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検索結果 6,015 件

  • 糖鎖の深層理解のための分析技術

    木下 充弘, 山田 佳太 生化学 96 (2), 199-206, 2024-04-25

    ヒトのゲノム解読後,タンパク質や脂質に無限の多様性を与える糖鎖の情報を読み取ろうと,さまざまな糖鎖解析技術が開発されてきた.レクチンアレイやオービトラップ型質量分析装置の登場は,糖鎖研究のメインストリームとして活用され,プロテオミクスとの境界領域に踏み込んだ研究をも加速化させた.一方,既存の技術は時間平均的な糖鎖構造をながめているにすぎない場合が多く,必ずしも糖鎖特有のダイナミクスを把握できてい…

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  • 自然保育に関する研修が保育者に及ぼす影響

    庄子 佳吾, 田中 住幸, 北澤 明子 自然保育学研究 6 (1), 14-26, 2024-03-31

    本研究では、2021年までに自然保育認定・認証制度を創設した鳥取県・長野県・広島県・滋賀県の4県における自然保育に関する研修の影響を分析した。4県の自然保育認定・認証を受けた就学前施設に勤める保育者を対象に質問紙調査を実施し、1,374名の回答が得られた。そのうち、自治体が主催する研修に参加した保育者の自由記述を計量テキスト分析で検討した。その結果、「子ども」「自分」「知識」といった語が自然保育…

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  • 京都市岩倉川の三畳紀放散虫年代と微小球体

    石田 昂汰朗, 鈴木 寿志, 小木曽 哲 化石 115 (0), 43-52, 2024-03-31

    The present authors conducted biostratigraphic research using fossil radiolarians on a continuous bedded chert sequence exposed on the riverbed of Iwakura River, Sakyo Ward, Kyoto City. The …

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  • 家族性良性慢性天疱瘡診療ガイドライン2023

    家族性良性慢性天疱瘡診療ガイドライン策定委員会, 岩田 浩明, 宮内 俊成, 古村 南夫, 秋山 真志, 池田 志斈, 加賀 麻弥, 川上 民裕, 久保 宜明, 久保 亮治, 澤村 大輔, 須賀 康, 乃村 俊史, 橋本 隆, 深井 和吉, 山本 明美, 米田 耕造 日本皮膚科学会雑誌 134 (2), 273-287, 2024-02-20

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  • オンラインジャッジによる不適切提出物の低減効果

    大倉 孝昭, 前田 裕介 大学情報・機関調査研究集会 論文集 12 (0), 110-115, 2023-11-19

    <p>新入生向け半期科目「コンピュータ技術基礎Ⅰ(数理・DS・AI教育プログラム)」において、反転授業の事前学修成果物の質的改善、フィードバックの個別最適化を目指して、オンラインジャッジシステム(以下、“支援システム”という)の運用を開始した。15回のうち、5回で運用した。図に変換されたグラフの提出、他人のグラフをコピーして提出する、グラフの種類が間違っているなどの基本的な誤りは最終提出までに抑…

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  • 社会参画型のハイブリッド型授業実施検証

    大類, 優子, 古新, 薫, 筒井, 洋一 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 339-340, 2023-02-16

    ...本発表では大谷大学後期授業「大学での学びを知る」にボランティア講師として参加した社会参画型のハイブリッド型授業の内容及びそこで得た知見について報告する。 2013年以来、本授業は、常に学外に向けてオープンにし、教員、学生、学外の方がフラットにつながるなかで学びを深めようとして来た。...

    情報処理学会

  • 漢文読解『破僧事』巻第二

    加治 洋一, 杉本 瑞帆, 田中 裕成, 富田 真理子, 中西 麻一子, 横山 剛 対法雑誌 4 (0), 188-137, 2023

    Our research aims to comprehend the Chinese Mūlasarvāstivāda Vinaya Saṃghabhedavastu [SBhV] translated by Yijing (635–713) (T no. 1450, 24.99a-206a: Junjirō Takakusu and Kaigyoku Watanabe (eds.), …

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  • 第21回 酵素分子多型を求めて

    寺田 知行 ファルマシア 59 (6), 548-549, 2023

    異物代謝酵素の分子多型に関する研究を行い、アルド-ケト還元酵素と短鎖脱水素酵素の精製あるいはc D N Aクローニングなどを行い、酵素化学的諸性質、構造及び機能発現部位などそのユニークな性質を明らかにした。

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  • 幼児の初期の概念形成:なぞなぞ課題の作成から

    田中 駿, 郷間 安美子, 井上 和久, 牛山 道雄, 清水 里美, 落合 利佳, 池田 友美, 加藤 寿宏, 郷間 英世 発達心理学研究 34 (1), 29-39, 2023

    <p>本研究は,3,4歳の幼児でも答えることが可能な,物の見た目や特徴を問うなぞなぞ課題を作成し,概念形成や発達を評価する課題としての正答率及び達成可能な年齢について検討した。課題は動物,果物,車,乗り物,家にあるものの5つとし,各課題につき3,4項目作成した。研究1では3歳から6歳の幼児を対象とし,項目の正答率を比較した。その結果,正答率は3歳から6歳にかけて上昇していた。研究2ではなぞなぞが…

    DOI Web Site 医中誌

  • 日本人はいつまで「第三紀」を使うのか?

