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検索結果 705 件

  • 透過性抵抗体を通過する段波の伝播特性とその数値解析法の検討

    小林 大祐, 内田 龍彦 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 透過性抵抗体によって発生する流体力の適切な評価は,Froude数(<i>F<sub>r</sub></i>)の異なる段波の抵抗と減衰に大きく影響するため,河川遡上津波の適切な予測計算にとって重要である.本研究では,円柱群を通過する<i>F<sub>r</sub></i>の異なる砕波段波の波高を測定する基礎実験を行い,開水路非平衡流中の流体力評価法に基づく …

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  • 緩勾配水路における滝の上流進行プロセス

    平松 裕基, 井上 卓也, 高橋 一鳳, 米田 直弘, 内田 龍彦, 泉 典洋 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 本論文では,岩盤河川上にある滝の位置が上流に移動する現象に着目した.実験では,緩勾配水路における滝が上流移動する過程を調べるとともに,この移動を引き起こす流速や土砂移動速度の縦断変化に注目した.低強度のモルタル床を用いた実験を行った結果,落差の縁の直上流に射流域が現れ,この区間とステップ状の侵食が見られる区間が一致することがわかった.ステップ状の侵食の波長は,基盤岩上で形成される周期ステ…

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  • 平均成分加速法による洪水流解析の高速化の試み

    松尾 大地, 内田 龍彦 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 洪水流の数値解析において局所的な影響を取り込んで詳細な計算を行おうとするほど,計算時間を要する問題がある.本研究では,空間解像度に必要な時間間隔と洪水流解析のアウトプットに必要な時間間隔の差に着目し,この部分の省略による計算の高速化を検討した.まず,上流に与える流量ハイドログラフを時間的に縮める影響を検討し,短縮率を大きくするほど洪水到達時間が遅れ,それに伴って徐々にピーク水深が減少する…

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  • 山地斜面における岩盤内地下水位の年変動と強雨時の表層地下水位との連動特性

    小谷 隼人, 内田 龍彦, 井上 卓也, 鳩野 美佐子, 梶 昭仁, 小森 潤二, 宮田 英樹, 海堀 正博 河川技術論文集 29 (0), 569-574, 2023

    <p>土石流やそれに伴う土砂・洪水氾濫の被害軽減のためにはこれらのきっかけとなる山地斜面での地下水位変動を明らかにする必要がある.本研究では山地斜面における岩盤内・表層地下水位の降雨に対する変動特性を岩盤内・表層地下水位の観測を行い,地下水位変動と実効雨量の相関から,地下水位変動の時間スケールを評価し,考察した.そして,降雨に対する水位変動の遅れ時間と実効雨量の半減期が地表面からの地下水位で表さ…

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  • 礫床河川の土砂動態把握のための圧力計を用いた土砂堆積高計測装置の開発

    中田 一騎, 佐伯 雄一, 内田 龍彦, 松尾 大地, 阪上 健, 寺井 一弘 河川技術論文集 29 (0), 61-66, 2023

    <p>太田川水系根谷川に設置されている観測桝で洪水中の土砂堆積高を測定するために,土砂動態の連続観測を安価に行うことができる計測装置を計4つの異なる計測パターンで比較,検討した.この装置は,ビニール袋(以下、袋体タイプと略)とゴムチューブ(以下、プレートタイプと略)からなり,観測桝の中央と観測桝の底部全域に設置した.計測装置の計測原理は,水で満たされた容器内と容器外に圧力式水位計を設置し,土砂堆…

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  • 流木捕捉池内の流況制御を考慮した流木捕捉施設配置の設計

    加藤 翔吾, 岩谷 栄林, 福井 治, 岩見 収二, 上杉 大輔, 柳田 隆一, 松井 康彦, 池田 和也, 吉田 大貴, 内田 龍彦 河川技術論文集 29 (0), 545-550, 2023

    <p>野呂川水系中畑川では,平成30年7月豪雨において橋梁への流木集積による氾濫で被災したため,流木捕捉施設の設置が計画された.計画箇所は急勾配かつ民家への近接区間であるため,流木捕捉機能を確保するとともに施設内の流況制御が求められた.本報告では,数値解析と模型実験を用いて,施設内の流況を制御しつつ,流木捕捉機能を有する流木捕捉施設の設計を目的とした.施設の基本形状と施設の流入部 …

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  • XRAINデータを活用した前線性降雨における線状降水帯の予測精度向上

    横江 祐輝, 北 真人, 内田 龍彦, 河原 能久 水文・水資源学会誌 35 (4), 255-266, 2022-07-05

    <p> 2018年6月28日から7月8日にかけて西日本を中心に記録的な豪雨が発生した.梅雨前線による広域で長期的な豪雨に加えて局所的に線状降水帯が形成され,多くの河川において長期にわたる高い水位や洪水氾濫が発生した.災害軽減のためには大雨を早期に予測することが重要となっているものの,とりわけ,線状降水帯の発生位置や発生時刻を精度良く予測することは難しいと言われている.本研究では,WRFを用いた数…

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 河道横断面形状の無次元指標の時空間変化に着目した低水護岸の被災リスク評価

    椿 涼太, 森藤 慎, 安廣 健太, 戸田 祐嗣, 尾花 まき子, 重枝 未玲, 内田 龍彦 河川技術論文集 28 (0), 421-426, 2022

    <p>安定河道断面の概念をベースに,無次元指標<i>K</i>に着目し,低水護岸の被災リスク評価手法の検討を行った.先行研究に比べ,被害関数の係数同定に用いるデータ数を増やし,被害無しのデータの割合も増やした.各断面での無次元指標<i>K</i>と標準<i>K</i>値との差について先行研究では,±側両方の差の絶対値をとって統一的に扱っていたが,本検討では標準<i>K</i>値よりも<i>K</…

    DOI 被引用文献1件

  • 安定河道横断面形状を基準とした河道の応答の把握に関する実験的検討

    重枝 未玲, 伊藤 翔吾, 濱田 信吾, 戸田 祐嗣, 椿 涼太, 内田 龍彦 土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_1105-I_1110, 2022

    <p> 本研究は,「安定河道の条件」から,現況から安定河道へと至る将来的な河道の応答把握が可能か実験的に検討したものである.本研究から,(1)河道が動的平衡状態へ向かう場合,時間の経過とともに安定河道形状に漸近すること,(2)自然河道に近い状態では平均的なK値の横断面形状となること,(3)護岸等による川幅,堰や床止めや護床による河床高の拘束がある場合には安定河道範囲の境界付近のK値に対応する横断…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 段落ち下流湾曲部における流れの実験と数値解析

    小林 大祐, 内田 龍彦 土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_193-I_198, 2022

