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検索結果 34,525 件

  • 水害が綿布と絹布の力学特性に及ぼす影響について

    中村, 弥生 文化学園大学紀要 55 87-97, 2024-03-31

    ...試験布にはJISの綿布と絹布を用い、汚染条件を水、雨、土、水+土、雨+土、汚染期間を 1 日、1 週間、1ヵ月とし、これを夏とに行った。損害の程度は、KESを用いて力学特性値を測定し、汚染前後の値から相対的に評価した。その結果、汚染条件や汚染期間による明確な差は得られなく、布自体の特性による変化の方が大きいこと、汚染後は柔らかくなることが明らかとなった。...

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  • 重度肢体不自由児が就学する普通小学校におけるリフト導入の効果

    川﨑 浩子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 421-421, 2024-03-31

    ...さらに6年生の休みに、看護師が両足を骨折するアクシデントに見舞われたが、リフトがあることで、歩行困難な状況でも復職が可能となり、卒業式を迎えることができた。 </p><p>【考察】</p><p> 教員や看護師に起こった、妊娠や疾病などによる体調不良・怪 我によって、児童の学校生活の支援の継続が困難になる事態は、労働安全衛生上の問題が大きく、児童にとっても不利益が大きい。...

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  • サービス付き高齢者向け住宅の機能と役割について-入居に至る背景・生活サービス・健康ニーズ-

    佐々木 聖子, 山田 英人, 枝廣 誠彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 54-54, 2024-03-31

    ...②夏季エアコン設定26 ℃季22℃、季実測値21 ℃窓側19℃で室内、室内中心部温度に問題はなかった。③A施設76名・平均年齢87.6歳・平均介護度 0.9、B施設85名・平均年齢86.5歳・平均介護度0.87。関わりによる生活支援サービスを記した言語をプリコーディングし、 6つの大カテゴリーを生成した(傾聴、不確かさへの対応、調整、情報提供、声をかける、一緒に探す) 。...

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  • フェストロリウム新品種「ノースフェスト」の育成とその特性

    田村 健一, 田瀬 和浩, 眞田 康治, 小松 敏憲, 秋山 征夫, 谷津 英樹, 横山 寛, 高山 光男, 林 拓, 牧野 司, 出口 健三郎, 佐藤 尚親 農研機構研究報告 2024 (17), 1-22, 2024-03-29

    ...においても,越条件が厳しい根釧地域で劣ったことを除けば十勝地域を含めたそれ以外の地域では同程度からやや優れた越性を示したことから,道北・道央・道南に加え,道東の比較的越条件の穏やかな地域に至るまで安定栽培が可能であると判断された....

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  • (一社)千葉県理学療法士会障がい児・者支援部による県内の障がい児リハビリテーション資源調査に関する報告

    髙木 秀明, 福元 浩二, 大矢 祥平, 堀本 佳誉, 倉形 裕史, 久松 のり子, 宮澤 菜央子, 部 拓海, 外口 徳章 理学療法の科学と研究 15 (1), 15_39-15_45, 2024-03-20

    <p> 【目的】千葉県内の障がい児リハビリテーション資源の状況を明らかにすることを目的とした。【方法】第1期調査は2016年度から2019年度で,(一社)千葉県理学療法士会の9つのブロックを計4年度に分け調査を実施した。第2期調査は2020年度に,第1期調査にて障がい児リハビリテーションを実施していた施設に後追い調査を実施した。また,新規実施施設を公募し,追加調査を実施した。【結果】調査施設数は…

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  • 前頭洞炎の頭蓋内・頭蓋骨外進展:Pott’s puffy tumorと硬膜下膿瘍を発症した2症例の報告

    漆畑, 伶, 平出, 拓哉, 大石, 知也, 山田, 智史, 林, 泰壽, 加納, 康太郎, 石垣, 英俊, 黒住, 和彦, 宮入, 烈, 福田, 季子 浜松医科大学小児科学雑誌 4 (1), 28-36, 2024-03-15

    Pott’s puffy tumor(PPT)は骨膜下膿瘍を伴う前頭骨の骨髄炎であり,副鼻腔炎の合併症の1つである.PPTは10歳台に好発し,頭蓋内病変を合併することも多い.症例はいずれも10歳,発語減少や不穏,意識障害などの症状を契機にPPTと診断された,硬膜下膿瘍合併の副鼻腔炎である.PPTは前頭洞炎からの進展が最多とされ,症例1,2いずれも前頭洞から板間静脈を介した進展と判断された.起炎菌…

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  • 髄膜炎脳炎マルチプレックスPCRが診断に有用であったヒトパレコウイルス3型による急性脳症の新生児例

    長坂, 萌那, 平出, 拓哉, 漆畑, 伶, 石垣, 英俊, 宮入, 烈, 福田, 季子 浜松医科大学小児科学雑誌 4 (1), 21-27, 2024-03-15

    ヒトパレコウイルス3型(HPeV3)は,新生児期に敗血症や脳炎脳症の原因となる代表的なウイルスである.髄膜炎脳炎マルチプレックスPCRテスト(mPCR)は複数の病原体のPCRを同時に行う検査法であり,この検査の普及によりHPeVの検出例が増加している.mPCRにより同定したHPeV3による急性脳症の新生児例を報告する.症例は日齢14の新生児.日齢12に発熱し,解熱後に左半身の間代発作と無呼吸発作…

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  • 希有な温暖少雪年を含む3寒候期のスギ人工林小流域からの流出特性

    田村 浩喜, 野口 正二, 阿部 俊夫, 飯田 真一 日本水文科学会誌 54 (0), 13-23, 2024-03-12

    ...過去43年間における試験地近傍のAMeDAS鷹巣によると,2020年の厳期(1~2月)は過去最高水準に温暖であり,3月上旬の積雪深は最低であったことから,稀有な温暖少雪年であったことが明らかになった。このような2020年厳期における日流出量は流況曲線全体に分布し,流況曲線の傾きは他の年よりも緩やかであった。...

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  • [041]九州大学総合研究博物館ニュース

    九州大学総合研究博物館ニュース 41 1-, 2024-03-11

    ...「九大1万年史ー発掘された九州大学筑紫キャンパス内の遺跡ー」[福永 将大 開示研究部門・助教] / 博物館特別展示 /  「東区鉄道史ー福岡市内線・地下鉄とJR九州の歴史ー」を開催して[牟田 智哉 九州大学鉄道研究同好会副会長] / ミニ展示 /   「近世・近代植物描画」[三島 美佐子 分析研究部門・教授/林 史子・野藤 妙 技術補佐員] / フジイギャラリー季企画展 /  「モンゴル高原の牧畜社会...

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  • 黒石「横町十文字まちそだて会」の伝統的な空間を活かしたまちづくり活動が実現する新たな価値の抽出と言語化

    土肥 真人, 土井 良浩, 太田 和, 木村 直紀 都市計画報告集 22 (4), 754-759, 2024-03-11

    ...津軽平野の長いと雪が生みだした「こみせ」「かぐじ」は、行政、市民の時代に応じた的確な協働により守られ、まちのフレームワークが維持されてきた。今日、独立した個々の家が形成する「こみせ」「かぐじ」は、新たな経済活動や文化を受け入れる優れた空間となっている。加えて、本研究からは、津軽平野の風土と文化圏が、黒石と他の町を繋ぎ、まちづくり活動のスケールアップに貢献していることが把握された。</p>...

