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検索結果 2,073 件

  • 養護教諭の職務における学校看護技術の必要度と研修ニーズ:学校種別,経験年数別比較

    籠谷 恵, 遠藤 伸子, 佐久間 浩美, 齊藤 理砂子, 城生 弘美, 森 祥子, 森屋 宏美, 矢口 菜穂, 朝倉 隆司 東海大学看護研究 1 (1), 62-75, 2024-03-31

    <p><b>目的:</b>本研究の目的は,養護教諭の職務における学校看護技術の必要度と研修ニーズについて,学校種別,経験年数別の特徴を明らかにすることである.<b>方法:</b>2018年,養護教諭1,240名に郵送による質問紙調査を行った.学校看護技術38項目の職務における必要度と研修ニーズを調査した.データを統計的に分析した.<b>結果:</b>353名のデータを分析した.学校種別では,高等…

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  • 保健室への来室情報の記録システムの開発と来室情報の活用可能性

    日下 大輔, 板垣 翔大, 川田 拓, 大沼 久美子, 遠藤 伸子, 久保田 美穂, 松﨑 美枝, 堀田 龍也 日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 137-140, 2024-03-20

    <p>本研究では,児童生徒が入力可能な保健室への来室情報の記録システムを開発した.本システムの主な機能は,来室者が主訴に応じてその詳細や程度などを入力・蓄積する機能と,蓄積された情報を養護教諭が一覧できる機能である.本システムの評価の結果,養護教諭の職務の効率化への期待や,蓄積された来室記録から指導上の参考になる情報が得られる可能性が示唆された.</p>

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  • 妊娠期間中の妊婦の食費及び栄養素等摂取量の変化—児の出生体重別検討—

    宇野 薫, 林 芙美, 武見 ゆかり 日本健康教育学会誌 32 (1), 15-27, 2024-02-29

    <p>目的:食物摂取は食費と密接に関連している.妊娠中期から後期の食費の内訳と栄養素等摂取量の変化,及び各期の特徴を児の出生体重別に検討した.</p><p>方法:群馬県内産婦人科専門病院で出産した112名の妊娠中期と後期の食事記録から食費を算出し,食費及び栄養素等摂取量の変化を検討した.食費の内訳は,外部化支出(外食,惣菜),内食型支出(生鮮食品等),嗜好的支出(嗜好飲料,菓子)に3分類した.児…

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  • 米麹を用いた発酵あんの開発とその物理化学的特性

    河野 凜々安, 西塔 正孝, 永井 毅 日本食品科学工学会誌 71 (1), 1-11, 2024-01-15

    <p>本研究では, 小豆と米麹を用いた砂糖無添加の発酵あんの開発を試みた. 異なる9種類の麹菌のなかでは, 清酒用こうじ菌 (特別吟醸用) は発酵あんの調製に適した麹菌であった. 米麹と蒸煮小豆の混合比率を変化させた場合, 米麹:蒸煮小豆 = 1 : 1が原材料組成として望ましかった. また, 予め粉砕・分級した米麹粉 (粒子径212–425 μm) を用いて55 ℃-3日間発酵させることで, …

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  • 保育所に通う幼児における家庭の経済状況と食品群別摂取量の関連

    酒井 亜月, 由田 克士, 高橋 孝子, 岡部 哲子, 佐々木 ルリ子, 石田 裕美, 緒方 裕光, 原 光彦, 吉岡 有紀子, 野末 みほ, 坂本 達昭, 伊藤 早苗, 村山 伸子 日本公衆衛生雑誌 advpub (0), 2024

    <p><b>目的</b> 近年,世帯収入と食事摂取状況との関連について研究が進んでいるが,成人や児童を対象としたものが多く,幼児をターゲットとした研究はほとんど認められない。収入による食生活への影響に起因した健康格差を是正するためには,学童期や成人期以降のみならず,幼児期からの対策が講じられる必要があると考える。本研究では,児童福祉施設(以下保育所)に通う3~6歳の幼児を対象に,等価所得と食品群…

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  • 地域における減塩食品の入手可能性を評価するための調査方法の開発

    早渕 仁美, 武見 ゆかり, 太田 雅規, 坂田 郁子, 坂口 景子, 久保 彰子, 由田 克士, 北岡 かおり, 岡見 雪子, 大久保 孝義, 岡村 智教, 野出 孝一, 三浦 克之 日本公衆衛生雑誌 advpub (0), 2024

    <p><b>目的</b> 地域における減塩のための食環境整備においては,住民の減塩食品の入手可能性を把握し,その改善や活用の支援が必要である。しかし,その食環境アセスメント手法はまだ確立されていない。本報告では,地域における減塩食品提供状況調査方法の検討を行い,共通の方法と基準,実践のための手段を設け,全国で使用できるように標準化することを目的とした。</p><p><b>方法</b> …

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  • 主食・主菜・副菜を組み合わせた食事と食習慣および食事づくりに関わる事項との関連

    押野 香, 駒場 千佳子, 小西 史子 日本家政学会誌 75 (3), 108-118, 2024

    <p> 研究の目的は, 管理栄養士或いは栄養士養成課程の女子大学生 (以下, 養成系女子学生とする) と非栄養士養成課程女子大学生および非栄養士養成課程の男子学生 (以下, 非養成系女子学生および非養成系男子学生とする) を対象に主食・主菜・副菜を組み合わせた食事 (健康的な食事) の頻度と, 食習慣および食事づくりに関わる事項 (調理頻度, 調理が好きおよび食事をととのえる力) …

