓海, 山口 秀明, 松尾 奈々, 兒玉 隆之, 安彦 鉄平 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 13 (1), 35-39, 2023-06-12

    <p>本研究目的は,バランス能力に対して転倒自己効力感が低下した転倒経験のある高齢者において,自己効力感が過度に低下している生活動作を明らかにすることとした。対象は地域在住高齢者144名とし,評価は質問紙検査として転倒自己効力感尺度(FSE)と過去1年間の転倒経験の有無を調査した。バランス能力は,Mini-BESTest を測定した。 非転倒群と転倒群を比較した結果,FSE …

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  • 精神運動発達遅滞児にとっての他者の違いが情動 および認知機能へ及ぼす神経生理学的影響

    山内 良祐, 牟禮 努, 小寺 晶子, 加藤 あずさ, 大角 しずか, 引野 伽乃, 池尻 生実, 村田 伸, 兒玉 隆之 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 12 (3), 107-115, 2023-02-28

    <p>本研究は,リハビリテーション場面において母とセラピストの声かけが精神運動発達障害児の脳内神経活動に与える影響を検討することにより,「他者」の声かけの違いがどのような情動的な影響を及ぼし,リハビリテーションの介入へどのような影響を及ぼすかを明らかにすることを目的とした。対象は7 名(平均年齢:4.9±2.9歳)とし,母とセラピストの声かけ条件を8条件とセラピストのみの1条件の計9条件に設定し…

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  • 地域在住高齢女性における表情画像観察が脳神経活動に及ぼす影響

    合田 明生, 兒玉 隆之, 中野 英樹, 満丸 望, 森田 喜一郎, 村田 伸 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 12 (2), 75-79, 2022-10-26

    <p>表情画像観察時の脳神経活動の変化は,対象者の精神心理状態を反映する指標となる可能性がある。本研究の目的は,地域在住高齢女性22名を対象として,乳幼児に対する心情の違いが,乳幼児の表情画像を観察時の脳神経活動に影響するのか検討することである。測定項目は,乳幼児に対する心情に関する質問紙,表情識別課題の正答率,表情画像を観察中の脳波とした。その結果,大半の対象者は乳幼児に対して好意的な心情を抱…

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  • 早期認知機能低下を検出するアプリケーションの妥当性:脳波空間解析を用いた検証

    合田 明生, 志村 孚城, 村田 伸, 兒玉 隆之, 中野 英樹, 安彦 鉄平, 宮地 諒, 大杉 紘徳, 奥山 惠理子 生体医工学 Annual60 (Abstract), 114_1-114_1, 2022

    <p>目的:我々は,早期の認知機能低下の検出を目的に,漢字色別テスト物語編(color Kanji Pick-out Test; CKPT)アプリケーション(以下,アプリ)を開発している。本研究の目的は,アプリ実施中の脳神経活動領域から,その妥当性を検討することである。方法:対象は健常若年男性25名(20.9±0.9歳)とした。1分間のコントロール課題を行った後,アプリ(課題1:Stroop課題…

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  • 床の側方移動に対するつり革把持と外乱予告が 高齢者の下肢筋活動に与える影響

    平川 智也, 林 拓克, 安彦 鉄平, 山口 秀明, 松尾 奈々, 岩瀬 弘明, 兒玉 隆之 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 11 (2), 51-56, 2021-07-31

    <p>本研究目的は,健常高齢者を対象に床の側方移動に対してつり革の把持と外乱予告が下肢の筋活動に与える影響について明らかにすることとした。対象は,健常高齢男性11名(平均年齢75.9±7.0歳)であった。測定は,右側方に床面が移動する外乱に対して,つり革把持と予告の有無の条件を組み合わせた計4条件において下肢の安静時筋活動量と最大筋活動量を算出した。各条件における測定値の比較は,つり革条件と予告…

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  • 床面の側方移動に対する外乱予告の有無が 下肢筋の筋活動に与える影響

    三好 彩苗, 下西 花音, 安彦 鉄平, 山口 秀明, 松尾 奈々, 岩瀬 弘明, 兒玉 隆之 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 11 (1), 19-24, 2021-04-30

    <p>本研究の目的は,側方への床面移動に対する外乱のタイミング予告の有無が下肢筋の筋活動に与える影響を検証することである。対象は,若年健常成人男性13名とした。測定は,右側方向へ床面を移動させる課題に対して予告有条件と予告無条件の1施行目における下肢筋の外乱前の安静時筋活動量(以下,%IEMG-rest),外乱後の最大筋活動量(以下,%IEMG-max)および筋反応時間を測定し,各測定値を比較し…

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  • 歩行イメージの時間的・空間的変化が脳活動へ及ぼす影響

    西本 和平, 植田 智裕, 兒玉 隆之 理学療法学 48 (6), 579-589, 2021

    <p>【目的】本研究では,歩行イメージを時間的空間的に変化させた際の脳内神経活動性について,脳波解析により検討することを目的とした。【方法】対象は健常若年者8 名であり,歩行イメージの速度を変化させる時間的変化条件と歩行方向を変化させる空間的変化条件の下,脳波microstate segmentation …

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  • 地域在住高齢者における抑制課題を用いた認知機能評価の有用性

    植田 智裕, 西本 和平, 兒玉 隆之 理学療法科学 36 (3), 353-360, 2021

    <p>〔目的〕加齢に伴う認知機能の低下を早期から検出し得る可能性について検証するため,抑制機能課題を高齢者と健常若年者に実施して,脳神経活動や神経機能的連関性を比較した.〔対象と方法〕対象は若年者10名と高齢者6名とした.方法は,視覚性3刺激オドボール課題を用いてERP成分を算出し,eLORETAを用いて解析した.〔結果〕抑制機能実行時は,高齢者が右側頭極や右前頭極,若年者が左楔前部や左眼窩前頭…

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  • パーキンソン病患者の浮き趾と身体機能との関連

    弓岡 まみ, 村田 伸, 兒玉 隆之, 中野 英樹, 相馬 正之, 佐藤 洋介, 村田 潤, 中江 秀幸 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 10 (3), 143-146, 2020-10-02

    <p>[目的]本研究の目的は,パーキンソン病患者の浮き趾の本数とバランス能力や歩行能力などの身体機能との関連を明らかにすることである。[対象と方法]在宅パーキンソン病患者16名(男性7名,女性9名,平均年齢72.4±6.4歳,Hoehn & Yahr の重症度分類はstage Ⅱが5名,stage Ⅲが9名,stage …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 在宅パーキンソン病患者の異なる歩行速度と 身体組成および立位バランスとの関連

    村田 伸, 兒玉 隆之, 中野 英樹, 相馬 正之, 佐藤 洋介, 弓岡 まみ, 村田 潤, 中江 秀幸 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 9 (4), 181-186, 2020-01-31

    <p>本研究の目的は,自力歩行が可能で在宅生活しているパーキンソン病患者14名(男性6名,女性8名,平均年齢71.3±6.1歳)を対象に,通常・最速・低速での歩行速度を測定し,各種バランステストおよび骨格筋量との関連から,パーキンソン病患者の歩行能力評価に適した歩行速度計測の方法について検証することである。相関分析の結果,通常歩行速度と有意な相関を示したのはTimed up & go …

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  • 長期的なコミュニケーションロボット使用が認知症高齢者に及ぼす行動学的・神経生理学的な影響

    合田 明生, 志村 孚城, 伊藤 洋二, 村田 伸, 兒玉 隆之, 中野 英樹, 大杉 紘徳 生体医工学 Annual58 (Abstract), 134-134, 2020

    <p>認知症の問題行動は,認知症高齢者の在宅生活の継続を阻害する主な要因である。問題行動の緩和に向け,様々なロボットによる効果が報告されているが,コミュニケーションロボットを用いた報告は少ない。本研究では,コミュニケーションロボットを用いたロボット介在療法(Robot Assisted Activity;RAA)を行い,認知症高齢者における問題行動の緩和効果,およびその背景にある神経心理学的要因…

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  • 深層学習モデルをロボットに組み入れるための統合開発環境:”AirGraph”

    児玉 隆一郎, 廣瀨 剛, 長瀬 雅之, 川口 仁, 菅 佑樹, 尾形 哲也 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 2D5OS18b02-2D5OS18b02, 2020

