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森次 真一, 水木 剛 日本土壌肥料学雑誌 95 (2), 77-80, 2024-04-05
DOI
山下, 敦子, 種坂, 英次, 築山, 拓司 近畿大学農学部紀要 (57) 44-54, 2024-03-31
Spent coffee ground is the industrial residue yielded during the brewing process of coffee. Spent mushroom substrate is the agricultural residue obtained after harvesting mushrooms from the …
機関リポジトリ
戸敷, 浩介, 小金丸, 拓哉, 善福, 友陽 宮崎大学地域資源創成学部紀要 (7) 57-62, 2024-03-29
Most of the livestock manure generated by the livestock industry ins composted. In areas where livestock production is active, the amount of livestock manure produced is also high, and therefore the …
機関リポジトリ HANDLE
亀岡 笑, 亀田 悠介, 白倉 誠也, 金田 耕平, 藤田 美友, 田中 佑汰, 善生 政樹 日本作物学会講演会要旨集 257 (0), 38-38, 2024-03-28
増山 帆乃香, 田中 陸斗, 元木 悟 日本作物学会講演会要旨集 257 (0), 177-177, 2024-03-28
北山 幸子, 関 耕平 山陰研究 16 35-51, 2024-03-10
...分析対象である有畜複合経営の小規模農家は、繁殖和牛の厩肥を圃場還元して有機堆肥として利用したり、殺虫剤や農薬を極力使わずにツバメやカエル、クモなどによる生物的防除に徹するなど、極めてユニークな営農方法を採っている。...
DOI 機関リポジトリ
小八重,善裕, 中住,周子, 明石,勝則 酪農学園大学紀要. 自然科学編 48 (2), 119-125, 2024-03
Bulletin
柿崎, 和子 自然観察実習園報告 43 1-11, 2024-03
text
土田 優良, 荒木 祐二, 島﨑 幹大 埼玉大学紀要. 教育学部 73 (1), 295-306, 2024-03
This study aimed to explore the effect of sustained application of plant-based compost on soil biological properties in a field where varying quantities of compost have been consistently applied …
山下 瑛, 杉浦(山下) 未来, 松森 信 日本土壌肥料学雑誌 95 (1), 45-48, 2024-02-05
平井 英明, 豊田 理桜, 吉川 美幸, 吉田 貴洋, 高橋 行継, 出口 明子, 白石 智子, 北村 里香, 早川 智恵 日本土壌肥料学雑誌 95 (1), 1-10, 2024-02-05
...,化肥区,無肥区に必要なイネはそれぞれ2.25株,2.22株,3.85株,必要な湿潤土は30.6 kg, 30.6 kg, 50.8 kg(内,含水量は16.5 kg, 15.9 kg, 26.3 kg)となり,無肥区は堆肥区・化肥区よりもイネの株数と水を多く必要とすることが示された.このように,森・土・水・田・イネ・コメのつながりを実感できる土壌教育プログラムを提案する....
蓮川 博之, 高山 尊之, 武久 邦彦, 西村 誠一, 秋山 博子, 須藤 重人 日本土壌肥料学雑誌 95 (1), 38-44, 2024-02-05
荒川 祐介 日本草地学会誌 69 (4), 180-183, 2024-01-19
八木 哲生 日本草地学会誌 69 (4), 172-175, 2024-01-19
松本 武彦 日本草地学会誌 69 (4), 167-171, 2024-01-19
篠遠 善哉 マイコトキシン advpub (0), 2024
...<p> 水田の高度利用と国産濃厚飼料の増産という背景から東北地域で子実トウモロコシの取り組みが広がりつつある.子実トウモロコシの取り組みは,耕種経営および畜産経営の両者にメリットがあり,堆肥を利用した耕畜連携が成功の鍵といえる.東北地域では,2022年以降に子実トウモロコシの作付面積が急増した.東北地域での子実トウモロコシに関する研究は,栽培から調製,貯蔵,かび毒対策,品質評価,給与技術まで一貫して...
近藤 祐磨 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 17-, 2024
...</p><p> 前者の例として,保全活動で発生する副産物を堆肥や炭,燃料,あるいは加工して洗剤や化粧品,食品などの商品に再資源化したり,アート作品の材料にしたりすることが挙げられる.</p><p> 後者の例として,ウォーキングや散歩,自然観察や保全活動などを通した公教育や私教育,アート,スポーツ,その他遊びが挙げられる。...
新田 洋司, 荒井 聡, 金子 信博, 西村 順子, 原田 英美, 藤井 力, 藤澤 弥榮 東北作物研究 66 (0), 9-10, 2023-12-24
古橋 賢一, 植田 光祐, 畑上 太陽, 宮崎 貴也, 海津 裕, 芋生 憲司 バイオマス科学会議発表論文集 19 (0), 89-90, 2023-11-30
<p>In this study, the pelletizing characteristics and quality of a new material made from a mixture of cattle manure compost and biochar were revealed using a roll-type flat die pelletizer, which is …
前田 守弘 日本土壌肥料学雑誌 94 (5), 409-411, 2023-10-05
川村 英輔, 小山 太, 松尾 孝弘, 菱沼 竜男 日本養豚学会誌 60 (3), 109-122, 2023-09-21
...養豚農家のふん尿処理システムは,多くの場合で堆肥化処理と浄化処理の組み合わせであるが,畜舎より搬出されるふん尿の固形分と尿汚水の量や性状に応じた施設構成が検討されている。...
DOI Web Site 参考文献5件
渡部 吉規, 小林 信介, 板谷 義紀, 坂東 芳行, 増井 龍也 化学工学論文集 49 (5), 149-157, 2023-09-20
...<p>堆肥化発酵熱を堆肥化物の加温に利用することを目的に2つの小型発酵槽を連結した実験室レベルの連続型堆肥化装置を作製し,1つ目の発酵槽から排出された比較的高温の堆肥化排ガスを熱交換することなく2つ目の発酵槽に直接導入した.堆肥化物の温度変化,排出される主な成分(水,二酸化炭素およびアンモニア)量および堆肥化前後の堆肥化物成分を測定し,空気を供給した通常の堆肥化と比較することで堆肥化排ガスが堆肥化に...
