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検索結果 77 件

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  • TRMM/GPM Goddard潜熱推定アルゴリズム

    TAO Wei-Kuo, LANG Stephen, 井口 享道, SONG Yi 気象集誌. 第2輯 100 (2), 293-320, 2022

    ...CSHの3ヶ月帯状平均の等価地表雨量は、熱帯収束帯で衛星データの地表雨量と良く一致し、海洋上では非常に精度が良い。一方で、熱帯・亜熱帯の陸域では過大評価の傾向にある。CSHの3ヶ月平均等価地表雨量は、衛星データ雨量との間に局所的な相違があるが、大きな水平解像度(CSHの標準グリッドである0.25°×0.25°から0.5°×0.5°または1.0°×1.0°)で領域平均することで平滑化できる。...

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  • 降雪期における新たな気象予測の開発と活用―高度な降雪予報と除雪作業最適化―

    秋本 哲朗, 手柴 充博, 植木 綾乃 AI・データサイエンス論文集 3 (J2), 215-222, 2022

    ...<p>日本海沿岸は世界有数の豪雪地帯であることもあり,豪雪の気象学的要因についての研究は積極的に行われている.日本海寒帯気団収束帯(Japan sea Polar air mass Convergence Zone; JPCZ)に起因する,短時間で局所的な強雪は,高速道路上の安全および運用管理上,影響が大きい事象である.このような事象は,現象の継続時間が短く現象の空間スケールが小さいため,従来の気象予測...

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  • GPM-DPR衛星観測データを用いた雹の準全球三次元分布の検出

    清木 達也 気象集誌. 第2輯 99 (2), 379-402, 2021

    ...これら雹閾値と誤検出除去フィルターを準全球観測データに適用したところ、雹は陸上と海上の収束帯に広く存在することが分かった。特に海洋上の雹は凍結高度付近に薄く(厚さ1500m以下)広く存在しており、その存在は従来の地上レーダー網では見逃されていたことが示唆された。最後に、凍結高度付近の薄い雹層を除去するフィルターを追加したところ、特に陸上の雹を伴う深い対流を選択的に捉えられた。</p>...

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  • 北陸地方を中心とした広域雪氷災害に関する調査研究

    河島, 克久, 松元, 高峰, 本田, 明治, 上石, 勲, 小杉, 健二, 山口, 悟, 平島, 寛行, 山下, 克也, 安達, 聖, 伊豫部, 勉, 高橋, 徹, 本谷, 研, 藤本, 明宏, 宮島, 昌克, 池本, 敏和 自然災害科学総合シンポジウム講演論文集 55 43-55, 2018-09-18

    ...また, 国道8号線における長時間立ち往生(車両滞留)の発生過程, 新潟県佐渡島や石川県能登地方で多発した水道管凍結被害の実態と原因, 老朽化した建築物の倒壊をもたらした雪荷重, 冠雪害の状況と発生時の気象条件, 大規模な雪崩や雪泥流による被害とその発生過程等が明らかになった。...

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  • 2013年10月に発生した伊豆大島斜面災害に関する調査報告

    高橋 日出男, 首都大学東京 2013年台風26号伊豆大島災害調査グループ 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100134-, 2014

    ...大雨時の台風経路が揃っていることからも,伊豆大島付近の収束帯は,顕著な低気圧性擾乱が特定経路をとる場合に現れやすい現象とも考えられ,中部山岳域などの影響を含めた検討の必要があろう。<br> 文献:気象研究所 2013....

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  • 気象研究所20 km・60 km格子版全球大気大循環モデルを用いた地球温暖化時における中央アメリカとカリブ海での水文気候変化

    仲江川 敏之, 鬼頭 昭雄, 楠 昌司, 村上 博之, 荒川 理 気象研究所研究報告 65 (0), 15-33, 2014

    ...陸域での蒸発は、一般的に乾季に減少し、雨季に増加すると予測された一方、海洋での蒸発は、熱帯収束帯を除いて、年間を通じて増加すると予測された。従って、表層土壌水分と表面流出は、全ての季節、殆どの陸域で、両解像度のモデルによって、減少すると予測された。今世紀末では、年河川流量が減少すると予測されているが、それは降水量の減少と蒸発の増加に起因している。...