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  • 蛍光色素を用いた中学生の溶解概念の研究

    藤森 隼一, 中村 直樹, 浅田 稜二, 松尾 海, 伊藤 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (3), 1-4, 2024-03-09

    <p>中学生の溶解概念については,誤概念の形成が報告されている.本研究では,蛍光色素を用いた授業実践を行い,授業で使用した学習カードおよび授業前後に実施した質問紙を分析した.溶解直後の均一性を理解している生徒は,授業前から多く存在することが分かった.これは,小学校第5学年「物の溶け方」に均一性が移行したことによる効果であると考えられた.しかしながら,一定時間経過後の均一性については,多くの生徒が…

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  • いじめ体験の原因帰属の検討 : 体験立場別の自由記述による分析から

    勝間田 華, 吉田 圭吾 神戸大学発達・臨床心理学研究 23 23-31, 2024-02-28

    いじめ被害を含むトラウマ体験の心理的影響には,その体験に対する自己非難的な原因帰属が関連していると考えられる。また,いじめ被害者以外の者が「いじめられる側にも問題がある」と被害者への有責性意識を持つことが,いじめ問題の解消を妨げる一要因であると考えられている。本研究では,いじめ体験における自己非難的帰属研究の発展を目指し,実際に体験したいじめの原因帰属の構造について,時間的経過や体験した立場の観…

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  • 絶望感尺度の構造に関する研究(Ⅱ) : CTCMによる再検討

    神戸大学発達・臨床心理学研究 23 1-5, 2024-02-28

    Beck et al. (1974)の20 項目からなる絶望感尺度 (Hopelessness Scale)は,一次元尺度として作成されたものである。しかし,長年にわたって,絶望感尺度は,その因子構造について議論されてきた。そこで,谷 (2002) は,谷 (1998) の日本語版絶望感尺度を探索的因子分析から確認的因子分析を行うことによって,因子構造について検討した。しかし,確認的因子分析にお…

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  • 新庄における気象と降積雪の観測(2022/23年期)

    冨樫, 数馬 数馬, 荒川, 逸人 逸人, 田邊, 章洋 章洋, 鈴木, 紘一 紘一, 安達, 聖 聖, 佐藤, 研吾 研吾, 小杉, 健二 健二, 根本, 征樹 征樹 防災科学技術研究所 研究資料 (499) 1-45, 2024-02-26

    ...2022 年11 月から2023 年4 月までの期間,防災科学技術研究所雪氷防災研究センター新庄雪氷環境実験所(山形県新庄市十日町高壇1400)で行った気象観測,降積雪観測および積雪断面観測の結果を報告した.収録項目は以下の通りである.気象観測では,毎日の風速,風向,気温,湿度,地温,日射量,放射量,降水量である.降積雪観測では,毎日の天気,積雪深,積雪相当水量,積雪全層密度,新積雪深,新積雪密度...

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  • LED光源を用いたUV-B照射によるイチゴうどんこ病およびイチゴ炭疽病の抑制

    内橋 嘉一, 高野 仁, 田中 雅也, 田坂 勝次, 神頭 武嗣 日本植物病理学会報 90 (1), 5-13, 2024-02-25

    ...<p>308 nmをピークとするLED光源(UVL308)と,311 nmをピークとするLED光源(UVL311)によるイチゴうどんこ病および炭疽病の発病抑制を検討した.中発生条件の期,秋期の試験では,UVL308区のうどんこ病防除価はそれぞれ91.9,86.9と高く,UVL311区の74.8,61.0を大きく上回った.一方,多発生条件の春期の試験では防除価はUVL308区で62.4,UVL311...

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  • 離乳前の乳用子牛における消化器系および呼吸器系疾病の診断前の血液成分

    新宮 裕子, 上田 宏一郎, 松井 義貴, 若槻 拓司, 堂腰 顕 動物の行動と管理学会誌 60 (1), 19-25, 2024-02-25

    ...の血清アルブミン(ALB)およびMg濃度は、春よりも有意に高かった(消化器系:ALB;P=0.003, Mg; P=0.002)(呼吸器系:ALB; P<0.001, Mg; P<0.001)。疾病の種類によって、疾病の初期段階で変化が生じる血液成分は異なることが示唆された。</p>...

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  • 発汗による機能性スポーツ用インナーのパーフォーマンスヘの影響

    水谷 千代美, 倉本 幹也, 奥 貴憲, 海野 稔貴 デサントスポーツ科学 45 (0), 48-56, 2024-02-22

    ...<p>季スポーツ用インナーには,吸湿発熱繊維を用いられている.近年,さまざまな吸湿発熱繊維が市場に現れ,吸湿発熱特性が着目されている.吸湿発熱繊維は,皮膚から出る不感蒸泄と繊維の官能基の反応により湿潤熱が発生する.本研究は,官能基の異なる吸湿発熱繊維の熱特性をJIS法に準じた装置によってΔTmaxや熱保持指数などの熱特性値を測定した.官能基の種類によって,これらの熱特性値が異なり,アクリレート系繊維...

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  • 神奈川県におけるPM<sub>2.5</sub>に含まれるタンパク質の定量

    石割 隼人, 武田 麻由子, 代田 寧, 長谷部 勇太, 朝倉 純, 小松 宏昭 大気環境学会誌 59 (2), 30-37, 2024-02-22

    ...また、PM<sub>2.5</sub>中のタンパク質濃度は日間変動が確認され、春季および夏季においては都市部と山岳部は同様の日間変動が認められたが、秋季および季においては異なる日間変動を示し、また、山岳部より都市部の濃度が高い傾向であった。PM<sub>2.5</sub>の質量濃度に対するタンパク質濃度の寄与割合を求めたところ、平均で2割前後であることが明らかとなった。...

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  • Influx of nitrogen-rich material from the outer Solar System indicated by iron nitride in Ryugu samples

    松本, 徹, 野口, 高明, 三宅, 亮, 伊神, 洋平, 治田, 充貴, 瀬戸, 雄介, 宮原, 正明, 富岡, 尚敬, 斉藤, 光, 波多, 聰, Harries, Dennis, 瀧川, 晶, 仲内, 悠祐, 橘, 省吾, 中村, 智樹, 松本, 恵, Ishii, Hope A., Bradley, John P., Ohtaki, Kenta, Dobrică, Elena, Leroux, Hugues, Le Guillou, Corentin, Jacob, Damien, de la Peña, Francisco, Laforet, Sylvain, Marinova, Maya, Langenhorst, Falko, Beck, Pierre, Phan, Thi H. V., Rebois, Rolando, Abreu, Neyda M., Gray, Jennifer, Zega, Thomas, Zanetta, Pierre-M., Thompson, Michelle S., Stroud, Rhonda, Burgess, Kate, Cymes, Brittany A., Bridges, John C., Hicks, Leon, Lee, Martin R., Daly, Luke, Bland, Phil A., Zolensky, Michael E., Frank, David R., Martinez, James, 土山, 明, 安武, 正展, 松野, 淳也, 奥村, 翔太, 三津川, 到, 上杉, 健太朗, 上椙, 真之, 竹内, 晃久, Sun, Mingqi, 延寿, 里美, 道上, 達広, 圦本, 尚義, 岡﨑, 隆司, 薮田, ひかる, 奈良岡, 浩, 坂本, 佳奈子, 矢田, 達, 西村, 征洋, 中藤, 亜衣子, 宮崎, 明子, 与賀田, 佳澄, 安部, 正真, 岡田, 達明, 臼井, 寛裕, 吉川, 真, 佐伯, 孝尚, 田中, 智, 照井, 人, 中澤, 暁, 渡邊, 誠一郎, 津田, 雄一 Nature Astronomy 8 (2), 207-215, 2024-02

    Large amounts of nitrogen compounds, such as ammonium salts, may be stored in icy bodies and comets, but the transport of these nitrogen-bearing solids into the near-Earth region is not well …

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  • XRAIN降水強度を用いた期の交通状態分析

    山城 皓太郎, 萩原 亨, 高橋 翔, 松田 真宜 交通工学論文集 10 (1), A_198-A_207, 2024-02-01

    ...<p>札幌都心部では期の大雪により道路交通に大きな影響が出る.本研究では,札幌都心部におけるXRAIN降水強度とMFDで表される交通状態の関係について分析する.降雪状況を面的かつリアルタイムに把握する手法としてXRAIN降水強度の活用が考えられる.一方,MFDは交通状態の変化を表すことができる.最初に,地上の降雪状況を把握する方法としてXRAIN降水強度の有効性を検証した.XRAIN降水強度と地上観測...

