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検索結果 137 件

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  • 草津白根山周辺地域の水環境に関する研究(4)

    猪狩 彬寛, 小寺 浩二, 浅見 和希 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 303-, 2019

    ...<br>大井隆夫, 小坂知子, 平塚庸治, 山崎智廣, 垣花秀武, 小坂丈予(1991):白根硫黄鉱山からの酸性坑排水の遅沢川水系河川に与える影響, 日本化学会誌, 1991(5), 478-483....

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  • 重水素注入Alの電子線照射による異常発熱

    鎌田 耕治, 木下 博嗣, 高橋 平七郎, 垣花 秀武 日本原子力学会誌 38 (2), 143-153, 1996

    Anomalous heat evolution was observed in deuteron-implanted Al foils upon 175keV Electron bombardment. Local regions with linear dimension of more than 100nm each showed simultaneous transformation …

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  • 草津白根山火ロ湖湯釜の湖水および湖底泥中のランタノイド元素

    大井 隆夫, 掛川 一樹, 小坂 知子, 本多 照幸, 垣花 秀武 日本化学会誌(化学と工業化学) 1993 (5), 543-548, 1993-05-10

    草津白根山の火口湖である湯釜について,二つの湖水試料,二つの湖底泥試料および一つの固体火山噴出物中のランタノイド元素を中性子放射化分析法により定量した。その結果,水試料では11~14元素がppbのオーダーで,固体試料では8~10元素がppmレベルでそれぞれ定量された。すべての試料において,定量された元素でみる限り元素の存在量に関するOddo-Harkins則が成り立っていた。各試料中のランタノイ…

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  • 白根硫黄鉱山からの酸性坑排水の遅沢川水系河川に与える影響

    大井 隆夫, 小坂 知子, 平塚 庸治, 山崎 智廣, 垣花 秀武, 小坂 丈予 日本化学会誌(化学と工業化学) 1991 (5), 478-483, 1991-05-10

    1970年ころ相次いで閉山された草津白根山地域の硫黄鉱山廃坑からは今なお坑排水が流出している。一=般にこれら坑排水は強酸性であり,下流の河川に悪影響を与えている。著者らは特に白根鉱山について,その坑排水の下流河廻,すなわち遅沢川水系河川,への影響を1975年以降調査している0白根鉱山廃水はpH=1.68~1.84の強酸性であり,陽イオンでは鉄,アルミニウムに富み,陰イオンでは硫酸イオンが多い。硫…

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  • 本邦温泉水中のホウ素同位体比に及ぼす海水の影響

    大井 隆夫, 武蔵 正明, 野村 雅夫, 小坂 知子, 岡本 眞實, 垣花 秀武 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 45 (1), 29-34, 1991

    本研究を要約すると, 以下のようになる.<BR>1) 本邦27温泉水中のホウ素同位体比 (<SUP>11</SUP>B/<SUP>10</SUP>B) を測定した. ホウ素含有量の平均値は7.52mg/dm<SUP>3</SUP>であり, 同位体比の測定値は<SUP>11</SUP>B/<SUP>10</SUP>B=4.023~4.107の範囲であった.<BR>2) 27温泉水は, …

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  • 海水中におけるホウ素含有量とその同位体比の測定

    野村 雅夫, 岡本 真実, 垣花 秀武 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 38 (1), 28-33, 1984

    1) 海水中のホウ素の定量は簡単な前処理を行うのみで, ICP発光分光分析法で精度よく迅速, 正確に測定できた.<BR>2) 北太平洋西部から採取された表面海水中のホウ素含有量は, 同位体希釈分析から4.66±0.02μg/mlであった.<BR>3) 表面海水2試料中のホウ素同位体比 (<SUP>11</SUP>B/<SUP>10</SUP>B) は4.200, 4.207であった.

