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検索結果 148 件

  • 1 / 1

  • ラオス中部天水田農村における人口増加と世代による生業の変化

    高橋 眞一, 横山 智, 西本 太, 丹羽 孝仁 E-journal GEO 18 (2), 264-278, 2023

    ...<p>ラオス中部に位置する天水田稲作農村において,年率2%を超える長期の人口増加と村びとの生業の対応との関連を世代別に明らかにした.1920年代後半に開村した村の第1世代から第4世代まで,生業の要である水田取得が人口増加とともに開田から,相続,そして購入へと変化した.人口増加による土地の余力がなくなってきた第3世代から他の農村への移動が増加した.さらに人口増加が続いた第4世代になってタイへの出稼ぎ専業層...

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  • 水稲の放射性セシウム吸収低減化(6)

    鈴木 聡, 小林 靖夫 栃木県農業試験場研究報告 (78) 37-38, 2018-03

    ...天水田において山地からの放射性セシウムの負荷は小さいと考えられた。20 mg 100g-1程度の交換性カリ含量が確保されていれば天水田での移行係数は0.05を超えず,用水田と同等であった。...

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  • 水田灌漑用水利用からみた韓国の河川の流量特性

    李 相潤, 石井 敦, 申 文浩, 谷口 智之, 佐藤 政良 水文・水資源学会誌 30 (2), 102-111, 2017

    ...2)その要因は,韓国では日本と比べて非灌漑期である10~3月の降水量が極めて少なく,山地流域の地質が影響している可能性があると推定される.3)灌漑期間中に一定流量を供給するために必要なダムの貯水池容量は,日本の河川の数倍以上と大きい.それは,ダムからの補給期間が長いという流量特性による.4)このことが,韓国では日本と比べて河川自流灌漑による水田開発の面積が限られ,大規模なダム開発がなされる現代まで天水田...

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  • 韓国近代前期における河川灌漑田の利水安全度

    李 相潤, 石井 敦, 申 文浩, 谷口智之, 佐藤 政良 農業農村工学会論文集 85 (1), I_105-I_115, 2017

    ...韓国近代前期の河川灌漑田面積とを比較して求めた.結果として以下が明らかになった.1)韓国の主要河川の夏期渇水時比流量は日本と比べ極めて小さい, 2)漢江を除き水不足の年発生確率が40~90 %で利水安全度が低く, 近代前期で夏期渇水時流量をほぼ使いきって灌漑田が開発されていた, 3)漢江の利水安全度が高いのは, 治水等の問題で開発できる水田が限られたためと推察された, 4)利水安全度が低い灌漑田と天水田...

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  • 米収量分布の詳細化に向けた天水田水循環に基づく作物生産モデル

    田中 健二, 吉田 貢士, 前田 滋哉, 黒田 久雄 水文・水資源学会研究発表会要旨集 29 (0), 117-, 2016

    ...解析では,地下水条件が根圏水収支に影響を及ぼすなど,天水田地域特有の水循環の存在が指摘されている.先行研究では収量分布の解像度が入力データの解像度に依存することが課題として挙げられた.そこで本研究では米収量分布の詳細化に向け,農地の水文環境に大きく影響を与える地形データを活用することで天水田地域特有の水循環を再現することを目的とする....

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  • 稲の品種選択要因に関する再考察

    若林 剛志 農業経営研究 (165) 91-96, 2015-07

    ...そこでは2007年時点の天水田地域の農村において農民の品種選択に最も影響を及ぼしているのは販売価格であることを明らかにしている。その一方で,この実証研究では複数の課題があげられており,そのひとつとして販売用と消費用の米に分けて分析する必要性をあげている。本稿では若林であげられたこの課題を取り上げ,課題に対応した修正を行った上でどのような結論が得られるのかを分析対象とする。...

    日本農学文献記事索引

  • イネの可塑的な根系発育による水ストレス適応機構

    仲田(狩野) 麻奈, 犬飼 義明, 山内 章 根の研究 24 (2), 53-62, 2015

    ...不安定な降雨に依存して栽培する天水田では,土壌水分が乾燥と過湿の間を変動することが特徴的で,広範囲な強度の乾燥ストレスと,土壌水分の変動そのものの両方がイネの生産性を規定する重要なストレス要因となっている.また,近年技術開発が進められている節水栽培田においても,一定間隔の潅漑による土壌水分の変動がストレスとして作用している可能性が考えられる.著者らは,天水田や節水栽培田でみられるような,水ストレスに...

