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  • 『源氏物語』の「近江の君」という呼称

    鵜飼 祐江 東京医科歯科大学教養部研究紀要 2020 (50), 67-78, 2020

    ...「内大臣家のむすめ(姫君)」から女房的な存在へと、彼女の扱いに変化が生じて いることを窺わせる。同じく地名に因む呼称に明石の君の「明石」があるが、「明石」は、光源氏の流離と再起の物語 を内包する呼称であり、質が異なる。出仕名には、父兄の身分が反映されることが多いが、「近江の君」は父によって、 むしろ内大臣家から切り離された存在として呼ばれてゆくものと考えられる。...

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  • 源氏物語における前坊・六条一族の意義

    小山 清文 日本文学 63 (5), 21-31, 2014-05-10

    ...<p>『源氏物語』の六条御息所について、前坊と六条大臣家という政治的設定を根幹に据えて考察した。まずは政治的背景に施された仕掛けの読み解きを試み、次に、政治家たる光源氏が取り組まねばならぬ宿命的課題を見据えつつ、秋好処遇や六条院造営の意義を考えた。...

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  • お伽草子『ちごいま』の柏木物語受容

    鹿谷 祐子 名古屋大学国語国文学 106 1-15, 2013-11-10

    ...主人公である稚児と内大臣家の姫君の恋愛は、柏木と女三宮の物語をなぞるように展開しており、語句レベルに留まらず、登場人物像や物語の展開に深くかかわる引用の様相を見ることができる。本稿は、柏木物語の受容と離脱を通して、『ちごいま』を『源氏物語』享受史に位置づけようとする試みである。...

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