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  • スーダン・ハルツームの降水量変動に影響を与える気象場の特徴

    西山 浩司, 脇水 健次, 安田 裕 水文・水資源学会研究発表会要旨集 27 (0), 100122-, 2014

    ...本研究では,干ばつ傾向が進むスーダンを対象にして,過去52年間の気象データを用いて,SOMによる半世紀の気象場のパターン分類を行い,気象場とハルツームの降水量との関係を明らかにした.その結果, ITCZの南北変位がハルツームにおける雨季の降水量に影響を与えていることがわかった.即ち,ITCZの北上が大きく,湿潤な状態が強いほど降水を引き起こす可能性が大きくなる.近年の傾向(2000年以降)として,ITCZ...

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  • 極東域における冬季低気圧経路と大気循環場との関係

    吉川 茂幸, 高橋 日出男 日本地理学会発表要旨集 2009s (0), 133-133, 2009

    ...の500hPa面高度偏差の差異が,東側の温度傾度帯や,ジェットの挙動に影響を与え,極東域でのLL・JSLとPCLの発現差を決めていることが考えられた(Fig. 2).また,極東付近では,EOF2±月の比較から,PCLの発現数にはSHの強弱による擾乱抑制の程度や,北太平洋高気圧から回り込む暖気流吹走域の北上南下の影響が考えられた.JSLが寒冬時に減少しない理由としては,冬季モンスーンによって日本海の収束帯上...

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  • 最 近 の 豪 雨 災 害 多 発 の 背 景

    山川 修治 日本地理学会発表要旨集 2005s (0), 16-16, 2005

    ...さらに,熱帯太平洋中部の高SSTが熱帯収束帯(ITCZ)を活発化させたこと,北太平洋高気圧の張りの西縁部がまさに日本列島付近にあり,その縁辺流が南方の台風を日本列島へ向かわせた。太陽活動と有意な正相関の認められる海域が日本付近に多いが,高SSTは2000-01年極大期の余波とみなすことができよう。...

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  • 長江以南における梅雨前線の活発化をもたらす総観場の分類

    高橋 日出男 日本地理学会発表要旨集 2004s (0), 199-199, 2004

    ...<br> Type B(29例)では,850hPa面において高原東縁とその東方に高圧部と低圧部があり,中国平野部では高緯度側から30゜N以南まで北風が卓越している.降水帯は,この北風と南シナ海からの南西風との収束帯に形成されており,降水帯付近の温度傾度は小さい.700hPa付近で北側からの低相当温位空気の侵入が顕著であり,differential advectionによる対流不安定性の生成が梅雨前線...

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  • 北日本にける2001年7月下旬からの冷夏への移行に関する事例解析

    加藤 内藏進, 野林 雅史 日本地理学会発表要旨集 2003f (0), 154-154, 2003

    ...しかし,7月下旬頃には,前線の北側にオホーツク海高気圧が強まり東北日本で気温が急激に低温傾向に転じ,更に8月前半になると,フィリピン付近から南シナ海の熱帯収束帯は逆に若干南下し,日本付近の梅雨雲帯自体も弱まった。 ...

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  • 黄土高原に降水をもたらす大気場の事例的解析

    大和田 春樹 日本地理学会発表要旨集 2002a (0), 101-101, 2002

    ...大和田(2001)は, 黄土高原における夏季の降水の要因を平均場から考察し, インドモンスーンによる下層の南西風と, 上層からの北太平洋高気圧の縁辺部から吹き降りる南西風, さらに黄土高原北側に形成される低気圧から噴き出す下層からの北西風による三次元的な収束帯が大陸の乾燥大気との間に局地的な不連続線を形成し, その上空には偏西風が蛇行して極の寒気が南下しやすく, 積乱雲が発生しやすい条件が揃っていると...

