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検索結果 189 件

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  • Winkler基礎上にある周面単純支持された弾性直方体の面外自由振動の閉じた形式の三次元弾性解

    稲田 真大, 田川 達也, 名木野 晴暢, 足立 忠晴 土木構造・材料論文集 39 (0), 55-66, 2023-12-29

    ...本論文では,Winkler基礎上にある周面単純支持された弾性直方体の面外自由振動の閉じた形式の三次元弾性解を示した.周面単純支持の境界条件を正確に満たす固有関数を用いて変位場を定義し,系の支配方程式を厚さ方向に関する線形の連立常微分方程式に変換した.これを直方体の上面および下面の境界条件の下で解き,振動数方程式を超越方程式の形式で,固有角振動数に対応する固有振動モードを陽な形式で導出した.次に,振動数方程式...

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  • 東日本大震災津波により変容した名取川河口周辺地形の回復と収束

    Nguyen Trong HIEP, 田中 仁, Nguyen Xuan TINH, 須藤 誠元 土木学会論文集B1(水工学) 77 (2), I_1117-I_1122, 2021

    ...物的被害をもたらした.この地域の河口部においては多くの河川において河口砂州のフラッシュが生じた.宮城県名取川においては,それ以降河口地形の回復過程が見られたが,すでに安定地形になっているか否かについては評価がなされていない.そこで,これまでも使用された空中写真の解析に加えて,河口前面海浜地形の詳細な分析を行った.平衡海浜断面を想定することにより,津波後にこの断面に漸近する様子が確認された.特に,経験的固有関数展開...

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  • 角柱建物モデル周りの流れ場解析へのスペクトル固有直交分解の適用

    張 秉超, 大岡 龍三, 菊本 英紀 生産研究 72 (1), 65-70, 2020-01-01

    ...<p>本研究は,スペクトル固有直交分解(SPOD)を用いて,角柱建物モデルの周辺における地表面に近い平面の風速場の乱流構造を解明することを目的としている.SPOD は,固有直交分解(POD)と離散フーリエ変換(DFT)の組み合わせで,最大の運動エネルギーを持っている物理現象を抽出することができる.研究の結果,計算から得られた固有関数は,カルマン渦を含み,色んな渦の時空間構造を示した.また,得られた固有値...

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  • 経験的固有関数展開法に基づく日本沿岸の海水光学特性の時空間変動解析

    八木 宏, 村上 浩, 磯﨑 由行 土木学会論文集B2(海岸工学) 76 (2), I_1069-I_1074, 2020

    ...<p> 人工衛星に搭載されたMODIS(中分解能撮像分光放射計)からの算出値に,経験的固有関数展開法(EOF解析)を適用することで,日本沿岸の海水光学特性(後方散乱係数)の時空間的変化の特徴把握を試みた.本州南岸域(日向灘~相模灘伊豆)の後方散乱係数は,時空間変動の中心となる第1モードが卓越し,増水期に主要河川の河口前面海域を中心として値が増大,冬季に減少という主要河川からの影響を軸とする変動パターン...

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  • 沿岸漂砂量の時空間分布の推定

    武若 聡, 内堀 圭一郎, 海老原 友基, 森 信人 土木学会論文集B2(海岸工学) 76 (2), I_451-I_456, 2020

    ...<p> 汀線変動は岸沖と沿岸方向の漂砂により生じ,後者が長期的な汀線の動向を支配すると理解されている.本研究では,一つの漂砂系とみなせる鹿島灘南部(鹿島港~利根川,延長約16km)において,衛星画像より汀線データセット(データ長:約10年,データの時間間隔:約85日,空間間隔:10m)を作成し,沿岸漂砂量の時空間分布を推定した.EOF(経験的固有関数)解析により,汀線変動を岸沖と沿岸方向の土砂移動に...

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  • 日経平均スポット・ ボラティリティ日次経路の関数 ARCHモデルによる予測

    石田 功, Isao ISHIDA 甲南経済学論集 = Konan economic papers 59 (3・4), 69-78, 2019-03-30

    ...実証分析の結果は,少なくとも, 用いたイン・サンプルおよびアウト・オブ・サンプルの標本期間において, 関数ARCH(1) モデルのうち共分散作用素の少数の固有値・固有関数を用いるバージョンによる予測が, HAR モデルによる実現分散時系列の日次ボラティリティ予測値を日中季節性で調整し得られるベーシックな経路予測を, RMSE 基準でアウトパフォームするというものであった。...

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  • 高頻度現地測量による福井県三里浜海岸の汀線変化および河口変動と自然外力の解析

    上野 卓也, 田安 正茂, 由比 政年, 楳田 真也 土木学会論文集B2(海岸工学) 74 (2), I_973-I_978, 2018

    ...って実施し,波浪観測データとの比較を通じて,河口位置,汀線変化,沿岸漂砂の特徴と相互関係を把握することを試みた.河口季節変動の特徴として,夏季から秋季に閉塞しやすく,冬季には大きな偏流が発達して沿岸位置が大きく変化するが,春季には平均的な位置に復帰する.河口位置の沿岸移動と沿岸漂砂の規模は,波浪外力の季節変動を反映して冬季に急増するが,両者の方向は必ずしも一致しない.汀線位置・形状の季節変動は経験的固有関数...

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  • 光学と逆問題:光トモグラフィー

    町田 学 日本物理学会誌 72 (10), 712-716, 2017-10-05

    ...</p><p>例えば境界が平面の場合には拡散方程式の解析解が求まるので,それを用いて吸収係数の分布などの再構成画像を高速に計算することができる.輻射輸送方程式については1次元の場合には特異固有関数による解析解が1960年以来知られているが,これを3次元に拡張することは長年の未解決問題であり,拡散方程式のときと同様にして再構成画像を作ることはできなかった.最近になって筆者は,回転座標系の手法を用いて特異固有関数...

