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検索結果 145 件

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  • チェロ演奏動画の目視によるデータ獲得と演奏スタイルの分類

    古川 康一, 升田 俊樹, 西山 武繁 人工知能学会第二種研究会資料 2016 (SKL-22), 06-, 2016-03-04

    <p>チェリストの演奏動画から、目視によって、演奏時の右手や体幹などの使い方に関する、肘の高さ、弓の返し時の手首の縦屈伸の利用の有無、体全体の左右の動きなどの、特徴的な10数項目にわたる属性データを獲得し、チェリストの演奏スタイルを分類する。分類の対象となるチェリストは、国内外のプロのチェリスト50名程度である。そのデータを元にクラスタリングを行い、どのような演奏スタイルが存在するのかを特定する…

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  • アナロジカルアブダクションにおける仮説の選択について

    古川 康一, 原口 誠, 升田 俊樹, 金城 敬太, 尾崎 知伸 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2015 (0), 1L41-1L41, 2015

    <p>チェロ演奏における一弓スタッカート課題において、自励振動および石の水切りの2つの類推モデルを提示して課題習得実験を行い、モデルの有効性についての比較検討を行った。その結果として納得性が仮説選択の有効な基準であることが示された。さらに、納得性の要因についての考察を行い、ベースとターゲットの間の類似度、論理的整合性などが納得性を支持する可能性を指摘した。</p>

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  • 合奏指導における比喩表現の役割

    古川 康一, 升田 俊樹, 西山 武繁 人工知能学会第二種研究会資料 2014 (SKL-18), 01-, 2014-03-14

    <p>オーケストラの合奏指導では,音楽の質の向上のために様々な指導を行うが,その際直接表現に比べて,比喩などの間接表現の方がより効果的であることが多い.本稿ではその効果を生む背景について考察する.</p>

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  • 合奏指導における比喩表現の役割

    古川 康一, 升田 俊樹, 西山 武繁 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2014 (0), 1M5OS05b2-1M5OS05b2, 2014

    <p>オーケストラなどの合奏を指導する際に、トレーナーのタスクは、音程、リズム、強弱、和音などの音楽の構成要素ごとの指摘が基本となる。その折にそれらの指摘を直接的に行う場合と、比喩表現を使って間接的に行う場合を比較すると、比喩表現の方が効果が認められることが多い。本稿では、比喩表現の分類を行うとともに、その効果を生む背景について考察する。</p>

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  • ルールアブダクションとアナロジーによるスキル創造支援プロジェクトの概要

    古川 康一, 原口 誠, 藤波 努, 金城 敬太, 升田 俊樹, 小林 郁夫, 西山 武繁, 尾崎 知伸 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2013 (0), 1H3OS02a5-1H3OS02a5, 2013

    <p>科研費プロジェクト「ルールアブダクションとアナロジーによるスキル創造支援」が2012年から3年間の予定で始まった。チェロの演奏を主たる対象とし、困難な課題を取り上げてプロの演奏者によるコツを入手し、そのコツが如何に有効であるのかを示すための仮説をルールアブダクションとアナロジーによって説明するのがその主な狙いである。本発表ではその計画、これまでの活動、得られた成果の概要について、報告する。…

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  • アナロジーを組み込んだルール発想推論によるスキル獲得支援

    金城 敬太, 尾崎 知伸, 小林 郁夫, 原口 誠, 藤波 努, 古川 康一, 升田 俊樹 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2013 (0), 1H3OS02a6-1H3OS02a6, 2013

    <p>スキルサイエンスの研究の一つに,ある運動の新たな説明ルールを発見するというものがある.我々はこれまで,説明ルールを仮説とみなし,発想推論を用いて導出する方法を提案している.一方、我々人間は、力学系などとのアナロジーを用いて仮説を思いつく発想推論を行っている.本論文では、このような形態の発想推論の実現を試み、その有効性を検証した.</p>

