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検索結果 15,743 件

  • 地上部・地下部呼吸の芽生え~成木での変化

    黒澤 陽子, 森 茂太 根の研究 33 (1), 15-22, 2024-03-20

    ...<p>長寿の樹木の成長と適応は,個体呼吸で得られるエネルギーで支えられている.このエネルギーは水獲得と炭素獲得を担う地下部と地上部に配分され,その配分は成長過程でサイズに応じて変化する.しかし,広い成長段階で地下部・地上部全体の呼吸を実測した研究は殆ど無い.著者らはブナ (<i>Fagus crenata</i>) の吸水種子~成木377個体の地上部と地下部の呼吸,重量,表面積を実測した.この結果,...

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  • 3次元点群データおよび心理分析を用いた定量指標による景観把握に関する研究

    舘川, 龍希, 國井, 洋一 68 (4), 93-103, 2024-03-07

    庭園や公園などの景観空間は,さまざまな景観構成要素によって構成され,多様な景観を作り出している。一方,景観を客観的に評価することが可能となれば,景観空間の管理・創造において,より良い空間づくりに活用することができる。近年,都市部や自然地域において,点群データが取得されるようになってきた。本研究では,点群データを用いた定量的な景観指標の適用可能性と,景観構成要素と人間との心理的な関係性を把握するこ…

    機関リポジトリ

  • 国内定期便の飛行時間予測に資する飛行計画データの統計分析

    原田 明徳, 武市 昇 日本航空宇宙学会誌 72 (2), 63-69, 2024-02-05

    ...<p>適切な交通流管理のためには正確な飛行軌道予測が一つの重要な技術となる.すべての飛行について,予測軌道に基づき定点の通過時刻を適切に調整し指示することで,滞留を緩和し全体の運航効率改善につながると考えられる.実飛行の軌道予測には機体に搭載されている飛行管理システムの参照軌道を地上側で正確に予測することが必要である.特に比較的長距離の路線において,巡航区間は飛行時間の予測精度が全体の精度に大きく影響...

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  • STOL実験機「飛鳥」で実証した低騒音短距離離着陸技術

    浅井 圭介, 渡辺 重哉, 野久 徹 日本航空宇宙学会誌 72 (2), 45-48, 2024-02-05

    ...<p>STOL(Short Takeoff and Landing)実験機「飛鳥」はUSB(Upper Surface Blowing)方式の短距離離着陸実験機である.ターボファンエンジンを主翼上面に配置し,フラップに沿ってエンジン排気を下方へ曲げることでSTOL性を確保するとともに,地上への騒音を大幅に低減した.3年半にわたる飛行実験で,パワード・リフト機の空力・飛行性を実証する世界的に貴重なデータ...

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  • 超音速機の新市場を拓く静粛超音速機技術の研究開発

    牧野 好和, 中 右介, 赤塚 純一, 上野 篤史, 石川 敬掲 日本航空宇宙学会誌 72 (2), 49-55, 2024-02-05

    ...JAXA)航空技術部門では,航空分野のみならず幅広い分野の企業・学界・エアラインの有識者からなる外部委員会による検討を経て,JAXA航空技術部門が目指す航空利用社会の将来像と重点課題,及びその実現に向けた個別具体的な研究開発課題とその取組方策を取りまとめた.本報は,重点課題の一つである静粛超音速機技術についてJAXAの研究開発を報告する.コンコルドの後継となる海上のみ超音速飛行を行う超音速機から,陸地上空...

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  • XRAIN降水強度を用いた冬期の交通状態分析

    山城 皓太郎, 萩原 亨, 高橋 翔, 松田 真宜 交通工学論文集 10 (1), A_198-A_207, 2024-02-01

    ...<p>札幌都心部では冬期の大雪により道路交通に大きな影響が出る.本研究では,札幌都心部におけるXRAIN降水強度とMFDで表される交通状態の関係について分析する.降雪状況を面的かつリアルタイムに把握する手法としてXRAIN降水強度の活用が考えられる.一方,MFDは交通状態の変化を表すことができる.最初に,地上の降雪状況を把握する方法としてXRAIN降水強度の有効性を検証した.XRAIN降水強度と地上観測...

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  • 国内の<i>Trichophyton indotineae</i>感染について

    加納 塁 日本医真菌学会雑誌 65 (1), 7-10, 2024-01-31

    ...<i>Trichiohyton indotineae</i>による白癬は国内においても2020年から散見され,今後拡大する懸念がある.そのため皮膚科診療の参考となるように,分離同定および薬剤耐性機構,国内外の分離状況について解説したい.患部の落屑・痂皮などの鏡検後,菌体成分を確認し,定法に従ってマイコセル寒天培地などの皮膚糸状菌分離培地上に試料を接種する.マイコセル寒天培地およびサブローブドウ糖寒天培地上...

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  • 組織培養で増殖したノビルの香気成分の解析

    中山 秀幸, 松田 美紀, 大窪 かおり, 大島 一里, 福田 伸二, 石丸 幹二 におい・かおり環境学会誌 55 (1), 20-22, 2024-01-25

    ...<p>ノビルの珠芽を殺菌し,1/2 MS固型培地上に置床し,発芽した植物体を継代培養することで茎葉培養体を得た.ノビル茎葉培養体の香気成分は,野生ノビルと同様ネギ類に特徴的な含硫成分を含んでいたが,野生ノビルに比較して低含量であった.今回ノビルの大量増殖と長期保存に有用な茎葉培養体を獲得するとともに,組織培養系におけるノビルの香気成分を初めて解析した.</p>...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 地形の理解に基づいた浸水予想における3DCGと実物模型の有用性

    飯田 和也, 久保田 善彦 日本教育工学会論文誌 advpub (0), 2024-01-20

    ...の理解に基づいた浸水予想に着目し,3DCG教材と実物模型教材が地形の理解にどのような影響を与えるのか検討した.授業実践の結果から,以下の3点の知見が得られた.1点目は,教材単体での効果である.統計分析の結果から,谷や台地などの特徴的な地形に関しては,どちらの教材でも平面地形図に比べて有意に浸水予想が正確になることがわかった.2点目は,教材の組み合わせによる効果である.両教材を使用することにより,台地上...

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  • タイズにおける生育の圃場内変異の携帯型NDVIセンサーを用いた評価

    福嶌 陽 日本作物学会紀事 93 (1), 38-42, 2024-01-05

    ...<p>携帯型NDVIセンサーを用いたNDVIの測定により,ダイズの生育の圃場内変異,およびその収量との関連を明らかにしようとした.タイズ品種「里のほほえみ」を用いて2021年と2022年に圃場試験を行った.いずれの年次も,出芽数が多い調査区は生育初期のNDVIが高かった.生育初期のNDVIが高い調査区は,いずれの年次も,開花期および子実肥大期前半の地上部乾物重が重い傾向が認められた.しかし,生育初期...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 主茎径を用いたダイズ品種「里のほほえみ」の乾物重予測

    丹野 和幸 日本作物学会紀事 93 (1), 43-48, 2024-01-05

    ...<p>主茎径を用いて,ダイズ品種「里のほほえみ」の乾物重を推定する手法を開発した.具体的には,主茎径を説明変数,個体あたり地上部乾物重を応答変数とし,6段階 (1:VC~V3,2:V4~V6,3:V7以降の栄養成長期,4:R1~R3,5:R4~R6,6:R7~R8) の発育相別に下に凸の二次式で回帰した.作期と栽植密度を変化させた (4~8月播種,6~38株/m<sup>2</sup>程度) 試験区...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • H.266 | VVC対応4K/8Kリアルタイムコーデックの開発

    木谷 佳隆, 海野 恭平, 河村 圭 映像情報メディア学会誌 78 (1), 115-123, 2024

    ...<p>最新の映像符号化方式であるH.266 | Versatile Video Coding (VVC) を用いたライブ映像伝送の高度化が期待されている.VVCはH.265 | High Efficiency Video Coding (HEVC) に対して2倍の符号化性能を有するため,たとえば国内ではVVCを用いた地上デジタル放送の4K/8K化が検討されている.しかし,ライブ伝送の実用化にはリアルタイムコーデック...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 局所アンサンブルデータ同化を用いた地上雨量観測からの全球降水分布の推定

    武藤 裕花, 塩尻 大也, 小槻 峻司 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 全球降水量分布の推定は,世界の災害予測や水資源管理に不可欠である.本研究では,アンサンブルデータ同化に基づき,地上雨量計観測から全球降水量分布を推定する新たな手法を提案する.具体的には,欧州中期予報センターの再解析降水量を用いて第一推定値と背景誤差共分散を構築し,同化観測数制限等の最先端のデータ同化手法も併用することで,全球降水量分布を推定した.推定の入力値とは独立の地上雨量計観測を用いて検証...

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  • 中部地方の特性が異なるダム流入量予測への深層学習の適用と学習用入力雨量の種別混在による予測精度への影響

    榑林 利晃, 辻倉 裕喜, 武田 英祐, 蟹江 盛仁, 松原 充幸, 船戸 総久, 井出 皓大, 浅野 雅博 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...</p><p> 本論では,面的な雨域の把握が可能なレーダ雨量を深層学習モデルの入力データとし,近年出水を学習対象としているが,学習データが限られる低頻度・未経験洪水に対する予測精度確保が課題となる.そのため,レーダ雨量が存在しない期間の大規模出水を地上雨量データを用いて学習対象に追加することで,これらの洪水に対する予測精度を確保した.また,学習に使用する雨量データの種別混在による予測精度への影響を分析...

