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検索結果 13,175 件

  • 鳶尾塚古墳の石室石材の岩石学的特徴

    金子 峻大, 野坂 俊夫, 清家 章 Okayama University Earth Science Report 30 (1), 1-12, 2024-03-31

    Tobiotsuka Kofun, a tumulus built on the Misu Hills in the Kofun period, has a horizontal stone chamber made of huge stone blocks with a width up to 2 meters or more. To specify the source of the …

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  • 愛知県知多半島,中新統師崎層群にみられる生痕化石をともなう障害物痕

    二村 光一, 山岡 雅俊 地球科学 78 (1), 1-14, 2024-01-23

    <p>愛知県知多半島に分布する中新統師崎層群豊浜層に,生痕化石(棲管)を内在するマウンド周りに馬蹄形の溝や尾根が発達した構造がみられる.本構造のもつ形態的な特徴を検討した結果,障害物痕であると判断された.しかし,棲管を内在するマウンドには,礫や貝殻などの剛体や底質面と高低差をもつような障害物は観察されない.本構造は,生痕形成者の粘液などにより硬化された棲管のハローを核とする部分,あるいは生痕形成…

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  • 木材パルプ複合紙の開発と土壌分解性の評価

    タンカンパイ コッチャポーン, ミル イハラ パオラ マリア, 江前 敏晴 紙パ技協誌 78 (4), 333-340, 2024

    <p>プラスチック廃棄物は,処理施設の不足もあって,不用意に環境に排出され,環境に対する地球規模での主要なリスクの1つとなっている。さらに,プラスチックの製造過程では,CO<sub>2</sub>が発生し続け,温室効果ガスとして地球温暖化の原因となっている。国連で採択されたSDGsのうち,特に「13:気候変動に具体的な対策を」は,特に重要で,地球の天然資源を保護し,気候変動に対処し,持続可能な開…

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  • 教科間連携の取り組み

    松本 至巨 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 242-, 2024

    ...その中で,地理と地学については,地形や気候など共通して学ぶ内容を効率的に深く学ぶため,1年次の地理総合と地学基礎を融合する学校設定科目「地球科学」を設定する方向で検討が進んでいる。今回の発表では,現在検討を進めているカリキュラム,指導体制,評価等について報告する。</p>...

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  • 湿式微粉砕機で調製したスパイスペーストの特性および香気成分の放出挙動

    小川 夏美, Bui Thi Bao Chau, 小林 誠, 草野 都, 粉川 美踏, 北村 豊 日本食品科学工学会誌 70 (12), 575-582, 2023-12-15

    <p>本研究では電動石臼を用いた湿式微粉砕機により調製したスパイスペーストの特性と香気成分放出挙動を明らかにした. コリアンダーシードからペーストを調製し, 粉砕回数および固形分比が粒子径や分離率に及ぼす影響を調べたところ, 粉砕回数を増やすことで粒子径は小さくなり, 分離率も減少することがわかった. 固形分比は粒子径に対して有意な影響を及ぼさなかったが, 固形分が増えることで分離率が減少し, …

    DOI Web Site Web Site 参考文献22件

  • 環境水のホウ素同位体分析のための簡易分離方法の開発—認証標準物質のホウ素同位体組成の初報告—

    宋 科翰, 新城 竜一, 諸見里 結美 環境科学会誌 36 (6), 211-217, 2023-11-30

    <p>ホウ素同位体は,河川水や地下水中の汚染物質の定量的評価など,環境問題の解決に有効なトレーサーである。同位体分析の正確度を評価するためには,マトリックスが類似し値付けされた標準物質(RM)が必要である。しかし,ホウ素濃度の保証値はあるものの,同位体組成が既知の標準物質はまだ少ない。今回,河川水(NMIJ CRM 7202-c, JSAC 0301-4a)および水道水(NMIJ CRM …

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  • 愛媛県桜三里の三波川変成岩に貫入した大型斑晶に富む中新世アルカリ玄武岩岩脈

    遠藤 俊祐, 嶋田 梨花, 八木 公史 地質学雑誌 129 (1), 489-501, 2023-10-31

    <p>西南日本外帯の中新世アルカリ玄武岩岩脈の報告は少数ながら広域的な重要性をもつ.本論では新たに愛媛県桜三里付近の三波川変成岩に貫入するアルカリ玄武岩岩脈を報告する.アルカリ玄武岩岩脈の石基の長石のK-Ar年代は15.7±0.5 Maであり,周辺に分布する中新統石鎚層群の火成活動時期に近いかそれよりやや古い.アルカリ玄武岩岩脈は,地殻内での珪長質火成岩の同化の影響がみられるが,海洋島玄武岩(O…

    DOI Web Site 研究データあり 参考文献40件

  • 北部九州白亜紀花崗岩類,油須原花崗岩優黒質斑状岩相の産状と化学組成

    柚原 雅樹, 西 瑛莉子, 清浦 海里, 亀井 淳志, 川野 良信, 岡野 修, 早坂 康隆 地球科学 77 (4), 147-163, 2023-10-25

    <p>北部九州東部に分布する油須原花崗岩の優黒質斑状岩相の主成分ならびに微量成分元素組成測定,希土類元素ならびにSr・Nd同位体比測定を行った.優黒質斑状岩相は,主に普通角閃石 -黒雲母花崗閃緑岩~花崗岩からなり,朝倉花崗閃緑岩赤岩体と油須原花崗岩の境界部と油須原花崗岩中に点在する.優黒質斑状岩相のモード組成と全岩化学組成は,主岩相と朝倉花崗閃緑岩赤岩体の間にある.朝倉花崗閃緑岩赤岩体から,9…

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  • 日本海の形成プロセス −研究の現状と1つの試論−

    矢野 孝雄 地球科学 77 (4), 127-145, 2023-10-25

    <p>1903年以来提案されてきた日本海の形成に関する諸見解は①地塊傾動,②拡大,および③鉛直運動に分類され,議論は現在も収束していない.この縁海の発生は古第三紀~中新世のいずれかであり,その形成プロセスは日本海と周辺域の先新生界基盤に記録されているはずである.基盤は平行配列する 3つのゾーン(火山 - …

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  • 崩れ続ける大地での暮らし

    内藤 直樹, 殿谷 梓 文化人類学 88 (2), 243-263, 2023-09-30

    ...<p>本稿の目的は、景観の生産に関わる文化人類学者と地球科学(地質学)者の協働と対話を通じて、ユニークな物質的特性を備えた山村景観の動態を理解するための気づきを得ることにある。そのために「手に負えない景観(feral landscape)」論を手がかりにしつつ、それぞれ異なる時間スケールや情報に焦点をあてる地球科学(地質学)と文化人類学の協働に基づく景観史/誌の記述をおこなう。...

