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検索結果 17,632 件

  • 台湾の地域自治単位「里」制度

    馬場 健彦 Journal of Group Dynamics 41 (0), 16-37, 2024-12-28

    ...本研究は、台湾において日本の町内会と同様に小地域の自治管理を担っている「里」という単位、そこに働くリーダーやフォロアーの活動参加の動機や協働のメカニズムを明らかにし、日本の町内会と比較することで、合理的な地域自治管理の在り方を模索したものである。本研究のもととなるデータは、2011 年に台湾で1カ月半にわたって行った現地調査に基づく。 台湾の里には、批判されにくい正当性・合理性がある。...

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  • 減災復興学の視点で社会課題を考える探究活動の実践

    吉井, 謙太郎, 青田, 良介, 永野, 康行 減災復興学研究 1 57-61, 2024-03-31

    ...兵庫県立長田高等学校では2022 年度のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業指定を受けて,探究活動を軸とした生徒の課題解決能力の伸長に資する教育プログラムの開発を進めている.この中で探究活動にかかる国際性の発展と,探究内容の継続性の向上が課題となっている.2023 年度にSSH 台湾研修をスタートさせるにあたり,日台共通の課題である地震をはじめとした減災復興に関わる探究活動を軸としたプログラム...

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  • 日本と中国の中国語公共サインにおける程度副詞の 使用調査及び書面語教育への示唆

    王 楓 APU言語研究論叢 9 (0), 44-52, 2024-03-30

    ...本研究は、さらに程度副詞が典型的な書面語での使用頻度が低いことを明らかにするために、中国語公共 サインを典型的な書面語の代表として、中国大陸と台湾の一定数量の中国語公共サインの実例を収集し、考 察した。また、程度副詞と中国語公共サインの特徴を分析した上で、程度副詞と中国語公共サインのテキス ト的な特徴が一致せず、中国語公共サインでの程度副詞の使用頻度が低く、使用範囲が狭いという仮説を提 起した。...

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  • 19世紀末から20世紀初頭に記録された台湾オーストロネシア諸語の「汝ノ名ハ誰カ」

    落合 いずみ アイヌ・先住民研究 4 147-160, 2024-03-29

    ...本来、台湾オーストロネシア諸語において全般的に「あなたの名前は何ですか」を表す表現は「誰」型であったが、いくつかの言語において「何」型に移行し、ブヌン語では一部方言を除き19世紀末から20世紀初めまでに「どのように」型に移行したと考えられる。そしてその移行の動機は漢語などの翻訳借用に求められるだろう。...

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  • 戦後台湾における日本語教育の「復活」 ―1960~70年代の日本語学科設置の背景

    玉置, 充子 拓殖大学日本語教育研究 (9) 89-112, 2024-03-25

    ...戦後の台湾における日本語教育について,全面禁止から徐々に緩和に向かい,1960 年代に私立大学に日本語学科が設置されるに至った経緯や社会背景を考察した。 戦後の台湾では,中国大陸から移転した中華民国政府によって,戦前の日本統治時代に「国語」であった日本語の使用と教育が厳しく制限され,新たな「国語」である中国語の普及が図られた。...

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  • 日本統治時代台湾教育史の基本史料と台湾における近年の研究概況について

    許 佩賢 世界の日本研究 2023 22-31, 2024-03-25

    ...本論では、日本統治時代台湾教育史研究に関する基本史料と研究動向を概説することで研究の手引きとしたい。全体を4節に分け、前半2節では、当時刊行された史料と各行政機関の文書を紹介する。第3節では近年刊行された台湾教育史に関する大部な史料集成を取り上げ、最後の第4節では最近の研究状況について触れる。本論を通して、台湾における台湾教育史の基本的な知識を提供するものである。...

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  • 洋楽の訳詞 : ドレミの歌はどう歌う

    白井 啓介 言語文化研究科紀要 10 1-24, 2024-03-16

    ...1960年代在世界上广泛流行的Sound of Music 中插曲Do-Re-Mi ,几乎在同一时间被翻译并传入日本和台湾等华文社会,而中国大陆在十多年后才传入并付之独自的中文译词。日文译词与台湾译词已广泛流传家喻户晓人人皆知,而大陆译词因传入时间不长每个版本(音乐课本及演出剧本等)各有其异,长短不一没有达到统一的认知,因而大陆译词与同一个华文社会的台湾译词呈现出很大的差异。  ...

