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検索結果 7,087 件

  • 光音響イメージングによるカルシウム濃度計測のための吸光試薬のスクリーニングシステム

    山本 勇志, 興野 大輝, 五味 涼太, 庄司 一郎, 村上 慎吾 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 265-272, 2024-04-01

    ...短パルスレーザー光照射により発生する超音波信号を計測する光音響イメージングは,超音波の散乱が光よりも小さいことから,生体深部を高コントラストで計測できる生体計測手法として期待されている.本研究では,光音響イメージングによる生体内カルシウム動態の計測を可能にするカルシウム濃度依存的な吸光試薬を探索するための光音響イメージングシステムを構築し,吸光試薬からカルシウム濃度依存的な光音響効果が計測できることを...

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  • 近赤外分光法によるモルタルの硬化過程の非破壊評価に関する検討

    星 健太, 住吉 裕次郎, 小池 耕太郎, 森 寛晃 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 231-239, 2024-03-29

    <p>近年、コンクリート構造物の新たな検査手法の一つとして、近赤外分光法の適用が検討されている。この手法は、分析試料のサンプリングが不要な非破壊分析手法であり、原位置でセメント水和物の検出が可能である。本研究では、コンクリートの硬化過程評価への本手法の適用を目的とし、凝結時間試験等の従来手法との比較検討を行った。その結果、セメント水和物の吸収波長域における近赤外線スペクトルの経時変化と、水和発熱…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 中学校、高等学校の化学分野において異相形成平衡を理解するためのイオン液体生成を用いた実験法の開発

    田中 美穂, 山本 雅博, 木本 篤志, 角屋 智史, 町田 信也, 池田 茂, 村上 良, 片桐 幸輔, 外山 真理, 岩月 聡史, 茶山 健二 甲南大学紀要.理工学編 70 (1), 1-14, 2024-03-21

    ...本研究では、イオン液体平衡を沈殿平衡と同様の異相形成平衡として取り扱い、沈殿平衡の理解を助ける教材になり得るか、また、イオン液体生成平衡が沈殿生成平衡の代替実験として適切か、を考察するために、イオン液体のアニオンとカチオンの濃度および濃度比を変化させ、生成するイオン液体相の見かけの体積(正確な計測が必要なときには吸光度やイオン液体相の重量)を測定した。...

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  • タンパク質の電荷を実感する学生実験の一工夫:リゾチームのイオン交換クロマトグラフィーと中村効果

    今村 比呂志, 神村 麻友, 川瀬 雅也 生物工学会誌 102 (2), 67-75, 2024-02-25

    ...を同定する学生実験を組んでいる.この実験では,リゾチームの吸光度のクロマトグラムと活性値を指標としたクロマトグラムは一致せず,リゾチーム濃度が最大の画分の溶菌活性値が前後と比べて低下する現象が確認される.この現象は溶菌された菌体とリゾチームの複合体沈殿物により,見かけ上の溶菌活性を低下させるために起こる.そこで筆者らは,溶菌後にアルカリ溶液を加えて共沈殿を分散させることで,反応液が透明化すること(中村効果...

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  • マグロ類4種における魚肉中の部位別ヘム鉄含量と一酸化炭素濃度

    山﨑 資之, 倉石 祐, 鈴木 進二, 平塚 聖一 日本水産学会誌 90 (1), 40-42, 2024-01-15

    ...ヘム鉄含量は吸光度法により,CO濃度はガスクロマトグラフィーにより分析した。各部位の魚肉中のヘム鉄含量を調べた結果,普通肉と比較して血合肉,喉肉,胸鰭基部,鎌肉,頬肉,顎肉のヘム鉄含量が著しく多いことがわかった。魚肉中のCO濃度は血合肉が最も高く,平均値が規制値を超えており普通肉以外の部位の中には現行の規制値を超えてしまう個体が存在することが明らかになった。</p>...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 内視鏡消毒剤中オルトフタルアルデヒドの高感度蛍光定量法の開発

    青木 萌恵, 星野 智哉, 古庄 仰, 杉山 栄二, 水野 初, 伊藤 忍, 轟木 堅一郎 生涯健康科学ジャーナル 1 (0), 15-21, 2024

    ...吸光光度法を原理とした現行のOPA濃度計は精度や感度が十分とはいえず、消毒剤中色素が定量結果に影響しうる問題もあった。本論文では消毒剤中OPAの感度、精度、特異性に優れた蛍光定量法の開発を報告する。開発した定量法により消毒剤中OPAは、0.20-0.55%の範囲で良好な定量性を示し、OPAの洗浄能力の下限付近である0.27―0.33%においても0.01%刻みの濃度で良好な定量性を与えた。...

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  • クロレラ加工品中のフェオホルバイド等クロロフィル分解物試験法の改良

    志田(齊藤) 静夏, 齋藤 真希, 堤 智昭 食品衛生学雑誌 64 (6), 191-199, 2023-12-25

    <p>クロレラ加工品中のフェオホルバイド等クロロフィル分解物試験法として通知試験法(環食第九九号,昭和56年5月8日)が示されているが,操作性に問題があるのに加え,飽和硫酸ナトリウム溶液の調製で使用する試薬(硫酸ナトリウム十水和物あるいは無水硫酸ナトリウム)の種類によっては試薬に含まれる不純物の影響によりフェオホルバイド等が分解し,分析値が大きく低下する場合があった.本研究では,通知試験法の各操…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • ロボット心臓手術後の大腿神経領域の急性痛に対し光線療法が奏効した1例

    早瀬 千栄, 杉本 真理子, 田村 奈保子, 仲本 博史, 關山 裕詩 日本ペインクリニック学会誌 30 (11), 249-252, 2023-11-25

    ...<p>キセノン光は痛みの治療に頻用される光線療法の一つで,副作用が少なく手技も簡便であり使用しやすい.キセノン光は吸光度の異なる複合波長により,生体の浅層から深層までを同時に治療でき,血管拡張,組織修復促進,神経保護,抗炎症作用,神経伝達抑制などの効果により疼痛を緩和する.ロボット心臓手術後の送脱血管の挿入に関連する大腿神経領域の難治性の急性疼痛に対し,キセノン光による光線療法が疼痛の緩和に有効であった...

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  • Microalgae Cultivation in Electrochemically Oxidized Anaerobic Digestate from Coffee Waste Biomass

    CHEN Haibo, YOSHIDA Gen, ANDRIAMANOHIARISOAMANANA Fetra J., IHARA Ikko 日本エネルギー学会誌 102 (9), 96-103, 2023-09-20

    ...ELDは,680 nmにおける吸光度による細胞密度の点に関して,希釈LDよりも優れた微細藻類の増殖性能を示した。10倍希釈した2時間処理のELDは最も優れた増殖性能を得た。我々の実験は,高い光透過性培地としてのELDが,LDと比較して<i>C. sorokiniana</i>の増殖性能を改善できることを示した。</p>...

    DOI Web Site 参考文献36件

  • レーザー吸光法を用いたオゾン反応機構の時空間分布調査

    髙木 拓, 青柳 翼, 佐々本 凌, 浪平 隆男, 王 斗艶 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 195-196, 2023-08-31

    ...そこで本研究では、オゾン濃度飽和の原因解明への足がかりとしてレーザー吸光法を用いた放電時のオゾン濃度変化測定を行うことで,同軸円筒リアクタ内の位置ごとのオゾン反応機構の調査を行った.</p>...

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  • 紫外線と被食防衛

    北岡 哲, 信濃 卓郎, 鈴木 卓 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 8-, 2023-05-30

    ...短波長の光ほど強いエネルギーを持ち、また核酸の吸光特性は260nm付近に吸収極大を持つためUV-Bを吸収しやすい。紫外線から花を守るために、ハンカチノキは多量のフラボノイド化合物を含む苞葉を持つ。紫外線はリター中のリグニン等の高分子化合物を低分子化合物に光分解することで、森林の炭素循環にも関わっている。紫外線の化学的な性質の応用例として、ハウス栽培での病害虫の抑制にUV-Bランプが活用されている。...

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  • 近赤外分光法によるテンサイショ糖含量の非破壊連続測定法

    小宮山 誠一, 本田 博之, 池谷 聡, 阿部 珠代, 中道 浩司, 佐々木 亮, 竹内 薫 日本食品科学工学会誌 70 (5), 187-194, 2023-05-15

    ...主要品種を供試して (205個), 各試料のスペクトルデータ (2次微分処理) 約1 nm毎の吸光度を説明変数, ショ糖含量実測値を目的変数としてPLS回帰分析により検量線を作成した....

    DOI Web Site Web Site 参考文献7件

  • パーソナル吸光度計と学習管理システムを用いた学生実験の実践

    山下, 陽子, 三木, 聖雄, 水口, 仁志 大学教育研究ジャーナル 20 53-59, 2023-03-31

    学生実験は,限られた授業時間,実験作業スペース,限られた数の機器など,いくつかの制約の下で行われている。これらの制約を緩和するために,予習用のコンテンツを学習管理システム(LMS)でオンライン公開した。2017年度前期より,学生一人ひとりが利用できる計測機器とタブレットを導入した。その後,アプリの改良を重ね,貸出用のタブレットではなく,学生が自分のスマートフォンを利用できるようになった。2022…

    機関リポジトリ

  • ポータブル小型液体クロマトグラフのための深紫外発光ダイオードベースの吸光度検出モジュールの開発

    小山 魁人, 西村 卓馬, 石田 晃彦, 日比野 光恵, 真栄城 正寿, 谷 博文, 渡慶次 学 分析化学 72 (3), 125-131, 2023-03-05

    ...<p>近年,サンプリングした現場で即時に分析が可能な小型分析装置の需要が高まっている.著者らは,小型・低電力の電気浸透流ポンプとカラム内蔵チップからなる小型HPLCシステムの開発に取り組んできた.本研究では,小型HPLCシステム全体のさらなる小型化を目指しながら検出における汎用性を拡張するため,カラム内蔵チップに適用可能で,汎用性が高い紫外吸光度検出モジュールを構築した.そのために光源及び受光器に深紫外発光...

    DOI HANDLE Web Site 参考文献16件

  • 血友病臨床における凝固波形解析の応用

    荻原 建一, 野上 恵嗣 日本血栓止血学会誌 34 (1), 12-21, 2023

    ...<p>血友病の凝固検査の特徴はAPTT延長にある.APTT測定時に得られる経時的な光強度情報(透過率,吸光度,散乱光量など)に基づく凝固波形解析から,血友病診療に有用なさまざまな情報が得られる.光強度変化を相対化することにより,凝固第VIII因子,第IX因子(FVIII, FIX)機能に焦点を当て,形成されるフィブリンの質的あるいは量的な影響を補正することが可能であり,実際に活用され始めている.血友病...