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  • 音楽の練習指導とコラボレーション

    升田 俊樹, 古川 康一 人工知能学会第二種研究会資料 2012 (SKL-14), 01-, 2012-11-16

    <p>オーケストラなどを指導するのにはその作品に適したイメージを持つことが大切になり、その曲の演奏をするためには、更に体をどのように使ったら良いかと言うことが重要となる。そこには、右手の弓への圧力・及びスピードの変化(加速・減速)などの複雑な変化が含まれる。さらに厳密に言うならば右手の問題だけでなく、左手指先のどの部分で弦を押さえたら良いかと言う問題もあるが、実際の演奏ではこれ等の膨大な組み合わ…

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  • 体の縮みが可制御性に及ぼす影響について

    古川 康一, 升田 俊樹, 西山 武繁, 忽滑谷 春桂 人工知能学会第二種研究会資料 2012 (SKL-13), 03-, 2012-09-15

    <p>楽器演奏やスポーツなどにおいて,体の縮みはパフォーマンスの不具合をもたらし,思った通りに体を制御できないことがある.本論文では,このような「体の縮み」が「可制御性」に及ぼす影響について論じる.</p>

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  • 2x2requirementチャート適用による開発並びに運用コスト低減の評価

    嶋津恵子, 古川康一 デジタルプラクティス 3 (2), 164-172, 2012-04-15

    我々は,IEEEが提供する標準のConOps(CONcept of OPerationS)の項目を効率的に特定するためのフレームワーク・ツールとして,2x2requirementチャートを考案した.その最大の狙いは,システム・エンジニアリングにおける要求開発作業を,初期の作業コストを増加させることなく充実させることであり,その結果,開発での予想外の作業発生を抑えることと,運用コストを低減すること…

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  • 2x2requirementチャート適用による開発並びに運用コスト低減の評価

    嶋津恵子, 古川康一 デジタルプラクティス 3 (2), 164-172, 2012-04-15

    我々は,IEEEが提供する標準のConOps(CONcept of OPerationS)の項目を効率的に特定するためのフレームワーク・ツールとして,2x2requirementチャートを考案した.その最大の狙いは,システム・エンジニアリングにおける要求開発作業を,初期の作業コストを増加させることなく充実させることであり,その結果,開発での予想外の作業発生を抑えることと,運用コストを低減すること…

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  • チェロのスピッカート奏法の習得について

    古川 康一, 升田 俊樹, 西山 武繁 知能と情報 24 (1), 545-552, 2012

    チェロのスピッカートは,その習得が非常に困難なことが知られている.本論文では,はじめに,スピッカート奏法の力学モデルとして,強制振動モデルを導入し,その妥当性を検証する.さらに,同モデルの代表的な例であるブランコ漕ぎとまりつきを取り上げ,それらの運動のアナロジーから,二つの重要な力学的条件,すなわち,強制振動におけるエネルギーの補充のタイミング,および,力を加える際のショックを吸収するクッション…

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  • 弦楽器の運弓動作の省エネ奏法について

    古川 康一, 升田 俊樹, 西山 武繁 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2012 (0), 1O1OS64-1O1OS64, 2012

    <p>弦楽器の運弓動作は、曲が要求する状況に合せて腕を振りながら弓を操作する動作である。同様の動作には野球のバッティング、投球、テニスのストロークなどがある。これらの動作の第1の共通点は体幹の力の上肢への鞭のような伝達方式であり、第2は動作自身の習熟の困難性である。本論文ではそれらの動作の習熟支援のための言葉に注目し、それら言葉を収集・整理するとともに、省エネルギーの観点から動きの力学的な考察を…

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  • 2513 学生アシスタント制度の導入による半学半教の実践報告(一般セッション)

    西村 悠, 古川 康一, 小林 郁夫 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2011.Spring (0), 397-402, 2011

    嘉悦大学では半学半教の精神に基づき,2008年度よりTA(ティーチング・アシスタント)やSA(スチューデント・アシスタント)といった学生アシスタントによる講義支援制度を設けている.当初は講義を円滑に進めることのみを目的としていたが,学生アシスタント同士に互いの経験を共有させ,形式化させることで,学習効果の向上に期待ができるものとなった.その結果,初年次教育科目においては,必要不可欠な役割を担って…

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  • 2307 プロジェクトマネジメント手法による学生アシスタント制度の改善について : 学生アシスタントの育成(一般セッション)

    西村 悠, 古川 康一, 西山 武繁 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2011.Autumn (0), 180-185, 2011

