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検索結果 950 件

  • 『続茶経』試訳(其七)

    田中, 美佐, 原田, 信 近畿大学短大論集 56 (1), 126-90, 2023-12

    ...『続茶経』は長期に渡る膨大な記載を収録しており、また、散佚した書物の記載も含まれるなど、茶文化を知る上で欠かすことのできない書物の一つである。しかし、これまで本書が日本語に翻訳されたことはなかった。そこで、後の茶文化研究に資することを目的として、その日本語訳を試みたい。なお、紙幅に限りがあるため、本稿では『続茶經』 の「六之飲」の第四三九条〜第五二三条までの訳を示した。...

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  • 3.高齢者のフットケアとあしの皮膚疾患

    中西 健史 日本老年医学会雑誌 60 (4), 352-358, 2023-10-25

    ...<p>加齢とともに増えていく足の疾患には,皮膚の水分量の低下,皮脂分泌能の低下,免疫能の低下,血管の老化,筋肉量の減少および関節可動域の低下など実に多くの要因が関係している.本稿では,老化という観点からフットケアについて考察を加えてみた.また,多くのフットケア関連の書物では触れられていない症状(足底煩熱)や疾患(掌蹠膿疱症)も取り上げた.読者層を考えて処置の必要な疾患はあえて除外したことをお許しいただきたい...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 知のメディアとしての書物:アナログvs.デジタル

    根本 彰 情報の科学と技術 73 (10), 416-422, 2023-10-01

    ...<p>紙の書物がもつ身体的特性が人の認知と密接に関わり,それが近代において書物が学術,文学,教育における特権的位置づけを獲得してきた。しかしながら,メディア論ではマクルーハン以降,書物メディアに比べてマルチメディアがもつ身体感覚的特性ゆえに影響力が大きいとされてきた。そして21世紀のネット社会においては,書物も含めてすべてのメディアがデジタルネットワークに吸収されようとしている。...

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  • 日本語・日本文化研修留学生対象の「一橋大学を知る」授業

    西谷 まり 一橋大学国際教育交流センター紀要 5 41-48, 2023-07-31

    ...本稿では、日本語・日本文化研修留学生を対象に行われた「一橋大学を知る」ことをテーマに掲げた授業について報告する。一橋大学の歴史を書物と小旅行からひもとき、各自が一橋大学関連の興味をもったテーマを探求した。一橋大学の歴史と現状を知ってもらうこと、留学の集大成として執筆する修了レポートのための準備段階として、ある程度の長さのレポートを書き上げることが授業の目的であった。...

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  • 元禄・享保期民間社会における経済思想史研究の視角と対象

    田口, 英明, TAGUCHI, Hideaki 湘南工科大学紀要 57 (1), 57-73, 2023-03-31

    ...本稿では,江戸時代の実務家の経済思想史研究の流れの中に本研究を位置付け,元禄・享保期に着目する理由を明らかにした上で,経済思想史研究と書物の社会研究史の架橋となるような視角として,当該期の実務家の思想の中に「作為」の意識を析出するという枠組みを設定している。それを踏まえて,当該期の上層民に「自然」なものと認識されていた社会観・経済観を概観する。...

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  • スティーヴン・ミールドマン ―出版から見るエドワード六世時代―

    冨田, 爽子, Tomita, Soko 拓殖大学論集. 人文・自然・人間科学研究 49 51-77, 2023-03-25

    ...大量の出版は書物が既に貴族や学者など,一部の限られた階層の所有物ではなくなったことを示している。 テューダー朝の中間に位置するエドワード六世時代は,プロテスタント振興と国民への書物の浸透がその大きな特徴である。この時代に培われた出版の発展が後の英国ルネサンスの土台となっており,ミールドマンはそのような時代を体現した印刷業者であった。...

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  • 神と人間との共働の思想 : ルターをめぐって

    菊地 順 聖学院大学論叢 = 第35巻 第2号 (9152539), 1-22, 2023-03-15

    ...これは,この書物のみなならず,1523年に出版された『この世の権威について』においても論じられている。そのテーマは,必ずしもそれぞれの書物の主題ではないが,神と人間との関係を考察するとき非常に重要なテーマと言える。本論では,主にこの二冊の書物で展開される神と人間との働きの関係を明らかにし,その関係を神と人間との「共働」と捉え,そこにキリスト教倫理の基礎を見たい。...

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  • 院政期の仏教史叙述における仏典利用 : 『仏法伝来次第』を中心として

    三好, 俊徳 仏教学部論集 107 31-43, 2023-03-01

    ...院政期の寺院では仏教の歴史を記した書物、いわゆる仏教史書が作成されていた。その一つに、天竺(インド)・震旦(中国)・本朝(日本)という三国にわたる仏教の歴史を記した『仏法伝来次第』という書物がある。興福寺周辺で成立したと考えられるのであるが、その天竺部では、仏典類を利用して歴史が記されている。本稿では、どのような種類の歴史書で、どのような仏典が利用されているのか、その様相を詳細に検討する。...

