検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 1,509 件

  • 養殖カンパチで発生している<i>Vibrio anguillarum</i> J-O-1型感染症

    南 隆之, 俵 佑誠, 廣川 祐介, 西木 一生 魚病研究 57 (4), 131-135, 2023-01-15

    ...死亡魚から分離した細菌はAPE20E,抗<i>Vibrio anguillarum</i> J-O-1 ウサギ血清への凝集反応,ビブリオ属細菌同定用マルチプレックスPCRおよび16S rRNA配列の解析から<i>V. anguillarum</i> J-O-1型に同定された。分離細菌は感染実験によりカンパチに病原性を示すことが確認された。...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • ニボルマブ投与後に発症した自己免疫性溶血性貧血

    秋山 友子, 岸野 光司, 古川 泳玉, 今野 雄斗, 武井 生成, 秋山 小雪, 進藤 聖子, 大槻 郁子, 尾島 佐恵子, 小林 美佳, 佐多 将史, 山本 千裕, 藤原 慎一郎 日本輸血細胞治療学会誌 68 (4), 486-490, 2022-08-25

    ...によりニボルマブは中止となった.治療111日目から皮疹,肝機能障害,肺障害を認め,ステロイドの全身投与が開始された.治療115日目,急な貧血の進行を認め輸血依頼があった.不規則抗体検査と直接抗グロブリン試験は陽性を示した.抗体解離試験にて自己抗体の特異性なし,ZZAP処理法にて血液型はB型,RhD陽性(CcDee),同種抗体なしと判定した.自己免疫性溶血性貧血(AIHA)と診断され,交差適合試験で凝集反応...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 種豚の血清を用いたブルセラ症の試験管凝集反応試験及び補体結合反応試験

    三浦 達弥, 古屋 裕崇, 高安 真理子, 星野尾 歌織, 上野 勇一 日本獣医師会雑誌 75 (7), e150-e156, 2022

    ...<p>国内の豚のブルセラ症の抗体検査は,2022年度から試験管凝集反応試験及び補体結合反応試験により実施されている.しかし,国内では両試験の実施実績が少なく,結果判定の妨げとなる非特異反応や抗補体作用に関する情報がなかった.本試験では,これらの情報を得るため,家畜改良増殖法に基づく豚の種畜検査の余剰血清を用いて両試験を実施した.試験管凝集反応試験では,32/109(29.4%)の血清で非特異反応と考...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • LBC 標本における LEGH の新しいスクリーニング法

    石井 恵子, 宮坂 真木, 浦野 豊明, 上條 朋美, 横山 彩子, 北村 孝子, 中嶋 純美 日本臨床細胞学会雑誌 61 (5), 321-324, 2022

    ...</p><p><b>方法</b>:子宮頸部・内膜 LBC で,LEGH 疑いおよび two-color pattern あるいは黄色粘液を認めた 20 例に AB(pH2.5)染色/D-PAS 反応(AB/PAS)を追加し,LEGH のスクリーニングが可能か検討した.胃型粘液の確認には HIK1083 標識ラテックス凝集反応(HIK ラ反)を用いた....

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 腎血管内皮細胞特異的抗血液型抗体測定法の開発

    田崎 正行, 舘野 浩章, 佐藤 隆, 梶 裕之, 富岡 あづさ, 齋藤 和英, 青木 寿成, 上村 正巳, 牛木 隆志, 吉田 豊, 高橋 公太, 冨田 善彦 移植 57 (Supplement), s324_3-s324_3, 2022

    ...抗体価測定法は赤血球を用いた凝集反応が主流であるが、ABO抗原は赤血球と腎血管内皮細胞で異なることを我々は報告した。そこで、腎血管内皮細胞のABO抗原に特異的な抗体価測定(CD31-ABOアレイ)を開発した。...

    DOI 医中誌

  • パスツレラ症により死亡したウサギの病理学的解析及び分離菌<i>Pasteurella multocida</i> 血清型-:1の遺伝的解析

    小菊 夕奈, 片山 亜紀保, 岡﨑 直仁, 星野尾 歌織, 上野 勇一, 芝原 友幸 日本獣医師会雑誌 74 (11), 714-720, 2021-11-20

    ...において,1週間で10羽が相次いで斃死した.うち1羽の病性鑑定の結果,壊死性出血性気管支肺炎が認められ,肺から<i>Pasteurella multocida</i> が分離された.分離株の莢膜型推定PCRにおいてA型及びF型の両方の特異増幅産物を認めたため,莢膜合成関連遺伝子群の塩基配列解析を実施したところ,A型及びF型を識別する各プライマー設計部位の配列が両方保存されていた.一方,本菌は間接赤血球凝集反応...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 抗CD38抗体治療における輸血検査上の問題点と対処法に関する多施設共同研究

    山田 千亜希, 竹下 明裕, 李 政樹, 長谷川 雄一, 大友 直樹, 万木 紀美子, 李 悦子, 名倉 豊, 日高 陽子, 川畑 絹代, 道野 淳子, 松浦 秀哲, 篠原 茂, 小嶋 俊介, 奥田 誠, 小幡 由佳子 日本輸血細胞治療学会誌 67 (3), 440-448, 2021-06-25

    <p>抗CD38抗体投与例に対する正確で効率的な輸血検査を検討する上で,検査の実態と問題点を把握することは重要である.抗CD38抗体投与例の輸血検査,赤血球製剤(RBC)輸血,臨床側との情報共有に関する国内多施設共同研究を実施した.</p><p>2017年12月から2020年12月までに18施設より136例が登録された.全例にdaratumumab(DARA)が投与され,isatuximab(I…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献17件

  • 髄液迅速抗原検査でインフルエンザ菌 b 型が偽陽性となった 肺炎球菌髄膜炎の乳児例

    石井 大裕, 春日 悠岐, 桃木 恵美子, 川口 忠恭, 石井 和嘉子, 福田 あゆみ, 澤田 奈美, 渕上 達夫, 藤田 之彦, 森岡 一朗 日大医学雑誌 79 (3), 145-148, 2020-04-01

    ...症例は 8 か月女児.発熱と全身状態不良のため 当院に転院となった.髄液ラテックス凝集反応で Haemophilus influenzae type b が陽性となったが,血液・髄液 の細菌培養からは肺炎球菌のみが検出され,肺炎球菌髄 膜炎と診断した.迅速検査は簡便であり有用性が高い が,まれに偽陽性となることもある.本例は,それぞれ の検査の利点・欠点を理解した上で結果を解釈する重要 性を示唆する...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 間接赤血球凝集反応を用いた赤痢アメーバ感染症の血清診断

    増田 剛太, 今村 顕史, 関谷 紀貴, 前田 卓哉, 橘 裕司, 小林 正規 感染症学雑誌 94 (1), 102-108, 2020-01-20

    ...<p> 1992~2000 年の期間に都立駒込病院感染症科で診療した赤痢アメーバ感染症{腸炎54 例,肝膿瘍58 例,無症候性原虫保有者(キャリア)17 例}の血清赤痢アメーバ抗体価(間接赤血球凝集反応)を後方視的に検討した.これら症例間での平均検査回数は大腸炎2.1 回,肝膿瘍3.3 回,キャリア1.3 回であった.各症例での検査病日・回数は不定期・任意であるため,抗体検査が複数回なされた症例では...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 血液製剤中の不規則抗体検査陽性率と交差適合試験副試験の必要性について

    山田 麻里江, 山田 尚友, 中尾 真実, 久保田 寧, 木村 晋也, 末岡 榮三朗 日本輸血細胞治療学会誌 65 (6), 865-869, 2019-12-20