    嘉悦大学では半学半教の精神に基づき,2008年度よりTA(ティーチング・アシスタント)やSA(スチューデント・アシスタント)といった学生アシスタントによる講義支援制度を設けている.初年度は試験的に講義を円滑に進めることのみを目的としていたが,学習効果の向上に期待ができるものとして,翌年度より大幅に増員することとなった.その結果,これまでとは異なる学生層を取り込むこととなり,一定の質的水準を保つた…

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  • チェロのスピッカート奏法の習得について

    古川 康一, 升田 俊樹, 西山 武繁 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2011 (0), 3D2OS89-3D2OS89, 2011

    <p>チェロのスピッカート奏法は、ブランコ漕ぎやバスケットボールのドリブルのような、周期的に外力を与えて振動を持続させる強制振動の一種であるが、その習得は容易ではない。本論文では、文献のサーベイ、メタ認知、力学モデル、着眼点の発見、あるいは、専門家との意見交換などが本スキルの習得にどのように貢献したかについて論じる。また、その習得過程のビデオによる記録について考察する。</p>

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  • スキル獲得におけるブレークスルーに関する一考察

    古川 康一, 升田 俊樹, 松原 正樹, 小林 郁夫, 西山 武繁 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2010 (0), 3G1OS2a3-3G1OS2a3, 2010

    <p>スキルのブレークスルーをもたらすコツとして、チェロの音量の増大のための弓の力の入れ方と、敏捷性・正確性のための弓の保持の仕方を取り上げる。それらのコツに対して、それらを使う場合と使わない場合の当該課題をターゲットとする推論スキーマを比較した。その結果、新スキーマは旧スキーマに比べて単純化されていることが明らかになった。このことは、スキーマレベルの変更がブレークスルーにつながることを暗示して…

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  • 発想推論に基づく着眼点の発見

    古川 康一, 小林 郁夫, 井上 克巳, 諏訪 正樹 人工知能学会第二種研究会資料 2009 (SKL-03), 03-, 2009-01-09

    <p>着眼点の発見を目的として,既知の述語を可制御性などによってタイプ分けし,それに基づいて推論図式の欠落部分を発見し,そこを埋める新述語ならびに既存述語との関係性を発想推論によって求める手法を提案する.</p>

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  • 帰納推論による時系列データからの関係構造の抽出  スキル解析に向けたプラットフォーム

    金城 敬太, 相澤 彰子, 古川 康一 知能と情報 21 (4), 587-597, 2009

    今日,スキルの分析が注目されている.スキル分析では協調動作のルール獲得が重要な課題となっており,複数センサーからの時系列データの分析において例えばある系列が状態Aのあと,しばらくして別の系列で状態Bが発生するという関係を扱う必要がある.しかし,現実には時系列データのみで状態が定義されていない入力を扱う状況も多い.こうした中,相関を中心に扱う従来の時系列分析ではデータのもつ時区間を持った特徴同士の…

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  • 発想推論に基づく着眼点の発見

    古川 康一, 井上 克巳, 小林 郁夫, 諏訪 正樹 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2009 (0), 1K1OS85-1K1OS85, 2009

    <p>観測された着眼点を驚くべき観測事実として与え,因果関係を表す論理プログラム中の欠落部分を全一階述語論理に基づく発想論理プログラミングシステムSOLARにより導出し,得られた欠落ノードに対して意味づけを与えることによって,スキルの達成に必要な隠れ着眼点を見出す方法について報告する。本アプローチの特色は,SOLARがもつ存在限量された論理式を仮説として導く機能を利用して隠れ着眼点を探し出す点で…

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  • 伝統派空手における間合いスキルの考察

    西山 武繁, 古川 康一, 加藤 貴昭 人工知能学会全国大会論文集 JSAI08 (0), 53-53, 2008

    武道の重要な概念として間合いが知られている。間合いは、物と物との隔たりと、物事を開始するのに適した時節という2つの意味を有する。本研究は、この概念に基づき伝統派空手の組手競技における競技者のスキルを記述し、被験者間の比較を行った。

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  • 帰納論理を用いたネットワークデータからの知識獲得

    金城 敬太, 相澤 彰子, 古川 康一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI08 (0), 126-126, 2008

