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検索結果 121 件

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  • 日本における降積雪量の長期変動および環境場との関係 —気象庁の観測データを用いた地点別の解析—

    鈴木 博人 雪氷 85 (5), 293-311, 2023-09-01

    ...減少傾向にあり,平年値が高い地点ほど減少率が大きい傾向にある一方,3℃程度以下の北海道から北陸東部の地点では傾向がみられない.太平洋側の地域では,一部の地点のみで減少傾向がある.また,日本海側の地域では年降雪深および年最大積雪深と冬期平均気温および冬季東アジアモンスーン指標(MOI)との相関は,北海道から北陸に向かって冬期平均気温の平年値が高い地点ほど強くなり,山陰から九州に向かって弱くなる一方,北極振動指数...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 北極振動と日本の冬季気温との関係にみられる数十年規模変動

    平野 淳平, 三上 岳彦 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 167-, 2023

    ...<p>本研究では、北極振動(AO)と日本の冬季気温との関係にみられる数十年規模変動の特徴を解明することを目的として解析を行った。1990年代前半に1月と2月において、AOと西日本の月平均気温の関係に明瞭な数十年規模変動が認められることが明らかになった。...

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  • 温故知新:過去7000年にみられる対馬暖流の流量変動と駆動因子

    堀川 恵司, 小平 智弘, 池原 研, 村山 雅史, 張 勁 沿岸海洋研究 58 (1), 69-70, 2020

    ...春期の水温変動は対馬暖流の流量変動を反映していると解釈され,数千年周期の対馬暖流の流量変動が,太陽放射強度の 変動に駆動される北極振動(AO)様の空間パターンと負の太平洋10年規模振動(PDO)によって生じている可能性が示 唆された....

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  • 北半球における冬季気温変動と大気循環場との関係

    平野 淳平, 三上 岳彦 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100245-, 2017

    ...寒冷化の要因として、北極振動 (AO) との関連などが指摘されている。しかし、半球規模の気温変動と循環場の変動との関連に関する統計気候学的解析はほとんど行われていない。...

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  • 2009/2010年ゾドはなぜ起きたか(2)

    飯島 慈裕 日本地理学会発表要旨集 2014a (0), 73-, 2014

    ...その冬季に大陸上で発達した寒波事例の大気場の解析結果(Hori et al. 2012, SOLA)によると、北極振動の負偏差の強まりとともに、バレンツ海上でのリッジの形成をトリガーとするユーラシアでの寒気移流プロセスが示されている。一方、寒気が大陸上を移流する際、地表面付近で強烈に発達する接地逆転層の発達を伴い、寒気が地上で持続すると推測される。...

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  • 2010年猛暑をもたらした北極振動の極性反転の他の年への応用

    大富, 裕里子, 立花, 義裕, 中村, 哲, 吉田, 聡 週間及び1か月予報における顕著現象の予測可能性 109-112, 2013-03

    平成24年度京都大学防災研究所一般研究集会(24K-08)「週間及び1か月予報における顕著現象の予測可能性」, 京都大学防災研究所連携研究棟大セミナー室, 2012/11/20-22

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  • 大気海洋相互作用が結ぶ東シナ海と日本海深層

    千手 智晴 沿岸海洋研究 50 (1), 53-59, 2012

    ...とよい相関を示す.このことは,日本海固有水の形成は,北極振動によって変調されていることを意味する.日本海固有水の形成に重要な気象擾乱にともなう寒気の吹き出しは,冬季の東アジア域の東西気圧傾度が小さい時期に活発であり,その原因として,同時期の東シナ海における正の海面水温偏差が気象擾乱の発生を促すことが示唆された.このように,日本海の熱塩循環は,上空の大気を通して東シナ海の変動とリンクしている....

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  • グリーンランドアイスコアの過去450年間の土壌ダストの記録

    関 宰, 河村 公隆, ベンドル ジェームス, 藤井 理行 日本地球化学会年会要旨集 59 (0), 73-, 2012

    本研究では有機分子の土壌ダストトレーサーである高分子ジカルボン酸と起源トレーサーである陸上高等植物由来の高分子脂肪酸の分子組成と安定炭素同位体比をグリーンランドアイスコア(Site-J)に適用し、過去450年間の土壌有機エアロゾルの沈積量とその起源の変動を復元した。Site-Jの高分子ジカルボン酸の濃度や高分子脂肪酸の平均炭素鎖(ACL)は過去450年間においてアイスコア中のベリリウム10(10…

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  • ユーラシア大陸の接地逆転層発達と寒気流出

    飯島 慈裕, 堀 正岳, 立花 義裕 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 116-116, 2011

    ...これら日本まで到達した寒波事例の大気場の解析結果(Hori et al. 2011, SOLA, 受理)によると、北極振動の負偏差の強まりとともに、バレンツ海上でのリッジの形成をトリガーとするユーラシアでの寒気移流プロセスが示されている。一方、寒気が大陸上を移流する際、地表面付近で強烈に発達する接地逆転層の影響を受け寒気が強められる可能性が推測される。...

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  • 完新世における東アジア冬季モンスーン変動

    佐川 拓也, 鶴岡 賢太朗, 加 三千宣, 村山 雅史, 武岡 英隆 日本地球化学会年会要旨集 58 (0), 112-112, 2011

    ...の分布パターンと類似する.このことは,東アジア冬季モンスーンの完新世における千年スケール変動が,北極を中心とした環状モードの気候変動の一部であったことを示唆し,北極振動のような極域と中緯度のシーソー関係によって支配されていた可能性を示す....

