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検索結果 227 件

  • 噴霧乾燥Na-FAUゼオライトによるPb<sup>2+</sup>の吸着特性

    久保 優, 松谷 史也, 島田 学 化学工学論文集 50 (2), 49-56, 2024-03-20

    ...–細孔–表面拡散モデルにより解析した．境膜と粒子内部の物質移動の比を表すBiot数が200よりも大きくなったことから，噴霧乾燥ゼオライトのPb<sup>2+</sup>吸着は境膜での物質移動が速く起こり，吸着剤内部での物質移動が律速段階であることが明らかとなった．さらに境膜–細孔–表面拡散モデルを用いて計算された噴霧乾燥ゼオライトが鉛を排水基準（0.01 mg-Pb<sup>2+</sup>/L）以下...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 発泡ガラス材を用いたアンモニア脱臭の数値モデル化に関する研究

    中嶋 彩乃, 落合 知, Ham Geun-Yong, 石井 一英 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 237-, 2023

    ...脱臭メカニズムが発泡ガラス材の保有水への溶解と微生物によるアンモニアの分解から構成されると仮定し、溶解には二重境膜説とFick法則、微生物分解にはMonod式を用いて物理シミュレータCOMSOL Multiphysicsにてモデル化を行った。...

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  • セミアクティブサンプラーによるVOCの捕集と物質移動過程解析

    鈴木 義浩, 野口 美由貴, 山崎 章弘, 中井 里史 室内環境 25 (1), 1-11, 2022

    パッシブサンプラー(PAS)によるサンプリング法は, 簡便で電源を必要とせず, 可搬性に優れたサンプリング法であるが, 風速などの外部条件によってサンプリングレート(SR)が変化し, 測定精度に影響を受ける。このような問題点を解決するために開発したセミアクティブサンプラー(SAS)は, 金属製の円筒中に, 拡散層と吸着層からなる円筒形のPASを挿入した構造を有する。また, …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献22件

  • CaO–SiO<sub>2</sub>–Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>系溶融スラグへのCaO粒子の溶解速度におよぼすFe, Mg成分の影響

    窪田 光宏, 佐藤 大輔, 長野 泰久, 松田 仁樹 化学工学論文集 45 (6), 253-258, 2019-11-20

    ...2</sub>O<sub>3</sub>系の模擬溶融スラグにFeO, MgOを一定量添加し，温度1673–1723 KでCaO粒子の溶解実験を行った．この結果，FeOを含有するスラグではCaOの溶解速度が著しく増大し，かつFeO含有率の増加とともに溶解速度が上昇することを認めた．一方，MgO含有スラグの場合，CaOの溶解速度はおおむね増大したものの，含有率との明確な相関はなかった．また，スラグ側の境膜物質移動律速...

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • メチルシクロヘキサン脱水素用Pt系構造体触媒の物質移動促進の解析

    渡部 綾, 萬代 祐也, 河野 芳海, 福原 長寿 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2017 (0), 18-, 2017

    ...反応場の物質収支と動力学測定から物質移動係数とシャーウッド数を求めた結果、構造様式に由来するガスの乱れがガス境膜での物質移動抵抗を小さくし、脱水素活性の促進をもたらすことが推論された。...

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  • 平板状石灰石の硫酸および亜硫酸への溶解機構

    田中 大輝, 伊藤 宜司, 小川 ひろみ, 谷口 尚司, 溝口 忠昭 化学工学論文集 41 (5), 326-332, 2015

    ...本研究では，湿式排煙脱硫法の主要な過程である石灰石の硫酸，亜硫酸への溶解機構を解明することを目的とした．まず界面積の明確な平板状の安息香酸試料を用いて実験装置の物質移動特性を明確にし，その後平板状の石灰石を撹拌槽内の硫酸，亜硫酸および石膏で飽和した硫酸に溶解させ，その溶解速度と撹拌速度などの各種因子との関係を解析した．その結果，石灰石の硫酸への溶解速度は境膜内拡散過程で律速されており，領域I (<i...

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • 浄水汚泥のリン酸除去効果の評価と諫早湾干拓調整池適用時効果の試算

    朝倉 宏, 中川 啓, 武政 剛弘 水文・水資源学会誌 27 (3), 105-115, 2014

     本研究では，地域で活用されていない浄水汚泥を有効活用して汚泥の処理費を軽減させることと，諫早湾干拓調整池の水で環境基準値を超過している全リン濃度を低減させることの両者達成の可能性を把握するために，浄水汚泥を用いたリン酸除去効果を評価し，調整池に適用した際のリン酸濃度変化についてシミュレーションにより試算することを目的とした．調整池の水をくみだし，水処理施設において浄水汚泥を用いて完全混合するリ…

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • 血液透析濾過器における境膜内溶質濃度の検討

    関野 政昭 化学工学論文集 39 (5), 433-438, 2013

    ...で使用した溶質膜透過式および薄膜理論から導かれる溶質濃度推算式を適用し，血液透析濾過膜，血液側境膜および透析液側境膜内の溶質濃度を算出し濃度分極を含む溶質挙動を検討した．その結果，通常型の透析濾過膜において，ある限外濾過量以上で血液側境膜層で明らかな濃度分極が発生していることが認められた．このことは，改めて当溶質膜透過式が透析から透析濾過操作まで広く適用できることを裏付ける証左ともなったと考える．...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献11件

  • 水生植物のエストロゲン類浄化能力に関する基礎的研究

    稲垣 嘉彦, 藤田 泰史郎, REIS Andre Rodrigues dos, 鈴木 詩麻, 榊原 豊 土木学会論文集Ｇ（環境） 68 (7), III_77-III_85, 2012

     In order to clarify the removal performances of estrogens by aquatic plants, experimental studies were conducted using four species of aquatic plants (<i>Ceratophyllum demersum, Riccia fluitans, …

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 大気中二酸化炭素を利用したアルカリ性トンネル湧水の自然中和処理装置の構築

    古家 義信, 五十嵐 敏文, 松本 貴之, 大川 了 土木学会論文集Ｆ１（トンネル工学） 68 (2), 29-39, 2012

    ...完成後数年が経過してもpHが低下しないアルカリ性トンネル湧水に対して，炭酸ガスで中和処理する場合にはガスや処理装置のコスト，管理労力が長期的に発生する．これに対して，大気中二酸化炭素を利用した自然中和処理では，中和処理に関わるコストを縮減できると考えられる．本研究では，新東名高速道路島田第五トンネルの湧水に対し，水文調査，室内中和試験，現地中和試験を実施し，二重境膜説に基づく二酸化炭素の溶解速度モデル...

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  • 拡散と対流が共存する中空糸膜型血液透析膜における物質移動

    金森 敏幸, 溝口 健作 化学工学論文集 37 (2), 91-95, 2011

    ...濃度差と圧力差を駆動力とする液体の膜分離では，膜の透過性に応じて膜近傍に濃度境膜が形成されるが，濃度差を駆動力とする場合（拡散）には液本体に比べて膜面の濃度が減少し，圧力差を駆動力とする場合（対流）には膜面で濃縮が起こる．したがって，拡散と対流が共役する膜透過における膜近傍の濃度境膜形成機構は，極めて複雑である．さらに，膜デバイスで広く用いられている中空糸膜では，濃度と圧力は流れ方向でも変化するため...