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  • 北海道内陸部の陸別における季の降雪量と降雨量の季節内変動と年々変動

    平沢 尚彦, 小西 啓之 Okhotsk Sea and Polar Oceans Research 8 1-7, 2024-02-01

    ...本研究は、現在の気候に関する情報の一つとして、北海道陸別における2012–13年から2022–23年の期の降雪量と降雨量をディスドロメータの観測値を用いて調べた。それは北極降雪圏の最南端の一地域の現状を表す。その結果、各年の期の総降水量は101.9~399.6 mm、降雨量は5.9~80.2 mmで総降水量の17%を占め、そのうちの96%は12月と3月に発生していた。...

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  • 難治性凍瘡と考えられていた再発性多発軟骨炎

    竹内 聡, 石倉 侑, 米田 玲子, 友延 恵理, 中原 剛士 西日本皮膚科 86 (1), 1-2, 2024-02-01

    ...両耳介も赤かったが初のため凍瘡と考えていた。 夏季にも完全に軽快せず,初診 2 カ 月前より鼻部の発赤と腫脹が増悪し,前医で鼻部蜂巣炎としてミノサイクリン,セフジニル,クラリスロマイシンを内服したが難治であった。</p><p><b>現症</b>:鼻尖から鼻背部,両耳介の耳輪,対耳輪上脚と同下脚にかけて熱感伴う発赤,腫脹がみられた(<b>図 1 a </b>~<b>c</b>)。...

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  • 地球を冷やす最後の切り札? 成層圏の日傘計画

    D. フォックス 日経サイエンス 54 (2), 94-101, 2024-02

    ...2023年2月12日,きりりと晴れたの午後,2人の男がネバダ州リノ郊外の野原にキャンピングカーを停めた。彼らはバーベキューコンロに火をつけ,こぶし大に盛った粉末硫黄を焼き始めた。...

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  • トピックス

    井出, 哲, 松尾, 泰, 川北, 篤, 舘野, 正樹, 村上, 修一, 生井, 飛鳥, 黒田, 真也, 榎本, 和生 東京大学理学系研究科・理学部ニュース 55 (5), 11-14, 2024-01-20

    .../東大理学部高校生のための休み講座2023...

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  • 大学生の課題に対する内発的動機づけ・解釈レベルと先延ばしの関連

    後藤 崇志, 山下 日本教育工学会論文誌 advpub (0), 2024-01-20

    <p>本研究では,実際の授業で課された課題に取り組む大学生を対象に調査を行い,解釈レベルの違いと大学生のレポート課題における先延ばしとの関連について,内発的動機づけによる調整効果も含めて検討した.2週間後にレポート課題の提出を控えた大学生に対して,課題への取り掛かりを開始する予定日および完了させる予定日への回答を求めた.締切後に実際に開始・完了させた日を尋ね,予定日からの遅延を先延ばし行動の指標…

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  • 茨城県の河口汽水域におけるウシエビの北限記録

    中山 聖子, 木村 将士, 金子 誠也, 山崎 和哉, 外山 太一郎, 池澤 広美, 加納 光樹 水生動物 2024 (0), AA2024-2-, 2024-01-11

    ...本種は低水温への耐性がないため茨城県沿岸海域で越する可能性は低いものの、今後、海水温の上昇によって稚エビの加入が増えていく可能性がある。...

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  • 大型トラック用廃熱回収ランキンサイクルに関する研究

    相園 斉, 福永 晋, 松浮 朋, 浅野 雅樹, 阿部 誠, 加藤 晃太, 吉永 寛史 自動車技術会論文集 55 (1), 75-80, 2024

    将来的な燃費改善アイテムとして,排気熱を回収して動力に変換する廃熱回生ランキンサイクルシステムを実機に搭載し検討した.排気熱回収・動力回生のレトロフィットシステムを搭載することにより,高速走行モードで1.6%の燃費改善効果を確認した.本報告では,検討の過程と結果やシステムの課題などについて述べる.

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  • 腹腔鏡下に摘出し得た嚢胞性子宮筋腫の一例

    神田 明日香, 手塚 慶吾, 溝口 馬, 加藤 雄一郎, 矢野 竜一朗 日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 39 (2), 122-124, 2024

    <p> We report a case of laparoscopic removal of a cystic uterine fibroid in a 42-year-old woman (G3P3). Transvaginal ultrasonography revealed a giant cystic tumor in the pelvis. The ovaries were …

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 膝関節内旋位での片脚立位保持動作課題を用いたBi-cruciate retaining TKAの膝関節回旋安定性の検討

    出村 博之, 佐藤 弘樹, 岡野 万里江, 西池 修, 西池 淳, 中村 日本関節病学会誌 43 (1), 56-62, 2024

    <p><b>目的:</b>膝関節内旋位での片脚立位保持動作課題を膝関節内旋方向の回旋不安定性評価として用い,BCR-TKA膝,BCS-TKA膝,Medial pivot型CS-TKA膝の異なる構造のTKA膝とACL不全膝間で膝関節内旋方向の膝関節回旋安定性を比較検討した。</p><p><b>方法:</b>対象は手術側下肢,損傷側下肢で片脚立位保持から片脚立位側への骨盤回旋動作が可能な32例35膝…

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  • 深層学習降水予測の精度改善と現状の詳細評価

    金子 凌, 芳村 圭 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ....本研究では,日本領域の降水を6時間先まで予測する既存手法を改良し,予測結果を網羅的に評価した.提案手法は50mmh<sup>-1</sup>を超える降水と5mmh<sup>-1</sup>を超える降水については,3時間先予測から現業の降水短時間予報よりも精度が良くなることが明らかとなり,降水短時間予報では考慮されていない何らかの物理現象を学習した可能性が示唆された.一方,弱い降水が継続する場合や季...

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  • カボチャの長期貯蔵技術の開発

    鮫島 陽人 日本食品科学工学会誌 advpub (0), 2024

    ...<p>国内産カボチャの端境期である期にカボチャを出荷することを目的に,カボチャの貯蔵中に生じる果肉軟化を抑制するための貯蔵技術の開発に取り組んだ.果肉軟化の抑制には,近赤外分析を用いた収穫直後の乾物率による選別が有効であった.この方法によって,選別した乾物率30 %(w/w)以上の果実を10 ℃で貯蔵すると,2か月後でも粉質感を保持することができた.また,高粉質系の品種を用いた10 ℃付近での貯蔵...

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  • 中国・四国・九州地方におけるシマクイナの越状況

    高橋 雅雄, 宮 彰男, 古山 隆, 三戸 貞夫, 磯貝 和秀 Bird Research 20 (0), S13-S18, 2024

    ...<p>2021-2022年と2022-2023年の期に中国・四国・九州地方の186か所の湿性草原でシマクイナの越調査を実施し,四国と九州の計9か所で計19個体を確認した.越確認地は耕作放棄地が大半で,越個体の大部分が中層ヨシ環境または低層ヨシ環境に生息していた.</p>...