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  • 江戸時代の甘味噌と料理の再現

    河合 潤子 椙山女学園大学研究論集 : 人文科学篇・社会科学篇・自然科学篇 (54) 63-74, 2023-03-01

    ...江 戸甘味噌の特徴,調製方法,さらに当時作られていた料理を当時の書物から 時代背景を加味して取り入れた。しかし,いろいろな方法が記されていたた め,現代の家庭でも可能な方法で調整した。調整した江戸甘味噌はくせの無 い香りや旨味があり,特に独特の甘みには腸内環境にも好影響をもたらすイ ソマルトースが含まれていた。...

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  • <論文>1930年代後半の和紙漉場調査と寿岳文章

    玉城 玲子 人文學報 120 179-204, 2023-02-28

    ...寿岳文章(1900-92)は,関西学院高等学部や京都帝国大学文学部選科で学び,英国詩人ウィリアム・ブレイクの研究やダンテ『神曲』の研究で知られる英文学者,書誌学者である。妻の静子も文筆家であり,夫妻は1933年に京都郊外の西向日町住宅地に居宅向日庵を新築し,そこへ転居する前後から夫妻協力して私版の書物の制作をはじめる。...

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  • 近世フランスの百科事典における「驚異」認識について

    黒川 正剛 太成学院大学紀要 25 (0), 55-65, 2023

    ...16世紀後半以降のヨーロッパでは,自然や文化などあらゆる分野にわたる知識を一定の順序に従って配列する形式をもつ書物である百科事典の原型が誕生した。17世紀末に著されたフランス人アントワーヌ・フュルティエールの『普遍辞典』はその発展を示す1つの具体例である。古代ギリシア・ローマ時代以来,中世・近世を通してヨーロッパでは,怪物,天変地異,珍奇な動植物などが「驚異」として認識されてきた。...

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  • 朝鮮時代宮廷チェッコリ絵と民画チェッコリ絵の造形的比較

    林 東煥 芸術工学会誌 86 (0), 45-52, 2023

    ...2つの絵における理論的背景より書物の表現、視点及び構図、装飾的要素を中心として探究し、当時の生活文化に基づき、要因を考察した。このような造形的特性の考察を通し、宮廷チェッコリ絵では韓国美術史における正統性があり、民画チェッコリ絵では大衆的な伝統性があることを明らかにした。なお、造形的共通性の中にも差異が明らかになり、伝統チェッコリ絵の様式を継承するデザイン作品の可能性が広がると考える。...

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  • 体育の学とはなにか

    林 洋輔 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 250-, 2023

    ...</p><p> 今般の著作『体育の学とはなにか』は、2021年度の体育学会・学会賞の受賞論文を大幅に増強して新たに書き下ろされた書物である。</p>...

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  • 中学校理科教科書物理分野における視覚表現の現状

    谷崎 瑞穂, 田中 佐代子 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 407-410, 2023

    <p>本研究では,理科教科書における視覚表現の質向上を図る基礎資料として,中学校理科教科書の物理分野で使用されている視覚表現の形式を学習場面別に分析した.その結果,理科教科書における視覚表現は,コンテンツの魅力的で明確な伝達と,コンテンツに直接関係のない視覚表現による体験性向上といった2観点の役割があることを明示した.また,教科書出版社によって使用する視覚表現形式の傾向に違いが見られたことから,…

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  • 宮沢賢治と宝石

    林 政彦, 山﨑 淳司 宝石学会誌 36 (1-4), 3-9, 2022-12-15

    ...当時,宝石の合成法については「宝石誌」(鈴木敏編)にも書かれていて,これらの書物から発想と知識を得たのであろう。宝石学がわが国に導入される黎明期に,賢治も欧米の宝石について学んだ一人であった。</p>...

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  • 〈翻訳〉『続茶経』試訳(其六)

    田中 美佐, 原田 信 近畿大学短大論集 55 (1), 94-52, 2022-12

    ...『続茶経』は長期に渡る膨大な記載を収録しており、また、散佚した書物の記載も含まれるなど、茶文化を知る上で欠かすことのできない書物の一つである。しかし、これまで本書が日本語に翻訳されたことはなかった。そこで、後の茶文化研究に資することを目的として、その日本語訳を試みた。なお、紙幅に限りがあるため、本稿では『続茶經』 の「五之煮」(第三〇五条〜第四三八条)を訳出した。...

