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検索結果 433 件

  • 九重火山54 ka飯田噴火による噴出物の層序および噴火経緯

    辻 智大, 岸本 博志, 藤田 浩司, 中村 千怜, 長田 朋大, 木村 一成, 古澤 明, 大西 耕造, 西坂 直樹, 池田 倫治, 太田 岳洋, 福岡 仁至 火山 68 (3), 129-160, 2023-09-30

    <p>Kuju volcano, located within Beppu-Shimabara graben central Kyushu, Southwest Japan, has been active in the recent 200,000 years. The 54 ka Handa eruption, as large as VEI 5 or 6 and the largest …

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  • 内耳におけるマトリセルラータンパク質Smoc2の発現

    小野 和也, 太田 岳, 高畑 佳史, 西村 理行, 日比野 浩 日本薬理学会年会要旨集 97 (0), 1-B-O03-4-, 2023

    <p><b>Cochlea of the inner ear is essential for hearing. Cochlear sensory epithelium consists of hair cells, supporting cells, and tectorial membrane (TM), an extracellular matrix lying over the …

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  • 岩国地区の平成30年7月豪雨による斜面崩壊と微地形の形成

    黒木 貴一, 太田 岳洋, 山本 道輔 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 9-, 2023

    <p>平成30年7月豪雨で西日本に多く生じた斜面崩壊に対し,降雨特性,地質・地盤,土石流,土地利用等に関する調査が行われ,それぞれ被害特徴が報告された.斜面崩壊の発生は,地形・地質条件のほかに地下水条件や植生などの環境条件も関与する.しかし各報告では,そこに至る地形形成までの考察はまだない.斜面崩壊に至る微地形形成に関し,既報では現地での測量と直接計測に基づき,樹木の根曲りまたは土層蓄積等を数量…

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  • 改良型レーザー干渉法による内耳感覚上皮帯のナノ振動計測

    太田 岳, 崔 森悦, 任 書晃, 日比野 浩 生体医工学 Annual60 (Abstract), 206_1-206_1, 2022

    <p>聴覚の末梢器官である内耳蝸牛に音波が伝わると、その内部のシート様組織である感覚上皮帯が上下にナノ振動する。この小さな揺れは上皮帯に分布する内・外2種の有毛細胞の感覚毛を屈曲させ、毛の先端の機械電気変換チャネルを透過するイオン電流量が変動する。どちらの細胞も音が小さいほど敏感に応答し、大きな刺激には鈍感である。特に外有毛細胞は、自らの細胞体を伸縮させることで感覚上皮帯の振動振幅を増幅し、内有…

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  • 阿蘇カルデラから170 km離れた山口市徳地におけるAso-4火砕流堆積物の発見

    辻 智大, 太田 岳洋, 藤原 尚起, 中田 英二, 潮田 雅司, 中村 千怜 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 194-, 2022

    <p>【はじめに】Aso-4火砕流は,約9万年前の阿蘇4噴火によって放出された大規模火砕流の一つであり,国内の活火山から発生した火砕流としては,国内で最も遠くまで到達した火砕流である.Aso-4火砕流のような拡散型の大規模火砕流の移動には内的・外的な要因が複雑に関係することから,その運搬能力や堆積過程は解明されていない.特に,火砕流の末端部に関して産状の記載例が不足していることから,詳細について…

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  • 生体医工学ウェブ辞典(第一分冊)

    相川 慎也, 芦原 貴司, 天野 晃, 有末 伊織, 安藤 譲二, 伊井 仁志, 出江 紳一, 伊東 保志, 稲田 慎, 井上 雅仁, 今井 健, 岩下 篤司, 上村 和紀, 内野 詠一郎, 宇野 友貴, 江村 拓人, 大内田 研宙, 大城 理, 太田 淳, 太田 岳, 大谷 智仁, 大家 渓, 岡 崇史, 岡崎 哲三, 岡本 和也, 岡山 慶太, 小倉 正恒, 小山 大介, 海住 太郎, 片山 統裕, 勝田 稔三, 加藤 雄樹, 加納 慎一郎, 鎌倉 令, 亀田 成司, 河添 悦昌, 河野 喬仁, 紀ノ定 保臣, 木村 映善, 木村 真之, 粂 直人, 藏富 壮留, 黒田 知宏, 小島 諒介, 小西 有人, 此内 緑, 小林 哲生, 坂田 泰史, 朔 啓太, 篠原 一彦, 白記 達也, 代田 悠一郎, 杉山 治, 鈴木 隆文, 鈴木 英夫, 外海 洋平, 高橋 宏和, 田代 洋行, 田村 寛, 寺澤 靖雄, 飛松 省三, 戸伏 倫之, 中沢 一雄, 中村 大輔, 西川 拓也, 西本 伸志, 野村 泰伸, 羽山 陽介, 原口 亮, 日比野 浩, 平木 秀輔, 平野 諒司, 深山 理, 稲岡 秀検, 堀江 亮太, 松村 泰志, 松本 繁巳, 溝手 勇, 向井 正和, 牟田口 淳, 門司 恵介, 百瀬 桂子, 八木 哲也, 柳原 一照, 山口 陽平, 山田 直生, 山本 希美子, 湯本 真人, 横田 慎一郎, 吉原 博幸, 江藤 正俊, 川田 徹, 紀ノ岡 正博, 杉町 勝, 中島 一樹, 成瀬 恵治, 橋爪 誠, 平田 雅之, 福岡 豊, 不二門 尚, 村田 正治, 守本 祐司, 横澤 宏一, 吉田 正樹, 和田 成生 生体医工学 Dictionary.1 (0), 1-603, 2022

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  • 魚骨による下部消化管穿孔・穿通の3例

    金子 由香, 吉利 賢治, 梶山 英樹, 藤田 泉, 太田 岳洋 日本臨床外科学会雑誌 82 (2), 415-421, 2021

    <p>消化管異物の多くは自然排泄され,消化管穿孔などの合併症を生じる頻度は1%以下といわれているが,消化管穿孔・穿通を生じた場合,腹膜炎を発症したり腹腔内膿瘍を形成することがある.今回2016年1月から2017年9月までに,当院にて魚骨により下部消化管穿孔または穿通により加療を行った3例について検討した.平均年齢90.3歳,男性2人,女性1人.魚骨の穿孔・穿通部位はすべてS状結腸で,全例急性炎症…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • 節理を充填するマンガン水酸化物の成因

    中田 英二, 太田 岳洋, 鈴木 素之 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 315-, 2021

