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検索結果 5,147 件

  • 英語動詞 make の意味的拡張について

    岡 良和 人間と環境 20 (0), 17-28, 2024-03-31

    英語動詞make は、英語学習者にとって基本的な動詞であり、“They made their flat into a beautiful home,” においては「あるものを別のものに変える」、“The smoke made him cough,” においては「誰かにあることをさせたり感じさせたりする」というのがmake の意味とされる。 …

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  • わが国における催眠療法家に対する意識的・非意識的信頼性

    中谷 智美, 福井 義一, 今井田 貴裕, 堀 孝司, 磯和 壮太朗, 大浦 真一 人間と環境 20 (0), 55-66, 2024-03-31

    心理療法の専門職であるはずの催眠療法家に対する社会的信頼性は,催眠についての誤解や偏見の流布により,大きく損なわれている可能性がある。本研究では,催眠療法家に対する社会的信頼性の意識的・非意識的側面を,催眠を悪用する催眠術師と,心理の専門職の総称である心理療法家に対するそれと比較した。大学生47名を対象に,各専門家に対する意識的・非意識的信頼性得点をSD法とIATでそれぞれ得た。分析の結果,意識…

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  • 二つの対照的な集団人間関係についてのフォーカシングの検討

    伊藤 義美 人間と環境 20 (0), 1-16, 2024-03-31

    本稿では、対照的な集団人間関係についてのフォーカシング・プロセスを報告し、そのプロセスの進展とそこで行われたガイディングの方法について検討した。フォーカサーが対照的な集団人間関係について感じたフェルトセンスは、最初はそれぞれ否定的なものと肯定的なものであったが、フォーカシングが進展する中で、最後は二つのものが一つに融合し、一つにつながっているがそれぞれが自由に動いているというものになった。ガイデ…

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  • 犯罪行為と迷惑行為への非許容的態度に関する紙筆版シングル・ターゲット潜在連合テストの作成

    今井田 貴裕, 大浦 真一 人間と環境 20 (0), 41-54, 2024-03-31

    本研究では,犯罪行為や迷惑行為への非許容的態度が質問紙法調査では社会的望ましさの影響を受けやすい可能性を考慮し,紙筆版のシングル・ターゲット潜在連合テスト(ST-IAT)を試作した。予備調査では,22名の一般大学生から犯罪行為と迷惑行為,非許容的態度の刺激語を収集した。本調査では,113名の一般大学生を対象に,予備調査から作成された犯罪行為と迷惑行為の潜在的な非許容的態度を測定可能な紙筆版ST-…

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  • 一般健常群に対する催眠による自我強化法(ES-AGR)の効果

    今井田 貴裕, 今井田 真実, 磯和 壮太朗 人間と環境 20 (0), 29-40, 2024-03-31

    本研究では,催眠による汎用性のあるリソースの活性化を目的とした自我強化法(Ego-Strengthening technique of Activates Generic Resources: ES-AGR)が心身の状態に及ぼす影響について,一般健常群を対象に検討した。その際,多くのリソースを動員してストレスに対処できると考えられる首尾一貫感覚(Sense of Coherence: …

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  • 実践報告 フードロス削減に関する実践報告

    武富, 和美, 宮地, 玲奈, Kazumi TAKEDOMI, Reina MIYACHI 原学園西九州大学短期大学部紀要 54 36-41, 2024-03-25

    At the end of 2021, we received a request from the Visionary City Commission of the Junior Chamber International Japan Saga Block Council to collaborate on activities related to the promotion of …

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  • 研究論文 保育補助者教育プログラム開発の為の実態調査

    川邊, 浩史, 野口, 美乃里, 牛丸, 和人, 竹森, 裕高, 矢ヶ部, 陽一, 金丸, 智美, 清水, 陽香, 春原, 淑雄, 中島, 加奈, 大村, 綾, Hirofumi Kawabe, Minori Noguchi, Kazuto Ushimaru, Hirotaka Takemori, Youichi Yakabe, Satomi Kanamaru, Haruka Shimizu, Yoshio Haruhara, Kana Nakashima, Aya Omura 原学園西九州大学短期大学部紀要 54 8-20, 2024-03-25

    In this study, 311 establishments providing childcare in Saga Prefecture were surveyed to identify the employment status of childcare assistants in childcare settings and the potential to shift to …

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  • 顕著な藻類の増殖が観測される河川の水質に関する一考察

    秦 弘一郎, 柏原 学, 古賀 智子, 古賀 敬興, 平川 周作, 志水 信弘, 石橋 融子 水環境学会誌 47 (2), 75-83, 2024

    <p>湖沼や海域に比べて, 河川における藻類増殖が引き起こす有機物量増加 (内部生産) の理解は不十分である。そこで, 河川の内部生産が水質に与える影響を明らかにすることを目的に, 顕著な藻類増殖が見られる花宗川において, 流況や藻類が分画される粒子状物質の元素組成に着目した検討を行った。その結果, 河川において藻類が観測される場合を, …

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  • Sense of Coherenceが主観的幸福感と抑うつに対して有する効果は自己肯定感によるものなのか

    磯和 壮太朗, 今井田 貴裕 人間と環境 19 (0), 25-33, 2023-12-31

    本研究では,教育における今日的課題である幸福と精神的健康の増進に応じることができると考えられる概念としてSense of Coherence(SOC)に注目し,すでに注目されている自己肯定感と概念的異同を述べたうえで,主観的幸福感と抑うつに対する効果におけるSOCの独自性を検討した。大学生249名のデータに対して,SOCと自己肯定感を説明変数,主観的幸福感および抑うつを目的変数とした多変量回帰モ…

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  • 見捨てられスキーマと自己への攻撃性が間接的な自己破壊行動に及ぼす影響

    今井田 貴裕, 北川 三沙代, 福島 裕人 人間と環境 19 (0), 13-24, 2023-12-31

    本研究では,見捨てられスキーマと自己への攻撃性が間接的な自己破壊行動を増悪させるモデルを仮定し,多母集団同時分析により性差を検討した。一般大学生の男性80名と女性144名の合計224名を対象に,見捨てられスキーマと自己への攻撃性,間接的な自己破壊行動を問う質問票調査を実施した。分析の結果,見捨てられスキーマが自己への攻撃性を介して間接的な自己破壊行動に及ぼすモデルは良好な適合度を示した。しかし,…

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  • フォーカシングにおける気がかり方式による心の空間づくりの検討

    伊藤 義美 人間と環境 19 (0), 1-12, 2023-12-31

    本稿では、フォーカシングにおける気がかり方式の心の空間づくりについて、空間づくりの事例を提示し、その特徴、意義及び活用を検討した。気がかり方式とは、気になっていることを順番に一つずつ思い浮かべて、外に出して離して置く手続きである。心の空間づくりはフォーカシングを教えるための第1ステップとして用いるときにも、フォーカシングのプロセスにおいて必要とされるときにも活用される。心の空間づくりの原理は他の…

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  • 環境試験による塗膜のアドミタンスと内部構造の変化

    堀江 俊男, 北原 学, 谷 宗親, 浅井 幹雄 Zairyo‐to‐Kankyo 72 (9), 243-248, 2023-09-10

    <p>塗膜のインピーダンスは環境試験により変化する.これには,塗膜中の水分量,高分子構造,塗膜への浸入元素が影響すると考えられるが,明確な関係を表すことができなかった.これらの変化を理解するために,アドミタンスの変化の調査と,D-SIMSとAFM-IR分析を環境試験後の塗膜について行った.その結果,アドミタンスのスペクトルは塗膜中の水分や浸入元素の状態を反映している可能性が示唆された.</p>

