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検索結果 761 件

  • 大殿筋の構造的再評価:特に停止部とその周辺構造に着目して

    姉帯 飛高, 坂井 建雄, 市村 浩一郎 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 44-44, 2024-03-31

    ...その際この停止腱は、大腿の屈筋 ・伸筋を隔てる外側大腿筋間中隔とも一体化し、その上端を構成していた。このように上部由来の停止腱、腸脛靱帯、外側大腿筋間中隔は強靱な停止腱を主体とし大腿骨に付着する密性結合組織の複合体を形成し、さらに大転子と接する部分には滑液包が見られた。一方で残りの大殿筋下部1/4の筋束は、上部由来の停止腱を含む上記複合体に直接停止していた。...

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  • 運動後の筋痛は筋損傷の指標となるか? -非侵襲的な筋損傷の測定手法の開発と応用-

    国正 陽子, マッキ ロビン, ロッシ フランチェスカ, ベンダン デイビット, ニコル キャロリーン デサントスポーツ科学 45 (0), 117-125, 2024-02-22

    ...) を用いることで,走運動後の筋損傷と筋痛の変化を明らかにし,筋痛が筋損傷の回復指標となるのかを検討することを目的とした.レクリエーションランナー16名を対象に20-km走レース前後の主観的な遅発性筋痛 (DOMS),下肢12筋それぞれのT2緩和時間,拡散パラメータを測定した.その結果,レース1-2日後に下肢筋群でDOMS とT2緩和時間が最大となり,その後,レース3-4日後には回復した.一方で,大腿筋...

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  • 急性期脳卒中患者における麻痺側下肢運動機能重症度別の下肢筋力・下肢筋量変化の検討

    浜辺 峻弥, 伊藤 純治, 佐藤 満 昭和学士会雑誌 84 (1), 1-9, 2024

    ...,膝伸展筋力,1日あたりの療法士の実施単位数,1週間あたりの療法士の実施頻度,療法士の運動強度,病棟看護師が実施している病棟活動度とした.リハビリテーション開始時のSIAS麻痺側運動機能の下肢項目合計点で軽症群(11点以上)と中等症群(10点以下)に分けた.大腿筋厚と膝伸展筋力の変化の分析には,二元配置分散分析を用いた.リハビリテーション開始から急性期加療終了時の膝伸展筋力は麻痺側・非麻痺側とも運動麻痺...

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  • 膝立ち位及び立位における連続的な左右重心移動動作の運動学的・運動力学的特性

    吉田 高幸, 藤澤 宏幸 東北理学療法学 35 (0), 36-43, 2023-08-27

    ...表面筋電図を使用して左右の大腿筋膜張筋,中殿筋,大殿筋の筋活動を計測し,姿勢条件間で比較検討した。</p><p>【結果】立位条件と比較し,膝立ち位条件では体重心の側方移動量が大きく,その側方移動はより股関節内・外転運動に依存していた。一方,有意に大きな筋活動を示したのは大殿筋のみに限られた。</p><p>【結語】膝立ち位はより股関節を中心とした運動制御が成されていた。...

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  • 前十字靭帯再建術後,ランニング再開時にAnterior knee painを起こした症例

    鈴木 岬, 加藤 邦大, 郷田 悠, 丹下 拓海, 来間 弘展 理学療法の科学と研究 14 (1), 14_53-14_56, 2023-03-24

    ...股関節制御機能低下,大腿筋膜張筋の過緊張,中殿筋後部線維の出力低下が大腿内旋と下腿外旋を引き起こし,AKPが生じていると考え,介入した。特に大きな問題点であった股関節制御機能に対して,鏡を用いて修正を試みた。【結果】介入後5週で45分以上疼痛無くランニングが可能となり,術後1年で競技復帰となった。...

    DOI 医中誌

  • 胃癌術後の異時性大腸および骨格筋転移の1例

    寺本 圭佑, 山口 直哉, 河野 弘, 米山 文彦, 加藤 祐一郎, 水谷 文俊, 寺境 宏介, 岡本 和浩, 佐竹 立成 日本消化器外科学会雑誌 56 (3), 146-153, 2023-03-01

    ...を施行し,胃癌切除組織と同様の低分化腺癌を認めた.他臓器に明らかな原発病変を認めないため,胃癌の大腿筋転移と診断した.胃癌大腸転移の報告は少ないが,さらに骨格筋に異時性の転移を認めた報告はなく,本症例は極めてまれな症例と考えるため報告する....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献24件

  • 新鮮膝前十字靭帯損傷に対する一次縫合術後の理学療法の小実験

    三代 菜月, 辛嶋 良介, 本山 達男, 川嶌 眞人 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 42-, 2023

    ...縫合糸を用いて断端部とACLを縫着させ大腿骨に骨孔をあけpull-outし、大腿筋膜に皮下縫合を行うことでACL全体に連続性と程よい緊張が得られた。</p><p>【理学療法】 当院では受診後速やかにkyuro装具を装着して理学療法を開始し、術後3ヵ月は装具装着下で膝関節の異常運動を制御した状態で保護的早期運動療法を行う。...

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  • 閉鎖運動連鎖を利用した複数の股関節外転筋トレーニングにおける筋電図学的検討

    緒方 政寿, 有働 大樹, 鈴木 裕也, 野口 裕貴, 加納 啓輔 理学療法福岡 36 (0), 88-, 2023

    ...筋活動は、表面筋電図を用いて大殿筋上部線維、中殿筋、大腿筋膜張筋の3筋を測定した。筋電図解析は、最大随意等尺性収縮時における筋活動(maximum voluntary contraction:MVC)を測定し、各種目における最大筋活動をMVCで除した値(%MVC)を指標とした。【結果】6種のCKCトレーニングにおいてサイドステップが最も筋活動が高く、スクワットが最も筋活動が低い値を示した。...

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  • 開頭による頭蓋底手術の基本

    吉本 世一 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 125 (12), 1666-1672, 2022-12-20

    ...硬膜再建は大腿筋膜を採取しパッチ縫合を行う. 頭蓋底再建は前頭蓋底手術で照射歴がなければ頭蓋骨膜弁で行うが, それ以外では遊離皮弁を使用している. 髄液ドレナージは手術終了時に抜去している. 術後1週間は低髄液圧症候群のリスクがある. CT や MRI による頭蓋内の状態の評価を行い, 髄液漏や髄膜炎には十分注意する.</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 頭蓋内浸潤のため意識障害, 痙攣を契機に発見された鼻中隔癌症例

    加藤 照幸 耳鼻咽喉科展望 65 (1), 18-26, 2022-02-15

    ...脳神経外科と合同で, 開頭による切開排膿と開頭併用で内視鏡下鼻腔・前頭蓋底悪性腫瘍切除術を行い, 頭蓋底は大腿筋膜と前頭筋骨膜弁で多層閉鎖した。 術後に放射線治療を行い, 治療後 10ヵ 月時点での経過は良好である。 鼻中隔癌の初発症状が突然の意識障害, 痙攣という進行した状態で発見されたが, 適切な治療を行い救命された稀な症例であった。</p>...

    DOI 医中誌

  • 舌癌・中咽頭癌術後の無歯顎患者に対して補綴歯科治療により機能回復を図った一例

    小島 規永 日本補綴歯科学会誌 14 (2), 205-208, 2022

    ...<p><b>症例の概要</b>:73歳男性.舌接触補助床の製作のために,手術担当医より依頼され来院した.舌癌に対して舌部分切除術,中咽頭癌に対して中咽頭切除術後に大腿筋皮弁再建が施行されていた.患者は無歯顎であったため咀嚼障害と嚥下障害の改善のために,摂食機能訓練と全部床義歯と一体型の舌接触補助床の製作を行った....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • Graft Augmentation法術後の腱板再断裂症例に対する検討

    国分 毅, 美舩 泰, 乾 淳幸 肩関節 46 (1), 88-91, 2022

    ...大・広範囲腱板断裂に対して腱板修復部を大腿筋膜で補強するgraft augmentation(GA)法術後の再断裂症例を良好修復症例と比較し臨床成績を不良にしている要素を検討した.大・広範囲断裂に対してGA法を行い2年以上経過観察可能であった43例を対象とした.術後7例に再断裂を認め,再断裂群(R群)と良好修復群(I群)とを比較した.JOAスコアとConstantスコアは,両群とも術後有意に改善するも...

    DOI 医中誌

  • 遊離大腿筋膜張筋・前外側大腿連合皮弁を用いて腹壁再建を行った人工肛門直下同時性多発大腸癌の1例

    口田 脩太, 佐藤 慧, 大塚 観喜, 吉田 瑛司, 千葉 丈広, 木村 聡元, 舩渡 治 日本外科系連合学会誌 47 (2), 152-159, 2022

    ...<p>腹壁浸潤を伴う進行大腸癌は腹壁合併切除により良好な予後が期待できるが,広範囲な腹壁欠損がある場合は腹壁再建を要する.症例は74歳,男性.30年前に直腸癌に対し,腹会陰式直腸切断術を施行された.今回,人工肛門直下に腹壁浸潤を伴う大腸癌を認め,形成外科と合同で腹壁合併切除を伴う結腸部分切除術と腹壁再建を施行し,人工肛門を再造設した.大腿筋膜張筋(Tensor Fasciae Latae:TFL)皮弁...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 鏡視下上方関節包再建術の術後2年の臨床成績

    太田 悟, 駒井 理 肩関節 46 (2), 347-351, 2022

    ...我々は一次修復困難な腱板断裂に対し,大腿筋膜を用いた鏡視下上方関節包再建術(以下ASCR)を行っている.今回術後2年以上経過観察可能であった49症例の臨床成績について検討した.検討項目として術前後のJOAスコア,UCLAスコア,自動挙上角度,下垂外旋内旋角度,筋力(MMT),AHD(肩峰骨頭間距離),術後のgraft integrityは,長谷川らの分類による5段階評価を行った.偽性麻痺肩の有無による...

    DOI 医中誌

  • 大腿筋膜張筋皮弁による腹壁再建を要した人工肛門部癌の1例

    村松, 里沙, 齋藤, 慶太, 木村, 明菜, 宇野, 智子, 小西, 康宏, 今, 信一郎, 塚本, 有彦, 井畑, 朝紀, 石川, 一郎, 小川, 宰司, 佐々木, 賢一 市立室蘭総合病院医誌 = Journal of Muroran City General Hospital 46 (1), 5-9, 2021-09-30

    ...メッシュ留置を回避すべく、今回われわれは、比較的稀な人工肛門部癌の根治術に伴う腹壁欠損に対して、大腿筋膜張筋皮弁を用いた腹壁再建術を施行し、良好に経過した1例を経験したので報告する。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 生体負荷軽減効果からみたコンプレッション型ランニングタイツの設計

    加藤 礼菜, 坂下 理穂, 諸岡 晴美, 渡邊 敬子 繊維製品消費科学 62 (2), 122-130, 2021-02-25

    ...その結果,積分筋電図および平均周波数において,脊柱起立筋および腓腹筋内側頭を除くすべての脚部筋で,膝屈曲パターンを有するタイツ(試料K)およびテーピングを付与したタイツ(試料T)で筋疲労軽減効果が認められた.交感神経系活動の指標であるLF/HF では試料K で低く,ストレス軽減効果がみられた.また,主観評価では,試料T で他の試料よりも大腿筋および下腿筋が揺れないと評価され,試料K では膝を曲げやすく...

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  • 鏡視下腱板修復術後再断裂例への大腿筋膜パッチ法と上方関節包再建術との比較

    島田 憲明, 井上 純一, 白木 克彦, 武井 良太, 税田 和夫 肩関節 45 (2), 327-330, 2021

    ...鏡視下腱板修復術後に再断裂をきたした例に鏡視下大腿筋膜移植術を施行し,その臨床成績を検討した.対象は術後再断裂症例に対し施行した大腿筋膜パッチ法(PG)7例と上方関節包形成術(ASCR)5例である.両群を術前後での疼痛スケール,JOAスコア,可動域で比較した.また比較対照群として同時期に初回手術として施行した同術式の症例群とも臨床成績を比較した.結果は両群とも全項目で術後有意な改善がみられたが両群間...

    DOI 医中誌

  • 陳旧性上腕三頭筋腱皮下断裂に対して大腿筋膜張筋による再建を施行した1例

    土屋 匡央, 佐竹 寛史, 髙木 理彰 日本肘関節学会雑誌 28 (2), 80-83, 2021

    ...を用い肘頭と面で接触するようにパッチ状に移植した.術後40 週でQuickDASH-JSSH 0 点,スポーツ6.25 点と機能評価は改善し,日常生活およびスポーツ活動に支障はなかった.大腿筋膜張筋を再建材料として,肘頭にパッチ状に縫合した後に上腕三頭筋の緊張度を確認しながら移植長を設定することで良好な結果が得られた....