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  • 2次元の山の風下側における下層風日変化の数値的研究

    藤部 文昭, 斉藤 和雄, Wratt David S., Bradley Stuart G. 気象集誌. 第2輯 77 (4), 827-843, 1999

    ...(1)谷風レジーム:昼間に山麓部で谷風が吹き、これと山頂を吹き越えるおろし風とが収束する状態、(2)LCZ侵入レジーム:昼間におろし風が、前面に収束帯 (lee convergence zone-LCZ) を伴いつつ風下側の平野へ侵入していく状態、(3)LCZ振動レジーム:LCZが山の風下側で振動する状態、(4)超臨界レジーム:多少の風速の日変化を除いてほぼ定常な状態。...

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  • 南方振動に関与する熱帯太平洋とAustralasia域における循環場と気候要素

    Curtis Scott, Hastenrath Stefan 気象集誌. 第2輯 75 (4), 819-829, 1997

    ...これらが低気圧、多い雲量、対流、降雨を中部赤道太平洋において維持させ、統計的に有意な南太平洋収束帯(SPCZ)の北東へのシフト、下部対流圏の収束、上昇流、上層の発散を伴っている。200mbでの発散風は上層対流圏における広い帯状の収束帯に向かって北に吹いている。これは西部北太平洋における、下降流、下層の発散、正の圧力偏差に寄与している。...

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  • 北海道日本海側の降雪分布と総観場、メソスケール場との関係

    立花 義裕 気象集誌. 第2輯 73 (3), 697-715, 1995

    ...すなわち、カタバ風によって内陸の山から平野部に流れこんだ寒気が持続的に海上に流出する際に、海岸付近に収束帯形成され、持続的な降雪がもたらされると考えられる。さらに、里雪型降雪の際の総観揚を統計的に調べた結果、偏西風が非常に弱く、上空の気温が非常に低いことがわかった。このような総観場は、カタバ風の発生に好都合であり、上記の推測と整合的である。...

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  • 熱帯西部太平洋における対流活動の日変化

    新田 勍, 関根 創太 気象集誌. 第2輯 72 (5), 627-641, 1994

    ...一方、海洋大陸域ほど大きくはないが、熱帯収束帯(ITCZ)と南太平洋収束帯(SPCZ)にも日変化が見られる。日変化の特徴は季節によって変化し、対流活動が活発な季節に日変化の振幅も増大する。大陸上及び大きな島の上では、対流活動は午後遅くから夜にかけてピークに達するが、これは日中の地表からの加熱によるものと思われる。一方、大きな島の周辺海域では、対流活動のピークは一般に午前中に現れる。...

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  • 対流圏の熱帯を横切る流跡について

    田口 彰一 気象集誌. 第2輯 72 (4), 531-553, 1994

    ...選択された軌跡を調べると、対流圏上層のみを通過するもの、下層のみを通過するもの、下層を通って熱帯に入り熱帯収束帯で上昇した後反対半球へ侵入するものの3通りに分類できた。夏半球から冬半球へ向かうものは上層のみを通過するものと途中で上昇するもので構成され、冬半球から夏半球へ行くものは上層のみを通過するものと下層のみを通過するもので構成された。...

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  • 大気大循環モデルに現れた混合ロスビー・重力波と対流との関係

    Hess Peter G., Hendon Harry H., Battisti David S. 気象集誌. 第2輯 71 (3), 321-338, 1993

    ...その結果、実験毎にITCZ(熱帯収束帯)の位置が変化することがわかった。赤道を挟んで2つのITCZが存在するような海面水温分布を与えた時、活発なMRGWが現れる。モデルに現れたMRGWの構造や強さは、海面水温分布や対流のパラメタリゼーションに左右される。MRGWが最も活発な実験の時の波の垂直構造を調べた。...