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  • 基本的心理欲求とアドラー心理学に基づく感情制御のコース設計

    向後 千春 日本教育工学会研究報告集 2022 (2), 44-51, 2022-06-27

    ...<p>何を学ぶにしても人はひとりでは学ぶことはできない.独学で本から学ぶという場合であっても,文化的所産である書物に頼っている.人の学習を下支えするものとして,Ryan & Deci(2017)は基本的心理欲求理論の中で,関係性,有能,自律を挙げた.この中で重要な働きをしているのが感情制御である.感情制御のトレーニング手法は徐々に試行されつつある.本稿ではアドラー心理学に基づいた感情の捉え方をすることによって...

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  • 大正期の学級文庫に関する一考察

    坂下 直子 図書館界 74 (1), 2-19, 2022-05-01

    ...本稿では,学級文庫の創始期とされる大正時代,新教育を牽引した奈良女子高等師範学校附属小学校を事例として,同校の教育方法「学習法」上で用いられた,学級文庫内の書物及びその活用状況を調査検討した。学級文庫内の書物が教育方法と密接に結びつき,児童の課題解決に加えて,問いの創出にも一定貢献していた様子から,大正期の学級文庫の多様性を確認した。</p>...

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  • 歴史研究の社会性

    石原 武政 マーケティング史研究 1 (1), 36-41, 2022-03-31

    ...<p> 私自身は歴史が好きだったし,自分自身でも何冊かの歴史研究の書物を上梓してきた。それでも自分自身を歴史研究者だと考えることは出来ずにきた。本稿では,私の研究を振り返る中で,なぜ私がそう考えてきたのかを整理した。</p><p> しばしば必然性をもって語られる歴史には,実は多くの分岐があった。今この時点が未来への分岐であるように,過去も分岐の連続であったに違いない。...

    DOI 被引用文献1件

  • 算数・数学と鉄道との関連についての一考察

    橋本 吉貴 鎌倉女子大学紀要 = The Journal of Kamakura Women's University 29 15-28, 2022-03-31

    ...第一に、算数・数学と鉄道に関連した先行研究や書物等では、どのような内容が取り扱われているのか。第二に、算数・数学の内容が鉄道のどのような場面で活用されているのか。 知見として、以下の3点が明らかになった。第一に、小学校算数科の4つの領域すべて、中学校数学、高等学校数学において、鉄道に関連する問題が見られ、それらが数学的に価値のある問題であったこと。...

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  • 1990年代の中国本土における当事者による同性愛言説の形成

    于 寧 女性学 29 (0), 105-128, 2022-03-31

    ...当時生まれた「専門家によるオフィシャルな医学・科学表象」対「当事者によるオルタナティブな文化・芸術表象」という図式のもと、専門家と呉をはじめとする当事者が、90年代半ばまでにそれぞれ行った社会調査、出版した書物、制作した映画を比較分析する。...

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  • 大江健三郎の小説における読書行為 : テクストを解釈する登場人物

    田中 聖仁 表現文化 11 46-59, 2022-03-28

    ...連作短編集『「雨の木」を聴く女たち』(1982年)以降に発表された、大江健三郎の小説作品に通底する特徴として、書物を熱心に読み取り解釈しようとする人物の描出が挙げられる。ただし、大江作品における熱心な読者とは、単なる多読家を意味するのでも、読み終えたテクストについて見識を述べる批評家を意味するのでもない。……...

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  • 「御宿正定:愛知簿記学校」の紹介 ー簿記學を學ぶ人の心得ー

    杉原, 誠志, SUGIHARA, Satoshi 名古屋短期大学研究紀要 (60) 125-137, 2022-03-15

    ...「愛知簿記学校」は、多くの書物(問題集等)を出版した学校であり、『簿記學獨習雑誌』を使って、通信教育でも簿記の教育をした学校でもある。御宿正定が出版した多くの書物の中の『簿記學を學ぶ人の心得』は、当時の愛知簿記学校の「教育理念」と「道徳教育」を伺い知ることができる書物である。...

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  • 「佐和隆光『経済学とは何だろうか』とは何だったのか」

    佐藤 方宣 関西大学経済論集 71 (4), 171-193, 2022-03-10

    ...本稿の目的は、佐和隆光『経済学とは何だろうか』(1982)という書物の同時代受容とその含意をめぐる経済思想史的検討にある。『けいなん』は経済学の〈制度化〉という視点から「経済理論の社会的〈文脈〉への依存性」を強調したものであり、経済学史・経済思想史研究に親和的なものでありながら、これまで十分な検討がなされていなかった。...