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  • 看護学生の課題となるコミュニケーションスキルの検討

    今井田 真実, 今井田 貴裕 人間と環境 18 (0), 21-28, 2023-03-31

    本研究では,看護学生の目標と現在のコミュニケーションスキルの差を確認し,課題となるコ ミュニケーションスキルを検討した。看護学部の大学生と看護専門学校生の計220名を対象に目標と現在の聴き方スキル・話し方スキルを問う質問票調査を実施した。その結果,話し手の話を促進したり確認したりする聴き方は,現在よりも目標の得点の高さに有意傾向が確認された。話し手が話し易くなるような雰囲気や動作を伴った聴き方は…

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  • 英語動詞句 make preposition noun phrase の研究

    岡 良和 人間と環境 18 (0), 41-54, 2023-03-31

    英語の動詞句の一つである make preposition noun phrase は、This chair is made of wood. や Paper is made from wood. などの表現を含む英語学習者にとっては重要な動詞句である。本論文では、この動詞句が伝統文法と構文文法ではどのように扱われているかを確認したうえで、認知文法による「変化は位置の移動である」というメタファー…

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  • からだの感じ方式による心の空間づくり(フォーカシング指向ボディ・スキャン)から入るフォーカシングの検討

    伊藤 義美 人間と環境 18 (0), 1-20, 2023-03-31

    本稿では、からだの感じ方式によって行われた心の空間づくり(フォーカシング指向ボディ・スキャン)とフォーカシング・プロセスを報告し、空間づくりとフォーカシングにおけるからだの感じとその方式の特徴を明らかにした。そしてフォーカシングと身体指向的アプローチとの関連を検討した。フォーカサーは 40 代の男性である。からだの感じ方式の空間づくりを行い、それに続いて気になるからだの感じについてフォーカシング…

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  • テストへの反応形式がテスト効果に及ぼす影響

    髙橋 功, 岩木 信喜 信喜 山陽論叢 29 (0), 13-27, 2023-03-15

    ...原学習後の学習を参加者内で操作し,HW に よる initial test (HW 条件),KB による initial test (KB 条件),再学習 (RO 条件: read only) を行わせた。1 週間後の final test は参加者間で 2 群に分け,HW による final test (HW’ 群) もしくは KB による final test (KB’ 群) を実施した。...

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  • <論文>「朱雀日記」と『京都名勝記』 --明治45年谷崎潤一郎の京都ガイドブック--

    藤原 学 人文學報 120 131-157, 2023-02-28

    『朱雀日記』は谷崎潤一郎(1886-1965)の京都訪問記である。1912年4月から5月にかけて「大阪毎日新聞」「東京日日新聞」に19回にわたって連載された。本稿は,その執筆に際して,谷崎が『京都名勝記』を参照したことを考証するものである。京都府立京都学・歴彩館には「朱雀日記」の手稿が所蔵されている。その中から連載第13回「大極殿趾」全文を翻刻し,掲載する。同回では,大極殿旧趾,羅城門旧址,一条…

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  • 原著 要支援者におけるストレス指標と測定項目の関連について

    宮原 洋八, 内之浦 真士, 岸川 由紀, 小松 洋平, 西村 政次郎, 柴田 真一, 柴田 元 西九州リハビリテーション研究 = West Kyushu Journal of Rehabilitation Sciences 15 22-25, 2023-01-30

    [目的]要支援者おけるストレス指標と測定項目の関連について検討すること.[方法]通所サービス利用者47名を対象に年齢,性別,介護度,同居人数,既往歴数,MMSE,老研式指標,WHO-QOL,LSA,PDAS,GDS,人とのつながりを測定し要支援者におけるストレス指標との関連について検討した.[結果]A-State は WHO-QOL,LSA,PDAS,GDS と関連した.A-Trait は …

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  • 原著 要支援者における生活活動度の関連因子について

    宮原 洋八, 内之浦 真士, 岸川 由紀, 小松 洋平, 西村 政次郎, 柴田 真一, 柴田 元, Miyabara Hiroya, Uchinoura Makoto, Kishikawa Yuki, Komatsu Youhei, Nishimura Seijiro, Shibata Shinichi, Shibata Hajime 西九州リハビリテーション研究 15 26-29, 2023-01

    [目的]要支援者おける生活活動度の関連因子について検討すること.[方法]通所サービス利用者47名を対象に主要評価項目の生活活動度は Life Space Assessment(LSA)にて評価した.LSA との関連を調査する副次評価項目として,一般情報年齢,性別,介護度,同居人数,既往歴数,通所リハビリテーション利用期間,教育歴,身体機能として,Body Mass …

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  • 原著 COVID-19の影響による講義および実習形態について作業療法学専攻学生への調査

    仙波 梨沙, 桑野 楓, 髙橋 愛加, 井手 悠捺, 伊藤 恵美, 原口 健三, Senba Risa, Kuwano Kaede, Takahashi Aika, Ide Yuna, Itou Megumi, Haraguchi Kenzo 西九州リハビリテーション研究 15 14-21, 2023-01

    目的:作業療法学専攻学生が遠隔講義と対面講義の学習効果について学生自身がどうとらえているのか,また,臨床実習時と学内実習時の心理的負担をどうとらえているのかを調査し,学習形態に対する認識を明らかにする.方法:大学2年生および3年生には対面講義と遠隔講義についての効果を,4年生には臨床実習と学内実習の心理的負担についての調査を行い,比較検討した.結果:対面講義と遠隔講義で成績の自己評価に有意差は認…

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  • 掲載推薦卒業論文 自転車エルゴメーターを用いた有酸素運動におけるボルグスケール評価

    川原 二千夏, 三牧 遼平, Kawahara Nichika, Mimaki Ryohei 西九州リハビリテーション研究 15 39-42, 2023-01

    目的:修正ボルグスケール,旧ボルグスケールの主観的運動強度評価としての活用方法を比較検討した.方法:15名の大学生(男性8名,女性7名)を対象とし,無作為に「修正ボルグスケールを使用する群」(A群)と「旧ボルグスケールを使用する群」(B群)に分けた.A群,B群ともに運動強度に対する心拍数および主観的な下肢疲労を各被験者に自転車エルゴメーターを用いた有酸素運動を行わせ,修正・旧ボルグスケールを用い…

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  • 報告 カフェイン摂取が身体活動に及ぼす影響:症例報告 ―血糖値,運動時間の変化に着目して―

    上原 博斗, 坂本 飛鳥, Uehara Hiroto, Sakamoto Asuka 西九州リハビリテーション研究 15 35-38, 2023-01

    本研究の目的は,カフェイン摂取が血糖値と運動にどのような影響を及ぼすかを検討することである.対象は,運動習慣のある男子大学生1名で,観察を中心とした自己実験である.実験に要した期間は4週間であった.実験内容は,運動前にカフェイン400㎎を毎日摂取することで,実験期間中の次の項目を計測した.計測値は,①毎日空腹時と運動前後の血糖値,②体重および体脂肪率,③筋肉量,④摂取カロリーと消費カロリー,⑤運…

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  • 非晶質シリカナノ粒子によるマクロファージ傷害メカニズム

    山崎 京香, Sandra VRANIC, 渡邊 英里, 宮川 佳洋子, 竹内 咲恵, 長田 百合果, 市原 佐保子, Wenting WU, 宗 才, 櫻井 敏博, 佐藤 聡, 原 泰志, 寺島 裕也, 松島 綱治, 鈴木 利宙, 安部 良, Sonja BOLAND, Lang TRAN, 市原 学 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-067S-, 2023

