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検索結果 49 件

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  • 多言語話者の言語学的表象

    ルミアナ スラバコバ 第二言語 22 (0), 25-49, 2023

    ...<p>本基調論文では第三言語習得における言語間の影響(CLI)の問題を論じる.CLIは既に習得されている言語の構造の共活性化であるとらえられるべきであり, それは特性ごとに生じ, 既に習得されているどちらかの言語, あるいは両言語に起因しうるものである.実験デザインの比較的新しい手法である減算的言語グループデザインとその長所を紹介する.広範囲に亘る例を用い、第三言語習得において素性の束がどのように再構築...

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  • 社会言語学再構築に向けて―「人種」の主要概念化―

    源, 邦彦 玉川大学文学部紀要 (62) 69-91, 2022-03-31

    ...本稿は当時の社会学的ディスコースがどのような点で萌芽期の社会言語学と一致していたのかを論考する。既存の歴史的研究や社会学批評では採用されなかった批判的人種論の視座から社会学と社会言語学の一致点を明らかにしたい。最終的には,搾取,抑圧された人種集団の言語変種と言語問題に関する一層の理解に資するべく,社会言語学の主要概念の一つとして「人種」を社会言語学に導入するための論拠を提供できればと願っている。...

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  • 国語研ことばの波止場 : 国立国語研究所研究情報誌 vol.11 (2022.3)

    国立国語研究所研究情報誌編集委員会 国語研ことばの波止場 : 国立国語研究所研究情報誌 = NINJAL Research Digest 11 1-16, 2022-03-31

    ...に関する基礎研究 / 浅原 正幸コラム : 「意味の語形変化」をめぐって / 近藤 泰弘研究者紹介 : 井上 文子研究者紹介 : 柏野 和佳子研究者紹介 : 福永 由佳著書紹介 : 『日本語の大疑問―眠れなくなるほど面白い ことばの世界―』国立国語研究所 編 / 沢田 史郎著書紹介 : 『一般言語学から見た日本語のプロソディー―鹿児島方言を中心に―』窪薗 晴夫 編 / 上野 善道著書紹介 : 『文系研究者...

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  • Commodification of culture and its value as a tourist resource : Drawing from the linguistic landscape of Yokohama Chinatown

    鈴木, 幸子 人文学研究所報 (67) 121-136, 2022-03-27

    ...再開発によって近未来的な街並みに生まれ変わりつつある横浜の中で,他の観光スポットとは異なる観光地として成長を遂げた横浜中華街について,現在までに積み上げられてきた多様な視点からの中華街研究を概観し,近年社会言語学の研究領域として注目されている言語景観研究及び観光社会学分野の文献調査から横浜中華街における言語使用と言語表示が作り出す景観が映し出す背景を捉えることを試みた。...

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  • 再構」再考 : 日本言語学史の一断面

    長田 俊樹, OSADA Toshiki 国立国語研究所論集 (21) 41-64, 2021-07

    ...比較言語学の用語である Reconstruction の訳語は,「再構」とも「再建」とも使用されている。服部四郎は1950年代半ばから亡くなるまで「再構」を使ってきたが,2018年に出版された『日本祖語の再建』では「再建」となっている。その補注をおこなった上野善道は「再構」が服部によって導入された訳語との認識を示したが,小論ではそれを検証した。...

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  • 歌舞伎自称詞の歴史社会言語学的研究―過去から現在を見る試み―

    れいのるず秋葉 かつえ ことば 38 (0), 124-143, 2017

    ...欧米の言語学では、人称代名詞はもっとも安定した言語カテゴリーで、めったに他言語から借用されないものだ、と理解されている。では、日本語はなぜ常に不安定なままに続いてきたのか。説明されねばならない。この研究は、歌舞伎脚本の自称詞を歴史社会言語学的に分析し、次のような仮説をたてる。(i)原日本語は、一・二人称を区別しない「前人称」言語であった。...

