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検索結果 249 件

  • スギ (<i>Cryptomeria japonica</i> D. Don) の全ゲノム配列の決定

    藤野 健, 山口 勝司, 横山 稔之, 濵中 俊哉, 原薗 陛正, 鎌田 寛彬, 小林 航, 伊原 徳子, 内山 憲太郎, 松本 麻子, 伊津野 彩子, 津村 義彦, 豊田 敦, 重信 秀治, 森口 喜成, 上野 真義, 笠原 雅弘 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 371-, 2023-05-30

    ...Don) はゲノムサイズが約 11 Gbp と巨大であり、ゲノム中に占める反復配列の割合も多いことから長らくゲノム配列の決定が困難であった。我々は 3 度の自殖を経たスギの 1 個体(国東3 S3-3)から抽出した長鎖 DNA をもとに PacBio HiFi ライブラリを作成し <i>de novo</i> アセンブリすることで合計 9.1 Gbp から成る 2,651 個のコンティグを得た。...

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  • 山形県における結核菌ゲノム解析を用いた結核分子疫学調査

    瀬戸 順次, 和田 崇之, 村瀬 良朗, 三瓶 美香, 下村 佳子, 細谷 真紀子, 水田 克巳, 御手洗 聡, 阿彦 忠之 感染症学雑誌 97 (1), 6-17, 2023-01-20

    ...</p><p>方法:2009~2020年の山形県における反復配列多型(VNTR)分析に基づいた網羅的な結核分子疫学調査結果により見出されたクラスターのうち,2020年の結核患者8人を含む8クラスター(19人)を対象に結核菌ゲノム比較を実施し,保健所の実地疫学調査結果と併せて評価した....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献24件

  • 遺伝子型に基づく鼻副鼻腔疾患の治療戦略

    木戸口 正典 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 125 (11), 1538-1541, 2022-11-20

    ...鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎や好酸球性副鼻腔炎において, 鼻腔における一酸化窒素の主な合成酵素である誘導型 NOS(inducible Nitric Oxide Synthase, iNOS: 遺伝子名 <i>NOS2</i>) に注目し分析したところ, <i>NOS2</i> プロモーター領域における反復配列の反復回数が少ないほど鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎や好酸球性副鼻腔炎の術後再発を来しやすいことを確認した...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献20件

  • 同所的に生育するブナとイヌブナの葉形質とマイクロサテライト変異

    鈴木 春音, James R.P. Worth, 戸丸 信弘 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 381-, 2022-05-30

    <p>異なる2種間における葉緑体DNAハプロタイプの共有は、祖先多型による不完全な系統仕分け、あるいは過去または現在の種間交雑という2つの仮説によって説明されてきた。垂直的にはブナより低い標高にイヌブナが分布するが、境界付近では同所的に分布する。茶臼山自然園アテビ平小鳥の森(長野県下伊那郡売木村)にはブナとイヌブナが同所的に分布し、葉緑体DNAハプロタイプを共有していることがわかっている。本研究…

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  • ネグレリアフォーレリのミトコンドリアDNAの解析

    伊藤 新太, 藤原 歩, 安川 洋生 日本科学教育学会研究会研究報告 35 (2), 39-42, 2020-12-12

    ...ネグレリアフォーレリ;ヒトの脳に侵入することがある病原性アメーバ)のmtDNA(ミトコンドリアDNA;本生物種の場合,約50000塩基の環状DNA)の塩基配列のうち3件について,汎用のワープロソフトとネット上のフリーソフトで解析した.その結果,これらのmtDNAのAT含量は74.8%であり,相互によく似ていることが分かった.また,約400塩基のほぼ同じ配列が2回反復している領域が在ることが分かった.同様の反復配列...

    DOI 機関リポジトリ

  • 大腸がんにおけるEMAST(Elevated Microsatellite Alterations at Selected Tetranucleotide repeats)の特徴と臨床的意義

    竹下 美保, 浦川 優作, 菅原 宏美, 二川 摩周, 兼田 宗英, 冨田 尚裕, 田村 和朗 松江市立病院医学雑誌 24 (1), 18-25, 2020

    ...近年,大腸がんにおけるミスマッチ修復遺伝子異常に起因するマイクロサテライト不安定性(MSI)の発がん経路が注目されている.わが国のMSI検査は主に1塩基から2塩基の反復マーカーが使用されいるが,複製エラーは1塩基から2塩基反復配列のみならず数塩基の反復配列で生じていることもあり,数塩基配列を検索する新しいバイオマーカーとしてEMASTが注目されるようになってきた.本研究は,大腸がんにおけるEMAST...

    DOI 医中誌

  • シロイヌナズナのトランスポゾンと配列特異的抗抑制系の進化

    角谷 徹仁 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), S7-4-, 2020

    ...<p>植物や脊椎動物のゲノム中には、トランスポゾンなどの反復配列が多く分布し、これらは、さまざまな経路で宿主の表現型に影響する。トランスポゾンの転移は潜在的に有害であるため、その大部分はDNAメチル化などのエピジェネティックな機構で抑制されている。一方、この抑制に対抗してトランスポゾンが増殖する機構については、ほとんどわかっていない。...

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  • 意識消失発作で救急搬送され筋強直性ジストロフィーと診断した1例

    松田 慶士, 千葉 宣孝, 杉田 篤紀, 馬渡 貴之, 水落 美紀, 野村 悠里, 渡邉 和宏, 齋藤 豪, 櫻井 淳, 木下 浩作 日本救急医学会関東地方会雑誌 40 (3), 229-233, 2019-12-31

    ...遺伝学的検査で, ミオトニンプロテインキナーゼ (DMPK) 遺伝子のCTG反復配列を約600リピート認めたため, 筋強直性ジストロフィー1型と確定診断した。筋強直性ジストロフィーは多彩な症状を示し, 場合によっては意識消失し死に至ることもある疾患である。意識消失発作は, 救急診療で多く遭遇するが, 本症例のような比較的稀な疾患が隠れている場合があることも念頭に置くべきと考える。</p>...

    DOI 医中誌

  • 日本産黒トリュフ<i>Tuber himalayense</i>子嚢果の5年半にわたる遺伝的動態

    中村 慎崇, 下野 義人, 岩瀬 剛二, 大藪 崇司, 北出 雄生, 木下 晃彦, 小長谷 啓介, 山中 高史 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 462-, 2019-05-27

    <p><i>Tuber</i>属菌は経済的に重要な子実体(トリュフ)を形成する外生菌根菌だが、日本に生育する本属菌の生態的な知見は未だ乏しい。本研究では日本産黒トリュフの一種であるアジアクロセイヨウショウロ(<i>T. himalayense</i>)の子実体を5年5ヶ月にわたり採集し、これらの標本に基づいて本菌の時間的・空間的な遺伝的動態を調査した。京都府内の発生地に4.0×8.0 …

    DOI

  • ロングリードで挑むスギゲノム配列決定

    藤野 健, 山口 勝司, 鈴木 創, 魏 甫錦, 内山 憲太郎, 小澤 太郎, 尾納 隆大, 伊藤 勇太, 重信 秀治, 笠原 雅弘 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 718-, 2019-05-27

    ...反復配列の問題を解決し、より長いゲノム配列を得るためのいくつかの戦略をシークエンシング技術およびソフトウェアの面から紹介し、スギゲノム配列の決定のための道筋を示したい。</p>...

    DOI

  • マッピングの特性を考慮した次世代シークエンサーを用いた一塩基多型解析の精度向上の試み

    大沢, 勇統, 東, 銀史, 高橋, 篤, 大星, 直樹 第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 937-938, 2018-03-13

    ...しかし, 参照配列との僅かな違いや, ゲノム中の反復配列などの存在によって生じるマッピング結果のエラーは, 一塩基多型の誤検出の原因となる可能性が懸念される. 本研究では, BWA, Bowtie2を使用した一塩基多型解析において誤検出が疑われるもののうち, 遺伝子型のエラーが生じている一塩基多型に着目し, これらのエラーに対する解析精度向上のための指針を検討する....

    情報処理学会

  • ヒト・ラット,マウス卵子のDNAメチローム比較解析

    小林 久人, AMOUR Julie Brind’, ALBERT Julien Richard, 白根 健次郎, 坂下 陽彦, 神尾 明日香, KARIMI Mohammad M, LEFEBVRE Louis, 河野 友宏, LORINCZ Matthew C 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), OR1-26-OR1-26, 2018

    ...特に齧歯類特異的反復配列MT(Mouse Transcript)キメラ型転写物はマウス,ラットのCpGアイランドメチル化確立に強く貢献していることが示唆された。また,雌核発生胚のDNAメチローム解析により,LTRキメラ型転写物に誘導された卵子由来メチル化の多くは,少なくとも胚盤胞期胚まで維持されることが示された。...