DOI Web Site 参考文献9件
河原林 孝由基 農中総研 調査と情報 2023.09 (98), 18-19, 2023-09-10
廣田 早紀, 谷内田 学, 石川 伸二, 冨樫 直人, 田中 治夫 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 112-112, 2023-09-04
中村 明弘, 佐藤 克昭, 中村 吉徳 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 119-119, 2023-09-04
徳田 進一, 森本 晶, 堀田 光生, 星野 裕子 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 129-129, 2023-09-04
河村 紀衣, 廣瀬 亮太郎, 武久 邦彦 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 140-140, 2023-09-04
神谷 真白, 山本 昭範, 須藤 重人, 中村 春香 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 154-154, 2023-09-04
松澤 大起, 横山 茂輝, 倉澤 響, 中村 慎, 村上 陽一郎, 倉谷 直樹, 袋 昭太, 内田 完, 内田 学 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 155-155, 2023-09-04
大森 海翔 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 205-205, 2023-09-04
岡田 佳菜子, 坂野 太一, 田中 陽 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 215-215, 2023-09-04
蓮川 博之, 高山 尊之, 武久 邦彦, 西村 誠一, 秋山 博子, 須藤 重人 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 251-251, 2023-09-04
淺田 真由, 並木 小百合, 清家 伸康 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 74-74, 2023-09-04
中村 真人, 折立 文子, Thi Minh Chau Tran, 染谷 孝, 赤尾 聡史, 前田 守弘 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 8-8, 2023-09-04
松見 拓郎, 加藤 雅彦 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 112-112, 2023-09-04
久保 堅司, 八戸 真弓, 佐藤 孝, 丸山 隼人, 信濃 卓郎 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 135-135, 2023-09-04
加藤 邦彦, 家次 秀浩, 川村 輝雄, 辻 盛生, 佐藤 邦明, 青木 和彦, 内田 智子, 工藤 一晃, 山口 千仁 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 221-221, 2023-09-04
松田 晃 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 223-223, 2023-09-04
八坂 和也, 中島 健児, 後藤 義治, 太田 智文, 小川 勝義, 河村 章太郎, 清水 康成, 松元 順 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 252-252, 2023-09-04
佐々木 由佳, 中善寺 誠, Nguyen Thanh Tung, 角田 憲一 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 89-89, 2023-09-04
鮎澤 純子, 田牧 卓真, 木下 義明, 酒井 浩晃, 岩田 幸良, 柳井 洋介 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 102-102, 2023-09-04
唐澤 敏彦, 夜舩 友咲, 森 伸介, 徳田 進一 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 104-104, 2023-09-04
古園 修治, 山下 耕生 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 111-111, 2023-09-04
中嶋 慶二郎, 角野 貴信 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 143-143, 2023-09-04
山本 昭範, 新井 香菜, 須藤 重人, 竹本 稔, 中村 春香 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 149-149, 2023-09-04
渡部 敢, 湊 啓子, 石井 岳浩, 西野 雅宏, 妹尾 吉晃 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 213-213, 2023-09-04
八坂 和也, 松元 順, 古賀 伸久 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 252-252, 2023-09-04
八坂 和也, 新納 貴之, 明里 弘英, 松元 順 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 253-253, 2023-09-04
安藤 薫, 大黒 貴智, 久野 智香子, 大竹 敏也 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 93-93, 2023-09-04
曽我 萌恵, 加藤 雅彦 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 112-112, 2023-09-04
櫻田 創, 阿部 しえり, 倉持 寛太, 当真 要 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 147-147, 2023-09-04
古賀 伸久, 後藤 慎吉 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 148-148, 2023-09-04
一戸 風花, 山本 昭範, 須藤 重人, 中村 春香 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 154-154, 2023-09-04
北村 里香 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 226-226, 2023-09-04
高山 航洋, 田中 草太, 高階 史章, 佐藤 孝 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 222-222, 2023-09-04
高橋 紗智, 田副 雄士, 伊藤 崇浩, 斎藤 順, 伊藤 豊彰 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 90-90, 2023-09-04
佐藤 孝 復興農学会誌 3 (2), 29-35, 2023-07-31
...除染後農地には窒素肥沃度が低い山土(山砂)が客土されている場合が多く,地力低下による生産性の低下が懸念されており,堆肥や緑肥などによる地力回復が提案さている。本報告では,当該地域において緑肥作物導入の効果について検討した結果を紹介し,緑肥作物普及の現状と問題点を解説する。緑肥作物には様々な種類があるが,本研究では主にマメ科緑肥作物の導入について検討した。...
服部 ほの花, 山田 宮土理, 中村 航, 畑中 久美子, 村本 真 日本建築学会計画系論文集 88 (809), 2116-2127, 2023-07-01
<p>In this paper, interviews and measurements were conducted to clarify the architectural characteristics of earth and stone masonry huts around Mihara City, Hiroshima Prefecture. The results showed …
DOI Web Site 参考文献3件
田口 木乃霞, 玉木 一郎, 茂木 靖和 日本森林学会誌 105 (7), 233-238, 2023-07-01
...バーク堆肥と牛糞堆肥はいくつかの成長特性においてヤシ殻に劣っていたものの,バーク堆肥は比較苗高やT/R比に関してはヤシ殻と遜色ない値を示した。成長特性を培地の性質で説明する統計モデルから,培地の沈下量やpH,ECが低いほど成長が良いことが示された。...
DOI Web Site Web Site 参考文献4件
井上 伸 中部森林研究 71 77-80, 2023-06-30
...培地基材の検討では,木質系堆肥を主に用いた菌床と,バーク堆肥のみを用いた菌床を作製し,また,基材と栄養材の配合割合の検討では,基材と栄養材を容積比5:1と4:1の割合で配合した菌床を作製し,栽培試験に供した。結果,培地基材にバーク堆肥を使用することで木質系堆肥を用いた場合より,子実体の生重量や一次発生時の個重が有意に増加した。...
DOI 機関リポジトリ HANDLE
玉木 一郎, 金山 陽佑, 田中 一徳, 茂木 靖和 中部森林研究 71 3-6, 2023-06-30
...ヤシ殻ピートに代わるコンテナ苗の基本用土を検討するために,岐阜県産針葉樹バーク堆肥を用いてヒノキ実生コンテナ苗を作成した。バーク堆肥を基本用土に用いると,培地の沈下が成長に負の影響を及ぼすことが知られている。...
望月 賢太, 小林 創平, 井原 啓貴, 渕山 律子, 古賀 伸久, 仁科 一哉 日本土壌肥料学雑誌 94 (3), 179-186, 2023-06-05
...では高い精度で予測できたが,無機化率が低い鶏ふん堆肥や,豚ぷん堆肥では,予測精度が劣る傾向がみられた.環境要因が予測誤差(予測値と溶脱補正前の実測値の差)に与える影響の解析では,「降雨による窒素溶脱の影響」に正の相関(偏回帰係数0.90),「施用後の日数の影響」に負の相関がみられた(偏回帰係数−0.12)....
高橋 一秋 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 330-, 2023-05-30
...「人工土壌42L」と「人工土壌30L+バーミキュライト4L+黒曜石パーライト4L+バーク堆肥4L」の処理で樹冠面積の生長量が高い傾向を示した。</p>...
永嶋 春輝, 浅田 隆之, Omari Abdulhaq, 崔 東寿, 戸田 浩人, 吉田 智弘 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 368-, 2023-05-30
...その結果、5樹種ともピートモス配合培地(ピートモス:赤玉土:バーミキュライト:パーライト=4:3:2:1)で、ピートモスをココナツハスク、バーク堆肥、もみ殻燻炭とした配合培地よりも良好な成長が認められた。...
萩野 裕章, 太田 敬之 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 532-, 2023-05-30
...土壌改良材として各植穴にバーク堆肥、鹿沼土、ピートモス、腐葉土を砂と同量混ぜ、コントロールは苗木根元を3cm程度厚さで周囲のクロマツ落葉を集めて覆った。生残判明後に5区の開空度を測定した。開空度50%以下の3つの区は5本とも生き残り、52%区はバーク堆肥1本が枯死、68%区は鹿沼土、ピートモス、バーク堆肥の3本が枯死したがコントロールは全て生き残った。...
香山 雅純, 菊地 賢, 上村 章, 高橋 正義 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 314-, 2023-05-30
...施肥は豚ぷん堆肥を用い、堆肥区 (2kg / m<sup>2</sup>)、2倍堆肥区 (4kg / m<sup>2</sup>)、及び対照区 (無添加) の3処理区を設定し、植栽前の4月と1年後の4月に添加した。ヤナギ7樹種については、2年目の9月に採取した葉の中の養分の分析を行い、成長との関係について調べた。...
市川 貴大, 逢沢 峰昭, 大久保 達弘 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 673-, 2023-05-30
...2015年の林床に堆積している落葉の放射性Cs濃度は215Bq/kg風乾重であることから、215Bq/kg風乾重以下の林床に堆積している落葉を堆肥化すれば、堆肥化2年目の堆肥は400Bq/kg湿重未満になり、堆肥として使用可能であることが推察された。</p>...
安松 恵一郎 畜産技術 2023 (816-May), 29-35, 2023-05-01
折橋 健, 原田 陽, 西宮 耕栄 木材学会誌 69 (2), 92-101, 2023-04-25
...灰の用途には「肥料あるいは堆肥」,「土壌改良資材」,「融雪資材」,「土木資材」および「リサイクル原料」があり,利用パターンは概ね3つ(未加工灰の肥料等での自家・他者利用,灰加工物の土木分野での自家・他者利用,リサイクル事業者による利用)に整理された。以上の他,本研究では道内での灰の利用に関する事業者の意識,課題を明らかにした。</p>...