    <p>【目的】近年、ナノマテリアルは様々な分野で利用が拡大しているのに対し、その安全性は未だ研究途上である。非晶質シリカナノ粒子(OH-SiO<sub>2</sub>NPs)は、広範に使用されているナノマテリアルだが、アミノ基やカルボキシル基などで修飾を受けたSiO<sub>2</sub>NPsと比較して、<i>in vivo</i>で肺胞マクロファージを減少させるとともに、<i>in …

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  • カーボンナノチューブ曝露がマウス肺に及ぼす影響

    滝貞 真胤, 宗 才, 山崎 京香, 森本 匠飛, 滝澤 亮哉, 市原 佐保子, 市原 学 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-066S-, 2023

    <p>カーボンナノチューブ(CNT)は工学の分野で広く応用可能性なナノマテリアルとして注目されている。しかし、その高いアスペクト比と生物耐久性がアスベスト様の毒性を誘発させる懸念が指摘されている。本研究では咽頭吸引法によりNrf2ノックアウトマウスおよび野生型マウスに多層カーボンナノチューブ(MWCNT)を経気道曝露し、肺への影響におけるNrf2の役割を調べることを目的とした。C57BL/6JJ…

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  • 下水処理場の季別運転による栄養塩類負荷量の変化とその評価

    柏原 学, 秦 弘一郎, 松木 昌也, 古賀 敬興, 古閑 豊和, 平川 周作, 志水 信弘, 松本 源生, 石橋 融子, 宮脇 崇, 山西 博幸 環境化学 33 (0), 1-7, 2023

    <p>The Omuta City North Sewage Treatment Plant (STP) conducts seasonal operations to release nutrients into the Ariake Sea. However, it is unclear how much of the nutrient load from STP is supplied …

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  • 原著 Assessment of daily step differences between youth and elders

    Miyabara Hiroya, Uchinoura Makoto, Kishikawa Yuki, Yamaguchi Yuji, Komatsu Youhei, Matsuo Moemi, Nishimura Seijiro, Shibata Shinichi, Shibata Hajime 西九州リハビリテーション研究 = West Kyushu Journal of Rehabilitation Sciences 15 4-6, 2023-01

    [Purpose] The main objective of this study was to assess daily steps differences between youth and elders. [Method] Thirty-five youth and fifteen elders participated in this study. The following …

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • Neurotoxicity of acrylamide in wild type and TNF-α knockout mice

    宗 才, 市原 学 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P2-163-, 2023

    <p><b>Background</b> Neurotoxicity of environmental electrophile acrylamide (ACR) has been reported in human and experimental animals. Neuroinflammation is considered as one possible mechanism of …

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  • フォーカシング指向ドリームワークによる自己探究のプロセス

    伊藤 義美 人間と環境 17 (0), 1-24, 2022-12-31

    本稿では、ある夢についてのフォーカシング指向ドリームワークの事例を報告し、フォーカシング指向ドリームワークを通しての自己探究について検討した。夢についてのフォーカシングは、フォーカサーのフェルトセンスに対して16の質問リストから幾つかの質問を用いるものである。夢フォーカシングの事例をもとに、そのフォーカシング指向ドリームワーク・プロセスとそこからの自己理解・自己探究を明らかにした。夢フォーカシン…

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  • トラウマケアにおける安定化の効果の検討

    今井田 貴裕 人間と環境 17 (0), 35-48, 2022-12-31

    トラウマケアの治療モデルであるSARIモデルの第一段階では,クライエント(Client: Cl. )を安定化させる技法により安全感と安心感を強化する。本研究では,交通事故の被害を契機に交代人格などの解離症状を呈したCl. に対し,五段階自我強化法(Stanton, 1989)に基づいた安定化を行った。その結果,Cl. は,1. 心身の否定的な感情や感覚の減少,2. …

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  • 認知症に対するタッピングタッチの効果の検討

    今井田 真実, 今井田 貴裕 人間と環境 17 (0), 25-34, 2022-12-31

    タッピングタッチは指先を使って左右交互にタッチするケアの技法であり,心理的効果,身体的効果,人間関係に対する効果があると言われている。本研究は,タッピングタッチによる認知症の行動・心理的な周辺症状に対する変化を検討した。認知症の周辺症状である幻覚や抑うつが現れている高齢女性に対して,タッピングタッチを10分間,4日おきに3回実施した。その結果,初回介入後から幻覚が消失し,抑うつ傾向の改善や疎通性…

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  • 活動報告:療法士と医師の共同によるオンラインでの疼痛ケアの試み

    山崎 瞬, 遠藤 健史, 小川 寛晃, 宇田川 貴弘 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 42-42, 2022-12-01

    <p>【はじめに】</p><p>多職種連携で、療法士が医師と協働する際、学んできた専門領域が異なるという背景がある。また評価・診察技法も異なり、療法士が同定した発痛源と医師が同定する組織が異なり、互いに議論することで治療成績が向上することをしばしば経験する。国民の多くは腰痛、肩こりを感じており、その疼痛改善の新しい手法としてFasciaへの治療が期待されている。Fasciaとは線維性の立体網目組…

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  • 中等症新型コロナウイルス感染症回復後に遷延性肺病変を呈した 2 例

    中山 大, 藤原 学, 中山 晴夫, 中山 文枝, 渡邉 聡子, 石井 敦 日本病院総合診療医学会雑誌 18 (6), 422-427, 2022-11-30

    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴う肺病変は,比較的特徴的な所見を示し,通常数週~数か月以内に消失する症例が多いが, 重症化症例の中には肺病変が器質化し,呼吸器症状が遷延する症例も散見される。今回我々は急性期から一定期間経過後に新たな肺病変を認めた症例を経験した。いずれの症例も急性期は比較的典型的な画像所見を認めたが,退院後および退院直前に新たな間質性肺炎像を認め遷延…

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  • 救急救命士法の改正について : 施行から30年のあゆみ

    島崎, 修次, 田中, 秀治, 有賀, 徹, 横田, 裕行, 竹田, 豊, 山﨑, 登, 喜熨斗, 智也, 白川, 徹, 北原, 学, 植田, 広樹 国士舘防災・救急救助総合研究 = Journal of disaster management and emergency medical system, Kokushikan University 8 79-115, 2022-10-28

    開会挨拶 : 島崎 修次 座長挨拶 : 田中 秀治 基調講演「救急救命士法改正と救急救命士への期待 : 病院救急部門の課題」: 有賀 徹 基調講演「救急救命士法改正の経緯」: 横田 裕行 パネルディスカッション  「消防機関における救急救命士」: 竹田 豊  「取材者がみてきた救急救命士」: 山﨑 登  「民間所属救急救命士の活動と展望」: 喜熨斗 智也  「役場救急をになう救急救命士 …

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  • 小笠原諸島世界自然遺産地域登録10周年記念 : 「小笠原学術研究会」報告

    可知, 直毅, 吉田, 正人, 織, 朱實, 清水, 善和, 川上, 和人 小笠原研究年報 45 63-88, 2022-06-30

    小笠原諸島世界自然遺産地域登録10周年を記念して、2022年2月23日(水・祝)に、小笠原研究者および小笠原の自然保全にかかわる地元関係者による学術研究会を開催した。午前中に科学委員が座長となり「管理制度」、「合意形成」、「植物」、「動物」をテーマとして4つの分科会を開催した。午後の全体会では、分科会座長による分科会の報告と日本の小笠原以外の自然遺産地域の保全にかかわる研究者からのコメントをふま…

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  • 治療開始15か月後に複数の画像的変化を呈し,組織学的に診断した結核paradoxical reactionの1例