    DOI 研究データあり 参考文献1件

  • 北海道におけるカワウの集団繁殖地の変遷

    渡辺 義昭 Bird Research 20 (0), A11-A19, 2024

    ...オホーツク海沿岸のペンケ沼,湧別川,網走港の3地点の集団繁殖地の営巣数は,北海道全体の営巣数の92.9%を占めていた.これら3地点の集団繁殖地は,営巣地から15km以内の範囲に多くの湖沼が存在していた.自然物繁殖地は人工物繁殖地よりも放棄された地点が多かった.人工物繁殖地の離岸堤は地上性捕食者が進入できず,架巣環境も安定していることから継続的に利用された可能性があった.北海道のカワウは主に本州で越していると...

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  • 季石狩川下流域における筋状雲の抽出と雲域・非雲域下におけるGPS可降水量の定量的評価

    橋本 弾, 宮本 真希, 大屋 祐太, 山田 朋人 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 季日本海上において北西からの季節風が卓越する時に筋状雲を形成する対流系は,温暖な海上と寒冷な大気間の気温差が駆動力となって生じた対流の上昇流域で水蒸気が凝結し雲が形成された雲域と対流の下降流域で雲が存在しない非雲域で構成される.本研究では,2015年から2020年の11月から3月に石狩湾近郊に出現した筋状雲の抽出を行い,その雲域と非雲域下における水蒸気の違いが標準偏差17%で平均1.1倍だけ...

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  • 北海道西部低標高林におけるウソの繁殖可能性

    川路 則友, 松井 晋, 石倉 日菜子, 市原 晨太郎 Bird Research 20 (0), S25-S34, 2024

    ...<p>北海道札幌市南東部に位置する低標高林(標高200m)で定期的に行なっている繁殖期の鳥類標識調査の際,2023年6月20日に,第一回羽に換羽する前の全身に幼羽の残るウソ幼鳥2羽を捕獲した.これらは同時に同じ網で捕まったことから,巣立って独立する前の家族群か幼鳥群の一部と思われた.これまで北海道北部および東部では繁殖期にウソの低標高域での観察記録は知られているが,札幌市を含む北海道西部以南では,...

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  • 高山域における繁殖期のキマユムシクイのさえずりの記録

    飯島 大智, 佐藤 臨 Bird Research 20 (0), S19-S23, 2024

    ...<p>繁殖期にキマユムシクイ<i>Phylloscopus inornatus</i>のさえずりを,2021年6月に乗鞍岳の森林限界で記録した.キマユムシクイは日本では旅鳥または稀な鳥として知られており,繁殖期の記録は今回が2例目である.キマユムシクイはカバノキ属やカラマツの林,ハイマツ低木林で繁殖することが知られており,日本の森林限界はカバノキ属の樹木であるダケカンバが優占し,ハイマツ低木林が隣接...

    DOI 研究データあり 参考文献1件

  • 雪荷重の軽減を目的とした床版開閉式木橋の積雪軽減性能について

    及川 大輔, 野田 龍, 後藤 文彦, 青木 由香利, 森岡 吉己 土木学会論文集 80 (28), n/a-, 2024

    ...<p> 秋田県の山間部などに架かる木歩道橋では,季の雪荷重による落橋の危険性が問題となっている.対策として雪荷重に耐えられるほどに強度を高めるのも1つの方法であるが,雪荷重が作用するのは季のみであり,その期間のためだけに橋自体の性能を規定することは,コスト面などから見てもあまり合理的ではない.そこで,季の間だけ構造を変換させて雪荷重を回避する床版開閉式構造を提案する.本研究は,この構造を取り入...

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  • 旅と睡眠

    白川 修一郎, 松浦 倫子 睡眠と環境 17 (2), 17-25, 2023-12-31

    ...期に気分が強く落ち込む人たちがいる。次に,そのような人たちに対する南国への転地の効用について述べる。新型コロナウィルスの感染流行が下火になり,新型コロナウィルスの国の指定も5 類感染症に移行した。今後,海外への旅行者が増えると考えられる。日本は極東に位置し,アメリカやヨーロッパに旅行する際には,時差ぼけに悩まされる人も多い。最後に,海外旅行の際の時差ぼけの原因と対策について記述する。...

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  • 地域の特性を考慮した村民の健康増進への取り組みの検討

    笹野 弘美, 平野 孝行, 池田 耕二, 滝本 幸治, 辻下 聡馬, 笹野 英樹 奈良学園大学紀要 16 47-52, 2023-12-27

    ...【結果】自然豊かな村でありは雪深くなる。 人口は 876 人で 24 の地区ごとにまとまって生活している。 村民の 30%強が第一次産業、 その多くが農業に就いている。 村内公共交通機関が無く自家用車移動が中心となっている。 医療施設は診療所1か所、 内科医 1 名が常駐。 福祉は社会福祉協議会のデイサービスと小規模多機能型居住介護1か所ずつ。...

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  • オオミズナギドリ3個体の各羽の水銀濃度

    岩崎 真由, 安積 紗羅々, 石塚 真由美, 池中 良徳, 国末 達也, 綿貫 豊 山階鳥類学雑誌 55 (2), 123-130, 2023-12-25

    <p>Middle-sized Procellariidae replace each feather in order once a year. We measured total mercury contents ([Hg]) of each feather of 3 individuals of Streaked Shearwaters <i>Calonectris …

    DOI Web Site Web Site 参考文献19件

  • 虫垂開口部の病変に対して拡大観察下U-CSPが有用であった一例

    山崎 裕太, 紺田 健一, 森 大地, 大西 良尚, 菊池 一生, 牛腸 俊彦, 居軒 和也, 山村 彦, 片桐 敦, 吉田 仁 Progress of Digestive Endoscopy 103 (1), 124-126, 2023-12-22

    <p>An 81-year-old male patient underwent a screening colonoscopy, during which a 6 mm 0-IIa lesion was detected at the appendiceal orifice. To enhance visualization and confirm the nature of the …

    DOI Web Site 参考文献5件

  • トビムシ類のリンゴ果実への侵入被害

    小笠原 南美, 石栗 陽一 北日本病害虫研究会報 2023 (74), 92-96, 2023-12-21

    ...<p>青森県では2019年,2021年および2022年に収穫されたリンゴ果実のがくあ部やこうあ部にトビムシ類が侵入する問題が発生し,そのほとんどはヤマトウロコトビムシと同定された.7月から11月上旬までリンゴの枝幹に面ファスナーのトラップを巻き付けたところ,トビムシ類は7月から捕獲され,9月下旬以降に増加した.リンゴ果実においては中生種から晩生種の侵入果率が高かったことから,侵入は越が目的であると...

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  • ワークショップ開催報告「皆で深めよう!ワークショップのつくり方」

    櫻井 重久, 中井 翼, 大塚 裕眞, 井上 和興 日本プライマリ・ケア連合学会誌 46 (4), 165-168, 2023-12-20

    ...<p>日本プライマリ・ケア連合学会主催の第18回若手医師のための家庭医療学期セミナーで,本ワークショップ(以下WS)を開催した.参加者にとって,WS自体について学ぶ機会は今までにほとんどなかったが,本WSによってコンセプトや目標設定について,レクチャーやグループディスカッションを通じて実践的に学ぶ機会となった.このようなWSのニーズは高いと考えられ,今回のWSで得られた知見とともに報告する....

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 明代北辺兵站と華北綿業

    山本 進 北九州市立大学外国語学部紀要 (157) 1-20, 2023-12

    ...明代北辺衛戍軍士に支給された綿花・綿布・衣の多くは華北から供給されていた。華北各省から徴収された綿布は官の規格を満たした横幅の広い闊布であり、緻密堅牢で風雨を通し難く、軍用品である天幕や戦衣を製造するのに使用された。だが15世紀後期より折銀化された。...

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  • 進化から考えるプロジェクション

    鈴木 宏昭 認知科学 30 (4), 434-451, 2023-12-01

    ...鈴木氏はこの原稿の執筆に腐心しており,このあとさらに修正を加えるつもりだった.ここに紹介する原稿は,一般読者を想定して書かれていることに加え,以上の通り未完成の状態にあることを認識いただきたい.なお,遺稿は加筆・再編集の上,幻舎より新書としての出版の準備が進められている.</p>...

