検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 282 件

  • 化学物質過敏症に関する政策的対応

    古川 俊治 計画行政 46 (2), 33-38, 2023-05-15

    <p>Multiple Chemical Sensitivity (MCS) is a controversial disorder characterized by a recurrent set of diverse clinical manifestations, involving a broad spectrum of organ systems, that are induced …

    DOI

  • 化学物質過敏症問題での空気清浄機使用

    白石 文秀 計画行政 46 (2), 21-26, 2023-05-15

    <p>Chemicals released from detergents, shampoos, cosmetics, and other products have caused serious health problems in recent years. Patients complain of distress from fragrances and other substances …

    DOI

  • 化学物質過敏症に対する科学と政策の役割

    柳沢 幸雄, 川瀬 晃弘 計画行政 46 (2), 27-32, 2023-05-15

    <p>Due to chemical exposure, multiple chemical sensitivity (MCS) has become a severe problem. The mechanism of MCS, however, still needs to be clarified. This paper considers the role of science and …

    DOI

  • 環境過敏を評価する疫学ツールとしての国際共通問診票

    水越 厚史, 北條 祥子, 黒岩 義之, 東 賢一, 中間 千香子, 奥村 二郎 自律神経 59 (1), 28-36, 2022

    <p>環境過敏症は,健常人では問題にならない僅かなレベルの化学物質への曝露や物理的影響などの環境因子により,全身の様々な症状が生じる病態である.その病因や症候の底流となる機序を解明し,予防や発症,治療法に関する環境・医学的対策情報を得ることが急務と考える.そのためには,問診票により患者から訴えの実態を把握し,その発症や症状発現の誘因となりそうな環境因子を明らかにする必要がある.本報では,環境過敏…

    DOI

  • 薬剤師から見た脳脊髄液減少症の感覚・免疫過敏症―4つの中核症状に関する221例の検討―

    中里 直美, 北條 祥子, 菅野 洋, 鈴木 高弘, 平井 利明, 横田 俊平, 黒岩 義之 自律神経 59 (1), 132-143, 2022

    <p>脳脊髄液減少症(脳脊髄液漏出症)は交通事故やスポーツ外傷のような外傷性の発症イベントに引きつづき,多彩な全身的体調不良がみられる後天的な慢性疾患であるが,発症イベント要因が不明なこともある.本症は脊髄神経根部での脳脊髄液の漏出(吸収過多)で起こるといわれているが,その病態に関しては不明な点が多い.4つの中核症状(自律神経症状,情動・認知症状,疼痛・感覚過敏症状,免疫過敏症状)が個々の患者で…

    DOI

  • 気相中における芳香族炭化水素の活性炭への吸着速度

    川﨑 直人, 山城 海渡, 緒方 文彦, 中村 武浩 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), P-131-, 2022

    ...これら拡散した化学物質は、化学物質過敏症やアレルギーを引き起こすことが報告されている。その結果、多くの人が芳香族炭化水素によるシックハウス症候群になっている。本研究では、有害化学物質の除去を指向し、活性炭への芳香族炭化水素の吸着特性について検討した。気相中の芳香族炭化水素の除去効率は、吸着速度定数と活性炭への芳香族炭化水素の吸着飽和量に基づいて評価された。...

    DOI

  • 化学物質過敏症患者の症状緩和における食事の位置づけについて

    乳井 美和子, 宮田 幹夫 室内環境 25 (1), 75-83, 2022

    ...化学物質過敏症患者との治療過程の中で, 生活環境の見直しと共に食事内容改善や栄養剤の服用により, 化学物質過敏症症状のみならず他の身体的不調が改善されるという報告もある。健康負荷にかかる要素の多い現在では, 室内環境改善と共に, 生命活動の要となる食事内容の見直しも化学物質過敏症患者に限らず, 国民全体における喫緊の課題と考える。...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 疫学的視点からみた環境過敏症の最新知見と今後の展望―国際共通問診票を用いた環境過敏症の国内調査研究を中心に―

    北條 祥子, 水越 厚史, 黒岩 義之 自律神経 59 (1), 37-50, 2022

    ...<p>環境過敏症(環境不耐症)は日常生活の外的環境刺激に対する感覚過敏症状(光過敏,音過敏,臭い過敏,気圧過敏,化学物質過敏,電磁過敏)に加えて,自律神経・内分泌症状,免疫・アレルギー症状,慢性疼痛,慢性疲労,記憶・情動障害などの多彩な全身症状を特徴とする健康障害の総称であり,アレルギー疾患と密接な関係がある.代表例として,シックハウス症候群(SHS),化学物質過敏症(MCS),電磁過敏症(EHS)...