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  • X線望遠鏡用CFRP-NiPミラーの製造における接着プロセスの改善

    土屋 魁琉, 細畠 拓也, 竹田 真宏, 田島 右副, 森田 晋也, 倉本 春希, 青柳 美緒, 松本 浩典, 津呂 優介, 川中 榛名, 田渕 優, 粟木 久光, 宇都宮 真, 前田 良知, 山形 豊 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 213-214, 2023-08-31

    <p>大面積かつ高角度分解能のX線望遠鏡の実現を目指し,CFRPを構造材として鏡面部にNiPを用いたCFRP-NiPミラーの開発を進めている.本研究では,角度分解能に影響するミラーの形状精度向上のため,新たに真空接着装置を用いた接着手法を導入した.この接着手法で約50mm角の平板CFRP-Alミラーを試作し,凹凸の改善には成功したものの,振幅50nmのCFRPのプリントスルーが残った.</p>

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  • 表紙

    静岡大学地球科学研究報告 50 (0), C1-, 2023-08-02

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  • 裏表紙

    静岡大学地球科学研究報告 50 (0), C2-, 2023-08-02

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  • 北部フォッサマグナ,中期中新世の内村不整合

    小坂 共栄, 高橋 康, 山田 桂, 斎 宏行, 高畑 萌子, 山田 伊久子, 備前 信之 地球科学 77 (3), 105-120, 2023-07-25

    <p>北部フォッサマグナの新第三系内村層と別所層の層序・構造について検討した.その結果,両層は上田市産川上流部から奈良尾地域にかけて軽微な不整合関係にあることが明らかとなった.この不整合を「内村不整合」と呼ぶ.不整合関係が見られる地域は、武石山塊の内村ドーム中央部北縁部に位置している.内村不整合は、中期中新世に深成岩体の貫入によって武石山塊が隆起し削剥を受けたローカルな造構過程と,この時期の汎世…

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  • 平衡普通コンドライト隕石中のかんらん石負晶の3次元形状 〜平衡形との比較と熱変成作用への示唆

    𡈽山 明, 中村 隆太, 三宅 亮, 松野 淳也, 瀧川 晶, 伊神 洋平, 上杉 健太朗, 竹内 晃久, 中野 司, 下林 典正 SPring-8/SACLA利用研究成果集 11 (3), 177-182, 2023-06-30

    平衡普通コンドライト隕石において、ヒールドクラックに沿って分布するかんらん石負晶の3次元形状と結晶方位より、かんらん石の平衡形を {100}、{010}、{021}、{001} からなる形であると推定した。これは第一原理計算<br>(0 K、真空中)によるものとやや異なり、平衡形生成条件の違いが原因と考えられる。さらに、負晶の軸長比のばらつきにより、ヒールドクラックのアニールの程度を求め、クラッ…

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  • 森林経営管理制度における広域連携の役割

    江田 星來, 立花 敏, 茂木 もも子 日本森林学会誌 105 (6), 191-198, 2023-06-01

    <p>2019年に開始された森林経営管理制度の運用において市町村の業務負担増加・人員不足が指摘されている。その対応策として広域連携が期待されているが,その連携構造や導入による各主体への影響に関する研究は見当たらない。本研究では,本制度における広域連携の役割及び各主体の連携構造の解明を目的に,本制度を運用する専門組織を設立して1市4町を核に多様な主体が連携する埼玉県秩父地域を対象に,林野庁,埼玉県…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 斜面土層地下水によるCs-137移行フラックスの推定と表流水への影響評価

    庭野 佑真, 加藤 弘亮, 赤岩 哲, Anderson Donovan, 飯田 光, 中西 美夕, 恩田 裕一 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 679-, 2023-05-30

    <p>福島第一原発事故により森林に沈着した放射性セシウムは水系を通じて下流へと輸送される。先行研究により,出水時には表流水の溶存態Cs-137濃度が上昇することが知られており,土壌水の流出や堆積リターからの溶出の影響が指摘されている。一方で,森林斜面には様々な流動経路や滞留時間をもつ地下水が存在し,それらが流出することで表流水を形成するが,溶存態Cs-137濃度の形成に及ぼす影響は十分に調査され…

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  • ダケカンバの電子伝達速度と気孔コンダクタンスの環境応答とその産地間変異

    中田 修人, 佐藤 温起, 岡田 健太郎, 荒木 響子, 相原 隆貴, 津村 義彦, 後藤 晋, 飯尾 淳弘 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 433-, 2023-05-30

    <p>地球温暖化に伴う急速な気候変動によって植物の分布が変化すると予測されている。広範囲に分布する種では、地形的制約による遺伝子流動の阻害などで生息地によって形態や生理機能が異なる可能性がある。気候変動による分布予測を行う場合、こうした植物形質の違い(産地間変異)を理解することは重要である。そこで本研究では、冷温帯上部から樹木限界にまで広く分布するダケカンバ(<i>Betula …

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  • 福島県の森林における土壌含水率の変化による空間線量率の変化のモデル化

    中西 美夕, 恩田 裕一, 加藤 弘亮, 高橋 純子 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 680-, 2023-05-30

    <p>2011年の福島第一原子力発電所事故で放出・沈着した放射性核種により、森林内の空間線量率が上昇した。一般的に、降雨時は空間線量率が上昇する。しかし福島の森林では、土壌水分の遮蔽効果により空間線量率が低下した。本研究の目的は、土壌水分の増加による空間線量率の低下を評価するとともに、降雨量から空間線量率の低下を推定することである。そこで、福島県双葉郡浪江町における2020年5~7月の実効雨量(…

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  • 福島県におけるスギ林細根中のCs-137の深度分布に対する転流の影響

    井口 啓, 高橋 純子, 佐々木 拓哉, 恩田 裕一 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 684-, 2023-05-30

    <p>樹木細根は脱離の際に転流によって地上部から輸送された栄養を土壌に供給する。この過程でCs-137が土壌に供給されることで、樹木根が土壌中のCs-137の供給源となる可能性がある。この樹木根の寄与を明らかにするには樹木根内のCs-137下方輸送量の定量化が必要だが、その転流量を評価した研究例は少ない。そこで樹木根中の転流由来のCs-137濃度を測定し、樹木根中のCs-137深度分布に対する転…

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  • 関東平野西縁部,飯能層上部層に含まれる深成岩礫の供給源

    関根 栄一 地球科学 77 (2), 65-81, 2023-04-25

    <p>関東平野西縁に分布する飯能層上部層は,淘汰の悪い礫支持の中礫~巨礫サイズの円礫~亜円礫層からなり,礫種は砂岩,泥岩,チャートで,風化した少量の深成岩を含む.この深成岩を含む礫の供給経路,深成岩礫の供給源については,多摩川説と秩父凹地帯説の2つが提案されている.多摩川説は供給経路を多摩川とし深成岩礫の供給源を甲府岩体または三頭山岩体としている.これに対し,秩父凹地帯説は秩父凹地帯を流れていた…

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  • 長崎半島東岸長崎市北浦町の上部白亜系層序の再定義とその地質年代学的意義