    DOI

  • シーケンサーのフラグメント解析を利用した DNAマーカー選抜による複合病虫害抵抗性ダイズ系統の開発

    加藤 信, 佐山 貴司, 髙田 吉丈, 湯本 節三, 石本 政男, 島村 聡, 平田 香里, 菊池 彰夫 農研機構研究報告 東北農業研究センター = Bulletin of the NARO, Agricultural Research for Tohoku Region 119 89-106, 2017-03

    ...本研究では抵抗性遺伝子近傍から複数の単純反復配列(SSR)マーカーセットを選定し、DNAシーケンサーのフラグメント解析により複数マーカーを同時に解析することでマーカー選抜を効率化し、戻し交配により「リュウホウ」及び「おおすず」を反復親として、各々、SCN及びSMV抵抗性を導入した系統「東北173号」、SMV及びSbDV抵抗性を導入した系統「東北174号」等を開発した。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 中国に生息する野生チベットモンキーからの腸管寄生アメーバ<i>Entamoeba nuttalli</i>の分離と遺伝的多型解析

    橘 裕司, GUAN Yue, FENG Meng, CAI Junlong, MIN Xiangyang, ZHOU Xingyu, XU Qing, TAN Ning, CHENG Xunjia 霊長類研究 Supplement 33 (0), 41-41, 2017

    ...更にtRNA関連の反復配列について6つの座位で解析したところ,5つの座位では6株間で完全に一致したが,座位A-LではEM4, EM38, EM50に複数の配列が検出され,多型性が認められた。一方,中国のアカゲザル由来株との比較では,6座位すべてで違いが認められ,これらの多型は地理的分布の違いを反映していた。今後,宿主の移動や拡散,進化と寄生アメーバの多型化との関係を明らかにしたい。</p>...

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  • ヒノキ葉緑体ゲノムの解読とゲノム構造の解明

    岡山 孔平, 田村 美帆, 渡辺 敦史 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 364-, 2017

    ...一般に葉緑体ゲノムは環状構造であり、大きく分けて2つの逆位反復配列(IR)領域・LSC(large single copy)領域・SSC(small single copy)領域の4区画から構成されている。針葉樹の葉緑体ゲノムではIR構造の一部が大きく欠損しているため、ゲノム構造に劇的な変化が生じている。...

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  • 反復DNAの出現・移動・消失でもたらされるゲノムの大きな変化

    古賀 章彦, 平井 啓久 霊長類研究 Supplement 33 (0), 42-42, 2017

    ...Aotidaeが他の科と分岐した後に,セントロメア反復配列の変異型が生じ,これが増幅。本来のセントロメア反復配列は機能を喪失。) [6] オマキザル属のCapA配列(約1500塩基対。Cebus属がSaimirti属などと分岐した後に出現して増幅。染色体の腕の中間部に大きなブロックを形成。)</p>...

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  • <i>Raffaelea quercivora</i>のゲノム解析

    升屋 勇人, 真鍋 理一郎, 大熊 盛也, 遠藤 力也 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 670-, 2017

    ...ゲノム中2.5%が反復配列であった。また、DrugBank databaseに基づき1686個のドラッグターゲットとなる遺伝子を特定した。本成果は基礎知見の拡充のみならず、新たな防除手法開発や、抵抗性育種などにつながると予想される。</p>...

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  • 加齢性の骨格筋萎縮に伴う選択的スプライシング因子muscleblind-like1の変化

    中村 文音, 大野 善隆, 横山 真吾, 江川 達郎, 鈴木 美穂, 鬼村 知子, 伊藤 理香, 後藤 勝正 理学療法学Supplement 2015 (0), 0624-, 2016

    ...このMBNL1はCUG配列を認識することから,CUG反復配列を含む特定の塩基配列が増加すると,それに捕捉されて本来のスプライシング機能を果たせなくなる。DMマウスでは,筋核内へのMBNL1蓄積量が増加することにより,筋タンパク合成低下や分解促進などが惹起され,骨格筋萎縮が発症すると考えられている。しかし,加齢に伴う骨格筋萎縮におけるMBNL1の挙動に関しては不明な点が多い。...

    DOI

  • 性成熟から繁殖期を通じたマウス精子DNAメチル化様式の加齢性変化

    小林 記緒, 岡江 寛明, 樋浦 仁, 千葉 初音, 白形 芳樹, 原 健士朗, 有馬 隆博, 種村 健太郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 109 (0), AW-3-AW-3, 2016

    ...【結果と考察】加齢に伴い,長鎖散在反復配列(LINE)のメチル化レベルは上昇したが,18wと68wのゲノム全体のメチル化レベルに大きな差はなかった。興味深いことに,8wの精子形成関連遺伝子群のプロモーター領域と母性インプリント調節領域において,18wと68wに比べて5–10%の有意に高いメチル化レベルを示した。...

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  • 発生期の神経筋活動遮断時のポリグルタミン毒性について

    安戸, 方邦, 佐藤, 昇 新潟医学会雑誌 129 (12), 719-727, 2015-12

    ...ポリグルタミン(polyQ)病は, 遺伝性の神経変性疾患の一種であり, 各遺伝子中にあるグルタミンをコードするCAG反復配列の伸長によって引き起こされることが知られている. 神経毒性を引き起こす機序については不明な点も多いが, 一部にプログラムされた細胞死と同様の分子メカニズムが作用することが指摘されている....

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • P8-026 皮膚筋炎でフォローされていた球脊髄性筋萎縮症(SBMA)の1例

    壷井 和幸, 吉川 卓宏, 東 幸太, 安部 武生, 荻田 千愛, 横山 雄一, 古川 哲也, 丸岡 桃, 田村 誠朗, 齋藤 篤史, 西岡 亜紀, 関口 昌弘, 東 直人, 北野 将康, 角田 慎一郎, 松井 聖, 佐野 統 日本臨床免疫学会会誌 38 (4), 381b-381b, 2015

    ...PSL)30mg/dayより治療開始となり,シクロスポリン(CyA)追加となったが,症状改善は乏しく,体幹部の振るえも増悪認めたため,2014.12月に当科受診し,2015.1月に精査目的で入院となった.入院時,上肢・体幹部・頭部の安静時振戦,女性化乳房,筋原酵素の上昇があり,変性疾患も疑い,当院神経内科評価の下,SBMAが疑われた.家族歴からは,母方のおじにSBMAの既往があり,AR遺伝子CAG反復配列解析...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 夜行性への移行に関与したと考えられるヨザルの大規模反復配列

    古賀 章彦, 平井 啓久 霊長類研究 Supplement 31 (0), 57-57, 2015

    ...ただし、ヨザルのゲノムには、セントロメア反復配列であるアルファサテライトDNAも大量に存在し、こちらが凝集の主体である可能性を排除するには至っていない。とはいえ比較のために調べた昼行性のマーモセットとタマリンでは、アルファサテライトDNAは凝集していない。以上の結果を合わせて考えると、OwlRepが業種の主体である可能性は大きいといえる。...

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  • MeFISH:特定DNA配列メチル化と遺伝子/タンパク発現の同時イメージング

    志浦 寛相, 阿部 訓也 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), S19-6-, 2015

    ...<br> 現在は多コピーの反復配列に適用している段階だが、より低コピーの配列の検出も可能と考えており、究極的には発現制御領域のDNAメチル化とそれに対応する遺伝子発現、タンパク質局在を1細胞レベルで検出できる類例の無い技術へ発展可能と思われ、多細胞体中の特定細胞のエピゲノムダイナミクス解析のための重要な手法の一つになることが期待される。...

    DOI

  • 雌性発生胚を活用したPost-Bisulfite Adapter-Tagging法によるマウスDNAメチローム解析

    濱崎 伸彦, 上坂 将弘, 阿形 清和, 中島 欽一, 今村 拓也 日本繁殖生物学会 講演要旨集 108 (0), OR1-25-OR1-25, 2015

    ...これらの可変領域には反復配列であるLTRのMERVKファミリー属する配列が多く含まれていた。配偶子クロマチン環境が受精後のDNAメチル化ダイナミクスを規定する可能性を探索したところ,例えば,父方由来ゲノム中の二細胞期DNA脱メチル化高感受性領域,及び,真逆である高度メチル化維持領域は,精子において既に特徴的なクロマチン環境下にあることが明らかとなった。...

    DOI

  • 昆虫の生殖を操作する細胞内共生細菌Wolbachiaの機能と特徴

    陰山 大輔 蚕糸・昆虫バイオテック = Sanshi-konchu biotec 83 (3), 243-249, 2014-12

    ....,2006),ゲノムサイズは,1.08~1.7Mbpと小さく,トランスポゾンや反復配列を多く含む(Wu et al.,2004; Werren et al.,2008)。Wolbachiaが持つこのような反復配列の中には,アンキリンリピートと呼ばれるタンパク質同士の相互作用にかかわる配列が多く存在する。...

