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検索結果 1,891 件

  • CNC自動旋盤による摩擦圧接に関する研究

    田中 秀岳, 山本 大雅, 北風 絢子, 鈴木 敏之, 中谷 尊一 精密工学会誌 89 (8), 648-653, 2023-08-05

    <p>The Swiss-type automatic lathe is designed to produce small-diameter and long rods with high accuracy and efficiency. However, its unique mechanism causes the disadvantage of a large amount of …

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 鋼板接着で補強されたGFRP板の高力ボルト継手に関する引張試験

    小野寺 諒, 中村 一史, 小林 拳祐, 花村 光一, 新倉 利之 土木学会論文集 79 (14), n/a-, 2023

    ...<p> GFRP板の継手耐力は,GFRPの支圧強度,せん断強度に依存し,それらの強度は鋼に比べて相対的に小さいことから,GFRPの継手耐力も小さくなり,GFRP板と鋼板の継手における設計上の課題となっている.そこで,GFRP板と鋼板の接合部の継手耐力を向上させる方法として,鋼板接着で補強されたGFRP板の鋼添接板による接合方法を考案し,高力ボルトを用いた支圧接合・摩擦接合を,ボルト列数(1,2列)を...

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  • 圧力制御通電圧接法による鋳鉄とステンレス鋼の異材接合

    小倉 卓哉, 森貞 好昭, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2023s (0), 110-111, 2023

    ...しかしながら、溶融溶接を用いた場合は接合界面に共晶炭化物が生成し、また摩擦攪拌接合や摩擦圧接を用いた場合は黒鉛変形層が形成され、これらが継手強度を低下させる。そこで本研究では、優れた機械的特性を有する鋳鉄/ステンレス鋼異材継手を形成させることを目的とし、圧力制御通電圧接法の適用を検討した。...

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  • 阿蘇カルデラが局地風「まつぼり風」に及ぼす影響

    浅野 裕樹, 日下 博幸 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 161-, 2023

    ...まつぼり風は低気圧接近時に吹走するタイプと高気圧に覆われた夜間に吹走するタイプがあることが知られている。本研究では低気圧型を対象とする。熊本平野の東側には阿蘇山があり、まつぼり風の吹走に重要な役割を果たしていると考えられている。阿蘇山は、阿蘇カルデラ、外輪山、立野峡谷、中央火口丘からなる。...

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  • 純Tiを挿入材としたA7075 とS15CK との摩擦圧接でのアプセット圧力の検討

    亀井 凜大朗, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 284-285, 2023

    ...A7075とS15CKの直接摩擦圧接ではA7075側にバリ割れが生じ,良好な継手を得ることが困難であるため,純Tiを挿入材としてアプセット圧力を種々変化させ接合を行った.その結果,アプセット圧力400MPaの時に最も高い引張強さを得ることができた.しかし,S15CKの母材部分が破断するような継手を得ることができなかったため,挿入材形状を検討する必要があることが分かった....

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  • 摩擦スタッドリベット締結法と高強度アルミニウム合金への適用

    生田 修一, 前田 将克 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 274-275, 2023

    ...近年普及している機械的締結であるセルフピアシングリベット(SPR)には,リベットの製造コストや高強度材料に対して座屈する点がデメリットとして挙げられる.そこで摩擦圧接とリベット接合法を組み合わせた技術である摩擦スタッドリベット締結法(FSR)を提案する.本研究では航空機に適用することを想定し,リベット材としてA2024,板材はA7075を用いてFSRを行い,得られた継手の評価を行う....

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  • A5052 とSS400 とのA5052 挿入材を介した摩擦スタッド継手の作製と継手性能改善の検討

    鈴木 柊丞, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 276-277, 2023

    ...A5052挿入材を介したA5052とSS400との継手作製に摩擦スタッド接合を適用し,ワーク側A5052の接合端部形状を種々変更して接合実験を行った.その結果,挿入材を介した摩擦スタッド接合を行うことができた.また,A5052側の接合端部形状を変えることにより,高い引張強度を有する継手を得ることができ,かつ継手の破断位置をA5052間の圧接面からA5052挿入材とSS400との間の圧接面に変化させることができた...

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  • FCD400/A6063 異材薄肉円管摩擦圧接継手の引張強さに及ぼす摩擦圧力の影響

    柚木園 剛史, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一, 黒川 貴大, 土手 一朗, 甲斐 信博, 長﨑 怜 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 280-281, 2023

    ...A6063とFCD400の薄肉円管を摩擦圧接で接合し,引張強さに及ぼす圧接条件を調べた.外径 16mm,内径 12mmとし,摩擦速度27.5s-1,摩擦圧力20MPa,摩擦時間0.3s,アプセット圧力150MPaの時にA6063母材に対して約78%の引張強さが得られた.また,この継手は,摩擦圧力30MPaの継手よりも高い引張強さを有しており,摩擦圧力を低く設定した方が良いことが分かった....

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  • SUS430丸棒の継手特性に及ぼす摩擦圧接条件の影響

    森 正和, 益野 岳登, 森貞 好昭, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2023s (0), 112-113, 2023

    ...フェライト系ステンレス鋼のSUS430は,高温環境下で一定時間保持すると脆化が生じることが知られている.本研究では摩擦圧接時に高圧力を印加することで接合温度を低下させることで,脆化の生じない継手を作製するための接合温度制御方法を探索した....

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  • 圧力制御通電圧接法による固相スタッド接合の開発

    小倉 卓哉, 森貞 好昭, 藤井 英俊, 池内 信也, 平田 康司 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 136-137, 2023

    ...本研究ではこれらの問題を解決するため、固相接合の一種である圧力制御通電圧接法の原理を用いた固相スタッド接合を開発した。...

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  • マイクロマグネティクス法を用いた抵抗スポット溶接の定量的な特性評価 (第2報)

    セフ シャハブディン, 上谷 佳祐, 北村 貴典 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 22-23, 2023

    ...本報では、板組条件を固定の元、抵抗スポット溶接後のナゲットが融接もしくは圧接となる溶接施工条件で試験片を製作した後、マイクロマグネティクス法を用いて、①融接と圧接を自動判定できるか、②①の判定結果が「融接」だった場合にナゲット径を定量評価できるか、2つの特性評価の成立性について検証した。...

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  • AC8A/A6061 摩擦圧接継手の引張強さと接合端部直径との関係

    井田 紀帆佳, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 278-279, 2023

    ...同一圧接条件下の接合端部直径と引張強さとの関係を調べるため,A6061中空材とAC8A中空材の2種類の大きさを用いて摩擦圧接した.サイズは,外径30mm,内径24mmを大径,外径18mm,内径12mmを小径とした.各平均直径位置の周速度が同じ(誤差10%以内)となる摩擦速度を3条件設定し,接合状態や継手の引張強度を調べた結果,初期トルクに到達した時間と継手強度はほぼ同じとなることが分かった....

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  • 摩擦圧接したAC3AM/SUS304 継手の引張強さに及ぼす後熱処理の影響

    山下 時哉, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 282-283, 2023

    ...AC3AM/SUS304摩擦圧接継手に保持時間,温度を種々変化させて後熱処理を施し,継手の引張強さを調べた.摩擦圧力30MPa,摩擦時間1.5s,アプセット圧力30MPaとして継手を作製したところ,接合したままではAC3AM母材に対して約75%の引張強さでAl側から破断した.また,熱効果指数がある値を超えると,圧接面に中間層が生成されて継手強度が著しく低下し,圧接面から破断することがわかった....

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  • A1050/C1020電磁圧接材の波状界面形態に及ぼすFlyer plateの板厚の影響

    木村 慎吾, 村石 信二, 熊井 真次 軽金属溶接 60 (Supplement), 29-36, 2022-12-23

    ...</p><p> 一方,電磁圧接を用いた様々な異種金属接合も試みられており,これまでAl/Cu<sup>12)-14)</sup>, Al/Fe<sup>1),15)-18)</sup>, Al/Mg<sup>19)</sup>, Cu/Ni<sup>20)</sup>等の接合界面組織や接合強度に関する研究結果が報告されている.最近では,爆発圧接と同様,実験的手法と数値解析手法を組み合わせ,電磁圧接特有...