    宮田 和周, 中田 健太郎, 柴田 正輝, 長田 充弘, 永野 裕二, 大藤 茂, 中山 健太朗, 安里 開士, 中谷 大輔, 小平 将大 地質学雑誌 129 (1), 239-254, 2023-04-01

    <p>長崎半島東海岸に露出する上部白亜系“北浦層”を長崎北浦層と改定した.本層は下部の赤崎ノ鼻砂岩泥岩部層と上部の座頭浜礫質砂岩泥岩部層に二分でき,両部層は断層で接する.赤崎ノ鼻砂岩泥岩部層から産した2種のアンモナイト類(<i>Polyptychoceras obatai</i>とcf. <i>Phylloceras</i> sp.)と1種のイノセラムス類(<i>Platyceramus …

    DOI Web Site 研究データあり 参考文献37件

  • 地質科学的調査:データ処理から始めて情報取得の最適化を目指す

    正路 徹也 情報地質 34 (1), 13-22, 2023-03-25

    ...<p>日本情報地質学会の功績賞を受けたのを機会に,正路の地球情報学分野の論文を簡単にまとめた.その主な分野は,ウルフ網による地質構造の解析,時空間視点から見たゾーニングと鉱化期,地球科学調査を最適化するための賞罰関数,情報コスト関数,セル エントロピーである.</p>...

    DOI Web Site 参考文献24件

  • 光共生を行う浮遊性有孔虫類の海洋生態学的研究

    高木 悠花 海の研究 32 (2), 17-35, 2023-03-15

    <p>単細胞動物プランクトンである浮遊性有孔虫には,藻類との細胞内共生関係を築く種がおり,その関係性を「光共生」と呼んでいる。浮遊性有孔虫は,炭酸カルシウムの殻が微化石として地層中に保存され,かつ殻に生きていた当時の海洋環境および生態のシグナルが残されるという特徴があり,長時間スケールでの地球環境と生命の相互作用を探る上で,格好の研究材料である。また光共生は,生物進化的に重要な生態であるだけでな…

    DOI Web Site 参考文献70件

  • 山地源流域における湧水中の六フッ化硫黄濃度の長期変動

    長野 倖介, 辻村 真貴, 恩田 裕一, 岩上 翔, 榊原 厚一, 浅井 和由 地下水学会誌 65 (1), 67-76, 2023-02-28

    <p>湧水中の六フッ化硫黄(SF<sub>6</sub>)濃度の時間変化とその要因を明らかにするため,福島県川俣町の山地源流域にて,現地水文観測とSF<sub>6</sub>濃度等の分析を3年間実施した。無降雨時,湧水のSF<sub>6</sub>濃度は3.6 fmol/Lから4.6 fmol/L,湧水温は8.0 ℃から13.2 …

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 地衣類分布資料(25)トゲダイダイサラゴケ(ダイダイサラゴケ科,子嚢菌門)

    宮澤 研人, 大村 嘉人, 山岡 裕一, 岡根 泉 植物研究雑誌 98 (1), 37-41, 2023-02-20

    <p>静岡県伊豆半島のブナ樹皮上やブナ樹皮上のコケ上と長野県大阿原湿原のコケを伴う岩上から採集された標本に基づき,ダイダイサラゴケ科ダイダイサラゴケ属の <i>Coenogonium</i> <i>isidiatum</i> (G.Thor & Vězda) Lücking(ト ゲダイダイサラゴケ,新称)を本州から初めて報告する.本種は国内(北方領土を含む)ではこれまで色丹島のみから報告されてい…

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  • Parallel Cascade Selection Molecular Dynamics (PaCS-MD) に基づくタンパク質の遷移経路探索

    保田 拓範, 原田 隆平 アンサンブル 25 (1), 19-27, 2023-01-31

    <p>タンパク質は自由エネルギー地形上に存在する準安定状態の間を遷移することにより機能を発揮する. そのため, タンパク質機能を解明するうえで, 準安定状態間の遷移経路探索は重要である. 分子動力学計算(MD) は, 遷移経路を探索する強力なツールであるが, 通常のMD によりタンパク質がとりえる遷移経路を過不足なく探索することは難しい. 打開策として, …

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  • 中新世青木層に産する,菱鉄鉱を含む燐灰石団塊

    森清 寿郎 地球科学 77 (1), 7-28, 2023-01-25

    <p>長野県,上田地域の中新世青木層には,菱鉄鉱を含む燐酸塩団塊が産出する.それらは,燐灰石1相団塊と菱鉄鉱燐灰石 2 相団塊であり,両者とも方解石を欠いている.燐灰石が晶出した続成ステージと方解石欠如の理由を明らかにするため,団塊の TCC(全炭酸塩体積パーセント),1団塊中での菱鉄鉱と燐灰石の重量比,燐灰石の SO<sub>4</sub><sup>2-</sup> …

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  • 群馬県下仁田町,跡倉ナップを構成する四ッ又山石英閃緑岩体の花崗閃緑岩と黒雲母片麻岩捕獲岩の相互関係

    保科 裕, 力田 正一, 松岡 喜久次, 松井 正和, 市川 孝, 関東山地研究グループ 地球科学 77 (1), 29-43, 2023-01-25

    <p>群馬県の下仁田地域において,跡倉ナップを構成する前期白亜紀の四ッ又山石英閃緑岩体は石英閃緑岩と少量の花崗閃緑岩で構成される.石英閃緑岩はホルンブレンド,斜長石,および少量の石英からなる.花崗閃緑岩は黒雲母,白雲母,斜長石,石英およびカリ長石からなり,少量のざくろ石および菫青石を包有する.</p><p>花崗閃緑岩は,黒雲母片麻岩,角閃岩,結晶質石灰岩の捕獲岩を含む.黒雲母片麻岩は,優黒質層と…

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  • 香川県土庄町における地域おこし協力隊員のライフコースとキャリア

    鈴木, 修斗, 薄井, 晴, 川添, 航, 坂本, 優紀, 中山, 玲, 王, 倚竹, 付, 凱林, 劉, 逸飛, 綾田, 泰之, 杉谷, 大樹, 松井, 圭介 筑波大学人文地理学研究 41 69-75, 2023

    本研究には,2022年度(株)地域科学研究所奨学寄附金「ツーリズムによる地域社会の活性化に関する地理学的研究」(研究代表者:松井圭介)およびJSPS科研費21H03717(研究代表者:呉羽正昭),同19H04379(研究代表者:松井圭介)の一部を使用した.

    機関リポジトリ HANDLE

  • 小豆島における宗教ツーリズムの変容と巡礼者の経験の特徴

    川添, 航, 劉, 逸飛, 坂本, 優紀, 鈴木, 修斗, 薄井, 晴, 中山, 玲, 付, 凱林, 王, 倚竹, 綾田, 泰之, 杉谷, 大樹, 松井, 圭介 筑波大学人文地理学研究 41 39-54, 2023

    本研究には,2022年度(株)地域科学研究所奨学寄附金「ツーリズムによる地域社会の活性化に関する地理学的研究」(研究代表者:松井圭介)およびJSPS科研費21H03717(研究代表者:呉羽正昭),同19H04379(研究代表者:松井圭介)の一部を使用した.