    DOI 医中誌

  • 5層のmultilayer閉鎖による経鼻的頭蓋底再建を行った髄膜脳瘤例

    森田 瑞樹, 朝子 幹也, 下野 真紗美, 東山 由佳, 岩井 大 日本鼻科学会会誌 60 (4), 478-484, 2021

    ...頭蓋底再建は,大腿筋膜と脂肪組織,鼻中隔軟骨を用いて,Gasket seal法にて閉鎖をし,最表層には鼻中隔粘膜弁を用いることで頭蓋底欠損部の閉鎖組織への血流を担保した。最終的には5層のmultilayer閉鎖とした。術後2年を経過して再発や髄液漏は認めていない。髄膜脳瘤は術前診断が極めて重要で,重篤な副損傷を回避できる。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献18件

  • 皮膚転移および筋転移にて再発した膵癌の1例

    安部 紘生, 永生 高広, 緒方 衝, 辻本 広紀, 上野 秀樹, 岸 庸二 日本臨床外科学会雑誌 82 (6), 1200-1205, 2021

    ...<p>49歳,女性.膵頭部癌の診断で亜全胃温存膵頭十二指腸切除術を施行.術後補助化学療法としてgemcitabine (GEM)投与を7サイクル実施.術後3年5カ月,左胸壁に疼痛を伴う30mm大の腫瘤が出現しFDG-PET/CTを施行したところ,右上腕皮下,右臀部・大腿皮下,左前腕筋肉内,左大腿筋肉内,左胸壁,左脊柱背側筋群内にFDGの集積を認め,膵癌皮膚転移および筋転移を疑われた.胸壁病変の切除生検...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • 腱板大・広範囲断裂に対する大腿筋膜を用いた鏡視下手術の検討

    太田 悟, 駒井 理 肩関節 45 (1), 48-52, 2021

    我々は,腱板大・広範囲断裂に対し,十分なモビライゼーションを行なって,断裂腱板の断端が大結節に届かない場合は鏡視下上方関節包再建術を,約1cm内側化した大結節に届く場合は鏡視下でのグラフト補強を選択しており,両術式の術後成績,適応について検討した.1年以上経過観察可能であった鏡視下上方関節包再建術(A法)30例グラフト補強(G法)10例を対象とし,検討項目としてJOAスコア,UCLAスコア,自動…

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  • 外傷性初回肩関節前方脱臼に伴う腱板断裂の手術成績

    塩崎 浩之, 北原 洋, 吉田 謙 肩関節 45 (1), 70-74, 2021

    ...外傷性初回肩関節前方脱臼に伴う腱板断裂の手術成績を検討した.対象は22例,手術時平均年齢64.4歳,経過観察期間は平均30.8か月であった.棘上・棘下筋腱断裂は22例,肩甲下筋腱断裂は19例,合併損傷として神経損傷8例,関節窩前縁骨折3例であった.手術時に拘縮に対し徒手授動術や関節包切離術を施行した症例が13例あった.棘上筋・棘下筋腱断裂は鏡視下修復術21例,大腿筋膜パッチ移植術1例,肩甲下筋腱断裂...

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  • 大腿筋痛,立位困難を主訴に来院された日本紅斑熱の 1 症例

    日高 惟, 宇根 一暢, 平野 巨通, 田妻 進 日本病院総合診療医学会雑誌 16 (5), 372-377, 2020-09-30

    日本紅斑熱は,ダニが媒介するRickettsia japonicaを原因微生物とするリケッチア感染症で,4 類感染症に分類される。本疾患は重症化すると致死的であり,重症化を防ぐためには早期発見が重要である。本邦では 1984 年に初めて報告されたが,近年発生地域拡大と感染者数の増加を認めており,非好発地域においても病 態について周知が必要であると考える。今回,農作業に従事する 60 …

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  • コントロール不良の糖尿病に合併した前立腺膿瘍・黄色ブドウ球菌菌血症の2例

    山西 一輝, 太田 敬之, 中野 好夫, 吉松 弘晃, 芝 みちる, 早川 佳奈, 早川 隆洋 糖尿病 63 (8), 539-546, 2020-08-30

    ...<p>症例1:46歳 男性,3年前に2型糖尿病を指摘されるも,治療を自己中断していた.口喝と倦怠感にて当院を受診し,HbA1c 14.2 %と高値に加え発熱・炎症反応上昇を認め入院となった.血液培養より黄色ブドウ球菌が検出され,造影CTにて前立腺・肺・大腿筋に膿瘍を認めた.抗菌薬投与と前立腺膿瘍穿刺にて膿瘍腔は消失し,血糖値は強化インスリン療法で改善した.症例2:64歳 男性,罹病歴25年の糖尿病あり...

    DOI 医中誌

  • 大腿筋壊死を伴った大腿深動脈瘤の一手術例

    相馬 裕介, 佐藤 真剛 脈管学 60 (6), 95-98, 2020-06-10

    ...造影CTで最大短径35 mmの壁在血栓を伴う右大腿深動脈瘤と周囲の大腿筋壊死を認めた。壁在血栓飛散による大腿筋壊死と考え準緊急手術の方針とした。手術では総大腿動脈から浅大腿動脈・大腿深動脈の範囲を人工血管で置換した。術後経過は良好であり,下肢虚血などの合併症は認めなかった。</p>...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献4件

  • インフルエンザウィルス感染症により横紋筋融解症と急性腎障害をきたした1例

    石淵 絹人, 金子 真以, 丹羽 弘喜, 深澤 洋敬, 古谷 隆一 日本急性血液浄化学会雑誌 11 (1), 64-67, 2020-06-01

    ...MRI検査では体幹や大腿筋に脂肪抑制T2強調画像で高信号域が認められ,筋力低下部位と合致していたため横紋筋融解症による体動困難であったと考えられた。その後乏尿となり,第4病日にはCr値6.8mg/dLまで上昇したため血液透析を開始した。第25病日頃から尿量は増加傾向となり,体動困難は徐々に軽快した。第32病日に血液透析から離脱し,その後も腎機能障害は改善し第50病日に退院となった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • コンプレッション型ランニングタイツの圧力が走行時の筋電図,心電図および呼吸機能に及ぼす影響

    加藤 礼菜, 坂下 理穂, 諸岡 晴美, 林 詩苹, 沈 培德 繊維製品消費科学 61 (5), 381-390, 2020-05-25

    ...その結果,下腿内側を除き,Cp 型タイツ各部の衣服圧が高いほど積分筋電図(iEMG)が低く,iEMG が低いほど平均周波数が高くなる傾向がみられた.このことから,Cp 型タイツの衣服圧が 姿勢保持筋のサポートと,大腿筋や下腿筋のブレ抑制に働き,筋負荷と筋疲労を低減させる効果があることがわかった.また,心拍数やLF/HF,分時換気量においても,Cp 型タイツで生体負荷が低い傾向がみられ,高い衣服圧をもつ...

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  • 股関節開排運動における股関節周囲筋の筋活動

    松本 典久, 村田 伸, 山田 道廣 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 9 (4), 161-165, 2020-01-31

    ...これらの結果から,股関節開排筋力には大腿筋膜張筋,大殿筋,中殿筋,縫工筋が関与しており、股関節開排筋力が股関節周囲筋の総和的筋力を表す指標となることが示唆された。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • チーム医療による集学的治療で救命し得た重症フルニエ壊疽の1例

    入村 雄也, 岡本 友好, 矢永 勝彦 日本腹部救急医学会雑誌 40 (1), 49-52, 2020-01-31

    ...第46病日に会陰部皮膚欠損と両側精巣上体炎治療目的に両側除睾術および大腿筋皮弁形成術を施行し,第85病日軽快退院となった。フルニエ壊疽は予後不良な壊死性筋膜炎で,多臓器に障害を及ぼしうる病態である。そのため治療初期から他科と協働した集学的治療を行うことで救命および早期の社会復帰が可能になると考えられた。</p>...

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  • 脊髄小脳変性症を既往に有し大腿骨転子部骨折を呈した症例のHALの使用経験

    山口 剛司, 河原 佳希, 遠藤 誠, 小串 健志, 三和 真人 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), F-041-, 2020

    ...</p><p>【経過】開始1週後から左鼠径部痛の増悪と大腿筋膜張筋部に疼痛がみられ,歩行訓練が困難となったため,股関節アシストを屈曲位に再設定した.結果,鼠径部痛消失と大腿筋膜張筋部疼痛の軽減により,歩行訓練が可能となった.最終評価は初期時と比較して両側膝蓋腱反射は軽度亢進.徒手筋力は右股関節屈曲11.5→17.2kg,右膝関節伸展11→18.2kg,左股関節屈曲5.4→14.1kg,左膝関節伸展7.2...

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  • 大腿筋膜張筋のスタティックストレッチングが即時的に膝外反角度に与える影響

    大山 祐輝, 山路 雄彦 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), O-038-, 2020

    ...<p>【目的】スクワット時は膝外反を制動しつつ実施することが望ましいとされる.膝外反が生じる原因の一つに、大腿筋膜張筋(tensor fascia latae、以下:TFL)などが関与している.従って、本研究ではTFLのスタティックストレッチング(Static stretching、以下:SS)が、スクワット時の膝外反角度にどのような影響を及ぼすか調べることとした....

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  • 腱板大・広範囲断裂に対する鏡視下一次修復術の治療成績

    梶山 史郎, 佐田 潔, 松尾 洋昭, 尾﨑 誠 肩関節 44 (2), 329-333, 2020

    ...Goutallier分類による筋脂肪浸潤を,術後はSugaya分類によるcuff integrityを評価した.症例全体のJOAスコアは術前平均63.1点から術後平均91.2点に有意に改善したが,修復方法による有意差はなかった.再断裂率は15.9%で,修復方法間での有意差は認めなかったが,single row法で多い傾向であった(2肩33.3%).single row法でしか修復できない症例では,大腿筋膜移植...

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  • 頭蓋骨浸潤を来した後頭部primary mucinous carcinoma of the skinの1例

    久保 環, 井上 知宏, 内田 望美, 佐々木 良子, 持田 耕介, 齋藤 清貴, 大石 王, 守永 圭吾, 梅北 佳子, 盛口 淸香, 丸塚 浩助, 天野 正宏 Skin Cancer 35 (1), 20-26, 2020

    ...当科,脳神経外科,形成外科で腫瘍切除,頭蓋骨・硬膜切除を施行し,大腿筋膜張筋筋膜で硬膜を,人工骨で頭蓋骨を再建し,後頭動脈皮弁形成,分層植皮を行った。病理組織学的にはムチン様の間質に囲まれた腫瘍胞巣が小葉状の構造を形成して増殖し,腫瘍細胞はCK7陽性,CK20陰性でありPMCSに矛盾しない所見であった。骨浸潤を認めるも硬膜浸潤はなく,術後1年9ヵ月経過するが局所再発・転移を認めない。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 肩上方関節包再建術における大腿筋膜採取が股関節に与える影響

    長谷川 彰彦, 三幡 輝久, 河上 剛, 竹田 敦, 根尾 昌志 肩関節 44 (1), 108-111, 2020

    ...鏡視下肩上方関節包再建術における大腿筋膜グラフト採取が股関節機能に与える影響について検討した.修復困難な腱板断裂に対して鏡視下肩上方関節包再建術を行い,術前および術後12か月以降に日本整形外科学会股関節機能判定基準(JOA Hip score)および日本整形外科学会股関節疾患評価質問票(JHEQ)による股関節機能の評価を行うことができた25例(平均年齢69.4歳,44-81歳)を対象とした.大腿筋膜採取部...

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  • ヘモグロビン値の推移による関節鏡視下肩関節手術の推定出血量の検討

    川口 真司, 福田 昇司 肩関節 44 (2), 442-445, 2020

    ...関節鏡視下腱板修復術(ARCR),関節鏡視下Bankart修復術(ABR),大腿筋膜を用いた関節鏡視下上方関節包再建術(ASCR)における周術期推定出血量を検討した.ARCR 67肩,ABR 23肩,ASCR 18肩を対象とし,術前後のヘモグロビン値の変動から出血量を推定した.各術式における総出血量,1時間当たりの出血量(時間出血量)を算出し,3群間で統計学的検定を行った.総出血量はARCR 502ml...

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  • McConnell tapingを評価治療に用いた膝前面痛の症例

    宮下 幸平, 石川 雄太 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), P-033-, 2020

    ...右大腿筋膜張筋は過緊張だが、Over testは陰性だった。触診では右膝蓋骨の内側、下内側への可動域制限、右内側広筋の萎縮がみられた。関節可動域は膝関節屈曲140/155°、伸展-5/0°、股関節の著明な制限を認めなかった。筋力は股関節周囲5/4、大腿四頭筋5/5-。右片脚立位はトレンデレンブルク様あり、内側アーチの低下がみられた。...