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  • 蔡温の農務帳

    Purves, John Michael, Chen, Bixia, パーヴェス, ジョン・マイケル, 陳, 碧霞 / チェン, ビシャ 琉球大学農学部学術報告 (61) 1-9, 2014-12-27

    The contents of Noumuchou can be divided into six sections: 1) conservation of agricultural land, 2) methods of cultivation, 3) cooperative community cultivation, 4) laying aside produce for times …

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  • タイ国内陸部における塩類土壌改良の現状と課題

    ポンウィチアン パイラック, 河野 英一, ロイ キンシュック, 笹田 勝寛 環境情報科学論文集 ceis27 (0), 305-310, 2013

    ...軽度・中度の塩類土壌での稲作栽培においては適正な農法的管理が特徴的に処方されており、マメ科緑肥作物の<i>Ugudcpkc"tquvtcvc </i>が塩類土壌における天水田稲作では有用な対策として認められてきている。しかし、強度の塩類土壌では、高額の資金投下と作付体系の変革が必要とされる。塩性植物はそのような地域の緑化に役立ち、環境改善に寄与できると考えられる。...

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  • シロアリタケ等各種産物の供給源としてのシロアリ塚分布に関する一考察―ラオス天水田地帯を事例に―

    齋藤 暖生, グエン ウィン・チャン, 奥野 正樹, 近藤 勇介, 土田 浩治 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 553-, 2013

    ...本研究では、ラオス首都近郊の天水田農村において、シロアリ塚の分布の把握を試みた。<br> 【方法】森林域(①乾燥フタバガキ林、および②乾燥常緑林)、③水田域のそれぞれにおいて、円形プロットを設け、プロット内のシロアリ塚について、位置、シロアリ種、サイズ等を記録した。<br> 【結果と考察】 シロアリ塚の分布密度は森林において圧倒的に高かかった。...

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  • ラオス北部山岳地域における天水田導入の効果

    柏木 淳一, 棚橋 麻衣子, 藤原 洋一, 小田 正人 農業農村工学会誌 80 (5), 345-348,a1, 2012

    ...<p>休閑期間の短縮にともなって,陸稲収量の著しい低下が問題となっているラオス北部焼畑地域において,天水田の導入効果について検討した。天水田区の面積は212.5m<sup>2</sup>,集水面積は約4,000m<sup>2</sup>であった。天水田区の収量は,2.46Mg ha<sup>-1</sup>であり,耕地の大半を占める斜面区の収量の8倍であった。...

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  • 耐旱性向上を目指したイネ根系形質の遺伝的改良

    犬飼, 義明 Gamma field symposia (48) 35-41, 2011-03

    ...天水田における水ストレスは、畑状態で起こる乾燥ストレスとは質的に異なる。天水田には深さ20cmあたりに硬盤層が存在し、これにより根の下層への伸長が抑制される。硬盤層は不透水層であるため、これより下の心土は通常、湿潤状態であるが、硬盤層より上の作土は不定期な降雨によって嫌気的と好気的条件を繰り返し、その際に起こる土壌水分変動ストレスが生産性の低下を招く。本総説では、このような栽培環境下での水ストレスを...

    日本農学文献記事索引

  • 東北タイ天水田の落水後の地下水からの水分補給量の推定

    藤巻 晴行, 小沢 聖, 桑形 恒男, 後藤 慎吉, 登尾 浩助 水文・水資源学会研究発表会要旨集 24 (0), 130-130, 2011

    ...東北タイの天水田での裏作の可能性をさぐるにあたって、地下水からの水分補給がどの程度期待できるかを調べるため、天水田において土壌水分および地温等のモニタリングを行った。深さ30cmおよび70cmの水分を、土壌水分保持曲線に代入することにより圧力水頭に変換し、さらに深さ50cmの不飽和透水係数を用いてダルシー則により深さ50cmを通過する液状水フラックスを推定した。...