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  • イオン交換樹脂膜を支持体とした定電流電気泳動法によるアルカリ金属の分離

    細江 守憎, 垣花 秀武, 張 駿 日本化学会誌(化学と工業化学) 1976 (9), 1421-1425, 1976-09-10

    幅2cmのリボン状無補強スルホン酸型陽イオン交換樹脂膜(アシプレックス CK-1,H形)を支持体として選び,これを25.0℃にたもった冷却剤中に入れる。そして支持体の陽極側に泳動させようとするアルカリ金属塩の溶液,陰極側に塩酸を入れたのち20mAの定電流を通じアルカリ金属を泳動させた。泳動後支持体を細分しその中に含まれるアルカリ金属イオン量を炎光光度計で求めた。分離しようとするアルカリ金属イオン…

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  • イオン交換樹脂粒を使用するクロム(VI)の微量検出法

    市川 俊子, 加藤 清, 横山 和夫, 垣花 秀武 日本化学会誌(化学と工業化学) 1976 (2), 350-352, 1976-02-10

    “Resin Spot Test” method has been applied to the detection of a minute amount of chromium (VI). A few particl es of the anion-exchange resin (Dowex 1-X1 [SO<SUB>4</SUB>]) were mixed with a drop of …

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  • ポリプロピレン系不均質陽イオン交換膜

    田村 紀義, 垣花 秀武 日本化学会誌(化学と工業化学) 1976 (2), 284-289, 1976-02-10

    ポリプロピレン系不均質強酸性陽イオン交換膜において,強酸性陽イオン交換樹脂の橋かけ度および粒子径がイオン輸率,比抵抗などの膜性能におよぼす影響について検討した。<BR>強酸性陽イオン交換樹脂の橋かけ度が小さいと膜中に発達するcavityが過大となり,比抵抗は小さくなるがイオン輸率が低すぎて実用的でなく,一方, …

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  • 弱塩基性陰イオン交換樹脂を用いるホウ素同位体の分離

    小高 正敬, 村山 清, 垣花 秀武 日本化学会誌(化学と工業化学) 1973 (8), 1482-1485, 1973-08-10

    弱塩基性陰イオン交換樹脂Diaion WA 21,遊離塩基形,20~50メッシュを充テンしたカラム(0.8cmax48 cm bed)に5mmo1のホウ酸を負荷し,純水で溶離する実験を行なった。流出液中のホウ酸の濃度は中和滴定法により求め,ホウ素同位体の原子分率はVarian Mat CH 5同位体比測定用質量分析計を用い,表面電離法(Na2BO2+)で測定した。実験の可変条件としては,(1)温…

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  • フッ素形強塩基性陰イオン交換樹脂を用いるホウ素同位体の分離

    平尾 俊行, 小高 正敬, 垣花 秀武 日本化学会誌(化学と工業化学) 1973 (8), 1477-1481, 1973-08-10

    基性陰イオン交換樹脂Diaion SA 20 A, R-F形,50~100メッシュを充テソしたダイフロン製ム(0.8cm2x45 cm, O.8cm2x95 cm bed)に, O.1mo1/1ホウ酸水溶液を漉し,純水で溶離すンド実験を行なった。流出群群のホウ酸の定量は中和滴定により行なった。Bの原子分率の測定arian Mat CH …

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  • 553. 海水中のウランの採取,(X)

    尾方 昇, 井上 信子, 垣花 秀武 日本原子力学会誌 13 (10), 560-565, 1971

    The chemical state of uranium in sea-water was sought from stability constants. It was estimated that uranium in sea-water existed as U(VI) and that the distribution of the chemical species in …

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  • チタン酸による人工海水中のウランの吸着

    尾方 昇, 井上 信子, 垣花 秀武 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 24 (2), 68-72, 1970

    硫酸チタンを原料とし, アルカリ溶液による中和法, 尿素または酢酸アンモニウムを加えて加熱する均質沈殿法, および加熱による加水分解法で調製したチタン酸を吸着剤とした海水中のウラン吸着について検討した.<BR>チタン酸の調製条件がウラン吸着容量におよぼす影響として, 第1にどの方法でも液の均一性と酸性を保つことにより吸着容量が増加すること, …

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  • 海水成分の溶存形態

    尾方 昇, 井上 信子, 垣花 秀武 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 24 (1), 19-25, 1970