    <p>近年、深層学習・機械学習技術の発達とともに、深層学習・機械学習のロボットへの応用が期待されている。 一方で、現状のロボットシステムの開発環境は複雑であり、 ロボットに深層学習・機械学習技術を容易に組み込み連携させることが難しい。 そこで我々は、既存のロボットシステム開発環境を参考に、 簡易に利用することが可能なロボット向け統合開発環境を作成した。 …

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  • 新しい上肢機能評価法「ひも結びテスト」の開発

    森 耕平, 村田 伸, 阪本 昌志, 植田 智裕, 兒玉 隆之 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 9 (3), 139-142, 2019-10-15

    <p>本研究は,新たに考案した上肢機能評価法「ひも結びテスト」について,再現性のある測定結果を得るための試行回数および既存の上肢機能評価法との関連を検討した。対象は女性大学生20名(20.5±1.1歳)とし,ひも結びテスト(5回測定),ペグテスト,握力の測定を行った。その結果,ひも結びテストの測定値は2回目以降に安定し,2回目と3回目の測定値から算出した級内相関係数は0.78と良好な再現性を示し…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • ヘアカラー製品の匂いがもたらす神経生理学的影響

    兒玉 隆之, 樋口 絵理, ボサール セリーヌ, 中野 英樹, 植田 智裕, 横山 恵美理, 北野 聡, 中尾 好子 日本感性工学会論文誌 18 (3), 195-200, 2019

    <p>The objective of this study was to investigate and understand brain activities and mental state of humans in response to odors. On the 10 healthy adults with no neurological abnormalities …

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  • フットマッサージが心身機能に及ぼす影響

    阪本 昌志, 兒玉 隆之, 中野 英樹, 植田 智裕, 森 郁子, 谷 都美子, 村田 伸 日本感性工学会論文誌 18 (4), 279-283, 2019

    <p>We examined the effects of foot massage on healthy adult females’ mental and physical functions by electroencephalography as an emotional assessment method. We randomized 20 healthy adult females …

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 認知機能に対する抑制課題が脳内神経活動へ及ぼす影響

    植田 智裕, 引野 伽乃, 松浦 治希, 兒玉 隆之 理学療法科学 34 (3), 313-318, 2019

    <p>〔目的〕健常者における抑制課題実行時の脳神経活動を,脳内情報処理過程が反映される脳波解析により時間的,空間的な側面から脳神経活動部位および神経機能的連関性の両者について検討した.〔対象と方法〕対象は健常男子学生20名とした.方法は視覚性3刺激オドボール課題を用いて,脳波ERP成分をLORETAにて解析した.〔結果〕抑制課題実行時は左楔前部,左眼窩前頭皮質に有意に高い神経活動を認めた.さらに…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献25件

  • IDストレッチングおよびアクティブIDストレッチングがジャンプパフォーマンスに与える影響

    中村 浩一, 兒玉 隆之, 溝口 良純, 中野 聡太, 梅野 和也 理学療法科学 34 (6), 783-788, 2019

    <p>〔目的〕IDストレッチング(ID)とアクティブIDストレッチング(AID)がジャンプパフォーマンスに与える影響を経時的に検討した.〔対象と方法〕健常男性20名を対象に,ID実施条件とAID実施条件から,ジャンプパフォーマンス(跳躍高)を測定し,条件間およびストレッチング前,直後,5分後,10分後で比較検討した.〔結果〕両条件ともストレッチング前に比べストレッチング直後は有意に跳躍高が低値を…

    DOI Web Site Web Site 参考文献14件

  • コミュニケーションロボット使用が対象者の脳波に与える即時効果の検証-高齢者と大学生の比較-

    合田 明生, 志村 孚城, 村田 伸, 兒玉 隆之, 中野 英樹 生体医工学 Annual57 (Abstract), S121_1-S121_1, 2019

    <p>1.はじめに 認知機能には,安静時の脳の準備状態であるDefault mode network(DMN)や,認知活動時に働くDorsal attention network(DAN)が関与し,相反するネットワーク間の切り替えが上手くいかないと様々な認知障害が生じる。今回,単回のロボット介在療法(RAA)を行い,前後でDMN,DANに関連する脳波変化を検討した。2.方法 …

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  • 心と脳

    日比野 英子, 坂本 敏郎, 月本 洋, 森口 佑介, 兒玉 隆之, 中村 和夫 日本健康心理学会大会発表論文集 31 (0), K5-K6, 2018

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  • 親和・非親和的コミュニケーションの違いが 脳内神経活動へ及ぼす影響

    山下 拳人, 森田 千瑛, 土居 更紗, 山口 理佳, 日沖 義治, 村上 貴士, 古野 俊佑, 兒玉 隆之 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 7 (1), 29-34, 2017

    <p>目的:理学療法場面において,セラピストの親和・非親和的な非言語対応が対象者の脳内神経活動に及ぼす影響について検討した。対象と方法:対象は健常成人男性12名とした。初めに安静開眼2分,そして親和・非親和条件動画を其々観察し,再び安静開眼を2分行った。結果:親和条件では,内側前頭皮質や前部帯状回に有意に高い神経活動性を認めた。非親和条件では,島や扁桃体,頭頂葉連合野に有意に高い神経活動性を認め…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献13件

  • 新しい上肢機能評価法「ペットボトルキャップテスト」の開発

    瀧川 美優, 村田 伸, 阪本 昌志, 西河 奈緒子, 窓場 勝之, 兒玉 隆之 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 7 (3), 133-137, 2017

    <p>本研究の目的は,両手動作の上肢機能評価として開発したペットボトルキャップテスト(以下,PBT)の測定方法を紹介するとともに,測定値の再現性を検討することである。健常成人40名(男性20名,女性20名,平均年齢21.2±0.7歳)を対象に,PBT に加えてPurdue pegboard test(以下,ペグテスト)を測定し,再現性についてはテスト-再テスト法による級内相関係数を求めた。また,…

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  • 運動イメージ時の脳波周波数パターンは両側同期性に出現する

    兒玉 隆之, 中野 英樹, 大杉 紘徳, 村田 伸, 髙間 良介 理学療法学Supplement 2015 (0), 0491-, 2016

    【はじめに】運動イメージ時の脳波活動を利用した運動出力型ブレイン・コンピューター・インターフェイス(BCI)において,そのセンシングの生理的指標には,脳内運動感覚領域の神経活動性を反映する脳波周波数成分SMR(8~12Hz)の脱同期を用いることが多い。しかし,運動イメージ時の周波数特性は複数の帯域における協調的変化(Weibo Y, et al., …

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  • 腓腹筋に対するセルフストレッチング効果の超音波学的解析

    中村 浩一, 兒玉 隆之, 平野 幸伸, 鈴木 重行, 井元 淳, 梅野 和也, 岡本 伸弘 理学療法科学 31 (2), 261-264, 2016

    〔目的〕腓腹筋に対するセルフストレッチングが血行動態に及ぼす影響を生理学的に明らかにすることを目的とした.〔対象〕健常男子学生40名40肢左脚とした.〔方法〕Active Individual Muscle Stretching (AID)を施行する条件(AID条件)とストレッチングを施行しない条件(control条件)で,超音波を用いて血管径および血流速度から膝窩動脈の血行動態を評価し,条件間…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献16件

  • 超音波パルスドプラによるストレッチング効果の血行動態解析

    中村 浩一, 兒玉 隆之, 平野 幸伸, 中野 聡太 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 6 (3), 123-126, 2016

    <p>要旨:本研究の目的は,腓腹筋に対するストレッチングが血行動態に及ぼす影響を生理学的に明らかにすることである。対象は,健常男子学生40名40肢右脚とした。方法は,ストレッチングを課す条件(ストレッチ条件)とストレッチングを課さない条件(control 条件)で,超音波を用いて,血管径および血流速度から膝窩動脈の血行動態を評価し,条件間およびストレッチング前後で比較検討した。結果は,条件間の血…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • 狭い間口通過時に生じるすくみ足の発現機序の検討

    奥埜 博之, 兒玉 隆之, 河島 則天 理学療法学Supplement 2015 (0), 1052-, 2016

    【はじめに,目的】すくみ足(以下,FOG)は,パーキンソン病や進行性核上性麻痺(以下,PSP)などに発現する歩行障害であり,歩行の開始時や方向転換時,狭い場所の通過時などさまざまな状況下で発現する。しかし,FOGの発現機序は未だ不明な点が多く,整理・体系化されていないのが現状である。我々は前回大会において,パーキンソン病患者のFOGが,歩行開始前の運動成就に関するオフラインでの予測・計画によって…