DOI Web Site 参考文献4件
羽賀 清典 地学雑誌 132 (2), 107-125, 2023-04-25
<p> The rapid growth in livestock farming since the late 1960s has resulted in problems managing excess waste excreted from livestock. A study on the water quality of groundwater, river water, and …
DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献13件
古賀 伸久, 仁科 一哉, 望月 賢太, 小林 創平, 新美 洋, 井原 啓貴, 山口 典子, 山根 剛, 草場 敬 日本土壌肥料学雑誌 94 (2), 106-114, 2023-04-05
...,米ぬか,生ごみ堆肥で小さかった.土壌環境因子に対する応答は,土壌水分よりも土壌温度に対して大きく,30°Cの窒素無機化速度に対する10°Cのそれは46%であった.有機質資材のADSON含量の増加とともに,最大窒素無機化率が増加し,ADSON含量が有機質資材窒素無機化の大小を決める有力な入力変数となることが示された....
羽賀 清典 沙漠研究 32 (4), 149-155, 2023-03-30
...<p>国内にリン資源を持たないわが国では,利用したリンを回収・再利用することが重要視されている.年間8,000万t余り排出される家畜ふん尿中のリン賦存量は11-19万t/年であり,リン資源としての活用方法には,堆肥,焼却灰,汚水からのリンの回収物の3つがある.堆肥中のリン酸濃度の平均値は乾物当たり,乳用牛が1.8%,肉用牛が2.5%,豚が5.6%,採卵鶏が6.2%,ブロイラー4.2%であり,大家畜の...
亀岡 笑, 田中 佑汰, 藤田 美友, 金田 耕平, 善生 政樹 日本作物学会講演会要旨集 255 (0), 144-144, 2023-03-27
請川 弘次朗, 大友 量, 鴨下 顕彦 日本作物学会講演会要旨集 255 (0), 127-127, 2023-03-27
玉井 鉄宗, 桐村 一真, 新堂 文郁乃, 森川 翔生 日本作物学会講演会要旨集 255 (0), 178-178, 2023-03-27
羽賀 清典 日本養豚学会誌 60 (1), 1-16, 2023-03-08
...</p><p>1.養豚における環境問題と研究課題については,農林水産省のデータから(1)苦情の発生状況と(2)豚ふん尿の処理状況について述べ,(3)研究課題として堆肥,悪臭,汚水,地球温暖化ガスの発生制御,コストが重要であると論述した。</p><p>2.堆肥については,(1)堆肥化技術や装置について,(2)堆肥の利用を促進するために豚ふん堆肥の品質などについて論述した。...
DOI Web Site 参考文献48件
飯尾 恒 畜産技術 2023 (814-Mar.), 12-15, 2023-03-01
外崎 公知 日本緑化工学会誌 48 (3), 534-540, 2023-02-28
...土壌炭素蓄積量に対する経過年数と堆肥施用の有無の関係を確認するため,経過年数を考慮した上で,堆肥施用の有無により土壌深0-30 cmの土壌炭素蓄積量が異なるかを分析したところ,土壌炭素蓄積量に有意な差があり(p<.01),堆肥施用が土壌炭素蓄積に効果があることが示唆された。</p>...
DOI Web Site 参考文献7件
浅野 智孝 肥料科学 44 (44), 21-56, 2023-02-20
森泉 美穂子, 田中 福代, 阿江 教治 日本土壌肥料学雑誌 94 (1), 1-10, 2023-02-05
...<p>化学肥料の削減や土壌炭素の蓄積のために,堆肥の施用が奨励されている.土壌に施用された有機物の分解速度は,土壌中の無機成分との吸着形態に影響を受ける.そこで,堆肥の分解速度と土壌への吸着形態の関係を明らかにするために,以下の実験を行なった.日本の代表的な3 つの土壌(黄色土,灰色低地土,黒ボク土)に<sup>15</sup>N標識牛ふん堆肥を混合し,これをガラス繊維濾紙に包埋し,圃場に埋設した....
工藤 祥久, 齋藤 剣, 望月 雄太, 大倉 慎介, 宇都 正幸 分析化学 72 (1.2), 13-23, 2023-01-05
....本研究では,蓄積された常呂川の水質データと流域の地理情報を解析することにより,ふん便汚濁の指標とされるふん便性大腸菌群数のモデル化を行った.汚濁負荷量は土地利用面積のほか,酪農家ごとの家畜飼養頭数,人口密度等に応じて由来ごとに変動し,山林由来が8.1 × 10<sup>10</sup>〜9.8 × 10<sup>11</sup>個km<sup>−2</sup>年<sup>−1</sup>,農地(堆肥...
小澤 諒三, 木村 大地, Luc Duc PHUNG, Putri A. P. PERTIWI, 浦川 修司, 松山 裕城, 渡部 徹 土木学会論文集 79 (25), n/a-, 2023
...排出されなかった.亜酸化窒素は栽培の初期に排出され,その排出量は化学肥料を用いた場合に著しく多かった.両ガスの排出量を二酸化炭素に換算した上で合計した温室効果ガス総排出量は,有意差はなかったものの,化学肥料の代わりに汚泥コンポストや豚糞堆肥を施用することで平均値として33~55%低下した....
DOI Web Site 参考文献18件
浅野 智孝 肥料科学 44 (0), 21-56, 2023
渡邉 琴羽, 宮竹 史仁 農業施設 54 (3), 70-80, 2023
...本研究の目的は,国内で市販されているバイオ炭(もみ殻くん炭・竹炭・粒状木炭)を混合した乳牛ふんの堆肥化反応特性を明らかにすることである。バイオ炭を 10 %(湿潤質量ベース)混合した乳牛ふんを小型堆肥化試験装置で 35 日間堆肥化し,堆肥温度や微生物活性および N<sub>2</sub>O,CH<sub>4</sub> および NH<sub>3</sub> ガス排出を分析した。...
東 恵之, HAM Geun-Yong, 石井 一英, 落合 知 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 239-, 2023
...分析は食品廃棄物をメタン発酵し堆肥生産する施設で、2022年11月~2023年1月の8週間にわたり堆肥及びその過程にてサンプリングし分析した。堆肥成分分析の結果、肥料成分(窒素、リン、カリウム)は安定的であり、pH・EC・含水率・灰分においても大きな変動はなかった。...
TOUCH NARONG, 小川 航平, 中村 貴彦 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 235-, 2023
...<p>本研究では6 Vの太陽電池を用いた動電学的手法を飽和状態の牛糞堆肥混合した黒ボク土(堆肥混合体積率47%)に適用し,小松菜の栽培試験により作物の生育に対する本技術の効果を検討した.この結果,作物の生育に及ぼすアノードでの酸化反応の影響は極めて低い.これに対して,カソードでの還元反応は作物の生育に影響を顕著に及ぼすことがわかった....
白鳥 隼也, 大木 爽平, 本郷 照久 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 307-, 2023
...しかし、もみ殻の一部は堆肥や畜舎の敷料などに利用されているが、残りの大部分は野焼きや投棄処分されている。そこで本研究では、もみ殻からの高機能な活性炭の製造を目指し、もみ殻炭化物の賦活処理が細孔構造に及ぼす影響について検討した。...
李 東勲, 全 庸佑, 金 敬植, 李 斗才, 崔 惇厦, 金 孝, 金 鉉旭, 金 台東 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 311-, 2023
...固形燃料化、堆肥化、飼料化及びバイオガス化等の全品質基準に高く満足していることがわかった。</p>...
細見 彰洋, 磯部 武志 園芸学研究 22 (2), 133-139, 2023
...着果数や果実肥大の減退も回復が見込めた.木質堆肥を施用した土壌は,無施用に比べてCECや腐植が高く,三要素の中では硝酸態窒素と交換性カリウムの濃度が高かった.本調査から,木質堆肥の施用が,いや地被害で衰弱したイチジク樹の樹勢回復の一助となり, その効果に, 少なくとも木質堆肥施用による土壌の理化学性の改善が関与している可能性が考えられた....
大塚 ちか子, 下野 明子, 松田 こずえ 生活大学研究 8 (1), 81-102, 2023
自由学園は1921年に旧東京府で女学校としての創立後,関東大震災後の復興による現 目白キャンパス周辺の都市化によって,1930年代前半に農村地帯であった旧 同 北多摩郡久留米村の現南沢キャンパスに移転し,1935年に男子部が創設された.当時は,1931年の満州事変以降,1937年日中戦争,1938年に国家総動員法公布と続く戦時体制下であった.自由学園の食糧増産は,佐々木喬教授(東京帝国大学田無農…
折笠 利紗 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 132-, 2023
...コンポストによって生ごみを堆肥に再資源化し、大学を軸とした小さな循環社会の創出を目指します。</p>...
