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検索結果 114 件

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  • SNSデータから見る交通事故発生の投稿傾向に関する基礎的研究

    味戸 正徳, 長田 哲平 交通工学論文集 10 (1), A_191-A_197, 2024-02-01

    <p>SNSの発展から、トレンド情報をTwitter(Xであるが便宜上、本論文においてはTwitterで統一)から取得や発信が容易である。昨今は自然災害の発生時に、特に影響を受ける公共交通機関の状況に関する情報がSNS上で共有されることが多く見られる。本研究では、身近な災害として交通事故(以下、事故)を対象に、どのようにSNS上で投稿、拡散されているかを栃木県内の事故データとTwitter上の投…

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  • 長距離移動のためのスプライン入力型終端状態制御

    野村 陸人, 平田 光男, 鈴木 雅康 計測自動制御学会論文集 60 (3), 116-123, 2024

    <p>In high-speed and high-precision positioning control, a method has been proposed to calculate the feedforward input for each time step using a time polynomial through final state control. …

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  • 海底火山由来漂流軽石の静的力学特性およびせん断に伴う粒子破砕挙動

    吉原 隆, 番場 恵梨子, 海野 寿康, 江守 辰哉, 上野 一彦 土木学会論文集 80 (2), n/a-, 2024

    <p> 2021年8月に小笠原諸島南硫黄島付近の福徳岡ノ場で発生した海底火山噴火により大量に軽石が噴出,漂流し,主に西日本の港湾施設などに堆積した.本稿では,それら海底火山由来の漂流軽石に対して単粒子破砕試験,三軸試験など力学試験を実施し土粒子単体の強度や集合体である土の力学特性を把握した.載荷に伴う破砕があるため軽石は静的載荷試験により得られる破壊包絡線を一義に定義することが困難であり,拘束圧…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 流動性と強度の両条件を満たす固化処理土の配合設計

    海野 寿康, 新舎 博, 吉澤 健太 地盤工学ジャーナル 18 (4), 421-430, 2023-12-01

    <p>粘土に砂を混合した固化処理土を作製し,その流動性と強度特性を調査した。実験は砂分含有量が3種類の原料土を準備し,水セメント比が一定の条件において,固化処理土の含水比とフロー値,および<i>q</i><sub>u28</sub>の関係を求めた。この結果,原料土が同一の場合,<i>q</i><sub>u28</sub>は水セメント比と固化処理土の単位体積当たりの土粒子質量(以下,土粒子質量)に…

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  • タンポポ冠毛の隙間が飛行にもたらす効果

    高橋 琉佑, 長谷川 裕晃 実験力学 23 (3), 214-219, 2023-09-20

    <p>Dandelion is a classic example of a wind-dispersed plant and enabling long-distance seed dispersal. In 2018, Cummins et al. reported their results of freely flying tests and fixed tests on both …

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  • スパッタ薄膜による高硬度固体表面微細接触部の測定

    三島 淳志, 川口 尊久, 高山 善匡 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 526-527, 2023-08-31

    <p>本研究では,微細な接触部の検出方法として,固体表面に被覆したスパッタ薄膜が接触によって相手表面に移着することを利用することを提案している.微細な粗さのセラミックス球と滑らかなガラス平面の押し付け実験を行った後,ガラス表面の微細な接触部を光学顕微鏡やSPMを用いて測定を行った.その結果,サブミクロン以下の大きさの真実接触部について詳細に検出することができた.</p>

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  • 不飽和状態下における各種火山灰質粗粒土の液状化特性におよぼす飽和度の影響

    吉原 隆, 海野 寿康, 松丸 貴樹, 緑川 雄介 地盤工学ジャーナル 18 (2), 211-222, 2023-06-01

    <p>日本国内に分布する 6 種類の火山灰質粗粒土を対象に,飽和・不飽和繰返しせん断試験を実施し,飽和度の低下に伴う繰返しせん断変形特性,液状化特性を把握した。試験結果から,降下火砕堆積物であるボラを除き,飽和度の低下に伴う液状化強度比の増加が確認された。しかし,その増加傾向は中密な豊浦砂に対してどれも鈍感であり,飽和度の低下による液状化強度比の増加が中密な豊浦砂ほど見込めないことが示唆された。…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • ALSデータを活用した森林多面的機能評価の検討

    菊地 真以, 松英 恵吾 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 294-, 2023-05-30

    <p> 森林の多面的機能発揮への期待の高まりを背景に、林野庁は育成単層林の育成複層林への誘導について目標面積を設定し、複層林化を促進している。そのゾーニング計画作成のためには、林地の生産力や地利条件、多面的機能発揮の能力を適切に評価する必要がある。</p><p> 森林評価を行う際には、森林内の林齢や樹種構成、樹高、密度などを示すデータが必要になるが、森林簿ならびに森林調査簿等のデータでは精度の問…

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  • 国内でみられるキリ属種の遺伝的系統と遺伝的多様性

    長沢 和, 木村 恵, 逢沢 峰昭 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 407-, 2023-05-30

    <p>キリ属種は日本の重要な特用林産物である。国内でみられるキリ属種にはキリのほか複数の種や雑種が含まれるといわれているが、その実体は不明である。本研究では日本国内外に生育するキリ属種の遺伝的変異を調べた。調査対象として、岩手県の試験地に残存するキリ、チョウセンギリ、中国産ヒカリギリを含む10クローン32個体、福島県・栃木県の複数個体を用いた。また、外国産種として、国内外の研究機関に生育する中国…

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  • 関東地方におけるカシノナガキクイムシの遺伝的由来

    飯塚 早紀, 北島 博, 逢沢 峰昭 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 609-, 2023-05-30

    <p>近年関東地方ではナラ枯れ被害の初確認と拡大が続いている。関東地方のカシノナガキクイムシ(以下カシナガ)個体群の由来について、隣接県からの自然拡大または人為的移入、遠方からの人為的移入、あるいは在来由来の可能性が考えられる。本研究は山梨県を含む関東地方1都7県と福島県のカシナガの遺伝解析を行い、先行研究(岡崎ら2018)の結果と比較し、由来の検討を行った。29地域のカシナガ試料を採集し、核2…