    桑原 学, 岡本 敦子, 山田 康一, 井本 和紀, 柴多 渉, 東田 充功, 渡辺 徹也, 川口 知哉, 掛屋 弘 気管支学 44 (3), 199-204, 2022-05-25

    <p><b>背景.</b>Paradoxical reactionは結核治療開始後に一過性に既存病変の悪化や発熱などを生じる現象であり,しばしば他疾患との鑑別に難渋する.<b>症例.</b>クローン病治療中の35歳女性.発熱と胸部異常陰影精査のため当院を紹介受診した.喀痰抗酸菌塗抹,結核菌群PCRともに陽性であり肺結核および粟粒結核と診断した.結核専門病院で入院治療を行い,退院後は当院で治療を継…

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  • 性格特性的強みと年収,職務満足度,ワーク・エンゲージメントとの関連

    高橋 誠, 森本 哲介 人間と環境 16 (0), 23-35, 2022-03-31

    キャリア教育で育むべき性格特性的強み(CS)について明らかにするために,社会人の持つCSと経済的・心理的な要素との関連を検討した。社会人231名を対象にオンライン調査を行った。年収,年齢,勤務年数に性差が見られたため,男女ごとに相関分析を行った結果,男女とも全CSのうち9割以上に職務満足度やワーク・エンゲージメントの間に有意な正の相関がみられた。年収との間に有意な正の相関がみられた CS …

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  • 直示動詞 take の意味的特性

    岡 良和 人間と環境 16 (0), 37-47, 2022-03-31

    Takeとbringはともに直示動詞とされるが、被動作主の話し手への移動が認められる I took the book from her. が容認可能な文であることから、takeの直示性についての再考が必要と思われる。本論文では、この文から比喩的に派生したとされる “I took a whiff of the coffee.” や take action、take a nap、take hold …

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  • フォーカシング指向ドリームワークの活用について

    伊藤 義美 人間と環境 16 (0), 1-21, 2022-03-31

    本稿では、ある奇妙な夢についてのフォーカシングを行ったフォーカシング指向ドリームワークの事例を報告し、フォーカシング指向ドリームワークの活用法について検討した。夢についてのフォーカシングは、フォーカサーのフェルトセンスに対して16の質問から幾つかの質問を用いるものである。夢フォーカシングの事例をもとに、そのフォーカシング・プロセスについて検討した。本事例では、「連想」を求める 2 …

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  • 学修到達度と自己評価の相互浸透に関する一考 ―学修成果の査定検証法並びに 学修成果の獲得・向上に及ぼす要因の検討―

    平田 孝治, 福元 裕二, 辻 裕一, 和田 広貴, 秋月 萌華, 鶴 和也, 松田 佐智子, 尾道 香奈恵, 高元 宗一郎, 立川 かおり, 清水 陽香, 大村 綾, 金丸 智美, 中島 加奈, 福元 健志, 馬場 由美子, 武富 和美, 吉村 浩美, 竹森 裕高, 矢ヶ部 陽一, 春原 淑雄, 川邊 浩史, 田中 知恵, 西岡 征子, 牛丸 和人, 野口 美乃里, 米倉 慶子 原学園西九州大学短期大学部紀要 52 16-24, 2022-03-25

    The relationship between student's academic achievements (objective measurements) and selfevaluations (subjective measurements) on the same learning attainment targets is an interest issue for …

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  • 原著 体脂肪量と上腕の皮下脂肪厚および周径に関する研究

    岸川 由紀, 宮原 洋八, 小松 洋平, Kishikawa Yuki, Miyabara Hiroya, Komatsu Youhei 西九州リハビリテーション研究 14 29-32, 2022-01

    〔目的〕周径には筋,脂肪層,骨などの多くの軟部組織が存在している.本研究では,脂肪層に着目して体脂肪と上腕周径および皮下脂肪厚との関係性について検討した. 〔対象〕大学生の男女34名(男性19名,女性15名,平均年齢20.7±0.5歳)とした.〔方法〕上腕周径には周囲測定テープを使用し,皮下脂肪厚測定には,生体電気インピーダンス法とキャリパー法を用いた.その他,体組成として体脂肪量と筋肉量を測定…

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  • 原著 要介護高齢者が使用する歩行補助具の種類を識別する身体機能

    釜﨑 大志郎, 大田尾 浩, 八谷 瑞紀, 北島 貴大, 中村 正造, 手塚 善貴, Kamasaki Taishiro, Otao Hiroshi, Hachiya Mizuki, Kitajima Takahiro, Nakamura Shouzou, Tetsuka Yoshitaka 西九州リハビリテーション研究 14 15-19, 2022-01

    [目的]要介護高齢者が使用する歩行補助具の種類を識別する身体機能を検討した. [方法]対象は,要介護高齢者763名とした.独歩群,杖群,歩行器群に分けて,各測定項目を Kruskal-Wallis 検定で比較した.次に,歩行補助具の種類を識別する身体機能を多項目ロジスティック回帰分析から検討し,選択された身体機能のカットオフ値を求めた. …

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  • 原著 地域在住高齢者の抑うつ傾向に関する年代別の比較

    真鳥 伸也, 小田 弘海, 兼田 絵美, 平原 遥香, Matori Shinya, Oda Hiroum, Kaneda Emi, Hirabaru Haruka 西九州リハビリテーション研究 14 21-27, 2022-01

    目的:地域在住高齢者を対象に,年代ごとに抑うつ傾向と生活機能の関連について調査し,高齢者の介護予防に向けた支援を明らかにすることを目的とした.方法:対象者は,65歳から84歳までの地域在住高齢者437名であった.解析方法は年代別と抑うつ傾向の有無より2群に分け各測定値を比較した.また,GDS の得点を従属変数として重回帰分析を行い各測定値との関連を検討した.結果:抑うつ傾向と生活機能を比較した結…

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  • ナノマテリアルと粒子の肺毒性

    市原 学, Radwa SEHSAH, Sandra VRANIC, Walaa ABDELNABY, Alzahraa FERGANY, 宗 才, 渡邊 英里, 佐藤 春恵, 山崎 京香, Sonja BOLAND, Lang TRAN, 市原 佐保子 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), S5-3-, 2022

    <p>Hazard assessment for manufactured nanomaterials: Along with the development of nanotechnology, variety of nanomaterials have been designed and manufactured. However, the hazard of nanomaterials …

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  • 南米出血熱ウイルスとその感染予防・治療法の最前線

    李 明恩, 駒 貴明, 岩崎 正治, 浦田 秀造 ウイルス 72 (1), 7-18, 2022

    南米出血熱とは南米大陸におけるアレナウイルス科マーマアレナウイルス属のウイルスによる出血熱の総称である.南米出血熱には1. フニンウイルス感染によるアルゼンチン出血熱,2. サビアウイルス感染によるブラジル出血熱,3. ガナリトウイルス感染によるベネズエラ出血熱,4. マチュポウイルス感染によるボリビア出血熱,そして5. …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献91件

  • 原著 大学生における肩こりと電子機器使用時間が頚部再配置機能に及ぼす影響

    山下 裕, 西 美奈, 渡島 奈緒, 古後 晴基, Yamashita Yuh, Nishi Mina, Watashima Nao, Kogo Haruki 西九州リハビリテーション研究 14 33-37, 2022-01

    [目的]本研究は肩こりおよび電子機器使用時間が頚部位置覚に及ぼす影響を明らかにすることである.[方法]健常学生33名を対象とし,肩こりの有無,および電子機器使用時間を調査した.頚部位置覚は Relocation Test を用いて評価し,各運動課題(屈曲,伸展,左右回旋,左右側屈)における Joint Position Sense …