    DOI Web Site 参考文献32件

  • 水出し紅茶に用いる水の水質(Mg,Ca)が紅茶水色に及ぼす影響

    築舘 香澄, 鈴木 志歩, 柳内 志織, 内山 裕美子, 大森 正司 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 9-, 2023

    ...塩化カルシウム量の増加は,pH,吸光度の低下や,L<sup>*</sup>値の上昇,b<sup>*</sup>値の低下に影響しており,濃度が高くなるほど水色が薄く明るくなる傾向が見られた。炭酸カルシウム量の増加は,吸光度の上昇,a<sup>*</sup>値の上昇に影響しており,ナトリウムが共存したことにより炭酸カルシウム人工水では水色が濃くなることが明らかとなった。...

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  • ナスに含まれるアントシアニン : アントシアニンの含有量が一番多いナスは何か

    村瀬 優花 課題研究優秀論文集 2022 1-16, 2023-01

    ...ナスニンの量を比較する際にはナス果皮からナスニンを抽出し、抽出した液体の525nmでの吸光度を分光光度計で測定し、その吸光度の値が大きいほどナスニン含有量が多いという仮説を立てた。抽出溶媒にはエタノールや酢酸、ギ酸を用いた。しかし、エタノールと酢酸の実験ではナスニンをうまく抽出することができなかった。...

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  • 青パパイヤに含まれる酵素が豚肉におよぼす影響

    大貫 和恵, 目黒 周作, 飯島 健志 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 139-, 2023

    ...前者は基質としてカゼイン溶液を用いて反応させ,生成物をフォーリン試薬で発色し660 nmにて吸光度を測定した。後者は合成基質であるパルミチン酸<i>p</i>-ニトロフェニルを用いて反応させ,遊離した<i>p</i>-ニトロフェノールについて405 nmにて吸光度を測定した。...

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  • 海洋溶存態有機物から含酸素揮発性有機化合物の光生成への照射強度の影響

    妹尾 翔汰, 野村 大樹, 猪俣 敏, 谷本 浩志, 大森 裕子 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 15-, 2023

    ...DOMの光学特性を調べるため、吸光光度計と蛍光分光光度計を用いた。【結果・考察】 光照射実験の結果、5 m、600 m深度の300 W m-2光照射と200 mと600 m深度の600 W m-2光照射において照射量とアセトン光生成量が正の相関関係にあった(R2>0.9)。...

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  • 近赤外分光特性を用いたMT法によるプラスチックの判別

    越水 重臣, 香田 健一朗 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 147-, 2023

    ...本研究では、プラスチックの近赤外分光特性(吸光度)を計測し、品質工学のMT(マハラノビス・タグチ)法によりプラスチックの種類を判定することを試みた。同法によりPE,PP,PS,PETの4種類のプラスチックの判別実験を行った結果を報告する。</p>...

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  • ヒトCD47及びCL-SP-Dによるヒト好中球誘導性異種拒絶反応の抑制作用の検討

    角田 洋一, 家光 恵心, 前田 晃, 松村 聡一, 深江 彰太, 田中 亮, 中澤 成晃, 山中 和明, 古形 修平, 神山 雅史, 長嶋 比呂志, 奥山 宏臣, 宮川 周士, 野々村 祝夫 移植 58 (Supplement), s316_1-s316_1, 2023

    ...共培養後、吸光高度計にて生細胞数を計測し、細胞障害度を算出した。【成績】HL-60及び末血中の好中球のSIRPα/βの発現を確認した。また、CD47は単に抑制傾向を示したのみであったが、CL-SP-DはHL-60及び好中球による細胞障害を有意に抑制した。【結論】CL-SP-Dが好中球による異種拒絶反応においても有効であることが判明した。また、CCD47より有意な抑制を示した。</p>...

    DOI 医中誌

  • 顆粒だしおよび調味料水溶液の加熱による鉄玉からの鉄溶出量

    樋口 誉誌子, 岩本 直樹, 細山田 康恵, 山田 正子, 瀬戸 美江 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 95-, 2023

    ...各水溶液の鉄量は1,10-フェナントロリン吸光度法で測定した。併せて水溶液のpHと総酸度測定を行った。 </p><p>【結果・考察】全ての水溶液で加熱時間と鉄溶出量に強い正の相関が見られた(<i>p</i><0.01)。顆粒だし水溶液においては,コンソメ水溶液の鉄溶出量が他の顆粒だし水溶液に比べ高い傾向にあった。...

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  • 固化材混合土の液性限界とイオン交換容量を考慮した圧密特性

    俊成 絃輝, 笠間 清伸, 古川 全太郎, 高田 義人, 北原 政宏, 西野 智之, 春日井 康夫, 片桐 雅明 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...<p> 浚渫土砂を有効利用する1つの方法として脱水固化処理がある.この方法では,脱水中に固化が進行し,圧密特性が変化していくため,脱水時間の推定が困難である.そのため,著者らは固化材の固結効果と圧密特性の関係を調べるため,フォールコーン試験,定ひずみ速度圧密試験を行った.また,圧密前後の固化材混合土のイオン交換容量を測定するため,フレーム原子吸光試験を行い,透水係数を推定した.その結果,(1)養生時間...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 緑茶カテキンによる染色の抗菌性

    長島 真由 課題研究優秀論文集 2022 121-140, 2023-01

    ...カテキンの濃度は一定のまま、銅イオン濃度を変化させ、全体の吸光度の変化をみることで、錯体がどのように形成されるかが明らかになった。銅イオン濃度に比例して吸光度が増えていくことがわかったものの、飽和となる点が現れる濃度よりも大分低かったことから、銅カテキン錯体の平衡定数を求めることはまだできていないが、結合力の高さを明らかにすることができた。...

    DOI HANDLE

  • 呼気を用いた歯周病評価への試み

    稲垣 貴惠, 渡邊 賢礼, 本多 英彦, 山本 雅人, 中村 裕也, 金田 智美, 稲垣 昌博, 弘中 祥司 昭和学士会雑誌 83 (3), 211-220, 2023

    ...3項目の相関に関しては,総細菌数とFTIR分析値に有意な相関関係を認めた(P=0.0171,R2=0.181).さらに,PPDの3群間におけるFTIR分析値において,SLP群(0.164±0.00774)とSEP群(0.119±0.0275)で有意差が認められた(P=0.0273).これらの結果により,呼気からの歯周疾患の検出の可能性を示唆することができた.また,このFTIRによる呼気分析では赤外吸光...

    DOI

  • Micellar Reactive Oxygen Species (mROS) assayで生じるトラブルと解決法

    大竹 利幸, 廣田 衞彦 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P3-275-, 2023

    ...照射後のO2-のBlank吸光度上昇による試験不成立が推奨媒体DMSOに起因し、O2- scavengerであるCu<sup>2+</sup>がリン酸緩衝液(NaPB)に混入すると吸光度上昇が抑えられることを報告した<sup>1)</sup>。...

    DOI

  • 清拭前後における結像型2次元フーリエ分光法による水分量測定技法

    森本 裕介, 清水 裕子, 石丸 伊知郎 日本看護技術学会誌 21 (0), 51-59, 2022-12-20

    ...介入方法は前腕内側を清拭し, 清拭前後の皮膚面の吸光度と清拭素材の吸光度の相対的変化を結像型2次元フーリエ分光装置にて近赤外光を用いて40秒間測定した. 近赤外分光法は新規評価手法であり, 吸光度から清拭素材水分量と皮膚面水分量を定量的に評価した.<br>  結果, 清拭素材の吸光度では, 蒸気布, シャーリング絞りタオル, 普通絞りタオルの順に増加を認めた....

    DOI 医中誌

  • カーボン材料によるラマンスペクトルの蛍光低減

    前山 未来, 安孫子 勝寿, 加藤 雄一, 須藤 栄一 分析化学 71 (10.11), 603-608, 2022-10-05

    ...を調査した結果,吸光係数が高いカーボン材料ほど相対ラマン強度が高くなった.よって,カーボン材料を利用した蛍光の抑制にはカーボン材料による蛍光の吸収が深く関わっていると推測する....

    DOI Web Site 参考文献5件

  • HPLCの感度特性と分離特性の可視化による最適条件の検討

    清水 克敏, 伊藤 正人 分析化学 71 (7.8), 411-415, 2022-08-05

    ...<p>UHPLC(Ultra High Performance Liquid Chromatography)の高速特性と高分離特性を同時にグラフに表現することにより,その相反関係がわかってきた.しかし,UHPLCが高感度特性にも貢献すると言われているにもかかわらず,その理論的な定式化や可視化は進んでいない.本報では分離後,紫外吸光光度検出器のフローセル内の溶質濃度の高いほうが,低い検出限界が得られるため...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 半導体レーザーによる抗菌光線力学歯周療法―特定臨床研究の実際―

    福田 光男, 林 潤一郎, 岩村 侑樹, 佐々木 康行, 藤村 岳樹, 永原 絢子, 三谷 章雄 日本歯周病学会会誌 64 (2), 58-65, 2022-06-30

    ...810 nmの波長のレーザー光は,その吸光スペクトルの特徴から生体透過性があることが知られており,この性質を利用し,ポケット外からのレーザー照射でポケット内細菌を除去する新たな方法を試みた。SPT期の歯周病患者40名を実験群とコントロール群に無作為にわけ,ポケット内細菌のコントロールが基礎研究で得られた条件で可能かを検討した。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • フェノールおよび次亜塩素酸ナトリウム五水和物添加後のアンモニア水の吸光度やマススペクトルの測定

    徳原 康哲, 森西 起也, 太田 安彦, 多田 達史, Yasunori Tokuhara, Tatsuya Morinishi, Yasuhiko Ota, Satoshi Tada 香川県立保健医療大学雑誌 = Journal of Kagawa Prefectural University of Health Sciences 13 45-49, 2022-03-18

    ...を測定した.さらに,液体クロマトグラフィー飛行時間型質量分析(LC/TOF-MS)によりアンモニアの発色反応を解析した.本研究により,フェノールおよびNaOCl·5H2Oを添加したアンモニア水は青色に変化し,特徴的な吸光度およびマススペクトルを示すことが明らかとなった.以上の結果から,高価な分析装置や煩雑な手技を必要とすることなく,検体中のアンモニアを簡易に測定する検査法の開発には,本法が有用である...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • ジピコリルアミン配位子を修飾したポリアミドアミンデンドリマー試薬によるリン酸誘導体認識

    橋本 剛, 田淵 直人, 早下 隆士 分析化学 71 (3), 167-178, 2022-03-05

    ...を伴う応答が確認された.そのメカニズムや挙動について,吸光度の経時変化やEDTA溶液添加により実験的検討を行った結果,多点─多点相互作用による凝集体形成が示唆された.また,反応溶媒の水─有機溶媒組成比を変えて行った実験からは,有機溶媒の組成比を高くするほど凝集能が落ち,凝集には疎水性相互作用も関わっていることが明らかとなった....