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  • 医用検体搬送システムの処理性能解析――検体経路のばらつきとの関係

    兒玉, 隆一郎, 田野, 俊一 情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) 8 (1), 96-109, 2015-03-30

    本論文は,医用検査で利用される分析装置を搬送路で結合したシステムの処理時間性能を解析して定量的な評価を行う.搬送路沿いに並んだ分析装置が搬送路上に並んだ検体を吸い取る方式(PLS: Pipe Line System)は,検査項目のばらつきが少ない検体を処理する方式として1990年代まで活躍した.その後,検査項目数が増え,その依頼にばらつきが出てくると,バッファおよび追い越し機能を付加した方式(S…

    情報処理学会

  • 地域在住の難治性疼痛患者に対する聴覚ニューロフィードバックトレーニングの効果

    松尾 奈々, 村上 貴士, 日沖 善治, 貝本 拓也, 窓場 勝之, 兒玉 隆之 理学療法科学 30 (5), 759-764, 2015

    〔目的〕聴覚ニューロフィードバックトレーニングを実施し,難治性疼痛患者への効果検証を目的とした.〔対象〕腰部の慢性的な疼痛を主訴とする81歳女性.〔方法〕トレーニング介入は,脳波周波数帯域θおよびα波帯域のコントロールトレーニングを実施した.トレーニング介入による心理的効果の検証は,VAS,PCS,STAIにて評価した.また,神経生理学的評価は,脳波周波数解析により算出される周波数帯域毎の神経活…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献33件

  • Architecture Domain Matrix手法による医用分析装置統合システムソフトウェアの開発

    兒玉, 隆一郎, 島袋, 潤, 高木, 由充, 小泉, 忍, 田野, 俊一 情報処理学会論文誌 55 (8), 1796-1806, 2014-08-15

    本論文では,医用検査分野で使用される異種の分析装置を統合する医用分析装置統合システムのソフトウェア(Analyzer Integration Management Software,以下AIMSと略す)においてソフトウェア・プロダクトラインに基づくソフトウェア開発手法を提案する.AIMSに新たな分析装置を接続するためには,分析装置に特有な管理が必要となるため,AIMS内に広範囲な改造が発生し開発…

    情報処理学会

  • アクティブIDストレッチングによる筋緊張抑制効果の検討

    中村 浩一, 兒玉 隆之, 向野 義人, 鈴木 重行, 福良 剛志, 大和 千絵 理学療法科学 29 (6), 877-880, 2014

    〔目的〕active individual muscle stretching(AID)による筋緊張抑制効果を神経生理学的に明らかにすることとした.〔対象〕健常男子学生40名40肢左脚とした.〔方法〕AIDを施行する条件(AID条件)とストレッチングを施行しない条件(control条件)での,誘発筋電図を用いてH波とM波の最大振幅から算出された最大振幅比(Hmax/Mmax)により,ヒラメ筋の状…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献17件

  • 振動刺激による運動錯覚惹起までの脳神経活動に関する時間的解析の試み

    兒玉 隆之, 中野 英樹, 大住 倫弘, 森岡 周, 谷本 正智, 大杉 紘徳, 安彦 鉄平 理学療法学Supplement 2013 (0), 0146-, 2014

    【はじめに】ニューロリハビリテーションにおいて,振動刺激がもたらす感覚運動情報により惹起される運動錯覚は,運動学習や運動制御システムの再編成へ非常に重要なものとなる。我々は第47回本学術大会にて,実際の運動と運動錯覚が脳機能に及ぼす影響について,脳波μ波成分を神経生理学的指標としたeLORETA解析により神経活動領域と機能的結合に関する検証を行い,感覚運動関連領域に機能的相異を認めたことを報告し…

    DOI 医中誌

  • 格闘技選手の精神的特性に関する研究

    中村 浩一, 兒玉 隆之, 向野 義人 理学療法科学 29 (1), 131-135, 2014

    〔目的〕格闘技選手においてstate-trait anxiety inventory(STAI)とemotion intelligence scale(EQS)から精神的特性を検討した.〔対象〕格闘技選手(健常男性80名,平均年齢22.6 ± 4.7歳)とした.〔方法〕STAIとEQSを実施し,ボクシングとキックボクシング(打撃群),柔道とレスリング(組み技群)に分け,群間及び競技種目間で比較検…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献5件

  • メンタルローテーション課題における脳活動と反応時間の関係

    楠元 史, 今井 亮太, 兒玉 隆之, 森岡 周 理学療法科学 29 (4), 479-483, 2014

    〔目的〕本研究は,メンタルローテーション課題時における脳神経活動領域の経時的変化を脳波解析により明らかにし,反応時間との関連性を検討した.〔対象〕右利き健常大学生15名.〔方法〕課題として,1試行計48枚の手画像をランダムに呈示した.脳活動は高機能デジタル脳波計を用いて記録計測した.対象者を反応時間の速い群,中間群,遅い群に分け,そのうち,速い群と遅い群の比較を行った.〔結果〕反応時間の速い群で…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献14件

  • 振動刺激による運動錯覚時の脳内神経活動および機能的連関

    兒玉 隆之, 中野 英樹, 大住 倫弘, 森岡 周, 大杉 紘徳, 安彦 鉄平 理学療法学 41 (2), 43-51, 2014

    【目的】振動刺激によって脳内に惹起される運動錯覚が脳機能へ及ぼす影響を,脳波Rolandic alpha rhythm(μ波)を用いたexact Low Resolution Brain Electromagnetic Tomography(eLORETA)解析により検討することを目的とした。【方法】対象は運動障害・感覚障害を有していない健常者20名。方法は安静時,振動刺激時,自動的な筋収縮運動…

    DOI 医中誌

  • ヒラメ筋に対するストレッチング効果の筋電図学的解析

    中村 浩一, 兒玉 隆之, 向野 義人, 鈴木 重行, 福良 剛志, 大和 千絵 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 4 (3), 125-128, 2014

    本研究の目的は,ヒラメ筋に対するストレッチング効果を神経生理学的に明らかにすることである。対象は,健常男子学生40名40肢左脚とした。方法は,ストレッチングを課す条件(ストレッチ条件)と課さない条件(コントロール条件)から,誘発筋電図を用いてH波とM波の最大振幅から算出された最大振幅比(Hmax/Mmax)により,ヒラメ筋の状態を評価し,条件間およびストレッチング前後で比較検討した。結果は,条件…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献14件

  • 脳血管障害患者の脳内神経活動に振動刺激が及ぼす影響

    兒玉 隆之, 大杉 紘徳, 三谷 良輔, 辻 湖保, 森田 喜一郎 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 4 (1), 13-18, 2014

    本研究は,脳血管障害患者に対する振動刺激によって,脳内に惹起される運動錯覚が脳神経活動へ及ぼす影響を,神経生理学的指標として脳波<i>μ </i>波をeLORETA 解析により検討した。対象は感覚障害や認知機能障害のない運動障害を呈する脳血管障害患者10名(患者群)であった。方法は,安静時,振動刺激時それぞれの条件下にて脳波<i>μ </i>波を計測し,それぞれの脳神経活動をeLORETA …

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  • 第47回理学療法士国家試験の点数に影響を及ぼす科目について

    山田 将弘, 吉田 修一, 兒玉 隆之, 木村 公治, 落合 裕之, 橋本 勝彦, 磯邊 恵理子, 山名 伸 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100025-48100025, 2013

    【はじめに、目的】学校法人福岡保健学院は、福岡県2校、佐賀県1校、山口県1校、千葉県1校を抱える組織である。専門学校教育における国家試験へ向けた取り組みは、最も重要な取り組みの一つであると思われる。本研究の目的としては、合格・不合格に影響を及ぼしている領域(科目)を見出すこととした。そして、一定の傾向が得られたためここに報告する。【方法】第47回理学療法士国家試験を受験した福岡保健学院の福岡県2…

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  • 学業成績の把握および学生教育管理のためのPOMS

    中村 浩一, 兒玉 隆之 理学療法科学 28 (2), 227-230, 2013

    〔目的〕学生に対する学業成績の把握と教育的管理に用いる指標としてProfile of Mood States(POMS)が有効であるか検討した.〔対象〕理学療法学科学生37名(男性31名,女性6名,平均年齢26.4±5.7歳)とした.〔方法〕対象者を期末試験の成績にて成績の上位群と下位群に分け,2012年4月から同年7月まで,月に1度実施されたPOMSの得点を群間で比較した.〔結果〕成績上位群は…