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  • 小豆島におけるオリーブ産業の存続要因

    中山, 玲, 川添, 航, 鈴木, 修斗, 薄井, 晴, 坂本, 優紀, 王, 倚竹, 付, 凱林, 劉, 逸飛, 綾田, 泰之, 杉谷, 大樹, 松井, 圭介 筑波大学人文地理学研究 41 11-26, 2023

    本研究には,2022年度(株)地域科学研究所奨学寄附金「ツーリズムによる地域社会の活性化に関する地理学的研究」(研究代表者:松井圭介)およびJSPS科研費21H03717(研究代表者:呉羽正昭),同19H04379(研究代表者:松井圭介)の一部を使用した.

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  • 離島における観光資源化の展開と特性 : 小豆島醤の郷を事例に

    付, 凱林, 川添, 航, 王, 倚竹, 中山, 玲, 鈴木, 修斗, 薄井, 晴, 坂本, 優紀, 劉, 逸飛, 綾田, 泰之, 杉谷, 大樹, 松井, 圭介 筑波大学人文地理学研究 41 27-38, 2023

    本研究には,2022年度(株)地域科学研究所奨学寄附金「ツーリズムによる地域社会の活性化に関する地理学的研究」(研究代表者:松井圭介)およびJSPS科研費21H03717(研究代表者:呉羽正昭),同19H04379(研究代表者:松井圭介)の一部を使用した.

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  • ブラタモリ徹底分析から構築する痕跡学プラットフォーム

    原 雄一 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 196-, 2023

    ...<p>ブラタモリは単なる娯楽番組の枠を越え全国(2023年1月末で全国226回の放送)を網羅した貴重な地球科学、歴史科学、地域科学を融合するコンテンツを持つようになった。 ブラタモリの動画・書籍・現地踏査から地球科学・歴史科学・地域科学に関する痕跡を抽出・整理し分類を行った。...

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  • 気象制御の実現に向けた学際研究: 制御容易性・被害低減効果の定量化に関する試み

    小槻 峻司 水文・水資源学会研究発表会要旨集 36 (0), 406-, 2023

    ...これらの科学技術的に困難、かつ、社会的にも複雑な問題を解決するには、水文・気象などの地球科学的な研究に留まらず、数理・情報科学などの方法論、法・倫理などの社会科学分野との学際研究が必要不可欠である。本研究の目的は、ボトルネックの1つと想定される、「そもそも制御可能なイベントであるのか、どんな制御が有効か、制御の容易性をどう定量化するのか?」...

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  • ドイツにおける女子の理系進路選択拡大に向けた取組み

    後藤 みな 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 183-184, 2023

    ...,ドイツのA州におけるギムナジウムと大学でのインタビュー調査をもとに,女子の理系進路選択拡大に向けた取組みの現状と課題を検討した.その結果,次の事項が明らかとなった.ギムナジウムでは,一定の条件を満たせば,生徒が大学の授業を受講できるほか,進路指導の一環として実施される職業体験インターンシップ等において生徒が研究室を訪問することが可能であった.また大学では,女子が少ない分野である,物理学・情報学・地球科学...

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  • (エントリー)中央パラワンオフィオライト基底部かんらん岩にみられる変形・熱水変質作用:沈み込み開始過程への影響

    阿部 日誉里, 平内 健一, Payot Betchaida, Pasco Julius 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 12-, 2023

    <p>沈み込み帯域オフィオライトは海洋プレートの沈み込み開始時に関連するプロセスを記録している.海洋底における沈み込み開始過程を再現した数値シミュレーションでは,沈み込みの継続にはプレート境界に沿って低粘性層が存在することが必要であることが示されている(Izumi et al., 2023).海洋プレートの沈み込み時には海洋地殻物質から大量の流体が上盤側のマントルウェッジに付加すると考えられるが…

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  • 新潟県東頸城丘陵八石背斜東翼における堆積相解析と有機化学分析を用いた堆積システムの復元

    淺野 凱, 河西 夏美, 保柳 康一 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 360-, 2023

    ... 研究地域の魚沼層群は,一部海岸平野システムを挟在しながら,主に河川システムとエスチュアリーシステムの繰り返しで形成される.また,上位へ向かうにつれ河川システムの影響が強くなっていくことが考察される.さらに南部には河川環境が比較的多く見出され,北部には海洋環境が見出される.堆積システムの累重と化学分析の結果は,海進,海退の繰り返しと堆積盆地埋積に起因すると考えられる.6.文献保柳康一他,2000,地球科学...

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  • 北部北上帯における“構造線”の再検討

    武藤 俊 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 429-, 2023

    ...<i>Bulletin of the Geological Survey of Japan</i> <b>71</b>, 313–330 (2020)2 大上和良・永広昌之 <i>地球科学</i>, <b>42</b>, 187–201 (1988)3 高橋聡ほか <i>地質学雑誌</i>, <b>122</b>, 1–22 (2016)4 中江訓ほか <i>地域地質研究報告</i>, <b>陸中関地域...

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  • (エントリー)北海道中央北部添牛内地域の砕屑性蛇紋岩

    金澤 安蓮, 吉田 孝紀 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 445-, 2023

    ...<b>文献</b>[1]荒井ほか,1983.地質雑,89,287-297.[2]永田ほか,1987.地球科学,57-60.[3]吉田ほか,2003.地質雑,109,336-344.[4]Okada H., 1964. Mem. Fac. Kyushu Univ. Ser....

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  • 兵庫県豊岡市に分布する玄武洞玄武岩活動前の古環境と火山活動

    松原 典孝, 佐野 恭平, 中嶋 灯奈, 藤原 泰誠, 八木 公史, 高橋 崚, 川合 功一 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 469-, 2023

    ...<引用文献>玄武洞団体研究グループ(1991)兵庫県北部玄武洞地域の第四紀火山岩の地質と岩石, 地球科学. 45, 131-144.川井直人・広岡公夫(1966),西南日本新生代火成岩類若干についての年代測定結果(演旨),総合討論会資料:年代測定結果を中心としてみた日本の酸性岩類の形成時期,日本地質学会関連4学会連合学術大会総合討論会資料集, 5-5.Matuyama, M. (1929) On the...

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  • 南紀白浜の礫岩層の起源

    和歌山県立 田辺高等学校 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 505-, 2023

    ...これが侵食されて塔島礫岩層の礫となったと考えられる.4 参考文献中屋志津男,原田哲朗,吉松敏隆.1999.25万分の1紀伊半島四万十帯の地質図.アーバンクボタ,no.38,付図.坂本隆彦,別所孝範.1992.酸性凝灰岩と密接に産する砂岩の形成-紀伊半島四万十累層群の竜神累層千疋山酸性凝灰岩体を例として.地質学論集,38,271-280.田辺団体研究グループ.1984:紀伊半島田辺層群の層序と構造.地球科学...

