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検索結果 54 件

  • 1 / 1

  • メダカに学ぶ脊椎動物の冬季適応戦略

    中山 友哉, 吉村 崇 低温科学 81 61-70, 2023-03-20

    四季が存在する温帯地域では,季節の変化に伴って大きな環境変動が起きる.温帯に生息する動物はやがて訪れる冬季の環境を乗り越えるために,様々な生理機能や行動を秋から冬にかけて変化させるが,その分子機構の多くは謎に包まれている.本稿では,季節適応の研究において優れたモデルであるメダカに対して,オミクス解析やケミカルゲノミクス,ゲノム編集などの様々なアプローチを適用することで明らかとなってきた脊椎動物の…

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  • ラジウムの粘土鉱物への吸着構造解明とそのラジウムの環境挙動への示唆

    山口 瑛子, 栗原 雄一, 永田 光知郎, 小林 恵太, 田中 万也, 小林 徹, 谷田 肇, 矢板 毅, 吉村 崇, 奥村 雅彦, 高橋 嘉夫 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 38-, 2022

    <p>ラジウム (Ra) は環境挙動の解明が急務な元素であるが、安定同位体を持たないため分光法の適用が難しく、分子レベルの情報はほとんど得られていなかった。本研究では、RaのEXAFS測定のための環境整備を行い、実際にRaのEXAFSを測定しRaの粘土鉱物への吸着状態を解明した。さらに人形峠旧ウラン鉱床周辺のコア試料分析を行い、環境中Raの挙動を調べた結果、分子レベルの吸着構造と整合的な結果を得…

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  • 重症小脳梗塞における経過予測因子の検討

    伊藤 翔太, 小原 一輝, 川上 治, 安藤 哲朗, 杉浦 真, 加藤 博子, 吉村 崇志, 大野 智彬, 福島 大喜, 伊藤 悠祐 Journal of Japan Society of Neurological Emergencies & Critical Care 33 (2), 23-29, 2021-12-01

    <p><b>Background</b>: Space occupying brain edema after cerebellar infarction can lead to life-threatening situation. Prognostic factors for these situations were unclear. In this retrospective …

    DOI Web Site 医中誌

  • ケミカルゲノミクスで明らかにするメダカの冬季うつ様行動の分子基盤

    沖村 光祐, 中山 友哉, 吉村 崇 化学と生物 59 (8), 369-376, 2021-08-01

    <p>冬季うつ病は日照時間の短い冬に,気分の落ち込みや社会性の低下などの抑うつ症状が現れる季節性の精神疾患である.欧米の高緯度地域では罹患率が人口の約10%とされ,社会問題になっているが,発症機序は不明である.うつ病は統合失調症や双極性障害に比べて遺伝率が低く,環境因子とともに多数の遺伝子が関与しているため,従来の順遺伝学や逆遺伝学を用いたアプローチには限界があった.近年,精神疾患のモデル動物と…

    DOI Web Site 参考文献27件

  • アカゲザル(<i>Macaca mulatta</i>)季節性精子形成における精巣内のメカニズム

    杉山 宗太郎, 今村 公紀, 糸井川 壮大, 吉村 崇, 今井 啓雄 霊長類研究 Supplement 37 (0), 28-29, 2021

    <p>アカゲザルなどの一部のマカク類は10月から2月頃にかけて時期特異的に繁殖を行う。これまでの組織学的、内分泌学的な比較解析によって、マカク類では精巣サイズや精子形成の状態が 繁殖期と非繁殖期で 異なっていることがわかっている。しかし、サンプル取得の困難性もあり、年間を通した精子形成の連続的な動態は未解明である。また、季節性精子形成を制御する分子メカニズムは、霊長類では殆ど解明されていない。本…

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  • ラジウムの水和構造及び粘土鉱物への吸着構造の解明

    山口 瑛子, 永田 光知郎, 田中 万也, 小林 恵太, 奥村 雅彦, 小林 徹, 下条 晃司郎, 谷田 肇, 関口 哲弘, 金田 結依, 松田 晶平, 横山 啓一, 矢板 毅, 吉村 崇, 高橋 嘉夫 日本地球化学会年会要旨集 68 (0), 101-, 2021

    <p>ラジウム (Ra) は環境挙動の解明が急務な元素であるが、安定同位体を持たないため分光法の適用が難しく、水和構造でさえも十分に解明されていない。本研究では、Raの広域X線吸収微細構造 (EXAFS) を測定し、世界で初めてRaの水和状態及び粘土鉱物への吸着状態を解明した。水和構造について第一原理計算を実施した結果、実験値と計算値は整合的であった。第一原理計算はアナログ元素であるバリウムにつ…

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  • アカゲザル(<i>Macaca mulatta</i>) 精巣の精子形成における組織学的な季節変動