山岡 賢, 仲村 一郎, 金城 和俊, 遠藤 雅人, 山科 芙美香, 山内 千裕 農業農村工学会論文集 91 (2), I_149-I_155, 2023
...ふんの値を上回ったが,カリでは大きく下回った.沈殿固形物の重金属の含有量は,汚泥肥料の許容量を大きく下回った.また,沈殿固形物は高濃度の塩化物イオン(Cl<sup>-</sup>)及びナトリウムイオン(Na<sup>+</sup>)を含有した.このCl<sup>-</sup>及びNa<sup>+</sup>の由来の大部分は,沈殿固形物が含有する水分が海水であるためと考えられた.牛ふんを原料とした市販堆肥...
中嶋 彩乃, 落合 知, Ham Geun-Yong, 石井 一英 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 237-, 2023
...また、実際の堆肥化施設で用いられている脱臭装置の運転条件を入力して、7日間までの計算を行い、再現性を確認した。</p>...
Ham Geun-Yong, 篠田 奈々子, 石井 一英, 落合 知 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 313-, 2023
...<p>日本における廃棄物系バイオマス(生ごみ,下水汚泥,家畜ふん尿)の全量堆肥化及びメタン発酵の資源化処理を想定し,窒素・リンの回収ポテンシャルとGHG排出量の評価を目的とした.まず現状の廃棄物処理における窒素・リンのフローを作成した.生ごみは主に焼却処理,下水汚泥は焼却,堆肥化処理が同等であり,家畜ふん尿は堆肥化処理されている.次に廃棄物系バイオマスを全量資源化するシナリオ分析結果、生ごみと下水汚泥...
満田 幸恵, 持永 亮, 竹下 美保子, 川下 功雅, 牟田 博喜 福岡県農林業総合試験場研究報告 9 (0), 22-26, 2023
...本研究では,植物性有機物を堆肥化せずに直接農地に施用する場合の指導に資するため,稲わら,麦わら,もみ殻,竹を供試し,土壌中の無機態窒素の動態を明らかにした。さらに,これら有機物の施用が植物に及ぼす影響をコマツナを用いて検証した。有機物を土壌に混和し30℃条件で 4週間培養した場合の窒素無機化量は,いずれも負の値を示した。...
萩原, 豪 高崎商科大学紀要 = The journal of Takasaki University of Commerce 37 45-55, 2022-12-20
...2021年度はサトイモを栽培して酢を製造するだけではなく、コンポスターを設置して食品残渣を堆肥化することなどを計画していたが、コロナ禍による対応等により計画のいくつかは遂行することができなかった。しかし、農作物を地域の子ども食堂に提供する機会を得ることができ、農作物を地域に還元するという新たな域学連携の展開に至った。...
機関リポジトリ Web Site
FURUHASHI Kenichi, HASEGAWA Fumio, TANAKA Akihiro, KURODA Kazutaka, FUKUJU Naoki, KAIZU Yutaka, IMOU Kenji 日本エネルギー学会誌 101 (11), 218-224, 2022-11-20
...また原料として、堆肥化の初期過程から発生する高濃度アンモニアの生物脱臭資材として利用された堆肥(窒素付加堆肥)を用いた。一般的な牛ふん堆肥と比較して、窒素付加堆肥は窒素濃度が高く、無機態窒素濃度が加里濃度より高かった。この堆肥から水によるリンスを行い肥料成分の抽出効率を検討した。リン酸以外の肥料成分は短時間(5分)かつ低溶媒比(4)から、条件を拡大しても抽出効率が向上しなかった。...
DOI Web Site 参考文献22件
米山 貴博, 森岡 昌子, 仙北谷 康 農業経営研究 60 (3), 15-20, 2022-10-25
八木 哲生, 江口 定夫, 朝田 景 日本土壌肥料学雑誌 93 (5), 266-280, 2022-10-05
...およびスラリー区では,堆肥の形状やスラリー中の固液の各部分の特性を十分反映できないことが,モデル計算で誤差を大きくする要因と推察された....
水木 剛 畜産技術 2022 (809-Oct.), 13-18, 2022-10-01
渡部 吉規, 小林 信介, 柏谷 有人, Dahnu Fauzi Zulian, 板谷 義紀, 坂東 芳行, 増井 龍也 化学工学論文集 48 (5), 190-198, 2022-09-20
...<p>縦型堆肥化装置における堆肥化発酵原料の加熱と排ガス中に含まれるアンモニア処理問題の軽減を目的とし,堆肥化装置から発生する比較的高温・高湿度の排ガスを別の堆肥化装置に直接供給する堆肥化プロセスについて検討した.堆肥化の過程で発生するガスを成分別に堆肥化発酵槽内の堆肥化試料に供給し,供給するガスの種類が試料質量,発生ガス組成および試料温度などの堆肥化挙動におよぼす影響について実験的に検討した.供給...
DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献5件
川畑 芽衣, 鬼頭 誠 日本作物学会講演会要旨集 254 (0), 90-90, 2022-09-18
河野 桜, 佐々木 綾子, 田島 亮介, 西田 瑞彦 日本作物学会講演会要旨集 254 (0), 73-73, 2022-09-18
則行 正大, 濱岡 範光, 石橋 勇志 日本作物学会講演会要旨集 254 (0), 87-87, 2022-09-18
田村, 夢果, 内山, 智裕, 井形, 雅代, Tamura, Yumeka, Uchiyama, Tomohiro, Igata, Masayo 67 (2), 81-86, 2022-09-16
...②対策を行ったうえでも発生するロスを活用して,堆肥化などの新たな製品にリサイクル・アップサイクルしている。また,コロナ禍におけるフラワーロスへの関心の高まりが,広い範囲での花の廃棄削減に効果を発揮していることも明らかにした。...
程 為国, Shuirong TANG, Toan NGUYEN-Sy, 佐藤 千鶴, 俵谷 圭太郎, 塩野 宏之, 熊谷 勝巳 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 182-182, 2022-09-05
八坂 和也, 松本 寛子, 畠中 哲哉, 新納 貴之, 松元 順 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 210-210, 2022-09-05
阪井 花帆, 杉原 創, 関 真由子, 宮嵜 英寿, Jegadeesan Muniandi, Kannan Pandian, 田中 治夫, 小崎 隆 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 69-69, 2022-09-05
高橋 雄太郎, 杉原 創, 田中 治夫, 坂上 桃花, 江沢 辰広 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 24-24, 2022-09-05
高橋 伊吹, 佐俣 莉子, 加藤 雅彦 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 91-91, 2022-09-05
野本 泰洋, 小塩 海平, 後藤 逸男 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 102-102, 2022-09-05
當眞 志生, 富岡 柚宇希 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 167-167, 2022-09-05
松澤 大起, 倉澤 響, 横山 茂輝, 袋 昭太 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 117-117, 2022-09-05
森岡 幹夫, 長沢 和弘 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 180-180, 2022-09-05
曽我 萌恵, 加藤 雅彦 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 92-92, 2022-09-05
人見 良実, 吉泉 裕基, 亀和田 國彦 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 161-161, 2022-09-05
中善寺 誠, 佐々木 由佳, 角田 憲一 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 75-75, 2022-09-05
志賀 紗智, 瀧 典明, 中村 佳与 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 82-82, 2022-09-05
松田 晃 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 93-93, 2022-09-05
小野里 凌太, 佐々木 綾子, 宇野 亨, 田島 亮介, 西田 瑞彦 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 103-103, 2022-09-05
中村 俊貴, 矢内 純太, 田牧 卓真, 齋藤 龍司, 西田 瑞彦, 平井 英明, 早川 智恵, 高橋 行継, 中尾 淳 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 15-15, 2022-09-05
八坂 和也, 松元 順, 川崎 優樹, 永田 茂穂, 餅田 利之, 江頭 和彦 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 211-211, 2022-09-05
八坂 和也, 太田 智文, 田淵 浩平, 小田原 孝治, 長谷川 敬, 松元 順 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 210-210, 2022-09-05
古園 修治, 山下 耕生 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 96-96, 2022-09-05
淺田 真由, 並木 小百合, 清家 伸康 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 56-56, 2022-09-05
河合 瞳, 加藤 雅彦 日本土壌肥料学会講演要旨集 68 (0), 91-91, 2022-09-05
谷, 昌幸 ニューカントリー 69 (9), 58-59, 2022-09
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大藪 崇司, 荒井 正英, 前田 泰芳 日本緑化工学会誌 48 (1), 95-98, 2022-08-31
...<p>食品残渣由来のリサイクル堆肥は,元食品のため安全性について問題は少ないものの,食品中の塩や糖により植物生育に問題がないか,また堆肥の投入によって収穫物に変化があるのかについて基礎的な知見が少ない。そこで兵庫県三木市の特産である酒米山田錦にリサイクル堆肥の施用実験を行い,その効果を確認した。その結果,リサイクル堆肥を用いた実験区は使用していない対照区と比較して生育不良は認められなかった。...
