検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 2,470 件

  • 回復期の弛緩性片麻痺患者にMental Practiceと課題指向型訓練を併用した一例

    大矢 涼, 吉田 恭平, 岸 優斗, 高梨 悠一 作業療法 43 (2), 288-294, 2024-04-15

    <p>【はじめに】弛緩性片麻痺によりActivities of Daily Living(以下,ADL)での利き手の使用が困難となった事例に対し,Mental Practice(以下,MP)と課題指向型訓練を併用した.【対象】短期間に二度の脳梗塞(左小脳,左放線冠)を発症した50代男性.発症後2ヵ月時点でBRS上肢・手指Ⅰ.運動イメージ能力・運動主体感の低下を認めた.ADLで麻痺手を使用不可.【…

    DOI

  • 回復期リハビリテーション病棟における手段的日常生活活動(IADL)練習の実態調査

    金野 達也, 會田 玉美 作業療法 43 (2), 203-212, 2024-04-15

    ...<p>本研究は,回復期リハビリテーション病棟におけるIADL練習の実態とその関連要因を明らかにすることを目的とした.対象者は,回復期リハビリテーション病棟協会会員病棟の作業療法部門責任者900名とし,251件の回答があった.IADL練習の実施程度は対象者におけるIADL練習の価値,必要な予算,必要な時間,周囲のスタッフの理解と有意な相関がみられた.約半数は客観的評価による効果判定をしておらず,実施群...

    DOI

  • 作業中心のEvidence-based practiceを支援する臨床教育

    廣瀬 卓哉, 丸山 祥, 増田 雄亮, 久保 大輔, 京極 真 作業療法 43 (2), 222-229, 2024-04-15

    ...<p>本報告の目的は,作業中心のEvidence-based practice(以下,EBP)を支援する臨床教育について事例に基づき探索的に検討することである.対象者は回復期リハビリテーション病院に勤務する作業療法士1名であった.教育内容は,作業中心のEBPのコンピテンシーを参考にした臨床教育を約6ヵ月間実施した.担当する事例の臨床場面における指導や助言に加えて,介入の進捗状況に応じて個別のレクチャー...

    DOI

  • 回復期リハビリテーション病棟に入院した脳血管障害患者における退院前訪問指導実施予測モデルの開発

    中原 啓太, 嶋 定清, 門脇 誠一, 横井 賀津志 保健医療学雑誌 15 (1), 17-24, 2024-04-01

    ...<p>【序論】</p><p>回復期リハビリテーション病棟おいて地域連携をする方法の一つとして,退院前訪問指導がある.退院前訪問指導は,病院から在宅復帰する際に,病院と介護保険領域スタッフとの連携を促進するために必要な援助方法である.回復期リハビリテーション病棟に関連する職種は,計画的な退院支援をするために,退院前訪問指導を実施する対象の患者を予測し,調整する必要がある....

    DOI Web Site

  • 急性期リハビリテーションから一歩踏み出した地域連携促進の実践活動

    一重 吉史 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 118-118, 2024-03-31

    ...今後、急性期および、生活期リハビリテーションの充実により、障害が軽度な症例は急性期病院から直接在宅復帰され、回復期リハビリテーションへの移行は、障害が中等度から重度の症例が多くなることが予想されます。急性期でいかに良いスタートを切り回復期、生活期に連携するかが、今以上に求められています。...

    DOI

  • サルコペニアを有する骨関節疾患患者の退院後サービスの検討

    池上 泰友 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 209-209, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p> 回復期リハビリテーション病棟(回復期リハ)のサルコペニアの有病割合は地域高齢者や急性期病棟と比較して50~55%と明らかに高く、退院時の日常生活動作や嚥下機能が低下すると報告されている。そのため退院後に身体機能が低下しないように利用できる医療ケアや介護サービスを調整し、地域で継続的にサポートできるようにすることは重要である。...

    DOI

  • 回復期リハビリテーション病院における脳卒中患者の退院時サルコペニア関連評価の比較

    吉田 優斗, 福澤 純, 小池 将, 仲村 歩華, 三澤 慎, 姫野 蒼大, 原井 瑛広, 大渕 修一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 210-210, 2024-03-31

    <p>【はじめに,目的】</p><p> 脳卒中発症後に併発する脳卒中関連サルコペニアは,有症率が 42.0%と言われている.サルコペニアのスクリーニングについて ,Yiらは地域高齢者において,下腿周径(CC)が最も感度・特異度が優れていたと報告している.脳卒中患者においては必ずしもCCが優れているとは言えないと報告されており,疾患別にスクリーニングを検討する必要性が指摘されている.2019年のA…

    DOI

  • 起立動作と立位における制御可能な骨盤移動距離との関連

    尾藤 志帆, 百田 雅治 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 361-361, 2024-03-31

    ...</p><p>【方法】</p><p> 対象は当院の回復期リハビリテーション病棟に入院し,退院時に杖歩行や独歩自立となった60歳以上の男女18例.測定期間は退院から5日前までとし,測定項目は起立可能な最低座面高,骨盤移動距離の他,大殿筋筋力,大腿四頭筋筋力,下腿三頭筋筋力,リーチテスト,10m歩行速度,TUGとした....

    DOI

  • リハビリテーション専門職のためのリワークプログラムの取り組み

    秋元 健太郎, 佐藤 義文 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 429-429, 2024-03-31

    ...そのなかでも回復期病棟をはじめとした医療機関で働く者の割合は高く、155床の回復期リハビリテーション病院である当院においても173名のリハビリスタッフ (以下、スタッフ)が勤務している。日々の臨床業務の中でリハビリテーション業務を実践していくが、心身の不調を理由に十分に活躍できないスタッフも一定数在籍しており健全な職場環境とスタッフ育成のためリワークプログラムに取り組んでいるためここに提示する。...

    DOI

  • 回復期リハビリテーションから一歩踏み出した通いの場立ち上げ支援の実践活動

    羽中田 賢 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 119-119, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに】</p><p>回復期リハビリテーション (以下リハ)病院は急性期と生活期の中間に位置し,多職種がチームで集中的,且つ積極的なリハを実施し,心身共に回復した状態で自宅や住み慣れた地域へ戻って頂くことを目的としている.近年入院患者は高齢化,重複疾患化,認知症併存,老々介護,独居など多くの制約因子が複雑に絡んでいる.また退院患者の中には,介護保険非該当者や介護保険サービスの利用に消極的な...