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  • TES刺激様式の違いが脳機能状態へ及ぼす影響 —EEG解析による検討—

    谷本 正智, 田辺 茂雄, 兒玉 隆之, 瀧 昌也 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101648-48101648, 2013

    【はじめに、目的】微弱な電気刺激を頭皮上から刺激することで皮質興奮性変化を及ぼすとされる経頭蓋電気刺激法(Transcranial electrical stimulation以下TES)の基礎ならびに臨床での有用性は近年多く報告されている.しかしそれら刺激の種類や頻度,持続時間,強度は様々であり,さらにTESによる直接的な皮質興奮性変化の特定には一定した見解が得られていない.そこで本研究ではT…

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  • 回復期リハビリテーション病院におけるFIMを用いた自宅復帰因子の検討

    岡本 伸弘, 増見 伸, 山田 学, 有久 恵美子, 兒玉 隆之 理学療法科学 27 (2), 103-107, 2012

    〔目的〕当回復期リハビリテーション病院における自宅復帰に必要な因子を「FIM」を用いて検討した.〔対象〕当院に入院した患者226名とした.〔方法〕対象者の退院先を自宅(自宅群)と施設(施設群)の2群に分け,入院時および退院時FIM各項目得点を比較した.さらに,自宅群および施設群を目的変数としたロジスティック回帰分析を行った.〔結果〕自宅群では,食事を除く運動11項目で退院時に有意な増加が認められ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献21件

  • 振動刺激による下腿三頭筋の筋緊張抑制効果の検証

    岡本 伸弘, 増見 伸, 兒玉 隆之, 堀口 喬, 濱田 大樹 理学療法学Supplement 2011 (0), Fb0804-Fb0804, 2012

    【はじめに、目的】 臨床において,脳血管障害患者に対する歩行ならびにADL再獲得の阻害要因の一つに,筋スパズムや痙縮などの筋緊張亢進状態が挙げられる。そのため,筋緊張抑制を目的とした様々な治療介入が行われている。近年,筋緊張抑制効果を目的とした振動刺激の有用性が報告されており,実際の脳血管疾患患者に振動刺激を施行し,筋緊張抑制効果を調べた研究でも痙縮抑制効果を認めている。しかし,それら研究は安静…

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  • 振動刺激部位の違いが下腿三頭筋の筋緊張抑制効果に及ぼす影響

    中林 紘二, 松本 典久, 野見山 通済, 山本 裕宣, 兒玉 隆之, 福良 剛志, 甲斐 悟 理学療法学Supplement 2011 (0), Fb0805-Fb0805, 2012

    【はじめに、目的】 関節可動域制限の原因の一つとして、関節周囲筋の筋緊張亢進が知られている。骨格筋に振動刺激を負荷すると、脊髄内の介在神経細胞が活性化され、筋緊張が抑制される(Desmedt、1978)。また、臨床においても筋緊張亢進に対して振動刺激が利用され、その効果が報告されている(中野、2004)。その一方で、振動刺激の刺激条件の違いによって筋緊張の抑制効果に差が出ることも報告されている(…

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  • 振動刺激部位の違いが下腿三頭筋の筋緊張抑制効果に及ぼす影響

    中林 紘二, 兒玉 隆之, 松本 典久, 山本 裕宣, 野見山 通済, 福良 剛志, 甲斐 悟 理学療法科学 27 (2), 151-154, 2012

    〔目的〕振動刺激を負荷する部位の違いが骨格筋の筋緊張に及ぼす影響を明らかにする.〔対象〕下肢に神経障害の既往がない健常男性15名.〔方法〕周波数76.6 Hz,振幅2 mmの振動刺激を用いて左下腿三頭筋の腱部あるいは筋腹部に3分間の振動刺激を行った.振動刺激前後のH波とM波の最大振幅の値から算出された最大振幅比(Hmax / …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献33件

  • 予測的姿勢制御時における脳活動

    米元 佑太, 信迫 悟志, 兒玉 隆之, 森岡 周 理学療法学Supplement 2011 (0), Ab0428-Ab0428, 2012

    【目的】 身体に対して加わる外乱の予測が行われている際に,外乱後の姿勢を安定させるためにそれに先行する筋活動が生じる.これを予測的姿勢制御(Anticipatory postural adjustments:APAs)と呼び,APAs時における筋活動や重心動揺の変化についてはこれまで明らかにされている.誘発電位を用いたJacobsらの研究(2008)によると,外乱前の皮質活動がAPAsには必要で…

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  • 言語教示がメンタルローテーション課題時の脳活動に及ぼす影響

    楠元 史, 渡久地 政志, 兒玉 隆之, 森岡 周 理学療法学Supplement 2011 (0), Ac0398-Ac0398, 2012

    【はじめに、目的】 メンタルローテーション(以下MR)課題に関する研究は,1971年にShepard らによって報告された後、数多く報告されてきた。川道ら(1998)は文字のMR課題において脳磁図(以下MEG)を用いることで、上側頭領域・運動系の領域・上頭頂小葉の活動を観察した。手のMR課題時の脳活動においてもMEGが使用され、その場合は頭頂葉・運動前野の活動が観察されている(菊池 …

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  • 振動刺激による運動錯覚時の脳内神経活動の検討

    兒玉 隆之, 森岡 周, 中野 英樹, 水野 健太郎, 中林 紘二 理学療法学Supplement 2011 (0), Ae0046-Ae0046, 2012

    【はじめに】 ニューロリハビリテーション領域において,運動や感覚の障害,身体の存在感を喪失した患者などに対して,それらを再獲得させるためには,身体や運動のイメージ,身体の存在感や運動の感覚,そして実際の身体部位運動,これら三者間の関係をつなげることが重要とされている。ヒトの脳は,視覚や体性感覚といったいわゆる感覚情報により四肢の動きや位置変化を認識する。特に筋からの四肢の動きや位置変化に関する情…

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  • 球回し課題における運動準備期のalpha波は運動技能の向上に関与する

    中野 英樹, 大住 倫弘, 植田 耕造, 兒玉 隆之, 森岡 周 理学療法学Supplement 2011 (0), Ae0052-Ae0052, 2012

    【はじめに、目的】 日常におけるヒトの運動の多くは,予測に基づいて実行されており,より良い運動を実行するためには運動前の準備状態を適切に構築することが重要であると考える.運動前脳波活動がパフォーマンスに及ぼす影響を検討した研究として,エキスパート射手のベストショット前に後頭葉のalpha powerは有意に増加し(Loze, …

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  • 虚弱高齢者における二重課題条件下での歩行の特徴

    仲村 匡平, 村田 伸, 兒玉 隆之 理学療法学Supplement 2011 (0), Ab1321-Ab1321, 2012

    【はじめに】 日常生活において立位を保持したまま顔を洗ったり、散歩しながら会話をしたり、障害物に気を付けながら移動するなど立位や歩行を保ちながら他の事柄に注意を向けている。その際に重要な働きをするのが前頭連合野の注意配分機能である。加齢に伴って注意資源量が減少し、効果的に注意資源を配分することが困難になるため、同時に行う複数の行為のパフォーマンスが低下し、転倒の要因となると考えられている。二重課…

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  • 衛星情報を用いた地表面温度の年々変動の分析

    萬, 和明, 児玉, 隆敏, KIM, Sunmin, 立川, 康人, 椎葉, 充晴 京都大学防災研究所年報. B 54 (B), 421-430, 2011-10-20

    局地的あるいは広域の水循環において地表面水文量が果たす役割は大いが, 地表面状態の広範囲かつ長期間にわたる現地直接観測を実施するのは困難である。そこで本研究では, 衛星 Terra および衛星 Aqua に搭載された MODIS センサによって観測される地表面温度に着目し, 地表面状態の時間的な変動を分析した。本研究で使用したプロダクトは MOD11C1 および MYD11C1 …

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  • 役割行動を学ぶバレーボールの授業研究 : 4対4のメインゲームを通して <第2部 教科研究>

    三宅 理子, 岡本 昌規, 合田 大輔, 高田 光代, 藤本 隆弘, 三宅 幸信, 児玉 隆弘, 平山 雄造 中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 51 237-246, 2011-03