保井 聖一, 品川 浩一, 廣永 行亮, 木村 義彰, 日向 貴久, 長田 隆 日本土壌肥料学雑誌 93 (3), 97-107, 2022-06-05
...の堆肥化過程における温室効果ガス発生量および堆肥温度を測定した.堆肥の最高温度は高水分区44.7°C, 中水分区71.9°C, 低水分区71.1°Cであり,堆肥化期間全体ではおおむね低水分区,中水分区,高水分区の順に高く推移した.堆肥の腐熟度は,高水分区は未熟に近い状態,低水分区は完熟に近い状態であり,中水分区は両者の中間であった.高水分区は嫌気的部分が多い状態で経過したのに対し,低水分区においては...
保井, 聖一, 品川, 浩一, 廣永, 行亮, 木村, 義彰, 日向, 貴久, 長田, 隆 日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan 93 (3), 97-107, 2022-06
...堆肥の最高温度は高水分区44.7℃,中水分区71.9℃,低水分区71.1℃であり,堆肥化期間全体ではおおむね低水分区,中水分区,高水分区の順に高く推移した。堆肥の腐熟度は,高水分区は未熟に近い状態,低水分区は完熟に近い状態であり,中水分区は両者の中間であった。高水分区は嫌気的部分が多い状態で経過したのに対し,低水分区においては膨軟で好気的な状態で堆肥化が進んだと考えられた。...
日本農学文献記事索引 Web Site
田口 木乃霞, 玉木 一郎, 茂木 靖和 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 135-, 2022-05-30
...本研究では、県内で生産されたバーク堆肥と牛糞堆肥でヒノキ実生コンテナ苗を育苗し、化学的性質や成長特性を、ココピートと比較し、利用可能性を検討した。</p><p> ココピート、バーク堆肥、ココピートとバークの混合(ココバーク)、牛糞堆肥、ココピートと牛糞の混合の5試験区を作成した。pHとEC、1成長期後の苗高と地際直径を計測し、形状比を計算した。根の活着状態を4段階評価した。...
市川 貴大, 逢沢 峰昭, 大久保 達弘, 小林 達明 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 667-, 2022-05-30
...12月の落葉堆肥の放射性Cs濃度は4月に比べて0.9~6.0倍であった。12月の落葉堆肥とリターフォールの落葉,およびリターフォールの落葉と樹上当年枝における放射性セシウム濃度はそれぞれ有意な相関関係にあった。落葉堆肥の放射性セシウム濃度はリターフォールの落葉から推定できることが示唆された。...
川本 明佳里, 原田 一宏 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 97-, 2022-05-30
...かつて平尾台は、江戸時代に牛馬の飼料や堆肥、茅葺きの屋根材などに使用する草本を採取する入会地として管理された。明治時代から戦後まで陸軍演習地とされた後、東谷地区(福岡県北九州市小倉南区)へ払い下げられた。現在は東谷地区の住民が野焼き委員会を結成し、防火帯の設置と野焼きを実施する。...
上村 章 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 327-, 2022-05-30
...本研究結果から、堆肥施肥10 ton/ha、追肥無し、台切り無し、植栽密度を、1万本/haで、1個体当たり乾燥収量1.0kg/ha/yearに設定することが低コストで良いと考えられた。</p>...
高橋 一秋, 高橋 香織 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 359-, 2022-05-30
...円柱形の植栽穴(直径30cm、深さ30cm)を掘削し、苗木との隙間に土壌改良材(人工土壌、バーミキュライト、パーライト、バーク堆肥)を導入した。</p><p> 植栽後6年目のコナラの生残率は56%であった。植栽時に平均42cmあった幹の高さは、植栽後1年目にほぼ半減したが、その後は順調に生長し、6年目には平均97cmまで達した。...
加藤, 治 農業および園芸 = Agriculture and horticulture 97 (5), 379-386, 2022-05
戸上 和樹, 髙本 慧, 髙橋 智紀 日本土壌肥料学雑誌 93 (2), 69-76, 2022-04-05
...微生物の分解に対して安定な腐植と易分解性有機物に区分すると,可給態窒素の簡易・迅速推定法は易分解性有機物の量に基づく.本研究では暗色の安定な腐植に着目し,「土壌の分光反射率から予測される炭素含量は安定な腐植であり,全炭素含量との差は可給態窒素の供給源である易分解性有機物と関係する」の仮説を立て,その検証から土壌の全炭素含量と分光反射率を用いた可給態窒素の新たな推定法を提示した.検証のため,家畜ふん堆肥...
DOI 被引用文献1件
鈴木, 慶次郎, 坂口, 雅己 北農 89 (2), 114-120, 2022-04
...道央の低地土たまねぎ畑において,茎葉を搬出する条件下で当初の土壌炭素量を維持するのに必要な牛糞麦稈堆肥量は,現物1.64t/10a,炭素として86.0kg/10a程度と見積もられた。後作緑肥(ヘイオーツ)の土壌炭素維持効果は投入炭素当りでは堆肥の1/4程度であり,後作緑肥単独では土壌炭素量を維持できなかった。...
戸上, 和樹, 高本, 慧, 高橋, 智紀 日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan 93 (2), 69-76, 2022-04
...検証のため,家畜ふん堆肥,稲わらの連用区および有機物無施用区の水田の代かき後に,マルチスペクトルカメラを用いたドローン空撮を実施した。土壌の分光反射率と全炭素含量の関係は,易分解性有機物が多い有機物連用区で分光反射率に対し全炭素含量が過大となり低い相関となった。一方,有機物無施用区のみを考慮すると高い相関となり,分光反射率から安定な腐植が推定されることが示唆された。...
森, 忠洋, 野口, 基一, 重野, 達史, 斉藤, 均, 藤堂, 貴也 農業および園芸 = Agriculture and horticulture 97 (4), 298-306, 2022-04
日本農学文献記事索引
稲本 勝彦 農研機構研究報告 2022 (10), 33-45, 2022-03-30
...<p>輸入飼料を給与した家畜のふん尿を原料とした堆肥中に残留する,除草剤クロピラリドによる園芸作物の生育障害が報告されている.本試験では,主要な花き類におけるクロピラリドによる障害の症状の観察と,感受性の大小を評価した.クロピラリドによる障害が発生したのは,キク科に属するキク(<i>Chrysanthemum</i> × <i>morifolium</i>),マリーゴールド(<i>Tagetes patula...
藤井 道彦 日本作物学会講演会要旨集 253 (0), 136-136, 2022-03-25
中川 アンドレッサ, 大矢 徹治 日本作物学会講演会要旨集 253 (0), 121-121, 2022-03-25
赤神, 沙織, 坂本, 浩介, 柴田, 彩有美, 南, 晴文, 松浦, 里江, 岡野, 良夫, 金牧, 彩 東京都農林総合研究センター研究報告 (17) 55-68, 2022-03
...東京都内農耕地を健全に維持するため,都内流通堆肥中のリン酸とカリの肥効を明らかにし,堆肥からの養分供給量を考慮した施肥設計を構築した。堆肥中のリン酸とカリの形態別含有量から肥効を推定したところ,リン酸は,7割程度が2%クエン酸可溶性(以下,ク溶性)で占められていたが,その多くが水に溶けない形で存在することから,緩効的な性質が強いものと推定された。...