    DOI

  • 人体表面への浮遊粒子状物質の沈着挙動に関する検討 ―サーマルマネキンとシリコンウエハを使用した浮遊粒子沈着実験―

    近藤 恒佑, 鍵 直樹, 並木 則和 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.7 (0), 141-144, 2022

    ...<p>大気中や室内空気中の浮遊粒子には,化学物質過敏症・シックハウス症候群などの原因となる準揮発性有機化合物などの化学物質や感染症を引き起こすウイルスなど,様々な汚染物質が沈着・吸着していることが知られている。 しかしながら,気中から人体表面への粒子の沈着挙動を定量的に検討した例はほとんど見られない。 本研究では,人体の形状と発熱を模擬できるサーマルマネキンを用いて,気中粒子の沈着挙動を検討した。...

    DOI

  • 化学物質過敏症患者の嗅覚知覚に関する検討

    萬羽 郁子, 東 賢一, 東 実千代, 谷川 真理, 内山 巌雄 におい・かおり環境学会誌 50 (1), 27-39, 2019-01-25

    ...<p>本研究は,化学物質過敏症(MCS;Multiple Chemical Sensitivity)患者の嗅覚知覚特性を明らかにすることを目的とした.MCS患者群と対照群に,T&Tオルファクトメータの5臭(β-フェニルエチルアルコール[A],メチルシクロペンテノロン[B],イソ吉草酸[C],γ-ウンデカラクトン[D],スカトール[E])を用いた閾値検査,においスティックの4種(みかん,ひのき,香水,...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献16件

  • 産業衛生における化学物質過敏症の現状と課題

    加藤 貴彦 室内環境 22 (2), 217-223, 2019

    ...本論文では, 産業衛生における化学物質過敏症の現状に関し, 1) 最近12年間の3社における質問紙(Quick Environment Exposure Sensitivity Inventory (QEESI))を用いた化学物質過敏症の頻度推移 2) 化学物質に関する法律と労働災害の認定 3) 労働現場で発生した化学物質過敏症に関する裁判判例 の3点について解説した。...

    DOI Web Site Web Site

  • 自律神経科学からみた視床下部症候群(脳室周囲器官制御破綻症候群)の意義

    黒岩 義之, 平井 利明, 横田 俊平, 鈴木 可奈子, 中村 郁朗, 西岡 久寿樹 自律神経 56 (4), 185-202, 2019

    ...経て,休息型視床下部(摂食行動抑制中枢)と活動型視床下部(摂食行動促進中枢)に伝達される.心理ストレス情報は扁桃体から,概日リズム情報は視交叉上核から視床下部に入り,視床下部からオレキシン,バゾプレシン,オキシトシンが分泌される.視床下部症候群(脳室周囲器官制御破綻症候群)の背景疾患として,ヒトパピローマウィルスワクチン接種関連神経免疫症候群,慢性疲労症候群,脳脊髄液減少症,メトロニダゾール脳症,化学物質過敏症...

    DOI 医中誌

  • 大学生を対象とした生活行動と揮発性有機化合物暴露に関する実態調査

    萬羽 郁子 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 70 (0), 50-50, 2018

    ...<b>目的</b> 近年、微量化学物質暴露による健康障害である化学物質過敏症や、さまざまなにおいに対する悪臭問題が発生している。本研究では、大学生の居室内で化学物質の連続測定を行い、生活行動との関連性について検討した。<br><b>方法</b> 調査は2013年8月~10月に実施した。...

    DOI

  • 韓国の公共施設の勤労者と一般人の多種化学物質過敏症の自己申告有症率に関係する要因

    ホー ヨン, キム サンフン, イ スッキ, キム ヒョンア Journal of UOEH 39 (4), 249-258, 2017

    ...<p>多発再発性症状を伴う後天性の病態である,多種化学物質過敏症(MCS)はその多様な環境要因との関連性について研究が行われている.本研究は韓国の公共施設の勤労者と一般人の多種化学物質過敏症の自己申告有症率に関係する要因について調べた.公共施設の勤労者(530名)と一般人(500名)を対象にQuick Environmental Exposure Sensitivity Inventory(QEESI...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献7件

  • 有機リン系難燃剤およびその代謝物による発達期ゼブラフィッシュに対する影響

    森田 友里, 若山 裕己, 芳之内 結加, 岩田 久人, 川合 佑典, 久保田 彰 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-125-, 2017

    ...OPFRsは揮発性が高く室内空気汚染物質として問題視され、化学物質過敏症との関連性も疑われている。OPFRsは一般に環境残留性および哺乳類に対する毒性は低いことが古くから知られていたが、最近の研究では魚類や鳥類などの野生生物からOPFRsを検出した報告例や、魚類胚に対する毒性を明らかにした報告例も散見される。...

