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検索結果 81 件

  • 1 / 1

  • シャーゴッタイト隕石のSr-Pb同位体組成分析に基づく火星マントルの地球化学的不均質の成因考察

    森脇 涼太, 町田 嗣樹, 横山 哲也 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 123-, 2023

    ...<p>火星マントルには約45億年前の初期分化時に形成されたリザバーが残存すると考えられており、地球型惑星の初期進化を理解するうえで重要な研究対象である。本研究では火星マントルリザバーの形成プロセスの解明を目指し、火星由来の玄武岩であるシャーゴッタイト隕石のSr, Pb同位体組成分析を実施した。本研究により、Intermediateシャーゴッタイトのマントルリザバーのµ値が3.23と決定された。...

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  • 大学生はどのくらい太陽系の惑星の大きさと距離を正しく認識しているか

    瀧本 家康 理科教育学研究 63 (2), 437-444, 2022-11-30

    ...その結果,惑星の大きさについては,①地球型惑星では実際よりも大きく認識していること,特にその傾向が水星と火星で顕著であること,②地球型惑星は外側ほど大きい,あるいは木星と土星以外の惑星の大きさは概ね同程度であると認識していることの2点が明らかになった。...

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  • 新・地球型惑星形成論

    荻原 正博 日本惑星科学会誌遊星人 31 (1), 31-41, 2022-03-25

    ...<p>系外惑星観測や原始惑星系円盤観測の進展に後押しされ,惑星形成理論は大きな進展を果たし,また地球型惑星形成の理論研究も重要な進歩を遂げた.本稿ではまず,太陽系地球型惑星形成理論モデルの構築にあたり,太陽系のどのような特徴を説明する必要があるのかを簡単に整理する.次に,これまでの地球型惑星形成モデルでは何が説明できているのか,そして新たな惑星形成モデル(主にグランドタックモデルおよび円盤風を考慮した...

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  • 幼児の岩石に対する興味関心の高さを応用した保育実践

    棟上, 俊二 福岡教育大学紀要. 第六分冊, 教育実践研究編 = Bulletin of University of Teacher Education Fukuoka. Part VI, Research for teaching practice 69 23-28, 2020-03-10

    ...岩石は地球型惑星を構成する主要な物質である。従って科学的に岩石研究は非常に重要なものである。しかし小学校3年より開始される「理科」の教育課程ではその重要さはしっかりと教育されているとは言い難いものがある。幼児段階では身の回りの様々なものに興味を持つことから,岩石を用いた保育実践によって,興味関心の涵養を試みた。...

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  • 地球型惑星核の物性と組成

    寺崎 英紀 高圧力の科学と技術 30 (2), 111-117, 2020

    <p>To constrain the core compositions of terrestrial planets, sound velocity and density of liquid Fe-Ni-S and Fe-Ni-Si alloys were measured up to 14 GPa. Addition of S reduces the P-wave velocity …

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  • 惑星系の形成と進化

    黒川 宏之 日本惑星科学会誌遊星人 28 (4), 266-276, 2019-12-25

    ...内部構造,スーパー・アースの形成過程という系外惑星の研究から惑星系形成・進化の全体像に迫る.次に,地球型惑星の表層環境進化,小天体の水岩石反応と赤外スペクトルという太陽系史の研究から,惑星系一般における太陽系の普遍性・特殊性を議論する....

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  • 火星の化学組成

    吉崎 昂, William F. McDonough 日本地球化学会年会要旨集 66 (0), 176-, 2019

    ...<p>地球型惑星の化学組成は,その形成進化過程を理解する上で重要な指標となる。我々は,火星隕石や探査機の物理・化学データを元に,火星の化学組成モデルを新たに構築した。火星や地球は,太陽系内側由来のコンドライト母天体に比べ,より難揮発性の物質から集積したことが明らかになった。...

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  • 系外惑星「遠い世界の物語」その11

    亀田 真吾 日本惑星科学会誌遊星人 27 (4), 328-334, 2018-12-25

    ...<p> 系外惑星が数多く発見され,ハビタブルゾーンにある地球型惑星も見つかり始めている.それらの惑星大気の観測も検討されているが,現行の計画で対応する可視近赤外域では観測が困難である.低温度星のハビタブルゾーンでは深紫外線輻射が強く,それによって高層大気が広がっている可能性がある.高層大気の観測には深紫外線領域での観測が有効であり,主星輻射強度も同時に観測することができる.本稿では,系外惑星大気と深紫外線輻射...

