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検索結果 433 件

  • 近年喘息において症状の原因とされている気道粘液について―MUC5ACと大気汚染物質やCOVID-19の関係―

    大山 正幸, 東 賢一, 峰島 知芳, 水越 厚史, 安達 修一, 竹中 規訓 大気環境学会誌 59 (3), 47-61, 2024-03-29

    <p>近年、喘息患者の症状に基づく死亡原因は、気道に粘液が詰まることと考えられるようになってきた。大気汚染物質の生体影響において、喘息は重要な疾患である。本稿の目的は、喘息症状における気道粘液の関与の知見について概要を整理すること、そして、大気汚染物質と気道粘液に関する2022年12月31日までの研究について概説することである。また、近年問題になったCOVID-19においても気道粘液は呼吸困難に…

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  • 遠隔操縦付き自動運転の効率的な人的リソース割り当ての検討

    伊藤, 大援, 大山, 正貴, 中條, 直也 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 75-76, 2022-02-17

    近年,自動運転の段階的な社会実装が行われている.一方,自動運転には多くの課題があり,完全なものは実現していない.そこで,多くの社会実装ケースでは遠隔操縦を併用した自動運転システムが適用されている.この時,運転手の削減を目的とし,少人数で遠隔監視,操縦を実施可能なシステムが必要となる.本研究では,これまであまり検討されてこなかった,実装ケースに応じた人的リソース,すなわち,遠隔操縦者数という観点に…

    情報処理学会

  • 超早産児において遷延する高アンバウンドビリルビン血症とその特徴

    萩元 慎二, 岩谷 壮太, 平山 健太郎, 泉 絢子, 大山 正平, 芳本 誠司 日本周産期・新生児医学会雑誌 58 (3), 464-471, 2022

    <p> 超早産児の救命率向上に伴い,早産児ビリルビン脳症の存在が顕在化している.遷延する黄疸がその発症に関連すると考えられるが,新生児期を超えて遷延する黄疸をどのように管理すべきなのかは十分にわかっていない.今回,2017-2020年度に出生し,神戸大学の新基準で管理した超早産児を対象に,生後8週間における総ビリルビンおよびアンバウンドビリルビン(UB)値の推移,さらに光療法の頻度とその適応理由…

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  • 軽度の片側性水腎症に合併した続発性偽性低アルドステロン症の1新生児例

    西田, 浩輔, 藤岡, 一路, 芦名, 満理子, 阿部, 真也, 福嶋, 祥代, 生田, 寿彦, 大山, 正平, 飯島, 一誠 小児科臨床 72 (3), 337-341, 2019-03

    症例は, 在胎37週5日, 出生体重2,735g, Apgar score 9/10点で出生した二絨毛膜二羊膜双胎の第1子の男児. 生直後からの哺乳不良・体重減少を主訴に日齢9に当院入院となった. 検査で, 代謝性アシドーシス, 低Na高K血症を認め, 腹部エコーにより左水腎症(SFU分類2度)を認めていた. 入院後提出した血中アルドステロン濃度3,950pg/mL, …

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  • 重症small for gestational age児における尿道下裂合併症例とその出生時臨床像の検討

    芦名, 満理子, 藤岡, 一路, 福嶋, 祥代, 生田, 寿彦, 大山, 正平, 大久保, 沙紀, 山名, 啓司, 飯島, 一誠, 森岡, 一朗 小児科臨床 71 (2), 180-184, 2018-02

    【背景】妊娠中の胎盤機能不全は胎児発育不全を引き起こす. 特に早期より起こった場合, 重症のsmall for gestational age(severe SGA)児を呈しやすい. 一方, 妊娠早期の胎盤機能不全は胎盤由来human chorionic gonadotropin(hCG)分泌不全の結果, 児に尿道下裂を発症することが示唆されている. それゆえ, …