石川, 亜矢子, 島, 秀之, 横島, 千剛, 宮本, 武彰, 金澤, 由紀恵, 鷲尾, 秀樹, 小山, 倫子, 若嶋, 淳子, 瀧, 典明 宮城県古川農業試験場研究報告 (16) 1-10, 2022-03
...可給態リン酸は,牛ふん堆肥などを継続的に施用している地点では無リン酸栽培が可能な水準の地点もあったが,リン酸質資材による土づくりが必要な地点が全体の2割程度存在した。交換性塩基類については増加傾向にあり,特に交換性カリは顕著であった。...
清水, 久弘, 吉岡, 豪, 田中, 純二, 林, 登 岐阜県畜産研究所研究報告 (21) 20-22, 2022-03
糟谷 真宏, 安藤 薫, 尾賀 俊哉, 大橋 祥範, 久野 智香子 日本土壌肥料学雑誌 93 (1), 1-11, 2022-02-05
...<p>1926年から95年間継続した愛知県安城市の連用試験水田(黄色土)における,三要素それぞれの欠如および三要素に有機物連用を加えた処理が水稲の収量性に及ぼす影響を,養分収支や土壌化学性の変化との関係から整理した.水稲の精玄米収量は,試験年数を経るにつれ(無肥料区,無リン区)<無窒素区<(無カリウム区,三要素区)<堆肥750 g m<sup>−2</sup>施用区<堆肥2250 g m<sup>−...
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件
佐伯 孝, 宮村 琉聖, 加治 幸大 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 153-, 2022
...<p>剪定枝を原料とした堆肥生産、木質チップの生産も含めたバイオマス発電、および生産した堆肥を利用した農作物生産についてLCA手法を用いて二酸化炭素排出量の算出を行った。算出した二酸化炭素排出量を従来の堆肥や化学肥料を用いた農作物の生産と比較することで剪定枝を用いた堆肥の環境影響評価低減効果を算出し、消費者に農作物の環境情報を「見える化」することを目指した。...
加藤 雅彦, 佐俣 莉子 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 215-, 2022
...本研究では、リン形態の異なる複数種の下水汚泥堆肥を供試、葉菜類の栽培を行うことで、下水汚泥堆肥中のいずれの形態が作物に利用されるのか、家畜ふん堆肥と比較しながら明らかにすることを試みた。</p>...
藤井 太貴, 大嶺 聖 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 313-, 2022
...また堆肥流通の行き詰まりから、家畜排せつ物の炭化処理などが検討されるが処理コストが販売コストを上回る場合が多く、エネルギー化の燃焼発電も100t/日以上の大規模でないと実現困難である。そのため小型でエネルギー利用も可能な家畜排せつ物の炭化技術が求められている。本研究では牛ふん堆肥と廃プラスチックの混合物から発生する乾留ガスを燃焼させながら炭化物を得ることのできる装置の開発とその適用性を検証する。...
森 昭憲 畜産技術 2022 (800-Jan.), 39-42, 2022
宮竹 史仁 農業施設 53 (4), 100-104, 2022
...本研究の目的は,時間変動型の ON/OFF 制御による間欠通気式堆肥化システムの実用試作機を稼働中の堆肥化施設において適用し,温度や含水率といった堆肥化特性や送風機の消費電力の削減効果を明らかにすることである。実証試験の結果,本システムは慣行の連続通気や単純な間欠通気よりも60 ℃以上の高温期を持続させ,堆肥材料のより均一な発酵を促した。...
並木 小百合, 清家 伸康 園芸学研究 21 (3), 315-325, 2022
...<p>我が国では近年,米国などの飼料の輸出国で使用されている除草剤クロピラリドが残留した堆肥の施用が原因と疑われる農作物の生育障害が発生しており,栽培初期にクロピラリドによる影響の有無を確認する必要がある.そこで本研究では,我が国の主要な13科23種の農作物について土壌中濃度に応じたクロピラリドによる生育および形態への影響を比較し,その症状の特徴を葉の形状に着目して整理した.ネギ,エンバク,オオムギ...
唐澤 敏彦 土と微生物 76 (2), 63-67, 2022
...土壌に有機物を蓄積させる効果は,緑肥の種類によって異なることから,各種緑肥の有機物蓄積効果を,堆肥との比較で定量的に示した。緑肥による養分供給のうち,窒素については,マメ科緑肥の根粒菌による窒素固定や緑肥根による吸収を介した溶脱低減などの機能が役立つ。カリについても,緑肥導入によって表層の交換性カリが増え,カリ減肥に役立つことが示された。...
DOI Web Site
渡部 吉規, 小林 信介, 板谷 義紀 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 247-, 2022
...二槽連続型の堆肥化装置を作成し,1槽目から排出された堆肥化排ガスを2槽目に導入し,堆肥化に及ぼす影響について検討を行った.二槽連続型堆肥化装置にて,1槽目の排ガスを2槽目に導入することで2槽目の堆肥化試料温度は1槽目よりも高くなり,高さ方法の温度分布が均一に近くなった.二槽連続型堆肥化装置全体の炭素および窒素の除去率は独立型の堆肥化装置よりも大きくなった.よって,堆肥化は促進されたと考えられる....
小林 信介, 板谷 義紀, 須網 暁 廃棄物資源循環学会論文誌 33 (0), 242-253, 2022
...堆肥化乾燥によるリサイクルは,現時点において燃料としての利用に大きな課題はあるものの,エネルギー回収,CO<sub>2</sub> 削減の両面で非常に優れていた。...
前田 武己, 齋藤 雅貴, 小島 陽一郎, 阿部 佳之 農業施設 53 (1), 5-12, 2022
...沈下量は,おが粉混合では水分が高いものほど大きかったが,籾殻混合と戻し堆肥混合では水分との関係は不明瞭であり,また副資材による違いも小さかった。得られたかさ密度の値は既往値と比較して,おが粉混合では約6~7割,籾殻混合では8 ~9割,戻し堆肥混合では1.1~1.2倍の値となった。...
前田 武己, 齋藤 雅貴, 小島 陽一郎, 阿部 佳之 農業施設 53 (1), 13-19, 2022
...乳牛ふんに副資材としておが粉,籾殻,戻し堆肥をそれぞれ混合した堆肥材料について,かさ密度の値を検討した。小容積容器を用いた荷重試験の初期かさ密度と沈下量の回帰式から,堆積高さが3 mまでの単位面積当たりの質量とかさ密度を推定した。乳牛ふん材料の初期かさ密度の値は,おが粉混合や籾殻混合では豚ふん材料の6~7割であり,戻し堆肥混合では 4割となった。...
小島 陽一郎, 阿部 佳之, 天羽 弘一, 岡本 壮一 農業施設 53 (4), 90-99, 2022
...以上より,堆肥発酵熱を利用した温水給与システムは,経営規模が搾乳牛100頭規模であれば年間3か月以上の稼働で導入経費と運転経費以上の収益が得られると試算され,堆肥発酵熱の有効な利用方法であると結論付けられた。...
浦山 佳恵, 須賀 丈, 畑中 健一郎 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 180-, 2022
...また,1戸の牛繁殖農家が,近年まで健康な牛と良質な堆肥を生産するために約0.5haの草地で隔年での干草利用を続けていた。そうしたなか開田高原には全国的にも希少とされる多くの植物や昆虫が生息する草地が残されてきた。伝統的干草山に最初に注目した神戸大学は,2010年植物相や昆虫相の調査をはじめ,周辺の様々な管理形態の草地と比較し,2016年に伝統的干草山では生物多様性が高いことを示した。...