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  • 分散ファイルシステムにおける重複排除後のデータ参照性能改善

    鴨生, 悠, 早坂, 光雄 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2023 7-13, 2023-11-30

    分散FSの重複排除方式として,ノード内重複排除とノード間重複排除がある.ノード間重複排除は,複数ノードのデータを重複排除できるため,単一ノードのデータのみを重複排除するノード内重複排除に比べ,容量削減効果が高い.しかし,ノード間重複排除は重複データをファイルデータと異なるノードに格納する場合があり,ノード間通信回数が増加しデータ参照性能が低下する.そこで,本研究では,重複データを容量が逼迫するま…

    情報処理学会

  • [論文] 三木茂博士採集標本に基づく東京都江古田針葉樹層の形成年代とフロラの再検討

    百原, 新, 工藤, 雄一郎, 門叶, 樹, 塚腰, 実 国立歴史民俗博物館研究報告 243 117-135, 2023-11-30

    東京都中野区江古田で直良信夫博士により発見された江古田針葉樹層の大型植物化石群は,三木茂博士が分類学的記載を行い,更新統末期の寒冷気候下の植物化石群として位置づけられた。これは最終氷期の寒冷期植物化石群の日本での最初の発見であり,最終氷期の古環境を示す標準的な植物化石群とされている。その後の,江古田とその周辺に分布する針葉樹層の年代測定では,最終氷期のMIS …

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  • Chronic Contained Ruptureを来した傍腎動脈腹部大動脈瘤に対してSurgeon-modifiedステントグラフト内挿術を行った一例

    水落 理絵, 浅見 樹, 岡本 竹司, 高橋 聡, 山本 和男, 吉井 新平 日本血管外科学会雑誌 32 (6), 437-441, 2023-11-30

    <p>Short neckである腹部大動脈瘤への手術介入においては,大動脈瘤の性状を十分に考慮し術式を検討すべきである.症例は78歳男性.3カ月前より右腰痛および右大腿部痛を自覚していた.CTで右腎動脈直下の腹部大動脈から右側および背側に拡大する径90 mm大の仮性動脈瘤を認め,腰椎への侵食が確認された.血行動態は安定しておりchronic contained …

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  • ヒートパイプによるの表層地温上昇の検討

    伴田 千紘, 百瀬 年彦 土壌の物理性 155 (0), 25-33, 2023-11-20

    ...mのHPを埋設し,HPの有無による15 cm深の温度を比較した.その結果,HP無しの場合の15 cm 深は約2 ℃であるのに対し,HP有りの場合はその近傍が約8 ℃となった.HPによっての表層(15 cm深)を上昇させることができた.表層周辺に温熱源を作り出すことに成功したが,HPから数cm離れただけで加温効果が抑制されることが示唆された....

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  • 水/氷界面で水と分離する未知の水

    新家 寛正 日本物理学会誌 78 (11), 657-661, 2023-11-05

    ...<p>氷点下で川や池の水に氷が張る光景は,の訪れを感じさせ,季節に彩りを与えてくれる.の代名詞となる程に身近な氷の形成の背景には,結晶化という相転移現象がある.その過程には必ず母相と結晶の界面が介在しており,その界面こそが相転移が進行する現場である.そのため,氷の界面現象の解明は極めて重要である....

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  • 白神山地ブナ林の100 年モニタリング ―世界遺産白神山地ブナ林モニタリング調査会―

    中静 透, 石田 清, 蒔田 明史, 山岸 洋貴, 石田 祐宣, 石橋 史朗, 赤田 辰治, 神林 友広, 齋藤 宗勝, 松井 淳, 神 真波, 平川 久仁夫, 野原 七恵, 須々田 秀美, 渡辺 陽平, 大野 美涼, 板橋 朋洋, 坂田 ゆず 自然保護助成基金助成成果報告書 32 (0), 211-219, 2023-10-31

    ...を継続したが,新型コロナウィルスの感染拡大だけでなく,2022年には豪雨によりアクセス道路が不通となり,調査を縮小せざるをえなかった.調査が継続できたブナの種子生産や実生の動態,チシマザサの稈動態に関する解析を行い,それらに関わる要因を明らかにした.ブナ実生の生存率は,実生のサイズが大きいほど,また年平均気温が低いほど高く,チシマザサの稈の生存率は,稈の直径が大きいほど,下層植生の密度が低いほど,の...

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  • 高校野球選手におけるCOVID-19感染拡大防止措置が実施された年と実施されなかった年の傷害発生率の比較研究

    網代 広宣, 小林 雄也, 平田 昂大, 板野 圭佑, 佐藤 慎也, 酒井 直也, 仲島 佑紀 日本アスレティックトレーニング学会誌 9 (1), 49-55, 2023-10-31

    ...<p>本研究は117名の高校野球選手を対象にCOVID-19感染拡大防止措置が実施された年と前年の傷害発生率を調査し比較した.季節別では,2019年と比較し,2020年の夏季で肩・肘傷害,季は足・足部傷害が増加した.各季節のポジション別では,夏季の投手・内野手の肩傷害,秋季で内野手の肘傷害,季で外野手の足・足部傷害が増加した.今後は得られた特徴より,傷害予防を講じていく必要がある.</p>...

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  • フィリピン・ルソン島での野鳥生息地を守る森林コーヒー栽培 ―特定非営利活動法人バードリサーチ―

    神山 和夫 自然保護助成基金助成成果報告書 32 (0), 202-210, 2023-10-31

    ...,自然林では5~23種の野鳥が記録された.昆虫食の種が多いことから,植生管理を工夫して野鳥を増やせば生物多様性を維持しながら,コーヒーの害虫を防除することに役立つと考えられる.コーヒー農園やその周辺ではノゴマやアカモズといった夏鳥が越しているのも見つかっているので,持続可能なコーヒー農園は日本の渡り鳥の越地を守ることにも役立つだろう....

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  • 高等学校におけるゴール型:バスケットボールの授業実践 -運動有能感向上を目指した取り組み-

    木村, 郷, 古川, 真, 板垣, 侑磨, 益川, 満治 弘前大学教育学部紀要 130 67-72, 2023-10-27

    本研究では,「球技」領域:ゴール型「バスケットボール」授業において運動有能感向上を意図した授業実践を行い,その授業における効果を量的及び質的な視点から検証することを目的とした.その結果,運動有能感及び運動有能感各因子,運動好意度に有意な関係が認められた.また,質的な分析から,学習者が技能面の学習とゲームの繋がりを認識し,戦術的気づきを向上させていた可能性があり,さらにそれらが学習者の好意的感情へ…

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  • 中学校体育授業における生徒の関係性づくり :快適な感情享受に着目して

    古川, 真, 益川, 満治 弘前大学教育学部紀要 130 73-77, 2023-10-27

    本研究の目的は,中学生を対象に陸上競技領域「ハードル走」において,ジグソー学習による生徒間の教え合いを重視し,生徒間の関係性を高めることを意図した授業実践を行い,快感情享受の観点から検証することであった.その結果,各授業前後において高揚感の上昇が認められ,単元前後において,「体育適応感尺度」の「連帯志向」が上昇した生徒が5名,低下した生徒が1名認められ,適応類型の変化が認められた.これらは,教え…

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  • 志津川湾におけるコクガンの行動圏と環境利用

    嶋田 哲郎, 山田 由美, 杉野目 斉, 澤 祐介, 土方 直哉, 時田 賢一, 佐藤 賢二, 鈴木 卓也, 本多 正樹, 太齋 彰浩, 阿部 拓三 日本鳥学会誌 72 (2), 211-222, 2023-10-24