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  • イネ(Oryza sativa L.)の耐乾性改良研究の現状

    鴨下 顕彦 日本作物学会紀事 80 (1), 1-12, 2011

    ...,トウモロコシ,コムギ,エンバクの他,ブラジルと日本の陸稲においても認められており,育種や形質の寄与について評価されてきた.2009年の時点で,イネの耐乾性改良の育種を組織的に行っている主要な組織は,国際稲研究所などの国際農業研究協議グループ(CGIAR),インド,タイ,中国の政府系研究機関である.メコン地域では,ターゲット環境での多地点試験の遺伝環境交互作用の解析により,広域適応性を高めるように天水田...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献101件

  • 根からみた作物の水ストレス耐性

    山内 章, Yamauchi Akira, 犬飼 義明, 狩野 麻奈, Suralta Roel, 小川 敦史, Inukai Yoshiaki, Kano Mana, Ogawa Atsushi 農学国際協力 8 59-87, 2010-02

    ...世界的にみるとイネ栽培地域の約半分が天水田(rainfed lowlandrice field)で、灌漑設備が整っていない。この天水田における最大の収量制限要因は、水ストレスである。天水田には、深さ2Ocmあたりに硬盤層という不透水層が存在し、そのため一時的に湛水状態となる場合がある。...

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  • インド・アッサム州、ブラマプトラ川氾濫原におけるモンスーン降雨と稲作との関係

    浅田 晴久 日本地理学会発表要旨集 2010s (0), 166-166, 2010

    ...<BR>  モンスーンによる降雨、そしてブラマプトラ川の氾濫水という湿潤環境の中で、アッサム州では人工的な灌漑を用いない天水田稲作が営まれてきた。ここでは年々変動が大きいモンスーンの降雨を最大限活用する形で稲作作付体系が組み立てられてきた。<BR>  アッサム州の稲作にとってはこれまで雨季の洪水が最大の問題とされ、いかに水を制御するかが長年の課題とされてきた。...

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  • ラオスの自給的水田農村の出生力低下

    高橋 眞一 日本地理学会発表要旨集 2010f (0), 161-161, 2010

    ...<BR><BR> 3 自給的水田村の事例<BR>  一方,今回対象にした天水田による生産力の低い自給的米作を主とした農村で,出生力が低下する過程を示すと,以下のようになるであろう。<BR> 1) 北部農村と同様に,少なくとも第二次世界大戦後にはみられた死亡率低下によって,この村でも人口増加がみられた。...

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  • 多様な水田水利用を考慮した分布型水循環モデルの開発(II)  ‐ 水利用分類と水管理に基づく必要水量の推定 ‐

    谷口 智之, 増本 隆夫, 堀川 直紀, 清水 克之, 吉田 武郎 水文・水資源学会誌 22 (2), 114-125, 2009

    モンスーンアジア地帯における水利用は,水田が主体である,灌漑形態が多様である,乾季と雨季が存在する,干ばつと洪水が発生するなどの特徴がある.しかし,これらの影響を総合的に評価するモデルは必ずしも得られていない.そこで,一連の論文では水田水利用を考慮した分布型水循環モデルを提案する.本稿では,その中の水利用・水管理を評価する水田水利用モデルを提案し,1999年から2003年を対象に,一連のモデルを…

    DOI 被引用文献4件 参考文献5件

  • インド、ブラマプトラ川氾濫原の稲作と環境変動

    浅田 晴久 日本地理学会発表要旨集 2009s (0), 31-31, 2009

    1.はじめに<br> インド東北地方は国内でも最も開発の遅れた地域の1つであるが、その中でアッサム州は人口・面積が最大で、人口の70%、州の総生産の40%を農業に依存している。一方でアッサム州は世界最多雨地のメガラヤ高原にも隣接する多雨地域であり、州の中心を流れるブラマプトラ川は毎年のように洪水になる。また上流域のヒマラヤ山脈の環境変化の影響も容易に受けやすい。このような特異な自然環境とその変動…