    バレーボールのゲームにおいて,その本質的な楽しさは「意図的なセットを経由した攻撃」が展開されることであろう。そこで必要とされるのは,「ボール操作技能」だけではなく,ゲーム中に各プレーヤーがどの「役割」を担って何をしたらよいかという「判断に基づいた行動」である。この「役割行動」を学ぶ授業のあり方を求めて,ゲームで「意図的なセットを経由した攻撃」をすることを目標に,チーム毎にドリル練習,タスクゲーム…

    DOI 機関リポジトリ

  • 振動刺激による下腿三頭筋の筋緊張抑制効果  -H/M比を用いた筋緊張の経時的解析-

    中林 紘二, 兒玉 隆之, 水野 健太郎, 池田 拓郎, 甲斐 尚仁, 福良 剛志, 甲斐 悟 理学療法科学 26 (3), 393-396, 2011

    〔目的〕振動刺激が下腿三頭筋の筋緊張に及ぼす経時的な影響を明らかにすること.〔対象〕下肢に神経障害の既往がない健常男性18名(平均年齢22.1±4.4歳).〔方法〕周波数76.6Hz,振幅2 mmの振動刺激装置を用いて左アキレス腱上に10分間の振動刺激を行った.誘発筋電図装置を用いて振動刺激中のH波およびM波の最大振幅を測定した.そこからH/M比を算出し,下腿三頭筋の筋緊張の状態を評価した.〔結…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献33件

  • 橈骨遠位端骨折における手関節尺側部合併損傷

    小原 由紀彦, 児玉 隆夫, 小川 祐人, 沼田 友一, 中村 俊康, 川北 敦夫 理学療法学Supplement 2010 (0), CbPI2261-CbPI2261, 2011

    【目的】橈骨遠位端骨折に対して、近年多くのロッキングプレートが開発され、橈骨遠位端骨折に対しては強固な固定が可能となった。結果、術後に外固定をせずに手関節可動域訓練を早期に施行し、良好な成績を得たとする報告が近年多くされている。しかし、本受傷では橈骨のみが損傷を受けるのではなく、手関節尺側部にも同程度の損傷が及んでいることがある。これらの症例に早期運動療法を施行することは、手関節尺側部損傷の治癒…

    DOI

  • 大腿骨頸部骨折患者の急性期における有用な評価因子の検討

    山岡 慶子, 兒玉 隆之 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 204-204, 2011

    【目的】<BR> 大腿骨頚部骨折術後患者(以下,患者)の理学療法において,急性期の段階から身体機能を基に退院時の状態を予測することが重要であるが,その予測は理学療法士自身の経験や主観的な判断に任せられている部分が多い.先行研究により,患者の歩行自立度の要因として膝伸展筋力との関連性が報告されている.しかし,術直後の筋力測定は痛みや術後処置などにより,難渋する場面が多く,測定結果の信頼性が低くなる…

    DOI

  • 衛星観測情報を用いた地表面温度の年々変動の分析

    萬 和明, 児玉 隆敏, キム スンミン, 立川 康人, 椎葉 充晴 水文・水資源学会研究発表会要旨集 24 (0), 13-13, 2011

    局地的あるいは広域の水循環において地表面水文量が果たす役割は大いが,地表面状態の広範囲かつ長期間にわたる現地直接観測を実施するのは困難である.そこで本研究では,衛星 Terra および衛星 Aqua に搭載された MODIS センサによって観測される地表面温度に着目し,地表面状態の時間的な変動を分析した.本研究で使用したプロダクトは MOD11C1 および MYD11C1 …

    DOI

  • 閉塞性動脈硬化症および腎動脈狭窄に対するMDCTアンジオグラフィの診断精度と腎から下肢一期的撮影の臨床的意義

    新井 雄大, 児玉 隆秀, 近藤 武, 大井田 史継, 佐野 始也, 森田 ひとみ, 松谷 英幸, 関根 貴子, 折原 理顕, 近藤 誠, 新後閑 規子, 高瀬 真一 心臓 43 (4), 470-476, 2011

    動脈硬化性腎動脈狭窄症(atherosclerotic renal artery stenosis; RAS)は進行性の疾患であり, 予後不良となる独立した危険因子である. 稀な疾患ではないが, 特異的症状に乏しく医師がRASの存在を疑わなければ見逃される可能性が高い. このため, 発生頻度の高い患者群からこの疾患を早期に検出する確実な診断手法が必要である.<BR>閉塞性動脈硬化症(arteri…

    DOI 医中誌

  • IDストレッチングが心身に及ぼす影響

    中村 浩一, 向野 義人, 兒玉 隆之 理学療法科学 26 (1), 13-17, 2011

    〔目的〕Individual Muscle Stretching(ID)が心身に及ぼす影響を検討した。〔対象〕健常男子学生60名60肢右脚とした。〔方法〕IDを施行する群(ID群),Static Stretchingを施行する群(SS群),ストレッチングを施行しない群(control群)に被験者を分け,群間及び各ストレッチング前後で,ゴニオメーター,サイベックス,アンケートを用いて比較検討した。…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献40件

  • 振動刺激による骨格筋の筋緊張抑制効果について

    中林 紘二, 兒玉 隆之, 水野 健太郎, 甲斐 尚仁, 福良 剛志 理学療法学Supplement 2010 (0), FcOF1114-FcOF1114, 2011

    【目的】振動刺激が、骨格筋の筋緊張を抑制するという報告(Desment, 1978)に基づき、関節可動域制限に対する治療法の一つとして臨床で使用され、その効果が報告されている(中野, 2004)。我々は、第45回日本理学療法学術集会において、温熱刺激と振動刺激が骨格筋に及ぼす影響について神経生理学的な検討を行い、臨床における振動刺激の有効性を報告した。今回は、振動刺激の臨床応用についてさらに検討…

    DOI

  • メンタルローテーション課題における脳活動と反応時間の関係

    楠元 史, 兒玉 隆之, 森岡 周 理学療法学Supplement 2010 (0), AdPF2012-AdPF2012, 2011

    【目的】<BR> メンタルローテーション(以下、MR)課題に関する研究は1971年にR.Shepard とJ.Metzlerによって報告された後、数多くの脳研究が行われてきた。しかし、それらの研究の多くは空間的解析に優れたfMRIやPETを使用したものであり、時間的変化をとらえた報告はほとんどない。一方、先行研究において、疼痛罹患肢と非疼痛罹患肢やスポーツ選手と健常人との比較にて、MR課題にお…

    DOI

  • FIMを用いた当回復期リハビリテーション病院における退院先に影響を及ぼす因子についての検討

    山田 学, 宮本 一樹, 堀口 喬, 岡本 伸弘, 増見 伸, 西村 亮, 兒玉 隆之 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 161-161, 2011

    【はじめに】<BR> 回復期リハビリテーション病院(以下,回復期病院)の使命のひとつに,可能な限りの自宅復帰を推進することが挙げられている。実際に自宅など入院前居住地への退院を希望し,当院のような回復期病院に入院する者も多い。自宅復帰を目標として挙げた際,達成へ影響を及ぼす要因に関して,「移動形態」,「セルフケア能力」,「認知機能」など様々な報告がある。その中でも認知機能の低下が自宅復帰を阻害す…

    DOI

  • チーム制リハビリテーション体制が在院日数およびFIMに及ぼす影響の検討

    堀口 喬, 宮本 一樹, 西村 亮, 田中 重成, 山田 学, 増見 伸, 岡本 伸弘, 兒玉 隆之 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 241-241, 2011

    【はじめに】<BR> 近年,病院や在宅医療の現場では,一人の患者に対し,医療に従事する多種多様な職種が,各々の高い専門性を前提に,目的と情報を共有することで,患者の状況に的確に対応した医療を展開し,全人的に評価およびアプローチしていく「チーム医療」の概念が定着してきている。リハビリテーションにおいても,一面的視点で患者の目的と情報を捉えるのではなく,多角的視点から患者の状況を把握するため,複数人…

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  • 超音波エコーをもちいた大腿直筋腱に対する圧迫の有意性の検討

    増見 伸, 濱田 大樹, 田中 重成, 深川 優子, 岡本 伸弘, 山田 学, 兒玉 隆之, 甲斐 尚仁, 福良 剛志 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 257-257, 2011