    DOI Web Site Web Site 参考文献26件

  • 血液透析濾過器における新規な解析モデルとその応用

    関野 政昭, 八木 敏幸, 玉村 憲幸 化学工学論文集 36 (1), 34-40, 2010

    ...血液透析濾過器について，既報の実験データにより十分検証した新規の解析モデルを提案する．当解析モデルでは，溶質の膜透過式の対流項にZydney（1993）の提唱式を，血液側境膜物質移動には修正したRautenbach and Albrecht（1989）式を，透析液側境膜物質移動にはFukuda <i>et al....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献14件

  • レトルト殺菌におけるATS法 (雰囲気温度スライド法) の検証

    向井 勇, 酒井 昇 日本食品工学会誌 9 (3), 167-179, 2008-09-15

    ...<BR>実験の結果, 従来, 一次元有限差分法で考えられていたよりも外側境膜伝熱係数<I>h</I>の値がたいへん小さく, つまり表面伝熱抵抗が無視できないほど大きく, それが正確な標品の中心温度履歴の推定に障害となっていたと考えられた.パラメータフィッティングした結果を収斂精度でみるとATS法は簡易差分法よりも2倍以上良くなっており, それは伝導伝熱品だけでなく, 対流伝熱品についても同様であった...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件

  • サブトラクティブ法による銅箔回路の微細化への提言

    大森 恒嗣, 高橋 大喜, 松本 克才, 谷口 尚司 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 21 (0), 27-29, 2007

    ...理論的考察としては、境膜説に基づく数値シミュレーションを行った。その結果、レジスト間隔が狭い条件では、回路形状は実際に行ったウェットエッチング実験の結果とよく一致した。一般にウェットエッチングによる銅回路の微細化限界条件は液本体の流れがキャビティ内に入り込まないことが予想され、本シミュレーションはその予測に最適なものと考えられる。...

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  • 相似則に基づく針状らせんフィン付き垂直流下液膜式吸収器の熱物質移動特性の評価法

    中尾 一成, 尾崎 永一, 弓倉 恒雄, 池内 正毅, 山中 晤郎, 平田 雄志 化学工学論文集 32 (1), 48-58, 2006

    ...臭化リチウム・水系第二種ヒートポンプ用に開発した針状らせんフィン付管の特性評価を行うために垂直流下液膜式吸収器の熱物質移動特性を解析するモデルを作成した．本モデルでは，水蒸気吸収を伴う臭化リチウム水溶液流下液膜界面の液相側境膜における熱と物質の同時移動現象に相似則を仮定し，流下方向に分割した個々の流下液膜小領域に適用した解析モデル式を吸収管全長にわたって積分して吸収管の物質移動係数と熱伝達係数を求める...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献32件

  • ＳＦ６ガスの分解・乾式再資源化システムにおける固定化炉反応管体積の概算法

    安井 晋示, 白井 裕三, 布川 信, 天川 正士 化学工学論文集 32 (3), 303-309, 2006

    ...<br>固定化炉内において未反応の炭酸カルシウムが含まれる反応帯の体積を，固定床反応モデルを用いてHFガス破過特性から推定した結果，実測値と良く一致した．また，HFガスの反応速度は，ガス境膜拡散と生成物層内拡散を組み込んだ未反応核モデルを用いた速度式で表すことができることを明らかにし，それぞれの速度係数を得た．この速度式と速度係数を用いて，反応帯通過時間を実測値より大きめに推定することで，固定化炉反応管...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献15件

  • EDIの数値シミュレーション

    菊地 賢一, 高橋 博 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 58 (2), 180-188, 2004

    ...するもので, 樹脂の再生と吸着操作が同時に行われるEDIプロセスを理解するための手がかりを与えた.本研究では, 比較的大型の透析器を用いて行われ, イオン交換樹脂の再生システム設計のための基礎的情報をあたえるいくつかのモデルが初めて提出された.Neumeisterらの研究は超純水製造用EDIプロセスの開発に関するものである.彼等は, 実験結果をシミュレートするために二次元モデルを提出した.このモデルは境膜内拡散律速...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 活性炭によるダイオキシン類除去性能の推定

    古林 通孝, 長井 健一 化学工学論文集 30 (1), 54-64, 2004

    ...活性炭へのT<SUB>4</SUB>CDD吸着における境膜物質移動は充填層の通気抵抗から算出される有効粒子径で整理できるが, 粒内物質移動については活性炭表面の粗さに影響され, 有効粒子径が等しくても活性炭表面が粗い粒子の方が大きくなる....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献13件

  • 向流接触塔を用いた硝酸ウラニルの超臨界二酸化炭素相から水相への物質移動特性

    松川 清和, 今井 誠, 澤田 佳代, 津島 悟, 榎田 洋一, 山本 一良 日本原子力学会　年会・大会予稿集 2004f (0), 487-487, 2004

    ...超臨界二酸化炭素(SF-CO2)を用いて金属の抽出を行った場合，金属を回収するためにSF-CO2相から水相へと逆抽出する必要がある．本研究ではSF-CO2に溶解させたTBP硝酸ウラニル錯体と純水を向流接触させることで逆抽出を行い，このときの物質移動係数を算出した．水相基準の境膜物質移動係数はSF-CO2系，30％TBP系ともに4~5×10-5 m/sであった．しかし有機相基準SF-CO2系の値 4.8...

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  • 白味噌製造におけるアルコール添加方法について

    久保 將人, 岩崎 賢一 日本醸造協会誌 98 (11), 810-813, 2003

    ...<BR>3) アルコールの添加を噴霧方式から白味噌中に直接注入する方式に改めることで, 平均アルコール含量は1.41%, 標準偏差は0.05へと改善された<BR>4) 境膜かき取り式による白味噌冷却工程ヘアルコールを注入することで, 平均アルコール含量は1.79%, 標準偏差は0.02と飛躍的に改善された。...

