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  • 佐治謙譲の憲法学的国家論における日本的独自性強調の論理

    富塚, 祥夫 自然人間社会 58 107-123, 2015-01

    本稿では、戦前の一憲法学者である佐治謙譲の国家理論・憲法理論を取り上げ、その中で展開された日本的独自性強調の論理について考察する。佐治は、普遍性の研究のみならず特殊性の研究もまた学問上重要であることを説いたうえで、彼が高く評価する上杉慎吉の憲法理論を一歩前に進めることを自分の使命とみなし、当時のフランス人憲法学者レオン・デュギーの方法論にも依拠しつつ、日本国家の独自性の歴史的実証的解明にもとづく…

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  • 自由民権論の思想構造 : --植木枝盛(1857-92)の理論的「転換」に即して--

    渡邉, 憲正 関東学院大学経済経営研究所年報 36 86-114, 2014-03

    ...だが,およそ明治十四年の政変を境に--つまり自由民権運動の昂揚期(1881-84)に--,それは天皇主権論と国権拡張論に接近するという「転換」を遂げ,国力増進の経済的社会的文明化の傾向をますます強く顕現させるに至った。本稿は,この「転換」を植木枝盛の思想に即して論じ,自由民権論の思想構造を考察するものである。...

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  • 敗戦前後の佐々木惣一--近衛文麿との関係を中心に

    松尾 尊兌 人文學報 98 117-142, 2009-12-30

    ...二人はともに,天皇主権という帝国憲法の形式(国体)を維持したままに,内容を民主主義的自由主義的に改めることを意図した。国体を維持するためには,昭和天皇は戦争責任を負って退位すべきだとの暗黙の合意も,二人の間には存在した。近衛が戦争犯罪者に指名されて自殺したあと,その遺志をつぐように佐々木は貴族院議員として主権在民の日本国憲法に反対する一方,皇室典範を天皇退位を可能にするよう改正せよと主張した。...

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