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  • 独居高齢者の調理状況タイプの分類と食事内容の関連

    外川 恵, 武見 ゆかり, 林 芙美, 石川 みどり 栄養学雑誌 81 (6), 319-334, 2023-12-01

    <p>【目的】適切な食事には調理等の準備が必要である。独居高齢者の調理状況を分類し,食事内容との関連を検討した。</p><p>【方法】2013年9~12月,埼玉県坂戸市の独居高齢者135名 (男性60名,女性75名) に,質問紙と3日間の食事記録を行ったデータを用いた横断研究である。調理状況 (21項目) …

    DOI Web Site 参考文献26件

  • 手ばかり法による野菜摂取量推定の妥当性評価

    北田 千晶, 信田 幸大, 小澤 啓子 日本健康教育学会誌 31 (4), 191-200, 2023-11-30

    <p>目的:片手1杯分の野菜重量を60 gと仮定し,手ばかり法が野菜摂取状況を簡便に把握する指標としての利用可能かを評価することを目的とする.</p><p>方法:調査会社のモニター登録者で20歳以上70歳未満の健常な男女を対象とし2020年4月にweb調査票を用いた横断研究を実施した.写真法による野菜摂取量調査(任意の平日2日,休日1日に摂取した全食(朝食,昼食,夕食,間食)の写真及び食事記録)…

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  • 健康行動を促す環境整備をどう進めるか—栄養・食生活,身体活動,たばこ分野について—

    武見 ゆかり, 吉池 信男 日本健康教育学会誌 31 (4), 234-241, 2023-11-30

    <p>健康日本21(第三次)の開始に当たり,環境整備に焦点を当て,栄養・食生活,身体活動,たばこの3分野で,現状分析と今後の展開について分野横断的に議論を行った.国内外の施策整理の枠組みとして,ポピュレーションアプローチを介入内容や効果のレベル別に整理した「介入のはしご」を共通に用いた.国内外における環境整備の現状では,日本では海外に比べ「介入のはしご」で効果が小さいとされるレベルの取組が多く,…

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  • 新型コロナウイルス感染拡大下における世帯人数・世帯収入別食料支出の変化:家計調査の分析から

    髙野 真梨子, 武見 ゆかり, 林 芙美 栄養学雑誌 81 (5), 269-278, 2023-10-01

    <p>【目的】新型コロナウイルス感染拡大下 (以下,コロナ禍) の食料支出の変化には,世帯人数・世帯収入による違いがあるかを検討する。</p><p>【方法】2018~2021年の総務省統計局『家計調査』の世帯の年間収入区分別年次データ (単身,二人以上世帯) を用いた。年間収入200万円未満及び600万円以上のデータを抽出し,属性,消費支出,食料支出とその内訳等を算出した。食料支出は,内食支出 …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 統計的多重性の問題と多重比較の方法

    緒方 裕光 日本健康教育学会誌 31 (3), 173-179, 2023-08-31

    <p>統計的多重性の問題と多重比較の方法は,データ解析における重要課題の1つである.1950年代から現在に至るまで,一元配置分散分析の結果に応じて複数群の平均値を比較する方法として,様々な多重比較の方法が開発されてきた.近年,臨床試験において複雑な研究デザインが用いられるようになり,統計的多重性の問題はさらに重要になっている.多重比較は統計的多重性の問題を解決するためのアプローチであり,研究の科…

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  • 電子レンジを利用したスポンジケーキの品質特性と嗜好性

    松浦 朋子, 柴田 圭子 日本調理科学会誌 56 (3), 132-140, 2023-06-05

    <p> 本研究は,電子レンジを利用したスポンジケーキの品質特性と嗜好性について,オーブン焼成との比較より検討した。実験には薄力小麦粉と砂糖を各々30%に固定した以下3試料を設定した。即ち,卵40%配合のオーブン焼成ケーキ(OS),同配合の電子レンジ加熱ケーキ(MS),卵20%,水12.5%,油7.5%配合の電子レンジ加熱ケーキ(MB)である。電子レンジ加熱はオーブン焼成に比べて加熱時間を1/15…

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  • 食行動の変容におけるナッジの活用—一次予防における有用性と課題—

    林 芙美 日本健康教育学会誌 31 (2), 75-82, 2023-05-31

    <p>目的:様々な要因が望ましい食行動の実現に影響することから,食行動変容は容易ではない.そこで,人がどのような意思決定をしているのか理解し,健康や栄養に関心がない人も含め,望ましい行動を自発的に選択することを後押しする方法であるナッジが注目されている.本報では,食行動変容に関するナッジについて,有用性と課題について概説する.</p><p>内容:食行動変容にナッジを用いた研究のメタアナリシスでは…

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  • 保育所等における栄養士・管理栄養士の雇用の有無別による栄養管理の状況

    野末 みほ, 石田 裕美, 由田 克士, 原 光彦, 阿部 彩, 緒方 裕光, 岡部 哲子, 吉岡 有紀子, 高橋 孝子, 坂本 達昭, 佐々木 ルリ子, 伊藤 早苗, 村山 伸子 日本公衆衛生雑誌 70 (4), 261-274, 2023-04-15