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  • ボルト支圧接合による梁継手の力学挙動

    大場 稜平, 中野 達也, 長谷川 隆, 石原 直, 桑原 進 日本建築学会構造系論文集 87 (801), 1071-1081, 2022-11-01

    <p>In this paper, the structural behavior of beam joint using bearing bolts was investigated by the bending test. From test results, the slip behavior of beam joint using bearing bolts against the …

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 圧接構造を用いた焼結銅ダイボンド材のパワーサイクル信頼性

    根岸 征央, 須鎌 千絵, 石川 大, 名取 美智子, 川名 祐貴, 中子 偉夫 エレクトロニクス実装学会誌 25 (3), 218-224, 2022-05-01

    ...<p>筆者らはパワーデバイス用接合材として,焼結銅ダイボンド材(加圧接合タイプ・無加圧接合タイプ)の開発を進めている。本報告では,接合材に焼結銅,比較材として焼結銀,および高鉛はんだを適用したパワーモジュールのパワーサイクル試験を行い,そのワイブル分析結果をもとに焼結銅ダイボンド材の接続寿命評価を行った。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • 非外傷性小切断患者の術前後における歩行特性の変化

    手老 泰介, 皆田 渉平, 工藤 元輝, 柳原 滉太, 今岡 信介 大分県理学療法学 15 (0), 8-12, 2022

    ...【対象】2018 年 10 月~ 2021 年 4 月までに形成外科病棟に入院した非外傷性小切断患者のうち,術前と術後にシート式足圧接地測定装置を用いて歩行評価が可能であった 7 例とした....

    DOI 医中誌

  • FCD400/A6063 異材薄肉円管摩擦圧接継手の引張強さとその改善手法の検討

    柚木園 剛史, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一, 長﨑 怜, 黒川 貴大, 土手 一朗, 甲斐 信博 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 130-131, 2022

    ...A6063とFCD400の薄肉円管の接合に摩擦圧接法を用い,継手強度に及ぼす圧接条件の影響を調べた.外径 16mm,内径 12mmとし,摩擦速度27.5s-1,摩擦圧力30MPaで接合した.その結果,摩擦時間0.2s,アプセット圧力165MPaの時にA6063母材に対して継手強度が約76%の引張強度となった.そして,熱処理による脱炭処理を行ったところ,継手強度が約87%まで増加することが分かった...

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  • 鋳鉄の圧力制御通電圧接

    小倉 卓哉, 森貞 好昭, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 84-85, 2022

    ...そこで本研究では、共晶炭化物及び黒鉛変形層の形成を抑制することを目的として、圧力制御通電圧接法を用いた鋳鉄の接合を検討した。...

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  • 圧力制御通電圧接法による銅とアルミニウムの異材固相接合

    橋本 康裕, 釜井 正善, 森貞 好昭, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 338-339, 2022

    ...本研究では、低温での接合が可能な圧力制御通電圧接法を用いた純銅と純アルミニウムの固相接合を検討し、接合界面での金属間化合物の形成や継手の機械的性質に及ぼす接合条件の影響を詳細に調査した。...

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  • A5052/SUS304 摩擦圧接の継手性能に及ぼす後熱処理の影響

    山下 時哉, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 132-133, 2022

    ...A5052/SUS304摩擦圧接継手に温度を種々変化させて後熱処理を施した.そして,熱処理を施した継手の引張強さを調べた.摩擦圧力30MPa,摩擦時間1.5s,アプセット圧力240MPaとして継手を作製したところ,接合したままではA5052母材に対して約95%の引張強さで圧接面から破断した.一方,熱処理温度の増加にともない継手の引張強さは減少し,475℃~500℃で急激に減少することがわかった....

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  • 圧力制御通電圧接法を用いた純銅の固相接合

    橋本 康裕, 森貞 好昭, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2022s (0), 24-25, 2022

    ...そこで本研究では、低温での接合が可能な圧力制御通電圧接法を用いた純銅の固相接合を検討し、熱影響部の形成や継手の機械的性質に及ぼす接合条件の影響を詳細に調査した。...

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  • AZX611/A5083摩擦圧接継手の引張強さに及ぼすAZX611側接合端部形状の検討

    井坂 颯, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 128-129, 2022

    ...溶融溶接法では接合が困難である,難燃性Mg合金のAZX611と,Al合金の代表格であるA5083を摩擦圧接法を用いて接合した.A5083側の変形を促し,継手の引張強さを向上させるために,AZX611側に設ける接合端部長さを種々変化させて摩擦圧接を行った.その結果,AZX611側の直径16mm,接合端部長さ25mmの場合,最大でAZX611母材の約65%の引張強さを有した継手を作製することができた....

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  • SUS304 薄肉管の継手特性に及ぼす摩擦圧接条件の影響

    森 正和, 吉田 陸, 市 龍太郎, 森貞 好昭, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 126-127, 2022

    ...薄肉管材は,配管材や輸送機器部品など様々な分野で使用されている.摩擦圧接を用いて薄肉管材の接合が可能であることは報告されているが,継手特性や微細組織に及ぼす摩擦圧接条件の影響については詳細には明らかにされていない.本発表では,外径25.4mm,肉厚1mmの薄肉管を用いた摩擦圧接を行い,作製した継手特性と接合条件の関係を調査した結果を報告する....

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  • クロム銅棒とステンレス鋼板の摩擦圧接継手の強度

    越智 秀, 一色 美博, 澤井 猛, 川井 五作 銅と銅合金 61 (1), 259-263, 2022

    <p>Stud welding has been widely used for the welding of bar to plate. However, it is difficult to weld dissimilar metals in this method. Thus, the authors have begun to examine the welding of the …

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  • CFRP 板とβチタン合金棒の高速回転摩擦圧接による継手形成

    古瀬 朋弥, 山﨑 敬久 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 86-87, 2022

    ...CFRPとβ-Ti合金に対して高速回転摩擦圧接を行うことで,CFRP板に直径6mm丸棒のβ-Tiが継手を形成した. 接合条件は回転速度が3600rpm,摩擦圧力が10 MPa程度で行った。また,引張強度が53 MPaの継手を形成でき,炭素との結合調査を行うためにRaman分析などを行なった...

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  • CNC自動旋盤における引張強度に基づく摩擦圧接条件の最適化

    山本 大雅, 田中 秀岳 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 191-192, 2021-03-03

    ...<p>本研究はスイス型自動旋盤による残材削減を目的とした摩擦圧接法に関する研究である.本報では直径10mmのアルミ合金に対する摩擦圧接を可能とするために,自動旋盤の加工特性に合わせた接合条件の傾向の把握および最適接合条件を推定した.評価指標には引張強度を使用した.その結果,アプセット圧力と引張強度には高い相関があることが判明し,強度の向上には入熱量を最小限に留めることが有効であるという知見を得た....

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  • 摩擦圧接溶接の数値モデルの構築

    遠山 史晃, 木下 比奈子, 山根 敏 溶接学会全国大会講演概要 2021s (0), 80-81, 2021

    ...そこで、本研究では、鉄摩擦圧接の接合状態を検討するために、数値モデルを構築することを試みた。具体的には、対球状黒鉛鋳鉄の摩擦圧接の摩擦工程時に加える圧力を一時的に下げることにより冷却時間の調整を検討した。...

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  • Ni基超合金の線形摩擦圧接における発熱と塑性流動挙動に関する数値研究

    Peihao Geng, Guoliang Qin, Ninshu Ma 溶接学会全国大会講演概要 2021s (0), 90-91, 2021

    ...線形摩擦圧接技術は主に航空機エンジンのブリスクの製造に使用され、溶接プロセス中のその熱機械的結合挙動は典型的な周期的パルス特性を持っています。 この研究では、線形摩擦溶接の熱的および機械的結合の下での界面材料の発熱と塑性流動挙動を数値的に分析しました。 材料点追跡技術を使用して、さまざまな溶接プロセスパラメータの下で元の摩擦界面を除去するための臨界還元と摩擦時間を決定します。...

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  • リベットと高力ボルトを併用した継手の力学的挙動と耐力評価

    判治 剛, 鷲見 俊哉, 舘石 和雄, 清水 優, 長坂 康史, 竹渕 敏郎 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 77 (3), 489-508, 2021

    ...<p> 損傷したリベット継手を補修する場合,リベットを摩擦接合用高力ボルトに取り替える方法が用いられることが多い.一部のリベットを高力ボルトに取り替えた継手では,荷重伝達機構の異なる支圧接合と摩擦接合が共存することになるが,リベットと高力ボルトを併用した継手の力学的挙動は十分に明らかにされていない.そこで本研究では,リベットと高力ボルトの配置パターンの異なる併用継手を用いた引張試験により,併用継手の...