    DOI

  • 化学物質過敏症研究へのメタボロミクスの応用

    加藤 貴彦, 藤原 悠基, 中下 千尋, 盧 渓, 久田 文, 宮崎 航, 東 賢一, 谷川 真理, 内山 巌雄, 欅田 尚樹 日本衛生学雑誌 71 (1), 94-99, 2016

    Multiple chemical sensitivity (MCS) is an acquired chronic disorder characterized by nonspecific symptoms in multiple organ systems associated with exposure to low-level chemicals. Diagnosis of MCS …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件 参考文献6件

  • ガス状のホルムアルデヒドにシロイヌナズナなどの小植物体を曝露させるためのシステムの作成

    久保 森, 杉村 暢大, 中桐 紘治, 秋田 求, 泉井 桂 植物環境工学 27 (3), 162-170, 2015

    ...ホルムアルデヒド(HCHO)は重要な産業用化学物質であるが,大気や室内の環境汚染物質でもあり,化学物質過敏症やシックハウス症候群の原因物質の一つとされている.われわれは,先に,HCHOを固定して同化する酵素群の遺伝子をメチロトローフ細菌から取得し,これを導入することによって,植物にHCHOの同化能を付与することに成功した.この方法を観葉植物などに適用して環境浄化(ファイトレメディエーション)に役立てることができるかどうかを...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 児童・生徒(6~15才)の化学物質過敏症様症状に関するアンケート再調査

    永吉 雅人, 杉田 収, 橋本 明浩, 小林 恵子, 平澤 則子, 飯吉 令枝, 曽田 耕一, 室岡 耕次, 坂本 ちか子 室内環境 16 (2), 97-103, 2013

    ...上越市立の全小学校(新潟県)児童を対象に,化学物質過敏症(multiple chemical sensitivity: MCS)様症状に関するアンケート調査が2005年7月に実施されている。今回,その調査から5年経過した2010年7月,実態の時間的推移を把握するため,対象を市立の全小中学校の児童・生徒に拡げてアンケートの再調査を実施した。また今回新たに就寝時刻についても合わせて調査した。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件

  • 天然ゼオライトがトコジラミに及ぼす影響

    木村 悟朗, 富岡 康浩, 橋本 ルイコ, 谷川 力 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 64 (0), 87-87, 2012

    ...近年,トコジラミの再興が日本を含めた世界各地で報告されている.本学会でも,トコジラミの関心が急速に高まっており,学会誌(第63巻第3号)における特集と,第63回大会におけるワークショップが開催された.トコジラミの再興の要因のひとつに,殺虫剤抵抗性の発達が指摘されている.現在,わが国の室内ではピレスロイド抵抗性トコジラミに有効な殺虫剤が使用できる.しかし,殺虫剤汚染や化学物質過敏症などの問題から,化学的防除以外...

    DOI

  • 室内環境中における準揮発性有機化合物の実態把握に関する研究

    並木 則和, 鍵 直樹, 大澤 元毅, 西村 直也 住宅総合研究財団研究論文集 37 (0), 215-224, 2011

    ...フタル酸ジエチルヘキシルのような準揮発性有機化合物(SVOC)は,喘息だけでなく化学物質過敏症の原因になっている。室内空気中のSVOCは,蒸気圧が低いために単体の分子(ガス相)あるいは,浮遊粉塵上(粒子相)の双方に存在する。しかし,これらの分配係数の測定法が必ずしも確立されているとは言い難い。...

