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検索結果 133 件

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  • 糖尿病性腎症病期分類2023の策定

    糖尿病性腎症合同委員会・糖尿病性腎症病期分類改訂ワーキンググループ, 馬場園 哲也, 金崎 啓造, 宇都宮 一典, 古家 大祐, 綿田 裕孝, 繪本 正憲, 川浪 大治, 深水 圭, 久米 真司, 鈴木 芳樹, 和田 淳, 和田 隆志, 岡田 浩一, 成田 一衛, 小岩 文彦, 阿部 雅紀, 土谷 健, 加藤 明彦, 市川 和子, 北谷 直美 糖尿病 66 (11), 797-805, 2023-11-30

    <p>わが国では2014年に改訂された糖尿病性腎症病期分類が広く用いられてきた.最近では,高齢化や肥満者の増加,糖尿病や高血圧症に対する新規治療薬の開発などを背景に,糖尿病患者に合併した腎臓病が多様化していることが指摘されている.そこで糖尿病性腎症合同委員会では,腎症病期分類を再度改訂する必要性を検討した.現時点では,アルブミン尿や推算糸球体濾過量に基づく2014年分類を変更する必要性を示唆する…

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  • 糖尿病性腎症病期分類2023の策定

    馬場園 哲也, 金崎 啓造, 宇都宮 一典, 古家 大祐, 綿田 裕孝, 繪本 正憲, 川浪 大治, 深水 圭, 久米 真司, 鈴木 芳樹, 和田 淳, 和田 隆志, 岡田 浩一, 成田 一衛, 小岩 文彦, 阿部 雅紀, 土谷 健, 加藤 明彦, 市川 和子, 北谷 直美 日本透析医学会雑誌 56 (11), 393-400, 2023

    <p>わが国では2014年に改訂された糖尿病性腎症病期分類が広く用いられてきた.最近では,高齢化や肥満者の増加,糖尿病や高血圧症に対する新規治療薬の開発などを背景に,糖尿病患者に合併した腎臓病が多様化していることが指摘されている.そこで糖尿病性腎症合同委員会では,腎症病期分類を再度改訂する必要性を検討した.現時点では,アルブミン尿や推算糸球体濾過量に基づく2014年分類を変更する必要性を示唆する…

    DOI Web Site Web Site 参考文献12件

  • 腎臓病データベースの拡充・連携強化と包括的データベースの構築

    柏原 直樹, 岡田 美保子, 横山 仁, 南学 正臣, 山縣 邦弘, 和田 隆志, 中島 直樹, 杉山 斉, 丸山 彰一, 岡田 浩一, 神田 英一郎, 片岡 浩巳 医療情報学 40 (1), 20-21, 2020-09-04

    <p>1. 研究目的</p><p> 日本腎臓学会は日本医療情報学会と共同し,全国規模の包括的慢性腎臓病臨床効果情報データベース(J-CKD-DB)を構築した.CKDはeGFR 60 mL/分/1.73 m<sup>2</sup>未満,あるいはタンパク尿(+)で定義され,個々の腎疾患を包含する広範な概念である.全国に約1300万人の有病者が推計され,増加が危惧されている.CKDの実態(年齢ごと,重…

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  • The effect of direct oral anticoagulants on blood protein C activity

    Terakami Takako, Sekiya Akiko, Hayashi Kenshi, Suzuki Takeshi, Furusho Hiroshi, Asakura Hidesaku, Morishita Eriko, Wada Takashi, 寺上 貴子, 關谷 暁子, 林 研至, 鈴木 健史, 古荘 浩司, 朝倉 英策, 森下 英理子, 和田 隆志 Journal of wellness and health care = Journal of wellness and health care 44 (1), 33-41, 2020-08-03

    [Aim] In this study, the effect of direct oral anticoagulants (DOACs) on protein C (PC) activity was examined using several measuring reagents. [Materials and Methods] In total, 90 patients (60 …