    <p>1、はじめに</p><p>節理等の割れ目には黒色で幅1 mm から10 mmのマンガン水酸化物が生成していることが多い。山本ほか(2001)は割れ目を充填するマンガン水酸化物を黒色脈と呼び、法面崩落のすべり面になると報告している。中田・太田(2019)は、実際にマンガン水酸化物の表面に滑りの痕跡を示す条線が認められる例を紹介した。このようなマンガン水酸化物はシャーペンの芯でも削ることができ…

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  • ゴマ新品種「信州駒黒」の準高冷地における収穫期について

    平嶋, 千寬, 太田, 岳志, 野田, 泰良, 畑, 亮太郎, 樋川, 瑠美, 春日, 重光 信州大学農学部AFC報告 18 13-17, 2020-03-31

    ゴマは我が国において、古くから栽培されてきたが、品種改良はほとんど行われてこなかったため、全国で栽培されているゴマの多くが在来品種である。駒ヶ根市では「駒ヶ根ごまプロジェクト」において、国産ゴマの栽培・特産物化に取り組んできた。その中で在来品種の「岩手黒」より純系選抜法によって、新品種「信州駒黒」を開発した。本試験では、「信州駒黒」(2019年11月19日に出願が公表)の収穫適期を明らかにするた…

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  • イチゴの高設栽培における籾殻燻炭の利用が育成系統「SUS-1」の生育・収量に及ぼす影響

    樋川, 瑠美, 太田, 岳志, 野田, 泰良, 畑, 亮太郎, 平嶋, 千寛, 春日, 重光 信州大学農学部AFC報告 18 1-11, 2020-03-31

    固形培地として‘ヤシ殻’と‘モミ殻燻炭’培地を用い、信州大学農学部栽培学研究室で選抜・育成した一季成り性イチゴ系統「SUS‒1」の栽培試験を行った。生育調査および収量調査を行ったところ、モミ殻区は1株当たりの葉面積が高く果房数が多かったため、果実生産性が高まり、収穫果実数、収穫果実重および1果実重が高くなった。また、モミ殻区は6g未満果実数、奇形果実数およびうどんこ病発生果実数が少なかったため、…

    機関リポジトリ HANDLE

  • 改良型振動計による内耳ナノ動作の測定と解析

    日比野 浩, 太田 岳, 崔 森悦, 任 書晃 生体医工学 Annual58 (Abstract), 228-228, 2020

    <p>外界からの音は、内耳蝸牛の感覚上皮帯にナノレベルの微小振動を誘引する。この組織は、刺激に応じて伸縮する外有毛細胞を含む。感覚上皮帯の振動振幅の感受性は、音入力が小さいほど増幅される。この非線形的な性質は外有毛細胞の動作に依存するが、その詳細なメカニズムは十分に明らかではない。そこで本研究では、生きたモルモットを用いて、複数の振動計測系を用いて高音に反応する部位の感覚上皮帯を解析した。最初に…

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  • 準高冷地において選抜・育成した極早生ライムギの特性

    畑 亮太郎, 野田 泰良, 太田 岳志, 樋川 瑠美, 平嶋 千寛, 鈴木 香奈子, 小山内 光輔, 関根 平, 野宮 桂, 春日 重光 北陸作物学会報 55 (0), 19-22, 2020

    2005年より極早生・多収を目標に選抜を行ってきたライムギ4系統(SUR-10~ 13)の収穫後の乾燥特性と倒伏割合を中心に評価を行った.「SUR-10」と「SUR-12」 は4月下旬までに出穂期となる極早生で4月中に収穫・調製が可能で本試験では 倒伏の発生は見られなかった.これは短稈で倒伏の発生が多くなる時期よりも前 …

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  • 自然地盤における砒素溶出機構の検討

    熱田 真一, 孫 躍, 太田 岳洋 応用地質 59 (6), 430-445, 2019-02-10

    <p>建設発生土に含まれる自然由来重金属等の評価において,水-岩石反応に着目した溶出機構の検討が重要である.</p><p>本研究では,溶出検液のpH領域が異なる自然由来重金属含有土をもとに,実際の鉱物組成及び化学組成と,pH-Eh図等の熱力学的検討に基づく理想的な固相種と溶存種の相平衡の変化から重金属等の存在形態に沿った砒素の溶出機構の検討を行った.</p><p>固液比一定条件下での溶出量試験は…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献12件

  • 死生観と放射能に対するリスク認知の関連

    向井 智哉, 宮川 隆, 太田 岳史, 野沢 勇樹, 玉利 祐樹, 中川 恵一 人間環境学研究 17 (1), 25-30, 2019

    多くの犠牲者を生んだ東日本大震災とそれによって生じた福島第一原発事故は、他の多くの災害に関して指摘されるように、人びとの死生観に対して一定の影響を及ぼしたと考えられる。しかしこのような死生観の変化がどのようなものであるかはいまだ検討されていない。そこで本研究では、第一原発事故によって避難を余儀なくされた地域の1つである福島県飯舘村に勤務する人々と東京都の住民を対象に、彼らの死生観がどのように異な…

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  • 東シベリアのカラマツ林における永久凍土季節融解深

    小谷 亜由美, 中坪 稔, 中井 太郎, 太田 岳史 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 374-, 2018-05-28

    <p>永久凍土地域の東シベリアのカラマツを中心とする森林では、短い夏季と年間200-300mmと少ない降水量の条件下で植物が生育するために凍土の融解水を利用する一方で、凍土の急激な融解を抑えると同時に蒸発散を介してこの地域の水循環に重要な役割を果たしている。本研究では、東シベリア地域の2ヶ所の森林における永久凍土上部の季節融解層(活動層)の融解深の時間空間変動を、地温プロファイルの連続測定と簡易…

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  • 内耳の感覚上皮ナノ振動の3次元計測を志向した新規光干渉顕微鏡の創製

    任 書晃, 崔 森悦, 太田 岳, 日比野 浩 生体医工学 Annual56 (Abstract), S201-S201, 2018

    <p>ヒトの聴覚は1兆倍もの音圧差と0.2%の周波数差を検出する。聴覚のこれらの特徴は、内耳の感覚上皮帯に音由来のナノ振動が惹起されることに起因する。感覚上皮帯は、三つの層によって構成されている。すなわち、有毛細胞層、支持細胞層、基底板である。異なる層における異なる振動様式が、聴覚の特徴に深く寄与していると考えられているが、従来の技術ではその詳細な計測が不可能であった。そこで我々は、対象物体の振…

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  • 東シベリアのカラマツ林における永久凍土の季節融解層