    本研究では、帰納論理プログラミングを用いて、ネットワークデータからルールを獲得することを目標とする。具体的には、関係が複数ある場合の分類規則の抽出や、動的に変化するネットワークからのルールの獲得を行う。これら、既存のネットワーク分析ではあまり扱うことのできなかったデータやルールの獲得について比較を通じて検証する。

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  • 身体スキルの創造支援について

    古川 康一, 諏訪 正樹, 加藤 貴昭 人工知能学会論文誌 22 (5), 563-573, 2007

    One of the main difficulties in motor skill acquisition is attributed to body control based on wrong mental models. This is true to various domains such as playing sports and playing musical …

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  • 局所モデリング時系列データマイニングと帰納論理による知識獲得

    金城 敬太, 澤井 啓吾, 古川 康一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI07 (0), 1H38-1H38, 2007

    <p>今日、人のスキルの解析としてスキルサイエンスが注目を浴びている.その中でセンサーデータから知識を自動的に抽出するための研究が進んでいる.特に時系列データマイニングという手法が利用されている.本研究では、既存の時系列分析の知見を利用し、局所的に時系列モデルを抽出するアルゴリズムを考え、さらに「時系列モデル間の関係」を抽出する方法の開発を行った.これにより、時系列パタンの複雑なルールの抽出が出…

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  • アソシエーションルールを用いた行動特性の抽出

    西山 武繁, 加藤 貴昭, 古川 康一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI07 (0), 1H311-1H311, 2007

    <p> 格闘技において間合いは攻撃の成否に関わる極めて重要な要素である。しかし、競技の間合いに関する具体的な指導・及び評価方法は確立されていないことが多い。そこで、我々はこの問題を解決するために、ボクシングを例に、アソシエーションルールを用いて競技者固有の攻撃パターンの特性を可視化する方法を提案する。まず、競技者の攻撃動作のデータを獲得するためにモーションキャプチャを用いてスパーリングを計測した…

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  • スキルサイエンスの展望

    古川 康一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI07 (0), 1H37-1H37, 2007

    <p>近未来AIチャレンジ「身体知の解明を目指して」は、これまで生体力学データからの身体知の抽出、典型的な動きの力学モデル、演技スキルの表現系の開発などに関する研究を行ってきた。これまでの研究は、やや基礎研究的な色彩が強かったが、その成果として、いくつかの方向で、実用システムへの見通しが立ってきた。それらは、トレーニングに有用なスキルの可視化技術、メタ認知によるスキル創造支援、発想推論に基くスキ…

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  • 発想制約論理プログラミングによる演奏スキルの発想支援

    小林 郁夫, 古川 康一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI07 (0), 1H39-1H39, 2007

    <p>本論文では、チェロ演奏を例に、与えられた曲を弾きこなすための演奏スキルの提案を目指す。基礎的な訓練では単一タスクをこなすためのスキルを習得するが、2つのタスクが共存する場合、個々のタスクをこなすための要素技術同士がしばしば矛盾する。ここで矛盾とは体の使い方に関する矛盾であり、たとえば一方の課題がある筋肉の強活性化を要求し、他方が非活性化を要求すると、それらは矛盾する。このような矛盾を一貫性…

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  • Senticsに基づく進化的音楽による感情表現の試み

    五十嵐 創, 古川 康一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI06 (0), 134-134, 2006

    近年,進化的方法論を用いたアルゴリズミックコンポジションの研究が盛んである.一方,人間の感情についての先駆的研究として,ClynesによるSenticsが知られている.Clynesによれば,人間の感情は普遍的に,特定の形を持った曲線(Sentic curve)として形式化可能であるとされる.本研究ではsentic …

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  • スキルサイエンスの展開

    古川 康一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI06 (0), 135-135, 2006

    近未来AIチャレンジ「身体知の解明」は今年で4年目を迎え、これまでに主としてクローズドスキルを対象として、運動学、運動力学の両面から身体知の解明を進めてきた。とくに生体力学データからの身体知の抽出、メタ認知によるスキル実現の鍵となる属性の発見・選択、および典型的な動きを説明するいくつかの力学モデルの提案などを行ってきた。さらに、演技スキルの表現系の開発を進めてきた。今後は、スキルの習熟支援および…