    DOI Web Site 参考文献25件

  • 酵素活性を利用するバイオ計測に向けた電気化学基質とシステム

    宇田川 喜信, 伊藤 健太郎, 井上(安田) 久美, 梨本 裕司, 伊野 浩介, 珠玖 仁 分析化学 71 (3), 109-117, 2022-03-05

    ...分析において基質が果たす役割は大きい.例えば,イムノアッセイでは酵素標識された抗体が用いられ,さらに酵素に特異的に反応する基質を添加して,酵素生成物を検出することで目的の測定物を定量できる.健康診断における検体サンプルや培養細胞における抗原の検出では,酵素を用いた免疫染色法が幅広く用いられており,基質からの酵素生成物の着色により可視化されている.多くの場合は,生成物の光学特性を生かし,着色したり,吸光度測定...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献61件

  • 吸光光度法における吸光度の特性と分析条件が検量線に与える影響

    加藤, 景子, 森本, 正俊, 水野, 勝 愛知県環境調査センター所報 = Bulletin of Aichi Environmental Research Center (49) 17-25, 2022-03

    ...また,検量線の直線性を調べた結果,シアン,六価クロム,窒素は吸光度が測光レンジ上限である5Abs付近までは直線性があったが,りん及びふっ素は高濃度域で直線性からはずれた。さらに,発色試薬添加後の吸光度が安定するまでの変化,それ以後の吸光度の変動を調べると,各項目の吸光度は,発色試薬添加後に上昇し,安定するまでの時間は項目により異なった。安定後,一定時間の間,吸光度の変動は小さかった。...

    日本農学文献記事索引

  • 機器分析実験・入門編としての吸光光度法

    村上 雅彦 化学と教育 70 (2), 90-95, 2022-02-20

    ...<p>紫外・可視吸光光度法は,測定の原理・装置共に比較的理解しやすく,機器分析法の基本を身につけるための初歩的教材として取り入れやすいものと思われる。その一方で,受講者数の多い実験クラスでの実施のために十分な台数の装置を用意することは難しい。...

    DOI

  • 清酒のジメチルトリスルフィド生成に影響する製造要因の解析

    佐々木, 慧, 西堀, 奈穂子, 吉田, 聡子, 金井, 宗良, 磯谷, 敦子, 山田, 修, 後藤, 奈美, 藤井, 力 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 117 (2), 101-110, 2022-02

    ...その理由として上槽末期に増加することが知られている銅,亜鉛,鉄等イオンにはDMTS-ppを増加させる効果は認められず,上槽末期の画分で260nmの吸光度が増加していることから,責め画分におけるDMTS-pp増加は酵母内容物漏出の影響であることが示唆された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 活性汚泥処理,緩速ろ過,および活性炭ろ過の組み合わせによるメタン発酵消化液の清澄化

    藤田 明則, 岸 正敏, 関根 睦実, 戸田 龍樹 廃棄物資源循環学会論文誌 33 (0), 1-10, 2022

    ...また,活性炭ろ過による溶存有機炭素の平均除去率は 47 % であり,光合成有効波長の吸光度が平均 70 % 減少した。栄養塩濃度は,無機態窒素・リンともに有意な減少はみられず,ほとんど残存した。3 種の適正技術の組み合わせにより,栄養塩を残存させつつ,SS および溶存態有機物の選択的な除去が可能である。...

    DOI Web Site 参考文献18件

  • 限定メタルエキスポソームのモデル化:銅の複合曝露によるメチル水銀毒性の増強

    新開 泰弘, 秋山 雅博, 山川 寛人, 熊谷 嘉人 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), P-116-, 2022

    ...水銀:原子吸光法にて検出した。細胞:HepG2細胞を用いた。細胞毒性:MTT法を用いた。動物:C57BL/6Jマウスを用いた。【結果および考察】Na2S2はメチル水銀、銅、カドミウム、またはニッケルとの1:1の反応で消費されたが、亜鉛、鉄、リチウム、ストロンチウム、すず、またはアルミニウムとの反応では殆ど消費されなかった。加えて、メチル水銀によるNa2S2の消費は、銅の共存によって促進された。...

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  • 炊飯後の短時間で生じる米飯の物理化学的変化と嗜好性との関係

    石橋 ちなみ, 中島 彩乃, 渡壁 奈央, 谷本 昌太, 杉山 寿美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 10-, 2022

    ...さらに,試料を水洗した洗液を米飯粒表面の糖成分の分析に用い,ヨウ素呈色比色法により400~700nmの吸光スペクトルの最大吸収波長(λ<sub>max</sub>)を求め,アミロース(AM)量の定量を行った。</p><p>【結果・考察】官能評価の結果,20℃保存は70℃保存と比べて有意に硬く,ほぐれにくく,好ましくないと評価された。...

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  • 真空フライヤーで調製したフライドオニオンの特性評価

    白杉(片岡) 直子, 森川 希, 丸山 香海, 中川(奥田) 玲子, 鯛 かおる 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 124-, 2022

    ...</p><p>【方法】研究開発用小型真空フライヤー((株)アトラステクノサービス)を用いた.物性は卓上型物性測定器(TPU-2DL,(株)山電)で測定した.玉ねぎの凍結乾燥試料を 80%エタノール抽出し,362 nm の吸光度からケルセチン当量を求めた.AAm の定量は依頼分析した....

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  • 根菜類におけるミネラルおよびポリフェノール量に与える調理操作の影響

    秋山 聡子, 高岸 倫久, 池田 昌代, 鈴野 弘子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 32-, 2022

    ...煮熟後の試料は、原子吸光光度計でミネラル量を、UPLCでポリフェノール量を測定した。さらに、走査型電子顕微鏡で組織構造を観察した。</p><p>【結果・考察】いずれも煮熟後のミネラルおよびポリフェノール量は減少した。だいこん中のNa、K量は、下ゆでをすると減少した。ごぼう中のK量と1,5-ジカフェオイルキナ酸量は、斜め切りに比べ表面積が大きい乱切りで減少した。...

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  • RGBカメラを用いた非接触酸素飽和度計測の基礎的検討

    泉 素弘, 黒沢 正樹, 桐本 哲郎, 松井 岳巳, 孫 光鎬 生体医工学 Annual60 (Abstract), 239_2-239_2, 2022

    ...した光を利用した接触式のパルスオキシメータが実用化されている.接触式の問題点として,長時間計測による患者への不快感を起こす可能性がある.本研究では,非接触式RGBカメラからの容積脈波(imaging-Photoplethysmography,iPPG) 信号を抽出し,非接触でSpO2計測の可能性を検討する.抽出されたRGB3チャンネル信号の異なる光の波長における酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンの吸光...

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  • 近赤外LEDを用いた透析液排液成分のモニタリングに関する基礎的検討

    佐内 佳太, 鈴木 郁斗, 野川 雅道, 内藤 尚, 西川 裕一, 畑中 由佳, 五十嵐 朗, 小川 充洋, 山越 憲一, 田中 志信 生体医工学 Annual60 (Abstract), 243_2-243_2, 2022

    ...に高い相関が確認されたことを報告した.一方,実用化を考慮するとシステム低廉化のためLED光源の使用が望ましい.そこで今回,LEDのブロード状発光特性を模擬した解析を行った.具体的には,分光器で得た混合水溶液の透過光強度スペクトルに対して,市販の近赤外LEDで入手可能な12種類の波長を選び,それぞれを中心波長としたブロード状の特性をガウス関数で近似した.この様にして得た12点の模擬透過光強度から差分吸光度...

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  • 植込み型補助人工心臓入れ替え術後に偽性高クレアチニン血症を来した一例

    安田 宜成, 金 恒秀, 石川 裕介, 斎藤 尚二, 加藤 規利, 小杉 智規, 六鹿 雅登, 丸山 彰一 移植 57 (Supplement), s335_3-s335_3, 2022

    ...酵素法のR-Ⅱ試薬添加後に副波長の吸光度が上昇し続けており、血清に含めれる蛋白成分による混濁が疑われた。その後はsCrは希釈無し、2倍、4倍希釈で評価しており、各々3.23~4.69,0.76~1.14、0.76~0.96であった。心臓移植待機者において偽性高Cr血症を経験したため文献的考察を含め報告する。</p>...

    DOI 医中誌

  • DMSOを用いないReactive oxygen species (ROS) assayの検討

    大竹 利幸, 廣田 衞彦 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), P-91E-, 2022

    ...ROS assayにおける原因不明の問題(照射後のSuperoxide anionのBlank吸光度上昇)が媒体DMSOに起因することを発見し、Cu2+をリン酸緩衝液(NaPB)に0.1 μM添加することで安定した試験結果が得られることを報告した1)。...

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  • In chemico皮膚感作性試験:ADRAの開発とOECDテストガイドライン化

    笠原 利彦, 藤田 正晴 日本薬理学雑誌 157 (5), 345-350, 2022

    ...上げた.まず,参加施設への技術移管を実施し,各施設で生じた問題点を解決し,どの施設においても再現性の高い結果が得られるように,プロトコールの改良を行ってからバリデーション試験を実施した.その後,試験報告書の作成,第三者評価会議および2回のコメンティングラウンドを経て,2019年6月にADRAをOECD TGに収載することができた.また,ADRAは,システインおよびリジンのN末端にUV領域で高いモル吸光係数...

    DOI Web Site PubMed 参考文献12件

  • 小規模調理、大量調理を行った和え物のカリウム、ナトリウム量について

    山﨑 貴子, 寺尾 幸子, 竹内 瑞希, 星野 芙美, 石澤 幸江 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 118-, 2022

    ...試料を希酸抽出法で抽出し、原子吸光光度法にてカリウム量およびナトリウム量を分析した。【結果・考察】カリウム量は全体として調理前に比べて調理後に減少する傾向を示し、減少率は大量調理(大鍋)が最も大きく、次いで小規模調理(中鍋)、大量調理(スチームコンベクションオーブン)の順であった。一方、ナトリウム量は調理前後の差や小規模調理と大量調理の差に一定の傾向が得られなかった。...

    DOI

  • 馬鈴しょ新品種と既存品種の嗜好および加工特性の比較(1)

    綿貫 仁美, 上薗 薫, 林 一也, 浅野 賢治 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 69-, 2022

    ...1)各馬鈴しょ塊茎から3%ギ酸を用いてアントシアニンを抽出し、吸光スペクトル法で色素含有量の測定を行った。2)同系統の馬鈴しょ嗜好検定を2点嗜好検査法を用いて行った。3)各馬鈴しょ塊茎を蒸し、皮を剥き、マッシャーで潰した後、レトルト包装を行い、120℃で4分、8分、12分、15分の条件下で高圧加熱処理を行った。処理後、4℃で18時間冷却保存した後、色差を測定した。...

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  • 水出し紅茶に用いる水の水質が紅茶水色に及ぼす影響

    築舘 香澄, 阿部 紗也加, 柳内 志織 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 40-, 2022

    ...</p><p>【結果・考察】ナトリウム量の増加に伴い試料溶液のpH上昇、吸光度、色差の値から水色が濃く暗くなることが明らかとなった。これは、pHが高くなることで、カテキン類が酸化、褐変物質を生成し、色が暗く赤み黄色みが強くなったと考えられる。塩化カルシウム量の増加は、pH、吸光度の低下や色差の上昇に影響しており、濃度が高くなるほど色が薄く明るくなる傾向が見られた。...