    ...</p><p>当院では,感染症患者でまれに検出される汎血球凝集反応や血液製剤中の不規則抗体の存在が,病態にあたえる影響が大きいと思われる5歳以下の患児において,間接的な血液型確認も兼ねて交差適合試験の副試験を実施している....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • オキナワマリンリサーチセンターにおける豚丹毒の発生状況および現状報告

    山本 桂子 日本野生動物医学会誌 24 (4), 147-151, 2019-12-20

    ...その後,2017年9月より蕁麻疹型1例,敗血症型2例と豚丹毒が相次いて発生し,また,2018年1月下旬に肝酵素の上昇を示した4頭においても生菌凝集反応にて抗体価32倍以上と上昇が認められたことから,これらの個体は豚丹毒に感染していた可能性が示唆された。そこで,本症が多発した理由として餌からの感染を疑い餌魚についてPCR法による検査を行った。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 下関市立しものせき水族館における鯨類の豚丹毒菌感染症と餌の管理

    進藤 英朗, 鍬崎 賢三, 立川 利幸 日本野生動物医学会誌 24 (4), 159-162, 2019-12-20

    ...また,2018年4月時点で飼育していた飼育鯨類12頭の血清の豚丹毒菌生菌発育凝集反応による抗体価はすべて16倍未満であった。その一方,2018年2月時点に使用中であった冷凍餌料(カラフトシシャモ,ホッケ,マサバ,マアジ)からは豚丹毒菌特異的遺伝子断片が検出されている。当館では解凍後の餌の冷蔵保存に中性電解水を用いており,同菌の増殖抑制に一定の成果を挙げていた可能性が考えられた。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • 不規則抗体スクリーニング赤血球試薬のDTT処理後の赤血球抗原保存性の検討

    奥田 誠, 町田 保, 栗林 智子, 山田 由香里, 日髙 陽子, 遊佐 貴司, 祖父江 晃基, 田中 美里, 瀬崎 晴美, 石橋 瑞樹, 齋藤 光平, 舘野 友紀, 塩野 則次 日本輸血細胞治療学会誌 65 (5), 800-809, 2019-10-25

    ...<p>Daratumumab(DARA)は多発性骨髄腫の骨髄腫細胞に多く発現しているCD38に特異的に結合し治療効果を認める薬剤である.CD38はヒト赤血球表面上に発現しており,DARA投与後の血清を用いた不規則抗体スクリーニングや交差適合試験では汎凝集反応を呈することが判っている.今回の検討はDARAの非特異反応を回避し,かつジチオスレイトール(Dithiothreitol:DTT)により臨床的に...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 馬パラチフス血清学的検査におけるDTT‐MATの有用性

    髙橋 弘康, 丹羽 秀和, 八木 梓, 信本 聖子, 片山 芳也, 松田 芳和, 立花 智, 安斉 了 日本獣医師会雑誌 72 (10), 601-607, 2019-10-20

    ...<p>ジチオスレイトール(DTT)で処理した馬パラチフス発生馬群(異常産馬と同居馬)の経過血清,発生牧場周辺の発生地域馬群及び非発生地域馬群の血清を用い,マイクロ凝集反応法(DTT-MAT)を実施した.異常産馬全頭でDTT-MATが陽性(≧20倍)となり,発症後の経過によりMATが陰転後もDTT-MATで抗体陽性が持続した.同居馬でもDTT-MAT陽性馬(42.1%)が認められた.発生地域馬群及び非発生地域馬群...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 交通外傷による敗血症から汎血球凝集反応を呈した1症例

    岡田 義昭, 山田 攻, 鈴木 雅之, 内野 富美子, 山 麻衣子, 加藤 由佳, 本田 優未, 池淵 研二 日本輸血細胞治療学会誌 65 (3), 595-599, 2019-06-25

    ...<p>汎血球凝集反応(Polyagglutination:以下PA)とは,細菌の酵素や血液疾患等により通常の赤血球では潜在化している抗原が露出し,そのために成人血液中に存在するIgM型自然抗体と凝集を起こす現象である.症例は,60歳代の女性.自動車事故による腹部打撲で入院中であったが,入院4日目に外傷性小腸穿孔による腹膜炎の診断で小腸切除術を受けた.術後に敗血症によるDIC(Disseminated...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • グラム陰性菌のリポ多糖の構造と合成経路の多様性

    中植 竜大, 前川 純子, 村井 美代 保健医療福祉科学 8 (0), 40-47, 2019-03-31

    ...現在は、抗血清を用いた凝集反応による血清群別が普及しているが、群別できない菌株の存在などが問題となっており、いくつかの菌種では、それに代わる新たな血清群別法としてPCR法などの遺伝子検査法が提唱されている。遺伝子検査法の確立には、標的となる遺伝子およびその塩基配列の探索が必要であり、血清群特異的構造を含むLPSの複雑な合成過程に関与する遺伝子群の把握が不可欠である。...

    DOI 医中誌

  • ビタミンK 依存性タンパク質プロテインS―機能と病態との関連―

    津田 博子 日本血栓止血学会誌 30 (4), 642-651, 2019

    ...深部静脈血栓症の相対リスクを約4 倍上昇させることを明らかにした.動物細胞を用いた発現実験や血小板から抽出したPS mRNA の解析により,血栓症患者に同定したPS Tokushima などのPS 遺伝子変異について,PS 活性低下の分子機序の解明を試みた.凝固法によるPS 活性測定はPS-C4BP 複合体解離などの変動要因が大きいことから,その影響を除外した合成基質法による総PS 活性測定法とLatex 凝集反応...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献44件

  • 無莢膜型インフルエンザ菌による重症肺炎・呼吸不全・敗血症を来した3か月乳児例

    高橋, 雄一, 大塚, 岳人, 藤井, 小弥太, 古川, 絵美, 村山, ゆり恵, 森川, 静, 熊倉, 俊一, 佐藤, 英利, 榊原, 清一, 長谷川, 聡, 塚野, 喜恵, 松永, 雅道 新潟医学会雑誌 132 (6), 245-249, 2018-06

    ...CRP3.9mg/dlと炎症反応の軽度上昇を認めた.入院当日の夕方から呼吸状態が悪化したため,Nasal High Flow,Ceftriaxone静注を開始したが改善せず,入院3日目に肺炎,無気肺,呼吸不全を呈し,人工呼吸器管理を開始したところ,徐々に状態は軽快した.入院7日目に血液培養,気管吸引痰培養からともにインフルエンザ菌が分離され,同菌による侵襲性感染症の合併と診断した.後日,抗血清による凝集反応...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • ラットの妊娠黄体におけるオートファジー機構の発現とその役割

    浅川 晃士, 石渡 友梨, 大石 泰彰, 岡 翔太, 杉山 真言, 寺島 涼太, 汾陽 光盛, 久留主 志朗 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), P-50-P-50, 2018

    ...PRG21のステロイド産生細胞の細胞質にLC3の顕著な凝集反応が観察された。Bafiを投与すると,72時間後(PRG18)の黄体細胞のサイズが有意に減少した。無処置群や対照群において通常PRG23の早朝に起こる分娩が,Bafi投与群では半日~1日早まる個体や逆に遅延する個体が見られるようになった。...