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  • 原著 要支援者と健常高齢者における運動,認知機能の比較

    宮原 洋八, 内之浦 真士, 岸川 由紀, 山口 裕嗣, 小松 洋平, 藤原 和彦, 西村 誠次郎, 柴田 真一, 柴田 元, Miyabara Hiroya, Uchinoura Makoto, Kishikawa Yuki, Yamaguchi Yuji, Komatsu Youhei, Fujiwara Kazuhiko, Nishimura Seijiro, Shibata Shinichi, Shibata Hajime 西九州リハビリテーション研究 14 11-14, 2022-01

    [目的]要支援者と健常高齢者における運動,認知機能を比較検討することである. [方法]通所サービス利用者36人,健常高齢者22人を対象に年齢,体格,血圧,教育歴,現病歴,握力,膝伸展力,歩行速度,MMSE,主観的健康感を測定し要支援者と健常高齢者における運動,認知機能を比較検討した. [結果]MMSE は27点以上,主観的健康感では3点以上の割合が要支援者より健常高齢者が有意に大きかった. …

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  • 掲載推薦卒業論文 一般人が持つ精神障害者に対するスティグマ

    北村 愛結美, Kitamura Ayumi 西九州リハビリテーション研究 14 45-48, 2022-01

    本研究の目的は,一般人の世代間で「障害者に対するスティグマ」の意識の差を比較することである。方法は,一般の人たちが持つ精神障害者に対するスティグマを「精神障害者に対する社会的距離」と「精神障害に対するイメージ」という面から質問紙調査を行ない,若者世代(10歳代~20歳代)9名と高齢者世代(60歳以上)9名の2群での比較検討を行った。その結果,精神障害者に対する社会的距離尺度(Social …

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  • 掲載推薦卒業論文 高齢者の歩行速度とバランス能力,筋力,年齢の関係

    坂田 凱, 執行 大樹, 永森 健大, 吉野 開人, 八谷 瑞紀, 釜﨑 大志郎, 北島 貴大, 中村 正造, 大田尾 浩, Sakata Kai, Sigyo Daiki, Nagamori Kenta, Yoshino Kaito, Hachiya Mizuki, Kamasaki Taishiro, Kitajima Takahiro, Nakamura Shouzou, Otao Hiroshi 西九州リハビリテーション研究 14 39-43, 2022-01

    [目的]年齢や筋力,バランス能力が高齢者の歩行速度にどの程度寄与するかを検証した.[対象]高齢者1,339名(平均年齢78±7歳)とした.[方法]測定項目は,年齢,歩行速度,握力合計,膝伸展筋力比,片足立ち合計とした.歩行速度と各測定項目との関連は相関係数および曲線回帰分析で検討した.次に,歩行速度を従属変数とした重回帰分析を実施し,歩行速度に及ぼす影響度を比較した.[結果]歩行速度と相関が強い…

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  • 耐水耐熱変位計による電着槽および乾燥炉内での車体変形の実測とCAE との比較

    樫山 武士, 大堀 敏郎, 塩原 学, 村野 義行, 松本 拓哉 自動車技術会論文集 53 (4), 821-826, 2022

    塗装中の水圧や熱による車体の変形に対しCAEによる予測や対策が進められているが、予測精度の検証には工程中での変形測定が必要である。そこで、耐水・耐熱の変位測定装置を製作し、槽内や電着乾燥炉内での車体外板の変位を測定した。また、乾燥炉内での熱変形について実測とCAEの結果を比較しその妥当性を検証した。

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  • 高温・高湿―冷凍サイクルによるAl/CFRP接着接合体の電気化学インピーダンススペクトルの変化

    堀江 俊男, 北原 学 Zairyo‐to‐Kankyo 70 (11), 365-369, 2021-11-10

    <p>自動車の軽量化は,CO<sub>2</sub>排出量の低減に有効である.そこで,軽量化材料を接着剤で接合した部品が多用されると予想される.そのキー材料である接着接合体の,寒冷地のような腐食環境における劣化評価は,引張試験などの破壊解析に頼っている.そこで,我々はAl/CFRP接着体劣化の非破壊検出を試みている.本報告では電気化学インピーダンス法により,腐食試験における電気特性変化の検知を試…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献10件

  • 奥付

    原学園西九州大学短期大学部紀要 = Journal of Nishikyusyu university junior colledge (51) 2021-03-25

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  • 表紙

    原学園西九州大学短期大学部紀要 = Journal of Nishikyusyu university junior colledge (51) 2021-03-25

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  • シグナル増幅センシング: アロステリズム機構が働く化学センサの構築

    中舍 琴恵, 福原 学 分析化学 70 (3), 93-100, 2021-03-05

    <p>既存の化学センサの基本概念である鍵と鍵穴モデルに則ると,化学センサの認識部位が分析検体の構造に合致する必要がある.しかしながら,生体内での検出に目を向けると,検体及び化学センサが様々なコンフォメーションを有し,予想もできない溶媒和殻が形成される.この結果として,低感度・低選択性を付することが多々ある.このような従来法と相補的な代替戦略として,著者らは「超分子アロステリックシグナル増幅センシ…

    DOI Web Site Web Site

  • 通信ネットワークにおける盗聴技術を題材としたアクティブラーニングシナリオ

    干川, 尚人, 井手尾, 光臣, 石原, 学 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 367-368, 2021-03-04

    近年,ネットワークサービスを支える人材の供給不足が深刻化しており,教育機関ではその質の高い人材育成を行う仕組みを整えることが重要な課題である.しかし,そこで求められるセキュリティスキルはネットワーク,コンピュータなどの多数の技術分野の理解が必要なため,机上学習だけでは質の高い教育は難しい.本研究では通信盗聴を題材に学習者がネットワークシステムを直接操作し,能動的に知識習得を行う,いわゆるアクティ…

    情報処理学会

  • Fe<sub>3</sub>O<sub>4</sub>-PEG-PLGAの経気道曝露による野生型およびNrf2欠損マウスの肺への影響の評価

    佐藤 春恵, 宗 才, Stéphanie DEVINEAU, Claire MCCORD, 市原 佐保子, Oliver BROOKES, Frederick Adams EKUBAN, 伊東 健, 山本 雅之, Sonja BOLAND, Armelle BAEZA-SQUIBAN, 市原 学 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-32S-, 2021

    <p> 近年、様々なバイオナノマテリアルが開発され、ナノ医療や多くの産業分野に応用されている。Fe<sub>3</sub>O<sub>4</sub>-PEG-PLGAナノ粒子はがん温熱治療への利用が期待されているが、安全性は評価されていない。本研究はFe<sub>3</sub>O<sub>4</sub>-PEG-PLGA曝露による肺への影響を評価することを目的とする。</p><p>方法:C57B…

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  • 腟底部発現変動遺伝子を用いたRT-LAMP法および機械学習によるウシ簡易迅速妊娠判定モデルの検討

    國井 宏樹, 窪 友瑛, 浅岡 那月, 嶋崎 知哉, 唄 花子, 川原 学, 高橋 昌志 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), P-98-P-98, 2021

    <p>【目的】我々は,簡便かつ非侵襲的に採取可能な腟底部粘膜組織(Vaginal mucus; VM)において,授精後17日(D17)-D18で妊娠特異的に<i>ISG15</i>,<i>IFIT1</i>発現が増加し,<i>MUC16</i>発現が低下することを見出した。そこで,これらの遺伝子発現レベルを指標として,RT-LAMP法と機械学習の応用により簡易迅速な早期妊娠判定モデルの作成を検討…