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  • 球形軸付砥石を用いた定寸加工における除去能率係数の評価

    倉持 大輔, 佐藤 隆之介 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 189-190, 2023-03-01

    <p>軸付砥石による加工は,その工具剛性の低さにより定寸加工においても押し付け荷重が材料除去量に大きく影響すると考えられる.特に球形軸付砥石は加工条件によって接触面積・接触圧力が変化することから,その除去特性を定量的に把握することが難しい.本研究では,プレストンの式を基に球面砥石の材料除去能率が押し付け荷重と砥石周速度によって定まること示し,加工実験により除去能率係数を評価した.</p>

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  • 微細な異形管の内面磁気研磨法の開発

    鄒 艶華, 掃部 真誉 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 112-113, 2023-03-01

    <p>近年,微細管は医療機器や化学分析機器,バイオテクノロジー分野など幅広く用いられている.なかでも複雑な形状をした微細な異形管は初期粗さが粗く,内面を研磨できる技術が少ないため,新しい研磨技術の開発が切望されている.本研究では,5軸制御ロボットを使用し,磁気研磨法による異形管のテーパ部の内面加工を実現することを提案している.今回の実験では異形管のテーパ部を3区間に分けた各区間の代表径と同じ径の…

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  • β-グルカン量の異なる大麦餃子皮の物性, 機能性成分および糖質消化性の評価

    藤本 明, 齋藤 高弘, 江 小涛, 田村 匡嗣 日本食品科学工学会誌 70 (2), 63-71, 2023-02-15

    <p>本研究は, β-グルカン量の異なる3種類の大麦粉で餃子皮を作製し, その物性, 機能性成分および糖質消化性を小麦粉で作製した餃子皮と比較することで評価した. 大麦粉を60 %含む餃子皮は, 焼成後も目立った損傷なく再現性良く作製された. 焼皮のβ-グルカン量は「ダイシモチ」>「もち絹香」>「サチホゴールデン」>小麦の順に多かった一方, TP量は, …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献31件

  • アバタの力強さによる自己認知変化が重さ知覚に与える影響

    大久保 柚希, 村岡 丈一郎, 佐藤 美恵, 橋本 直己 映像情報メディア学会誌 77 (3), 394-400, 2023

    <p>近年,VR技術の発展により,容易に人の外見を変化させる体験が可能となった.それに伴い,アバタを用いてVR空間に没入することで自己認知が変化し,重さ知覚にも影響を及ぼすことが示されている.しかし,それらの報告の多くは,限定的なアバタを用いた定性的な評価に留まっている.そこで本研究では,ユーザがアバタに抱く力強さの印象を数値で表現するための指標を作成し,多様なアバタを用いてVR空間に没入したと…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 低摩擦型シングル球面すべり支承の振動台実験による動的挙動に関する研究

    勝目 進之介, 藤倉 修一, 大藪 宏文, Visal THAY 土木学会論文集 79 (13), n/a-, 2023

    <p> 本研究で対象とするシングル球面すべり支承は,凹型球面上をスライダーが摩擦の影響を受けながら滑る免震支承である.すべり系支承は,速度・温度・面圧依存性を有しているが,摩擦係数の大きさによって,これらの摩擦特性が異なる.動的挙動を把握するためには,すべり面における摩擦係数の違いによる振動応答特性を明らかにするとともに,それぞれの摩擦特性を適切に評価する必要がある.そこで,本研究では摩擦係数の…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 中国のスマホゲームにおける日本要素

    耿 義 日本デジタルゲーム学会 夏季研究発表大会 予稿集 2023 (0), 60-63, 2023

    近年、中国のスマホゲームは日本において影響力がますます大きくなり、多くのプレイヤーを引きつけている。しかし、これらのゲームには日本要素が取り入れられているという共通点がある。これは、中国が文化大国として自負している国にとっては驚くべきことであろう。本研究では、日本市場で最も人気のあるいくつかの中国のスマホゲーム(「陰陽師」、「原神」、「IdentityV」、「崩壞:スターレイル」など)を基に、そ…

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  • アンサンブル学習を利用した圧縮センシング MRI の深層学習再構成

    阿部 真弥, 山登 一輝, 伊藤 聡志 画像電子学会研究会講演予稿 22.03 (0), 74-77, 2023

    MRI の撮像時間短縮を目的として,圧縮センシングによる画像再構成に深層学習を利用する方法が注目されている.特に,敵対的生成ネットワーク (GAN) を利用した手法は再構成性能が高いことが報告されている.本研究では,GAN にフレネル変換画像のアンサンブル学習を導入することにより再構成像の画質改善を図る.フレネル変換は回折の強さを調整可能であり,複数の画像セットを作成可能である.それゆえ,アンサ…

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  • 振動台を用いた模型盛土斜面の崩壊実験による火山灰質粗粒土の粒子破砕挙動の把握

    吉原 隆, 海野 寿康, 松丸 貴樹, 仙頭 紀明 土木学会論文集 79 (13), n/a-, 2023

    <p> 本研究では,外力によって容易に粒子破砕を生じる火山灰質粗粒土を対象に,要素力学試験(圧密・排水単調せん断試験,等方圧密試験)および振動台を用いた模型盛土斜面の崩壊実験を実施することで,排水単調せん断および等方圧密による粒子破砕挙動と,模型盛土斜面の崩壊による粒子破砕挙動を粒度試験により把握した.各種粒度試験結果から,要素力学試験における排水単調せん断過程および崩壊後の模型盛土斜面のすべり…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 羽後町全域を対象としたソバ収量と各種湿害要因との関係性の広域的解析

    島 武男, 原 貴洋, 中野 恵子, 渕山 律子, 竹島 亮馬, 神山 拓也, 村上 隼, 小林 省吾, 藤原 洋介 農業農村工学会論文集 91 (1), I_99-I_111, 2023