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  • 1979年夏季の西太平洋における対流圏下層の季節内変動

    Chen Tsing-Chang, Chen Jau-Ming 気象集誌. 第2輯 71 (2), 205-220, 1993

    ...この局所的発散収束場の変動は、北太平洋収束帯(NPCZ)即ちMei Yu及び梅雨前線との結合システム、並びに南太平洋収束帯(SPCZ)の季節内変動的南北移動をもたらす。NPCZ及びSPCZに伴う局所大気循環も、一体となった季節内変動を示す。...

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  • 3次元浅い雲モデルでの"CoolRain"

    高橋 劭, 遊馬 芳男 気象集誌. 第2輯 70 (3), 739-748, 1992

    ...氷晶が成長すると降水粒子の成長は雲頂付近で起こるので、そこの高度での風の場が影響し、下層に強い収束帯を形成、風のシヤーがないときよりも強力な降雨が起こった。...

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  • 成層圏QBOのENSO変動への影響

    Gray William M., Sheaffer John D., Knaff John A. 気象集誌. 第2輯 70 (5), 975-995, 1992

    ...同時に、QBOの東風位相の間、深い対流は赤道からさらに離れた(緯度8-18°)モンスーン収束帯で阻害される。QBOの西風シアの位相の間は反対の傾向が起こり、深い対流は抑制され、モンスーン対流が強まる。対流活動のQBOにリンクした傾向に呼応して起こる太平洋地域の気圧と循環の偏差は、QBOの東風位相の問、暖かいENSO現象(すなわちエルニーニョ)に導く条件と一致する。...

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  • 亜熱帯域の降水帯(梅雨前線帯、SPCZ、SACZ)にみられる大規模場の共通性第1部:亜熱帯前線帯としての特徴

    児玉 安正 気象集誌. 第2輯 70 (4), 813-836, 1992

    ...すべての亜熱帯降水帯は、内部に厚い湿潤層を伴う収束帯としての性質と、上層の西風ジェットを伴う傾圧帯としての性質をあわせ持つ。さらに、湿潤な熱帯またはモンスーン気団の極側の外縁を成しており、下層の水蒸気傾度は大きい。<br>亜熱帯降水帯では、降水量が海面の蒸発量を大きく上回り、その降水の多くは、2種類の水蒸気流が降水帯で収束することにより維持される。...

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  • ベンガル湾と北東太平洋の夏季モンスーンの差異

    Murakami Takio, Wang Bin, Lyons Steven W. 気象集誌. 第2輯 70 (1B), 191-210, 1992

    ...年間を通じて、熱帯収束帯(ITCZ)は熱帯北太平洋に停滞している。夏季モンスーンは、7月にITCZ(ハドレー循環の上昇域)が最も北の14°Nに位置する時に起きる。東部赤道太平洋の地上風の年変化は、東西風(下層ウォーカー循環)よりも、南北風(下層ハドレー循環)の方が一段と大きい。このことによって東部北太平洋の夏季モンスーンの発達が促進される。...

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  • 夏のモンスーンの季節内変動

    Nanjundiah Ravi S., Srinivasan J., Gadgil Sulochana 気象集誌. 第2輯 70 (1B), 529-550, 1992

    ...Webster・Chou(1980a)、Gadgil・Srinivasan(1990)、Srinivasan他(1991)による複雑さの程度を増した東西方向に一様なモデルは、熱帯収束帯(TCZ)の季節内変動についてより現実的なシミュレーションをもたらした。この論文では地表面気圧の時空間変動を取り入れた新しいモデルについて議論する。...

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  • 夏のモンスーンの季節内変動

    Gadgil Sulochana, Asha G. 気象集誌. 第2輯 70 (1B), 517-527, 1992

    ...活発期におけるインド地域での深い積雲対流活動は東西方向に数千kmにわたって組織化されており、熱帯収束帯(TCZ)に伴なっている。超総観規模の季節内変動もこのスケールと一体となっており、大規模なTCZの時空間変動と関連している。TCZの緯度分布は、主要なピークが熱大陸上、二次的なピークが海洋上に現れるバイモーダルな特徴を示す。大陸上のTCZの変動は、海洋上の変動と通常は逆位相の関係にある。...