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  • 電磁圧接用平板状10ターンコイルの厚さおよび材質

    相沢 友勝 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 286-287, 2021

    ...平板状10ターンコイルによる電磁圧接は,コンデンサ電源からコイルへ放電電流を急激に流し,コイル上に間隙を設けて重ねた金属薄板(Al/Cu) を高速衝突させて行われる.コイルは10 枚の高強度,中導電率の銅合金製コイル板で構成される.コイル全体の厚さ,各板の厚さ,材質などを適切に選ぶ必要がある.他コイルとの比較実験から,これらが適切に選ばれ,エネルギー効率がよく,コイル変形が少ない状態で従来どおり圧接...

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  • Al-Cu の常温圧接継手の継手強度に及ぼす界面組織の影響

    新屋敷 宝良, 水本 将之, 本郷 武延, 野上 雅民, 千葉 純, 高橋 舞 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 96-97, 2021

    ...AlとCuの常温圧接継手における界面組織が継手強度に及ぼす影響を調査した.接合のままでは接合界面に厚さ150 nmのAl2Cu層が析出していたが,引張試験では母材破断し,高い継手強度を有していた.7.2 ksの焼鈍を施すと,焼鈍温度の上昇に伴って接合界面の金属間化合物層は厚くなり,新たにAl2Cu3+Al4Cu9が形成された.厚さが4.4 μm を超えると界面破断が生じた....

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  • 改良9Cr-1Mo 鋼摩擦圧接継手のクリープ強度

    石田 光, 水本 将之 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 186-187, 2021

    ...そこで, 改良9Cr-1Mo鋼を摩擦圧接により接合し, 軟化域の幅が狭い継手を作製し, クリープ強度の向上について検討した. その結果, 軟化域の抑制には成功したが, クリープ強度の向上には繋がらなかった....

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  • A6061アルミニウム合金の低温摩擦圧接

    太田 匡人, 森貞 好昭, 釜井 正善, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2021s (0), 72-73, 2021

    ...本研究では摩擦圧接時に高圧力を印加することで接合温度を低下させ、HAZ軟化の抑制により母材破断する継手を得ることに成功した。加えて、良好な接合部が形成される機構について、詳細に検討した。...

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  • 純Tiを挿入材としたA7075と軟鋼との摩擦圧接継手における挿入材形状の検討

    玉越 悠暉, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 140-141, 2021

    ...A7075と軟鋼の直接摩擦圧接ではA7075側のバリ割れが生じ,これにより継手強度が低下する問題があった.そこで,A7075と軟鋼の両者に対して接合性が良い純Tiを挿入材として摩擦圧接を行った.その結果,本組み合わせでも接合が可能であったが,A7075側にバリ割れが発生する継手もいくつかあった.そこで,このバリ割れを防止するために挿入材のA7075側に張出部を設けて挿入材の形状を種々変化させ,その改善...

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  • 圧力制御通電圧接による中炭素鋼パイプ材の固相接合

    劉 恢弘, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 284-285, 2021

    ...我々が開発した圧力制御通電圧接法において、治具により電流経路を接合部で絞り、接合部全体を電気抵抗熱により発熱させ、大荷重により変形させることによって、中炭素鋼棒材における界面温度均一な低温圧接を実現した。本研究では、中炭素鋼パイプ材を接合対象として用いて、接合面形状や印加圧力などの接合条件を最適化することで、健全中炭素鋼パイプ継手を作製することにより、パイプ材へ本新規接合法の適用性を検討した。...

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  • 摩擦圧接によって作製したアルミナ/AC8A継手の引張強さに関する検討

    杉山 和輝, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一, 高橋 剛 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 142-143, 2021

    ...摩擦圧接法を用いてアルミナセラミックスとAC8Aを接合し,継手の強度評価を行った.摩擦速度27.5s-1,摩擦圧力25MPa,アプセット圧力75MPaの一定とし,摩擦時間を種々変化させて実験を行った.その結果,継手はすべてアルミナ側から破断したが,最大でも摩擦時間10.0sの時でAC8A母材の約1.5%という引張強度であり,高い継手強度を得ることができなかった....

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  • 鍛造アルミニウム合金を介したAC8AパイプとSCM鋼の摩擦圧接

    ヒョウ ソウモク, 山﨑 敬久 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 136-137, 2021

    ...AC8A鋳造合金は様々な利点を持ち、輸送機械の軽量化への需要などからAl基合金パイプと鋼材との摩擦圧接の実用化が期待されている。しかしAC8Aと鋼材の組み合わせに対し、両者の機械的及び熱的性質の違いから摩擦圧接条件が限定され、またAC8Aは鋳造材料である上に高温時の劣化も激しいことから両者の直接な接合は難しいことが分かった。...

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  • ガス圧接部における接合界面の変形と接合強度の定量的評価

    伊藤 太初, 山本 隆一, 佐々木 朋裕 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 168-169, 2021

    ...本研究では、圧縮量を系統的に変化させた丸棒ガス圧接試験体から試験片を切り出し、引張試験に供した。さらに同一条件で解析した解析結果から、試験片断面の相当塑性ひずみを算出することで、変形度と接合強度の関係を定量的に示すことを試みた。その結果、相当塑性ひずみの増加に伴い、引張強さおよび伸びが増加する傾向があり、相当塑性ひずみが約0.4を超えると母材破断となることが新たに判明した。...

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  • 有限要素法を用いた鉄道用レールガス圧接法の加熱変形解析

    伊藤 太初, 山本 隆一, 佐々木 朋裕 溶接学会全国大会講演概要 2021s (0), 82-83, 2021

    ...本研究では、鉄道用レールガス圧接法における接合界面の変形状況を把握するため、有限要素法を用いたレールガス圧接部の加熱変形解析手法の構築について検討した。当手法は、ガス流量とバーナ火口径より算出したレールへの投入熱量をガウス分布で近似することにより、レールガス圧接時の各部位の温度分布を精度良く再現し、接合界面におけるレール各部位の変形状況を定量的に把握可能となった。...

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  • テーパー試料形状を利用した中炭素鋼の圧力制御通電圧接

    劉恢弘, 宮垣 徹也, 釜井 正善, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2021s (0), 74-75, 2021

    ...我々が開発した圧力制御通電圧接法では、治具により電流経路を接合面近傍で絞り、接合部全体を発熱・変形させることで、中炭素鋼の低温圧接を実現したが、大きな面積を有する治具ならびに大きな変形量が必要であるため、実用化を妨げる。...

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  • 高輝度X線透過装置を用いた摩擦圧接現象の3次元その場観察

    太田 匡人, 森貞 好昭, 釜井 正善, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 134-135, 2021

    ...摩擦圧接は最も使用されている摩擦接合の一つであるが、その接合機構は十分に明らかになっているとは言い難い。摩擦圧接では摩擦面が接合面となることに加え、接合界面の中心と外周で周速度が違うことから、複雑な現象が生じていることが予想される。そこで、本研究では高輝度X線透過装置を用いて摩擦圧接中の材料流動挙動を3次元その場観察することで、摩擦圧接の接合機構の解明を試みた。...

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  • Ti-6Al-4V線形摩擦接合継手の微細組織および機械的性質に及ぼす接合条件の影響

    雀正原, 青木 祥宏, 潮田 浩作, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2021s (0), 88-89, 2021

    ...線形摩擦圧接(LFW)は、航空機エンジン用のTi-6Al-4V合金一体型ブレードディスクを製造するための技術であることが知られている。これまでの殆どの研究では、Ti-6Al-4Vのβトランザス温度以上で接合が行われているが、我々は、印可圧力により接合温度を制御することを明らかとした。本研究では、様々な印可圧力における接合部の微細組織や熱履歴に及ぼす周波数の影響を調査した。...

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  • 平板状10ターンコイルによる異種金属薄板の電磁圧接

    相沢 友勝 溶接学会全国大会講演概要 2021s (0), 78-79, 2021

    ...電磁圧接 (溶接)は,間隙を設けて重ねた金属薄板などを電磁力を使い,高速衝突させて行われる.技術的にはコンデンサ電源から平板状コイルへ放電電流を流し,絶縁されたコイル上に固定された金属薄板へ高密度磁束を急激に加えて衝突させる.ここでは,平板状10ターンコイル上に異種金属薄板(Al/Cu)を固定し,コイルへ流す放電電流最大値を約16 kA に減らして圧接する方法,実験装置および結果を報告する....