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  • 腸管由来D-セリン

    岩田 恭宜, 中出 祐介, 和田 隆志 日本急性血液浄化学会雑誌 11 (1), 17-21, 2020-06-01

    <p>近年,腸内細菌叢とその代謝産物が,生体の恒常性維持に関連し,細菌叢の破綻が種々疾患の発症・進展に関与していることが明らかとなっている。近年,腸内細菌叢の代謝産物としてD-アミノ酸が注目されている。これまでの分析技術では分離・同定し得なかったL-およびD-アミノ酸を,高精度かつ網羅的に定量評価することが可能となった。この結果,L体およびD体は,体内動態,生体への機能を異にすることが明らかとな…

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  • D-セリンと腎臓病

    中出 祐介, 岩田 恭宜, 和田 隆志 生化学 91 (3), 349-354, 2019-06-25

    腎臓は全身の臓器と連携し,恒常性維持を担う重要な臓器である.腎機能が低下すると各種臓器障害が併発する.しかしながら臓器連関を基とした,恒常性あるいは疾患発症の機序については明らかではない.近年,これらの臓器連関を考える上で,腸内細菌叢の関与が報告されている.腎機能障害とともに腸内細菌叢の異常が認められ,細菌由来代謝産物の変化が腎臓をはじめとする各臓器に影響することが示唆されている.新たにD-アミ…

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  • II.DKDの病理学的特徴

    清水 美保, 和田 隆志 日本内科学会雑誌 108 (5), 907-915, 2019-05-10

    <p>「糖尿病性腎症」の病理分類が提唱され,病理所見と予後との関連が報告されている.一方,「糖尿病性腎臓病(diabetic kidney disease:DKD)」に包括される病態として,顕性アルブミン尿を伴わない糸球体濾過量(glomerular filtration rate:GFR)低下例では,軽微な糖尿病性糸球体病変とは対照的に,尿細管間質病変及び血管病変が進展した“腎硬化症”の特徴も…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献17件

  • III.Diabetic nephropathyとdiabetic kidney disease(腎臓)

    古市 賢吾, 和田 隆志 日本内科学会雑誌 108 (4), 681-687, 2019-04-10

    <p>糖尿病性腎症は,糖尿病の合併症の1つとして重要である.しかし近年,糖尿病管理の進歩や患者の高齢化,脂質異常,高血圧ならびに動脈硬化等の併存治療が長期化する症例が増加している背景もあり,古典的(典型的)な経過を示さない症例も増えてきている.そのような背景をもとに“糖尿病性腎臓病(diabetic kidney …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献18件

  • 腎臓病データベースの拡充・連携強化と包括的データベースの構築

    柏原 直樹, 岡田 美保子, 横山 仁, 南学 正臣, 山縣 邦弘, 和田 隆志, 中島 直樹, 杉山 斉, 丸山 彰一 医療情報学 38 (3), 150-151, 2018-08-30

    <p>研究目的</p><p> 日本腎臓学会は日本医療情報学会と共同し,厚生労働省臨床効果データベース事業として全国規模の包括的慢性腎臓病臨床効果データベース(J-CKD-DB)の構築に着手した.CKDはeGFR 60 mL/分/1.73 m<sup>2</sup>未満,あるいはタンパク尿(+)で定義され,個々の腎疾患を包含する広範な概念である.一方,日本腎臓学会は(1)腎生検レジストリー(J-R…

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  • 2.インクレチン関連薬及び SGLT2阻害薬の腎保護作用

    古市 賢吾, 和田 隆志 日本内科学会雑誌 107 (5), 841-847, 2018-05-10

    <p> 糖尿病性腎症は,腎不全の主要な原疾患であり,腎臓への保護作用が期待できる薬剤の開発が求められる.これまでレニン・アンジオテンシン系阻害薬やスタチン系薬剤が腎保護作用を有することが示されてきた.近年,DPP-4(dipeptidyl peptidase-4)阻害薬,インクレチン作動薬あるいはSGLT2(sodium glucose cotransporter …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献15件