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  • 火炎構造の奥行きを探れ―荷重痕の変形構造の立体分布―

    名古屋中学校 自然科学部, 名古屋高等学校 地球科学 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 516-, 2023

    <p>研究者氏名:牧野航大,磯野聖隆中新統師崎層群分布域である愛知県知多郡南知多町豊浜坂井の地先の海岸の地層の調査をしていて,2.2m以上の厚さがある凝灰質砂岩中に3層準で火炎構造がみられるのを発見した。最上位の火炎構造には方向性がある。鍵層として使うことを想定して,サンプルを採取,岩石カッターで薄切りし,立体的な構造を詳しく観察した。東西に延びる細かく浅い溝は南北断面でないと捉えにくいが,20…

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  • (エントリー)有機・無機地球化学分析による869年貞観津波の浸水域復元

    古明地 海杜, 篠崎 鉄哉, 菅原 大助, 石澤 尭史, 池原 実, 藤野 滋弘 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 97-, 2023

    <p>・はじめに 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震津波(以下,東北沖津波)は,日本海溝沿いの沿岸域に甚大な被害をもたらした.東北沖津波のような大規模自然災害は低頻度(百〜千年スケール)で発生するため,将来発生する巨大津波のリスク評価には機器観測記録だけでは不十分である.そこで,地質学的痕跡の“津波堆積物”から過去数千年以上の長期的な津波の履歴や規模の推定を行う必要がある. …

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  • 同位体顕微鏡による地球化学的発見のいくつか

    圦本 尚義 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 104-, 2023

    ...では,EPMAやSEMと同様,地球化学研究では欠かせない一般的な分析装置となっている.しかし,EPMAでは元素マッピングが普通になっていることに対し,SIMSでは同位体マッピングに到達せず,点分析にとどまっている場合が多い.またEPMAはSIMS点分析の分析位置の確認に使用されているに過ぎないことが多い.この原因の一つは,EPMA分析は岩石・鉱物学者達により,一方,SIMS分析は分析化学者たちにより地球科学...

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  • 硫酸同位体分子が語る酸化的風化、微生物硫酸還元および熱水循環

    上野 雄一郎, Surma Jakub 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 84-, 2023

    ...硫酸の硫黄および酸素同位体組成は、こうした生物地球科学的循環の有り様とその経年変動をモニターするために役立つ。しかし、海水硫酸のd18O値は河川流入のそれよりも高く、また海水H2Oと同位体的に非平衡となっており、その要因は完全に明らかになっていない。...

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  • ドローン空撮による地球科学・環境科学教育用映像資料の作成と活用

    田原 敬治 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 271-, 2023

    <p>1.はじめに 筆者は、地学分野の授業において空間と時間の概念を生徒達が身につけることは、学習指導要領に記述された目標を実現するための素養であると考えている。しかし、通常の授業において野外観察でそれらの概念を体感的に養うことは、時間や予算・体制などの制約により実施することが難しい。特に定時制(夜間部)においては困難な状況である。 …

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  • 高効率ピークフィッティングパッケージEMpeaksRの地質学分野への展開

    松村 太郎次郎, 中村 佳博, 宮崎 一博 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 280-, 2023

    ...<p>重なり合ったスペクトルの特徴から,化学的・物理的な情報を抽出する営みは,長年にわたって,材料科学や地球科学など,広範な分野で利用されてきた.しかし,既存の非線形最小二乗法に基づいた手法では,初期値の敏感さなどに起因する作業の煩雑さから,効率的な解析作業が困難である.加えて,バックグラウンド除去,ピーク本数の決定,といった事前処理も必要であるため,数百本を超えるスペクトルデータの解析には途方も無...

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  • 中央構造線と関東山地のナップテクトニクス

    小野 晃 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 322-, 2023

    ...<b>文献</b> [1]小坂,1979,地質雑,No.4,157-176.[2]小野,2003,地質雑,109, No.7, 414-419.[3]高橋ほか,2006,地質雑,112, No.1, 33-52.[4]鏑川団体研究グループ,2016,下仁田町自然史館研報,第1号,41-48.[5]埼玉総会中・古生界シンポジューム世話人会,1995,地球科学,49巻,4号,271-291.[6]小野,...

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  • 弥生石器,高槻型石斧の岩石学的特徴

    柚原 雅樹, 梅﨑 惠司, 川野 良信, 森 貴教 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 385-, 2023

    ....これに対し,北東部においては,北九州市八幡東区の高槻遺跡を中心に安山岩質の石材の加工が行われ,石斧として流通し(土屋,2004など),高槻型石斧と呼ばれている.今山系両刃石斧は,全岩化学分析(主成分・微量成分元素,希土類元素)などによって,大部分が今山産であるが,一部他地域の玄武岩が含まれていることが明らかになっている(足立ほか,2015).したがって,石材の産地同定や流通経路の検討には,石材の地球科学的分析...

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  • 銚子コアの酸素同位体比及び石灰質ナノ化石層序に基づく前期更新世の海洋環境の推定

    小杉 裕樹, 桑野 太輔, 久保田 好美, 亀尾 浩司, 椙崎 翔太 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 413-, 2023

    <p>千葉県銚子地域に分布する犬吠層群(Matoba, 1967)は保存の良い微化石を多量に含む鮮新統-更新統であり, 房総半島および広域に追跡可能なテフラ鍵層を挟在する(藤岡・亀尾, 2004). これまでの年代層序学的研究により, 本層群を構成する地層群は約0.4 Maから1.0 Maに相当することが明らかになっており, Early-Middle Pleistocene …

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  • 中新統田辺層群白浜層の潮汐低地堆積物に挟在する巨大津波堆積物

    奈良 正和, 石塚 創太, 今井 悟, 藤野 滋弘 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 95-, 2023

    <p>和歌山県に分布する中新統田辺層群は,日本海拡大と時をほぼ同じくして堆積した珪砕屑性前弧海盆堆積物である.そのうち,西牟婁郡白浜町才野周辺の海岸露頭には,きわめて厚いイベント堆積物が分布する.本講演では,石塚(2021)ならびにFujino et al. (2022)に新たな知見を加えて,それが潮汐低地システムに残された巨大津波堆積物であること示す. …

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  • ボノボの進化におけるコンゴ川の影響

    竹元 博幸 霊長類研究 Supplement 39 (0), 47-47, 2023

    ...<p>地球科学的証拠は、新生代のコンゴ川の形成が34Maにさかのぼることを示唆している。別のアフリカの大河川であるナイル川も、これまで考えられていたよりもずっと古い30Maに出現したことが報告された。コンゴ川の形成年代である34Maは、決して古すぎる年代ではなくなってきたようだ。...