    【はじめに】<BR> 運動学上では,内側広筋は臨床的に下肢の内側伸展機構の一役を担うとともに,膝蓋大腿関節における膝蓋骨の安定性にも貢献する重要な構造と考えられている。近年,下肢運動機能に重要な役割を果たす内側広筋について多くの研究が行われている。そのひとつに,大腿直筋腱(以下,直筋腱)に徒手的な圧迫を加えることで大腿直筋の筋活動が抑制され,内側広筋および外側広筋の筋活動が高まるという報告がある…

    DOI

  • 脳機能評価としてのLORETA解析とNIRSの同時測定の試み

    兒玉 隆之, 中林 紘二 理学療法学Supplement 2009 (0), A3O1045-A3O1045, 2010

    【目的】脳内神経活動に伴う局所脳血液供給量の増加が報告(Roy, 1890)されて以来、さまざまな脳機能イメージングを用いた脳機能評価が報告されてきた。中でも、近赤外線分光法(Near infrared spectroscopy; NIRS)は、局在神経活動と相関する毛細血管の血行動態変化を反映することが示唆されており(Yamamoto, …

    DOI

  • 温熱刺激および振動刺激の効果特性

    中林 紘二, 兒玉 隆之, 水野 健太郎, 中村 浩一, 甲斐 尚仁, 福良 剛志 理学療法学Supplement 2009 (0), F4P2303-F4P2303, 2010

    【目的】<BR>物理療法の基本的要素の一つである温熱刺激は古くから痛みや痙縮の軽減を目的に行われてきた。近年、振動刺激による痛みの軽減や筋緊張抑制効果が報告され、ROM制限に対する治療として臨床応用されている(中野ら 2004)。そこで、本研究は、温熱刺激と振動刺激が骨格筋に及ぼす影響について、神経生理学的に検討を行い、臨床における物理療法の有効性を明らかにすることを目的とした。<BR>【方法】…

    DOI

  • 冠動脈MDCTの画質に影響を与える因子の検討

    新井 雄大, 近藤 武, 森田 ひとみ, 佐野 始也, 松谷 英幸, 関根 貴子, 新後閑 規子, 折原 理顕, 近藤 誠, 児玉 隆秀, 大井田 史継, 高瀬 真一 日本放射線技術学会雑誌 66 (9), 1204-1212, 2010

    <i>Background:</i> Although it is well known that we usually cannot acquire a high quality coronary MDCT in patients with arrhythmia or incomplete breath-hold, we sometimes also cannot obtain a high …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献21件

  • 冠動脈MDCT撮影におけるプロプラノロール静注の有用性と安全性

    関根 貴子, 児玉 隆秀, 近藤 武, 藤本 進一郎, 松谷 英幸, 新井 雄大, 森田 ひとみ, 佐野 始也, 斉藤 祐二, 高瀬 真一 日本放射線技術学会雑誌 66 (12), 1539-1547, 2010

    <i>Background:</i> A low heart rate (HR), associated with a prolonged slow filling phase (SF), is necessary to obtain a high quality coronary CT at a low radiation dose with conventional 64 …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献5件 参考文献42件

  • 立位動作に及ぼす上肢の影響について

    田中 真一, 村田 伸, 兒玉 隆之 理学療法科学 25 (2), 177-180, 2010

    〔目的〕本研究の目的は,周回歩行や足踏みテストなどに上肢が影響しているか否かを検討することである。〔対象〕対象は,健常成人女性17名(平均年齢19.6±7.9歳)であった。〔方法〕周回運動の右・左回りそれぞれ1周する最速歩行時間の計測,また同様に1分間に歩いた距離を計測した。足踏みテストでは閉眼にて回転角度と方向を測定し,その際上肢の動きを自由にさせたものと体側に上肢を固定した条件で測定した。〔…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献10件

  • 急性期病院から見える,回復期病院での予後予測の検討

    増見 伸, 岡本 伸弘, 山田 学, 長谷部 舞, 甲斐 尚仁, 児玉 隆之 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2010 (0), 117-117, 2010

    【はじめに】<BR> 今日,在院日数の短縮化が命題とされる病院において,地域連携クリティカルパスの導入により急性期病院から回復期病院の連携が強化されている。当医療法人における急性期病院および回復期病院でも,一貫したシステムで患者に地域連携クリティカルパスを積極的に導入し365日リハビリテーションを提供している。これらを導入し使用することで,当回復期病院では以前に比べ患者の状態を把握しやすくなった…

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  • 学生の関節可動域測定に影響を及ぼす要因の分析

    古島 由紀, 兒玉 隆之, 岡 大樹 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2010 (0), 144-144, 2010

    【目的】<BR>関節可動域(Range of Motion; ROM)測定は、測定肢位により各軸の設定にずれが生じやすく,さらに疾患がもたらす様々な運動障害により正確な測定をすることが難しい評価の一つである。学生の臨床実習場面などでは,ROM測定を行う際、学生同士で十分に実技練習を実施していても、より敏速かつ正確に測定することが求められる実際の患者では,測定結果が不十分なことが多い。そこで本研究…

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  • 「ゆとり世代」学生の学生生活に関する意識調査

    日下部 修, 峯崎 佳世子, 岡 大樹, 兒玉 隆之, 野中 嘉代子, 土田 健司 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2010 (0), 239-239, 2010

    【目的】<BR>学校教育における問題を論じるには、学生個人の資質だけを問うのでなく、文化や政策、経済といったその時代の社会背景を踏まえる必要がある。理学療法士・作業療法士養成校(以下、養成校)を高等教育機関とみるならば、ここでの教育問題を検討するには初等・中等教育を踏まえる必要がある。このような観点から養成教育に関する先行研究を見てみると、このことを踏まえて学生がどのような価値観で学院生活を送っ…

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  • 事象関連電位解析におけるmicrostate Segmentation解析の有用性の検討

    兒玉 隆之 理学療法学Supplement 2008 (0), A3P1144-A3P1144, 2009

    【目的】ヒトは対人交流において瞬時に表情を判別し、情動反応を生じる.さらに情動には認知機能へ影響を及ぼす作用があるとされる.今回、認知機能を反映する事象関連電位を精神生理学的指標として、赤ん坊の「泣き顔」を標的刺激とした課題遂行時における事象関連電位P100およびP300成分を、脳内情報処理過程を検討するうえで有用とされるmicrostate segmentation …

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  • 脳室周囲白質軟化症における脳の可塑性・再生

    中林 紘二, 高橋 精一郎, 甲斐 悟, 兒玉 隆之, 大坪 健一, 水野 健太郎, 高嶋 幸男 理学療法学Supplement 2008 (0), A3P3072-A3P3072, 2009

    【目的】近年、脳室周囲白質軟化症(PVL)における病理学的研究では、発生機序や組織修復に関する研究が進められている.PVL病巣周囲には、特異的タンパク質の発現があり、脳の可塑性や再生を示唆する.渡利らは、正常脳の発達期にPGP9.5が強く発現することを報告した.今回は、PVLを呈した剖検ヒト脳組織にPGP9.5免疫組織化学的染色を行い、PVL病巣周囲の大脳皮質および大脳白質におけるPGP9.5陽…

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  • 冠動脈MDCTの冠動脈疾患の診断·治療戦略に与えるインパクト

    近藤 誠, 近藤 武, 南淵 明宏, 折原 理顕, 児玉 隆秀, 直田 匡彦, 深澤 浩, 大井田 史継, 角野 聡, 斉藤 祐二, 高瀬 真一 心臓 41 (6), 627-634, 2009

    目的: 冠動脈MDCTがどの程度冠動脈疾患の診断, 治療戦略の決定に影響を与えるか検討した. <BR>方法: 冠動脈MDCTを実施した連続2,058例を対象とし, 臨床医は冠動脈MDCT所見に加え, 症状, 冠危険因子, 運動負荷試験, 患者の意思などを考慮して治療方針を決定した. <BR>結果: 冠動脈MDCTで有意狭窄を認めた516例のうち393例はAd hoc PCIが計画され, …