    DOI

  • ブロイラーに発生したMycoplasma gallisepticum感染症

    後藤, 新平, 高橋, 祥子, 遠藤, 裕久 鶏病研究会報 53 (2), 100-105, 2017-08

    ...急速平板凝集反応では3農場ともにMGは陽性で,Mycoplasma synoviae(MS)は陰性であった。パルスフィールドゲル電気泳動(PFGE)による解析の結果,3農場から分離されたMG菌株はすべて同一の泳動パターンを示し,標準株や種鶏場で使用されたワクチン株とは異なっていた。これらの結果や疫学調査により,今回の発生が,MGに野外感染した種鶏からの介卵感染によることが示唆された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 房総半島の野生イノシシのトキソプラズマに対する血清疫学研究

    野村, はるか, 大井, 誠明, 倉地, 充, 泉對, 博, 野上, 貞雄 家畜衛生学雑誌 42 (3), 105-109, 2016-12

    ...トキソプラズマ原虫に対する抗体価は,ラテックス凝集反応にて測定し,血清希釈倍率64倍以上で凝集が認められたものを陽性とした。イノシシ全体のトキソプラズマ抗体陽性率は15.1%(58/385)を示した。抗体陽性個体では高い抗体価を有するものが多かった。雌雄別では,雌15.8%(23/146),雄14.8%(34/229)の陽性率であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 牛白血病ウイルス感染症の検査法とその特徴

    目堅 博久 Japanese Journal of Large Animal Clinics 6 (Supple), 221-226, 2016

    ...ワクチンや治療法もないために新たな感染を防ぐこと,感染農場であれば感染牛を経済的に可能な範囲で非感染牛に更新していく以外に実施可能な対策はない.対策を成功させるにはBLV感染牛の正確な診断と把握が必要となる.BLV感染症の診断法は主に抗BLV抗体の検出とBLV遺伝子の検出に分けられる.抗BLV抗体の検出では,enzyme-linked immunosorbent assay (ELISA)法,受身赤血球凝集反応法...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献28件

  • 高等学校における免疫学実験

    本橋 晃 生物教育 56 (2), 64-68, 2016

    ...<p>本研究では,赤血球凝集反応を簡便に観察できる実験の開発を試みた.動物の血清には,他の動物の赤血球を凝集させる作用があることが知られている.そこで,ニワトリ,ウサギ,ウシの血清を購入し,それぞれブタの血液と混和して自然免疫としての赤血球凝集反応が起こる速さ,程度を調べた.その結果,市販のニワトリ血清に市販のブタ血液を少量加えて撹拌する操作により,スライドガラス上で3分間以内に赤血球凝集反応が観察...

    DOI Web Site

  • 微熱持続とリンパ節腫脹からブルセラ感染症と肝限局性結節性過形成の診断に至った1例

    宮崎 友晃, 高安 真美子, 大宮 信哉, 川田 尚人, 井上 嘉彦, 小岩 文彦, 吉村 吾志夫 昭和学士会雑誌 75 (6), 691-695, 2015

    ...42歳男性.7か月前から体重減少,4か月前から37度台の発熱,倦怠感,筋肉痛を自覚し2か月前に当院を初診.右頸部リンパ節腫脹を認め精査目的で入院.入院後<i>B.canis</i>凝集反応とPCR検査においてブルセラ症と診断.また,精査中に肝S6に腫瘤を認め,画像検査で肝細胞癌が疑われ亜区域切除術施行.病理の結果,限局性結節性過形成と診断された.ブルセラ症は本邦では30例のみが報告された稀な感染症である...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • ぶりビブリオ病不活化ワクチンの有効性評価における凝集抗体価測定法の標準化について

    中島, 奈緒, 川西, 路子, 平野, 文哉, 今村, 彩貴, 内山, 万利子, 山本, 欣也, 永井, 英貴, 木島, まゆみ 魚病研究 49 (1), 31-34, 2014-03

    ...ぶりビブリオ病ワクチンの有効性評価に用いる凝集反応用抗原の株や参照陽性血清の力価は各製造販売業者により異なっている。本研究では,ワクチンの品質確保や承認審査の迅速化の観点から試験法の標準化を検討した。凝集反応用抗原の株として選定されたVibrio anguillarum PT-213株と参照陽性血清は,今後,動物医薬品検査所から標準品として配布する。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 東京都における犬の抗<i>Brucella canis</i>抗体保有状況

    水谷 浩志, 久保田 菜美, 宗村 佳子, 松村 藍, 山本 智美, 木村 昌伸, 今岡 浩一 日本獣医師会雑誌 67 (3), 204-207, 2014

    ...2007年から2013年にかけて,東京都内の犬の抗<i>Brucella canis</i>抗体保有状況をマイクロプレート凝集反応試験で調査するとともに,飼い主に対するアンケート調査を行った.その結果527頭中44頭(8.3%)が抗体陽性であった.陽性率は全国平均値(3.0%)よりも高かったが,年度が新しくなるにつれ低下する傾向がみられた.性別,品種別,収容地区別,年齢層別,体重別の抗体陽性率に有意差...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献4件

  • 多血小板血漿を用いた下肢難治性創傷治療

    東田 隆治 日本下肢救済・足病学会誌 6 (1), 49-55, 2014

    ...要旨:多血小板血漿療法(platelet rich plasma: PRP)は再生医療の一つであり,自家血を遠心分離して得られる血小板を濃縮させた血漿に,血小板凝集反応を起こさせ,活性化させることにより放出された多量の成長因子を創傷治癒の促進に応用する方法である.糖尿病性足潰瘍や重症下肢虚血などの下肢慢性創傷では,肉芽内の成長因子やサイトカインなどがバランスを欠いた状態にあり,デブリードマン,血行再建...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • 同一牛舎内隔離飼育が黒毛和種育成牛の 牛白血病ウイルス伝播に及ぼす影響

    大島 一郎, 木山 孝茂, 松元 里志, 廣瀬 潤, 石井 大介, 片平 清美, 山口 浩, 主税 裕樹, 髙山 耕二, 中西 良孝 日本暖地畜産学会報 57 (1), 31-36, 2014

    ...刺咬性飛来昆虫(以下,刺咬性昆虫)が出現しない冬季および出現する夏季で,同一牛舎内における隔離飼育が黒毛和種去勢牛の牛白血病ウイルス(BLV)の伝播に及ぼす影響を検討した.牧場内で生産され,出生から1 ヵ月毎の受身赤血球凝集反応法(以下,PHA 法)によるBLV 抗体検査において経時的なBLV 抗体陰性を示す育成牛(以下,供試牛)13 頭を,BLV 抗体陽性を示す牛と隣接する牛房(隣接区:冬季4 頭...

    DOI Web Site

  • わが国の乳牛におけるレプトスピラ症の抗体調査

    菊池 直哉, 鳥海 史恵, 中野 良宣, 森谷 浩明, 高橋 樹史 日本獣医師会雑誌 66 (7), 463-467, 2013

    ...レプトスピラ症の全国的な浸潤調査を実施した.スクリーニング試験としてバルク乳を用いたELISAを実施した結果,249農場中78農場(31.3%)が<i>Leptospira interrogans</i>血清型Hardjoに対して陽性を示した.北海道と東北が高く,それぞれ50.0%と47.5%であった.ELISA陽性牧場から無作為に抽出された約20頭の血清を用いて,病原性レプトスピラ8血清型について顕微鏡凝集反応...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献34件

  • 犬ブルセラ症が発生した犬繁殖場における抗菌剤投与による抗体価の変動

    相馬 武久, 河口 雅登, 勝川 千尋 日本獣医師会雑誌 66 (2), 115-120, 2013

    ...犬ブルセラ症が発生した犬繁殖場においてマイクロタイター凝集反応(MA)とELISA により抗<i>Brucella canis</i>抗体が検出された14頭を抗体陰性犬と隔離した上で塩酸ドキシサイクリンとマルボフロキサシンを投与したところ,両抗体の陽性率は投薬開始後8週間目まで低下したが,16週間目にはMA,ELISAそれぞれ27.3%,63.6%に上昇した.この成績は本症の治療効果監視のための抗体検査...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献30件