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  • グリーン関数によるハイパー原子核生成強度関数の定式化

    山田, 泰一 科学/人間 46 199-214, 2017-03

    ...ハイパー原子核生成反応における強度関数をグリーン関数の固有関数展開を用いて定式化する。このために、Kapur-Peierls 法、複素スケーリング法、吸収ポテンシャル法の3つの方法を用いる。さらに、入射及び放出中間子の歪曲波をアイコナール近似で表し、この中間子波動関数の積を多重極展開して、理論解析で必要となる動径関数について議論する。...

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  • 仙台湾における津波後の海浜地形の回復過程

    三枝 信太郎, 田中 仁, 三戸部 佑太 土木学会論文集B2(海岸工学) 73 (2), I_817-I_822, 2017

    ...東北地方太平洋沖地震津波により仙台湾南部海岸の海浜・河口部では大規模な地形変化が生じた.一部の箇所では震災から6年経過した現在も津波による地形変化を残存している.これは震災以前の土砂収支のバランスが崩れたままであることを意味する.これまで仙台湾南部海岸を対象とした震災後の海浜地形の回復過程に関する時空間的に詳細な解析は行われてこなかった.本研究では深浅測量データに基づき対象地域の海浜地形の現状を明らかにした上で,経験的固有関数解析...

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  • ベトナム・ニャチャン海岸における汀線の周期的変動特性

    田中 仁, THANH Tran Minh, BINH Le Thanh, 三戸部 佑太, VIET Nguyen Trung 土木学会論文集B3(海洋開発) 73 (2), I_522-I_527, 2017

    ....しかし,侵食の機構・対策を論ずるための現地資料が乏しい.そこで,2013年5月から2016年8年までビデオカメラによるモニタリングを行い,ニャチャン海岸における海浜変形の特性に関する検討を行った.その結果,同海岸北端部においては,波浪の季節的な変動が著しく,北東モンスーン波浪が卓越する冬季に汀線が後退し,その後,汀線の回復が見られるという季節変動が支配的であることが明らかになった.そこで,経験的固有関数展開...

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  • 解ける量子力学模型と直交多項式 (解説)

    小竹 悟 日本物理学会誌 71 (3), 156-163, 2016-03-05

    ...として統一的に理解できる.解ける量子力学模型の生成消滅演算子に関する研究は色々と行われてきたが,それらは具体的な微分演算子としてではなく形式的な演算子に過ぎなかった.前方・後方ずらし関係式はパラメータをずらしてしまうので,調和振動子以外では生成消滅演算子とは別物である.調和振動子の生成消滅演算子が座標のハイゼンベルク解の負・正振動数部分の係数として得られていたのを真似て,アスキースキームの直交多項式が固有関数...

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  • 多段砂州システムの周期的沖向き移動による地形変化に対する簡易表現モデルの構築

    由比 政年, 楳田 真也, 山腰 司, 岡部 祐子 土木学会論文集B2(海岸工学) 72 (2), I_673-I_678, 2016

    ...石川県千里浜海岸周辺では数年周期で多段砂州の組織的沖向き移動が繰り返されている.本研究では,現地観測データから経験的固有関数法により抽出された砂州移動の固有モード情報を活用することで,砂州の周期移動に伴う海底地形の時空間変動を簡潔に表現可能なモデルを構築し,砂州変動の位相・振幅特性やモデルの適用性について検討を行った.時間固有関数は正弦・余弦関数で近似し,時間的な位相・振幅変化を線形回帰で表現した....

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  • 北東モンスーン波浪の卓越がnet漂砂量に及ぼす影響-ニャチャン海岸の事例-

    THANH Tran Minh, 田中 仁, 三戸部 佑太, VIET Nguyen Trung 土木学会論文集B2(海岸工学) 72 (2), I_547-I_552, 2016

    ...ベトナムのニャチャン海岸に設置した二台のビデオカメラから得られる連続的モニタリング画像から,同海岸における汀線変化の評価を行った.その結果,汀線の後退・前進が季節的に現われ,特に侵食は北東モンスーンがもたらす波浪によることを示した.また,この汀線変動データに経験的固有関数展開(EOF)を適用した結果,第一成分が89%以上の貢献度を有し,それ以外の成分が無視できる程度であることが判明した.第一成分の時間関数...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献3件

  • 指宿港海岸における再養浜後の養浜砂流出防止工の効果

    土屋 洋, 津田 宗男, 児島 和之, 小島 治幸 土木学会論文集B2(海岸工学) 72 (2), I_829-I_834, 2016

    ...これを受け,指宿港海岸では,養浜工に加えて補助突堤と歪み砂れんマット(DRIM)による漂砂制御を用いた面的な防護工法が適用された.養浜は2009年と2011年に行われ,毎年平面地形モニタリングが行われてきた.本研究は,2010年から2015年までのデータを用いて,南部湯ノ浜地区海岸の変形状況および養浜砂流出防止工の効果を明らかにすることを目的とした.地形変化量と地形データのトレンド計算および経験的固有関数法...

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  • 非エルミート・ランダム鎖における非局在転移

    Amir Ariel, 羽田野 直道, Nelson David 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2765-2765, 2016

    ...この系の固有関数の局在を議論します。右向きのホッピングをexp(+g)で強く、左向きのホッピングをexp(-g)で弱くすると、ある特定のg_cを超えたところで固有値が変化します。このg_cが、対応する固有関数の局在長の逆数に等しくなることを示します。以前に羽田野とNelsonは通常のランダム・エルミート系を元に同様の議論をしました。...

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  • 波崎海岸で観測された10年間の汀線分布の変動特性

    武若 聡, エルサイド ガラル 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_673-I_678, 2015

    ...Xバンドレーダーを用い,観測桟橋HORSのある鹿島灘・波崎海岸で2005年から2014年の間に観測した汀線分布の変動特性を説明する.レーダ観測結果より,沿岸方向約5kmの範囲の汀線分布を10年間に約3000セット決定した(データ間隔~1.2日).汀線位置の時空間分布を経験的固有関数法(EOF)により解析した.その結果,最も卓越するモード(寄与率約4割)は全観測領域で生じる汀線位置の季節的な前進と後退...