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  • 矢内原忠雄が見た植民地台湾の社会 : 『帝帝国主義下の台湾』に書かなかった実態とは

    岡﨑, 滋樹 松本大学研究紀要 (22) 17-30, 2024-03-15

    ...本稿では、近代東アジア経済史研究において「必読の古典」とされる矢内原忠雄著『帝国主義下の台湾』について、その理論的枠組みと議論の手法を検証し、とりわけ台湾社会の政治問題・民族運動をどのように扱っていたのかを初歩的に考察した。 無教会キリスト教信仰者である矢内原は、帝国主義に関する主要な先行理論を分解して要点を融合させ、その独自理論に基づき日本の植民地社会を研究した。...

    機関リポジトリ

  • 歴史的文書データセットの文字矩形情報を用いた行単位画像からの文字列予測と文字セグメンテーション

    山田 雅之, 目加田 慶人, 長谷川 純一 情報処理学会論文誌 65 (3), 754-766, 2024-03-15

    ...明治から戦前期までの日本の公文書は古語的表現や旧漢字が多用された手書き文書であり,近代古文書の知識がなければ解読は容易でない.我々は近代公文書の自動解読システムの構築をめざし,データセット開発と文書認識手法の検討を行っている.本論文ではこれまでに開発した近代公文書データセットと行画像認識手法について述べる.データセットは台湾総督府文書を題材とし,約4,500の文書画像の114万文字分の字種ラベルと文字矩形...

    DOI 情報処理学会

  • 台湾における環境教育カリキュラムの構造 : 低学年「生活」教科書の分析をもとに

    山下, 大喜, 生嶌, 亜樹子 山口大学教育学部研究論叢 73 381-388, 2024-01-31

    ...ここで有効となり得るのが国際的な比較研究であり、台湾は日本と同じく低学年に「生活」があることから、「生活」教科書にあるプラスチックごみの削減を題材とした単元を取りあげ分析することで、比較カリキュラム論として国際的な参照軸から実践的可能性の展望を見出すことができる。...

    Web Site

  • 台北医学大学への訪問視察報告

    森山, 美香, 阿川, 啓子, Tsai, Pei-Shan, Chiu, Hsiao-Yean, Liu, Megan F, Chiu, Fu-Yean, Lin, Chueh-Ho, Huang, Hui-Chuan, Pien, Li-Chung, Moriyama, Mika, Agawa, Keiko 島根ヘルスケア・ジャーナル 1 10-17, 2024-01-26

    ...看護学科のカリキュラムでは一般教養の文化と医療分野で異文化研修Ⅲ(台湾)が配置され,令和7年度から開始となる。また,TMU と本学との共同による国際研究を推進することが期待されている。今回は異文化研修Ⅲ(台湾)の科目プログラムの具体的な内容および国際研究の可能性を検討することを目的にTMU を視察した。...

    機関リポジトリ

  • 台湾有事に情報通信インフラは持ちこたえられるか

    日経ニューメディア = Nikkei new media (1880) 4-, 2024-01-17

    新年早々「令和6年能登半島地震」が発生し、多くの方が被災した。この災害に際して、通信キャリア各社は災害用伝言板の設置、移動通信基地局の設置、公衆無線LANサービスの無料開放、無料充電サービスの提供などを迅速に行っている。他方でNTT西日本では停電や非常用電力の枯渇などにより通信障害が発生した。

    日経BP Web Site

  • 日本統治時代台湾における建物疎開の過程

    高田 勇気 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 44-, 2024

    ...台湾における建物疎開の政策的過程</b></p><p>建物疎開の実施根拠である防空法は,同法は「防空法台湾施行令」(昭和12年11月4日勅令第643号)により,一部の条項を台湾の行政制度に合わせた上で適用された。...

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  • APMC 2023報告(麗しの宝島のマイクロ波国際会議)

    山田 徹 日本電磁波エネルギー応用学会機関誌 9 (1), 18-19, 2024

    ...横浜でハイブリッド開催されたAPMC 2022(会期:2022年11月29 日から12月2日)は,「新しい社会秩序のなかでスーパースマート社会の実現を目指すマイクロ波工学の挑戦(Challenges of microwave engineering for the super smart society in the new normal)」がテーマでしたが,これに引き続き今年は,中華民国(台湾)で...