  • AKIの疫学とリスク因子

    山村 雄太, 古市 賢吾, 和田 隆志 日本透析医学会雑誌 51 (2), 123-128, 2018

    <p>急性腎障害 (acute kidney injury: AKI) は, 腎予後・生命予後のみならず, 在院日数の延長や医療費の増大から医療経済的にも重要な問題である. 2004年以降, RIFLE分類・AKIN分類・KDIGO分類とAKIの診断基準が提唱された. 統一された基準を用いた解析が可能となり, 先進国における院内発症AKIを中心に多くの報告が集積され, …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • Nationwide multicentre kidney biopsy study of Japanese patients with type 2 diabetes

    Furuichi Kengo, Yuzawa Yukio, Shimizu Miho, Hara Akinori, Toyama Tadashi, Kitamura Hiroshi, Suzuki Yoshiki, Sato Hiroshi, Uesugi Noriko, Ubara Yoshifumi, Hisano Satoshi, Ueda Yoshihiko, Nishi Shinichi, Yokoyama Hitoshi, Nishino Tomoya, Kohagura Kentaro, Ogawa Daisuke, Mise Koki, Shibagaki Yugo, Kimura Kenjiro, Haneda Masakazu, Makino Hirofumi, Matsuo Seiichi, Wada Takashi, 古市 賢吾, 清水 美保, 原 章規, 遠山 直志, 和田 隆志 Nephrology Dialysis Transplantation 33 (1), 138-148, 2018-01-01

    金沢大学医薬保健研究域医学系

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  • 日本透析医学会診療ガイドライン (CPG) 作成指針

    新田 孝作, 政金 生人, 友 雅司, 土田 健司, 池田 潔, 小川 智也, 神田 英一郎, 菅野 義彦, 小松 康宏, 谷口 正智, 瀧 史香, 長谷川 毅, 花房 規男, 濱野 高行, 深川 雅史, 水口 潤, 山本 裕康, 鷲田 直輝, 和田 隆志, 渡邊 有三 日本透析医学会雑誌 49 (7), 453-462, 2016

    <p>日本透析医学会はこれまでに14の診療ガイドライン (clinical practice guideline : CPG) とその改訂版を単独であるいは他団体との協力で作成し, その多くを英文化して国際的に発信してきた. これらは, ユーザーフレンドリーな教科書的な体裁をとり, 多くの透析医療者にとって役立つ内容であった. しかし近年CPGの定義や作成プロセスが厳格化し, …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献3件

  • WS5-4 血管炎症候群関連腎病変の免疫評価

    岩田 恭宜, 和田 隆志 日本臨床免疫学会会誌 39 (4), 356b-356b, 2016

    <p>  小型血管炎を病因とする腎病変は,組織学的に糸球体への半月体形成を認めることが多く,臨床的に急速な腎機能低下を来す.他の腎炎症候群に比し予後が悪く,その病態の解明は重要な課題である.これまで,半月体形成性腎炎(Cres GN)を含めた腎炎症候群で浸潤マクロファージ(Mp)と腎予後,蛋白尿ならびにサイトカイン・ケモカインとの関連を示してきた.ことに,間質内のfoam …

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  • <i>PAX2</i> 遺伝子変異を有し,無熱性けいれんを合併した腎コロボーマ症候群の1 例

    岩田 晶子, 桜井 真由美, 東出 朋巳, 杉山 和久, 古市 賢吾, 和田 隆志, 重松 秀一, 中嶋 義記 日本小児腎臓病学会雑誌 28 (2), 158-163, 2015

    要旨 腎コロボーマ症候群は<i>PAX2</i> 遺伝子の異常により発症する疾患で,視神経乳頭と腎の発生異常を認める。今回我々は無熱性けいれんを主訴に受診し<i>PAX2</i> 遺伝子変異を有する腎コロボーマ症候群と診断した11 歳男児例を経験した。症例は新生児期より先天性眼振・右外斜視・視神経コロボーマとして眼科で経過観察され,家族歴に腎疾患(検尿異常,腎機能障害)を認めた。11 …

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  • 糖尿病性腎症

    和田, 隆志 日本内科学会雑誌 = The Journal of the Japanese Society of Internal Medicine 102 (5), 1152-1158, 2014-01-01