    <p> 段落ち下流湾曲部における流れ構造を,実験や3次元数値計算より考察し,種々の跳水によって異なる河岸侵食危険性を明らかにした.直線・蛇行水路における実験結果との比較から,標準<i>k-ε</i>モデルを用いたRANS方程式による3次元計算によって,段落ち下流湾曲部における水深を良好に再現することを示した.蛇行水路における横断面流速分布の計算結果より,潜り噴流と波状跳水では湾曲部における流速分…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • Undisturbed flowに基づく抗力係数分布を用いた樹木群を有する流れの巨視的数値予測法の検討

    平井 俊也, 横嶋 哲, 内田 龍彦, 河原 能久 土木学会論文集B1(水工学) 78 (1), 23-34, 2022

    <p> 都市/植生キャノピーを過ぎる流れは自然界に遍在し,その予測には抗力モデルが広く利用されるものの,任意の障害物群に対して適切な抗力係数をどう与えるかという本質的な困難を伴う.本研究は適切な抗力係数の推定法確立に向けた試みで,特に抗力モデルの代表速度にundisturbed flowを課すことの有用性や問題点を,円柱群を過ぎる開水路流れを対象として検討した.結果はundisturbed …

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 河道特性と安定河道縦横断面形状に基づく河岸・護岸の被災リスクポテンシャル推定法

    重枝 未玲, 伊藤 翔吾, 濱田 信吾, 戸田 祐嗣, 椿 涼太, 内田 龍彦 土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_187-I_192, 2022

    <p> 本研究では,河道特性と安定河道縦・横断面形状から,大局的に河岸や護岸の被災リスクを推定する手法を構築したまず,①現況河道データ,②河道平面・縦横断形状に基づく最深河床高,③安定河道式による安定河床位と川幅,④動的平衡河床縦断形を用いた,⑤現況河道の護岸被災リスクポテンシャルの1次元推定法を構築した.次に,同手法を彦山川へ適用した.その結果,(1)河岸や護岸の多くは,河道特性により安定状態…

    DOI Web Site 参考文献8件

  • -Editorial- 特集『令和2年7月豪雨災害特別企画』

    横木 裕宗, 内田 龍彦, 稲垣 厚至, 塚井 誠人, 瀬戸 心太, 横嶋 哲, 吉川 泰弘, 椿 涼太, 斉木 功 土木学会論文集B1(水工学) 77 (1), 230-233, 2021

    <p> 令和2年7月,九州地方では4日から7日にかけて記録的な大雨となり,球磨川や筑後川では記録的な洪水が発生した.その後も西日本から東北地方の広い範囲で大気が不安定となり,江の川,最上川など大河川においても氾濫が相次いだ.近年では,毎年のように記録的な豪雨災害が発生しており,降雨強度だけでなく降雨のスケールが時空間的に大きくなっており,被害が時空間的に拡大している.さらに,令和2年度は新型コロ…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 蛇行水路における波状段波の増幅特性

    小林 大祐, 内田 龍彦, 太田 一行 土木学会論文集B1(水工学) 77 (2), I_1183-I_1188, 2021

    <p> 河川遡上する津波における波状段波に着目し,ソリトン分裂波の蛇行河川における増幅特性について,異なる2つの蛇行水路における基礎実験と平面2次元・3次元計算より検討した.ソリトン分裂波は,蛇行水路形状によって外岸沿いにおける増幅特性が異なることを実験的に明らかにした.平面2次元計算では,外岸における波高の増大を表現でき,3次元計算はソリトン分裂第1波の波高を良好に再現可能であった.実験と計算…

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 混合粒径土砂堆積過程の定式化とその検証

    内田 龍彦, 林 勇輔, 木本 祥太, 井上 卓也, 鳩野 美佐子 土木学会論文集B1(水工学) 77 (2), I_625-I_630, 2021

    <p> 混合粒径河床における土砂輸送問題では交換層の概念が適用されてきたが,空隙率と交換層厚の問題が未解決である.本研究では,個別の粒子の運動を解く個別要素法では交換層が問題とならないことに着目し,オイラー型土砂堆積モデルを検討した.まず,個別要素法に用いられる粒子の基礎方程式を空間平均し,土砂粒子の河床堆積条件から利用可能空隙率を定義することで,堆積高と粒子の存在率の時間変化式を導出し,従来の…

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 開水路流中における非水没円柱群の流体力とその評価法に関する基礎的研究

    冨山 遼, 内田 龍彦, 小林 大祐, 鳩野 美佐子, 横嶋 哲 土木学会論文集B1(水工学) 77 (2), I_841-I_846, 2021

    <p> 河道内の植生や構造物等に作用する流体力を評価することは河川管理を行う上で重要である.本研究では流体力は抵抗体が周辺の圧力の分布を変化させることにより発生することに着目し,抵抗体が存在する前後での水面形と圧力場の変化を調べ,流体力を抵抗体が存在する前の流れ場から考察した.また,開水路流中の非水没抵抗体に作用する流体力が流れ方向への浮力,一様流中で発生する流体力,水面変化による流体力,および…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 幼児の上顎乳前歯歯肉部に発生した結節性筋膜炎の1例

    土橋 容子, 馬場 篤子, 岡 暁子, 田村 翔悟, 難波 みち子, 内田 竜司, 岡村 和彦, 尾崎 正雄 小児歯科学雑誌 58 (3), 173-181, 2020-11-25

    <p>結節性筋膜炎は良性の腫瘍類似疾患に分類されるが,臨床所見のみでは,悪性腫瘍との鑑別が困難な疾患である。一般に四肢の皮下組織に好発し,口腔粘膜での発生は非常に稀である。今回われわれは,上顎乳前歯部に結節性筋膜炎を発症した4歳の女児の治療を経験した。来院時,上顎右側乳切歯は動揺しており,歯軸の偏位とそれに伴う咬合平面の歪みが認められた。医療面接より,この歯列不正は1か月で急速に進行したことがわ…

    DOI 医中誌

  • 令和元年台風19号及び台風21号による広域災害に関する総合研究

    二瓶, 泰雄, 仲江川, 敏之, 中北, 英一, 竹見, 哲也, 山田, 朋人, 三隅, 良平, 飯塚, 聡, 鈴木, 真一, 柳瀬, 亘, 立川, 康人, 田中, 茂信, 佐山, 敬洋, 田中, 智大, 朝位, 孝二, 清水, 義彦, 前野, 詩朗, 田中, 仁, 吉谷, 純一, 田中, 規夫, 泉, 典洋, 矢野, 真一郎, 森脇, 亮, 赤松, 良久, 内田, 龍彦, 重枝, 未玲, 岩崎, 理樹, 小山, 毅, 長谷川, 兼一, 西嶋, 一欽, 藤本, 郷史, 毛利, 栄征, 前田, 健一, 岡村, 未対, ト部, 厚志, 森口, 周二, 蝦名, 裕一, 松四, 雄騎, 王, 功輝, 竹林, 洋史, 鈴木, 素之, 田島, 芳満, 佐々木, 淳, 信岡, 尚道, 森, 信人, 有川, 太郎, 鈴木, 崇之, 下園, 武範, 松井, 正宏, 小林, 文明, 畑山, 満則, 牛山, 素行, 佐藤, 健, 梶谷, 義雄 自然災害科学総合シンポジウム講演論文集 57 9-22, 2020-09-01