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  • 二つのタイプの光触媒反応器による蟻酸分解

    Wang Shinpon, 白石 文秀 Eco-Engineering 14 (2), 2_9-2_17, 2002

    Photocatalytic decompositions of formic acid were performed by use of two types of photocatalytic reactors (Reactor I and II) and the influences of film-diffusional resistance and UV-light …

    DOI 被引用文献2件

  • 境膜かき取り式冷却法による白味噌の色調制御

    久保 將人, 岩崎 賢一 日本醸造協会誌 97 (8), 597-600, 2002

    A color control method for Sweet White Miso (white soybean paste) was examined for maintaining quality by introducing using a water-cooled scraped-surface heat exchanger without additive ingredients …

    DOI

  • 各種吸着剤のダイオキシン吸着除去性能に関する研究

    古林 通孝, 篠原 力男, 長井 健一 化学工学論文集 28 (3), 273-279, 2002

    ...<br>炭素系吸着剤のT<sub>4</sub>CDD吸着除去性能は，細孔径2～50nmの細孔容積が0.06cm<sup>3</sup>/g，BET比表面積が260m<sup>2</sup>/g以上では，ほとんど等しく，このときは境膜物質移動が律速因子となる．しかし細孔容積やBET比表面積がそれより小さい炭素系吸着剤では，粒内物質移動がT<sub>4</sub>CDD吸着除去性能の律速因子となる．無機系薬剤...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献7件

  • ドナン透析操作による汚染土壌からの重金属イオンの分離

    高瀬 久男, 加藤 尚武 化学工学論文集 28 (1), 61-66, 2002

    ...<br>計算はイオン交換膜中のイオンの移動を考慮したNernst-Planck式より求めた非定常濃度分布式と膜両側の液境膜物質移動抵抗の式および土壌からの吸着速度式を考慮した式よりフィード液及び回収液の非定常濃度変化を計算した．土壌からの金属イオンの透析操作による分離の可能性について実験と計算により検討した．実験値と計算値はほぼ-致した．...

    DOI Web Site Web Site 参考文献12件

  • チャーの加圧燃焼速度に及ぼす諸因子の影響

    林 石英, 鈴木 善三, 幡野 博之 化学工学論文集 27 (4), 520-523, 2001

    ...<br>同一温度における燃焼速度に対する圧力の影響は，粒径が小さければ小さいほど大きくなった．ガス密度ρ<sub>g</sub>が圧力と共に変化するため，加圧条件においては質量流速υ<sub>g</sub>ρ<sub>g</sub>或いは標準状態流速υ<sub>g,o</sub>を用いる方法で境膜拡散を評価した．境膜拡散律速においては，υ<sub>g</sub>ρ<sub>g</sub>或いはυ<sub...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献20件

  • 活性炭によるダイオキシンの吸着除去性能に関する研究

    古林 通孝, 篠原 力男, 長井 健一 化学工学論文集 27 (2), 236-242, 2001

    ...固定床流通系により，活性炭の1,2,3,4-テトラク口口ジベンゾパラジオキシン（T4CDD）の吸着除去性能を調べた．活性炭のT4CDD吸着除去性能に対する，通ガス時間，T4CDD入口濃度，活性炭使用量，活性炭粒径，ガス温度およびガス空塔速度の影響を明らかにした．吸着除去性能に対するこれらの影響は，ガス境膜と細孔内の物質移動モデルにより説明できた．活性炭のT4CDDの吸着除去性能は，1,2,3-トリク...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献6件

  • 気泡塔・懸濁気泡塔最前線　　三相流動層に挿入した円柱表面から液への物質移動

    室山 勝彦, 吉川 忠芳, 後藤 祐也, 有吉 輝弘 化学工学論文集 27 (4), 470-476, 2001

    ...<br>円柱表面一液間の物質移動係数に関する一般的な無次元相関を，修正ノー因子を用いる方法および液単位質量あたりのエネルギ-散逸速度を用いる方法によって検討した．それぞれの方法において，固一液流動層および三相流動層の両操作を包含して適用できる統一的な実験式を得た．また，円柱表面の境膜を通しての物質移動と熱移動の間にアナロジーが存在することを確認した．...

    DOI Web Site Web Site 参考文献22件

  • 微孔膜限界電流値法によるイオン交換膜の動的輸率測定法

    須藤 雅夫, 居波 永治 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 52 (6), 359-366, 1998

    ...Nafionの陽極側表面に微孔膜を合わせることにより, 境膜厚みを固定して限界電流値の測定を行い, カチオンの動的輸率を算出した.様々な測定件に対して限界電流値は以下のような影響を受けた.液境膜の定常状態保つためには電圧の走査速度は10mV/s以下にする必要があり, また膜の両側に濃度差を防ぐには3mV/s以上が必要であった.微孔膜の孔径については, 0.05μm以下になると空隙率も0.01以下になり...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献13件

  • バイオブリケットの基礎燃焼特性

    呂 国慶, 外山 哲也, 金 煕濬, 成瀬 一郎, 大竹 一友, 上出 光志 化学工学論文集 23 (3), 404-412, 1997

    Characteristics of pyrolysis and combustion of biobriquettes were studied by using an electrically heated batch combustor. The influences of biomass content of the biobriquette on the combustion …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献7件 参考文献11件

  • 粒状火山灰土壌による亜リン酸イオンの吸着特性

    大久保 祐司, 坂本 和夫, 鮎沢 信家, 鈴木 喬 日本イオン交換学会誌 8 (3), 145-153, 1997

    For planing of removal characteristics of phosphonate ion in electroless nickel plating solution, we have been studied about the adsorption characteristics in model solution by the use of granulated …

    DOI

  • ハイブリッド型人工肺モデルの酸素移動速度

    井上 剛臣, 高木 睦, 澤 芳樹, 白倉 良太, 吉田 敏臣 人工臓器 25 (4), 811-815, 1996

    Using a hybrid artificial lung model including hollow fibers with micropores and cell adhesion onto the membrane, the effect of cell adhesion on oxygen transfer rate was estimated. Positive charge …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献7件

  • 浸透説による冷却塔の気・水各境膜値の推定

    矢崎 嘉, 義岡 秀晃 日本冷凍空調学会論文集 12 (2), 211-217, 1995

    In the experimental analysis of cooling towers, it is not necessarily easy to obtain the values of air and water phase film volumetric coefficients, because the experimental conditions are limited …

    DOI 参考文献11件

  • 高性能透析器（ＨＰ透析器）の至適設計

    金森 敏幸, 鈴木 庸子, 酒井 清孝, 桑名 克之, 中西 光 人工臓器 22 (1), 64-69, 1993

    The dependence of diffusive clearance of a high performance dialyzer (SSP-1.5L) for vitamin B<sub>12</sub> on dialysate flow rate was larger than that of a conventional dialyzer (SSP-1.5H) with the …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 垂直回転二重円筒の伝熱

    西川 新三 化学工学論文集 18 (2), 253-256, 1992

    Overall heat transfer coefficients in vertical concentric cylinders were measured for methyl methacrylate syrup and vinyl acetate syrup, and a dimensionless equation for the film heat transfer …

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  • 吸光法による中空糸膜内外物質輸送現象の検討

    阿波 加徹, 福田 誠, 青木 美貴, 内藤 明, 金森 敏幸, 酒井 清孝 人工臓器 21 (3), 873-876, 1992

    Relationship between mass transfer and flow patttern in dialyzers is very important for optimal design of dialyzers. Mass transfer in dialysate-side is extremely complex to understand due to …

    DOI

  • 濃度境膜抵抗に着目した透析器至適設計法の検討

    青木 美貴, 阿波 加徹, 福田 誠, 金森 敏幸, 酒井 清孝, 錦戸 條二, 渡邉 哲夫, 伏見 文良 人工臓器 21 (3), 982-986, 1992

    Highly permeable (HP) membranes have higher solute permeabilities than conventional ones. Contribution of blood- and dialysate-side mass transfer resistances to solute removal performance is more …