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  • 冬期日本海上の収束雲帯の形成についての数値的研究(追加)

    永田 雅 気象集誌. 第2輯 69 (3), 419-428, 1991

    ...目的は、収束雲帯の形成に対する3つの下面境界の強制力(海陸の熱的対照、メソスケールの山によるブロッキング効果、及び特徴的な海面水温分布)の相対的な寄与を評価すること、及び、朝鮮半島北方の山岳が下層の収束帯をどのようにして作るかを調べることである。<br>モデルで再現されたメソスケールの場は、収束雲帯の形成に対する下面境界の各強制力の寄与が、互いに同程度であることを示している。...

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  • 「水惑星」モデルにおける熱帯域の積雲活動のふるまいと循環構造

    沼口 敦, 林 祥介 気象集誌. 第2輯 69 (5), 563-579, 1991

    「水惑星モデル」実験の結果を惑星規模の東進構造およびITCZ域における降水域の構造を中心に解析した。<br>30日振動、すなわち惑星スケールの東進構造は積雲パラメタリゼーションの種類にかかわらず現れる。その維持には海面蒸発の風速依存性すなわち蒸発一風速フィードバックが働いている可能性が高い。一方で、総観規模程度のスケールの構造には蒸発一風速フィードバックは効果的に働かず、wave-CISKのよう…

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  • 熱帯収束帯における台風の発生の数値実験

    山岬 正紀 気象集誌. 第2輯 67 (4), 529-540, 1989

    ...積雲対流の効果を陰に表現するモデル(山岬、1986)を用いて、熱帯収束帯における台風の発生の数値実験を行った。熱帯収束帯付近の海面温度が比較的高い領域では40kmの細格子を用い、その北側と南側の領域では、120kmの粗格子を用いている。東西方向にはサイクリックにしてある。初期条件としては、静止大気中に浮力の擾乱を与えるか、又は水平シアをもった東風を与えて、上昇流したがって対流が起こるようにした。...

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  • 熱帯収束帯における雲の水平パターンの自己相似性

    矢野 順一, 竹内 義明 気象集誌. 第2輯 65 (4), 661-667, 1987

    ...熱帯収束帯における雲の水平パターンを異なった尺度で拡大しても,お互いにスケールの違いを見分けることが容易ではない。このように,熱帯収束帯における雲の水平パターンは自己相似的であるという印象を受ける。このことを客観的(定量的)に確かめるために,ひまわりの赤外雲画像についてフラクタル次元解析を行なった。...

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  • 『水惑星』モデルでシミュレートされた30-40日周期振動

    林 祥介, 住 明正 気象集誌. 第2輯 64 (4), 451-467, 1986

    ...<br>モデルはまた,二重赤道収束帯をも再現した。赤道上に低海水面温度域が存在しなくとも赤道収束帯は赤道をまたいで南北二本存在する。この両収束帯にかこまれた領域では積雲活動は,スーパークラスターとして組織されるが,一方その外側では熱帯低気圧(台風)として組織される。<br>湿潤過程の除去は30日周期振動の赤道ケルビン波•ロスビー波への崩壊をもたらした。...

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  • 冬期日本海上の収束雲帯の形成について(数値実験)

    永田 雅, 猪川 元興, 吉住 禎夫, 吉田 泰治 気象集誌. 第2輯 64 (6), 841-855, 1986

    ...すなわち,冷たい陸地の上では気団変質がより弱く,その結果,対流圏下層で朝鮮半島南東端に中心を持つ中規模の高圧部が,そしてその東端に収束帯が形成される。この収束帯が積雲対流を活発化させ,帯状に組織化する。また,朝鮮半島北方の山地によるブロッキングの効果がこの収束帯を強めるように働く。...