    DOI

  • ウシ受精卵の割球再構築による性判別技術を加えた一卵性双子の生産方法の検討

    加川 真二朗, 齋藤 隼, 川原 学 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), P-94-P-94, 2021

    <p>【目的】ウシの一卵性双子は,精度の高い飼養試験や能力検定などに有用であり,既に切断分割法や割球分離法といった一卵性双子の生産技術が確立されている。これに加えて雌雄判別技術まで行うことが可能となれば,より計画的に双子生産を行うことが可能となるが,切断分割による3分割法では高い技術が要求されることから,より安定的な技術の開発が必要である。そこで本研究では,体外受精系の桑実期受精卵の割球を一度分…

    DOI

  • 過程分離手続きによる自動的共感の抽出

    市原 学 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PM-010-PM-010, 2021

    <p>情動プライミング課題など潜在測定は意識による反応制御が困難なため,人の非意図的,自動的な感情や認知,態度を測定するのに適しているとされてきた。しかしレビュー論文やメタ分析によると,顕在測定(質問紙)に比べて信頼性が低いこと,予測されるべき行動指標との相関が高くないことなどから潜在測定の妥当性については疑義が投げかけられていた。この点について,Sherman et …

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  • 物理学実験「太陽風データの解析」の成果報告

    池田 昭大, 野澤 宏大, 篠原 学, 鎌田 清孝, 古川 翔太 工学教育 69 (2), 2_38-2_43, 2021

    Data Science becomes increasingly important. Accordingly, background knowledge of computer programming is required. We therefore introduced a new experiment named “Analysis of Solar Wind Data” in …

    DOI Web Site 参考文献1件

  • ウシ子宮内膜上皮細胞における暑熱負荷培養時の酸化ストレス応答経路の検証

    唄 花子, 國井 宏樹, 川原 学, 高橋 昌志 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), P-56-P-56, 2021

    <p>【目的】暑熱ストレスは,ウシの卵巣機能や胚発生などに影響を与え,繁殖性を低下させることが知られるが,母体子宮に対する影響については知見が少ない。我々は以前,ウシ子宮内膜上皮細胞において,暑熱負荷培養により酸化ストレスが誘導されることを報告している(第112回日本繁殖生物学会大会)。一方,誘導される酸化ストレスへの応答について詳細は不明である。本研究では,暑熱負荷培養時に誘導される酸化ストレ…

    DOI

  • 後期高齢救急搬送傷病者の背景と転帰 −地域包括ケア病棟サブアキュート傷病者モデルとしての検証

    中山 大, 中山 文枝, 佐々木 聡子, 大和田 泉, 藤原 学, 渡邉 聡子, 石井 敦 日本病院総合診療医学会雑誌 16 (6), 399-405, 2020-11-30

    地域包括ケア病棟は介護を要する高齢傷病者の受け入れが重要な役割の一つであるが,その予後や転帰に関する情報は少ない。本研究では臨床モデルとして平成 29 年 1 月 1 日より 6 月 30 日までに救急搬送され入院した 75 歳以上の傷病者を抽出し,主病名,入院後の転帰等に関して調査を行った。観察期間中に 257 例の後期 高齢者傷病者が救急搬送され,125 …

    DOI Web Site 医中誌

  • 高圧分光分析法: 機能性分子・超分子への適用

    水野 裕彬, 福原 学 分析化学 69 (10.11), 607-617, 2020-10-05

    <p>高圧分光分析法は,等方的な静水圧等による加圧により摂動を受けた原子・分子の分光学的測定法である.溶液の静水圧効果に限っていえば1960年代頃から報告されてきてはいるが,進展著しい近年の機能性分子類の圧力効果についてはまだまだ未開拓であろう.特に,超分子系では体積変化(Δ<i>V</i>)が大きいことが容易に予想できるため,加圧によってこれまでにない物性を引き出せると考えられる.このような考…

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 訪問診療高齢患者における事前予測死亡原因と最終死亡時状況の検討

    中山 大, 中山 文枝, 佐々木 聡子, 大和田 泉, 藤原 学, 渡邉 聡子, 石井 敦 日本病院総合診療医学会雑誌 16 (5), 354-359, 2020-09-30

    超高齢社会を迎え,在宅療養高齢者は増加している。これらの症例の多くは認知症を含む複合疾病の進行期であり,今後居宅での看取りは増加するものと想定される。しかし全ての症例において生前に死亡原因を予測することは困難であり,急変または死亡病名確定のための救急搬送も実際に行われている。我々は死亡した訪問診療高齢者の事前予測死亡原因と最終死亡時状況と死亡前 3 か月前の有害事象発生頻度を検討した。32 …

    DOI Web Site 医中誌

  • AST活動による外科感染症診療の変化

    山田 康一, 桑原 学, 掛屋 弘 日本外科感染症学会雑誌 17 (4), 172-177, 2020-08-31

    <p>当院ではASPとして「早期モニタリングとフィードバック」と「条件付き届出制」を採用している。今回外科感染症診療への有効性を菌血症全体と外科感染症の原因菌として頻度が高いBacteroidesを対象に評価を行った。その結果血液培養2セット率は上昇し,菌血症の院内死亡率は有意に改善した(34.9%→23.1%:P=0.04)。Bacteroides菌血症においてはAST活動により,経験的治療に…

    DOI 医中誌

  • 原著 認知症ケア研修会参加者のメンタルヘルスに関する職種別の比較

    松尾 涼太, 兼田 絵美, 伊藤 恵美, 真鳥 伸也, 仙波 梨沙, 井上 忠俊, 上城 憲司, Matsuo Ryota, Kaneda Emi, Itou Megumi, Matori Shinya, Senba Risa, Inoue Tadatoshi, Kamijo Kenji 西九州リハビリテーション研究 13 27-31, 2020-06

    本研究では,認知症のケアやリハビリテーション(以下,リハ)に従事する保健医療福祉専門職を対象に精神健康度(GHQ),燃え尽き度(MBI),疲労度のメンタルヘルスに関する調査を行い,職種別の違いを明らかにすることを目的とした。リハ職(148名), 介護職(140名),相談職(82名),看護職(74名)の4職種について各測定値を比較した結果,すべての項目において介護職のメンタルヘルスが低い傾向であっ…

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 原著 地域在住高齢者における最大歩行速度と身体組成,運動機能,精神機能との関連

    宮原 洋八, 八谷 瑞紀, 岸川 由紀, 久保 温子, 大田尾 浩, Miyabara Hiroya, Hachiya Mizuki, Kishikawa Yuki, Kubo Atsuko, Otao Hiroshi 西九州リハビリテーション研究 13 33-37, 2020-06

    [目的]高齢者の最大歩行速度と身体組成,運動機能,精神機能との関連を検討すること。[方法]地域在住の高齢者男性23人,女性86人を対象に四肢骨格筋量,体脂肪率,骨密度,握力,長座体前屈,開眼片足立ち,CS30,TUG,最大歩行速度,下肢伸展筋力, TMT-A,MMSE,GDSS,FRIを測定し最大歩行速度と身体組成,運動機能,精神機能との関連を検討した。[結果]最大歩行速度と測定項目間の相関で有…

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 原著 回想法のコミュニケーション技法を用いた教育的支援の有効性

    伊藤 恵美, 仙波 梨沙, 兼田 絵美, 松谷 信也, 上城 憲司, Ito Megumi, Senba Risa, Kaneda Emi, Matsutani Shinya, Kamijo Kenji 西九州リハビリテーション研究 13 15-19, 2020-06