    DOI

  • 透析器の至適設計

    福田 誠, 細矢 範行, 金森 敏幸, 酒井 清孝, 錦戸 條二, 渡邉 哲夫, 伏見 文良 人工臓器 20 (1), 59-64, 1991

    Highly permeable (HP) membranes have higher solute permeabilities than conventional ones. As a result, the contribution of dialysate film mass transfer resistance increased on HP dialyzers. It …

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  • 外部潅流膜型肺の開発と今後の展開

    辰口 俊秀, 桑名 克之, 中西 光, 酒井 清孝 人工臓器 20 (2), 385-390, 1991

    Oxygen transfer rate of oxygenators composed of bundles of 1 to 6 and 24 hollow-fibers was compared in O<sub>2</sub>-water experiments. The parts where hollow-fibers are in contact with each other …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 膜蒸留法における熱および物質移動特性

    黒川 秀昭, 小関 康雄, 山田 章, 江原 勝也, 高橋 燦吉 化学工学論文集 16 (6), 1203-1209, 1990

    The heat and mass balance of membrane distillation using PTFE porous membrane were studied using 3.4wt% NaCl solution as feed liquid. Parameters such as temperature and flow rate of feed and cooling …

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  • 新規な人工肺用複合中空糸膜の開発研究

    加茂 純, 鎌田 健資, 武村 徹 人工臓器 18 (2), 1013-1016, 1989

    The gas transfer performances in gas-membrane-water were investigated with various membranes, and consequently optimal design of the hollow fiber membrane for artificial lungs was determined. Refer …

    DOI

  • 外部および内部潅流膜型人工肺におけるガス交換能

    大村 朋幸, 永瀬 道臣, 桑名 克之, 中西 光, 井上 政昭, 酒井 清孝 人工臓器 17 (3), 1446-1449, 1988

    The present study elucidates gas transport in outside and inside blood flow oxygenators from the standpoint of boundary layer resistance. Overall gas transfer resistance was calculated, and the …

    DOI 被引用文献2件

  • 食塩の溶解速度定数

    清水 典子, 尾方 昇 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 42 (1), 3-6, 1988

    ...食塩の溶解速度定数の支配因子はNernstの理論に従い,(液相拡散係数/境膜厚さ) に支配されると仮定し, 境膜厚さをδ=0.03Re<SUP>-0.5</SUP>とおくと実験結果とよく一致する....

    DOI Web Site 被引用文献3件

  • 海水中ウラン回収用繊維状吸着剤の接触特性と繊維径変化の効果

    城塚 正, 尾上 薫, 望月 精一 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 42 (1), 15-21, 1988

    ...アミドキシム基を有する繊維状吸着剤の繊維径変化が物性値, 吸着速度および機構に及ぼす影響を研究した.細繊維化による比表面積の増加により, 吸着速度および吸着容量が増大することを明らかにこした.また, シート状にした繊維状吸着剤の接触特性の検討を行った結果より, 実海流速度の下で液境膜内物質移動抵抗が無視可能であると試算され, 運転費の大幅削減が可能な海流利用方式の可能性が認められた.アルカリ処理を施...

    DOI Web Site

  • 外部潅流膜型人工肺のガス交換能の評価

    樫村 隆司, 千葉 浩, 竹澤 真吾, 酒井 清孝, 中西 光, 井上 政昭 人工臓器 16 (1), 670-673, 1987

    We studied gas exchange mechanism i n outside flow type and inside flow type oxygenators by measuring the resistance of membrane and laminar film affecting CO<sub>2</sub> transfer rate in a …

    DOI 医中誌 被引用文献3件

  • 人工臓器としての生体膜（腹膜）の特徴

    中川 成之輔, 秋葉 隆, 岩本 均, 篠田 俊雄, 小倉 三津雄, 岸 清 人工臓器 16 (3), 1177-1179, 1987

    Peritoneum as a dialysis membrane differs from artificial membrane in its complex structure. From capillary lumen into peritoneal cavity, uremic solutes travels across several barriers; stagnant …

    DOI 医中誌

  • フィン付中空糸の透析性能改善効果について

    小林 力, 高橋 健, 秋沢 忠男, 北岡 建樹, 越川 昭三, 水谷 昭治, 小出 弘之助 人工臓器 15 (3), 1354-1357, 1986

    In order to prevent the suppressive effects of mal-distribution of dialysate on dialysis efficacy, we developed new hollow fiber (HF), outer surface of which had equally distributed six fins. By the …

    DOI

  • 微多孔質中空糸膜を使用した新規な人工肺の試作と実験的検討

    加茂 純, 浜田 栄一, 山藤 家嗣, 中嶋 敦, 鎌田 健資, 吉原 敏雄, 福井 康裕, 河村 剛史 人工臓器 14 (3), 1637-1640, 1985

    The gas transfer performances were investigated with various microporous polyolefin hollow fiber membranes. An outside flow type oxygenator has been developed and evaluated in in vitro. The oxygen …

    DOI 被引用文献1件

  • 真空下における二成分溶液の蒸発

    犬塚 正憲, 斎藤 功, 守谷 健, 山田 幾穂, 平岡 節郎, 石川 浩, 森 秀樹 化学工学論文集 11 (4), 456-461, 1985

    The rates of evaporation of binary solutions, DBP(dibutyl phthalate)-EHP(di-2-ethyl-hexyl phthalate) and EHP-EHS(di-2-ethylhexyl sebacate), and the compositions of distillate were measured, using a …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件

  • チタン酸による海水中のウランの吸着速度 (II)

    妹尾 三郎, 小田 康義, 小西 秀雄 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 38 (3), 158-161, 1984

    ...その結果, 粒子内拡散が律速になっているものと液境膜拡散が律速になっているものの2種類の異なる拡散機構が観察された.<BR>液境膜拡散律速の吸着速度を示したチタン酸は, 長さが0.1μm程度の繊維状の結晶が束になった構造であることが観察された.<BR>酸化チタンメーカーの酸化チタン製造工程の中間製品のチタン酸は, 原料の産地およびチタン酸の製造条件によってウランの吸着性能が異なる....

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  • 強塩基性陰イオン交換樹脂によるフェノールの吸着

    赤羽 政亮, 新井 孝昭, 金田 弘之, 藤本 さつき 日本化学会誌（化学と工業化学） 1984 (8), 1310-1316, 1984

    The sorption of phenol from the aqueous solution was studied using strong basic anionexchange resins of hydroxyl- or salt-forms. The following results were obtained.(1) The adsorption isotherm was …

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  • 窒素酸化物の気道吸収速度の物質輸送論

    堀 善夫, 鈴木 伸 大気汚染学会誌 19 (4), 271-275, 1984

    The previous reports presented the application of the double film model to absorption of gaseous pollutants across mucus-tissue boundary in respiratory airways. The model was applied to those …

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  • 酸素加圧湿式ミル法による酸化鉛(II)の生成速度と機構

    土田 久, 熨斗 洋文, 内藤 博之, 岡安 宏, 成田 栄一 日本化学会誌（化学と工業化学） 1983 (5), 633-638, 1983-05-10

    ...<BR>→PbO (加水分解)<BR>Pb→Pb<sup>2+</sup>+2e(陽極)<BR>Pb→1/2O<sub>2</sub>+HO<sub>2</sub>+2e→2OH<sup>-</sup> (陰極)<BR>また,実験データを境膜モデルに基づいて解析したところ,上記因子の影響を定量的に説明することが可能であり,総括物質移動係数としてKA=0.6×10<sup>-9</sup>6.3×10...