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  • FGGE年の北半球夏季における熱帯下部対流圏擾乱の全球解析

    新田 勍, 中込 縁, 鈴木 靖, 長谷川 直之, 門倉 昭 気象集誌. 第2輯 63 (1), 1-19, 1985

    ...中部太平洋は全般に擾乱の振幅は小さいが,5°N~10°Nの熱帯収束帯には,3~4日周期の弱いスペクトル•ピークが存在する。<br>インドシナ半島からインド北部にかけて,6~7日周期の変動が存在し,ベンガル湾北部で振幅が最大となっている。この擾乱はモンスーン•トラフ上を伝わり,ベンガル湾北部で発達するモンスーン擾乱と思われる。...

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  • 冬の季節風時の日本海上の収束雲帯の構造

    穂積 邦彦, 孫野 長治 気象集誌. 第2輯 62 (3), 522-533, 1984

    ...冬の季節風時に日本海中部に発生する収束帯にともなう帯状雲を,日本航空の定期便から写真撮影することにより観測し,その構造を三角測量方法で解析した。山陰地方のレーダー写真や日降雪量の分布も考慮して,収束雲帯の南西側の端に高い雲堤の列があり,これが山陰地方に局地的な大雪をもたらすことがわかったまた収束雲帯の発生機構を議論し,その立体構造のモデルが提案された。...

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  • 気象衛星によるステレオ高度計算法の原理と雷雲上に発生する成層圏内巻雲への応用

    藤田 哲也 気象集誌. 第2輯 60 (1), 355-368, 1982

    ...静止衛星画像を使って近似的に精度の高いステレオ高度計算法を開発し,日本の"ひまわり"1号とアメリカの静止西衛星の写真から熱帯収束帯附近の雲の高さを計算した。またアメリカの西と東の静止衛星画像を使って雷雲頂の凹凸を赤外温度分布と比較決定した。その結果,赤外温度の方が推定した雲頂温度より5から10*高いことが分った。...

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  • 海洋上の熱帯収束帯の構造

    Estoque M.A. 気象集誌. 第2輯 53 (5), 317-321, 1975

    海洋上でのITCZのシノプティックスケールの構造を,太平洋と大西洋での観測から求めた.温度分布の解析によれば,ITCZは対流圏下層でwarm coreで,中層ではcold coreである.水蒸気分布は,中央のコアの付近ではあらゆるレベルで大きな値を示す.比較的乾いているのは中央コアのすぐ外側の700mb付近にみられる.風は地表近くでは比較的乱れていないが対流圏中層ではかなりの乱れがみられる.観測…

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  • 広域からみた梅雨前線帯の特徴

    Akiyama Takako Papers in Meteorology and Geophysics 24 (2), 157-188, 1973

    The large-scale aspects of the Baiu Front, heavy rainfall and associated phenomena are analyzed over the Far East during the 40day period from June 16 to July 25,1968, mainly by using 5-day mean …

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  • 西太平洋における熱帯収束帯上の中間規模優乱の解析

    村上 勝人 気象集誌. 第2輯 50 (5), 454-464, 1972

    1956年および1958年のマーシャル諸島のデータをもとに,スベクトル解析の手法を用いてMurakami(1971)によって報告された中間規模擾乱の統計的解析を行なった.<br>擾乱の波長は約1,000kmであり,東進することが確かめられる.擾乱にともなう風の変動は,その発散成分に卓越し,生じる収束一発散領域もやはり小規模なものであることが示される.<br>変動する各要素の垂直方向の位相関係より…

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  • 日本における大雨の気候学的研究

    Okuta Minoru Papers in Meteorology and Geophysics 21 (3), 323-379, 1970

    ...<BR>地域的に持続する上昇気流を与える要因については,気象じょう乱それ自体によるものと,地形による影響とに分けて考察される.地形による影響はさらに力学的作用と,熱学的作用とに細分されるが,特に,海岸地帯や,山岳部縁辺に現われる大雨多発地帯については,地表面の粗度効果による収束帯の形成が取り上げられたし,熱的な作用として,大雨時における1時間雨量強度の日変化が海岸で日出,内陸では午後に極大を持って現...

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