大島 一則, 森 聖二, 小玉 弘恵, 廣澤 美幸, 大島 正稔, 本島 俊明, 鈴木 聡, 石原 良行, 小林 靖夫, 山根 健治 園芸学研究 21 (2), 165-173, 2022
...<p>黒ボク土におけるニラ栽培において,葉中硝酸イオン濃度が低く,収量が高くなる施肥法について検討した.葉中硝酸イオン濃度および土壌中硝酸態窒素含量は,化学肥料の基肥および追肥の窒素量が多いほど高かった.C/N比が高く窒素無機化が遅い堆肥では600 kg・a<sup>–1</sup>の施用により,土壌中硝酸態窒素含量および葉中硝酸イオン濃度が比較的低く,収量が高かった.作付け前土壌の硝酸態窒素含量および...
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献1件
河野 礼紀, 清田 梨華, 香月 望, 藤谷 渉, 柿原 千代文, 山本 真梨子, 近乗 偉夫 日本作物学会九州支部会報 88 (0), 12-16, 2022
...二毛作地帯における堆肥施用可能期間の拡大による水田地力の回復を目的として,オオムギ生育初期(3葉期以降) における牛ふん堆肥の連年施用が後作ダイズの生育,収量および品質に与える影響を2018〜2020 年の3ヶ年調査した.その結果,オオムギ3 葉期以降の牛ふん堆肥4t/10a施用で収量が多く,オオムギ生育期2t/10a 施肥でも,慣行の堆肥施用時期とされる播種前2t/10a と概ね遜色のない生育,収量...
小松 茂雄 作物研究 67 (0), 83-87, 2022
...土壌肥料分野における気候変動対策としては,土づくりと施肥改善が中心になる.気候変動に対する土づくりの効果は,地力向上や作物の生産安定(適応策),土壌の炭素貯留(緩和策)など,多岐に渡る.滋賀県内の水田では,温暖化はもとより,転換畑栽培による地力低下が進行しており,地力の実態把握や,牛糞堆肥等の有機物の投入による土づくりの必要性を示した.施肥改善については,コシヒカリの外観品質向上に向けた穂肥の後期重点施用...
髙橋 裕太郎, 加藤 雅彦 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 213-, 2022
<p>既往で家畜排泄物や下水汚泥、作物残渣など未利用資源由来の有機資材とリン肥料との併用により、リン肥料の利用効率向上が示唆された。これは資材由来の溶存有機物が土壌粒子に保持され、土壌へのリン収着を抑制することが一因である。しかし、土壌粒子上で保持された有機物は時間経過に伴って、分解や脱離によって放出される。本研究では、各資材由来の分子量1,000以上の水溶性有機物 (WSOM) …
片山 智之, 下瀬 眞一, 笠原 三紀夫 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 221-, 2022
...本発表では、処理対象としての廃棄物と再資源化物質(燃料、堆肥、飼料、敷料など)、超高速発酵・乾燥を基軸としたERSシステムの仕組みと特徴ならびに処理事例について報告し、土壌菌の作用条件や温度、湿度,真空度など稼働条件の最適化による高効率化・高品質化や温室効果ガス削減による地球温暖化対策など、今後の課題について考察する。</p>...
落合 知, 石井 一英 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 237-, 2022
...稼働中の堆肥化施設脱臭装置での微生物反応を循環水中の窒素動態で評価したところ、アンモニア態窒素から亜硝酸態窒素への変換が確認された。一方で、亜硝酸から硝酸への酸化は限定的であることが水質分析から明らかとなった。...
坂口 慎治, 落合 知, 石井 一英, 石川 志保 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 245-, 2022
...好気発酵への影響は堆肥化装置を用いて行い、発酵層内温度、試料含水率、pHおよび揮発性有機物量を測定した。結果は、<i>M </i>x<i> g </i>を混合することで、試料充填圧力がかかった条件下でも通気性を維持し、また実験開始直後および各切返し直後に温度上昇がみられ、円滑な好気発酵が起こることが確認された。</p>...
宮竹 史仁 農業施設 53 (3), 57-66, 2022
...本研究の目的は,堆肥の温度帯に応じて通気と無通気の時間を任意に設定することが可能な時間変動型の間欠通気式の堆肥化を用いて,乳牛ふんの堆肥化初期過程における温度および CH4,N2O,NH3 排出量を明らかにすることである。小型堆肥化試験装置を用いて6種類の ON/OFF 設定による時間変動型の間欠通気式堆肥化を行い,慣行の連続通気と間欠通気の堆肥化と比較した。...
島田 光一, 池口 厚男, 菱沼 竜男 農業施設 53 (2), 45-50, 2022
...その発生量の9割以上が堆肥化処理される一方,近年では,堆肥の余剰等の課題から,堆肥化以外の新たなマテリアル利用法が検討されている。...
樋口 佳樹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.1 (0), 69-72, 2022
...<p>空気集熱式太陽熱暖房システムにより床下に暖気を送り込み、コンポストトイレの処理槽を保温することで、冬期の堆肥化性能の向上を目指した。太陽熱の集熱をおこなった実験(2018年)と集熱をおこなわない実験(2021年)における処理槽内のコンポストの減容化について比較した。結果として、集熱のある2018年のコンポストの減容化率は88%となり、集熱のない場合に比べて2倍の減容化を実現した。...
櫻井 伸治, 松尾 奈保, 堀野 治彦, 中桐 貴生, 中村 公人 農業農村工学会論文集 90 (1), I_123-I_130, 2022
...<p>重金属汚染土壌でも安全に農作物を生育させるために,有機質土壌改良資材(資材)を使った重金属の作物への移行抑制(不動化)技術が注目されている.本研究では,土壌(砂丘砂または水田土)と牛ふん堆肥,鶏ふん堆肥,稲わら,さらに稲わらを1,3ヵ月腐熟させた試料の計5種類のいずれかを混合させた後,銅,カドミウム,鉛を添加したバッチ実験を実施し,各金属を化学形態別に分画し,各態の濃度を測定することで,不動化効果...
石田 哲也, 白井 建史, 小原 聡, 杉本 明, 長峰 孝文, 高橋 俊浩, 川島 知之 日本暖地畜産学会報 65 (1), 41-45, 2022
...<p>ブロイラー生産で使用済みとなったエリアンサス敷料(試験区)の堆肥化特性を評価するために,オガクズ敷料(対照区)との比較検証を行った.堆肥化開始から1日経過後に,試料温度は両区とも堆肥化進行の目安となる60℃以上となった.堆肥化が完了するまでの期間は,対照区が30日,試験区が38日であった.一方,堆肥化の進行度の指標となる試料中のアンモニア濃度は,両区で有意差は無かった.腐熟度の指標とした堆肥化後...
松見 拓郎, 佐俣 莉子, 加藤 雅彦 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 217-, 2022
...また、下水汚泥堆肥中のF4-Pも可給態として抽出されうるが、堆肥種によってCa量が多いと抽出されなかった。したがって、Ca量の多い堆肥種ではP可給性が低い可能性が示唆された。</p>...
森 啓, 落合 知, 石井 一英, 石川 志保 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 243-, 2022
...<p>堆肥化の過程で発生する臭気の処理方法として、発泡ガラス材を用いた脱臭技術が導入されつつあるが、効率的な脱臭施設の設計・運転管理のために、この脱臭機構を工学的に解明することが求められている。...
石井 匡志, 小林 哲也, 荻野 淳司 ランドスケープ技術報告集 1 (0), 17-20, 2022
<p>Focusing on the fermentation heat in the composting process of pruned branch chip materials, we investigated a method of curing concrete in the cold using the fermentation heat, and aimed to keep …
中島 亨, 日下部 貴大, 中塚 博子, 大島 宏行 農業農村工学会誌 90 (9), 677-680,a1, 2022
...そこでバイオ炭と堆肥を併用施用することで,それぞれ単体で施用する方法と比較し,より効果的に温室効果ガス排出の削減と炭素貯留が促進される可能性があると考えられるが,それに関する知見は少ない。本報では,堆肥(牛ふん堆肥)とバイオ炭(もみ殻くん炭)を併用施用することにより,温室効果ガスの排出抑制と炭素貯留の可能性について検討した。...