    糖尿病性腎症は新規透析導入例の最大の原疾患であり,その腎,心血管病変ならびに生命予後の改善は医学的,社会的に喫緊の課題である.早期腎症は微量アルブミン尿が出現した時点で臨床的に診断されることから,尿アルブミン値測定が重要である.血糖・血圧・脂質コントロールなどの多角的強化療法を通じて,糖尿病性腎症の寛解も報告されるようになってきた.高齢化社会を背景にした病態のさらなる解明,治療法の確立とともにい…

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  • インスリン療法よりビルダグリプチン内服へ変更した糖尿病を合併する血液透析患者の検討

    黒川 幸枝, 岩田 恭宜, 加藤 健一郎, 北島 信治, 篁 俊成, 和田 隆志, 越野 慶隆 日本透析医学会雑誌 47 (9), 539-545, 2014

    インスリン療法にて血糖をコントロールしている透析患者では, アドヒアランスの低下による血糖上昇, あるいはインスリン過剰に伴う低血糖などがしばしば認められる. これらの患者ではアドヒアランスがよく, 低血糖をおこしにくい経口内服薬が適していると考えられる. この条件に適した内服薬としてdipeptidyl peptidase (DPP)-4阻害薬が最近上市されたが, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • 糖尿病性腎症病期分類2014の策定 (糖尿病性腎症病期分類改訂) について

    糖尿病性腎症合同委員会, 羽田 勝計, 宇都宮 一典, 古家 大祐, 馬場園 哲也, 守屋 逹美, 槇野 博史, 木村 健二郎, 鈴木 芳樹, 和田 隆志, 小川 晋, 稲葉 雅章, 菅野 義彦, 重松 隆, 政金 生人, 土谷 健, 本田 佳子, 市川 和子, 幣 憲一郎 日本透析医学会雑誌 47 (7), 415-419, 2014

     糖尿病性腎症合同委員会では, estimated glomerular filtration rates (eGFR) およびchronic kidney disease (CKD) の概念の普及を鑑み, 従来の糖尿病性腎症病期分類を改訂した. 新たな糖尿病性腎症病期分類2014は, 厚生労働省科学研究費腎疾患対策事業「糖尿病性腎症の病態解明と新規治療法確立のための評価法の開発」における研究成…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献3件

  • I.疾患概念の変化

    和田 隆志 日本内科学会雑誌 103 (5), 1049-1054, 2014

    急性腎不全は,定義や分類,診断基準が統一されていなかった.さらに医療の進歩に関わらず腎ならびに生命予後が不良であった.そのため,早期に診断し,予後改善を目指した適切な治療を行うためにも統一した診断基準が求められた.これらの背景から,血清クレアチニン値と尿量により診断する急性腎障害のRIFLE分類とAKIN分類が示され,2012年にこれらを統合したKDIGO分類が提唱された.今後,これらを通じて急…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 糖尿病性腎症病期分類2014の策定(糖尿病性腎症病期分類改訂)について

    糖尿病性腎症合同委員会, 羽田 勝計, 宇都宮 一典, 古家 大祐, 馬場園 哲也, 守屋 逹美, 槇野 博史, 木村 健二郎, 鈴木 芳樹, 和田 隆志, 小川 晋, 稲葉 雅章, 菅野 義彦, 重松 隆, 政金 生人, 土谷 健, 本田 佳子, 市川 和子, 幣 憲一郎 糖尿病 57 (7), 529-534, 2014

    糖尿病性腎症合同委員会では,estimated glomerular filtration rates(eGFR)およびchronic kidney disease(CKD)の概念の普及を鑑み,従来の糖尿病性腎症病期分類を改訂した.新たな糖尿病性腎症病期分類2014は,厚生労働省科学研究費腎疾患対策事業「糖尿病性腎症の病態解明と新規治療法確立のための評価法の開発」における研究成果を参考として作成…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 3.薬剤性急性腎障害

    古市 賢吾, 和田 隆志 日本内科学会雑誌 103 (5), 1088-1093, 2014

    薬剤性急性腎障害は日常臨床のなかで常に発症する可能性のある病態である.軽微な急性腎障害であっても長期腎予後に影響がある事が明らかになり,急性腎障害を起こし得る薬剤の使用には十分な注意が必要である.また,それら薬剤の使用の際には,急性腎障害発症の有無に注意して経過を確認する必要がある.さらに,主要な薬剤の障害機序や急性腎障害が発症しやすい状況を理解し,発症を未然に防ぐことが重要である.