    DOI

  • 回復期リハビリテーション病棟における実績指数の要因検討

    久保 大地, 小林 憲人 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 288-288, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p> 近年、回復期リハビリテーション病棟 (以下:回リハ病棟)では、より効果的で効率的なリハビリテーションが求められており実績指数が組み込まれている。短い入院期間で質の高いリハビリテーションの提供が求められる。当院の回リハ病棟では目標実績指数を40以上とし、 機能的自立度評価 (以下:FIM)の向上ならびに早期退院を目指している。...

    DOI

  • 当院回復期リハビリテーション病棟における転倒転落の現状分析

    上村 忠正 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 227-227, 2024-03-31

    ...<p>【背景および目的】</p><p> 当院の回復期リハビリテーション病棟 (以下、リハ病棟)では、身体機能、生活機能改善の過程で活動範囲が拡大することで転倒が多く発生している。今回、転倒事例を動作管理方法から分析し、転倒の予防方法を把握することを目的とした。...

    DOI

  • 病院所属の理学療法士派遣による自費リハビリテーションの事業展開

    松本 武士, 鈴木 章紘, 山下 徹, 森下 一幸, 池谷 正和, 池田 孝行, 鈴木 希功子, 橋口 しのぶ 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 247-247, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>当院は、 (社福)聖隷福祉事業団が運営する回復期病院で180床の回復期病棟を有し、地域の回復期リハビリテーションの中隔を担っている。また、外来リハビリテーション (以下:外来リハ)や、みなし事業所として通所リハビリ (以下:通所リハ)も展開している。...

    DOI

  • covid-19発症後、廃用症候群となった一症例 ~当院回復期リハビリテーション病棟におけるチームアプローチ~

    三笘 雅史, 當間 亜妃, 長濱 咲, 安室 真紀, 末吉 恒一郎 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 286-286, 2024-03-31

    <p>【はじめに】</p><p> 廃用症候群の入院高齢患者は、低栄養やサルコペニアを多く認め、対象者にリハビリテーション (以下リハ)栄養の考え方で運動栄養を管理する事が推奨されている。今回covid-19発症後、廃用症候群になり胃瘻造設された患者を担当する機会を得た。チームアプローチで運動栄養を管理し歩行自立に至った経過を報告する。 </p><p>【症例紹介】</p><p> …

    DOI

  • 大腿骨近位部骨折患者の歩行の動的安定性における転倒リスクに対する予測能の検討~1年間の前向き追跡研究~

    松﨑 英章, 曽我部 紳吾, 大石 優利亜, 森岡 直輝, 髙橋 真紀 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 165-165, 2024-03-31

    ...</p><p>【方法】</p><p>対象は回復期リハビリテーション病棟に入院した65歳以上のFPF患者の内,退院時に独歩が可能な者とし,指示理解が困難,下肢関節痛,神経系疾患を有する者を除外した.退院後3か月 毎に過去3か月間の転倒を郵送で確認し,4回目の確認までに「転倒あり」と回答した場合を転倒発生ありとした.歩行の動的安定性は三次元動作解析装置(VICON)を用いて,快適速度による歩行データを100Hz...

    DOI

  • 回復期リハビリテーション病棟退院後のLife Space Assessmentに影響を与える因子の検討

    神林 宏汰, 藤田 博曉, 高石 真二郎, 丸木 秀行 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 185-185, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに,目的】</p><p> 回復期リハビリテーション病棟では,歩行能力やADLの向上を図り,自宅退院に向けたリハを実施している.しかし,現状として退院後の活動時間は入院中に比べ減少することがいわれている.先行研究では,身体活動量の増加が寝たきりや死亡を減少させるとされており,身体機能やADLの維持には,退院後も適度な身体活動が必要であると考える.本研究の目的は退院後の活動範囲に関連する項目...

    DOI

  • 当院回復期リハビリテーション病棟における入棟時FIMと転倒の関係と特徴

    福永 将大, 松下 弘毅, 花北 悠利, 生駒 成亨 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 228-228, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p>当院では転倒リスクを転倒アセスメントスコアで評価しているが、転倒転落を起こしやすいレベルⅡ以上の患者が約90%であり、効率的な転倒リスクの評価が必要だと感じた。先行文献では回復期入棟時のFIMや改善度で転倒リスクを評価していたが、脳血管に限定した報告が多く、整形疾患が多い当院回復期病棟では使用困難であると感じた。FIMの改善度が転倒に関係するのであれば歩行状…

    DOI

  • 回復期リハビリテーション病棟患者における退院後の転倒の実態と関連要因の検討

    髙橋 祥子, 藤田 貴昭, 笠原 龍一, 西山 和貴, 佐藤 秋博, 木皿 悠太, 神保 良平, 山本 優一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 242-242, 2024-03-31

    ...同病棟患者の退院後の転倒予防は非常に重要であると考えられる.しかし,回復期リハビリテーション病棟入院患者の退院後の転倒の実態はほとんど明らかになっていない.本研究では回復期リハビリテーション病棟を退院した患者の自宅退院後の転倒に関する調査を行い,どの程度の転倒が生じているのかを明らかにするのと同時に転倒に関わる因子を検討することを目的とした....

    DOI

  • 回復期リハビリテーション病棟入院患者におけるCOVID-19クラスター前後でのバランス機能と歩行能力の変化

    岸下 亜希子, 遠藤 春菜, 奥川 裕介, 松本 夢奈, 二瓶 太志, 大村 優慈 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 294-294, 2024-03-31

    ...<p>【目的】</p><p>当院回復期リハビリテーション病棟で3回発生した COVID-19クラスター下での理学療法 (PT)の実施状況と、入院患者のバランス機能と歩行能力の変化を調査・比較した。 </p><p>【方法】</p><p>当院回復期リハビリテーション病棟で3回発生した COVID-19クラスターを調査対象とした。PT介入のあった患者は1期60名、2期50名、3期59名であった。...

