検索結果を絞り込む

データ種別

本文・本体へのリンク

検索結果 198 件

  • 1 / 1

  • 妊娠中に発症した急性虫垂炎を契機に診断された虫垂神経内分泌腫瘍の1例

    竹中 俊介, 八木 康道 日本腹部救急医学会雑誌 43 (4), 757-760, 2023-05-31

    <p>神経内分泌腫瘍(neuroendocrine tumor:以下,NET)において虫垂原発はNET全体の約3%と少なく,若年妊婦での発症は非常にまれである。今回,妊娠中の急性虫垂炎を契機に発見された虫垂NETの1例を経験したので報告する。症例は27歳女性,妊娠7週の初産婦で右下腹部痛を主訴に当院を受診した。腹部診察ではMcBurney点に反跳痛を認め,CTで急性虫垂炎と診断した。明らかな腫瘍…

    DOI Web Site 医中誌

  • 消化器内視鏡診療における鎮静の現状~専門医へのアンケート調査~

    林 智之, 加賀谷 尚史, 藤村 隆, 安田 一朗, 金子 周一, 土山 寿志, 北方 秀一, 渡邊 弘之, 平松 活志, 卜部 健, 松田 充, 中本 安成 日本消化器内視鏡学会雑誌 65 (9), 1479-1487, 2023

    <p>北陸地区の鎮静の現状評価のため,専門医が勤務する270医療機関にアンケートを行った.160医療機関(73病院,87診療所)より回答を得られ,上部消化管内視鏡307,628例中38.6%,大腸内視鏡86,034例中25.4%に鎮静が施行された.主に使用する鎮静薬はジアゼパム(52.5~64.1%)がミダゾラム(31.7~43.6%)に比して多かった.過去1年間プロポフォールを使用した施設は1…

    DOI 医中誌

  • がん患者が悪い知らせの受容過程において認識した認定看護師・専門看護師の看護実践

    今方 裕子, 本井 悠子 死の臨床 advpub (0), 2023

    悪い知らせの受容過程における認定看護師・専門看護師の看護実践に関するがん患者の認識を明らかにすることを目的とし,8 名のがん患者に半構成的面接を実施した。質的帰納的に分析した結果,【支えと保証が込められた声かけ】【関心を寄せてタイミングを逃さずに関わる】【つらい時を察知して寄り添い傾聴する】【ありのままの気持ちを肯定する姿勢を示す】【不安や迷いの言語化と明確化を行う】【疑問や不明確な点に誠実に対…

    DOI

  • 口腔環境と高齢者総合的機能評価との関連性

    中村 美紗季, 能崎 晋一 日本外科感染症学会雑誌 19 (2-3), 336-341, 2022-12-29

    <p>この研究は,外科医または内科医によって歯科医および歯科衛生士に専門的な口腔医療(以下,POHC)を目的に紹介された545人の患者に関するレトロスペクティブ研究である。高齢者総合的機能評価(以下,CGA)と入院時の口腔状態との関係を調べた。口腔状態は,EilersとBergerによるOral Assessment …

    DOI

  • 「将来の臨床検査技師像を見据えたアンケート」調査から考える臨床検査技師教育―現状把握を通して―

    山口 孝一, 長屋 聡美, 谷口 容, 關谷 暁子, 山口 良考, 片山 博徳, 長沢 光章, 森下 英理子 医学検査 71 (4), 681-689, 2022-10-25

    <p>日本臨床衛生検査技師会は多様化する医療のニーズに応えるべく,「チーム医療推進に向けた事業展開」を提案している。今回,将来の臨床検査技師像を見据えた教育を行うことで臨床検査技師の更なる発展に貢献するため,アンケート調査を行って教育現場が取り組むべき内容について模索した。アンケートは臨床検査技師および医療従事者を対象とし,グーグルフォームを用いた無記名回答形式で行った。1.満足度は,満足と回答…

    DOI Web Site 医中誌

  • PES法による強固な椎体把持力を利用して整復したDISHを伴う椎体骨折の1例

    下島 康太, 吉岡 克人, 納村 直希, 高田 泰史, 池田 和夫 Journal of Spine Research 13 (7), 987-991, 2022-07-20

    <p><b>はじめに:</b>高齢者のDISHを伴う椎体骨折に対して,強固に椎体を把持できるPES法を用いて,転位した骨折部を整復した1例を報告する.</p><p><b>症例:</b>83歳男性.前後方向に転位をきたしたDISHを伴う第1腰椎の椎体骨折があり,Frankel Bの麻痺を同時に認めた.手術は腹臥位で,PES法を用いてアンカーとなるスクリューを経皮的に設置した.整復位にbending…

    DOI 医中誌

  • ドセタキセルの投与を受けた乳がん患者の下肢浮腫の臨床的特徴に関する後ろ向き観察研究

    今方 裕子, 須釜 淳子, 大桑 麻由美, 萱原 正都, 宗本 将義, 坂倉 喜代美, 山森 ゆみ, 嶽 加奈子, 江戸 稚香子, 大江 真琴 日本創傷・オストミー・失禁管理学会誌 26 (3), 269-277, 2022