    本研究では回想法に着目しコミュニケーション技法を用いた教育的支援を作業療法学専攻学生(以下,OTS)に対して行うことで,重度認知症患者デイケア(以下,デイケア)利用者に対する語りかけの量と質がどのように変化するかについて検討することを目的とした。方法は,①デイケア利用者の情報を与えない自由に会話する面談,②回想法に関するビデオの鑑賞,③OTSが求める情報を与え,①と同じ利用者と再面談,④面談終了…

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 原著 地域在住の女性に対する尿失禁に関する調査の報告

    坂本 飛鳥, 八谷 瑞紀, 久保 温子, 大川 裕行, 溝田 勝彦, 大田尾 浩, 田中 真一, Sakamoto Asuka, Hachiya Mizuki, Kubo Atsuko, Ookawa Hiroyuki, Mizota Katsuhiko, Otao Hiroshi, Tanaka Shinichi 西九州リハビリテーション研究 13 21-26, 2020-06

    目的:本研究は地域在住の女性の尿失禁についてアンケート調査を行い,尿失禁と筋力,歩行速度,ロコモティブシンドロームとの関連性について検討した。方法:女性24名を対象に尿失禁に関するアンケート調査を行った。アンケート調査の結果と体力測定項目(握力,大腿四頭筋筋力,5m最速歩行時間,ロコモ25)との関連についてt検定,Peasonの相関係数を用いて分析した。結果:尿失禁の罹患率は50%(24名中12…

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • サービス拒否攻撃演習システムの実装とそのアクティブラーニングシナリオによるセキュリティ技術教育

    干川 尚人, 小林 康浩, 石原 学, 白木 厚司, 下馬場 朋禄, 伊藤 智義 J103-B (4), 180-183, 2020-04-01

    社会からセキュリティ対応人材が強く求められており,実務・教育問わず各種試験を通して技術者のスキル養成や人材レベルの可視化が図られている.この対象者は現場経験のない机上の学習者も多いが,実際の攻撃事例や防御対策事例に触れる機会がない場合,その内容の理解に実感が伴いにくい.しかし,高価なサーバシステムや多数の端末を配備した演習システムを構築することも容易ではない.そこで,筆者らは机上学習の効果を高め…

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  • X線光電子分光法および軟X線吸収分光法による<i>L</i>-酒石酸ナトリウムおよび関連化合物の化学状態分析

    伊藤 佑弥, 中村 亮太, 藤原 学, 原田 忠夫, 大澤 力, 吉田 圭吾, 飛田 有輝, 村松 康司 X線分析の進歩 51 (0), 157-168, 2020-03-31

    <p>プロキラルであるアセト酢酸メチルの不斉還元合成の際に,鏡像体の一方のみを効率的に生成する触媒の不斉修飾材として用いられる<i>L</i>-酒石酸ナトリウムのNa(1<i>s</i>,2<i>s</i>,2<i>p</i>)電子に関わるX線光電子(Na(1<i>s</i>,2<i>s</i>,2<i>p</i>)XPS)スペクトルをそれぞれ測定した.また,その関連化合物として,種々のナトリウ…

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  • 気管支鏡検査を契機に眼窩周囲に紫斑性変化をきたしたアミロイドーシスの1例

    谷 恵利子, 櫻井 佑輔, 岩井 亜美, 平位 佳歩, 佐藤 一郎, 木下 有加, 桑原 学, 篠木 聖徳, 江口 陽介, 南 謙一 気管支学 42 (2), 164-169, 2020-03-25

    <p><b>背景.</b>アミロイドーシスは,アミロイド蛋白が全身の臓器の細胞外に沈着する疾患であり,様々な機能障害を起こす.皮下出血も症候の1つであるが,気管支鏡検査を契機に眼窩周囲に紫斑をきたした症例を報告する.<b>症例.</b>78歳,女性.人間ドックのCT検査にて縦隔,腋窩,鎖骨上窩リンパ節腫大を認め当院紹介受診となった.縦隔リンパ節腫大の精査目的に超音波気管支鏡下経気管支リンパ節穿刺…

    DOI 医中誌

  • 紀要

    原学園西九州大学短期大学部紀要 = Journal of Nishikyushu University junior college (50) 2020-03-25

    機関リポジトリ

  • アンモニア性窒素及び塩素剤を含む下水処理場放流水の全窒素濃度分析法に関する検討

    柏原 学, 秦 弘一郎, 松木 昌也, 古賀 敬興, 古閑 豊和, 平川 周作, 黒川 陽一, 宮脇 崇, 志水 信弘, 松本 源生, 石橋 融子, 山西 博幸 水環境学会誌 43 (2), 35-41, 2020

    <p>アンモニア性窒素 (NH<sub>4</sub>-N) を多く含み塩素消毒された下水処理場放流水において, 水質汚濁防止法に定める方法で全窒素 (T-N) 濃度を測定したところ, T-N濃度が溶存無機性窒素濃度を下回る現象が発生した。その原因として, アルカリ性条件下で試料中のクロラミン類の一部が, 窒素ガスまたは亜酸化窒素ガスへ変化したことにより, …

    DOI Web Site Web Site 参考文献3件

  • アルカリ性条件下1,2-ジクロロプロパンはヒト胆管細胞にγH2AXを誘導する

    木村 優介, 宗 才, 大迫 誠一郎, 市原 学 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), P-58S-, 2020

    <p>【目的】1,2-ジクロロプロパン(DCP)はオフセット校正印刷工場の労働者で多発した職業性胆管がんの原因物質とされているハロゲン化アルキルであり、国際がん研究機関の発がんグループにおいてもグループ1(ヒトに対する発がん性がある)とされている。職業性胆管がん症例から得た標本の組織病理学的研究ではDNA障害の指標となるγH2AXタンパク発現が浸潤がんや前がん病変に高率にみられることが報告されて…

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  • 妊娠ウシ子宮頸管におけるISGs発現誘導へのIFNTの直接関与

    國井 宏樹, 窪 友瑛, 浅岡 那月, 嶋崎 知哉, 古山 敬祐, 木村 康二, 唄 花子, 川原 学, 高橋 昌志 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-65-P-65, 2020

    <p>【目的】ウシの着床過程では,授精後18日前後をピークとして,胚の栄養外胚葉からインターフェロン・タウ(IFNT)が分泌される。IFNTは母体の子宮内膜に作用し,JAK-STAT経路を介してIFN誘導性遺伝子(ISGs)の発現を誘導する。我々はこれまでに,子宮外組織である子宮頸部粘膜組織(CMM)においても妊娠特異的なISGsの高発現を見出した。しかし,IFNTの存在が直接的に示されているの…

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  • ムンプス抗体陽性率低下の要因研究

    和泉 恵子, 中込 裕美, 守屋 圭子, 篠原 学, 髙山 一郎, 武田 正之 CAMPUS HEALTH 57 (2), 89-94, 2020

    2008年から2018年に山梨大学医学部に入学した18才の学生を対象に,ムンプス抗体陽性率低下要因を検討した。入学時に抗体検査(EIA法)を実施し,かつ予防接種問診票のムンプスワクチン接種歴および罹罹歴の有無が明記してある851名を対象とした。ワクチン接種率,罹患率,抗体陽性率,抗体価中央値,ワクチン歴・罹患歴別の抗体陽性率と抗体価中央値について出生年度毎に推移を示した。抗体陽性率は78.9%(…

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  • オンライン会議による工学系モノづくり講座

    坂本 知也, 加藤 樹, 梶村 好宏, 中谷 淳, 北村 健太郎, 篠原 学, 上田 真也, 高田 拓 工学教育 68 (2), 2_54-2_59, 2020

    We report on a practical example of an online engineering-related manufacturing course: a production course for CanSat, an extremely small satellite model. Conducting online manufacturing courses is …