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  • 生命発生,特に代謝の起源に関する実験的・理論的研究

    北台 紀夫 日本地球化学会年会要旨集 65 (0), 182-, 2018

    ...<p>今,生命起源を回る業界の動きが激しい.これは1990年代半ばのMayorらによる太陽系外惑星の発見(Mayor and Queloz (1995) Nature 378, 355-359)に端を発する宇宙に地球型惑星,そして生命を探す天体観測の爆発的な活性化によるものである.本公演では,こうした激動の渦中にいる若手研究者(といってももうおっさん)がなんとか振り落とされないよう暗中模索する半生を...

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  • 希土類元素組成と87Rb–87Sr,176Lu–176Hf壊変系から考えるダイオジェナイト隕石の分化過程

    齊藤 天晴, 日高 洋, 李 承求 日本地球化学会年会要旨集 65 (0), 190-, 2018

    ...ベスタの火成活動は太陽系形成初期に終息したと考えられるため、その分化過程に関する研究は、地球型惑星の初期分化を理解する手がかりとなる。本研究では、ダイオジェナイト8試料について、その分化過程の地球化学的・年代学的制約を得ることを目的として、微量元素組成およびHfとSrの同位体組成の分析を行なった。...

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  • 地球形成過程から見たマントル物質の化学とダイナミクス

    玄田 英典 日本地球化学会年会要旨集 64 (0), 242-, 2017

    ...<p>地球型惑星の形成過程についての最新のレビューを行い、地球形成の最終ステージで必然的に起きる原始惑星同士の激しい衝突がマントル物質の進化とダイナミクスにどのような影響を与えたのかについて議論する。特に、巨大天体衝突で形成されたマグマオーシャンの固化過程について水が果たしてきた役割に注目し、マグマオーシャンの冷却時間、分別結晶、水の分配などについて議論する。...

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  • 地球型惑星における光化学反応による有機窒素化合物の合成

    藏 暁鳳, 河出 和香, 上野 雄一郎 日本地球化学会年会要旨集 64 (0), 168-, 2017

    <p>窒素固定とそれに続く無機的な有機窒素化合物の合成は、地球または他の惑星での生命起源にとって重要である。本研究は、紫外線をエネルギー源として、液体の水の存在下で、窒素化合物の合成実験を行った。実験の結果、N<sub>2</sub>O+CO+H<sub>2</sub>Oの系ではアンモニア、メチルアミン、グリシンとその他のアミノ酸が生成した。この結果は、N<sub>2</sub>Oから紫外線によ…

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  • 系外惑星「遠い世界の物語」その9 〜マグマオーシャン上の惑星大気の組成,熱放射スペクトルと進化〜

    濱野 景子 日本惑星科学会誌遊星人 26 (2), 59-67, 2017

    ...<p> 形成の最終段階で巨大衝突を経た地球型惑星は溶融する.形成時に獲得した揮発性元素に応じて,マグマオーシャン上には大気が形成されうる.本稿では,マグマオーシャン上に形成する大気の組成・熱放射スペクトルに関する最近の研究をまとめる.そして,筆者の研究により得られた知見に基づき,大気とマグマオーシャン進化の観点から,系外惑星系での溶融した惑星の観測可能性を議論する.また,関連した話題として,水の光分解...

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  • 分化隕石リン酸塩鉱物のU-Pb年代・希土類元素分析

    小池 みずほ, 森田 拓弥, 高畑 直人, 佐野 有司, 飯塚 毅, 三河内 岳 日本地球化学会年会要旨集 64 (0), 191-, 2017

    ...<p>地球型惑星の形成進化史とその際の揮発性元素の関わりを理解する上で、太古の分化隕石中のリン酸塩鉱物が記録する地球化学的情報は非常に重要である。本研究では、小惑星ベスタ起源とされるユークライト隕石、及び、異なる母天体由来の分化隕石であるIbitiraについて、リン酸塩鉱物のU-Pb年代を調べた。...

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  • 惑星探査における蛍光X線分光

    長谷部 信行, 草野 広樹, 長岡 央 X線分析の進歩 47 (0), 59-77, 2016-03-31

    ...<p>地球型惑星表層の元素組成は,地殻の現在および過去における化学的・物理学的状態と深く関連していることから,惑星の地質進化を知る上で最も重要な情報の一つである.蛍光X線分光法は元素組成分析の代表的な手法であり,これまでに蛍光X線分光計は,月,火星,金星,小惑星などの惑星探査機の周回機や着陸機に搭載され,惑星の進化と惑星表面で起こった地質的・化学的過程の理解に重要な制約を与えるなど,惑星科学の発展に...