    杉山 宗太郎, 今村 公紀, 糸井川 壮大, 吉村 崇, 今井 啓雄 霊長類研究 Supplement 36 (0), 19-19, 2020

    <p>アカゲザルなどの一部のマカク類は秋から冬にかけて季節性の繁殖を行う。こうしたマカク類では繁殖期に精巣の肥大化と精巣内での活発な精子形成が見られるのに対し、非繁殖期では精巣が小さくなり、大部分の精細管で精子形成が停止する。しかしながら、年間を通した精細管の組織学的解析は行われていない。そこで、本研究では屋外飼育のアカゲザルから2ヶ月おきに計6個体の精巣を採材し、精細管における精子形成の季節変…

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  • Casein kinase 1 family regulates PRR5 and TOC1 in the Arabidopsis circadian clock

    上原, 貴大, 桑田, 啓子, 廣田, 毅, 佐藤, 綾人, 溝井, 順哉, 鈴木, 孝征, 伊藤, 照悟, 大川, 妙子, 篠崎, 和子, 吉村, 崇, 伊丹, 健一郎, 木下, 俊則, 山口, 潤一郎, 中道, 範人, Kay, Steve A., Itami, Kenichiro, Kinoshita, Toshinori, Yamaguchi, Junichiro, Nakamichi, Norihito Proceedings of the National Academy of Sciences 116 (23), 11528-11536, 2019-06-04

    The circadian clock provides organisms with the ability to adapt to daily and seasonal cycles. Eukaryotic clocks mostly rely on lineage-specific transcriptional-translational feedback loops (TTFLs). …

    DOI HANDLE Web Site ほか1件 被引用文献20件 参考文献45件

  • 動物の季節適応機構の解明とその応用:ヒトの季節リズムの解明に向けて

    丸山 迪代, 吉村 崇 電気泳動 63 (1), 25-29, 2019

    <p>熱帯以外の地域に生息する動物の生理機能や行動は季節によってダイナミックに変化する.我々の研究グループは,洗練された季節応答を示すウズラを用いて季節繁殖の分子機構の解明に取り組んできた.まず季節繁殖の中枢が存在する視床下部内側基底部に着目して解析を行うことで,季節繁殖の制御に重要な一連の遺伝子群を明らかにした.さらに比較生物学アプローチにより,鳥類,哺乳類,魚類の季節繁殖の制御機構の共通点,…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • アルファ線放出核種を用いた新規がん核医学治療薬の創製

    兼田 加珠子, 張 子見, 白神 宜史, 渡部 直史, 下山 敦史, 真鍋 良幸, 樺山 一哉, 豊嶋 厚史, 吉村 崇, 福田 光宏, 金井 好克, 畑澤 順, 中野 貴志, 深瀬 浩一, 篠原 厚 日本薬理学会年会要旨集 92 (0), 3-P-109-, 2019

    <p>Targeted alpha therapy is receiving much attention in the field of theranostics because of its high cytotoxic effect to the targeting cancer cells. However, physiological uptakes in non-targeted …

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  • 骨溶解とネフローゼ症候群を合併した多発性骨髄腫の猫の1例

    合田 直樹, 赤木 洋祐, 宇野 理恵, 小野 聡弓, 志摩 智之, 田邊 貴史, 多保 智史, 樋笠 正晃, 吉村 崇光, 宇野 雄博 動物臨床医学 23 (4), 175-179, 2014

    12歳の猫の血清蛋白分画においてγグロブリン分画のモノクローナルガモパシーが認められ,尿蛋白分画においてベンスジョーンズ蛋白が疑われた。X線検査にて複数の長骨にパンチアウト像が認められ,骨髄生検にて形質細胞の腫瘍性増殖が確認されたことから,多発性骨髄腫と確定診断した。プレドニゾロン,メルファランにて治療を開始した。タンパク尿,低アルブミン血症,高コレステロール血症,および浮腫を呈し,ネフローゼ症…

    DOI 医中誌

  • ウズラの季節性精巣退縮機構の解明

    渥美 優介, 池上 啓介, 小野 ひろ子, 村山 至, 中根 右介, 太田 航, 新井 菜津美, 手賀 明倫, 飯郷 雅之, 吉田 松生, 吉村 崇 日本繁殖生物学会 講演要旨集 104 (0), 4-4, 2011

    【目的】多くの動物は、特定の季節だけに繁殖活動する「季節繁殖」という戦略をとり、性腺を繁殖期にだけ発達させ、他の季節は退縮させている。長日繁殖のモデル動物であるウズラを使った近年の研究により、春(長日)の光刺激が中枢内で甲状腺ホルモンの活性化を促し、季節性の性腺発達を制御していることが判明した。一方、秋(短日)の性腺退縮には光だけでなく、低温の刺激も重要であることが知られているが、その作用機序は…