    HANDLE Web Site 医中誌

  • 腹腔鏡下に胃転移を同時切除した直腸悪性黒色腫の1例

    大山 正人, 池田 公治, 藤野 泰宏, 富永 正寛 日本臨床外科学会雑誌 79 (7), 1493-1498, 2018

    症例は63歳,女性.下血を主訴に前医を受診し,生検にて直腸悪性黒色腫と診断され,当院へ紹介となった.下部消化管内視鏡検査では,肛門管から下部直腸にわたる約80mm大で黒色調の半周性隆起性病変を認めた.CTでは直腸に造影効果を有する腫瘤性病変と,胃体部大弯にも26mm大の腫瘤性病変を認めていた.上部消化管内視鏡検査でも黒色調胃腫瘍を認め生検を行い,病理学的にも直腸悪性黒色腫の同時性胃転移と診断した…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献7件

  • 室内環境測定と保護者・保育士を対象としたアンケート調査による保育所の内装木質化の評価

    萬羽 郁子, 大山 正幸, 中島 孝江, 東 賢一 人間と生活環境 25 (2), 93-105, 2018

    <p>大阪府内の保育所4施設を対象とし、大阪府産の無垢のヒノキ材によって内装木質化した工事室と、隣接する対照室において、内装木質化工事前後の室内環境および利用する幼児の変化について検討した。室内環境について、3施設では、内装の木質化工事後に工事室でα-ピネンの濃度が上昇し、使用した大阪府産の無垢のヒノキ材から放散された香りの効果が示唆された。保育士および保護者アンケートからは、工事後に保育室がよ…

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  • 単色の感情効果の重回帰分析

    大山 正, 宮田 久美子 基礎心理学研究 35 (2), 119-124, 2017

    <p>Forty chromatic colors, R, YR, Y, GY, G, BG, B, PB, P, and RP hues of various tones were rated by three different groups of female college students (<i>N</i>=46, 50, and 87) in different years on …

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  • 回腸転移をきたした乳腺浸潤性小葉癌の1例

    土屋 和彦, 小池 哲史, 大山 正, 岡 成光, 佐古田 洋子 日本臨床外科学会雑誌 77 (1), 35-40, 2016

    患者は44歳,女性.精査にて両側乳腺浸潤性小葉癌,腋窩・鎖骨上リンパ節転移,多発骨転移と診断された.T2N3cM1(OSS)Stage IV.ER陽性,PR陽性,Her2陰性,Ki-67 25%.全身状態は良好で,タモキシフェン・ゴセレリン酢酸塩・ゾレドロン酸による内分泌治療を開始した.4カ月後に腸閉塞を発症し,腹腔鏡補助下右結腸切除を施行した.病理検査では浸潤性小葉癌の回腸転移と診断された.術…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 水田土壌からの亜硝酸ガス(HONO)直接発生フラックスの測定および大気濃度への寄与評価

    峰島 知芳, 中根 令以, 島田 幸治郎, 利谷 翔平, 佐藤 啓市, 大山 正幸, 寺田 昭彦, 細見 正明 大気環境学会誌 50 (6), 249-256, 2015

    土壌からの亜硝酸ガス (HONO) の直接発生が昼間に存在する未解明のHONO発生源となり得る可能性が指摘されている。我々は、水田の中干し期間に、ダイナミックチャンバー法とフィルターパック法を用いてHONOの直接発生量を測定した。観測されたフラックスは、先行研究と同様の値で、最大値は40.4 ng/m<sup>2</sup>/sであり、土壌の酸化還元電位 (Eh) …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 乳癌直腸転移の1例

    大山 正人, 山下 博成, 藤野 泰宏, 富永 正寛 日本臨床外科学会雑誌 76 (9), 2125-2129, 2015

    症例は47歳,女性.約5年前に他院で左乳癌にて乳房全摘,腋窩郭清を施行され,化学療法後に放射線療法を行い,経過観察されていた.今回,腹痛と腹部膨満を主訴に近医を受診し,CTで直腸腫瘍性イレウスと診断され,当院へ紹介となった.下部内視鏡検査ではRaに全周性の狭窄を認めたが,粘膜面に明らかな腫瘍性病変は認めず,EUS-FNAにて腺癌の検出を得た.CTではRaを中心に全周性の壁肥厚,周囲リンパ節腫大を…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件