    小谷 亜由美, 檜山 哲哉, 太田 岳史, マキシモフ トロフィム 水文・水資源学会研究発表会要旨集 31 (0), 156-, 2018

    東シベリアの連続永久凍土地域のカラマツ林において,簡易貫入試験による季節融解層の計測をおこない,融解深の空間的ばらつきとその時間変化を降水量や土壌水分の異なる林分で比較し,融解深の時空間変動の原因を考察した.森林群落スケールの凍土季節融解層の融解深は,50m以下の空間スケールでは夏季の活動層では湿潤土壌ほど融解深が深くなることが示唆され,秋季の融解深は樹木分布や林床植生との関係がみいだされた.5…

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  • 内耳のナノ振動計測を標的とした改良型レーザー干渉法の創出

    太田 岳, 崔 森悦, 任 書晃, 日比野 浩 生体医工学 Annual56 (Abstract), S200-S200, 2018

    <p>内耳蝸牛は、聴覚の末梢器官である。音が蝸牛に到達すると、感覚上皮帯と呼ばれる組織が、0.3-10 nmの範囲で振動する。このナノ振動は、上皮帯に含まれる有毛細胞により電気信号に変換され、脳へと伝えられる。蝸牛は、小さい音ほど敏感に応答するが、大きな音には鈍感である。この"非線形性"の成立には、音刺激に呼応して有毛細胞に観察される動作が関わるとされている。しかし、生体内におけるその詳細なメカ…

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  • 北極陸域モデル相互比較GTMIPの熱・水収支解析

    斉藤 和之, 森 淳子, 町屋 広和, 宮崎 真, 伊勢 武史, 末吉 哲雄, 山崎 剛, 飯島 慈裕, 伊川 浩樹, 市井 和仁, 伊藤 昭彦, 大石 龍太, 太田 岳史, 堅田 元喜, 小谷 亜由美, 佐々井 崇博, 佐藤 篤司, 佐藤 永, 杉本 敦子, 鈴木 力英, 田中 克典, 新田 友子, 庭野 匡思, Burke Eleanor, 朴 昊澤, 山口 悟 雪氷 80 (2), 159-174, 2018

    北極陸域モデル相互比較(GTMIP)は観測-モデル研究連携の構築,現行の陸域過程モデルの不確実性把握,次世代モデル構築のための課題抽出を目的とし,物理系から生態系にまたがる国内外の21モデルと6観測サイトが参加して行われた.評価項目は熱・水収支,積雪・凍土,炭素循環にわたるが,本稿では4サイト(フェアバンクス,ケヴォ,ティクシ,ヤクーツク)の観測値をもとに構築した共通駆動データを使用した34年間…

    DOI DOI Web Site ほか2件 被引用文献3件 参考文献75件

  • エクリズマブを投与した発作性夜間血色素尿症合併妊娠の1例

    障子 章大, 山田 隆, 大原 雅代, 山田 愛, 岡村 篤夫, 太田 岳人, 房 正規 産婦人科の進歩 70 (2), 126-133, 2018

    <p>発作性夜間血色素尿症(PNH)は補体依存性に溶血をきたす疾患である.妊娠中は,補体活性が上昇するため血栓症を誘発しやすく,母体死亡,胎児死亡,流早産,胎児発育遅延などのリスクが上昇する.近年開発されたエクリズマブ(Ecullizumab)は,血栓症発生リスクを軽減すると報告されている.今回われわれは,同一患者において,従来の抗凝固療法で妊娠を管理した症例(第1子,第2子)と,エクリズマブを…

    DOI Web Site 医中誌

  • がん周術期におけるQC活動を通じたサポートチームの設立

    髙橋 忠志, 尾身 諭, 菊池 謙一, 泉 圭之介, 岩佐 美保子, 尾花 正義, 太田 岳洋, 加藤 孝章, 長谷川 士朗, 柚木 泰広, 及川 千穂, 北澤 浩美, 高林 重子, 富塚 美希, 長井 ノブ子 理学療法学Supplement 2016 (0), 0794-, 2017

    <p>【はじめに,目的】テーマ別改善運動(以下,QC)は自らの職場に身近な問題の解決に取り組む自主的な活動として,各部門または複数の部門でサークルを結成,テーマを選定し,改善運動を行う取組である。そして,QC活動の目的は職員の意識改革や職場の活性化を促すことにより,患者が快く治療に専念でき,安心で納得できる医療を受けられる環境を実現することである。がん周術期において,術前の看護ケアが患者の不安を…

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  • 東シベリアカラマツ林における群落上下の乱流特性比較

    上倉 義人, 小谷 亜由美, 太田 岳史 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 414-, 2017

    <p>森林群落内外の風環境は、樹木への物理的ストレスをもたらす一方で、物質輸送にも影響を及ぼす。群落構造は風環境の形成要因のひとつであり、様々な森林群落での研究が必要である。そこで本研究では、他地域の森林と比較して樹冠密度の小さい東シベリアカラマツ林を対象として、風環境への樹冠の影響を明らかにするため、林外と林内の風速、摩擦速度、空気力学的コンダクタンス、および林外から林内への摩擦速度減衰率に着…

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  • 大気・土壌環境の変化が森林蒸発散に与える影響~東シベリア・カラマツ林2サイトの比較~

    中坪 稔, 小谷 亜由美, 太田 岳史, 飯島 慈裕, Trofim C. Maximov, Alexander V. Kononov 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 124-, 2017

    <p> 本研究では、ロシア連邦・レナ川中流域のカラマツ林2サイトを対象として、「大気・土壌の環境変化が東シベリア・カラマツ林の森林蒸発散に与える影響を蒸発散と各要素の結びつきという観点から評価する事」を目的として、(1)タワーフラックス観測および樹液流計測、(2)永久凍土活動層深度の計測、(3)パス解析による各環境要素の影響経路とその相対的な重要性の調査を行い、これらを組み合わせる事で、様々な気…

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  • 東シベリアカラマツ林における植生変化が樹木の吸水特性に対して及ぼす影響

    山田 啄也, 太田 岳史, 小谷 亜由美 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 117-, 2017

    <p>東シベリアSpasskaya Pad観測サイトのカラマツ林においては、近年の多雨による湿潤化に伴って植生変化が報告され、主要構成樹種であるカラマツ以外に低木層のカンバ等の成長が著しい。これらの変化を受け林内の土壌水分の利用の仕方がどのように変化したかを評価するため、本研究では植生変化が報告される前後を対象として、根系鉛直分布の調査結果および土壌中の水分移動シミュレーション結果の比較を行った…

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  • 東シベリアカラマツ林における下層植生と全生態系からの蒸発散量の年々差