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  • 圧力制御通電圧接法を用いたAA5052とS45Cの異材固相接合

    林泳錫, 森貞 好昭, 劉恢弘, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2021s (0), 76-77, 2021

    ...摩擦圧接を用いた場合、接合界面においてアルミニウムのみが変形する継手が報告されているが、鋼側の酸化膜や凹凸を除去することができず、十分な接合強度が得られていない。そこで本研究では、我々が開発したジュール熱を利用する圧力制御通電圧接法を用い、アルミニウムと鋼で電気抵抗差を利用して、AA5052とS45Cの異材固相接合を試みた。...

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  • 高力黄銅/鋼の予熱摩擦圧接部の機械的特性とミクロ組織

    佐藤 健哉, 佐藤 裕, 鴇田 駿 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 98-99, 2021

    ...高力黄銅と鋼を予熱摩擦圧接技術で接合し、機械的特性とミクロ組織を調べた。接合条件によらず健全な接合部が得られ、反応層らしきものは観察されなかったが、接合条件によりせん断強度は変化した。破断は銅合金側で生じ、低入熱な接合条件ほど強度は高かった。ミクロ組織解析の結果、接合条件によってα相とβ相の割合が異なり、予熱時間の増加とともにα分率は増加していた。α分率の増加により強度は低下する傾向を示した。...

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  • AZX611/A5083摩擦圧接継手の引張強さに及ぼすAZX611側試験片形状の影響

    井坂 颯, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 138-139, 2021

    ...脆弱な金属間化合物の生成により,難燃性Mg合金であるAZX611と,Al合金の代表格であるA5083を溶融溶接法で直接接合することは極めて困難であるため,摩擦圧接法で接合した.継手の引張強さを向上させるために,AZX611側に設ける接合端部の形状を変化させ,その一部に段差をつけた形状として摩擦圧接を行った.その結果,AZX611母材の約52%の引張強さを有した継手を作製することができた....

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  • SUH3/SUS304鋼のパルス通電接合温度に及ぼす荷重と電流の影響

    齋藤 有生, 高山 善匡, 川口 尊久, 渡部 英男, 青木 圭太 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 282-283, 2021

    ...自動車部品等の製造に適用されている摩擦圧接は、接合過程の変形が大きく貴重な材料の損失と生産工程の煩雑さが問題とされている。一方、パルス通電接合は真空中にて試料に通電し短時間で接合する変形の少ない接合法であり、代替接合法として期待される。...

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  • インサート材を用いたAl/Mg薄板の電磁圧接

    明渡 祐樹, 松澤 和夫, 相沢 友勝 日本機械学会関東支部総会講演会講演論文集 2020 (0), 16A13-, 2020-03-13

    <p>Magnetic pulse welding with an insert sheet of A1050-O is effective for lap-joining of aluminum alloy A5052 and magnesium alloy AZ31. In this study, we investigated the optimum thickness of the …

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  • ジュール熱大荷重局部変形接合法を利用した高炭素鋼の低温圧接:界面組織観察と接合機構解明

    劉恢弘, 宮垣 徹也, 釜井 正善, 馬運五, 麻寧緒, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2020s (0), 46-47, 2020

    ...回転摩擦熱ではなく接合界面の電気抵抗熱を利用するジュール熱大荷重局部変形接合法を用い、高炭素鋼の界面温度・界面組織均一制御可能な低温圧接を実現できた。しかし、界面欠陥の存在のため、母材強度を有する高炭素鋼継手が未だ得られない。本研究では、異なる接合条件で得られた継手の界面微細組織を詳細的に解析することで、接合機構を解明試みた。それにより界面欠陥のなく健全な高炭素鋼継手を得ることを目的とした。...

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  • 平板状8ターンコイルによる異種金属薄板の電磁圧接(第2報)

    相沢 友勝 溶接学会全国大会講演概要 2020s (0), 50-51, 2020

    ...この電磁圧接は,Al薄板などを電磁力を使い,同種または異種金属薄板へ高速衝突させて接合させる.技術的にはコンデンサ電源から平板状コイルへ放電電流を急激に流して行われる.前報告では,平板状8ターンコイルを用いて電流最大値を約21kAに減らし,従来どおり圧接できることを報告した.ここでは,同じコイルを60回以上の圧接実験に使用後,分解し,コイル板(8枚)の変形状態を調べた結果を報告する....

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  • 摩擦圧接による超高強度7000系アルミニウム合金の継手特性

    小椋 智, 三好 啓友, 山下 正太郎, 才田 一幸 溶接学会全国大会講演概要 2020s (0), 44-45, 2020

    ...7000系超高強度アルミニウム合金は従来材よりZn,Mgの添加量を増やすことで析出量を増加させ,T6処理を行うことで800 MPa程度の引張強度を有する.本研究では超高強度アルミニウム合金の同種摩擦圧接による接合性に及ぼす接合パラメータの評価と接合時および接合後の溶体化処理および時効処理が組織および継手特性に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした....

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  • ジュール熱大荷重局部変形接合法によるTi-6Al-4VとSUS316Lの健全異種継手の作製

    林泳錫, 劉 恢弘, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2020s (0), 48-49, 2020

    ...摩擦圧接には接合界面中心部と外周部の熱発生が異なり、均一健全な界面組織を得ることが難しい。本研究では電気抵抗熱を利用する均一入熱可能なジュール熱大荷重局部変形接合法を用い、チタン合金とステンレス鋼の異種接合を施した。寄り代を制御することで界面変形が継手強度に及ぼす影響を調べた。...

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  • 鉄鋼材料の低温接合に資する圧力制御通電圧接法の開発

    相原 巧, 釜井 正善, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2020s (0), 52-53, 2020

    ...接合部の割れや熱影響部における強度低下が問題となる鉄鋼材料に関し、接合温度の低下を目的として、電気抵抗加熱と接合圧力の制御を伴う新規な圧接法の開発を行った。適当な温度に昇温した被接合界面近傍を塑性変形させ、被接合材同士の新生面を当接させることで、良好な継手を得ることができる。...

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  • アルミナセラミックスと鋳造Al合金(AC8A)との直接摩擦圧接の可能性の検討

    杉山 和輝, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一, 高橋 剛 溶接学会全国大会講演概要 2020f (0), 140-141, 2020

    ...アルミナセラミックスと鋳造Al合金(AC8A)との直接接合に摩擦圧接法を適用した.摩擦速度27.5s-1,摩擦圧力25MPa,摩擦時間10.0sの一定条件とし,アプセット圧力を25MPa,50MPa,75MPaと種々変化させて実験を行った.その結果,両者を一体化させることができた.また,アプセット圧力を増加させてもアルミナセラミックス側で粉砕を生じさせることなく継手を作製することができた....

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  • ハイブリッドFRP引抜成形材と鋼材の支圧ボルト接合部に関する耐力実験

    寺口 大輝, 北根 安雄, 松井 孝洋, 舘石 和雄 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 76 (5), II_95-II_104, 2020

    ...引張実験により行った.ボルト列数,ボルトの種類,せん断面数,ボルトの軸力の有無,座金の種類をパラメータとして,それらが接合部耐力に与える影響について実験的に明らかにした.ボルト軸力の導入により,ボルト孔付近の面外変形が抑制され,接合部耐力がボルト軸力なしに比べて2倍程度に増加することを確認した.また,1面せん断と2面せん断の比較では,1面せん断の接合部耐力が2面せん断より最大17%低くなった.最後に,支圧接合用高力...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 下顎全部床義歯調整の新たな教育方法開発に関する検討

    野村 みずき, 佐藤 拓実, 中村 太, 原 さやか, 石﨑 裕子, 伊藤 晴江, 奥村 暢旦, 塩見 晶, 長谷川 真奈, 藤井 規孝 日本歯科医学教育学会雑誌 36 (2), 63-70, 2020

    ...また, 各被験者が圧接した義歯内面について補綴を専門とする教員に同様の判定を依頼した. 得られたデータを統計的に解析したところ, Ⅰ群ではF<sub>0</sub>, F<sub>1</sub>に有意差を認め, Ⅱ群では認めなかった. 適合診査の判定はA, Bグループ間に差は認めなかったが, 教員が評価した強接触部の数と被験者が加えた力の大きさには相関を認めた....