    令和元年台風19号では, 東日本の非常に広い範囲で長時間の豪雨をもたらし, 大規模な洪水氾濫が発生すると共に, 台風による過去最多の士砂災害件数, 竜巻などの強風被害, 記録的な高潮・高波被害が発生し, 甚大な人的・物的被害が生じた。その約2週間後には, 日本南岸の低気圧と台風21号による大雨が発生し, 千菓県や福島県などにて洪水氾濫が発生した。本研究では, …

    HANDLE

  • 大学ボランティア関連組織による学生ボランティア活動の実際

    箭内, 任, 今井, 誠二, 上村, 静, 田島, 裕之, 内田, 龍史, 菅原, 真枝, 濱野, 道雄, 新田, 貴之, 濱崎, 雅孝, Yanai, Makoto, Imai, Seiji, Uemura, Shizuka, Tajima, Hiroyuki, Uchida, Ryushi, Sugawara, Sanae, Hamano, Michio, Nitta, Takayuki, Hamazaki, Masataka 尚絅総研論集 (2) 11-28, 2020-02-28

    東日本大震災から現在に至るまでのこの期間(研究期間[2016-2017年])、この震災について大学教員が大学生にどのように語ってきたのか、また大学の教学システムは学生にどのような影響を与えてきたのか、十分に検討されてきたとは言えない状況であった。本研究では、ボランティアに関する大学教育のあり方を大学組織の立場から検討することを目的とし、震災ボランティアに学生を派遣している各大学のボランティアステ…

    機関リポジトリ

  • 水平構面に粘弾性ダンパーを付加した木造本堂の制振技術

    佐藤 信夫, 花里 利一, 内田 龍一郎, 荻原 幸夫, 三須 基規, 大村 祐樹, 坂本 功 日本地震工学会論文集 20 (4), 4_38-4_55, 2020

    <p>水平構面に柔性を有する木造本堂の制振技術の開発・提案を行った.水平面に設置された制振装置を使用することにより,解析的に木造本堂の応答変位が最大で10%程度低減されることを確認した.この方法は,川崎市の長念寺本堂に適用した.本研究で開発した制振技術の有効性を確認するため,施工完了後から地震観測を実施している.3次元非線形モデルを用いた地震応答解析結果について,常時微動測定と地震観測記録を用い…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 大規模洪水時における河岸侵食箇所の三次元流況と乱れエネルギー分布の数値解析

    八木 郁哉, 内田 龍彦, 河原 能久 土木学会論文集B1(水工学) 76 (1), 404-413, 2020

    <p> 2019年10月12日から13日に日本列島に上陸した令和元年台風によって,千曲川では河岸侵食により河川沿いの幹線道路や橋梁などで甚大な被害を受けた.被害軽減対策のためには大規模洪水時において河岸侵食危険箇所の予測手法を確立することが喫緊の課題である.本研究では,湾曲部二次流,横断構造物下流の高速流部,構造物周辺の三次元流れ,および水面変動など河岸侵食を引き起こす要因となる流れ部で大きくな…

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献4件

  • 円柱群を過ぎる流れにおけるundisturbed flowの基本特性

    横嶋 哲, 平井 俊也, 安藤 丈央, 風早 祐輔, 内田 龍彦, 河原 能久 風工学研究論文集 26 (0), 31-40, 2020

    植生/都市キャノピー流れの実用的な予測において抗力モデルは必要不可欠である。しかしながらこのモデルはその代表速度をどう与えるかという点で本質的な困難を有する。孤立した障害物を過ぎる流れでは、流入速度が代表速度となる。これはこの障害物が存在しない場合に障害物位置を過ぎる流れ(undisturbed …

    DOI 被引用文献2件

  • -Editorial- 特集『令和元年風水害報告特別企画』

    横木 裕宗, 内田 龍彦, 赤松 良久, 瀬戸 心太, 音田 慎一郎, 山田 朋人, 西村 聡, 手計 太一, 藤山 知加子, 榊原 弘之, 鴫原 良典, 横嶋 哲 土木学会論文集B1(水工学) 76 (1), 153-158, 2020

    <p> 令和元年は,関東甲信地方,東北地方などでは台風19号(Hagibis)による記録的な豪雨などの災害の他,令和元年8月佐賀県豪雨災害および台風15号による千葉県を中心とした風雨災害など多くの風水害を受けた.これらの災害は複合要因により広域に甚大な被害をもたらす災害が連続して生じる危険性も浮き彫りにした.災害の多い我が国において,災害調査データを取り纏め,情報発信することは土木学会の使命のひ…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • CCUにおける超急性期心臓リハビリテーションの実際

    牧田 茂, 内田 龍制 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 56 (11), 876-881, 2019-11-18

    <p>心臓リハビリテーションの目的は,過剰な安静の弊害(身体的・精神的デコンディショニング,褥瘡,肺塞栓症など)の防止と運動耐容能の向上によるQOLの改善ならびに患者教育と疾病管理による心疾患再発や再入院の予防である.超急性期では,早期離床と積極的な運動の推進が重要であり,循環動態の把握と循環補助装置などの知識を深め,リスク管理の下で医師,看護師,理学療法士(PT),作業療法士(OT),言語聴覚…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 部落差別の生成と変容

    内田 龍史 社会学年報 48 (0), 31-43, 2019-08-30

    <p> 部落差別は,近世以前の身分制を出発点とするものの,自由と平等をその基本理念とする近代社会において,差別が告発される形で生成されてきたと言えよう.そうした告発は,部落差別を撤廃するための国策を求める運動へと展開され,同和対策審議会答申(1965年)によって「実態的差別」と「心理的差別」,さらにはその悪循環を断ち切ることが行政の責務とされた.そのうえで実施された同和対策事業は,事業対象を求め…

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  • XRAINからみた平成30年7月豪雨時における広島県内の降水システムの特徴

    横江 祐輝, 北 真人, 内田 龍彦, 河原 能久 土木学会論文集B1(水工学) 75 (1), 270-278, 2019

    <p> 2018年6月28日から7月8日にかけて西日本を中心に線状降水帯を含む豪雨が発生し,広島県内で洪水や土砂災害が発生した.国土交通省はXバンドMPレーダ雨量計とCバンドMPレーダ雨量計を組み合わせたシステムである「XRAIN」を配信している.本研究では気象庁メソ数値予報モデルMSMを用いて気象場を確認したのち,広島県内における気象レーダの観測結果を報告する.XRAINは地上雨量計に対して精…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献3件