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • Treatment and impact of dyslipidemia in diabetic nephropathy

    Toyama Tadashi, Shimizu Miho, Furuichi Kengo, Kaneko Shuichi, Wada Takashi, 清水 美保, 古市 賢吾, 金子 周一, 和田 隆志 Clinical and Experimental Nephrology 18 (2), 201-205, 2014-01-01

    Recent epidemiological research revealed that dyslipidemia is a risk factor for development and progression of diabetic nephropathy. Results from interventional studies revealed the possibility that …

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 7.糖尿病性腎症

    和田 隆志 日本内科学会雑誌 102 (5), 1152-1158, 2013

    糖尿病性腎症は新規透析導入例の最大の原疾患であり,その腎,心血管病変ならびに生命予後の改善は医学的,社会的に喫緊の課題である.早期腎症は微量アルブミン尿が出現した時点で臨床的に診断されることから,尿アルブミン値測定が重要である.血糖・血圧・脂質コントロールなどの多角的強化療法を通じて,糖尿病性腎症の寛解も報告されるようになってきた.高齢化社会を背景にした病態のさらなる解明,治療法の確立とともにい…

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献15件

  • 進行性腎疾患における骨髄由来免疫抑制性細胞の意義

    岩田 恭宜, 古市 賢吾, 和田 隆志 日本臨床免疫学会会誌 36 (1), 2-10, 2013

      慢性腎臓病から末期腎不全に至り,維持透析を必要としている患者は依然として減少しない.慢性腎臓病の進展機序を考えるとき,慢性炎症から線維化へ至る過程において,炎症促進系因子,免疫抑制系因子が複雑に関与しながら病態を形成しているものと考えられる.それらの因子の中で,骨髄由来細胞に着目すると,これまでの多くの報告が,炎症性マクロファージ(Mφ)をはじめとする炎症促進系細胞に関するものであった.近年…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか2件 参考文献47件

  • 内科医が知っておくべき検査の最新情報: 5.腎・尿路系疾患

    和田, 隆志, 古市, 賢吾 Nihon Naika Gakkai zasshi. The Journal of the Japanese Society of Internal Medicine 100 (11), 3247-3255, 2011-11-10

    末期腎不全による透析患者がいまだ増加しており、腎臓病の予防、早期発見、適切な治療、予後改善が求められている。慢性腎臓病(CKD)の概念が提唱され、検尿に加えて、推算式による推算糸球体濾過量(eGFR)が日常臨床に用いられている。さらに、病態、予後を反映する新規バイオマーカー、画像診断が開発・臨床応用されている。検査の適切な使用ならびに評価により、包括的な腎臓病の理解と予後の改善が期待される。

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  • 5.腎・尿路系疾患

    和田 隆志, 古市 賢吾 日本内科学会雑誌 100 (11), 3247-3255, 2011

    新規導入患者数は頭打ち傾向にあるものの末期腎不全による透析患者がいまだ増加しており,腎臓病の予防,早期発見,適切な治療,予後改善が求められている.慢性腎臓病(CKD)の概念が提唱され,検尿に加えて,推算式による推算糸球体濾過量(eGFR)が日常臨床に用いられている.さらに,病態,予後を反映する新規バイオマーカー,画像診断が開発・臨床応用されている.検査の適切な使用ならびに評価により,包括的な腎臓…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか2件 参考文献11件

  • 5.肝疾患で生じる急性腎不全

    古市 賢吾, 和田 隆志 日本内科学会雑誌 99 (5), 964-969, 2010

    腎障害と肝障害は密接に関連する.臨床的には,進行した肝障害に腎障害が併存する場合は,予後不良である.その中でも,急性腎不全を呈する場合は,腎前性および腎性の腎障害が主体となる.しかし,まれに腎後性の障害がみられることもある.このうち,肝腎症候群は進行した肝障害,特に腹水を伴った肝硬変とともにみられ,腎には特別な病理学的変化を伴わずに,機能的障害が主体の病態である.肝障害を伴う急性腎不全に対する治…