  • 徳島県の犬の<i>Brucella canis</i>感染状況と抗体陽性犬等への対応

    久米 明徳, 清水 俊夫, 坂東 英明, 石田 真理子, 魚住 佳世, 篠原 敬 日本獣医師会雑誌 66 (6), 415-417, 2013

    ...本研究では,徳島県動物愛護管理センターに収容された484頭の犬における<i>Brucella canis</i>感染状況をマイクロプレート凝集反応を用いて血清学的に検討した.検査した犬の2.5%(12/484)が<i>B. canis</i>抗体陽性であった.野犬,飼育犬並びに繁殖用犬の抗体陽性率は,それぞれ2.6%(8/310),2.3%(3/133),2.4%(1/41)であった.また,医療・獣医療...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献7件

  • 一般病院での1,104 頭の犬と繁殖場での120 頭の犬における抗<i>Brucella canis</i> 抗体の保有状況

    今本 成樹, 岩崎 隆, 三好 紀彰, 三好 喜久雄, 増田 国充, 二本松 昭宏, 渡辺 修一郎, 山下 洋平, 射場 満, 今本 三香子, 難波 信一, 吉田 留理子, 相馬 武久 動物臨床医学 21 (3), 96-102, 2012

    ...一般病院に来院した犬1,104 頭,実験用ビーグル犬74 頭,2 つの繁殖場の犬120 頭の3 群に分け,Heat extract enzyme-linked immunosorbent assay(HE-ELISA)およびマイクロプレート凝集反応(MA)を用いて,抗<i>Brucella canis </i>(<i>B.canis</i>)抗体の保有状況の調査を実施した。...

    DOI

  • 足湯からのレジオネラ属菌の分離状況

    古畑 勝則, 枝川 亜希子, 福山 正文 日本公衆衛生雑誌 59 (5), 333-338, 2012

    ...イムノクロマトグラフィーを用いて一次同定後,免疫血清凝集反応あるいは遺伝子学的試験により菌種を同定した。<br/><b>結果</b> 足湯からのレジオネラ属菌の分離状況は,全体では196試料中56試料(28.6%)から分離され,北海道から九州まで全国各地の足湯に広く生息していることが明らかになった。足湯の設置場所別ではホームを含む駅周辺で40.9%と最も高率に分離された。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件 参考文献11件

  • ひな白痢急速診断用菌液を用いたSalmonella Enteritidis感染鶏の摘発と清浄化対策

    武平, 有理子, 野上, 真, 橋村, 紘美 鶏病研究会報 47 (2), 104-110, 2011-08

    ...2007年12月のモニタリング検査で、ひな白痢急速凝集反応に強く陽性を示し、寒天ゲル内沈降反応でも沈降線を形成する血清があり、この個体を特定し剖検ならびに菌分離を行った結果、主要臓器からSEを分離した。農場で全血急速凝集反応を指標とし、飼養中の16鶏群すべてについて各鶏群8~550羽(計1,031羽)を検査したところ、14鶏群が陽性で、鶏群別の陽性率は2~54%であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献15件

  • 弱毒ニューカッスル病ウイルスMET95株の赤血球凝集能

    高瀬, 公三, 山崎, 憲一, 小尾, 岳士 鹿兒島大學農學部學術報告=Bulletin of the Faculty of Agriculture, Kagoshima University 61 1-5, 2011-03

    弱毒ニューカッスル病ウイルスMET95株の赤血球凝集(HA) 能について, 同弱毒ウイルスB1株あるいはVG/GA株との比較において検討した。各HA能のホルマリンによる不活化作用において差は認められなかったが, 熱(50°C) による不活化作用には差を認め, B1株のHA能は他の2株よりも早く失活した。MET95株およびB1株の感染価あるいはHA価を同じに調整した不活化ウイルス液に水酸化アルミニ…

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 水溶液中アンモニアイオン化過程に関する理論的研究

    小谷野 哲之 アンサンブル 13 (4), 167-170, 2011

    量子力学的<tt>/</tt>分子力学的分子動力学 <tt>(QM/MM-MD) </tt>法と自由エネルギー勾配 <tt>(FEG) </tt>法とを併用して,水溶液中アンモニアイオン化過程の反応機構を調査した.溶質内及び溶質<tt>-</tt>溶媒間における相互作用を正確に記述するため,<tt>QM </tt>溶質分子対に対して新たな半経験的分子軌道法<tt>(NDDO-MAIS-SSRP …

    DOI

  • ウズベキスタンからの輸入回帰熱の1例

    忽那 賢志, 笠原 敬, 高野 愛, 大西 真, 川端 寛樹 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 63 (0), 64-64, 2011

    ...ウズベキスタンで乳製品の摂食歴があったため波状熱(ブルセラ症)も鑑別対象としブルセラ凝集反応検査も行ったが結果は陰性であった。このため回帰熱を疑い、発熱期の血液塗沫標本のギムザ染色を行うとともに、血液培養、血清を材料としてボレリアDNAの検出を試みた。...

    DOI

  • 北海道のアライグマからのレプトスピラの分離と抗体調査

    吉識 綾子, 的場 洋平, 浅川 満彦, 高橋 樹史, 中野 良宣, 菊池 直哉 獣医疫学雑誌 15 (2), 100-105, 2011

    ...11種の血清型のレプトスピラを用いて顕微鏡学的凝集反応(MAT)を行った。255頭中63頭(24.5%)でいずれかの血清型に対しての抗体が確認された。その中でもAutumnalisに対して高く,10%以上の陽性率を示した。PCRおよび抗体調査の結果,幼獣よりも成獣のほうが,また地域的には胆振地方の陽性率が高かった。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献9件

  • マイクロタイター法による抗ブルセラカニス凝集抗体の検出並びに,溶血による影響の検討

    河口 雅登, 齋藤 奈美子, 勝川 千尋, 相馬 武久 日本獣医師会雑誌 64 (12), 957-961, 2011

    ...現在わが国で抗ブルセラカニス凝集抗体検査として汎用されている,試験管凝集反応(TA)とマイクロタイター法による凝集反応(MA)を比較するとともに,非特異凝集の原因の一つといわれているヘモグロビン(HGB)濃度と非特異凝集との関係を検討した.TAで陰性(<1:160)であった犬血漿72例はMAでもすべて陰性,陽性46例(≧1:160)はMAでもすべて陽性であった.そして,両法による凝集価(log)は高...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 被引用文献2件 参考文献10件

  • 犬の<i>Brucella canis </i>感染に関する全国的疫学調査

    橘 理人, 小林 菜苗, 猪熊 壽, 鈴木 宏志, 度会 雅久 日本獣医師会雑誌 64 (7), 559-561, 2011

    ...ブルセラ症は,ブルセラ属菌の感染により引き起こされる人と動物の共通感染症の一つである.家畜では繁殖障害が,人では発熱,筋肉痛,関節痛などが見られる.近年,犬の<i>Brucella canis</i>の集団感染事例が国内で多数報告されている.そこで,本研究では,国内の犬の<i>B. canis</i>感染状況を明らかにするために,ブルセラ・カニス凝集反応用菌液を用いた試験管凝集反応試験(tube agglutination...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 被引用文献2件 参考文献15件

  • ラッパウニの大型叉棘に由来するレクチンの生物活性と多様性について

    江戸 梢, 橋本 多美子, 酒井 仁美, 中川 秀幸 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 63 (0), 208-208, 2011

    ...赤血球凝集反応はウサギ赤血球を用いて測定し、マイトジェン活性はマウス脾細胞および脾細胞由来T細胞においてMTT法により測定した。大型叉棘レクチンの分画・精製は、抽出標品をSuperdex 200カラムとPhenyl Sepharose CL-4Bカラムの組み合わせにより行った。...