  • 平成30年7月豪雨時の沼田川流域における洪水について

    清水 里都季, 内田 龍彦, 河原 能久 土木学会論文集B1(水工学) 75 (1), 291-298, 2019

    <p> 平成30年7月豪雨では西日本を中心に甚大な洪水被害が発生した.広島県の東部を流れる沼田川流域では,越流・溢水や支川の破堤が発生し,浸水被害を受けた.本研究では,洪水被害の大きかった船木地区において現地観測を行い,洪水時の氾濫水の挙動を調べた.次に観測水位データと流出解析結果から,洪水流の特徴と上流の福富ダムと椋梨ダムの効果を調べた.そして平面二次元解析より,植生が洪水流に与えた影響を考察…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献3件

  • 分級作用に伴う混合粒径土砂の空隙率と体積の変化に関する基礎的研究

    林 勇輔, 内田 龍彦, 河原 能久 土木学会論文集B1(水工学) 75 (2), I_913-I_918, 2019

    <p> 貯水池の堆砂機構や排砂された土砂が下流河道に与える影響を適切に評価するために,混合粒径土砂の河床変動解析法は不可欠である.しかし,粒度分布の変化に伴う空隙率と土砂体積の変化を考慮できる解析法は確立されているとは言えない.本研究では,このような解析法を構築するための現象理解と基礎データ取得を目的として,現地堆積土砂の空隙率と土砂体積が分級作用でどのように変化するのかを移動床水理実験によって…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 大規模洪水時における河岸侵食危険箇所の検出法

    八木 郁哉, 内田 龍彦, 河原 能久 河川技術論文集 25 (0), 729-734, 2019

    <p>Heavy rainfall that occurred in July 2018 caused severe damage along rivers in western Japan widely such as bank erosion, collapse of dikes, etc. Those also broke many the evacuation routes along …

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  • 特集『平成30年西日本豪雨災害特別企画』

    泉 典洋, 内田 龍彦, 赤松 良久, 鈴木 善晴, 森口 周二, 及川 康, 白旗 弘実 土木学会論文集B1(水工学) 75 (1), 138-142, 2019

    <p> 平成30年西日本豪雨はこれまでにない降雨により広域にわたって洪水氾濫や土砂災害を発生させ,ライフラインや交通システム,各種構造物などに多様な被害をもたらし,分野横断的な課題を顕在化させた.激甚化した災害の頻発する昨今において,災害調査データを取り纏め,それらの情報を公に発信し広く共有することは,土木学会の主要な役割のひとつである.そこで,土木学会論文集では,防災に関する技術および学術分野…

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  • 平成30年7月豪雨時の土石流発生率の評価に対する雨量指標<i>R’</i>の適用性の検討

    小橋 力也, 北 真人, 内田 龍彦, 河原 能久 土木学会論文集B1(水工学) 75 (1), 191-199, 2019

    <p> 平成30年7月豪雨では,長期・広範囲に渡って雨が降り,土石流が多発した.土石流により輸送される土砂は河川に流れ込むことで土砂洪水氾濫を引き起こし,被害をさらに拡大させた.現在の土砂災害警戒情報は,個々の斜面における雨量と地形・地盤情報が考慮されておらず,土石流発生率やその危険度評価には課題があると考えられる.本研究では豪雨時について,空間解像度の良いXRAINの雨量データと斜面崩壊場所の…

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  • 円柱群内の個々の円柱に働く抗力の巨視的推定に要する代表速度について

    横嶋 哲, 風早 祐輔, 内田 龍彦, 河原 能久 理論応用力学講演会 講演論文集 65 (0), 21-, 2019

    <p>ある物体の抗力係数を評価するには、その物体に働く抗力に加えて、代表速度も必要となる。しかしながら、複数の障害物を過ぎる流れにおいて、個々の障害物に対する代表速度をどう与えるかは自明でない。本研究では、代表速度に対する合理的な選択肢と言えるundisturbed flow(その障害物は存在せず、しかし他の障害物は全て存在する系において、その障害物の占有領域を過ぎる流れ)を、円柱群を過ぎる完全…

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  • 木造五重塔の心柱の応答制御技術

    佐藤 信夫, 花里 利一, 内田 龍一郎, 荻原 幸夫, 三須 基規, 坂本 功, 高山 峯夫, 中井 孝, 近藤 典夫 日本建築学会技術報告集 24 (57), 619-624, 2018-06-20

    <p>A response control technique of the central column of a timber five storied pagoda was successfully developed. It was demonstrated that response displacement of the central columns’s top would be …

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  • 農協改革とEPA対策 : 農業成長産業化の政治過程

    内田, 龍之介 政策創造研究 12 127-159, 2018-03-29

    政権復帰後の安倍晋三内閣は農業の成長産業化を図るべく、農政改革や貿易自由化交渉を進めている。農政決定においては、首相官邸やその審議会に主導的な役割が移行しつつあるが、族議員や農業団体も改革推進に関与していると考えられている。本稿は、JA全中とJA全農をはじめとした農協組織改革と、TPPや日欧EPA合意後の農業対策の決定過程を考察した。具体的に農政トライアングルの構成者である自民党農林族、JAグル…

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  • 粗面上に発生する跳水を含む段落ち部下流の流れの水深積分モデルによる解析法

    内田 龍彦 土木学会論文集A2(応用力学) 74 (1), 17-26, 2018

    河川構造物の設計,維持管理において,下流水深によって跳水形態が変化する段落ち部下流の流れを明らかにすることは重要である.本研究では,比較的大きな粗面が段落ち部下流に存在する場合を対象として,実用性の高い水深積分モデルによる解析法を開発する.解析には,非平衡粗面抵抗則を導入した非静水圧水深積分モデルであるGBVC4-DWL法を応用する.段落ち部背後の仮想河床と砕波モデルを導入することで,本解析法は…

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  • P1-27 真菌が生産するアムホテリシン B活性増強物質simpotentinに関する研究

    内田 龍児, 大多和 正樹, 近藤 あり子, 清水 恵里, 八木 瑛穂, 齊藤 惇, 李 大葵, 小林 啓介, 野中 健一, 増間 碌郎, 長光 亨, 供田 洋 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 421-426-, 2018

    【はじめに】アムホテリシン B (AMPB) は1962年の上市以降、広い抗真菌スペクトルと殺菌的な作用を示すことから、大半の深在性真菌症に対して信頼できる治療薬の一つとして用いられている優れた抗真菌剤である。しかし、その作用点が真菌細胞膜のエルゴステロールであるため、ヒト細胞膜のコレステロールにも僅かな親和性を示し、腎障害や低カリウム血症などの重篤な副作用を引き起こすことが問題点とされている。…

    DOI

  • 偏向コーナーキューブD-CCRを用いた高指向性を有するプロジェクションスクリーン

    大寺 亮介, カランタル カリル, 若生 一広, 内田 龍男 映像情報メディア学会誌 72 (10), J160-J167, 2018

    <p>個人用,小規模会議でのプロジェクタ投影や自動車のピラーへの投影用途などに,指向性投影スクリーンを考案・開発した.スクリーン指向特性は,プロジェクタの方向から<i>θ<sub>view</sub></i>ずれた方向を中心とし,±<i>Δθ<sub>view</sub></i>拡散反射させるものである.例えば自動車ピラーに応用すれば,運転者から少しずれた位置にプロジェクタを設置することによって…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 不等流における非水没抵抗体の流体力の評価法