    飯田 真一, 太田 岳史, 松本 一穂, 中井 太郎, KONONOV Alexander V., MAXIMOV Trofim C., VAN DER MOLEN Michiel K., DOLMAN Albertus J., 矢吹 裕伯 日本水文科学会誌 45 (4), 109-121, 2016

    シベリアのカラマツ林を対象として林床面上および林冠上において渦相関法を適用し,下層植生および全生態系からの蒸発散量を計測した。そして,これらの旬積算値の年々差を評価した。その結果,旬蒸発散量の年々差は全生態系で-11.0 mm~9.5 mm,下層植生で-2.4 mm~4.7 mmと見積もられ,この値は月蒸発散量の平均値の20~30%に相当しており,本林分では顕著な旬蒸発散量の年々差が発生すること…

    DOI Web Site Web Site 参考文献22件

  • SPring-8/LEPS実験で用いる偏極HD標的の開発

    柳井 優花, 與曽井 優, 郡 英輝, 堀田 智明, 太田 岳史 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 297-297, 2016

    <p>私たちLEPSグループは、SPring-8で偏光γ線を用いた光生成反応実験を行っている。現在は偏光γ線を直線偏光で使用しているが、今後は円偏光も使用する予定である。標的に用いる物質は水素と重水素の分子を偏極させ固体にした偏極HD標的を用いることで、多彩な偏極実験ができる。HDを効率よく偏極させるにはオルソH_2を触媒として使用する。HDを数十 mKの極低温、17 …

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  • 東シベリア・カラマツ林における水・エネルギー・炭素循環−GAME,CREST,RIHNの成果より−

    太田 岳史, 檜山 哲哉, 小谷 亜由美, 山崎 剛, Trofim C. MAXIMOV 水文・水資源学会誌 29 (5), 294-312, 2016

    <p> 東シベリアにおける1998年~2013年にわたる水・エネルギー・炭素(WEC)循環の結果を総括する.スパスカヤパッド観測サイトでは,カラマツ林での暖候期におけるWEC循環と様々な環境因子との関係が明らかになった.また,スパスカヤパッドとエルゲイでの観測では,同じカラマツ林でほぼ等しい気象条件であっても下層構成樹種によりWEC循環が異なっていた.レナ河流域における流出量の観測では,永久凍土…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献61件

  • 卵巣摘出ラット脛骨のマイクロCT解析

    滝澤 愛子, 太田 岳, 安田 真弓, 林 治秀, 篠田 壽, 千葉 美麗 実験力学 16 (2), 140-146, 2016

    Postmenopausal osteoporosis results from an increase in activation frequency and an imbalance between bone formation and resorption. Osteoporosis is a skeletal disorder characterized by compromised …

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  • モンゴルとシベリアの北方林における地表面熱収支と大気境界層の年々変動

    Galtbayar Saruul, 小谷 亜由美, 太田 岳史 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 384-, 2016

    北半球の気候を制御するアジア北方地域での地表面と大気のエネルギー循環に占めるタイガ林の役割は大きい。東シベリアのタイガ林は永久凍土上のカラマツ林であり、南限はモンゴルの北東に存在する。本研究では、東シベリアとモンゴルのタイガ林において、土壌水分量と対流性降雨の間には負のフィードバックがあるという仮説を検証し、両方の地域特性や年々変動を調査した。東シベリアは2004-2012年、モンゴルは2003…

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  • PPPD後の温存した右胃大網動脈冠動脈バイパスに仮性動脈瘤を生じた1例

    植村 修一郎, 樋口 亮太, 太田 岳洋, 梶山 英樹, 谷澤 武久, 小貫 建一郎, 高橋 豊, 古川 徹, 山本 雅一 胆道 29 (1), 117-124, 2015

    症例は73歳男性で,十二指腸乳頭部腫瘍に対する治療目的に当科へ紹介された.右胃大網動脈による冠動脈バイパス術の既往歴を有していた.露出腫瘤型腫瘍からの生検ではadenomaであり,経十二指腸的乳頭切除術を予定した.しかし,術中の触診で進行癌が強く疑われ,右胃大網動脈バイパス温存のPPPDを行った.病理はT1, …

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  • 打音測定法による岩塊の安定性評価の検討

    蒲原 章裕, 川越 健, 太田 岳洋, 横山 秀史, 石原 朋和, 浦越 拓野 土木学会論文集C(地圏工学) 71 (2), 108-118, 2015

    剥離型落石の発生源となる岩盤斜面内の岩塊の安定性を打音測定で評価することを目的に,岩盤斜面を模擬した供試体に対して打音測定実験を再現する有限要素モデルを作成した.実験で得た音圧スペクトルと過渡応答解析で得た速度スペクトルの形状が概ね一致することから,解析モデルが妥当であることを確認した.次に,モード解析を行い,実験時の供試体の振動について考察した.その結果,打音測定法は岩塊の安定性にかかわる振動…

    DOI 参考文献1件

  • スペクトル解析を用いたカラマツ林の蒸発散特性の解析

    中坪 稔, 太田 岳史, 小谷 亜由美 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 226-, 2015

    タイガ林は、現在地球温暖化の影響が顕著に現れており、森林と地球温暖化の関係を考える上で重要である。本研究では、東ユーラシアにおけるタイガ林の代表的な樹種であるカラマツが優占する森林の観測データを用いて、潜熱フラックスと環境要素の結びつきの強さの時間変化についての解析を行った。解析の手法としてウェーブレット変換を利用して、日内変動から年々変動までの複数の時間スケールにおいてスペクトル解析を行い、日…

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  • MRSAの院内伝播制御における環境調査と遺伝子学的解析の有用性

    野口 恵子, 満田 正樹, 山﨑 勝利, 太田 岳志, 太田 かおり, 山本 基, 辰田 仁美 日本環境感染学会誌 30 (4), 257-261, 2015

      当院において2014年2月から3月の1ヶ月間に,同一病棟において3名の患者からmethicillin-resistant <i>Staphylococcus aureus</i> (MRSA)が検出された.3名は入院後48時間以降の検出例であった.さらに,検出同時期に長期入院MRSA保菌患者1名が同じ病棟に入院していた.これら4名から検出されたMRSA株は,薬剤感受性パターン(アンチバイオグ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 人工降雨装置によるPAIと降雨強度を変化させたときの遮断損失量の変動

    山田 純司, 太田 岳史, 小谷 亜由美 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 223-, 2015