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  • 日本沿岸の風速長期変動特性とその将来予測

    鈴木 靖, 道広 有理, 叶木 律子, 吉村 豊 土木学会論文集B3(海洋開発) 67 (2), I_914-I_919, 2011

    ...<br> 1986年以降の気象官署冬季風速のトレンド解析によると,北海道北部と九州南部で風速の増加傾向が見られ,東北地方と中国・四国地方では減少傾向が見られる.冬季風速と大気大循環指標である北極振動指数AOIとの関係を調べた結果,北海道・東北の日本海側から山陰・九州にかけて,両者は負の相関が高い.複数の気候モデルから気候変動情報データベースを作成し,アンサンブル平均は年平均風速,冬季平均風速ともに若干...

    DOI 参考文献1件

  • 北西太平洋におけるマイワシの加入量変動と環境変動の関係

    桜本, 和美, 下山, 智美, 鈴木, 直樹 水産海洋研究 74 (2), 88-97, 2010-05

    ...このことは、1988-1991の加入の失敗が北極振動、太平洋10年振動、黒潮続流域などの海洋環境の変動により説明可能であることを示唆した。特に、産卵期間と考えられる期間(月)の環境指標との相関が高かった。今後、加入量の予測モデルの作成を試みる場合にこれらの環境要因が重要な指標になると考えられた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献29件

  • 北極振動の特異固有解理論の検証と考察

    田中 博 理論応用力学講演会 講演論文集 59 (0), 201-201, 2010

    ...3次元大気の線形固有解の中で、固有値0の解が北極振動解なので、今回の発表では、AOが力学的モードであることを確信しつつ、なぜこの解にエネルギーが溜まるのかを考察した。...

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  • 極東域における冬季低気圧経路と大気循環場との関係

    吉川 茂幸, 高橋 日出男 日本地理学会発表要旨集 2009s (0), 133-133, 2009

    ...1996年)の上記3経路における低気圧発現数の時系列に対し主成分分析を行った.第1主成分(EOF1)は,LL・JSLとPCLの逆相関変動を示し(寄与率37.6%),第2主成分(EOF2)はLLとPCL共通の増減変動を説明していた(寄与率34.4%).EOF1スコアの時系列は,12月においてMann-Kendall検定にて有意な増加傾向が示された.EOF2スコアの時系列は,約20年周期の変動が見られ,北極振動指数...

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  • 北極圏からみた気候変動

    山崎 孝治 地学雑誌 117 (6), 1051-1062, 2008

     The Arctic Oscillation (AO; Northern hemisphere annular mode), which is the most dominant mode of climate variability in the Northern extratropics, is reviewed. The AO is a seesaw pattern between …

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献56件

  • 北半球冬季気温における1980年代後半のレジームシフト

    坂下 幸嗣 日本地理学会発表要旨集 2008f (0), 35-35, 2008

    ...<br><br> <b>3.結果と考察</b><br>  現在まで,REOFにより得られたモードと冬季日本の気温変動を照らし合わせた.REOFによる18のモードのうち,第1・4・6モードは,因子負荷量分布が日本付近に顕著に現れている.よってこれら3つのモードが冬季日本の気温と関係すると推察される.第1モード(寄与率12.8%)は,極域と中緯度域のダイポールを示し,北極振動と類似する.第1モードが正[...

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  • 対流圏へ下方伝播する北極振動の予測可能性-2003年1月の事例解析-

    向川, 均, 廣岡, 俊彦 京都大学防災研究所年報. B 48 (B), 445-454, 2005-04-01

    ...2003 年1 月に生じた波数1 型の成層圏突然昇温現象(SSW) に伴う北極振動(Arctic Oscillation) シグナル(AO signature) の対流圏への下方伝播の予測可能性,及びその前駆現象を明らかにするために,気象庁一ヶ月アンサンブル予報結果を用いて解析を行った。その結果,AO signature の予測可能性は,SSW のそれに比べてかなり低いことが示された。...

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  • 異常気象とそれに伴う災害の実態把握と予測に関する研究

    河井, 宏允, 岩嶋, 樹也, 植田, 洋匡, 石川, 裕彦, 丸山, 敬, 向川, 均, 堀口, 光章, 井口, 敬雄, 荒木, 時彦 京都大学防災研究所年報. C 47 (C), 45-54, 2004-03-01

    ...第1部では、異常気象を引き起こす原因の一つとして注目されている北極振動(Arctic Oscillation;AO)が、顕著に大きくなった1998年12月に生じた成層圏突然昇温(Stratospheric Sudden Warming;SSW)直後における大気運動の予測可能性について解析した。...

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  • 新気象研究所結合モデル (MRI-CGCM2)

    行本 誠史, 野田 彰, 鬼頭 昭雄, 杉 正人, 北村 佳照, 保坂 征宏, 柴田 清孝, 前田 修平, 内山 貴雄 気象研究所研究報告 51 (2), 47-88, 2001

       A new version of a global coupled atmosphere-ocean general circulation model (MRI-CGCM2) has been developed at the Meteorological Research Institute (MRI). The model can be used to explore …

    DOI 被引用文献36件 参考文献34件

  • 大気大循環モデルでシミュレートされた北極振動の解析

    山崎 孝治, 新家 康裕 気象集誌. 第2輯 77 (6), 1287-1298, 1999

    ...<br>ここでは、北極振動が大気の内部モードであることを確認し、また北極振動が高指数/低指数へ遷移するメカニズムを調べるため、シミュレートされた北極振動について解析する。CCSR/NIES AGCMを使用し、季節ランおよび2月固定ランどちらのシミュレーションにおいても北極振動が卓越し、振幅も観測と同程度となった。このことから北極振動が大気の内部モードであることが確かめられた。...

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件 被引用文献10件 参考文献31件

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