    阿戸 理樹, 内田 龍彦, 河原 能久 土木学会論文集B1(水工学) 74 (5), I_751-I_756, 2018

    <p> 流れの中の植生や構造物にかかる流体力を評価することは河川流の解析や構造物の機能,安全性の評価において重要である.しかし,不等流性の強い流れにおける流体力の評価法は検討例が少なく,等流状態で実験された抗力係数の妥当性については疑問が残る.本研究では,異なる抵抗体を用いて等流場と加速,減速流場において実験を行った.まず,等流場の水深の測定値から抗力係数<i>C<sub>D</sub></i>…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 砂堆形状の変遷過程における砂粒子の移動と河床近傍流速の特性

    北村 旭, 椿 涼太, 河原 能久, 内田 龍彦 土木学会論文集B1(水工学) 74 (5), I_973-I_978, 2018

    <p> 洪水時に河床波が形成されると,土砂運動や通水抵抗が変化することは広く認識されている.しかし,河床波上を移動する個々の砂粒子の運動と河床波の発達や変遷過程との関連性を捉えた研究例は限られる.本研究では実河川において頻繁に見られる河床の3次元性に着目し,一定流量の条件下において,平坦河床から2次元砂堆を経て,3次元砂堆が形成される変遷過程を対象として,河床近傍流速と河床波上を移動する個々の砂…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献3件

  • CバンドMPレーダーによる地上雨量の精度と誤差要因

    横江 祐輝, 北 真人, 内田 龍彦, 河原 能久 河川技術論文集 24 (0), 397-402, 2018

    <p>In recent years, flood damage and landslide disasters have occurred frequently due to increasing localized heavy rainfall. In order to capture the extensive surface precipitation in real time, …

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  • 脳波に基づくマウスの安静時脳機能的結合の睡眠・覚醒状態依存性解析

    内田 竜生, 吉田 侑冬, 中尾 光之, 片山 統裕 生体医工学 Annual56 (Abstract), S61-S61, 2018

    <p>[背景・目的] 精神・神経疾患の新しい診断法として,fMRIで記録した安静時の自発性脳活動の機能的結合(rFC)のネットワーク解析が研究されている.最近では,rFCネットワークの睡眠覚醒状態依存性も報告されている.本研究では,疾患の基礎研究で広く用いられているマウスの脳の電気的神経活動を多点記録し,rFCの睡眠・覚醒状態依存性を解析した.[方法] …

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  • 河岸抵抗による砂堆の横断変化特性

    中島 奈桜, 内田 龍彦, 河原 能久 土木学会論文集B1(水工学) 74 (5), I_1111-I_1116, 2018

    <p> 水理条件により河床では種々の河床波が生じる.これらは河道の抵抗となり,河川管理上抵抗を予測するため,河床波の発達,形成過程を理解する必要性がある.河床波の中でも砂堆は,2次元的な抵抗として扱われているが,河岸の状況により横断方向に変化することがある.しかし,河床波と河岸抵抗の関連性は不明な点が多い.本研究では,河岸に抵抗を4ケース用意し,河床波の波高と波長について横断方向に測定を行った.…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 一般底面流速解析法と非平衡粗面抵抗則に基づく水深積分型二相流解析法の適合性の検討

    内田 龍彦, 福岡 捷二 土木学会論文集B1(水工学) 73 (4), I_937-I_942, 2017

    洪水や津波による流れと土砂輸送を適切に評価できる解析法が求められている.本研究では流砂系方程式に基づいて,既往の河床変動解析法に用いられてきた仮定と課題を整理し,流れ系と流砂系の二相流解析法の役割を論じている.次に,実用性の高い改良型水深積分モデル(BVC法)と非平衡粗面抵抗則に基づいた新たな二相流解析法を提案している.流砂系モデルでは底面近傍の高濃度の掃流砂から主計算領域の浮遊砂を一体的に取り…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • 福岡歯科大学の卒業時アウトカムを考慮した学修成果可視化の試みについて

    内田 竜司, 児玉 淳, 丸田 道人, 岡本 富士雄, 川口 智弘, 大城 希美子, 石川 博之 日本歯科医学教育学会雑誌 33 (3), 184-197, 2017

    <p> <b>抄録</b> 福岡歯科大学では, 平成26年度より文部科学省大学教育再生加速プログラムテーマⅡ・学修成果の可視化の採択を受け, 全授業科目の行動目標をディプロマポリシーおよび学士力と紐付けし, 達成度を数値化することにより学修の成果として可視化を図ることに着手している. しかし, 既存のディプロマポリシーは概括的, 抽象的な概念としての文言であり, …

    DOI 医中誌

  • 土砂移動量の多い急流河川の洪水流と河床変動解析区間における上流端の境界条件検討の試み

    岡安 光太郎, 池田 博明, 内田 龍彦, 福岡 捷二 土木学会論文集B1(水工学) 73 (4), I_637-I_642, 2017

    本研究では,緩流河川で適用性の高い観測水面形を用いた洪水流と河床変動解析の一体解析法を急流河川である姫川で実行するため,検討の第一段階として,解析における流れと河床変動の上流端境界条件の与え方について検討した.上流からの流入流量については複数地点の観測水位を用いて定める手法を開発し,また実測河床変動量を用いて河床変動解析区間の上流端境界条件を設定する方法を検討した.本解析法を石礫河川の二次元洪水…

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  • 境界層水理学が生態系保全に果たす役割

    田中 規夫, 内田 龍彦, 山上 路生 河川技術論文集 23 (0), 549-554, 2017

    <p>This study summarizes the importance to clarify the turbulent and sediment transport characteristics inside the roughness layer and the boundary layer for improving the river environment, …

    DOI

  • 福岡歯科大学における学生のディプロマポリシー・学士力の認知の程度と学修成果可視化への期待の程度について

    内田 竜司, 児玉 淳, 丸田 道人, 岡本 富士雄, 川口 智弘, 大城 希美子, 嶋田 香, 埴岡 隆, 石川 博之 日本歯科医学教育学会雑誌 32 (3), 155-165, 2016

    <p> <b>抄録</b> 本学では, 平成26年度より文部科学省大学教育再生加速プログラムテーマⅡ・学修成果の可視化の採択を受け, 本学のディプロマポリシーにおける各学生の到達度の可視化, ならびに学士課程6年間における学修成果の可視化を行うことに着手している. この取り組みを行うに当たり, 実施前の基本データとして学生および研修歯科医に対し学内アンケート調査を行った. …

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  • 真菌が生産する新規抗真菌物質 simplifungin および valsafungin 類に関する研究