    ...<p>志津川湾におけるコクガン<i>Branta bernicla</i>の行動圏と環境利用を解明するため,2019/20年と2020/21年の2越期に,コクガンにGPSロガーを装着して追跡を行い,固定カーネル法(95%および50%の行動圏を推定)を用いたコクガンの日中,夜間の行動圏,環境利用を明らかにした.行動圏の面積をみると,コクガン7個体で個体差がみられたものの,日中では95%行動圏で平均3,316.3...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 中国四国地方におけるオオセッカ<i>Locustella pryeri</i>の越状況

    高橋 雅雄, 宮 彰男, 古山 隆, 三戸 貞夫, 日比野 政彦 日本鳥学会誌 72 (2), 235-239, 2023-10-24

    ...<p>2022–2023年季に中国四国地方の107か所の湿性草原でオオセッカ<i>Locustella pryeri</i>の越調査を実施し,5か所で計10個体を確認した.越確認地は広域的に分散し,地域的な偏りは特になかった.越確認地および越個体数は耕作放棄地が最も多く,大部分の越個体が中層ヨシ環境に生息していた.</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • 車上測距センサによる走行間積雪量計測システム

    櫻庭, 彬, 大原, 衛, 柴田, 義孝, 島田, 茂伸 第31回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 217-223, 2023-10-18

    ...積雪やそれによる雪害は,季の主要な交通障害のひとつであり,道路管理者は広範囲におよぶ管理道路の積雪状況の監視を行っている.路面の気象状況を走行間に判定可能なセンサが提案されているが,定量的な積雪量の測定には課題があった.本稿では,自動車上に測域センサを搭載し,積雪路上を走行することで積雪量の測定を行うシステムを提案する.このシステムは,積雪時の距離データを非積雪時に測定したデータから減算することで...

    情報処理学会

  • 高精度機器インターフェースの実証:DREAM3

    石村, 康生, 菊谷, 馬, 風間, 隼太郎, 定村, 嵐, 青木, 信篤, 小野寺, 隼作, 江熊, 信康, 河野, 太郎, 宮下, 朋之, 田中, 宏明, 鳥阪, 綾子, 土居, 明広, 山谷, 昌大, 中尾, 達郎, 福家, 英之, 水村, 好貴 大気球シンポジウム: 2023年度 2023-10-01

    レポート番号: isas23-sbs-023

    機関リポジトリ

  • 低温環境下での空振計の性能評価 ─南極観測での応用の可能性─

    村松 弾, 市原 美恵, 松島 健, 金尾 政紀, 山本 真行 南極資料 67 1-11, 2023-10

    ...で30 日間連続稼働させ,常温での試験結果と比較して振幅位相特性の変化を調べた.30 日間の稼働期間で空振計の動作に問題は生じなかった.リファレンスセンサ(Model60Vx2, Chaparral Physics)に対する振幅比は常温での結果と比較して最大19% 変化しており,空振計の感度は低温により変動すると考えられる.位相特性については低温による影響は僅かであった.今後は昭和基地で試験的に越観測...

    DOI 機関リポジトリ

  • ウズベキスタンにおける半乾燥気候条件での小麦の成長シミュレーションのためのアクアクロップモデルの適用性

    ニザモヴ シェルゾッド, アジズ ヌルベコヴ, ムハマドジョン コシモヴ, ラジザ ガフロヴァ, ジュリアン ブランジェ, 渡邊 裕純 沙漠研究 33 (2), 91-104, 2023-09-30

    ...<p>国連食糧農業機関によって開発されたAquaCropモデルは,さまざまな環境条件下で小麦を含む複数の作物のバイオマス蓄積,キャノピー カバーの生育,および穀物収量を正確に再現する,作物-水モデルである.しかし,乾燥または半乾燥気候下で小麦を使用してAquaCropを検証したいくつかの研究では,較正されたパラメーターの値が大きく異なることが報告されている.その結果,以前に検証されたこれらのデータセット...

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  • 模擬長時間労働時の主観的負担と課題パフォーマンス

    劉 欣欣, 池田 大樹, 小山 樹, 西村 悠貴, 高橋 正也 労働安全衛生研究 16 (2), 159-164, 2023-09-30

    <p>長時間労働は様々な健康リスクを高め,過労死認定要因のひとつとなっている.近年,高年齢労働者は増加しており,過労死の請求件数も増加傾向である.我々の先行研究では,長時間労働により心血管系の負担が増大するが,特に50代以上の高年齢労働者はその負担増加が大きいことを報告した.しかし,長時間労働時の主観的負担と作業パフォーマンスの変化は不明であったため,本稿ではその解析結果を報告する.30代から6…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 1998年長野オリンピック開催地域のレガシー

    呉羽 正昭 地理科学 78 (3), 128-142, 2023-09-28

    <p>本研究は,アルペンスキーとノルディックスキーの2種目をとりあげ,スキー競技開催地域においてオリンピックのレガシーがどのような意味を有するのかを検討する。スキーの五輪競技施設は有形レガシーとして維持されているが,その傾向はノルディックスキーで強い。アルペンスキーでは,五輪競技開催スキー場で,競技とゲレンデスキーとの間に利用競合が生じている。スキー競技開催地域は選手育成の伝統のもとで,その仕組…

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  • 橈骨遠位端回旋変形癒合に末梢神経障害が合併した1例

    松田 匡弘, 井浦 国生, 石原 康平, 富永 樹, 村上 剛史, 牛尾 哲郎, 矢野 良平 整形外科と災害外科 72 (3), 548-552, 2023-09-25

    <p>【背景】今回,橈骨遠位端骨折の保存治療後に回旋変形癒合による可動域制限と末梢神経障害を合併した症例を経験したので報告する.【症例】36歳女性.内モンゴルにて受傷し,近医にてNelaton副子による保存治療を行なわれた.受傷後4か月時の帰国を機に手関節可動域制限と手の知覚障害にて初診された.X線ではRI20°,VT-8°,UV0mmで,CTでは橈骨の回内方向への回旋変形を認めた.可動域は掌背…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 小児内反肘変形に対してModified Step-cut Osteotomyを行った1例

    松田 匡弘, 井浦 国生, 石原 康平, 富永 樹, 村上 剛史, 牛尾 哲郎, 矢野 良平 整形外科と災害外科 72 (4), 659-664, 2023-09-25

    <p>【はじめに】小児の上腕骨顆上骨折後の内反肘に対する手術加療として,reverse V osteotomyによる矯正骨切り術を行ったので報告する.【症例提示】13歳男性.5歳時にベランダから転落し,上腕顆上骨折,橈尺骨骨幹部骨折と橈骨遠位端骨折を同時受傷した.近医にて保存的治療を行われ,骨癒合後に内反肘を認めていた.主訴は外観異常と,スローイング時の疼痛であった.内反変形は11°で,可動域は…

    DOI Web Site 参考文献8件

  • コンドリアーゼ椎間板内注入療法の予後予測因子の検討

    富永 樹, 森 英治, 碇 博哉, 吉本 隆昌 Journal of Spine Research 14 (9), 1239-1245, 2023-09-20

    <p><b>はじめに:</b>腰椎椎間板ヘルニアに対する新しい低侵襲な治療法であるコンドリアーゼ椎間板内注入療法の短期成績を調査し,予後予測因子を検討したので報告する.</p><p><b>対象と方法:</b>コンドリアーゼ注入療法を行い3ヶ月以上経過観察できた69例(男性48例,女性21例)を対象とした.平均年齢は45.0歳(17~89歳)であり,注入前のtension …

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  • CARATS OPEN DATAによる福岡空港の北風運用時における交通流の現状解析と新滑走路増設後の進入方式についての提案

    川元 靖孝, 東野 伸一郎 日本航空宇宙学会誌 71 (9), 240-246, 2023-09-05

    ...<p>福岡空港は単独滑走路で運用される国内空港の中では最も交通量の多い地方空港であり,滑走路の増設が計画されているものの,常態化している混雑の解消が急務である.その中で,北風運用(RWY34)の多い季にはILSやRNAVルートよりも短時間で着陸できるビジュアルアプローチが国内の主要空港としては唯一利用されている.一方,ビジュアルアプローチではオートパイロットが使用できず,非常に高いスキルとワークロード...