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  • 車両移動観測に向けた気象測定IoTデバイスの開発

    松田 雄真, 仲吉 信人, 小野村 史穂 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 近年,ヒートアイランド現象や集中豪雨による被害が顕在化する中で,高空間解像度の地上気象データの重要性が高まっている.本研究では,気温,湿度,風向・風速,降水強度を観測でき,無線通信によるリアルタイムでの情報発信が可能なIoTデバイスを開発した.実際に,試作したIoTデバイスを車両に搭載し,定点観測値との比較を行った.その結果,定点観測時には日射加熱の影響やセンサの器差はあるものの,安定して気象測定...

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  • 鉄道分野におけるMMSの導入とその活用

    松本 康寿, 平松 孝晋, 上西 大樹 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 235-241, 2024

    ...<p> 昨今,技能労働者の高齢化や労働志向の変化にともない現場の労働力は不足しており,線路内作業の効率化は国内の鉄道事業者にとって共通の喫緊の課題となっている.そこで,JR西日本では生産性向上と働き方改革の一環として,検査業務をセンサや機械による手法に置き換える「地上検査の車上化」に取り組んでいる.その手段の一つとして,MMS(Mobile Mapping System)技術の鉄道への適用を進め,2021...

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  • 第9回 北海道医療大学北方系生態観察園

    堀田 清 ファルマシア 60 (1), 56-57, 2024

    ...北海道医療大学薬学部付属薬用植物園に隣接する笹だけが繁茂する荒れ果てた約16ヘクタールの森にて、剪定バサミだけによる笹刈りを20年以上続けた結果、カタクリ、エゾエンゴサク、エゾノリュウキンカ、ギョウジャニンニク、トチバニンジンなどの様々な植物たちが多数地上に現れ、かつて笹しかなかった森が豊かな森に変貌し続けている。...

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  • Seeder-Feederモデル及びレーダー立体観測情報の活用による地上雨量推定手法の開発

    中北 英一, 佐藤 克哉, 中渕 遥平 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...地形性降雨によって, レーダー観測雨量と地上観測雨量にずれが発生することがある. 地上雨量を正確に推定することは, 防災上の観点から非常に重要である. 本研究では, 地上雨量推定の精度を向上させることを目的として, レーダー情報から捕捉率を推定する手法を開発し, その捕捉率を用いて地上雨量推定を行った....

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  • 円滑な広域医療連携を実施・受容するための岩手県の現状と課題

    小守林 靖一, 奥田 伸育, 藤原 俊朗, 眞瀬 智彦 日本航空医療学会雑誌 24 (3), 3-10, 2023-12-30

    ...以上からIDHの円滑な業務遂行のための鍵となる要素は、救急隊および地上支援隊のRP到着時間であり、出動要請の時点で要請内容を十分に検討し、適切なメディカルコントロールを早期から行うことが重要である。</p>...

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  • 広域医療搬送における自衛隊航空機とDMAT医用電子機器との電磁適合性(EMC)基準の必要性

    宮脇 博基, 中西 茂幸 日本災害医学会雑誌 28 (3), 101-106, 2023-12-24

    ...【結果】これまで72種類の医用電子機器のEMC確認を地上駐機中の実機を用いたカップリング方式で実施済だが、自衛隊保有の機器が主であり、DMAT保有の機器については少数のみの実施であった。EMC未確認の医用電子機器の飛行中使用は原則認められない。【考察】広域医療搬送を想定したEMC基準は未整備であり、実搬送時に支障がでる恐れがある。...

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  • オゾンの性質と製造技術

    大澤 直樹 電気学会誌 143 (12), 758-761, 2023-12-01

    ...成層圏(地上10~20 km上空)にはオゾン層と呼ばれるオゾン濃度の高い領域があり,太陽光に含まれる有害な紫外線(UVB,波長280~320 nm)を吸収し,地上に降り注ぐのを防いでいる。身近な存在であるO<sub>3</sub>は,</p>...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 総説

    増子 敦 電気学会誌 143 (12), 756-757, 2023-12-01

    ...地上の大気中において</p>...

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  • 3次元レーザーを用いた実生の生育環境把握

    菊地 未宙, 加藤 顕, 蝦名 益仁, 朝日 洋成 日本緑化工学会誌 49 (2), 192-197, 2023-11-30

    <p>撹乱後の森林の再生において, 実生の生育環境を把握することは重要である。本研究は,実生の発生や発生に関わる落葉量について3次元レーザーを用いて評価できるかを検討した。落葉量は実生の発生に対して, 物理的出現阻害, 地表下土壌の変化, 病害の蔓延などの影響を及ぼす。実生量や落葉量を把握することは多大な調査労力を要するため, …

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • <総説>大気の乱れを見る

    ルース, ウベール 生存圏研究 19 21-28, 2023-11-21

    ...本稿では、地上のドップラーレーダーや、気球や小型無人航空機(UAV)に搭載されたセンサーが、この目的のためにどのように利用されるかなどについて紹介します。...

    HANDLE

  • <総説>樹木地上部における炭素蓄積量の年変動推定

    田邊, 智子 生存圏研究 19 29-34, 2023-11-21

    ...本稿は樹木地上部の生産量を対象に、年変動を評価するための手法に着目する。これまで用いられてきた指標について整理したうえで、それらの課題と今後の展望について解説する。...

    HANDLE

  • スマートな航空交通流管理に向けて

    アンドレエバ森 アドリアナ, 生地 将英 日本航空宇宙学会誌 71 (11), 298-304, 2023-11-05

    ...<p>近年の航空交通流増加に伴い,効率的な運航の重要性が増している.到着空港が混雑により到着可能な容量を超過する場合,着陸可能な便が上空にいても着陸することができず,空中で待機することになる.そのような空港の需要と容量のバランスを保つために,航空交通流管理(Air Traffic Flow Management, ATFM)が行われる.航空交通流管理では,空中での待機が見込まれる便に対し,地上待機時間...

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  • カウンターウェイト方式宇宙エレベーターの性能評価

    山極 芳樹, 大塚 清敏, 石川 洋二 日本航空宇宙学会誌 71 (11), 283-288, 2023-11-05

    ...<p>宇宙エレベーターの輸送方式として,一般的に検討されているケーブルに沿ってクライマを昇降するクライマ方式に対し,ステーションに動輪を設け,動輪を回転させることでケーブルを昇降させてケーブル端のゴンドラを上下させるカウンターウェイト方式を新たに提案し,GEOを境に地上側と宇宙側に適用した場合についてその性能評価を行った.その結果,GEOから地球側においては,カウンターウェイト方式の運用を行う区間を...

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  • 920MHz帯電波による土砂災害センシングを目指した土壌水分量にともなう電波減衰特性に関する検討

    小林 真, 岡本 真美, 向保 一輝, 新 浩一, 西 正博 J106-C (11), 390-402, 2023-11-01

    ...本研究では,センサネットワークに用いられる920MHz帯電波を用いて,土壌中の水分量を推定することを検討している.これまでに土壌水分量の上昇と土砂災害との関係性について明らかにされてきた.土壌水分量を推定できれば土砂災害の前兆現象が検出される可能性が高まるが,これまで土壌中の水分量が920MHz電波伝搬へ与える影響が調査された例は少ない.そこで本研究では,実際に920MHz帯電波の地中-地上間の減衰量...

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  • これからの“放送”はどこに向かうのか?Vol.11

    村上 圭子 放送研究と調査 73 (11), 2-39, 2023-11-01

    2023年9月6日、総務省の有識者会議「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会(在り方検)」が、約1年の議論を踏まえた取りまとめ案を公表した。外資系のプラットフォーム事業者が市場支配力を増す中、NHKの役割の強化や、放送メディア同士の連携の必要性が強く意識された内容となっている。それ以外にも論点は多岐にわたっており、取りまとめ案は838ページに及ぶものとなっている。 …

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  • センダイムシクイの繁殖生態とツツドリによる托卵

    川路 則友, 上沖 正欣, 川路 仁子 日本鳥学会誌 72 (2), 181-194, 2023-10-24

    ...<p>北海道西部において17年間にわたり,センダイムシクイ<i>Phylloscopus coronatus</i>の繁殖生態とツツドリ<i>Cuculus optatus</i>による托卵を調査した.合計で135巣を発見したが,巣の位置では地上がもっとも多く(65.2%),次いで横向きに倒れたササの上に作ったもの(32.6%)であった.平均の一腹卵数は6.4で,先行研究より大きく,調査地の緯度によるものと...

    DOI Web Site 参考文献38件

  • 放送制度検討会の2次取りまとめ案、放送の当事者から多数の意見

    日経ニューメディア = Nikkei new media (1869) 2-5, 2023-10-18

    ...放送政策、地上放送、衛星放送、ケーブルテレビ 総務省の「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会」は2023年10月12日に第23回会合を開催した。この日は、検討会および同検討会の下に設置された作業チームやワーキンググループ(WG)、タスクフォー…...

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  • 神奈川県でのダイズの6月播種と7月播種栽培における子実収量,収量構成要素,腐敗粒率の比較

    佐々木 洋平, 賀来 はる香, 田原 響平, 加藤 勝平, 小野寺 敏志, 肥後 昌男, 磯部 勝孝 日本作物学会紀事 92 (4), 331-337, 2023-10-05

    ...に対する腐敗粒率の影響を明らかにするため,神奈川県で6月(6月区)と7月(7月区)に播種した際の子実収量,食害粒,腐敗粒の発生を調査した.日本大学生物資源科学部内圃場(神奈川県藤沢市)で2018年と2021年の2ヵ年に6月と7月に播種する圃場試験を行った.供試品種は2018年が「里のほほえみ」,「エンレイ」,「タチナガハ」で,2021年は「エンレイ」とした.調査の結果,両年とも全品種で子実肥大期の地上部...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 釜ヶ峰アベマキ遺伝資源希少個体群保護林の林分構造と成立過程

    藤木 大介, 倉本 蘭, 西村 貫太, 東 勇太, 池内 麻里, 野木 宏祐 日本森林学会誌 105 (10), 323-328, 2023-10-01

    ...本林分は,コナラ属が優占する落葉広葉樹二次林が約140年で,ブナ天然林に匹敵する地上部現存量に到達した貴重な事例である。現在の里山に存在する放棄広葉樹二次林を,間伐を通して大径級の林分へ誘導するうえで,よい参照になり得る。</p>...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • ケーブルテレビによる放送インフラ代替の強化

    日経ニューメディア = Nikkei new media (1866) 5-6, 2023-09-27

    ...放送局の経費削減を目的に、ミニサテライト局(ミニサテ局)や小規模中継局などの地上放送ネットワークの無線設備の代替手段としてケーブルテレビを使うことはあり得ると思う。ただし、辺地共聴など共聴施設の老朽化が進んでいることへの対応(巻き取り)と…...