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  • 都市における墓地立地の推移

    土居 晴洋 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 106-, 2024

    ...<p>日本・中国・台湾は東アジアにあって,歴史の中において,相互に文化や政治的に影響を与え合った。またそれは,20世紀後半以降,人口が増加し,それとともに死亡者数も増加している。本報告はこれら三地域の中から,東京,広州,台北を対象として,20世紀半ば以降の墓地の立地とその空間的変化を地図化するとともに,その文化的,政策的な背景を考察する。</p>...

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  • 淡海ニュータウンにおけるサンドイッチマンの身体的な実践

    方 學嘉 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 169-, 2024

    ...</p><p><b> 台湾のサンドイッチマン</b>1980年代を境に、サンドイッチマンによる宣伝広告に大きな変化があったと考えられる。1980年代半ば、活発化しつつあった台湾の住宅市場は戒厳令の解除により一気に拡大し、民間部門で大量の住宅が供給され始めた。...

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  • 液晶パネル産業における中国の躍進

    丸川 知雄 比較経済研究 61 (1), 1_13-1_24, 2024

    ...<p>世界の液晶パネル産業では日本勢が先行し,2000年代には日本,韓国,台湾の企業が競っていた.ところが,今日(2023年)では中国の4社がテレビに使う大型パネルでは世界の7割のシェアを持っている.中国の急速なキャッチアップは,液晶メーカーが中国各地に工場を設立する際,地方政府が多額の出資によってその立ち上げを支援したことで可能となった.また,2000年代までは液晶パネルの大型化競争が激しく展開されていたのが...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 国有・民営・外資系企業の本社立地からみる中国都市の特徴

    毛 鳳雨 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 32-, 2024

    ...<p>本研究は、「中国企業トップ500」と「2021年胡潤による中国外資系企業と香港・マカオ・台湾系企業トップ100」の統計データを用いて、中国の国有企業、民営企業、外資系企業を対象とし、時系列で本社立地、規模(売上高)、業種の変化及び立地特徴を分析したうえで、中国都市の特徴を明らかにすることを目的とする。...

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  • オーセンティシティを成形する

    田本 はる菜 文化人類学 88 (3), 486-504, 2023-12-31

    ...本稿では、文化創意産業(文化クリエイティブ産業)に参与し始めた台湾の先住民セデックを対象に、かれらが織りと服飾品生産を通じて、生産物と唯一の作り手の結びつきを根拠とするオーセンティシティをいかに受け入れ、遂行し、変形させうるのかを検討する。...

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  • 近年の地震被害,得られた教訓と課題

    松田 泰治 土木構造・材料論文集 39 (0), 29-36, 2023-12-29

    ...KABSEにおける30年間の研究分科会等の活動を通して関わってきた地震被害の中で,実際に被災地に足を運んで,地震被害調査やその後の被災原因の分析を行った1995年兵庫県南部地震,1999年台湾集集地震,2005年福岡県西方沖地震,2016年熊本地震の四つの地震を取り挙げ,被害の状況を目の当たりにし,肌で感じた印象を含め,当時の状況を振り返える.最後にこれまでの被災経験から得られた教訓や今後,解決すべき...

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  • 植民地期台湾・朝鮮における貿易収支

    河合 和男 奈良学園大学紀要 16 33-46, 2023-12-27

    ...要旨  植民地期台湾・朝鮮では日本との貿易を移出入、 外国との貿易を輸出入と区分しているが、 1930 年代に入ると輸出入はさらに外貨決済を伴わない円ブロック圏と外貨決済を伴う第三国に分ける必要が出てくる。 本論では統計的検討を通じて主に次の点を明らかにした。 (1) 台湾の貿易収支は移出入収支の出超が輸出入収支の入超を大幅に上回り、 全体として黒字であった。...

    機関リポジトリ

  • 琉球列島産スズメノヒエ属(イネ科)について

    茨木 靖, 横田 昌嗣, 赤井 賢成, 木場 英久 植物研究雑誌 98 (6), 293-303, 2023-12-20

    ...にも似ているが,2つの総状花序が稈の先に二又状につくことや,第一小花の護穎に顕著な皺があること,さらに叢生する稈の本数が少ないこと,そして生息地が浅い水湿地の中であることなどで異なる.また,台湾などに産する<i>P</i>. <i>scrobiculatum</i> var. <i>commersonii</i> (Lam.)...