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  • 大気汚染質の気道吸収の物質輸送論

    堀 善夫, 鈴木 伸 大気汚染学会誌 17 (3), 195-203, 1982

    Uptake of atmospheric pollutants in respiratory airways was studied on the basis of the mass transfer theory. Absorption process of pollutants across mucus-tissue boundary in conducting airways was …

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  • ＨＤ，ＨＤＦにおける透析液再循環の効果

    峰島 三千男, 田中 秀実, 山下 明泰, 酒井 清孝, 西本 裕美子, 前田 憲志 人工臓器 11 (4), 834-839, 1982

    The operation of recirculating single pass (RSP) for dialysate supply has been devised to reduce the dialysate side film resistance and to increase the effective membrane area for solute and water …

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  • 酸化マンガン(IV)鉱石の熱分解反応速度

    古賀 秀人 日本化学会誌（化学と工業化学） 1981 (12), 1939-1944, 1981-12-10

    ...得られたデータの解析にさいし,両鉱石試料とも放射伝熱係数が非常に小さく,減圧下であり,かつ試料の空隙率が大きいので,伝熱気境膜拡散,充てん層内拡散の各抵抗を無視し,ふるいわけられた試料が同一半径をもつたがいに独立な球形粒子の集合と見なし,未反応核モデルを適用し,その界面反応および粒子内拡散の2過程を組み合わせた速度式で解析を行なった。...

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  • ＬＩＸ６３による銅の抽出速度

    小島 紀徳, 宮内 照勝 化学工学論文集 7 (2), 143-150, 1981

    Extraction and stripping rates of copper by the industrial extraction reagent LIX63 are measured with an extraction apparatus with porous Teflon membrane. Three mass transfer resistances (copper and …

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  • 真空冷却装置の氷凝縮器に関する基礎的研究

    田中 俊一郎, 石橋 貞人, 春口 勝光 農業機械学会誌 42 (3), 413-420, 1980

    The melting phenomena of an ice sphere placed in the vacuum cooler (total pressure: 11-19 Torr, fraction of air in vapor-air mixture: 0.3-0.7) was theoretically and experimentally investigated by …

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  • 担持白金触媒の白金粒径とプロパン酸化活性

    所 康生, 堀 和美, 椰良 積, 内島 俊雄, 米田 幸夫 日本化学会誌（化学と工業化学） 1979 (12), 1646-1651, 1979-12-10

    ...この傾向が,境膜または細孔内拡散支配あるいは表面実効温度の。と昇など,見かけの効果に由来するものかどうかを,実験および計算により確かめたところ,上記の傾向は活性に対する真の粒径効果であることが確認された。この粒径効果の原因について,Pt粒子から握体昏の電子の移動に零り,表!st原子の電子密度が粒径により異なるとして議論した。...

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  • ベンゼンならびにトルエンの液液定界面を通しての硫酸による異相系スルホン化反応

    棒田 栄-, 山下 治雄, 田中 英夫 日本化学会誌（化学と工業化学） 1977 (9), 1354-1358, 1977-09-10

    ...これらの実験結果を境膜説に基づく反応係数の概念によって考察した。その結果,異相系でのスルホン化反応は硫酸相境膜内で進行し,化学反応速度とくらべ拡散速度が小さいことがわかった。この結果を基にして異相系でのトルエンスルホン酸異性体の生成比率を解析的に求めると,それは化学反応速度定数の比のみで表わされた。...

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  • 人工じん臓用透析膜の性能

    岡崎 正之, 吉田 文武 高分子論文集 34 (4), 255-260, 1977

    Permeabilities of hemodialyzer membranes were studied in connection with their performance for removing middle-molecular weight toxins from blood. Cuprophane and dry and wet polyacrylonitrile …

    DOI Web Site 医中誌

  • フェノールの活性炭による液相吸着

    亀本 隆, 矢野 元威, 原納 淑郎 化学工学論文集 3 (3), 289-295, 1977

    As the concentration of phenol was largely changed before and after adsorption, the liquid phase phenol adsorption on active carbon was measured in a stirred tank adsorption vessel at 3050°C.<BR>At …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 垂直管内における過熱純蒸気の膜状凝縮

    水科 篤郎, 伊藤 竜象, 山下 貞二, 上村 浩 化学工学論文集 3 (3), 296-302, 1977

    Heat transfer during film condensation of superheated pure vapor flowing downward or upward in a vertical tube has been studied experimentally.<BR>The average heat transfer coefficients of vapor …

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  • 薄型充てん層による活性炭の動的吸着特性

    後藤 忠一, 美坂 康有, 恒川 正雄 日本化学会誌（化学と工業化学） 1976 (8), 1309-1314, 1976-08-10

    ...<BR>通水線速度LV=3～10m/hrの実験範囲において,LVはK<SUB>L</SUB>a響を与えず,この範囲では,境膜拡散抵抗よりも,活性炭の細孔内拡散が律速であることがわかった。<BR>活性炭の平均粒径dと平均の総括容量係数K<SUB>L</SUB>aの間には,K<SUB>L</SUB>a=53(d)<SUP>-1.6</SUP>の関係が得られた。...

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  • 含水スポンジの乾燥速度式における速度パラメータの算出

    Kubota Kiyoshi, Hirota Reiko, Suzuki Kanichi, Hosaka Hideaki 広島大学水畜産学部紀要 15 (1), 17-28, 1976-07-20

    ...(1) ガス境膜および乾燥殻状部拡散律速をそれぞれ仮定して誘導された積分形1)から求められた速度パラメータhm (cm3-void/cm2・min)およびkm (cm3-void/cm・min)を用いた計算結果は，試料の重さω(g)対乾燥時間θ(min)の関係で得られた実験データを満足しなかった。...

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  • 殻状乾燥モデルに基づく乾燥速度式に関する研究

    Kubota Kiyoshi, Suzuki Kanichi, Hosaka Hideaki, Hirota Reiko, Ihara Kiyoshi 広島大学水畜産学部紀要 15 (1), 1-15, 1976-07-20

    ...(2) 乾燥の進行に伴ってガス境膜拡散律速などから乾燥殻状部拡散律速などに移行していくと考えられる。各形種の乾燥速度式において，何れか一つの律速を仮定して，近似的に乾燥速度パラメータを簡単に求めるための積分式を表面収縮も考慮して誘導した。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 臭化パラジウム触媒による一酸化炭素の液相酸化反応

    今中 利信, 水野 英孝, 松本 昇一, 寺西 士一郎 日本化学会誌（化学と工業化学） 1976 (1), 25-31, 1976-01-10

    ...また,一酸化炭素濃度が低く,反応速度が拡散と反応との両速度によって影響される律速領域における気液界面積aあるいは液相物質移動係数K<SUB>L</SUB>*のカキマゼ速度Nによる効果を境膜説と表面更新説とに基づいて研究した。その結果はほかの文献値とよく一致した。...