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  • マクロファージ活性化症候群を合併した 若年性皮膚筋炎の1 例

    田中 理貴, 岸 崇之, 谷 諭美, 宮前 多佳子, 針谷 正祥, 永田 智 小児リウマチ 11 (1), 36-43, 2020

    ...8歳女児.両側大腿部痛,両側上肢挙上困難で発症し,歩行困難となり当科入院した.典型的な皮 膚所見,重度の筋力低下と高CK血症(7,258U/L),大腿筋MRIで著明な筋炎所見を認め若年性皮膚 筋炎(juvenile dermatomyositis:JDM)と診断した.メチルプレドニゾロンパルス療法を導入する も組織障害マーカーの上昇,血小板数低下,フェリチン値上昇がさらに進行し,マクロファージ 活性化症候群...

    DOI 医中誌

  • 一次修復不能な腱板断裂に対する鏡視下パッチ修復術の治療成績

    日山 鐘浩, 吉村 英哉, 野呂瀬 美生, 近藤 伸平, 松村 恵津子, 望月 智之 肩関節 44 (2), 314-318, 2020

    ...2010年11月から2016年10月までに当科で一次修復不能な腱板広範囲断裂に対して鏡視下パッチ修復術を施行された70歳未満の26例(男性18例,女性8例)を対象とした.平均年齢は62.1歳,平均経過観察期間は32.1カ月であった.用いたgraftは大腿筋膜二重折16例,テフロンフェルトを大腿筋膜ではさんだhybridが8例,テフロン単独が2例であった.術前後のJOAスコア,屈曲,外転可動域は有意に...

    DOI 医中誌

  • 大腿膝窩動脈バイパス術後に発症した感染性仮性大腿動脈瘤に対して閉鎖孔バイパス術を行った一例

    末廣 泰男, 中平 敦士, 瀬尾 浩之, 窪田 優子, 賀来 大輔, 平居 秀和 日本血管外科学会雑誌 28 (5), 355-359, 2019-09-21

    ...当院にて大伏在静脈を用いて左大腿膝窩動脈バイパス術を施行後,他院にて右下肢の血管内治療のため左鼠径部を穿刺され,17日後に当院に救急搬送された.CTで穿刺が原因と考えられる仮性動脈瘤を認め,破裂孔に対して大伏在静脈によるパッチ形成術を行った.血腫の培養から<i>Staphylococccus aureus</i>(MSSA)を認め,抗生剤加療を行うも吻合部出血をきたし,静脈グラフトによる間置再建術,大腿筋膜張筋...

    DOI 医中誌

  • 股関節離断術後に発生した絞扼性大腿ヘルニアに対して遊離大腿筋膜を用いて修復した1例

    徳山 丞, 西原 佑一, 浦上 秀次郎, 石 志紘, 大石 崇, 磯部 陽, 尾本 健一郎 日本腹部救急医学会雑誌 39 (5), 917-920, 2019-07-31

    ...再発大腿ヘルニアに対する再手術として健側下肢の大腿筋膜を用いた腹腔内からの修復術を施行した。穿孔性腹膜炎術後の腹腔内に対して人工物を使用すると感染の恐れがあるため,遊離大腿筋膜移植術を選択した。術後再発をきたさなかったため安全で有用な選択肢と考え報告した。</p>...

    DOI 医中誌

  • 全身屍蝋化した死体から薬物を検出した法医剖検事例

    笠井 謙多郎, 田中 敏子, 佐藤 寛晃 Journal of UOEH 41 (2), 231-237, 2019-06-01

    ...特殊環境下で約5年が経過した検体から薬物を検出することができた事例を経験した.一部が白色から黒褐色に変色して硬く,いわゆる“屍蝋化”の状態であった大腿筋および骨髄を試料として,QuEChERS法による抽出の後,高速液体クロマトグラフィー質量分析装置(LC-MS/MS)により薬毒物スクリーニング検査を行ったところスルピリドおよびエスタゾラムを検出できた.大腿筋でのスルピリドとエスタゾラムの濃度を測定するとそれぞれ...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか3件 参考文献9件

  • ブロイラーの成育成績および肉質に及ぼす加熱乾燥サツマイモ加工残さ給与の影響

    張 暁霄, 張 煜坤, 井尻 大地, 神田 享志, 大塚 彰 日本暖地畜産学会報 62 (2), 107-114, 2019

    ...の pH は死後 1 および 48 時間で,D-SPW 区が対照区よりも高い値を示した.浅胸筋,大腿筋および腹腔内脂肪の黄色度は D-SPW 区が対照区より低い値を示し,黄色度が最も D-SPW の影響を受けやすいことが示された.明度および赤色度に対する D-SPW の影響は限定的であった.浅胸筋および大腿筋の脂質含量は,D-SPW 区が対照区より高い値を示した.以上より D-SPW は,トウモロコシ...

    DOI Web Site

  • 人工股関節全置換術後早期のTimed Up & Go Testに影響を与える要因の検討

    直江 祐樹, 南端 翔多, 小山 由貴, 長谷川 正裕, 湏藤 啓広 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-126_1-H2-126_1, 2019

    ...股関節内旋筋は小殿筋前部線維、大腿筋膜張筋、中殿筋前部線維であり、外転筋としても働くこれらの筋の機能が内旋筋力に反映された結果ではないかと考えた。</p><p>【倫理的配慮,説明と同意】対象者には本研究の趣旨と目的を説明し、研究への参加の同意を得た。</p>...

    DOI

  • 外側広筋付着部,外側膝蓋支帯周囲組織の滑走性低下により疼痛を呈した膝蓋骨亜脱臼の一症例

    鈴木 秀基, 対馬 栄輝, 坂井 未和, 鴫原 智彦, 小野 洋子, 小林 秀男, 佐藤 真理, 大井 直往 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-168_2-H2-168_2, 2019

    ...</p><p>【介入内容および結果】</p><p>運動療法は,腸腰筋,大腿四頭筋,大腿筋膜張筋,膝窩筋に対するストレッチ,膝蓋骨可動域練習,内側広筋の筋力強化を実施し,エコーによる動態観察後に外側膝蓋支帯に対するストレッチなどを追加した.運動療法開始2週後より右VL付着部・外側膝蓋支帯縦走線維に対する超音波治療を追加した.6週後,左VL付着部にも疼痛を認めたため,除痛目的に体外衝撃波治療を開始した....

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  • Closed kinetic chainトレーニングにおいて股関節外転筋はどの種目で筋活動が高いか

    緒方 政寿, 鈴木 裕也, 野口 裕貴, 山守 健太, 有働 大樹, 栗原 和也, 十時 浩二 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-238_1-H2-238_1, 2019

    ...被検筋は右側の大殿筋上部(G-max)、中殿筋(G-med)、大腿筋膜張筋(TFL)とした。北九州地区6病院の理学療法士に臨床で行う荷重位での股関節外転筋運動種目の事前調査を行い、上位種目の中からスクワット、段差昇降、ブリッジ、サイドステップ、フロントランジ、ラテラルステップアップダウンの6つを課題種目とした。各動作は1回を2秒で5回連続して施行し、動作時表面筋電図を計測した。...

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  • O-20-01 重症心身障害者に対する集中訓練の効果

    峰 優二郎 日本重症心身障害学会誌 44 (2), 394-394, 2019

    ...目標:座位の安定性向上 治療:臥位にて左腰背部の柔軟性を引きだし、左大腿筋膜張筋のアライメントを修正。座位にて骨盤後傾を促し、腹圧を高めて体幹を抗重力伸展位で保持させる。 結果 腰背部と胸郭後面の柔軟性が向上。大腿筋膜張筋アライメントが改善し左股関節引き込みが軽減。左股関節屈曲70°⇒90°伸展-30°⇒-20°に拡大した。座位では左殿部支持が容易となり、左右差が軽減した。...

    DOI 医中誌

  • 肩上方関節包再建術における大腿筋膜グラフトの術後MRI評価

    長谷川 彰彦, 三幡 輝久, 福西 邦素, 河上 剛, 根尾 昌志 肩関節 43 (2), 492-496, 2019

    ...鏡視下肩上方関節包再建術(ASCR)における大腿筋膜グラフトの状態を術後MRI画像を用いて経時的に評価した.修復困難な腱板断裂に対してASCRを行い,術後1年および2年時にMRIによる評価を行うことができた30肩を対象とした.術中に作成したグラフトのサイズは長さ5.2 ± 0.4cm,幅2.9 ± 0.5cm,厚さは内側7.5 ± 1.7mm,外側8.6 ± 1.4mmであり,全例グラフトの厚さは6mm...

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  • 筋の柔軟性と腰痛の関係に関する研究

    望月 沙紀, 渡邊 昌宏 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-231_1-H2-231_1, 2019

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>臨床において、下肢の神経徴候のない急性・慢性の腰痛症患者に対して大腿筋膜張筋とハムストリングスにストレッチを実施することで、疼痛の軽減だけではなく、姿勢や歩容の改善が即時的に得られると言われている。また、ストレッチにより筋を含めた組織柔軟性の維持・向上、筋運動疲労回復の促進、疼痛緩和、精神的リラクセーションが期待されると言われている。...

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  • 最速歩行を利用した代償的筋活動の抽出

    山崎 諒, 戸田 晴貴, 井上 優, 津田 陽一郎 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-63_1-I-63_1, 2019

    ...被検筋は大腿筋膜張筋(TFL), 中殿筋(GMED), 大殿筋上部線維(GMAX U), 大殿筋下部線維(GMAX L)とし, 筋活動の分析は, 積分筋電図(IEMG)分析を用いた. 得られたデータから, 歩き始めと終わりの2歩行周期ずつを除く, 任意の5歩行周期を抽出し, 1歩行周期100%に正規化した. そこから10%ごとに積分値を算出し, 5歩行周期分加算平均を行った....

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  • 膝蓋下脂肪体の動態改善が膝前部痛に有効であった一症例

    村上 智明, 原 賢治 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-159_1-H2-159_1, 2019

    ...さらに大腿筋膜張筋、腸脛靭帯、外側広筋、中間広筋、外側膝蓋支帯などの外側支持組織の硬さが膝蓋骨可動性を低下させた。このことから膝蓋骨運動の異常、膝蓋大腿関節の圧力や内側膝蓋支帯縦走線維の伸張ストレス増大が起こり、炎症を生じVMOの萎縮に繋がったと推察した。しかし、以前から基本的な問題として動的アライメント不良、タイトネス、筋力低下等があった可能性は否定できない。...

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  • 股関節外転角度が側臥位での等尺性股関節外転運動時の体幹筋,股関節外転筋活動に与える影響

    石川 拓実, 土居 誠治, 楠 大吾 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-98_1-I-98_1, 2019

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>側臥位での等尺性股関節外転運動(S-IHA)は股関節外転筋の筋力検査や筋力強化の肢位として最適とされている.S-IHA時の股関節外転角度の増加により,股関節外転トルクの減少と中殿筋(GMe)活動の増加を伴うことが知られているが,大腿筋膜張筋(TFL)や大殿筋上部線維(GMa)を含めた股関節外転筋や体幹筋活動の変化は明らかにされていない.本研究の目的は,異なる股関節外転角度...

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  • 中殿筋収縮エクササイズによる大腿筋膜張筋のストレッチ効果について

    吉井 剛 理学療法学Supplement 46S1 (0), F-101-F-101, 2019

    ...股関節外転運動に大きく関与する中殿筋の弱化があることによって大腿筋膜張筋(以下TFL)などが過剰に働くこととなる。今回はTFL-腸脛靭帯を二関節筋と仮定し単関節筋の中殿筋収縮運動を実施することによってTFLの優位性を低下させ,TFLにストレッチ効果が発生するのかを検証した。</p><p>【方法】</p><p> 対象は陸上部男子10名,年齢18~20歳。計測肢位は左側臥位にて右足のみ計測。...

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  • 反重力トレッドミルの部分免荷による歩行時大腿筋活動変化

    野口 裕貴, 鈴木 裕也 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-127_1-H2-127_1, 2019

    ...><p>健常者を対象とした先行研究では,反重力トレッドミルの部分免荷により歩行や走行における大腿前面や下腿後面の筋活動が低下することが示されているが,今回のTKA後3症例での検討では,RFだけでなくLHでも部分免荷による筋活動低下がみられた.また,3症例において100%荷重歩行中に高い筋活動を要している症例ほど,部分免荷により筋活動が低下する傾向があった.反重力トレッドミルでの部分免荷は,歩行時の大腿筋活動...