    DOI 医中誌

  • 摩擦スタッド接合した A5083/SS400 継手の引張強度に及ぼす摩擦圧力の影響

    甲斐 宙斗, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2020f (0), 148-149, 2020

    ...A5083とSS400との継手作製に摩擦スタッド接合を適用し,圧接条件を種々変更して接合実験を行った.そして,接合現象を観察するとともに,継手強度に及ぼす圧接条件の影響について調べた.その結果,摩擦圧力60MPaにおいて引張強度が高い継手を得られやすいことが分かった.しかし,引張試験後の継手圧接面を観察したところ,A5083のSS400側への移着量は中心部で少ない傾向にあることも分かった....

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  • アルミニウム合金摩擦圧接継手内の半径方向強度分布

    宮﨑 泰輔, 前田 将克 溶接学会全国大会講演概要 2020f (0), 48-49, 2020

    ...摩擦圧接では回転する円形の被接合材が接触した際、周速度の関係で材料の淵から変形が始まる。このため被接合材中心付近は淵部より変形が遅れ、継手の欠陥となる可能性がある。これを確認するため本研究では、通常の摩擦圧接によって得られた継手に穴あけを施したものと、管材の摩擦圧接継手の引張強度を比較し、材料中心部が継手に与える影響を考察するものである。...

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  • 土木学会「鉄筋定着・継手指針[2020年版]」の概要

    久田 真, 玉井 真一, 古市 耕輔 コンクリート工学 58 (10), 789-795, 2020

    ...鉄筋の定着については機械式定着,継手についてはガス圧接継手,溶接継手,機械式継手を対象としている。指針はI共通編,II機械式定着編,IIIガス圧接継手編,IV溶接継手編,V機械式継手編の 5 編から構成されている。I編では鉄筋の定着・継手に関する設計,性能照査,施工と検査の一連の流れを記述し,II~V編では各工法の具体的な事項を記述している。...

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  • 圧力制御通電圧接Ti-6Al-4V/SUS316L異材継手における接合界面形成機構の解明

    林泳錫, 劉恢弘, 森貞 好昭, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2020f (0), 142-143, 2020

    ...一方で、摩擦圧接の場合は接合界面中心部と外周部の発熱量が異なり、均一な界面組織を得ることが難しい。本研究では我々が開発した圧力制御通電圧接法を用い、チタン合金とステンレス鋼の異種接合を試みた。また、引張試験及び接合界面の組織分析を行い、継手の健全性を詳細に評価した。...

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  • 純Tiを挿入材としたA7075と軟鋼との摩擦圧接継手の摩擦時間の検討

    玉越 悠暉, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2020f (0), 138-139, 2020

    ...A7075側のバリ割れが生じることから,A7075と軟鋼の直接摩擦圧接では良好な継手を得ることが困難であるため,純Tiを挿入材として摩擦時間と挿入材の形状を種々変化させ接合を行った.その結果,純Tiの挿入材を用いても接合が可能であり,摩擦時間0.5~0.8sの時に最も高い引張強さを得ることができた.しかし,摩擦時間0.8s以降ではA7075のバリ割れが生じる継手もあり,挿入材形状を変更する必要があることが...

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  • 高炭素鋼の圧力制御通電圧接における界面接合機構の解明

    劉恢弘, 宮垣 徹也, 釜井 正善, 馬運五, 麻寧緒, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2020f (0), 70-71, 2020

    ...我々が開発した圧力制御通電圧接法を用い、均一な界面温度が得られる高炭素鋼の低温圧接を実現したが、母材強度に達する継手がまだ得られていない。本研究では、良好な高炭素鋼継手を得るために、継手の界面微細組織を詳細的に調査するとともに、界面温度、界面応力と歪み分布を解析することで、界面微細組織形成に及ぼす接合条件の影響を解明することにより、本接合法の接合機構を明らかにした。...

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  • 糖尿病足病変に対する足趾屈筋腱切離術後の足底負荷量の軽減効果

    次山 航平, 今岡 信介, 松本 健吾, 古川 雅英 日本フットケア学会雑誌 17 (4), 181-185, 2019-12-25

    ...要旨】2015年の糖尿病足病変に対する国際ワーキンググループガイドラインでは,変形を伴う足潰瘍と胼胝の発生予防のために足趾屈筋腱切離術が推奨されている.一方で本邦における足趾屈筋腱切離術に関する報告は極めて少ない.本研究では,再発予防を目的に足趾屈筋腱切離術を施行された対象者の歩行能力と足底負荷量の変化を報告する.対象は,再発予防を目的に足趾屈筋腱切離術を施行された5名.術前後で裸足歩行をシート式足圧接地足跡計測装置...

    DOI Web Site 医中誌

  • Ni基合金と鉄鋼材料の異材摩擦圧接

    松田 泰紀, 小椋 智, 山下 正太郎, 才田 一幸, 真崎 邦崇, 小嶋 和也 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 168-169, 2019

    ...SCM440H/Inconel713LCの摩擦圧接を行い,接合条件と継手特性の関係を解明した.接合まま材ではSCM側の端部に割れが生じたが,後熱処理により改善された.後熱処理材では長時間で接合すると接合界面近傍のInconel側に割れが生じたが,短時間では割れは改善され,引張強さはInconel母材と同程度となった.従って,短時間での接合を行うことで継手特性の改善が可能であることが明らかとなった....

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  • 金属薄板の衝突部へ放電電流を転流する電磁圧接

    相沢 友勝 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 184-185, 2019

    ...電磁圧接は,平板状コイル上に置かれたAl薄板などを電磁力を使い,他の薄板へ高速衝突させて行われる.通常,コンデンサ電源からコイルへ減衰振動する放電電流を瞬間的に流して行われる.ここでは,放電電流の最大値近くで薄板を衝突させ,放電電流を衝突部へ転流し,コイルへ振動しない電流を流して圧接する方法および実験結果を報告する....

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  • 焼結型銅接合材の開発とその信頼性評価

    山口 朋彦, 乙川 光平, 樋上 晃裕 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 33 (0), 12B1-03-, 2019

    ...また、銅系基板と素子とを加圧接合したサンプルでは、-40~150℃の熱衝撃試験において高い信頼性を示した。</p>...

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  • Mo/Cu 爆発圧接クラッド材の曲げ強度と接合界面の関係

    Pradeep Kumar PARCHURI, 古手川 将大, 山本 啓, 伊藤 和博, 森 昭寿, 田中 茂, 外本 和幸 溶接学会全国大会講演概要 2019s (0), 126-127, 2019

    This study aimed to fabricate Mo/Cu explosive clads with high bending strength, to which the contribution of interfaces with an intermediate layer was investigated in comparison with wavy interfaces.

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  • チタン合金/ステンレス鋼における極低回転摩擦圧接

    劉恢弘, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2019s (0), 80-81, 2019

    ...大きい化学物理性質差などで,チタン合金とステンレス鋼の溶融溶接が困難である.摩擦圧接は,固相接合法の一種であり,チタン合金とステンレス鋼の接合に使われているが,低圧力と高回転速度の一般的に用いられる接合条件で,厚い金属間化合物層が生成し,継手強度が低下する.本研究では,チタン合金とステンレス鋼に対して,高圧力と極低回転速度で摩擦圧接を行い,良好な異材継手を得ることを目的とした....

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  • MICROSTRUCTURE ANALYSES OF LASER PRESSURE WELDED ALUMINUM ALLOY 2198

    Tianbo Zhao, Yutaka S. Sato, Rongshi Xiao, Ting Huang, Jingquan Zhang 溶接学会全国大会講演概要 2019s (0), 128-129, 2019

    ...高強度アルミニウム合金の溶融溶接に伴う欠陥発生を防ぐため,レーザ圧延接合を適用した.本研究では,高強度2198Al 合金に対してレーザ圧接接合を行い,得られた接合部のミクロ組織を種々の組織解析手法により調べた....

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  • 低温線形摩擦接合によるTi-6Al-4V とSUS316L の異材接合

    稲垣 拓也, 青木 祥宏, 劉恢弘, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2019s (0), 84-85, 2019

    ...我々はTi6Al4VとSUS316Lの丸棒を用い,印加圧力を制御することで達成される低温摩擦圧接を行い,接合界面での各材料の変形速度差の減少により継手の高強度化に成功した.本研究では,さらに良好な継手を得るために,変形速度差の更なる抑制が期待される低温LFW 法を用い,これらの異種板材継手の作製後,接合部の界面組織および継手の機械的性質の調査を行った....