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  • 蒸米の通風冷却

    永谷 正治, 三宅 恭典 日本釀造協會雜誌 70 (2), 132-136, 1975

    ...<BR>(1) 蒸米を湿球と仮定し, 空気流中で米粗外側に生ずる空気境膜を通しての水蒸気および顕熱移動が冷却を律速するというモデルによって実測した蒸米冷却曲線をほぼ説明することができた。<BR>(2) 蒸米を通風乾燥した場合の恒率乾燥期間のデータから蒸米堆積層の水蒸気移動容量係数kHaの値を通風速度を変えて求めた。...

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  • 炭酸水素塩電気透析における陰イオン交換膜脱塩側境膜の状態

    武本 長昭 日本化学会誌（化学と工業化学） 1973 (3), 482-486, 1973-03-10

    ...<BR>(3)境膜の形成過程および水分解時に趣ける境膜の状態は,NaC1溶液中における陽イオン交換膜の場合と類似し,これは溶液中における各イオンの輸率と密接な関係があるものと思われる。<BR>(4)電流-電圧の関係は,2価イオン難透過処理を行なっていない膜では水分解発生時にのみ変化を示すが,2価イオン難透過処理を行なった膜では,炭酸分解時および水分解時に変化を示す。...

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  • 水分解時におけるイオン交換膜の脱塩側境膜の状態

    武本 長昭 日本化学会誌（化学と工業化学） 1973 (1), 44-49, 1973-01-10

    ...<BR>(2) カチナソ膜の限界電流密度はアニオン膜のそれよりも高くなり,一方,境膜の厚さもカチオソ膜の方が大であった。しかし境膜における溶質のバランスは,境膜内の濃度分布を考慮することにより,矛盾なく説明できるようである。...

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  • 陰イオン交換膜に対するハロゲンイオンの輸率

    堂野 礼三, 高田 邦章, 白子 忠男, 安積 敬嗣, 高嶋 四郎 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 27 (4), 216-219, 1973

    ...この傾向は陽極側境膜層における非対立イオンの濃度増加にともなうDonnan吸着量め増加に基因している. しかし陰極側溶液の濃度が対立イオンの輸率におよぼす影響は少ない....

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  • 農産物の洗浄に関する研究

    山沢 新吾, 吉崎 繁, 前川 孝昭, 大塚 秀光 日本食品工業学会誌 20 (2), 54-59, 1973

    Physical factors affecting on the washing effect of the spray and soaking washing were investigated for the purpose to design effective washing installations. The following results were …

    DOI Web Site 医中誌

  • イオン交換膜電気透析における脱塩面付近の濃度分布

    武本 長昭 日本化学会誌（化学と工業化学） 1972 (11), 2053-2058, 1972-11-10

    ...これに対し境膜の消失時には,まず膜面薄層が急速に消失し,その後境膜全体の濃度が徐々た回復し,境膜の厚さは変化しない。<BR>(3)境膜の電気抵抗について,濃度分布からの計算値と,電圧-電流の関係からの計算値とはよく-致する。電流密度が大きくなると,境膜全体の電気抵抗に対する膜面薄層の電気抵抗の割合は大きくなる。...

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  • 充テン塔によるプロピレンの液相酸化反応

    矢野 武夫, 末高 透, 梅原 忠, 山下 俊和 日本化学会誌（化学と工業化学） 1972 (9), 1740-1745, 1972-09-10

    ...Hochst-Wackerプロセスによるプロピレンの液相酸化反応を,さきにカキマゼ槽を用いて基礎実験を行なったところ,この反応は瞬間可逆反応をともなう擬一次反応とみなせること,そして反応は液境膜内でほとんど完結することがわかった。<BR>そこで,反応器として液滞留量が少なく,気-液接触面積が大きい充テン塔を用いて,この反応の実験的研究を行い反応係数一致法を用いて解析を行った。...

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  • われわれの試作した小型の平板型Dialyzer

    北川 龍一, 水谷 栄之, 渡辺 浩孝 人工臓器 1 (2), 154-155, 1972

    ...<br>われわれは従来の透析膜を用い, 透析液側および血液側の境膜をできるだけ薄くすることによって透析能率を増加することを考え, 独特のボードを作成した.<br>われわれの試作したボードの透析面積は, 51×15×4≒0.3m<sup>2</sup>で, スタンダードキールボードの約1/3にあたる....

    DOI 医中誌

  • 塗液からの溶剤の揮発

    牛尼 清治, 吉田 豊彦 Journal of the Japan Society of Colour Material 45 (3), 124-132, 1972

    ...<BR>(1) ポリマーの分子量 : 分子量が大きくなると揮発は抑制され, 揮発の律速段階が境膜蒸気層拡散から液層内部拡散に変わる転移濃度は低くなる。<BR>(2) ガス流速 : 流速が大きい方が, 揮発速度の樹脂濃度に対する依存性が低濃度から認められるようになる。<BR>(3) 試料の量 : 転移濃度にはほとんど影響しない。<BR>(4) 温度 : 温度が上昇すると転移濃度も上昇する。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • パラジウム触媒による一酸化炭素の均一液相酸化反応における物質移動

    今中 利信, 松本 昇一, 脇村 重徳, 寺西 士一郎 工業化学雑誌 74 (11), 2222-2227, 1971

    ...気液界面積の値は塩化パラジウムの両濃度領域において, 境膜説および表面更新説に準拠して算定した。<BR>その結果, 気液界面積の値はどちらの理論にもとついても約14%の範囲内で一致し, さらに塩化パラジウムの濃度領域には関係しなかった。また気液界面積に対するかぎまぜ回転数(N), および通気線速度(uG)の影響は, 次式であらわされる。...

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  • 充填層内の固体粒子熱伝導度の測定

    小屋 敏行, 国井 大蔵 化学工学 35 (8), 887-892,a1, 1971

    Thermal conductivities of various solid particles size between 0.21 and 3.9mm, namely polyethylene, polypropylene, polyvinyl chloride and glass spheres were determined by measuring the thermal …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • カチオン交換樹脂の水洗における二,三の問題

    大橋 弘保, 森 克芳 工業化学雑誌 74 (9), 1890-1895, 1971

    ...<BR>(3) 再生剤の浸出速度は粒子内拡散支配で, また, 樹脂内対立イオンと脱塩水中の雑イオンとの交換反応速度は液境膜内拡散支配とみなした理論値と実験値が良好に一致することを確認できた。...