    In this paper, the distribution of dissolved species in sea water was calculated by using the known stability constants involving Ca<SUP>2+</SUP>, Mg<SUP>2+</SUP>, Na<SUP>+</SUP>, K<SUP>+</SUP>, …

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  • 485. 海水中のウランの採取,(II)

    尾方 昇, 垣花 秀武 日本原子力学会誌 11 (2), 82-87, 1969

    About fifty insoluble compounds of titanium, aluminium, magnesium, calcium, silicon, zinc, chromium, lead and tin were examined in a search for suitable adsorbents of uranium in sea water. The only …

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  • 502. 海水中のウランの採取,(III)

    尾方 昇, 垣花 秀武 日本原子力学会誌 11 (8), 469-476, 1969

    A study was made of foam separation with various kinds of surface active agents and adsorption separation with metallic soaps and lauryl amine salts, for the purpose of concentrating trace amounts …

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  • イオン交換膜を媒体とする銅同位体の電気泳動分離

    垣花 秀武, 神崎 忠雄, 岡本 真実, 横塚 征一郎, 星 乗惠 日本化學雜誌 89 (3), 230-235, 1968

    銅同位体を電気泳動分離する際イオン交換膜を媒体として用いると,その膜のイオン形が銅同位体の分離に影響をおよぼす。そこでまず1価と2価の種々の陽イオン形の膜について電圧-電流測定を行ない膜中における各陽イオンの移動度を求めた結果,その順位はH<SUP>+</SUP>>>K<SUP>+</SUP>>Na<SUP>+</SUP>>Li<SUP>+</SUP>>>Cu<SUP>2+</SUP>>Ca<S…

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  • イオン交換樹脂粒を使用するガリウムおよびインジウムの微量検出法

    市川 俊子, 加藤 清, 垣花 秀武 日本化學雜誌 89 (11), 1071-1075, 1968

    イオン交換樹脂粒を呈色の担体とし,ルモガリオン*4,ピロカテコールバイオレット*5(以下PVと略記する),およびスチルバゾ*6を呈色試薬として,樹脂点滴法によりガリウムおよびインジウムの微量検出法を検討した。樹脂粒は低架橋度陰イオン交換樹脂粒Dowex1-X1[Cl]形を用いた。<BR>(1)ルモガリオンによるケイ光法:黒色滴板上に試料液1滴をとる。ガリウムの試料液はIN酢酸ナトリウム1滴と,1…

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  • 同位体効果と同位体分離

    垣花 秀武 日本化學雜誌 89 (8), 734-745, 1968

    同位体物質の換算分配関数比の値を, 量子統計論に基づき, 分子振動スペクトルからの知見を用いて算定した。これらの結果は同位体分離の研究に一つの基礎を与える。同位体物質が二相に分配するとき, 化学反応が同位体の分離効果にどのような影響をおよぼすかについて理論的な考察(二相分配理論) を行なった。<BR>導出された基礎式から, …

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  • イオン交換樹脂粒を使用するカルシウムの微量検出法

    加藤 清, 垣花 秀武 日本化學雜誌 89 (11), 1066-1070, 1968

    樹脂点滴法によリカルシウムの微量検出法を検討した。低架橋度強酸性陽イオン交換樹脂粒Dowex50W-XI[K]形と発色試薬にNN*3およびカルシクローム*4を用いて良好な結果をえた。中性~0.1N塩酸酸性試料液中に樹脂粒を投入し,樹脂粒中にヵルシウムを濃縮吸着する。この樹脂粒に発色試薬を含んだ検出液を1滴滴加すると樹脂粒中からカルシウムが溶離し,検出液中の発色試薬と反応して樹脂粒のまわりの検出液…

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  • イオン交換樹脂膜を使用するリチウム同位体の電気泳動分離

    岡本 真実, 垣花 秀武 日本化學雜誌 88 (3), 313-316, 1967

    イオン交換樹脂膜を媒体とするリチウム同位体の電気泳動において得られる同位体効果はかなり大きく(υ6-υ7)/Li=O.008である。この大きな効果を利用して半連続的にリチウム同位体を分離するには数個の泳動帯が共存する系における同位体効果,泳動帯の拡散および泳動速度などに関する検討が必要である。泳動帯共存系を得るために新しい泳動装置を考案作成して,加電圧。温度を変えて種々の実験を行なった。その結果…