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  • 台湾の学校給食

    上田 遥 栄養学雑誌 81 (6), 310-318, 2023-12-01

    ...<p>【目的】 台湾の学校給食を,特に献立作成と食材調達に着目して包括的に明らかにする。</p><p>【方法】 政府資料の文献調査および給食団体と栄養士4名にインタビュー調査を実施した。</p><p>【結果】 台湾の学校給食は,高い普及率を達成し,近年には品質・教育面の改善が進み,少なくともアジア諸国の中では比較的発達した制度の一つとなっている。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 日本における糖類基準値の策定上・活用上の課題

    藤原 綾, 朝倉 敬子, 佐々木 敏 栄養学雑誌 81 (6), 349-358, 2023-12-01

    ...</p><p>【方法】2022年11月~2023年2月の間と2023年10月に12の国・地域 (アメリカ・カナダ,イギリス,フランス,ドイツ,オランダ,北欧・バルト諸国,オーストラリア・ニュージーランド,中国,台湾,韓国,欧州連合,世界保健機関) を対象として,糖類摂取基準の策定年,糖類の種類,指標の種類,基準値,年齢区分,対象疾患,摂取量の代表値の情報を抽出した。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 携帯電話関連技術を利用した台湾のCOVID-19対策

    緒方 健 情報ネットワーク・ローレビュー 22 (0), 104-120, 2023-11-17

    ...今後日本で危機管理にスマートフォン・携帯電話を通じた情報の取得と利活用を行う際の示唆とすべく、情報利活用の先進地ゆえに課題先進地でもある台湾の事例を素材に、明らかになった課題について若干の検討を行う。</p>...

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  • 0から1を創造したNANDフラッシュメモリ

    白田 理一郎, 作井 康司 応用物理 92 (11), 644-654, 2023-11-01

    <p>(株)東芝を代表とする日本がNANDフラッシュメモリの技術革新を牽引(けんいん)した結果,iPhoneなどのスマートフォン,USB,SDカード,SSD(Solid State Drive)と広く応用されている.NANDフラッシュメモリは,小型で軽量,静音性に優れ,衝撃に強く,電源を切ってもデータを保持するという優れた特性を有している.NANDフラッシュメモリが発明されなければ,パソコンやス…

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  • 東アジアの海底産の第四紀哺乳類化石 ─産地や産出化石の概要と特徴およびヨーロッパのものとの比較─

    河村 愛, 河村 善也 第四紀研究 62 (4), 135-158, 2023-11-01

    ...<p>本論文では,日本を中心とした東アジアの海底産の第四紀哺乳類化石の産地と産出化石について,公表されているデータをもとに,その概要をまとめた.化石産地の主なものには,根室海峡,山陰沖の日本海,渥美半島沖,瀬戸内海,有明海,東シナ海の大陸棚東縁,黄海北部と渤海,中国の台湾海峡沿岸海域,台湾の澎湖水道がある.まとめた概要をもとに,化石の大部分を占める陸棲哺乳類について,その特徴や時代を議論した.そのような...

    DOI Web Site 参考文献21件

  • 《論文》佐野友三郎:台湾総督府時代を中心に

    小黒 浩司 図書館界 75 (4), 220-240, 2023-11-01

    ...<p> 県立秋田図書館や県立山口図書館の館長として,日本の近代公共図書館発展の礎を築いた佐野友三郎は,図書館界に身を投じる前の1895年から1899年までの約5年間,草創期の台湾総督府に勤務していた。本稿では佐野が総督府の開設要員として台湾に渡り,幹部官僚として初期総督府行政を担っていたことを台湾総督府文書などからたどる。...

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  • 鳥居龍蔵のセデック語語彙集(1901)への注釈

    落合 いずみ 帯広畜産大学学術研究報告 44 328-339, 2023-11

    ...鳥居龍蔵は「台湾埔里社霧社蕃の言語(東部有黥面蕃語)」と題した論文を『東京人類学会雑誌』に三度寄稿し、セデック語パラン方言の語彙集を著した。そのうちの第一篇と第二篇は1900 年に出版されたものであり、これらにおけるセデック語の語彙についてはOchiai(2018)によって現代セデック語との比較の上で、注釈と分析がなされた。鳥居による第三篇は1901 年に出版されたものである。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 台北市区改築(明治45年)に関する研究