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  • 地球型惑星内部物理学の最近の進展

    小河 正基 地学雑誌 124 (1), 1-30, 2015

     Great advances on observational studies of terrestrial planets including our own Earth since the 1990s suggest that we should fundamentally revise our view on the evolution of planetary interiors. …

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  • 地球型惑星における水の起源の解明:ユークライト隕石リン酸塩鉱物のU-Pb年代・水素同位体分析

    小池 みずほ, 飯塚 毅, 高畑 直人, 佐野 有司 日本地球化学会年会要旨集 62 (0), 235-, 2015

    ...地球型惑星における水の起源を論じる際、分化隕石が持つ水の情報は有効な手がかりとなる。ユークライトは小惑星ベスタを起源とすると考えられ、地球型惑星の初期地殻に関する非常に重要な知見を与える。本研究では、玄武岩質ユークライトAgoult中のリン酸塩鉱物について、同一粒のU-Pb年代と含水量をNanoSIMSによる局所同位体分析にて調べた。...

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  • 地球型惑星の内部進化 : 火星からスーパー地球まで(交流)

    小河 正基 日本物理学会誌 69 (12), 860-869, 2014-12-05

    ...月や火星では火山活動は35億年以上前にピークを過ぎ,現在ではほとんど停止している.これに対し,火星の10倍程度の質量を持つ金星・地球では最近数億年間も活発な火山活動が起こっており,特に地球ではプレートテクトニクスにより様々な活動が現在でも起こっている.この地球型惑星のサイズと45億年を通じてのその惑星の活動史との間の相関をヒントに系統的に惑星内部の進化を理解することを目的として,進化を引き起こす二大要因...

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  • 初期太陽系および初期地球における水素同位体比の進化

    石田 章純, 小池 みずほ, 佐野 有司 日本地球化学会年会要旨集 61 (0), 54-, 2014

    ...この問題にアプローチするためには初期地球だけでなく、初期太陽系における水の生成や挙動、または地球型惑星における水の進化史などを包括的に理解する必要がある。そこで本講演では、特に水素の同位体比に注目して、(1)太陽系の始原的な水素同位体比、(2)火星表層水の進化史、(3)初期地球における水素同位体比について、我々のグループの最新の研究成果を交えてレビューを行う。...

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  • 研究ニュース

    高場, 啓之, 西住, 裕文, 島野, 亮, 青木, 秀夫, 服部, 満, 小澤, 岳昌, 濱野, 景子, 阿部, 豊 東京大学理学系研究科・理学部ニュース 45 (3), 8-11, 2013-09

    ...高等生物繁栄の鍵「獲得免疫システム」の起源/グラフェンの量子ファラデー効果/ホタルの光で生体内のpH変化を可視化する/地球型惑星2 つのタイプ...

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  • 月の海の玄武岩組成が示唆する月マントルの進化史(特集「月の火成活動からみた熱進化」)

    加藤 伸祐, 諸田 智克, 山口 靖, 大嶽 久志, 大竹 真紀子 日本惑星科学会誌遊星人 22 (4), 194-199, 2013

    ...固体惑星の形成と進化の体系的な理解に向けて,地球型惑星の小型端成分である月の初期進化を理解することは重要である.しかし,月のマグマオーシャンからの固化過程やその後の大規模な構造変化の有無については未だに良く分かっていない.その解決の方法として,月の海の玄武岩の組成を調べることは非常に有効である.海の玄武岩の組成と噴出年代との関係からマントルの水平・鉛直方向の組成に関する情報が得られる可能性があり,それによって...

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  • 斜長石とかんらん石の相対強度から考察する 金星のレオロジー構造とテクトニクス

    東 真太郎, 片山 郁夫, 中久喜 伴益 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2013 (0), 4-, 2013

    ...下部地殻と上部マントルの強度比を決定することは地球型惑星のテクトニクスを議論する上で重要な鍵になる。地殻とマントルの強度比を直接決定するために固体圧式変形装置で、斜長石とかんらん石を用いた2相系の変形実験を行った。実験条件は圧力2GPa、温度600–1000℃、乾燥条件で行われた。さらに実験結果を用いて数値計算を行い、金星表面のテクトニクスを考察した。...

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  • 火星ペネトレータによるネットワーク観測(特集「月惑星探査の来たる10年:第二段階のまとめ」)

    白石 浩章, 山田 竜平, 石原 吉明, 小林 直樹, 鈴木 宏二郎, 田中 智 日本惑星科学会誌遊星人 21 (3), 283-288, 2012

    ...多点ネットワークを構成して火星表層環境および内部構造を観測するペネトレータミッションを提案する.現在の火星内部で生じているダイナミクスを反映する地震活動度と熱的状態を調査するとともに,地球型惑星の分化過程を反映する地殻-上部マントル構造と固体内部から表層および大気層への物質輸送過程に関する知見を得ることを目的とする.ペネトレータモジュールは突入速度300m/secで火星表層下2〜3mに潜り込むプローブ...