    DOI 医中誌

  • 脳室周囲白質軟化症における脳の可塑性と神経再生に関する免疫組織化学的研究

    中林 紘二, 水野 健太郎, 兒玉 隆之, 甲斐 悟, 高橋 精一郎, 廣瀬 伸一, 高嶋 幸男 理学療法科学 24 (5), 733-736, 2009

    〔目的〕発達期神経細胞に強く発現するPGP9.5抗体を用いて,PVL症例の大脳における発達を明らかにすることを目的とし,神経の可塑性と再生について考察した。〔対象〕慢性期PVLを認めた剖検ヒト脳組織15例(在胎24週から生後2歳1ヶ月)とした。〔方法〕PGP9.5抗体を用いて免疫組織化学的染色を行った。蛋白の発現を半定量的組織化学的に判定し,正常発達群との比較検討を行った。〔結果〕PGP9.5に…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献23件

  • 運動負荷様式の違いが筋出力に及ぼす影響

    髙松 敬三, 兒玉 隆之 理学療法学Supplement 2008 (0), C3P3454-C3P3454, 2009

    【はじめに】変形性膝関節症や前十字靭帯損傷に伴う内側広筋のタイプII線維の萎縮や固有感覚受容器の低下などが原因で,膝部の筋力増強運動を行う際に大腿四頭筋の反応時間が遅れる症例を見かける.そこで本研究では,臨床的によく用いられている端座位での膝関節伸展運動における筋の収縮速度に着目し,運動負荷様式を変化させることによって表出筋力にどのような影響を及ぼすかについて比較検討した.<BR><BR>【対象…

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  • 専門学校生におけるアイデンティティの発達的変化

    峯崎 佳世子, 日下部 修, 山本 裕宣, 野見山 通済, 田川 秀明, 兒玉 隆之 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2008 (0), 199-199, 2008

    【目的】<BR>青年期における職業選択は重要な発達課題のひとつである。この時期、青年は様々な環境の中で自己理解を深め、やがては職業という社会的決断を行なう。しかし、近年社会的役割を回避する青年の増加に伴い、職業を通じて獲得される自己認識(identity;ID)(以下、職業的ID)の確立が不十分であるとされる。それら青年期におけるIDの混乱は、職業的IDに安住することができないという無力感ともさ…

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  • 握力値の違いがもたらす前腕筋群の筋活動特性

    岡 大樹, 豊島 宇茂, 古島 由紀, 兒玉 隆之 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2008 (0), 134-134, 2008

    【目的】<BR> 手関節は手指の巧緻動作に関与するkey-jointであり、手関節の肢位は手指動作や握力発揮に重大な影響を与える。中でも握力と手関節背屈筋の活動の関係については関連性があることが報告されているが、握力値の違いにおける前腕筋群の筋活動については明らかとなっていない。今回、握力値の違いが前腕筋群の筋活動にどのような特性をもたらしているのか検討するため、表面筋電図より積分値を算出し、筋…

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  • 片脚動作における優位側下肢の検討

    田中 真一, 野中 嘉代子, 池田 拓郎, 兒玉 隆之 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2008 (0), 136-136, 2008

    【はじめに】<BR>我々はこれまで下肢機能へ影響を与える因子を検討し、下肢の周径、機器により測定した筋力やその最大筋力までの到達時間に左右差は認めず、機能的には下肢の一側優位性は認められないことを報告した。今回は、片脚跳び動作時において一側優位性が出現するかどうかの検討を行ったのでここに報告する。<BR>【対象】<BR>健常な成人男性15名、平均年齢25.5±7.5歳、平均身長173.7±4.4…

    DOI

  • 地域在住高齢者におけるTrail making test施行時の脳循環動態

    村田 伸, 村田 潤, 児玉 隆之, 田中 真一 理学療法科学 23 (5), 561-565, 2008

    〔目的〕Trail making test(TMT)施行中における前頭葉の活動について,近赤外線分光法(near-infrared spectroscopy;NIRS)による脳内血液酸素動態を測定し検討した。〔対象〕地域在住の高齢者13名(平均年齢:72.2±5.8歳)である。〔方法〕TMT施行中の酸素化ヘモグロビン(HbO<sub>2</sub>)の変化について,NIRSを用いて測定した。〔結…

    DOI DOI 機関リポジトリ ほか5件 被引用文献2件 参考文献26件

  • 立位動作に及ぼす上肢の影響について

    田中 真一, 児玉 隆之, 村田 伸 理学療法学Supplement 2007 (0), A0021-A0021, 2008

    【目的】我々の先行研究では、下肢の周径や筋力、筋力の最大値までの到達時間には左右差はなく、下肢機能に一側優位性が認められないことを報告した。ただし、様々な立位での活動のなかには左右どちらかに偏る、例えば足踏み運動を一定時間行うと最初の位置から一方向に回転していることなどを経験する。このような偏りは、下肢機能の偏りによるものではなく上肢機能が影響している可能性もある。そこで今回、立位動作に上肢の運…

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  • 訪問リハビリテーションにおける新人教育の体制化

    児玉 隆典, 池永 健太, 植木 恵, 島末 智美, 草野 祥子 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2008 (0), 204-204, 2008

    【はじめに】<BR> 当苑の訪問リハビリテーション(以下、訪問リハと略す) は今年で5年目を迎え、ニーズは年々増加している。しかし、大分県下で訪問リハに従事しているリハスタッフ数は75名と少ない。その背景には職場内のマンパワー不足や、新人は訪問現場に興味があるが、単独で訪問しなければならないという不安により、従事しにくい事が考えられる。そこで当苑では円滑に訪問現場へ介入できるよう「新人教育プログ…

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  • 理学療法士・作業療法士養成校学生における目的志向性の調査

    日下部 修, 峯? 佳世子, 岡 大樹, 中野 桂子, 野方 拓, 豊島 宇茂, 兒玉 隆之, 大坪 健一, 野中 嘉代子 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2008 (0), 197-197, 2008

    【目的】<BR>理学療法士・作業療法士養成校(以下養成校)において入学を機に職業的専門知識の習得、成人学習での教育が実施されているが、一部には次第に学習性無力感に陥り意欲の低下をきたし授業態度の悪化、学業成績の低下等の問題が増加している。この背景には意欲はあるが理学療法士・作業療法士になるという目的に向けて効果的な行動をとる能力が備わっていない目的志向性の低さが考えられる。我々、養成校教員はこの…

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  • 色彩環境が高次脳疾患患者の認知機能に及ぼす影響

    兒玉 隆之, 森田 喜一郎 理学療法学Supplement 2006 (0), A0564-A0564, 2007

    【目的】色彩のもつ情動的作用は健常者の心身に様々な影響を及ぼす。とくに認知機能へ及ぼす影響は大きいことを第41回本学会で報告した。今回は、認知機能を反映する事象関連電位(Event Related Potentials;ERPs)P300成分を精神生理学的指標として、脳機能の三次元画像表示法である脳波・脳磁場解析プログラムLORETA(Low Resolution Brain …

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  • 経口避妊薬の服用を契機に肺動脈血栓塞栓症を発症したProtein C欠乏症の1例

    高見 浩数, 福島 和之, 瀧澤 雅隆, 児玉 隆秀, 魚住 博記, 小早川 直, 竹内 弘明, 青柳 昭彦 日本内科学会雑誌 96 (2), 341-343, 2007

    我々は28歳,女性の肺動脈血栓塞栓症を経験した.肥満や長期臥床,悪性疾患の合併はなかったが,入院までの2カ月間経口避妊薬を内服していた.入院後にProtein C抗原量が低値であることも判明した.Protein C欠乏症を背景に経口避妊薬の服用を契機に肺動脈血栓塞栓症を発症したと考えた.ヘパリンとワーファリンによる治療を行い軽快した.Protein …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献14件

  • 中国地方における急性肝炎の疫学的変遷

    福本 陽平, 岸本 幸広, 前田 直人, 西向 栄治, 金藤 英二, 岡田 克夫, 内田 靖, 河野 通盛, 是永 匡紹, 池田 弘, 藤岡 真一, 西野 謙, 河野 友彦, 辻 恵二, 平松 憲, 柴田 憲邦, 児玉 隆浩, 周防 武昭 肝臓 48 (10), 484-489, 2007

    2006年開催の第85回日本消化器病学会中国支部例会では,シンポジウム「急性肝炎の疫学的変遷」が行われ,最近の中国地方における急性肝炎の発生動向が報告された.その結果,最近5∼25年間の総計1,815症例の報告では,ウイルス性急性肝炎が約52%で,薬物性肝炎14%,自己免疫性1%,原因不明33%であった.また,山陰地域ではA型急性肝炎が,山陽地域ではC型急性肝炎や薬物性肝炎がより多く発生した.一…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献21件