    DOI

  • 維持透析患者における抗百日咳抗体の横断的検討

    稲葉 直人, 吉田 顕子, 前田 益孝, 椎貝 達夫 日本透析医学会雑誌 43 (1), 61-65, 2010

    ...【対象と方法】当院腎センターにて外来維持透析中の血液透析(以下HD)109例(男性56例,女性53例,年齢63.9±11.4歳),腹膜透析(以下PD)32例(男性20例,女性12例,年齢65.3±9.9歳)全例を対象として百日咳抗体(細菌凝集反応)である東浜株と山口株を測定した.東浜株抗体価,山口株抗体価ともに10倍以上を陽性とした.ワクチンの普及した1958年以降に出生した者をワクチン接種群とした...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • <i>Mannheimia varigena </i>が分離された早産子牛の敗血症

    又吉 正直, 片桐 慶人, 安富祖 誠, 相澤 真紀, 大城 守, 津波 修 日本獣医師会雑誌 63 (4), 275-277, 2010

    ...分離菌は間接赤血球凝集反応による血清型別では型別不能であったが,16S rRNAの塩基配列の解析により<i>M. varigena </i>と再同定された. 本症例は牛の敗血症からの国内最初の<i>M. varigena</i>の分離報告である....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献19件

  • 電子レンジのマイクロ波が大腸菌O157に及ぼす影響

    横井川 久己男 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 61 (0), 182-182, 2009

    ...ベロ毒素は逆受身ラテックス凝集反応により測定した。ベロ毒素遺伝子の転写量は定量PCR法により測定した。(結果)170W,30秒間の電子レンジ処理(照射後の試料温度40℃)では,本病原体の生存率は約70%となった。40℃の恒温水槽では生細胞数が低下しないことから,マイクロ波の影響により生細胞数が低下したと考えられた。...

    DOI

  • 排水処理用無機凝集剤の低減薬剤と適用技術

    竹林 哲, 渡辺 実 紙パ技協誌 63 (8), 904-908, 2009

    Inorganic coagulants are effective to remove suspended solids from pulp and paper wastewater. However, cost reduction of chemicals and sludge disposal has been focused because both of them are …

    DOI

  • 食品製造機器の衛生管理に関する基礎研究

    崎山 高明 日本食品工学会誌 9 (4), 207-213, 2008-12-15

    ...使用される機器および環境の衛生管理がきわめて重要であることは論を待たない.本稿では, 衛生管理対策を考えるための基礎として, 食品タンパク質および細菌の機器素材表面に対する付着挙動, さらには表面上の細菌の生残挙動に関して得られた知見について解説した.タンパク質のステンレス鋼表面に対する付着挙動については以下の知見が得られている. (1) 常温ではタンパク質は単分子層で付着し, 高温では表面上での熱凝集反応...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献5件

  • マイクロプレート凝集反応を用いたブルセラカニスのイヌにおける血清疫学

    木村, 昌伸, 今岡, 浩一, 鈴木, 道雄, 神山, 恒夫, 山田, 彰雄 The journal of veterinary medical science 70 (7), 707-709, 2008-07

    ...ブルセラカニスに対する抗体測定のためにマイクロプレート凝集反応法(MAT)を検討した。試験管凝集反応法(TAT)の結果と高い相関(r=0.945)が得られ、より少ない血清・抗原で、一度に多くの検体が測定可能で、感度も優れていた。MATで、神奈川県内の動物愛護センターに収容されたイヌ(485匹)の抗体保有率を検討した結果、12匹(2.5%)が陽性を示した。...

    日本農学文献記事索引

  • レチノール結合蛋白およびトランスサイレチン測定における異常反応の解析

    牛島 夏木, 藤川 正人, 藤田 清貴 生物物理化学 52 (1), 1-4, 2008

    ....免疫固定電気泳動を行ったところ,白濁沈殿物の主な蛋白成分はIgM- λ型M蛋白であったが,IgG-κ型,IgA- λ型のM蛋白も混在し,さらにリウマトイド因子(RF)活性を有していた.関節リウマチ(RA)患者群の血清でもR1緩衝液との反応性が確認され,RF値が高いほどその乖離は著明であった.これらの事実から,RBPおよびTTR測定における乖離は,IgM型RFとNIA法のR1緩衝液成分による非特異凝集反応...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 沖縄県で発生した<I>Brucella canis</I>による犬の集団流産例

    又吉 正直, 屋富祖 昇, 高木 和香子, 工藤 俊一 日本獣医師会雑誌 61 (1), 59-63, 2008

    ...試験管凝集反応による抗体検査では, 流産個体および同居雄は16頭 (雄6頭, 雌10頭) が160倍から1, 280倍の抗体価で陽性であった. 当該ケンネルでは全頭の抗体検査の結果, 抗体価640倍以上を示す個体の淘汰とミノサイクリンの経口投与 (10mg/kg, 1日2回, 60~90日間) により抗体は陰転し, 清浄化が図られたもとの考えられた....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献24件

  • ユーグレナ培養に適したメタン発酵消化液の処理条件の検討

    藤谷, 泰裕, 坂口, 和歌子, 高井, 雄一郎 大阪府立食とみどりの総合技術センター研究報告 = Bulletin of Agricultural, Food and Environmental Sciences Research Center of Osaka Prefecture (43) 13-17, 2007-03

    ...このときのTNは,消化液原液の1170mg/lに対し,凝集反応後は66~70%に減少した。TPはいずれも検出されなかった。消化液を添加した培地でユーグレナの増殖は可能であったが,煮沸処理した消化液で良好な増殖率が得られたことから,ユーグレナ増殖の阻害の一因と考えられる微生物汚染のリスクを低減できたと考えられた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 医療系大学・専門学校学生における麻疹・風疹・ムンプス・水痘の血清抗体価の検討

    吉田 典子, 津村 直幹, 豊増 功次, 佐川 公矯 産業衛生学雑誌 49 (1), 21-26, 2007

    ...医療系大学・専門学校学生における麻疹・風疹・ムンプス・水痘の血清抗体価の検討―医療系学生のウイルス抗体価―:吉田典子ほか.久留米大学健康・スポーツ科学センター―臨床実習時の院内感染予防対策として,久留米大学医学部医学科・看護学科および久留米大学付属臨床検査専門学校の学生1,139名(男性417名,女性722名)において,麻疹,風疹,ムンプス,水痘のウイルス抗体価を測定した.麻疹は粒子凝集反応(PA法...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献7件 参考文献13件

  • M‐MPHA法を用いた血小板の交差適合試験の有効性―ランダム血小板輸血を中心に―

    森田 庄治, 井上 進, 柴田 努, 花垣 澄雄, 榎本 隆行, 石島 あや子, 柴田 洋一, 溝口 秀昭 日本輸血細胞治療学会誌 53 (6), 619-626, 2007

    我々はM-MPHA法による簡便な血小板の交差試験を開発した. この方法を用いてレトロスペクティブに患者血清と血小板製剤の交差試験を実施し, 血小板の輸血効果を検討した. その結果, 交差試験が陽性となった輸血例では, 血小板の輸血効果が認められなかった.

    DOI 医中誌 参考文献10件

  • 高血圧,糖尿病,血小板機能におけるバゾプレシンV1a受容体の役割

    Hasan Kazi N, 庄司 優, 杉本 一博, 蔦谷 昭司, 保嶋 実 弘前医学 58 (1-4), 35-52, 2007

    ...の個体差と4個の一塩基多型とのあいだには関連性が認められなかった.以上の結果から,V1aR-6951G/A多型の変異型では,非肥満者高血圧および2型糖尿病の疾患感受性が高い可能性が示唆された.しかし,検討したこれらの V1a受容体遺伝子多型は血小板凝集反応性の遺伝子マーカーにはなりにくいと考えられた....