    DOI

  • オフィス環境の快適性と「におい」:VOCsとMVOCsに対するマウス嗅覚試験法の開発 — 嗅覚試験系の確立を目指して —

    北條 理恵子, 坂本 龍雄, 黒河 佳香, 藤巻 秀和, 小川 康恭 労働安全衛生研究 4 (1), 51-56, 2011

    ...室内空気中の化学汚染物質による健康障害と考えられる,シックハウス症候群(SHS)と化学物質過敏症(CS)の発症や増悪には「におい」が関与することが報告されている.しかしながら,今までに室内空気汚染物質の健康影響を「におい」自体からとらえた実験研究はほとんどない.今後,労働衛生の重要な課題として不快な「におい」発生の予防と対策が必要である.我々は,職場で問題となる揮発性有機化合物(VOCs)および真菌由来揮発性有機化合物...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献15件

  • 実建物における室内化学物質モニタリングシステムの検証

    山口 一, 冨岡 一之, 大塚 俊裕, 中山 正樹, 真継 常義, 竹林 芳久 室内環境 13 (2), 119-129, 2010

    ...ホルムアルデヒドやVOC等の室内化学物質によるシックハウス症候群や化学物質過敏症が問題となっている。さらに,最近では省エネルギー対策のため,室内CO<sub>2</sub>濃度や在室人数によって外気導入量を制御する手法が注目されている。しかし,外気導入量の減少によって,室内化学物質が増加することを留意する場合は少ない。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 中毒疹を発症した化学物質過敏症症例

    内田 浩志, 土井 彰, 赤木 博文 口腔・咽頭科 23 (2), 157-162, 2010

    ...症例は既往歴に化学物質過敏症を持つ51歳女性. 歯性感染による頸部蜂巣炎を発症し, 水島協同病院耳鼻咽喉科にて入院加療した. 治療中両手掌・両下肢を中心に皮疹を発症した. 皮疹は, 当院皮膚科に紹介し, 薬剤・感染症・化学物質過敏症の何れかが原因の中毒疹と診断された. 最初は薬疹を疑い, 抗菌薬の変更とステロイド薬の投与を行うも改善しなかった....

    DOI 医中誌 参考文献13件

  • 食品の異臭 Part I

    岩橋 尊嗣 におい・かおり環境学会誌 41 (4), 215-215, 2010

    ...<BR>輸入餃子の異臭問題が日本中を震撼させたことは,まだ記憶に新しい.その後も,カップ麺への防虫剤臭の移行,輸送中のたばこへの他商品からのにおいの移行問題などが発生した.また,商品を守るための保存剤が,商品中に僅かに残留する微生物などの増殖によって変質し,異臭を放つ場合も多いとされる.揮発性有機化合物に起因するシックハウス症候群や化学物質過敏症などという言葉が頻繁に使われ始めたのは,ここ10年くらいであろう...

    DOI Web Site

  • 室内環境に関する研究

    嵐谷 奎一, 秋山 幸雄, 欅田 尚樹 室内環境 12 (2), 71-86, 2009

    ...2000年以前の調査・研究については,NO<sub>2</sub>,CO,CO<sub>2</sub>,粉塵を室内汚染の中心としてなされ,2000年以降は,シックハウス症候群などの室内に起因する疾病の原因対策の視点で,揮発性有機化合物やアルデヒド類などの化学物質の調査,また化学物質過敏症調査や健康な住居環境構築のための調査・研究がなされてきている。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献4件

  • 屋内植物による新築マンションの室内空気環境の改善

    Lim Young-Wook, Kim Ho-Hyun, Yang Ji-Yeon, Kim Kwang-Jin, Lee Jae-Young, Shin Dong-Chun Journal of the Japanese Society for Horticultural Science 78 (4), 456-462, 2009

    A group of 82 households in a new-built apartment complex in Seoul, Korea participated in an investigation to examine the symptoms of sick building syndrome (SBS) using of houseplants for two …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献15件

  • 塗布型漆喰塗装システムの開発研究

    杉島 正見, 高野 亮, 安部 繁行, 大森 弘勝 日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集 2009 (0), 045-045, 2009

    ...本塗料は、シックハウス症候群、化学物質過敏症などの原因物質を含まず、自然素材の独特な風合いと質感に加え二酸化炭素の吸収、吸放湿性、消臭性、ホルムアルデヒド吸着、抗菌性など漆喰の有する良さを兼ね備えている。本報告では、それら機能の評価結果ととも、新たに抗ウイルス性の機能を見出し、効果の確認も行った。また、室内汚染対策として表面処理材も開発し、その評価結果も含めて報告する。...