    <p><b>目的</b> 本研究は保育所等を対象に,栄養士・管理栄養士の雇用の有無別による栄養管理の実態を把握することを目的とした。</p><p><b>方法</b> 2019年に国内8市の1,538の保育所等を対象に質問紙を郵送し,回答が得られた979施設のうち950施設を解析対象とした。栄養管理については食事提供のPDCAサイクル12項目,保護者への栄養・食生活に関する情報提供8項目を尋ねた。…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 住民主導型農泊の取組課題と展開方向

    平口 嘉典, 福田 竜一 農業経済研究 94 (4), 263-268, 2023-03-25

    <p>This study aimed to examine the issues and development directions concerning farm stays led by residents in Saikai City of Nagasaki Prefecture, Japan. The main outcomes were as follows: first, …

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  • 統計的仮説検定の問題点と今後の課題

    緒方 裕光 日本健康教育学会誌 31 (1), 30-35, 2023-02-28

    <p>多くの科学分野において<i>P</i>値に基づく統計的仮説検定は,主要な統計解析方法の1つとして広く使われている.しかし,近年この方法が持っている本質的な問題点が指摘されるようになってきている.2016年には,アメリカ統計学会(American Statistical Association, …

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  • 保育所等における栄養管理加算の認定の有無別による栄養管理の状況

    野末 みほ, 石田 裕美, 由田 克士, 原 光彦, 緒方 裕光, 岡部 哲子, 吉岡 有紀子, 高橋 孝子, 坂本 達昭, 佐々木 ルリ子, 伊藤 早苗, 村山 伸子 栄養学雑誌 81 (1), 30-39, 2023-02-01

    <p>【目的】本研究では保育所等を対象に,栄養管理加算の認定の有無別による栄養管理の実態を把握することを目的とした。</p><p>【方法】2019年8月~10月に,国内8市の1,538の保育所等を対象に,郵送法により質問紙を配布し,979施設より回答を得た。このうち,運営形態に私立と回答し,栄養管理加算の認定の有無に回答があった684施設を本研究の解析対象とした。栄養管理については食事提供のPD…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 小学生の1食の食事パタンにおける栄養素等摂取量の実態と適正さの評価

    塩原 由香, 村山 伸子, 山本 妙子, 石田 裕美, 中西 明美, 駿藤 晶子, 硲野 佐也香, 野末 みほ, 吉岡 有紀子 栄養学雑誌 81 (1), 3-19, 2023-02-01

    <p>【目的】小学生の食事パタン別に栄養素等摂取量の実態を明らかにし,栄養素等摂取量が適正な食事パタンを検討した。</p><p>【方法】対象者はK県の小学5年生235人のうち,4日間の食事記録がある185人。調査時期及び内容は,2013年10~11月のうち,4日間の食事記録を,写真法を併用した秤量法または目安量記録法で行った。食事記録と写真から,主食・主菜・副菜・主食と主菜等を合わせた料理・汁物…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 食環境の認知およびヘルスリテラシーと健康日本21(第二次)の食行動の目標との関連

    坂口 景子, 武見 ゆかり, 林 芙美, 赤松 利恵 日本公衆衛生雑誌 70 (1), 3-15, 2023-01-15

    <p><b>目的</b> 健康日本21(第二次)の中間評価では,食環境整備と個人の食習慣改善とが必ずしもつながっていない状況が示唆された。そこで,健康日本21(第二次)の目標である2つの食行動(主食・主菜・副菜が揃う頻度と野菜摂取)に関連する食環境の認知およびヘルスリテラシーを検討した。</p><p><b>方法</b> …

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 保育所に通う幼児における習慣的なエネルギー及び栄養素摂取量の評価

    酒井 亜月, 由田 克士, 高橋 孝子, 岡部 哲子, 佐々木 ルリ子, 石田 裕美, 緒方 裕光, 阿部 彩, 原 光彦, 吉岡 有紀子, 野末 みほ, 坂本 達昭, 伊藤 早苗, 村山 伸子 日本栄養・食糧学会誌 76 (1), 33-41, 2023

    <p>2019年あるいは2020年の秋期に全国7都市の保育所に在籍する3‐6歳児の幼児798名を対象に, 連続しない平日2日と休日2日の計4日間, 秤量記録法による食事調査を実施した。平日と休日それぞれの習慣的な栄養素等摂取量を算出し, 日本人の食事摂取基準 (2020年版) の各指標の基準と比較し評価した。習慣的な栄養素摂取量が推定平均必要量 (EAR) …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 保健室来室記録の実態とアプリケーション化へのニーズ

    小平 かなめ, 鈴木 愛奈, 亀井 なぎさ, 大沼 久美子 日本健康相談活動学会誌 18 (1), 39-45, 2023

    <p> 保健室来室記録(以下、来室記録と示す)は、保健室に来室する児童生徒の健康状態の実態把握に不可欠な記録である。しかし、養護教諭が手書きによる来室記録をパソコンへとデータ入力し直しているという現状があり、来室者の集計や分析についてはさらにその業務を効率化する必要がある。そこで来室記録のアプリケーション化によって、それが可能となると考えた。このことから本研究では、来室記録の実態と来室記録のアプ…

    DOI Web Site 医中誌

  • カリウム量をナトリウム量と同程度まで増やした食事の摂取が尿ナトリウム/カリウム比に及ぼす影響

    清水 友紀子, 山中 沙紀, 牛田 悠介, 菅沼 大行, 佐藤 郁夫, 石田 裕美 日本栄養・食糧学会誌 76 (6), 391-401, 2023

    <p>高血圧予防のための行動変容において, 減塩のみには限界がある。食塩摂取目標量までの減塩が難しい時に, 増カリウム (K) 食を取り入れ, ナトリウム (Na) とKの摂取バランスを整えることが血圧管理に有効となり得るか, 血圧との正の相関が知られている尿Na/K比を指標に検証した。若年女性を対照食群, 減塩食群, 増K食群に分け, 各試験食を1日3食, 2週間摂取してもらい, …