    <p>現在, 新規導入品目の一つとしてソバが着目されている.ソバは湿害の影響を受けやすく, 収量が極端に減少する事例があり, 湿害に関する情報が農業生産法人, 栽培農家, 市町村のソバ栽培担当者から求められている.そこで, 本研究では, 秋田県羽後町を事例として市町村全域のような広域を対象にソバ収量の空間分布の把握, ソバ収量と地形, 土壌, 排水改良事業の有無, …

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  • 地震後の復旧性能の向上を目指したPC橋脚の耐震性能に関する研究

    藤岡 光, 藤倉 修一, Visal THAY, 運上 茂樹, 渡瀬 博 土木学会論文集 79 (13), n/a-, 2023

    <p> 本研究は,地震により被災した橋脚の復旧性能向上を目指し,プレストレスにより残留変位を低減し,断面コア部に鋼管を配置することにより損傷部を速やかに補修可能とするPC橋脚構造を提案する.提案構造に対して正負交番載荷実験を行い,基本的な耐震性能や復旧性能を検証した.実験結果から,鋼管を有するPC橋脚では,復旧性能が向上する程の残留変位低減効果は確認されなかった.載荷終了後,鋼管に破断や座屈等の…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 交通事故に関する Twitter 上の投稿内容と拡散傾向に関する基礎的分析

    味戸 正徳, 長田 哲平 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 707-713, 2023

    SNSの発展から、トレンド情報をTwitterから取得、発信できる状況にあり、昨今は地震や豪雨などの自然災害が発生したときにさまざまな情報が目まぐるしく飛び交う。特に、自然災害時は道路の寸断や公共交通機関の状況など交通に関する情報において、 SNSの特性を活かした情報発信の有用性を示している。そこで、本研究では、身近な災害として交通事故を対象に、Twitter上で交通事故の情報が投稿、拡散されて…

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  • ミディアムエントロピーCuAlZnMg合金の高温変形特性

    益子 翔太, 髙田 優介, 福冨 達哉, 山道 健志郎, 坂 翔太, 高山 善匡, 山本 篤史郎, 新井 真人 銅と銅合金 62 (1), 139-144, 2023

    <p>Compositionally complex alloys with the aim of light weight, high strength and high ductility were developed as medium entropy ones using four elements, Cu, Al, Zn and Mg. In order to investigate …

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  • 量子多体系ダイナミクスシミュレータの構築

    戸畑 海研, 石田 邦夫 Journal of Computer Chemistry, Japan 22 (2), 28-30, 2023

    <p>We propose a quantum dynamics simulator for light-irradiated matter. As the coherent control of the quantum states of matter is an intriguing problem in realizing quantum technology, the quantum …

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 関東ローム処理土の流動性と強度の両条件を満たす配合検討

    海野 寿康, 新舎 博, 吉澤 健太 地盤工学ジャーナル 17 (4), 511-521, 2022-12-01

    <p>関東ローム処理土に関して,流動性と強度の両条件を満たす配合を検討した。固化材は 3 種類を用い,実験は最初に,水固化材比を一定とした条件において処理土の含水比とフロー値の関係を求め,次に水固化材比が 4 条件と含水比が 4 条件(フロー値が 4 条件)において一軸圧縮試験を実施した。処理土の配合検討においては,3 種類のセメント毎に,現場強度が 500 …

    DOI Web Site 参考文献4件

  • ボルト支圧接合による梁継手の力学挙動

    大場 稜平, 中野 達也, 長谷川 隆, 石原 直, 桑原 進 日本建築学会構造系論文集 87 (801), 1071-1081, 2022-11-01

    <p>In this paper, the structural behavior of beam joint using bearing bolts was investigated by the bending test. From test results, the slip behavior of beam joint using bearing bolts against the …

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 流動性を調整した固化処理土の配合と強度特性

    海野 寿康, 新舎 博, 吉澤 健太 地盤工学ジャーナル 17 (3), 255-265, 2022-09-01

    <p>固化処理土の現場配合の決定に関して,フロー値を同一に調整した処理土を作製し,流動性と強度の両条件を満足する配合試験方法を提示した。実験に使用した原料土は2 種類の関東ロームと海成粘土,およびカオリンである。次に,処理土のフロー値は含水比に対して鋭敏に変化することを示した。また,処理土内の水を非自由水と自由水に区分し,非自由水は液性限界水,自由水は固化材の水和水と残った余裕水の和であると仮定…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 固体表面での微細探針の凝着力測定

    藤原 竜輝, 川口 尊久, 高山 善匡 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 209-210, 2022-08-25

    <p>原子間力顕微鏡 (AFM)を用いることにより,固体表面間に働く相互作用を測定することが可能である.シリコンの滑らかな平面と探針がヘルツ接触したときの凝着力と吸着力を原子間力顕微鏡により測定した.探針先端半径の大きさを変化させてフォースカーブの測定することにより,探針先端半径の大きさによって凝着力が変化することがわかった.また,測定環境を大気中と真空中で行い,環境湿度の影響についても検討した…

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  • 北関東におけるカシノナガキクイムシの遺伝的変異

    飯塚 早紀, 小島 元路, 北島 博, 逢沢 峰昭 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 604-, 2022-05-30

    <p>北関東の栃木県と茨城県では、2020年に初めてナラ枯れ被害が確認された。これら2県で被害を起こしたカシノナガキクイムシ(以下カシナガ)個体群の由来について、隣接県からの自然拡大または人為的移入、遠方からの人為的移入、あるいは在来由来の可能性が考えられる。本研究は2県のカシナガについて遺伝解析を行い、先行研究の岡崎ら(2018)の結果と比較することで由来の検討を行った。ナラ枯れが発生している…

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  • 磁気援用加工法を複合した固定砥粒研磨法における磁性粒子径の影響

    髙麗 泰熙, 佐藤 隆之介, 鄒 艶華 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 104-105, 2022-03-02