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  • 書物としての『種の起源』

    松永, 俊男, MATSUNAGA, Toshio 人間文化研究 16 39-65, 2022-02-23

    In 1859, Charles Darwin published Origin of Species as the abstract of the Big Species Book. He published revised editions of the Origin five times, 2nd ed.( 1860), 3rd ed.( 1861), 4th ed.( 1866), …

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  • 江戸期書物に記載されている米酢製造の再現

    柳原 尚之, 前橋 健二, 阿久澤 さゆり, 穂坂 賢, 藤井 暁, 長野 正信, 小泉 幸道 日本調理科学会誌 55 (1), 1-10, 2022-02-05

    ...<p> 江戸期及びそれ以前の書物に記載されている酢製造法を調査し,16冊の書物から33件の米酢製造法を抽出した。江戸期の米酢製造法では,現代と比べて汲水歩合が著しく低く,仕込み時期は夏が多く,仕込み期間は1週間から1カ月程度と短いものが多いという特徴がみられた。江戸期書物記載の方法による再現仕込み試験は,江戸期から伝統的製法で壺酢製造を続けている酢製造会社にて行われた。...

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  • 日本における乳房下着の歴史的変遷 : 乳房ケアの意味を含むブラジャー

    磯野 みなみ, 立岡 弓子 滋賀医科大学雑誌 35 (2), 7-13, 2022-02-03

    ...【方法】 2019年5月~9月、国立国会図書館デジタルコレクションにて関連書物を検索し、研究目的に該当する35文献を調査対象とした。 【結果】 乳房下着は、乳房を隠すことを目的に女性は着用していたが、社会進出によるライフスタイルの変化や洋装の定着により、乳房を美しく見せるための役割として変化していった。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • ロベール・ブレッソンの演技論 : モデルの「痙攣」する身体

    三浦 光彦 研究論集 21 179-195, 2022-01-31

    ...第二節では,映画研究者レイモン・ベルールが『映画の身体:催眠,情動,動物性』と題された書物の中で論じた,催眠と映画の歴史的な関わり合いに関する議論を参照しつつ,ジャンセニスムとシュルレアリスムにおける「痙攣」という概念を追っていく。...

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  • 大和言葉による人体各部の骨の名称について

    野田 亨 びわこ健康科学 1 (0), 18-28, 2022

    ...におけるもっとも古い文字資料は古事記,日本書紀,万葉集などであるが,それらに身体各部の骨の名称はほとんど見いだすことはできない.漢方医学の医学書においても,漢語による骨名を確認することはできるが,それがどのような古代日本語(大和言葉)の身体語と対応していたのかは不明な点が多い.やや時代は下るが,平安時代に編纂された倭名類聚抄には身体各部の漢字名称と対応する和訓が万葉仮名で記載されており,現在のところ,この書物...

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  • <翻訳>『続茶経』試訳(其五)

    田中, 美佐, 原田, 信 近畿大学短大論集 54 (1), 58-40, 2021-12

    ...『続茶経』は長期に渡る膨大な記載を収録しており、また、散佚した書物の記載も含まれるなど、茶文化を知る上で欠かすことのできない書物の一つである。しかし、これまで本書が日本語に翻訳されたことはなかった。そこで、後の茶文化研究に資することを目的として、その日本語訳を試みた。なお、紙幅に限りがあるため、本稿では『続茶経』の「四之器」(第二四四条~第三〇四条)を訳出した。...

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  • 〈論文〉芦東山の『無刑録』編纂における『諸唐書写本』作成の目的

    原田, 信 近畿大学教養・外国語教育センター紀要. 外国語編 12 (2), 103-126, 2021-11-30

    ...[抄録]仙台藩の儒者・芦東山(あしとうざん)は若き時にその師・室鳩巣の委嘱を受け、生涯をかけて刑法思想の集大成となる書物、『無刑録』を編纂した。『無刑録』には、その編纂状況を知り得る資料が複数伝存しており、その一つが『諸唐書写本』である。『諸唐書写本』は芦東山が『無刑録』の編纂に着手してから間もない時期に作成されており、『無刑録』編纂当初の状況を示す重要な資料である。...

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  • 『海外奇談』における傍訳(二)

    于, 増輝 外国語学研究 23 23-31, 2021-10-15

    ...『海外奇談』(以下は『奇談』と略称する)は『かな手本忠臣蔵』の筋や展開を換えず、中国語に訳した書物であり、日本漢文小説と呼ばれる。本文は全部漢語で書かれ、補足説明として日本語の振り仮名が付されている。...