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  • クラシックバレエにおける美の評価基準のための属性発見について

    清水 聡史, 澤井 麻奈美, 吉永 早織, 中村 美奈子, 古川 康一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI06 (0), 132-132, 2006

    クラシックバレエは,足の動きが中心となる跳躍や回転運動に重きが置かれた舞踊であり,ダンサーの美しい動きを見て楽しむものである.本稿では,バレエの演技の中で観客がどの身体部位の動作に反応して美しい動きとして認識しているのか,その要素となる属性を探ることにした.まず,バレエダンサーの初心者と熟達者数人を被験者として演技計測・比較実験を行い,観客に対して評価グリッド法を用いたアンケートを実施し,各自の…

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  • ボクシングにおけるスキル習熟過程について

    西山 武繁, 古川 康一, 金城 啓太 人工知能学会全国大会論文集 JSAI06 (0), 131-131, 2006

    ジャブは、ボクシングの中で最も基礎的なパンチで、練習の初期段階に習得することを求められる技である。効率良くジャブを習得させるコーチング方法を創出するために、まずスキルの評価指標作成と習熟過程の分析を行った。評価指標の作成では、初心者と熟達者の動作の相違点から、パフォーマンス結果とその要因を表すことにした。そして習熟過程は、ボクシングの未経験者にジャブを指導し、定期的に計測を行ってパフォーマンスの…

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  • 身体知としての弦楽器演奏のスキル

    古川 康一 バイオメカニズム学会誌 30 (1), 17-20, 2006

    我々は弦楽器演奏を取り上げ,職業演奏家の技を明らかにすることを目的として身体知の言語化の研究を始めた.より具体的には,大きな自由度をもつ右手による運弓動作に着目した.そこでの問題は,最適な軌道を選択すること,および,その軌道を常に再現するためのスキルを身に着けることである.軌道を選択する際に必要となる最適性の基準としては力学的な妥当性および体の可動域などの制約条件を想定した.実際に職業演奏家の体…

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  • 演技スキル表現系について

    古川 康一, 清水 聡史, 吉永 早織 人工知能学会論文誌 21 205-214, 2006

    In this paper, we propose a framework for representing performance skill. Firstly, we notice the importance of performance skill representation. We introduce five different representation targets: …

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  • 非利き手書字行為におけるスキル熟達過程からの自己組織化マップを用いた知識獲得

    澤井 啓吾, 金城 敬太, 古川 康一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI06 (0), 133-133, 2006

    頭を使う言語学習から身体を使う技能学習まで様々な学習があるが、何かを学習して知識やスキルを獲得するには多くの時間を要する。しかし、修得にかかる時間には個人差がある。本稿では、このような差が生じる原因は学習の過程にあると考え、書字行為を例にとり、スキル獲得の過程を分析した。まず、書道の熟達者と非熟達者に非利き手で文字を書いてもらい、その時の筋電位を計測した。そして、得られた全ての筋電データに自己組…

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  • B8 身体スキルの創造支援について(スキルサイエンス2)

    古川 康一, 諏訪 正樹, 加藤 貴昭 ジョイント・シンポジウム講演論文集:スポーツ工学シンポジウム:シンポジウム:ヒューマン・ダイナミックス 2006 (0), 222-227, 2006

    One of the main difficulties of motor skill acquisition is descended from body control based on wrong mental models for the related target domains such as sports and music instrument playing. In …

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  • PSアルゴリズムによる眼球追跡運動の検出

    森田 想平, 古川 康一, 尾崎 知伸 人工知能学会論文誌 20 259-269, 2005

    Researchers are able to estimate what subjects attend to by using eye tracking systems. Existing approaches for analyzing eye movements are very useful to estimate attention to still objects. But …

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  • 相関ルールとネットワーク分析による時系列データからの知識獲得

    金城 敬太, 古川 康一, 尾崎 知伸, 澤井 啓吾 人工知能学会全国大会論文集 JSAI05 (0), 114-114, 2005

    我々はスキルの解明に役立つと考えられる、新たな時系列データ解析手法を提案する。 提案手法は、モチーフと呼ばれる時系列データ上での頻出パタンを、相関ルールのlift値という概念を利用して抽出するものである。この手法により、他のモチーフとの関連を考慮して、モチーフ抽出を行うことができる。また、我々は得られたモチーフ間の相関ルールを導く。導いた相関ルールをグラフ化してネットワーク分析も行う。 …