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  • 水惑星地球の動的VLS循環における水・固体変化

    三浦 保範 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2012 (0), 19-, 2012

    ...創世期の地球型惑星と月面の衝突のターゲット物質は、衝突性の多孔質・ガラス質組織であり、衝突時に発生する軽元素(炭素・水素)を含む揮発性元素織を一部内部に貫通して保存し、海水圏のない創生期の地球、他の天体内部における動的VLS物質循環も 説明できる。本モデルでは、地球年齢を示す岩石鉱物が存在したい事が説明できるので、地球外の岩石鉱物形成には、この地球型火成岩形成は特異的である。...

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  • 宇宙に水晶はあるか?

    川崎 雅之 宝石学会(日本)講演会要旨 34 (0), 7-, 2012

    ...地球が他天体(月や地球型惑星)に比較して、水が豊富であったこと、プレートテクトニクスにより水の循環が容易に行なわれたことが、地殻上部における水晶の形成につながった。<br> 大昔、水晶を見た人々は「水晶は透明な硬い氷である」と考えた。今日、我々は水晶が氷ではなく、SiO2の結晶であることを知っている。しかし、水晶の形成過程を見れば、「水晶こそ水が作った結晶である」と言えるのである。...

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  • 小型科学衛星1号機Sprint-A/EXCEED計画の概要(特集「将来木星圏・土星圏探査計画へのサイエンス:その2」)

    吉川 一朗, 土屋 史紀, 寺田 直樹 日本惑星科学会誌遊星人 21 (1), 16-21, 2012

    ...EXCEED計画は,惑星周辺に分布するプラズマが発する極端紫外光を地球周回軌道から分光・撮像する衛星計画である.地球型惑星の大気散逸と,木星型惑星に見られる回転支配型磁気圏でのエネルギー輸送の問題に焦点を当て,地球とは異なる磁気圏特性の理解を目指す.宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究所の小型科学衛星1号機(Sprint-A)に選定され,2013年の打ち上げに向けて開発が進行中である....

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  • ユークライト中ジルコンの希土類元素パターン

    菊池 麻希子, 山口 亮, 堀江 憲路, 日高 洋 日本地球化学会年会要旨集 58 (0), 174-174, 2011

    ...HED(ホワルダイト・ユークライト・ダイオジェナイト)隕石は最も小さい地球型惑星である小惑星4べスタの地殻に由来すると考えられている。中でもユークライトは母天体において地殻の最外殻に相当し、原始地殻の情報を保持している可能性が高い。...

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  • 斜長石とかんらん石の相対強度から考察する地球型惑星内部のレオロジー層構造

    東 真太郎, 片山 郁夫 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2011 (0), 43-43, 2011

    ...地球型惑星のテクトニクスを考察する上で鉱物のレオロジーはとても重要である。これまでに流動則を惑星内部の温度・圧力に外挿することによって、地球型惑星内部のレオロジー層構造が推察されてきた(e.g., Mackwell et al. 1998)。しかし、高温領域での1相系実験から求められた流動則を使い、地殻•マントルのレオロジー変化を考察してよいのか問題点が残る。...

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  • 『月惑星探査の来たる10年』検討・第一段階報告

    大谷 栄治, 倉本 圭, 今村 剛, 寺田 直樹, 渡部 重十, 荒川 政彦, 伊藤 孝士, 圦本 尚義, 渡部 潤一, 木村 淳, 高橋 幸弘, 中島 健介, 中本 泰史, 三好 由純, 小林 憲正, 山岸 明彦, 並木 則行, 小林 直樹, 出村 裕英, 大槻 圭史 日本惑星科学会誌遊星人 20 (4), 349-365, 2011

    ...「月惑星探査の来たる10年」検討では第一段階で5つのパネルの各分野に於ける第一級の科学について議論した.そのとりまとめを報告する.地球型惑星固体探査パネルでは,月惑星内部構造の解明,年代学・物質科学の展開による月惑星進化の解明,固体部分と結合した表層環境の変動性の解明,が挙げられた.地球型惑星大気・磁気圏探査パネルは複数学会に跨がる学際性を考慮して,提案内容に学会間で齟齬が生じないように現在も摺り合...

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  • 破壊が決める原始惑星の最終質量(2010年度最優秀研究者賞受賞記念論文)

    小林 浩 日本惑星科学会誌遊星人 20 (4), 317-323, 2011

    ...太陽系の惑星,また近年多数発見されている系外惑星は,どのようにして形成されたのであろうか.これらの惑星達は,微惑星と呼ばれる惑星のもととなる小天体が衝突・合体により原始惑星を形成し,原始惑星同士の衝突をへて地球型惑星が形成される.一方,非常に大きくなった原始惑星が固体核となり膨大な量の大気を集積し,木星型惑星が完成する.大きな原始惑星ができる過程では,天体の衝突は合体・成長をもたらすだけでなく,破壊...