柴田, 翔平, 甲斐, 敬康, 鍋倉, 弘良 宮崎県畜産試験場試験研究報告 = Bulletin of the Miyazaki Livestock Experiment Station (32) 40-49, 2021-12
...その結果、特に臭気の発生が強かった箇所は、堆肥化処理施設の開口部、養豚・養鶏エリアからの排水流入槽である最初沈殿槽、移送槽の周辺および原水槽、流量調整槽の開口部であることが明らかとなった。次に、上記の堆肥化処理施設、最初沈殿槽、移送槽において、蓋やカーテンなどによる簡易な臭気低減対策を実施し、対策実施前後の臭気低減効果を検証したところ、すべての箇所で臭気指数相当値の平均値は、10以下に低減した。...
小林 新 Material Cycles and Waste Management Research 32 (6), 453-463, 2021-11-30
...しかしながら,堆肥を活用した肥料製造は,立地条件,製造設備,製造ノウハウ等の制約があり,法制度改正による製品化が可能な肥料メーカーは限定され,農耕地への施用方法を含めて課題が多い。堆肥を活用した肥料製造の現状を踏まえて,スマート技術を併用した近未来の施肥マネジメントについて論じる。...
DOI Web Site 参考文献1件
安岡 澄人 Material Cycles and Waste Management Research 32 (6), 403-408, 2021-11-30
...改正により,肥料の配合規制を見直して堆肥と化学肥料の配合を可能にするほか,安心して農家に有機系の肥料を利用してもらうための原料管理制度の導入,成分等以外の品質や機能を表示する表示基準の導入等を行なった。...
後藤 逸男 Material Cycles and Waste Management Research 32 (6), 435-444, 2021-11-30
...畑では家畜ふん堆肥が肥料ではなく土づくり資材 (土壌改良資材) として施用されてきたこと,本来堆肥施用を要する水田では,米価の低迷や人手不足等により堆肥やけい酸質肥料の施用量が激減したことが一因である。日本国内で発生する家畜ふん尿・下水汚泥・食品循環資源等のバイオマス資源には,国内で使われる化学肥料中の窒素・リン酸・カリ量をはるかに上回る肥料成分が含まれている。...
染谷 孝 Material Cycles and Waste Management Research 32 (6), 409-418, 2021-11-30
...家庭で生ごみを堆肥化するために,コンポスター,段ボールコンポスト,電気式生ごみ処理機等が利用され,ごみ減量のため多くの自治体から推奨されている。業務用生ごみ処理機はホテルや社員食堂,病院等で利用されている。家庭系や事業系の生ごみを処理する堆肥化施設は全国で 60 以上の自治体・団体が運営している。堆肥に品質規格がないことの問題点を指摘し,未利用食品廃棄物の堆肥化促進について考察した。...
加藤 雅彦 Material Cycles and Waste Management Research 32 (6), 427-434, 2021-11-30
...下水汚泥には肥料養分が下水から濃縮されるといえ,下水汚泥肥料・堆肥の耕種利用が期待されている。家畜ふん堆肥の利用が進んでいる一方で,下水汚泥堆肥の耕種利用は進んでいない。本報告では,下水汚泥堆肥の施用で期待されること,また懸念されることを整理し,下水汚泥堆肥の利活用に向けてどのような下水汚泥堆肥が求められるか,研究事例等にも触れながら述べる。...
DOI Web Site 参考文献2件
藤原 俊六郎 Material Cycles and Waste Management Research 32 (6), 419-426, 2021-11-30
...農業系廃棄物を農業利用する方法には,①直接すき込み,②堆肥化,③炭化,④メタン発酵後の消化液利用等がある。家畜ふん尿やわら類では堆肥化,野菜くずでは畑に直接すき込みが多い。堆肥化技術は広く普及しているが,原料や製造法により成分が大きく異なる欠点がある。肥料化の方法は乾燥が主体であり,鶏ふん等原料が限られる。炭化は原料が限定されるとともに,用途も限定される。...
飯尾 恒, 山下 薫, 島田 理紗, 荻野 暁史, 野中 最子, 長田 隆 日本畜産学会報 92 (4), 485-491, 2021-11-25
...削減することが可能であり,慣行区と同等の堆肥製造ができることが示唆された....
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献5件
田中, 航輝, 齊藤, 健一 千葉県畜産総合研究センター研究報告 (21) 7-12, 2021-11
...一方、廃珪藻土のみの利用は、通気性の低下による堆肥化の進展の遅れが見られた。これらのことから、廃珪藻土はオガクズなど通気性の良い副資材と併用することにより、堆肥化の副資材として有効であることが明らかとなった。...
渋谷 岳 農研機構研究報告 = Journal of the NARO Research and Development 8 97-108, 2021-10-31
...を遵守した栽培により,十分に放射性セシウム(RCs)濃度が低い飼料が得られることを示した.本稿ではその他,飼料イネの移行低減,汚染堆肥利用などの移行低減対策を紹介する.飼料生産分野では取り扱う作物が多く,生産基盤も永年草地,畑,水田等にわたり,立地・土壌条件も異なっていることから,検討すべき要因が多い.そのため,未だに解決できていない課題もあり,今後も長期の取り組みが必要である....
DOI DOI 機関リポジトリ ほか2件
浅田 伊純, 堺 久弥, 中村 寿男, 大石 風人, 熊谷 元, 広岡 博之 システム農学 37 (3), 49-62, 2021-10-25
...堆肥および化学肥料施用による年間N投入量(245 kg N/ha)は作物収穫によるN収奪量(129 kg N/ha)の約2倍に相当していた。PはNよりも過剰であり、堆肥および化学肥料による年間P投入量(101 kg P/ha)は作物収穫によるP収奪量(22 kg P/ha)の4倍以上に相当していた。...
大家 理哉 日本土壌肥料学雑誌 92 (5), 418-419, 2021-10-05
山根 剛 日本土壌肥料学雑誌 92 (5), 422-423, 2021-10-05
宗石, 佳奈, 糸川, 修司 農業および園芸 = Agriculture and horticulture 96 (10), 865-874, 2021-10
浅田, 伊純, 堺, 久弥, 中村, 寿男, 大石, 風人, 熊谷, 元, 広岡, 博之 システム農学 37 (3), 49-62, 2021-10
...堆肥および化学肥料施用による年間N投入量(245 kg N/ha)は作物収穫によるN収奪量(129 kg N/ha)の約2倍に相当していた。PはNよりも過剰であり、堆肥および化学肥料による年間P投入量(101 kg P/ha)は作物収穫によるP収奪量(22 kg P/ha)の4倍以上に相当していた。...
河田, 崚花, 三輪, 充, 奥野, 豊, 石澤, 直士, 大場, 伸哉 日本家禽学会誌 58 (2), 74-81, 2021-10
...我が国の鶏糞肥料・堆肥の輸出先上位3ヶ国は,ベトナム,中国,韓国であり,他に台湾,タイ,マレーシア,フィリピン,ミャンマー等にも輸出されていた。2019年の日本からこれら諸外国への鶏糞の肥料・堆肥としての輸出量は約16万t/年で,国内で排出されると推定される生鶏糞約800万t/年の2.0%程度だった。...
堀井 幸江, 井上 博道 日本土壌肥料学会講演要旨集 67 (0), 106-106, 2021-09-03
佐俣 莉子, 加藤 雅彦 日本土壌肥料学会講演要旨集 67 (0), 112-112, 2021-09-03
山根 剛 日本土壌肥料学会講演要旨集 67 (0), 172-172, 2021-09-03
石川 翔乃, 中村 明弘, 美濃部 亜衣 日本土壌肥料学会講演要旨集 67 (0), 98-98, 2021-09-03
松見 拓郎, 加藤 雅彦 日本土壌肥料学会講演要旨集 67 (0), 113-113, 2021-09-03
森 昭憲 日本土壌肥料学会講演要旨集 67 (0), 141-141, 2021-09-03
野崎 律子, 廣澤 美幸, 中西 陽子 日本土壌肥料学会講演要旨集 67 (0), 208-208, 2021-09-03
箭田 佐衣子, 中島 泰弘, 板橋 直, 林 暁嵐, 朝田 景, 松森 堅治, 平野 七恵, 江口 定夫, 大内 孝雄, 北村 立実 日本土壌肥料学会講演要旨集 67 (0), 3-3, 2021-09-03