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 骨そして筋肉の健康における栄養素・非栄養素の役割 骨と栄養素の視点から

    田中 清, 桒原 晶子, 青 未空, 上西 一弘 日本栄養・食糧学会誌 76 (5), 283-290, 2023

    <p>骨はコラーゲンを中心としたたんぱく質基質に, リン酸カルシウムが沈着して生成する。カルシウムは骨の重要な構成成分だが, 生体の重要な機能を担い, 血清カルシウム濃度は, 副甲状腺ホルモン・活性型ビタミンD・FGF23などによって厳密にコントロールされている。ビタミンD不足 (欠乏よりは程度が軽い) は, 骨折はじめ種々の疾患リスクとなる。ビタミンKは血液凝固因子だけではなく, …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献24件

  • 環境負荷が少ない健康な食事の食品群別使用量

    鮫島 媛乃, 赤松 利恵, 林 芙美, 武見 ゆかり 栄養学雑誌 80 (6), 307-316, 2022-12-01

    <p>【目的】地球環境と健康の両方に資する食物選択の推進に向けて,環境負荷の少ない健康な食事の特徴を探るため,窒素フットプリント (以下,NF) を用いて健康な食事の食品群別使用状況を調べた。</p><p>【方法】「健康な食事・食環境」認証制度の外食・中食部門のスマートミール602食の食事データを用いて,N-Calculator法によりNFを算出した。650 …

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 玄米豆腐の製造における異なる植物源澱粉の本葛粉の代替利用としての可能性

    玉井 史保子, 西塔 正孝, 永井 毅 日本食品科学工学会誌 69 (11), 541-547, 2022-11-15

    <p>玄米豆腐の製造において, 異なる植物源澱粉の本葛粉の代替利用としての可能性を検討した. 官能評価から, バレイショ澱粉ならびにタピオカ澱粉が利用可能であると考えられた. さらに, テクスチャー解析結果から, 硬さ評価では本葛粉の場合と同等であったが, 付着性はバレイショ澱粉では高く, タピオカ澱粉は低かった. 以上より, 本葛粉を用いた玄米豆腐の品質を保持した上で, …

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • 植物性食品への真空調理の活用

    西念 幸江, 関山 美里, 柴田 圭子 日本調理科学会誌 55 (5), 222-234, 2022-10-05

    <p> 本研究は,真空調理による大豆調理の合理性とイソフラボンの保持における有用性を検討した。ゆで大豆と煮豆において,真空調理と鍋加熱による通常調理を比較した。</p><p> 真空調理の低加水量の条件下において,大豆中のイソフラボン保持率は90%前後,ゆで汁または煮汁への移行は5%前後となり,ゆで汁への溶出が通常調理より少ないことが認められた。加水量を少なくした真空調理は大豆中のイソフラボン保持…

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  • 地域在住高齢者における改訂版食品摂取の多様性得点の試作と評価

    横山 友里, 吉﨑 貴大, 小手森 綾香, 野藤 悠, 清野 諭, 西 真理子, 天野 秀紀, 成田 美紀, 阿部 巧, 新開 省二, 北村 明彦, 藤原 佳典 日本公衆衛生雑誌 69 (9), 665-675, 2022-09-15

    <p><b>目的</b> 食品摂取の多様性得点(DVS)は,日本人高齢者の食品摂取の多様性を評価する指標として,疫学研究や公衆衛生の現場において幅広く活用されている。一方,本指標は1990年代の開発以降,見直しが行われておらず,現在の日本人高齢者の食生活の実態を必ずしも十分に反映できていない可能性がある。本研究では,構成食品群の改訂による改訂版DVS(MDVS)の試作および妥当性の評価を行うこと…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 幼児がいる家庭における共食状況と健康状態及び食物摂取頻度との関連

    衞藤 久美, 石川 みどり 日本健康教育学会誌 30 (3), 218-229, 2022-08-31

    <p>目的:幼児がいる家庭での朝食及び夕食の共食状況と健康状態及び食物摂取頻度との関連を明らかにすることを目的とした.</p><p>方法:本研究は横断研究デザインであり,平成27年度乳幼児栄養調査(厚生労働省)のデータを二次利用の上実施した.家庭での共食について調査している2~6歳の集計対象2,623人のうち,本研究の主要な調査項目への回答に不備がある者を除いた2,456人を解析対象とした.朝食…

    DOI Web Site 医中誌

  • 野菜摂取量推定装置による自己モニタリングを取り入れた栄養教育が勤労者の野菜摂取量に与える影響

    信田 幸大, 曽根 智子, 衛藤 久美 栄養学雑誌 80 (4), 256-264, 2022-08-01

    <p>【目的】野菜摂取動機付けセミナー及び野菜飲料提供による環境サポートに加え,野菜摂取量推定装置による自己モニタリングを取り入れた栄養教育プログラムが,勤労者の野菜摂取量に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。</p><p>【方法】勤労者男女を対象に層別化無作為比較試験を実施した。解析対象者は145名(介入群74名,対照群71名,平均年齢42歳)であった。両群に,管理栄養士による野菜摂取動…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献20件