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件

  • 抗CD36抗体陽性血清による血小板活性化と抗体価との関連性

    若本 志乃舞, 藤原 満博, 宮崎 孔, 高橋 大輔, 佐藤 進一郎, 中島 文明, 森田 庄治, 寺木 佳子, 福森 泰雄, 佐藤 博行, 山本 定光, 加藤 俊明, 東 寛, 池田 久實 日本輸血細胞治療学会誌 52 (5), 589-598, 2006

    It has been proposed that anti-platelet antibodies having the ability to induce platelet activation are involved in not only thrombocytopenic states, but also in the pathology of nonhemolytic …

    DOI 医中誌 参考文献19件

  • 人工心肺中に寒冷凝集反応を認めた1例

    佐野 茂, 杉原 学, 畑中 祐也, 大野 兼市, 諌本 義雄, 真茅 孝志, 青柳 成明 体外循環技術 33 (1), 53-55, 2006

    ...心筋保護回路熱交換器を交換したが,再び血液の凝集塊が形成され,冷却に伴う寒冷凝集反応が疑われた。術者の指示を受け,設定温度34℃の常温体外循環に移行したところ,以後,血液凝集塊は形成されず,体外循環を離脱終了した。本症例のように,寒冷凝集素の存在が術前検査で判明していない場合があり,体外循環中に赤血球の凝集を認めた際,血液凝固とともに寒冷凝集素の存在も考慮して対処する必要がある。...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献2件

  • 1993-2004年の本邦の家猫におけるトキソプラズマ抗体の保有率

    相馬, 武久, 齋藤, 奈美子 環境と病気 : journal of environment and disease 14 (1-2), 5-9, 2005-10

    ...抗体検査は市販の検査キット(ラテックス凝集反応)により実施した。そして、カイ二乗検定により2群の陽性率を比較し、p値0.05未満を有意差ありと判定した。その結果、全体の陽性率は4.4%(177/4,026)であった。性別の検討では陽性率に有意差は示されなかったが、雑種(4.8%)が純粋種(1.5%)に比べ有意に高い陽性率を示した。...

    日本農学文献記事索引 医中誌

  • 野外における鶏病の発生と対策 : 鶏病と歩んだ半世紀を回顧して

    井上, 勇 鶏病研究会報 41 17-23, 2005-10

    ...当時の家保の定例業務は牛の結核、ブルセラ病検査、馬日本脳炎および豚コレラの予防注射が主なもので、鶏は種鶏について平板急速凝集反応によるひな白痢の検査と同時にNDのワクチン接種を実施することであった。当時鶏病や飼育管理の相談先は畜産試験場や養鶏試験場の場合が多かった。そして病鶏や廃鶏の処分は、自転車に籠をつけて一軒一軒農家をまわっている業者に売却するのが一般的であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • <I>Vibrio cholerae</I> O1の生物型とPCRを用いたゲノタイプの比較

    横山 栄二, 小岩井 健司, 内村 眞佐子 感染症学雑誌 79 (5), 307-313, 2005

    ...<BR><I>V. cholerae</I> O1の生物型別に用いられる溶血性, 鶏赤血球凝集性, VP反応, ポリミシキンB感受性およびクラシック・ファージIV感受性について調べたところ, アジア型1株が鶏赤血球凝集反応で非定型的性状を示し, エルトール型18株がポリミキシンB感受性以外の生化学性状で非定型的性状を示した....

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献20件

  • 赤血球凝集反応を利用した猫用血液型判定試薬の臨床的有用性の評価

    政田 早苗, 片岡 アユサ, 加藤 郁, 高島 一昭, 坂井 尚子, 山根 義久 動物臨床医学 14 (1), 29-33, 2005

    ...以上のことから,赤血球凝集反応による猫用血液型判定試薬は,簡易,迅速に猫のABシステムの血液型を判定することができ,臨床現場における輸血前適合検査として,また,新生子溶血現象を避けるための適合妊娠検査として有用であると考えられた。...

    DOI 医中誌 参考文献16件

  • 電気分解場極水によるウシコロナウイルスの不活化

    松本 光代, 大塚 美奈, 鈴木 祐子, 福井 宏行, 町田 季衣子, 向井 孝夫, 大堀 均 日本畜産学会報 76 (1), 59-65, 2005

    ...発症し,また牛ウイルス性下痢ウイルス(BVDV)はウシに重篤な粘膜病を発症する可能性を持った病原体で,どちらも家畜飼育現場からの根絶が困難なウイルスである.本研究では消毒剤の新たな候補として電気分解陽極水のBCVおよびBVDVに対する不活化効果を検討した.電気分解陽極水は0.12%のNaClを含む水を電気分解して調製した.電気分解陽極水で1分間処理した両ウイルスを牛腎細胞に接種し,細胞上清の赤血球凝集反応...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献55件

  • 大腸菌O157のベロ毒素生産に対する香辛料成分の影響

    横井川 久己男 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 57 (0), 164-164, 2005

    ...2種類のベロ毒素(VT1とVT2)は、抗ベロ毒素抗体で感作したラテックス粒子を用いた逆受身ラテックス凝集反応により、それぞれ測定した。各種香辛料は70_%_エタノールによる抽出液として使用した。...

    DOI

  • 治療に難渋したマイコプラズマ肺炎の1症例

    美野 陽一, 福永 真紀, 田中 雄二 松江市立病院医学雑誌 9 (1), 55-60, 2005

    ...の弟がマイコプラズマ(Mp)肺炎で入院加療した家族歴,胸部レントゲン検査の肺炎像,および臨床像から,Mp肺炎を疑った.Mpに有効とされる抗菌薬の投与を開始したが症状の改善はみられず,種々の抗菌薬へ変更し,血液検査の改善および下熱傾向がみられたのは入院11日目(第13病日)であった.入院時(第3病日)のイムノカード法によるMp(IGM)抗体迅速検査は陰性であったが,入院9日目(第11病日)には微粒子凝集反応...

    DOI 医中誌

  • 抗リン脂質抗体を伴った脾辺縁帯B細胞リンパ腫

    横井 崇, 森 眞一郎, 杉本 博是, 小宮山 豊, 植村 芳子, 谷尻 力, 中井 邦久, 松本 憲明, 全 勝弘, 尼川 龍一, 岸本 裕司, 家子 正裕, 高橋 伯夫, 福原 資郎 臨床血液 45 (10), 1095-1099, 2004

    ...また,凝固第IX, 第XI, 第XII因子活性やラテックス凝集反応系などの検査で異常を認めた。sIL-2R高値などを認め悪性リンパ腫を疑い脾摘を施行し,脾辺縁帯B細胞リンパ腫(SMZL)と診断された。抗リン脂質抗体陽性であったが血栓症状は認めず,凝固検査異常を認めたが脾摘術も前処置なしで合併症なく施行できた。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献15件

  • 赤血球凝集反応を利用した犬用血液型(DEA1.1型)判定試薬の臨床的有用性の評価

    政田 早苗, 片岡 アユサ, 加藤 郁, 高島 一昭, 坂井 尚子, 山根 義久 動物臨床医学 13 (3,4), 119-123, 2004

    ...抗DEA1.1モノクローナル抗体を用いた赤血球凝集反応による犬の血液型判定試薬の臨床的有用性を評価した。鳥取県内で飼育されている79例の犬に対し本試薬を用いて試験を実施した。79例中57例(72.2%)はDEA1.1陽性,22例(27.8%)はDEA1.1陰性と判定した。...