    DOI

  • 回復期リハビリテーション病院退院時の脳卒中患者におけるサルコペニアと転倒関連自己効力感の関連

    小池 将, 吉田 優斗, 福澤 純, 三澤 慎, 姫野 蒼大, 仲村 歩華, 原井 瑛広, 大渕 修一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 329-329, 2024-03-31

    <p>【はじめに,目的】</p><p> 脳卒中患者は,動作を転倒せずに遂行できる自信である転倒関連自己効力感 (Fall efficacy:FE)が低下することが言われている.FEの低下と生活範囲の狭小化は関連することが報告されており,身体機能のほかにFEに着目する必要がある.TrombettiらはFEの低下はサルコペニアの構成要素に包含される骨格筋量,筋力,身体機能の低下と関連することを報告し…

    DOI

  • 日本の療養病棟における退院前の事故頻度識別のための最大握力到達時間

    日本公衆衛生理学療法雑誌 10 (2), 11-18, 2024-03-30

    ...回復期リハビリテーション病棟(CRW)におけるリハビリテーション・プログラムは、この問題に対処するために考案されたものである。本研究の目的は、握力の経時的変化と、寝たきり状態から退院後に発生する事故の頻度との関係を調査することである。 研究は、2023年6月1日から8月30日まで、日本郊外にある200床の病棟で実施され、横断的観察研究であった。...

    DOI

  • 重症肺炎後に集中治療室獲得性筋力低下を呈した1例への回復期リハビリテーションの有用性:症例報告

    伊藤 豪司, 永井 公規, 片岡 研二, 廣島 拓也 呼吸理学療法学 3 (1), 60-68, 2024-03-22

    ...今回,回復期リハビリテーション病棟での集中的な回復期リハビリテーションにより身体機能・日常生活活動(ADL)が改善した重症肺炎後に集中治療室獲得性筋力低下(ICU-AW)を呈した1例を経験したため報告する。</p><p>症例:前医にて重症肺炎後にICU-AWを呈し,97病日に当院回復期リハビリテーション病棟へ転院となった。著明な身体機能・ADL障害を認めていたが段階的に運動療法を実施した。...

    DOI

  • 脳血管疾患を持つ症例の%努力性肺活量と日常生活動作との関連性

    永岡 直充, 今田 健 呼吸理学療法学 3 (1), 91-98, 2024-03-22

    ...</p><p>対象と方法:対象は回復期リハビリテーション病棟に入院し,2016年から7年間で筆者が担当した23例とした。ADLの指標には機能的自立度評価法(FIM),基本動作能力(ABMS-II),身体機能はTrunk Control Test,握力を評価し,呼吸機能との関連を検討した。</p><p>結果:入院時の%努力性肺活量は退院時のFIM,ABMS-II,身体機能と有意な正の相関を示した。...

    DOI

  • 野村病院(東京都三鷹市)回復期リハビリテーション病棟の退院支援における多職種連携に関する課題

    山下 正美, 本間 幸子, 吉野 秀朗 日本健康科学学会誌 40 (1), 1-8, 2024-03-20

    【目的】回復期病棟で退院支援を行う際の、病棟看護師、病棟理学療法士など院内職種と院外職種であるケアマネジャーなどの院内と院外の多職種間の連携と情報共有における課題を明らかにする。 【方法】退院患者を担当した看護師、理学療法士、ケアマネジャー(以下、ケアマネ)に対しアンケート調査を行う。 【結果】看護師は理学療法士に比べ、 退院支援における役割遂行未達の意識が高かった。 …

    DOI 医中誌

  • COVID-19拡大期の回復期リハビリテーション病棟における患者と家族の退院後の生活の充実につながる看護

    原田, めぐみ, 斉木, 良美, 柴田, 万智子, 古川, 直美, 藤澤, まこと, 渡辺, るりえ, 野原, 教行, 森, 貴則, 安藤, 弘乃, 角田, 相模 岐阜県立看護大学紀要 24 (1), 65-76, 2024-03

    本研究の目的は、COVID-19拡大期に工夫した看護が、どのように患者と家族の退院後の生活の充実につながったのかを分析し、その看護の重要性と課題を検討することとした。  対象者は、A回復期病棟に入院中の患者3名と家族7名、看護師4名であった。患者と家族への電話訪問によって、退院後の生活の現状を把握した。電話訪問を行った看護師4名に、入院中に実施した看護について半構成的面接を行った。 …

    機関リポジトリ

  • テント下病変による高次脳機能障害に大脳白質病変と微小脳出血が及ぼす影響

    前田 亮介, 吉村 将太, 渡邉 哲郎, 井手 睦 作業療法 43 (1), 129-132, 2024-02-15

    ...<p>テント下病変を有する脳血管障害患者の高次脳機能障害と大脳白質病変(White Matter Lesion;以下,WML),微小脳出血(Cerebral Microbleeds;以下,CMBS)との関連を明らかにすることを目的として,回復期リハビリテーション病棟に入院した患者の診療録を用いてケースコントロールデザインで検討した.その結果,脳室周囲病変の程度と前頭葉機能に関連する検査結果の間,および...

    DOI

  • 回復期リハビリテーション病棟に従事する作業療法士が脳卒中者のトイレ動作を自立と判断する要因

    佐藤 慶一, 笹田 哲 作業療法 43 (1), 70-77, 2024-02-15

    ...<p>本研究は回復期リハビリテーション病棟(以下,回復期病棟)の作業療法士(以下,OTR)が,どのような要因で脳卒中者のトイレ動作の自立度を判断しているかを明らかにすることを目的とした.回復期病棟での勤務経験が5年以上のOTR 7名に個別インタビューを実施し,Reflexive Thematic Analysisにて分析した.結果,97のコードから,8つのテーマ,13のサブテーマが生成された.OTR...