    日経BP Web Site

  • アラビノキシランの生合成機構と健康機能性に関する研究動向

    鈴木 史朗, 鈴木 聖治, 吉田 光毅 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 35 (207), J63-J67, 2023-09-25

    ...<p>アラビノキシラン(AX)は、イネ科植物細胞壁の主要なヘミセルロースで、地上で最も多い賦存量と生産量を有するリグノセルロース系バイオマス成分の一つである。AXは、イネ科エネルギー作物の支持組織(茎・葉)では、リグニンと結合した構造多糖としてバイオマス糖化の障壁となる一方、穀物の可食組織(種皮・胚乳)では食物繊維として免疫賦活機能やプレバイオティクス機能などの生理活性を有する。...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 地下鉄駅の駅まち空間に関する基礎的な研究

    大山 万智, 岩水 桂亮, 黒瀬 武史 都市計画報告集 22 (2), 210-216, 2023-09-07

    ...地上の鉄道駅では、駅前広場の整備が進められており、駅や駅近傍の都市空間を対象に、整備主体の垣根を超えた⼀体的な整備の事例が増加している。一方、地下鉄駅は⼀般に駅舎や駅前広場を地上に持たず、当該地区における重要性は高いものの、駅と駅近傍の空間を一体的に計画する事例は都心部に限られている。...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 気候変動とブロッキング現象

    中村 昇 日本物理学会誌 78 (9), 516-524, 2023-09-05

    ...</p><p>筆者の研究室では,中緯度の天気変化を特徴づける変数として,偏西風(ジェット気流)の蛇行に着目している.偏西風の蛇行と地上の高低気圧のあいだには密接な関係があり,通常,中緯度の天気は偏西風に乗って西から東へと移動していく....

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  • 衛星通信/NTNと5G/Beyond 5Gの連携の動向と研究開発の取組み

    三浦 周, 関口 真理子, 大倉 拓也, 小竹 秀明, 白玉 公一, 斉藤 嘉彦, カラスコ-カサド アルベルト, 阿部 侑真, 辻 宏之 J106-C (9), 344-353, 2023-09-01

    ...5G/Beyond 5Gと衛星通信を含む非地上系通信網(Non-Terrestrial Networks:NTN)の連携に関し,現在の動向や技術課題,情報通信研究機構(NICT)による研究開発の取組みを俯瞰的に記述する.衛星通信を含むNTNプラットホームが低軌道(Low Earth Orbit:LEO)衛星,高高度プラットホーム(High-Altitude Platform Station: HAPS...

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  • 高吸水性ポリマーを用いた高圧噴射撹拌工法の開発

    利根 誠, 下坂 賢二, 大野 康年, 伊藤 孝芳, 赤木 寛一 地盤工学ジャーナル 18 (3), 267-283, 2023-09-01

    ...<p>高圧噴射撹拌工法で発生する排泥物は,セメント系柱状改良体を地中で造成する際に副次的に地上排出される泥土状の混合物である。その内容物を大別すると,(1)切削水と土粒子が混合して地上排出したもの,(2)硬化材のうち改良結合材として寄与せずに浮遊土粒子との混合状態で地上排出されたものである。すなわち,排泥物の大部分は工法由来の水と硬化材であるため,これらの投入量を減じることが排泥物減量に寄与する。...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 上空の電波伝搬における仲上-ライス変動の三次元空間相関特性の理論解析

    津濱 ひかり, 藤井 輝也 電子情報通信学会論文誌B 通信 J106-B (9), 631-636, 2023-09-01

    ...ドローン等,上空の移動体との通信を地上携帯通信網を利用して構成する“三次元空間セル構成”が提案されている.上空での通信品質や受信特性を評価する場合には,受信振幅の自己相関が重要となるがその解析は非常に複雑である.本論では上空の電波到来角度特性を考慮した仲上-ライス変動の三次元空間自己相関係数の近似解を導出する....

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  • メッシュシート被覆によるオオイタドリの地下部生育抑制に関する調査

    佐藤 厚子, 林 宏親 日本緑化工学会誌 49 (1), 165-166, 2023-08-31

    ...<p>生育が旺盛で草丈が高く葉の面積が大きいなど面的な広がりを持って空間を遮るため,維持管理上の課題があるオオイタドリについて,これまでシートの被覆により生育を抑制する方法を検討し,地上部だけでなく地下部についても生育を抑制できたことを確認した。本調査では,1年目に引き続きメッシュシートで被覆してから2年経過後のオオイタドリの地下部を観察した。...

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  • 日積算光量と踏圧がバミューダグラス(<i>Cynodon</i> spp.)に及ぼす影響

    平野 尭将, 隅倉 光博 日本緑化工学会誌 49 (1), 33-38, 2023-08-31

    ...日積算光量は供試植物の地上部と地下部乾燥重量の増減に与える影響が大きく,踏圧処理は地下部や匍匐茎の乾燥重量の増減に与える影響が大きい。そのため,日射を取り込む工夫や踏圧により発生した生育被害に応じた養生期間の調整が重要である。</p>...

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  • 地上放送インフラ共同利用の協議の場を年内に、プラットフォームTF

    日経ニューメディア = Nikkei new media (1862) 2-3, 2023-08-30

    ...放送政策、地上放送、衛星放送、動画配信、公共放送 総務省の「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会 放送業界に係るプラットフォームの在り方に関するタスクフォース」は2023年8月25日に第6回会合を開催した。 この日事務局は取りまとめ案を…...

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  • 衛星/ケーブル/訂正放送/情報開示など、放送制度検討会で論点提示

    日経ニューメディア = Nikkei new media (1861) 3-5, 2023-08-23

    ...放送政策、衛星放送、ケーブルテレビ、地上放送 総務省は2023年8月8日に「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会」の第21回会合を開催した。この日事務局は、2022年8月の取りまとめの公表以降に検討会で行ってきた議論をベースにいくつかの論点を…...

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  • 様々な中性子施設で半導体ソフトエラー評価を 可能にする技術の開発

    橋本 昌宜 安全工学 62 (4), 231-235, 2023-08-15

    ...<p>自動運転や介護ロボットの実用化が期待される中,コンピュータの中核をなす半導体チップの信頼性確保の重要性が高まっている.一方で,地上には宇宙線が降り注いでおり,宇宙線に含まれる中性子によって半導体チップにソフトエラーと呼ばれる誤動作が起こることが知られている.ソフトエラーレートの評価は,地上環境を再現する中性子源を用いて行う方法が一般的であるが,世界にそのような中性子源は5 つほどしかなく,需要...

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  • 放送送信所周辺での電波ばく露レベル測定

    飛田 和博, 大西 輝夫, 多氣 昌生, 渡辺 聡一 電子情報通信学会論文誌B 通信 J106-B (8), 570-572, 2023-08-01

    ...電波ばく露レベルモニタリングの一環として地上デジタルTV放送及びFM放送の放送送信所周辺の電界強度測定を行った.測定場所として東京スカイツリー及びさいたま市,船橋市の送信所周辺を選択し,電界強度分布測定,過去測定との比較を行った....

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  • 新幹線回送線・車両センターにおけるローカル5G検証試験

    洞井 裕介, 領木 慎一, 山下 真弘, 長坂 雄一, 仙田 航基, 坂本 洋介 電子情報通信学会論文誌B 通信 J106-B (8), 582-593, 2023-08-01

    ...保守作業にローカル5Gを活用することを念頭に試験を実施し,ローカル5Gにおける伝送品質等の動的変化,映像伝送特性,車両センター着発収容庫車両内の電波特性,敷地外電波強度に関するデータを収集・解析し,鉄道固有環境が及ぼす影響を検証した.その結果,回送車両上と地上との間で,システム仕様上の最大スループットを達成し,地上への4Kカメラ映像伝送に成功した.また,車両センター着発収容庫内の電波環境を明らかにした...

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  • 7-2-4 地上設置型太陽光発電所の立地特性

    島崎 洋一 日本エネルギー学会大会講演要旨集 32 (0), 152-153, 2023-08-01

    <p>This study analyzed environmental factors related to photovoltaic plants in one region of Yamanashi Prefecture. Overlay analysis was applied for investigation to assess the ground-mounted …

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  • 大規模均一栽培圃場における生育調査のドローン空撮による代替手法の検討

    伊藤 淳士, NJANE Stephen Njehia 農研機構研究報告 2023 (15), 53-60, 2023-07-31

    ...<p>大規模均一栽培圃場での生育調査は,大きな労力を要する.それらをドローン空撮および画像解析により代替する手法を検討した.複数の画像から対象物の形状を3次元的に構成する手法に SfM がある.ドローン空撮画像を SfM 処理する手法は広く使われているが,空撮の際に地上基準点(GCP)を適切に配置することでその精度を高める必要がある.大規模均一栽培圃場では全面を作物で被覆しているため,GCP の設置...

