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検索結果 360 件

  • 梅毒合併妊婦と先天梅毒児の診断・治療のup-to-date

    川名 敬 日本周産期・新生児医学会雑誌 59 (4), 462-465, 2024

    ...初めて10,000人を突破した.2012年までは男性同性愛者の中でわずかにみられていた梅毒が2013年以降,女性感染者が急増した.女性感染者の3/4は20-30歳代であり,女性では若年層が中心である.さらに,母子感染症である先天梅毒が増加している.梅毒合併妊婦は年間200例を超え,先天梅毒は2012年まで年間10例以下だったものが,2023年には第3四半期までですでに32例となっている.本稿では,再興感染症...

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  • 新興再興感染症と血液製剤の安全性

    古田 里佳 日本輸血細胞治療学会誌 69 (6), 617-623, 2023-12-20

    ...<p>新型コロナウイルスの大流行は世界に大被害をもたらしたが,輸血感染症を引き起こさなかった.このパンデミックがこれまでの新興再興感染症と大きく異なっていた点は感染力の強さや変異の速さというウイルス学的側面に加えて,宿主である人間側の科学技術力であった.病原体の高感度検査法は迅速に開発・製品化され,ワクチンや抗ウイルス薬も目を見張る開発スピードで利用可能となった.今回の状況から,今後のパンデミックにおいても...

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  • 薬学におけるICT教育の現状と今後の展望

    土井 信幸 薬学図書館 68 (2), 59-66, 2023-08-31

    ...<p>2040年に向けて日本では,人口構造の変化,多疾患併存,多死社会,健康格差,増大する医療費,新興・再興感染症や災害リスクなどさまざまな問題に直面している。これらの問題解決には薬剤師によるICT,AI,ロボット等のPharma Techの利活用は必須である。しかし,現状の薬学部のシラバスの調査からは薬剤師に必要なICTリテラシー教育は不十分であった。...

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  • 新興・再興感染症の感染対策 呼吸器感染症(レジオネラ症,鳥インフルエンザ,MERS)

    中村 造 日本環境感染学会誌 38 (4), 155-159, 2023-07-25

    ...<p>有効な感染対策の実施には正確な知識が必須であり,新興・再興感染症でも同様である.これらの感染症では情報が不足することも多く不確定な要素も多い.レジオネラ感染症では水に関連するあらゆる設備や機器・物品が原因となり,それらの使用時の水のエアロゾル発生と吸入により感染し,基本的にヒト―ヒト感染はない.標準予防策で十分であり,特に汚染された水や水関連施設・器機の除去,または消毒が大切である.鳥インフルエンザ...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 新型コロナウイルス感染症の小児重症・中等症例発生状況(2022年上半期)

    日本集中治療医学会小児集中治療委員会日本小児集中治療連絡協議会新興再興感染症ワーキンググループ, 日本集中治療医学会小児集中治療委員会 日本集中治療医学会雑誌 30 (3), 202-207, 2023-05-01

    <p>日本集中治療医学会小児集中治療委員会による新型コロナウイルス関連小児重症・中等症例のオンライン登録システムでは, 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第6波において症例数が増加し,2022年1月から6月までの半年間に225例が登録された。第6波においては第5波では見られなかったCOVID-19関連クループが新たに報告され,登録症例の10%にのぼった。また,中枢神経系の異常を呈した…

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  • 療養病床における感染症診療の実態に関する点有病率調査結果

    森岡 慎一郎, 鈴木 久美子, 松永 展明, 早川 佳代子, 元木 由美, 武久 洋三, 大曲 貴夫 日本環境感染学会誌 38 (2), 46-56, 2023-03-25

    <p>療養病床における感染症診療や薬剤耐性菌の現状を把握することは,その課題を明確化し,介入方法を模索するうえで重要である.</p><p>療養病床を有する1,032医療機関を対象として,2020年1月から5月に点有病率調査を行った.医療機関の基本情報や患者状況,任意の調査実施日に抗菌薬使用中の患者の治療内容などに関して調査した.</p><p>80医療機関より有効回答を得た(回収率7.8%).療養…

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  • 療養病床における感染管理体制の実態に関する調査結果