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  • 多様な水田水利用を考慮した分布型水循環モデルの開発(I)  ‐ 作付時期・作付面積推定モデル ‐

    谷口 智之, 増本 隆夫, 清水 克之, 堀川 直紀, 吉田 武郎 水文・水資源学会誌 22 (2), 101-113, 2009

    ...モデル」を提案し,全体モデルをメコン河流域に適用した結果を示した.得られた成果は以下の通りである.i)全体モデルで推定された実蒸発散量は,現地観測から算定した蒸発散量の期別変化をよく再現した.ii)降水量や水田水利用形態の違いが作付けに及ぼす影響を考慮することで,各年の条件に応じた作付状況を推定できた.iii)修正ペンマン・モンティース式から算出される基準蒸発散量と推定された実蒸発散量を比較した結果,天水田面積率...

    DOI 被引用文献9件 参考文献10件

  • 多様な水田水利用を考慮した分布型水循環モデルの開発(III)  ‐ モデル構成と農地水循環量の推定 ‐

    谷口 智之, 増本 隆夫, 吉田 武郎, 堀川 直紀, 清水 克之 水文・水資源学会誌 22 (2), 126-140, 2009

    ...メコン河流域にモデルを適用した結果を述べた.メコン河本川5地点における実測流量と独自に設置した観測データから推定した実蒸発散量の両者によってモデルによる推定結果を検証し,いずれの推定値とも良好な再現性を得た.また,このモデルを用いたことにより,水田水利用に関わる水田作付面積,取水量,土壌水分量などの諸量も任意の時点,地点で推定できることが分かった.さらに,灌漑開発に伴う河川流量への影響を予測した結果,天水田...

    DOI 被引用文献7件 参考文献12件

  • 空間解析手法を用いたラオスの降雨およびコメ生産特性の把握

    山本 由紀代, 古家 淳, 鈴木 研二, 越智 士郎 システム農学 23 (1), 71-86, 2007

    ...一方、1991~2002 年の統計データから抽出した雨期作水稲(天水田)・乾期作水稲(灌漑)・陸稲の生産量とそれぞれの対前年比平均値を変量とする主成分分析からはコメの栽培体系と生産の拡大傾向を示す地域区分がなされた。...

    DOI Web Site 参考文献32件

  • 水域自然資源利用の多様性

    鯵坂 哲朗, 池口 明子 日本地理学会発表要旨集 2007f (0), 132-132, 2007

    ...さらには天水田地域の水田は雨期に一時的に、灌漑地域では乾期も湿地になる。このような水辺・湿地環境に生育する植物が食用をはじめ多様に利用されている。これらの植物を「水草類」として扱うが、この中には藻類をも含む(ちなみに、タイやラオスでは海藻類も含めて総称で「サライ(sarai)」と称する)。今回は淡水藻類をも含めて、これらの食用利用に焦点をしぼり、その特徴や問題点などを探ってみたい。...

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  • 天水田稲作地域の水問題

    竹中 千里, 富岡 利恵 日本地理学会発表要旨集 2007f (0), 135-135, 2007

    ...一方、ラオスでは降水に依存する天水田農業も存続している。天水田の場合は、雨季に地表を流れる水の質が稲の収量に大きく影響する。ここでは、サイタニー郡の天水田農村における水の現状と課題を、地下水と地表水の両方の水質について調査した結果から述べる. <BR><BR> 1.地下水の水質<BR>  サイタニー郡の天水田農村において、井戸水の分析を行なった。...

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  • ラオス・ヴィエンチャンにおける気候環境の特徴

    朴 恵淑, 小野 映介 日本地理学会発表要旨集 2007f (0), 136-136, 2007

    ...はじめに<BR>  天水田農業に代表されるように,ラオスでは降雨に強く依存した生業活動が行われている.したがって,雨季における降水量の極端な増減などは生業活動に深刻な影響をもたらす.本稿では,ラオス気象台(Hydrology & Meteorology Stations in Lao PDR)の気象資料をもとに,過去約50年におけるヴィエンチャンの降水量の経年変化および,河川の季節的水位変動を中心に...