  • 子宮頸部小細胞癌由来の転移性膵癌の1切除例

    藤野 泰宏, 千堂 宏義, 大原 忠敬, 杉本 武巳, 大山 正人, 長谷川 寛, 安田 貴志, 押切 太郎, 富永 正寛, 梶本 和義 膵臓 29 (5), 833-839, 2014

    子宮頸部小細胞癌由来の転移性膵癌の1切除例を経験したので報告する.症例は40歳代女性.子宮頸癌フォロー中にCTにて膵腫瘍を指摘された.血液生化学検査では,Pro GRP 54.8 pg/m<i>l</i>と上昇を認めた.MRIでは膵頭部にT1でlow intensity, T2では淡いhigh intensityを示す2.5 …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献9件

  • スギ材の空気浄化機能の解明と木質住環境のヒトへの視覚・生理・心理効果

    川井, 秀一, 宮越, 順二, 仲村, 匡司, 東, 賢一, 萬羽, 郁子, 木村, 彰孝, 中川, 美幸, 辻野, 喜夫, 上堀, 美知子, 大山, 正幸, 三宅, 英隆, 藤田, 佐枝子, 中山, 雅文 生存圏研究 8 55-68, 2013-02-10

    近年、 スギ材に優れた空気浄化機能があること、 その抽出成分にはストレス緩和効果や睡眠内容の改善効果などのあることが見出されている。 本研究の目的は、 木材、 特にスギ材の作用によるヒトへの心理的・生理的な効果を実証し、 居住者の健康改善や健康増進に寄与できる新たな居住空間を提案することにある。 本報では、 スギ材の空気質に関わる特性解明と木質住環境の空気質の分析、 さらに、 …

    HANDLE

  • 完全型虫垂重積をきたした虫垂子宮内膜症の1例

    大山 正人, 田中 賢一, 金治 新悟, 押切 太郎, 藤野 泰宏, 富永 正寛 日本臨床外科学会雑誌 74 (2), 431-435, 2013

    症例は37歳,女性.既往歴に子宮内膜症,月経随伴性気胸にて手術歴があった.血便を主訴に前医を受診し,下部内視鏡検査で盲腸腫瘍を指摘され精査加療目的に当院へ紹介となった.注腸検査,腹部CT検査で上行結腸内腔へ突出する腫瘤を認め,Fink分類V型の虫垂重積症と診断し,腹腔鏡下回盲部切除術を施行した.病理組織検査で虫垂重積部に子宮内膜症が散在しており,子宮内膜症が原因で生じた虫垂重積症と診断した.完全…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献26件

  • 容器包装プラのケミカルリサイクル前処理方法の合理化プロセスの検討

    山脇 隆, 尾崎 吉美, 大山  正行 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 24 (0), 211-, 2013

    容器包装リサイクル法その他プラスチックのケミカルリサイクルにおける前処理はフィルム状物が主成分のため、破砕品をペレット等に固形化する工程が必須となるなど工程が複雑でコストアップ要因になっていた。破砕品を固形化することなくリサイクル施設に連続で投入可能なシステムを開発するため、ロータリーチャネルポンプ(RCP)を活用してプロセス開発を行った。RCPと簡易押出機の組合せで破砕品を油化装置からの逆流な…

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  • 横行結腸間膜裂孔ヘルニアの1例

    中村 謙一, 大山 正人, 山本 紀彦, 島田 守, 岡 博史 日本腹部救急医学会雑誌 32 (6), 1097-1101, 2012

    症例は72歳の男性で開腹手術歴はない。10日間以上続く腹痛と嘔吐で近医を受診し,イレウスの疑いで当院を紹介受診した。造影CTでイレウス像がみられたが,虚血性病変は認めなかったためイレウス管による保存的治療を行った。一時的にイレウスの改善を認めたが6日後に再発し手術を施行した。腹腔鏡下に手術を開始すると横行結腸間膜に約4cmの欠損孔を認め,同部に小腸が陥入していた。ヘルニア門と陥入していた小腸が癒…

    DOI 医中誌 参考文献29件

  • 大阪府における環境および食品中放射能調査(平成23年度報告)