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  • 身体知研究の潮流―身体知の解明に向けて―

    古川 康一, 植野 研, 尾崎 知伸, 神里 志穂子, 川本 竜史, 渋谷 恒司, 白鳥 成彦, 諏訪 正樹, 曽我 真人, 瀧 寛和, 藤波 努, 堀 聡, 本村 陽一, 森田 想平 人工知能学会論文誌 20 117-128, 2005

    Physical skills and language skills are both fundamental intelligent abilities of human being. In this paper, we focus our attention to such sophisticated physical skills as playing sports and …

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  • 身体知解明へのアプローチ

    古川 康一, 尾崎 知伸, 植野 研 人工知能学会全国大会論文集 JSAI05 (0), 111-111, 2005

    近未来チャレンジ「身体知の解明を目指して」は、これまでは準備期間であった。提案者は、本テーマを中心に据えた新たな学問分野として「スキルサイエンス」を提唱し、本学会誌での解説記事などでその重要性を指摘してきた。また、昨年度の本チャレンジセッションでの研究発表は、論文「身体知研究の潮流」として纏められた。スキルサイエンスは、人工知能の研究にとっての新しい切り口として、定着しつつある。残りの3年で、近…

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  • ラフ集合を用いたヴァイオリン演奏者の特徴抽出

    清水 聡史, 吉永 早織, 古川 康一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI05 (0), 113-113, 2005

    本研究では、データマイニング手法の一つであるラフ集合を用いたヴァイオリン演奏者の特徴抽出に取り組む。ラフ集合は様々な属性を縮約して表現することができ、簡略化された決定ルールを導くことができる。まずヴァイオリン演奏者にあるタスクを与え、モーションキャプチャを用いてその動きを捕捉する。その後、得られたデータをラフ集合を用いて分析し、どの動きが音の滑らかさに大きく寄与しているのかを考察する。

    DOI 被引用文献1件

  • サッカーにおけるインサイドキックスキルの解明

    川本 竜史, 古川 康一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI04 (0), 230-230, 2004

    本研究の目的は、サッカーにおけるインサイドキックのスキルを解明することである。本研究では、モーションキャプチャで計測した身体運動の時系列データをもとに、統計モデルを用いてインサイドキックスキルの決定要因を抽出した。この結果、インサイドキックの誤差(エラー)は、インパクト直後の蹴り足の足部角度にきわめて強く依存しており、この再現性の獲得が正確なインサイドキックのスキル獲得の本質であることが示唆され…

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  • Dynamic Time Warpingを利用した眼球の追跡運動の検出

    森田 想平, 古川 康一, 尾崎 知伸 人工知能学会全国大会論文集 JSAI04 (0), 228-228, 2004

    本研究は,視線によって視対象を追跡する眼球運動を,トラッキングと呼び,これをデータ的特徴の側面から定義する.そして,トラッキングを眼球運動データ及び視対象運動データから検出する手法を提案する.<br>具体的には,Dynamic Time Warpingを利用した類似度ベースマッチングを行うことによって,トラッキングの検出を行う.<br>トラッキングの検出は,被計測者が運動する視対象に向けている注…

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  • 記述的アプローチによる音楽演奏時の呼吸分析

    五十嵐 創, 尾崎 知伸, 古川 康一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI04 (0), 216-216, 2004

    表情豊かな音楽演奏を行うための一つの要因として,演奏時の呼吸の制御に着目する.楽曲の音楽的な構造や奏法などの情報と,実際の奏者の呼吸との間の関連性を,記述的アプローチによって明らかにする試みについて発表する.