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  • メコン川下流平野(カンボジア)における土地条件と土地利用、水利用の地形学からの統合的理解

    久保 純子 日本地理学会発表要旨集 2007f (0), 94-94, 2007

    ...灌漑施設は少なく天水田が卓越し、収穫は通常年1回である。メコン川氾濫原やトンレサップ湖周辺ではしばしば稲刈りと田植えが隣接して見られるが、二期作はほとんど行われておらず、水位の微小な変化に従って減水期稲作が行われている。<BR> ■対象地域の微地形<BR>  プノンペン付近ではメコン川、トンレサップ川、バサック川が交差して「チャトムック(四面)」と呼ばれている。...

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  • 最小耕うんにおける溝切り器の圃場性能評価 (第2報)

    チャオラカム イサラー, 小池 正之, 瀧川 具弘, 余田 章, 長谷川 英夫, バハラヨーディン バンチョー 農業機械学会誌 69 (6), 75-83, 2007

    The field performances of slot openers and residue handling devices have been studied experimentally in conjunction with the role of micro-managed surface residues which are advantageous for seeding …

    DOI Web Site 参考文献11件

  • ラオス・ビエンチャン特別市における日降雨特性の経年変化

    鈴木 研二, 山本 由紀代, 古家 淳 水文・水資源学会誌 20 (1), 17-24, 2007

    ラオス・ビエンチャン特別市における50年間の日雨量データを第I期(1951~1975年)と第II期(1976~2000年)に分割し,日降雨特性の経年変化と天水条件下での米生産に及ぼす影響について検討した.対象期間における年総雨量に顕著な傾向はなかったが,年最大日雨量は前半よりも後半で大きな変動を示すとともに,同じ確率年に対応する年最大日雨量が増大した.また,干害発生を引き起こすと考えられる10日…

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • 弥生集落と谷

    浜田 晋介 日本考古学 14 (24), 75-96, 2007

    This article discusses analytical results on relationships between villages on plateaus and hills in the Yayoi period and valleys below them. In the past, studies of Japanese archaeology were based …

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  • 四次元で描く地誌:

    野中 健一, 朴 恵淑, 岡本 耕平 日本地理学会発表要旨集 2007f (0), 126-126, 2007

    ...雨季の雨を頼りとした、天水田稲作がもっぱら行われ、牛、水牛などの家畜飼育が組み合わさって農業が営まれてきた。それと同時に、魚介類や昆虫をはじめとするさまざまな野生生物が食用として利用されてきた。<BR>  1990年代以降、市場経済の導入などによって、首都ヴィエンチャンの発展に伴い、周辺地域の宅地化や工業用地化など土地利用の変化と都市域の拡大が進んでいる。...

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  • 生物の営みが生み出す水田の多面的利用

    足達 慶尚, 野中 健一, 板橋  紀人 日本地理学会発表要旨集 2007f (0), 130-130, 2007

    ...しかし、天水田における休耕田は、米生産のみの場所ではない。それは、水田が水を湛えると、さまざまな生き物の生育場所となり、それらが食物資源として利用されることや、稲作農耕に付随する資源獲得活動で利用されるためである。この研究では、休耕田に着目することによって、資源利用の多様性と、場所の多元的な利用を明らかにする。...

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  • 天水田稲作の今とこれから

    宮川 修一, 足達 慶尚, 瀬古 万木 日本地理学会発表要旨集 2007f (0), 134-134, 2007

    ...耕耘機や脱穀機の利用も進んでいる.灌漑が困難な天水田における生産の実態を把握し,生産の安定向上につながる事象を抽出することがこの研究の課題である.ここではサイタニー郡の一つの天水田農村についての分析結果を述べる....

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  • 東北タイにおけるタムノップ灌漑と天水田の発生

    福井 捷朗, チュムポーン ネーウチャムパ, 星川 圭介 東南アジア -歴史と文化- 2006 (35), 53-73, 2006-05-30

    Northeast Thailand is known as a typical “rain-fed” rice area. Archival materials and interviews with village elders, however, indicate that “rain-fed” rice land began to appear only around the …

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  • 社会変動を考慮した河川流量予測モデルの構築

    手計 太一, 吉谷 純一 水文・水資源学会誌 19 (3), 171-182, 2006

    ...途上国において利用できるような,社会変動を考慮した新しい河川流量予測モデルを構築した.これは,国勢調査等のような容易に入手できる社会・経済データと流域雨量データから,年河川流量や季節河川流量を予測するものである.使用した社会変動要因は,人口,森林面積,野菜・果樹耕作地面積,天水田面積,灌漑面積,そして雨期作米生産量である.本稿で構築したモデルはいずれも極めて精度の良い再現性を持っている.さらに,精度良...