    DOI

  • オペラント学習法を用いたマウスのVOCガス検知閾値の計測

    北條 理恵子, 黒河 佳香, 塚原 伸治, 中島 大介, 藤巻 秀和 におい・かおり環境学会誌 39 (3), 186-191, 2008

    ...本研究の目的は,揮発性有機化合物(VOC)に対する嗅覚過敏の動物モデルを作製し,シックハウス症候群,化学物質過敏症などのVOCと関連した健康影響の病態生理をそのモデルを通して理解することである.研究の最初のステップとして,マウスにおけるVOCガスの嗅覚検知閾値を計測するシステムを確立した.標準のオペラント試験箱に,ガラス製におい嗅ぎポート,電磁弁,ダイアグラム・ポンプ,ポリエチレン製ガス袋を組み合わせたにおい...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献20件

  • 化学物質に対する感受性要因の解明

    藤巻 秀和 日本トキシコロジー学会学術年会 35 (0), 38-38, 2008

    ...また、化学物質過敏症、シックハウス症候群や内分泌かく乱物質の環境影響研究からもうかがえるように、ある種の環境汚染物質に対しその影響を受けやすい要因(高感受性要因)の存在することが推測されている。多種類の低濃度化学物質の長期曝露による健康影響を評価するためにも、高感受性の要因を解明するための研究は不可欠である。...

    DOI

  • 校舎改装後2年間の小学校教室内ホルムアルデヒドおよびVOCsの気中濃度の経時変化

    原 邦夫, 森 美穂子, 石竹 達也, 原田 幸一, 魏 長年, 大森 昭子, 上田 厚 Indoor Environment : Journal of Society of Indoor Environment, Japan 9 (3), 97-103, 2007

    ...2002年2月に校舎の改装工事の終わった小学校の教室にただちに入室した小学生女子が化学物質過敏症を呈した。転校後に症状が改善したため,教室内空気質が主な原因とみられた。本研究の目的は,ホルムアルデヒドおよびVOCs濃度の経時変化の特性を明らかにし,学校の改装についての改善策を示すことである。...

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • 児童(6~12才)の化学物質過敏症様症状に関するアンケート調査

    杉田 収, 中川 泉, 濁川 明男, 曽田 耕一, 室岡 耕次, 坂本 ちか子 Indoor Environment 10 (2), 137-145, 2007

    ...上越市立小学校の全児童(6才~12才)12,045名を対象に, 化学物質過敏症(Multiple Chemical Sensitivity:MCS)様症状を示す児童数を調べるアンケート調査を実施した。またMCSとの関連性が注目されている花粉症, アレルギー,「特に嫌いな臭い」を持つ児童数も合わせて調査した。調査票の回収数は10,348名分(回収率85.9%)であった。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献6件

  • ウソホント!?環境の科学 化学物質 化学物質過敏症は本当に存在するのか?

    日経エコロジー = Nikkei ecology (90) 73-75, 2006-12

    ...今年8月、電気ストーブを使ったために化学物質過敏症になったとする学生とその両親が販売元のイトーヨーカ堂に損害賠償を求めた裁判で、東京高裁は販売元に約550万円の支払いを命じた。電気ストーブから揮発性有機化合物(VOC)が発生しており、高裁は医師の意見書などを基に症状との因果関係を認めた。...

    PDF Web Site

  • 化学物質過敏症に関する研究 : 発症者の反応化学物質と上越市立小学校児童1万名のCS関連症状調査

    杉田, 収, 中川, 泉, 飯吉, 令枝, 斎藤, 智子, 小林, 恵子, 佐々木, 美佐子, 室岡, 耕次, 坂本, ちか子, 杉田, 靖子, 曽田, 耕一, 濁川, 明男 看護研究交流センター年報 17 6-13, 2006-07

    ...化学物質過敏症(CS)発症者の発症原因になった化学物質と,発症者が反応する空気中化学物質との関連性を,空気中の化学物質56項目を分析することで検証した.その結果,発症原因化学物質と思われる一般名テブコナゾール,化学名a-[2-(4-クロロフェニル)エチルトa-(1,1-ジメチルエチルト1H-1,2,4-トリアゾールートエタノールにはヒドロキシル基(-OH)と塩素(C1)が存在した.一方発症者が「入れる...