    DOI

  • 光透視による内シャント石灰化病変描出に関する基礎的検討 Ⅱ~拡散光によるリン酸カルシウム描出の可能性~

    伊東 梓, 北間 正崇, 山下 政司, 清水 久恵, 小島 洋一郎, 横山 徹, 清水 孝一 生体医工学 Annual60 (Abstract), 195_1-195_1, 2022

    ...する可能性を示してきた.しかしこれまでの検討では,前腕に埋設された血管の石灰化進行を模擬した試料に対する狭窄部透視像の描出は,おこなっていない.そこで本報告では,リン酸カルシウムを含む狭窄部のある模擬血管を作製し,模擬前腕部に埋設して病変部のイメージングを試みた.前腕部を対象とした場合,その厚みから透過光による計測は難しいため,我々が提案している拡散光検出手法を用いる.その結果,血管透視像中に高い吸光度...

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  • ATR-MEMS-赤外分光法を用いるトマトおよびイチゴ汁液中総遊離糖含有量の定量

    伊藤 秀和 園芸学研究 21 (4), 491-499, 2022

    ...を説明変数として採用可能であった.トマトよりもイチゴで低波数側の吸光度が採用されたことは,イチゴの構成糖であるスクロースの吸収がグルコースとフルクトースに比べて低波数側にも存在することと対応する.また,トマトおよびイチゴにおいて,Bland-Altmanプロットは誤差の許容範囲(LOA)内にプロットされたことから,HPLCによる総遊離糖含有量の参照値とATR-MEMS-赤外分光法による総遊離糖含有量...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 大槽への薬剤到達改善のためのカニクイザルの条件及び髄腔内投与方法の検討

    小林 薫, 吉川 哲也, 松下 聡紀, 永江 陽奈, 有木 裕真, 田之上 誠, 山田 知信, 有馬 昭宏, 角﨑 英志 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), P-178-, 2022

    ...【方法】年齢3~6歳,体重2.4~7.0 kgの雄カニクイザル12例を用いた.吸入麻酔下で第5~6腰椎間にスパイナル針を穿刺し,4.2 mg/mLの色素(エバンスブルー)溶液を2.4 mL/個体の投与容量で,2 mL/分の投与速度で髄腔内に投与した.投与1時間後のCSFを大槽から採取し,マルチスキャンアセントで620 nmでの吸光度を測定し,CSF中の色素濃度を算出した.更に3例については,1週間の...

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  • 追加プローブなしで脳組織信号を抽出する「多重共役型」fNIRS技術の開発

    山田 亨, 川口 拓之 生体医工学 Annual60 (Abstract), 214_1-214_1, 2022

    ...既知のとおり双方向の通常fNIRS信号は前屈により吸光度増大を示した。プローブ直下でもこれと非常に類似した信号変動を示したが、その振幅は1/100倍程小さかった。重み付け差分のノルムを最小化する係数条件では良好に前屈による信号変動が除去できた。その他、シミュレーション結果、実験から分かった技術実装上の課題も含めた報告を行う。</p>...

    DOI

  • 追加プローブなしで脳組織信号を抽出する「多重共役型」fNIRS技術の開発

    山田 亨, 川口 拓之 生体医工学 Annual60 (Proc), 315-317, 2022

    ...既知のとおり双方向の通常fNIRS信号は前屈により吸光度増大を示した。プローブ直下でもこれと非常に類似した信号変動を示したが、その振幅は1/100倍程小さかった。重み付け差分のノルムを最小化する係数条件では良好に前屈による信号変動が除去できた。その他、シミュレーション結果、実験から分かった技術実装上の課題も含めた報告を行う。"</p>...

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  • 綿の燻焼着火に及ぼし得る密度の影響

    鈴木 正太郎, 中原 佳乃子 日本火災学会論文集 71 (3), 73-79, 2021-12-25

    ...吸光係数は綿の密度に対して比例すると仮定して実験により求めた。加熱実験も実施し,その結果がシミュレーションと定性的に一致することを確認した。シミュレーションでは,密度が低い範囲では密度の増加にともない最高温度が上昇し,それ以上になると逆に下降した。これらの結果から,密度依存性を決定づけている要因が,輻射による固体内の熱伝達であることが示唆された。</p>...

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  • 紫外部吸光度連続自動測定器に基づく消毒副生成物濃度予測モデルを活用した水道用薬品費削減についての検討

    高橋 威一郎, 宮丸 諒平, 熊埜御堂 剛, 馬見塚 守, 荒金 浩司, 若杉 明弘 水道協会雑誌 90 (12), 2-11, 2021-12-01

    大分市での消毒副生成物(DBPs)高値化に影響する溶存態有機物は、大分川流域の山林や水田に起因することが示唆された。DBPs濃度の重回帰分析ではE260の強い影響が認められ、この点を検討して沪過水UV値に基づく管末給水栓トリクロロ酢酸濃度の予測モデルを高い適合度で作成できた。浄水処理での沪過水UV値低減条件を検討し、酸剤の優先使用は当市では薬品費高騰に繋がる可能性や、凝集剤の20mg/L過剰注入…

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  • 原子吸光光度法による赤ワインの産地判別の可能性(第2報)

    吉田 香, 池原 麻衣子, 樋口 瑞紀, 西野 愛理, 南 美帆 Biomedical Research on Trace Elements 32 (3), 115-119, 2021-12-01

    <p>Wine brewed in Japan includes “domestic wine” made from foreign grapes and “Japanese wine” made purely from Japanese grapes. An effective brand strategy for retailing “Japanese wine” emphasizes …

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  • 笹色の紅

    高橋 圭子 日本画像学会誌 60 (5), 544-552, 2021-10-10

    ...<p>山形産ベニ餅から,伝統的な手法に準じてベニバナ色素を抽出・精製した.核磁気共鳴,NanoESI (nano electrospray ionization) 質量分析,蛍光X線分析,原子吸光分析を総合した結果,伝統的笹色紅,ベニバナ色素はカルサミン-3'カリウム塩であった.黒色基盤に塗布されたベニバナ色素膜は,金属光沢を有した緑色を呈していた.ベニバナ色素膜は白色光入射に対して,波長550nm...

    DOI Web Site

  • レーザーアブレーション-誘導結合プラズマ質量分析法による微量元素分析

    槇納 好岐 色材協会誌 94 (8), 231-233, 2021-08-20

    ...現在,微量元素の分析は酸・アルカリによる分解・溶液化後に原子吸光分析法,誘導結合プラズマ発光分光法,誘導結合プラズマ質量分析法にて分析する手法が用いられている。本稿では近年注目されている固体・液体試料中の無機元素を簡便に分析可能なレーザーアブレーション-誘導結合プラズマ質量分析法による分析原理・応用例を紹介する。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献9件

  • 近赤外多波長応答ソフトデバイスのための希土類セラミックス顔料

    渡邉 智 色材協会誌 94 (7), 192-195, 2021-07-20

    ...希土類のモル吸光係数の小ささ,吸収線幅の狭さに加えて,近赤外光を可視光に変換する「アップコンバージョン発光」,近赤外光を熱に変える「光熱変換」を利用する。この希土類ナノ材料を透明ポリマーや感温ポリマーと組み合わせることで,透明ディスプレイやソフトアクチュエータなどの新しいソフトデバイスの構築への道が切り開かれた。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献15件

  • 複雑な葉層構造の林が大きい純生産量を持つためには

    水永 博己 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 365-, 2021-05-24

    ...<p>森林の階層構造の複雑さが森林のNPPを高めることが知られており(Hardimanら 2011),そのメカニズムとして階層間での相補的な光資源が指摘されている(Williamsら 2017).一方で,複雑な階層構造を持つ森林は吸光係数が低く光エネルギー獲得効率が悪いことから,森林の総受光量から複雑林冠構造の生産力を説明することはできない. ...

    DOI

  • 連続流れ分析装置を用いる工業材料中のケイ素分析

    永岡 信, 吉永 文博, 西村 崇, 熊谷 麻紀子 分析化学 70 (4.5), 255-260, 2021-04-05

    ...<p>連続流れ分析(CFA)における空気分節は,試料溶液と試薬との均質な混合及び化学平衡の迅速な達成に有効であることに着目し,本研究ではケイ素連続流れ分析装置を開発した.溶液化した試料をフッ化水素酸溶液として硫酸溶液の空気分節の流れに導入し,混合コイル中でフッ化ケイ素ガスを生成させる.このフッ化ケイ素ガスをホウ酸溶液に吸収させたのち,モリブデン青法により吸光光度計を用いて定量する.一連の操作を完全密閉系...

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • グルコースセンサ用レセプター感受性近赤外吸収azaBODIPY色素の開発

    水上 泰斗, 遠田 浩司, 菅野 憲 分析化学 70 (3), 159-164, 2021-03-05

    ...との錯形成に伴い,その吸収スペクトルが変化することが分かった.合成したレセプター感受性色素のうち,分子内に三つのチエニル基を導入したthienyl-azaBODIPYが最も長波長側の最大吸収波長(732 nm)を示した.開発したthienyl-azaBODIPYとグルコースレセプターであるビスベンゾボロキソール(bisBB)の錯体溶液にグルコースを添加すると,グルコース濃度に応じて近赤外波長領域の吸光度...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • レーザ照射を用いた金属ドープによるガラス吸収特性の制御

    福嶋 駿太, 比田井 洋史, 松坂 壮太, 千葉 明, 森田 昇 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 783-784, 2021-03-03

    ...<p>ガラスに密着させた金属箔をレーザ照射により加熱することで,ガラス内へ金属球が導入できる.さらに金属球をガラス内で動かすことで,軌跡に金属ナノ粒子を拡散できる.本研究では,移動軌跡に拡散した金属ナノ粒子によるガラス吸収特性の制御を目的とした.まず,金属球の移動軌跡について吸光度測定を行った.また,金属球の移動速度を変えることで吸収特性が変化するか確認した.その結果,ガラス吸収特性の制御に成功した...

    DOI

  • 亜鉛(Zn)測定試薬「エスパ・Zn II」の基礎的検討―亜鉛測定試薬の性能評価―

    立石 亘, 受田 要, 町田 聡, 坪井 五三美 医学検査 70 (1), 80-85, 2021-01-25

    ...<p>当社では亜鉛測定を原子吸光分光光度法にて行っているが,酢酸亜鉛製剤の適用拡大に伴い検体数が増え,対応法を検討する必要がある。そこで,検体の処理能力の高い汎用生化学自動分析機用の比色法を測定原理とした「エスパ・Zn II」の基礎的検討を行い,日常の検査に適用可能か確認した。...