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  • 糸球体上皮細胞障害と腎臓病

    和田, 隆志, 原, 章規 日本内科学会雑誌 = The Journal of the Japanese Society of Internal Medicine 98 (2), 413-420, 2009-02-10

    末期腎不全による慢性透析患者は世界中で増加の一途を辿り,本邦でも約27万人に上っている.さらに,慢性腎臓病は心血管疾患の重要な危険因子であり生命予後と深く関わる.その際,蛋白尿と腎機能低下が臨床的にことに重要であり,両者は密接に関連する.従って,蛋白尿はじめ腎臓病の進展機序の解明とその治療戦略の構築は医学的,社会的そして医療経済上の重要な課題である.最近になり,糸球体上皮細胞(ポドサイト,足細胞…

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  • 糸球体上皮細胞障害と腎臓病

    和田 隆志, 原 章規 日本内科学会雑誌 98 (2), 413-420, 2009

    末期腎不全による慢性透析患者は世界中で増加の一途を辿り,本邦でも約27万人に上っている.さらに,慢性腎臓病は心血管疾患の重要な危険因子であり生命予後と深く関わる.その際,蛋白尿と腎機能低下が臨床的にことに重要であり,両者は密接に関連する.従って,蛋白尿はじめ腎臓病の進展機序の解明とその治療戦略の構築は医学的,社会的そして医療経済上の重要な課題である.最近になり,糸球体上皮細胞(ポドサイト,足細胞…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献30件

  • 腎虚血再還流障害におけるケモカイン受容体とマクロファージの役割

    古市 賢吾, 和田 隆志, 遠山 直志, 奥村 利矢, 北川 清樹, 岩田 恭宜, 坂井 宣彦, 金子 周一 日本臨床免疫学会総会抄録集 35 (0), 148-148, 2007

    【目的】腎虚血再還流後には好中球とともにマクロファージの浸潤が認められる.本検討では,マクロファージに発現するケモカインレセプターであるCCR1,CCR2,CX3CR1の腎虚血再還流障害に果たす役割について検討した.【対象と方法】CCR1,CCR2およびCX3CR1欠損マウス(CCR1k/o,CCR2k/o,CX3CR1k/o),および対照マウスの左腎動脈を結紮した.再還流後腎組織を得て経時的な…

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  • 腎疾患とケモカイン

    和田 隆志, 横山 仁, 金子 周一 日本内科学会雑誌 94 (10), 2215-2223, 2005

    ケモカイン・ケモカイン受容体は当初考えられていた白血球走化性因子に留まらず,受容体を介して実に多彩な機能を示すことが判明してきた.腎においても発生ならびに腎固有細胞の機能維持や増殖といった生理的機能に関与する.さらに経時的かつ病態特異的にヒト腎疾患の発症・進展機序にも深く関わっている.特に腎疾患の予後規定因子である進行性腎線維化への役割も示唆されている.この際,ケモカイン値測定は腎疾患の臨床的活…

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  • Chemokines in renal diseases

    Wada, Takashi, Yokoyama, Hitoshi, Matsushima, Koji, Kobayashi, Kenichi, 和田, 隆志 International Immunopharmacology 1 (4), 637-645, 2001-04-01

    The interaction of activated leukocytes and renal resident cells is thought to play a crucial role in the pathogenesis of renal diseases. Recent investigations of the pathophysiological roles of …

    機関リポジトリ 被引用文献1件

  • シボ面の視覚的なソフト感の解析

    久保田 毅, 和田 隆志, 松田 守弘, 永田 雅典, 安井 真由美 計測自動制御学会論文集 35 (8), 989-995, 1999

    The visual softness was evaluated using the paired comparison method for wrinkly textured surfaces. Many kinds of physical quantities of sample surfeces, such as the depth of wrinkles, surface …

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