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  • ホルムアミド中におけるリチウムのイオン交換とその同位体効果

    森 芳弘, 岡林 忠志, 垣花 秀武 日本化學雜誌 88 (10), 1053-1056, 1967

    水よりも高い誘電率をもつホルムアミド溶媒系においても, アンモニア形陽イオン交換樹脂と塩化リチウムとの間にイオン交換があり, またリチウムの同位体効果があることがわかった。X1~X55 (Xの後の数宇は合成時のジビニルベンゼンの含有パーセントを示す) の各種架橋度の樹脂について, イオン交換選択係数S<SUP>6Li</SUP><SUB>7Li</SUB>, …

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  • イオン交換樹脂粒を使用するセシウムの微量検出法-テトラヨードビスマス酸(III)カリウムによる検出

    村瀬 武男, 垣花 秀武 日本化學雜誌 87 (7), 721-724,A38, 1966

    セシウムの微量検出法の一つに,テトラヨードビスマス酸(III)カリウム(KBiI<sub>4</sub>)により生成するセシウム複塩を鏡検分析する方法がある。著者らはこの反応をイオン交換樹脂粒と液相との界面で生ぜしめて,簡単にセシウムを検出する方法を検討した。<BR>試料液にまず[OH]形低架橋度強塩基性陰イオン交換樹脂粒2~3粒を加えて弱い塩基性にし,つぎに[H]形中程度の架橋度の強酸性陽イオ…

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  • イオン交換樹脂粒を使用するモリブデンの微量検出法

    村瀬 武男, 垣花 秀武, 加藤 清 日本化學雜誌 87 (7), 724-727,A38, 1966

    メチレンブルーを含んだ陽イオン交換樹脂粒を用いてモリブデンの微量検出法を検討した。<BR>小試験管内に試料溶液1滴をとり,これに塩酸ヒドラジン10%水溶液1滴とメチレンブルーを含んだ陽イオン交換樹脂2粒を加える。空試験として試料溶液1滴のかわりに水1滴を用いて同様に調製したものを準備する。この両試験管を沸騰水中にたもつと試料液中の樹脂粒はモリブデンの存在量に比例して急速に脱色されるが,空試験液中…

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  • イオン交換樹脂粒を使用するマグネシウムの微量検出法-キシリジルブルによる検出

    加藤 清, 市川 俊子, 垣花 秀武 日本化學雜誌 87 (7), 718-720,A38, 1966

    陰イオン交換樹脂粒Dowex 1-Xlを呈色の担体とし,キシリジルブル-II(以下XB-IIと略記する)を呈色試薬として樹脂点滴法によりマグネシウムの微量検出法を検討し好結果を得た。<BR>操作法:滴板上にマグネシウム試料液(0.1N塩酸酸性)1滴をとり,これに0.5N水酸化ナトリウム溶液,飽和ブドウ糖溶液,50%トリエタン-ルアミン溶液を順次1滴ずつ加えpH10~12となるように液性をととのえ…

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  • イオン交換体を使用するベリリウムの微量検出法

    加藤 清, 垣花 秀武 日本化學雜誌 86 (5), 522-526, 1965

    イオン交換体を呈色の担体とし,発色試薬にモリンを用いてベリリウムの微量検出法を検討した。イオン交換体としては,低架橋度強塩基性陰イオン交換樹脂粒(Dowexl-Xl[Cl]形)を用いて好結果を得た。<br>黒色滴板上に中性または弱酸性試料液1滴をとり,これに酢酸ナトリウム飽和溶液1滴を加えてpHを6付近に調整する。この中にモリンを十分吸着した樹脂粒を数粒投入し,暗所で3660Åの波長に富んだ紫外…

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  • 電子交換系を考慮したウラン同位体の二相分配による分離理論