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  • 原始惑星の合体条件と地球型惑星形成への影響

    玄田 英典, 小久保 英一郎, 井田 茂 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2007f (0), 35-35, 2007

    ...地球型惑星形成の後期には、原始惑星同士の衝突が頻繁に起こるステージが存在する。本研究では、SPH法を用いて様々な衝突条件で原始惑星の衝突を計算し、合体条件などを系統的に調べ定式化した。その結果、過去の研究でわかっていた衝突イベントの約半数が合体しない衝突であることがわかった。合体条件を原始惑星の軌道進化に組込み、非完全合体が地球型惑星の特性(個数・質量・自転など)に与える影響を明らかにする。...

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  • 地球型惑星の内部構造と熱進化

    立浪 千尋, 千秋 博紀, 井田 茂 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2007f (0), 114-114, 2007

    ...そこで我々は、様々なサイズの地球型惑星の熱史をシミュレートするための1次元熱史モデルを構築した。...

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  • 地球型惑星集積中の親気性元素の挙動について

    鉄嵜 賢太, 阿部 豊 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2007f (0), 43-43, 2007

    ...本研究では、Kuramoto and Matsui(1996)のモデルを拡張し、地球型惑星集積中の親気性元素の金属溶融鉄・シリケイトメルト・ガス間への分配を解いた。分配された親気性元素が脱ガスや金属鉄のコアへの沈降で分化を経験するとどのようなコア・マントル・原始大気を持つ惑星が形成するかについて考察する。また、惑星集積中の太陽組成大気捕獲を考慮にいれたときについても考察をする予定である。...

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  • 衝突脱ガスの物理・化学過程:実験的アプローチ

    大野 宗祐, 関根 利守, 長谷川 直, 丸山 誠史, 石橋 高, 黒澤 耕介, 杉田 精司, 中村 栄三, 松井 孝典 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2007f (0), 49-49, 2007

    ...衝突脱ガスは地球型惑星の大気の形成やその後の表層環境の進化に非常に重要な役割を果たしたと言われている。脱ガス開始に必要な衝撃圧力などの室内実験で決められる値を惑星スケールに応用するためには、衝突脱ガスの物理過程を理解しスケーリング則を確立する必要がある。...

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  • M型星における微惑星からの地球型惑星集積

    荻原 正博, 井田 茂 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2007f (0), 34-34, 2007

    ...M型星のまわりの地球型惑星形成領域での微惑星からの地球型惑星集積過程をN体シミュレーションによって調べた。特に原始惑星が形成されるごとに円盤ガスとの相互作用によって内側へ移動し、円盤内縁にたまり、そのことがハビタブル・ゾーンでの惑星集積過程に与える影響や、氷境界以遠から散乱されてくる氷微惑星の影響に着目し、太陽型恒星の場合との違いや生命居住可能惑星の形成確率を調べた。...

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  • 原始惑星からの地球型惑星形成 - 不完全集積の影響

    小久保 英一郎, 玄田 英典, 井田 茂 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2007f (0), 36-36, 2007

    ...地球型惑星形成の最終段階を、多数の多体シミュレーションを行なうことによって統計的に明らかにする。寡占的成長により形成された原始惑星系を初期条件とし、初期条件を系統的に変化させて、形成される地球型惑星系の構造の初期条件依存性を調べる。今回は、不完全集積にした場合に形成される地球型惑星の特徴の統計的性質を定量的に示す。特に惑星の自転パラメータに注目する。...

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  • 短寿命放射性熱源による氷微惑星の変質

    町田 亮介, 阿部 豊, 松井 孝典 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2007f (0), 41-41, 2007

    ...原始惑星系円盤は光学的に厚いため (Chiang & Goldreich, 1997)、地球型惑星形成領域においても氷を主成分とする微惑星(氷微惑星)が形成すると考えられる。氷微惑星による地球型惑星への水の供給は、主に氷微惑星の合体成長と昇華のバランスによってコントロールされるが、その内部構造や熱史によっても強く影響を受けると考えられる。...

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  • 近地球天体の惑星への衝突確率と衝突速度分布

    伊藤 孝士, マルホトラ レニュー 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2007f (0), 111-111, 2007

    ...近地球小惑星の大半はメインベルトの内側からやって来ると思われており、その具体的な機構は小惑星が強い共鳴帯に注入されることによる地球型惑星軌道へ輸送とされている。そうした天体が月や地球型惑星と衝突する場合の確率、および衝突速度・角度の分布を計算し、サイズ頻度分布の情報を経由して最終的にはクレーター記録との照合を計画している。...