    DOI 医中誌

  • 透過光減衰法を用いたPM質量測定手法に関する研究

    中島 樹志, 松井 良彦, 松本 修一, 西島 義明, 榎本 啓士 日本エネルギー学会誌 100 (1), 1-4, 2021-01-20

    ...光の透過量から減衰率(吸光度)を算出しSoot量との相関を見出し,減衰率からSoot量を算出する。これによりPMの生成と酸化におけるPM質量推移が把握でき,PMトータル質量も約400 msecで積算可能な手法である。なお,PM粒子が透過光に与える影響についても考察している。</p>...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 食肉製品のリン含有量と調理法によるリン含有量の変化

    出口 香菜子, 井上 啓子, 加地 ひかり, 伊藤 友里, 楠 英恵 日本透析医学会雑誌 54 (6), 261-269, 2021

    ...<p>食肉製品のリン含有量を明らかにすることを目的とし,ウインナーソーセージ(以下,ウインナー)14種類,その他食肉製品10種類のリン含有量をバナドモリブデン酸吸光光度法で測定した.また,ウインナーに4種の調理を行い,リン含有量の変化をみた.ウインナー14種類のリン含有量は118.3~344.0 mg,リン/たんぱく質比は7.4~32.8 mg/gであった.その他食肉製品のリン含有量は84.9~356.4...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • パルスラジオリシスシステム高度化へ向けたスーパーコンティニューム光開発

    金子 悠隆, 佐藤 未宇, 小柴 裕也, 坂上 和之, 鷲尾 方一 アイソトープ・放射線研究発表会 1 (0), 95-, 2021

    ...物質に電子線を照射すると同時に分析光を透過させて、吸光度を測定することで、反応における中間活性種の時間的追跡を行う。このとき用いる分析光は、波長広帯域かつ超短パルスであることが望ましい。</p><p> 我々は、最適な分析光としてエルビウムファイバーレーザーの二次高調波(775nm)より生成されるスーパーコンティニューム光が適していると考えた。...

    DOI

  • マイタケ部位の抗酸化活性とミネラル含量

    菅野 友美, 奥村 裕紀, 三宅 義明 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 100-, 2021

    ...FN24ピークは280nmの吸光度を吸収しない低分子の抗酸化物質ではないかと思われた。また,FN30は最も鉄含量が高いことから,鉄結合タンパク質の可能性が示唆された。</p>...

    DOI

  • 腟底部発現変動遺伝子を用いたRT-LAMP法および機械学習によるウシ簡易迅速妊娠判定モデルの検討

    國井 宏樹, 窪 友瑛, 浅岡 那月, 嶋崎 知哉, 唄 花子, 川原 学, 高橋 昌志 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), P-98-P-98, 2021

    ...吸光度が設定閾値を最初に超えた時間(Threshold time; TT)をサンプルごとに算出し,各サンプルの<i>ISG15</i>,<i>IFIT1</i>および<i>MUC16</i>のそれぞれにおけるTTデータセットを作成した。最初に,遺伝子ごとにROC曲線を描画し曲線下面積(AUC)を求めた後,最適なカットオフ値を算出し,単一指標での判定精度を評価した。...

    DOI

  • 超音波照射条件に対するT細胞の傷害計測とパラメータ依存性の解析

    梶田 直哉, 齊藤 達也, 伊藤 芳樹, 近嵐 匠, 小俣 大樹, 鈴木 亮, 桝田 晃司 生体医工学 Annual59 (Proc), 759-760, 2021

    ...照射後に懸濁液に生細胞数を反映する蛍光試薬を注入し、懸濁液の吸光度から細胞生存率を算出した。 一連の実験の結果、音圧400 kPa-ppの連続波(Duty比100%)の場合、周波数3 MHzで生存率が最も低くなった。一方、同条件からDuty比のみを20 %に下げると生存率は100 %に近づくため、傷害性には様々な要因が起因していると考えられる。"</p>...

    DOI

  • 多数試料Be同位体分析による古宇宙線変動の解明と古記録間の同期

    堀内 一穂 日本地球化学会年会要旨集 68 (0), 145-, 2021

    ...一方で、堆積物など試料中の<sup>9</sup>Beを別途定量することが望ましい試料に関しては、フレームレス原子吸光分析法やICP質量分析法により、<sup>9</sup>Beの定量がなされている。本講演では、アイスコアや堆積物など様々な古記録に含まれるBe同位体を多数試料分析することにより、古宇宙線強度変動の解明と古記録間の同期を行う試みについて、紹介する。</p>...

    DOI

  • ミニトマトのソバージュ栽培における乾物生産の観点からみた収量に影響を及ぼす要因の定量的解析

    高橋 賢人, 堤 淑貴, 岩崎 泰永, 元木 悟 植物環境工学 33 (2), 60-68, 2021

    ...を調べ,慣行と比較した.定植後77日までは,ソバージュより慣行の収量が多く,定植後83日以降となってはじめて,ソバージュの収量が慣行より多くなった.定植後77日までは,ソバージュは,総乾物重および果実への乾物分配率の両方が低かった.ソバージュと慣行は光利用効率に差がないので,総乾物重の違いは積算受光量の違いに起因している.定植後77日までは,ソバージュは栽植密度が低いためLAIが低く推移し,さらに吸光係数...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献15件

  • メチル水銀による腸内細菌への悪影響と腸内細菌叢のメチル水銀曝露に対する防御的役割

    秋山 雅博, 関 夏美, 熊谷 嘉人, 金 倫基 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-13-, 2021

    ...Lactobacillus属菌の増殖は好気条件下37℃で24時間培養し1時間ごとに600 nmの吸光度を測定することで検出した。H2SおよびH2S2はLC-ESI-MS/MSにより測定した。C57BL/6マウス臓器中の水銀濃度測定に際し、抗生剤を14日間飲水投与後、MeHgを経口投与した。臓器中の水銀濃度は原子吸光水銀検出器を用いて測定した。...

    DOI

  • 根菜類における調理方法の違いがポリフェノールおよびミネラル残存量に与える影響

    髙岸 倫久, 秋山 聡子, 池田 昌代, 鈴野 弘子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 11-, 2021

    ...ポリフェノールはFolin-Denis法でクロロゲン酸当量として,Na,K,Ca,Mg量は原子吸光光度法,P量はモリブデンブルー吸光光度法で測定した。残存率は「切裁のみ」の量を100%として算出した。さらにUPLCを用いて調理後の試料に含まれる主要なポリフェノールを測定した。</p><p>【結果】だいこんおよびごぼうに残存するポリフェノール量には,調理方法による有意差はなかった。...

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  • 経穴の吸光特性に関する基礎研究

    猪寺 伸二, 佐野 元昭, 平井 紀光 生体医工学 Annual59 (Proc), 855-856, 2021

    <p>自律神経、すなわち交感神経と副交感神経は、呼吸や循環、消化吸収など全ての生体機能に深く関わっており、自律神経の状態を測定できれば、疾患の早期発見や健康状態、自然治癒力などの評価に役立つ。しかし、自律神経の状態をリアルタイムで定量的にかつ簡易的に測定する機器は、現在開発されていない。周知のとおり、自律神経系は、経穴も密接に関係しており、指圧や鍼灸により経穴に刺激を与えることにより、頭痛、風邪…

    DOI

  • パルスジェットメスの水中照射の際の飛沫飛散に関する基礎的研究

    影山 宗祐, 中川 敦寛, 川口 奉洋, 大谷 清伸, 大沢 伸一郎, 遠藤 俊毅, 冨永 悌二 生体医工学 Annual59 (Abstract), 326-326, 2021

    ...照射後、水槽から脳模擬モデルを除去し加熱する事で飛沫を溶かし、溶液中のメチレンブルーの吸光度を分光光度計で測定した。吸光度と飛沫拡散量の関係の精度を事前に評価した上で、ジェット出力、吸引量、吸引管-模擬モデル間距離及び吸引管構造と飛沫拡散量の関係を検討した。結果吸光度を用いた質量測定法が有効であることが示唆された。...

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  • 光による内シャント透視イメージングに関する基礎的検討 32波長画像演算による血管狭窄画像明瞭化の検討

    神山 英昇, 北間 正崇, 清水 久恵, 山下 政司, 小島 洋一郎, 菊池 明泰, 清水 孝一 生体医工学 Annual59 (Abstract), 313-313, 2021

    ...提案手法の可能性を示してきた.しかし実際の臨床計測では,患者毎に前腕表面の状態が異なるため,撮影画像の品質は必ずしも一定ではない.また血管内壁境界を特定するためには,検出感度の更なる向上が望まれる.これらの対策として,本研究では差分原理を導入した.つまり,血液部と血管壁部の光吸収特性の差異に着目し,2波長で撮影した2画像間の輝度差分画像を求める.これにより,体表条件等の個体差は低減される.また,血液の吸光度差...

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  • 透析液排液成分の光学的モニタリングに関する基礎的検討

    佐内 佳太, 鈴木 郁斗, 野川 雅道, 内藤 尚, 西川 裕一, 畑中 由佳, 五十嵐 朗, 小川 充洋, 山越 憲一, 田中 志信 生体医工学 Annual59 (Abstract), 577-577, 2021

    ...</p><p>今回,当該システムの開発に向けた基礎的検討として,透析液排液中における尿素に着目し,その濃度を光学的に推定することを試みた.その際,妨害物質として尿酸及びクレアチニンを所定量混合し,尿素濃度予測精度に及ぼす影響を検討した.また,分光器で得たデータから,市販で入手可能な近赤外LED10波長の差分吸光度データを抽出して総当たり解析を行い,至適波長組み合わせ選定を試みた.予測精度は,実測濃度...

    DOI

  • 地方大学が中核になったオープンイノベーションによる新産業創出

    石丸 伊知郎 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 1-S12-4-, 2021

    ...そのため、分光吸光度から成分を非破壊で計測することが可能である。例えば、血中グルコース濃度である非侵襲血糖値センサーの実現を目指している。 本研究により生じた特許は香川大学単独で取得してきており、JSTの支援を受けながら海外への出願も網羅的に行ってきた。この研究成果に基づいて、一昨年度、香川大学イノベーションデザイン研究所に「赤外分光イメージングコンソーシアム」を設立した。...

    DOI 医中誌

  • RGBカメラを用いた非接触酸素濃度推定技術に関する研究

    岩井 守生, 小林 宏一郎, 本間 尚樹, 佐藤 敦, ジョーンズ マイケル 生体医工学 Annual59 (Abstract), 400-400, 2021

    ...,赤外光と赤色光のヘモグロビン吸光特性の違いを利用して酸素飽和度を計測する計測方法を採用しており,自然光などの外乱光を防ぐために接触式のプローブを装着して計測を行う.そこで本研究では赤外光と赤色光と同様に赤色,緑色,青色にも同様にヘモグロビンの吸光特性に違いがあることに着目し,一般的にスマートホンなどにも搭載されているRGBカメラを用いて酸素飽和度を推定する手法を提案・検討を行った.本手法は,RGB...