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  • 放送法及び電波法の一部を改正する法律

    岩坪 昌一 情報通信政策研究 7 (1), 259-273, 2023-07-20

    ...</p><p>②については、複数の特定地上基幹放送事業者が中継局設備を共同で利用することで事業運営の効率化を図ることを可能とするため、特定地上基幹放送事業者が、総務大臣による確認を経た上で、他者(基幹放送局提供事業者)の中継局を用いて地上基幹放送の業務を行うことを可能とするものである。</p><p>また、日本放送協会(以下「協会」という。)...

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  • BB代替作業チームが2次とりまとめ案、今後の進め方に各局が注文

    日経ニューメディア = Nikkei new media (1857) 4-6, 2023-07-19

    ...地上放送 総務省の「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会 小規模中継局等のブロードバンド等による代替に関する作業チーム」は2023年7月7日に第14回会合を開催した。これまでの議論を事務局でまとめた作業チームの「2次取りまとめ案」を確認し…...

    日経BP Web Site

  • 衛星IoTシステムにおける利用可能チャネルの偏りを考慮したSlotted ALOHA方式の送信制御

    岡田 啓, 熊澤 完介, 松井 宗大, 立神 光洋, 五藤 大介, 糸川 喜代彦, 山下 史洋, 片山 正昭 電子情報通信学会論文誌B 通信 J106-B (7), 413-423, 2023-07-01

    ...920 MHz帯LPWAを用いた衛星IoTシステムでは,端末は地上ネットワークへの干渉を避けるために利用可能なチャネルが制限される.この制限は端末の場所に依存するため,利用可能チャネルに偏りが生じ,スループット劣化の要因となる.本論文ではSlotted ALOHA方式において利用可能チャネルの偏りによるスループット劣化を軽減する送信制御を提案する.提案送信制御では,チャネルへの送信優先度を表すチャネル...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE

  • クラウドベースの森林資源情報システムの応用可能性

    木下 涼日, 加藤 亜里紗, 渡辺 和誓, 松村 直人 中部森林研究 71 99-100, 2023-06-30

    ...本研究では、三重県で導入が進んでいる森林クラウドシステムについての情報を整理すると共に、システムに整備されている航空レーザ測量から取得された森林資源解析結果と地上調査結果の比較を行い、データの特徴について考察し、市町村の森林環境譲与税運用への応用を検討する。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE

  • 軌道ベース運用における航空機の安全性可視化を特徴とする地上管制HMIの開発

    皆川, 純, 信田, 翔平, 鳥居, 晃 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 1171-1179, 2023-06-28

    ...航空機の効率的な運航を目指した次世代の航空管制のあり方として,軌道ベースの航空管制システムが注目されている.軌道ベースの管制システムを運用するためには,システムによって自動化された管制官に対する支援が必要不可欠である.しかし,軌道ベースの管制システムが担う処理が広範囲かつ複雑になることから,管制官がシステムの状態を把握するのが困難になり,従来の地上管制官が着目していた地上面における安全性や効率性といった...

    情報処理学会

  • 航空機動態情報のダウンリンクを用いた航空機の軌道予測精度の向上

    虎谷 大地 日本航空宇宙学会誌 71 (6), 156-160, 2023-06-05

    ...比較的大きな誤差が発生し,軌道予測の精度に悪影響を与えていた.本稿では,軌道予測技術について概観すると共に,現在導入が進められている航空機動態情報のダウンリンク機能(downlink aircraft parameters:DAPs)を用いることで,機上で取得した高精度な速度を地上システムにダウンリンクし,軌道予測精度を向上させる方法について紹介する....

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  • LiDAR技術とマヤ文明

    青山 和夫 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J106-D (6), 366-374, 2023-06-01

    ...LiDARは,地上の踏査では明らかにし難い密林に覆われた広範な地域の三次元構造を面的に捉えるリモートセンシングとして,マヤ文明のセトルメント・パターンに関する革新的なデータを提供しつつある.本論文では,筆者らによるグアテマラのセイバル遺跡とメキシコのアグアダ・フェニックス遺跡の調査の成果について論じる.筆者らの調査によって,大規模な公共祭祀建造物は農耕定住共同体や王権が確立された後ではなく,それ以前...

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  • 立山弥陀ヶ原の地形と植生の特徴から考える自然保護のあり方

    大宮 徹, 小林 裕之 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 104-, 2023-05-30

    ...人為的攪乱の無い区画では台地の頂上面はおおむね草原で地上開度は平均143.3°であった。谷までの斜面の傾斜は30~40°で、上部から順にダケカンバ、オオシラビソなどが増える傾向にあった。とりわけミヤマハンノキは地上開度が平均36.3°の谷底に分布し草原の分布と重ならないことが分かった。一方、人為的攪乱の顕著な区画では、頂上面でもミヤマハンノキが繁茂し地上開度の平均は100°を越えていた。...

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  • 無人航空機空中写真による過去の航空レーザ測量の森林資源情報の更新

    小谷 英司, 西園 朋広 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 119-, 2023-05-30

    ...地上標準地データと比較して、航空レーザで単木抽出率は87%であり、無人航空機では80%であり、差分の間伐木抽出率は90%であった。航空レーザと無人航空機の樹頂点位置は近接しており、各々の近接木を同一木とするプログラムを作成して、単木属性を連結した。これにより過去の航空レーザ測量と無人航空機空中写真を組み合わせて、単木単位で追跡でき、情報更新できることがわかった。...

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  • 日本国内の森林の地上部バイオマスと気候条件、樹木機能形質の関係

    梶野 浩史, 小黒 芳生, 黒川 紘子, 小野田 雄介, 饗庭 正寛, 彦坂 幸毅 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 160-, 2023-05-30

    ...本研究では、炭素貯蓄量の多い森林の特徴を解明するために、森林の地上部バイオマス(AGB)を気候条件と樹木の機能形質から予測するモデルを構築した。モニタリングサイト1000に登録されている天然林51サイトを対象にAGBと気候条件(気温、降水量、乾燥度指数)、樹木の機能形質(葉面積当たりの乾燥重量(LMA)、材密度)の群集平均値、針葉樹優占度の関係を解析した。...

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  • 令和4年台風第14号による宮崎県の山地災害の特徴

    篠原 慶規, 清水 収 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 178-, 2023-05-30

    ...また,1~72時間最大降水量を,地上降水量データの空間補間から県内全域について計算した。この降水量を,宮崎県に,より大きな被害をもたらした平成17年台風14号のものと比較した結果,R4の短時間降雨はH17と同程度であったが,長時間降雨は,H17には及ばなかった。崩壊地の降雨量は,低降雨域には分布していないものの,明確に高降雨域に片寄っていた訳でもなかった。...

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  • CNN-Webアプリを用いて林内全天球画像から推定した人工林資源情報の検証

    矢田 豊, 木村 一也, 山路 佳奈, 太田 侑里, 河邑 武蔵, 安田 琢海, 上野 直人, 村上 良平, 長田 茂美, 松井 康浩 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 267-, 2023-05-30

    ...これらの撮影画像から得られた推定値と、地上型レーザースキャナ(アドイン研究所製OWL)等による計測値を、比較検証した。</p>...

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  • 伐採時期・伐採高さがクロモジの萌芽発生におよぼす影響

    高橋 輝昌, 河野 橘平, 柴崎 則雄 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 205-, 2023-05-30

    ...切断時期にかかわらず切断高が60 cm以上だと全萌芽数に占める地上部から発生する萌芽の割合が地下部から発生する割合よりも高かった。地上部から発生した萌芽の長さと基部直径は切断高によらず冬切断よりも夏切断で大きい傾向にあった。地下部から発生する萌芽では切断時期による萌芽の長さや基部直径の違いが不明瞭だった。</p>...

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  • 平均樹高と林分密度による平均直径の推定

    井上 昭夫, 梅見 弘太郎 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 264-, 2023-05-30

    ...本研究では,平均樹高と林分密度の情報をもとに,平均直径を推定するモデルを誘導し,その妥当性を地上調査のデータをもとに評価した。樹幹表面積の回帰モデル,樹幹表面積の保存則および樹幹表面積に基づく林分密度指標をもとに,平均直径の推定モデルを演繹した。森林総合研究所によって公開されている収穫表調製業務資料のうち,スギ林とヒノキ林の林分調査データを用いた。...

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  • マレーシアの森林劣化後の草地に生育する草本とシダのバイオマス推定式

    田中 憲蔵, 米田 令仁, Mohamad Azani Alias 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 311-, 2023-05-30

    ...本研究ではイネ科草本類、広葉草本類、シダ類の3グループについて、地上部と地下部バイオマスを推定するためのアロメトリー式の開発や地上部/地下部バイオマス比(RSR)の検討を行なった。3グループ間で式を比較したところ,イネ科草本とシダ類の間では差がなかったが、広葉草本とイネ科草本やシダ類では有意差が見られた。...

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  • スギ優良品種苗の成長特性 ー普通苗との比較

    米田 令仁, 福本 桂子, 大谷 達也 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 302-, 2023-05-30

    ...地上部現存量では、高岡署1号のほうが葉、枝、幹すべてでタノアカより多かった。高岡署1号はタノアカよりも地際直径が大きく現存量も大きいが樹高は変わらなかった。4成長期間での下刈り省力のためには樹高成長に優れた別の優良品種を選択するべきであるが、調査を継続し再評価する必要があると考えられた。</p>...