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  • 高流束の物質移動を伴う輸送現象

    水科 篤郎, 竹下 俊二, 平田 雄志, 児島 英樹, 安並 正雄 化学工学 34 (1), 59-63,a1, 1970

    A fully developed turbulent flow in a porous-wall pipe with injection and suction flow through the wall was experimentally investigated It was recognized that the mixing length of turbulent eddy …

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  • 楕円板型および楕円リボン型撹拝翼の特性

    水科 篤郎, 伊藤 龍象, 平岡 節郎, 村田 泰一, 山中 健 化学工学 34 (11), 1213-1219,a1, 1970

    “Elliptic Board” and “Elliptic Ribbon” agitators which are useful for high viscous liquid are designed and the mixing time, power, heat transfer coefficient in the agitated vessel with those …

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • 核沸騰伝熱の機構について

    宮内 照勝, 与倉 守英 化学工学 34 (11), 1176-1185,a1, 1970

    The mechanisms of nucleate boiling heat transfer have been studied experimentally and analytically for the boiling regime of medium heat flux (q≤2.10<SUP>5</SUP> kcal/m<SUP>2</SUP>hr) under …

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  • 不連続湧出源からの物質移動

    遠藤 敦, 鈴木 睦, 大谷 茂盛 化学工学 34 (3), 299-304,a1, 1970

    Two experiments were carried out to analyze the nism of mass transfer from discontinu so water surface and dried region coexist. One rode reduction of ferricyanide on at the cathod other was by …

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  • 任意の反応次数に対する触媒層総括有効係数

    後藤 繁雄, 森田 徳義 化学工学 33 (4), 377-380,a1, 1969

    ...触媒粒子外表面の境膜の影響が無視でき, 触媒層は等温栓法のときの触媒充填廟に対する一般化Thiele modulusを導入し, 触媒層総括有効係数を考察した。その結果, この一般化Thiae modulusを用いれば, 1次, 球形のときの触媒粒子の有効係数を与える式と同一形の式によって, 任意次数の反応速度式および任意形状の触媒に対する触媒層総括有効係数の近似解が得られることがわかった。...

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  • 濃縮側膜面附近における濃度分布

    武本 長昭 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 23 (2), 54-59, 1969

    ...0.5N-NaCl溶液を原液として, 25℃で2～4A/dm<SUP>2</SUP>の電流密度でイオン交換膜濃縮を行なつた場合の, 濃縮側膜面附近 (境膜) における濃度分布および膜面濃度を測定した. 測定はすでに報告したシユリーレンーダイヤゴナル法によつた. 濃縮室に原液 (0.5N-NaCl溶液) を張込み, 通電を開始してから平衡に達する過程における境膜の変化を, 写真で示した....

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  • イオン交換における液境膜拡散に対する電場の影響

    片岡 健, 佐藤 真士, 西機 忠昭, 上山 惟恒 化学工学 33 (9), 873-879,a1, 1969

    ...2成分系イオン交換における液境膜拡散に対して, 価数の異なる2種の非対イオンが共存する場合につい解析を行い, 交換速度式を導出するとともに, <SUP>134</SUP>Cs型樹脂を用いて単粒子法に依り実験を行なった。電場の影響はα>1, <I>K</I>'>1において特に顕著であり, 非対イオンの価数の影響も存在するが, α>1, <I>K</I>'>1においては電場の影響はほとんど無視できる。...

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  • 寄書

    宮内 照勝 化学工学 33 (3), 306-308,a1, 1969

    ...LTV蒸発缶の平均総括伝熱係数を解析的に求めるには蒸気・液の混相二相流動域の平均境膜伝熱係数の算定が必要である。この目的で, 平均の境膜伝熱温度差として管に沿っての積算平均値をとった時の平均境膜伝熱係数を定義し, この量が, 伝熱管出口における蒸気分率の関数として, 種々の液体および操作条件に対して得られることを示した。...

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  • 成型した炭酸鉛の熱分解速度

    古茂田 暸三, 西 泰英, 鹿野 松太郎 工業化学雑誌 71 (4), 475-479, 1968

    ...また,気相境膜内の二酸化炭素ガス拡散の影響は,j<SUB>d</SUB>因子を用いることにより試料表面の二酸化炭素ガス分圧の変化として評価されることなどがわかった。...

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  • イオン交換における物質移動の単粒子による研究

    河添 邦太朗, 竹内 雍, 橋本 忠昭 化学工学 32 (2), 175-181,a1, 1968

    ...ガラス球充填層にイオン交換樹脂の標識単粒子を置き.N<SUB>a</SUB>Cl液を通じてN<SUB>a</SUB><SUP>-22</SUP>Na交換を行ない, 残留22N<SUB>a</SUB>量の時間的変化から境膜物質移動係数kFと粒内拡散係数を同時に求めた。その結果, 多孔性イオン交換樹脂 (MR型) では固相内拡散と並列的に液相細孔拡散が起ることを明らかにした。...

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  • 境膜および粒子内輪送の影響を考慮した触媒層総括有効係数

    後藤 繁雄, 森田 徳義, 浅井 昌明 化学工学 32 (11), 1094-1099,a1, 1968

    ...触媒粒子の有効係数を触媒充填層に関連づけるために触媒層総括有効係教を定義し, 反応物流体本体鼠等温栓流であるが, 境膜および粒子内での物質および熱翰送の影響を考慮した場合について, その計算法を示した。これをエチレンの水業化反応に適用し, 種々の粒径のニッケル・けいそう土触煤を使って行なった実験結果から得られる触煤層総括有効係敬の実験値と計算値とがかなり良く一致することを示した。...

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  • 金属パラジウム触媒によるエタノールより酢酸エチルの合成

    功刀 泰碩, 松浦 剛, 河野 哲夫 工業化学雑誌 71 (9), 1517-1522, 1968

    ...この反応を流通式固定床反応器を用い, 活性炭,γ-アルミナ等の担体に金属パラジウムを担持した触媒により, 塩化パラジウムとの比較, 触媒活性の経時変 化,境膜拡散,触媒細孔内拡散,原料ガス組成,反応温度,W/F等と原料の転化率,生成物の選択率との関係を調べた。その結果,塩化パラジウム触媒もエステル生成能を多少有するが活性の変化が著しい。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献4件

  • 溶剤の蒸発速度

    田中 丈之, 永田 工, 吉田 豊彦 Journal of the Japan Society of Colour Material 41 (8), 377-385, 1968

    ...<BR>4) この範囲における蒸発量と風速の関係から, 樹脂溶液からの蒸発は, この領域では, 境膜一表面膜律速過程であると考える。この過程での蒸発量W (mg/cm<SUP>2</SUP>・min) は, エチルセル口ースの粘度を変えても大差はなかったが, アルキド (ヤシ油変性, 30%油長)-DOP混合物を不揮発分として用いたときはDOP含有量が大きくなるに従ってWが大となる。...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 物質移動を伴う充填層内の軸方向混合について

    河添 邦太朗, 川井 利長 化学工学 32 (11), 1122-1127,a1, 1968

    ...測定結果に粒内および境膜の物質移動係数並びに軸方向混合拡散係紋の三つの因子を考慮した近似的な理論解を適用して, 軸方向のベクレ数を求めた。得られた数値は, 単純な混合のみが存在する充填層内の軸方向混合に関する既往のデータとほぼ一致した。これにより軸方向混合が無視できない場合の直線平衡系吸着破過特性の推算法が得られた。...