    <b>背景</b><BR> 乳がんの患者の浮腫治療は、リンパ節郭清後に発生する上肢のリンパ浮腫に焦点が当てられており、ケアガイドラインも存在している。一方、ドセタキセル関連の浮腫は上肢のみならず下肢にも影響を及ぼすにもかかわらず、患者に十分な浮腫管理がなされていない。本研究の目的は、ドセタキセルによる乳がん患者の下肢浮腫の詳細な特徴について明らかにすることである。<BR><b>方法</b><BR…

    DOI 医中誌

  • 早期に診断,治療し得たcrowned dens syndrome 2症例の経験

    中島 良夫, 村松 直樹, 藤沢 弘範 日本ペインクリニック学会誌 28 (12), 253-257, 2021-12-25

    <p>crowned dens syndrome(CDS)は,急性発症の発熱,頚部痛,頚部の著しい可動域制限,頚椎CTにおける歯突起周囲の石灰化を特徴とするまれな疾患である.今回2症例を経験したので報告する.症例1:70歳,女性.5日間続く頚部痛,頚部運動制限,発熱を主訴に来院.血液データでWBC,CRPは上昇しており,頚椎CTで歯突起周囲の靱帯の石灰化を認めCDSと診断した.NSAIDsを投与…

    DOI 医中誌

  • 嗄声を契機とした縦隔リンパ節EUS-FNAが診断に有用であった表在型食道癌ESD後再発の1例

    高山 秀雄, 小村 卓也, 吉尾 隆利, 柳 昌宏, 西野 美智子, 織田 典明, 西川 昌志, 加賀谷 尚史, 川島 篤弘, 鵜浦 雅志 日本消化器病学会雑誌 118 (3), 264-271, 2021-03-10

    <p>81歳男性.表在型食道癌ESDを施行,深達度T1b-SM1であったため慎重に経過観察,2カ月後に嗄声が出現,特発性声帯麻痺と診断された.10カ月後のCTで縦隔リンパ節の腫大を認めた.CT画像を再構築し,EUS像を十分に確認,EUS-FNAを施行し,病理学的に食道癌縦隔リンパ節転移と診断した.積極的かつ慎重なEUS-FNAにより,嗄声は食道癌リンパ節再発による反回神経麻痺と診断し得た貴重な1…

    DOI PubMed 医中誌

  • Interparietal hernia嚢を有した外鼠径ヘルニアの1例

    加納 俊輔, 牧田 直樹, 宗本 将義, 八木 康道, 大西 一朗, 萱原 正都 日本臨床外科学会雑誌 82 (8), 1612-1616, 2021

    <p>症例は77歳,男性.左鼠径ヘルニアおよび左Spigelianヘルニアが疑われ,精査加療目的に当科紹介となった.術前CTでinterparietal hernia嚢を有した外鼠径ヘルニアの診断に至り,腹腔鏡下手術の方針とした.術中所見もCTと相違無く,腹腔内所見から定型的な腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術で対応可能と判断した.鼠径部interparietal …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 脳出血の保存療法中に非閉塞性腸管虚血 (NOMI) を発症した1例

    中島 良夫, 大石 正博, 土屋 勝裕, 藤沢 弘範, 大西 一朗, 川島 篤弘, 南 麻紀子 Japanese Journal of Neurosurgery 30 (4), 313-319, 2021

    <p> 78歳男性, 精神科入院中に左視床出血を発症し当科へ転科した. 転科後不明熱が続き, 脳出血発症14日目に上部消化管出血を併発し, 19日目に腹部膨満, 嘔吐後ショック状態となった. 腹部造影CTで非閉塞性腸管虚血 (NOMI) を疑い, 緊急開腹手術で壊死した小腸を切除し小腸の端々吻合を行った. 術中および病理所見よりNOMIと診断した. 手術後36日目に経口摂取可能となり, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • 消極的縮小手術として楔状切除を施行した原発性肺癌症例の検討

    太田 安彦, 懸川 誠一, 北 俊之, 南麻 紀子, 川島 篤弘 肺癌 60 (7), 951-957, 2020-12-20

    <p><b>目的.</b>原発性肺癌の縮小手術として楔状切除(以下WR)はしばしば用いられているが,その適応はなお不明確である.消極的縮小手術としてのWRの治療成績を検討した.<b>方法.</b>2007年4月より2020年3月までに原発性肺癌に対して消極的縮小手術としてWRが施行された93例を対象とし,その外科治療成績を検討した.<b>結果.</b>完全切除は84例(90.3%)に施行し得た.…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献29件

  • 血管内治療の適応と限界:SVSガイドラインから浅大腿動脈病変

    笠島 史成, 松本 康, 川上 健吾, 遠藤 將光 日本血管外科学会雑誌 29 (5), 337-345, 2020-10-22

    <p>浅大腿動脈(superficial femoral artery; SFA)における末梢動脈疾患(peripheral arterial disease; PAD)は複雑な病変を呈することが多く,血管内治療(endovascular treatment; EVT)の成績は不良であったが,近年の治療手技やデバイスの発達によって,ほぼ全例で初期成功が得られるようになり,遠隔期成績も改善されてき…