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  • 北海道の冷温帯林におけるササの地上部バイオマス量、高さ、密度の関係

    松山 周平, 福澤 加里部, 智和 正明, 榎木 勉, 菱 拓雄 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 458-, 2023-05-30

    ...こうした森林生態系におけるササ群落の機能的特性を理解する一助とするため、道内3サイト(足寄、中川、天塩)において、単位面積あたりのササの地上部バイオマス量(以下、バイオマス)、稈高、稈密度、林床の光環境(rPPFD)を調べ、変数間の関係やサイト間の違いを分析した。優占するササの種類はサイトによって異なり、足寄ではミヤコザサ、中川ではクマイザサ、天塩ではチシマザサが分布していた。...

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  • ネットゼロエミッションの達成に資する森林吸収源評価枠組みの構築

    松井 哲哉, 石塚 成宏, 柳田 高志, 江原 誠, 小南 裕志, 津山 幾太郎, 平田 晶子, 酒井 寿夫, 橋本 昌司, 北原 文章, 西園 朋広, 山田 祐亮, 久保山 裕史, 早舩 真智, 加用 千裕, 小井土 賢二, 髙田 依里, 外崎 真理雄, 森田 香菜子, 古川 拓哉, 藤間 剛 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 483-, 2023-05-30

    ...プロジェクトチームは4つの小課題に分かれており、それぞれ1.全国を空間明示的に扱うことが可能な炭素シミュレータの開発、2.地上部および地下部における森林吸収量の推定方法の開発、3.伐採木材製品(HWP)の炭素貯蔵効果による吸収・排出量の推計、4.ネットゼロエミッション達成に貢献する政策・計画・施策の評価を担当する。...

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  • あいち海上の森の異なる表層地質に起因する土壌特性とヒノキ林成長 の違い

    杁山 哲矢, 谷川 東子, 土居 龍成, 林 亮太, 千葉 尚哉, 柳瀬 亮太, 黒見 信輔, 金子 祥也, 平野 恭弘 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 498-, 2023-05-30

    ...<p>愛知県瀬戸市の海上の森には表層地質として砂礫層と花崗岩が分布し,それぞれヒノキ人工林が生育している.この人工林は,明治期の荒廃地への緑化工事を経て植栽されたものである.海上の森のヒノキ人工林には地質間の地上部成長差が視覚的に認められるが,成長差の定量的評価や要因解明はなされていない.本研究は,海上の森のヒノキ林において異なる地質における土壌特性の違いとヒノキ地上部成長速度の差を明らかにすることを...

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  • 知床国有林択伐跡地における35年間の稚樹層密度・種組成の変化

    古宮 悠希, 菊池 俊一 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 466-, 2023-05-30

    ...各Beltは5m×5mの方形区に区切り、Braun-Blanquet法による被度と各コドラート内4地点における地上地上から2mの位置での照度を調べた。択伐直後には極めて被度が高かったクマイザサが衰退、高木類の稚樹数が増加した。今回の調査で、立地環境によって調査期間内の稚樹数の変化に違いがみられることがわかった。ここから、択伐後35年間の稚樹数の変化を立地環境の観点から考察する。</p>...

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  • 人為撹乱の程度が異なるペルー山地林における森林構造と群集組成

    宮本 和樹, 佐藤 保, 今村 直広, Alexs Arana, Christian Rohner, Sonia Palacios, Juan Carlos Ocana, Sara Terreros, Carlo Reyes 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 459-, 2023-05-30

    ...今後もこうした地上調査データを蓄積し、森林劣化レベルごとの森林構造や種組成の違いと衛星データとの相関を明らかにすることで、アマゾン-アンデス地域の森林劣化の広域評価につなげていく予定である。</p>...

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  • 林床植生除去に対する森林土壌の窒素動態の中長期的な応答

    福澤 加里部, 智和 正明, 菱 拓雄, 松山 周平, 野村 睦 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 489-, 2023-05-30

    ...<p>ササ類の消失が森林土壌の窒素動態に及ぼす中長期的な影響を解明するため、ササ地上部除去開始後5年以上経過した森林において、土壌中の無機窒素量と正味の窒素無機化速度を測定した。調査は北海道北部に位置する北海道大学中川・天塩研究林内の天然性冷温帯林にてミズナラ対象木の周囲にプロットを設定し、ササ除去区と隣接する対照区との間で比較した。...

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  • 異なる根系型を持つ3樹種の根系構造と引き倒しモーメント

    藤堂 千景, 池野 英利, 山瀬 敬太郎, 谷川 東子, 大橋 瑞江, 檀浦 正子, 平野 恭弘 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 692-, 2023-05-30

    ...<p>樹木の倒伏抵抗力は、材積等の地上部や根鉢等の地下部特性と高い正の相関が明らかにされている。しかし、地下部根系のどの部分の構造が倒伏抵抗力に寄与しているかという知見は極めて少ない。本研究は、三次元根系構造を用いて任意の根系特性データを取得し、根系構造と倒伏抵抗力との関係を解明することを目的とした。...

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  • 放射性物質高濃度汚染地域における森林内の放射性セシウムの分布

    阪田 匡司, 篠宮 佳樹, 大橋 伸太, 奥田 史郎, 眞中 卓也, 坂下 渉, 三浦 覚 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 664-, 2023-05-30

    ...地上部のRCs濃度については林分によって大きく異なり、特にコナラの葉や枝のRCs濃度はその他の樹種に比べて高い傾向がみられた。また、地下部RCs蓄積量に対する地上部の葉や枝のRCs濃度比もコナラで高い傾向が見られたが、スギの1林分で非常に高い地点があり、樹種だけでなく立地条件による影響も示唆された。</p>...

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  • 異なる時季の施肥とその量がスギ苗木の養分蓄積に与える影響

    比江島 尚真, 赤木 功, 山野邉 太郎, 高橋 誠, 鵜川 信 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 136-, 2023-05-30

    ...この目的を達成するために、県姶良3号の1年生苗に対して、2021年の夏季、秋季、2022年の冬季、春季の4つの時季に4段階の施用量で施肥を行い、苗木の地上部と地下部における養分(窒素、リン、カリウム)の蓄積量を評価した。その結果、春季と冬季には養分の蓄積量が少なかった。一方で、夏季と秋季には、施肥量にともなって養分の蓄積量が増加したことに加え、相対的に養分を地上部に蓄積させる傾向がみられた。...

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  • 3次元レーザーデータを用いた撹乱後の実生状況把握

    菊地 未宙, 加藤 顕, 蛯名 益仁, 朝日 洋成 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 124-, 2023-05-30

    ...3次元データの取得には地上レーザーを使用し、取得したデータをボクセル化した。3次元レーザーで実生の状況を評価できるか検証するために、実生高の合計と実生のボクセル数の関係を把握した。さらに、レーザーや周辺樹木の位置関係から落葉量を推定した。その結果、実生数をレーザーから把握することは難しかったが、実生の生存に関わる落葉量と実生の発生数には負の相関があることがわかった。</p>...

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  • マツノザイセンチュウにおける昆虫便乗の特異性獲得とその段階的進化

    桐野 巴瑠, 前原 紀敏, 新屋 良治 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 199-, 2023-05-30

    ...まず、同種の水溶性フェロモンを添加した培地上でオキナワザイを培養した結果、全体の27%が分散型幼虫へと移行し(P<0.01)、この際高温ほど分散型幼虫の誘導率が高くなる傾向が見られた。次に、マツノマダラカミキリが羽化するまで共培養した結果、全体の23%が分散型幼虫へと移行した(P<0.01) 。...

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  • 巨木が日本人に与えるイメージに関する考察

    蔡 寧馨, 石橋 整司, 齋藤 暖生, 藤原 章雄 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 238-, 2023-05-30

    ...地上 1.3m の位置で幹周が3m 以上を巨木の基準とし、国指定天然記念物に指定されている個体を中心に分析した結果、巨木の印象は単純な大きさに加え幹周と樹高とのバランスによっても変化する可能性があること、樹冠や樹幹の形状などが圧倒感や神秘性、希少性などのイメージを抱かせること、多くの巨木が伝説・伝承と結びついて神格化されていること、地形や社寺の存在など立地条件にも特徴があること、などがわかった。...

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  • 地上レーザ計測と航空レーザ計測における林内空間情報の比較

    和田 のどか, 粟屋 善雄, 宇野女 草太, 山本 敦也, 服部 正道, 宮地 将生, 神谷 光顕 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 269-, 2023-05-30

    ...<p>絶滅危惧IBの猛禽類で1日の殆どを森林で過ごすクマタカの林内環境を把握するため、鈴鹿山脈にある営巣地周辺1km<sup>2</sup>を対象に地上レーザ(以下TLS)と航空レーザ(以下ALS)のLiDARデータを用いて林内空間値を算出した。まず各LiDARから1m<sup>3</sup>のボクセルを作成しボクセル内に点群がない部分を空間と判定した。...

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  • ユーカリのコンテナ育苗における培地の影響

    永嶋 春輝, 浅田 隆之, Omari Abdulhaq, 崔 東寿, 戸田 浩人, 吉田 智弘 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 368-, 2023-05-30

    ...発表では、T/R(地上部/地下部)比など根の成長状態も含めて総合的に考察する。</p>...

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  • 13Cパルスラベリングを用いたスギ2品種の樹体内炭素配分

    檀浦 正子, 能勢 美峰, 福田 有樹, 三嶋 賢太郎, 松下 通也, 南 尊大, 田邊 智子, Daniel Epron, 小南 裕志, 高梨 聡, 香川 聡 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 390-, 2023-05-30

    ...</p><p>両系統ともに8月の光合成産物は主に地上部に配分されていたが、10月、12月の光合成産物は地下部へも多くが配分されていた。伸長成長にかかわる頂端への炭素配分は8月よりも10月の光合成の寄与が大きく、郷台1号が上都賀7号に比べ、構造性炭素だけでなく可溶性炭素、デンプンへの配分も多かった。</p>...