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  • 振り向き動作の初動制御に関する研究

    吉田 高幸, 藤澤 宏幸 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-139_2-I-139_2, 2019

    ...骨盤制御に関しては、大殿筋の明らかな筋活動は認められず、股関節屈筋の大腿筋膜張筋、股関節伸筋の大腿二頭筋の明らかな筋活動を認められた。Onset timeに着目すると、速度条件によらず骨盤回旋運動より右大腿筋膜張筋と左大腿二頭筋の筋活動が先行していた。</p><p>【考察】振り向き動作の体重心、圧中心制御に一貫性を認められず、被験者毎のバランス戦略を選択していることが考えられた。...

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  • 一次修復不能な腱板断裂に対する鏡視下部分修復術とパッチ法の成績

    廣瀬 聰明, 岡村 健司, 芝山 雄二, 道家 孝幸, 杉 憲, 水島 衣美, 中田 祐介, 中村 恭子, 齊藤 雄大, 上原 朋子 肩関節 43 (3), 761-765, 2019

    ... 鏡視下腱板部分修復術(PR)と大腿筋膜パッチを用いた鏡視下腱板修復術(Pa)の術後臨床成績を調査した.対象は一次修復不能な腱板断裂に対して鏡視下腱板修復術を施行し,術後2年以上が経過した42例44肩で,2012年まではPR(25肩)を,2013年以降はPa(19肩)を行った.術前と術後2年時の臨床成績と再断裂率を検討した.JOAスコアは両群とも術後は有意に改善したが,術後の疼痛項目では,Pa群がPR...

    DOI 医中誌

  • 大腿骨頭腹側方向への負荷に対する股関節安定化運動時の筋厚変化

    宮地 諒, 森 健太郎, 出口 美由樹, 米倉 佐恵, 波 拓夢 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-140_1-H2-140_1, 2019

    ...</p><p>【結果】</p><p> 安静時と負荷抵抗時の筋厚の比較では小殿筋前部線維のみ有意に低値(P<0.05)を示したが,その他の筋では有意差を認めなかった.各筋の筋厚変化率の比較では小殿筋前部線維が中殿筋前部線維・大腿筋膜張筋よりも有意に高値(P<0.05)を示した....

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  • 短下肢装具での歩行を獲得したTh12完全型脊髄損傷の一症例

    浅井 直樹 理学療法学Supplement 46S1 (0), E-69_2-E-69_2, 2019

    ...受傷後15か月ころの退院時のASIA下肢運動スコアは右2/左2ポイントで、膝伸展筋の収縮を触れ、キーマッスル以外にも大腿筋膜張筋や中殿筋、内転筋群にも随意収縮を触知できた。感覚機能およびS4,5領域の運動感覚機能には変化がなく、AISはAであった。歩行能力は、短下肢装具とピックアップ歩行器での手添え介助歩行が可能となった。...

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  • CKC運動における中殿筋・大殿筋・大腿筋膜張筋の筋活動量はどの運動が多いか

    鈴木 裕也, 野口 裕貴, 加納 啓輔, 山守 健太, 緒方 政寿, 有働 大樹, 栗原 和也, 十時 浩二 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-142_1-H2-142_1, 2019

    ...</p><p>【方法】</p><p>対象は,健常成人男性10例.被検筋は右下肢の中殿筋・大殿筋上部・大腿筋膜張筋とした.表面筋電図はノラクソン社製表面筋電図テレマイオG2 (EM-601)を使用した.表面電極はAmbu社 ブルーセンサー(M-00-S)を表面筋電図マニュアル(酒井医療株式会社)に基づき,中殿筋・大殿筋上部・大腿筋膜張筋に各2ヶ所ずつと腸骨の計7ヶ所に十分な皮膚処理をした後,電極間距離...

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  • 腸脛靭帯摩擦症候群を疑った変形性膝関節症患者

    吉永 晃大 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-208_1-H2-208_1, 2019

    ...</p><p> これらの評価より大腿筋膜張筋の過緊張(腸脛靭帯摩擦症候群疑い)、あるいはITB-外側広筋、ITB-外側ハムストリングスの滑走不全が疼痛の原因になっているのではないかと推測した。上記障害の原因としては内転筋群の筋力低下による膝外側支持機構の負担増大。また、症例は外出する機会が多く、1日中歩くことも多い。...

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  • 腹直筋鞘前葉反転法と遊離大腿筋膜で修復した再発腹壁瘢痕ヘルニアの1例

    松田 圭央, 瀧川 穣, 伊藤 康博, 戸倉 英之, 平畑 忍, 高橋 孝行 日本臨床外科学会雑誌 80 (2), 428-432, 2019

    ...腹壁瘢痕ヘルニア再発を認めた.最近,疼痛が出現し当科を受診.CT検査上,径15mmと径30mmのヘルニア門を右側腹部に確認した.18年前より皮膚筋炎と診断されプレドニゾロン10mgを内服中で,組織の脆弱性,中心性肥満体型のため,単純閉鎖法は再々発のリスクが高い.また,易感染宿主でありメッシュを使用しSSIを生じた場合,その治療に難渋する可能性も高い.そこで,腹直筋鞘前葉を反転しヘルニア門を閉鎖,さらに大腿筋膜...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 一次修復困難な腱板大・広範囲断裂に対する大腿筋膜移植術の成績

    水城 安尋, 内村 大輝, 上田 幸輝 肩関節 43 (3), 772-775, 2019

    ... 一次修復が困難な腱板大・広範囲断裂に対して我々は大腿筋膜パッチ移植術(以下,筋膜パッチ)や上方関節包再建術(以下,SCR)などの大腿筋膜移植術を行ってきたので,その成績と問題点を報告する.対象は2011年12月~2017年5月までに当院で大腿筋膜移植術を施行した 78 例で,平均年齢 66.3 歳であった....

    DOI 医中誌

  • 人工股関節全置換術術後の膝伸展筋力低下に及ぼす術前因子の検討

    川淵 敬太 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-260_2-H2-260_2, 2019

    ...大腿神経の外側枝は大腿直筋腱下で大腿筋膜張筋近くまで分布し中間広筋外側と外側広筋を支配している。すなわち、術前可動域の制限因子と考えられる大腿筋膜張筋などの筋、筋膜の柔軟性低下が術後の炎症過程に起因した筋の腫脹や筋緊張を惹起しやすく、筋性の圧迫に伴う大腿神経外側枝のEntrapment により外側広筋、中間広筋の筋出力低下が生じる可能性があると考える。...

    DOI

  • 不良姿勢が歩行時の体幹・股関節筋活動に及ぼす影響

    藤谷 亮, 治郎丸 卓三 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-49_1-H2-49_1, 2019

    ...験者の指示に対して直ちにとれるように姿勢練習を行った.姿勢指導は,同一験者が指導を行い,測定はランダムに行った.得られた解剖学的特徴点の3次元座標値は,フィルタ処理を行い足部のマーカーを元に歩行周期を算出した.筋活動の測定には表面筋電図法を用いて,体幹では(1)腹直筋,(2)外腹斜筋,(3)内腹斜筋(4)胸部脊柱起立筋,(5)腰部多裂筋,股関節では(6)腸腰筋,(7)縫工筋,(8)大腿直筋,(9)大腿筋膜腸筋...

    DOI

  • 自発運動の出現と、介助量軽減が家族を後押しし、自宅外泊につながった一例

    馬場 新太郎 理学療法学Supplement 46S1 (0), J-76_1-J-76_1, 2019

    ...殿筋群・大腿筋膜張筋の過緊張が軽減し、内転可動域が改善、移乗介助は三人から二人になった。股関節の可動性拡大に伴い、半側臥位の導入を目的に積極的な側臥位での治療を展開、股関節外側、肩甲帯での支持が促せるようになった。</p><p> 入所から1年、側臥位に適応しやすくなり、左右半側臥位と軽度股関節屈曲の姿勢設定を導入。セラピィでは抱っこで抗重力伸展活動と頭部のコントロールが促せるようになった。...

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  • 同種半月板移植術後の関節拘縮に対して共同的推論により良好なROM獲得に至った症例

    目黒 智康, 桒原 慶太, 占部 憲 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-167_1-H2-167_1, 2019

    ...術後不動期間に伴う筋spasm,Gerdy結節からTFL遠位部にかけての滑走不全,膝蓋内外側支帯の滑走不全,膝蓋腱と膝蓋下脂肪体の滑走不全と推察した.拘縮の程度が強いことが推察され,主治医と協議しROM拡大は屈曲90°までは可及的速やかに実施することとした.術後4週で屈曲80°,伸展-10°まで改善したが,その後屈曲角度は80°で停滞した.屈曲end feelは,かなり硬い抵抗性であり,Gerdy結節から大腿筋膜張筋...

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  • 筋の至適長から考える歩行時、下肢振出し力源の解明

    野原 太樹, 国分 貴徳, 小林 章, 喜多 俊介, 庄野 仁美, 金村 尚彦 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-106_1-I-106_1, 2019

    ...筋活動測定には表面筋電図(DELSYS社製,1000Hz)を使用し、大腿筋膜張筋、中殿筋、大殿筋、大腿直筋、内側広筋、大腿二頭筋長頭、前脛骨筋、内側腓腹筋、ヒラメ筋に貼付した。課題は至適歩行速度30秒、その後各筋の最大筋活動量をMMT(Manual muscle testing)に準じて5秒間計測した。...

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  • 歩行様式の違いによる股関節屈筋群の筋活動パターン変化

    治郎丸 卓三 理学療法学Supplement 46S1 (0), G-108_1-G-108_1, 2019

    ...</p><p>【方法】</p><p>対象は健常成人男性10名(年齢:24.6 ± 2.8 歳)とし,表面筋電図計(MQ16)を用いてトレッドミル上歩行での筋活動を測定した.測定筋は腸腰筋,縫工筋,大腿直筋,大腿筋膜張筋とした.トレッドミル上を裸足で,一定速度(5 km/h)での歩幅増大歩行,ノーマル歩行,ピッチ増大歩行の3つの課題をランダムに実施した.ノーマル歩行では,歩行リズムを規定せずに任意のリズム...

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  • S状結腸癌穿孔術後に閉鎖孔ヘルニア囊内の遺残膿瘍から大腿壊死性筋膜炎を来した1例

    須藤 翔, 北見 智恵, 河内 保之, 油座 築, 牧野 成人, 川原 聖佳子, 西村 淳, 新国 恵也 日本消化器外科学会雑誌 51 (10), 656-662, 2018-10-01

    ...<p>症例は79歳の女性で,S状結腸癌穿孔による汎発性腹膜炎に対し,S状結腸切除,人工肛門造設,洗浄ドレナージが施行された.術前CTで左閉鎖孔ヘルニアを認めたが,腸管の嵌頓はなく,閉鎖孔ヘルニアに対する処置は施行されなかった.術後45日目に,左大腿の著明な腫脹と疼痛が出現しCTで左閉鎖孔周囲から大腿に広範な膿瘍を認めた.大腿筋群の壊死性筋膜炎を併発しており,緊急のデブリードマン手術が施行された.その...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 広範な皮下気腫と縦隔気腫を来した腹壁膿瘍を伴うS状結腸癌腹壁浸潤の1例

    森 至弘, 石川 英樹, 西村 洋治, 髙野 道俊, 竹ノ谷 隆, 西澤 雄介, 風間 伸介, 坂本 裕彦, 石川 文隆, 大庭 華子 日本消化器外科学会雑誌 51 (4), 308-317, 2018

    ...男性で,S状結腸癌腹壁浸潤の診断にて手術予定となったが,入院数日前より腹部膨満および左下腹部の発赤・緊満が出現し,入院時にはS状結腸腹壁浸潤部を中心に腹壁膿瘍を形成し,広範な皮下気腫を認め,さらに閉塞性イレウスを来していた.まず人工肛門造設術および切開排膿術を施行した.全身状態の改善を待って,初回手術から42日目に腹壁合併切除を伴うS状結腸切除を施行した.腹壁の欠損部は13×17 cmとなり,有茎大腿筋膜張筋皮弁...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 被験者固有の三次元有限要素モデルを用いた歩行動作下での大腿骨頚部骨接合術後の再骨折リスク評価

    中村 祐貴子, 魏 綾那, 安達 和彦, 野田 光昭 バイオメカニズム 24 (0), 149-157, 2018

    ...筋骨格モデルで推定した歩行時の股関節反力および関節回りの筋力 (中殿筋, 大殿筋, 内転筋, 大腿筋膜張筋) の時刻歴波形を動荷重条件とし, 歩行時の大腿骨近位部の屈曲・伸展運動を変位境界条件とした. これら条件下で被験者固有モデルの応力を解析し, 歩行動作下での大腿骨近位部の時々刻々の応力の変化を可視化した. 本解析は, 術後再骨折リスク評価に有用となる.</p>...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 腱板断裂に対する大腿筋膜補強法とスーチャーブリッジ法の比較

    国分 毅, 美舩 泰, 乾 淳幸 肩関節 42 (2), 495-498, 2018

    ...腱板断裂修復部を大腿筋膜で補強する大腿筋膜補強(graft augmentation, GA)法とスーチャーブリッジ(SB)法との術後成績を比較検討した.大・広範囲断裂に対して鏡視下腱板修復術を行った40例(大断裂17例,広範囲断裂23例)を対象とした.術式の内訳はGA法が22例でSB法が18例であった.JOAスコア,UCLAスコア,Constantスコア, 再断裂率,術後筋力の変化を評価した.臨床...