    DOI

  • 回復期リハビリテーション病棟における入院時オンライン家屋訪問の有用性

    玉村 悠介, 野﨑 園子, 朝川 弘章, 吉川 創, 松浦 道子, 錦見 俊雄 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 60 (10), 892-901, 2023-10-18

    ...</p><p>回復期リハビリテーション病棟から自宅退院に至った運動器疾患患者と脳血管疾患患者から,入院時オンライン家屋訪問を実施した患者25名(オンライン群)と入棟7日以内に従来の家屋訪問を実施した患者50名(従来群)のFunctional Independence Measure(FIM)効率を比較した.また,療法士に入院時オンライン家屋訪問後のリハビリテーション治療内容の変化について聴取した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 超高齢者の作業機能障害の改善を目指した作業に根ざした実践の有用性

    酒井 四季子, 古桧山 建吾, 長谷部 将大 作業療法 42 (5), 670-677, 2023-10-15

    ...<p>今回,回復期リハビリテーション病棟に入院した超高齢の2事例へ,CAODを用いた作業機能障害の改善を目指した作業に根ざした実践を行った.2事例は整形疾患を受傷し,ADLに介助が必要な状態であった.認知機能が良好なA氏は目標共有がしやすかった.一方,認知機能の低下を認めたB氏はA氏より作業の意味に気づきにくく,作業機能障害の改善にも時間を要した.視覚的な情報を用いて作業の再認識をすることで,A氏と...

    DOI

  • 施設入所中に受傷した大腿骨近位部骨折に対する回復期リハの検討(第2報)

    西村 博行, 浦上 泰成 整形外科と災害外科 72 (4), 637-645, 2023-09-25

    <p>施設入所中に受傷し,回復期リハを行った大腿骨近位部骨折患者158名の施設再入所率と転院を検討した.同時に,自宅在住の大腿骨近位部骨折患者545名と比較した.元の施設に戻らなかった施設入所者30名のうち,26名(83.9%)は,元の施設より再入所率が高い施設に入所していた.施設入所した自宅在住者では,自宅再入所率(自宅復帰率)より高い施設への入所率は,86.7%であった.施設再入所率は,その…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 回復期リハビリテーション病棟における認知機能障害者のQOLに対するADL,作業適応,性格特性の影響

    青柳 翔太, 泉 良太 作業療法 42 (3), 319-327, 2023-06-15

    ...<p>本研究の目的は,認知機能障害者のQOLに対して,ADL,作業適応,性格特性がどのように影響するのかを検証することである.対象者は回復期リハビリテーション病棟に入棟している87名とした.横断研究デザインを用い,先行研究に基づいて作成した仮説モデルを構造方程式モデリングで検討した.結果,最終モデルの適合度はCFI=0.927,RMSEA=0.051となった.標準化係数はADLからQOLが0.56,...

    DOI

  • 地域の病院・地域包括ケア病棟における認知症患者の看取り

    水野 裕元 医療と社会 33 (1), 67-77, 2023-05-29

    ...「病院」はその機能から,高度急性期,急性期,回復期(回復期リハビリテーション,地域包括ケア),慢性期・療養型,に分かれている。そして外来診療の中には,在宅訪問診療がある。さらに病院とは別に施設として,特別養護老人ホーム,介護老人保健施設,サービス付き高齢者住宅,老人ホーム,グループホームなどがある。...

    DOI Web Site

  • 回復期リハビリテーション病院における循環器リハビリテーション医療の実際と問題点

    牧田 茂 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 60 (4), 313-319, 2023-04-18

    ...<p>2022(令和4)年度の診療報酬改訂で,回復期リハビリテーション病棟において心大血管リハビリテーション料の算定が可能となったが,実施にあたっては課題も多い.脳卒中と循環器克服第二次5カ年計画では,回復期リハビリテーション病棟における心臓病患者の対象を,フレイル合併の高齢心不全患者と若年患者に分けて実施するように提唱している.前者は歩行ガイドにより自立した生活機能をめざし,後者は心肺運動負荷試験...

    DOI Web Site

  • 高齢者における処方適正化の取り組み

    神村 英利 日本老年薬学会雑誌 6 (1), 8-13, 2023-03-31

    ...</p><p>東京大学病院の持参薬評価テンプレートは処方を多面的に評価できるツールであり,これまでに一般病棟,回復期リハビリテーション病棟,地域包括ケア病棟の患者および特別養護老人ホームの入所者に適用されている.その結果,入院中に処方が適正化されるのは同種同効薬の重複,副作用等の緊急性の高い理由がある場合で,ガイドライン収載薬や服薬管理能力の低さは減薬の理由になりにくいことが判明している.また,いずれの...

    DOI 医中誌

  • 【卒後教育の構築と実践】 回復期病院における卒後教育の構築と実践

    川村 美紀子 理学療法の臨床と研究 33 (1), 6-10, 2023-03-31

    ...当院の教育体制は専門基礎知識・技術の他、組織人としての人材育成、回復期リハビリテーション専門教育、経験年数別によるプログラムを構成している。経験の浅い理学療法士が多く在籍する中、質の高いリハビリテーション治療を提供するためには、施設レベルにおける卒後教育体制が必要である。更に卒前教育、日本理学療法士協会による生涯学習制度との連携が、より質の高い理学療法士育成に寄与する。  ...

    DOI 医中誌

  • 【特集:卒後教育の構築と実践】 理学療法士の卒後教育体制を構築する

    平田 和彦 理学療法の臨床と研究 33 (1), 1-5, 2023-03-31

    ...当院の教育体制は専門基礎知識・技術の他、組織人としての人材育成、回復期リハビリテーション専門教育、経験年数別によるプログラムを構成している。経験の浅い理学療法士が多く在籍する中、質の高いリハビリテーション治療を提供するためには、施設レベルにおける卒後教育体制が必要である。更に卒前教育、日本理学療法士協会による生涯学習制度との連携が、より質の高い理学療法士育成に寄与する。  ...

    DOI 医中誌

  • 回復期リハビリテーション病棟における歯科との連携状況

    田坂 樹, 日髙 玲奈, 岩佐 康行, 古屋 純一, 大野 友久, 貴島 真佐子, 金森 大輔, 寺中 智, 松尾 浩一郎 老年歯科医学 37 (4), 312-319, 2023-03-31

    ...<p> 目的:回復期リハビリテーション(リハ)において,口腔問題解消と摂食機能向上のためには,適切な口腔機能管理が不可欠である。今回われわれは,回復期リハ病棟における歯科の関わりを明らかにするため全国調査を実施した。</p><p> 方法:回復期リハ病棟協会会員の1,235施設を対象に,歯科との連携に関する自記式質問調査を実施した。質問内容は,歯科との関わり方,連携による効果などから構成された。...