    DOI 医中誌

  • 2度のカテーテルアブレーションでは困難であった洞調律維持が胸腔鏡下左心耳切除後に可能となった持続性心房細動の1例

    山本 篤, 安達 永里子, 新庄 祐介, 中川 陽一郎, 岡部 佳孝, 加藤 千恵子, 小見 亘, 佐伯 隆広, 懸川 誠一, 笠島 史成, 松本 康, 阪上 学 心臓 52 (9), 1049-1054, 2020-09-15

    <p> 症例は65歳の男性.2016年某月10年以上持続している心房細動に対しカテーテルアブレーション治療希望あり紹介.同年両側肺静脈電気的隔離および左房後壁隔離術を実施し電気的除細動で洞調律に復したが,翌日には再発した.ベプリジル100 mg追加し数カ月経過観察したが無効であった.2017年某月2度目のアブレーションを実施(ベプリジル併用).肺静脈の電気的隔離は既完成であり,電位残存の後壁再焼…

    DOI 医中誌

  • HPV関連中咽頭癌の発癌・臨床像におけるAPOBECの役割

    加納 亮, 近藤 悟, 吉崎 智一 頭頸部癌 46 (1), 18-21, 2020

    近年,ヒト乳頭腫ウイルス (HPV)は,中咽頭癌の発癌ウイルスとして注目されている。しかし,中咽頭癌におけるHPVの発癌機構・HPVと臨床像との関連性は不明である。<br>同じHPV発癌である子宮頸癌では,HPVが子宮頸部上皮細胞に持続感染し,HPVがコードする2つの癌タンパク質E6/E7が,癌抑制遺伝子であるp53/Rbをそれぞれ不活化することで異常増殖細胞が生じ,HPVゲノムが宿主ゲノムに組…

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 胃穿破をきたし膵全摘を施行したIPMNの1例

    萱原 正都, 大西 一朗, 川島 篤弘, 牧田 直樹, 武居 亮平, 八木 康道 膵臓 33 (2), 149-158, 2018-04-25

    <p>症例は72歳,女性.2002年に主膵管型IPMNと診断される.201X年Y月に胃背側の腹部腫瘤精査がなされ,胃穿破を伴う主膵管型IPMNの診断で当科に入院となる.本症例では2005年から経年的にMPD拡張の進行がみられたが2013年にはやや改善していた.201X年Y+2月に膵全摘+胃部分切除術による根治切除を施行した.最終診断はIPMC,Phbt,TS4(主膵管型15.5cm)(浸潤部位1…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 全身型若年性特発性関節炎の初発時の検査の考察 〜専門家へのアンケート調査を踏まえて

    本田 尭, 金子 詩子, 鳥羽山 寿子, 木内 善太郎, 伊良部 仁 小児リウマチ 9 (1), 10-15, 2018

    全身型若年性特発性関節炎(s-JIA)の診断において疾患特異的な検査所見はなく,初発時には他 疾患の鑑別のために各種検査が検討される.小児リウマチ学会主催の第5 回小児リウマチ研修会 における研修課題の一環として,講師として参加した17名の小児リウマチ領域の専門医に初発時 に施行する検査について,実施状況をアンケート調査した.骨髄検査は82%の専門医が積極的に …

    DOI Web Site

  • 糖尿病足病変で入院加療した患者の実態と生命予後に影響する因子の解明

    栗田 征一郎, 金森 岳広, 石倉 和秀, 長岡 匡 糖尿病 61 (1), 1-8, 2018

    <p>【目的】糖尿病足病変患者の実態を調査し,生命予後および生命予後に影響する因子を解明する.【方法】調査1:2008/1~2009/12に糖尿病足病変で当院に入院した患者の実態を調査した.調査2:2014/5時点の調査1の患者の現状を調査した.【結果】調査1から2の間に足病変再発70 %,心疾患や脳卒中での入院を30 %,10 %認めた.1,3,5年生存率,75 %,65 %,55 …

    DOI 医中誌

  • 右頭頂葉内側の脳梗塞早期に左へのbody lateropulsionを呈した1例

    高松 篤, 坂尻 顕一, 新田 永俊 臨床神経学 58 (7), 451-455, 2018

    <p>症例は68歳,右利き女性.立位困難を主訴に当院に救急搬送された.極軽度の左片麻痺のみで協調運動障害や感覚障害を認めず,開眼閉脚立位や開眼足踏みで左方へのbody lateropulsion(BL)がみられた.脳MRIと頭部3D-CTアンギオグラフィーから右前大脳動脈解離に伴う右後部帯状回と右楔前部の脳梗塞と診断した.アルガトロバンとエダラボンの点滴静注を開始し,第5病日にクロピドグレル内服…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献13件