    日本農学文献記事索引

  • "反復配列を持たない13Sグロブリン"を低減化したソバ個体の育成

    田中 朋之, 中川 真梨子, 佐野 まどか, 安井 康夫 作物研究 59 (0), 31-35, 2014

    ...ソバは深刻なアレルギー反応を起こす場合があり,そのアレルゲンを低減化することが強く求められている.主要アレルゲンの一つである13Sグロブリンには,0-6回反復した挿入配列を持つ様々なサブニットが存在し,反復挿入配列を持たないサブユニットのα鎖はトリプシン難消化性である.本研究では,"反復配列を持たない13Sグロブリンサブユニット(以下,0回反復サブユニット)"を低減化したソバ個体を育成するために,有効...

    DOI Web Site

  • ヨザルの染色体変異に関与したと考えられる大規模反復配列

    古賀 章彦, プラコンチープ オーン, チャイブラセルチ ナンペ, 平井 百合子, 平井 啓久 霊長類研究 Supplement 30 (0), 48-49, 2014

    ...そのDNA成分は、187 bpを単位とする大規模な縦列反復配列である。この反復配列は切れやすいと推測される形状をなしている。この切れやすさが染色体変異の原因である可能性を、本演題で提示する。<br>この反復配列をOwlRepとよぶ。OwlRepはつぎのような特性をもつ。(1) 染色体の端部に大量に存在し、染色体の内部には小規模にしかみられない。...

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  • 金属錯体の特異的な形成及び相互作用を利用する新規核酸プローブの開発

    北村 裕介, 井原 敏博 分析化学 62 (9), 793-810, 2013

    ...遺伝情報を読み取るシステムを構築した.希土類金属イオン捕捉部位としてEDTAを,光増感部位として1,10-フェナントロリン(phen)を別々のODN末端に修飾し,標的DNA上で両構造が近接するように一対のプローブを設計した.これらプローブと標的存在下,Tb(III)やEu(III)を添加すると,両イオンに特徴的な発光が得られた.またこれらの発光は標的配列上の点変異に依存した.次に,ルテニウム錯体を用い,反復配列...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか3件 参考文献72件

  • ヨザルのセントロメアを構成する反復配列の急速な置換

    古賀 章彦, プラコン チオーン, シクルナト コンソン, 平井 百合子, 平井 啓久 霊長類研究 Supplement 29 (0), 98-, 2013

    ... アルファサテライト DNA は,霊長類のセントロメアの主要な構成成分となっている反復配列である.前演題の目的での反復配列解析から,ヨザルには2種類のアルファサテライト DNA があることが判明した.コピー数は同程度であり,2種類がヨザルのゲノムに共存していることになる.この状況に至った過程を推測した....

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  • 結核低蔓延地域における網羅的な結核菌反復配列多型(VNTR)分析の有用性

    瀬戸 順次, 阿彦 忠之, 和田 崇之, 長谷 篤, 山田 敬子 結核 88 (6), 535-542, 2013

    <p>〔目的〕国内の結核低蔓延地域において結核菌VNTR分析を広範に実施し,低蔓延下の結核対策における同分析の有用性を明らかにする。〔方法〕2009~2011年に山形県内で新規登録された菌陽性肺結核患者266人中184人(69.2%)から分離された結核菌の24領域VNTR分析を実施した。VNTRパターンが23領域以上一致した菌株を同一クラスタと定義し,各クラスタの由来患者間の関連性の有無を実地疫…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献11件

  • 黒毛和種のDNAプールを用いた全ゲノムリシーケンシングによる網羅的SNP探索とその評価

    平野 貴, 西村 翔太, 渡邊 敏夫, 高須賀 晶子, 半澤 惠, 杉本 喜憲 日本畜産学会報 84 (3), 319-325, 2013

    ...現実的ではない.しかし,リシーケンシングにDNAプールを用いることで,各アリルをカバーする配列データ数からマイナーアリル頻度(MAF)を予測し,その多型性の評価が可能となる.我々は,黒毛和種ゲノム解析に有効なMAFが高いSNPを大量に含むデータベースを作成するために,黒毛和種52頭の全ゲノムリシーケンシングをDNAプールによって行い,予測MAFが0.05以上のSNPsを網羅的に探索した.その結果,反復配列領域外...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献22件

  • ヒト科とテナガザル科におけるセントロメア反復配列高次構造の起源

    寺田 祥子, 平井 百合子, 平井 啓久, 古賀 章彦 霊長類研究 Supplement 29 (0), 242-, 2013

    ... アルファサテライト DNAは,霊長類のセントロメアで主成分となる反復配列である.ヒトのアルファサテライト DNAは 2量体~ 15量体といった高次構造をとることが知られている.この高次構造はチンパンジー・ゴリラ・オランウータン等の大型類人猿にも存在する.ただし,ヒトほど複雑ではない.これらのヒト科とおよそ 1400万年前に分岐したとされるテナガザル科に関しては,探索はなされているものの高次構造が未...

    DOI

  • 接触者健診に結核菌分子疫学調査を実施した一事例

    中野, 美奈子, 上條, 敦子, 唐木, 里織, 橋場, 礼奈, 前角, 和勇, 牛山, 剛, 中村, 恵子, 西垣, 明子, 鳥海, 宏 信州公衆衛生雑誌 7 (1), 48-49, 2012-08

    ...複数系統感染の可能性もあったため、正確な疫学像を把握するため、VNTR(Valiable Numbers of Tandem Repeats:反復配列多系分析)法を用いた分子疫学調査を実施した。接触者健診の正確な評価を行う上でVNTR法が有効であった。...

    機関リポジトリ HANDLE 医中誌

  • 電気化学的舌癌診断 : フェロセン化ナフタレンジイミドと使い捨て電極チップを利用するテロメラーゼ測定

    佐藤 しのぶ, 森 久美子, 遠藤 浩, 兒玉 正明, 土生 学, 西原 達次, 冨永 和宏, 竹中 繁織 分析化学 61 (3), 243-250, 2012

    ...テロメラーゼは<ruby><rb>癌</rb><rt>がん</rt></ruby>のマーカーとして期待されている.テロメラーゼ活性の測定法として現在実用化されているテロメラーゼ反復配列増幅プロトコル(TRAP)法ではポリメラーゼ連鎖反応(PCR)とゲル電気泳動が必要である.著者らはPCRを必要としない簡便な検出法として電気化学的テロメラーゼ活性測定法を考案した.テロメラーゼの基質となるTSプライマー...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献31件

  • テナガザルの染色体端部にある大規模ヘテロクロマチンの主成分

    平井 啓久, 原 暢, 平井 百合子, 古賀 章彦 霊長類研究 Supplement 28 (0), 50-, 2012

    ...アルファサテライトDNAは、霊長類のセントロメアの主成分となっている反復配列であり、171 bp の単位が連続している。チンパンジーのヘテロクロマチンの主成分とは異なる反復配列である。チンパンジーとヒトに加え、シアマンとシロテテナガザルの組でも、染色体端部の大規模ヘテロクロマチンの起源や機能の解明の研究が可能となった。...

    DOI

  • 初期胚の低酸素培養は初期胚や胎盤にDNAメチル化異常を引き起こす

    堀居 拓郎, 柳澤 永吉, 森田 純代, 木村 美香, 畑田 出穂 日本繁殖生物学会 講演要旨集 105 (0), 1068-, 2012

    ...【方法】C57BL/6Jマウス由来受精卵を異なる酸素圧条件下(大気酸素圧あるいは低酸素圧5%O2)で4日間培養して得た胚盤胞期胚および子宮から直接採取した胚盤胞期胚(Vivo群)を用いて, COBRA法とバイサルファイトシーケンシング法により,ゲノム全体の反復配列(major & minor satellite, IAP-LTR)およびインプリント遺伝子(H19, Snrpn, Igf2r)のDNA...

    DOI

  • <Original Papers> Genetic instability of Acetobacter pasteurianus revealed by whole genome analyses

    Azuma, Yoshinao Memoirs of the Faculty of Biology-Oriented Science and Technology of Kinki University (27) 7-28, 2011-03-01

    ...酢酸菌のマイクロサテライの伸長・短縮は20世代くらいで1反復配列程度を示した。酢酸菌が有する易変異性を利用し通常では生育不可能な高温(42℃)で増殖が可能となる菌株の育種を試みた。40℃ での長期の培養の末、42℃ で増殖する株の獲得に成功した。その育種株の高温耐性形質が遺伝することを確認の後、全ゲノムDNA配列を次世代シークエンサーによって決定した。...