    DOI

  • バランス機能と認知機能は回復期リハビリテーション病棟における 脳卒中患者の転倒回数に影響を及ぼす

    梶山 哲, 戸髙 良祐, 野村 心, 伊東 祐輔, 梅野 和也 大分県理学療法学 16 (0), 1-7, 2023-03-31

    【目的】 バランス障害と認知機能に関する各因子が回復期脳卒中患者の転倒回数に関連する かどうか検討した. 【対象と方法】2017年4月から2019年11月までに回復期リハ病棟を退院した脳卒中患者641名のうち,入院中に1 回以上転倒した76名を対象者とした.転倒回数を目的変数とした重回帰分析を行い,関連する因子を求めた.説明変数は,年齢,性別,脳卒中病型,入院時 Functional …

    DOI 医中誌

  • 施設入所中に受傷した大腿骨近位部骨折に対する回復期リハの検討(第1報)

    西村 博行, 浦上 泰成 整形外科と災害外科 72 (1), 33-38, 2023-03-25

    <p>施設入所中に受傷し, 回復期リハを行った大腿骨近位部骨折患者158名の入所施設の特徴と患者転帰を検討した.同時に,自宅在住の大腿骨近位部骨折患者545名と比較した.Barthel Index点数(ADL)および長谷川式知能スケール点数(認知機能)は,自宅在住にくらべ,老健,特養は低下したが,ケアハウスは低下しなかった.回復期リハ後元の施設への再入所率は,自宅(自宅退院率:78.3%)にくら…

    DOI Web Site

  • 二次出版:脳卒中患者の帰結と年齢および大脳脚DTI-FA値の関連

    小山 哲男, 内山 侑紀, 道免 和久 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 60 (3), 253-261, 2023-03-18

    ...</p><p>方法:脳卒中患者80例(脳出血40例,脳梗塞40例)を対象とした.これらの患者で発症後14~21日目に拡散テンソル法FA脳画像を取得した.病巣半球と非病巣半球の大脳脚FA値を抽出し,その比(rFA)を算出した.回復期リハビリテーション病院退院時のBrunnstrom Recovery Stage(BRS),Functional Independence Measure運動項目合計(FIM-motor...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献39件

  • 回復期リハビリテーション病棟における認知症高齢者に対する転倒予防の看護実践の実態

    黄 開運, 松田 千登勢, 小堀 栄子 日本転倒予防学会誌 9 (2), 35-43, 2023-03-10

    ...<p><b>【目的】</b>本研究は回復期リハビリテーション病棟(以下,回復期リハ病棟)の看護師が実践している認知症高齢者へ の転倒予防の実態を明らかにすることである。</p><p><b>【方法】</b>一般社団法人回復期リハビリテーション病棟協会ホームページ上の公開情報から,近畿圏の回復期リハ病棟 の病床数が50 床以上の124 病院の看護部長宛てに研究の依頼文を郵送した。...

    DOI 医中誌

  • 事例動画を用いた老年看護学看護過程演習プログラムの作成: 教育改革推進事業実践報告

    河田 萌生, 江藤 祥恵, 川上 千春, 猪飼 やす子, 亀井 智子 聖路加国際大学紀要 = Bulletin of St. Luke’s International University 9 45-50, 2023-03

    ...事例は,回復期リハビリテーション病院に入院中の認知症女性高齢者とし,看護学生との日常会話場面,歩行リハビリテーション場面,子育て時代の回想場面,認知症の行動心理症状場面,自宅退院に向けた高齢者と夫とのチームカンファレンス場面の計5 つのコンテンツを制作し,各コンテンツに対応する高齢者総合的機能評価に基づいたワークシートを作成した。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 大腿骨近位部骨折,及び脊椎圧迫骨折患者における対数関数曲線を用いたFIM予測の有用性

    木村 優斗, 村上 正和 作業療法の実践と科学 5 (1), 6-17, 2023-02-28

    ...目的:大腿骨近位部骨折患者,及び脊椎圧迫骨折患者の日常生活活動の回復予測における対数関数モデルの有用性について検討した.対象:2018年1月.2021年12月に当院回復期リハビリテーション病棟に入院した患者326名とした.方法:対数関数モデルとの比較のために直線式による予測モデルを作成した.退院時の Functional Independence Mesure(以下,FIM)を従属変数,対数関数モデル...

    DOI 医中誌

  • 大腿骨近位部骨折術後患者における夜間の排泄関連動作再獲得の関連要因

    穴田 麻紀, 甘井 努, 新舎 規由 作業療法 42 (1), 60-67, 2023-02-15

    ...<p>回復期リハビリテーション病棟へ入院した大腿骨近位部骨折術後患者130例(女性105例,平均年齢82.1±7.8歳)において,退院時の夜間の排泄関連動作の自立の可否とその関連要因を調査した.その結果,退院時に夜間排泄関連動作が自立した者は96例(73.8%)で,自立の可否にてロジスティック回帰分析をおこない,入院時において日常生活活動動作,認知機能,バランス能力が高いこと,失禁を有さないことが有意...

    DOI Web Site 医中誌

  • 入院患者像及び介護サービス利用者像の把握:同一指標を用いた各病床機能の評価

    村上 玄樹, 林田 賢史, 松田 晋哉 日本医療・病院管理学会誌 60 (1), 31-40, 2023-01-31

    ...<p>急性期病棟,地域包括ケア病棟,回復期リハビリテーション病棟(回リハ),療養病棟における入院患者像及び介護医療院,介護老人保健施設(老健),特別養護老人ホーム(特養),訪問看護ステーションのサービス利用者像を把握することを目的とした。急性期病棟はDPCデータのHファイルを,それ以外の施設は重症度,医療・看護必要度のA, B項目を元にした調査票で患者像を収集した。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 当院回復期リハビリテーション病棟における重症患者の除外基準に関する指標及びカットオフ値の検討

    人見 太一, 古谷 祥宏, 池田 健祐, 関川 陽平 人間環境学研究 21 (2), 107-112, 2023

    ...回復期リハビリテーション病棟Ⅰを有する施設は、効果に係る実績として入院患者の実績指数を40以上にすることが求められている。一方,重症患者など月間入院患者数の3割以下の患者を、その計算対象から除外する基準が設けられており、予め除外する患者を選定する方法がある。近年、退院時FIMの予測モデルをはじめとして、さまざまな検証がなされているが、重症患者の実績指数を予測する研究はこれまで行われていない。...