  • NECO95Jプロトコールに準じた治療を行い良好な経過が得られた高悪性度上顎骨肉腫の1例

    長汐 沙千穂, 鎌田 孝広, 栗田 浩, 能崎 晋一 日本口腔腫瘍学会誌 29 (2), 37-44, 2017

    顎骨に生じる骨肉腫はいまだに治療法が定まっていない。骨肉腫の新補助化学療法治療プロトコール(NECO95J)は日本で開発され,評価された治療プロトコールでその有効性はすでに報告されている。今回われわれは,NECO95Jプロトコールに準じて治療を行った組織学的に高悪性の上顎骨肉腫の1例について報告する。<br>52歳の男性が左側硬口蓋の腫れと痛みの治療を求めてわれわれの病院を訪れた。左側硬口蓋に比…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献27件

  • IgG4関連動脈疾患

    笠島 史成, 川上 健吾, 松本 康, 遠藤 將光, 笠島 里美, 川島 篤弘 日本血管外科学会雑誌 26 (2), 129-134, 2017

    <p>IgG4関連疾患(IgG4-RD)は,血清IgG4高値,病変組織の著明なIgG4陽性形質細胞浸潤と線維増生を特徴とする原因不明の全身性疾患である.著者らは2008年に炎症性腹部大動脈瘤(IAAA)の一部がIgG4-RDであることを報告し,血管病変の存在が明らかとなった.IgG4関連動脈疾患は,大動脈や,中型動脈(大動脈の1~2次分枝)に好発し,大動脈や腸骨動脈では瘤化を伴うことも多い.通常…

    DOI 医中誌

  • 十二指腸癌術後感染を契機に発症した後天性血友病Aの1例

    牧田 直樹, 萱原 正都, 材木 良輔, 武居 亮平, 八木 康道, 大西 一朗 日本臨床外科学会雑誌 78 (9), 1962-1967, 2017

    症例は75歳,男性.十二指腸癌に対し亜全胃温存膵頭十二指腸切除術を施行した.術後48日目に高度貧血を認め,内視鏡検査では食道粘膜の出血を認め止血処置を行った.術後53日目に右下腹部に手拳大の硬結を触知し,CT検査にて右後腹膜血腫を認めた.術後59日目には右足関節に皮下血腫,術後65日目には更なる貧血の進行,CT検査では左臀部から股関節周囲に新たな血腫を認めた.同日の凝固系検査ではAPTT …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 腹腔鏡内視鏡合同手術で切除し確定診断した胃原発濾胞性リンパ腫の1例

    清家 拓哉, 稲邑 克久, 奥野 のり子, 浅海 吉傑, 高田 佳子, 岡村 利之, 又野 禎也, 寺畑 信太郎, 酒徳 光明, 河合 博志 日本消化器病学会雑誌 114 (11), 1996-2004, 2017

    <p>症例は70歳代女性.<i>H. pylori</i>感染を背景とした隆起型MALTリンパ腫の診断で除菌治療を施行したが,粘膜下腫瘍様隆起性病変は残存した.1年後にボーリング生検を施行し胃原発濾胞性リンパ腫と診断した.しかし陽電子放出断層撮影検査でFDGの高度集積を認め,びまん性大細胞型B細胞リンパ腫への悪性転化を除外できず,腹腔鏡内視鏡合同手術で切除し,最終的に胃原発濾胞性リンパ腫と確定診…

    DOI PubMed 医中誌

  • 多発肺癌の臨床像,外科治療,治療成績に関する検討

    太田 安彦, 上村 良一, 北 俊之, 鈴木 光隆, 新屋 智之, 川島 篤弘 日本呼吸器外科学会雑誌 31 (2), 134-140, 2017

    <p>多発肺癌の臨床像と治療成績につき自験例をもとに検討を行った.2007年1月から2014年12月までに,第1肺癌手術後に第2肺癌に対して何らかの治療が行われた多発肺癌16例を対象とした.第2肺癌に対する外科的切除は8例に施行され,残り8例には放射線治療が選択された.第3肺癌の発生は8例に認めた.第1肺癌16例に選択された術式は肺葉切除(葉切)12例,肺部分切除(部切)3例,肺区域切除(区切)…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献23件

  • 小唾液腺由来と考えられる唾液腺癌の3例

    丸川 浩平, 小峰 梨果, 能﨑 晋一 日本口腔診断学会雑誌 30 (3), 263-268, 2017

    Salivary gland tumors derived from minor salivary glands are relatively rare, but it is often difficult to distinguish between benign or malignant. Also, in the case of malignant tumor, treatment …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献11件

  • 健常成人に発症した脾梗塞と食道潰瘍をともなったサイトメガロウイルス感染症の1例

    清水 吉晃, 小村 卓也, 清家 拓哉, 中井 亮太郎, 大村 仁志, 加賀谷 尚史, 太田 肇, 笠島 里美, 川島 篤弘, 鵜浦 雅志 日本消化器病学会雑誌 114 (7), 1269-1276, 2017