    <p>先行研究において,固定砥粒研磨法に磁気援用加工法を複合することで仕上げ面粗さの向上が確認された.加工条件の最適化のため,本報では磁性粒子径による影響を調査した.粒径が異なる2種類の磁性粒子を用いて加工を行った結果,加工能率に明らかな相違はみられなかったが,より小さい粒子において仕上げ面粗さが増加した.粒径が小さくなると磁気吸引力が小さくなり,磁気ブラシによる除去作用が低下するためと考えられ…

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  • ケニアにおける司法化する選挙と2022年大統領選挙の行方――司法化の進捗は選挙暴力を防ぐのか?――

    藤井 広重 アフリカレポート 60 (0), 7-18, 2022-02-15

    <p>2013年と2017年のケニアでの総選挙は比較的平和裏に実施され、暴力的な争いは限定的であった。他方で、ケニアでは選挙をめぐる裁判が増加し、権力に対する司法という公式なルールが果たす役割が高まる司法化の進捗がみられた。近年、アフリカではケニアのほかにも、マラウイ、ザンビア、ナイジェリアなどで、大統領選挙に関連した裁判が提起され、権力に対する公式なルールが果たす役割は高まっている。上記のいず…

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  • 受動赤外線自動計測器を用いた中心市街地における面的な歩行者・自転車通行量の分析

    相樂 大紀, 長田 哲平, 大森 宣暁 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 347-351, 2022

    <p>既存研究において、中心市街地の実態把握にはカウント調査による通行量データの利用が行われてきた。しかし、カウント調査は調査日が限定されており、多時点における通行量や時間帯を考慮した研究は少なく、ICT 技術を活用した通行量調査の研究でも、計測器の精度検証や評価指標の提案が主であり計測期間も短期間であった。また受動赤外線自動計測器により計測したデータを用いた研究においても複数地点の観測データを…

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  • ミクロ交通流シミュレーションと等価時間係数を用いたバスターミナルの評価に関する研究

    高島 優大, 大森 宣暁, 長田 哲平, 土橋 喜人 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 657-662, 2022

    <p>外出手段を自動車に依存した我が国の地方都市において、公共交通の利便性向上のためにも、交通結節点における円滑な交通流と乗り換え利便性向上は都市交通における重要な課題である。本研究は、JR 宇都宮駅西口バスターミナルをケーススタディとして、個々の車両の動きを再現するミクロ交通流シミュレーションと、乗り換え利便性を定量化することのできる等価時間係数を用いた一般化時間の算出によって、バスターミナル…

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  • 被災した2径間鋼斜張橋の振動特性に関する解析的検討

    青田 洸希, 藤岡 光, 藤倉 修一 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 78 (4), I_494-I_502, 2022

    <p> 2016年熊本地震の際に,山岳地に位置する鋼斜張橋である桑鶴大橋では,支承の逸脱などの被害が生じた.桑鶴大橋は,曲線桁かつ不等径間桁の特徴を有しており,これらの橋梁形式が起因して被害が生じたと考えられる.そこで本研究では,桑鶴大橋が有する構造的特徴が地震応答に与える影響を明らかにすることを目的として,実橋梁である不等径間曲線桁モデルに加え,不等径間の直線桁モデルと直線桁の等径間モデルに対…

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  • 振動測定とオートエンコーダによるRC部材の地震時損傷の検知

    内藤 英樹, 木本 智幸, 藤岡 光, 藤倉 修一, 運上 茂樹 AI・データサイエンス論文集 3 (J2), 134-144, 2022

    <p>本研究は,非破壊試験や構造ヘルスモニタリングによるRC部材の地震時損傷評価を目的として,加速度センサを用いた振動測定と機械学習による異常検知の適用性を検討した.実験による検討では,RCはり試験体およびRC柱試験体の載荷試験において振動測定を行い,載荷後の測定データの異常度を計算した.その結果,提案手法はRCはりのせん断ひび割れや曲げひび割れを検知し,多点測定によって損傷箇所と損傷程度を可視…

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  • MRIを用いた肩回旋時における肩甲上腕関節軟骨接触面の計測

    鈴木 美里, 嶋脇 聡, 中林 正隆, 伊藤 聡志 生体医工学 Annual60 (Abstract), 157_1-157_1, 2022

    <p> 関節の状態を理解することは,関節障害や疾患の治療および治療後の回復を支援する上で非常に重要であり,接触面積や接触分布は重要な情報となる.本研究では、肩関節の外転時における外旋・内旋に着目した.90°以上の外転姿勢における外旋・内旋運動は投球姿勢に近く,回旋可動域と疼痛障害への関連性が示唆される.このような姿勢での研究について,屍体肩を用いたin vitro研究は存在するが,in …

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  • 公共土木施設の災害復旧における組織間関係論と組織行動論に着目した権限委譲に関する検討

    太田 和良, 近藤 伸也 土木学会論文集F6(安全問題) 78 (2), I_43-I_54, 2022

    <p> 大規模災害等では,災害対策本部の運営を中心に,ICS(Incident Command System)における目標管理型災害対応の観点から「定期的な対応計画の作成」「目標の設定と定期的な業務のチェック・改善」の導入が進んでいる.しかし,もう一つの重要な柱である「権限委譲」に関しては様々な事例報告があるものの,その実態に関する議論が不十分である.本稿では,和歌山県における災害事例を対象に,…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 電動キックボード利用時における経路選択の要素としての走行振動に関する研究

    金子 瞬, 長田 哲平, 大森 宣暁, 土橋 喜人 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 745-749, 2022

    <p>電動キックボードは今後、社会実装によって利用が増加していくとされているモビリティである。しかし現段階においてはルールの認知や安全性、走行の快適性や利便性などの課題点を抱えていることが明らかになってきている。本研究では、電動キックボードの利用時において、任意の都市や街路で快適な経路を選択するために、走行振動の観点から街路の調査を行った。調査の結果、走行振動の要因は「マンホール等」「工事跡」「…