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  • 耳科手術解剖の基礎知識―側頭骨病理組織標本―

    假谷 伸 日本耳鼻咽喉科学会会報 124 (6), 849-855, 2021-06-20

    ...次善の策としては, 鍵になる標本画像を書物やインターネットなどで参照する方法がある. 日本耳科学会のホームページでは, いろいろな疾患のヒト側頭骨病理組織標本画像を公開しており, 日本耳科学会の会員であれば, 自由にダウンロードすることが可能となっている.</p><p> 本稿では, 耳科手術を行う際に知っておいた方が良い組織学的な所見について, 比較的頻度の高い疾患のものを中心に概説する.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • G. アドラーの音楽史構想における「楽派」概念についての小考

    朝山, 奈津子 弘前大学教育学部紀要 125 69-75, 2021-03-31

    ...重要な文脈に登場するにも拘わらず、いずれの書物にも明確な定義がなく、時には「様式」とほとんど同じ意味で用いられている。そこで本研究において、2つの著作の中でこの語が現れるすべての文脈を精査した結果、「楽派」が特に土地の様式を柔軟に論じるための属性の一つであること、あるいはまた、作曲家個人の様式を総括した、いわば「総合的な人格」を意味することが明らかになった。...

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  • 『伊曾保物語』伝記部に見られる矛盾についての考察

    濵田, 幸子 佛教大学総合研究所紀要 28 17-29, 2021-03-25

    ...一方『伊曾保物語』は一般に広く読まれたにもかかわらず、この書物が出版された目的も経緯も、出版に関わった人物も分かっていない。『イソポのハブラス』にも『伊曾保物語』にもイソポの生涯を描いた伝記部が存在するが、それぞれに矛盾する箇所がいくつか見られる。しかし、その矛盾している箇所は『イソポのハブラス』と『伊曾保物語』で違い、矛盾点も異なっている。...

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  • ウィリアム・ペティと経済科学の曙(1)

    大倉, 正雄, Okura, Masao 拓殖大学論集. 政治・経済・法律研究 23 (2), 41-96, 2021-03-25

    ...彼はこのような基本的見解にもとづいて,この書物で経費論と収入論とから成る国家財政論を展開している。このような包括的・組織的な国家財政論を展開したのは,彼が最初である。そのために彼は「近代財政学の父」と呼ばれている。...

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  • 蜃気楼とハーンの宗教哲学

    先川, 暢郎, Sakikawa, Nobuo 拓殖大学語学研究 144 97-127, 2021-03-25

    ...しかしながら,ハーンの日本体験は書物によらず,生の人間と自然との直接的交流に裏打ちされた体験であり,その結果の霊魂観,神観,時間論は既成の思想・信仰の二番煎じではない。ハーンの鋭い直覚から生まれた思想は飽くまでハーン独自の思想であり,反面,そこにはニューエイジ・サイエンスや現代の先端量子論の先取りとも思われる斬新ささえ見られるのである。...

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  • 三つの谷之者―竹の表象から

    内藤, 久義 非文字資料研究 = The study of nonwritten cultural materials (22) 73-94, 2021-03-20

    ...彼らは同一の時代や場所に存在したのではなく、奈良、高野山、江戸の三箇所の異なる時代において『大乗院寺社雑事記』や『高野山文書』などの文献、また古絵図や刑罰執行方法を記した書物の図版に描かれている。彼らはその職能からも卑賤視された人々であったことが考えられ、居住地も谷や土手下など周縁とされる場所にあった。 ...

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  • 『六諭衍義大意』の近代 : 明治前期の修身教科書を事例として

    和田 充弘 同志社大学教職課程年報 (10) 3-18, 2021-02-15

    ...そして考察の結果、この書物が旧来の道徳を保持しながらそのまま近代への接近をはかるものであったことを、とりわけ近代学校教育の導入に伴う能力主義・立身出世主義の台頭と格差の派生に着眼する性格のものであったことを明らかにした。ただしその際、近世の庶民が培ってきた通俗道徳の本来的な性格は弱まり、道徳による国民統合の受け皿となるような変容が施された。...

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  • 第9回西尾市岩瀬文庫見学会

    加藤 直志 名古屋大学教育学部附属中・高等学校紀要 65 202-203, 2021-01-21

    ...学芸員や大学教授の先生から、岩瀬文庫の紹介や古典籍調査についてのお話を伺ったあと、実際に同文庫が収蔵する古典籍の一部を手にとって閲覧させていただいた。通常の古典の授業では学べない、我が国の書物文化について伝えようとする企画であった。また、同日は、特別展「考古遺物の美と謎」が開催中であり、こちらについても考古学専門の学芸員の先生の解説のもとで、見学することができた。...

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  • エドワード・ジョンストンのレタリング教育の源流

    山本 政幸 日本デザイン学会研究発表大会概要集 68 (0), 248-, 2021

    ...<p>この研究は、エドワード・ジョンストン(1872-1944)の初期の活動に焦点を当て、カリグラフィを学ぶ過程で彼に影響を与えた書物の特徴を整理することを目的とする。ジョンストンは当初、ウィリアム・J・ロフティの技術書とウィリアム・H・カウリショーの記事に感銘を受け、エドワード・F・ストレンジとルイス・F・デイのアルファベットの教科書を通して文字の美しさを探求した。...