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  • Chebyshev多項式を拡張した高次元可換多項式写像(理論)

    石井 雅治, 吉本 明宣 日本応用数理学会論文誌 25 (2), 59-90, 2015

    ...三角関数のm倍角の公式の類似を定義し,可換性と漸化式表現を持つことを要請して,Chebyshev多項式を3種類のn次元多項式写像(C^n→C^n)へと拡張した.この内2種類が,オリジナルのChebyshev多項式と同様に,固有関数系としての性質,直交性,写像としての不変性を持つことを証明した.ただしいずれも連続関数空間の基底としての完備性は持たない.またこの3種類とDickson多項式の拡張との関連...

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  • 底質の化学元素に着目した沿岸域の漂砂と海浜特性に関する研究

    辻本 剛三, 高野 保英, 玉井 昌宏 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_751-I_756, 2015

    ...海岸保全を行う上で流域の土砂管理は極めて重要であり,その為に流域の地質,河川や沿岸域での底質の化学元素に着目した.鳥取沿岸域の河川と海岸の底質を分析し,14種類の化学元素を得た.Siが全体の6割程度,Al,Ca,Fe,Na,Mgが1割程度であった.CIAで定義される底質の風化は西から東に向かって進んでいる.経験的固有関数を適用した所,Si,Al,Ca,Feが有意な元素であり,石英や長石の鉱物との対応...

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  • 離岸堤周辺における津波発生前後の漂砂環境変化

    森 文章, 三戸部 佑太, 田中 仁 土木学会論文集B3(海洋開発) 71 (2), I_647-I_652, 2015

    ...東日本大震災津波により仙台海岸において漂砂環境が変化している.同海岸における津波発生後の漂砂環境の実態を明らかにするために空中写真を用いた解析を行った.津波発生後,汀線は大きく後退しており離岸堤背後のトンボロが消失した.2009年から現在に至る空中写真から汀線を抽出し,経験的固有関数法による解析を行った.第一成分と第二成分の寄与率の合計は70%を超えており,支配的な成分であるといえる.第一成分は岸沖漂砂...

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  • 直接スピン軌道CI法における群論の利用

    藪下 聡 Journal of Computer Chemistry, Japan 13 (1), 43-49, 2014

    ...重原子系電子状態計算手法の一つとして,1成分L-S基底を多電子配置関数として用いるスピン軌道配置間相互作用法(SOCI法)を開発・応用してきた.特に計算効率を高くするには,群論を効果的に用いることが重要である.まずU (2n)群の生成演算子の結合定数をGUGA法によるセグメント積で表現した.さらに偶数電子系に対しては,通常のMs固有関数形のスピン関数の代わりに,時間反転操作に対して...

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  • 津波来襲後の広域漂砂系の変容

    CONG Hoang Vo, 三戸部 佑太, 田中 仁, NGUYEN Trung Viet 土木学会論文集B2(海岸工学) 70 (2), I_521-I_525, 2014

    Recovery of sandy beach from severe erosion by the 2011 tsunami can be observed on Sendai Coast even 3 years after the tsunami. The long-term effect of such a severe morphology change on sediment …

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  • グラフ信号処理のすゝめ

    田中 雄一 IEICE FUNDAMENTALS REVIEW 8 (1), 15-29, 2014

    ...定義域を時間軸上に持つ通常の信号に対しては,信号の有する周波数特性の解明が研究の中心である.例えばフーリエ変換は,周波数領域へと信号を射影した際の周波数成分,すなわち信号と周波数固有関数の内積として算出される.同様に,定義域をグラフの頂点上に持つグラフ信号に対しては,グラフ信号の有するグラフスペクトル特性の解明が研究の中心となる.グラフ信号に対するフーリエ変換は,グラフスペクトル領域へと信号を射影した...

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  • 傾斜底面を持つ水面波

    梅木 誠 理論応用力学講演会 講演論文集 62 (0), 91-, 2013

    ...<br>その固有関数や固有振動数などについて発表する。<br>...

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  • 情報ネットワークサーバのキューイングモデル : ファイナンシャルアプローチ

    シライ, ケンジ, アマノ, ヨシノリ, Shirai, Kenji, Amano, Yoshinori 新潟国際情報大学情報文化学部紀要 15 89-102, 2012-04-01

    本研究は,パケットがバッファ内をフロースルーして行く挙動が1 次元拡散型の偏微分方程式でモデル化できることを提案する。次に,数理ファイナンスにおけるオプション評価理論であるブラックショールズ式を活用して,サーバの安定評価ができることを提案する。 本研究における提案の前提は,次のとおりである。最初は,情報ネットワークサーバに入力されるパケットの発生時間間隔が対数正規型確率密度関数にモデル化できるこ…

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  • 多層波動方程式における減衰定常波モードについて

    金山 進 土木学会論文集B3(海洋開発) 68 (2), I_798-I_803, 2012

    ...ペレグリン型のブシネスク方程式を連成させた多層波動方程式に対して,線形分散関係の固有ベクトルとして導かれる減衰定常波の特性を調べることにより,ステップ地形での波浪解析に対する基本的な適用性を検討した.波動モデルの固有ベクトルは分割層数と同じだけ存在し,1つは進行波,他は減衰定常波に対応する.層を等分割とした場合の固有ベクトルは微小振幅波理論によるものと次数毎に類似し,分割層数を大きくするほど高次の固有関数...

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  • 離散変数による固有値解析

    水上 善博 ケモインフォマティクス討論会予稿集 2012 (0), P07-P07, 2012

    ...分子の振動状態や回転状態のエネルギー準位を求める際に、離散変数を用いると与えられたポテンシャルに対して精度良い固有値と固有関数を求めることができる。本研究では離散フーリエ変換や離散ウェーブレット変換を用いて、2原子分子の振動状態やビフェニルの回転状態などの固有値と固有関数を求め、実験値などと比較をおこない、その有効性を調べる。...