  • VII.骨粗鬆症の栄養療法について

    上西 一弘 日本内科学会雑誌 111 (4), 772-778, 2022-04-10

    <p>骨粗鬆症の予防及び治療における栄養療法の基本は,適切なエネルギー摂取量を確保した上でのバランスの良い食事である.「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」や「日本人の食事摂取基準」を参考に,適正な体重を維持するためのエネルギー摂取とたんぱく質摂取,骨の健康に重要なカルシウム,ビタミンD,ビタミンK,そしてB群ビタミン,ビタミンC等のバランスの良い食事を心がけることが必要である.骨粗鬆症の治療薬を…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 世帯収入と新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言期間における幼児の食事内容の変化との関連

    坂本 達昭, 野末 みほ, 岡部 哲子, 吉岡 有紀子, 齋藤 沙織, 高橋 孝子, 佐々木 ルリ子, 由田 克士, 石田 裕美, 緒方 裕光, 阿部 彩, 原 光彦, 伊藤 早苗, 村山 伸子 日本健康教育学会誌 30 (1), 14-25, 2022-02-28

    <p>目的:世帯収入と2020年4~5月の新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言期間(以下,緊急事態宣言期間)とそれ以前(2020年1~2月頃)を比べた幼児の食事内容の変化との関連を明らかにすること.</p><p>方法:2020年9~12月に,全国5地区の公立または私立保育所等に在籍する3~5歳児の保護者2,041名に質問紙調査を依頼し,589名から回答を得た(回収率:28.9%).調査項目は,緊…

    DOI Web Site 医中誌

  • COVID-19流行下における食行動の変化,食物アクセスの課題,食情報のニーズ:世帯の経済状況別検討

    赤岩 友紀, 林 芙美, 坂口 景子, 武見 ゆかり 日本公衆衛生雑誌 69 (1), 3-16, 2022-01-15

    <p><b>目的</b> 新型コロナウイルス感染症(以下,コロナ)流行下における世帯収入の変化の有無別に,コロナ前から緊急事態宣言期間中にかけての食行動の変化,緊急事態宣言期間中の食物へのアクセスの課題および食情報のニーズとの関連を明らかにすることを目的とした。</p><p><b>方法</b> 2020年7月1~3日,13の特定警戒都道府県在住20~69歳男女を対象に,無記名のWeb調査を実施し…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 「パルスイート<sup>Ⓡ</sup>カロリーゼロ」顆粒タイプ・液体タイプの調理適応性について

    松田 康子 日本家政学会誌 73 (10), 604-612, 2022

    <p> 高甘味料の「パルスイート<sup>Ⓡ</sup>カロリーゼロ」の顆粒タイプ・液体タイプについて, 官能評価を分析型評価と嗜好型評価を行い, 調理適応性を検討した結果, 以下のことがわかった. </p><p> 惣菜料理 (12品目) : 高甘味料の料理で甘味が弱い, 風味が低くなる料理も見られたが, 総合評価ではほとんどの料理で有意差がなかった. 有意差があったのは, …

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  • 大学時代の競技スポーツと卒後の食事摂取状況との関連性

    泊 祐葉, 上原 千恵子, 慎 少帥, 鈴木 宏哉 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 293-, 2022

    <p>本研究では、現在の身体活動量を考慮し、大学時代の競技スポーツ経験とその後の食事摂取状況の関連を明らかにすることを目的とした。 </p><p>体育・スポーツ系学部を卒業した1,890名(男性1,586名、女性304名)を対象に、「順天堂大学同窓生のライフスタイルと健康に関するアンケート」と「brief-type self-administered diet history …

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  • 肉用羊サフォーク種の乳によるフレッシュチーズの受容性評価

    藤田 萩乃, 浅野 桂吾, 豊満 美峰子, 児玉 ひろみ, 新木 由希子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 137-, 2022

    ...</p><p>【方法】評価は評点法を用い,外観・香り・食感・コク・酸味・総合評価について,7段階評価とし,パネルは女子栄養大学短期大学部の教職員34名及び学生37名計71名が参加した。試料は羊乳カイエドブルビ,羊乳フロマージュブラン,牛乳フロマージュブランの3種類とし,1試料15~17gを白い器に入れ,ランダムな順序で評価させた。...

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  • 諸外国の家庭科カリキュラムの視点と構造

    荒井 紀子, 貴志 倫子, 井元 りえ, 一色 玲子, 羽根 裕子, 鈴木 真由子, 亀井 佑子, 神澤 志乃 日本家庭科教育学会誌 64 (4), 244-, 2022

    Since the late 1990s, a new interpretation of competency has been advocated, as global educational reform is promoted. This study thus examined current home economics curriculums in various …

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  • 養護教諭が行う食に関する指導の検討

    大迫 実桜, 菅原 美佳, 大沼 久美子 日本健康相談活動学会誌 16 (2), 45-56, 2021-12-25

    <p> 先行研究において、高校の運動部に所属する生徒は誤った食事や偏食による怪我や体調不良などの課題が指摘されている。そこで、全日制高等学校の運動部活動の生徒を対象に、養護教諭が行う食に関する指導(集団指導・個別指導)の食に関する知識、生活習慣、栄養素摂取量への影響を検討した。</p><p> 2019年4月~11月にS県内私立A高等学校の運動部生徒計68人に対して、食に関する指導を1回30分、計…