    機関リポジトリ

  • ミニチュアダックスフントで確認されたSILV遺伝子へのSINE insertionを有した雑種犬の1例

    今本 成樹, 渡邊 將人, 射場 満, 今本 三香子, 梅山 一大 動物臨床医学 20 (1), 1-5, 2011

    ...<br> 毛色に関与する遺伝子の一つである<i>SILV</i>(<i>Pmel17</i>)遺伝子に対して短い分散型核内反復配列(short interspersed nuclear element;SINE)挿入が起こることで大理石模様の個性的な毛色を作り出す。一方で眼疾患,難聴等の身体的異常をしばしば引き起こす毛色であることも知られている。...

    DOI 医中誌 参考文献25件

  • Elongin Cが介在するRNAi silencer-constructに対するsilencing機構

    大濱 武, 山崎 朋人 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0230-0230, 2011

    ...<br> RNAi抑制効果が低下したクラミドモナスの株では、逆位反復配列中のCpG特異的にメチル化が蓄積しており、またpromoterと逆位反復配列領域のヒストンH3修飾は抑制的(H3K9me1)なものであった。この事から、RNAi効果の減衰はsilencerに対する転写抑制が原因であることがわかる。...

    DOI

  • 定量的テロメアFISH法によるテロメア不安定化の評価

    塚本 淳, 白石 一乗, 児玉 靖司 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2011 (0), 219-219, 2011

    ...【緒言】 テロメアは、真核生物の染色体末端に存在する反復配列とそれに結合するタンパク質からなる複合体であり、ループ構造を形成して染色体安定化に寄与している。テロメアはDNA複製に伴って短縮し、ループ構造を保てなくなると末端同士が融合し、染色体不安定化を招くと予想される。テロメアFISH法は、細胞ごと、あるいは染色体ごとのテロメアサイズの比較が可能であり、テロメア不安定化の解析に威力を発揮する。...

    DOI 医中誌

  • 体細胞クローン雌牛の卵子DNAメチル化解析

    金田 正弘, 渡辺 伸也, 赤木 悟史, 原口 清輝, SOMFAI Tamas, 稲葉 泰志, 下司 雅也, 永井 卓 日本繁殖生物学会 講演要旨集 104 (0), 1085-1085, 2011

    ...<BR>【方法】体細胞クローン雌牛4頭より血液(末梢白血球, PBL)および1頭あたり20個の卵子をOPU(Ovum-Pick Up)で回収し、DNAを抽出しバイサルファイトシーケンス法を用いて、反復配列領域におけるDNAメチル化状態を解析した。...

    DOI

  • ゲノム情報を活用したダイズにおけるマーカー選抜育種システムの構築

    石本, 政男 Gamma field symposia (47) 13-18, 2010-05

    ...私たちの研究グループでは、国内で開発されたSSR(simple sequence repeat: 単純反復配列)マーカーとSTS(Sequence Tagged Site)マーカーを米国農務省で開発されたSSRマーカーとともに3つの分離集団を用いて解析し、1つの連鎖地図に統合した。この統合連鎖地図には総計1,811個のPCRマーカーが含まれ、平均して1.4cMに1個のマーカーが位置づけられている。...

    日本農学文献記事索引

  • ダイズゲノム研究

    原田, 久也 Gamma field symposia (46) 1-5, 2009-01

    ...ダイズのゲノムサイズは比較的大きく(1.12×10 9bp)、ゲノムの約半分は高度反復配列で構成され、非反復領域の90%以上は2コピー以上存在する複雑なゲノムを持っている。染色体数(n=20)で、近縁のインゲンマメ属やササゲ属に比較して極めて多い。これらのゲノムの特徴により、ダイズのゲノム研究は主要作物の中では遅れていた。...

    日本農学文献記事索引

  • 黒毛和種における成長ホルモン受容体遺伝子多型と枝肉形質の遺伝的な能力の比較

    高橋 和裕, 木村 信熙, 田中 実, 大久保 武 日本畜産学会報 80 (4), 429-435, 2009

    ...本研究では黒毛和種の成長ホルモン受容体(GHR)遺伝子のプロモーター領域に見いだされたLINE-1多型と黒毛和種肥育牛の枝肉形質との関連について香川県内で肥育された348頭の枝肉評価の成績を元に解析を行った.遺伝子頻度はLINE-1反復配列を有するL型0.529,LINE-1反復配列を欠失するS型0.471であった.遺伝子型と枝肉形質との関連については,胸最長筋面積およびバラ厚についてはL型ホモ(LL...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献40件

  • ヒロハノマンテマの性染色体構造と性発現

    風間 裕介, 河野 重行 PLANT MORPHOLOGY 21 (1), 71-77, 2009

    ...fluorescent <I>in situ</I> hybiridization (FISH)による性染色体の構造解析が容易である.性染色体は1対の常染色体から進化したとされる.性決定に関わる遺伝子の周囲で徐々に組換えが抑制され非組換え領域が誕生した.一方,偽常染色体領域(PAR)と呼ばれる組換えを起こす領域は減数分裂期に性染色体を対合させ,均等に分配する役割をもつ.私たちは,ヒロハノマンテマの染色体末端の反復配列...

    DOI 参考文献28件

  • MITEsのイネ染色体上における分布

    楠 真吾, 野村 港二 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 1003-1003, 2009

    ...二次構造予測プログラムmfoldによって解析したところ、1A1660-1000は逆方向反復配列を持っていることが明らかとなった。このMITE様配列1A1660-1000はイネ全染色体にわたって存在し、その部位は合計11613箇所であった。MITEには1000以上のコピー数を持つものも多いが、1A1660-1000のようにコピー数の多いMITEの例は多くない。...

    DOI

  • 植物品種識別におけるDNAマーキングという考え方

    松山 知樹 化学と生物 47 (3), 169-175, 2009

    ...栄養繁殖作物では,枝変わりなどの小さい変異で優良形質を得ることができる反面,品種・産地判別や権利保護のためにはDNAレベルの新しいトレーサビリティー手法の開発が必要な状況にある.これに対応すべく,物理的変異原処理後,形態・形質に変異のない個体を選抜し,ゲノムDNA中の反復配列から変異領域を見いだすことで品種内識別に資する「DNAマーク」の作成を行なった.ここでは,この一連のスキームを「DNAマーキング...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献16件

  • 小児期筋強直性ジストロフィーの臨床

    大澤 真木子, 猪子 香代, 武藤 順子 脳と発達 41 (3), 163-170, 2009

    ...第19染色体長腕のmyotonin protein kinase遺伝子 (DMPK) の3' 側非翻訳領域の不安定CTG三塩基反復配列が50回以上に伸長していることによる. 先天型MyD (CMyD) では, 多くは母がMyDである. CMyDは年齢により症状は変化するが, 幼児期・学童期には知的障害が問題であり, WISC-IIIでは言語性より動作性検査が低い....

    DOI 医中誌 参考文献48件

  • タイ国の<i>Anopheles barbirostris</i> groupのITS2にみられる反復配列

    大塚 靖, Saeung Atiporn, 高岡 宏行, Choochote Wej 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 61 (0), 51-51, 2009

    ...の存在によるものであり,グループにより3~10の反復配列を持っている.また反復配列は配列の違いによりいくつかに分類され,その並び方のパターンもグループにより異なっていた.ミトコンドリアのCOI, COII配列やITS2の反復配列以外の部分との比較によりこれら5つのグループの反復配列の分化を検討してみる....

    DOI

  • プラスチドDNAはrRNAオペロンの下流領域に複製フォーク障壁をもつ

    千代田 将大, 石崎 公庸, 大和 勝幸, 河内 孝之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0284-0284, 2009

    ...また、逆位反復配列(IR)と小単一コピー(SSC)領域の境界において、rRNAオペロンの転写方向とは逆向きにIR内へ進行してきた複製フォークの蓄積と、それに伴う相同組換え中間体を見出した。複製フォークが蓄積している領域を薬剤耐性遺伝子で置換した組換え型ptDNAでは、複製フォークの蓄積とそれに伴う相同組換え中間体が消失した。...

    DOI

  • シャーマンはチンパンジー特異的反復配列をアフリカ大型類人猿と共有する

    平井 啓久, 宮部 貴子, PERWITASARI-FARAJALLAH D., PAMUNGKAS J. 霊長類研究 Supplement 25 (0), 19-19, 2009

    ...その内部構造を分子レベルで解剖したところ,テロメア,ヒト内在性レトロウィルス,ならびにサブターミナルサテライト(ss DNA)などの反復配列から構成されていることが明らかになった(Hirai et al. 2005)。我々は配列の特性からその領域をRCROと命名した。...