    肥塚 利江, 東 恵美子, 大山 正幸[他] 大阪府立公衆衛生研究所 研究報告 50 (0), 30-37, 2012

    平成23 年度の文部科学省委託により実施した大阪府における環境および各種食品中放射能調査結果を報告する。調査は、降水中の全ベータ放射能測定、環境試料(降下物,大気浮遊じん,上水,海水,土壌,海底土)および各種食品試料中のガンマ線放出核種分析(セシウム134,セシウム137,ヨウ素131,カリウム40 等)および空間放射線量率について実施した。 また、平成22 年度末より行っていた福島第1 …

    DOI 医中誌

  • 大阪府における環境および食品中放射能調査(平成22年度報告)

    東 恵美子, 肥塚 利江, 大山 正幸[他] 大阪府立公衆衛生研究所 研究報告 49 (0), 24-30, 2011

    平成22 年度の文部科学省委託により実施した大阪府における環境および各種食品中放射能調査結果を報告する。調査は、降水中の全ベータ放射能測定、環境試料(降下物,大気浮遊じん,上水,海水,土壌,海底土)および各種食品試料中のガンマ線核種分析[セシウム137,ヨウ素131,カリウム40 等]および空間放射線量率について実施した。 また、平成23 年3 月11 …

    DOI 医中誌

  • A群溶連菌感染を伴った降下性壊死性縦隔炎の1例

    中村 謙一, 山本 紀彦, 権 五規, 大山 正人, 島田 守, 岡 博史 日本腹部救急医学会雑誌 31 (6), 931-936, 2011

    降下性壊死性縦隔炎は急性縦隔炎の原因としてはまれで,縦隔炎の中でも特に重篤で致死率の高い(約40%)疾患である。症例は71歳の女性で,肩背部痛と30mL程の吐血にて救急搬送された。入院時の胸部X線写真撮影で縦隔陰影の拡大と胸腹部単純CTにて頸部から縦隔にかけて膿瘍形成がみられた。呼吸困難を認めたため,人工呼吸管理を行った上で,頸部の切開排膿と胸腔ドレナージを施行したところ,多量の膿汁が排出された…

    DOI 医中誌 参考文献19件

  • 自治医科大学附属病院皮膚科における悪性黒色腫121例(1998~2008年)の統計的検討

    村田, 哲, 横倉, 英人, 横田, 智一, 藤田, 悦子, 池田, 雄一, 小池, 裕美子, 田口, 佳代子, 岩旅, 功二, 遠田, 博, 細田, 里美, 高塚, 由佳, 立田, 彩, 佐藤, 篤子, 大山, 正彦, 藤本, 美津夫, 清澤, 智晴, 山田, 朋子, 小宮根, 真弓, 中川, 秀己, 大槻, マミ太郎 自治医科大学紀要 32 43-49, 2010-03

    1998年から2008年まで, 自治医科大学附属病院皮膚科で経験した121例の悪性黒色腫について統計的に検討した。男性54例,女性67例で,それぞれ年齢分布のピークは60歳代と70歳代にあった。増加傾向にあるが,特に早期病変の症例の増加が著しかった。病型別では末端黒子型が44.6%,悪性黒子型が10.7%,表在拡大型が20.7%,結節型が19.8% …

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  • 腕頭静脈腫瘍塞栓をきたした甲状腺乳頭癌の1例

    大山 正人, 西原 政好, 島田 守, 権 五規, 李 喬遠, 岡 博史 日本臨床外科学会雑誌 71 (10), 2527-2531, 2010

    甲状腺乳頭癌はリンパ節転移をきたしやすい疾患であるが比較的予後良好であり,積極的な手術加療が必要である.今回われわれは腕頭静脈腫瘍塞栓をきたした甲状腺乳頭癌の1例を経験した.症例は74歳女性,頸部のしこりに気付き近医受診し,当院に紹介となった.core needle biopsyで甲状腺乳頭癌と診断された.術前の造影CTで左甲状腺腫瘍,頸部,上前縦隔リンパ節の著明な腫大,腕頭静脈腫瘍塞栓を認めた…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • 多孔性ポリテトラフルオロエチレンチューブを用いたガス状亜硝酸の連続発生法