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  • 経験的固有関数法を用いた鳥取砂丘の地形変化特性の解析

    満塩 将太, 有働 恵子, 永松 大, 松原 雄平, 真野 明 土木学会論文集G(環境) 68 (5), I_249-I_254, 2012

    ...鳥取砂丘については,その地形変化特性について,外力との関係を詳細に解析された例はない.本研究では,鳥取砂丘の主要部である浜坂砂丘の地形変化特性を把握するために,2007年から2009年にかけての約3年間の地盤高変化データに対して,経験的固有関数解析(EOF)を適用した.その結果,モード1の時間関数は2007年4月から2008年2月にかけて地盤高変化が顕著になっていることを示し,モード1の空間関数と合...

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  • 外周に軸対称荷重を受ける厚肉円筒シェルの応力波伝播

    石丸 和宏, 中筋 真紀 日本計算工学会論文集 2011 (0), 20110010-20110010, 2011-11-28

    ...本研究では 3 次元動弾性論に基づく固有関数展開法を等方性の軸対称円筒シェルに適応し,応力波伝播解析を行っている.応力波伝播解析の定式化は動的解を自由振動解析で得られる固有関数と静的解の和とし,まず級数解である固有関数を求め,次に静的解を求める.数値計算ではすべて無次元化して計算を行い,時間に関してはステップ状,空間に関しては軸対称な等分布荷重を受ける場合とし,衝撃問題で重要な厚さ方向の応力を中心に...

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  • 周波数データを用いた鉄とコンクリートによる合成梁の欠陥同定問題に対する数値計算法

    神保 秀一, モラッシ アントニノ, 中村 玄, 代田 健二 理論応用力学講演会 講演論文集 59 (0), 180-180, 2010

    ...本研究では,鉄とコンクリートで構成された合成梁の欠陥同定問題に対する数値解法について考察する.ここで対象とする合成梁は,鉄とコンクリートの梁をボルトのような連結部材で数箇所接合して構成されている梁とする.この合成梁に対する支配方程式としては,連結部の剛性を表す係数関数を伴った2階と4階の連立偏微分方程式を採用する.このような合成梁に対し本研究では,有限個の固有振動数と固有関数を観測データとし,それらから...

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  • 跳び石現象の数理モデル

    世戸 憲治, 野中 泰二郎 理論応用力学講演会 講演論文集 59 (0), 137-137, 2010

    ...地震時に発生する跳び石現象の1つのモデルとして,表面層がいくつかの層から構成されている場合の1次元弾性体理論に基づく解析をした.この理論から導かれる方程式の解は固有関数の重ね合わせで表すことができ,解析的にでき得るかぎりコンパクトな形の厳密解を求めることに成功した.さらに,ここでの解析のより深い理解のため,ここでの結果に基づくパラメトリックなコンピュータ・シミュレータを作成した....

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  • 微動の相関解析により得られる表面波分散曲線の地震波干渉法理論に基づくドゥアルモード・インバージョン

    横井 俊明 物理探査 62 (5), 521-530, 2009

    ... 本稿では,SPAC法やCCA法等の微動波形記録の相関解析によって推定されたレイリー波の分散曲線に対して,作業仮説としての地震波干渉法から導かれる,微動に含まれるレイリー波の正規モード間の相対的パワー分配係数がレイリー波の動弾性グリーン関数の振幅を決めている固有関数により決められる,という論理的帰結に基づいてマルチモードでのSPAC係数とCCA係数を定式化し,さらにそれに基づくドゥアルモード・インバージョン...

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  • 二階線型常微分方程式の固有値問題の高精度数値解法と量子力学への応用

    石川 英明 Journal of Computer Chemistry, Japan 6 (3), 199-216, 2007

    ...後者では二点境界値問題を、両端を出発点とする初期値問題と解の接続問題に書き換え、固有値と固有関数の初期値を離散化固有値問題法で求め、初期値問題を線形多段法の高次の新しい公式で高精度かつ安定に解き、接続点で固有値の修正量を高精度に計算する。量子力学への応用では、一次元の調和振動子、非調和振動子、Morseポテンシャル及び変形Pöschl-Teller ポテンシャルの束縛状態を報告する。...

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  • 汀線変化モデルの漂砂量係数同定に及ぼす検証データの影響

    姜 弦宇, 田中 仁 海岸工学論文集 53 556-560, 2006

    ...岸沖漂砂による汀線変化と沿岸漂砂による汀線変化の双方を含む現地観測データと, 経験的固有関数法によって分離した沿岸漂砂量のみによる汀線変化のデータ, さらに一年に一度に間引いた実測データの三種類を使用し, それぞれから得られる漂砂量係数, 海岸線位置や沿岸漂砂量の分布を比較することにより, 漂砂量係数に及ぼす岸沖漂砂の影響を定量的に検討した....

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  • 判別分析を用いた定性的汀線変動予測とその予測精度に関する考察

    加藤 茂, 竹内 麻衣子, 青木 伸一, 栗山 善昭 海岸工学論文集 53 561-565, 2006

    本研究では, 判別分析による定性的な短期汀線変動 (堆積/侵食傾向) の予測を試みた. 判別分析では目的変量として汀線位置の変動傾向 (堆積: +, 侵食:-), 説明変量として沖波波浪のエネルギーフラックス, 平均潮位, 前回の汀線位置を用いた.その結果, 波崎海岸での汀線変動には長期的な堆積傾向が含まれているため, その影響が少なく, …

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  • 514 2リンク剛体-フレキシブルマニピュレータの残留振動抑制のための軌道生成法

    阿部 晶 Dynamics & Design Conference 2006 (0), _514-1_-_514-6_, 2006

    ...本研究では,図A1に示されるような第1リンクが剛体,第2リンクが弾性体である2リンクマニピュレータを扱い,残留振動抑制を目的とした軌道計画法と,マニピュレータのモデリングについて考察する.はじめに,第2リンクのたわみを一端固定・他端に質量mを有するはりの1次振動モードの固有関数を用いて近似し,ラグランジュ法により運動方程式 (1+2β_3W^2)W+(β_2+β_1cosθ_2)_1+β_2θ_2+...