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  • 熊本平野沿岸部の後氷期における相対的海水準変動への応答

    大上 隆史, 丸山 正, 細矢 卓志 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 157-, 2023

    ...</p><p><b>参考文献:</b>塚脇ほか2022.熊本大学理学部紀要(地球科学).中原ほか2002.熊本大学理学部紀要(地球科学).長谷ほか2004.熊本大学理学部紀要(地球科学).産総研 2016.「地域評価のための活断層調査(九州地域)」平成27年度成果報告書.文科省・産総研 2020....

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  • 種同定に基づく2022年西表島網取湾の礁斜面40mまでのサンゴ被度および白化評価

    村上 智一, 小林 雄生, 伊藤 芳英, 下川 信也, 杉原 薫, 山田 吉彦 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> 2022年に西表島網取湾において,コドラート法によって礁縁から礁斜面深部の水深40mまでのサンゴを調査し,種同定に基づき被度・白化を評価した.これによって得られた主要な結果は以下である.</p><p> (1) 調査したサンゴは,12科34属85種に分類された.(2) 2022年のサンゴの白化は,2016年の大規模白化に並ぶものである.(3) …

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 日本の降水量の次元圧縮を対象とした特異値分解と非負値行列因子展開の比較

    関 令法, 塩尻 大也, 小槻 峻司 AI・データサイエンス論文集 4 (3), 772-778, 2023

    ...<p>地球科学分野では,特異値分解(SVD)などの線形固有直交分解に基づく次元削減手法の応用が進んできた.一方,行列の分解によるその他の次元削減手法である非負値行列因子展開(NMF)は,地球科学分野での利用が未だ限定的な部分に留まる.本研究では,気象庁の解析雨量をSVDおよびNMFによって分解・次元削減し,それぞれより抽出される特徴量を比較する.各手法で次元削減された行列をもとに,AMeDASの観測位置情報...

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  • 大起伏山地でのEC連続観測に基づく流出源の空間変動の検討

    中村 美結, 内田 太郎, 山川 陽祐, 羽鹿 孝文 水文・水資源学会研究発表会要旨集 36 (0), 388-, 2023

    <p>近年発生件数の増加傾向にある土砂災害の予測精度向上のためには山地での流出機構を検討することが必要不可欠である。流出機構の理解のための観測データの蓄積が必要な一方で、1~10 km<sup>2</sup>の中規模流域かつ大起伏な山地流域は観測事例が少ない(浅野, 2014)。中でも流出源の推定に資するトレーサに関する情報はさらに限られているのが現状である。そこで、中規模流域かつ大起伏山地流域…

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  • 高知県土佐清水市における中世石造物の石材と流通

    先山 徹, 黒川 信義, 谷川 亘, 森山 由香里, 海邊 博史, 田村 公利 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 136-, 2023

    ...を担当し,地球科学分野のメンバーは岩相記載,帯磁率測定,蛍光エックス線分析をおこなった.  ...

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  • 東南極,セール・ロンダーネ山地の岩石学から見る下部地殻での流体移動現象の解明と地震研究への展開

    土屋 範芳, Mindaleva Diana, 宇野 正起, 奈良 拓実 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 156-, 2023

    ...<p>JARE-25の予備偵察以降,東南極セール・ロンダーネ山地は,地学,生物,隕石等の地球科学研究の拠点地域として,多くの隊次で調査が進められてきた.これらの成果として,セール・ロンダーネ山地の地質図の刊行がされ,地域地質研究はもとより,ゴンドナワナ大陸の成長モデルの提案など地質学的研究の展開に大きく貢献してきた.さらに,我々の研究グループでは,セール・ロンダーネ山地の下部地殻高度変成岩の,特に加水反応組織...

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  • (エントリー)野母半島長崎変成岩類に分布する蛇紋岩メランジュに見られる交代・変形作用

    木村 太星, 平内 健一 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 286-, 2023

    <p>沈み込み帯の浅部スラブ・マントル境界域は、継続的なスラブ脱水によって高い間隙流体圧状態となっていると予想される(Shelly et al., 2006)。また、過去に浅部マントルウェッジ深度相当のプレート境界域で形成された高圧変成岩類を対象とした構造地質学的研究では、豊富な流体存在下で形成される交代岩が沈み込み境界の力学特性に及ぼす影響に注目している(例えば、Ujiie et al., …

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  • 兵庫県姫路市南東部に分布する白亜紀火山岩類の地質構造

    毛利 元紀, 松原 典孝, 能美 洋介 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 440-, 2023

    ...岸田孝蔵・弘原海清(1967)柴田秀賢教授退官記 念論文集,241-255.尾崎正紀・原山 智(2003)地域地質 研究報告 5 万 分の 1 地質図幅[高砂],岡山,71,地質調査所, 14-20.小室裕明・亀井淳志・大平寛人・三好未希子・田結庄良昭・引原団体研究グループ(2014)地球科学,68,81-88.佐藤大介・山元孝広・高木哲一(2016) 地域地質研究報告5万分の1地質図幅[播州赤穂]...

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  • 高大連携を活用して推進する高校生の研究活動~地域の鉱物学的研究から国際研究への展開~

    川勝 和哉 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 483-, 2023

    ...具体的な研究開発テーマは、①地球科学を中心にした国際的な活動への挑戦、②科学倫理教育のロールモデルの作成と県内外への発信、③理系女子の育成と国際的な活動への挑戦、④科学部の国際的な活動への支援、である。 ①の「地球科学を中心にした国際的な活動への挑戦」については、地球科学(地学)を基礎として理科4分野を統合し分野横断的に学ぶ「理数探究基礎Ⅰ」および「理数探究基礎Ⅱ」を学校設定科目として学んでいる。...

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  • 西南日本の地震活動の地震帯区分と南海Trough巨大地震

    新妻 信明 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 71-, 2023

    <p>西南日本で繰返される海溝型巨大地震は,世界で最も詳細に記録されている.この地震記録に基づけば,将来,海溝型巨大地震が起こることは確実で,「南海Trough巨大地震」と呼ばれ,対策が検討されている.問題は,この巨大地震が何時到来するかである.地震記録は,地震被害による城修復についての厳しい江戸幕府の監視が日本列島全域へ拡充させ,1922年からの地震計網による震源決定,1994年からCMT解公…

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  • Google earth engineでLandsat8及びSentinel-2を用いた地表温度図の解析度の向上に関する研究

    潘 毅 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 266-, 2023

    <p>1. 研究背景 不透水性地表面と裸地は地表の高熱源と考えられる。都市化に伴って,都市面積が拡張しつつある一方,都市内部では不透水性地表面及び裸地が広がっている。このためヒートアイランド現象が深刻となっていくとされる。 ヒートアイランドの把握および分析のデータ源としては,地域を限定されず,かつ長年にわたる分析が可能なメリットにより,Landsat及びMODISといったリモートセンシングデータ…

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  • 市販の海苔中の重金属元素濃度と希土類元素パターン

    豊田 和弘 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 219-, 2023

    ...<p>希土類元素は地球科学の分野では試料の指紋として重宝されているのにも関わらず食品中の希土類元素の分析は軽視されている。本研究では、札幌で購入した板海苔(日本各地での養殖海苔約80試料と韓国産の輸入物約20試料)中の重金属元素と希土類元素の分析を行った。...