    DOI 機関リポジトリ

  • 経穴の吸光特性に関する基礎研究

    猪寺 伸二, 佐野 元昭, 平井 紀光 生体医工学 Annual59 (Abstract), 578-578, 2021

    <p>自律神経、すなわち交感神経と副交感神経は、呼吸や循環、消化吸収など全ての生体機能に深く関わっており、自律神経の状態を測定できれば、疾患の早期発見や健康状態、自然治癒力などの評価に役立つ。しかし、自律神経の状態をリアルタイムで定量的にかつ簡易的に測定する機器は、現在開発されていない。周知のとおり、自律神経系は、経穴も密接に関係しており、指圧や鍼灸により経穴に刺激を与えることにより、頭痛、風邪…

    DOI

  • 北極圏の氷河および氷床の融解を加速させる バイオアルベド効果とそのモデル化研究

    大沼 友貴彦, 竹内 望 雪氷 83 (1), 51-66, 2021

    ...北極圏の氷河や氷床の急激な融解の要因として,気温上昇だけでなく雪氷面のアルベドの低下が指摘されている.このアルベド低下の主要因は吸光性不純物で,大気由来の鉱物ダストや黒色炭素に加えて,寒冷環境で繁殖する微生物とその生物活動に由来する有機物の存在も近年明らかになってきた.この微生物過程によるアルベド低下効果はバイオアルベド効果と呼ばれ,世界各地の氷河や積雪で観測されている.微生物は雪氷上で光合成により...

    DOI Web Site Web Site 参考文献53件

  • 調理科学実験に向けた簡便・迅速なグルタミン酸測定用デバイスの開発

    山口 浩輝, 村居 景太, 古内 覚, 髙橋 一敏, 笠松 千夏, 巽 萌美, 水越 利巳, 宮野 博, 岡内 俊太郎, 杉木 正之 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 5-, 2021

    ...</p><p>【方法】1.水質検査キットとして広く使用されている持ち運び可能な小型デバイスである「パックテスト®」および専用の小型吸光度計である「デジタルパックテスト®」にグルタミン酸分析用酵素を適用し、その性能を評価した。2.本デバイスを用いて複数の食品中のグルタミン酸を測定し、調理科学実験への応用可能性を調査した。...

    DOI

  • 超音波照射条件に対するT細胞の傷害計測とパラメータ依存性の解析

    梶田 直哉, 齊藤 達也, 伊藤 芳樹, 近嵐 匠, 小俣 大樹, 鈴木 亮, 桝田 晃司 生体医工学 Annual59 (Abstract), 476-476, 2021

    ...照射後に懸濁液に生細胞数を反映する蛍光試薬を注入し、懸濁液の吸光度から細胞生存率を算出した。 一連の実験の結果、音圧400 kPa-ppの連続波(Duty比100%)の場合、周波数3 MHzで生存率が最も低くなった。一方、同条件からDuty比のみを20 %に下げると生存率は100 %に近づくため、傷害性には様々な要因が起因していると考えられる。</p>...

    DOI

  • 深さ選択性近赤外光アルゴリズムの脳機能計測への適用

    福田 恵子, 若松 大和, 藤井 麻美子 生体医工学 Annual59 (Abstract), 583-583, 2021

    ...不一致と一致の混合、レスト、一致のみ、レストからなる12秒を1回のタスクとし、32回実施し、加算平均後の吸光度変化から酸素化・脱酸素化ヘモグロビン濃度変化を算出して評価した。測定部位は前頭前額部とし、照射・受光センサの間隔が30mmのターゲット信号取得用センサを24個とセンサ間隔が15mmの皮膚血流変化検出用センサを6個を配置した。被験者は本校倫理委員会の承認のもと同意を得た男女10名である。...

    DOI

  • 気温および日射量が秋まき加工・業務用ホウレンソウの乾物生産に及ぼす影響

    鎌田 えりか, 石井 孝典, 岡田 邦彦 園芸学研究 20 (4), 423-432, 2021

    <p>加工・業務用ホウレンソウの生産現場においては,原料の安定供給を可能とするため収量予測技術が求められている.本研究では,気温および日射量が加工・業務用ホウレンソウの乾物生産に及ぼす影響を定量的に評価するため,まずは,気温および日射量が葉面積指数(LAI)および日射利用効率 (RUE)に及ぼす影響,ならびにLAIと群落による日射の遮蔽率(<i>f<sub>i</sub></i><sub>-SR…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献20件

  • 光学異性高分子の測定に新たな技術,CDとMSの融合

    六車 宜央 ファルマシア 57 (1), 59-59, 2021

    ...低分子からDNA,タンパク質まで,自然界にはキラリティーを持つ分子が多数存在している.細胞や体液中の内因性キラル分子は,重要な生理活性や基質特異性を示しながら密接に連動し機能しているため,キラリティーおよびその変化を分析する手段は,重要な位置づけとなる.一般的に,単純な溶液環境下のキラリティー分析には,左廻りおよび右廻りの円偏光に対する吸光度の差,すなわち円二色性(circular dichroism...

    DOI 医中誌

  • 2,4-ジニトロフェニルヒドラジン(DNPH)誘導体化を対象とした固相抽出による試料精製方法の開発

    新福 優太, 中村 友拓, 高梨 啓和, 中島 常憲, 上田 岳彦, 秋葉 道宏 環境科学会誌 33 (5), 70-78, 2020-09-30

    ...得られる誘導体は,吸光光度検出器またはLC/MSにより高感度分析が可能である。しかし,分析種に対して過剰なDNPHが必要となり,その大半は未反応のまま試料中に残存することとなる。これを分析機器内に導入すると,分析機の汚れなどの検出感度低下につながることが懸念される。したがって,分析に先立って未反応DNPHを除去することが重要となる。...

    DOI

  • 含水エタノール中でのベニバナ赤色素の退色動力学

    安達 修二, 宮川 弥生 日本食品工学会誌 21 (3), 141-145, 2020-09-15

    ...</p><p>ベニバナ赤の退色過程では520 nm付近の吸光度(赤色)が減少するとともに,390 nm付近の吸光度(黄色)が増加する(Fig. 2).そこで,種々のエタノール濃度での退色過程に対し,520 nmにおける吸光度の減少ΔA520と390 nmにおける吸光度の増加ΔA390をプロットすると,エタノール濃度に依存せず,1本の直線となった(Fig. 6)....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 土壌ダイレクト測定器や吸光光度計を応用した土壌分析実用性検証

    上野 直哉, 高梨 俊輔, 秋山 菜々子, 森 俊貴, 田中 賢治 日本緑化工学会誌 46 (1), 138-141, 2020-08-31

    ...また,簡易かつ安価である吸光光度計を応用した土壌分析結果に係数をかけることで,乾物土壌を使用した土壌分析結果を推定できる可能性が示唆された。吸光光度計を使用する際の土壌の希釈倍率は,2倍希釈が最も精度が高いことが示唆された。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • PVAスポンジ溶出物の評価法

    宇野 恵, 中村 由美子, 高東 智佳子 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 176-176, 2020-08-20

    ...これらの溶出成分を吸光度で判断して定量する方法について提案する。</p>...

    DOI

  • 精密厚さ制御による液体の軟X線透過吸収分光測定

    長坂 将成, 小杉 信博 日本物理学会誌 75 (8), 496-503, 2020-08-05

    ...がある.硬X線領域には遷移金属のK殻があり,大気中で比較的簡便に液体を含む様々な物質のX線吸収分光測定が行える.軟X線領域には,軽元素(C,N,Oなど)のK殻や3d遷移金属のL殻があるため,分子系の研究に特に重要である.しかしながら,軟X線は大気や水に強く吸収されるため,試料を真空下に置く必要があり,最近までは気体や固体試料に測定対象が限定されていた.液体試料の軟X線透過吸収分光測定を適切な範囲の吸光度...

    DOI Web Site

  • レゾルシノール-ホルムアルデヒドクライオゲルの 細孔径への塩基触媒の影響

    植田 敦子, 松本 茂紀, 乾 祐巳, 牧野 竜也 ネットワークポリマー論文集 41 (4), 157-165, 2020-07-10

    ...細孔径はRF クラスターの数密度とサイズのバランスによって変化するため,クラスターの形成過程の現象を紫外可視吸光測定と量子化学計算により推定し,初期反応で生成した多核体の重縮合によりクラスター形成が生じていることを明らかにした。...

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  • 吸光による補色の実験

    岩井 秀人 化学と教育 68 (6), 250-251, 2020-06-20

    ...発光と合わせて,吸光について実験を通して学習することで,色の見え方について学習することができる。</p>...

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  • 自然落下現象を適用した希土類錯体のトリボルミネッセンス評価

    長谷川 美貴, 大曲 仁美 日本画像学会誌 59 (3), 325-329, 2020-06-10

    ...<p>希土類イオンは,その本来の電子状態から非常に色純度の高い発光を示す.一般に,光励起による希土類イオンの発光は,吸光係数の高い有機配位子を用いた分子エネルギー移動によるアンテナ効果によって促される.最近,トリボルミネッセンスを示す希土類錯体が頻繁に発見されている.しかし,この原理にはいくつかの仮説があり,光励起による発光に対し,トリボルミネッセンスは不明瞭な点が多い.そこで,結晶を破砕するときに...

    DOI Web Site

  • アミロースオートアナライザーを活用したイネ餅硬化性の効率的評価法の開発

    道満 剛平, 平山 裕治, 佐藤 毅, 田中 淳一 育種学研究 22 (1), 11-20, 2020-06-01

    ...スペクトルとの差分を算出することで,糯米のアミロペクチンによるヨウ素吸光スペクトルを効率よく抽出することができた.糯米のヨウ素吸光スペクトルから硬化性との関係の深い解析値を検討した結果,各波長の吸光度の積算値(IVA)が24時間後の餅硬度および曲がり法におけるb/a値と高い正の相関を示すことを見出した.この相関はラピッドビスコアナライザー(RVA)による粘度上昇開始温度や最高粘度到達温度等の従来利用...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 藪の中の競争を緩和するギャップサイズ探索

    水永 博己, 西山 友紀乃 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 117-, 2020-05-25

    ...このような多様な藪と植栽木のあり方の実行可能性を考える際に,ギャップ生成後の藪の発達と植栽木の成長や生存への影響をプロセスモデル的に考えることは有効であろう.藪群落内の光環境は,単に群落の高さや生物量だけでなく,種特有の吸光係数や種が混交することによる構造の複雑さの影響を受けるため,人工林のギャップ内に発達する藪の種組成や植生量の空間分布を知ることと,種組成が藪群落内の光環境に及ぼす影響を知る必要がある...

    DOI

  • PM<sub>2.5</sub>中の水溶性有機炭素濃度の測定:フィルタ分析と連続自動分析装置との比較

    齊藤 伸治, 星 純也, 池盛 文数, 長田 和雄 大気環境学会誌 55 (3), 150-158, 2020-05-13

    ...これは、WSOC (シュウ酸やレボグルコサン等)の紫外吸光特性が成分によって大きく異なることやWSOCを構成する化学成分の割合が季節変化することが主な原因と考えられる。これらの結果から、紫外吸光光度法に基づくWSOC濃度の自動測定においては測定季節や地点における構成成分の違いを考慮し、フィルタ分析法などの別手法による検証が必要であることがわかった。</p>...