    遮断蒸発現象は樹冠構造に大きな影響を受けると言われているが、樹冠構造が遮断損失量に与える影響に関しては未だ不明な点が多い。本研究では樹冠構造の変化が遮断損失量に与える影響を評価するため、人工降雨装置を用いて室内実験を行った。樹高約1mのレイランディーを対象木とし、単木における遮断損失量を測定した。遮断損失量は水収支法に基づいて計算する。剪定を行うことでPAIを変化させていき、複数の降雨強度でのP…

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  • スペクトル解析を用いた、東アジアカラマツ林における蒸発散特性の解析

    中坪 稔, 小谷 亜由美, 太田 岳史 水文・水資源学会研究発表会要旨集 28 (0), 100075-, 2015

    森林は蒸発散を通して地球の水循環に大きな影響を与えている。森林のうち、高緯度地域や亜高山帯に成立するタイガ林は地球の森林面積の約30%を占め(FAO, 2003)、その面積の大きさからタイガ林が地球規模での水循環に与える影響は多大なものである。また、タイガ林では現在地球温暖化の影響が顕著に現れており、地球温暖化と森林の関係を考える上で重要であるといえる。本研究では、東ユーラシアにおけるタイガ林の…

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  • 地圧の作用による山岳トンネルの変状対策のあり方

    小島 芳之, 太田 岳洋 応用地質 54 (6), 251-263, 2014

    地圧を受ける山岳トンネルの変状対策法を確立することは,トンネルの維持管理を的確に行うために重要な課題である.<br> 本稿では,塑性圧と地山の緩みによる鉛直圧の作用による山岳トンネルの変状に対する対策の基本的な考え方を論じた.すなわち,(1)鉄道トンネルの変状事例を分析し,(2)2種類のトンネル覆工模型実験装置を用いてトンネル覆工の変形挙動特性を評価し,(3)時間依存の地盤強度低下モデルを用いた…

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  • 東シベリアカラマツ林における、上層植生と下層植生から生じる潜熱フラックスの変動要因

    斉藤 淳志, 小谷 亜由美, 太田 岳史, 飯島 慈裕 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 146-, 2014

    東シベリア地域カラマツ林での2005~2012年のタワー観測データを用いて、カラマツ林上層部(3.3m以上)と下層部(3.3m以下) の潜熱フラックスを区別して解析を行った。本研究ではペンマン・モンティース式を用いて、各潜熱の年々変動に対する環境要素の寄与率を計算し、上・下層潜熱それぞれの増加・減少傾向の要因について明らかにした。<br> …

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  • 打音測定による岩塊の定量的な安定性評価

    石原 朋和, 太田 岳洋, 蒲原 章裕, 横山 秀史, 上半 文昭, 斎藤 秀樹 応用地質 55 (1), 2-16, 2014

    落石災害を防止するために,鉄道事業者等では岩盤斜面中の岩塊を対象に定期的な検査を実施しているが,その内容は専門技術者による定性的な評価を主体とするのが現状である.そのため,現場技術者が実施できる定量的な岩塊の安定性評価方法の確立が求められている.本研究では岩塊の安定性の判定材料の一つであるハンマー打診による定性的評価の定量化を検討するために,岩塊と岩盤を模擬した供試体を対象とした実験,基盤岩およ…

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  • 常緑落葉混交林における蒸発散長期変動と環境応答の解析

    印南 賢人, 太田 岳史, 小谷 亜由美, 中井 太郎 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 658-, 2014

    愛知県瀬戸市に位置する瀬戸観測サイトでは、2002年から水文・気象観測が継続されており、10年間の変化を解析することができる。また、瀬戸サイトでは2010年にナラ枯れによる撹乱が起きており、それが年蒸発散量にどのように影響しているかを検討することが可能である。本研究では、蒸発散量の年々変動から水収支を検討し、表面コンダクタンスの変化から蒸発散量の変化を明らかにした。そして、瀬戸サイトにおける10…

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  • ナミビア北部地域におけるイネ・ヒエ混作栽培導入に向けた蒸発散特性の解析

    花村 美保, 太田 岳史, 小谷 亜由美, 檜山 哲哉, Jack Kambatuku, 飯嶋 盛雄 水文・水資源学会研究発表会要旨集 27 (0), 100105-, 2014

    半乾燥地域であるナミビア北部地域において、従来作物生産に利用されることのなかった季節性湿地を有効活用する方法として、新規作物としてイネを導入し、ヒエと混作させる栽培技術が検討されている。乾燥に強く当地の主食であるトウジンビエと、湛水状態でよく生育し、古くから日本で研究が進められているイネを同時に育てることにより、洪水と干ばつのどちらが発生した場合でも、安定した食糧供給を目指すための試みである。本…

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  • 分流術に先行してESWLによる膵石治療をした先天性胆道拡張症の1例

    岡野 美々, 樋口 亮太, 太田 岳洋, 梶山 英樹, 谷澤 武久, 矢川 陽介, 増田 浩, 竹下 信啓, 山本 雅一 胆道 27 (4), 752-757, 2013

    症例は30歳女性で,妊娠30週にて嘔吐,腹痛が出現した.他院で先天性胆道拡張症と診断され,出産後に当院へ紹介となった.胆管膵管造影では,左肝管から下部胆管までの嚢腫状拡張と,左肝管根部の狭窄,Wirsung管の拡張と透亮像を認めた.嵌頓する膵石を合併した戸谷IV-A型の先天性胆道拡張症と診断した.内視鏡的治療は困難であった為,体外式衝撃波結石治療法により膵石を破砕した上で,分流手術目的に肝外胆道…

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  • 通常降雨イベントにより同定されたタンクモデル を用いた豪雨イベントの再現精度

    糸数 哲, 小杉 賢一朗, 恩田 裕一, 蔵治 光一郎, 田中 延亮, 後藤 太成, 太田 岳史, 水山 高久 水文・水資源学会誌 26 (2), 85-98, 2013

     地球温暖化による大雨日数の増加傾向を背景に,森林の洪水緩和機能が注目されている.本研究では,植生回復段階の異なる花崗岩流域において,総雨量150 mm以下の通常降雨イベントを対象としてパラメータを同定したタンクモデルを用いて,東海豪雨イベント(総雨量457 mm)のハイドログラフの再現計算を試みた.対象としたのは,裸地流域,裸地解消から約20年経過した植生回復流域,および森林流域の3流域である…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献57件

  • 1950-2010年におけるヨーロッパの熱波と旱魃の発生とその影響

    藤井 秀太, 太田 岳史 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 773-, 2013

    2003年、ヨーロッパでは激しい熱波と旱魃に襲われ、ヨーロッパ全体のGPPは30%減少し、陸域における炭素循環は大きく変化した(Ciais <i>et al.</i>, 2005)。また、旱魃は発生、終息が分かりにくいなどの理由から、早期の発見やモニタリングが難しい(Wilhite, 2000)。そこで、PDSIやSPIなどの旱魃指数を用いた、旱魃の激しさや時空間的広がりの定量化が行われてきた。…