    岡 憲司, 大山 正幸, 竹中 規訓 大気環境学会誌 45 (2), 73-80, 2010

    動物曝露実験等に使用するために、ガス状亜硝酸を大量(15 L/分)に、かつNO<SUB>2</SUB>等の他の窒素酸化物の副生の少ない連続発生法を開発した。すなわち、硫酸と亜硝酸ナトリウム溶液をベリスタルティックポンプで送液し、両液を合流させた後、ガラス管内に装着した多孔性ポリテトラフルオロエチレン(ポアPTFE)チューブに流すと、混合液はポアPTFEチューブ内を流下しガラス管外へ排出される。一…

    DOI Web Site 参考文献22件

  • DRR評価用デジタルファントムの開発

    池田 剛, 勝田 昭一, 大山 正哉, 荻野 尚 日本放射線腫瘍学会誌 21 (3), 139-148, 2009

    【目的】一般的にDRRは,物理ファントムで評価される.そのCT画像は,いろいろな誤差因子を含むために,治療計画装置の性能をカモフラージュすることが考えられる.治療計画装置のみの純粋な性能評価を行うためには,マトリクス上に任意のCT値を配置したCT画像(以下,デジタルファントム)が必要である.本論文では,デジタルファントムの開発について述べ,その有用性を議論する.【方法】デジタルファントムを利用し…

    DOI 医中誌 参考文献9件

  • ENBD屈曲により腹腔鏡下胆嚢摘出術後胆汁漏をきたした総胆管結石症の1例

    大山 正人, 守本 芳典, 池田 博斉, 河本 和幸 日本外科系連合学会誌 34 (4), 626-630, 2009

    腹腔鏡下胆嚢摘出術は広く行われているが,術後合併症のひとつに胆汁漏があり,重篤例では再手術を要することがある.今回われわれはENBD留置にもかかわらず術後胆汁漏をきたした傍乳頭憩室を伴う総胆管結石症を経験したので報告する.症例は72歳,男性.総胆管結石にて前医を受診し,endoscopic retrograde …

    DOI 医中誌 参考文献17件

  • 男性に発症したductal adenomaの1例

    大山 正人, 深田 一平, 山口 和盛, 今井 史郎, 伊藤 雅, 小笠原 敬三 日本臨床外科学会雑誌 70 (6), 1629-1633, 2009

    乳管腺腫は良性の上皮細胞の増殖からなる乳管内病変であり乳癌取扱い規約(第16版)にて「乳腺腫瘍の組織学的分類」の分野で追加された比較的新しい組織型である.発生年齢は50歳前後であり触診,画像診断で癌と非常に似た所見を呈し,臨床的に乳管腺癌や硬癌と見誤りやすい稀な組織型である.今回,男性乳管腺腫の1例を経験したので報告する.症例は61歳男性で右乳房のしこりを主訴に当科を受診,乳房超音波診断で悪性を…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献17件

  • 直腸穿孔に合併したS状結腸経肛門脱出の1例

    深田 一平, 河本 和幸, 大山 正人, 國末 充央, 岡部 道雄, 佐野 薫, 朴 泰範, 吉田 康夫, 伊藤 雅, 小笠原 敬三 日本消化器外科学会雑誌 42 (5), 589-593, 2009

    症例は精神発育遅延にて作業所に通っている27歳の男性で,排便時に大量の下血を認め近医を受診,肛門から腸管の脱出および出血を認めたため精査加療目的にて当院救急外来に搬送された.当院受診時には経肛門的にS状結腸が脱出しており,直腸穿孔に伴うS状結腸脱出と考え緊急手術を施行した.脱出腸管を腹腔内に還納すると,断裂部は腹膜翻転部から口側10 …