    DOI Web Site 医中誌

  • 管理栄養士および栄養士養成施設における食環境整備に関する教育の実態と教育に関連する要因

    赤松 利恵, 小澤 啓子, 串田 修, 小島 唯, 阿部 絹子 栄養学雑誌 79 (6), 355-364, 2021-12-01

    <p>【目的】管理栄養士・栄養士養成施設における食環境整備に関する教育の推進に向けて,その教育の実態を把握し,関連する要因を検討すること。</p><p>【方法】厚生労働省委託事業「令和2年度管理栄養士専門分野別人材育成事業」の食環境整備に係る人材育成検討部会が行った教員(管理栄養士養成施設432人,栄養士養成施設224人)を対象としたデータを用いて,養成施設別に,食環境整備に関する教育に関わる個…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 学校における食育評価のためのシステムづくり—2018年度栄養教育研究会の活動報告—

    中西 明美, 衛藤 久美, 神戸 美恵子, 稲山 貴代, 坂本 達昭, 會退 友美 日本健康教育学会誌 29 (4), 355-364, 2021-11-30

    <p>目的:日本健康教育学会の栄養教育研究会では,実態調査と公開学習会の活動から学校における食に関する調査と評価に向けて必要なことをまとめた.</p><p>内容:食に関する調査・評価の実態調査:2018年11月~2019年1月,群馬県,栃木県,千葉県,埼玉県,広島県の栄養教諭及び学校栄養職員262名を対象に,無記名自記式質問紙調査を行った(有効回答率37.4%).食に関する調査や評価の体制の有無…

    DOI Web Site 医中誌

  • 玄米豆腐の開発とその物理化学的特性ならびに官能特性

    玉井 史保子, 西塔 正孝, 永井 毅 日本食品科学工学会誌 68 (10), 399-406, 2021-10-15

    <p>山形県産うるち玄米およびもち玄米を用いた玄米豆腐の開発を目的として,玄米の新たな加工利用の可能性を検討した.製粉した玄米粉の粒子径は大きく(212 µm以上),澱粉損傷度は顕著に低かった.玄米豆腐の色彩は,米粉添加量の増加に伴い黄色度が高く,あざやかとなった.またヒメノモチ粉を用いた場合,破断強度が低下し軟らかくなり,はえぬき粉では付着性が増大し,べたつきが増した.官能試験結果も踏まえて,…

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  • 今,注目のナッジを健康行動に活用するには—ナッジの基本と活用方法—2020年度栄養教育研究会公開学習会の報告

    中村 彩希, 中西 明美, 衛藤 久美, 會退 友美, 坂本 達昭, 新保 みさ 日本健康教育学会誌 29 (3), 290-297, 2021-08-31

    <p>背景:日本健康教育学会栄養教育研究会は理論と実践を結び付けた研究活動を進めている.本稿は本研究会が2019年度から新しく設定したテーマ「ナッジを健康行動に活用する」に関する公開学習会の概要を2020年度の活動として示す.人々は自身の健康リスクを正しく理解していても,実際に行動を変えることは難しい.健康教育やヘルスプロモーションの実践者の多くは行動変容の難しさを痛感している.このような背景か…

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  • 食品摂取の多様性向上を目的とした10食品群の摂取チェック表『食べポチェック表』の効果に関する検討

    秦 俊貴, 清野 諭, 遠峰 結衣, 横山 友里, 西 真理子, 成田 美紀, 日田 安寿美, 新開 省二, 北村 明彦 日本公衆衛生雑誌 68 (7), 477-492, 2021-07-15

    <p><b>目的</b> 本研究の目的は,食品摂取の多様性を向上させるための10食品群の摂取チェック表(以下,食べポチェック表)について,使用した効果を明らかにする。</p><p><b>方法</b> 東京都大田区において実施した2016年と2018年の郵送調査に応答した65-84歳の8,635人を対象とした。2017年7月より大田区において,協力の得られたスーパーマーケットなどの機関に設置する等…

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  • 社会構造の変化を反映し医療・介護分野の施策立案に効果的に活用し得る国際統計分類の開発に関する研究

    今村 知明, 中谷 純, 小川 俊夫, 今井 健, 滝澤 雅美, 小松 雅代, 水島 洋, 緒方 裕光, 星 佳芳, 上野 悟, 木村 映善, 佐藤 洋子, 橋本 圭司, 山田 深, 向野 雅彦, 木下 翔司, 田嶼 尚子 医療情報学 41 (2), 62-63, 2021-06-23

    <p>1. 研究目的</p><p> 疾病及び関連保健問題の国際統計分類(ICD)は,わが国では死亡統計のみならず患者調査,DPCなどの医療保険制度,診療情報管理などに広く活用されている.ICD-11は2018年の公表に向けて構造や内容の最終調整が実施されているほか,フィールドトライアルなどにより実用性が検討される予定である.国際生活機能分類(ICF)は,わが国でも実用化に向けた検討が進んでいるが…

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  • 1.フレイル健診

    津下 一代 日本老年医学会雑誌 58 (2), 199-205, 2021-04-25

    <p>令和2年度より高齢者医療広域連合が市町村と連携して,フレイル対策の保健事業を充実させることとなった.健診・質問票と医療・介護レセプトデータで健康課題を把握,ハイリスク・アプローチとポピュレーション・アプローチを組み合わせ,継続性や効果,効率性を考慮した事業企画をおこなう.健診や通いの場でフレイルを適切に把握できるよう質問票が開発され,保健事業対象者の抽出や事業評価に活用されることが期待され…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • コロナ禍における総合大学での「栄養学」オンライン授業の影響とその可能性に関する質的検討