    鈴木 久美子, 森岡 慎一郎, 松永 展明, 早川 佳代子, 元木 由美, 武久 洋三, 大曲 貴夫 日本環境感染学会誌 38 (1), 26-32, 2023-01-25

    <p>医療機関における薬剤耐性菌の疫学,感染管理体制の現状把握は,患者予後の改善および薬剤耐性菌対策に寄与する.本調査では,療養病床を有する医療機関における感染管理体制の現状,任意調査日調査時点における抗菌薬使用者の薬剤耐性菌状況などを明らかにした.</p><p>有効回収率は7.8%だった.全体の90.0%が医療および生活介助の必要度が高い患者が多い「療養病棟入院料1」を算定し,患者の42.0%…

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  • 国内マスタープロトコル試験の実施に関する取り組みと課題

    上村 夕香理 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-S12-3-, 2023

    ...</p><p>近年、日本においてもマスタープロトコル試験に関する関心が高まっており、国立がん研究センター中央病院では希少がんを対象としたマスタープロトコル試験(MASTER KEY PROJECT)が開始され、国立国際医療研究センターが主導する国際感染症治療戦略イニチアチブ(GLIDE)では新興・再興感染症を対象としたアダプティブ・プラットフォーム試験実施に向けての準備が進行している。...

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  • ミクロスケールにおけるデング熱媒介蚊の生息環境とリスク評価

    米島 万有子, 渡邊 高志, 駒形 修 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 44-, 2023

    ...<p>1.はじめに</p><p> 2022年10月の水際対策の緩和以降,訪日観光客数はCOVID-19以前に回復しつつある.国内外の人や物の流れの活発化,気候変動の影響によって新興・再興感染症流行への警戒度が高まっており,蚊媒介性感染症も流行が懸念される疾病の一つに挙げられる.感染症を媒介する蚊と人間との闘いは古来より絶えず続いており, DDTをはじめとする薬剤散布や遺伝子組み換えによる不妊化した蚊...

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  • わが国における抗菌薬開発をいかにして促進するか

    福島 靖正 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-S08-1-, 2023

    ...</p><p>AMR対策において、研究開発及び創薬は大きな柱の一つであり、これまで、薬剤耐性菌バンク(JARBB)の整備、ヒト・動物・環境由来のゲノムデータベースの拡充、医療経済的評価や抗微生物薬の適正使用に関する臨床・疫学研究の推進などに加えて、日本医療研究開発機構(AMED)の「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」及び「医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)」といった、いわゆる...

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  • アデノウイルスベクターワクチンの現状と展望

    水口 裕之, 立花 雅史, 櫻井 文教 Drug Delivery System 37 (5), 421-428, 2022-11-25

    ...非増殖型アデノウイルスベクターは、<i>in vivo</i>への直接投与において優れた遺伝子導入活性を示すことから、病原体由来の抗原タンパク質を発現させることにより、新興・再興感染症に対するワクチンベクターとして積極的な開発が進められてきた。最近では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチンとして、欧米中露において迅速な実用化がなされた。...

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  • 自院で設定したフェーズに応じた新型コロナウイルス(COVID-19)対応の経験

    井手 聡, 森岡 慎一郎, 須貝 和則, 木村 昭夫, 梶尾 裕, 大曲 貴夫, 杉山 温人 日本災害医学会雑誌 27 (2), 151-158, 2022-07-13

    <p>2020年前半の新型コロナウイルス感染症による日本の第1波では患者の収容施設や検査体制が整わず混乱が起こった。国立国際医療研究センター病院でも患者対応や問い合わせが特定の部署に集中し、総合感染症科の超過勤務時間は前年度と比較して最大3.5倍に増加した。これは重症患者対応に人的・物的資源を含むリソースを要することや、診療状況が他部署に不透明であり、専門外の診療科が応援を出しにくい環境であるこ…

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  • 職域における予防接種と健康被害救済 -新型コロナウイルス感染症流行の中で-

    末滿, 達憲, 宮崎, 彰吾, 佐藤, 和人, 橋本, 雄太郎, Suemitsu, Tatsunori, Miyazaki, Shogo, Sato, Kazuto, Hashimoto, Yutaro 産業医科大学雑誌 44 (2), 177-184, 2022-06-01