    鈴木 寿志 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 180-, 2023

    <p>2004年にGradsteinたちは新生代をPalaeogeneとNeogeneのみに二分し,第三紀(Tertiary)と第四紀(Quaternary)を国際的な地質年代区分から削除した。その後,第四紀は復活したものの,第三紀はよみがえらずに,新生代はPalaeogeneとNeogeneのみに区分されることとなった。すでに鈴木・石田(2005)で詳述したように,PalaeogeneとNeo…

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  • ヒト子宮類内膜がん細胞株表面における免疫チェックポイント分子PD-L1の発現調節に果たすEzrin/Radixin/Moesinの役割

    小堀 宅郎, 田中 千都, 伊藤 優衣, 浦嶋 庸子, 伊藤 卓也, 高垣 伸匡, 小畑 友紀雄 AYAがんの医療と支援 3 (1), 2-9, 2023

    <p> Programmed death-1(PD-1)及びそのリガンドPD-L1は、細胞傷害性T細胞やがん細胞表面に発現する免疫チェックポイント分子である。これらを標的とする免疫チェックポイント阻害療法は、多岐に渡るがん種への適応拡大が加速している。しかしながら、子宮類内膜がんを含む子宮体がん患者における奏効率は高くないため、PD-1/PD-L1経路を阻害する新たな治療標的の探索が切望されてい…

    DOI 医中誌

  • 女性薬学研究者奨励賞受賞 清水かほり氏の業績

    西中 徹 ファルマシア 59 (4), 338-338, 2023

    ...大阪大谷大学薬学部の清水かほり博士が、「改良型アデノウイルスベクターの開発と生活習慣病治療への応用」の業績により2023年度日本薬学会女性薬学研究者奨励賞を受賞された。清水氏は遺伝子治療をテーマに従来型よりも安全で高効率の改良型ベクターを開発し、これを用いて2型糖尿病を抑制できる可能性のある遺伝子をマウスに高発現させ、その予防・治療効果を検討して優れた研究成果を挙げられた。...

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  • 岩石に精神は宿るのか

    鈴木 寿志 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 149-, 2023

    <p>日本に古くから伝わる伝説や伝承の中に,岩石などの地質や自然災害に関わる話がしばしば見られる。その内容にはありえないような記述がある一方で,史実を含蓄しているとみられるものも存在する。アイヌのウポポ(歌)に伝わる火山噴火災害では,山の形状を比喩的に表現していたり(地徳,2019),与那国島の大津波伝説では場所の特定が可能で,津波の襲来方向の記述から実際に起こった災害と分析された(大橋,202…

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  • 多文化共生社会への入口としての「複言語・複文化脱出ゲーム」の開発

    杉本 香, 樋口 尊子 言語文化教育研究 20 (0), 248-266, 2022-12-23

    <p>日本の外国人住民の数は年々増加している。しかし,現在の日本が多文化共生社会であるとは言い難い。大学で日本語教師養成を担当している筆者のゼミでは多文化共生と日本語教育をテーマにしており,多文化共生の文脈において,他人事を自分事として捉えられるようになることを目指している。そこで多文化共生の入口となるような「複言語・複文化脱出ゲーム」の制作と小中学校での実践を試みた。ゼミ生へのインタビュー調査…

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  • 一人の日本語教師が自らの教師としてのあり方を見出していくプロセス

    大河内 瞳, 菅 智穂, 杉本 香 言語文化教育研究 20 (0), 225-247, 2022-12-23

    <p>未就学児の子育てをしながら日本語教育に携わる教師であるという共通点を持つ筆者の私たちは,仕事と子育ての経験に向き合うために,語り聴く場を設けた。そこで自身の経験を語り,他者の経験を聴くことを通して,経験の捉え直しや日本語教師である自分についての理解が促されていった。このプロセスは,日本語教師としての自身のあり方を見出すプロセスであった。本稿では,私たちのうち1名に焦点を当て,彼女が仕事と子…

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  • 反転授業への積極性とアセスメントテストの関連

    大倉 孝昭, 前田 裕介 大学情報・機関調査研究集会 論文集 11 (0), 62-65, 2022-11-11

    全 1 年生を対象に、数理 DS・AI の対面授業を教育学修支援センターが LMS を介して支援し、統一教材、課題、評価規準で実践した。先行動画のまとめ課題への合格を、次の教材へ進む条件とするコース設定で、授業週の前週に公開し事前学修を促した。動画視聴・課題への取り組みの積極性と、計画立案力の高さに関連があることが判った。