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  • かつての宝石に関連した博物学など

    林 政彦 宝石学会(日本)講演会要旨 43 (0), 63-63, 2021

    ...</p><p>金石学(鉱物学)の最初の教科書は,ヨハンネス・ロイニース著「Leunis' Naturgeschichte(博物学)」(1870)を原著とし,その他の書物やノートをまとめたものである<sup>(3)</sup>.欧米では自然界のものを,動物・植物・鉱物と三つに大分類し,博物学として研究されていたが,わが国では細分化された鉱物学を,そのまま取り入れた.即ち,わが国では明治期以前は,欧米のような...

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  • 紙パ技協誌の新たな発展に期待して

    尾鍋 史彦 紙パ技協誌 75 (10), 942-944, 2021

    ...この外部記憶装置は現代では書物・雑誌・新聞などの紙メディアだけでなく,電子メディアが重要な位置を占めている。</p><p>本稿では人間と雑誌の関係を情報生態系として捉え,人間の脳を内部記憶装置とし見做した場合,人間の外部記憶装置という視点から雑誌の存在理由を考えて見たい。...

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  • モビリティとしての時刻表

    安 ウンビョル 観光学評論 9 (2), 131-144, 2021

    ...時刻表とは、列車の運行を定めたダイヤグラムを利用者向けに翻訳したもので、各線区のそれを網羅した月刊の書物を指す言葉でもある。その書物はほとんど数字と記号からなる情報誌であるにもかかわらず、日本では人気を博し多数の愛読者を作り出してきた。...

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  • <翻訳>『続茶経』試訳(其四)

    田中, 美佐, 原田, 信 近畿大学短大論集 53 (1), 150-116, 2020-12

    ...『続茶経』は長期に渡る膨大な記載を収録しており、ま た、散佚した書物の記載も含まれるなど、茶文化を知る上で欠かすことので きない書物の一つである。しかし、これまで本書が日本語に翻訳されたことはなかった。そこで、後の茶文化研究に資することを目的として、その日本語訳を試みたい。なお、紙幅に限りがあるため、本稿では『続茶経』の「三之造」の第一四六条から第二四三条までの訳を示した。...

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  • 近代奈良県書物⽂化環境⼀覧

    磯部, 敦 なら学研究報告 4 1-701, 2020-09

    ...本稿は、2017年度〜2020年度科学研究費助成事業(基盤研究(C)(⼀般))『出版流通史的分析による近代奈良県の書物⽂化環境の解明』(課題番号:17K02414)による成果報告である。...

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  • 「日本語を選び取る」ことの可能性

    河野 至恩 日本近代文学 102 (0), 71-86, 2020-05-15

    ...具体的には、英語で文章を書くのにも不自由のないはずの主人公の美苗がなぜ小説を書く言語として日本語で書く決意をしたのか、という問題について、美苗が書きえたが書かなかった英語の書物から考察する。...

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  • 試論新(莽)皇帝之改元、即位與建國宣言

    馬, 彪 異文化研究 14 15-23, 2020-03-31

    ...その旨にしたがって本論では先ず「正統」を持論した史学家に改竄された史料を更訂しながら、今日辞書類の書物に曖昧にされている「始建国元年」の開始及び終了の日付は、一般に知られる紀元9年1月1日~12月31日ではなく、正しいのは紀元9年1月15日~10年1月4日であることを明らかにした。更に本論は新(莽)皇帝の即位空間について考証を加えた。...

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  • 障害史研究(Disability History Studies)のための日本古典文学研究序説

    福田 安典 障害史研究 1 1-14, 2020-03-25

    ...その延長で「風狂」「狂狷」が位置づけられるので、「江戸狂人伝」といった書物も出版される。しかしながら、この「狂」が精神疾患と無縁ではないことを「2 日本古典文学における「狂人」その1」、「3 日本古典文学における「狂人」その2」で具体的な事例をあげて論じた。志が大きく周囲と迎合しない高邁な行動力の持ち主が「狂狷」、その人を指す言葉が「狂人」であると文学用語は規定されている。...

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  • 景徳鎮伝統製磁用具の記録資料に関する基礎的研究

    王, 麗 非文字資料研究 = The study of nonwritten cultural materials (19) 131-151, 2020-01-31

    ...管見する限り、最も古く体系的に景徳鎮製磁用具を記録した文字資料は、中国の書物ではない。フランスのダントルコールが記した『中国陶磁見聞録』である。技術を記録するために、用具の名称を記録したものである。ただし、これは、製磁用具に焦点を当てたものではない。一方、日本の調査者には、製磁用具を調査対象にするという意識が存在した。残された製磁用具の記録は詳細で、研究の価値は高い。 ...