    DOI 医中誌

  • 腹壁浸潤盲腸癌に腹腔鏡補助下回盲部切除術を施行した1例

    三原 良明, 松下 公治, 平岡 優, 岡本 史樹, 福田 千文, 八岡 利昌, 池田 豊秀, 内村 智生, 木田 孝志 日本外科系連合学会誌 43 (1), 102-108, 2018

    ...<p>患者は75歳男性.既往歴はパーキンソン症候群.虫垂切除術.2016年3月に貧血を指摘され,原因精査にて腹壁浸潤を伴う盲腸癌と診断.術前化学療法として4月よりmFOLFOX6を合計4回施行し腫瘍縮小後,同年6月腹腔鏡補助下回盲部切除術,腹壁合併切除術施行し,右大腿筋膜張筋弁を用いて腹壁再建した.術後経過は良好で,合併症を認めることなく退院となった....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 人工股関節全置換術後の股関節外転運動時の臥位姿勢の違いが術後機能に及ぼす影響

    池松 幸二, 神野 哲也, 加地 啓介, 竹井 仁 理学療法科学 33 (6), 959-964, 2018

    ...〔結果〕股関節外転運動時の大腿筋膜張筋の筋活動は,背臥位群より腹臥位群で低かった.歩行時の中殿筋活動開始時期で交互作用を認め,術後3日では両群で術前より遅くなったが,術後10日では背臥位群より腹臥位群で早くなった.〔結語〕歩行時の中殿筋活動開始時期は THA後に遅くなるが, 腹臥位での股関節外転運動は背臥位での股関節外転運動より, 中殿筋活動開始時期を早めた.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 一次修復不能な広範囲腱板断裂に対する大腿筋膜パッチ法の成績

    村岡 治, 塩崎 浩之 肩関節 41 (3), 768-772, 2017

    ...一次修復不能な広範囲腱板断裂に対する大腿筋膜パッチ法の臨床成績をまとめたので報告する.対象は,2010年~2015年までに大腿筋膜パッチ法を施行した広範囲腱板断裂17肩(男14肩,女3肩)で,手術時年齢は55歳~80歳(平均65.1歳)であり,手術は鏡視下法9肩,ミニオープン法(パッチと大結節の縫合のみ直視下)4肩,直視下法4肩であった.パッチの厚みは,1重が12肩,2重が5肩で,パッチと大結節との...

    DOI 医中誌

  • 筋皮弁移植により閉鎖した難治性腸管皮膚瘻の1例

    金田 明大, 山田 兼史, 横溝 博, 平田 稔彦 日本臨床外科学会雑誌 78 (6), 1292-1296, 2017

    ...の状態となった.腹腔内の炎症と癒着が軽減した後に,瘻孔閉鎖と大腿筋膜移植および皮弁形成を行った.術後3日目に食事を開始したが,術後9日目に皮弁部からの消化液の漏出を確認し,腸管皮膚瘻の再発を認めた.再度炎症と癒着の沈静化を待って,腸管皮膚瘻の瘻孔閉鎖と腹直筋弁移植を行った.再手術後27日目に食事を開始し,再発なく治癒しえた....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件

  • ヒトパレコウイルス3型感染に伴う成人の流行性筋痛症17例の検討

    山川 達志, 水田 克巳, 黒川 克朗, 永沢 光, 山田 尚弘, 鈴木 恵美子, 和田 学 臨床神経学 57 (9), 485-491, 2017

    ...,2011,2014,2016年夏季に経験したヒトパレコウイルス3型感染に伴う成人の筋痛症17症例(男性14例,女性3例)について検討した.年齢は21歳から50歳.全例,四肢に強度の筋痛,筋力低下,握力低下を認めた.14例(82%)に発熱,8例(47%)に上気道炎症状,4例(24%)に胃腸炎症状,男性4例(男性の29%)に陰部痛を認めた.血清CKが1例を除き上昇していた.骨格筋MRIは5例中2例に大腿筋...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献7件

  • 頭頸部がん患者に対する化学放射線治療前後での体組成および身体機能の変化

    古本 太希, 安井 苑子, 佐藤 紀, 島田 亜紀, 武田 憲昭, 濱田 康弘, 加藤 真介 理学療法学Supplement 2016 (0), 1563-, 2017

    ...また膝伸展筋力の形態学要因となる大腿筋量を超音波診断装置(HITACHI EUB-8500)にて大腿長50%点で大腿外側部筋厚を測定した。神経学的要因の指標となる固有筋力指数は,単位筋断面積当たりの筋力値を算出した。...

    DOI

  • 介護度の異なる要支援高齢者の身体組成の縦断的変化

    後藤 和也, 山本 達郎, 知久 正孝, 石井 真夢, 久保 晃, 神津 教経 理学療法学Supplement 2016 (0), 1582-, 2017

    ...介護度の縦断的変化では,要支援1の下腿筋量と,要支援2の全身筋量および大腿筋量で有意差が認められ,要支援2の全身筋量において,1M(15.3±2.7kg)に比べ9M(14.3±2.0kg)で有意に低下していた。...

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  • 筋骨格モデルシミュレーションによる歩行中の股関節安定化機構に寄与する筋の検討

    川田 将之, 木山 良二, 大渡 昭彦, 前田 哲男 理学療法学Supplement 2016 (0), 0492-, 2017

    ...対象筋は,右股関節をまたいで走行する筋である,腸腰筋,小・中・大殿筋,大腿筋膜張筋,梨状筋,薄筋,長・大・短内転筋,双子筋,内閉鎖筋,外閉鎖筋,恥骨筋,大腿方形筋,大腿直筋,ハムストリングス,縫工筋とした。本研究では,前額面における筋張力を,頚体角に平行な分力(平行分力)と直交する分力(直交分力)に分解し,平行分力が股関節の安定に寄与すると仮定して分析を行った。...

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  • 介護予防におけるフラダンスの効果について

    笹野 弘美, 平野 孝行, 森田 良文, 佐藤 徳孝 理学療法学Supplement 2016 (0), 1546-, 2017

    ...これらの動きには主に腰方形筋,内腹斜筋,外腹斜筋,腹直筋,脊柱起立筋,中殿筋,小殿筋,大腿筋膜張筋,大内転筋,長内転筋,短内転筋,恥骨筋,薄筋が働いている。インストラクターの動きはこれらの筋を必要に応じて個々にコントロールしている。介入前の高齢者は筋を上手く利用できていないが,レッスンにより徐々に可能となってきた。...

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  • 股関節肢位の違いによる股関節屈筋群の筋活動パターン

    兵頭 勇太郎, 治郎丸 卓三, 野村 瞬, 中田 康平, 金沢 伸彦 理学療法学Supplement 2016 (0), 0713-, 2017

    ...<p>【はじめに,目的】</p><p></p><p>一般的に腸腰筋の筋力低下が認められる場合には,大腿筋膜張筋が過活動となり,このマッスルインバランスは障害に繋がる(Sharmasnn 2002)。したがって,股関節屈筋群の筋活動のバランスを整えることは重要である。...

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  • knee-in,neutral,knee-out肢位の違いによる膝関節周囲筋の筋活動パターン変化

    野村 瞬, 治郎丸 卓三, 中田 康平, 兵頭 勇太郎, 金沢 伸彦 理学療法学Supplement 2016 (0), 0707-, 2017

    ...両脚立ち条件では,大腿筋膜張筋の活動が,neutral,knee-outに比べknee-inで有意に増大が認められた(p<0.05)。</p><p></p><p></p><p>【結論】</p><p></p><p>knee-inにより,片脚立ちでは外側ハムストリングス,外側広筋の活動が増大し,両脚立ちでは大腿筋膜張筋の活動が増大した。...

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  • シロテテナガザルにおける二足歩行時の体幹・下肢筋活動の基本パターン

    後藤 遼佑, 岡 健司, 中野 良彦 理学療法学Supplement 2016 (0), 0387-, 2017

    ...</p><p></p><p>【方法】</p><p></p><p>1.対象:シロテテナガザル1個体(メス,21歳,体重:6 kg)</p><p></p><p>2.データ収集:表面筋電計(BioLog, S&ME社)を用いて,二足歩行時の身体左側の17の体幹・下肢筋の活動を計測した:脊柱起立筋,腹直筋,外腹斜筋,浅殿筋,中殿筋,大腿筋膜張筋,坐骨大腿筋,縫工筋,大腿直筋,外側広筋,半腱様筋,大腿二頭筋,...

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  • トーマステスト変法時の股関節運動に関連する筋の特定

    八木 優英, 建内 宏重, 栗生 瑞己, 水上 優, 本村 芳樹, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2016 (0), 0278-, 2017

    ...測定筋は腸骨筋(IL),大腿直筋(RF),縫工筋(SA),大腿筋膜張筋(TFL),長内転筋(AL),中殿筋前部線維(GM)とした。筋へのストレッチ効果を除外するために,条件間に1時間以上休憩し,筋の測定順と測定条件順は無作為に決定した。硬さの指標である筋弾性率により筋張力を推定可能なせん断波エラストグラフィー機能(Super Sonic Imagine社製)を用いて各筋の筋張力を評価した。...

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  • オーバーヘッドスポーツにおける体幹機能評価の検証

    平林 怜 理学療法学Supplement 2016 (0), 1234-, 2017

    ...表面電極貼付位置は広背筋,内腹斜筋,外腹斜筋,大殿筋,中殿筋,大腿筋膜張筋,大腿二頭筋,トリガー電極として徒手抵抗位置に貼付した。徒手抵抗位置は大転子から大腿骨外側上顆を結ぶ遠位35cmの位置とした。また徒手抵抗は100Nで3秒間を各肢位に対して7回試行した。各筋の最大随意収縮測定は徒手筋力検査を用い3秒間の最大等尺性運動(MVC)を試行し,3秒間の安定している0.5秒間を%MVCの基準とした。...

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  • P-056 左下腿・足部粉砕骨折と左片麻痺を呈した症例に対する歩容の変化

    風間 康志 関東甲信越ブロック理学療法士学会 36 (0), 156-156, 2017

    ...</p><p>【症例紹介】</p><p>80 代男性BrunnStromRecoveryStage(以下:Br-s)Lt4-4-3~4 RtAll6 MMT 体幹3/5 右上下肢4/5 ROM 制限頸椎~ 腰椎椎間関節Flat 両側股関節伸展0°~5°筋緊張低下左大殿筋亢進左大腿筋膜張筋既往歴左下腿・足部粉砕骨折</p><p>【説明と同意】</p><p>本報告はヘルシンキ宣言に則り書面と口頭にて説明...

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  • P-083 TAVR 前後の筋電気刺激を併用したレジスタンストレーニングが麻痺側下肢の筋萎縮予防に有効だった一例

    高良 優希, 崎山 宗俊, 高瀬 哲郎, 多田 博子, 中澤 健太, 松木 睦, 水野谷 高志, 門倉 裕太, 高橋 哲也 関東甲信越ブロック理学療法士学会 36 (0), 183-183, 2017

    ...大腿筋厚は、1 回目0.9cm →2 回目1.0cm →3 回目0.9cm →4 回目1.0cm だった。RT による心不全症状などの出現は認めなかった。</p><p>【結語】</p><p>本症例にて、RT 導入後の慢性心不全増悪は認めなかった。TAVR 術前後のEMS を併用したRT は、安全に行え、麻痺側下肢の大腿四頭筋の筋萎縮予防にも有効だった。</p>...