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  • 東シベリア北方林における水・CO2フラックスと群落構成との関係

    小谷 亜由美, 林 美晴, 太田 岳史, マキシモフ トロフィム 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 771-, 2013

    東シベリア地域の2ヶ所の森林における群落蒸発散と二酸化炭素フラックスの観測を行い,それらの環境応答を比較した.いずれもカラマツ(<i>Larix cajanderi</i>)の高木を中心に,シラカンバ(<i>Betula pendula</i>)やヤナギ(<i>Salix bebbiana</i>)で構成される林であるが,樹高や植物量には違いがある.カラマツの樹冠面積が比較的大きく,林内の中・低…

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  • 広葉樹林における降雨遮断蒸発量の季節変化

    鳥羽 妙, 太田 岳史, 檜山 哲哉 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 764-, 2013

     落葉広葉樹林3地点における樹冠通過雨量と樹幹流下量の観測を行った。A地点はクヌギの単林で、立木密度350本/ha、樹高13~15m、LAI3.54であり、B地点は、コナラにソヨゴなどが混じる混交林で、1496本/ha、樹高8~16m、LAI3.70、C地点もコナラを中心とした混交林で、2852本/ha、樹高10~20m、LAI3.74である。降雨遮断蒸発率は、着用期平均値で、A地点では23%、…

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  • ナミビア北部地域におけるイネ・ヒエ混作栽培導入に向けた蒸発散特性の解析

    花村 美保, 太田 岳史, 小谷 亜由美, 鈴木 哲司, 檜山 哲哉, Jack Kambatuku, 飯嶋 盛雄 水文・水資源学会研究発表会要旨集 26 (0), 270-, 2013

    半乾燥地域であるナミビア北部地域において、従来作物生産に利用されることのなかった季節性湿地を有効活用する方法として、新規作物としてイネを導入し、ヒエと混作させる栽培技術が検討されている。乾燥に強く当地の主食であるトウジンビエと、洪水耐性が高く日本で最も研究が進められている作物のイネを同時に育てることにより、洪水と干ばつのどちらが発生した場合でも、安定した食糧供給を目指すための試みである。本研究で…

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  • 21aSJ-5 d(K^-,n)反応によるΛ(1405)粒子の精密分光実験のための液体重水素標的開発(イオン源・ターゲット・加速器・応用・学際,実験核物理領域)

    川崎 新吾, 井上 謙太郎, 榎本 瞬, 太田 岳史, 阪口 篤志, 吉田 幸太郎, 味村 周平, 野海 博之, 板橋 健太, 岩崎 雅彦, 應田 治彦, 大西 宏明, 岡田 信二, 佐久間 史典, 友野 大, 馬 越, 山崎 敏光, 飯尾 雅実, 石元 茂, 岩井 正明, 鈴木 祥仁, 関本 美知子, 豊田 晃久, 石川 隆, 佐藤 将春, 鈴木 隆敏, 施 赫將, 竜野 秀行, 橋本 直, 早野 龍五, 藤原 裕也, 松田 恭幸, 康 寛史, 徳田 真, 佐田 優太, 永江 知文, 平岩 聡彦, 藤岡 宏之, 福田 共和, 溝井 浩, Faso D., Morra O., Bragadireanu M., Curceanu C., Guaraldo C., Iliescu M., Pietreanu D., Sirghi D., Sirghi F, Behler P., Cargnelli M., 石渡 智一, Marton J., 鈴木 謙, Widmann E., Zmeskal J., Bhang H., Choi S., Yim H., Kienle P., Busso L., Beer G., 塚田 暁 日本物理学会講演概要集 68.2.1 (0), 77-, 2013

    DOI

  • 陰茎転移を伴った盲腸癌の1例

    中川 了輔, 江口 礼紀, 太田 岳洋, 吉利 賢治, 竹下 信啓, 野口 岳春 日本臨床外科学会雑誌 74 (7), 1941-1945, 2013

    転移性陰茎癌は主に前立腺・膀胱・直腸など近接する臓器からの転移の報告例があるが結腸癌からの転移は稀である.症例は75歳の男性.盲腸癌同時性肝転移・肺転移で回盲部切除術(Tub2,se,n1,stege IV)施行.術後10カ月の化学療法施行中に陰茎の痛みを自覚し触診上約2cm大の弾性硬な可動性に乏しい腫瘤を触れた.造影MRI検査にて陰茎海綿体に直径2cm大のリング状に増強効果示す腫瘍性病変を認め…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献21件

  • 地盤振動への軌道不整の影響に関する動的連成解析による検討

    八代 和幸, 横山 秀史, 太田 岳洋 土木学会論文集C(地圏工学) 69 (2), 211-225, 2013

    近年,レール頭頂面の凹凸により地盤振動が顕著に増大した事例が報告され,軌道不整による影響が無視できない場合があることが確認されている.本報告では軌道不整の地盤振動への影響について,数値シミュレーションにより検討した.その結果,振動値が軌道不整波形に依存して線路方向の空間変動が見られる場合,振動の最大値および最小値は軌道不整波形の凸部および凸部の直前に位置していること,振動値の線路方向の平均が増加…

    DOI 参考文献1件

  • 湛水ストレスがコナラの光合成と葉内元素含量に及ぼす影響

    伊東 翼, 太田 岳史, 小谷 亜由美, 富岡 利恵 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 478-, 2013

    東海地方に分布する温帯落葉樹のコナラの苗木を用いて、湛水ストレス下におけるみかけの光合成速度および様々な葉内元素含量の季節変動について調べた。湛水ストレスは、土壌表面まで湛水させる完全湛水区と、根の半分を湛水させる1/2湛水区と、対照区としての自由排水区を用意した。光合成速度は1/2湛水区、完全湛水区ともに1ヶ月後あたりから、自由排水区と差が生じていった。1/2湛水区は自由排水区比70~80%程…

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  • ロシア・スパスカヤパッド・カラマツ林における蒸発散量と光合成量の長期経年変化

    太田 岳史, 小谷 亜由美, 伊藤 章吾, 花村 美保, 飯島 慈裕, マキシモフ トロフューム, コノノフ アレキサンダー 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 577-, 2013