    石島 広之, 内田 龍児, 大多和 正樹, 近藤 あり子, 長井 賢一郎, 島 圭介, 野中 健一, 増間 碌郎, 岩本 晋, 小野寺 秀幸, 長光 亨, 供田 洋 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster16-, 2016

    <p>【背景】</p><p> 深在性真菌症は、Candida, Aspergillus, Cryptococcus および Rhizopus 属に起因する致死率の高い感染症で、医療の高度化に伴い免疫機能が低下した患者に発症する日和見感染症の一つである。現在臨床で使用されている抗真菌剤は主に、真菌細胞膜のエルゴステロールの生合成を阻害するアゾール系薬剤、エルゴステロールと複合体を形成することで膜障…

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  • 急性大動脈解離患者における手術前後での身体活動量の推移の特徴

    外山 洋平, 花房 祐輔, 西元 淳司, 内田 龍制, 高橋 秀寿, 牧田 茂 理学療法学Supplement 2014 (0), 1583-, 2015

    【はじめに,目的】近年,急性大動脈解離(AAD)に対する手術件数は増加しており,手術手技を含めた医療技術の向上や術後管理の進歩に伴い入院死亡率は減少している。しかし術後には,手術部以外の再解離や解離進行など,不安定な病態を持つことが特徴であり,術後及び退院後の予後改善や合併症予防は重要である。AAD患者の予後規定因子としては,ulcerlike …

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  • 弁膜症術後症例におけるリハビリテーション経過と運動耐容能の推移について

    花房 祐輔, 外山 洋平, 西元 淳司, 樋田 あゆみ, 内田 龍制, 高橋 秀寿, 牧田 茂 理学療法学Supplement 2014 (0), 1580-, 2015

    <b>【はじめに】</b>弁膜症術後症例は,術前からの罹病期間に応じた活動量低下,それに伴う術後活動制限による運動耐容能の低下が懸念され,術後のリハビリテーション(以下リハ)に影響を及ぼす可能性が考えられる。近年,医療技術の進歩に伴い手術の低侵襲化,術後管理の進歩により,弁膜症に対する手術適応年齢も高まっていることから,年齢が術後の回復に及ぼす影響について検討することは重要であると考えられる。そ…

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  • 術式や術前化学療法が食道癌術後者における周術期の運動耐容能や下肢筋力に及ぼす影響の検討

    高木 敏之, 斉藤 友美, 佐藤 大, 渡辺 有希, 滝沢 未来, 細谷 学史, 森田 菜々恵, 樋田 あゆみ, 佐藤 弘, 内田 龍制, 高橋 秀寿, 牧田 茂 理学療法学Supplement 2014 (0), 0252-, 2015

    【はじめに,目的】食道癌根治術は開胸・開腹よって行われ高度な手術侵襲が予想され,術後の呼吸器合併症や術後臥床の遷延による身体機能低下の予防が重要視されている。そのため,周術期リハビリテーション(以下リハビリ)が推奨されており,当院でも食道癌根治術を施行する患者に対して周術期リハビリを実践している。その際,我々は患者の術前と退院時の運動耐容能や下肢筋力を測定し,術前の患者状態の把握や退院後のADL…

    DOI 医中誌

  • 非静水圧準三次元解析法による北上川の津波河川遡上・氾濫流の一体解析

    松井 大生, 内田 龍彦, 中村 賢人, 服部 敦, 福岡 捷二 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_181-I_186, 2015

    津波の河川遡上・氾濫流解析においては,流れの三次元性を考慮でき,種々の現象を一体的に解析が可能な実用的なモデルが求められている.本研究では,平面二次元解析の枠組みで流速と圧力の鉛直分布を考慮できる一般底面流速解析法を水面の時空間変化の激しい津波解析に応用するため,鉛直方向流速の非定常項と水面での圧力鉛直勾配項を新たに導入した非静水圧津波準三次元解析法を開発した.まず,本解析法を津波河川遡上実験に…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献3件

  • 非平衡粗面抵抗則を用いた一般底面流速解析法の導出と局所三次元流れへの適用

    内田 龍彦, 福岡 捷二 土木学会論文集B1(水工学) 71 (2), 43-62, 2015

    異なる時空間スケールの現象が相互作用する洪水流を解析するため,著者らは河床近傍の極薄い層(抵抗則領域)より上の流れ(主計算領域)について,平面二次元解析法の枠組みで流速と圧力の鉛直分布を計算できる一般底面流速解析法(BVC法)を開発してきた.本研究では,構造物周辺の三次元流れや河床近傍流速を解析するため,抵抗則領域を渦層と粗度層に分け,運動方程式と連続式に基づく非平衡粗面抵抗則を導出し,抵抗則領…

    DOI 被引用文献6件 参考文献22件

  • 空力窓を利用した減圧環境下のレーザ溶接技術の開発(第2報)

    福田 健, 河野 渉, 荒木 翔太, 松田 寿, 内田 竜朗, 大友 文雄 溶接学会全国大会講演概要 2014s (0), 84-85, 2014

    厚板構造物の溶接工数削減の手段としてレーザ溶接は有効な工法でだが、パス数削減や開先形状簡素化のニーズから、さらなる溶け込み深さの増加が期待されている。減圧環境下のレーザ溶接は、溶け込み深さの増大に寄与するキーホール生成の活発化により、大気圧環境下に比べて溶け込み深さを深くできる増大できるが、溶接プールムの除去や減圧環境のシール方法に課題がある。本報告は、これらの課題を解決するために減圧環境へのレ

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  • 協働創出型エンジニアリングデザイン教育

    小林 仁, 内田 龍男, 丹野 顯, 石山 純一, 伊藤 昌彦 工学教育 61 (1), 1_88-1_93, 2013

    In late years fluidization of society and the industry structure is accelerated by the globalization on the earth scale and by the low birthrate and aging in the developed country. To overcome these …

    DOI 参考文献6件

  • 移動床数値実験水路を流下する石礫粒子群の三次元運動

    福田 朝生, 福岡 捷二, 内田 龍彦 土木学会論文集B1(水工学) 69 (4), I_1051-I_1056, 2013

    Estimation of sediment transport rate and bed variation in stony-bed rivers needs to understand the effects of stones sizes and shapes in streams. However, measurements of forces acting on sediment …

    DOI 被引用文献2件 参考文献3件

  • 吸気加湿冷却によるガスタービン出力の増強

    内田 竜朗, 大友 文雄, 福武 英紀, 伊東 正雄 日本機械学会論文集B編 79 (799), 276-280, 2013

    This paper describes a gas turbine inlet air cooling system using high pressure spray nozzle. Thermal characteristics and fluid properties were studied by performing the wind tunnel test that …

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  • ガスタービン吸気冷却システム

    内田 竜朗, 大友 文雄, 福武 英紀, 伊東 正雄, 鹿目 浩正, 奥野 研一 日本機械学会論文集B編 79 (808), 2538-2542, 2013

    This paper describes a gas turbine inlet air cooling system using high pressure spray nozzle. Scale model inlet duct is manufactured within water spray of inlet fogging system, and many testing was …