  • 慢性期脳卒中片麻痺患者へのマイオチューニングアプローチの試み

    朝妻 恒法, 兒玉 隆勧, 藤本 一美, 田中 真一, 岡 大樹, 藤末 美枝, 藤崎 浩, 木下 沙希子, 下畑 博正, 中野 昭二 理学療法学Supplement 2006 (0), B0715-B0715, 2007

    【目的】マイオチューニングアプローチ(以下MTアプローチ)は、徒手により筋緊張や痛みの抑制を行い、関節可動域や歩行動作など日常生活動作を向上させるものである。今日、MTアプローチについては、痛みの軽減や可動域の改善など多数の報告が成されているが、歩行動作、特に中枢神経障害の歩行動作に対するMTアプローチの効果についてはまだ報告が少ないようである。今回、慢性期脳卒中片麻痺患者にMTアプローチを施行…

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  • 内視鏡的に摘出した爪楊枝誤飲による胃穿孔の1例

    笹川 哲, 肱岡 泰三, 中村 佳子, 重川 稔, 巽 理, 疋田 隼人, 児玉 隆之, 井上 祐子, 石井 修二, 小瀬 嗣子, 津田 南都子, 中西 文彦, 田中 好男, 増田 栄治 日本消化器内視鏡学会雑誌 48 (7), 1431-1436, 2006

    A 71-year-old woman was admitted to our hospital with epigastric pain. Serological test revealed slight inflammation. X rays of the breast and abdomen did not revealed abnormal findings such as free …

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献8件

  • LORETAをもちいての色彩環境が及ぼす事象関連電位の解析

    兒玉 隆之, 森田 喜一郎 理学療法学Supplement 2005 (0), A0672-A0672, 2006

    【目的】事象関連電位(Event-Related Potentials;ERPs)は、認知・判断を要する課題関連刺激で出現する脳内の情報処理過程を反映する内因性成分で、情報処理過程の検討など精神生理学的指標として有用なことは周知であるが、まだ発生源の同定には至っていない。そのような中、高次脳機能研究では脳を単体としての「情報処理器」として単独に捉える側面が強かったが、今後、社会における他者との脳…

    DOI 医中誌

  • 腰痛患者へのマイオチューニングアプローチの試み

    朝妻 恒法, 兒玉 隆之 理学療法学Supplement 2005 (0), C0180-C0180, 2006

    【目的】マイオチューニングアプローチ(以下MTA)は、徒手により疼痛や筋緊張の抑制を行い、関節可動域や歩行動作など日常生活動作を向上させるものである。本治療効果については多くの臨床研究報告により明らかになってきたが、その作用の発現を鎮痛の機序に基づいて報告したものはあまりみられない。疼痛抑制機構、特に内因性鎮痛機構は刺激により生じる鎮痛機構は様々である。TENSの生理学的基礎とされるgate …

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  • 頚椎片開き式脊柱管拡大術後に上肢麻痺を呈した二症例

    後藤 美和, 小山内 正博, 加藤 匡裕, 児玉 隆夫 理学療法学Supplement 2005 (0), C0358-C0358, 2006

    【はじめに】今回、頚椎症性脊髄症の片開き式脊柱管拡大術(ELAP)後に第5頸髄髄節麻痺(C5麻痺)を呈した二例を経験したので報告する。【症例1】63歳、女性。平成16年3月に左上肢筋力低下と歩行困難を自覚した。MRI所見ではC4/5・C5/6に高度の狭窄を認め同部にT2強調画像で高信号域が存在し、同年4月にC4-6ELAPを施行した。術前は、筋力低下(MMT 右/左 …

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  • 色彩環境下における事象関連電位のP300成分解析

    兒玉 隆之, 森田 喜一郎 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2005 (0), 163-163, 2005

    【はじめに】<BR>事象関連電位(event-related potential;ERP)が時間分解能に優れ、情報処理過程の検討など精神生理学的指標として有用なことは周知であるが、まだ発生源の同定には至っていない。そこで、人間の認知、情動などに影響を及ぼすとされる色彩環境に着目した。中でも、誘目性の高い赤は興奮・活動的に作用を持ち、逆に低い緑は安らぎ・沈静の作用があるといわれている。今回、認知機…

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  • 時間外診療

    田中 博之, 小玉 敏央, 児玉 隆仁, 金田 奈穂美, 田中 陽子 日本臨床救急医学会雑誌 7 (1), 25-30, 2004-02-29

    <p>2002年4月1日より1年間に当院を時間外に受診した265症例について検討した。①軽症例・小児・高齢者が多い,②診療時間終了直後の受診症例が多い,③症状発現後,ただちに受診するとは限らない,④事前に電話連絡する傾向がある,⑤慢性疾患のためのかかりつけがある,などの特徴がみられた。このような患者さんたちが基幹病院を時間外受診すると救急外来は混雑し,結果的により重症な患者さんの診療の遅れを招き…

    DOI

  • 肝表面像からみたWilson病の臨床的検討

    吉兼, 隆大, 児玉, 隆浩, 松本, 俊彦, 中嶋, 哲也, 竹中, 一行, 増原, 昌明, 亀井, 敏昭 山口医学 52 (6), 303-310, 2003-12-31

    Laparoscopic examination was performed in three cases (one male and two females) of Wilson's disease including one case of siblings. As clinical stage progress, hepatic parenchymal damage developed. …

    Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献17件

  • 個体発生オントロジー

    岩爪 道昭, 団 まりな, 本多 久夫, 門谷 裕一, 金子 洋之, 児玉 隆治, 望月 敦史, 中島 陽子, 田中 幹子 人工知能学会全国大会論文集 JSAI01 (0), 104-104, 2001

    DOI Web Site

  • メカトロニクス系テストツール"Virtual Device"の開発

    小池, 太, 児玉, 隆一郎, 永松, 祐嗣 全国大会講演論文集 第50回 (ソフトウェア工学), 191-192, 1995-03-15

    大部分のメカトロニクス系装置にはマイコンが組込まれている。従来から、メカトロニクス系装置の開発においては、・実機テスト主体による開発コストの増大制御ソフト設計における並行処理動作確認困難・バッチ式開発による不具合集中発生・仕様の頻繁な変更などの問題が指摘されていた。近年、ますますメカトロニクス系装置の多種化、高機能化が進み、装置を制御するソフトウェア(以下、制御ソフト)開発環境に対する高機能化が…

    情報処理学会

  • 水頭症を合併した頭部肥厚性硬膜炎の1例

    藤井 省吾, 梶川 博, 和田 学, 児玉 隆浩, 山村 邦夫, 嶋本 文雄 Japanese Journal of Neurosurgery 3 (4), 348-353, 1994

    頑固な頭痛にて発症し,CT上,水頭症を認めた頭部肥厚性硬膜炎に対し,脳室腹腔短絡術を行い,脳室の縮小と症状の軽快をみた症例を報告した.症例は63歳,男性で,約6年前から左側の慢性中耳炎で間欠的に治療を受けていた.単純CTにて,水頭症と,小脳テントを中心に,大脳鎌,左円蓋部の硬膜肥厚を認め,造影CTにて硬膜肥厚部かび慢性に増強された.肥厚硬膜は,MRIでは,T_1WI,T_2WI,PDWIともに低…

    DOI Web Site 医中誌

  • 超低温の世界

    児玉 隆夫 低温工学 28 (2), 66-73, 1993

    Following an introduction of basic principles of a dilution refrigeration and a few comments on the nuclear demagnetization to produce ultra-low temperatures, a couple of methods to measure its …

    DOI

  • 悪性リンパ腫123例における,電解質異常と腎病変の臨床病理学的検討

    李 宗泰, 中鉢 明彦, 今井 裕一, 児玉 隆仁, 森田 潔, 黒木 淳, 中本 安, 三浦 亮, 斉藤 昌宏, 綿貫 勤 臨床血液 32 (12), 1527-1532, 1991

    1976年6月から1989年1月まで当科に入院した悪性リンパ腫患者123例(Hodgkin病8例,非Hodgkin病115例)を対象として,電解質異常および腎病変について検討した。電解質異常の頻度は,初診時24.2%であり,高Ca血症,低Ca血症,高K血症が多く,治療後,74.7%へと増加し,さらに低Na血症,低K血症が多くなった。蛋白尿と腎障害の頻度は,初診時7.3%, 2.4%, …

    DOI Web Site PubMed ほか1件

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