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  • 同時性孤立性胸骨転移を伴う大腿脂肪肉腫の1例

    安川 元章, 東条 尚 日本臨床外科学会雑誌 78 (9), 2155-2160, 2017

    ...前医を受診した.CT上,左大腿部に径21cmの腫瘍と胸骨剣状突起を中心に径5cmの腫瘍を認め,当院に紹介された.精査の結果,大腿悪性軟部肉腫と同時性孤立性胸骨転移の診断で手術目的に入院となった.左大腿腫瘍に対する患肢温存広範切除に次いで,胸骨腫瘍手術に移った.腫瘍から最低3cmの距離を確保し左右肋軟骨を切断.胸骨上縁は第4肋間の高さで左右内胸動静脈とともに胸骨体部を切断し,胸壁を全層で摘出した.右大腿筋皮弁...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • Direct Anterior Approach(DAA)におけるTHAの術中大転子骨折について

    鎌田 敬子, 関 寿大, 椎木 栄一 整形外科と災害外科 66 (3), 460-462, 2017

    ...【方法】2012年1月から2015年12月までにDAAで施行したprimary THA489例544股(男性105例115股・女性384例429股),平均年齢65.1(27-89)歳を対象とした.大転子骨折の有無を術直後Xpで2群に分け,年齢・性別・BMI・Crowe分類・術前ROM・articulo-trochanteric distance(ATD)・大腿筋膜張筋の損傷の有無・外旋筋群の切離の有無...

    DOI Web Site 医中誌

  • Weight bearing shoulderに対し鏡視下上方関節包再建術を行った1例

    木村 岳弘, 諸岡 孝明, 増田 祥男, 諸岡 正明 整形外科と災害外科 66 (2), 274-277, 2017

    ...報告する.症例は65歳男性.幼少時にポリオに罹患し,後遺症として両下肢不全麻痺を認め,近年では松葉杖と車椅子を併用して生活していた.数年前より左肩痛が出現し,2015年になって疼痛が増悪し上肢の挙上が困難となり当科を受診した.自動屈曲75度,外旋0度と可動域制限を認め,MRIで広範囲腱板断裂と診断し関節鏡を施行した.鏡視所見では棘上・棘下筋腱は関節窩まで引き込まれ,引き出すことが困難であったため,大腿筋膜...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 変形性膝関節症者の歩行における筋シナジーパターンの特徴

    久保田 圭祐, 塙 大樹, 国分 貴徳, 園尾 萌香, 平田 恵介, 金村 尚彦 理学療法学Supplement 2016 (0), 0605-, 2017

    ...対象筋は,片側の脊柱起立筋,大殿筋,中殿筋,大腿筋膜張筋,股関節内転筋群,大腿直筋,内側広筋,半腱様筋,大腿二頭筋,前脛骨筋,腓腹筋内側頭,ヒラメ筋の計12筋とした。被験者はトレッドミル(3km/h)で30秒の歩行を行い,筋活動データの10歩行周期分の加算平均波形を作成した。筋シナジーの抽出には非負値行列因子分解を用いた。...

    DOI

  • 片脚ブリッジ運動が股関節周囲筋の柔軟性に与える効果

    川淵 敬太, 山根 健太, 北村 智之, 間庭 奨大, 出口 晴香 理学療法学Supplement 2016 (0), 0564-, 2017

    ...本研究よりSBは大腿筋膜張筋や大腿四頭筋の柔軟性改善を目的とした運動療法として応用できる可能性が示唆されたが,今後は超音波診断装置などを併用して検討する必要があると考える。</p>...

    DOI

  • 片脚ブリッジへの徒手抵抗による大腿筋膜張筋の活動の変化

    楠 大吾, 土居 誠治, 白石 恵資, 石川 拓実, 長野 友美, 野村 京平, 石田 裕也, 渡邊 敦, 青木 健輔, 上田 透 理学療法学Supplement 2016 (0), 0563-, 2017

    ...しかし,一方では股関節外転筋の中で大腿筋膜張筋(TFL)の過活動が問題となる症例を散見する。TFLは中殿筋(GMD)と筋の走行が近く,作用が類似しGMDの代償として活動することも多い。そこで,本研究の目的は片脚ブリッジと片脚ブリッジに抵抗を加えた際の股関節外転筋の活動の変化を明らかにすることとした。...

    DOI

  • 筋骨格モデルによる健常成人歩行の筋活性度推定とその妥当性の検討

    喜多 俊介, 小栢 進也, 藤野 努, 久保田 圭祐, 国分 貴徳, 金村 尚彦 理学療法学Supplement 2016 (0), 0493-, 2017

    ...表面筋電図電極は左右の脊柱起立筋,右側の腹直筋,大臀筋,中臀筋,大腿筋膜張筋,大腿直筋,半腱様筋,大腿二頭筋長頭,大内転筋,内側広筋,外側広筋,腓腹筋内側頭,長腓骨筋,前脛骨筋,ヒラメ筋の計16筋に貼付した。OpenSimを用い順動力学筋骨格シミュレーション解析を行った。モデルは23自由度92筋を持つモデルを使用し,被験者の体格と姿勢に合わせたモデルを作成,計測した運動学データから動作を再現した。...

    DOI

  • 股関節屈曲速度変化による股関節屈筋群の筋活動パターン変化

    中田 康平, 治郎丸 卓三, 野村 瞬, 兵頭 勇太郎, 金沢 伸彦 理学療法学Supplement 2016 (0), 0389-, 2017

    ...測定筋は腸腰筋(IL),大腿筋膜張筋(TFL),大腿直筋(RF),縫工筋(SA)の4筋とした。被験者は両膝屈曲90°での背臥位となり,30deg/s,120deg/s,210deg/sの3つの等速性股関節屈曲運動課題をランダムに実施した。各課題は,右股関節を対象に股関節屈曲角度-10°~30°の範囲で屈曲運動を行ってもらった。...

    DOI

  • 片脚立位時の骨盤・体幹の姿勢変化が股関節屈筋群の筋活動に与える影響

    水上 優, 建内 宏重, 八木 優英, 本村 芳樹, 中尾 彩佳, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2016 (0), 0275-, 2017

    ...</p><p></p><p></p><p></p><p>【方法】</p><p></p><p>対象は健常男性15名とし,測定筋は利き脚の腸腰筋(IL),大腿直筋(RF),大腿筋膜張筋(TFL),縫工筋(SA),長内転筋(AL)の5筋とした。IL・SAは超音波画像診断装置(フクダ電子製)で筋腹の位置を確認し,筋活動は筋電図計測装置(Noraxon社製)で測定した。...

    DOI

  • 骨盤傾斜角の差異による側方リーチ動作における運動学的分析

    若林 聡美, 佐藤 李奈, 大西 杏奈, 浜野 拓哉, 鈴木 靖之, 山﨑 敦, 加藤 太郎 理学療法学Supplement 2016 (0), 0253-, 2017

    ...</p><p></p><p>【結論】</p><p></p><p>3つの骨盤肢位における%IEMGは4筋ともに有意差を認めなかったが,非荷重側と荷重側の比較では大腿筋膜張筋と中殿筋に有意差がみられた。山田ら(2004)は,前傾位で大殿筋,中間位で中殿筋,後傾位で大腿筋膜張筋が優位に作用すると報告している。しかし本研究では,前傾位・中間位・後傾位における各股関節外転筋の筋活動に差異はみられなかった。...

    DOI

  • 股関節外転運動の反復は大腿筋膜張筋と腸脛靭帯の硬度上昇を継続させるか

    堤 省吾, 浦辺 幸夫, 前田 慶明 理学療法学Supplement 2016 (0), 1267-, 2017

    ...<p>【はじめに,目的】</p><p></p><p>大腿筋膜張筋(Tensor fasciae latae:TFL)の収縮は腸脛靭帯(Iliotibial band:ITB)を伸張させ,硬度を上昇させることが考えられる。オーバーユースによるスポーツ障がいである腸脛靭帯炎は,陸上競技の長距離選手などに多く発症している。...

    DOI

  • P-1-F02 悪性腫瘍を発症した重症心身障害者に対する緩和ケアの試み 第1報

    齋藤 菜穂, 柿原 富美, 荒谷 智子 日本重症心身障害学会誌 42 (2), 242-242, 2017

    ...右大腿筋肉内転移、右鼠径リンパ節転移に対し放射線療法を施行したが、右大腿筋肉内転移が再発した。下肢の筋緊張亢進に対して、ボツリヌス毒素療法を行い、オムツ交換などによる苦痛の緩和を行うとともに、放射線療法時の有効な体位を確保した。疼痛に対しては麻薬を含む鎮痛薬を使用した。疼痛コントロールが良好なときには、経口摂取も良好であった。...

    DOI 医中誌

  • 腹腔鏡下腹会陰式直腸切断術および腹直筋皮弁再建術を行った肛門管癌の1例

    川口 直, 山本 誠士, 田中 慶太朗, 鱒渕 真介, 奥田 準二, 内山 和久 日本臨床外科学会雑誌 78 (12), 2717-2722, 2017

    ...広範囲の会陰部合併切除が必要な肛門周囲への浸潤を伴う肛門管癌や下部進行直腸癌術後の吻合部局所再発,複雑性痔瘻を伴う下部進行直腸癌の3症例に対して,腹腔鏡下腹会陰式直腸切断術および腹直筋皮弁を用いた再建術を施行した.3症例中1例に骨盤死腔の残存を認めたために,大腿筋皮弁での充填術を追加したが,骨盤死腔炎や腸管の骨盤死腔への落ち込みによる腸閉塞は予防された.腹直筋皮弁による骨盤底の再建は骨盤死腔を減少させ...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • O-1-B01 家族のニードに対し職種間で課題を共有し協働して支援を行った事例

    早川 真由, 樋口 滋, 深澤 宏昭, 細田 のぞみ 日本重症心身障害学会誌 42 (2), 166-166, 2017

    ...取り組みとして、理学療法士は週1回40分、左側臥位にて右臀筋群・右大腿筋膜張筋・右ハムストリングスのストレッチ・マッサージを、生活支援員は週2回、ベッド上での更衣介助時に膝関節伸展運動、ハムストリングスのマッサージを実施した。それぞれ3カ月間取り組み、前後で関節可動域を計測した。 結果 股関節伸展可動域が左右ともに15°改善、膝関節伸展可動域が右10°改善した。...

    DOI 医中誌

  • A 群溶血性連鎖球菌感染による化膿性大腿筋炎の1 例

    奈良井 哲, 岡本 学, 辻 靖博, 田中 雄二, 村上 大気 松江市立病院医学雑誌 21 (1), 69-71, 2017

    症例は1 歳男児.当科受診2 日前から左足を痛がる様子が見られ,その翌日から発熱も伴うようになったため近医小児科を受診したところ,炎症反応亢進が認められたため同日当科に紹介受診となった.診察上は下肢に明確な所見を認めなかったが,入院時MRI で左下腿の外側広筋の腫脹および異常信号を認めた.筋組織の感染症と考えセファゾリン静注で加療を開始すると入院3 …

    DOI 医中誌

  • トイレ動作における手すり設置が有効となる工程および身体機能指標の閾値 高齢入院患者における検討

    石山, 大介, 森尾, 裕志, 井澤, 和大, 堅田, 紘頌, 小山, 真吾, 松永, 優子, 松下, 和彦 理学療法: 技術と研究 (44) 34-40, 2016-02

    【目的】高齢入院患者のトイレ動作について、手すり設置が有効となる工程および身体機能指標の閾値を明らかにする。【方法】高齢入院患者100例を対象に、トイレ動作能力と身体機能指標を調査した。トイレ動作能力は、10項目に細分された工程における遂行の可否を、手すりの有無で評価した。身体機能指標は、握力、膝伸展筋力、足関節背屈可動域、前方リーチ距離、片脚立位時間を評価した。【結果】手すりが有ることで遂行可…

    機関リポジトリ 医中誌

  • 一次修復不可能な広範囲腱板断裂に対する上方関節包再建術の治療成績

    佐野 友彦, 福田 亜紀, 森田 哲正, 辻井 雅也, 須藤 啓広 肩関節 40 (2), 615-619, 2016

    一次修復不可能な広範囲腱板断裂に対して上方関節包再建術を施行した症例の治療成績について報告する.対象は1年以上の経過観察が可能であった13例13肩(男性9人,女性4人,59歳~79歳,平均年齢69.2歳)とした.最終観察時の日本整形外科学会肩関節治療判定基準(JOAスコア),屈曲,外転,下垂位外旋の自動関節可動域と徒手筋力テスト(MMT),肩峰骨頭間距離(AHI)は術前に比較して有意に改善した.…

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  • 腱板断裂に対する大腿筋膜パッチ修復の成績~小皮切併用法

    水城 安尋, 内村 大輝, 玉井 幹人 肩関節 40 (2), 576-579, 2016

    ...我々は大きな腱板断裂に対して大腿筋膜パッチ修復を行ってきた.これまで成績向上と低侵襲に向け術式も改良を加えてきたためその臨床成績を評価した.大腿筋膜パッチ修復を行い,術後1年以上の経過観察が可能であった34例34肩で,平均年齢63.9歳,平均経過観察期間は22カ月.観血的に行った観血法(以下O群)10例,鏡視下法(以下A群)9例,内側を鏡視下に行い外側を直視下に縫合した小皮切併用法(以下H群)15例...