    ...健康被害救済制度,損害賠償制度および関係法令等を整理した.ワクチン接種に先立ち,健康被害に対する損害賠償等による製造販売業者の損失等を補償するための契約を可能とする予防接種法の改正がなされた.一方,健康被害発生時,使用者等の責任が民法,国賠法に定められているが,何れも使用者等の求償権が規定され,直接接種業務に携わる産業保健スタッフを含む医療従事者に対する損害賠償請求を妨げる明規はない.今後の新興・再興感染症...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 職域における予防接種と健康被害救済

    末滿 達憲, 宮崎 彰吾, 佐藤 和人, 橋本 雄太郎 Journal of UOEH 44 (2), 177-184, 2022-06-01

    ...健康被害救済制度,損害賠償制度および関係法令等を整理した.ワクチン接種に先立ち,健康被害に対する損害賠償等による製造販売業者の損失等を補償するための契約を可能とする予防接種法の改正がなされた.一方,健康被害発生時,使用者等の責任が民法,国賠法に定められているが,何れも使用者等の求償権が規定され,直接接種業務に携わる産業保健スタッフを含む医療従事者に対する損害賠償請求を妨げる明規はない.今後の新興・再興感染症...

    DOI Web Site PubMed 参考文献10件

  • 長崎大学BSL-4施設使用に係る教育訓練プログラム開発への取り組み

    南保 明日香, 浦田 秀造, 津田 祥美 ウイルス 72 (2), 125-130, 2022

    ...近年,様々な新興感染症や再興感染症の流行が世界各地で発生し,大きな問題となっている.とりわけ,未知の感染症を含む致死性が高いウイルス感染症への対策の1つとして,長崎大学では,我が国初の研究・教育を主目的とした,陽圧防護服(スーツ)型BSL-4施設の稼働に向けて準備を進めている.BSL-4施設においてこれらの病原体を安全に取り扱うためには,研究活動に伴うバイオリスクの正しい認識と真摯な対策が求められる...

    DOI Web Site PubMed 参考文献5件

  • 新興感染症との対峙 AMEDの立場から

    藤江 昭彦 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 3-C-S29-4-, 2022

    ...</p><p>2020年の新型コロナウイルスのアウトブレーク以降、演者は創薬ブースター事業に加え、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発事業」、および、「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」を通じたCOVID-19関係の疫学、基礎研究、治療薬開発などの支援を通じた研究支援にも携わってきている。...

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  • 4.危機管理及び国防としてのワクチン産業

    今川 昌之 薬剤疫学 26 (1), 79-89, 2021-06-20

    ...は 200 万人を超えている.人類はペストやスペイン風邪以来の未曾有の危機を迎えており,前例のないスピードでワクチンや治療薬の開発を加速させることによって COVID-19 パンデミックの終息を成し遂げようとしている一方,Vaccine Hesitancy と呼ばれるワクチン接種を躊躇する動きもみられ,接種が思うように進まないことで集団免疫獲得へのハードルが高くなっている.また,将来に備え,新興・再興感染症...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献7件

  • With コロナ時代におけるサルとの適切な接し方について考える

    霊長類研究 Supplement 37 (0), 14-14, 2021

    ...本集会では、ウィズ・コロナ、ポスト・コロナの時代に、また今後起こりうる新興・再興感染症を見据えて、「サルとヒトとの適切な距離」や「調査・研究における感染症対策」について情報交換を行い、今後の課題について整理したい。</p><p>プログラム:</p><p>1....

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  • ICUの空調について

    中寺 善彦 人工呼吸 38 (1), 45-49, 2021

    ...新型コロナウイルス感染症(COVID-19)をはじめとする新興再興感染症に対しても、今後ICU空調設備において空調的数値基準などを検討していく必要がある。</p>...

    DOI 医中誌

  • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染対策

    ウイルス 71 (2), 151-162, 2021

    ...医療関連施設において,COVID-19を含む新興・再興感染症の初期対応は組織的な管理が必要である.チェックリストによるトリアージおよび臨床的評価を併用した,受診患者の初期リスク評価とその後の対応フロー構築が第一歩となる.スクリーニング検査は,初期評価で低リスクと判断された無症候患者の早期診断を目的に実施される.しかし,検査結果に関わらず,入院時の初期評価および入院後の症状経過観察や感染対策が不十分にならないよう...