    DOI

  • リラキシン関連タンパク受容体LGR8のsplice variantの発見とその特性

    高力 宙, 石毛 久子, 与語 圭一郎, 高坂 哲也 日本繁殖生物学会 講演要旨集 102 (0), 1012-1012, 2009

    ...LGR8はリラキシン受容体LGR7と同様、N末細胞外ドメインにLDLaとロイシンに富む10回反復配列(LRRs)を有し、それに続く7回膜貫通領域とC末端の細胞内ドメインからなり、N末細胞外ドメインはリガンドとの結合に関与することが示唆されている。最近、LGR7には変異体(splice variants)が見出され、受容体機能に影響を及ぼすことが指摘されている。...

    DOI

  • 形質転換法による高アミロース日本稲の確立

    長谷川, 真理, 関川, 晶子, 丹野, 史典, 伊藤, 紀美子 新潟大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Niigata University 61 (1), 41-45, 2008-09

    ...この原因は、外来遺伝子が多コピー導入されたことにより、反復配列誘導性ジーンサイレンシングが起きたためである。この不安定な表現型の出現を解決するために、バイナリーベクターpWABを構築し、アグロバクテリウム法によりwx欠損変異体に導入した。得られた形質転換イネ、WAB/wx系統では低コピー数の外来遺伝子が確認され、胚乳において高アミロース型であり、その胚乳形質は安定に次世代に遺伝した。...

    日本農学文献記事索引

  • 解読の難しい完全長ヒトcDNAクローンの分類と解析

    岸本 晃彦, 小野 雪夫, 村川 克二, 石橋 整, Wakamatsu Ai, 兼堀 恵一, Nomura Nobuo, Isogai Takao, 養王田 正文, Sugano Sumio CBIジャーナル 8 (1), 1-13, 2008

    In the Full-length Human cDNA Sequencing Project, 30,160 cDNA were sequenced. Among them, our group performed sequencing of 3,588 cDNAs, mainly using the primer walking method. The sequences …

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 苔類ゼニゴケにおけるプラスチドDNAの複製と遺伝様式の解析

    千代田 将大, 石崎 公庸, 大和 勝幸, 河内 孝之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0226-0226, 2008

    ...逆位反復配列中の23S rRNA遺伝子付近が一本鎖DNAに富んだ領域であることが示唆されたため、その近傍領域の複製中間体DNAの構造をアガロースゲル二次元電気泳動によって解析した。小単一コピー領域から進行する複製フォークが逆位反復配列との境界付近で停止した複製中間体DNAが見出された。...

    DOI

  • トマトゲノム解読と品種間で利用可能なDNAマーカーの大規模開発

    浅水 恵理香, 福岡 浩之, 小野 章子, 渡邊 安希子, 笹本 茂美, 和田 津由子, 金子 貴一, 田畑 哲之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0329-0329, 2008

    ...このBAC-by-BACに加えて、全ゲノムを対象としたショットガンシークエンスの蓄積を、末端配列に高反復配列をもたないBACを混合して作製したライブラリーを材料に進めている。これまでに120万リード、総延長860 Mbを蓄積した。Tomato Gene Indexを用いた相同性検索により、58%のunigeneを含んでいることが分かった。...

    DOI

  • ニホンザルにおける行動関連の候補遺伝子の多様性解析

    井上-村山 美穂, 井上 英治, 渡邊 邦夫, 村山 裕一 霊長類研究 Supplement 24 (0), 64-64, 2008

    ...個体データが蓄積されている、霊長類研究所放飼場の若桜と嵐山、京都の嵐山E群、および幸島の主群とM群の、5集団のオス、計42個体で、monoamine oxidase A(<i>MAOA</i>)とB(<i>MAOB</i>)、androgen receptor(<i>AR</i>)、early growth response 3(<i>EGR3</i>)などの遺伝子の反復配列多型領域をPCR増幅して...

    DOI

  • マイクロサテライトでの突然変異率に対する原爆放射線の遺伝的影響は検出されなかった。

    小平 美江子, 梁 治子, 高橋 規郎, 鎌田 直子, 古川 恭治, 中島 裕夫, 野村 大成, 中村 典 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2008 (0), 264-264, 2008

    ...マイクロサテライトは多数の少数塩基が縦列に並んだ反復配列であるが、生殖細胞での反復数の突然変異率が高いことが知られている。今回、原爆放射線の継世代影響を調べるために、40のマイクロサテライト遺伝子座を選び、線量の高い原爆被爆者家族の子供66人(両親が被爆者である子供は4人)、線量の少ない家族の子供63人について、突然変異の検索をおこなった。...

    DOI 医中誌

  • LAMP (Loop-Mediated Isothermal Amplification) 法による<I>Mycoplasma pneumoniae</I> の高感度迅速検出

    吉野 学, 安中 敏光, 小島 禎, 池戸 正成 感染症学雑誌 82 (3), 168-176, 2008

    ...マイコプラズマ肺炎の起因菌<I>Mycoplasma pneumoniae</I>のゲノム内に存在する反復配列SDC1を標的としたLAMPプライマーを設計し, 臨床検体からの診断法の確立を目的として, 特異性および感度に関する検討を行った.設計した<I>M. pneumoniae</I>用LAMPは65℃の等温条件下で, 試験したすべての<I>M. pneumoniae</I>に対し, 60分以内に...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献7件 参考文献21件

  • 迅速FISH-LCMによるウシX精子細胞およびY精子細胞分取の試み

    深田 大介, 花田 隆昌, 多田 清絵, 森本 素子, 佐々田 比呂志, 佐藤 英明, 小林 仁 日本繁殖生物学会 講演要旨集 101 (0), 552-552, 2008

    ...FISHに用いた標識プローブは,Y染色体特異的配列(BC1.2.)およびX染色体特異的反復配列(JA884576)からPCR法により作成し,それぞれCy3およびFITCによるデュアルカラーFISHで性染色体を検出した。LCM前の性染色体の染色は,mRNAの分解を減らすために10分以内で染色する必要があることから,標本の変成とハイブリ時間を中心に検討した。...

    DOI

  • 単純反復配列(SSR)マーカーを利用したチャの品種識別

    加藤 史子, 谷口 郁也, 物部 真奈美, 江間 かおり, 廣野 久子, 山本(前田) 万里 日本食品科学工学会誌 55 (2), 49-55, 2008

    チャの発現遺伝情報をもとに設計したSSRマーカー44種類の中から,品種識別に利用可能なマーカーを6種類選抜し,国内の主要なチャ41品種の遺伝子型を調べた.その結果,選抜したマーカーにより検出されたフラグメントは4~13種類と高い多型性を示し,最少2種類のマーカーの組み合わせにより今回調査したすべての品種を識別できることがわかった.さらに,異品種混入茶を模擬して「べにふうき」に「かなやみどり」を所…

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献17件

  • DNA分析によるバレイショ遺伝子型データベース化

    朝野 尚樹, 小曽納 雅則, 野口 健, 伴 義之 育種学研究 10 (2), 63-69, 2008

    ...本研究において、品種識別に利用したSSRは、2〜6塩基を単位とした反復配列であり、ゲノム中に多数散在している。一般的に共優性であり、反復単位の繰り返し数の変異性が高く、アリル数が多いため、一つのSSRマーカーで複数の品種の識別が可能であり複数のSSRマーカーを用いることにより品種識別能力が非常に高くなる。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献14件

  • ギニアグラスにおけるSSRマーカーの開発

    蝦名, 真澄, 幸喜, 香織, 霍田, 真一 試験研究報告 (44) 103-112, 2007-08

    ...再現性が高く、実験操作も簡便であることから牧草類にも利用が広がっている単純反復配列(Simple sequence repeat; SSR)マーカーをギニアグラスで開発した。開発には品種‘ナツカゼ'のゲノムDNAを用いた濃縮ライブラリー法および未熟花穂由来mRNAを利用した発現配列タグ(Expressed sequence tag; EST)法を用いた。...

    日本農学文献記事索引

  • SSRマーカーによるギニアグラス遺伝資源の遺伝的多様性

    蝦名, 真澄, 幸喜, 香織, 奥村, 健治, 稲福, 政史 試験研究報告 (44) 103-106, 2007-08

    ...開発した単純反復配列(SSR)マーカーにより,ギニアグラス品種および遺伝資源の系統関係について検討したところ結果は以下のとおりであった。1. アポミクシスであるギニアグラスにSSRマーカーによって確認できる幅広い遺伝的変異が認められた。2. ケニアの系統は系統樹内のすべてのグループに散在し,最も幅広い遺伝的変異が認められた。3....