    筆者らは,1998年よりロシア・ヤクーツクの北方,約20kmに位置するスパスカヤパッド・カラマツ実験林において,渦相関法を用いた全生態系からの蒸発散量,光合成量の観測を行ってきた.植生条件は上層植生は2007年6月に展葉していた樹木が枯れ始め,下層植生は2006年~2007年よりコケモモから湿地性の草本や低木が繁茂するようになった.気象条件は,降水量は,1998年~2000年は平年並み,2001…

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  • 東シベリア北方林における全生態系と下層部の植生変化

    斉藤 淳志, 小谷 亜由美, 太田 岳史, 飯島 慈裕, マキシモフ トロヒューム, コノノフ アレキサンダー 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 134-, 2013

    東シベリア地域のカラマツ林タワー観測において、2004年以降での表面土壌の湿潤化が報告されている(Ohta <i>et al.</i>,2008)。土壌湿潤化の持続に伴って広範囲でのカラマツの変色や枯死が起こり(Iwasaki <i>et al</i>.,2010)、2007年付近より下層植生の増加が起こったという報告もある。このような急激な環境変化前後での、潜熱フラックスや気象要素の値を比較し…

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  • 林分構造の違いが蒸発散に及ぼす影響の定量的評価 -Penman-Monteith式を用いた感度分析-

    宮城 悠, 松本 一穂, 太田 岳史, 中井 太郎, 大黒 健一, 隅田 明洋, 飯田 真一, 小谷 亜由美, 高嶋 敦史, Trofim C. Maximov, 原 登志彦, 谷口 真吾 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 802-, 2013

    立木密度や葉面積、林冠高などの林分構造が空気力学的コンダクタンスを介して蒸発散量に与える影響を定量的に明らかにするため、Penman-Monteith式を用いた感度分析を行った。愛知県瀬戸の針広混交林にPenman-Monteith式を適用し、林分構造情報のみを他の様々な森林の値に変化させたところ、日蒸発散量が最大で約6.5倍増加した。立木密度と葉面積の減少と林冠高の上昇は、林冠の粗度の増加を通…

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  • 東シベリアにおける永久凍土活動層の湿潤化と森林生態水文変化

    飯島 慈裕, 小谷 亜由美, 太田 岳史, マキシモフ トロフィム 日本地理学会発表要旨集 2012s (0), 100034-, 2012

    東シベリアのヤクーツク周辺では、2004年以降の冬の積雪、夏の降水の異常増加によって、永久凍土表層の融解が進行して活動層が厚くなると同時に、活動層内が急激に湿潤化した。この現象に伴い、カラマツ(Larix cajanderi Mayr.)を主要樹種とする北方林(タイガ)では、数年に及ぶ過湿土壌の影響を受けて、枯死する個体が目立ち始めている。 本研究では、境界層タワーのあるスパスカヤパッド実験林に…

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  • 森林群落上でのスカラー乱流輸送特性の季節変化

    小谷 亜由美, 浜崎 俊貴, 太田 岳史 水文・水資源学会研究発表会要旨集 25 (0), 276-, 2012

    森林-大気間における熱・水蒸気・CO<sub>2</sub>(以下ではスカラーと称する)交換の乱流輸送特性に,森林群落が与える影響として,樹冠や樹体分布などによる空気力学的乱流特性への影響と樹木生理に伴うスカラーの放出・吸収源の時間変動特性への影響が考えられる.本研究では,熱帯モンスーン落葉林,熱帯モンスーン常緑林,暖温帯混交林,冷温帯落葉林,冷温帯混交林,寒帯落葉林,寒帯常緑林の7つの森林群落…

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  • 25aGC-3 d(K^-,n)反応による∧(1405)粒子の精密分光実験のための液体重水素標的開発(25aGC 測定器II・ターゲット,実験核物理領域)

    川崎 新吾, 井上 謙太郎, 榎本 瞬, 太田 岳史, 阪口 篤志, 吉田 幸太郎, 味村 周平, 野海 博之, 板橋 健太, 岩崎 雅彦, 應田 治彦, 大西 宏明, 岡田 信二, 佐久間 史典, 友野 大, 山崎 敏光, 飯尾 雅実, 石元 茂, 岩井 正明, 鈴木 祥仁, 関本 美知子, 豊田 晃久, 石川 隆, 佐藤 将春, 鈴木 隆敏, 施 赫將, 竜野 秀行, 橋本 直, 早野 龍五, 藤原 裕也, 松田 恭幸, 康 寛史, 徳田 真, 佐田 優太, 永江 知文, 平岩 聡彦, 藤岡 宏之, 福田 共和, 溝井 浩, Faso D., Morra O., Bragadireanu M., Curceanu C., Guaraldo C., Iliescu M., Pietreanu D., Sirghi D., Sirghi F., Behler P., Cargnelli M., 石渡 智一, Marton J., 鈴木 謙, Widmann E., Zmeskal J., Bhang H., Choi S., Yim H., Kienle P., Busso L., Beer G., 塚田 暁 日本物理学会講演概要集 67.1.1 (0), 85-, 2012

    DOI

  • 体外式超音波パルスドプラ法による胆道癌動脈浸潤診断能の検討

    谷澤 武久, 新井田 達雄, 太田 岳洋, 山本 雅一 胆道 26 (1), 64-69, 2012

    <b>要旨:</b>目的:体外式超音波検査(US)によるパルスドプラ法を用いて,胆道癌の肝動脈浸潤の診断能について検討した.対象と方法:胆管癌及び胆嚢癌に対してパルスドプラ法を用いたUSを施行し,そのうち切除標本が得られ,組織学的診断が可能であった27例を対象とした.腫瘍前後の動脈波形を経時的且つ連続的に観察し,波形変化を認めたものを動脈浸潤陽性と仮定,組織学的動脈浸潤(pA)と比較し,感度,特…

    DOI 医中誌

  • 陸面モデルによるシベリアタイガ林の土壌水分長期シミュレーション

    山崎 剛, 鄭 峻介, 杉本 敦子, 太田 岳史 水文・水資源学会研究発表会要旨集 25 (0), 98-, 2012

    陸面モデルとシベリアのルーチン気象データセット(BMDS ver.5)を用いて,1966-2008年の東シベリアタイガ林の土壌水分長期シミュレーションを行った.土壌初期値の影響は約8年で消えた.結果は年輪同位体比から復元した結果とよく対応した.土壌水分には10年程度の周期が見られ,2006,2007年は過去最高レベルであった.