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  • 沿岸砂州の中・長期変動特性およびその影響要因

    栗山 善昭, 伊東 啓勝, 柳嶋 慎一 土木学会論文集B 62 (3), 294-302, 2006

    Beach profiles measured once a day for 15 years along the 400-meter-long pier of Hazaki Oceanographical Research Station (HORS) were analyzed with Complex Empirical Orthogonal Function analysis. The …

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  • 散乱理論と逆問題

    磯崎 洋 総合講演・企画特別講演アブストラクト 2006 (Autumn-Meeting1), 1-12, 2006

    ...<br>(1) 3体問題に対する固有関数展開定理<br>(2) 多次元逆問題と双曲空間...

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  • 弾性球殻の平面への垂直衝突

    本田 善久 理論応用力学講演会 講演論文集 55 (0), 336-336, 2006

    ...球殻の動的変形を固有関数展開法を用いて軸対称応答として扱い、接触部の面積変化を考慮して定式化した。...

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  • 熱伝導系の有限次元モデリング

    今井 純 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI06 (0), 34-34, 2006

    ...熱伝導方程式に支配される系の固有値固有関数が有限個のみ未知の場合の有限次元モデリングを論じる。周波数応答の広がりを複素平面上で特徴付け、それにもとづいて公称モデルおよび不確かさの大きさを求める手法を提案している。本稿では周波数応答データにもとづく可能性集合の絞り込みについて述べる。...

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  • 固有関数展開を用いた熱交換器の有限極配置制御実験

    梅津 貴志, 嘉納 秀明 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI06 (0), 59-59, 2006

    ...本研究では固有関数展開を用いた並流,向流型熱交換器の流出温度制御について述べる.中間温度から全状態の近似の計算を行い,得られた近似値はシステムを固有関数展開する際に用いられる.本研究では制御則としてPI制御と極配置制御を使用する.提案された手法の有効性は流量を操作量とする制御実験から示される.中間温度を用いた多点フィードバックによる有限極配置法が熱交換器の特性改善に効果のあることを示すことができた....

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  • 表面波位相速度ヤコビアンの高速計算法

    斎藤 正徳 物理探査 59 (4), 381-388, 2006

    ...これらは固有関数から導かれる積分核を用いて計算することができるが,規準モデルの位相速度と構造パラメーターをほんの少し変化させたモデルの位相速度との差から,差分近似を用いて計算することが多い。この方法はプログラミングは容易であるが,計算量が多く誤差も避けられない。本論文ではハスケル法を拡張して,ヤコビアンを正確にしかも高速で計算する方法を開発した。...

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  • 非エルミート系の数理的問題

    吉田 善章, 廣田 真 理論応用力学講演会 講演論文集 54 (0), 238-238, 2005

    ...シヤー流中の渦の運動は,非エルミート生成作用素によって支配され,とくに連続スペクトルの存在のために注意深い取り扱いが必要である.連続スペクトルに属する特異固有関数の超函数としての特徴づけ,連続スペクトルの縮退と永年挙動,波の運動論の定式化などについて論じる....

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  • 逆問題数値解法における多倍長計算の有効性

    中田 学, 齋藤 克吉, 大西 和榮 理論応用力学講演会 講演論文集 54 (0), 252-252, 2005

    ...では,円環領域を取り扱う.前者は固有関数展開により,いくらでも打ち切り誤差を小さくすることができ,後者は高次差分法により,離散化誤差をいくらでも小さくできる.そのことにより,多倍長計算を用いることで計算精度の向上が実現できることを示す....

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  • 石巻湾におけるヘッドランド施工による漂砂制御効果

    高橋 徹, 田中 仁 海岸工学論文集 52 471-475, 2005

    ...本研究では1991年以降ヘッドランドが施工された石巻湾を例にとり, 深浅測量から得られたデータから経験的固有関数による解析を実施し, ヘッドランドの施工時期・波浪条件との関連性を経験的に推算し, 沿岸漂砂・岸沖漂砂に起因する現象の特定を行なった. また, 抽出した沿岸漂砂による海浜変形からヘッドランド施工による沿岸漂砂量の減少を定量的に評価することが出来た....

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  • 波崎海洋研究施設で観測された断面変化の卓越周期の変動特性

    栗山 善昭, 伊東 啓勝 海岸工学論文集 51 516-520, 2004

    ...茨城県の波崎海洋研究施設において15年間にわたりほぼ毎日取得された断面データを経験的複素固有関数法 (CEOF解析) を用いて解析した. 本解析領域における断面変化としては沿岸砂州の移動が卓越しており, CEOF解析のモード1の複素時間係数の位相は砂州頂部位置と強い相関があった....

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  • 長期現地観測資料に基づく仙台海岸汀線変動特性・土砂収支の検討

    姜 玄宇, 田中 仁, 坂上 毅 海岸工学論文集 51 536-540, 2004

    ....-0.5m, +0.0m, +0.5m, +1.0mで定義される汀線位置を求め, 経験的固有関数法を用いて解析を行った.経験的固有関数法は主に岸沖方向の測線の展開に利用されてきたが, 本研究では沿岸方向の汀線位置データを展開して, 岸沖漂砂と沿岸漂砂に起因した汀線変化に分離することを試み, 特に長期汀線変動を支配する後者の抽出方法を示した.また, 経験的固有関数法から求まった長期汀線変化速度および...

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  • 手取川河口域周辺の海底地形変化に対する河川土砂供給の影響に関する研究

    由比 政年, 中谷 健, 石田 啓, 山内 正彦, 二俣 秀, 高橋 至 海岸工学論文集 51 576-580, 2004

    ...手取川河口域周辺の海底地形変動を経験的固有関数法に基づいて解析し, 扇状地区間での砂利採取や上流部でのダム建設に伴う河川からの土砂供給変化の影響を検討した.長期的には, 沿岸域の大部分で侵食傾向が確認され, 手取川扇状地区間で過去に実施された砂利採取がほぼ全域に渡って非常に大きな影響を及ぼしてきたことが推定された.砂利採取禁止以後は, 沖合1km程度までの領域で地形が安定化する傾向が見られた.上流部...

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  • 導流堤を有する浜名湖今切口周辺海岸の地形変化

    栗山 善昭, 内山 雄介, 中村 聡志, 永江 友和 土木学会論文集 2003 (726), 109-120, 2003-02-21

    ...導流堤を有する感潮湖湖口周辺海岸の地形変化を検討するために, 静岡県浜名湖今切口において導流堤の建設中および建設後の30年間に取得された25枚の深浅データを経験的複素固有関数法などによって解析した....