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  • 二重染色法を用いた牛ふんにおける生分解性プラスチック蓄積細菌数の割合

    島田 光一, 池口 厚男, 菱沼 竜男 農業施設 53 (2), 45-50, 2022

    家畜排せつ物は有用なバイオマス資源である。その発生量の9割以上が堆肥化処理される一方,近年では,堆肥の余剰等の課題から,堆肥化以外の新たなマテリアル利用法が検討されている。本研究では,家畜排せつ物の新たなマテリアル利用として生分解性プラスチックである PHA(Polyhydroxyalkanoate)に着目し,家畜の中で排せつ物の発生量が最も多いウシを対象に,牛ふん中 PHA …

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  • 自脱コンバインのほ場路面形状による振動抑制のための転輪配置に関する研究

    齋藤 春菜, 松井 正実 農業食料工学会誌 83 (6), 471-476, 2021-11-01

    <p>収穫作業時の自脱コンバインは,刈株を乗り越えながら作業を行うため,機体振動は平地走行時に比べ大きくなる場合がある。また転輪配置は,機体振動に影響を及ぼす。本研究では,乾田ほ場における横刈り作業時の振動抑制が可能な転輪配置の検討のために,上下・ピッチング・前後方向の運動方程式を用いて,様々な転輪配置で横刈り作業を想定した走行シミュレーションを行った。その結果,振動抑制が可能な転輪配置として,…

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  • スパッタ薄膜を用いたヘルツ接触下の真実接触面積の測定

    久保 智照, 川口 尊久, 高山 善匡 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 602-603, 2021-09-08

    <p>本研究では,粗い球と滑らかな平面がヘルツ接触したときの真実接触面積をスパッタ薄膜を用いて測定を行った.接触痕の測定により,接触部が荷重によって変化することを詳細に観察できた.また,表面に粗さがある場合の接触では,従来のヘルツ接触の場合に比べて接触部中心における最大接触圧力は低くなり,外周に向かうにしたがって圧力分布のすそのが広がるとされていることと,測定した接触部を圧力の変化に応じて細分化…

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  • <sup>137</sup>Cs 添加前後および同時のK処理がスギ苗の<sup>137</sup>Cs吸収に及ぼす影響

    関本 均, 樋口 彩香, 岩田 明香里, 平田 慶, 仲本 渓香 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 478-, 2021-05-24

    <p><sup>137</sup>Csの経根吸収はKが共存することにより抑制されることが知られている。一方、Kは<sup>137</sup>Cs吸収移行を促進するという指摘もある。<sup>137</sup>Cs 添加前後および同時のK処理の影響をRI実験によって検討した。</p><p><b><sup>137</sup>Cs添加前のK処理の影響</b>:1年生のスギ苗を異なるK濃度(0(欠乏)、…

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  • 位相拡散フーリエ変換映像法の導入によるMR深層学習再構成の高画質化

    植松 駿, 伊藤 聡志 Medical Imaging Technology 39 (2), 59-67, 2021-03-25

    <p>深層学習を利用した圧縮センシングの画像再構成は,再構成時間の短縮化と画像の高画質化のいずれにも有効な方法として注目されている.MRIに圧縮センシングを応用する場合において二次関数状の位相変調を利用する位相拡散フーリエ変換映像法を使用すると,再構成像の画質を改善できることが報告されている.そこで,本研究では,交互方向乗数法(ADMM)をCNNで実現したGeneric-ADMM-Netを使用し…

    DOI DOI 医中誌

  • 球形軸付砥石を用いた加工における除去能率係数の評価

    佐々木 健斗, 佐藤 隆之介 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 275-276, 2021-03-03

    <p>軸付砥石による加工は,その工具剛性の低さにより定寸加工においても押し付け荷重が材料除去量に大きく影響すると考えられる.特に球形軸付砥石は押付け荷重等の加工条件によって接触面積・研磨圧力が変化することから,その除去特性を定量的に把握することが難しい.本研究では,プレストンの式を基に球形軸付砥石の材料除去能率が押し付け荷重と砥石周速度によって定まること示し,加工実験により除去能率係数を評価した…

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  • 超臨界二酸化炭素–水混合溶媒を用いたイチゴ葉からの抗酸化性成分抽出

    池谷 佳朗, 荒巻 志月, 佐藤 剛史, 伊藤 直次 化学工学論文集 47 (1), 1-6, 2021-01-20

    <p>イチゴは主に可食部の花托と葉部からなる植物である.イチゴ葉は花托収穫後に廃棄されるものの,抗酸化性成分やフェノール類などの有用成分を含んでいる.これらの有用成分を,環境負荷が小さく無害な溶媒で抽出回収できれば,イチゴ全体を有効利用できる可能性が広がる.本研究では,人体に無害である溶媒の利用を意図して,極性が小さいCO<sub>2</sub>と極性物質の水からなる超臨界CO<sub>2</s…

    DOI Web Site Web Site 参考文献16件

  • 下部構造への影響に着目したシングル球面すべり支承を有する橋梁模型の振動台実験

    大藪 宏文, 藤倉 修一, 高橋 健太郎, Nguyen Minh Hai, 中島 章典 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 77 (4), I_414-I_423, 2021

    <p> 橋梁の免震化において積層ゴム支承が一般的に用いられているが,近年発生した東北地方太平洋沖地震および熊本地震において積層ゴム支承に損傷が生じており,積層ゴム支承以外の免震支承の開発は重要である.球面すべり支承は振り子の原理を用いた免震支承で,我が国では建築分野での採用実績はあるが,橋梁分野では採用されていない.本研究では球面すべり支承の橋梁への適用を目的として,球面すべり支承で支持された橋…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献8件