    日本農学文献記事索引

  • 反復配列RPSと内部反復配列ALTを標的としたPCRによるカンジダ・アルビカンスのgenotyping

    服部 尚生, 田中 玲子, 知花 博治, 神戸 俊夫 日本医真菌学会総会プログラム・抄録集 51 (0), 63-63, 2007

    ...<I>C. albicans</I>の反復配列であるRPSは内部反復配列ALT(172bp)により構成される。この領域内のALTユニット反復回数は各RPSで異なり、さらにユニットの配列にも違いがみられる。今回、RPS領域のALTユニットの特徴を利用した<I>C. albicans</I>のgenotypingについて検討した。...

    DOI

  • ダイズ連鎖地図作製とダイズ-ミヤコグサ間のゲノム比較

    久野 裕, 佐藤 修正, 笹本 茂美, 和田 津由子, 原田 久也, 田畑 哲之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 950-950, 2007

    ...また、ダイズの染色体数は2n=40で、非反復配列の多くが2コピー以上存在することから、4倍体由来の2倍体であると考えられている。ダイズのゲノム解析は、そのゲノムの大きさや複雑さのため、他の主要作物に比べて遅れている。<br>我々は、マメ科植物を対象としたゲノム解析の一環として、ダイズの連鎖地図作製を行っている。...

    DOI

  • ゼニゴケゲノムにはDNAメチルトランスフェラーゼドメインをもつ新規転移因子が存在する

    大和 勝幸, 八巻 新, 土本 卓, 福澤 秀哉, 河内 孝之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 953-953, 2007

    ...しかし、DNMT触媒ドメインをもつこと、<I>DRE</I>のコピー間で相同性が見られない約3 kbの領域 (UCR, unconserved region) が存在すること、3' LTRが別の反復配列LTR 2に挟まれている等、これまでのレトロトランスポゾンにはない特徴的な構造を有していた。...

    DOI

  • DNAメチル化とゲノム動態

    角谷 徹仁 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), S029-S029, 2007

    ...植物のゲノムにおいては、メチル化されたシトシンの大部分はトランスポゾンなどの反復配列に分布する。シロイヌナズナのマイクロアレイを用いた最近の報告でも、この傾向が確認されている(Lippman et al, Nature 430, 471-; Zhang et al, Cell 126, 1189-)。...

    DOI

  • ローリングサークル型トランスポゾンとソライロアサガオの白花変異

    星野 敦, 崔 丁斗, 朴 慶一, 朴 仁淑, 飯田 滋 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 544-544, 2007

    ...他のDNA型トランスポゾンと異なり末端逆反復配列を持たず、自律性因子は複製開始タンパク質のnuclease/ligaseドメインとDNAヘリケース・ドメインを持つRep/Hel転移酵素をコードすると予測されている。さらに植物のヘリトロンは、複製タンパク質AのサブユニットであるRPA70に類似したRPA転移酵素もコードする。...

    DOI

  • 逆転写解析用レポーターIAP遺伝子を導入したトランスジェニックC3H/Heマウスにおける逆転写物の同定および定量

    石原 弘, 田中 泉, 田中 美香, 石渡 明子, 槫松 文子, 佐藤 明子, 鈴木 桂子, 太田 有紀, 鬼頭 靖司 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2007 (0), 161-161, 2007

    ...IAPのようなゲノム内の反復配列に由来する不完全RNAから完全長のcDNAが逆転写されてゆくレトロトランスポジションの分子機構については研究が殆どなされていない。我々はIAP RNAの逆転写過程およびその放射線影響を解析するために、独自開発したライン化細胞を使用した逆転写レポーター遺伝子システムを基盤として、トランスジェニックマウスを樹立し、逆転写の解析を行った。  ...

    DOI 医中誌

  • 植物ゲノムにおける反復配列を用いた突然変異の検出

    渡辺 嘉人, 高萩 真彦, 中森 泰三, 坂内 忠明, 久保田 善久 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2007 (0), 85-85, 2007

    ...通常の反復配列の突然変異では1-2反復分の小さな変化が大部分であり、今回観察された大きな変化は特異であった。...

    DOI

  • 重粒子線照射による細胞形質の特徴的変化についてウイルスを利用した解析

    星野 洪郎, 清水 宣明, 大上 厚志, 田中 淳, SAHA Narayan M, 品川 雅彦, 大槻 貴博, 森 隆久, Hoque Ariful, Islam Salequl, 浜田 信行, 小林 泰彦, 和田 成一, 舟山 知夫, 鳴海 一成 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2007 (0), 346-346, 2007

    重粒子線照射によるがん治療では、X線照射には見られない優れた治療効果が報告されているが、多くの実験系では各種放射線の生物学的効果には著明な差が認められていない。しかし、重粒子線照射により、細胞形質の特異的変化が起きていることが予想される。この点を解明するため、ウイルス感受性を主な指標として解析を行った。<BR> (1) 重粒子線照射細胞のHIV-1感受性亢進 …

    DOI 医中誌

  • CAD1は全身獲得抵抗性(SAR)のに対する負の制御因子である

    山本 雅子, 浅田 裕, 筒井 友和, 池田 亮, 山口 淳二 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 595-595, 2007

    ...このRNAiシステムでは,pOpOff2ベクターに<i>CAD1</i>のコード領域500bpとその逆向き反復配列がヘアピン構造を形成させ、内生<i>CAD1</i>のサイレンシングを引き起こすものである。上記コンストラクトを導入した植物ではDEXを塗布した部位にのみ局所的にRNAiを誘導することができる。...

    DOI

  • 遺伝子ターゲティングによるイネ重複遺伝子の個別改変と変異体の遺伝形質の解析

    山口 勝司, 小野 明美, 定塚(久富) 恵世, 寺田 理枝, 飯田 滋 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 299-299, 2007

    ...シロイヌナズナの変異体では、セントロメア付近やトランスポゾンなどの高次反復配列を中心にDNAのメチル化が低下し、世代を重ねるにつれて特定部位のメチル化と関連したepialleleが出現することもよく知られており、DNAのメチル化状態の維持に重要な機能を果たしていると考えられている。...

    DOI

  • 結晶性の低い家蚕セリシン成分について

    高須 陽子, 山田 弘生, 坪内 紘三 蚕糸・昆虫バイオテック 75 (2), 133-139, 2006

    ...また,このβシート構造は,セリシンMおよびPの分子内に存在する38アミノ酸残基からなるセリンリッチな反復配列に起因すると考えられた。<br>...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献25件

  • タバコ色素体ゲノムの形態学的研究

    嶋村 正樹, 富澤 健一 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 654-654, 2006

    ...存在した.色素体ゲノムを,その配列中に1ケ所の認識部位をもつ制限酵素で消化すると,環状ゲノムの消化に由来すると考えられる単量体サイズの線状分子だけでなく,線状ゲノムの消化に由来すると考えられる特定の大きさの分子が生じた.このことは,線状ゲノムが,試料調製の際に環状ゲノムがランダムに切断されることによって生じたのではなく,特定の末端配列をもつことを示している.制限酵素分断パターンを解析した結果は,逆位反復配列...

    DOI

  • 酸化ストレスに対する鋭敏な指標としてのテロメアシグナル異常

    児玉 靖司, 渡邉 早苗, 有吉 健太郎, 白石 一乗, 縄田 寿克, 渡邉 正己 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2006 (0), 248-248, 2006

    ...テロメアは、(TTAGGG)というグアニンリッチな反復配列で構成されることから、活性酸素種による攻撃の標的になりやすいと推定される。そこで本研究は、テロメアに放射線誘発損傷が蓄積する可能性を探るために、テロメアFISH染色によるシグナル異常の出現頻度について解析した。...

    DOI

  • レトロトランスポゾンIAPの逆転写測定技術の確立

    田中 泉, 田中 美香, 石渡 明子, 松島 裕美子, 近森 穣, 鈴木 桂子, 石原 弘 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2006 (0), 257-257, 2006

    ...レトロトランスポゾンIntracisternal A-particle (IAP) DNA element は二つのLTRに挟まれた<i>gag-pol</i>遺伝子を所持するユニットであり、反復配列として正常マウスゲノムに数千コピー含まれている。...

    DOI

  • 反復配列のエピジェネティックな挙動

    角谷 徹仁 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), S31-S31, 2005

    ...DNAメチル化の標的となるのは、多くの場合、トランスポゾン等の反復配列である。シロイヌナズナのDNA低メチル化突然変異体で誘発される発生異常を遺伝解析することから始まった私達のアプローチについてお話する。...