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  • 東シベリア・レナ川の水安定同位体比とトリチウム濃度の季節変化:端成分混合解析による河川水の成分分離の可能性

    檜山 哲哉, 本間 朝香, 栗田 直幸, 浅井 和由, 朴 昊澤 水文・水資源学会研究発表会要旨集 36 (0), 340-, 2023

    <p>温暖化と北極海氷縮小の影響を受け、北ユーラシアの水循環は大きく変化している。北極海を取り囲む陸域(環北極陸域)における水循環変動を永久凍土融解と河川への地下水流出を含めて理解することを目的に、東シベリア・レナ川のタバガ観測点において2020年4月から2021年3月の1年間、河川水を採取し、その水安定同位体比とトリチウム濃度の季節変化を得た。水安定同位体比とトリチウム濃度は明瞭な季節変化を示…

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  • 岩石に精神は宿るのか

    鈴木 寿志 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 149-, 2023

    ...<b>文献</b> 地徳 力(2019):地球科学,<b>73 </b>(1), 35–45。 石上 堅(1963):『石の伝説』,雪華社。 大橋聖和(2023):日本地球惑星科学連合2023年大会講演要旨,MZZ42-03。 オーウェン,エイドリアン(2018):『生存する意識』,みすず書房。 佐藤恵子(2015):『ヘッケルと進化の夢』,工作舎。 ...

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  • 2021年熱海土石流災害の発生原因の究明のための地球科学的研究(その2)

    北村 晃寿 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 228-, 2023

    <p>2021年7月3日に,静岡県熱海市伊豆山地区の逢初川源頭部にあった盛土の崩壊で土石流が発生し,死者28人,全・半壊家屋64棟の被害をもたらした.崩落した盛土の体積は約55,500 m<sup>3</sup>と推定されている.盛土は,2009年6月期前の盛土層,褐色盛土層,黒色盛土層の順に重なり,褐色盛土層よりも黒色盛土層のほうが低所にある(木村,2021, …

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  • 日本地質学会が支援する地震火山地質こどもサマースクール

    柴田 伊廣, 青山 裕, 加納 靖之, 星 博幸, 佐藤 明子, 松原 誠, 横山 光 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 318-, 2023

    ...若干のリピーターも存在し、中には大学で地球科学を専攻する者、サマスクの運営スタッフとなった者なども現れている。一方で、サマスクを体験できる子どもは毎回30〜40名程度で、もっと多くの子どもに役立つプログラムにすべきではとの声が少なからずある。 ...

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  • 飛騨帯地質図

    加納 隆 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 434-, 2023

    ...今後の検証・改訂を容易にするため,飛騨帯のように複雑な地質体では,結局「誰それのいう〇〇岩はこれだ」という実物を保存しておく必要がある.飛騨帯全域の各河川沿いの標本約5000点が「富山市科学博物館」に,代表標本約700点が「山口大学理学部地球科学標本室」に,台帳とともに保管されている. cf.飛騨帯の地質と岩石.富山市科学文化センター収蔵資料目録,第18号 (2005).   ...

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  • 阿蘇火山中岳第1火口における2021年10月14日噴火

    宮縁 育夫, 飯塚 義之, 大倉 敬宏 火山 67 (4), 441-452, 2022-12-31

    <p>After the July 2019-June 2020 small-scale magmatic activity, surface unrest of the Nakadake first crater, which is located at the center of Aso caldera, SW Japan, had been mostly calm for …

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  • トカラギャップ周辺海域における現生貝形虫群集(予報)

    中野 太賀, 岩谷 北斗, 鈴木 克明, 板木 拓也, 久保 観, 佐々木 聡史 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 73 (5-6), 329-335, 2022-12-27

    <p>本研究は生物地理分布境界の渡瀬線が設定されている小宝島,悪石島間における海底生物相の変化を,現生貝形虫をモデルとして検討すると共にトカラギャップ周辺海域における現生貝形虫群集構造を明らかにすることを目的とする.解析にはGB21-1航海によって採取された表層堆積物5試料を用い,トカラ列島に属する宝島周辺海域における現生貝形虫の空間分布を検討した.結果として,研究海域から貝形虫が初めて認められ…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献22件

  • 熱帯湿潤域での冒険記

    齋藤 真理子 水文・水資源学会誌 35 (6), 430-430, 2022-11-05

    <p> 深く考えず海外で研究を始めた著者が, 熱帯湿潤域のマレーシアで研究する理由を見つけるまでの経験を記す. </p>

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  • オンライン・ジオ巡検の実践とその効果・課題

    小森 次郎 地理科学 77 (3), 146-155, 2022-10-28

    ...<p>地理学・地球科学における巡検を「ジオ巡検」として,その重要性とオンラインによる取り組みの変遷,参加者の反応を含む事例紹介,およびリアルな巡検との比較を試みた。巡検そのものは,地理総合の必履修化のほか,気候変動による極端現象の増加や社会インフラの老朽化といった背景から,その重要性は一段と高まったと考えられる。...

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  • 長野盆地の氾濫原堆積物と地震被害

    塩野 敏昭 地球科学 76 (4), 207-220, 2022-10-25

    <p>長野盆地は,北部フォッサマグナ地域における第四紀内陸盆地の一つであり,盆地の西側に沿って延びる長野盆地西縁断層帯の活動による沈降が継続している.長野盆地には,千曲川や犀川などの大河川や中小の河川が大量の砕屑性堆積物を供給し,流域の各所に自然堤防や後背湿地を有する低平地と扇状地を形成した.本論では,長野盆地における約1,900本余りのボーリング資料をもとに地質断面図を作成し,自然堤防や後背湿…

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  • 秩父盆地新第三系最上部の礫から推定される白亜系の分布

    松岡 喜久次, 力田 正一, 小幡 喜一, 岡野 裕一 地球科学 76 (4), 195-206, 2022-10-25

    <p>秩父盆地新第三系最上部の秩父町層群・横瀬町層群は,盆地南東部の三波川変成帯・秩父帯北帯の基盤岩に接して分布する.両層群の砂岩・礫岩の組成や白亜紀の誘導化石の産出から,当時は,秩父盆地の南東側に今は失われた山中地溝帯白亜系が存在し,多くの砕屑物を供給していたことが示唆される.</p>

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  • 北部フォッサマグナ,内村海盆における下~中部中新統内村層の地質-内村層の正常堆積岩層と火山性堆積岩層の指交関係-

    小坂 共栄, 備前 信之, 佐藤 友紀, 瀧 伊久子, 高橋 康, 山田 桂, 斎 宏行, 高畑 萌子 地球科学 76 (4), 179-194, 2022-10-25