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  • 変分原理に基づく翼理論方程式の最適離散化法

    松村 清重 関西造船協会講演概要集 2003A (0), 000010-000010, 2003

    ...2次元翼理論方程式に対しては、同次極積分方程式に従う固有値問題を示し、固有関数たる直交多項式の零点を利用した厳密解を与える渦点法を示す。同じ問題を選点法の観点から、厳密解の得られるような誤差評価の仕方について述べる。揚力線理論方程式についても固有値問題を示し、同様の結果が得られることを示す。...

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  • 膜・薄板を有する室内の音響振動連成解析手法

    鮫島 俊哉 日本音響学会誌 59 (6), 316-327, 2003

    ...この方法は,音場の固有関数による展開表現と,膜・弾性板に関する振動方程式の固有関数展開に基づく解析解を,積分方程式を利用して連成されることにより,音場の固有関数による展開係数に関するマトリクス方程式に帰着させるものであり,陽な形式では解は記述できないものの,高精度の解析解が得られるものである。計算例として,膜を天井から吊り下げた室内の音場における周波数応答関数を示す。...

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  • Mathematicaを用いた量子力学的散乱状態のアニメーション

    作田, 俊美, 今吉, 幸哉 宮崎大学教育文化学部紀要. 自然科学 6 1-23, 2002-03-30

    ...そこで(2)の立場では入射粒子に波束を用いて,時間依存のSchrodinger方程式を運動量固有関数で展開する方法で解き,波束が時間とともに散乱される様子をアニメーションで表示した。これらは散乱状態の直感的理解に非常に効果的であると期待される。2つのシミュレーションともパラメータを設定することで,入射粒子のエネルギー,ポテンシャルの型を変えることもできる。...

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  • 日本沿岸の潮位に見られる長周期変動と温暖化の影響

    中野 晋, 田所 真路, 宇野 宏司, 藤本 雅彦 海岸工学論文集 49 1351-1355, 2002

    ...経験的固有関数を用いた主成分分析により, 平均潮位の長期変動特性の抽出を行った. 関東以西の太平洋岸の平均海面変動は10-15年の長周期性が認められた. 九州-潮岬間の太平洋岸では1985年以降, 海水温の上昇の影響を受け, 平均海面の上昇が生じている. 北日本太平洋岸では長周期的な変動は認められないが, 1990年以降に海水温上昇に伴い, 顕著な平均海面上昇が始まっている....

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  • 沿岸砂州の長期変動特性と底質移動特性

    栗山 善昭 土木学会論文集 2001 (677), 115-128, 2001-05-21

    ...沿岸砂州 (バー) の長期変動特性, ならびにその特性と底質移動特性との関係を検討するために, 8年間の現地断面データを経験的固有関数法などを用いて解析した. 現地断面データは鹿島灘に面する波崎海岸において後浜から外浜にかけてほぼ毎日観測されたものである. 解析の結果, バーの頂部は約1年のサイクルで沖向きに移動歩ること, ただし各地点の岸沖漂砂は沖向き, 岸向きに変動することが明らかとなった....

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  • 成層弾性体のGreen関数のスペクトル表現に関わる複素Rayleigh波モードの性質

    東平 光生 地震工学研究発表会講演論文集 26 169-172, 2001

    ...そして, 固有関数とエネルギー積分も互いに複素共役の関係にある固有値からは, 互いに複素共役の関係にある量が得られることを示す. そして, これより複素Rayleigh波は非伝播性の波動であることを導く. また, 数値計算より複素Rayleigh波は震源直上で無視できない大きさを持つことを示す....

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  • 2質点系中間層免震構造モデルの地震応答予測

    村上 勝英, 北村 春幸, 松島 豊 日本建築学会構造系論文集 66 (549), 51-58, 2001

    The advantage of the mid-story isolation structures is their limited restrictions for various types of building plans while they provide high seismic performances. Therefore, new response prediction …

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  • Orszagの高速Legendre多項式変換法の改良

    森, 明子, 須田, 礼仁, 杉原, 正顯 情報処理学会論文誌 40 (9), 3612-3615, 1999-09-15

    ...1986年にOrszagはLegendre多項式変換を含むStrum-Liouville固有関数変換の評価計算に対する高速算法を提案した. 彼の算法は固有関数のWKB近似を利用して計算の一部をFFTで実行することにより 直接計算でO (N^2)かかるN次N点の評価計算をO (Nlog^2N/loglogN)に改善できるものであるが 実際には計算に無駄が多く 精度も悪く実用的ではない....

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  • 角斜め切断正方形平面回路の固有モードの計算 -階段状分割・等価多線条伝送線路による-

    平岡, 隆晴, Hiraoka, Takaharu, 許, 瑞邦, Hsu, Jui-Pang 電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 99 (78), 53-60, 1999-05-21

    ...フォスタ型等価回路を求めるには、平面接合部の固有モード(固有値, 固有関数)を計算する必要がある。ここでは、正方形平面回路の角を斜めに切断した角斜め切断正方形平面回路を取り上げ、多線条伝送線路表示の多開口理想変圧器を介した等価回路を導出した。この等価回路に基づいて固有モードを計算したので、その結果を示す。...

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  • 複素主成分解析の変動データヘの応用

    北野, 利一, 間瀬, 肇 京都大学防災研究所年報. B 42 (B-2), 369-379, 1999-04-01

    ...主成分解析は, 複雑なデータの特徴を抽出するために工学のあらゆる分野で広く用いられてきている統計処理の1手法である.しかし, 変動データを対象に解析する場合, 従来の研究では, 固有関数が直交するという性質が強調されすぎており, 得られた固有関数の性質が十分に活用されていない.本研究は, 変動データの主成分解析法の特徴を整理するとともに, 複雑なデータを縮約することにより得られる各軸の単変数の固有関数...