    垣花 秀武, 栗栖 紀美子, 細江 守一 日本化學雜誌 84 (10), 784-787,A54, 1963

    ウランのように異なった酸化状態をもつ同位体の化学的分離係数を考察するために,電子交換反応系に二相分配による分離理論を適用した。その分離係数は,<BR>であらわされる。ここでS<sub>1</sub>は4価ウランのみの場合の分離係数,S<sub>2</sub>は6価ウランのみの場合の分離係数,k<sub>e</sub>は水溶液での電子交換反応の反応係数,ρは6価ウラン濃度と4価ウラン濃度の比の値,…

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  • イオン交換樹脂粒を使用する水銀(ll)の微量検出法

    加 藤清, 垣花 秀武 日本化學雜誌 84 (5), 405-408,A27, 1963

    イオン交換樹脂粒を呈色の担体とし,呈色試薬としてジフェニルカルバゾンまたはヨウ化銅(l)を用いて水銀の微量検出法をこころみた。<BR>1.Dowex1-X1[NO<SUB>3</SUB>]形樹脂粒にジフェニルカルバゾンを吸着させ,これを水酸化ナトリウムと酢酸ナトリウムでρH8~10に調整した試料液申に投入すれば樹脂粒は水銀量の多少に比例して,こい青紫*<SUP>1</SUP>~うす紫色を呈する。…

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  • 二相間分配による同位体分離の基礎理論

    垣花 秀武, 栗栖紀 美子 日本化學雜誌 84 (6), 470-473,A31, 1963

    同位体の分離にイオン交換を用いる際の理論的考察として,二相間分配による同位体分離の基礎理論を展開し,もっとも大きな分離係数をもつ系を理論的に見いだすことを目的とした。<BR>同位体A,Bが第一相で配位子Xと段階的に錯塩を形成し,第二相にAX<SUB>z</SUB>,AX<SUB>z-ρ</SUB>,AX<SUB>z+q</SUB>(zは一定の定数,ρ,qはある特定の整数群)が分配可能であるとすれ…

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  • イオン交換膜を使用するリチウム同位体の電気泳動分離

    垣花 秀武, 岡本 真実 日本化學雜誌 84 (5), 402-404,A27, 1963

    電気泳動法により同位体分離を行なう場合,重要な問題の一つは泳動媒体である。そこで同位体分離に関して,かなりすぐれた媒体であると考えられるイオン交換体,とくに本研究ではイオン交換膜を用いてリチウム同位体の電気泳動分離を行なった。アンモニウム形の陽イオン交換膜の一部にリチウムイオンを吸着させ,四塩化炭素中で250V,30時間泳動させると,リチウム吸着帯は約25cm移動し,リチウム同位体比(<SUP>…

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  • イオン交換樹脂を使用する金の微量検出法

    加藤 清, 垣花 秀武 日本化學雜誌 83 (5), 574-578,A36, 1962

    イオン交換樹脂粒を呈色の担体とし,樹脂粒申に金コロイドを生成させ,これによる樹脂粒の呈色を観察することによって金の微量検出をこころみた。<BR>滴板上に試料液1滴をとり,これに低架橋度陰イオン交換樹脂粒(Dowex1-X1[C1]形)を投入し,樹脂粒中に金を吸着する。この樹脂粒を酢酸ナトリウム飽和溶液1滴中にたもち,37%ホルマリン1滴を滴下して還元すると,赤~赤紫色の安定な金コロイドが樹脂中に…

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  • 1,2-ジクロルエタンとの反応によるエチレンの生成

    浦田 能清, 金塚 文哉, 垣花 秀武 日本化學雜誌 82 (10), 1403-1406, 1961

    ヨウ素イオンで飽和した交換基をもつ強塩甚性陰イオン交換樹脂 Amderlite.IRA-400 で 1,2-ジブロムエタンおよび 1,2-ジクロルエタンのハロゲンをそれぞれヨウ素と置換し,1,2-ジヨードエタンを経てエチレンが生成するか否かを試みた。すなわちヨウ素形陰イオン交換樹脂 50g (0..132 molのヨウ素に相当)とジハロゲン化物 100g (0.532 mol の臭化物, …