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  • 空力窓を利用した減圧環境下でのレーザ溶接技術の開発

    福田 健, 河野 渉, 荒木 翔太, 松田 寿, 内田 竜朗, 大友 文雄 溶接学会全国大会講演概要 2013f (0), 28-29, 2013

    溶接工程の効率化にレーザ溶接は有効な手段だが、さらなる溶け込み深さの増加が期待されている。減圧環境下では、大気圧下に比べて溶け込み深さを深くすることが可能だが、プルーム除去に課題がある。本報告は、この問題を解決するために減圧環境へのレーザ光投入窓に空力窓を検討したものである。

    DOI 参考文献1件

  • C101 ガスタービン吸気冷却システム(OS9 熱・流動(1))

    内田 竜朗, 大友 文雄, 福武 英紀, 伊東 正雄, 鹿目 浩正, 奥野 研一 動力・エネルギー技術の最前線講演論文集 : シンポジウム 2013.18 (0), 61-64, 2013

    This paper describes a gas turbine inlet air cooling system using high pressure spray nozzle Scale model inlet duct is manufactured within water spray of inlet fogging system, and many testing was …

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  • CRT non-responderである難治性心不全に対し和温療法が有効であった1例

    村松 俊裕, 小川 晴美, 加藤 律史, 飛梅 威, 内田 龍制, 牧田 茂, 小宮山 伸之, 西村 重敬 心臓 44 (5), 592-596, 2012

    64歳, 女性. 2008年3月労作時息切れを自覚, 近医で高度左室収縮能低下を指摘され心不全加療が開始された. 2009年1月夜間呼吸困難, 起座呼吸となり緊急入院し各種薬物治療が施行されたが, 治療抵抗性心不全であり5月精査加療目的で当院転院となった. 入院時左室駆出分画率(left ventricular ejection fraction; LVEF)12%, …

    DOI 医中誌

  • 2次元方向に拡散光分布をコントロールする光拡散フィルム(ディスプレイ材料・製造技術シンポジウム)

    西澤 真裕, 草間 健太郎, 関家 一雄, 片桐 麦, 川上 徹, 内田 龍男 映像情報メディア学会技術報告 36.11 (0), 9-15, 2012

    透過光の拡散方向や分布を2次元方向に制御する光コントロールフィルムの合成に成功しました.アクリレート混合物の紫外線硬化により合成したフィルムの内部には,ミクロンサイズの周期的層状構造が形成されています.フィルム内部の構造により拡散された透過光の分布形状が,硬化に使用した紫外線光源と同じ形状となることを発見しました.この発見を拡張し,紫外線LEDを四角形・六角形に配置することで,透過光を四角形状・…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 水流による石礫粒子群の移動機構とそのモデル化

    福田 朝生, 福岡 捷二, 内田 龍彦 土木学会論文集B1(水工学) 68 (4), I_937-I_942, 2012

    To understand and explain mechanism of the stones moving in streams is required for among natural and artificial environment, such as flushing bypass channel design, debris flows and sediment-laden …

    DOI 被引用文献1件 参考文献2件

  • 急性大動脈解離術後患者の長期経過に影響を及ぼす因子の検討

    外山 洋平, 花房 祐輔, 並木 未来, 篠崎 かおり, 大塚 由華利, 飯塚 有希, 内田 龍制, 牧田 茂 理学療法学Supplement 2011 (0), Db0552-Db0552, 2012

    【目的】 近年,心臓血管外科において急性大動脈解離(AAD)に対する手術数は増加しており,医療技術の進歩に伴い入院死亡率は減少している.しかし,術後に再解離や解離進行による外科的処置の追加などの報告も含め,不安定な病態を持つことが特徴であり,予後の改善や合併症の予防は重要である.以前我々はAAD Stanford …

    DOI

  • S082013 吸気加湿冷却によるガスタービン出力増強

    内田 竜朗, 大友 文雄, 横江 晴佳, 福武 英紀, 伊東 正雄 年次大会 2012 (0), _S082013-1-_S082013-5, 2012

    This paper describes a gas turbine inlet air cooling system using high pressure spray nozzle. It is important to know water droplet size distribution behind IGV (Inlet Guide Vane) for erosion risk …

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  • チーム学習の教育効果に関する評価モデル

    小林 仁, 内田 龍男, 石山 純一, 伊藤 昌彦, 谷垣 美保, 菅野 洋行 工学教育 60 (4), 4_26-4_31, 2012

    With the acceleration of the worldwide globalization, the fluidity of the person on the earth scale advances these days. So guaranteeing the quality of the education and coping with diversification …

    DOI 参考文献9件

  • 学生同士の教え合いに基づく教育モデル

    小林 仁, 内田 龍男, 石山 純一, 谷垣 美保, 李 晩在, 菅野 洋行 工学教育 60 (6), 6_124-6_129, 2012

    Although difference of the scholastic ability expands in the secondary education, the guaranty of academic attainments of students is required at higher education institutions in these days. In …

    DOI 参考文献9件

  • 構造物を越流する流れの解析法の開発

    内田 龍彦, 福岡 捷二 河川技術論文集 18 (0), 351-356, 2012

    <p>It is important for designs of river structures to understand not only local scale phenomena around structures but also large scale phenomena such as unsteadiness of a flood flow and behaviors of …

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  • 偏光板の複素屈折率のエリプソメトリによる解析(発光型/非発光型ディスプレイ合同研究会)

    近藤 勉, 石鍋 隆宏, 宮下 哲哉, 内田 龍男 映像情報メディア学会技術報告 35.4 (0), 69-72, 2011

    近年、液晶ディスプレイは様々な用途で実用化されているが、明るさ、コントラスト比の改善はいまだ重要な課題である。このためには偏光板の性能の向上が必要であり、偏光板の複素屈折率の解析とそれが光学特性に与える影響を正確に把握することは高性能偏光板の製造、設計において重要となる。本研究では偏光板の複素屈折率をエリプソメトリを用いて高精度に解析する方法およびそれが液晶ディスプレイの光学特性に与える影響につ…

    DOI Web Site Web Site 参考文献10件

  • ナノ粒子散布による微細光学素子形状のSEM測定(発光型/非発光型ディスプレイ合同研究会)

    長南 隆之, 片桐 麦, 川上 徹, 内田 龍男 映像情報メディア学会技術報告 35.4 (0), 49-52, 2011

    近年ディスプレイに用いられる光学素子にはより高度な制御が求められ、その表面形状の3次元的な測定評価の重要性が増している。しかし従来の表面形状測定装置では、表面が非常に平滑で急峻な傾斜部を有するサンプルを測定することは困難である。そこで本研究ではナノ粒子散布により光学素子表面に微細な凹凸パターンを付与することで、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いた3次元形状測定の精度改善を試みた。その結果、倍率と測…

    DOI Web Site Web Site 参考文献3件

  • 外光抑制型フロントプロジェクタ用スクリーン(発光型/非発光型ディスプレイ合同研究会)