    DOI 医中誌

  • 実摂取食塩量の把握と栄養計算方法の確立

    峰村 貴央, 田村 友峰子, 土橋 昇, 河野 公子, 渡邊 智子 千葉県立保健医療大学紀要 11 (1), 1_71-1_71, 2020-03-31

    ...</p><p> 食塩を測定する方法は,Naイオンを測定する原子吸光度法<sup>3)</sup>や塩化物イオンを測定する硝酸銀滴定法(モール法)がある<sup>4)</sup>.これらは機器や試薬,ピペット等の実験器具を使用するため,大量調理現場で簡便に実施することは難しい.一方,電気伝導度と食塩濃度に相関があることを利用し簡便に食塩量が測定できるデジタル塩分計が開発されている<sup>5)</sup...

    DOI

  • 水銀水溶液の保存方法と還元気化原子吸光法の前処理操作の高精度化についての検討

    中西, 輝展, 水野, 勝, 河合, 孝枝 愛知県環境調査センター所報 = Bulletin of Aichi Environmental Research Center (47) 43-48, 2020-03

    ...水銀の還元気化原子吸光法を用いた定量操作において妨害を与える可能性のある事項について検討を行い,以下の結果を得た。試料保存の容器についてはポリエチレン瓶よりもガラス瓶で保存するほうが望ましかった。検量線用標準液は前処理を経たものは14日を経過しても安定であった。過マンガン酸カリウムの着色については15分間継続すればその後加熱中に無色となっても問題なかった。...

    日本農学文献記事索引

  • 自動血球洗浄装置「セルウォッシャーUltraCW II」の基礎的性能評価

    西田 謙登, 加藤 千秋, 横山 覚, 川上 萌, 遠藤 比呂子, 渡邊 友美, 松下 正 医学検査 69 (1), 82-88, 2020-01-25

    ...洗浄希釈倍数は,OrangeGを使用し478 nmの吸光度測定により求めた。赤血球残量率は,精製水を加え作製した溶血液の541 nmの吸光度により求めた。赤血球洗浄に最も影響を与えた因子は,DECANTの回転数であった。FILLの洗浄液量は過剰な場合,赤血球を減少させた。SPINは時間の延長が洗浄時間の延長につながった。...

    DOI 医中誌

  • 近赤外光を用いた簡易光学式透析液排液成分モニタシステムの開発

    鶴田 貴大, 鈴木 郁斗, 野川 雅道, 内藤 尚, 畑中 由佳, 五十嵐 朗, 小川 充洋, 山越 憲一, 田中 志信 生体医工学 Annual58 (Abstract), 430-430, 2020

    ...終了時間を把握するため,透析液排液中の成分モニタリングにより透析の効果を随時評価可能なシステムの開発が望まれる.今回は,当該システム開発における基礎的検討としてFT-IR型分光器を用いた透析液排液中成分(尿素,尿酸,クレアチニン)の単一水溶液濃度予測実験を行った.また,最終的にLED光源を用いた計測システムの開発を目指し,分光器を用いて得たデータの中から市販で入手可能な近赤外LED:10波長の差分吸光度...

    DOI

  • インドフェノール法の作業効率化と授業における魚類から排出されたアンモニアの定量

    西川 洋史 生物教育 61 (2), 89-95, 2020

    ...<p>学校における生物実験において生徒がグラフ作成や統計解析を行うには,授業内に大量の数値データを取得する必要がある.マイクロプレートリーダーは,創薬や生理学などの研究において使用される吸光光度計の一種であり,発色した溶液の吸光度を一括測定することができる汎用性の高い機器である.一般的に96 wellマイクロプレートを用い,液量は1 wellあたり100~200 μLと少量で済む.生理学や生態学に即...

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  • 紫外吸光光度法を用いた海水中硝酸塩の現場分析方法の検討

    宮本 洋好, 岡村 慶, 野口 拓郎, 八田 万有美 日本地球化学会年会要旨集 67 (0), 37-, 2020

    ...本研究では、紫外吸光光度法を用いて、塩分4~40、温度0~40 ℃の人工海水と硝酸ナトリウムを添加した人工海水の吸光度を測定することで、人工海水と硝酸イオンのそれぞれの吸光度の塩分・温度影響と海水中の硝酸塩濃度の分析が有効であることを明らかにした。</p>...

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  • 近赤外映像による脈波情報推定

    杉田 典大, 吉澤 誠 生体医工学 Annual58 (Abstract), 156-156, 2020

    ...<p>近年,映像を用いた生体情報に関する研究が盛んに行われている.特に,映像から得られる脈波情報(映像脈波)は,非接触での生体モニタリングを可能とすることから有用であると考えられる.脈波を得る場合,可視光映像のRGBチャネル信号を使用することで体動などのノイズを抑制することが出来る.一方,近赤外光映像のように単一チャネル信号しか得られず,かつ吸光特性が可視光と異なる場合,映像脈波を安定的に得るためには...

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  • ウシ尿中EPF様物質による早期妊娠診断の可能性

    門岡 憲, 中村 啓哉, 平田 統一, 松原 和衛 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-119-P-119, 2020

    ...次に,TMBを添加し反応させ硫酸で反応を停止し,吸光度(A<sub>450nm</sub>)を測定した。検定はStudentのt検定を用いてDay0とDay7の吸光度を比較した。また,各尿をイムノブロッティングに適用してEPF様物質の確認を行った。...

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  • Optical properties of dissolved organic matter in Japanese rivers and their contributions to photo-generation of reactive oxygen species

    Taiwo Tolulope Ayeni, Yoko Iwamoto, Kazuhiko Takeda, Hiroshi Sakugawa, Khan M. G. Mostofa 日本地球化学会年会要旨集 67 (0), 23-, 2020

    ...5つの河川の溶存有機炭素濃度は79.5–237 µM Cであり、紫外吸光度や蛍光特性などの光学パラメータとの相関関係が認められた。PARAFAC解析から全ての河川で陸起源フミン様物質及びトリプトファン様物質の存在が示された。しかし、国分川では蛍光増白剤や高分子の物質が含まれていた。これら蛍光性DOMのROS生成能力は河川により異なり、国分川で高く淀川と大和川で低かった。</p>...

    DOI

  • Lyngmossen湿地におけるアーキア/バクテリアの テトラエーテル脂質の組成分布と生育環境

    髙木 菜々子, 北島 富美雄, 赤木 右, 奈良岡 浩 日本地球化学会年会要旨集 67 (0), 61-, 2020

    ...サンプルから脂質の抽出を行い、赤外分光分析にて生物によって特徴的な値を取るとされるCH<sub>3</sub>、CH<sub>2</sub>のC-H伸縮振動の吸光度比を計算してアーキアの存在量を検討した。次にHPLC-MSによってGDGTを分析した。赤外分光分析で求めた吸光度比はアーキアからのエーテル脂質の寄与が少ないことを示唆していた。...

    DOI

  • 浄化槽処理水へのUV-LED適用による衛生指標生物の不活化効果

    塩原 拓実, 蛯江 美孝, 柿木 明紘, 山崎 宏史 土木学会論文集G(環境) 76 (7), III_243-III_250, 2020

    ...されたことから,小型浄化槽への適用について検討を行った.本研究では,浄化槽処理水に含まれる大腸菌群,大腸菌,腸球菌の3種の衛生指標生物を対象に,UV-LEDによる不活化効果の検討を行った.その結果,3種の衛生指標生物ともUV照射量の増加と共に不活化効果は増大するが,その効果には相違があり,特に腸球菌に関しては,大腸菌群,大腸菌より不活化効果は低かった.また,浄化槽槽内水におけるBOD濃度と280nmの吸光度...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献10件

  • 「かご」に包まれた内因性カンナビノイドを光で放出する

    太田 英介 ファルマシア 56 (6), 563-563, 2020

    ...ケージド化合物は光照射によって除去可能な保護基(photoremovable protecting group: PRPG)を持つ化合物の総称である.代表的なPRPGの中でも,クマリン誘導体は高いモル吸光係数と分解速度を示し,比較的長波長の光で除去可能である.またクマリン自身が蛍光分子であるため,反応過程を追跡可能な点も魅力的である.保護可能な官能基も幅広く,アルコール,アミン,チオール,ケトン,カルボン...

    DOI 医中誌

  • 超音波触媒活性を用いた感染防止システムにおける活性酸素種生成の最適化に関する検討

    冨永 真由, 賀谷 彰夫, 新田 尚隆 生体医工学 Annual58 (Abstract), 254-254, 2020

    ...照射後の懸濁液から、遠心分離により粒子のみを除去し、分光光度計を用いてMB溶液の吸光度を測定した。また安全性の評価として、IEC60601-2-37準拠の温度評価ファントムを用いて放射面の温度上昇を測定した。その結果、今回探索した条件の範囲では、放射面の温度上昇を抑制しつつROS生成を最大化する条件として、1Wの超音波強度、10 mgの酸化チタン粒子量、15分間の超音波照射時間が抽出された。...

    DOI

  • 分光学的手法を用いたアクチノイドとホスビチンの化学形解析

    上原 章寛 ファルマシア 56 (9), 872-872, 2020

    ...有機配位子との局所構造解析が生体内条件に近い反応場で研究されている.ホスビチン(phosvitin)は,タンパク質分解によって切断されたリポリン糖タンパク質で,全卵黄リンタンパク質の60%を占め,大量に存在するリン酸基と鉄の相互作用が極めて強いと言われている.Kumarらは,ホスビチンとウラニル(VI),ネプツニル(V)(NpO<sub>2</sub><sup>+</sup>)の化学結合状態を紫外可視吸光分光...

    DOI

  • 外洋海水中テルル化学種の濃縮分離法の開発

    深澤 徹, 小畑 元, 臼井 聡, 松岡 史郎, 則末 和宏 日本地球化学会年会要旨集 67 (0), 43-, 2020

    ...海水中Te化学種の分析法の一つであるMg(OH)<sub>2</sub>共沈-水素化物発生原子吸光法は、用いる試薬がNH<sub>3</sub>(aq)のみであり、Blankを低く抑えることができる一方で、多数の海水試料分析には適さない。...

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  • 粗大運動時の大脳皮質酸素化ヘモグロビンおよび脱酸素化ヘモグロビンの変動

    椿 淳裕 理学療法学Supplement 47S1 (0), B-28-B-28, 2020

    ...NIRSは,神経血管カップリングと神経代謝カップリングを背景に,生体透過性の高い近赤外光に対する吸光度の違いを利用して,酸素化ヘモグロビンおよび脱酸素化ヘモグロビンを計測することで,非侵襲的に神経活動を捉えようとする技術である(Ferrari M, Quaresima V. 2012; Scholkmann F, et al. 2014)。...