    <p>症例は37歳男性.遷延する発熱と肝障害出現のため当院紹介,精査加療目的に入院となった.サイトメガロウイルス(CMV)初感染と診断し,スクリーニングの腹部造影CTで肝炎の所見および脾梗塞,上部消化管内視鏡検査で食道潰瘍を認めた.健常成人であり対症療法のみで加療し,いずれも経過で改善を確認した.健常成人に発症したCMV感染にともなった脾梗塞および食道潰瘍はまれであるが,念頭におくべき合併症と考…

    DOI PubMed 医中誌

  • 急速な増大を認めた成人男性における巨大後腹膜成熟奇形腫の1切除例

    清家 拓哉, 加賀谷 尚史, 小村 卓也, 中井 亮太郎, 清水 吉晃, 大村 仁志, 太田 肇, 大山 繁和, 川島 篤弘, 鵜浦 雅志 日本消化器病学会雑誌 114 (6), 1008-1014, 2017

    <p>症例は40歳代男性.腹部膨満感を主訴に当院受診.腹部画像検査で脂肪成分や石灰化成分を含む径33cm大の腹腔内腫瘤を認めた.経過より急激な増大を認め,悪性度の高い脂肪肉腫を疑い当院外科にて切除した.摘出標本は40cm大で囊胞を主体とする成熟した腸管成分,骨髄や脂肪成分を含み後腹膜奇形腫と診断した.囊胞内は成熟した腸管粘膜で覆われ,囊胞内の貯留物の増加により急激な増大を認めたと考えられた.</…

    DOI PubMed 医中誌

  • 80歳以上高齢者肺癌の外科治療成績

    太田 安彦, 上村 良一, 北 俊之, 鈴木 光隆, 植田 文明, 新屋 智之, 牧田 伸三 肺癌 56 (7), 1012-1016, 2016

    <p><b>目的.</b>80歳以上高齢者肺癌の外科治療成績につき検討を行った.<b>方法.</b>包括的呼吸リハビリテーションを導入し,2007年1月より2014年12月までに80歳以上高齢者肺癌31症例に手術を施行した.外科治療成績につき検討を行った.<b>結果.</b>手術術式は肺部分切除(部切)18例,肺葉切除(葉切)12例,区域切除(区切)1例であった.合併症の発生は6例(19.4%)…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献11件

  • <i>Clostridium difficile</i>感染症に対する診断および治療標準化の有用性に関する検討

    丸川 洋平, 小村 卓也, 加賀谷 尚史, 太田 肇, 鵜浦 雅志 日本消化器病学会雑誌 113 (8), 1386-1392, 2016

    <p><i>Clostridium difficile</i>感染症(CDI)に対してメトロニダゾールが承認され,CDIに対する診療の標準化を行うために診断・治療アルゴリズムを導入し,その有用性を検討した.対象は2011年10月から2013年9月までに診断したCDI 66症例で,標準化前を前期群37例,標準化後を後期群29例とし,後方視的に比較検討を行った.後期群の全例で診断に抗原・毒素検出キッ…

    DOI PubMed 医中誌

  • 両側中間部ぶどう膜炎を合併した多発性硬化症の1例

    中野 博人, 坂尻 顕一, 新田 永俊, 長田 敦, 高橋 利幸 臨床神経学 55 (10), 716-721, 2015

    患者は20歳女性.左眼の視力低下で発症し,眼科で左球後視神経炎を伴う両側中間部ぶどう膜炎を指摘された.MRIで両側側脳室周囲白質や脳梁膨大部,延髄,胸髄に非造影無症候性多発病変を認め,左視神経は腫大しており,当初は両側中間部ぶどう膜炎を伴った球後視神経炎と診断した.ステロイド治療にて左視力やぶどう膜炎は改善し,脳MRIで左視神経の腫大も軽快した.経口プレドニゾロン治療継続約1年後に脳MRIで新規…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献17件

  • 胆嚢癌との鑑別が困難であった孤立性IgG4関連胆嚢炎の1例

    山口 貴久, 萱原 正都, 古河 浩之, 佐藤 就厚, 大西 一朗, 大山 繁和, 笠島 里美, 川島 篤弘 日本臨床外科学会雑誌 76 (12), 3042-3046, 2015

    症例は50歳,男性.心窩部痛を主訴に当院を受診した.腹部US検査にて胆嚢体部に扁平な高エコーの隆起性病変を認めた.造影CTにて胆嚢体部から底部にかけて,びまん性の壁肥厚を認めた.PET-CTでは胆嚢底部にSUVmax 2.9の淡い集積を認めた.MRIでは拡散強調画像にて胆嚢に高信号を認めた.胆嚢癌を否定できず開腹胆嚢摘出術を行った.胆嚢壁はびまん性に肥厚しており,病理組織学的検査では悪性所見はな…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献8件

  • 血液透析導入5ヶ月後に対麻痺で急性発症した頸髄硬膜外β2-microglobulinアミロイドーマの1例

    新田 永俊, 坂尻 顕一, 川島 篤弘 臨床神経学 55 (9), 646-650, 2015

    症例は66歳の男性である.7年前に高血圧と腎障害を指摘され,5ヶ月前に腎硬化症による慢性腎不全にて血液透析が開始された.1週間前よりふらつき,胸部以下の感覚鈍麻,排尿障害が出現し,2日前より歩行不能となった.頸椎MRIでC7レベルにT<sub>1</sub>強調画像にて低信号,T<sub>2</sub>強調画像にて周囲が低信号,内部が低信号と高信号の混在した腫瘍性病変をみとめ,腫瘍は病理学的にβ…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献20件