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  • 定性モデリングによる演奏スキルデータの個人差比較解析

    植野 研, 古川 康一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI04 (0), 222-222, 2004

    器楽演奏の技能を向上させるには、まず、自己の演奏スキルを分析し、スキルの現状の問題点を明らかにする必要がある。しかしながら、演奏スキルは、生徒の個人差、流派や教師の経験と勘に大きく依存しているため、客観的にスキルを評価することは困難である。また、演奏スキルをモデル化するには、Bernstein問題が含まれるため、身体の制御方法は一意には決まらず、解析的に解くことが困難である。そこで、本研究では、…

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  • チェロ演奏の運弓動作の定性的解析について

    古川 康一, 金城 啓太, 澤井 啓吾 人工知能学会全国大会論文集 JSAI04 (0), 215-215, 2004

    チェロ演奏における運弓動作には、下げ弓と上げ弓があるが、演奏する弦によってそれらの動作が異なると思われる。本論文では、実験を通して、それらの相違点を明らかにし、合理的な運弓動作の原理を明らかにすることを目的とする。また、これらの運動と、テニスなどの動きとの関連性についても論じる。また、基本動作のエネルギー効率について考察し、疲労度が少ない奏法を提案する。

    DOI 被引用文献1件

  • 身体知の解明を目指して

    古川 康一, 植野 研, 五十嵐 創, 森田 想平, 尾崎 知伸, 玉川 直世 人工知能学会全国大会論文集 JSAI03 (0), 217-217, 2003

    楽器の演奏を例として、暗黙的な身体知を言語化するために、熟達者の演奏をモーションキャプチャリングシステム、筋電図などで測定し、データから法則性を抽出するための方法論を展開してきたが、その過程で、幾つかの有用な知見が明らかになり、今後の発展の可能性が見えてきた。具体的には、運動学と運動力学の両面からのアプローチにより、見かけはほぼ同じでも異なる筋肉の使い方によって、技巧的な動きとそうでない動きが区…

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  • 帰納論理プログラミングシステムを利用したテキストデータの特徴発見

    嶋津 恵子, 門馬 敦仁, 山根 洋平, 桜井 哲志, 古川 康一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI03 (0), 77-77, 2003

    コールセンター内の問い合わせDBを対象にした、ILPシステムによる特徴抽出実験の報告。背景知識にTF/IDF値、語の共起、語の距離、前後関係などを加え、テキストの重要性を決定づける属性を明らかにする。

    DOI

  • ベイジアンネットワークを用いたチェロ演奏スキルのモデル化の試み

    五十嵐 創, 植野 研, 森田 想平, 尾崎 知伸, 古川 康一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI03 (0), 213-213, 2003

    人間の持つ暗黙的な身体スキルモデリングの一つとして,本発表では,ベイジアンネットワークを用いたチェロ演奏スキルのモデル化の試みについて,その現状と展望を論じる.

    DOI 被引用文献1件

  • モーションキャプチャを利用したダンサーの身体感覚の可視化の試み

    森田 想平, 五十嵐 創, 古川 康一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI03 (0), 214-214, 2003

    ダンサーが感じる快楽がどのようなものであるかを探りたい。空気抵抗圧は身体感覚の一種であり、従って快楽の要因の一つと考えられる。今回、光学式モーションキャプチャを利用し、空気抵抗圧の可視化を図る。

    DOI

  • MGTPを用いた故障診断手法の効率化

    尾崎 知伸, 江口 律子, 古川 康一, 筒井 良夫, 五十嵐 創, 玉川 直世 人工知能学会全国大会論文集 JSAI03 (0), 165-165, 2003

    これまでに,モデル生成型定理証明器(MGTP)を用いた,仮説推論手法が提案されている.本稿では,特にMGTPを故障診断に応用する際の,効率化手法について述べる.

    DOI

  • KMシステムへのWebマイニング技術の応用

    嶋津 恵子, 尾崎 知伸, 古川 康一 人工知能学会論文誌 17 (3), 330-342, 2002

    KM (Knowledge Management) systems have recently been adopted within the realm of enterprise management. On the other hand, data mining technology is widely acknowledged within Information systems' …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献55件

  • Discrete Dynamical Systems and Coding

    大川, 正伸, 古川, 康一 全国大会講演論文集 第54回 (ソフトウェア科学・工学), 281-282, 1997-03-12

    This papaer describes an application of discrete dynamical system to coding. Discrete Dynamical System can generate any message as its itinerary given just an initial value. In other words, any …

    情報処理学会

  • 帰納論理プログラミングシステムProgolの並列実装の設計

    尾崎, 知伸, 村上, 知子, 植野, 研, 古川, 康一 全国大会講演論文集 第54回 (ソフトウェア科学・工学), 177-178, 1997-03-12

    帰納論理プログラミング (ILP;Inductive Logic Programming) は、一階述語論理上で帰納推論を行なうアプローチで、これまでの命題論理をべースとした帰納推論システムに較べ、表現力が拡張され、また背景知識を利用できるという特徴を持つ。しかし表現言語を一階述語論理に拡張したことで実行効率が落ち、大規模な問題に対して計算量の壁が問題となっており、実用化のための条件として、シス…

    情報処理学会

  • Design of Database Interface to ILP for building knowledged base.