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  • [C42] デジタルアーカイブにおけるDOIなどの永続的識別子の利用

    時実 象一 デジタルアーカイブ学会誌 4 (2), 237-240, 2020

    ...<p>デジタルアーカイブにおいても、国立国会図書館デジタルコレクション、国文学研究資料館の「新日本古典籍総合データベース」など、デジタル化書籍・書物に永続的識別子であるDOIが付与されるようになってきた。しかしデジタルアーカイブのコンテンツ、たとえば博物館資料などへの付与はあまり進んでいない。...

    DOI 研究データあり 被引用文献1件 参考文献1件

  • 貝原益軒による藩撰地誌の編纂と地理的知識の形成

    竹内 祥一朗 人文地理 72 (1), 1-20, 2020

    ...その結果,『筑前国続風土記』の地理情報は藩の支配機構を回路として収集される一方,益軒独自の書物収集によって蓄積されていたことが明らかになった。また,『筑前国続風土記』編纂を成り立たしめた藩儒益軒の知的実践,とりわけ地理的知識の形成は,参勤交代などの移動と藩の職務の遂行を背景としながら,移動先の各地の特性に応じて展開されていた。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • 本を起点としたコミュニケーション研究

    朴 夏林 日本デザイン学会研究発表大会概要集 67 (0), 140-, 2020

    ...書物に対する需要は減少する一方、本が持つ物体性の価値を再認識する社会の現象から、本を起点としたコミュニケーションを本研究のテーマにした。</p>...

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  • 祟る中世

    片岡 樹 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2020 (0), B16-, 2020

    ...しかし菊間の事例から見えてくるのは、近世軍記物や近現代の地方誌といった既成書物の権威を与件に歴史を紡ぎ出す人々の姿である。...

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  • Webアプリケーションを用いた薬物動態シミュレーション実習

    原 一恵, 鈴木 宏昌, 草苅 伸也, 松岡 正明 日本薬理学雑誌 155 (1), 51-55, 2020

    ...<p>薬理学におけるコンピューターを用いたシミュレーション演習は,動物や生身の人体を用いずに行える学生実習方法であるというだけでなく,実際の臨床においても書物で得た知識を活用するための効率的な手段の一つである.東京医科大学薬理学分野では,薬物の個別治療に欠かせない薬物動態学の概念を視覚的に理解させる目的で,血中濃度シミュレーション実習を行っている.導入当時は学内コンピューターを用いて実習期間中に限定...

    DOI Web Site Web Site ほか2件

  • 地理学と風土

    松本 淳 日本地理学会発表要旨集 2020a (0), 172-, 2020

    ...しかしそれを正面から論じた一般向けの書物はない。他方で「風土としての気候学」を記述できる材料は,近年きわめて充実してきた。気候学は,それらを利用した新たな気候像を示す必要があり,それは,世界各地での自然環境理解の深化に資する。...

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  • 序文

    武中 篤 Japanese Journal of Endourology 33 (2), 248-248, 2020

    ...</p><p> 各術式を詳細に述べた書物や動画は数多く存在するが, 今回のような総論的な内容がまとめて取り上げられることは少ない. これらの内容はもちろんプロクタリングの際に必須であるが, これからロボット支援手術を開始するビギナーや, これまで多数例の経験を有するベテラン術者にも, 極めて有益な内容である....

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  • 成島信遍年譜稿(十九)

    久保田 啓一 広島大学大学院文学研究科論集 79 1-15, 2019-12-25

    In my previous paper, I had serially recorded Narushima Nobuyuki’s career from 1689 to 1745. This paper presents a detailed account of the articles provided to him at the end of 1745. In the summer …

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  • 第8回西尾市岩瀬文庫見学会

    加藤 直志, KATO T. 名古屋大学教育学部附属中・高等学校紀要 64 203-204, 2019-12-20

    ...学芸員や大学教授の先生から、岩瀬文庫の紹介や古典籍調査についてのお話を伺ったあと、実際に同文庫が収蔵する古典籍の一部を手にとって閲覧させていただいた。文法中心の、通常の古典の授業では学べない、我が国の書物文化について伝えようとする企画であった。また、生物学の源流ともいえる、本草学関係の本を閲覧するなど、文理の枠にとらわれない幅の広い学習の機会となった。...

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  • 日本における台湾史研究の100年――伊能嘉矩から日本台湾学会まで――

    春山 明哲 アジア経済 60 (4), 27-56, 2019-12-15

    ...前半では,1895年から1945年までの帝国日本による台湾統治時期における,伊能嘉矩,岡松参太郎,矢内原忠雄及び台北帝国大学の研究者らによる研究のうち「里程標」というべき書物を取り上げ,歴史研究と植民政策論及び人類学の関係を検討する。ついで,帝国日本の「遺産」と戦後への「架け橋」という視点から,1945年前後の連続性と変化を検討する。...