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  • 無機陽イオン交換体による微量ウランの検出

    垣花 秀武, 森 芳弘, 渡辺 知乃 日本化學雜誌 82 (5), 594-596, 1961

    硝酸ウラニル希薄溶液を1滴(6×10<SUP>-2</SUP>ml)黒色滴板上に取り,これに無機陽イオン交換体・イオナイトC(リン酸ジルコニウム)4,5粒を投入すると,交換体にウランが捕捉濃縮され,その交換体は紫外線により螢光を発するようになり,ウランの微量検出を行なうことができる。水素形,ナトリウム形およびカリウム形交換体を用い,溶液申に投入してから20~30分閥放置後,交換体を取り出し,暗室…

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  • 陽イオン交換樹脂内における金属イオンの加水分解

    坪田 博行, 垣花 秀武 日本化學雜誌 82 (12), 1650-1653, 1961

    陽イオン交換樹脂に交換吸着されたFe<SUP>3+</SUP>あるいはAl<SUP>3+</SUP>をギ酸アンモニウムや酢酸アンモニウムのような弱い錯形成剤の水溶液で溶離する場合,pHがそれぞれ約 5 または 6 以上になると事実上全く溶出されなくなることをたしかめた。この現象は Fe<SUP>3+</SUP> や …

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  • 7 イオン交換

    垣花 秀武, 坪田 博行, 辻 章夫 分析化学 9 (13), 26R-33R, 1960

    イオン交換樹脂は,その性能を十分に発揮できるような種々の装置の発展とともに,基礎化学においても応用化学においてもますます重要なものとなった.本篇ではイオン交換分離法に重点をおき,粒状のイオン交換体のみを対象とし,無機および有機物質のイオン交換分離法を展望する.イオン交換樹脂膜および液状イオン交換体については内外の成書を参照して頂きたい.

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  • 陰イオン交換樹脂によるハロゲン化アルキルの置換反応

    浦田 能清, 金塚 文哉, 垣花 秀武 日本化學雜誌 81 (7), 1121-1125, 1960

    臭素,塩素,フッ素の各種ハロゲンイオンでそれぞれ飽和した交換基をもつ強塩基型陰イオン交換樹脂Amberite IRA-400でモノ-ヨウ化アルキルのヨウ素を他のハロゲンと置換し,それぞれのハロゲン化アルキルの生成を試みた。その結果20℃,2時間の条件下で臭素,塩素,フッ素形の交換樹脂とヨウ化-メチルの反応により交換樹脂内のハロゲンイオンの一部がヨウ素に置きかえられ,それぞれ臭化メチル,塩化メチル…

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  • イオン交換樹脂を使用するタリウムの微量検出法

    加藤 清, 垣花 秀武 日本化學雜誌 81 (3), 452-454, 1960

    イオン交換樹脂を呈色の担体とし, 呈色試薬にアリザリン S, ヨウ化カリウムの両者を用いてタリウムの微蚤検出法をこころみた。アリザリン S を用いる場合は検出感度が悪い (10γ程度) がヨウ化カリウムを用いる方法は操作がきわめて簡単であり検出感度も従来のヨウ化カリウムを用いる点滴法 (検出限界量 0.6γ, 限界濃度 1:8×10<SUP>4</SUP>) よりすぐれた結果 (検出限界量 …

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  • ジルコニウムとイオン交換体との反応

    森 芳弘, 垣花 秀武, 畑 晋 日本化學雜誌 81 (8), 1263-1266, 1960

    ジルコニウムと陽イオン交換体との反応に対する温度と,交換体の架橋度の影響を調査した。H形陽イオン交換体をカラムとし,これに1N硝酸1<I>l</I>にZrOSO<SUB>4</SUB> 10gを溶解した溶液を流下してZr形樹脂をつくったところ,Zr1原子あたりの最大電価はDowex50-X1は3.3,-X8は2.5,-X16は4.1,最小電価は-X1は0.39,-X8は1.24,-X16は1.5…