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  • fMRI からみた統辞処理の神経機構

    金野 竜太, 小野 賢二郎 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 36 (2), 255-262, 2016

    ...<p>  心理言語学において, 言語は音・意味・統辞の3 要素を中心とした構造を有すると考えられている。 言語情報は, 単語から文や文章まで異なるレベルでそれぞれ処理される。文法知識を適用して文構造を構築していく過程を統辞処理と呼ぶが, 統辞処理では左前頭葉が重要な役割を果たしている。我々は機能的磁気共鳴画像法を用いて, 左下前頭回および左運動前野外側部が文の統辞処理に関与することを実証した。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 韓国語慶尚南道方言の漢字語アクセント

    伊藤 智ゆき 言語研究 145 (0), 61-96, 2014

    ...歴史的に見て期待されるアクセントクラスで現れるが,(1)デフォルトアクセントに多くの語を引き寄せる,単純な異なり頻度の影響,(2)単独形(後続の助詞等を伴わない形)におけるアクセント対立の中和による,アクセント情報の曖昧化,(3)漢字語において高い異なり頻度で観察される,分節音-音調の相関パターンに基づく局所的一般化,(4)音声学的に自然な分節音と音調との結合,の四つの要因により,しばしば類推的に再構築...

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  • 断酒会における規範逸脱とその修正についてのナラティヴ分析

    酒井 菜津子, 宮坂 道夫 質的心理学研究 12 (1), 119-137, 2013

    ...その結果,(1)必ずしも「断酒新生指針」などに明文化されていない,判断の難しい問題が語り合いの中で具体的に提示され,他の参加者から評定を受ける仕組みが存在する(2)「言いっぱなし,聴きっぱなし」という規則に加えて,〈主体の置換〉,〈名挙げの省略〉,〈脱焦点化〉,〈カテゴリーの拡大〉といった巧妙な言語学的方略が用いられることで,個々の題材に適した緩和が行われ,直接性や批判性が弱められていた。...

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  • ルイ祖語の再構にむけて

    藤原 敬介 京都大学言語学研究 31 25-131, 2012-12-25

    ...・対応例にふたしかな部分があるけれども、*ek, *in, *eη, *on, *oη, *al, *el, *olも再構しうる。・声調は、高声調と低声調の二種類を再構できる。...

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  • 言語コミュニケーション力の三次元的理解

    柳瀬 陽介 日本言語テスト学会研究紀要 11 (0), 77-95, 2008

    ...(2)の課題は、言語コミュニケーションにおける身体の働きを明示することであったが、これはBachman(1990)がかつて提唱していた「心身協調メカニズム」を「言語的身体力」で復活させただけでなく、「非言語的身体力」を設定することで、これまでの応用言語学が重んじていなかったが、日常生活では痛感されている領域があることを明らかにした。...

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  • 文法教育の内容編成の基盤としての語用論的原理-英語の比較表現への適用-

    亘理 陽一 北海道大学大学院教育学研究紀要 100 51-76, 2007-01-31

    ...そこで、言語学における論理的・意味論的・語用論的含意の区別から、各表現の使い分けを教えるためには語用論的含意の領域にまで踏み込んだ教育内容構成が必要であり、語用論的含意の中でも、Grice(1967[1989])の発話の意味のモデルにおける「一般的会話の含意」(GCI)こそが有効な概念であることを示した。...

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  • 古代日本語の係り結びコソ

    セラフィム レオンA., 新里 瑠美子 言語研究 2005 (127), 1-49, 2005

    ...古代沖縄語のス=<i>si</i>の係り結びと古代日本語のコ<sub>乙</sub>ソ<sub>乙</sub>=<i>koso</i>の係り結びは,已然形で結ぶ強調表現であるところが類似するが,積極的に比較研究されることは少なかった.本稿においては,両者を比較し,日本祖語における原形を*<i>ko#swo</i>(指示詞の*コ<sub>乙</sub>+形式名詞の*ソ<sub>甲</sub>)と再構する...