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  • 角正方形切断正方形平面回路の固有モードの計算 -モード対応多線条伝送線路等価回路に基づいて-

    平岡, 隆晴, Hiraoka, Takaharu, 田部井, 康, Tabei, Yasushi, 許, 瑞邦, Hsu, Jui-Pang 電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 98 (327), 53-60, 1998-10-16

    ...フォスタ型等価回路を求めるには、平面接合部の固有モード(固有値, 固有関数)を計算する必要がある。ここでは、正方形平面回路の角を正方形にカットした角正方形切断正方形平面回路を取り上げ、この平面回路を幅広・幅狭の導波路の結合と考えると、多線条伝送線路表示の多開口理想変圧器を介した等価回路が得られる。この等価回路に基づいて固有モードを計算したので、その結果を示す。...

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  • 離散的有限フレネル変換の画像処理への応用について

    五十幡, 幸宏, 大坪, 紘一, 青柳, 宣生 全国大会講演論文集 第53回 (人工知能と認知科学), 303-304, 1996-09-04

    ...そこで、本研究としては、離散的有限フレネル変換を行列化し、固有関数によって行列式を展開することから離散的有限フーリエ変換との関係を導き出し、フレネル変換とフーリエ変換とベクトル変換との関係を示す。そして、離散的有限フレネル変換を含む直交変換の総合評価を行う。...

    情報処理学会

  • 波状底面を持つ開水路流れの安定性と河川早瀬の波

    京藤 敏達, 福島 雅紀 土木学会論文集 1996 (539), 69-78, 1996-05-21

    ...Floquet の定理を用いると固有関数として空間概周期的な変動を考慮することができるが, ここでは典型的な水面パターンとして Peak-valley structure および Staggered pattern について議論した. さらに, 河川水辺で観察される漣の振動数を本理論から予測し実測値と比較した....

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  • 円偏波円環マイクロストリップアンテナにおけるインピーダンス整合スタブの動作解析

    石井, 望, 伊藤, 精彦 電子情報通信学会論文誌. B-2, 通信2-無線通信・無線応用 J78-B2 (2), 71-78, 1995-02

    ...が0の状態で動作することができない場合が多い.パッチの周囲に付加した整合スタブによって,この余分なリアクタンス分を相殺する方法が提案されているが,その動作原理について解析的に考察した例は少ない.本論文では,この整合スタブが1点給電型の円偏波円環マイクロストリップアンテナを設計する際に付加される縮退分離用の金属片と形状的に類似していることに着目して,これら二つの金属片ならびに給電ピンの影響について,固有関数展開法...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site 参考文献16件

  • 固有関数展開による分布定数系の折り返し法

    熊澤 典良, 阿部 直人, 嘉納 秀明 計測自動制御学会論文集 31 (10), 1579-1585, 1995

    This paper develops a turn over method for distributed parameter systems that have infinite number of eigenvalues and can be stabilized by an eigen-function expansion technique. The technique has …

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  • 選択的固有関数による矩形板の座屈荷重推定法

    上田 幸雄, 岡田 博雄, 正岡 孝治 関西造船協会誌 223 (0), 133-138, 1995

    This paper proposes an estimating method of buckling strength of rectangular plates subjected to combined in-plane loads. This method uses a few selected eigen-functions for lateral deflection and …

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  • 肱川感潮域における2成層密度流の水理特性

    大橋 行三, SUHARNOTO Yuli 農業土木学会論文集 1994 (174), 83-93,a2, 1994

    The well mixed density flow in tidal river estuary through ebb and flood process during a tidal period includes both many kinds of hydraulic characteristics and unstability problems, because of the …

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  • 造波機によって発生される二次の波について

    経塚 雄策 應用力學研究所所報 68 155-166, 1989-10

    ...波浪中の浮遊式海洋構造物に働く二次の流体力の計算では,物体と自由表面の交点付近での二次の自由表面条件式の特異性を明確にすることが最終的な計算精度の上でも重要である.ここでは,単純化して,二次元造波機問題を固有関数展開法で解き,二次の自由表面条件式の特異性について詳細に調べるとともに,造波運動によって発生される二次の発散波などを計算した....

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  • 複数き裂および周期き裂群をもつ有限板の引張り

    石田 誠, 鶴 秀登 日本機械学会論文集A編 49 (441), 641-645, 1983

    ...複数個のき裂をもつ有限板の問題にうち,対称軸を持つ場合を1個の縁き裂をもつ長方形領域の応力と変位による境界条件の問題として解析した.複素応力関数として半無限長き裂の固有関数展開を用い,合力に基づく境界分割法を用いて展開係数を決定した.数値計算を帯板の片側および両側周期き裂群,両側き裂をもつ長方形板,帯板に一直線上に分布する周期き裂群について,負荷形式として応力形,変位形,集中荷重を用いて行った....

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  • 遷音速および超音速回転翼列に関する非定常揚力面理論 I  じょう乱流場の表現とその性質

    難波 昌伸, 石川 彰彦 日本機械学会論文集B編 48 (430), 988-997, 1982

    ...一様軸流速度の無限長環状ダクト内で変動揚力を受けて作動する遷音速および超音速回転翼列によるじょう乱圧力およびじょう乱速度場の陽的解析解を得た.半径方向音響モード形を表す固有関数系による有限級数展開近似を適用した.その結果,数値計算に適した数学的表現が得られ,さらにじょう乱圧力場が超音速形および亜音速音響モード群に明確に分解され,非定常じょう乱場の三次元的構造が明らかにされた....

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  • 縁き裂を持つ対称な任意有限板のDugdale形塑性域

    石田 誠, 鶴 秀登 日本機械学会論文集A編 48 (432), 1006-1013, 1982

    ...縁き裂を持ち,き裂に関して対称な任意形状の板が任意の対称荷重を受ける場合の,き裂先端に生じるDugdale形塑性域について解析を行った.複素応力関数として半無限長き裂の固有関数進展を用い,合力に基づく境界分割法を用いて展開係数を決定した.数値計算を円板の一様荷重,長方形板の一様荷重,集中引張荷重,台形板の集中引張荷重の問題について行い,塑性域長さ,き裂先端の開口量の結果を図と表にまとめた....