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  • 学習者が私の言うことを聞いてくれない!どうして?

    加藤 美歓 国際教養大学専門職大学院グローバル・コミュニケーション実践研究科日本語教育実践領域実習報告論文集 14 (0), 118-, 2023-09-01

    ...実習では学習者の発話量が少ないという課題に直面し,春実習では発話量は多いものの日本語での発話を十分に引き出すことができないという課題が残った。春実習と実習はオンラインか対面かという実施形態や,学習者の日本語レベルの違いなど異なる状況での実習となった。...

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  • 実習報告

    左治木 敦子 国際教養大学専門職大学院グローバル・コミュニケーション実践研究科日本語教育実践領域実習報告論文集 14 (0), 9-, 2023-09-01

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  • 木柵護岸を伴う農業水路の多面的機能:淡水魚の保全効果の評価および炭素貯蔵量の試算

    鬼倉 徳雄, 一安 美希 九州大学大学院農学研究院学芸雑誌 78 (2), 25-32, 2023-09

    ...の12水路を,2005~2006年に実施された他の護岸形状の魚類相調査結果と比較した.淡水魚の種数や希少魚の種数から,BM護岸は淡水魚に大きな負の影響を与える一方,木柵護岸の影響は小さく,在来魚の種数で素掘りと概ね同程度の数値を示すなど,淡水魚類に対する保全効果が高い護岸であると判断された.ただし,希少淡水魚のうちカワバタモロコで,木柵護岸による負の影響が確認されており,今後の木柵による整備では,場...

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  • 協同学習を促すための教師の役割

    児玉 朝香 国際教養大学専門職大学院グローバル・コミュニケーション実践研究科日本語教育実践領域実習報告論文集 14 (0), 166-, 2023-09-01

    ...秋との実習で担当した授業の録画ビデオデータを見返した結果,教師の発話量が多く,教師主導型の授業を展開していたことが大きな問題点であることが分かった。春の実習では,学習者が主体性を持ち,学習者同士が学び合うことができる教室環境を提供していたのか,また,教師の言動は,協同学習を促すことができていたのか,グループワークの実践を基に検証を行った。...

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  • 学習者のニーズを考慮したコースデザインの検討

    宗像 瑞歩 国際教養大学専門職大学院グローバル・コミュニケーション実践研究科日本語教育実践領域実習報告論文集 14 (0), 299-, 2023-09-01

    ...そして主に実習の振り返りを通し,学習者のニーズを反映したコースをデザインすることができていたのか考察した。さらに,コースデザインにはコース日程や最終発表課題の設定,学習者の日本語能力などさまざまな制約がある。その上でニーズを反映したタスクを設定するためにはどのようにするべきかについて検討した。その結果をもとに,学習者のニーズをどのようにコースに反映させるかについて考察する。...

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  • 発話を振り返る

    佐藤 智美 国際教養大学専門職大学院グローバル・コミュニケーション実践研究科日本語教育実践領域実習報告論文集 14 (0), 188-, 2023-09-01

    ...初級学習者を対象とした秋実習と実習を振り返り,ティーチャー・トークをしていないことがわかった。学習者にとって最も問題である,わかりやすい授業をするための,わかりやすい発話ができるようになるには,習者の日本語運用能力に合わせた一文の長さや語彙のコントロールに注意すること,そして教師としての経験不足を補うための努力が必要だということが改めてわかった。...

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  • 学習者の発話を引き出す授業づくり

    神田 彩乃 国際教養大学専門職大学院グローバル・コミュニケーション実践研究科日本語教育実践領域実習報告論文集 14 (0), 141-, 2023-09-01

    ...実習では学習者の発話量が少ないという課題に直面し,春実習では発話量は多いものの日本語での発話を十分に引き出すことができないという課題が残った。春実習と実習はオンラインか対面かという実施形態や,学習者の日本語レベルの違いなど異なる状況での実習となった。...

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  • 学習者に伝わりやすいタスク説明をするには

    林 賢之介 国際教養大学専門職大学院グローバル・コミュニケーション実践研究科日本語教育実践領域実習報告論文集 14 (0), 274-, 2023-09-01

    ...本稿では,秋,,春の3つの実習から,筆者の指示が通らなかった授業を1つずつ選び,その原因を検証した。結果として,いくつかの問題点が明らかになったが,筆者が一方的に話す時間が多く,学習者とのやり取りが少ないということがわかった。指示が伝わっていないということに気づいた際にも,適切な対処ができていないことも分かった。...

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  • 学習意欲と主体性を促すアクティブ・ラーニングの試み

    内海 菜々子 国際教養大学専門職大学院グローバル・コミュニケーション実践研究科日本語教育実践領域実習報告論文集 14 (0), 70-, 2023-09-01

    ...実習を分析し検証した結果,学習者の知的好奇心を刺激しながら,学習者の主体的かつ積極的な学びの姿勢を生かす活動のデザインが必要であることが判明した。また,学習者の学びのプロセスの認知を促すことも主体性を高めるために重要であることが分かった。学習者が主体的学習を促進するアクティブ・ラーニングを授業へ取り入れる方法や,教師の役割についての考察を行い,その結果に基づいて改善案を作成した。...

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  • 和歌山県孟子不動谷におけるゲンジボタルとヘイケボタルの発生時期と分布の違い

    小林 拓真, 有本 智, 中島 敦司 日本緑化工学会誌 49 (1), 111-114, 2023-08-31

    <p>ゲンジボタルとヘイケボタルの両種が確認される和歌山県孟子不動谷において,発生時期と分布の違いを明らかにする目的で,夜間の発光個体数調査と生息環境の調査を行った。その結果,ヘイケボタルはゲンジボタルよりも発生時期が長く,発生ピークが複数回あることが確認された。また,ゲンジボタルは湛水域を伴う水田区画に隣接した細流沿いに,ヘイケボタルは湛水域を伴う水田区画内に個体が集中していた。さらに,ゲンジ…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • CMPにおける研磨パッドに着目した研磨機構の解明

    髙橋 也, 黒河 周平, 林 照剛, 和田 雄高, 檜山 浩國, 安田 穂積, 林 俊太郎, 半田 直廉 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 677-678, 2023-08-31

    <p>CMPの研磨原理の解明への糸口として,共焦点顕微鏡を用いて研磨パッドの表面形状を観察した.研磨の際にウエハと接触して研磨に寄与すると考えられるパッド表面突起が,ポア縁辺の流れ方向上流部分を中心に形成されていることが確認された.本稿ではポア縁辺に形成される突起形状とポアの深さの関係について検討した.</p>

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  • 釧路湿原における環状剥皮後のハンノキ林の変化

    田崎 記, 川嶋 啓太, 青木 菜々花, 石田 憲生, 稲垣 乃吾 日本緑化工学会誌 49 (1), 91-94, 2023-08-31

    <p>釧路湿原の茅沼地区(KP32 周辺右岸)の蛇行復元箇所周辺のハンノキ高木林において,地下水位の高さに応じて3段階の試験区を設定し,環状剥皮を行い,枯死状況,萌芽状況,種子結実割合,下層植生の湿生植物の種数等について3年間追跡調査を行った。その結果,枯死木は環状剥皮2年後から増加し,地下水位が高い程,枯死木が増加した。葉面積は,環状剥皮1年後には対照区の1/4程度まで低下したが,その後は回復…

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  • 高知市種崎における海岸クロマツ林とその周辺の鳥類群集

    楠瀬 雄三, 福井 亘 日本緑化工学会誌 49 (1), 115-118, 2023-08-31

    ...結果,繁殖期でのクロマツ林の優占種は周辺環境の利用形態が異なること,越期の種組成に調査地の孤立化が影響を与えている可能性があること,全体の種多様性に海浜の種組成が寄与する程度が高い可能性があることなどが明らかになった。</p>...