  • 胆管穿破を来したIPMNの1例―胆道分離バイパスの工夫―

    萱原 正都, 大西 一朗, 中川原 寿俊, 北川 裕久, 太田 哲生 胆道 28 (5), 794-799, 2014

    膵管内乳頭粘液腫瘍(以下IPMN)は稀に胆管に穿破することがある.手術手技の工夫により5年間良好なQOLを維持できた症例を経験したので報告する.症例は76歳,男性.48歳時に胃切除と62歳時に急性膵炎の既往がある.平成10年に主膵管型IPMNの診断がなされ,平成20年10月に閉塞性黄疸と敗血症性ショックで入院となる.内視鏡的胆道ドレナージは大量の粘液のため功を奏せず,緊急PTBDを施行した.頻回…

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • 腹腔内再発病変に対し外科的切除を行った炎症性筋線維芽細胞性腫瘍の1例

    山口 紫, 大西 一朗, 古河 浩之, 森田 晃彦, 大山 繁和, 萱原 正都, 川島 篤弘 日本臨床外科学会雑誌 75 (6), 1735-1738, 2014

    症例は65歳,女性.右下腹部腫脹にて当科を受診した.腹部造影CTでは上行結腸に7cm大,右腸腰筋表面に4cm大の腫瘤形成と傍大動脈周囲リンパ節腫脹を認めた.下部消化管内視鏡検査では上行結腸に粘膜下腫瘤様の隆起を認めるのみであった.悪性リンパ腫または壁外発育性の上行結腸癌を疑い,右半結腸切除術を施行した.病理組織学的検査では紡錘形・多角形の腫瘍細胞が炎症細胞の高度な浸潤を伴って増生し,炎症性筋線維…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 関節固定期間中の可動域運動が関節軟骨に与える影響

    清川 翔仁, 細 正博, 松崎 太郎, 池田 亜未, 酒井 翔大 理学療法学Supplement 2013 (0), 1485-, 2014

    【はじめに,目的】関節拘縮は不動により惹起され,関節固定に伴う拘縮には筋,関節構成体,軟部組織が複合していると考えられる。拘縮に伴う関節構成体の組織学的変化と,これに対する種々の治療による効果については,先行研究により明らかにされつつある。しかし,関節固定期間中に,他動的運動による介入を行った場合についての検討は見当たらない。そこで本研究では創外固定によるラット膝関節拘縮モデルを用い,固定期間中…

    DOI 医中誌

  • シクロスポリンA(CyA)の内服方法の変更で寛解に至ったネフローゼ症候群の1 例

    井上 なつみ, 山宮 麻里, 田崎 優子, 石川 さやか, 篠崎 絵里, 上野 和之, 横山 忠史, 前田 文恵, 千田 裕美, 井上 巳香, 清水 正樹, 前馬 秀昭, 酒詰 忍, 太田 和秀 日本小児腎臓病学会雑誌 27 (2), 137-140, 2014

    シクロスポリンA(Cyclosporine A; CyA)の内服法の変更を徹底することで寛解維持が可能となったネフローゼ症候群(巣状糸球体硬化症)の症例を経験した。症例は12歳女児,7 歳時にネフローゼ症候群を発症し,他院でプレドニゾロン,CyA にて治療されていたが,再発を繰り返し完全寛解に至らず当院へ紹介された。CyA は,前医でも血中濃度を定期的に測定され,7.7 mg/kg 分2 …

    DOI 医中誌 参考文献4件

  • 重症心身障害児(者)における低カルニチン血症のリスク管理

    脇坂 晃子 日本重症心身障害学会誌 39 (2), 218-218, 2014

    ...略歴 1996年 旭川医科大学卒業 1996年 金沢大学医学部小児科入局 2004年 国立病院機構金沢医療センター小児科 2006年 金沢大学大学院医学部医学科卒業 2008年 国立病院機構医王病院小児科専門医;日本小児神経学会専門医、日本小児科学会専門医...

    DOI 医中誌

  • 有茎性腫瘤を呈した Clear Cell Basal Cell Carcinoma の 1 例

    竹内 明子, 西島 千博, 川島 篤弘, 稲沖 真 西日本皮膚科 75 (3), 224-226, 2013

    96 歳,女性。約 7 年前に生じ徐々に増大した右鼠径部の皮膚結節を主訴に受診した。初診時,右鼠径部に 4.5×3.5 cm のゴム様硬,淡紅色の有茎性腫瘤がみられた。腫瘍の切除標本では真皮全層にわたり腫瘍胞巣がみられ,多くの部分では胞巣は基底細胞様の異型細胞からなり,最外層では細胞の柵状配列がみられ,周囲の間質との間に裂隙を形成していた。腫瘍胞巣の一部は明澄な細胞からなり,辺縁部では明瞭な基底…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • <b>リモート SDV による治験効率化の実態と今後への期待</b>