    DOI

  • 飼育チンパンジーの遺伝子多型と行動特性評価との関連性(2)

    井上-村山 美穂, 鵜殿 俊史, 中井 映里, 岩月 裕美, HONG Kyung-Won, 松沢 哲郎, 竹中 修, 早坂 郁夫, 伊藤 愼一, 村山 裕一 霊長類研究 Supplement 21 (0), 81-81, 2005

    ...i>DAT1</I>)の3’非翻訳領域、セロトニントランスポーター遺伝子(<I>5HTT</I>)のイントロン領域、アンドロゲン受容体遺伝子のエキソン領域のグルタミン反復(<i>ARQ</i>)とグリシン反復(<i>ARG</i>)、エストロゲン受容体α遺伝子(<I>ERa</I>)のプロモーター領域、エストロゲン受容体β遺伝子(<I>ERb</I>)のイントロン領域の、6遺伝子7領域で、それぞれ反復配列数...

    DOI

  • ユーカリのゲノム塩基配列決定プロジェクト

    金子 貴一, 佐藤 修正, 中村 保一, 田畑 哲之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 447-447, 2005

    ...今回、このデータを基に予備的な解析をおこない、その結果から、ゲノムの平均GC含量が約41%であること、高頻度に出現する反復配列がゲノムに存在することを明らかにした。今後は、ゲノム配列解析完了に向けて配列データの蓄積を進めるとともに、遺伝子単離や機能解析に向けて共同研究を含めたさまざまな可能性を探ってゆきたい。...

    DOI

  • 野生ビートFR4-31由来の雄性不稔ミトコンドリアゲノム構造解明の試み

    川西, 由紀, 品田, 博史, 久保, 友彦, 三上, 哲夫 てん菜研究会報 = Proceedings of the Sugar Beet Research Association (45) 9-13, 2004-05

    ...さらに、FR4-31のミトコンドリアゲノム中に、三種類の反復配列が見つかった。このうち、rrn26(26SrRNA)遺伝子を含んだRepeat 1のみが、他のテンサイ細胞質と共通な反復配列で、残りの種は二FR4-31に固有であった。しかも、他のテンサイミトコンドリアゲノムとは異なり、 Repeat 1を介した組み換え産物が認められなかった。...

    日本農学文献記事索引

  • レトロトランスポゾンを利用したサツマイモ加工品の原料品種判定

    大江 夏子, 田原 誠, 山下 裕樹, 丸谷 優, 蔵之内 利和 育種学研究 6 (4), 169-177, 2004

    ...ゲノム挿入部位を,葉から抽出したDNAを用い,蒸切干し用新品種候補を含む12品種についてS-SAP(Sequence-Specific Amplification Polymorphism)法により分析した結果,多数の複製配列の挿入と挿入部位の品種間の多型が検出された.品種間で違いが見られた <i>Rtsp-1</i>挿入部位の塩基配列を調べ,挿入を受けた宿主側の配列と<i>Rtsp-1</i>の末端反復配列間...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献6件 参考文献35件

  • 陸棲ラン藻<I>Nostoc commune</I>(イシクラゲ)の多様性

    坂本 敏夫, 堀口 法臣, 石田 健一郎, 和田 敬四郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2004 (0), 653-653, 2004

    ...ラン藻のゲノム中に見られる反復配列をプライマーとして用いたRAPD(random amplified polymorphic DNA)解析によって増幅されたDNAのバンドパターンは、金沢型では採集地が異なっても同一であったのに対して、大阪型では一致しなかった。この結果は、金沢型は遺伝的に均一であるのに対して、大阪型はさらに細分化されることを示唆する。...

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  • 飼育チンパンジーの遺伝子多型と行動特性評価との関連性

    井上-村山 美穂, 日比野 絵美, 松沢 哲郎, 平田 聡, 竹中 修, 早坂 郁夫, 伊藤 愼一, 村山 裕一 霊長類研究 Supplement 20 (0), 69-69, 2004

    ...ドーパミンD4受容体(<i>DRD4</i>)のイントロン領域、ドーパミントランスポーター(<i>DAT1</i>)の3’非翻訳領域、セロトニントランスポーター(<i>5HTT</i>)のイントロン領域、モノアミンオキシダーゼA(<i>MAOA</i>)のプロモーター領域、アンドロゲン受容体(<i>AR</i>)のエキソン領域の5遺伝子で、それぞれ反復配列数の異なる2、2、4、2、8種類のアレルが見...

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  • クリのSSRマーカー

    山本 俊哉 植生史研究 12 (1), 47-52, 2004

    ...クリ品種「筑波」のゲノミックDNAを用いて,(AG) / (CT)の反復配列をターゲットとして,マグネットビーズによる濃縮法によりSSRマーカーを作成した。...

    DOI Web Site

  • 遺伝子医療の到来 : ヒトゲノム情報と21世紀の産科婦人科診療

    鈴森,薫 日本産科婦人科學會雜誌 55 (2), 130-, 2003-02-01

    ...同期細胞における染色体分析が可能で精子や初期胚の染色体分析にも応用できる.2.単一遺伝子病 単一遺伝子病の中で責任遺伝子が判明している疾患は3,000程度である.遺伝子hunterの時代は21世紀になっても終わっていない.多くの単一遺伝子病で遺伝子解析が行われ,病気の重症度や予後との関係が精力的に解明された.これらMendelの遺伝法則に従う単一遺伝子病から,Mendelの法則では説明できない3塩基反覆配列伸長型遺伝病...

    NDLデジタルコレクション NDLデジタルコレクション 医中誌 参考文献23件

  • カイコの全ゲノムショットガンライブラリーの作製と評価

    嶋田 透, 北川 正成, 三田 和英 日本蚕糸学会 学術講演会 講演要旨集 2003 (0), 95-95, 2003

    ...得られた配列データをPFPフィルター(Paracel社)に通し,ベクターの配列や既知のカイコ反復配列と100bp以上一致する配列などをマスクした。その過程で,mariner様配列が848リード,BMC1が 481リードなどと,多数の反復配列が検出された。...

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  • 転写型ジーンサイレンシングに関わる因子MOM1の機能

    土生 芳樹 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), S47-S47, 2003

    ...シロイヌナズナの<I>mom1</I>変異体では、転写型ジーンサイレンシングを受けている外来性多コピー導入遺伝子やセントロメア近傍に存在する反復配列からの転写活性化が見られるが、<I>ddm1</I>や<I>met1</I>変異体とは異なり、ゲノム全体のDNAメチレーションの低下は見られず、形態的異常も観察されない。...

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  • 硬いタンパク質に保存されるGGYGG構造のチロシナーゼによる架橋

    藤原 晴彦 日本蚕糸学会 学術講演会 講演要旨集 2003 (0), 4-4, 2003

    ...カイコ表皮タンパク質BmCPG1はGGYGGという特徴的な反復配列構造を含み、外表皮の構成成分として脱皮期に特異的に発現する。この構造は表皮タンパク質以外にも、卵殻タンパク質、セメントタンパク質、植物の細胞壁成分や哺乳類のケラチンなど硬いタンパク質に広く保存されている。したがって、GGYGG構造がタンパク質の硬化と関係していると予測された。...

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  • ゼニゴケY染色体の遺伝情報

    大山 莞爾, 大和 勝幸, 石崎 公庸, 岡田 祥子, 藤澤 雅樹, 中山 繁樹, 藤下 まり子, 坂東 倫行, 蓮見 明子, 坂田 亮子, 西尾 朋久, 淀谷 幸平, 坂東 弘樹 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), 18-18, 2003

    ...ゼニゴケY染色体は約10 Mbと見積もられ、Y染色体特異的反復配列が蓄積している領域YR1(約4 Mb)と、その他の領域YR2(約6 Mb)に大別できる。YR1については、制限酵素切断パターンの異なる25個の代表PACクローン及び470-kbのコンティグ正味の配列情報を得た。...

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  • イネのレトロポゾン<I>p-SINE</I>の発現制御

    大沢 勇久, 土本 卓, 津田 賢一, 山崎 健一, 大坪 久子, 大坪 栄一 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), 283-283, 2003

    ...<I>p-SINE1</I>はイネゲノムに多コピー数存在する大きさ122 bpの散在性反復配列であり、転写産物が逆転写されることによって転移するレトロポゾンSINEであると考えられている。我々はノーザン解析によりイネの培養細胞で<I>p-SINE1</I>が転写されていることを見出した。転写産物の両端を決定したところ、ゲノムにおける<I>p-SINE1</I>配列の両端と一致していた。...

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  • テロメラーゼ遺伝子導入による不死化ヒトロ腔粘膜上皮細胞の樹立

    藤本 良一, 鎌田 伸之, 横山 和博, 瀧 雅行, 友成 真弓, 堤 聡, 山之内 浩司, 長山 勝 日本口腔粘膜学会雑誌 8 (1), 1-8, 2002

    ...染色体の末端はテロメアと呼ばれ, TTAGGG という6塩基を単位とする長い反復配列からなる。テロメアは細胞が分裂する度に短縮していくが, テロメラーゼはその短縮を補う酵素であり, 細胞の老化, 不死化に関与しているとされている。...