    DOI Web Site PubMed 参考文献74件

  • 我が国における衛生害虫対策

    橋本 知幸 ファルマシア 57 (5), 359-361, 2021

    ...しかし近年、新興・再興感染症の増加に伴い、そのフェーズが変わりつつある。ここでは衛生害虫対策の目的、基本的手順、今後の課題について概説する。...

    DOI 医中誌

  • 病院施設における職員を対象とした観察研究の支援方法の検討

    片島 るみ, 渡部 有加, 福井 裕介, 山口 知子, 佐藤 由美, 前田 和寿 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 3-P-U-2-, 2021

    ...【方法】令和2年度厚生労働行政推進調査事業費補助金(新興・再興感染症及び予防接種政策推進事業)新型コロナワクチンの投与開始初期の重点的調査(コホート調査)に参加し、当院の非接種者で研究への参加に同意した300人を対象として、問診票および健康観察日誌の配布、回収、データ入力等を行った。...

    DOI 医中誌

  • 気候変動による感染症への影響

    小野塚 大介 保健医療科学 69 (5), 418-424, 2020-12-25

    ...<p>気候変動は,世界中の人々の健康にとって重大な脅威であり,公衆衛生上重要な課題の 1 つとして位置づけられている.気候変動による気温の変化や大気汚染の悪化により異常気象が発生し,新興・再興感染症の発生に係る地理的分布,季節性,流行規模への影響が国際的に懸念されている....

    DOI Web Site 医中誌

  • COVID-19急性呼吸不全への人工呼吸管理とECMO管理:基本的考え方

    厚生労働科学研究費補助金(新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業)「新興・再興感染症のリスク評価と危機管理機能の実装のための研究」分担研究班, 日本COVID-19対策ECMOnet(日本集中治療医学会,日本呼吸療法医学会,日本救急医学会) 日本集中治療医学会雑誌 27 (6), 447-452, 2020-11-01

    <p>2019年に発生した新型コロナウイルス疾患(coronavirus disease 2019, COVID-19)により急性呼吸不全を呈する重症患者管理の根幹は,呼吸機能低下に対する支持療法としての人工呼吸と体外膜型肺(extracorporeal membrane oxygenation, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献26件

  • 国際的に流行する感染症への対応

    古宮 伸洋 日本内科学会雑誌 109 (3), 617-625, 2020-03-10

    ...地域の風土病として流行していたエボラ出血熱のような感染症が国際的な脅威となり得ることが示された.コンゴ民主共和国では,エボラ出血熱の流行が続き,中東呼吸器症候群(Middle East respiratory syndrome:MERS)は,主にサウジアラビアから継続して報告されている.鳥インフルエンザは,H5N1亜型あるいはH7N9亜型によるものが注目されてきたが,近年の報告は減少している.新興・再興感染症...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • Reverse toxicologyによる新規アジュバント・スクリーニング系の開発

    水上 拓郎, 百瀬 暖佳, 佐々木 永太, 古畑 啓子, 楠 英樹, 浅沼 秀樹, 濱口 功 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), O-15-, 2020

    ...<p> 新興・再興感染症の発生に際し,新規ワクチンの開発は感染症予防の観点から非常に重要である。しかし,抗原自体の免疫原性が極めて低い場合,免疫賦活化あるいは適切な抗原のデリバリーのためにアジュバントを添加することが求められる。...

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  • 感染症予防と制御を目的とした疾病地図の利用状況と地域差

    荒堀 智彦 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 205-, 2020

    ...</b><b>研究の背景と目的</b></p><p> グローバル化が進む現代社会において,世界各地で発生している新興・再興感染症の問題は,公衆衛生上の新たなリスクとなっている.インフルエンザについては,2017年に世界保健機関(WHO)がインフルエンザリスクマネジメントに関する基本方針を発表した.その基本方針の一部には,社会包摂的アプローチの導入が提案されている(WHO, 2017).そこでは,世界...