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  • 機械学習による干渉縞の有無及びその所在の判別アルゴリズムの開発

    長谷川 就, 三浦 岳斗, 内山 雄大, 韋 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 478-479, 2023-08-31

    <p>本研究グループでは、取得した光学実験信号データから干渉縞信号の有無及びその存在範囲を検出するアルゴリズムを模索している。現時点では、信号データ中にノイズと干渉縞の両者が存在することを前提としたアルゴリズムによって干渉縞の存在範囲の自動判別に成功している。本稿では、前提とする信号の有無判別のために教師あり学習を用いて研究した内容を報告する。</p>

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  • 時間的トランスファー・エンジニアリングの試み

    池野 順一, 長井 克成, 笹沼 彩, 山田 洋平 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 422-423, 2023-08-31

    <p>新技術開発のヒントを得るための手法として、生産原論では、トランスファー・エンジニアリングの手法を提唱している。この手法には二つの方法があり、その一つは異分野からの技術移転による空間的トランスファーエンジニアリングであり、もう一つが「温故知新」と言える時間的トランスファー・エンジニアリングである。ここでは青銅鏡の古式研磨技術を探り、これを通して本手法を試みている。</p>

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  • コシヒカリマルチラインにおける構成同質遺伝子系統の計画的変更によるイネいもち病真性抵抗性の持続的利用の検証

    石川 浩司, 堀 武志, 黒田 智久, 松澤 清二郎, 岩田 大介, 渡部 真帆, 佐藤 秀明 日本植物病理学会報 89 (3), 136-148, 2023-08-25

    ...</p><p>本マルチラインの導入後2~3年で優占レースが001.0,003.0から007.0,037.1に交代する急激なレース頻度の変化が認められた.局地的に侵害レースが高頻度で確認された複数の地点で継続してレース頻度を調査した.その結果,侵害レースは地域内の伝染環で越し,感染可能割合が高い年に頻度が高くなり,構成系統の交代により感染可能割合が30%となった年に頻度が著しく低下した.前年の侵害レース...

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  • 原木シイタケ栽培における袋掛けの効果

    鵜飼, 一博 アグリフォーレ・レポート : 静岡県立農林環境専門職大学 静岡県立農林環境専門職大学短期大学部 紀要・年報 (3) 34-40, 2023-07-31

    ...原木シイタケの低中温性品種の秋からの収穫において、袋掛けが成長促進に効果があるのか検討した。学内のホダ場において、2021 年10 月29 日~12 月26 日に発生した子実体のうち、袋掛けを行った36 個、行わなかった 46 個の傘径の経時変化を調査した。収穫時における傘径の平均値は袋掛けを行うことにより大きくなり、傘径の大きな子実体の収穫割合が増加した。...

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  • スルメイカ季発生系群の加入量の定常分布を用いた資源管理の効果の計算

    田中 栄次 日本水産学会誌 89 (4), 324-329, 2023-07-15

    <p> ランダムな確率変動を含むBeverton and Holtの再生産曲線とマルコフ過程における定常分布の条件式から,スルメイカの加入量の定常分布が理論的に計算できる。この理論分布を用いて,MSYの値,定常状態における加入量調査に基づくHCRの管理効果を計算した。本論文のHCRよってMSYが実現できる可能性が示唆された。理論式を利用する利点やモデルの改善などについて議論した。</p>

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  • 水稲の初直播き栽培における出芽率に品種ならびに採種地が及ぼす影響

    及川 誠司, 松波 麻耶, 下野 裕之 日本作物学会紀事 92 (3), 209-219, 2023-07-05

    ...<p>水稲の初直播き栽培において,使用する種子の品種ならびに採種地の生育環境の出芽率への影響を評価するため,品種と採種地の異なる種子60~72種類を用いて岩手県で初直播き栽培を3シーズン行い,越後の出芽率を調査した.越後の出芽率は品種と採種地の組み合わせにより,2018/19年が0~64%,2019/20年は0~33%,2020/21年は0~49%と大きな変動がみられた.この品種と採種地の組...

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  • 青森県津軽地域における耕起同時施肥播種機を用いた水稲初直播き栽培の出芽率と生育および収量

    木村 利行, 及川 聡子 日本作物学会紀事 92 (3), 252-259, 2023-07-05

    ...<p>水稲初直播き栽培は,播種期間の拡大を目的として積雪前に播種作業を行う直播技術である.本報では,青森県津軽地域で耕起同時施肥播種機を用いた初直播き栽培の出芽率を高める播種条件について検討し,併せて出芽後の生育および収量を慣行の直播栽培と比較した.試験は2018年播種と2019年播種の2シーズンで実施した.根雪期間は,2018年播種では120日,2019年播種では69日であった.越後に圃場から...

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  • 愛知県の谷津田に生息するホトケドジョウの食性

    花井 隆晃, 中西 彬, 伴 邦教, 服部 翔吾, 田頭 直樹, 谷口 義則 保全生態学研究 28 (1), n/a-, 2023-07-05

    ...季節ごとの餌生物の %IRIは、地区 Bの 6月を除いて、両地区のいずれの季節においても、ユスリカ科が最大であり、季のユスリカ科の %IRIが他の季節よりも高かった。本研究では餌となる底生無脊椎動物等の現存量を定量化しなかったものの、ホトケドジョウが四季を通じてユスリカ類を利用すること、特に季には本分類群に強く依存する傾向が示唆された。...

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  • 標本観察によるシロダモ属のフェノロジー調査

    須貝, 杏子, 佐藤, 隆人 小笠原研究年報 46 17-23, 2023-06-30

    ...小笠原以外においては、秋~に開花のピークがあり、春~夏にも低頻度で開花が見られた。開花期でシロダモとキンショクダモの変種間を識別できるとする従来の見解に疑問が生じた。今後の年間を通した野外での開花期調査と形態観察が期待される。...

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  • 遊牧実践に付与された諸条件―モンゴル近現代におけるインフラの影響を例に

    尾崎 孝宏 沙漠研究 33 (1), 9-15, 2023-06-30

    ...大きく影響している.例えば近現代においては,社会主義化や民主化といった政治経済体制の変化が大きな影響を与えてきた.本稿では,科学技術や社会制度から波及する要素,主として諸インフラを取り上げて論じる.モンゴルにおける近現代に発生した質的変化として,セメントや重機を使った建築や井戸などの構造物の出現が挙げられる.例えば1950年代末から本格的に始まるネグデル期のインフラ構築は,学齢期の子供や高齢者の越地...

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  • 神奈川県藤沢市のサクラ類とカツラにおけるキマダラカメムシの季節消長

    野間 健吾, 西村 知良 昆蟲.ニューシリーズ 26 (2), 58-65, 2023-06-25

    ...の出現と思われる6月の小さなピークと第1世代の羽化と思われる9月の大きなピークが見られた.このことから調査地では成虫で越する年1化の生活史だと考えられた.また1齢幼虫と成虫の個体数のピークの間をふ化から羽化までの期間として成長期間を推定すると約90日だった.国外の個体群の生活史には,高緯度に見られる年1化性から低緯度の多化性まで存在することが知られている.年間世代数で見れば,国内の個体群は高緯度地域...

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