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  • 岩石惑星の磁場形成に関するサイズの影響

    千秋 博紀 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2006f (0), 57-57, 2006

    ...地球型惑星が固有磁場を持つためには、金属コア内部で活発な対流が生じ、ダイナモ作用が働く必要がある。つまり固有磁場を持つか否かは、惑星の熱進化によって決まる。そこで本研究ではパラメタライズド対流モデルを使った地球型惑星の内部熱進化モデルを構築し、惑星のサイズが固有磁場の形成条件に与える影響について議論する。...

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  • 短寿命放射性熱源を考慮した氷微惑星の熱史

    町田 亮介, 阿部 豊 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2006f (0), 46-46, 2006

    ...原始惑星系円盤は光学的に厚いため (Chiang & Goldreich, 1997)、地球型惑星形成領域においても氷を主成分とする微惑星(氷微惑星)が形成すると考えられる。これらの氷微惑星による地球型惑星への水の供給は、主に氷微惑星の合体成長と昇華のバランスによってコントロールされるが、その内部構造や熱史によっても強く影響を受けると考えられる。...

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  • 乱流円盤中での地球型惑星集積の最終ステージ

    荻原 正博, 井田 茂, モルビデリ アレサンドロ 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2006f (0), 37-37, 2006

    ...原始惑星同士の衝突による地球型惑星集積の最終段階を、円盤乱流トルクを考慮してN体計算した。原始惑星系円盤は磁気回転流体不安定によって乱流状態にあると考えられ、乱流による円盤ガスの密度揺らぎによって発生するランダムな重力トルクが原始惑星の軌道進化に影響を与える可能性がある。...

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  • 地球型惑星形成の原始惑星分布領域幅依存性

    小久保 英一郎, 井田 茂 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2006f (0), 38-38, 2006

    ...地球型惑星形成の最終段階を、多数の多体シミュレーションを行なうことによって統計的に明らかにする。寡占的成長により形成された原始惑星系を初期条件とし、初期条件を系統的に変化させて、形成される地球型惑星系の構造の初期条件依存性を調べる。今回は、分布領域幅の違う原始惑星系から形成される地球型惑星の特徴の統計的性質を定量的に示す。...

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  • 微惑星から地球型惑星の形成まで

    森島 龍司, ムーア ベン, スタッデル ヨアキム 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2006f (0), 36-36, 2006

    ...本研究では、微惑星形成時から地球型惑星の集積の最後までを通したN体計算を行った。微惑星総質量と総角運動量は現在の地球型惑星の値として、初期微惑星円盤の幅(0.01-0.5AU)と、微惑星の数(1000-5000)をパラメータとしてふった。ほぼすべての場合において同サイズの3つの惑星ができるが、幅が小さいと惑星の数が2つになる場合があることが分かった。...

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  • 進化に伴う系外地球型惑星の放射スペクトルと光度変化

    大朝 由美子, 菊地 信弘 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2006f (0), 135-135, 2006

    ...地球が生命体の出現及び進化に伴って、その観測スペクトルや光度をどのように変化させたのかについて調べるために、大気化学反応及び放射対流平衡計算に基づいた数値シミュレーションを行い、系外地球型惑星における生命存在の兆候となる大気微量成分の観測可能性について検討した。...

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  • 高速に回転する球面上の2次元順圧減衰性乱流

    竹広 真一, 山田 道夫, 林 祥介 理論応用力学講演会 講演論文集 55 (0), 283-283, 2006

    回転球面上での順圧 2 次元減衰性乱流のアンサンブル数値実験を, これまでよりも回転の大きな場合にまで行なった. これまでの研究結果と整合的な, 極での西向き周極流と中低緯度での縞状構造が出現し, 回転が大きくなるにつれてその幅がせまくなる様子が高回転状態でも確認された. しかししながら, これまで行なわれた回転の大きさよりも大きな状態での周極流の幅と強さの回転角速度との関係は, …

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  • 重力マイクロレンズ効果を利用した暗い天体と太陽系外惑星の探索

    村木 綏 日本物理学会誌 60 (12), 943-948, 2005-12-05

    ...マイクロレンズ効果を使って調べることができる.本稿では今までの重力マイクロレンズ効果法の研究の進展を紹介した後, 研究の進展に大きな影響を与えた1998年のイベントについて紹介する.そしてその時提起された論争を, 我々の新しくニュージーランドに設置した1.8m重力マイクロレンズ効果専用光学望遠鏡MOA IIを使用して, どこまで解明できるかについて説明する.さらに, 全地球規模の観測網を使い太陽系の外にある地球型惑星...