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  • 紫外線ランプ222nmの細菌と真菌に対する殺菌効果 99.9%殺菌に必要な照射量

    高塚 威, 清水 一功, 磯 佑輔, 梅原 啓輔 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.7 (0), 133-136, 2020

    <p>紫外線222nmは波長が短く、細胞内への浸透力が小さいため、ヒトの遺伝子への損傷が極小さいことが知られている。そこで、微生物殺菌効果を実験し、99.9%の殺菌効果を得る照射エネルギー量を用いて紫外光254nmと比較した。結果、99.9%殺菌に必要な222nmの照射量は、黄色ブドウ球菌に対しては同レベル、大腸菌に対して1.2~1.7倍、クロカビに対して0.34倍となることが示唆された。紫外線…

    DOI

  • う蝕病原菌および歯周病原菌の生育に対する糖アルコールの影響について

    佐藤 郁, 三上 正人, 元井 志保, 今井 あかね 日本口腔保健学雑誌 10 (1), 25-33, 2020

    ...</p><p><i> S. mutans</i>,<i>P. gingivalis</i>のそれぞれを1%糖アルコールを含む培地を用いて培養し,吸光度を測定した.また,<i>S. mutans</i>,<i>P. gingivalis</i>に対する濃度による影響を調べる為,0.63,1.25,2.5,5,10,20%濃度の糖アルコールを混合して培養し,スポット試験と吸光度測定を行った....

    DOI Web Site 医中誌

  • フェントン反応に注目した溶存鉄の状態観察:室内実験と野外観測から

    堀 真子, 酒井 昌吾, 久保 克輝, 福井 貴良 日本地球化学会年会要旨集 67 (0), 32-, 2020

    ...フミン酸に紫外線を照射した結果、過酸化水素の発生に伴う吸光度の上昇が認められた。酸素に飽和した水で鉄が酸化する場合、鉄(III)の割合は10%未満でほとんど時間変化しないのに対し、アルゴン雰囲気でフミン酸に紫外線を照射した条件では、3時間後に鉄(III)の割合が30%まで増加した。このことは、紫外線照射で発生した過酸化水素が二価鉄の酸化に関与した可能性を示唆する。...

    DOI

  • AN69ST膜に対する各種抗菌薬の吸着特性

    稲野 祥宗, 熊野 諒太, 篠﨑 浩司, 尾崎 洋介, 三浦 剛, 仲佐 啓詳 日本急性血液浄化学会雑誌 10 (2), 125-130, 2019-12-01

    ...抗菌薬溶液にAN69ST膜を加えた後,経時的に溶液を分取し吸光度を測定した。その結果,TEIC,PZFX,VCMはAN69ST膜を加えなかった溶液と比較し含有率が減少したが,MEPMとCZOPは減少しなかった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 凍結試料のイメージング質量分析

    青木 弾, 松下 泰幸, 福島 和彦 化学と生物 57 (12), 743-748, 2019-12-01

    ...<p>イメージング化学分析とは,どのような物質がどこにあるのかを明らかにするための手法である.蛍光レポーター遺伝子の利用できるタンパク質,特定X線により同定可能な元素,固有波長の吸光・発光を利用できる一部の特殊な化合物などを除くと,細胞内,すなわちサブミクロン(≤1 µm)スケールでの分布可視化は容易ではない.たとえばグルコースなどの化合物を見たい場合にはどうしたら良いのだろうか.ここで有力な候補の...

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  • 紫外線の波長によるスギ花粉アレルゲン(Cry j 1)の 不活化効果の検討

    頭川 武央, 佐々木 良樹, 湯浅 彰太, 神子 直之 環境技術 48 (6), 327-333, 2019-11-20

    ...影響を調べた.実験は,複数の紫外線光源とバンドバスフィルターを組み合わせた8種類の紫外線を用いた.その効果の大きさは,精製スギ花粉抗原Cry j 1溶液に各紫外線を照射し,抗原抗体反応が起きるアレルゲンの濃度の変化によって評価した.この結果,波長が240nm から220nm の間では,波長が短い紫外線ほど不活化の効果が大きくなることが分かった.この要因は,波長に対する効果の変化が一般的なたんぱく質の吸光係数...

    DOI Web Site Web Site 参考文献20件

  • 赤外光を用いた診断・ヘルスケアモニタリング:非侵襲血糖値測定

    松浦 祐司 日本口腔インプラント学会誌 32 (3), 205-209, 2019-09-30

    ...経口糖負荷試験を行った結果,指尖からの採血による参照値に対して,測定誤差20%以内という良好な結果が得られた.そして,さらに装置をより小型化,低コスト化するために,量子カスケードレーザー(QCL)を用いた血糖値測定法も新たに開発した.粘膜の乾燥状態などに影響されない適切な2つの波長の組み合わせを選択し,2台のQCLを用いた赤外分光システムを構築した.これを用いてヒト口唇の光吸収を測定したところ,2波長における吸光度...

    DOI 医中誌

  • シリコーンモジュールを用いたポータブル反射吸光度計の開発

    諫山 喬樹, 蓮尾 祐介, 水口 仁志, 谷口 友亮, 森田 金市, 興 雄司 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019 (0), 543-543, 2019-09-19

    ...<p>シリコーンエラストマを主剤として用いることを提唱した新しい光学系実装手法を用いて、本研究では金属イオンの高感度検出を単純構造で実現するポータブル吸光センシングデバイスを開発した。...

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  • 鉄イオン添加電解液による六価クロム生成防止の研究

    陳 俊達, 陳 彦東, 王 思聰, 後藤 昭弘, 小土橋 陽平 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 125-126, 2019-08-20

    ...本報告では,ジフェニルカルバジド吸光光度法を利用して,電解加工する際の六価クロムイオンの溶出速度を調べた.その上で,電解液へ添加した鉄イオンの濃度と六価クロムの生成防止性能との関係を調査した.</p>...

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  • 金属イオンとのオンカラム錯形成反応を利用する親水性化合物のHPLC−紫外吸収検出法の開発

    健名 智子, 小玉 修嗣 分析化学 68 (8), 581-599, 2019-08-05

    ...や静電相互作用に基づくイオン交換モードに,配位能を加味した新規な分離モードを発現させることが可能である.また,錯体形成に伴い,紫外部における吸光度も増大するため紫外吸収検出が可能となる.本稿では,これらのオンカラム錯形成反応を利用した親水性化合物の分離分析法について総括するとともに,環境水・生活用品・食品中の水溶性キレート剤,カルボン酸,アルコール及び糖アルコールなどの高親水性化合物への分析例について...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • シリンジフィルターを分離濃縮デバイスとして用いる水中微量ヒ素のオンサイト比色定量

    村居 景太, 本多 宏子, 奥村 浩, 岡内 俊太郎 分析化学 68 (7), 465-472, 2019-07-05

    ...ピロリジンジチオカルバミン酸アンモニウムと反応させて疎水性のヒ素(III) 錯体としたのち,手動での加圧ろ過によってシリンジフィルター上に捕集した.これを溶離するため,硫酸酸性で過マンガン酸カリウム,モリブデン(VI) 及び銅(II) を含む少量の溶離液を当該フィルターに通液した.すなわち,捕集されたヒ素がモリブドヒ(V) 酸として溶離したので,溶出液にスズ(II) を添加してモリブデン青を生成させ,目視比色法あるいは吸光光度法...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 環境水中の全窒素の定量分析法におけるダウンサイジングと自動化

    作田 成久, 藤井 亮甫, 大野 慎介, 村上 博哉, 林 則夫, 酒井 忠雄, 手嶋 紀雄 分析化学 68 (6), 387-394, 2019-06-05

    ...を含んだ試料でも酸化分解処理ができるため,細管を用いるFIA法に適している.二つ目は,全窒素分析の試験方法として一般的に用いられている紫外線吸光光度法と銅・カドミウムカラム還元─ナフチルエチレンジアミン吸光光度法を同一のFIAシステムに組み込んだ定量分析法である.試料水は自動的にオンラインで酸化分解され,最初に硝酸イオン自身の紫外部の吸収が測定され,次いでアゾ色素の吸光度が測定される.提案する二つの...

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  • コンピュータ制御モバイル化学分析装置の開発と環境試料中の多成分同時測定への応用

    本水 昌二, HAKIM Lukman, 樋口 慶郎, 鈴木 保任 分析化学 68 (6), 357-372, 2019-06-05

    ...多流路フローインジェクション分析法(FIA),シーケンシャルインジェクション分析法(SIA),マージングゾーン分析法(MZ/FIA),同時注入迅速混合分析法(SIEMA),カラム前処理法(Auto-Pret)など各種分析装置の制御妥当性を確認し,操作性,迅速性,精確性にも十分満足できることを確認した.環境試料中の多成分同時測定のために,検出器として陽極溶出ボルタンメトリー(ASV),マルチチャンネル吸光検出器...

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  • 降雨および渓流水の紫外吸光度と溶存有機炭素濃度の関係

    金子 真司 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 342-, 2019-05-27

    ...結果および考察:DOC濃度と紫外吸光度(UV)を比べると、試料タイプ毎に正の高い相関が認められたが、DOC/UV比は降雨>林内雨>樹幹流>渓流水と試料タイプ毎に異なっていた。このことから、降雨、林内雨、樹幹流、渓流水ではDOCを構成する有機物の質が異なると推定された。</p>...

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  • E260を用いた配水池での残留塩素減少量の予測

    加登 優樹, 木村 英雄 水道協会雑誌 88 (4), 9-13, 2019-04-01

    ...このことから、有機物の指標である紫外線吸光度(E260)に着目した。配水池の残留塩素減少量と沪過水のE260の関係を沪過水の水温ごとに求め、E260による配水池での残留塩素減少量の予測について調査を行ったので報告する。...

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  • いりこ(小鰯煮干し)のカルシウム利用性向上の検討

    人見, 英里, 行田, 萌香 山口県立大学学術情報 12 39-45, 2019-03-29

    ...カルシウム可溶化試験では、いりこ5g に対して食酢あるいは果汁5ml、もしくは酢味噌5gを加え、一定時間置いた後にホモジナイズし、遠心分離して得られた上清を550℃で灰化後、1%塩酸で希釈し原子吸光光度計にて測定した。いりこの種類や出汁の調製法を変えても、いりこ出汁中には、ほとんどカルシウムは含まれず昆布出汁と同程度であった。...

    機関リポジトリ

  • 選果機を用いた可視-近赤外分光スペクトルによるリンゴ‘ふじ’の内部褐変発生予測

    蔦 瑞樹, 吉村 正俊, 葛西 智, 松原 和也, 和田 有史, 池羽田 晶文 日本食品工学会誌 20 (1), 7-14, 2019-03-15

    ...<p>2015年および2016年に収穫されたリンゴ‘ふじ’576個の可視-近赤外分光スペクトルをリンゴ用の選果機により取得した.スペクトル取得1ヶ月後に試料の切断面をスキャンし,内部褐変発生の有無を判定した.選果機に搭載されている上部・下部の分光器で取得したスペクトルそれぞれについて,新規に考案した総当たり差吸光度を含む様々な前処理を適用し,partial least squares discriminant...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献17件

  • マイクロ波プラズマを用いたSiH<sub>4</sub>ガスの改質特性

    浜中 恵一, 垣内 弘章, 安武 潔, 大参 宏昌 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 777-778, 2019-03-01

    ...さらに、得られたプラズマ改質シランガスのFT-IR測定を行い、ガス流量や投入電力、圧力等の条件を変化させた際のSi<sub>2</sub>H<sub>6</sub>吸光度を調査したので、その結果について述べる。</p>...

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