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  • より深い省察に資するための指導の変遷が学生に及ぼす影響について

    栫井 大輔 日本教育工学会研究報告集 2022 (3), 150-157, 2022-10-03

    <p>近年,授業行為の検討のみに終始せず,何が本質的な問題なのかを掘り下げる局面をもつ,より深い省察の仕方が重要となっている.本研究では,より深い省察を行うための大学教員の役割を明らかにすることを目的とする.この目的を達成するために,模擬授業後の協議会における教員の板書や発問と,学生の協議会の発言内容や協議会後のリフレクションシートの記述内容の関連を分析し,大学教員の協議会における役割を検討した…

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  • 双方向授業支援システムREQUEST の検証を目的とした演習授業の実践研究

    江﨑 誠治, 初田 泰敏, 青江 麻衣, 西中 徹 日本教育工学会論文誌 46 (3), 425-432, 2022-09-10

    <p>タブレット端末を用いた双方向授業支援システムREQUEST を開発し,多肢選択式問題演習の解説授業にて運用することで,このシステムの検証のためのケーススタディを行った.一部の受講生に,演習時間内にマークシートへの解答をタブレット端末にも入力してもらうことで,クラスの受講生の解答状況をリアルタイムで把握でき,受講生の疑問点の解消や弱点の補強など,ニーズに即した解説授業が行えることが確認された…

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  • 若者支援としての居住支援――若者支援における住宅供給型居住支援の実際――

    岡部 茜 社会福祉学 63 (2), 70-84, 2022-08-31

    <p>2000年代以降,若者の「生きづらさ」への注目がなされ,代表的なものとしては就労支援や居場所づくり,アウトリーチなどいくつかの若者支援が行われてきた.若者の困窮状況の一つとして居住問題もまた指摘されてきたが,従来の若者支援のなかで,居住に焦点を当てる支援はわずかである.公的な支援もなく,一部の民間団体が支援をしている状況であるが,その実態は明らかになっていない.この調査報告は,全国でどのよ…

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  • 薬学部における科目分野横断型教育の試みとその評価

    青江 麻衣, 藤坂 朱紀, 浦嶋 庸子 リメディアル教育研究 16 (0), 191-199, 2022-07-01

    <p>近年,薬剤師には,基礎科学を臨床現場で生かし,現場でおこる様々な問題点に対する解決力が期待されている。その一方で薬学生の質の維持への課題が指摘されている。そこで本研究では,学生が種々の科目を分野横断的に理解して学び,知識習得までのプロセスを体験できることを目的とした新たな学習方略として,ジグソー法とシリアスゲームの要素を取り入れた,ワークショップ(WS)型学習方略を立案・実践した。その学習…

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  • 日本語教育人材を育成する教師教育者

    嶋津 百代, 北出 慶子, 杉本 香, 中谷 潤子 日本語教育 181 (0), 81-95, 2022-04-25

    <p> 本稿は,関西圏の大学や日本語学校の教員からなる日本語教師教育者ネットワークの活動内容を事例として,日本語教育人材を育成する教師教育者について論考するものである。これまで研究対象として取り上げられることの少なかった教師教育と教師教育者に着目し,孤立しがちな「教師の教師」がヨコに繋がることで見えてきた新しい形の教師教育者の成長について検討する。具体的には,(1)教師教育者の役割やアイデンティ…

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  • 共生、あるいはすれ違うこと

    平田 公威 未来共創 9 (0), 5-32, 2022-03-31

    共生とは何か。この概念はしばしば実現されるべき理念と して問題にされる。たしかに、今日の社会にはさまざまな問 題点があり、その解決に向かって行動し、言説を形成する必要がある。とはいえ、共生はつねに実現していると言うこともできる。私たちは、現に、誰かと共に生きているからである。この事実はあまりに自明であるがゆえに、あまり問題にされてこなかったように思われる。しかし、共生にかんする議論が錯綜する今こ…

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  • 説一切有部における無表理解について

    向田 泰真 印度學佛教學研究 70 (2), 979-976, 2022-03-23

    <p>Sarvāstivāda assigns the dharma of non-representation (<i>avijñapti</i>) to the category of matter (<i>rūpa</i>) of the unseen and unpaired, and matter included in the sphere of the mental …

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  • 「権化の仁」について

    青柳 英司 印度學佛教學研究 70 (2), 634-638, 2022-03-23

    <p>Shinran uses the expression “<i>gonke no nin</i>” 権化の仁 in the general preface to the <i>Kyōgyōshinshō</i> 教行信証. Previous studies have understood <i>gonke</i> to refer to the characters in the …

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  • 二種類の不退転について

    澤﨑 瑞央 印度學佛教學研究 70 (2), 735-738, 2022-03-23

    <p>Non-retrogression (<i>avinivartanīya</i>) is indicated as the stage that should be the goal in the practical path of a bodhisattva. However, as stated in Lamotte 1965, the word …

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