    機関リポジトリ HANDLE

  • シックハウス症候群と未分類の多種化学物質過敏症の分離の試み : シックハウス症候群の定義および症状

    鳥居 新平, 平山 耕一郎, 秋山 一男, 池澤 善郎, 内尾 英一, 岡本 美孝, 小倉 英郎, 高橋 清, 西間 三馨 アレルギー 55 (12), 1515-1530, 2006

    【目的】シックハウス症候群(SHS)の定義を明らかにする目的で本研究を行った.【方法】SHSの定義は,1.発症のきっかけが住居に関連する.2.症状は住居内で現れる.3.住居から離れると,症状は軽くなるか又は消失する.4.住居に入ると繰り返し症状が現れる.以上をSHSとし,それ以外はMCSと分類した.SHSのみを完全に抽出すれば,MCSは複数の疾患を含むため,MCSの特徴的な症状は検出され難い.こ…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献13件

  • 「本態性環境非寛容症 (化学物質過敏症)」有訴者の基本的特徴及び発症原因

    糸山 景子, 亀屋 隆志, 浦野 紘平 化学生物総合管理 2 (2), 178-191, 2006

    ...近年、環境中に存在する微量な化学物質の暴露により、神経系や免疫系の異常をはじめとする様々な健康影響がもたらされる可能性が指摘されており、これらは従来「化学物質過敏症」等と呼ばれ、現在は本態性環境非寛容症 (IEI) (以下、本症) という呼称が提唱されている。...

    DOI

  • 化学物質過敏症可能性例の検討 : アレルギーの観点から

    長谷川 眞紀, 大友 守, 三田 晴久, 秋山 一男 アレルギー 54 (5), 478-484, 2005

    ...【結論】化学物質過敏症がアレルギー的機序によって惹起されるとは考えられないが, 化学物質過敏症がアレルギー疾患を持っている患者に起こりやすい, またはアレルギー疾患を顕在化させる可能性が考えられた....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献11件

  • わが国におけるシックハウス症候群の現状

    石川 哲, 宮田 幹夫, 坂部 貢, 吉野 博 日本気管食道科学会会報 56 (2), 106-112, 2005

    ...最近話題になっているシックハウス症候群・化学物質過敏症について, 現在までの知見を紹介した。わが国でも本症について, いくつかの報告がなされているので, 詳しい症例の記載は文献にゆずり, 現時点での行政の対応, 北里研究所病院臨床環境医学センターで施行されている臨床研究につき簡単に紹介した。本症は一定量以上の有害な環境化学物質に接した既往を持つ, 例えば, 新築, 改築, 職場など関係する。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献22件

  • シックハウス症候群 III<BR>—診断基準と診断—

    笹川 征雄 皮膚の科学 4 (3), 225-234, 2005

    ...診断のポイントは,化学物質過敏症との違いや,混迷情報による心因性バイアスを排除することであるが,核心部分はアレルギー疾患の増悪因子として埋没化していることを明らかにすることである。...

    DOI

  • 気管食道科領域における環境とアレルギー  耳鼻咽喉科領域における化学物質と室内空気環境

    三輪 高喜, 八木 清香, 塚谷 才明, 古川 仭 日本気管食道科学会会報 56 (2), 113-117, 2005

    ...シックハウス症候群あるいは化学物質過敏症は, 室内空気環境によって生じる疾患であるが, その病態は未だ十分に解明されていない。上気道には, 室内空気環境に対して, 吸収, 防御, 知覚の機能を有している。したがって, 体外物質が患者に何らかの影響を及ぼすとすると, 体内への取り込みによる中毒, アレルギー反応による免疫学的な作用, そして神経受容の3つの経路が考えられる。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • 化学物質過敏症の現状と対応

    柳沢 幸雄 紙パ技協誌 59 (11), 1631-1635, 2005

    ...このような二律背反性, 或いはそれ以上の多律背反性が, シックハウス症候群および化学物質過敏症問題の本質的な原因と言うことが出来る。...

    DOI

  • シックハウス症候群  III―診断基準と診断―

    笹川 征雄 皮膚の科学 4 (3), 225-234, 2005

    ...診断のポイントは,化学物質過敏症との違いや,混迷情報による心因性バイアスを排除することであるが,核心部分はアレルギー疾患の増悪因子として埋没化していることを明らかにすることである。...

    J-STAGE

  • 化学物質過敏症患者が抱えている医薬品使用上の問題

    鈴木 潤三, 日光 晴美, 海保 房夫, 山口 稽子, 和田 浩, 鈴木 政雄 薬学雑誌 124 (8), 561-570, 2004-08-01

      Multiple-chemical sensitivity (MCS) patients are presumed to be compelled to lead inconvenient and difficult lives, because unpleasant and multiorgan symptoms are caused by very small amounts of …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献2件 参考文献15件

ページトップへ