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  • 文献研究と言語学

    庄垣内 正弘 言語研究 2003 (124), 1-36, 2003

    The author found fragments of Chinese texts in Uighur script at the St. Petersburg Branch for Oriental Studies of Russian Academy of Sciences and identified their corresponding Chinese originals. …

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  • 多元的議論構造の可視化手法

    堀田 昌英, 榎戸 輝揚, 岩橋 伸卓 社会技術研究論文集 1 67-76, 2003

    This paper proposes a pluralist approach to visualization of policy discourse. Argumentation support systems have been applied to political decision-making by visualizing the logical and linguistic …

    DOI Web Site 被引用文献12件 参考文献8件

  • 「かきまぜ」とLFの再構

    西垣内 泰介 言語研究 2002 (121), 49-105, 2002

    ...本論文は日本語で「かきまぜ」を受けた名詞句がLFでの再構成reconstructionにより文中のさまざまな位置で解釈を受ける可能性があることを主張する.まず,移動を受けた名詞句はD構造位置だけでなくCPやvPの「端」(edge)で再構成を受けることを示す.この主張の基盤となるのは束縛とスコープに関わる事実である.次に,LFでの再構成は束縛理論の制約を受けることを示す.再構成はさまざまな位置で名詞句...

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  • 日本祖語の係り結び*<i>...ka...-(a)m-wo</i>の再構

    セラフィム レオンA., 新里 瑠美子 言語研究 2000 (118), 81-118, 2000

    ...-(a)m-wo</i>と再構する.カとムの共起率の高さは,ムが日本祖語に存在していたことを物語っており,沖縄語の「未然形」はこのムの脱落によるものと説明される....

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  • 上代日本語の流音と動詞語幹末母音交替

    早田 輝洋 言語研究 2000 (118), 5-27, 2000

    The aim of this paper is to clarify the phonological motivation for the stem-final /i-u/ and /e-u/ alternations of verbs, as well as properties of liquids in Ancient Japanese. I explore the …

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  • 「声」と「口調」からみた言語行動

    相澤 正夫 国立国語研究所創立50周年記念 研究発表会資料集 : 歩こう日本語の世界を 99-104, 1998-12-14

    ...(3)「声」「口調」を描写する語彙・言語表現を大量に集め,体系的に整理・分析することによって,音声による言語行動の総合的な解明に向けて,言語学(特に語彙論)の側から有用かつ不可欠な情報を提供することができる(のではなかろうか)。...

    DOI NINJAL

  • 自然言語実験支援環境LINGUIST

    小野寺, 浩, 佐々木, 博司, 佐野, 洋, 田中, 裕一 全国大会講演論文集 第40回 (人工知能及び認知科学), 321-322, 1990-03-14

    ...言語研究者は文法の枠組の構築や辞書の記述の妥当性など言語学的な側面にその探究の対象がある。特定の分析に従い、文法についてのさまざまなアイデアを評価し実証するのである。計算機援用の立場から考えると、そうした要請に応じるためには、各種の処理が協調的に行われる必要がある。例えば、文法の実行制御過程が視覚的に得られたり、任意のデータフローに使用者がアクセスできると共にそれらを随時操作できることが望ましい。...

    情報処理学会

  • 女真音再構成考

    清瀬 義三郎則府 言語研究 1973 (64), 12-43, 1973

    Jurchen is the language of the Jurchen tribes, which founded the Chin dynasty in the early twelfth century, and is the oldest of the Tunguz languages for which there are extant materials in the …

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  • 共通クキ・チン語の再構成――(1)語頭子音

    大野 徹 言語研究 1965 (47), 8-20, 1965

    Little attention has been paid, during past years, to the descriptive, historical and comparative studies of the so-called Kuki-Chin languages, spoken in the mountainous regions between Burma and …

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  • Aβyātkār i Zarērānの詩形再構について

    伊藤 義教 言語研究 1963 (44), 1-13, 1963

    E. Benveniste is the first to take up the problem of versification in Aßyatkari Zareran. He argues, JA. t. 220, pp.245-293, to the effect that the whole Memoir can be restored to its metrical form: …

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