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • 炭酸鉛の熱分解速度

    古茂田 瞭三, 西 泰英, 鹿野 松太郎 日本化學雜誌 88 (10), 1038-1044, 1967

    ...<BR>第1段1- (1-F<SUB>1</SUB>) <SUP>1/3</SUP>=κ<SUB>1</SUB>t<SUB>1</SUB><BR>第2段F<SUB>2</SUB> =κ<SUB>2</SUB>t<SUB>2</SUB><BR>第1段においては熱分解速度は未分解反応物相/分解生成物相間の界面化学過程によって律速され, 第2段においては熱分解速度は一定であり, 分解反応は気相境膜内における...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 二重境膜説に準拠した気液総括反応速度の解析

    大竹 伝雄, 欅田 栄一, 中尾 勝実 化学工学 31 (7), 691-699,a1, 1967

    ...液相内で反応と拡徹が同時に起こる気液系反応の総括反応遮度を二重境膜説に準拠して理論的に解析した。すでに擽1次反応吸収理論で種々の速度式が得られているが, その成立する条件が定性的に示されているにすきないため, これらを実際に適用する際に困難を伴う。<BR>本研究では従来個々の場合に分けて得られていた速度式を特殊な場合として包含する一般的な速度式を導出し, 各速度式の成立する条件を明らかにした。...

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  • 酸化鉄の還元速度

    大竹 伝雄, 東稔 節治, 小田 周二 化学工学 31 (1), 71-76,a1, 1967

    ...<BR>また生成鉄相, 流体境膜の拡散過程を含めた総括速度式を導出し, 実測値にもとついて拡散抵抗の効果を検討した. 結果として本操作条件の範囲では, ほぼ化学反応律速としてとり扱えた....

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • 境膜および粒子内物質および熱移動の影響を考慮した非等温触媒の有効係数

    後藤 繁雄, 森田 徳義 化学工学 31 (1), 82-87,a1, 1967

    ...粒子内物質および熱移動抵抗にもとつく非等温触媒の有効係数についてのWeiszの方法を拡張し, 境膜の影響を考慮した時の有効係数を求める方法を示し, その結果として現われる粒子内不安定および境膜不安定を説明し, 境膜の影響の程度を判定する方法を示した。これらを, エチレンの水素化反応についてFultonらが行なった実験結果を使って検討した。...

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  • <I>n</I>-ブタン脱水素用アルミナ- クロミア触媒の再生

    菅 健一, 古川園 竜蔵, 欅田 栄一, 大竹 伝雄 工業化学雑誌 69 (11), 2035-2040, 1966

    ...反応途上にある触媒粒子を切断し,その断面を調べ,この反応に殻状モデルを適用し,実験データによって,その反応の律速段階としてのガス境膜拡散,粒子内拡散,界面反応の3段階について検討した。この結果,粒子内拡散過程が律速であることがわかった。またコーク燃焼速度は次式で示される。...

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  • 水蒸気-空気混合気流中における単一水滴の蒸発

    桐栄 良三, 岡崎 守男, 久保田 克之, 片岡 邦夫, 大橋 公司, 水田 浩二 化学工学 30 (1), 43-49,a1, 1966

    ...過熱水蒸気および水蒸気-空気混合気流中における単一水滴の蒸発実験を行なったその蒸発速度より境旗伝熱係数および境膜物質移動係数を求め, それぞれに対して次の実験式を得た。...

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  • 熱媒体熱交換系の最適化

    此木 恵三 化学工学 30 (1), 71-72,a1, 1966

    ...通常直接熱交方式の方が熱媒体熟交方式に較べて経済的であることを示し, 高温流体側または低温流体側の境膜伝熱係数が非常に小さく, 直接熱交方式の場合の伝熱面穣単価が熱媒体方式の高温流体側または低温流体側の伝熱面積単価に較べ著しく高い場合は結論が逆になる。また最適熟媒体楓度についても考察した。...

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  • 物質移動係数の検討

    若尾 法昭, 藤代 繁 化学工学 30 (7), 616-622,a1, 1966

    ...境膜説に基づいた<I>Sh</I>の定義, <I>Sh</I>≡ (<I>kfL/D</I><SUB>0</SUB>)(<I>p<SUB>Bm</SUB>P</I>) はガス吸収やδ<1なる表面反応では等モル相互拡散での値より大きく, 逆に發発やδ>1では小さい。...

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  • 円筒型ニーダによる炭素材料捏和時の伝熱について

    竹内 雍 化学工学 30 (7), 663-667,a1, 1966

    ...円筒型捏和機により炭素材料の捏和を行ない, 境膜伝熱係数hiと動力<I>P</I>について研究した。hiは捏和時間, 1バッチの量, 撹伴翼形状, 回転数 (n) および円筒内径 (<I>D</I>) て変化した。撹拌翼の形状に関しては嬬型がすき型よい優れている。...

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  • 充填層内の伝熱特性値

    橋本 健治, 鈴木 登, 寺本 正明, 永田 進治 化学工学 29 (9), 672-676,a1, 1965

    ...<BR>半径方向の有効熱伝導度および壁境膜伝熱係数の実験結果が知に, 国井らの厘論式と比較される...

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  • 反応を伴う系の伝熱

    大島 栄次, 矢木 栄 化学工学 28 (12), 1002-1009,a1, 1964

    ...均相瞬間反応系であるN<SUB>2</SUB>O<SUB>4</SUB>-NO<SUB>2</SUB>ガスを円管内に流し, 壁における境膜伝熱係数, 温度および流速分布を測定した。平均の<I>Nu</I>数は物性値を平均のエンタルピにおける値を用いると, Colburnの式で整理することができ, その係数は0.023であった。...

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  • 酸化鉄小粒の水素による還元反応

    井本 立也, 森山 昭 工業化学雑誌 65 (12), 1922-1926, 1962

    ...われわれは,化学工学的な方法で反応における気体境膜物質移動抵抗の解析をこころみ,この方法の適用が妥当であるとの結論をえた。このばあいに,えられる境膜物質移動定数kGは水素の流速Uに関して次式であらわすことができる。<BR>k<SUB>G</SUB>=cU<SUP>a</SUP>(a,c定数)<BR>aの数値はほぼ0.5に等しい。...

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  • 酸化鉄小粒の水素による還元速度

    井本 立也, 森山 昭 工業化学雑誌 65 (9), 1324-1329, 1962

    ...還元反応の律速因子は気相境膜における物質移動過程と,固気界面における化学過程である。第2段のマグネタイトから金属鉄への過程では,比較的温度が低く,水素の流速が大きいばあい,反応速度に,極大値が観察される。このことから,過程は還元によって,新らしく生成した金属鉄が反応を促進するような,いわゆる,自己触媒反応を含むものと結論される。...

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