    DOI Web Site Web Site

  • 変形性膝関節症を有する左片麻痺患者の歩行におけるROSIの有用性を検討した一症例

    桂田 智基, 片寄 慎也, 飛永 浩一朗, 大田 瑞穂 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 17-, 2023

    ...発症後22病日目に当院回復期リハビリテーション病棟へ入院、153日間理学療法を実施した患者。併存疾患は左膝OA(発症前は屋外独歩自立)。理学療法評価は研究開始時点でFugl-Meyer Assessment下肢運動項目(以下、FMA):23/34点、基本動作:自立、歩行:T字杖・踵くりぬき型短下肢装具(以下、AFO)、膝装具(OA-GX)で屋内歩行自立、屋外歩行軽介助、歩行時痛なし。...

    DOI

  • 座位保持能力の改善が経口摂取獲得へつながった左脳幹部アテローム血栓性脳梗塞の一例

    鬼塚 楓, 山口 純平, 早川 亜津子 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 97-, 2023

    ...そこで、意識レベルの向上・座位保持能力の改善を目指すことで経口摂取の獲得が可能となると考え、回復期リハビリテーション病棟(以下、回復期リハ病棟)で行った工夫と成果について報告する。</p><p>【症例紹介】 85歳女性。身長155.0 ㎝。体重49.3 ㎏。</p><p> 入院前ADLは食事自己摂取可能、車椅子移動・排泄・入浴は一部介助レベルであった。...

    DOI

  • 回復期リハビリテーション病棟における患者家族の介助効力感と自宅退院の関連性

    上月 渉, 村上 達典, 上田 哲也, 樋口 由美 理学療法科学 38 (3), 206-211, 2023

    <p>〔目的〕入院中の患者家族の身体的な介助に対する自己効力感(介助効力感)を評価し,自宅退院との関連性を検討した.〔対象と方法〕対象は回復期病棟入院中の患者とその同居家族とし,入院時・退院時に家族の介助効力感や健康関連QOL,患者のFunctional Independence Measure(FIM)を評価した.転帰先によって自宅群(n=32)と施設群(n=7)に群分けし,2群間の比較から自…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • リハビリテーション医療の現在と未来

    三上 靖夫 日本臨床整形外科学会雑誌 48 (1), 55-60, 2023

    ...<p> 整形外科疾患の保存療法や術後の後療法に位置付けられてきたリハビリテーション治療は,少子高齢化による疾病構造の変化により,対象は全ての診療科が担当する疾患・障害・病態に広がった.急性期では,安静臥床がもたらす弊害と運動の有用性が明確になり,1日でも早くリハビリテーション治療を開始することが重要である.回復期リハビリテーション病棟では,治療成績や在宅復帰率が施設基準に直結することから,診療の質の...

    DOI

  • 回復期リハビリテーション病棟の看護師による退院支援状況と影響要因

    山本 さやか, 百瀬 由美子 日本看護科学会誌 43 (0), 234-241, 2023

    <p><b>目的:</b>回復期病棟の看護師による退院支援実施状況およびその影響要因を検討した.</p><p><b>方法:</b>看護師1,937名を対象に質問紙にて退院支援実施状況(8要素36項目)を把握し,経験,研修参加や他部門連携状況,退院支援の重要性の認識の項目をマルチレベル分析により検討した.</p><p><b>結果:</b>回収数は920部,有効回答903であった.対象者の看護師経験…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 回復期リハビリテーション病棟での副食摂取率が退棟時の身体機能へ及ぼす影響について

    船津 雅臣, 髙野 直哉, 芹川 節生 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 106-, 2023

    ...<p>【目的】 回復期リハビリテーション病棟(以下、回リハ病棟)において、患者の約40%に低栄養が認められており、ADLの向上や在宅復帰のためには運動療法のみならず、適切な栄養管理が必要であると知られている。日本慢性期医療協会によると食事摂取率の割合において50%以下の例もあるとの報告がある。...

    DOI

  • 脳卒中後片麻痺患者における体幹運動の縦断的変化と歩行パラメータとの関連性

    戸髙 良祐, 狩生 直哉, 梶山 哲, 阿南 雅也 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 11-, 2023

    ...</p><p> そこで、本研究の目的は回復期リハビリテーション病棟に入院中の脳卒中後片麻痺患者を対象に、体幹運動の縦断的変化を検証するとともに、歩行速度およびTrailing limb angle(TLA)との関連を明らかにすることとした。</p><p>【方法】 対象は回復期リハビリテーション病棟に入院中の初発脳卒中後片麻痺患者16人とした。課題動作は直線歩行路上の快適歩行とした。...

    DOI

  • 長下肢装具歩行により移乗動作時の介助量軽減に繋がった右半球脳梗塞の一例

    狩生 直哉, 戸髙 良祐, 甲斐 祥吾 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 8-, 2023

    ...右アテローム血栓性脳梗塞を発症し、37病日で当法人回復期リハビリテーション病棟に入院。</p><p> 「歩けるようになれば何でもできる」との発言が頻回に聞かれていた。</p><p>【神経学的所見】 入院時のStroke Impairment Assessment Set(以下、SIAS)の下肢項目は1-1-4。...