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  • 微小重力環境下における樹木の初期成長

    源光寺 美季, 糟谷 信彦, 宮藤 久士 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 411-, 2023-05-30

    ...本研究では、微小重力環境を地上で構築することで、微小重力環境下における樹木の初期成長について明らかにするとともに、多視点ステレオ法によって根の3次元モデルを作成し、根の構造の定量的な評価を目的とした。</p><p> アカマツ、クロマツ、スギ、クヌギの種子を水またはジベレリンで発根処理し、1G環境下またはクリノスタット上(微小重力環境下)で2~3週間生育した。...

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  • 熱帯雨林における葉のリター分解に伴う栄養素組成の変化

    花谷 周亮, 遠藤 いず貴, 福澤 加里部, 中路 達郎, 片山 歩美, 牧田 直樹, 大橋 瑞江 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 477-, 2023-05-30

    ...一方で,熱帯雨林では様々な高さの樹木や倒木によって森林内に階層構造が形成されているため,リターは林床だけでなく地上部の枝葉や倒木の上にも存在する。しかし,これら地上部に存在するリターの分解に伴う栄養素の供給プロセスの詳細は明らかではない。そこで本研究は、マレーシアのランビルヒルズ国立公園にて、分解に伴う栄養素組成の変化をリターの存在場所ごとに調査した。...

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  • ドローンLiDARを用いた葉面積指数推定手法の検討

    仮屋園 純平, 熊谷 朝臣, 堀田 紀文, 仲畑 了, 藤目 直也 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 470-, 2023-05-30

    ...近年の急速なUAV LiDAR測量技術の進歩は、既存の地上・航空LiDARと比較してもより高精度で簡便に、広域の林分・樹冠構造を把握することを可能にした。しかし、UAV LiDAR測量技術を用いたLAI計測に関しては、未だ確定技術が存在しない。...

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  • 効果的なクマ剥ぎ防除のための忌避剤塗布方法

    柳澤 賢一, 小山 泰弘 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 582-, 2023-05-30

    ...そこで本試験では、忌避剤を根元だけではなく、地上高1m程度の高さにも点状塗布することで、クマの剥皮害をより効果的に防除できるかを検証した。...

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  • 林冠ギャップにおける光環境の不均質性が更新木の多様性に及ぼす影響

    田邊 しずく, 谷口 真吾, 松本 一穂 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 663-, 2023-05-30

    ...調査方法は,林冠ギャップを含む等高線方向20m×斜面上下方向30mの調査林分内の水平方向に2m間隔,垂直方向に地上2mから高さ13mまでの1m間隔の地点で小型メモリー光量子センサーを用いて林内の相対日射量を計測した。同時に更新樹種別の3成長期における成長量,死亡率,生存率,新規加入率を計測した。...

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  • 放射性セシウムに汚染された森林における植栽木や実生の面移行係数

    三浦 覚, 大橋 伸太, 荒木 眞岳, 小松 雅史, 橋本 昌司, 長倉 淳子, 坂下 渉, 今村 直広, 眞中 卓也, 重永 英年, 篠宮 佳樹 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 665-, 2023-05-30

    ...本研究では、林産物の利用回復を目的とした主要林木の将来の放射性セシウム濃度予測に資するため、林野庁が2018〜2020年に実施した、原発事故後に更新したスギ、ヒノキ、カラマツ、コナラ、クヌギの植栽木とアカマツ実生の地上部と地下部についての調査データを解析した。...

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  • 福島県におけるスギ・ヒノキ・アカマツ樹幹部の中長期的な<sup>137</sup>Cs濃度変化

    山村 充, 井上 美那, 氏家 亨, 赤間 亮夫 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 666-, 2023-05-30

    ...2013年度以降の各年度において調査箇所ごとに1本の立木を伐倒後,地上1m高から外樹皮,内樹皮,辺材,心材をそれぞれ採取し,ゲルマニウム半導体検出器にて放射性セシウム濃度を分析した。その結果2018年度以降,スギ・ヒノキ・アカマツの内樹皮濃度は樹種によらず辺材濃度の約10倍となる傾向が認められた。また,辺材-心材濃度比の2013~2021年度における推移は樹種によって異なる傾向を示した。...

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  • UAV-LiDARデータからの樹幹形質推定手法の検討

    平岡 裕一郎, 星川 健史, 矢嶋 準, 原田 丈也 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 120-, 2023-05-30

    ...一方、一部のレーザは林冠に遮蔽されるため、樹幹点群の欠損は地上型LiDARと比較して多くなる。また、計測の際には対象林分の上空をUAVが往復を繰り返し林分全体を捉えるよう航路設定するが、往復航路間で点群に位置ずれが生じる可能性がある。本研究ではこれら問題の解決と、樹幹点群の検出と樹幹直径等の形質情報の推定を試みた。...

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  • カシノナガキクイムシの寄主木への飛来方向を探る

    山崎 理正, 辰巳 賢史郎, 伊東 康人 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 196-, 2023-05-30

    ...2022年7月から10月にかけて、8本の未被害のコナラの樹幹地際部に粘着トラップを、主幹近辺(平均距離1m)の地上高1~9mに2m毎に衝突板トラップを設置した。約1週間毎に捕獲数を計数し、衝突板トラップでの捕獲数に影響する要因を解析した。その結果、地際への着地数が多い時期に衝突板トラップでの捕獲確率は高く、捕獲数は多くなっていた。...

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  • 赤津研究林白坂小流域における最近23年間の森林変化

    澤田 晴雄 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 162-, 2023-05-30

    ...毎木調査は地上から1.3m部の幹の直径が5.0cm以上の木本種を対象木とし、番号札を付け樹種と胸高直径を記録した。以降の調査では対象木の生死確認、外周長の測定、新規対象木の追加を行った(対象木は外周長が15.0cm以上)。調査した外周長は直径に換算し、直径が5.0cm以上の調査木のみを集計した。...

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  • 芽生え移植時の葉の展開ステージと根切断がコンテナ苗の成長に及ぼす影響

    安達 直之, 陶山 大志 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 322-, 2023-05-30

    ...芽生えを移植する方法について、「子葉移植(根切断)」は子葉が地上で展葉した時点で、「本葉移植(根切断)」は本葉が発生した時点で移植した。「子葉(本葉)移植根切断」は移植前に根全体の20%の長さを根先から切断した後に移植した。播種を2022年4月に行い、同年5月に本葉移植(根切断)区へ芽生えを移植した時点から試験開始とした。...

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  • 年輪幅が揃った良質材生産のための密度管理と個体の専有面積

    高橋 絵里奈, 高橋 さやか 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 316-, 2023-05-30

    ...個体の専有面積を調整することが、地上に降り注ぐ太陽光線の個体への配分を決め、樹木個体の成長を規定する。日本では、江戸時代以降に有名林業地が形成され、特色のある森林管理が行われ、特徴的な木材が生産されてきた。本研究では、特徴的な木材生産のために、どのように個体に専有面積が配分されていたのかに着目した。...

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  • <i>Melaleuca cajuputi</i>の窒素吸収の高温応答

    則定 真利子, 山ノ下 卓, 小島 克己 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 429-, 2023-05-30

    ...30度の培養液で生育した個体は、40度でも30度と同等の窒素吸収能力を示し、吸収した窒素の地上部への輸送も同等であった。明期に40度で4時間処理した高温処理個体では、対照個体に比べて30度における窒素吸収能力が低かった。また吸収した窒素の地上部への輸送が阻害される傾向があった。40度における吸収能力と地上部への輸送には両者で違いはなかった。...

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  • 温帯老齢林の維管束着生植物の分布に対し宿主木サイズと基質が与える影響

    駒田 夏生, 東 若菜, 小川 裕也, 龍見 史恵 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 457-, 2023-05-30

    ...また当森林では、偶生着生性(地上性の種が着生植物となること。以下、偶生)が頻繁に起こるが、偶生と真正着生植物(樹上にのみ生育する種。以下、真正)それぞれの分布特性は未解明である。</p><p> 京都府の芦生研究林に生育するカツラ8個体を対象として、2018年から2019年に調査を行った。...

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  • 施業履歴の異なるブナ林の20年間の動態と地上部現存量変化

    野口 麻穂子, 齋藤 智之, 直江 将司, 酒井 敦, 澤田 佳美, 八木橋 勉, 太田 敬之, 櫃間 岳, 正木 隆, 杉田 久志 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 452-, 2023-05-30

    ...<p>森林の地上部現存量(AGB)は、炭素蓄積をはじめとする森林の生態系機能の重要な指標のひとつである。本研究では、奥羽山系のブナ老齢林におけるAGBの長期変化と、施業による撹乱後の回復過程の解明を目的として、2002年から2022年までの20年間にわたる毎木調査データを解析した。...

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  • 枯死木の炭素蓄積量は天然林と人工林で異なる

    川西 あゆみ, 石塚 成宏, 酒井 佳美, 相澤 州平, 平井 敬三, 稲冨 素子, 大曽根 陽子, 南光 一樹, 鵜川 信, インベントリ WG メンバー 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 482-, 2023-05-30

    ...<p>日本は気候変動枠組条約により温室効果ガスの森林吸収量の算出と報告が求められており、地上バイオマス、地下バイオマス、枯死木、堆積有機物および土壌の炭素蓄積量の変化量 (吸収量・排出量)を算出する必要がある。枯死木は倒木、根株、立枯木からなり、炭素循環の炭素プールとして重要な役割を果たしている。...