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  • 国際通用性のある看護職の育成

    大西 眞由美 看護薬理学カンファレンス 2020.1 (0), S2-1-, 2020

    ...日本にいる日本人に対する看護活動(例:新興再興感染症、渡航クリニック等)</p><p>2. 日本にいる外国人に対する看護活動(例:在日外国人、外国人技能実習生、外国人旅行者等)</p><p>3. 海外にいる日本人に対する看護活動(例:海外駐在員、エスコートナース等)</p><p>4....

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  • 改訂 ウイルス分類

    緒方 靖哉, 西山 孝, 土居 克実 化学と生物 58 (1), 20-33, 2020-01-01

    ...<p>近年,国内では全国規模での豚コレラの感染拡大やマダニ感染症による死亡例が大きなニュースとなり,国外でのエボラ出血熱やジカ熱などの蔓延が東京オリンピックを控えた我が国の大きな問題となっている.また,ゲノム解読技術の進展から新たなウイルスの存在が多数報告されている.このようなウイルスによる新興や再興感染症および環境ウイルスが注目を浴びている一方,これらのウイルスの分類について顧みられることは少ない...

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  • ヘルス・セキュリティと持続可能な開発目標(SDGs)

    齋藤 智也 保健医療科学 68 (5), 410-417, 2019-12-01

    ...</p><p>国立保健医療科学院では,研究プロジェクトや研修を通じて,国内外へのヘルス・セキュリティ強化に向けた貢献を行ってきた.IHR合同外部評価には筆者は評価者として 4 か国のミッションに参加した.また,国内でのヘルス・セキュリティ強化に向けて,「新興・再興感染症対策と危機管理機能の脆弱性評価ガイダンス」を作成し,外部評価者を交えた合同評価モデルを提唱しているほか,訓練・演習の実施支援も行っている...

    DOI Web Site 医中誌

  • 院内感染する輸入感染症 ―麻疹,中東呼吸器症候群(MERS),インフルエンザA(H7N9)―

    三﨑 貴子 日本環境感染学会誌 34 (1), 21-27, 2019-01-25

    ...<p>近年の交通網の発達や社会環境の変化とともに,新興・再興感染症はいつ国内に持ち込まれるかわからない脅威となっている.しかしながら,容易に伝播し重症化する新興・再興感染症の輸入例であったとしても,初発症状は発熱や呼吸器症状など国内で普通に見られる感染症と何ら変わりがないことが多く,医療機関での初診時のチェックをかいくぐり,しばしば院内感染や市中への感染拡大の可能性をはらむ....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 次世代ワクチンの開発に向けたワクチンマテリアルの創出と将来展望

    細見 晃司, 國澤 純 ファルマシア 55 (11), 1058-1062, 2019

    ...インフルエンザなどの新興・再興感染症は現在も世界中で猛威を振るっており、新規ワクチンの開発が望まれている。新規ワクチンを開発するためには、有効な候補抗原の発見が必須であり、その実用化のためには抗原性を改善する技術や免疫応答の最適化を可能とするアジュバントなどの開発が必要となる。また、腸内細菌や食事などの宿主側の要因がワクチンの効果に影響を及ぼす自然アジュバントとなり得る。...

    DOI 医中誌

  • 日本医療研究開発機構(AMED)とは?

    清水 秀二 生体医工学 Annual57 (Abstract), S16_2-S16_2, 2019

    ...AMEDでは、現在、国が定める「医療分野研究開発推進計画」に基づき、「オールジャパンでの医薬品創出プロジェクト」「オールジャパンでの医療機器開発プロジェクト」「革新的医療技術創出拠点プロジェクト」「再生医療実現プロジェクト」「疾病克服に向けたゲノム医療実現プロジェクト」「ジャパン・キャンサーリサーチ・プロジェクト」「脳とこころの健康大国実現プロジェクト」「新興・再興感染症制御プロジェクト」「難病克服...