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献9件

  • 自治医科大学附属病院皮膚科における血管肉腫16例(1992~2007年)の臨床的検討

    村田, 哲, 横倉, 英人, 増山, 智一, 田口, 佳代子, 藤田, 悦子, 小池, 由美子, 若旅, 功二, 遠田, 博, 細田, 里美, 高塚, 由佳, 佐藤, 篤子, 大山, 正彦, 藤本, 美津夫, 清澤, 智晴, 山田, 朋子, 小宮根, 真弓, 中川, 秀巳, 大槻, マミ太郎 自治医科大学紀要 31 (2), 23-29, 2008-12

    1992年から2007年まで, 自治医科大学皮膚科学教室で経験した16例の血管肉腫について検討した。年齢は58歳から96歳で,平均77歳。頭部の血管肉腫は,男7例,女3例で合計10例。慢性浮腫を伴った血管肉腫は,女性5例で,全例下肢の発症であり,子宮癌の治療歴があった。予後は,治癒と判定したのは背部皮下に生じた1例のみで,2例が現在治療中,他の13例は死亡した。死亡例の,初診後からの平均生存期間…

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  • 腋窩リンパ節転移を伴った乳腺腺様嚢胞癌の1例

    深田 一平, 大山 正人, 山口 和盛, 今井 史郎, 伊藤 雅, 小笠原 敬三 日本臨床外科学会雑誌 69 (10), 2485-2489, 2008

    全乳癌の内で腺様嚢胞癌(adenoid cystic carcinoma:以下ACC)の発生率は1%未満と稀である.乳腺原発ACCは再発や転移が極めて少なく予後良好な疾患であり,腋窩リンパ節を伴うことは極めて稀とされる<SUP>1)</SUP>.今回,腋窩リンパ節転移を伴った乳腺腺様嚢胞癌の1例を経験したので報告する.症例は80歳女性で左乳房しこりを主訴に当科を受診,針生検を施行し乳癌と診断した…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献19件

  • 医療用放射性廃棄物の課題とは何か?

    山口 一郎, 大山 正哉, 大場 久照, 加藤 英幸, 木田 哲生, 木村 健一, 田中 真司, 長岡 宏明, 早川 登志雄, 藤淵 俊王, 保科 正夫, 星野 豊, 宮浦 和徳, 渡辺 浩 日本放射線技術学会雑誌 64 (10), 1314-1320, 2008

    (抄録はありません)

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献20件

  • 感性の心理学2

    山口 由衣, 木村 敦, 大山 正, 鈴木 美穂, 椎名 健 日本心理学会大会発表論文集 71 (0), WS041-WS041, 2007-09-18

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  • 随想

    肥田野 直, 本吉 良治, 木下 冨雄, 中島 誠, 大山 正, 柏木 繁男, 清水 御代明, 丸山 欣哉, 永田 良昭, 今田 寛, 糸魚川 直祐, 子安 増生, 繁桝 算男, 利島 保, 三浦 利章, 仁平 義明, 苧阪 直行 心理学評論 50 (4), 425-445, 2007

    DOI

  • 行動分析学における日本人の国際貢献 : これまでとこれから

    真邉,一近, 河嶋,孝, 大山,正, 浅野,俊夫, 山本,淳一, 中島,定彦, 井上,雅彦 日本行動分析学会年次大会プログラム・発表論文集 34-, 2003-06-30

    1980年から2000年までのJournal of the Experimental Analysis of Behavior誌(JEAB)掲載の研究論文(レビュー論文も含む)における平均被引用件数(図1の実線)を調べてみると、以下の式でほぼ予測可能であることが分かります。

    NDLデジタルコレクション

  • 光圧力による粒子の挙動に関する研究

    大山 正勝, 小泉 務, 小山 智造, 白石 昌武 精密工学会学術講演会講演論文集 2003S (0), 512-512, 2003

    空気のゆらぎは超位置決め精度に大きな影響を与える。このゆらぎをアクテイブに制御する方法はない。そこでArレーザの光圧力と光学系を用い、空気の粒子を模擬した微小粒子による制御の可能性を追及した。つまり、微小粒子の位置、速度などが光圧力と光学系との連携で制御できるかどうかを追及した。その結果、解析的にはある条件下での可制御性が得られ、また実験的にはその可能性を見出した。

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