    <p>北部フォッサマグナの武石山塊には,下部~中部中新統の内村層が広く分布している.内村層は,海成の正常堆積物と火山性の堆積物からなり,大規模な指交関係をとって内村海盆に堆積した.正常砕屑岩は,南~南西部の基盤岩地域を後背地としている.火山性堆積物は,海盆内の内村海底火山の噴出物で構成される.グリーンタフ変動開始時における内村海盆の形成とそこでの正常砕屑岩と火山砕屑岩の大規模な指交関係は,フォッ…

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  • 下部白亜系脇野亜層群と慶尚超層群新洞層群の層灰岩の全岩化学組成の比較

    柚原 雅樹, 梅﨑 惠司, 森 貴教, 川野 良信 地球科学 76 (4), 221-235, 2022-10-25

    <p>北部九州脇野亜層群と韓国義鳳山新洞層群の「層灰岩」の主成分ならびに微量成分元素測定,希土類元素測定を行った.紫川・黒川流域の脇野亜層群の「層灰岩」は,義鳳山地域の「層灰岩」と比較して,低い Cr,Nb, Ni,Th,Zr含有量,高い Sr含有量およびやや高い V含有量を示す.「層灰岩」は,軽希土類元素に富み,重希土類元素に乏しい右下がりで,重希土類元素側でフラットな希土類元素パターンを示す…

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  • 北部フォッサマグナの上部新生界堆積盆地-発達史と発生メカニズム-

    矢野 孝雄, 小坂 共栄, 高橋 康 地球科学 76 (4), 161-178, 2022-10-25

    <p>北部フォッサマグナの上部新生界堆積盆地は海底火山岩類(層厚 > 5km)の噴出をともなって 16.5~15.5Ma に発生し,それまでの陸域が漸深海海盆に転化した.この厚い火山岩類の噴出は,当時の下部地殻~上部マントルに厖大な厚さの部分溶融帯が存在していたことを示唆する.このような場では,上載重力荷重が,部分溶融帯から大量のマグマを絞りだし,湧昇させたと推測される.その結果,絞りだされたマ…

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  • スリランカの鉄鉱滓を用いた製鉄温度の決定

    石賀 裕明, 松本 拓也, 遠藤 俊祐, WIJEPALA Tikiri Bandara 地球科学 76 (4), 155-160, 2022-10-25

    <p>スリランカ北西部の Mantai郡,Yodhawewa地域において得られた鉱滓について地球化学的検討を行った. Mantaiは原始時代からインド洋を横断する交易の港町として栄えた. Yodhawewaの考古学的発掘地点では多数の鉱滓が見つかっており,それらの鉄含有量は変化に富み 1.42から 20.59 …

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  • 北海道・然別湖の結氷下における水温特性について

    大八木 英夫, 知北 和久, 澤田 結基, 金森 晶作 陸水物理学会報 43 (0), 12-, 2022-10-24

    ...ジオパークは,ユネスコの正式プログラムで,地球科学的価値の高い自然環境を保護・保全し,教育やツーリズムに活用しながら,地域の持続可能な開発を進める地域認定プログラムである。2022 年10月現在,46 地域が日本ジオパークネットワークに加盟しており,その内9 地域がユネスコ世界ジオパークである。...

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  • 地衣類分布資料(24) オシロイクチビルモジゴケ

    大村 嘉人, 宮澤 研人 植物研究雑誌 97 (5), 298-300, 2022-10-20

    <p>西表島で1995年と2018年にケナガエサカキなどの樹皮上から採集された標本に基づいてモジゴケ科オシロイクチビルモジゴケ属(新称)の<i>Dyplolabia afzelii</i>(オシロイクチビルモジゴケ,新称)を報告する.本種は長崎から1891 年に報告されているが,記載もなく証拠標本も不明であり,その後の研究でも一切報告がなかったため,日本に本種が産するのか疑わしい状態が続いていた…

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  • 災害考古学と防災・減災への貢献

    斎野,裕彦 第1 回 日本災害・防災考古学会 研究会資料・予稿集 1-16, 2022-09-22

    ...地球科学の一分野としての災害考古学の針路は、気象災害と地震・火山災害の痕跡を総合的に研究できる日本列島周辺において調査研究方法の確立に向けて議論を進展させて、その成果を他地域の研究者とも連携しながら共有することである。...

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • 東京都世田谷区で掘削された上用賀GS-SE-1 及び駒沢GS-SE-3 コアの 更新統東京層の有孔虫・貝形虫化石群集

    金子 稔, 石川 博行, 原島 舞, 野村 正弘, 中澤 努 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 73 (2), 49-65, 2022-08-29

    <p>東京都世田谷区の武蔵野台地で掘削された上用賀GSSE-1及び駒沢GS-SE-3コアの更新統下総層群東京層の有孔虫・貝形虫化石分析を行った.38試料を処理し18試料から有孔虫化石が産出した.底生有孔虫は18 属40 種が認められた.浮遊性有孔虫は認められなかった.14試料から貝形虫化石が産出した.貝形虫化石は21属41種が認められた.産出した有孔虫と貝形虫化石群集に基づき,東京層下部をⅠ– …

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 西南日本弧白亜紀前弧盆地の西端とその後背地

    吉田 聡, 磯﨑 行雄, 中野 智仁, 堤 之恭 地学雑誌 131 (4), 407-425, 2022-08-25

    <p> Uranium–Pb ages of detrital zircons taken from seven sandstone samples collected at what were previously called “Paleogene strata” in the Nagasaki and Nishisonogi Peninsula, northwestern Kyushu, …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献46件

  • ジオパーク秩父のジオ多様性

    高木 秀雄, 吉田 健一 地質学雑誌 128 (1), 131-141, 2022-08-17

    <p>ジオパーク秩父は1市4町(秩父市,横瀬町,皆野町,長瀞町,小鹿野町)をエリアとしており,2011年に国内で15番目の日本ジオパークに認定された.ジオパークのメインテーマは「大地の守人を育むジオ学習の聖地」であり,東京から比較的近いこともあり明治時代より多くの研究者がこの地を訪れて,近代地質学を発展させた地学の歴史が盛り込まれているとともに,宮沢賢治の足跡を辿ることもできる.また,秩父札所3…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 表紙

    静岡大学地球科学研究報告 49 (0), cover-1-, 2022-07-31

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  • 裏表紙

    静岡大学地球科学研究報告 49 (0), cover-2-, 2022-07-31

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  • 富草層群に産する方解石団塊の炭素・酸素同位体比

    森清 寿郎 地球科学 76 (3), 111-127, 2022-07-25

    <p>長野県南部に分布する中新世富草層群に産する方解石団塊の炭素・酸素同位体比が測定された.δ<sup>13</sup>C対 δ<sup>18</sup>O図上で,同位体比は全体としては広い範囲に分散してプロットされるが,地点ごとにみると,位置及び傾きの異なる直線トレンドを示す.それらの直線トレンドを低 δ<sup>18</sup>O方向に延長すると,δ<sup>13</sup>C = …

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