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  • 亜熱帯林での林冠ギャップ下と閉鎖林下における光環境の不均質性

    谷口 真吾, 田邊 しずく, 松本 一穂 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 53-, 2023-05-30

    ...調査は2022年7月と8月,林冠ギャップを含む等高線方向20m×斜面上下方向30mの調査林分内に照射される太陽光を小型メモリー付き「光合成有効光量子束密度センサー(光量子計)」を用いて,垂直(階層構造)方向に地上2mから最大13mまでの高さ1m地点ごとに,さらに,水平(空間構造)方向には2m地点ごとに林内の相対日射量を三次元的に計測した。...

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  • 標準地調査のための地上およびモバイル端末レーザスキャナの精度と作業効率

    米 康充, 野本 貴士, 河野 晋治, 樫元 良純, 高岸 且 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 122-, 2023-05-30

    ...地上レーザスキャナ法(TLS法)、 3. モバイル端末レーザスキャナ法(MLS法)について、作業時間や計測精度、計測可能な情報を調査し、それぞれの調査方法の特性を明らかにすることで、今後の森林資源量の調査の中での活用方法を考察する。3つの方法を調査した結果、計測時間は従来法とMLS法は同等、TLS法は増加する傾向にあった。...

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  • レーザーを用いた地すべりによる樹木への影響把握

    長岡 佑樹, 加藤 顕, 笠井 美青, 早川 裕弌 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 125-, 2023-05-30

    ...トータルステーションでペグの位置情報を取得し、地上レーザーLMS511(SICK社製)を用いて樹木のデータを取得した。幹の傾きを解析するために、幹の根元から0.5mごとに3次元データを切り出し、各高さでの幹の中心点を把握した。その中心点を繋げ、幹の傾きとした。2022年9月から11月までの2カ月間で地すべりが生じた場所の2時期のデータを比較し、傾きの違いには有意差が見られなかった。...

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  • TLSとUAV・ALSを組合わせた樹高推定 -茨城県有林での事例-

    北原 文章, 西園 朋広, 志水 克人, 齋藤 英樹, 高橋 正義, 瀧 誠志郎, 中澤 昌彦 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 268-, 2023-05-30

    ...地上レーザ(TLS)は林内や地形(DTM)の点群情報は得られるものの、林分表層(DSM)の点群情報は得難いことが知られている。そこで、本研究ではUAVや航空機レーザ(ALS)のDSMを用いることで、樹高推定精度がどのように向上するか検討した。ALS計測が行われた茨城県有林内のスギおよびヒノキ林分(8ヶ所)を対象とし、TLS計測、UAV計測、毎木調査を実施した。...

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  • ULS LiDAR Penetration Indexによる葉面積指数の評価

    松澤 武志, Wang Quan, Gan Yi 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 292-, 2023-05-30

    ...推定手法としてまず初めに点群の4つのリターンタイプによる分類と、植生点、地上点による分類を組み合わせた4種類のLPIを算出した。次にベアーランベルトの公式を用いたモデル式を用いてLPIからLAIを算出した。そして算出されたLAIを、DHPで推定したLAIを目的変数として線形回帰分析を行った。結果は全体的にどの組み合わせも精度が悪く、最も精度が良い指標はLPI-SR-LRであった。...

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  • ウルシコンテナ苗当年成長におよぼす施肥量の影響

    白旗 学, 大竹 由紀 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 324-, 2023-05-30

    ...生育終了時の11月に全個体の地際径と苗高を測定した後,各区15個体ずつ掘り取り,地上部と地下部(太根(径5mm以上),中根(2-5mm),細根(2mm以下))に分け,それぞれ乾燥重量と窒素含有率を測定した。今回の結果では,施肥量の違いは,苗高,根元径,地上部・地下部の重量といった各個体の形状・成長量よりも,窒素含有率に大きく表れていた。...

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  • 山陰地方のスギ人工林における窒素循環に対する間伐の効果

    藤巻 玲路, 福田 真夕, 山下 多聞 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 488-, 2023-05-30

    ...</p><p>地上部の窒素蓄積量は無間伐区が上回っていたが、立木成長量は間伐区で大きく、間伐区の窒素蓄積の年間増加量は24.9 kg ha<sup>-1</sup>、無間伐区では15.5 kg ha<sup>-1</sup>と、間伐区で無間伐区の約1.6倍となった。...

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  • 福島県におけるスギ林細根中のCs-137の深度分布に対する転流の影響

    井口 啓, 高橋 純子, 佐々木 拓哉, 恩田 裕一 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 684-, 2023-05-30

    ...<p>樹木細根は脱離の際に転流によって地上部から輸送された栄養を土壌に供給する。この過程でCs-137が土壌に供給されることで、樹木根が土壌中のCs-137の供給源となる可能性がある。この樹木根の寄与を明らかにするには樹木根内のCs-137下方輸送量の定量化が必要だが、その転流量を評価した研究例は少ない。...

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  • 土壌圧縮がカラマツ苗木の成長と根の動態に及ぼす影響

    遠藤 いず貴, 中路 達郎, 刀祢 翔太, 井手 淳一郎, 大橋 瑞江 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 691-, 2023-05-30

    ...実験終了後の幹直径,地上部・地下部重量は,対照区に比べて圧縮区で有意に低く,細根の現存量,成長,枯死分解,ターンオーバー速度は対照区に比べて圧縮区で低下傾向にあった。土壌圧縮により細根生産が抑えられ,樹木の成長抑制につながったことが示唆された。</p>...

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  • 京都大学芦生研究林における木地師遺構の保全について

    坂野上 なお 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 86-, 2023-05-30

    ...<p> 京都大学フィールド科学教育研究センター芦生研究林は,大正10(1921)年に現・南丹市美山町知井地区の財産区有林に京都帝国大学が地上権を設定しすることにより誕生した。丹波国の東端にあたるこの地は,山城,近江,若狭の各国との境界に位置し「芦生奥山」と呼ばれていた。...

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  • ICRが実証事業の評価・分析を報告、BB代替作業チーム

    日経ニューメディア = Nikkei new media (1847) 3-5, 2023-05-03

    ...地上放送、ブロードバンド 総務省の「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会 小規模中継局等のブロードバンド等による代替に関する作業チーム」は2023年4月26日に第11回会合を開催した。同作業チームでは、これまで「ブロードバンドなどによる代…...

    日経BP Web Site

  • 森林生態系における線虫群集の研究動向と展望

    北上 雄大 日本森林学会誌 105 (4), 136-146, 2023-04-30

    ...したがって,本稿では森林生態系における線虫群集の研究動向を把握し,今後向かうべき方向性を示すため,その多様性,密度,森林生態系への寄与,群集構造を規定する要因,森林の地下部から地上部に生息する線虫の垂直的な分布様式,生物指標としての土壌線虫の応用および,DNA解析を用いた最新の群集分析手法に関する今までの知見をまとめた。</p>...

    DOI Web Site 参考文献122件

  • Ⅲ.宇宙での知的活動の展開—宇宙の空間概念と表現論—

    森脇 裕之 日本航空宇宙学会誌 71 (4), 104-110, 2023-04-05

    ...<p>ハッブル宇宙望遠鏡によって,これまでとらえられなかった遥か彼方の星雲のイメージが続々と地上に送信されてきたとき,遠い宇宙の美しい姿が大きな感動を呼んだ.それはまさに芸術だ,と喉から声が出かけているはずなのに,その一言が天文学者や宇宙技術開発者からは直接的に聞こえてこないように思われる.科学が普遍性のある量的な認識世界に属さないものを,極力排除したうえで成立してきた背景によるものだろう.宗教・芸術...

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  • 中性水素の遷移線で見る宇宙の暗黒時代

    山内 大介 日本物理学会誌 78 (4), 190-197, 2023-04-05

    ...</p><p>一方で,暗黒時代に対応する21 cm線の周波数は50 MHz以下と非常に低いため,地球の電離層の影響により地上からでは観測することが難しい.暗黒時代を観測できる最も有利な,おそらく現時点でのユニークな観測場所として月が注目を集めている.現在,日本を含め複数のグループが検討を進めており,近い将来に実現するかもしれない.実現すれば,宇宙論・素粒子物理学・天文学など複数の分野で,多くの重要な...

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  • RGB画像を用いた岡山県奨励水稲品種「きぬむすめ」の栄養指標値の推定

    山口 友亮, 尾澤 陽, 前田 周平, 妹尾 知憲, 桂 圭佑 日本作物学会紀事 92 (2), 129-139, 2023-04-05

    ...<p>RGB画像から岡山県奨励水稲品種「きぬむすめ」の栄養指標値を簡便に推定できる手法の開発を試みた.同品種を岡山県農林水産総合センター内の異なる圃場において多様な移植日と施肥条件を設けて栽培した.出穂30,20,10日前に各区で草丈,茎数,SPAD値を計測し,それらの積である栄養指標値を算出するとともに,地上約120 cmの高さからカメラを下方に向けイネ群落のRGB画像を収集した.元のRGB画像(...

    DOI Web Site 参考文献23件

  • 北陸地域における水稲品種「にじのきらめき」の多収と良食味を両立可能な諸形質の条件

    石丸 努, 岡村 昌樹, 長岡 一朗, 金 達英, 山口 弘道, 梶 亮太, 大平 陽一 日本作物学会紀事 92 (2), 173-183, 2023-04-05

    ...において,玄米タンパク質含有率と食味相対値 (総合)または粒厚との関係には負の相関関係があった.これらの結果の解析により,籾数37.5千粒 m<sup>–2</sup>,玄米タンパク質含有率 (水分15%換算) 6.5%以下で精玄米重は700 g m<sup>–2</sup>を少し上回り,多収と良食味が両立できると考えられた.籾数37.5千粒 m<sup>–2</sup>を達成するための穂揃期における地上部窒素吸収量...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • イネ高温登熟障害耐性品種の幼苗期における選抜方法の検討

    豊福 恭子, 北田 一路, 石川 陽子, 小川 敦史 日本作物学会紀事 92 (2), 184-189, 2023-04-05

    ...高温区は日中35℃ 夜間30℃ ,対照区は日中25℃ 夜間20℃ の条件で,人工気象器内で14日間水耕栽培した.高温登熟障害耐性品種として育種された品種と比較して,既存の品種は対照区では成長が劣るが,高温区では生育が促進されることにより差がなくなった.その結果,高温登熟障害耐性品種として育種された品種では,高温区/対照区の値が有意に低かった.これらの結果より,幼苗期において高温条件下と常温で栽培した地上部...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • リニアの大深度シールド機が3台稼働

    日経コンストラクション = Nikkei construction (793) 25-, 2023-04

    ...東京都内の北品川工区では、本掘進に入る前に地上への影響や工程を検証する「調査掘進」の再開に向けた試掘を、神奈川県内の梶ケ谷工区と東百合丘工区では…...