  • 画像処理を用いたミツバチへギイタダニ 検出スマートフォンアプリの実装と評価

    髙山 翼, 長谷川 まどか 画像電子学会年次大会予稿集 49 (0), 55-55, 2021

    ミツバチ不足の原因の1つであるミツバチへギイタダニの寄生は,養蜂家を日々悩ませている.ダニは1-2㎜と非常に小さく,目視での計測は容易ではないため,ダニの寄生率計測にかかるコストの軽減が求められている.本研究では,駆除剤の投入によって巣箱の底に敷いた紙上に落下したダニの計数を目的とし,画像処理を用いた自動計数手法の開発を進めている.本稿では,提案法をスマートフォンアプリとして実装するとともに,実…

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  • 2018年北海道胆振東部地震で被害を受けた火山灰質土の不飽和液状化試験の数値解析

    松丸 貴樹, 海野 寿康, 緑川 雄介 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 77 (4), I_533-I_543, 2021

    <p> 本論文では,2018年北海道胆振東部地震で被害を受けた火山灰質土(Spfa-1およびEn-a)を用いて実施された不飽和液状化試験(繰返し三軸試験)を対象として,数値シミュレーションによる再現を試みた.三相系多孔質体理論に基づいた解析手法により,飽和土の構成式をそのまま不飽和状態での解析に活用すると液状化強度を過小に評価することを確認した.そこで,不飽和液状化試験で特徴的な間隙比の変化に着…

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 砂質土における非排水繰返しせん断履歴後の透水係数の変化

    渡邊 唯, 海野 寿康, 加村 晃良 土木学会論文集C(地圏工学) 77 (4), 386-391, 2021

    <p> 非排水繰返しせん断により過剰間隙水圧が発生した砂質土の透水係数を調べるため,繰返し載荷履歴を与えた供試体に対して変水位透水試験を行った.載荷履歴に応じた透水係数を計測するため,中空ねじりせん断試験機に注水用の二重ビュレット管と排水用のスタンドパイプを有する加圧排水槽を新たに増設し,試験を実施した.試験結果によれば,繰返しせん断により過剰間隙水圧比が約0.9に上昇するまで,透水係数は圧密後…

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  • ブタ卵子の成熟能に及ぼす卵巣保存方法の影響

    戸石川 柊輔, 芦部 詩織, 長尾 慶和 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), P-9-P-9, 2021

    <p>【目的】ブタと体卵巣を生殖工学的に利用する際,と畜後,生食中で一時保存した後に素早く卵子の成熟培養(IVM)を始めることが,その後の成熟,受精および胚発生に重要とされている。しかしながら,防疫上の観点から,ブタ卵巣を長時間保存する必要性が生じる可能性がある。そこで本研究では,ブタと体卵巣の保存方法確立を目的に,卵巣保存時間および温度,ならびに保存液への還元型グルタチオン(GSH)添加が卵子…

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  • いじめ被害経験と自尊感情,ゆるし傾向性との関連被害経験の種類・時期・期間に着目して

    岩木 智史 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PP-049-PP-049, 2021

    <p>いじめ被害を経験したことによる影響について,その時期や種類による効果の差,またそれらがどの程度長期的に持続するかについて着目した検討は少ない。本研究は大学生211名を対象に,過去のいじめ被害経験(有無,有の場合はその種類・時期・長さ)が個人の自尊感情,ゆるし傾向性に与える影響を検討した。被害経験(あり群/なし群)を独立変数,他者へのゆるし傾向性を従属変数とした一要因参加者間分散分析の結果,…

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  • Feature-fused SSD を用いた蜂巣の育房状態分類に関する一検討

    佐々 拓斗, 長谷川 まどか 画像電子学会年次大会予稿集 49 (0), 56-56, 2021

    本研究では,養蜂業におけるミツバチの管理支援技術の開発を目的とした研究を進めている.これまで,SSDを用いて蜂巣画像から育房検出と状態分類を行う手法の検討を進めてきたが,類似したクラスの誤分類や小さな幼虫の検出漏れといった問題が存在していた.そこで本稿では,特徴マップを組み合わせることで小物体の特徴量を補強するFeature fused …

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  • 大谷石建物と町並みの調査と類型分析

    早坂 楽, 安森 亮雄, 小林 基澄 日本建築学会技術報告集 26 (64), 1202-1207, 2020-10-20

    <p>The aim of this paper is to clarify composition of Oya-stone buildings and townscape at Tanaka and Monzen district, Tokujirou town in Utsunomiya city. Firstly, we found 127 stone-buildings at 38 …

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  • 分光画像による病理標本の解析技術

    石川 雅浩, 篠田 一馬, 小林 直樹 Medical Imaging Technology 38 (4), 176-184, 2020-09-25

    <p>Whole slide imaging(WSI)をはじめとする仮想顕微鏡技術の多くは,red-green-blue(RGB)カメラにより画像化されている.しかし,光学顕微鏡で観察するよりも波長方向・空間方向の情報が大きく失われていることが病理診断において懸念されてきた.これに対して,ハイパースペクトル画像(HSI)やマルチスペクトル画像(MSI)などの分光画像は,より詳細な波長方向の解析が…

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  • 福島原発事故後9年間のブナ林における落葉の放射性セシウムの空間分布

    深澤 瑛一, 逢沢 峰昭, 飯塚 和也, 大久保 達弘 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 513-, 2020-05-25

    <p>2011年3月の福島第一原発事故により、大量の放射性物質が飛散し、その大部分は森林に降下した。栃木県北部高原山のブナ林(初期沈着量101,926Bq/m<sup>2</sup>)では2011年5月から現在まで放射性セシウムの長期モニタリングが行われている。ここでは1haプロット内に尾根から斜面下部にかけて16基のシードトラップが設置され、毎年4月から11月まで月に1回内容物の回収が行われて…

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  • 磁気援用加工法を複合した固定砥粒研磨法に関する研究

    鄒 艶華, 佐藤 隆之介, 山﨑 大空 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 135-135, 2020-03-01

    <p>本研究は,磁気援用加工法と固定砥粒研磨法を融合させ,新しい磁気援用加工法を複合した固定砥粒研磨方法を提案している.チタン合金やガラス,セラミックスなどの硬脆材料等の難削材に対しての新しい加工法として,高精度と高能率の両立した研磨技術の開発を目指している.また,セラミックス平板の研磨実験を行い,本加工法の実現可能性を明確にした.さらに、本加工法の加工メカニズムについて検討した.</p>