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  • 東北タイにおける乾季の非灌漑水田への供給可能水量の推定に関する考察

    宗村 広昭, 吉田 貢士, 樋口 克宏, 戸田 修, 丹治 肇 システム農学 21 (3), 167-176, 2005

    乾季の水田において水稲栽培に使用した水量と乾季の降水量との差を数年間推定し、その値から各県における水田への供給可能水量の推定を試みた。対象地域には乾季において灌漑水田と非灌漑水田とに区別された米生産量データが存在する東北タイを選定した。アジアモンスーン地帯では季節が雨季と乾季に明瞭に分かれ、年降水量の約7割が雨季に集中するため、乾季に直接水田へ入る降水量だけを使用して作付けを行うことは不可能であ…

    DOI Web Site 参考文献24件

  • ラオス中部,ビエンチャン平野の地形環境と土地利用

    小野 映介 日本地理学会発表要旨集 2005f (0), 90-90, 2005

    ...,サイタニー郡の最北部では急峻な山地部から流入する河川により大量の雨水が流れ込み,低位面がしばしば湛水することがある.ビエンチャン平野の諸河川は乾期の間,狭小な流路を形成しながら氾濫原を流れ,大半は乾燥した状態で細粒堆積物が露出する.4.地形・水文環境と土地利用高位面_から_低位面:ビエンチャン平野では,集落の多くが氾濫原面に接する低位面上に立地する.平野において最も広い面積を有する低位面の大半は天水田...

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  • 水田主体流域における農地水利用の分類と分布型流出モデルへの組込み

    清水 克之, 増本 隆夫, ファム タイン ハイ 水文・水資源学会研究発表会要旨集 18 (0), 4-4, 2005

    モンスーンアジアにおける水利用は,農業用水利用が主体である,水田灌漑形態が様々である,明確な乾季と雨季が存在するなどの特徴を持っている。しかし,農業水利用に関するデータの不足のため,水循環がどのように形成されているのか,さらには,水循環変動が食料生産にどのように影響するのかについては十分に明らかにされていない。それらを解明するためには,まず,地域の多様な土地利用,灌漑形態・方式を例示する必要があ…

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  • 東北タイにおける天水田の米生産量推定のためのモデル開発

    鈴木 研二, 後藤 章, 水谷 正一, SRIBOONLUE Vichai システム農学 18 (1), 55-60, 2002

    ...既に筆者らは、斜面上の天水田群一列の水移動・貯留動態を再現する天水田水文モデルを構築した。そこで本研究では、この水文モデルで計算される水分条件を入力値として、米生産量を推定するモデルの開発を目的とする。このモデルは生育と収量の2つのサブモデルから構成される。生育サブモデルは、天水田水文モデルで計算された水田の水分条件から本田準備・播種、田植の開始時期を決定し、さらに生育ステージを推定する。...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献8件

  • 東北タイにおける天水田の水文過程のモデル化

    鈴木 研二, 後藤 章, 水谷 正一, SRIBOONLUE Vichai 農業土木学会論文集 2001 (212), 161-166,a2, 2001

    The rainfed rice production in Northeast Thailand is unstable with low yield. In order to analyze the stability of the production quantitatively, it is important to establish the method to calculate …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献7件

  • 天水田のかんばつと根系の遺伝的改良

    鴨下 顕彦 根の研究 9 (2), 57-60, 2000

    ...世界に3600万ha拡がる天水田での平均収量は2.3t/haと低く, その主要な原因の1つは旱魃である. 国際稲作研究所では, 旱魃による収量低下を, イネの耐乾性の遺伝的な改善によって減少させようとしてきた....