    DOI DOI Web Site 参考文献35件

  • M型星のHabitable Zoneにおける地球型惑星の形成

    山城 かすみ, 井田 茂 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2005f (0), 89-89, 2005

    ...M型星はG型星に比べてluminosityが低いのでHabitable Zoneは0.1AU付近に位置し、そのような中心星に近い場所での地球型惑星形成の振る舞いはG型星のHabitable Zoneにおける場合とは大きく異なる。...

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  • 原始惑星からの地球型惑星形成

    小久保 英一郎, 小南 淳子, 井田 茂 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2005f (0), 110-110, 2005

    ...地球型惑星形成の最終段階を、多数の多体シミュレーションを行なうことによって統計的に明らかにする。寡占的成長により形成された原始惑星系を初期条件とし、初期条件を系統的に変化させて、形成される地球型惑星系の構造の初期条件依存性を調べる。原始惑星系から形成される地球型惑星系の統計的性質を定量的に示し、簡単な形成モデルを提示する。...

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  • 系外惑星系における仮想地球型惑星の軌道安定性

    大日方 誠, 山城 かすみ, 井田 茂 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2005f (0), 148-148, 2005

    ...楕円軌道をとっている巨大ガス惑星をもった惑星系を考え、その系での巨大ガス惑星の軌道交差プロセスを考慮した仮想地球型惑星の軌道安定性を数値計算によって調べた。地球型惑星は、巨大ガス惑星に比較的近い領域では系外に放出され、中心星側の領域では安定であった。そして、それらの中間で、中心星に激突してしまうという地球型惑星の軌道長半径の領域を発見した。...

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  • 永年共鳴と地球型惑星形成

    長沢 真樹子, リン ダグラス 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2005f (0), 147-147, 2005

    ...,太陽系類似の円軌道の地球型惑星系が形成されることがわかった....

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  • 進化段階に応じた系外地球型惑星の大気組成と放射スペクトル

    大朝 由美子, 菊地 信弘 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2005f (0), 90-90, 2005

    ...地球大気の化学平衡及び放射対流平衡計算を行い、酸素量及び太陽光度に応じた進化段階の異なる地球型惑星の大気モデルを作成し、進化に伴う様々な状況下での地球型惑星についての全球赤外放射スペクトルと自転に伴う光度変化を求めた。これに基づき、生命を持つ系外地球型惑星の探査のケーススタディーとして、地球大気の化学進化とそれに伴う赤外スペクトルの特徴について調べた。...

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  • 氷微惑星による地球型惑星への水の供給

    町田 亮介, 阿部 豊 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2005f (0), 111-111, 2005

    ...., 2002) によると、微惑星形成段階では原始太陽系円盤は光学的に厚いため、地球型惑星形成領域においても氷が存在可能な低温に保たれることが示唆される。このとき、地球型惑星形成領域において氷を主成分とした微惑星が形成されるはずである。本研究では、これらの氷微惑星の進化を考え、微惑星からどの程度の量の水が地球型惑星に供給されるのかについて検討する。...

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  • 地球型惑星形成領域における氷微惑星の形成・進化

    町田 亮介, 阿部 豊 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2004f (0), 57-57, 2004

    ...., 2002)によると、微惑星形成段階では原始太陽系円盤は光学的に厚いため、地球型惑星形成領域においても氷が存在可能な低温に保たれることが示唆されている。このとき、地球型惑星形成領域において氷を主成分とした小天体が形成されるはずである。本研究では、これらの氷小天体からの氷微惑星の形成・進化を考え、惑星の材料物質となる微惑星からどの程度の水が失われるのかについて検討する。...

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  • 雲を考慮した系外地球型惑星の赤外放射スペクトル

    大朝 由美子, 菊地 信弘 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2004f (0), 86-86, 2004

    ...将来想定される系外地球型惑星探査のケーススタディとして、雲の全球分布を含む大気大循環モデルを利用した、放射対流平衡計算及び大気放射伝達計算によって、原始_から_現在における様々な状況下での地球型惑星についての全球赤外放射スペクトルを求め、それらのスペクトルの違いなどから、生命存在の兆候となる大気微量成分の観測可能性について検討する。...

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  • 地球型惑星の大気形成における巨大天体衝突の影響

    玄田 英典, 阿部 豊 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2003f (0), 19-19, 2003

    ...地球型惑星は、複数回の火星サイズの巨大天体衝突が起こったと考えられている。これまで、我々は、巨大天体衝突時の大気散逸について研究をしてきた。その結果、相当量(50-90%)の大気が生き残ることがわかった(Genda & Abe, 2003)。これにより、ネビュラ中で微惑星が集積して火星サイズに成長するまでに捕獲した原始大気が、地球型惑星の大気の起源に重要な役割を果たすことを示した。...