    PDF Web Site

  • UAV-SfM による試験圃場のモデリング時の歪みを抑える撮影角度と 地上基準点配置の検討

    吉村 元博, 藤原 崚, 秋山 征夫 農研機構研究報告 2023 (14), 1-7, 2023-03-31

    ...<p>植物高などの高さ情報を無人航空機で取得する方法に,複数の多視点画像から3 次元モデルを構築する技術がある.高精度なモデル構築には地上基準点(GCP)を用いた標定か無人航空機によるRTK-GNSS 測位が望ましいが,前者は GCP の維持管理やモデル構築前に手作業で補正を行う労力がかかり,後者の機能は国産機体には未実装である.カメ ラを真下向き(角度-90°)にして撮影した画像から3 次元モデル...

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  • 猟区制度の通史と滋賀県日野町猟区の実態

    古賀 達也, 赤石 旺之 入会林野研究 43 (0), 61-83, 2023-03-28

    ...猟区制度は、国や公共団体、狩猟者団体、農林業団体などが土地上に登記した権利を有する者の同意を得て設定することが出来る、狩猟を管理する区域であり、公有林、財産区、生産森林組合の所有地上に設定されるケースが散見される。本稿では、猟区制度の通史の整理及び生産森林組合の所有地上に設定された日野町猟区の事例調査から、猟区制度の射程を明らかにした。...

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  • 地デジ4K化の可否

    日経ニューメディア = Nikkei new media (1841) 6-7, 2023-03-22

    ...総務省は、地上デジタル放送の高度化方式に関する技術的条件を検討するため2019年6月に情報通信審議会に諮問するとともに技術試験事務を実施、情通審の放送システム委員会は電波産業会(ARIB)と連携して検討を進めてきた。 2022年度は地上デジタル放送の高度…...

    日経BP Web Site

  • 鞠智城周辺における条里痕跡から復元する古代交通路の様相

    内海,史郎 鞠智城跡「特別研究」論文集 : 鞠智城と古代社会 11 1-20, 2023-03-20

    ...菊鹿盆地内においては複数の条里地割が展開されており四種に大別され、台台地、菊池低地、内田川流域、御宇田台地上に、地形単位で開発が行われた。それぞれの方位軸は菊池川の走行方向とほぼ平行の斜方位を取る。しかし、内田川流域においては正方位を示し、御宇田遺跡群の存在から鞠智城との関連が想定される。...

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • ナメクジ類の越冬戦略

    宇高 寛子 低温科学 81 11-18, 2023-03-20

    ...地球上のほとんどの場所で環境は季節的に変化している.冬の低温は変温動物である無脊椎動物にとって,生存に関わる重要な環境要因である.無脊椎動物の低温耐性は,節足動物,特に昆虫において広く研究されてきた.その一方で,昆虫と同様に地上で冬を過ごす陸貝,主にナメクジ類の低温耐性を含めた季節適応機構の研究は進んでいない.本論文では,著者が対象としてきたチャコウラナメクジでの生活史や低温耐性研究の成果および,他...

    DOI HANDLE Web Site

  • 放送事業者の関心が薄まりつつあるBB代替の実証事業

    日経ニューメディア = Nikkei new media (1840) 5-7, 2023-03-15

    ...総務省は「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会 小規模中継局等のブロードバンド等による代替に関する作業チーム」を開催、ブロードバンド(BB)のIPユニキャストで地上波による放送を代替できるのか、検討を行っている。同作業チームでは…...

    日経BP Web Site

  • 龍角寺岩屋古墳の建設における現在と古代の比較検証

    飯島, 巧介, 國井, 洋一, Iijima, Kosuke, Kunii, Yoichi 67 (4), 143-153, 2023-03-10

    ...現況の龍角寺岩屋古墳に対して地上レーザスキャナによる3次元測量を実施し,形状および大きさを把握した上で,各時代の工事条件を適用することにより比較を行った。その結果,古代における施工は,現在と比較すると約3倍の時間と約46倍の人員を必要とすることが明らかとなった。また,千年以上経過した現在でも一部を除いて原型を留めていることが確認されたことから,適切かつ優れた締固め技術が使用されたと推測される。...

    機関リポジトリ

  • 「NHKネット業務の必須化」では見解一致も… 公共放送WG

    日経ニューメディア = Nikkei new media (1839) 2-5, 2023-03-08

    ...各論として、国内地上放送の同時・見逃し配信、BS放送のネット同時・見逃し配信、国内放送番組のオンデマンド配信、国際放送のインターネット配信、ラジオ放送のネット同時・聞き逃し配信について、必須業務にすべきかを議論した。現行のNHKプラスのような国…...

    日経BP Web Site

  • TLS点群に対する誤差楕円体の点群位置合わせ処理への応用

    横森 壮喜, 伊達 宏昭, 金井 理, 森部 義規 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 573-574, 2023-03-01

    ...<p>本研究では,3次元モデル生成に必要な点群処理の精度向上を目的とし,地上設置型レーザースキャナ(TLS)で取得した点群の測距誤差およびレーザ照射角度誤差を表現できる誤差楕円体の推定法と,その点群処理への応用法を確立する.本報告では,誤差楕円体をICPアルゴリズムにおける点サンプリングに導入する手法の提案,ならびに位置合わせ誤差評価関数における対応点重みづけ手法の改良を行い,その効果を検証する....

    DOI

  • 地上ネットワークインフラ、親局共有の考え方

    日経ニューメディア = Nikkei new media (1838) 5-6, 2023-03-01

    総務省の「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会」はいわゆる「共同利用型モデル」の検討を行った。2022年8月に公表した取りまとめでは「中継局の保有・運用・維持管理を担うハード事業者の設立も経営の選択肢となり得る」として、制度的な検…

    日経BP Web Site

  • 辺地共聴施設エリアをケーブルテレビで代替、実証事業の報告

    日経ニューメディア = Nikkei new media (1838) 2-3, 2023-03-01

    総務省の「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会 小規模中継局等のブロードバンド等による代替に関する作業チーム」は2023年2月21日に第10回会合を開催した。この日は、辺地共聴施設エリアにおける実証事業の結果が報告された。

    日経BP Web Site

  • ドローン遠隔操縦の安全操作に向けて三人称視点の実現

    赤嶺, 伶於, 竹之上, 典昭, 徳永, 雄一 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 231-232, 2023-02-16

    ...今後,法律の整備とともにドローンの遠隔操縦による実証が予定され,市街地や人が多い場所でのドローンサービスが実現される.しかし市街地上空には,電線や建物などの障害物があるためドローン操縦が難しく,車や歩行者に危害を加える可能性がある.ドローン操縦を難しくする要因としてFPV(First-Person View)映像による操縦が挙げられる.FPVとはドローンから見た視点映像のことであり,視界が狭く,障害物...

    情報処理学会

  • ドローン飛行計画と風況情報を用いた位置推定アルゴリズム

    板東, 幹雄, 待井, 君吉, RATHOUR, SWARN 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 3-4, 2023-02-16

    ...この管理は通常,無線および地上センサによる観測により確認可能であるが,広域にわたる飛行で観測のみで完全性を保証することは難しい。そこで,飛行計画と機体の運航に影響を与える風況情報から機械学習の一つであるLSTMを用いて機体の位置を推定するアルゴリズムを提案する。本報告では,このアルゴリズムと原理検証の結果について示す。...

    情報処理学会

  • マルチメディアストリーミングに向けたNTN基礎実験

    石岡, 卓将, 周, 恩平, 小林, 真, 藤橋, 卓也, Alim, Md. Abdul, 猿渡, 俊介, 西, 正博, 渡辺, 尚 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 151-152, 2023-02-16

    ...第6世代移動通信システム (6G: 6th Generation Mobile Communication System)における重要な技術として,非地上系ネットワーク (NTN: Non-Terrestrial Network)が注目されている.NTNの導入によって,これまでの地上ネットワーク (TN: Terrestrial Network)では対応が困難であった海上や山間部への通信サービスの提供...

    情報処理学会

  • 飛行計画と地上センサを用いた飛行体識別アルゴリズム

    待井, 君吉, 板東, 幹雄, スワラン, ラトル 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 1-2, 2023-02-16

    ...その解決手段として、地上センサで検知された飛行体の検知位置と飛行計画位置との整合性に基づいて飛行体を識別するアルゴリズムを提案する。本報告では、飛行体総当りで求めた両者の距離にベイズ統計を適用して飛行体一致確率を求め、ハンガリアン法で最適値を求めるアルゴリズムについて示す。...

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  • ドローンを用いた災害時情報収集システムの検討

    村松, 裕斗 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 381-382, 2023-02-16

    ...近年増加する災害現場において、情報収集にドローンを用いる事によって捜索人員への被害の恐れや地上の状況を考慮する必要なく上空から情報収集を行うことができるという利点がある。...

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