    DOI

  • 回復期リハビリテーション病棟における大腿骨転子部骨折患者の実績指数に影響を与える要因について

    北尾 浩和, 野村 嘉彦, 中島 翔吾, 四方田 英剛, 塚本 剛士, 松下 翔, 尾谷 雅章, 中本 隆幸 理学療法科学 38 (2), 90-95, 2023

    ...<p>〔目的〕回復期リハビリテーション病棟における大腿骨転子部骨折患者の実績指数に影響を与える要因を明らかにすること.〔対象と方法〕大腿骨転子部骨折患者117例を対象に運動FIM利得および回復期在棟日数と回復期リハビリテーション病棟入棟時に取得可能な9変数との関連性をスピアマンの順位相関係数とステップワイズ法による重回帰分析を用いて検討した....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 回復期リハビリテーション病棟での多職種協働による病棟訓練導入の効果判定

    藤﨑 拡憲, 福元 隼人, 野中 陽紫, 佐藤 紗香, 松村 忠明 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 122-, 2023

    ...<p>【目的】 当院の回復期リハビリテーション病棟(以下、回復期リハ病棟)では、生活再構築を目標に多職種協働で患者の病棟生活のマネジメントを行い、リハビリテーション提供時間以外の21時間に何を行うかをチームで協議を重ねている。取り組みとして2020年より看護師主導の病棟訓練導入を推奨しているが、調整不足で十分な介入に至っていないケースもある。...

    DOI

  • 当院回復期リハビリテーション病棟における入院時訪問の取り組み

    平 和也 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 105-, 2023

    ...<p>【はじめに】 当院回復期リハビリテーション病棟では、入院前の生活を早期に把握し訓練プログラムに反映させる目的で、入院前の生活が自宅であり、当院から自宅まで車で30分圏内の患者様に入院時訪問を実施している。しかし、様々な理由により入院時訪問を実施できないことが多い。また、算定期限内(入院前後7日以内)に訪問が実施できず、算定期限外に実施することもある。...

    DOI

  • 当院の特定機能病院リハビリテーション病棟における入棟時サルコペニアの有無と関連因子の検討

    倉内 健生, 大濱 倫太郎, 仮屋 有華, 外薗 幸和, 池田 恵子, 黒仁田 武洋, 小原 卓博, 木村 玲央, 宮良 広大, 下堂薗 恵 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 170-, 2023

    ...身体機能障害を伴うサルコペニアは、海外のリハビリテーション病院では約50%(Sánchez-Rodríguezら、2016)、本邦の回復期リハビリテーション病棟(以下、リハ病棟)では53% (Yoshimuraら、2018)と示されている。一方、特定機能病院とは、一般医療機関では実施することが難しい手術や高度先進医療などの高度医療を、高度な医療機器、充実の施設の中で行うことができる病院を指す。...

    DOI

  • 回復期リハビリテーション病棟の運動器疾患入棟患者において新規の疾患発症とその要因

    金子 大空, 池田 侑太, 西野 有希 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 107-, 2023

    ...<p>【はじめに】 回復期リハビリテーション病棟(以下、回復期病棟)において、新規疾患の発症や併存疾患の急性増悪が生じることにより機能回復に影響を与えることがある。運動器疾患に対する回復期リハビリ中に、転出での治療を必要とした急性疾患に関しての報告はあるが、骨折や脱臼などの新規運動器疾患での有害事例に関して報告は少ない。...

    DOI

  • 回復期リハビリテーション病棟の機能的自立度に関連する因子

    上田 萌, 竹内 泉, 大平 清貴 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 110-, 2023

    ...当院回復期リハビリテーション病棟(以下、回リハ病棟)では様々な併存疾患を抱える後期高齢者の入棟割合が高く、ADL獲得に難渋する場合を多く経験する。そこで退棟時の機能的自立度に影響を与える因子を明らかにしADL改善や予後予測の一助とすることを目的とした。...

    DOI

  • 回復期リハビリテーション病棟における脳卒中患者の転倒回数に影響する因子の検討

    梶山 哲, 伊東 祐輔, 狩生 直哉, 加藤 和恵, 戸髙 良祐 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 28-, 2023

    ...<p>【目的】 回復期リハビリテーション病棟(以下、回復期リハ)における疾患別の転倒率は、整形疾患が12.2%であるのに対し、脳卒中は21.8%と多い。これまでに転倒有無に関する研究は多く報告されているが、転倒回数に影響する因子を報告した研究は少ない。脳卒中では、転倒者のうち36.2%が2回以上転倒していることから、脳卒中患者への転倒予防の取り組みが求められている。...

    DOI

  • 脳梗塞後の患者の入院時低栄養はバランス機能の改善度を小さくする

    佐藤 圭祐, 湧上 聖, 岩田 剛, 尾川 貴洋 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 19-, 2023

    ...</p><p>【方法】 本研究は回復期リハビリテーション病棟入院患者を対象にした後ろ向き研究である。対象者は65歳以上の脳梗塞後の患者とした。調査項目は基本属性に加え、栄養状態(MNA-SF、GLIM)、バランス機能(BBS)、脳梗塞の重症度(NIHSS)、FIM、入院期間、1日あたりのリハビリテーション時間(分/日)を評価した。...

    DOI

  • 二次救急病院における脳卒中患者に対する長下肢装具作製の取り組み

    髙橋 忠志, 栗田 慎也, 山崎 健治, 久米 亮一, 前田 健志, 尾花 正義 日本義肢装具学会誌 39 (1), 53-56, 2023-01-01

    ...<p>脳卒中患者に対して早期に長下肢装具を作製して歩行練習を開始することは,身体機能や日常生活動作の改善に有効である.長下肢装具の作製にあたっては,二次救急病院と三次救急病院で在院日数が異なることから,病院機能に応じて長下肢装具作製の判断を行うことが必要である.長下肢装具作製の有無を問わず重要なことは,急性期病院の備品装具の充実と歩行再建の方法について回復期リハビリテーション病院と連携することであり...

    DOI 医中誌

  • JR東京総合病院における義足リハビリテーションプログラム

    田中 洋平 日本義肢装具学会誌 39 (1), 32-37, 2023-01-01

    ...<p>JR東京総合病院の回復期リハビリテーション病棟では多くの下肢切断者を義足リハビリテーション目的で受け入れている.下腿切断,大腿切断とも基本となるリハビリテーションプログラムを構築し,下腿切断は2カ月から3カ月で,大腿切断は3カ月から4カ月で退院することを目標としている.入院中にキャストソケット義足,チェックソケット義足,訓練用仮義足と3種類の異なる義足を時期に応じて活用しているのが特徴である....