    武見 ゆかり, 坂口 景子, 髙野 真梨子 日本健康教育学会誌 29 (1), 109-120, 2021-02-28

    <p>目的:東京都内総合大学の選択科目「栄養学」をオンラインで受講した学生が,自身の食生活の課題と変化をどのように受け止めているかを質的に検討し,若い世代へのオンライン「栄養学」教育の可能性を考察した.</p><p>活動内容:授業は全15回で,前半に食事記録等で食事内容を振り返った後,栄養素の機能と代謝,食事摂取基準,国民の健康・食生活課題,食育施策等対策を学修した.最終回のレポート作成時に,再…

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  • 遺伝子多型によるビタミンの不足と対策

    香川 靖雄 生化学 93 (1), 109-116, 2021-02-25

    国民健康・栄養調査では葉酸*,DHA, ビタミンA, B1, B2, B6, C等が推奨量(*はWHO)を満たしていない.推奨量は性・年齢ごとに一律に定められているが,葉酸,DHA, ビタミンA等の遺伝子変異型多型保持者(MTHFR, FADS1等)では野生型多型に較べると不足が顕在化し発症リスクとなる.遺伝子対応医学は糖尿病等の多因子疾患では困難であるが,ビタミン補給は変異型多型の疾病予防に有…

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  • 市町村国保の特定健診受診者におけるultra-processed foodsの利用と栄養素等摂取状況および肥満度との関連

    小岩井 馨, 武見 ゆかり, 林 芙美, 緒方 裕光, 坂口 景子, 赤岩 友紀, 嶋田 雅子, 川畑 輝子, 中村 正和 日本公衆衛生雑誌 68 (2), 105-117, 2021-02-15

    <p><b>目的</b> 国外では食品・料理を加工度別に分ける国際的な枠組みであるNOVAシステムを用いて,最も加工度の高い食品・料理グループのultra-processed foods(UPF)の過度な利用が肥満等の健康課題につながることが示されているが日本での報告はない。そこでUPFの利用と栄養素等摂取状況,肥満度との関連を明らかにすることを目的とした。</p><p><b>方法</b> …

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  • 外食・中食における「健康な食事・食環境」認証事業者のスマートミールの提供状況と認証継続の課題

    赤松 利恵, 串田 修, 高橋 希, 黒谷 佳代, 武見 ゆかり 栄養学雑誌 79 (1), 37-45, 2021-02-01

    <p>【目的】「健康な食事・食環境」認証制度における外食・中食部門の応募促進と継続支援に向けて,スマートミールの提供状況と事業者が抱える課題を整理すること。</p><p>【方法】2018年度に認証され,2020年更新対象となった外食55,中食24計79事業者を対象とした。2020年1~2月,Webフォームを用いて,更新意向の他に,スマートミールの提供状況と課題をたずねた。他に,認証時の情報から,…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 地域在宅高齢者における食品摂取多様性の加齢変化パターンとその関連要因

    成田 美紀, 北村 明彦, 谷口 優, 清野 諭, 横山 友里, 野藤 悠, 天野 秀紀, 西 真理子, 武見 ゆかり, 新開 省二 日本老年医学会雑誌 58 (1), 81-90, 2021-01-25

    <p><b>目的:</b>在宅高齢者における食品摂取の多様性得点(DVS)の加齢変化パターンを類型化し,その関連要因を検討する.<b>方法:</b>対象は,群馬県草津町で2012~17年に実施した高齢者健診を一度でも受診した1,195名である.食品摂取多様性はDVSにより評価し,混合軌跡モデリングにより65~90歳の加齢変化パターンを検討した.DVSの加齢変化パターンの関連要因の検討は,多項ロジ…

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献21件

  • 食物系女子大学生の甘味に対する嗜好性及び認識

    中村 理乃, 小西 史子, 川嶋 かほる 日本家政学会誌 72 (3), 152-161, 2021

    <p> 女子大生を対象に味の識別能力を官能評価によって調べ, 甘味に対する嗜好との関連を検討した. 甘味と塩味に対する識別能を測定するために, 異なる濃度のショ糖溶液と食塩溶液を用いた. 異なる砂糖濃度のオレンジゼリーと伊達巻を用いて, 甘味の識別能と嗜好性を調べた. その結果, 標準液の濃度差識別正答者は, 伊達巻の濃度差識別能が高かった. また, オレンジゼリーの濃度差識別正答者は, …

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  • 特定保健指導の最適介入法の同定を目指した前向き研究

    加藤 公則, 田代 稔, 鈴木 沙織, 大塚 政人, 小林 隆司, 三木 扶久子, 春木 匠, 小松原 祐介, 藤原 和哉, 津下 一代, 赤澤 宏平, 曽根 博仁 人間ドック(Ningen Dock) 35 (5), 704-712, 2021

    <p><b>目的:</b>2018年度より特定健診・特定保健指導も第3期を迎え,「柔軟な運用による特定保健指導のモデル実施(以下モデル実施と略す)」が設けられた.このモデル実施を用いた新たな特定保健指導「新潟方式」を確立するために,現状の保健指導180ポイントにおいて,その効果に有効下限閾値があるのかを検証した.</p><p><b>方法:</b>対象は,2018年4月から12月までに特定健診を受…