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  • 陰イオン交換液(アルキルアミン)と鉄(III)の酸性溶液のイオン交換反応について

    垣花 秀武, 福富 博, 伊東 賢叉 日本化學雜誌 80 (11), 1243-1245, 1959

    陰イオン交換液の基礎的な知見をうるために,Fe3+との交換吸着について実験を行なった。使用した陰イオン交換液はAmber-lite LA-2で,交換容量の測定の結果,C1-に対して2.48meq/ml,so4-に対して3.80meq/mlの値が得られた。後者がいちじるしく大きいのは交換基の一部がHSO4-により交換されているためと思われる。種々の濃度の塩酸および硫酸酸性でFe3+を交換吸着する際…

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  • イオン交換樹脂を使用する微量検出法アリザリンSによるガリウムの検出

    加藤 清, 垣花 秀武 日本化學雜誌 80 (3), 282-284, 1959

    イオン交換樹脂を発色の担体としてガリウムの微量検出法をこころみた。発色試薬としてアリザリンSを用い,これと網目構造の粗な陰イオン交換樹脂(Dowex1-×1)の[C2H3O2]形樹脂粒を用いて好結果が得られた。<BR>塩化アンモニウムとアンモニアでpHを6~7に調節したガリウム試料溶液中に,アリザリンSを吸収した前記樹脂粒を投入し,粒の呈色を空試験と比較観察する・ガリウムの存在量に比例して,赤…

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  • イオン交換樹脂によるトリウムの微量検出法

    加藤 清, 垣花 秀武 日本化學雜誌 80 (2), 169-171, 1959

    イオン交換樹脂を発色の担体としてトリウムの微量検出をこころみた。発色試薬としてアリザリンSを用い,これと網目構造の粗な陰イオン交換樹脂(Dowex1-X1)の硝酸形および硫酸形樹脂粒を用いて好結果が得られた。フタル酸水素カリウムと硝酸または水酸化ナトリウムでmをほぼ3~4に調節したトリウム試料液にアリザリンSを吸収した前記樹脂粒を投入して粒の呈色を空試験と比較観察する。トリウムが存在すれば紫~ …

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  • イオン交換体による同位元素分離に関する基礎的知見

    垣花 秀武, 野村 昭之助, 福富 博, 大滝 仁志, 山崎 一雄 日本原子力学会誌 1 (1), 46-52, 1959

    It is observed that heavy water is uptaken by differently cross-linked sulfonated cation-exchangers slightly easier than light water.<br>The selectivity coefficient, …

    DOI 被引用文献1件

  • イオン交換樹脂によるインジウムの微量検出法

    加藤 清, 垣花 秀武 日本化學雜誌 79 (6), 762-767, 1958

    インジウムと適当な発色試薬とをイオン交換樹脂粒中に濃縮し, 樹脂粒内で発色させ, この発色を観察することによりインジウムの有効な微壁検出を行なわんと種々実験を行った。アリザリンS ,キナリザリンおよびピロカテコみるレバイオレットのこつの発色試薬と各種イオン交換樹脂を組み合わせて検討した結果, アリザリンSとDowex …

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  • イオン交換樹脂によるジルコニウムの微量検出法

    加藤 清, 村瀬 武男, 垣花 秀武 日本化學雜誌 78 (6), 854-859, 1957

    イオン交換樹脂を用いてジルコニウムの微量検出をこころみた。ジルコニウムと,これの発色試薬とを適当な条件のもとに樹脂粒中に濃縮,発色を行わせ,粒の呈色を観察することにより,従来の点滴法よりも有効なる微量検出を見出すために種々実験を行った結果,陰イオン交換樹脂Dowex1-X1の[SO<SUB>4</SUB>]形とアリザリンSを用い好結果を得た。<BR>試料溶液と硫酸と硫酸ナトリウムでpHをほぼ1…

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  • 講演内容の抄録

    渡瀬 武男, 大藤 能親, 神山 恵三, 江口 雅彦, 矢田部 善夫, 森口 實, 富田 安雄, 若田部 武壽, 登石 健三, 垣花 秀武 分光研究 1 (3), 2-7, 1952

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