    DOI

  • 大腿骨近位部骨折患者の入院時栄養評価と日常生活動作の改善および自宅復帰率との関連性

    戸田 皓之, 酒井 和香, 高畠 英昭 作業療法 41 (6), 676-685, 2022-12-15

    ...本研究では,回復期リハビリテーション病棟に入院した大腿骨近位骨折患者を対象に,GNRIを用いた栄養評価を行い,入院時栄養状態が退院時の日常生活動作の改善具合や自宅復帰の可否の予測に有用であるか検討した.その結果,入院時栄養状態が良好であればFIMの清拭や移動,階段は改善するが,自宅復帰率との関連性は認めなかった.GNRIを用いた入院時栄養評価は,高齢の大腿骨近位部骨折患者の特定のADLの予後予測には...

    DOI Web Site 医中誌

  • 脳卒中者における回復期リハビリテーション病棟退院後の転倒に関連する因子の検討

    松井 有希, 木村 鷹介, 小川 秀幸, 阿部 祐樹, 田口 涼太, 鈴木 佳樹, 濱中 康治 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 88-88, 2022-12-01

    ...先行研究において、回復期リハビリテーション病棟入院中の脳卒中者を対象とした転倒に関する報告は多いが、退院後の報告は少ない。そのため本研究では、脳卒中者における回復期リハビリテーション病棟退院後の転倒発生の有無と、退院時の身体機能および認知・高次脳機能、環境要因の関連性を調査した。これにより、退院後の転倒予防策を考慮するための知見を得ることを目的とした。...

    DOI

  • リハビリテーション職員に対する腰痛とヘルスリテラシー調査

    杉田 慎之介, 髙田 一史 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 121-121, 2022-12-01

    ...</p><p>【方法】</p><p>対象は回復期リハビリテーション病棟専従の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士50名とし、腰椎疾患の既往がある者は除外とした。調査内容は基本情報(年齢、性別、経験年数、運動習慣)、腰痛経験の有無、ヘルスルテラシー(CCHL:Ishikawa 2008)とした。CCHLは「情報収集」から「情報の活用」までの伝達的・批判的リテラシー全5項目、5件法で構成されている。...

    DOI

  • 回復期脳卒中者におけるリハビリテーション実施量がADL回復に与える影響 -BMIによる層別化解析-

    木村 鷹介, 音部 雄平, 鈴木 瑞恵, 増田 浩了, 小島 厳, 田中 周, 久住 治彦, 山本 晟矢, 吉村 友宏, 三枝 洋喜, 山田 実 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 135-135, 2022-12-01

    ...</p><p>【方法】</p><p>対象者は2017年4月から2020年12月までに6施設の回復期リハビリテーション病棟に入棟した脳卒中者とした。包含基準は、発症前のADLが自立していた者、診断名が脳出血あるいは脳梗塞であった者とした。除外基準は、入棟時点でADLが自立していた者、入棟後1か月以内に退院した者、医学的状態の増悪により急性期病棟へ転科した者とした。...

    DOI

  • 大腿骨近位部骨折後の歩行能力と退院3か月後における手段的日常生活活動能力の関連

    松﨑 英章, 森岡 直輝, 大石 優利亜, 髙橋 真紀 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 37-37, 2022-12-01

    ...本研究では、回復期リハビリテーション(回リハ)病棟退院時における大腿骨近位部骨折患者の客観的に評価した歩行能力と手段的日常生活活動能力の関連を3か月間の前向き追跡研究によって明らかにする。</p><p>【方法】</p><p>対象は、回リハ病棟に入院した65歳以上の大腿骨近位部骨折患者とし、病棟内歩行が自立した者である。指示理解が困難、下肢関節痛、神経系疾患を有する者は除外した。...

    DOI

  • 大腿骨近位部骨折患者の入棟時認知FIMを用いた運動FIMの予後予測

    沼野 崇平, 樋口 雄佑, 小松 基靖, 森田 哲生 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 84-84, 2022-12-01

    ...</p><p>【方法】</p><p>対象は2020年1月から2022年2月までに当院回復期リハビリテーション病棟に大腿骨近位部骨折の単独骨折で入棟した72名のうち並存疾患に脳血管疾患、透析などがある対象を除外した67名であった。調査方法はカルテより後方視的に行った。調査項目は年齢、性別、入棟時FIM認知項目である理解、表出、社会的交流、問題解決、記憶、退棟時FIM運動項目とした。...

    DOI

  • 回復期リハビリテーション病棟における薬剤師の処方支援の特徴

    鈴木 亮平, 打矢 貴子, 酒井 隆全, 長岡 宏一, 見城 昌邦, 金子 真理子, 竹内 裕喜, 饗場 郁子, 高橋 昌明, 大津 史子 医療薬学 48 (10), 463-470, 2022-10-10

    <p>Task shifting and task sharing are expected to improve the work environment and provide high-quality medical and attentive care by demonstrating the expertise of each participating medical …

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 既往の運動器疾患が回復期リハを行った大腿骨近位部骨折のADLに及ぼす影響

    西村 博行, 浦上 泰成 整形外科と災害外科 71 (3), 497-503, 2022-09-25

    <p>既往の運動器疾患が回復期リハを行った大腿骨近位部骨折の日常生活動作(以下ADL)に及ぼす影響を検討した.対象は大腿骨近位部骨折術後患者553名.疼痛,運動制限などADLに影響を及ぼす運動器疾患の既往を有する患者は,198名,運動器疾患の既往が無い患者は355名であった.運動器既往疾患は変形性膝関節症72名が最多であった.ADLは,受傷前,入院時および退院時にBarthel …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • サルコペニアは回復期リハビリテーション病棟での実績指数に影響する

    八木 拓磨, 井上 達朗, 小川 真人, 岡村 正嗣, 島田 雄輔, 平郡 康則, 岡田 梨沙, 岩田 脩聡 理学療法学 49 (3), 204-211, 2022-06-20

    ...<p>【目的】回復期リハビリテーション(以下,回リハ)病棟に入棟した患者のサルコペニアが実績指数に与える影響を明らかにすること。【方法】2019年5月~2020年6月に単一の回リハ病棟に入棟した65歳以上の連続症例128例。主要アウトカムは日常生活動作能力の改善度を示す実績指数とした。サルコペニアと実績指数の関連について重回帰分析を実施した。...

    DOI 医中誌

ページトップへ