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  • 座長解題/ローカルフードシステムの革新

    平口 嘉典, 櫻井 清一 フードシステム研究 28 (2), 88-90, 2021

    This conference focused on the downstream sector of the food system, such as food manufacturing and restaurants and aimed to find innovations in the local food system of Saitama prefecture, …

    DOI Web Site 参考文献3件

  • COVID-19感染拡大の影響下における人々の食生活への関心の変化と関連要因:食生活関心度尺度を用いた検討

    林 芙美, 武見 ゆかり, 赤岩 友紀, 石川 ひろの, 福田 吉治 日本公衆衛生雑誌 advpub (0), 618-630, 2021

    <p><b>目的</b> 本研究の目的は,食生活関心度を評価する尺度の作成および信頼性・妥当性の検討と,新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響下において人々の食生活を左右し得る心理的な側面の変化とその関連要因を明らかにすることである。</p><p><b>方法</b> 2020年7月1~3日,調査会社を通じてインターネット調査を実施した。調査対象者は,同年4~5月の緊急事態宣言期間…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 学童期の調理への関わりと大学生の自立

    手島 陽子, 長谷川 智子, 小西 史子, 外山 紀子 日本家政学会誌 72 (6), 362-376, 2021

    <p> 自立は青年期の重要な発達課題であり, 主体的自己, 協調的対人関係, 生活管理などの領域から成るといわれている. 子どもの頃に調理に関わることは青年期の自立に影響を及ぼすと仮説を立てた. 大学生178名 (男性53名, 女性125名) を対象に質問紙調査を行い, 学童期の家庭の食環境と調理への関わりをクラスタ分析で分類し, …

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  • コロナ禍におけるDOHaD研究の状況と学会支援の必要性

    濱田 裕貴, 春日 義史, 久保 佳範 DOHaD研究 10 (1), 1-5, 2021

    背景:新型コロナウイルス感染拡大は人々の生活様式に大きく影響しており、研究者においても研究活動自粛などの影響を及ぼしている。一方で、新型コロナウイルス感染症、および感染拡大している環境そのものが次世代以降に与える影響については、日本DOHaD学会全体として取り組むべき喫緊の課題であると言える。DOHaD研究が、新型コロナウイルス感染拡大によりどのような影響を受け、今後どのように立ち向かうべきなの…

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  • 近世後期京都商家の行事食―報恩講を中心に―

    島﨑 とみ子 会誌食文化研究 16 (0), 87-94, 2020-12-25

    <p>From the diary of Seibei Mizuguchiya, a merchant who lived in Kyoto in the late 19th century, we have taken the description of a ritual meals called Houonkou and translated the menu into modern …

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  • 国立健康・栄養研究所における日本人のエネルギー必要量と身体計測に関する研究の歴史

    畑本 陽一, 髙田 和子, 田中 茂穂 栄養学雑誌 78 (Supplement), S71-S79, 2020-12-01

    <p>【目的】 1920年に栄養研究所(現・国立健康・栄養研究所)が設立されて以来,エネルギー代謝に関する研究は,本研究所の主要な研究課題の1つとして進められてきた。本総説では,これまで本研究所で実施された,ヒトにおけるエネルギー消費量とそれに関連した身体計測についての研究の歴史を概説する。</p><p>【方法】これまでの研究の歴史を概説するにあたり,主に本研究所からの論文や書籍・記念誌,および…

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  • ホタテ貝殻焼成カルシウムを用いた洗米が貯蔵米の食味に及ぼす影響

    柴田 圭子, 松浦(高見) 朋子, 渡邉 容子 日本調理科学会誌 53 (5), 344-351, 2020-10-05

    <p> 本研究では,水に溶かした時に強アルカリ性と無臭性を示すホタテ貝殻焼成カルシウム(貝殻Ca)が貯蔵米の食味に及ぼす影響について検討した。洗米は5回行い,その2回目の洗米に貝殻Ca溶液(0.03%(w/v))を用いた。</p><p> 洗米液は強アルカリ性(約pH 12)だったが,炊飯前の浸漬でpHは中性に戻った。洗米後の米粒の表面構造に違いは観察されなかったが,貝殻Caで洗米した米の脂肪酸度…

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  • 勤労者を対象とした栄養教育プログラムが野菜摂取行動に及ぼす効果

    信田 幸大, 前田 泰宏, 曽根 智子, 衛藤 久美 栄養学雑誌 78 (5), 210-222, 2020-10-01

    <p>【目的】勤労者に対し,管理栄養士によるセミナーと野菜飲料提供による環境サポートを組み合わせた栄養教育プログラムを実施することで,野菜摂取量及び野菜摂取に関する行動変容ステージに及ぼす影響を検証した。</p><p>【方法】勤労者男女を研究対象者とし,層別化無作為比較試験を実施した。解析対象者は194名(介入群100名,対照群94名,平均年齢43歳)であった。栄養教育プログラムは介入群のみに実…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献14件

  • 養護教諭養成教育における学校看護技術体系の提案

    籠谷 恵, 遠藤 伸子, 佐久間 浩美, 齊藤 理砂子, 城生 弘美, 森 祥子, 森屋 宏美, 矢口 菜穂, 朝倉 隆司 学校保健研究 62 (3), 153-165, 2020-08-20

    <p><b>Background:</b> Nursing arts required at school have not been fully studied for a long time, although they differ from those used by nurses at medical institutions and facilities. For this …

    DOI Web Site 医中誌

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