    DOI

  • 妊娠を契機に増大したと推測される長径16cm胸壁デスモイド腫瘍の1例

    帖佐 英一, 綾部 貴典, 森 浩貴, 富田 雅樹, 中村 都英 日本臨床外科学会雑誌 77 (3), 545-551, 2016

    ...症例は29歳,女性.妊娠中に呼吸困難と左胸痛のため入院した.母体を優先して人工妊娠中絶を行った.CT検査およびMRI検査で左前胸壁に心臓を圧排する15×8×16cm大の腫瘍を認めた.超音波ガイド下針生検でデスモイド腫瘍と診断され,手術を施行した.左第7から第10肋骨を含む胸壁を心膜と横隔膜も含めて切除し,広範囲胸壁欠損に対してmeshを用いて再建した.術後創感染をきたしたので,meshを除去し遊離大腿筋膜張筋皮弁...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献15件

  • 片脚立位時の非支持脚挙上方向の股関節角度の相違が支持脚筋活動に与える影響

    會田 萌美, 武井 圭一, 奥村 桃子, 平澤 耕史, 田口 孝行, 山本 満 理学療法 - 臨床・研究・教育 23 (1), 25-28, 2016

    ...【方法】男子大学生13名を対象に,片脚立位姿勢(非支持脚股関節中間位,外転20度・45度,屈曲30度・90度)を保持させ,支持脚の大殿筋,中殿筋,大腿筋膜張筋,腓腹筋内側頭の筋活動を測定した。4筋における股関節中間位と外転位,股関節中間位と屈曲位の肢位間の筋活動を比較した。【結果】非支持脚を外転方向へ挙上した片脚立位では,角度の増大に伴い中殿筋に有意な筋活動の増加を認めた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 股関節屈曲トルク増加に伴う股関節屈筋群の筋活動の変化

    近藤 勇太, 建内 宏重, 水上 優, 坪山 直生, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2015 (0), 0406-, 2016

    ...測定筋は利き脚の腸腰筋(IL)・大腿直筋(RF)・大腿筋膜張筋(TFL)・縫工筋(SA)・長内転筋(AL)の5筋とした。ILの電極貼付部位は鼠径靭帯の遠位3cmとし,超音波診断装置(フクダ電子製)で筋腹の位置を確認し電極を貼付した(電極間距離12mm)。筋活動の測定は筋電図計測装置(Noraxon社製)を用いた。...

    DOI

  • 股関節の運動方向の違いによる腸腰筋筋活動の変化

    水上 優, 建内 宏重, 近藤 勇太, 坪山 直生, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2015 (0), 0088-, 2016

    ...測定筋は利き足の腸腰筋(IL),大腿直筋(RF),大腿筋膜張筋(TFL),縫工筋(SA),長内転筋(AL)の5筋とした。ILの電極貼付部位は鼠径靭帯の遠位3cmとし,超音波画像診断装置(フクダ電子製)で筋腹の位置を確認し電極を貼付した(電極間距離12mm)。筋活動の測定は筋電図計測装置(Noraxon社製)を用いた。各筋の最大筋活動を測定した後,各課題での測定を無作為な順序で行った。...

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  • 変形性股関節症患者における股関節可動域と股関節周囲筋の容積との関連

    今井 智也, 野田 真理子, 平塚 千恵 理学療法学Supplement 2015 (0), 0085-, 2016

    ...股ROMと小殿筋および大腿筋膜張筋の容積に関連は認められなかった。屈曲および外転・内旋ROMの低下は大殿筋・中殿筋・梨状筋の容積の減少に関与していた。本研究の結果,股関節周囲筋の維持・改善には股ROMの増大や姿勢・動作様式の修正の必要性が示唆された。...

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  • 上殿神経が大殿筋を支配する例における詳細な神経の走行について

    荒川 高光 理学療法学Supplement 2015 (0), 0518-, 2016

    ...上殿神経は大殿筋へ筋枝を出した後,中殿筋と小殿筋の間を走行しながら両筋に筋枝を出し,大腿筋膜張筋へ達した。大腿筋膜張筋への筋枝が一部本筋を貫いて筋膜へと出ていた。梨状筋下孔からは脛骨神経と下殿神経が出ていた。下殿神経は大殿筋の下方の筋束へと筋枝を出していた。後大腿皮神経の残りの枝と陰部神経は未確認である。...

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  • ノルディックウォーキングの運動力学的解析②

    吉村 洋輔, 小野 晃路, 伊藤 智崇, 伊勢 眞樹 理学療法学Supplement 2015 (0), 0533-, 2016

    ...大腿筋膜張筋や前脛骨筋,腓腹筋外側頭の筋活動はNWで低下しており,足部や膝部の負荷量の軽減を図る上で有意義な結果が得られた。...

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  • 腸腰筋における表面筋電図法の股関節角度適用範囲の検討

    治郎丸 卓三, 藤谷 亮, 小嶋 高広, 和智 道生, 金沢 伸彦 理学療法学Supplement 2015 (0), 0548-, 2016

    ...異なる4つの股関節屈曲角度(-10°,0°,30°,60°)での最大随意等尺性股関節屈曲運動中の股関節屈筋群(腸腰筋,縫工筋,大腿直筋,大腿筋膜張筋)の表面筋電図を記録し,腸腰筋の表面筋電図にcrosstalkの影響が無いかを確認するために,各筋の筋電図信号内における相互相関解析を行った。...

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  • O-030 Closed Kinetic Chain による運動が大腿神経完全麻痺の膝折れに有効であった一症例

    深田亮, 古川誠一郎, 黒岩良太, 天田裕子, 村田淳 関東甲信越ブロック理学療法士学会 35 (0), 30-, 2016

    ...上半身のバランス能力が比較的保たれていた.大殿筋による大腿骨の後方牽引と下腿三頭筋により下腿骨の後方牽引に加え,ハムストリングスと大腿筋膜張筋が補助的に作用した.大腿直筋が股関節伸展により伸張され,膝関節伸展となるtenodesis 効果があった.</p>...

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  • 巨大気管支瘻に対する気管支充填術の工夫―ポリグリコール酸不織布(ネオベール)縫着逆行性EWS留置法―

    森田 琢也, 花岡 伸治, 佐藤 澄, 市橋 良夫, 立花 秀一, 林 哲也, 時津 浩輔 気管支学 38 (1), 37-41, 2016

    ...術後有瘻性膿胸を発症し左B<sup>5</sup>気管支瘻直接縫合+前鋸筋弁充填術を行い軽快退院した.2014年9月左B<sup>6</sup>a+cの有瘻性膿胸に対し開窓術を行った後,同気管支にEWSの充填を試みたが瘻孔の径が太過ぎたため,EWSにポリグリコール酸を材料とした吸収性縫合補強材を巻き付けて直径を太くし,把持突起に縫い付けたナイロン糸を膿胸腔から引き込むことで強固に固定できた.前外側大腿筋皮弁...

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • 術後早期に多発骨格筋転移をきたした下部胆管癌の1例

    上村 和康, 磯野 忠大, 植田 猛, 芦沢 直樹, 野村 明芳, 橘 充弘, 藤井 秀樹 日本臨床外科学会雑誌 77 (3), 631-637, 2016

    ...胆管癌切除後に多発骨格筋転移をきたした症例を経験した.症例は73歳,男性.下部胆管癌の診断で膵頭十二指腸切除術を施行し退院した.外来通院中の術後41日目に右上腕に疼痛・腫脹を伴う急速に増大する腫瘤が出現し,右三角筋内の血腫を疑い経過観察していた.術後68日目に左大胸筋に同様の腫瘤出現のため腫瘍を疑い,右上腕腫瘤の針生検から胆管癌の転移と診断された.術後83日目に両側臀筋,術後127日目に右大胸筋・右大腿筋...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献15件

  • 大腿筋膜張筋弁を用いて修復を行った巨大鼠径ヘルニアの1例

    榎田 泰明, 富澤 直樹, 岡田 拓久, 黒崎 亮, 荒川 和久, 安東 立正 日本臨床外科学会雑誌 77 (9), 2315-2319, 2016

    ...感染などを危惧して経過観察としていた.2週前からの左側腹痛と嘔吐を主訴に外来を受診し,S状結腸憩室炎に伴う狭窄・腸閉塞を認めた.人工肛門に減圧チューブを挿入し,抗生剤投与を行うも結腸の通過障害が改善ないため,結腸狭窄と2箇所のヘルニアに対して手術を行った.結腸狭窄に対してはS状結腸切除と人工肛門造設を行い,傍ストマヘルニアは腹直筋鞘の直接縫合を行い修復した.右鼠径ヘルニアに対しては,自家組織(外側大腿筋膜張筋弁...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献7件

  • 大腿筋に連続する腸腰筋膿瘍を合併した虫垂憩室穿孔の1例

    西尾 太宏, 宮内 智之, 太田 秀一, 井ノ本 琢也, 足立 幸人, 桜井 孝規 日本消化器外科学会雑誌 49 (1), 36-42, 2016

    ...に連続する筋内膿瘍が顕在化したため,右大腿筋からの切開ドレナージ術を施行した.その後,膿瘍の消退とともに炎症反応は改善し,患者は虫垂切除術後36病日に退院となった.虫垂憩室穿孔に伴う後腹膜膿瘍で,続発的に腸腰筋から大腿筋におよぶ膿瘍形成を来した症例はまれであり報告する....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 肩腱板断裂に対して鏡視下Surface-holding法を施行した症例の検討

    橋本 卓, 原田 洋, 諸岡 孝明, 増田 祥男, 諸岡 正明 整形外科と災害外科 65 (1), 43-46, 2016

    ...鏡視下Surface-holding法を施行した腱板断裂43例43肩の術後成績を検討した.男性26肩,女性17肩,手術時平均年齢は66.4歳,術後平均経過観察期間は21.7ヵ月であった.断裂サイズは不全・小断裂7肩,中断裂5肩,大断裂9肩,広範囲断裂22肩で,広範囲断裂の4肩に大腿筋膜移植術を併用した.検討項目は術前後のJOAスコア,Goutallierらの分類による術前の筋脂肪変性の程度,Sugaya...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 心膜心筋炎の合併が疑われた抗signal recognition particle(SRP)抗体陽性ミオパチーの1例

    田中 真理子, 蒲生 直希, 静川 裕彦, 津田 笑子, 下濱 俊 臨床神経学 56 (12), 862-865, 2016

    ...<p>症例は79歳女性.高CK血症・四肢近位筋の筋力低下・筋把握痛が出現し,当科に入院した.四肢筋MRIでは両側大腿筋に炎症性変化を認め,同部位の筋生検では筋線維の大小不同と壊死再生線維を認めた.抗体結果と合わせ,抗signal recognition particle(SRP)抗体陽性ミオパチーと診断した.本例では,入院時より心囊液貯留を認め心囊ドレナージを要した.心囊液は滲出性であり心膜炎によるものと...

    DOI Web Site PubMed 被引用文献1件 参考文献5件

  • 大腿骨近位部骨折術後早期の股関節外転・伸展反応時間,関節トルクの特性とその回復過程

    田中 貴広, 木村 保, 森 拓也, 澳 昂佑, 川原 勲, 中根 征也, 建内 宏重 理学療法学Supplement 2015 (0), 0089-, 2016

    ...表面筋電計にて中殿筋,大腿筋膜張筋,大殿筋,半腱様筋の筋活動,プルセンサーにて関節トルク,Visual analog scale(VAS)にて股関節痛を記録した。音信号からトルク発現までの時間をRTとし,さらにRTを音信号から筋活動発現までの中枢過程時間(PMT)と筋活動発現からトルク発現までの末梢過程時間(EMD)に分けて分析した。...

    DOI

  • 変形性膝関節症に対する骨切り術前後の膝関節内反モーメントと筋張力

    畠山 和利, 松永 俊樹, 齊藤 英知, 巌見 武裕, 小松 綜太, 鈴木 脩介, 鈴木 瞭, 佐藤 峰善, 千田 聡明, 渡邉 基起, 髙橋 裕介 理学療法学Supplement 2015 (0), 0236-, 2016

    ...大腿筋膜張筋の疼痛はアライメント異常から生じていると考えられるため,大腿筋膜張筋のストレッチのみならず膝関節内反モーメントを減少させるように股関節内転筋の筋力強化が重要となる。...