    嶋津, 恵子, 古川, 康一, 八木, 直樹 全国大会講演論文集 第51回 (人工知能と認知科学), 179-180, 1995-09-20

    One of the current interests in machine learning is whether its techniques can be successfully used in knowledge acquisition, which would be it justification from the engineering point of view. A …

    情報処理学会

  • 論理と応用(3)

    古川 康一 人工知能 7 (6), 955-963, 1992-11-01

    DOI 被引用文献12件 参考文献11件

  • 物理法則に基づいた定性推論

    大木優, 藤井, 裕一, 古川, 康一 情報処理学会論文誌 29 (7), 694-702, 1988-07-15

    従来のエキスパート・システムは経験的な知識を使っており 深い知識を使っていない.そのため 問題を解くための経験的な知識をエキスパート・システムが持っていない場合には エキスパート・システムはその問題を全く解くことができなくなってしまう.一方 深い知識を使った推論の1つに定性推論がある.この論文では物理法則に対応した知識を使って ?現在の時刻での物の関係の把握 ?次の時刻の状態の推測 …

    情報処理学会 被引用文献2件

  • ICOT

    古川 康一 人工知能 3 (3), 379-379, 1988-05-20

    DOI

  • ソフトウェア科学会第4回大会

    都倉 信樹, 古川 康一, 上田 和紀, 大森 健児, 大槻 説乎, 有澤 誠, 松本 吉弘, 玉木 久夫, 徳田 雄洋, 稲垣 康善, 茨木 俊秀, 紫合 治, 平賀 譲, 黒川 利明, 堂下 修司, 大山口 通夫, 山口 高平, 牧之内 顕文, 房岡 璋, 安村 通晃, 二村 良彦 コンピュータ ソフトウェア 5 (1), 1_84-1_97, 1988-01-14

    <p></p>

    DOI

  • 仮説選定機構の一実現法

    國藤 進, 鶴巻 宏治, 古川 康一 人工知能 1 (2), 228-237, 1986-12-01

    <p>This paper describes mechanizing abduction which means hypothesis generati,on and selection for given observations. We consider hypothesis generation and selection problem in a similar framework …

    DOI 被引用文献4件

  • 物理法則に基づいた定性的推論

    大木, 優, 古川, 康一 全国大会講演論文集 第33回 (パターン処理および人工知能), 1267-1268, 1986-10-01

    人工知能の目標の1つに、人間に近い能力を持ったコンピュータの実現がある。しかし、このためには人間の種々の能力をコンピュータ上に実現しなくてはならない。そのような人間の能力の1つに「理解」する能力がある。人間の多くの能力、問題解決や学習などは理解した上で行なわれていると考えられ、コンピュータに問題解決や学習を行なわせる場合も対象領域を理解する能力を実現した上で行なうべきであろう。コンピュータが対象…

    情報処理学会

  • FGCS'84開催報告

    古川 康一 コンピュータ ソフトウェア 2 (1), 1_358-1_360, 1985-01-14

    <p></p>

    DOI

  • 関係データベースに対するデータアクセスの数式処理による最適化について

    古川, 康一 情報処理学会論文誌 22 (1), 68-75, 1981-01-15

    近年 関係データベースの実用化を図るために 最適化に関する研究が数多くなされてきた.それらは 関係代数式上の等価変換によるものと インデックスや分類などのデータ表現を利用するより論理的なレベルの低い処理に分けられる.本論文では データ表現を利用する最適化の一部を より形式的に関係代数式上の等価変換によって実現する.データ表現としては 階后表現 多値従属による関係の分解 …

    情報処理学会

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