    山谷 明正, 井上 和紀, 望月 恭子, 森 奈海子, 笹浪 和秀, 肥田木 康彦, 安永 昇司, 北川 雅一, 榎本 有希子, 氏原 淳 臨床薬理 44 (1), 47-52, 2013

    <b>Background:</b> We conducted a questionnaire survey on clinical research associates (CRAs) of pharmaceutical companies and contract research organizations (CROs) to investigate the current status …

    DOI 参考文献1件

  • 心膜と肋間筋弁を用いて気管支断端パッチ閉鎖術を施行した肺癌の1例

    太田 安彦, 鈴木 光隆, 常塚 宣男 気管支学 34 (2), 144-147, 2012

    背景.気管支レベルでのパッチ閉鎖術の報告は極めて少ない.症例.67歳.男性.左肺下葉に5cm大の腫瘤陰影を認め,気管支鏡下生検にて腺癌の診断が得られた.葉気管間および気管支周囲リンパ節に転移がみられ,下葉支から上・下幹分岐部に浸潤を認めた.下葉切除と徹底したリンパ節郭清を行った後,気管支を形成・トリミングし心膜を用いたパッチ閉鎖と有茎肋間筋弁による被覆を施行した.術後は合併症なく順調に経過し,術…

    DOI 医中誌 参考文献11件

  • ヒューマンエラー・マネジメント(HEM)セルフチェックシートを用いた医療安全活動の評価

    伊藤 眞奈美, 田中 滋己, 山本 初実 日本医療マネジメント学会雑誌 12 (1), 19-24, 2011-05-01

    <p> 医療安全活動では、現状を把握することによって施設の問題点や課題を明らかにしながら、適切な対策を立て実行していく必要がある。今回われわれは、医療安全活動の浸透度や組織の活動状態・問題点を評価できるヒューマンエラー・マネジメントセルフチェックシート(HEMシート)を用いて全職員の医療安全に対する知識や活動を評価した。HEMシートは基本概念、雰囲気、チェック体制、事故調査、再発防止、予防体制、…

    DOI Web Site 医中誌

  • 右淡蒼球外節に限局した脳梗塞発症後にヘミパーキンソニズムを呈した1例

    廣田 尚美, 坂尻 顕一, 新田 永俊, 小室 龍太郎 臨床神経学 51 (3), 215-218, 2011

    症例は76歳の女性である.3カ月前に不眠に対し抗うつ薬と睡眠薬を投与された.その際の頭部MRIで基底核病変はなかった.1カ月前から左手の振戦,動作緩慢,ふらつきが出現し,当科を初診した.頸部,左上下肢の筋固縮,左手の巧緻運動障害と動作時振戦,歩行時の左手の振りの減少をみとめた.MIBG心筋シンチグラフィの心/縦隔比は正常で,頭部MRIで右淡蒼球外節に脳梗塞をみとめた.薬剤性パーキンソニズムをうた…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献20件

  • IgG4関連動脈周囲炎;心血管領域における新しい疾患概念

    松本 康, 笠島 里美, 川島 篤弘, 遠藤 将光, 川上 健吾, 笠島 史成, 西田 佑児, 全 陽 心臓 42 (4), 458-469, 2010

    目的:種々の臓器に起こる特発性硬化性病変(immunoglobulinG4;IgG4)関連硬化性疾患が注目されているが,心血管領域における新しい疾患概念として,炎症性腹部大動脈瘤と診断した症例の中にもIgG4関連硬化性疾患と考える病態が存在する可能性を評価する.<BR>方法:手術時の切除標本から,炎症性腹部大動脈瘤と診断された23例と,同時期の動脈硬化性腹部大動脈瘤40例を対象とし,基礎疾患や動…

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 怠薬にて慢性腎不全となってしまった重症ループス腎炎の1例

    太田 和秀, 千田 裕美, 井上 巳香, 水野 和徳, 酒詰 忍, 林 美里, 吉村 光弘, 横山 忠史, 清水 正樹, 谷内江 昭宏 小児リウマチ 3 (2), 93-97, 2010

    症例は,2005年4月発症の全身|生エリテマトーデス(SLE)の15歳女子である.腎組織は,当初か らISN/RPS分類:IV-G(A)と重症であった.前医にて,経ロステロイド剤,メチルプレドニゾロン・ パルス療法,シクロホスファミド・パルス療法,免疫抑制剤(ミゾリビンおよびシクロスポリン)など にて治療が施行されていた.しかし,腎炎は軽快することなくネフローゼ状態が持続し,軽度の腎機 …

    DOI

  • 肩関節周囲炎の夜間痛に自己牽引が有効であった一症例

    出口 恭代, 松田 崇, 神野 俊介, 坂本 典子, 蕨野 博明, 真木 徹, 廣田 智也 東海北陸理学療法学術大会誌 25 (0), 107-107, 2009