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  • 膝関節術後症例のextension lagについて

    小谷 尚也, 吉村 ゆかり, 後藤 恭輔 理学療法学Supplement 2015 (0), 0832-, 2016

    ...坂本らはTKA術後症例の膝伸展不全には縫工筋と大腿筋膜張筋の過活動が関与していることを報告している。HAL-SJを用いた運動において症例からは「楽に膝が伸ばせた」,「力の入れ方がわかった」との訴えがあり,また,HAL-SJ実施中の大腿四頭筋の活動電位の変化からも上記の過剰収縮が抑制され,適切な運動パターンを学習出来た可能性が示唆される。...

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  • 歩行速度の変化に伴う筋シナジーパターンの特徴的な因子の分析

    久保田 圭祐, 園尾 萌香, 塙 大樹, 国分 貴徳, 平田 恵介, 金村 尚彦 理学療法学Supplement 2015 (0), 0546-, 2016

    ...対象筋は両側の脊柱起立筋,左側の大腿直筋,内側広筋,外側広筋,大腿筋膜張筋,股関節内転筋群,大殿筋,中殿筋,半腱様筋,大腿二頭筋,前脛骨筋,腓腹筋内側頭,腓腹筋外側頭,ヒラメ筋とした。被験者は安静立位からトレッドミル(0.5,1,2,3,5km/h)の開始とともに約10周期の歩行を行い,4~9周期目までのデータを使用した。...

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  • 異なる立位姿勢が体幹・股関節筋活動に与える影響

    藤谷 亮, 篠山 大輝, 杉本 優海, 長谷川 七海, 林 穂乃花, 小嶋 高広, 和智 道生, 治郎丸 卓三 理学療法学Supplement 2015 (0), 0589-, 2016

    ...対象筋は腹直筋,外腹斜筋,内腹斜筋,腰部腸肋筋,胸部腸肋筋,多裂筋,大殿筋上部,大殿筋下部,大腿筋膜張筋,大腿筋膜張筋,縫工筋,大腿直筋の12筋とし,いずれも測定は右側とした。得られた筋電図データは,筋電図解析ソフト(Kissei Comtec社製KineAnalyzer)を用いて,全波整流処理を行い,MVCを基に各姿勢に合わせ正規化した。...

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  • 大腿筋膜張筋の静的ストレッチングが腸脛靭帯の硬度に与える影響

    堤 省吾, 浦辺 幸夫, 前田 慶明, 藤井 絵里, 森山 信彰, 岩田 昌 理学療法学Supplement 2015 (0), 1329-, 2016

    ...【はじめに,目的】腸脛靭帯(ITB)は大腿筋膜張筋(TFL)と大殿筋の一部を起始とし,ガーディー結節に付着する筋膜様組織である。腸脛靭帯炎はランニングやサイクリングなどの同じ動作を反復するようなスポーツに多く,ITBと大腿骨外側上顆間に生じる摩擦の繰り返しが原因である。またITBの緊張の高さは,腸脛靭帯炎発症のリスクファクターであることが報告されている。...

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  • ジスキネティック脳性麻痺児一症例に対する立位保持装置の検討

    並木 裕美, 大石 智美, 岩橋 智史, 北原 エリ子, 北山 光俊, 伊澤 奈々, 田中 弘志 理学療法学Supplement 2015 (0), 0895-, 2016

    ...[薬物治療]BTX;4歳7ヶ月~5歳2ヶ月(部位;腰背筋,広背筋,大腿筋膜張筋,中殿筋,内外側ハムストリングス)25~50単位,計4回。NB;5歳9ヶ月より実施(坐骨,閉鎖神経)計2回施行[PT]1歳11ヶ月より当院外来PT開始。PT評価:寝返り・座位保持困難。頸部・体幹の右側への捻転を伴った伸展および右股関節屈曲内転の筋緊張亢進あり。姿勢変化や精神的興奮により増悪。...

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  • 左内側膝蓋大腿靭帯再建術・外側支帯解離術後のextension lagに対し、HAL single jointが有効であった一例

    喜瀬 直紀, 後藤 恭輔, 小谷 尚也, 福田 宏幸, 斉田 和哉, 鎌田 聡, 森下 登史, 井上 亨, 塩田 悦仁 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2016 (0), 107-107, 2016

    ...また、HAL-SJ使用前後にて筋電図評価を行い、電極添付部位は内側広筋・大腿直筋・外側広筋・縫工筋・大腿筋膜張筋・半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋に貼付した。</p> <p>【結果】</p> <p>HAL-SJ使用前はextension lag50°であった。単関節HAL初回(術後7日目)でextension lag50°→35°と改善がみられた。...

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  • 人工膝関節全置換術後患者における杖歩行自立可否に関する因子の検討

    東島 直生, 古川 拓馬, 佐藤 健仁, 井手 衆哉, 園畑 素樹, 馬渡 正明 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2016 (0), 22-22, 2016

    ...可変的要因である術側股関節外転筋力について、股関節外転筋力は主に中殿筋、大殿筋、大腿筋膜張筋であり、歩行時の骨盤安定化、前額面における側方姿勢制御に関わる。股関節外転筋力が不十分なことで、前方への推進力低下、歩行効率の低下となり安定したT字杖使用しての歩行、また、自立困難となる原因と考えられる。...

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  • 歩行時における体幹回旋筋と股関節周囲筋の筋活動の特性について

    岡澤 和哉, 加藤 浩 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2016 (0), 235-235, 2016

    ...</p><p>【方法】</p><p>対象は健常男性17名(平均年齢19.1±0.7歳)とした.被検筋は左右内腹斜筋(右OI,左OI),右大腿筋膜張筋(TFL),右中殿筋(GMed),右大殿筋(GMax)の5筋とした.課題動作は10m計測路を4回自由歩行させた.解析に関して,量的評価として積分筋電図(IEMG)解析を行った.歩行時のIEMGは全てMVC時のIEMGで補正し,相対的IEMG(%IEMG)...

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  • P-101 側臥位での股関節外転運動時の中臀筋の関与率について

    小嶋賢人, 櫻井靖芳 関東甲信越ブロック理学療法士学会 35 (0), 285-, 2016

    ...DELSYS 社の筋電図計を外腹斜筋・内腹斜筋・大腿筋膜張筋・中臀筋に装着し、各筋に最大等尺性収縮を行わせ、MaxMVC を測定した。試技1 では通常の側臥位股関節外転運動を最大外転位において15 秒間の等尺性収縮で行った。試技2 では被検者の側腹部をRedCord 社のレッドーコードを用いて床面より7cm 拳上させ脊柱の側屈を是正した肢位にて、肢位1 と同様に計測を行った。...

    DOI

  • P-1-F09 重症心身障害児(者)への排便を促すための取り組み

    岡田 麻未, 松下 智子 日本重症心身障害学会誌 41 (2), 261-261, 2016

    ...2)用手微振動の実施:体位は側臥位および腹臥位とし、大腿筋中央、大腿筋下端、大転子部、腰椎4〜5番周辺の4カ所に1日1分間実施 3)実施前後で1分間、蠕動回数の測定。5回以上増加を「増加」、0〜4回増加は「変化なし」、実施前より減少した場合は「減少」として評価した。 3.期間:平成27年8月6日〜平成27年10月31日 4.倫理的配慮:本研究の目的、内容、方法について患者へ説明し同意を得た。...

    DOI 医中誌

  • 口腔・中咽頭癌における術後嚥下機能の検討

    菊池 良和, 梅﨑 俊郎, 安達 一雄, 井口 貴史, 山口 優実, 佐藤 伸宏, 小宗 静男 耳鼻と臨床 61 (4), 123-128, 2015-07-20

    ...再建材料として、前外側大腿筋皮弁と腹直筋皮弁の差は認められなかった。以上より、組織欠損と再建組織以外に、喉頭感覚が嚥下にとって大切なことを再確認できた。...

    DOI 医中誌

  • 大腿筋膜による横隔膜再建を要した再肝切除の1例

    服部 桜子, 阿部 勇人, 山崎 慎太郎, 高根 希世子, 松野 順敬, 吉田 直, 檜垣 時夫, 高山 忠利, 下田 勝巳, 仲沢 弘明 日本外科系連合学会誌 40 (5), 944-948, 2015

    ...症例は36歳女性.横隔膜に浸潤する径11cmの巨大な肝原発性卵黄囊腫に対し肝部分切除および横隔膜合併切除を施行した.術後2カ月に横隔膜下に局所再発を認めたため,広範な横隔膜合併切除を伴う再肝切除を予定した.横隔膜欠損孔の単純閉鎖が困難であったため,5cm×5cmの欠損孔に対し右大腿筋膜を用いて再建を行い良好な結果を得た.大腿筋膜は遊離移植片として短時間で簡便に採取できる生体材料であり,人工材料と比較...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • EVAR 術後Type 1a エンドリークからDIC を呈した1 症例

    在國寺 健太, 新本 春夫, 乗松 東吾, 加藤 泰之, 柳原 孝章, 高梨 秀一郎 日本血管外科学会雑誌 24 (4), 794-798, 2015

    ...要旨:症例は82 歳女性.最大短径50 mm の腹部大動脈瘤に対し,ステントグラフト内挿術を施行した.最終造影でエンドリーク(endoleak; EL)を認めたがType 4 と判断した.退院3 カ月後に倦怠感が出現し,高度貧血,播種性血管内凝固症候群(disseminated intravascular coagulation; DIC),右大腿筋肉内血腫の診断で再入院となった.造影CT では瘤径...

    DOI 医中誌

  • 「要支援1」と「要支援2」該当者の筋量の相違

    後藤 和也, 久保 晃, 神津 教倫 理学療法科学 30 (2), 197-201, 2015

    ...〔方法〕BIA方式の体組成計を用いて全身筋肉量,大腿筋肉量,下腿筋肉量,体幹筋肉量を測定し,Mann-WhitneyのU検定を用いこれらの平均値の比較を行った.〔結果〕両群間で属性に有意差は認められなかった.筋肉量では下腿を除き,要支援2の群で有意に低値を示した.〔結語〕「要支援2」では筋量が少なく,生活様式や身体活動量が影響していると考えられる. <br>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献3件

  • 腱板広範囲断裂に対する上方関節包再建術と大腿筋膜移植術の比較

    中溝 寛之 肩関節 39 (2), 470-473, 2015

    ...腱板広範囲断裂に対する鏡視下上方関節包再建術(以下ASCR)と大腿筋膜移植術(以下PG)を,適応を決めずに交互に施行し治療成績を検討した.対象は術後1年以上経過を観察できた19肩である.ASCRは9例10肩(男6肩,女4肩,平均年齢62歳),PGは9例9肩(男7肩,女2肩,平均年齢65歳)であり,観察期間は18ヵ月であった.JOAスコアはASCR群で術前56.1点から術後85.6点へ,PG群で56.9...

    DOI 医中誌

  • 広範囲腱板断裂を伴う反復性肩関節脱臼に対して<BR>上方関節包再建術を施行した2症例

    佐野 友彦, 福田 亜紀, 森田 哲正 肩関節 39 (2), 569-572, 2015

    ...広範囲腱板断裂を伴う反復性肩関節脱臼に対して上方関節包再建術(SCR)を施行した2症例の経過について報告する.症例1は60歳男性,症例2は61歳女性でどちらも右肩であった.患側の大腿筋膜を採取し3重折として上方関節包再建術を行った.術後約1年で2症例とも痛みや再脱臼はなく,術前に認めた不安定感も消失した.SCRは一次修復不能な広範囲腱板断裂を伴った反復性肩関節脱臼に対して有用であると考えられた....

    DOI 医中誌

  • 鏡視下腱板修復術の治療成績:修復良好例と再断裂例の比較検討

    橋本 卓 肩関節 39 (2), 500-505, 2015

    ...鏡視下腱板修復術を施行した83肩を対象とし術後修復良好例と再断裂例を比較検討した.単層固定法は16肩,Suture bridge法は30肩,Surface-holding repair法は34肩,大腿筋膜移植術を3肩に施行した.断裂形態は不全及び小断裂23,中断裂14,大断裂15,広範囲断裂31肩であった.JOA スコアは術前平均57点から術後87.6点と有意に改善した.MRIを用いたSugaya分類...

    DOI 医中誌

  • 腱板大・広範囲断裂における術後修復良好群・再断裂群の比較

    北坂 彰彦, 中川 泰誉, 井升 聖滋, 山崎 重人, 菊川 和彦 理学療法学Supplement 2014 (0), 0327-, 2015

    ...手術は肩関節専門医が施行し,一次修復可能なものにはsuture bridge法を,一次修復不能なものには大腿筋膜移植術を行った。統計学的解析は対応のないt検定を使用し,有意水準は5%未満とした。【結果】対象27例のうち10例が術後1年でのMRI評価にて再断裂と診断された。再断裂率は37%であった。対象の年齢は修復良好群69.8±6.2歳,再断裂群67.7±9.6歳であり有意差はなかった。...

    DOI

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