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  • 2018年北海道胆振東部地震で被害を受けた火山灰質土の物理特性および力学特性

    緑川 雄介, 海野 寿康, 加村 晃良, 仙頭 紀明, 風間 基樹 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 76 (4), I_741-I_754, 2020

    <p> 2018年北海道胆振東部地震では,厚真町において火山灰質土の斜面崩壊が多発した.本研究では,斜面崩壊の特徴を把握するため現地調査を実施し,現場近傍の自然堆積した斜面地盤より採取した試料を用いて,崩壊土砂の物理特性や力学特性を把握するため室内試験を実施した.試料は,地区に分布する樽前降下軽石や支笏降下軽石,恵庭降下軽石である.室内試験より,支笏降下軽石および恵庭降下軽石の液状化強度は,飽和…

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  • 沖縄県のサトウキビ栽培圃場におけるWEPPを用いた土壌侵食の解析

    町田 元, 大澤 和敏, 松井 宏之 土木学会論文集G(環境) 76 (5), I_327-I_334, 2020

    <p> 沖縄地方ではサトウキビ栽培圃場の過度の土壌侵食が問題であり,沿岸域へ流入した濁水はサンゴなどの水域生態系に多大な負の影響を与えている.本研究では,沖縄県のサトウキビ栽培圃場の土砂流出量の予測や侵食抑制対策の検討に資するため,Water Erosion Prediction Project …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献10件

  • <i>Roseomonas</i> sp. TAS13株におけるQuorum sensingシグナル受容体LuxR soloの機能解析

    杉山 大地, 遠藤 瑞歩, 奈須野 恵理, 加藤 紀弘 日本地球化学会年会要旨集 67 (0), 188-, 2020

    <p>グラム陰性細菌では<i>N</i>-アシルホモセリンラクトン (AHL) をシグナル分子とする細胞間情報伝達機構Quorum Sensing (QS) によって標的遺伝子の発現が制御されている。細胞内濃度が閾値に達すると、AHLはLuxR familyに属する受容体タンパク質と複合体を形成し、標的遺伝子のプロモーターと相互作用することで転写が活性化される。対になるAHL合成酵素を持たないL…

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  • ウシ卵子第二減数分裂中期紡錘体の形態に及ぼす肝疾病の影響

    芦部 詩織, 小林 由依, BAOREJIGIN Sarentonglaga, 長尾 慶和 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-40-P-40, 2020

    <p>【目的】肝臓はエネルギー代謝を担う重要な臓器であり,乳牛における肝疾病は,泌乳量増加に伴う受胎率低下と深く関与している。我々は,肝疾病を有する乳牛の小卵胞液中γ-グルタミルトランスペプチダーゼ(γ-GTP)濃度が高い個体において,胚盤胞発生率が低下することを明らかにした(Sarentonglaga <i>et al.</i>, …

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  • 鬼怒川における霞堤の治水機能及び周辺の土砂動態に関する基礎的研究

    池田 裕一, 長田 一輝, 飯村 耕介 土木学会論文集B1(水工学) 76 (2), I_469-I_474, 2020

    <p> 近年,毎年のように甚大な河川災害が発生しており,今後は流域全体の挙動を考慮した総合的な対策が求められる.霞堤などの伝統的施設も多面的な検証が必要である.本研究では,鬼怒川中流域を例として急流河川の霞堤の治水機能を,2次元流解析で検討した.解析条件として,1000年確率規模に至るいくつかの流量を与えるとともに、上流で破堤した場合の氾濫流の挙動や堤内地での土砂動態も検討した。その結果,100…

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  • テンプレートマッチングを利用した 雄蜂さなぎ画像におけるダニ検出

    髙山 翼, 長谷川 まどか 画像電子学会年次大会予稿集 48 (0), 1-1, 2020

    現在,ミツバチの不足が深刻な問題となっており,その原因の1つとしてミツバチヘギイタダニの寄生が挙げられる.ダニ寄生率の計測は人手で行われており,多大な時間を要する,検査者や環境によって正確性がばらつく,などの問題がある.そこで,本研究では,テンプレートマッチングを利用した処理により,雄蜂さなぎ画像からダニを検出する手法の検討を行った.

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  • SuperPixelと色特徴を用いたヘギイタダニ領域検出に関する一検討

    松本 大輝, 長谷川 まどか 画像電子学会年次大会予稿集 48 (0), 2-2, 2020

    ヘギイタダニの寄生被害は蜜蜂にとって大きな問題であり その対策には早期のダニ発見が欠かせ ない. 本研究では 養蜂用巣礎の撮影画像から蜜蜂成虫の体表に寄生したダニを検出する手法 の基礎検討を行 った.画像の色相成分から SuperPixel を生成し 形状や色特徴をもとにダニ検出を行い 検出精度の評価を 行ったので報告する.

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  • 養蜂用巣礎画像の育房状態分類のためのCNN 構成に関する一検討

    佐々 拓斗, 長谷川 まどか 画像電子学会年次大会予稿集 48 (0), 21-21, 2020

    近年,農薬などの影響により,セイヨウミツバチの減少が問題となっている.我々の研究室では,養蜂業における蜂の管理支援を目的として,巣板を撮影した画像から正六角形の育房と呼ばれる領域をCNNで分類する手法の検討を進めている.本発表では,CNNの構造の違いによる分類精度の変化について検討を行った.