    【はじめに】肩関節周囲炎は、有痛性の可動域制限と夜間痛が特徴である。今回、自己牽引で夜間痛を軽減できた症例を経験したので報告する。<BR> 【症例提示】60歳代男性。3年前に利き手の右肩痛を自覚、1年前より夜間痛が発生、運動時痛も悪化し整形外科を受診された。右肩関節周囲炎と診断され関節注射を受けたが軽減せず、半年後理学療法(以下PT)処方された。初期評価時は、夜間痛が毎晩生じ睡眠が中断され、腕を…

    DOI 医中誌

  • 小児救急をめぐる諸問題(2)2交代勤務制導入による小児救急医療への取り組みの現状と課題

    奥田 則彦 医療 62 (1), 27-30, 2008

    小児救急医療の現場では小児科医師不足, 基幹病院への小児救急患者集中による医師疲弊化など医療者側から多くの問題点が指摘されている. また, 近年少子化, 核家族化など社会環境の変化による育児不安の増強が社会問題となり, 小児救急は育児支援の一環としての役割も強調されるようになり, 現在救急の現場はさまざまな場面で困惑を呈している.<br>このような中で, …

    DOI

  • 強化インスリン療法の基礎インスリンをNPHからグラルギンに変更した症例の検討

    宮川 慶子, 長岡 匡, 山本 吉章, 土山 奈央美, 能登 裕 糖尿病 50 (1), 41-46, 2007

    強化インスリン療法中で基礎インスリンをグラルギンに変更したインスリン依存状態の糖尿病患者14例について,変更後48週における臨床効果を検討した.同時に低血糖の頻度についても調査した.対象患者のHbA<sub>1</sub>cは9.2±1.0%で4∼8週にかけて有意に低下し,48週後は8.5±0.9%であった.総インスリン投与量は30.6±8.7 …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献5件

  • 静脈性胸郭出口症候群の1例

    遠藤 将光, 守屋 真紀雄, 笠島 史成, 川上 健吾, 松本 康, 佐々木 久雄 静脈学 18 (5), 277-281, 2007

    <p>症例は17歳男性,小学校時代から野球に親しんできた高校野球部の投手で,2001年6月,試合翌日に右上肢の腫脹とチアノーゼ・疼痛を訴え近医より当院紹介となった.初診時,右上肢の腫脹・チアノーゼと右肩から前胸部にかけて表在静脈の怒張を認め,超音波検査で右鎖骨下静脈から腋窟静脈内血栓を認めたため入院となった.まず保存療法を施行,2週問後に鎮骨下静脈狭窄に対して血管形成を行い退院した.しかし,2週…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献15件

  • 肺原発多形癌の2例

    田村 昌也, 道場 昭太郎, 舩木 康二郎, 佐々木 省三, 道輪 良男, 黒阪 慶幸, 竹川 茂, 桐山 正人, 小島 靖彦, 北 俊之 胸部外科 59 (7), 585-589, 2006-07-01

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 脳動脈瘤に対する低侵襲手術

    池田 清延, 正印 克夫, 赤池 秀一 脳卒中の外科 34 (3), 167-177, 2006

    The use of the minimally invasive procedures in neurosurgery significantly reduces perioperative morbidity. We present some experiences of minimally invasive surgeries for intracranial aneurysms. …

    DOI 医中誌 参考文献84件

  • 病理学的に偽中皮腫性発育を示した肺腺癌の1剖検例

    丹保 裕一, 北 俊之, 木部 佳紀, 笠原 寿郎, 藤村 政樹, 中尾 眞二 肺癌 46 (2), 145-150, 2006

    <b>背景</b>.偽中皮腫性肺癌(pseudomesotheliomatous carcinoma of the lung:PMCL)は,臓側胸膜へのびまん性浸潤を特徴とし,組織学的に末梢性肺癌であることが確認されるものと定義される.今回我々はPMCLと診断した1剖検例を経験したので報告する.<b>症例</b>.71歳男性.2003年5月右胸痛,呼吸困難を主訴に外来受診し,胸部単純写真にて右側…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献21件

  • 政策医療ネットワーク施設における内分泌疾患診療の標準化に関する研究

    田上 哲也, 臼井 健, 島津 章, 葛谷 英嗣, 成瀬 光栄, 海瀬 和郎, 小山 一憲, 大石 明, 金子 光太郎, 宇治原 誠, 山家 由子, 能登 裕, 末吉 泰信, 東堂 龍平, 大石 徹也, 尾山 秀樹, 小出 純子, 守分 正, 山崎 弘子, 野間 興二, 西庄 かほる, 平松 真祐, 小河 淳, 木村 博典, 後藤 嘉樹, 深澤 洋, 影山 洋, 西村 元伸, 勝又 規行, 堀川 玲子, 大星 隆司, 篠原 一仁, 岡嶋 泰一郎, 東 輝一朗 医療 59 (1), 8-12, 2005

    It is difficult to accumulate enough clinical experience in endocrine diseases at one institute, because endocrine diseases deal with many different target organs such as pituitary, thyroid, …

    DOI Web Site 医中誌

  • 1 / 1
ページトップへ