    五島 寧 都市計画論文集 58 (3), 992-999, 2023-10-25

    ...制度面での台北市区改築は,台湾総督府・台湾銀行・台湾土地建物株式会社・沿道権利者の民事契約であった。植民地黎明期の環境が,各利害関係者の経済的なリスクの少ない資金スキームをもたらした。</p>...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 台湾植物分類学会2023年シンポジウム報告

    黃 俊霖, Chesson P., 許 秋容 植物研究雑誌 98 (5), 275-277, 2023-10-20

    ...<p>コロナ禍の影響で中断していた台湾植物分類学会を2023年4月に3年振りに開催した.会議の第1は台湾科学博物館副館長であった彭 鏡毅博士記念賞の設立,第2はアジア初のIAPT Engler Silver Medal in 2004を授与されたFlora of Taiwan 第2版の完成20周年を記念して, 東北大学大橋広好名誉教授とハーバード大学植物標本館上級研究員David E....

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  • 日米中関係とアジア冷戦の特徴―構造的分析の試み

    伊藤 剛 明治大学社会科学研究所紀要 62 (1), 33-48, 2023-10-20

    ...第一章で日中をバランスさせるアメリカの外交政策、第二章でアジア冷戦の特徴、第三章で韓国、日本、台湾、フィリピンといった「島国」に安全保障を提供したアメリカの利益、第四章で同盟に伴って生じる「恐怖」の種類は一様でないこと、第五章で同盟間に生じる信頼と、軍事的目的より広範な意義を持つ政治的意義、である。...

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  • 台湾原住民族の伝承文化保護の在り方

    井手 李咲, 今 智司 場の科学 3 (2), 5-23, 2023-09-30

    ...1.台湾の智慧創作専用権は従来の知的財産と異なる特別立法がなされているが課題もある。  台湾の原住民族の智慧創作は、台湾の憲法を根拠とする原住民族基本法に基づいて具体化した条例による智慧創作専用権で保護される。従来の知的財産権とは智慧創作専用権の保護期間が永久である点が大きく異なる。智慧創作の審査は原住民族委員会が主管する。...

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  • 1930年代東京電気の販売会社の実態について:

    大内 秀二郎 マーケティング史研究 2 (2), 127-146, 2023-09-30

    ...東京電気は1930年4月に東京市内に3つの販売会社を設立して以降,1939年までには全国(朝鮮を含む,北海道と台湾を除く)を8つのブロックに分割し,それぞれを地域販社が統括する体制を整備した。各販売会社の役員構成や設立の経緯は多様であり,有力電気商を統合して内部化するかたちで設立されたものもあれば,電気商の人・組織を活用せずにその影響を極力排するかたちで設立されたものもあった。...

    DOI

  • 三陸海岸~仙台湾地域の古津波履歴に関する地質学的調査の現状と課題

    菅原,大助, 石澤,尭史 第2回 日本災害・防災考古学会研究会資料・予稿集 146-149, 2023-09-25

    この論文では、既往文献に基づき、青森県から福島県にかけての太平洋沿岸における津波堆積物の分布と年代を整理した。歴史時代については、1611年慶長奥州地震津波・1454年享徳地震津波・869年貞観地震津波を、先史時代については弥生時代の津波を主な検討対象とした。その上で、津波堆積物を広域で対比し、津波発生源を推定するにあたっての課題を検討した。

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • 津波被災地における外来植物オオハマガヤ(<i>Ammophila breviligulata</i> Fern.)が海浜植物に与える影響

    上田 晋輔, 岡 浩平, 平吹 喜彦, 松島 肇 日本緑化工学会誌 49 (1), 57-62, 2023-08-31

    ...<p>本研究は,仙台湾沿岸の津波被災地を対象に,外来植物オオハマガヤの分布と海浜植物への影響を解明するために実施した。まず,小型UAV による空撮画像を用いて,オオハマガヤと在来のテンキグサのパッチ分布を調べた。次に,オオハマガヤが繁茂する範囲に5 本の測線を設け,合計155 地点で植生と光環境を調べた。オオハマガヤは,テンキグサに比べて,防潮堤より陸側の地盤高1.0~2.0 m に多かった。...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • ミトコンドリアDNA調節領域の塩基配列からみたニシキゴイの遺伝的変異とその起源

    樋口 正仁 水生動物 2023 (0), AA2023-18-, 2023-08-23

    ...これらのハプロタイプとデータベースに登録されているコイの塩基配列を比較した結果、本研究で6系統から検出された最頻ハプロタイプは、中国産の食用の色コイ(Oujiang color carp)でも見られ、台湾や中国産コイのハプロタイプと遺伝的類縁関係が高かった。残りの2系統(浅黄、プラチナ黄金)からは2種のハプロタイプが観察された。...