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  • VII.新興・再興感染症

    忽那 賢志 日本内科学会雑誌 107 (11), 2276-2281, 2018-11-10

    ...<p>近年,エボラウイルス病や中東呼吸器症候群(middle east respiratory syndrome:MERS)等の新興・再興感染症が次々と現れている.医療従事者は感染のハイリスク群であり,疾患の特徴や感染経路について十分な知識を持ち,適切な感染対策を行うことが自身を守ることにつながる.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • ヒト化マウスを用いたワクチン及びアジュバントの次世代安全性評価法の開発

    水上 拓郎, 佐々木 永太, 百瀬 暖佳, 平舘 裕樹, 古畑 啓子, 山田 弘, 石井 健, 浜口 功 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), O-4-, 2017

    ...近年、新興・再興感染症の発生や未開発の感染症予防対策で、新規ワクチンの開発がなされているが、免疫効果を高める目的やパンデミック時などの抗原有効をめざし、アジュバント添加製剤の開発も進められている。また経鼻接種やパッチなど、交叉防御能を高めるための接種ルートの改良もなされている。このように多種多様な剤形がありうるワクチンに対し、新しい試験法の開発が望まれてきた。...

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  • GHIT Fund─日本の創薬開発をグローバルヘルスへ

    鹿角 契 MEDCHEM NEWS 26 (3), 114-120, 2016-08-01

    ...<p>世界は新興・再興感染症、両方の脅威にさらされている。日本が有するイノベーション、研究開発能力を感染症対策のために活かすことは、国際貢献、また安全保障の観点からもきわめて重要といえる。...

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  • ゾウにおける結核:ヒトとゾウの間を伝播する人獣共通感染症

    Sarad PAUDEL, 坪田 敏男 日本野生動物医学会誌 21 (3), 65-69, 2016-04-30

    ...<p> ゾウにおける結核は,ヒト型結核の病原体である<i>Mycobacterium tuberculosis</i>によって主に引き起こされる再興感染症の1つである。ゾウからヒトへの伝播が,いくつかの動物園で報告されており,公衆衛生上大きな問題となっている。ゾウの鼻腔洗浄によって得られる呼吸器系サンプルの培養が,ゾウ結核診断の最も信頼できる手法である。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献18件

  • 細菌の培養実験を取り入れた保健の授業実践 : 感染症と人間 <第2部 教科研究>

    岡本 昌規, 合田 大輔, 高田 光代, 宮城 耕治, 三宅 理子, 三宅 幸信, 生関 文翔, 岩部 順 中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 56 194-205, 2016-03-31

    ...しかし,それらは人間とともに生物界の一員として生態系の中で共存しているという視点を持つことで,耐性菌の間題や新興感染症• 再興感染症の間題の根本がより理解できると考える。そうした共存関係を理解させるために,私たちの周りに存在する細菌を採集して培養する実験をおこなって,その結果から「感染症と人間の関係」についてお互いに意見を出し合いながら考えを深めていく授業を構成し実施した。...

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  • 国際的な感染症対策

    田中 好太郎 日本気管食道科学会会報 67 (5), 362-369, 2016

    ...WHOは国々の能力確立を支援し,新興・再興感染症を含め国際的な公衆衛生上の脅威となりうるすべての事象 (Public Health Emergency of International Concern, PHEIC) に対応できるようサーベイランスおよび対応体制を整備している。...

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  • 再興感染症 (結核,非結核性抗酸菌症)

    永井 英明 日本気管食道科学会会報 67 (5), 339-346, 2016

    <p>結核対策により日本の結核罹患率は10万対15.4 (2014年) まで減少したが,欧米先進国の結核罹患率が10万対3~5前後の現状と比較すると依然として高率である。2014年には19,615人の結核患者が新たに登録されている。わが国は結核の中蔓延国である。臨床現場では結核患者に常に遭遇する機会があることを認識し,結核患者を早期に診断し,適切な治療を行わなければならない。</p><p>近年,…

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  • II.近年問題となった新興感染症と現状

    岡部 信彦 日本内科学会雑誌 105 (11), 2120-2125, 2016

    ...<p>1980年地球上からの痘そう(天然痘)の根絶が宣言され,これが感染症に対する人類の勝利のように思われたが,その前後から新しい病原体による新しい感染症が次々と発見され,病原体の逆襲ともいえる状況が続いている.それまで未知であった新しい病原体による新しい感染症あるいは新たに感染症であることが解明された疾患は新興感染症,既知の病原体による疾患が改めて問題になる場合には再興感染症と呼ばれ,警戒されている...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • <b>最近話題になったウイルス感染症 </b>

    岡部 信彦 安全工学 55 (1), 10-16, 2016

    ...人類は感染症に対して,かなりの克服をしてきたが,近年感染症に関する話題が多い.WHO(世界保健機関)は,1990 年代より新興再興感染症(emerging/re-emerging infectious disease)という概念を導入し,感染症に対する強化を図り始めた.感染症が再び我々にとって身近な問題として戻って来た大きな要因として,人口の増加と都市化,集団生活機会の増加,食習慣・生活習慣の急速な...