    DOI 被引用文献13件

  • ヒトスジシマカにおけるSINEの一種であるFeilaiについて

    大塚 靖, 高岡 宏行 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 54 (0), 25-25, 2002

    ...FeilaiはSINEの特徴であるtRNA相同領域と非tRNA相同領域、さらに末端にGAAの反復配列を持ち、約280塩基からなる。また両端には挿入時にできたと思われる10塩基ほどの繰り返し配列を持つものもあり、ゲノム上に多数のコピーが存在している。...

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  • カイコの遺伝地図と物理地図の同時並行的作成(第3報)

    安河内 祐二, 馬場 浩太郎, 野畑 順子, 三田 和英 日本蚕糸学会 学術講演会 講演要旨集 jsss72 (0), 148-148, 2002

    ...多コピー配列等の影響によりコンティグ構築が混乱するのを避けるために、ゲノム上に散在するBm1反復配列間の領域を増幅するようなプライマーを用いて、BACクローンのPCRによるFingerprintingを行い、明らかに連続性があると考えられるクローン群について上述の方法でSTSを設定して、多型があればマッピングしている。...

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  • FISH法及びファイバーFISH法を用いたrDNAクラスター内におけるレトロトランスポゾンの分布

    江尻 由希, 南久松 眞子, 藤本 浩文, 山内 恵美子, 野畑 順子, 三田 和英, 橋戸 和夫, 土田 耕三, 普後 一, 高田 直子, 前川 秀彰 日本蚕糸学会 学術講演会 講演要旨集 jsss72 (0), 83-83, 2002

    ...カイコ(Bombyx mori)ゲノム中のrDNA領域は240コピーの反復配列からなり、一部にR1BmやR2Bmといった転位因子様配列が部位特異的に挿入されている。このrDNA反復配列領域において、R1BmやR2Bmが存在する領域では、周囲の反復配列とは異なる染色体構造を有しているのではないかと推察し、rDNAクラスター内にR1BmとR2Bmがどのように分布しているか観察した。...

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  • カイコとクワコ間におけるミトコンドリア遺伝子間介在配列の構造変異

    行弘 研司, 瀬筒 秀樹, 伊藤 雅信, 清水 亨一, 盧 時甲, 鐘 伯雄, 伴野 豊 日本蚕糸学会 学術講演会 講演要旨集 jsss72 (0), 81-81, 2002

    ...このうち4つは反復配列を内在し、両種間で構造及びサイズに著しい変異が観察され、さらに、カイコの系統間においても変異に富んでいた。例えばアラニンtRNA遺伝子の両端に存在する介在配列にはTAを単位とする反復部分があり、カイコとクワコでは反復数が異なっていた。...

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  • カイコZ染色体上のBmper遺伝子付近に存在する遺伝子の検索

    高橋 道佳, 小池 淑子, 味村 正博, 嶋田 透, 三田 和英 日本蚕糸学会 学術講演会 講演要旨集 jsss72 (0), 36-36, 2002

    ...今回は特にZ染色体上に存在するBmper遺伝子付近の約200kbpを調査した結果, この領域は転移因子由来の反復配列が多いことが判明し, ショットガンデータの30%以上に達した。それに対し構造遺伝子と推定される配列は少なく, Bmper遺伝子の他にgamma1-COP遺伝子および寄生性センチュウの遺伝子と類似の遺伝子の2つが見い出されたのみで, 遺伝子密度が低かった。...

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  • 植物DNAファイバーへのFISH法による高解像度マッピング

    山本 真紀 日本女性科学者の会学術誌 1 (1), 18-21, 2001-03-31

    <p>植物DNAファイバーの標本に対して蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)法による高解像度マッピングを行った。タルホコムギのDNAファイバー上へ18S・5.8S・26SリボソームRNA遺伝子(rDNA)をプローブとしたFISHを行ったところ,同遺伝子領域の連続したシグナルを最長2.0Mbまで追跡することができた.5SrDNAのプローブを用いた場合は,300kb~1200kbの範…

    DOI Web Site

  • アグリカン遺伝子多型からみた腰椎椎間板変性および椎間板ヘルニア発症のリスク

    川口 善治, 金森 昌彦, 石原 裕和, 長田 龍介, 木村 友厚 日本腰痛学会雑誌 6 (1), 6-12, 2000

    ...アグリカン遺伝子(AG)の多型性が腰椎椎間板変性およびヘルニア発症のリスクになり得るかを検討した.64名の20歳代女性を対象とし,腰椎MRIにて椎間板変性とヘルニアを検討した.AGの多型は,末梢血からgenomic DNAを抽出し,コンドロイチン硫酸鎖結合部で反復配列(VNTR)の多型が存在する領域をPCR法で増幅後,電気泳動を行い分析した.AGの多型は,VNTRの最も少ないアレル18から最も多い29...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • PCR法によるレンゲ根粒菌の菌株識別

    田知本 正夫 石川県農業短期大学農業資源研究所報告 6 (0), 61-66, 1999

    ...PCR反応には国内外のレンゲ根粒菌5菌株を供試しSPH I(ランダムプライマー,nifHDK(窒素固定遺伝子nifの一部),およびERIC IRとERIC2(腸内細菌の遺伝子間反復配列の両端)のプラプライマーセットを用いた。いずれのプライマーでもPCRによってDNAの断片が増幅され,中国産と日本産のレンゲ根粒菌はそれぞれ類似のバンドパターンを示し両グループの識別は容易であった。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 肺癌:診断と治療の進歩 肺癌診断と治療の新たなターゲットテロメアとテロメラーゼ

    檜山 桂子, 檜山 英三, 石岡 伸一, 山木戸 道郎 日本内科学会雑誌 86 (1), 95-99, 1997

    ...ヒト染色体の末端を構成するテロメア反復配列は,遺伝子と異なり何のタンパクもコードしていないが,細胞の増殖,内部遺伝子の発現,染色体安定性の重要な鍵を握っている.ヒト細胞の無限増殖には,分裂の度に欠落してゆくこの反復配列を延長する酵素テロメラーゼが必須と考えられ,原発性肺癌でも小細胞癌全例,非小細胞癌の8割で検出される.この活性を指標とした肺癌細胞の存在診断・悪性度の判定,活性抑制による腫瘍増殖阻止などへの...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献2件 参考文献5件

  • 日本産およびインドネシア産イネ白葉枯病菌各レース代表菌株のRFLP解析

    加来 久敏, 平八重 一之, 落合 弘和, 兼松 聡子, 野田 孝人, 土屋 健一, 日比 忠明 日本植物病理学会報 62 (1), 53-56, 1996

    ...イネ白葉枯病菌由来の高頻度反復配列を含むpJEL101をプローブとして,各代表菌株の全DNAを各種制限酵素で切断した断片についてサザンブロット解析を行った結果,いずれの制限酵素を用いても各代表菌株は固有のRFLPパターンを示し,相互の重複は認められなかった。また,同じレースに属する日本産とインドネシア産菌株は互いに相同な場合と異なる場合とがみられた。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献11件

  • ムチンの構造と機能:遺伝子の分子生物学的見地から

    Carraway K.L., Fregien N., 伊藤 ユキ Trends in Glycoscience and Glycotechnology 7 (33), 31-44, 1995

    Mucins are highly <i>O</i>-glycosylated glycoproteins implicated in the protection of cells from extracellular agents. Two general classes of mucins have been described: secreted and membrane. Most, …

    DOI 被引用文献9件 参考文献84件

  • 単クローン性顆粒リンパ球増多を伴った慢性活動性EBウイルス感染症の1例

    通堂 満, 森口 寿徳, 中山 弘, 田澤 煕, 井上 雅美, 河 敬世 臨床血液 36 (3), 218-223, 1995

    ...このクロナリティの検討で,IL-2刺激後の染色体分析では45X, -Yの異常を認め,さらにEBウイルス終末反復配列のサザン解析で単一構造であったことから,顆粒リンパ球の単クローン性増殖が示された。EBウイルス感染とNK型顆粒リンパ球増多症もしくはNK細胞白血病の強い関連が示唆される。...

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献1件 参考文献16件

  • Mycoplasma hyopneumoniae にみられた新しい反復配列

    原澤 亮, 浅田 起代蔵, 加藤 郁之進 The Journal of Veterinary Medical Science 57 (3), 557-558, 1995

    We have isolated a novel repetitive DNA element from Mycoplasma hyopneumoniae strain VPP11, the entire structure of which is distinct from those of prokaryotic transposons, insertion sequences or …

    DOI Web Site PubMed

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