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  • 脊椎動物の光周性

    太田 航, 吉村 崇 バイオメカニズム学会誌 35 (4), 251-257, 2011

    四季の存在する地域に棲む動物は,季節の変化に応じて行動や生理機能を変えることで環境の変化に適応している.このとき動物たちは日照時間(光周期)を季節の指標としているため,このような性質は光周性と呼ばれる.ウズラやマウスを用いた最近の研究により,脊椎動物における光周性の制御機構が徐々に明らかとなりつつある.本稿では光周性研究の歴史から,我々の研究によって明らかとなった動物が「春」を感じるしくみ,及び…

    DOI Web Site Web Site 参考文献23件

  • 山口県道路施設維持管理のためのリアルタイム観測・予測システム構築と実証

    山根 智, 吉村 崇, 宮本 文穂 土木学会論文集F3(土木情報学) 67 (2), II_1-II_15, 2011

    安全で安心な社会基盤の要(かなめ)となる道路関連施設の維持管理に情報通信技術(ICT)を積極的に取り入れ,リアルタイムで観測および予測を行うシステムの構築と実際への適用例を具体的に述べる.すなわち,道路関連施設の維持管理において,近年著しい普及をみせているGPS機能付きカメラ携帯電話端末機(以降GPS携帯電話)とWeb-GISに着目し,必要な情報にGPS携帯電話から取得した位置情報を付加し,道路…

    DOI 被引用文献1件

  • 脊椎動物の光周性

    中尾 暢宏, 安尾 しのぶ, 山村 崇, 海老原 史樹文, 吉村 崇 比較生理生化学 22 (1), 20-26, 2005

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献58件

  • 脊椎動物における光周性の制御機構

    海老原 史樹文, 安尾 しのぶ, 吉村 崇 生物物理 45 (4), 185-191, 2005

    Although photoperiodic response has been an object of study for a long time, little is known about molecular mechanisms underlying this phenomenon. Recently, we have identified the gene …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 複数のデヒドロベンゾ[12]アヌレンが縮環した拡張パイ電子系の合成

    戸部 義人, 吉村 崇, 稲葉 明子, 園田 素啓 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 17 (0), 149-149, 2004

    本研究では、デヒドロベンゾ[12]アヌレンを新しい拡張共役系の構成ユニットと考え、このユニットが複数縮合した拡張パイ電子系化合物の合成について研究を行った。[12]アヌレン環の構築においては、柔軟な炭素?炭素単結合で環形成を行い、その後で二重脱離反応によって三重結合へと導く方法を用いた。これにより、たとえば中央のベンゼン環に対して放射状に三つの[12]アヌレン環が縮環した拡張パイ電子系を合成した。

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  • 一般化極限平衡法を用いた地震時の基礎の運動

    吉村 崇, 片山 将也, Elhamdania Youssef, 榎 明潔 地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS39 (0), 1403-1404, 2004

    著者らが提案している動的塑性論ではKötter式で代表されるすべり線法に慣性力として加速度を導入するとともに、すべり面に垂直な加速度成分がすべり面の両側で等しいという連続条件(加速度の連続条件)を用いている。これにより、地震時の基礎の運動が4つの運動モードに分類することができ、すべり線法の積分形である一般化極限平衡法(GLEM)を用いて基礎の並進運動を明らかにできた。本研究では、GLEMを用いて…

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  • 地震時の基礎の挙動

    文村 昌史, 榎 明潔, 吉村 崇, 石川 智喜, 片山 将也 地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS38 (0), 1587-1588, 2003

    過去の研究において地震時の基礎の挙動は、一体、滑動、沈み込み(並進と回転)、分離の大きく分けて4つの運動モードに分類できることがわかっている。また、沈み込む際の基礎の応答加速度は、加速度の連続条件を一般化された極限平衡法(GLEM)に適用することで、解析できることが示されている.そこで本論文では、実際に基礎に上述した4つの運動モードがあるかどうかを実験により確認するとともに、従来のGLEMでは地…

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  • 地震時に塑性体内に生じるすべり面と加速度の連続条件

    江本 宏明, 榎 明潔, 粕谷 広史, 文村 昌史, 吉川 太洋, 岡田 順三, 吉村 崇 地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS38 (0), 1823-1824, 2003

    著者らが提案している動的塑性論では、ケッター式で代表されるすべり線法に慣性力として加速度を導入するとともに、すべり線に垂直な加速度成分がすべり線の両側で等しいという連続条件を用いている。本研究では、この加速度の連続条件の妥当性を、振動台を用いた斜面問題と土圧問題に関する模型実験で検証する。また、塑性体内のすべり面は、地震波の特性、大変形による幾何条件の変化や土のひずみ軟化・硬化特性などにより、地…

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