    佐藤 良太, 片桐 麦, 鈴木 芳人, 鹿野 満, 内田 龍男 映像情報メディア学会技術報告 35.4 (0), 129-132, 2011

    近年、情報化社会の発展に伴い、ディスプレイはもはや我々の様々な生活の一部となってきている。その中でフロントプロジェクションディスプレイは、高輝度、大画面投射、システムのコンパクトさといった特徴を有しており、現在広く用いられている。しかし、明るい部屋ではコントラスト比が低下してしまう点が大きな問題である。そこで著者らはプロジェクタ光のみを観察者の方向に拡散させ、外光を他の角度方向に反射して制御する…

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • 大腿骨転移性骨腫瘍に対し腫瘍用人工骨頭置換術を施行された患者の理学療法を経験して

    秦 和文, 深田 和浩, 小野寺 恭子, 細谷 学史, 小泉 浩平, 内田 龍制, 鳥尾 哲矢, 今西 淳悟, 矢澤 康男, 牧田 茂 関東甲信越ブロック理学療法士学会 30 (0), 139-139, 2011

    【目的】<BR>現在、悪性腫瘍に対する手術療法、化学療法、放射線療法など集学的治療法の進歩により、癌患者の予後の延長が得られている。しかし骨転移に伴う疼痛や全身性機能障害のため、日常生活動作に制限を生じ、理学療法を必要とする患者も少なくない。今回我々は、大腿骨転移性骨腫瘍に対し腫瘍用人工骨頭置換術を施行され、実用歩行獲得と早期在宅復帰に至った2例の理学療法(PT)を経験したので報告する。なお、発…

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  • 心臓血管外科術後の心房細動に関連する因子の検討

    外山 洋平, 花房 祐輔, 大塚 由華利, 飯塚 有希, 内田 龍制, 牧田 茂 理学療法学Supplement 2010 (0), DbPI1361-DbPI1361, 2011

    【目的】近年,心臓血管外科術後の理学療法(PT)介入の早期化が進んでおり,手術の低侵襲化に伴い早期退院が可能となった.術後の合併症として,心房細動(AF)は最も頻回に認められ,発症率は冠動脈バイパス術で11~40%,弁膜症術後は60%と報告されている.また,術後の不整脈は70%が術後4日以内に起こるとされており,PT介入中にAFを発症する場合も少なくない.これまでに,AF発症の原因のひとつとして…

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  • 長期LVAS補助から心移植に至った4症例の理学療法の経験

    花房 祐輔, 高木 敏之, 櫻田 弘治, 藤野 雄次, 樋田 あゆみ, 外山 洋平, 大塚 由華利, 飯塚 有希, 篠崎 かおり, 内田 龍制, 牧田 茂 理学療法学Supplement 2010 (0), DaOI1033-DaOI1033, 2011

    【目的】自己心機能の改善が見込めない末期的重症心不全患者において,心臓移植が最終的な外科的治療となるが,ドナーが現れ心移植を施行されるまでの期間は決して短いものではない。そのため,待機期間のつなぎとして,左室補助人工心臓(LVAS)装着術を施行され,長期入院を強いられる患者が多く存在する。今回,長期間にわたるLVAS装着から心移植に成功し,移植後に至るまで理学療法(PT)を実施した4症例を経験し…

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  • 大腿骨頚部骨折術後患者における退院後運動耐容能と脚伸展筋力の評価

    秦 和文, 藤野 雄次, 鳥尾 哲矢, 小野寺 恭子, 樋田 あゆみ, 斉藤 友美, 深田 和浩, 細谷 学史, 内田 龍制, 白川 哲也, 河野 義彦, 織田 徹也, 根本 学, 織田 弘美, 牧田 茂 理学療法学Supplement 2010 (0), CbPI1265-CbPI1265, 2011

    【目的】<BR> 日本整形外科学会大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン(05)では、退院後のリハビリテーションの継続は有効である(Grade B)と報告されているが、これは筋力や歩行能力、日常生活動作(ADL)の改善、転倒のリスク減少を期待したものである。高齢者に特有の大腿骨頚部骨折では、退院後の運動耐容能や脚伸展筋力の推移についての報告は少なく、より多面的・包括的な運動療法の介入が必要であ…

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  • 間歇性跛行に対する薬物併用運動療法の効果について-NIRSとABIの比較

    大塚 由華利, 花房 祐輔, 外山 洋平, 飯塚 有希, 篠﨑 かおり, 樋田 あゆみ, 内田 龍制, 牧田 茂 理学療法学Supplement 2010 (0), DbPI1382-DbPI1382, 2011

    【背景】閉塞性動脈硬化症(ASO)の主要症状である間歇性跛行の評価には,従来から上腕-足関節血圧比(ABI)やABIの回復時間(a-RT)が広く用いられている。しかしABIは足背動脈または後脛骨動脈における足関節収縮期血圧を測定しており,比較的太い主要血管の血流を反映する指標であることから,運動時の筋虚血を評価する上では難点とされている。よって薬物併用運動療法を実施することにより,最大歩行距離の…

    DOI

  • 蒸気タービン内気液ニ相の流速計測と粒径予測

    内田 竜朗, 野口 太郎, 岩井 保憲, 新関 良樹, 奥野 研一 日本機械学会論文集B編 77 (784), 2273-2285, 2011

    The PIV(Particle Image Velocimetry) probe was developed in order to investigate behavior of liquid droplet in a steam turbine. The feature of the PIV probe is built in the light sheet optics system …

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  • 液晶ディスプレイの残像現象に影響する不純物イオンと配向膜高分子との相互作用

    水崎 真伸, 宮下 哲哉, 内田 龍男 高分子論文集 68 (1), 39-44, 2011

    液晶ディスプレイに残像が発生すると画質が低下する.これは,液晶パネルを構成する液晶層に不純物イオンが存在すると,残留 DC 電圧を誘起するためとされている.そこで一層の高画質化のために,この残留 DC 電圧の発生原理を明確にすることは重要である.本研究では,配向膜を構成するポリイミド膜表面へのイオンの吸着およびポリイミド膜表面からの離脱のモデルに基づき実験結果を解析した.この結果,液晶パネルに直…

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  • 液晶セルを構成する液晶中のイオンとポリイミド膜との相互作用

    水崎 真伸, 宮下 哲哉, 内田 龍男 高分子論文集 68 (11), 743-748, 2011

    液晶中のごく微量のイオンは,配向膜表面に吸着することで残留 DC 電圧を発生させる.配向膜としてベンゼン部位を含むポリイミドを用い,また液晶にはシアノ系液晶とフッ素系液晶の 2 種類を用いて液晶セルを作製した.これらの液晶セルを用いて,ポリイミド膜表面への液晶層内のイオンの吸着エネルギーを,残留 DC 電圧測定より評価したところ,両セルとも 0.3 eV …

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献25件

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