    DOI

  • 第四紀の東アジアにおけるタケネズミ類の分布

    河村 愛, 河村 善也 第四紀研究 62 (3), 121-132, 2023-08-01

    ...したうえで,分布図にまとめた.分布図から,前期更新世の産地のほとんどは中国南部にあり,前期更新世にはこの属が中国南部に広く分布していたこと,中・後期更新世の化石産地はそれよりはるかに多く,やはりほとんどが中国南部に分布し,この属がその時期にトウヨウゾウとともに中国南部の動物群の主要要素であったことがわかる.一方,中国北部には化石産地はほとんどなく,中国東北部や朝鮮半島,本州・四国・九州,琉球列島,台湾...

    DOI Web Site 参考文献18件

  • 台湾における学生相談・学生支援に関する最近の研究動向

    伊藤 直樹 学生相談研究 44 (1), 43-52, 2023-07-31

    ...<p> 本研究の目的は、台湾における学生相談・学生支援に関する研究のレビューを行い、台湾における最近の研究課題に関する基礎的資料を得ることにより、日本における研究に資する知見を得ることであった。...

    DOI

  • 台湾総督府公文書「紅頭嶼流行病調査復命書」

    足立, 崇, ADACHI, Takashi 大阪産業大学論集 人文・社会科学編 48 111-120, 2023-07-28

    ...台湾本島の南端から東へ74kmのところに蘭嶼という火山島がある。ここには台湾原住民族のヤミと呼ばれる人々が暮らしている。日本統治時代,蘭嶼は紅頭嶼と呼ばれ,ヤミの人々は傾斜地に半地下の独自の家屋に建て,自給自足の生活を行っていた。この紅頭嶼で1916年に流行病が発生し,多くのヤミの人々が亡くなった。本稿は,このとき行われた流行病調査の報告書類を一部翻刻するものである。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 乱気流時代の台湾企業 : 繁栄と自立を求めて

    施 學昌 情報研究 : 関西大学総合情報学部紀要 57 123-140, 2023-07-20

    ...本論文では、台中間の政治的・軍事的緊張状態が続いているにも関わらず、対中貿易・投資が依然として活発に行われていることに着目し、1980年代から今日までの推移を概観しながら、台湾企業が直面している諸問題をまず明らかにする。次に台湾企業に対して蔡英文政権が繁栄と自立の同時実現に打ち出している政策の有効性を慎重に検討する。最後にその結果を受け、台湾企業の事業展開のあり方、政府の施策を省察する。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 台湾における水質環境の推移とその変動要因

    石川 哲郎, 三浦 瑠菜, 田邉 徹, 増田 義男, 矢倉 浅黄, 阿部 修久, 髙津戸 啓介, 奥村 裕 日本水産学会誌 89 (4), 353-364, 2023-07-15

    ...<p> 長期モニタリングデータを用いて,震災前後で仙台湾の水質環境(水温,塩分,DO,栄養塩類)に変化が生じているか検討した。震災後,震災前と比べ,栄養塩類とDOは低下し,水温と塩分は上昇する傾向が認められた。...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 台湾の一般大學應用日語學系における日本語教育の現状と課題

    岡本 輝彦 中国学園紀要 (22) 89-97, 2023-06-16

    ...台湾の高等教育機関には「一般大學」と呼ばれる大学があり,いくつかで「應用日語學系」という日本語専門課程が開設されている。「應用日語」は台湾の日本語教育を特徴づけるものと言われているが,「應用日語」とは何かを明らかにした。また,「應用日語學系」の現状を把握するとともに,課題を指摘することができた。そこで,いくつか解決策も提示することができた。...

    DOI 機関リポジトリ

  • PBI Tokyo 2022 参加者に聞く③

    青木 紀美子, 佐々木 英基, 小山 里司 放送研究と調査 73 (6), 76-90, 2023-06-01

    ...徐氏は、「デジタルファースト」を強調し、台湾の内外向けに多様なプラットフォームでコンテンツを発信すること、若い世代の力を生かしつつベテランの知識や経験を継承できるDX(デジタルトランスフォーメーション)の重要性を訴えた。また、地政学上、偽情報対策や情報セキュリティーにも力を入れていると明らかにした。...