    DOI DOI HANDLE ほか2件

  • <翻訳>『続茶経』試訳(其三)

    田中, 美佐, 原田, 信 近畿大学短大論集 52 (1), 116-102, 2019-12

    ...『続茶経』は長期に渡る膨大な記載を収録しており、ま た、散佚した書物の記載も含まれるなど、茶文化を知る上で欠かすことので きない書物の一つである。しかし、これまで本書が日本語に翻訳されたことはなかった。そこで、後の茶文化研究に資することを目的として、その日本語訳を試みたい。なお、紙幅に限りがあるため、本稿では『続茶経』の「二之具」の第一〇三条から第一四五条までの訳を示した。...

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  • 芥川龍之介『椒図志異』典拠考

    乾 英治郎 日本近代文学 101 (0), 49-64, 2019-11-15

    ...篤胤の書物は、仏教説話を多く取り上げている。芥川が『今昔物語集』を始めとする説話文学を受容する上で、大きな役割を果たした可能性がある。また、芥川における平田国学の受容を示す資料として、芥川旧蔵書『平田篤胤之哲学』(日本近代文学館所蔵)についても紹介する。</p>...

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  • 中国北方と南方における石敢當の比較研究 −山東省と福建省を例に−

    蒋, 明超 非文字資料研究 = The study of nonwritten cultural materials (18) 199-221, 2019-09-30

    ...1970 年代以後、日本でも石敢當に関する多くの書物に中国の石敢當が書かれているが、その研究は主に中国南方に限られており、単独で泰山石敢當を対象にしたものは特に行われていなかったといえる。一方で、同時代の中国の石敢當研究は、まさに泰山石敢當ブームであったともいえる。現時点では、中国においても、日本においても、石敢當と泰山石敢當を分けて比較する研究はほとんど行われていない。 ...

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  • 図書館というトポス(2)

    清水 学, Manabu SHIMIZU 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 66 (1), 27-44, 2019-06-20

    ...そこには様々な知識の、その物質的形態である書物の、収集・保存・管理・分類・配列・展示・利用というそれぞれの機能が、各時代・地域に応じて託されてきた。もちろん制度としての図書館をめぐる文化史や知性史の研究は少なくない。本稿で扱うのはそのような制度史でなく、むしろひとつの「社会的表象」としての(図書館)のありようである。...

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  • 森林美学の系譜とその現代的意義

    芝 正己 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 39-, 2019-05-27

    ...この第2版の英訳本が米国ジョージア大学のW.クックJr.とD. ヴェーラウにより2008年に出版され,2018年の昨年,その日本語翻訳版が出版された。かって日本では,1918年に北大の新島善直と村山醸造が『森林美学』として, 当時のドイツの森林施業法や美学的分析法を北海道の天然林に応用を目指した。...

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  • 福祉哲学再考のための試論

    片山, 善博, KATAYAMA, Yoshihiro 日本福祉大学社会福祉論集 140 21-38, 2019-03-31

    ...哲学からどのように影響を受け,またそれをどのように批判的に継承しているのかを,和辻の哲学にさかのぼって,検討した.その上で,岡村が人間理解や共同体理解にとって重要とみなした「主体性」「生活者」「多元主義的社会」などの概念が,現代の社会福祉の人間理解や共同体理解にとっていかに重要な視点を持つのかを明らかにすると同時に,こうした概念に対する批判についても検討した.また岡村は,人間理解の方法として,和辻の書物...

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  • 連環画における絵画的魅力―趙宏本・銭笑呆『孫悟空三打白骨精』―

    髙橋, 愛 玉川大学芸術学部研究紀要 (10) 77-86, 2019-03-31

    ...連環画は、中国の書物である。現在では、復刻版や再編集版が書店で手に入る。以前に発行されたものは、古本屋や骨董品屋で手に入れることができる。日本では、絵本や漫画として紹介されている。連環画とは何か。まだ言及し尽くされていない。本稿では、画家の描く連環画の絵の魅力について取り上げた。絵の魅力を発見できるであろうと趙宏本・錢笑呆の『孫悟空三打白骨精』の連環画を例とした。...

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  • 『人相小鑑大全』(上)巻一~巻二

    浜田, 泰彦, 河戸, 愛実 文学部論集 103 39-57, 2019-03-01

    ...日本の観相学史上重要な書物であり、さらには近世文芸にも少なからず影響を与えたにもかかわらず、本書はこれまで翻刻がそなわっていない。そこで本稿では、『人相小鑑大全』全四巻の内巻一〜二を翻刻・紹介する。...

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