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  • 任意の位置に内部き裂を持つ回転円板の応力拡大係数

    石田 誠 日本機械学会論文集A編 47 (414), 229-234, 1981

    ...解法としては, き裂縁の境界条件を完全に満たす複素応力関数の固有関数展開表示を用い, 外周の境界条件を合力に基づく境界分割法によって満たさせることにより未知係数を定めた. き裂の位置, 方向, 寸法の種々の組合せについて数値計算を, 行い, き裂両端の応力拡大係数を求め, かつこれらに対する便利な計算式を与えた....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • き裂をもつ長方形領域および周期き裂群の種々の問題

    石田 誠, 牛島 憲昭, 岸根 延幸 日本機械学会論文集A編 47 (413), 27-35, 1981

    ...解析はき裂縁自由の条件を満たす固有関数展開を用い, 外周の条件は合力に基づく境界分割法によって処理した. これらによってパラメータの広い範囲で実用上十分正確な応力拡大係数の値が得られた....

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  • 浅水のシヤー不安定に関する研究

    里村 雄彦 気象集誌. 第2輯 59 (1), 148-167, 1981

    ...方程式の確定特異点付近の羃級数の形に解を表現することによって,固有関数と固有値を精度良く求めた。<br>両側に壁がある場合,フルード数が2以上で重力波が不安定になった。フルード数を固定したとき,波数に関して離散的に不安定となる。片側に静止流体が続く場合にはフルード数が1以上で2種の不安定重力波があった。ひとつは壁付近に束縛された波で前の場合の不安定波の変形と解釈される。...

    DOI Web Site 被引用文献4件 参考文献15件

  • 円筒タンクの軸対称自由振動解析

    近藤 尚夫 日本機械学会論文集C編 46 (405), 509-518, 1980

    ...軸対称振動をする円筒タンクの自由振動解析法を展開した.液体の運動は速度ポテンシャルφで表され,円筒の自由表面波の外部問題で用いられる固有関数系が用いられる.円筒殻の軸対称の運動方程式は,外力としてφより計算される変動液圧を作用されて,合成積の定理を用いて積分され,側壁の変位を得る.側壁において流速と振動の半径方向成分が相等しい条件より固有値行列が導かれ,数値的に解かれて固有円振動数などを得る....

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  • ランダムスペクトル

    福島 正俊 日本物理学会誌 34 (2), 153-159, 1979

    ...ランダムなポテンシャルを持つシュレディンガー作用素のスペクトラムが, 1次元の場合, 点スペクトルのみから成ること並びに対応する固有関数が遠方で指数的に減少することに関する最近のMolchanovの仕事を紹介する. このようにして, Mottの問題は数学的に肯定的に解決された. また状態密度関数の漸近挙動に関する目本の確率論学者の仕事にも触れる....

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  • 縁き裂を持つ対称な任意有限板の面内荷重問題

    石田 誠, 今井 良一, 鶴 秀登 日本機械学会論文集A編 45 (395), 743-749, 1979

    ...縁き裂をもち,き裂に関して対照な任意形状の板が任意の対称加重を受ける場合の応力拡大係数を理論的に解析した.複素応力関数として半無限長き裂の固有関数展開を用い合力に基づく境界分割法を用いて未知係数を定めた.既知の結果との比較および,分割数の増大による値の収束性によって本法の高い精度を確かめた.とくに円板と正方形板について外周の種しゅの点に作用する集中加重の応力拡大形数に対する影響関数を求めた....

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  • 成層地盤中の根入れされた基礎構造物の振動特性

    小堀,鐸二, 南井,良一郎, 鈴木,有 土質工学会論文報告集 18 (1), iv-, 1978-03-15

    ...そして, このような展開による解の完備性が無い場合に, 残る垂直根入れ面での連続条件を満たすよう, 固有関数の直交性を適用して原理的に厳密解を得る方法と, 変文法を併用する近似解法の2つを提示している。さらに, 地盤・構造物とも単一の層からなる基本的な層構成の場合について, (1)厳密解が得られるSH波型入力の場合, (2)近似解によるP・SV波型入力の場合の数値解析例が示されている。...

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  • 非同期標本化受信方式に対する最適波形

    田坂, 修二, 安田, 靖彦 電子通信学会論文誌. A / 電子通信学会 J58-A (9), 563-570, 1975-09-20

    ...情報収集用非同期多重通信方式において用いられる非同期標本化受信方式に対する最適波形を求め,そのノンコヒーレント直交信号最適受信方式に対する電力損失量を明らかにしたものである.まず,最適波形を方形波の振幅が非零の区間での方形波に対する誤差エネルギーが最小になる波形(最適波形)と定義して,問題を条件付変分問題として定式化し,最適波形の周波数スペクトルがフレドホルム第2種積分方程式を満足することを示す.そして,その固有関数展開...

    機関リポジトリ Web Site

  • Wigner量子化とGreen関係

    尾崎 正治 素粒子論研究 46 (4), 435-456, 1972

    ...然し著者が前の単磁極と結合する水素原子の問題で示したようにHeisenberg表示でのみ議論は完結しないでSchrodinger表示に移して固有関数を求めるとαのある条件で原点で零になることから任意関数をこの窮関数で展開したとき、原点で一様収束性を失うという条件は苛酷に過ぎるといえる。何故なら水素原子の動径固有関数でも基底状態でない限り原点で零になるので同様の固難を生ずるからである。...

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  • 熱輻射と熱伝導が共存するときの熱伝達

    村川, 勝彌, 梅木, 正二三 山口大学工学部研究報告 14 (1), 13-21, 1964

    ...工業上, 高温度のもとで運転される熱交換装置では熱伝導, 熱伝達, 熱輻射が同時に共存する場合がきわめて多くこの場合の研究開発の必要性に迫られているが, これに関する研究は少なく, また理論的にも, 実験的にも, 非常に困難である.著者らは多層円筒内を高温ガスが流れ円筒内面および, 外部でも熱輻射, 熱伝導, 熱伝達が同時に共存する場合について, グリーン関数, 固有値, 固有関数と積分方程式を使用...

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