    DOI 医中誌 参考文献16件

  • マイクロプレートを用いたSalmonellaのH抗原検査の方法の検討

    富永, 潔 山口獣医学雑誌 = The Yamaguchi journal of veterinary medicine (30) 69-73, 2003-12

    ...Salmonellaの鞭毛抗原(H抗原)検査方法について検討した.反応温度および時間を37℃60分間とし,抗血清と不活化菌液の量を変えて行った予備試験において,抗血清15μlに不活化菌液100μlを添加して反応させた場合が最も明瞭な凝集が認められたため,これを検査方法とした.3種類の血清型に属する参照菌株ならびに野外における鶏や鶏舎環境からの分離株を用い,マイクロプレート法(M法)と従来法(試験管凝集反応法...

    日本農学文献記事索引 Web Site 医中誌

  • 凝集剤添加活性汚泥法におけるリン除去プロセスの解析とそのモデル化

    見島 伊織, 中島 淳 土木学会論文集 2003 (748), 43-55, 2003-11-22

    ...さらにその結果をもとに汚泥中の凝集剤およびリンを分別してとらえ, リン除去性能を有する凝集剤とリンの凝集反応を表すリン除去モデルを提案した. それによって, 汚泥中における凝集剤およびリンの挙動を推定することが可能になり, リン除去モデルを用いることで凝集剤の最適添加量の決定に応用することができる....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献32件

  • クリプトコックス髄膜炎の臨床的検討

    岸 一馬, 本間 栄, 中谷 龍王, 中田 紘一郎 感染症学雑誌 77 (3), 150-157, 2003

    ...ラテックス凝集反応を用いた抗原価は, パストレックスクリプトコックス (富士メビオ, 東京) とセロダイレクトクリプトコックス (栄研化学, 東京) の2つのキットで測定した. 3例の基礎疾患は, 1) 肝硬変, 2) 非ホジキンリンパ腫と粟粒結核, 3) 悪性胸腺腫とSLEであった....

    DOI PubMed

  • 心血管系におけるプロスタノイドの病態生理的役割

    原 明義, 結城 幸一, 藤野 貴行, 成宮 周, 牛首 文隆 日本薬理学雑誌 122 (5), 384-390, 2003

    ...受容体を欠損するマウスを用いて,心血管系におけるプロスタノイドの病態生理的役割を解析した結果,以下の点が明らかとなった.1)PGI<sub>2</sub>は虚血心筋保護,圧負荷心肥大の抑制および腎血管性高血圧の進展に役割を果たしている.2)PGE<sub>2</sub>は,EP<sub>3</sub>とEP<sub>4</sub>を介して虚血心筋保護に,またEP<sub>3</sub>を介して血小板凝集反応...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献49件

  • 小児歯科待合室の環境検査

    紀田 晃生, 大須賀 直人, 岩崎 浩, 水島 秀元, 宮沢 裕夫 The Japanese Journal of Pediatric Dentistry 41 (4), 719-724, 2003

    Diseases caused by hospital infection including infections from hepatitis B and C viruses and MRSA have become social issues in recent years. In this study, we periodically evaluated contamination …

    DOI 医中誌 参考文献13件

  • スライド凝集反応およびラテックス凝集反応による関節炎型豚丹毒の迅速診断

    久島 昌平, 湖島 洋一, 高橋 壮一郎, 松阪 龍雄, 志村 定雄, 五味 純, 福馬 幸哉 日本獣医師会雑誌 55 (1), 35-39, 2002

    ...と畜検査における関節炎型豚丹毒の迅速診断法として, 生菌発育凝集反応による関節液抗体価とラテックス凝集反応による血清中の抗体価を測定したところ, 両者の成績に相関関係がみられた. さらに, 迅速なスクリーニング法として, スライド凝集反応による豚丹毒抗体の検査法を考案した. スライド凝集反応の結果とラテックス凝集反応による抗体価はよく一致し, 豚丹毒菌分離成績とも整合性があった....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献10件

  • 納豆菌が生産するジピコリン酸の抗血小板凝集及び抗凝固活性

    大杉 忠則, 須見 洋行 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 54 (0), 29-29, 2002

    ...血小板の凝集反応は血液凝固系の引き金として働くものである. 納豆はDPAが約20mg/100gと高含量であるだけに, 納豆あるいはDPA摂取が血栓性疾患の予防及び治療に役立つことが期待される....

    DOI

  • 大学病院における麻疹対策  医療従事者と学生の麻疹抗体価測定と麻疹ワクチン接種

    新里 敬, 健山 正男, 比嘉 太, 大湾 知子, 佐久川 廣美, 上原 勝子, 津波 浩子, 齋藤 厚 環境感染 17 (3), 281-284, 2002

    ...沖縄県では平成12年から13年にかけて麻疹の流行があり, 琉球大学医学部附属病院でも医療従事者と学生が麻疹に罹患, 肺炎を併発し入院したため, 医療従事者および学生における麻疹対策が急務となった. 594名の若年医療従事者および学生を対象に麻疹抗体価測定 (ゼラチン粒子凝集反応法) を行った結果, 陰性者は4名 (0.7%), 抗体価が16倍から128倍の低値であった者が27名 (4.5%) いた....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献8件 参考文献9件

  • 茨城県西地域における乳牛のレプトスピラ抗体調査

    蓮田 安信, 石井 正人, 桔梗 洋右 日本獣医師会雑誌 55 (6), 341-344, 2002

    ...茨城県西地域の6農場の乳牛200頭について顕微鏡凝集反応法により, レプトスピラの抗体調査を実施した.陽性反応とした陽性限界値は抗体価128倍以上とした.その結果, 4農場由来の30頭が陽性 (陽性率15%) であった.調査に用いた3血清型のうちで, 抗体陽性牛数は<I>L</I>. autumnalisが10頭, <I>L</I>. hebdomadisが22頭であったが<I>L</I>.icterohaemorrhagiae...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献4件 参考文献17件

  • マイコプラズマ

    中村 良子 環境感染 15 (Supplement), 53-55, 2000

    肺炎マイコプラズマ (<I>Mycoplasma peumoniae</I>) は通常飛沫感染により急性, 亜急性呼吸器感染症を起こす. 原発性異型肺炎 (primary atypical pneumonia;PAP) は非定型肺炎とも呼ばれ, 4年ごとのオリンピック開催年にほぼ一致して流行していたが, 近年では年間を通じて散発例がみられている. 肺炎マイコプラズマによる呼吸器感染症は, …

    DOI 医中誌

  • ウナギ皮膚粘液中の細菌凝集素

    小數賀 祐子, 間野 伸宏, 廣瀬 一美 魚病研究 35 (2), 73-77, 2000

    Agglutinating activities of the skin mucus extract (SME) from Japanese eel were examined against bacteria isolated from water and skin of reared eels in an experimental aquarium. The SME …

    DOI Web Site 参考文献13件

  • ニワトリ砂嚢筋ミオシンの加熱ゲル形成能

    吉田 育子, 石下 真人, 鮫島 邦彦 日本畜産学会報 70 (9), 198-204, 1999

    Heat-induced gel formability of chicken gizzard myosin was studied to use smooth muscles in meat processing. The optimum pH and KCl concentration for heat-induced gelation of chicken gizzard myosin …

    DOI

  • Pazufloxacin注射薬の一般薬理作用 (第2報)

    古畑 邦一, 寺島 信雄, 小野 哲, 田中 啓一, 福田 均, 長澤 寿代, 能島 哉子, 荒井 博敏 日本化学療法学会雑誌 47 (Supplement1), 118-140, 1999

    The effects of pazufloxacin mesilate (PZFX mesilate), a new parenteral quinolone, on the respiratory and cardiovascular system, autonomic nervous system, digestive system, and function of other …

    DOI

  • 冷水病原因菌の血清型に関する追加研究

    泉 庄太郎, 若林 久嗣 魚病研究 34 (2), 89-90, 1999

    ...それぞれの菌株に特異的な吸収血清を用い, マイクロタイター法により各地の種々の魚から収集した供試菌株(112株)との凝集反応を行い血清型を調べた。その結果, これまでに報告があったギンザケ由来株に見られる O-1, アユ由来株に見られる O-2 に加えて, ニジマス由来株に多く見られる新しい血清型(O-3)が存在することが分かった。...