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  • 断面コア部にCFTを有するSRC橋脚の耐震性能に関する研究

    藤倉 修一, 山口 敬也, 野口 大智, NGUYEN Minh Hai, 中島 章典, 浦川 洋介 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 76 (4), I_541-I_551, 2020

    <p> 本論文では,現行の設計で想定する以上の地震力が作用しても崩壊を回避する新形式の橋脚として,RC橋脚の断面コア部にCFT柱を有するSRC橋脚を提案する.提案するSRC橋脚に加えて,従来型のRC橋脚およびCFT橋脚に対しても正負交番載荷実験を行い,SRC橋脚の基本的な力学特性を把握するとともに,断面コア部に鋼管を配置することによるじん性の向上,残留変位の低減,崩壊防止への有効性を検証した.S…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献1件

  • ダブル球面すべり支承で支持された免震橋の地震時挙動に関する研究

    高橋 健太郎, 藤倉 修一, 中島 章典, NGUYEN Minh Hai 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 76 (4), I_620-I_632, 2020

    <p> 本論文は,ダブル球面すべり支承で支持された免震橋の地震時挙動を明らかにするために,鋼3径間連続箱桁橋を対象に非線形動的解析を行い,レベル2地震動のような大きい地震動が作用した場合の挙動を検証したものである.対象橋梁は,道路橋示方書に基づき,免震設計された橋梁であり,支承部にダブル球面すべり支承を用いた場合と,高減衰積層ゴム支承を用いた場合の比較を行った.ダブル球面すべり支承は,すべり面の…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • アルギニンおよびロイシンがマウス胚盤胞のNO産生およびアポトーシスに及ぼす影響

    岡井 大樹, 福井 えみ子, 松本 浩道 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-47-P-47, 2020

    <p>【目的】本研究室では,アルギニン(Arg)およびロイシン(Leu)を添加したKSOM培地において処理した胚盤胞を胚移植した結果,Arg + Leu処理は着床率を上昇させた一方で,Arg処理は着床率を減少させることを明らかにした。Argは一酸化窒素合成酵素(NOS)を介して一酸化窒素(NO)へと代謝される。先行研究においてNOSのアイソフォームであるeNOS発現がArg処理により上昇すること…

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  • アルギニンおよびロイシンで処理したマウス胚盤胞における同一胚のミトコンドリアとO<sub>2</sub>消費の解析

    松﨑 夢々果, 竹内 栄作, 福井 えみ子, 松本 浩道 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-50-P-50, 2020

    <p>【目的】本研究室の先行研究において,アルギニン(Arg)およびロイシン(Leu)を添加したKSOM培地で胚盤胞を処理(Arg+Leu処理)すると着床率が上昇し,Argのみを添加したKSOM培地で胚盤胞を処理(Arg処理)すると着床率が低下することが明らかとなっている。しかし,アミノ酸処理が着床率を変化させるメカニズムについては明らかにされていない。そこで本研究では,個々のマウス体外受精由来…

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  • 司法および人権アフリカ裁判所設置議論の変容――国際刑事裁判所との関係性からの考察――

    藤井 広重 アフリカレポート 57 (0), 61-72, 2019-09-28

    <p>本稿の考察は、司法および人権アフリカ裁判所(ACJHR)の設置が進捗しない要因を解き明かすことを目的としている。ACJHRは、国際刑事裁判所(ICC)によるアフリカでの司法介入に対する反発の結果、オルタナティブなメカニズムとして生み出されようとしていた。だが、多くのアフリカ諸国がACJHRの構想に賛成した一方で、設置のためのマラボ議定書を批准した国はない。本議論を紐解けば、マラボ議定書が有…

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  • 水分状態を変化させた不飽和土の繰返しせん断変形特性

    海野 寿康, 緑川 雄介 日本地震工学会論文集 19 (5), 5_170-5_183, 2019

    <p>地震時に発生する流動性崩壊の流下土砂は,飽和度が100%未満である場合が多く,メカニズムについて未解明な点が多い.不飽和土の力学挙動は,既知の通り間隙空気や間隙水の状態に応じてせん断強度や発生するせん断ひずみ等,せん断変形挙動が大きく影響を受けることから,メカニズム解明には水分状態と繰返しせん断変形挙動の関係について検討する必要がある.本研究では,空気連行剤(AE剤)を使用し強制的に土中の…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • アルギニンおよびロイシンがマウス胚盤胞のNO産生に及ぼす影響

    岡井 大樹, 竹内 栄作, 赤岩 将門, 福井 えみ子, 松本 浩道 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), OR1-5-OR1-5, 2019

    <p>【目的】本研究室の先行研究において,マウス胚盤胞をアルギニン(Arg)およびロイシン(Leu)により複合処理(Arg+Leu)することで着床率が上昇し,Arg処理区では着床率が低下することを明らかにした。Argは一酸化窒素合成酵素(NOS)を介して一酸化窒素(NO)へと代謝される。しかしながら,NO産生量と着床率との関連性については明らかにされていない。そこで,本研究ではマウス体外受精由来…

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  • CNNによる蜂巣画像の育房状態の自動分類に関する基礎検討

    松本 大輝, 川島 美沙貴, 篠田 一馬, 長谷川 まどか 画像電子学会年次大会予稿集 47 (0), 24-24, 2019

    養蜂用に飼育されている西洋ミツバチの健康管理には 巣板上に形成される育房と呼ばれる六角形 のセルの状態の把握が欠かせない 本研究では 巣板の撮影画像から育房状態を自動的に分類する手法につい て基礎的な検討を行った 蜂巣画像における育房状態を 6 クラスで定義し CNN を用いて学習・検証を行 い 分類精度の評価を行った

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  • マウス胚盤胞においてアルギニンおよびロイシンがNOSアイソフォームの発現に及ぼす影響

    竹内 栄作, 岡井 大樹, 関 美沙都, 福井 えみ子, 松本 浩道 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), OR1-4-OR1-4, 2019

    <p>【目的】本研究室の先行研究では,KSOMにアルギニン(Arg)およびロイシン(Leu)を複合処理(Arg+Leu処理区)することで胚移植による着床率が上昇すること,Arg単独処理(Arg処理区)により着床率が低下すること,Leu単独処理(Leu処理区)では着床率が変化しないことが明らかにされている。Argは一酸化窒素合成酵素(NOS)の作用によりNOに代謝される。マウス胚盤胞では,内皮型N…

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