    DOI

  • 14aSA-10 d(K-,n)反応によるΛ(1405)粒子の精密分光実験のための液体重水素標的開発(14aSA 測定器(III),実験核物理領域)

    川崎 新吾, 井上 謙太郎, 榎本 瞬, 太田 岳史, 阪口 篤志, 吉田 幸太郎, 味村 周平, 野海 博之, 板橋 健太, 岩崎 雅彦, 應田 治彦, 大西 宏明, 岡田 信二, 佐久間 史典, 友野 大, 馬 越, 山崎 敏光, 飯尾 雅実, 石元 茂, 岩井 正明, 鈴木 祥仁, 関本 美知子, 豊田 晃久, 石川 隆, 佐藤 将春, 鈴木 隆敏, 施 赫將, 竜野 秀行, 橋本 直, 早野 龍五, 藤原 裕也, 松田 恭幸, 康 寛史, 徳田 真, 佐田 優太, 永江 知文, 平岩 聡彦, 藤岡 宏之, 福田 共和, 溝井 浩, Faso D., Morra O., Bragadireanu M., Curceanu C., Guaraldo C., Iliescu M., Pietreanu D., Sirghi D., Sirghi F., Behler P., Cargnelli M., 石渡 智一, Marton J., 鈴木 謙, Widmann E., Zmeskal J., Bhang H., Choi S., Yim H., Kienle P., Busso L., Beer G., 塚田 暁 日本物理学会講演概要集 67.2.1 (0), 89-, 2012

    DOI

  • FDG-PETで陽性を示し進行胆嚢癌との鑑別を要した慢性胆嚢炎の1例

    横田 茉莉, 樋口 亮太, 太田 岳洋, 梶山 英樹, 谷澤 武久, 矢川 陽介, 植村 修一郎, 古川 徹, 山本 雅一 胆道 25 (5), 789-795, 2011

    <b>要旨:</b>症例は62歳の男性で,当院消化器内科にて非アルコール性脂肪肝炎の経過観察中であった.スクリーニングのUS,CTとEUSにて,胆嚢壁肥厚を認めた.PET-CTでも,胆嚢壁及び胆嚢床に高度集積を認めたことから,肝内直接浸潤を伴う胆嚢癌が疑われたため,手術を行った.術中迅速病理診断では胆嚢壁肥厚部と胆嚢管断端には悪性所見を認めず,胆嚢床切除にて手術を終了した.病理所見上,PET-C…

    DOI 医中誌 参考文献14件

  • 外科的ドレナージにて救命し得た冠動脈バイパス術後の周術期汎発性腹膜縦隔炎の1例

    樋口 亮太, 太田 岳洋, 梶山 英樹, 谷澤 武久, 植村 修一郎, 佐藤 拓也, 中村 努, 山本 雅一 日本腹部救急医学会雑誌 31 (3), 561-565, 2011

    症例は71歳男性で,他医にて不安定狭心症に対する3枝病変の冠動脈バイパス術を受けた。術後10日目にfree airを認め汎発性腹膜炎の診断で転院した。開腹すると右胃大網動脈が冠動脈バイパスに使用されており,腹腔内と縦隔内には大量に胆汁様で黄色調の液体貯留を認め汎発性腹膜縦隔炎と診断した。十二指腸球部は正常で胃小彎に胆汁様の液体貯留を認めたが穿孔部位不詳であった。右胃大網動脈がバイパスに使用されて…

    DOI 医中誌 参考文献12件

  • 層相および微視的構造が浸透水に対する砂質土地山の抵抗性に及ぼす影響

    川越 健, 浦越 拓野, 太田 岳洋 応用地質 51 (4), 170-180, 2010

    砂質土地山におけるトンネル掘削では浸透水により切羽が崩壊する場合がある. 浸透水に対する砂質土地山の抵抗性や破壊のメカニズムは土質工学の観点からの研究が多くあり, 均等係数, 細粒分含有率, 湿潤密度, 相対密度などの物性が関係することが明らかにされている. これらの物性は砂層の層相として観察されるものが多い. 砂層の層相はその砂層が形成された堆積環境や続成作用の影響を受ける. そのため, …

    DOI Web Site 参考文献44件

  • 乳頭形成術に準ずる止血術が有用であったEST後止血困難の1例

    樋口 亮太, 太田 岳洋, 竹下 信啓, 梶山 英樹, 谷澤 武久, 矢川 陽介, 植村 修一郎, 米田 五大, 高山 敬子, 白鳥 敬子, 山本 雅一 胆道 24 (5), 736-742, 2010

    <b>要旨:</b>症例は66歳男性で,慢性腎不全,前立腺癌,副甲状腺機能亢進症と直腸癌術後のため通院中であった.発熱と腹痛を主訴に受診し,急性胆管炎を伴う総胆管結石に対し内視鏡的治療が行われた.大きな傍十二指腸乳頭憩室の肛門背側に十二指腸乳頭を認め,プレカット後に中切開のESTとENBDおよび膵管脱落型ステントの留置が行われた.しかし,処置後4日目より消化管出血を認め一時ショック状態となった.…

    DOI 医中誌 参考文献11件

  • 胆嚢癌術後に乳び尿を来し治療に難渋した1例

    樋口 亮太, 太田 岳洋, 竹下 信啓, 梶山 英樹, 谷澤 武久, 小貫 建一郎, 矢川 陽介, 濱野 美枝, 新井田 達雄, 山本 雅一 日本消化器外科学会雑誌 43 (10), 1031-1036, 2010

    症例は58歳の女性で,右肝動脈,門脈と胆管浸潤を伴う胆嚢癌に対し経皮経肝的門脈塞栓術後に肝右葉切除兼肝外胆道切除,門脈合併切除再建術を行った.大きな合併症なく術後26日目に退院したが,術後50日目頃より白濁尿が出現し,脱水,電解質異常のため再入院した.対症療法にて1度退院したが息切れと食思不振のため再々入院した.分腎機能検査にて左腎盂尿は正常であったが,右腎盂尿は蛋白2+/糖2+で,膀胱鏡で右尿…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献20件

  • 分布型水文モデルによるレナ川流域の長期流出解析

    八田, 茂実, 早川, 博, 朴, 昊澤, 山崎, 剛, 山本, 一清, 太田, 岳史 水文・水資源学会誌 22 (3), 177-187, 2009-05

    本研究ではレナ川流域を対象に長期間の日単位河川流量を推定できる水文モデルの構築を目的とした.<BR>本研究で構築した水文モデルは,植生・積雪・土壌の熱・水交換を考慮できる陸面モデルと,河道網上の洪水追跡による流出モデルから構成され,陸面モデルで計算された土壌からの流出水が流出モデルの入力値となる.対象流域では,遅い流出成分と冬季間の河川氷が流出に大きな影響を与えている.このため,流出モデルでは,…

    機関リポジトリ Web Site 参考文献16件

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