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  • 異種耐熱鋼の通電拡散接合における接合表面粗さの影響

    安藤 優希, 高山 善匡, 川口 尊久, 渡部 英男, 伊藤 俊之, 水野 芳伸, 江面 篤志 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 246-247, 2019

    ...自動車エンジンバルブ製造においては摩擦圧接が用いられているが,接合過程での変形が大きく貴重な材料の損失と生産工程の煩雑さが問題とされている.一方,通電拡散接合は真空中にて試料に通電し短時間で接合する変形の少ない接合法であり,代替接合法として期待される.本研究では,耐熱鋼SUH3とステンレス鋼SUS304の通電拡散接合において接合強度を左右する試料接合面状態を変化させ,接合面表面粗さの影響を調べた....

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  • 有限要素法を用いたガス圧接部の加熱変形解析

    伊藤 太初, 山本 隆一, 佐々木 朋裕 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 182-183, 2019

    ...ガス圧接部の接合強度に影響を及ぼす接合界面の変形状況を把握し,接合阻害因子である酸化介在物をより効率的に分断・微細化させるため,丸棒鋼のガス圧接部における加熱変形状況を有限要素法による熱伝導- 構造解析によりモデル化した.ここでは,実験結果との比較による当該モデルの妥当性の検証および当モデルを用いて加圧条件を変更した際の変形挙動への影響について報告する....

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  • 低推力負荷での軟鋼摩擦スタッド継手のスタッド側の最適円筒形状の検討

    齊藤 暖, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 164-165, 2019

    ...板材と棒材の組み合わせであるスタッド継手は様々な分野で広く用いられている.軟鋼の摩擦スタッド継手については母材破断する良好な継手が得られる圧接条件が見出されているが,負荷する推力が施工現場で容易に出力可能ではなく,圧力を維持したまま推力だけを減少させることが求められている. 本研究ではスタッド側の形状を中実棒から円筒とし,低推力状態で,良好な継手が得られる最適なスタッド形状を検討した....

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  • 摩擦圧接したニオブ/チタン異材継手の微細組織

    久保 貴寛, 桑嶋 孝幸, 園田 哲也 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 172-173, 2019

    ...ニオブとチタンの異材接合は原子力発電プラント等で使用されているが,高い寸法精度の要求から熱変形の少ない電子ビーム溶接やレーザ溶接で行われている.一方,摩擦圧接は,接合条件の最適化により高い寸法精度を持つという特長をもつが,ニオブとチタンを接合した報告は,ほとんど存在しない.そこで本研究では,摩擦圧接によりニオブとチタンを種々の条件で接合し,接合部組織を系統的に調査した結果について報告する....

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  • 異種アルミニウム合金の高速回転摩擦圧接における温度履歴と組織の非対称性

    宮﨑 泰輔, 前田 将克 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 176-177, 2019

    ...同種アルミニウム合金の摩擦圧接において回転側と固定側の温度分布や組織に違いが見られた.この現象の原因及び継手に与える影響を調べるため,一方の材料を熱伝導率の異なるアルミニウムに置き換えて接合し,この温度測定と継手組織から比較考察を行った....

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  • 波動方程式による電磁圧接の現象解析

    山岸 弘幸, 岡川 啓悟 日本応用数理学会論文誌 29 (2), 165-186, 2019

    ...</b> 金属薄板の電磁圧接は,間隙を有する2枚の金属薄板を電磁力によって瞬時に接合する技術である.電磁圧接の接合因子は,金属薄板の他の金属薄板への衝突速度,衝突後の薄板間の衝突点の移動速度および衝突角度である.本稿は,金属薄板の変形を波動方程式を使ってモデル化し,数値実験によって金属薄板の変形挙動をグラフで示し,接合因子の数値化を行なった.</p>...

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  • 改良9Cr-1Mo鋼の摩擦圧接に関する研究

    西川 聡, 藤原 明日香, 水本 将之, 小綿 利憲, 平塚 貞人 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 24-25, 2019

    ...改良9Cr-1Mo 鋼の溶接継手で形成される軟化域(細粒溶接熱影響部)からクリープ破壊する事例が報告されているため,固相接合法の一つである摩擦圧接の適用を試みた.その結果,接合のままでは軟化域は形成されず,993 K で溶接後熱処理を施しても軟化域は現れなかったことから,摩擦圧接の適用によりクリープ強度が向上する可能性が示唆された....

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  • ジュール熱大荷重局部変形接合法による高炭素鋼の低温圧接

    劉恢弘, 宮垣 徹也, 釜井 正善, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 178-179, 2019

    ...高炭素鋼は高強度を有するが,溶融溶接時に脆いマルテンサイトの形成により健全な継手が得られない.摩擦圧接は回転摩擦熱を利用する固相接合法であり,溶融溶接に関する問題を解決できるが,接合界面中心部と外周部に温度差が生じ,界面温度・組織の均一的制御が困難である.本研究では,接合界面の電気抵抗熱を利用するジュール熱大荷重局部変形接合法を用い,高炭素鋼の温度均一制御可能な低温圧接の実現を目的とした....

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  • 摩擦スタッド接合したA5083/SS400継手の引張強度に及ぼすアプセット圧力の影響

    甲斐 宙斗, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 160-161, 2019

    ...A5083 とSS400 との継手作製に摩擦スタッド接合を適用し,圧接条件を種々変更して接合実験を行った.そして,接合現象を観察するとともに,継手強度に及ぼす圧接条件の影響について調べた.その結果,アプセット圧力が高い条件の方が引張強度が高い継手を得られやすいことが分かった.また,引張試験後の継手圧接面を観察したところ,A5083 のSS400 側への移着量は中心部と外周部で差が生じていたことがわかった...

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  • ジュール熱大荷重局部変形接合法によるTi-6Al-4VとSUS316Lの異種接合

    林泳錫, 劉恢弘, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 180-181, 2019

    ...脆い金属間化合物の形成などにより,チタン合金とステンレスの溶融溶接が困難である.回転摩擦熱を用いた摩擦圧接は,チタン合金とステンレスの異材接合に使われているが,接合界面中心部と外周部の熱発生と変形状態が異なるため,均一健全な界面組織を得るのは難しい.本研究では,電気抵抗熱を利用するジュール熱大荷重局部変形接合法を用して,均一健全な界面組織を有するチタン合金とステンレス異材継手の制作を試みた....

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  • 平板状8ターンコイルによる異種金属薄板の電磁圧接

    相沢 友勝 溶接学会全国大会講演概要 2019s (0), 86-87, 2019

    ...電磁圧接は,主にAl薄板を電磁力を使い,同種または異種金属薄板へ高速衝突させて行われる.技術的にはコンデンサ電源から平板状コイルへ放電電流を急激に流し,電磁力を加える.ここでは,電磁圧接に必要な電流最大値を21kA に減少できる平板状8ターンコイルを使用する.Al薄板をそれぞれCuおよびFe薄板へ圧接できたので報告する....

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  • サブミクロン銅粒子を用いた無加圧焼結接合

    山際 大貴, 松田 朋己, 巽 裕章, 佐野 智一, 加柴 良裕, 廣瀬 明夫, 古澤 秀樹, 佐藤 賢次 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 110-111, 2019

    本研究では,サブミクロン銅粒子を利用した接合法により,無加圧で銅- 銅接合を行った.各種パラメータを変更させることで,接合性に及ぼす影響の評価を行った.また,各温度におけるサブミクロン銅粒子の組織観察および分析を行うことによって,焼結プロセスの検討を行った.

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  • AZX611/A5083摩擦圧接継手の引張強さ向上に関する検討

    木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一, 徳永 惇紀 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 166-167, 2019

    ...AZX611とA5083との摩擦圧接継手に関し,直径12mmの同径同士で接合を行った場合,圧接条件を種々変化させて継手を作製しても最大でAZX611母材の約33% の引張強さしか得ることができなかった.しかし,AZX611側の接合端面直径を16mmと大きくして接合を行ったところ,継手はすべて圧接面から破断したものの,AZX611母材に対して約61%の引張強さを得ることができた....