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  • エボラ出血熱

    片山, 友子 大阪公衆衛生 86 4-5, 2015-02

    ...特集 「新興・再興感染症」(1)...

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  • ハシブトガラス<i>Corvus macrorhynchos</i>の移動距離と家畜農場への飛来の季節変動

    竹田 努, 青山 真人, 杉田 昭栄 日本畜産学会報 86 (2), 191-199, 2015

    ...本研究は,新興再興感染症警戒情報の一助としてハシブトガラスの家畜農場への飛来とその季節変動を検討することを目的とした.1年間,栃木県内に設置した箱わなで捕獲したハシブトガラス265個体に,GPSデータロガーを装着し放鳥した.再捕獲によりGPSデータロガーを回収できた82個体について解析を行った.ハシブトガラスの月ごとの日中移動距離は,4月と9月にピークが見られた.ねぐらは年間を通じてほぼ一定の場所を...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献6件

  • 米タンパク質の特性を利用した経口ワクチンの開発

    佐生 愛, 増村 威宏 化学と生物 53 (6), 362-367, 2015

    ...交通手段の発達により,世界中の人々がさまざまな国を行き交う時代となった.それに伴い,新興・再興感染症の世界的な流行が危惧されている.現在では,感染症予防策として注射型のワクチン接種が施行されているが,予防効果と取り扱いの簡便さから,経鼻・経口といった粘膜からワクチンを接種する粘膜ワクチンが注目されている.植物科学分野では,1990年代初頭から,医療用として用いられるペプチドやタンパク質を生産する場として...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 日本での野生動物疾病サーベイランス

    根上 泰子 日本野生動物医学会誌 19 (2), 41-44, 2014-06-30

    ...しかし,近年のHPAIの発生や新興・再興感染症を引き起こすと考えられる様々な要因を考慮すると,日本においてサーベイランスシステムを構築することは重要である。日本では,2004,2007,2008年にそれぞれHPAIVが野鳥から検出された。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 3.医療関連感染対策の最新事情

    満田 年宏 日本内科学会雑誌 103 (11), 2748-2753, 2014

    ...医療関連感染対策は日々改善されている.しかし,毎年新たな感染症(新興感染症:emerging infectious diseases)や再興感染症(re-emerging infectious diseases)も発生し,人類の脅威となっている.本稿では,多剤耐性菌関係以外の領域での新興感染症を含めた医療関連感染対策の最新事情について解説した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • シンポジウム趣旨,動物由来感染症を中心に

    吉川 泰弘 日本野生動物医学会誌 18 (3), 75-82, 2013-09-30

    ...新興・再興感染症は人(食糧供給,経済活動を含む)のみならず世界の基底を支える生物多様性においても脅威となる。我々は1つの世界に生きている(One World) 。21世紀に感染症を克服するには,より広範な環境の保全活動と同時に,疾病の予防,サーベイランス,モニタリング,管理などに関して分野を超え,融合したアプローチが必要である」と述べている。...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 神戸大学インドネシア拠点における国際共同研究活動

    内海 孝子, 林祥 剛, 堀田 博 ウイルス 63 (1), 59-68, 2013

    ...神戸大学では平成19年から文部科学省の「新興・再興感染症研究拠点形成プログラム」(平成22年から「感染症研究国際ネットワーク推進プログラム(J-GRID)」により,インドネシア共和国(以下インドネシア)アイルランガ大学熱帯病研究所に海外研究拠点を設置し,日本人教員が常駐してインフルエンザ,ウイルス肝炎,デング熱等に関する共同研究を実施している.また,平成21年から科学技術振興機構(JST)/国際協力機構...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献61件

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