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  • 原始惑星系円盤との重力相互作用を考慮した原始惑星形成

    小南 淳子, 井田 茂 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2003f (0), 12-12, 2003

    ...地球型惑星の配置や質量等は原始惑星の配置、質量などに左右される。本研究では力学的摩擦力による離心率、軌道傾斜角、軌道長半径の減衰を考慮し、原始惑星が形成される段階を N 体計算し、それらが原始惑星形成にどのような影響を与えるのかを調べる。...

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  • 高温高圧下における Fe-FeO-FeS 系の相関係

    津野 究成, 大谷 栄治, 久保 友明, 近藤 忠 日本鉱物学会年会講演要旨集 2003 (0), 14-14, 2003

    ...1.はじめに<br>  地球型惑星の中心核は、金属鉄とともに軽元素が含まれている可能性が高い。軽元素のうち、酸素、硫黄は最も有力な候補であると考えられている。Dreibus and Wanke (1985)は, Shargottite 隕石から火星の化学組成を見積もり、核はSに富んでいる。...

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  • 太陽系外の地球型惑星と生命

    井田 茂 Biological Sciences in Space 17 (4), 318-323, 2003

    Recent development of research on extrasolar planets are reviewed. About 120 extrasolar Jupiter-mass planets have been discovered through the observation of Doppler shift in the light of their host …

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  • 系外地球型惑星の自転軸傾斜角変動

    跡部 恵子, 井田 茂, 伊藤 孝士 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2003f (0), 57-57, 2003

    ...<BR> 本研究では、系外惑星系のハビタブル・ゾーンにある仮想的地球型惑星の自転軸傾斜角変動について調べた。自転軸の振幅を表す解析式を用いて計算を行った結果、巨大惑星が地球型惑星の軌道をかろうじて安定に保てる場所にある場合、地球型惑星は共鳴の影響を受けやすいことがわかった。つまり、軌道的に安定であっても、自転軸傾斜角の大変動が引き起こされる可能性がある。...

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  • 木星型惑星領域における原始惑星系軌道の安定性について

    岩崎 一典, 榎森 啓元, 中澤 清 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2003f (0), 94-94, 2003

    ...このことは、地球型惑星領域(原始惑星の質量が0.1地球質量程度)における軌道不安定性については、既にChambersらによって指摘されているが、木星型惑星領域では比例係数等が異なっていることが確認された。また、ガス円盤の存在を考慮に入れない時は、惑星集積理論によって示唆される典型的な配置間隔を持った原始惑星系では、ガス円盤の寿命内に十分軌道不安定を起こしうることが解った。...

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  • 研究紹介

    楠岡, 成雄, 今井, 浩, 柳田, 勉, 和逹, 三樹, 阿部, 豊, 太田, 俊明, 深田, 吉孝, 諏訪, 元, 石田, 貴文, 遠藤, 一佳, 池田, 安隆, 岡, 良隆, 永嶺, 謙忠, 五十嵐, 丈二, 片坐, 宏一 東京大学大学院理学系研究科・理学部廣報 28 (4), 24-37, 1997-03

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  • 地球型惑星探査の研究課題

    前沢, 洌, MAEZAWA, K. 宇宙科学研究所報告. 特集: 宇宙観測研究報告 28 103-110, 1991-03

    Mars and Venus are very different from other planets of the solar system in that their intrinsic magnetic field is minimal and cannot fully withstand the solar wind pressure. Therefore, the …

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  • 主成分元素でみた宇宙(宇宙の化学)(<特集>宇宙と化学)

    島 正子 化学教育 32 (6), 477-479, 1984

    ...太陽系に限ってみると, このようにたくさんある水素やヘリウムの大部分は, 主として太陽と木星以遠の外惑星を形成していて, 地球型惑星や衛星からはほとんど失われてしまっている。どうしてこのように劃(かく)然とした違いが生じたのであろうか。また地球型惑星や球粒いん石, 月ではケイ素と酸素の原子比が1 : 3.4-3.8である。...

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  • III. 木星 : ミニ太陽系(<特集>太陽系の物理)

    長谷川 日本物理学会誌 35 (8), 676a-676a, 1980

    ...地球型惑星・木星型惑星と言われるように木星は地球とともに太陽系の惑星の典型とされてきた. しかも木星はその激しい表面活動, 巨大な磁気圏, 電波放射, 粒子加速, あるいは内部が金属水素と推定されるなど, 極めて注目すべき特徴をもっている. さらに最近の宇宙線ヴォイジャーの探査は, 衛星の一つ一つ個性ある姿や, イオの火山活動, ringの存在などを明らかにした....

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  • 地球型惑星の熱的構造

    入山 淳 地震 第2輯 21 (1), 14-20, 1968

    The internal structures of Venus, Marss, and the asteroid are examined in the light of the thermal state. The angular velocity of rotation, surface magnetic field strength, and …

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