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  • A6063/SUS304摩擦圧接継手の引張強度に及ぼす後熱処理の影響

    崎野 翔太, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一, 林田 和宏, 橋本 晴美 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 158-159, 2019

    ...A6063 とSUS304 の摩擦圧接において,アプセット圧力を変更して接合し,それぞれの継手に種々の条件で熱処理を施した.母材破断した最適圧接条件の継手に熱処理を施しても破断形態は変わらなかったが,圧接面で破断する条件の継手に熱処理を施すとA6063 側から破断することがわかった.また,どちらも熱効果指数がある一定の値を超えると,圧接面に中間層が生成されることで継手強度が著しく低下することもわかった...

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  • FCD400 A5052 圧接継手の引張強度に及ぼす摩擦圧力の影響

    米田 晃, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一, 林田 和宏, 橋本 晴美 溶接学会全国大会講演概要 2019f (0), 162-163, 2019

    ...FCD400(鋳鉄)とA5052(Al合金)の摩擦圧接にて,摩擦圧力を変化させて接合した.90MPaという高い摩擦圧力では鋳鉄側圧接面中心部にAl合金があまり移着していないため,Al合金母材の約53% の引張強さしか得ることができなかった.30MPaという低い摩擦圧力では鋳鉄側圧接面全面にAl合金が移着し,約75%の引張強さが得られた.つまり,低い摩擦圧力の方が継手の引張強度が高いことが分かった....

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  • コアシェル型SnCu系TLP接合材の信頼性評価

    岩田 広太郎, 樋上 晃裕 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 33 (0), 12B2-01-, 2019

    ...CuコアSnシェル粉ペーストを用いて絶縁基板とSiチップと加圧接合することにより接合体を得た。接合層は低ボイドかつ均質なSnCu系金属間化合物からなる組織を有し、-40~150℃の熱衝撃試験前後においてはんだとの接合体と比較して低熱抵抗かつ高い信頼性を示した。</p>...

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  • 無加圧接合用焼結Cuダイボンディングペーストの接合性評価

    石川 大, 中子 偉夫, 川名 祐貴, 須鎌 千絵, 根岸 征央, 江尻 芳則 エレクトロニクス実装学会誌 21 (3), 224-233, 2018-05-01

    ...<p>本論文では,高温動作パワーデバイスの無加圧接合用焼結Cuダイボンディングペーストの焼結特性と接合性について報告する。無加圧焼結Cu(水素中,300°C)は,緻密度<i>D</i><sub>s</sub> = 78%,熱伝導率180 Wm<sup>–1</sup>K<sup>–1</sup>を示した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献12件

  • 摩擦圧接したニオブ接合部の組織

    久保 貴寛, 桑嶋 孝幸, 園田 哲也 溶接学会全国大会講演概要 2018s (0), 88-89, 2018

    ...そこで本研究では、酸化抑制と作業性改善のため、接合部の溶融を伴わない固相接合法の1つである摩擦圧接を施し、その接合部の組織等について報告する。...

    DOI

  • 後熱処理を施したA6063/SUS304摩擦圧接継手の特性

    崎野 翔太, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一, 林田 和宏, 橋本 晴美 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 90-91, 2018

    ...A6063/SUS304摩擦圧接継手を対象とし,この継手に対して種々の条件の後熱処理を施した.その結果,ある温度や時間を超えると継手はすべて圧接面から破断することがわかった.また,熱処理を施した継手の継手強度は熱効果という1つのパラメータで整理することが望ましく,熱効果がある一定の値を超えると,圧接面に中間層が生成されることで継手強度が著しく低下することもわかった....

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  • Al2O3短繊維強化Al基合金パイプの摩擦圧接

    小澤 祐介, 山﨑 敬久 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 88-89, 2018

    ...そこでセラミックス繊維強化による強度低下の軽減を期待し、Al2O3短繊維強化AC8AパイプとSCM415丸棒との間で摩擦圧接を行ってAl2O3短繊維が継手形成に及ぼす影響を調査した。また、SCM415側の接合面中央部にボスを設けることで接合性が向上することが確認された。...

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  • A5052/SUS304円管摩擦圧接継手の圧接条件と肉厚との関係

    中村 潤紀, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 96-97, 2018

    ...A5052とSUS304の円管同士の摩擦圧接を行った.その結果,外径16mm,内径12mmの組み合わせでは,適切な摩擦圧力とアプセット圧力のときにA5052側から破断する継手を得ることはできたが,破断様相にバラつきがあった.一方,内径13mmとした場合では,アプセット圧力を75MPa以上に設定すると,破断様相にバラつきがなく,A5052側から確実に破断する良好な継手を得ることができた....

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  • ニオブの摩擦圧接における接合条件の影響

    久保 貴寛, 桑嶋 孝幸, 園田 哲也 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 82-83, 2018

    ...高融点・活性金属であるニオブの容易かつ酸化の少ない接合を目指し、摩擦圧接法による接合を検討している。本研究では、種々の方法で接合挙動を観察して、回転数やガスシールドの有無等の接合条件が、ニオブの摩擦圧接に与える影響について報告する。...

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  • 亜鉛ガラス含有グラスアイオノマーセメントによる歯根象牙質脱灰抑制能

    長谷川 晴彦, 椎谷 亨, 見明 康雄, 日髙 恒輝, 國松 雄一, 石澤 将人, 二瓶 智太郎, 向井 義晴 日本歯科保存学雑誌 61 (6), 361-367, 2018

    ...各セメントを説明書どおりに練和後, ウシ歯根象牙質試料表面に乗せた2×3mmの穴あきテフロンシート (厚さ100μm) 内に塗布し, 圧接した. 5分経過後テフロンシートと余剰部分を除去し, 隣接する象牙質面を2×3mm残して耐酸性バーニッシュを施した. なお, コントロールはセメントで被覆する面を耐酸性バーニッシュで被覆し, 2×3mmの窓あけのみの状態にした....

    DOI 医中誌

  • AZX611/A5083摩擦圧接継手の引張強度に及ぼす摩擦圧力の影響

    徳永 惇紀, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 98-99, 2018

    ...AZX611とA5083の摩擦圧接において,摩擦圧力を30MPaに設定して接合を行った結果,圧接面には金属間化合物が生成し継手は圧接面から破断した.そこで,圧接面への入熱を抑えるために摩擦圧力を60MPaに増加させ接合を行い,引張強度に及ぼす影響について調査した.その結果,アプセット圧力270MPaの場合,継手はAZX611母材の約30%の引張強度であり,30MPaの場合と差異は見られなかった....

    DOI

  • アルミニウム合金とステンレス鋼の高周波線形摩擦異材接合の界面構造の検討

    足立 寛延, 松田 朋己, 佐野 智一, 廣瀬 明夫, 吉田 諒, 堀 久司 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 72-73, 2018

    本研究では、従来の線形摩擦接合法の約5倍の摩擦周波数を用いた高周波線形摩擦接合を用いて、非熱処理型合金のA5083 および熱処理型合金のA6063 とSUS304 の異種材料接合を行った。また、引張試験や継手界面、破面の詳細な観察を行なうことにより、アルミニウム合金の種類が接合界面構造に及ぼす影響、また界面構造が接合強度に及ぼす影響の検討を行った。

    DOI

  • 低推力負荷での軟鋼摩擦スタッド継手の円筒スタッド形状の検討

    齊藤 暖, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 86-87, 2018

    ...板材と棒材の組み合わせである摩擦スタッド継手は工業分野で広く用いられており,軟鋼の摩擦スタッド継手については良好な継手が得られる圧接条件が見出されている.しかし,負荷する推力が実際の施工現場では容易に出力できない場合がある.そこで,スタッド側を円筒形状として接合端面の面積を減少させ,接合時の圧力を変えずに推力を低下させた条件でも,良好な継手が作製できるかを検討した....

    DOI

  • FCD400とA5052との摩擦圧接による異材継手作製のための圧接条件の検討

    米田 晃, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一, 林田 和宏, 橋本 晴美 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 92-93, 2018

    ...溶融溶接が難しいFCD400とA5052の異材継手作製に摩擦圧接法を適用し,圧接条件を種々変更して接合実験を行い,接合現象を観察するとともに,継手強度に及ぼす圧接条件の影響について調べた.その結果,摩擦圧力が低く,アプセット圧力が高い条件の方が引張強度が高い継手を得られやすいことが分かった.また,引張試験後の継手破断面を観察したところ,FCD400に含まれる黒鉛が残留していることも分かった....