    DOI

  • 台湾の食育政策

    上田 遥 栄養学雑誌 81 (3), 129-137, 2023-06-01

    ...<p>【目的】2022年に施行された「食農教育法」下における台湾の食育政策を明らかにする。</p><p>【方法】WEB入手可能文献(主に政策文書)をもとに同法の背景・体系を分析する。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 先住民族の伝統的な知的成果の保護

    井手 李咲 場の科学 3 (1), 26-41, 2023-05-31

    ...台湾では、原住民族の伝統的な知的創造の特性を踏まえて特別(sui generis)立法を行い、専門機関を設けて運用しているが、本稿では当該特別立法を念頭に、事例研究も踏まえて諸課題を取りまとめた。...

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  • GRAS-Di技術を用いたコウヨウザンの連鎖地図構築とQTL解析

    平尾 知士, 藤澤 義武, 白澤 健太, 武津 英太郎, 平川 英樹, 三嶋 賢太郎, 磯田 圭哉, 山田 浩雄 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 142-, 2023-05-30

    ...<p>コウヨウザン(<i>Cunninghamia lanceolata</i>)は、中国・台湾原産のヒノキ科コウヨウザン属の常緑針葉樹で、中国では重要造林樹種として利用されている。本種は、幹が通直で成長が早く、さし木による増殖が可能であることから、西南日本における新たな造林樹種の一つとして期待されている。...

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  • 台湾の広葉樹植栽地における地表徘徊性甲虫多様性の推移

    佐野 哲也 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 599-, 2023-05-30

    <p> 宮城県岩沼市に造成された防災盛土「千年希望の丘」の法面植栽地でオサムシ、ゴミムシ類など地表徘徊性甲虫の多様性の推移を調査した。シラカシなど常緑種を中心とした広葉樹が植栽された盛土法面に400m<sup>2</sup>のコドラードを設置し、春から秋にかけて月1回の頻度でプラスチック製コップで作成したトラップを16個5日間仕掛け甲虫を採集した。コップ内には鳥獣除けのために唐辛子を少量いれたの…

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  • 同所的に生息するキョンとニホンジカの行動形質の比較

    上野 大輔, 平尾 聡秀 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 604-, 2023-05-30

    ...<p> 房総半島の山林に生息するキョンは中国南東部や台湾を原産とする外来シカであり、侵略的外来種に指定されている。房総半島に定着したキョンは、密度を増加させる傾向にあり森林植生や農作物に対する食害が問題視されてきた。房総半島には在来種のニホンジカ(以下、シカ)も高密度で分布しており、キョンとシカの行動特性の違いがキョンの増加に寄与している可能性がある。...

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  • スギ林の異なる基質が根圏におけるアンモニア酸化アーキア群集に与える影響

    大上 楽, 北上 雄大, 松田 陽介 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 644-, 2023-05-30

    ...森林生態系では窒素(N)が不足しており,細根周辺でのN循環の理解が重要である.森林土壌のN循環において,硝化の第一段階であるアンモニアから亜硝酸への酸化反応には,アンモニア酸化遺伝子(amoA)が関与する.その反応には細菌だけでなく,アーキアも関わることが示唆された.本研究では,人工林におけるアーキアの硝化作用への寄与を解明するため,スギ細根系におけるamoAの存在量と多様性を 調べた.北海道から台湾...

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  • 有事に備えて自衛隊に民間土木技術を売り込め

    日経コンストラクション = Nikkei construction (793) 114-, 2023-04

    ...南西諸島は台湾有事で攻撃目標となる可能性が高い。軍事侵攻を受ければ最終的に、陸上自衛隊が「防御陣地」を構築して敵を食い止めることになる。「防御陣地は国土の占領を防ぐ最後の砦(とりで)。...

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  • 国際交流における学生の学び : グローバル人材育成の観点から

    平野, 亜也子, カンダボダ, B・パラバート 京都産業大学論集. 人文科学系列 56 19-42, 2023-03-31

    ...本研究の参加者は関西の2大学に所属する15名の大学生で,彼らはアジアの学生が協働で英語プレゼンテーションを行うWorld Youth Meeting(WYM)に参加するとともに,WYM 本番に向けて台湾の学生たちとオンラインで英語による協働活動を進めた。...

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