    DOI 被引用文献6件 参考文献8件

  • 土壌物理性と受食性の関係

    SABI Edward B., 天谷 孝夫, 西村 直正, 松本 康夫 農業土木学会論文集 1999 (199), 23-34,a1, 1999

    The influence of soil properties on erodibility is important in predicting the magnitude of soil erosion, especially from the fields where the soil is undergoing ripening processes. In order to …

    DOI Web Site 参考文献22件

  • 小児難治性貧血における赤血球膜異常

    渋谷 温 日本小児血液学会雑誌 12 (3), 139-152, 1998

    ...anemia (FA), amegakaryocytic thrombocytopenia (AMT) で, その移行型として低形成貧血のいわゆるill-defined dyshematopoiesis (IDD) とされるものがある.著者はこれらの小児貧血の病態生理学的解析を赤血球膜成分の蛋白, 脂質, 糖質について行った.その結果, 患児の末梢血赤血球はpeanut lectin (PNA) に凝集反応...

    DOI

  • <I>Staphylococcus aureus</I>のToxic Shock Syndrome Toxin-1 (TSST-1) 産生能と臨床像との関連性

    清田 浩, 大石 幸彦, 小野寺 昭一, 三木 健太, 上田 正山 感染症学雑誌 72 (6), 593-598, 1998

    ...最近の<I>Staphylococcus aurezas</I>のtoxic shock syndrome toxin-1 (TSST-1) 産生状況とその感染症の病像との関連性を明らかにする目的で, 1995年に富士市立中央病院で分離された<I>S.aureus</I>117株のTSST-1産生能の有無を逆受身ラテックス凝集反応により測定し, これらの菌株が分離された宿主の臨床像を調査した.対象とした...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献8件 参考文献18件

  • <I>Mycoplasma bovis</I>による牛乳房炎の発生

    田原 和彦, 稲場 収, 亀山 衛, 丸尾 善之, 中山 卓也, 小倉 裕司, 渡辺 理, 市原 譲, 山崎 宗延 日本獣医師会雑誌 50 (4), 205-208, 1997

    ...付近の農家で発生した難治性乳房炎27例についての検査でマイコプラズマは分離されなかったが, 検査した血清100例中30例 (30%) が間接赤血球凝集反応により<I>M. bovis</I>に対する抗体陽性を示した....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献9件

  • と畜場における<I>Staphylococcus aureus</I>の検出および分離株の性状

    竹重 都子, 飯田 孝 日本獣医師会雑誌 50 (1), 45-47, 1997

    一と畜場において, 豚および牛の枝肉のそれぞれ27.0%, 2.0%, 盲腸内容物のそれぞれ4.3%, 1.4%から<I>S. aureus</I>が検出された. 豚枝肉からはコアグラーゼI~VIII型すべてが, 牛枝肉からはVIII型が, 豚盲腸内容物からはI型とIV型が, 牛盲腸内容物からはVI型が認められた. 豚の敗血症材料からの菌検出率は5.7%で, すべてコアグラーゼIV型であった. …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献11件

  • 抗レジオネラ血清抗体価診断基準値の設定

    藪内 英子, 斉藤 厚, 二木 芳人, 田口 善夫, 山口 恵三, 河野 茂, 本田 武司 感染症学雑誌 71 (2), 116-124, 1997

    ...実用を促進しレジオネラ症確定診断を容易にする目的で, <I>Legionalla pneumo-phila</I>血清群 (SG) 1とその亜群a, b, SG2-6, <I> L. bozemanii, L. durnoffii, L. gormanii</I>, およびL.micdadeiの5菌種, 6血清群, 2亜群の計11菌株の無着色加熱死菌抗原液 (デンカ生研) を用い, マイクロプレート凝集反応...

    DOI PubMed 被引用文献2件

  • 腸管出血性大腸菌O157に用いる抗生物質の検討

    伊藤 輝代, 秋野 恵美, 平松 啓一 感染症学雑誌 71 (2), 130-135, 1997

    ...これに対して蛋白合成阻害剤 (KM, MINO, DOXY, TC) の場合は, VT1は薬剤無添加の場合と同様に, 測定に用いた逆受身ラテックス凝集反応の検出限界以下であり, VT2も薬剤無添加の場合と同等, あるいはそれ以下であった....

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献20件 参考文献11件

  • ガラクトマンナン抗原検出によるペンギン肺アスペルギルス症の血清学的診断法

    村田 浩一, 滝 導博 日本野生動物医学会誌 1 (2), 105-108, 1996

    ...検査にはラテックス凝集反応で本抗原を検出するヒト用診断キット(パストレックス アスペルギルス)を用いた。肺ア症で死亡したペンギン3種4個体中3個体から本抗原が検出された。抗原陰性であった1個体は抗体陽性であった。病鳥および健康鳥の6種26個体を調べた結果では, 臨床的に肺ア症が疑診されたペンギン2個体が陽性で, 2個体が疑陽性を示した。...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • マイコプラズマ感染鶏におけるDot免疫結合抗体と凝集抗体の推移

    高畠 俊弘, 武井 正和, 加藤 正博, 清水 高正 日本獣医師会雑誌 49 (8), 533-535, 1996

    ...SPF鶏各11羽に<I>Mycoplasma galliseptioum</I> (MG) または<I>M. synoviae</I> (MS) を接種後, 10週間にわたってDot免疫結合 (DIB) 試験法と急速凝集反応で血中抗体を測定した.MGまたはMS接種鶏では, いずれの方法でも同種抗原に対しては高い抗体陽性率が得られた.異種抗原に対しては急速凝集反応では接種後早期から中期において非特異反応...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献12件

  • 神奈川県南東部におけるタヌキの抗トキソプラズマ抗体保有状況

    村杉 栄治, 浅野 隆司, 河村 貴仁, 福田 陽一, 山本 芳郎 感染症学雑誌 70 (10), 1068-1071, 1996

    ...トキソプラズマ感染症は, 以前から様々な野生動物においてもその自然感染が確認されていた.しかしながら, その感染状況の調査はほとんどなされておらず, 実態はよく解っていない.そこで今回, 1991年から1994年にかけて神奈川県横浜市金沢動物園に保護されたホンドタヌキ109頭 (雄67頭, 雌42頭) を対象にラテックス凝集反応を行い, トキソプラズマ抗体の保有状況を調査した.その結果, 総検体数109...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件 参考文献7件

  • 遺伝的血小板疾患Chediak-Higashi Syndromeの黒毛和種牛におけるコラーゲン惹起性血小板凝集の抑制

    鈴木 忠彦, 御領 政信, 稲波 修, 植月 純也, 齋藤 真也, 懸田 憲二, 大嶋 孝子, 清水 宏彰, 岡部 幸子, 田中 嗣彦, 鎌田 亮, 首藤 文洋, 佐藤 至, 立川 英一, 坂口 実, 小林 晴男, 岡田 幸助 The Journal of Veterinary Medical Science 58 (7), 647-654, 1996

    Aggregation properties of platelets were examined in Japanese Black cattle with Chediak-Higashi syndrome (CHS) and normal control cattle. Platelet aggregation induced by collagen was decreased in …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献38件

ページトップへ