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  • 簡易線形摩擦圧接装置の作製および接合実験

    佐藤 佑樹, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 生産加工・工作機械部門講演会 : 生産と加工に関する学術講演会 2018.12 (0), D21-, 2018

    Linear friction welding machine with simple components system was developed to join the square members. Reciprocating motion of linear friction welding was produced by two cams which were placed on …

    DOI Web Site

  • 水中衝撃波を用いた異材接合における界面近傍の温度場シミュレーション

    三上 欣希, PARCHURI Pradeep Kumar, 伊藤 和博, 外本 和幸 溶接学会全国大会講演概要 2018s (0), 214-215, 2018

    これまでに,水中衝撃波を用いた異材接合において,材料の組合せにより界面近傍に形成される凝固組織の形態が変化することを報告した.凝固組織の形成には冷却過程の温度勾配や冷却速度が関係していると考えられる.そこで,本研究では,冷却過程の温度勾配や冷却速度に及ぼす材料の組合せの影響を熱伝導数値シミュレーションにより検討した.

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  • Ni基合金と低合金鋼の異材摩擦圧接部の組織形成過程

    小嶋 和也, 真崎 邦崇 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 80-81, 2018

    ...Ni基合金と低合金鋼の回転摩擦圧接において,接合条件によっては炭化物層が形成され,界面破断の原因となることがある。これまでの調査から,接合中に発生した液相が炭化物層の形成に寄与していることが示唆された。そこで本研究では,界面で液相が発生するような熱サイクルを再現することで,液相の組織形成への影響を調査した。...

    DOI

  • 純Al/軟鋼摩擦圧接継手に生じた高アプセット圧力付加時の強度低下改善手法の検討

    楠本 泰広, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 94-95, 2018

    ...純Al/軟鋼摩擦圧接継手において純Al側が破断しているにも関わらずアプセット圧力を増加させることによって継手強度が低下する現象がみられる場合があった.強度の低下を少なくするため,純Alの直径を変えることによる引張試験時に破断する位置にかかる圧力の変化させる方法と,純Alの調質状態を継手強度の低下を示したF材からH112材へと変更した方法で実験を行った結果,継手効率の低下を抑制することができた....

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  • Ni基耐熱合金の異材摩擦圧接

    小椋 智, 中村 朗斗, 篠原 貴彦, 真崎 邦崇, 根崎 孝二, 山下 正太郎, 才田 一幸 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 78-79, 2018

    ...Inconel 718 / γ'型Ni基超合金の 摩擦圧接を行いNi 基超耐熱合金の組織や継手特性に及ぼす摩擦過程,およびその後の熱処理の影響について明らかにした.後熱処理としてInconel 718の時効処理を行った結果,異材継手においても析出強化によりInconel 718 T6 母材 の強度値が得られた.そのため,適切な熱処理を施すことで十分健全性が保たれることが明らかとなった....

    DOI

  • 爆発圧接したW/Cu接合体の曲げ特性と爆発圧接時の衝突速度との関係

    古手川 将大, プアチュリー プラディープ クマール, 伊藤 和博, 山本 啓, 田中 茂, 外本 和幸 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 124-125, 2018

    &quat;This study focused to correlate the bending strength of explosively welded W/Cu joints with the collision velocity used in the process, which controls the interface morphologies of the …

    DOI

  • Ti-6Al-4V合金/SUS316L鋼の異材摩擦圧接

    劉 恢弘, 青木 洋, 青木 祥宏, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2018f (0), 84-85, 2018

    ...摩擦圧接は,回転摩擦熱と印加圧力により接合を達成する固相接合法である。本研究では、Ti-6AL-4VとSUS316Lの異材摩擦圧接を行い、接合条件を最適化することで、良好な継手を得ることを目的とした。...

    DOI

  • 低気圧に伴う那須大雪時の表層雪崩発生に関わる降雪特性

    荒木 健太郎 雪氷 80 (2), 131-147, 2018

    ...事例解析の結果,3月27日の大雪事例では低気圧接近に伴い,湿潤な北〜東風の強まりとともに形成された地形性上昇流が過冷却の水雲を下層で発生させていた.この下層雲と低気圧に伴う雲からの降雪が,Seeder-Feederメカニズムを通して那須岳の北〜東斜面で降雪を強化し,局地的な短時間大雪をもたらしていた.統計解析の結果,この事例と同規模の大雪は約3年に1度,3月としては約19年に1度発生していた.那須で...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献10件

  • 汎用デジタル機器を用いて製作した複製義歯:材料特性と臨床評価

    倉橋 宏輔, 岩脇 有軌, 松田 岳, 後藤 崇晴, 石田 雄一, 伊藤 照明, 市川 哲雄 日本補綴歯科学会誌 9 (4), 357-364, 2017

    ...</p><p><b>方法</b>:細胞毒性試験では,ABS樹脂とPLA樹脂の浸漬液を用いてマウスの線維芽細胞様細胞の細胞生存率を測定した.接着試験では,専用の保持体にそれぞれの試験片を固定し,シリコーン印象材および常温重合レジンを圧接した後に,万能試験機を用いて引張試験を行った.使用感の評価には,専用の評価票を作成し,PLA製の複製義歯を使用する術者に回答させた....

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献11件

  • Ni超耐熱合金の摩擦圧接

    中村 朗斗, 小椋 智, 篠原 貴彦, 根崎 孝二, 才田 一幸 溶接学会全国大会講演概要 2017f (0), 292-293, 2017

    Inconel718の摩擦接合による継手について、接合過程や接合後の溶体化処理および時効処理が、組織および特性に及ぼす影響を検討した。接合時の昇温により継手のδ相が固溶し、溶体化処理において粒成長が著しくなるものの、母材に対する既定の時効処理を施すことで継手においても強度を確保することができた。

    DOI

  • A5052とSUS304の摩擦圧接法による異材円管継手作製のための圧接条件の検討

    中村 潤紀, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2017f (0), 296-297, 2017

    ...LNG気化器に用いられているトランジション継手を摩擦圧接法で容易に作製するために,A5052とSUS304の円管を用いて接合実験を行った.そして,摩擦過程中の接合現象と継手強度に及ぼす摩擦時間とアプセット圧力の影響を調べた.その結果,適切な摩擦圧力とアプセット圧力のときに,確実にA5052側から破断し,引張試験後の破断面にも欠陥のない良好な継手が得られる圧接条件を見いだした....

    DOI

  • 高周波線形摩擦接合によるアルミニウム合金とステンレス鋼の異材接合

    足立 寛延, 松田 朋己, 佐野 智一, 廣瀬 明夫, 吉田 諒, 堀 久司, 潘 慶竜, 落合 彦太郎, 木村 陵介, 小野 昇造 溶接学会全国大会講演概要 2017f (0), 278-279, 2017

    高周波線形摩擦接合を用いて非熱処理型合金のA5083および熱処理型合金のA6063とSUS304の異種材料接合を行った. その結果,高い強度が得られ良好な接合が達成されることがわかった.A5083は界面に1~2 μmの金属間化合物層が観察された.A6063は摩擦熱により界面付近で析出物が母相へと固溶し硬さ低下が生じた.

    DOI

  • 線形摩擦圧接における圧接面温度変化のFEM解析による推定方法の検討

    佐藤 佑樹, 木村 真晃, 日下 正広, 海津 浩一 溶接学会全国大会講演概要 2017f (0), 286-287, 2017

    ...線形摩擦圧接に関して,接触圧力と擦れ速度によって値が変化する焼付温度を算出し,焼付前後で入熱量が変化するような圧接面の温度変化を二次元非定常熱伝導FEM解析により求めた.軟鋼を対象として計算した結果,圧接面中央部から焼付きを生じさせ,それが圧接面全面に拡大するという一般的な線形摩擦圧接現象に近いと考えられる温度変化を得ることができた....

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  • 高周波線形摩擦接合法によるアルミニウム合金の同種・異種金属接合

    最上 英雄, 松田 朋己, 佐野 智一, 廣瀬 明夫, 吉田 諒, 堀 久司 溶接学会全国大会講演概要 2017f (0), 280-281, 2017

    本研究では,高熱伝導材への適用を目的として開発された高周波線形摩擦接合法を用いて,アルミニウム合金と銅の同種・異種金属接合を行った.その結果,本手法により良好な接合が達成されることが分かった.これらの継手に対して,接合界面の詳細な観察を行い接合性について評価を行った.

    DOI

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