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 物語生成システムへの蘊蓄生成機構の導入

    福田 和維, 小野 淳平, 小方 孝 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 3D1OS22a03-3D1OS22a03, 2020

    <p>筆者らは,物語のストーリー・深層の修辞的構造(物語言説)・表層的な表現を生成する,「統合物語生成システム」の開発を進めて来た.本研究では,この統合物語生成システムを用いて,「蘊蓄」―特定の対象や主題に関する詳細(で過剰)な知識内容―を生成する機構を提案する.具体的には,統合物語生成システムの主に名詞概念辞書中に,Wikipediaその他から個々の名詞概念に関する自動獲得された属性概念を格納…

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  • ウシ子宮頸管粘膜組織における妊娠時発現低下遺伝子の検出

    嶋崎 知哉, 窪 友瑛, 國井 宏樹, 古山 敬祐, 浜口 悠, 浅岡 那月, 唄 花子, 川原 学, 小川 英彦, 高橋 昌志 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-66-P-66, 2020

    <p>【目的】反芻動物では着床前の受胎産物がインターフェロン・タウ(IFNT)を分泌し,子宮内膜でIFN誘導性遺伝子群(ISGs)を誘導する。我々は,これまでに<i>ISG15</i>などの代表的ISGsが子宮頸管粘膜組織においても妊娠18日に子宮内膜での発現に匹敵する発現増加を示すことを明らかにした。子宮頸管粘膜(CMF)のサンプリングは簡便かつ生体に対して低侵襲的であるため,この知見を基に人…

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  • Ahr欠損マウスにおける炎症性腸疾患と網羅的エピゲノム解析

    大迫 誠一郎, 鈴木 壮登, 矢田 健太郎, 上羽 悟史, 陳 旻岑, 荻原 春, 松島 綱治, 市原 学 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), O-11-, 2020

    <p>【目的】AhrKOマウスでは、肝線維化、妊孕性低下、免疫系異常などのフェノタイプが報告されている。一方、Ahrの内因性リガンドはトリプトファン代謝物であるFICZや腸内フローラで生成されるITEなどであり、Ahrはこれらリガンドと関連してTh17/Treg分化を制御し、自己免疫疾患に関係していることが明らかにされている。本研究ではAhrKOマウスで観察されたIBD様疾患と肝臓のエピゲノムを…

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  • 夏季および冬季におけるウシ子宮内膜組織の遺伝子発現の検証

    唄 花子, 三谷 朋弘, 川原 学, 高橋 昌志 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-70-P-70, 2020

    <p>【目的】夏季の暑熱ストレスは,家畜の繁殖性に悪影響を及ぼす。暑熱ストレスにより,ウシの卵巣機能,卵子や胚発生などに異常をきたし,人工授精後の受胎率は低下することが報告されている。また近年,北海道という比較的冷涼な地域においても夏季の受胎率低下が報告されており,温暖化の影響は深刻化していることが懸念される。一方,母体子宮組織は胚受容に必須であるが,暑熱ストレスが母体子宮組織に及ぼす影響は知見…

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  • 歌舞伎舞踊『京鹿子娘道成寺』の舞台上演構造の分析

    河合 珠空, 小野 淳平, 小方 孝 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 3D1OS22a04-3D1OS22a04, 2020

    <p>歌舞伎舞踊『京鹿子娘道成寺』は,道成寺伝説の一種の後日譚でありながら,もともとの伝説を越えた独自の内容を持った作品として,古くから多くの優れた女形によって上演されて来た.本研究では,渡辺保による『京鹿子娘道成寺』の分析を参考に,人物・背景(舞台装置)・音楽(楽器,演奏者,ジャンル)・詞章と台詞,さらに場面ごとの核心的な精神的主題などを主な構成要素とする,その「舞台上演構造」の詳細な分析を試…

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  • アクリルアミド曝露によるバイオアミン神経変性におけるミクログリアの役割

    佐藤 春恵, 宗 才, 岩間 聖, Benoit SCHNEIDER, 漆谷 真, 市原 学 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), P-29E-, 2020

    <p>【目的】アクリルアミド(ACR)は主にポリアクリルアミドの原料として広く用いられる環境中親電子物質である。ACRがヒトや実験動物に与える影響として神経毒性が報告されているが、詳細なメカニズムは明らかになっていない。当研究室での先行研究ではACR曝露によりラット脳でノルアドレナリン神経の軸索変性が引き起こされることが明らかになっている。本研究ではACR曝露により誘導されるバイオアミン作動性神…

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  • 角度分解光電子分光法におけるAIを用いた軌道トモグラフィーの開発

    野崎 美沙, 羽生田 聖人, 平山 瑠海子, 萩原 学, 二木 かおり 日本表面真空学会学術講演会要旨集 2020 (0), 163-, 2020

    <p>近年、光電子分光や高次高調波分光の分野では、測定によって得られた結果から、分子軌道を可視化する分子軌道トモグラフィーの技術が注目されている。現状、光電子分光における分子軌道トモグラフィーは、終状態平面波近似のもとで行われるが、ニューラルネットワークを活用することで、散乱の効果を考慮した分子軌道トモグラフィーの開発について報告する。</p>

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  • 高温高湿-冷凍サイクルによる塗装鋼板の電気化学インピーダンススペクトルの変化

    堀江 俊男, 北原 学 Zairyo‐to‐Kankyo 68 (7), 182-186, 2019-07-10

    <p>自動車の外板に用いられる電着塗装鋼板の腐食は,自動車の外観を損なうため大きな問題となる.自動車外板は様々な大気環境に曝されるため,環境因子(温度,湿度,付着塩種など)が腐食寿命に及ぼす影響を把握することは設計上重要である.電着塗装鋼板の耐食性能を短時間で判断するために,EISを用いた塗膜劣化評価を検討した.その結果,塗膜厚さ,付着塩種,冷凍過程の有無が防食性能の劣化に関与している可能性が見…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献2件

  • ブナ葉ぶくれ線虫、<i>Litylenchus crenatae</i> の分類学的所属

    神崎 菜摘, 市原 優, 相川 拓也, 浴野 泰甫, 升屋 勇人 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 199-, 2019-05-27

    ...<i>L. cranatae</i> に関しては、今後、生態的特性、感染環の解明、病原学的研究が必要である。また、近年、北米北部のアメリカ産ブナ属樹種において、<i>L. cranatae</i> と近縁、もしくは同種であると考えられる、<i>Litylenchus</i> 属線虫によるゴール症状が拡大しており、本種との異同、それぞれの宿主範囲の検討などが必要である。</p>...

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  • 原著 認知症ケア研修会に参加した保健医療福祉従事者のメンタルヘルスの調査

    兼田 絵美, 仙波 梨沙, 伊藤 恵美, 中島 龍彦, 上城 憲司, Kaneda Emi, Senba Risa, Itou Megumi, Nakashima Tatsuhiko, Kamijo Kenji 西九州リハビリテーション研究 12 13-18, 2019-05

    本研究では,認知症ケア研修会に参加した保健医療福祉従事者を対象にメンタルヘルスに関する調査を行い,職種別に比較することで看護職の特徴を明らかにすることを目的とした。研究協力の同意が得られた273名を対象者とし,看護師,介護職,作業療法士の3群に分けアンケート結果を比較検討した。その結果,看護師の悩みは,家族支援,BPSD対応,多職種連携の順で多かったが,他職種との有意な差はなかった。次に,看護師…

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

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