    DOI 参考文献17件

  • 東北タイ・コンケン県の2農村における天水田農業の変容

    鈴木 研二, 後藤 章, 水谷 正一 農業土木学会誌 68 (9), 945-948,a2, 2000

    ...東北タイは熱帯モンスーンアジァ地域における代表的な天水田地帯であり, 不安定な稲作が自給のために営まれてきた。一方, 近年の急速なタイ経済の成長は, 農村生活・経済にも大きな影響を及ぼした。こうした状況のもと, 東北タイ, コンケン県の2農村において稲作農業・農村の実態に関する現地調査を実施した。...

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  • 東北タイとラオスの天水田稲作村から

    黒田 俊郎 日本作物学会中国支部研究集録 40 (0), 30-31, 1999

    ...人工的な灌漑設備をもたない水田-天水田-では、村人は豊作を祈って年々の雨の降り具合に一喜一憂することになる(第1・2表)。...

    DOI

  • 東北タイにおける水稲直播栽培の収量性

    宮川 修一, コンチャン ソムキアット, 河野 泰之 熱帯農業 42 (4), 248-256, 1998

    In Northeast Thailand, rice grain yield and its components were investigated in 24 direct seeded and 45 transplanted plots for 1994, and 41 direct-seeded and 62 plots transplanted for 1995, …

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  • 天水田

    河野 泰之 農業土木学会誌 65 (4), 410-410, 1997

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  • 在来型のインド型水稲の光合成に及ぼす土壌水分と施肥の相互作用

    宮川,修一, 水野,成雅, 星川,和俊 日本作物学会東海支部会報 3-6, 1991-07-01

    ...熱帯アジアの天水田地域では, 旱魃の害と共に栄養不足によっても収量が規制されていることが多い.肥料の価格が農民にとつて比較的購入し易い水準になって来つつある現在, 天水田における適正な施肥技術の開発がなされる必要がある.多肥栽培は旱害を助長し易いことは一般に知られているが, この点に関する生理学的な研究は多くはない.ここでは施肥量を変えて栽培したインド型水稲に対する給水量の相違が個葉の光合成に及ぼす...

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  • タイにおける米の生産とその問題点

    カンポン アデュラビット 農業経済研究 62 (2), 95-103, 1990-09-26

    ...<p> タイ経済のなかで,米は重要な役割を演じている.米はタイ人の主食であるが,また外貨を獲得する最大の輸出品目でもある.水稲作は天水田,灌漑田,深水田などで行われているが,一部の灌漑田を除き,その生産は不安定であり,しかも単収は低い.タイでは移植法の他に直播法も行われている....

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  • インドネシアにおける米の生産と流通

    スリ ウィドド 農業経済研究 62 (2), 77-85, 1990-09-26

    ...<br> 米は,灌漑水田,天水田,湿地などさまざまな生態系の下で栽培されているが,生産の主体は平均収量が4t/ha以上に達する灌漑水田である.二期作が可能な灌漑水田はジャワに集中しているが,稲作は零細な家族経営によって行われている.生物・化学的技術革新によって生産力の上昇を図る一方,選択的機械化も進みつつある....

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  • 東北タイ内陸塩害地域における試験溜池淡水池化の実証的研究

    南 勲, 藤井 秀人, 木戸 敏浩, 近森 邦英, スベタナント プラパン, スッチャリット クンタナクンラウォン 農業土木学会論文集 1986 (123), 25-32,a1, 1986

    The weather in northeast Thailand clearly comprises rainy and dry seasons. Occasionally in the rainy season, especially in July and August, there is a spell of dry weather lasting about 3 weeks, …

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  • 熱帯農業の特質

    小田 桂三郎 農業土木学会誌 51 (1), 5-10,a1, 1983

    ...熱帯農業の特質を, 湿潤熱帯, 半湿潤熱帯, 乾燥熱帯の3地域別に, 主として自然環境と関連させながら論述するとともに, とくに熱帯特有の農業形態であるプランテーションや焼畑, 天水田農業, さらには熱帯関連作物等の問題を取上げて詳述し, エネルギー集約型の農業形態へ向いつつある最近の傾向についても触れた。...

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