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  • ファロー四徴症に対して右室流出路ステントを留置した18トリソミー症候群の乳児例

    杉山 隆朗, 藤岡 泰生, 和田 友香, 稲毛 章郎, 中尾 厚, 大石 芳久 Journal of JPIC 7 (1), 7-11, 2022-08-31

    ...ファロー四徴症において，一期的心内修復術が困難な症例に対しては姑息手術が選択され，本邦ではmodified Blalock-Taussigシャント手術（mBTS）が広く行われてきた．しかし，低体重，肺動脈低形成，心外合併症を有する症例においてはリスクを伴う．近年，mBTSに代わる姑息的治療として，カテーテル治療による右室流出路ステント留置の有効性が報告されてきているが，本邦からの報告はない．今回，ファロー...

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  • 切除不能進行食道癌に行った食道バイパス手術後の難治性縫合不全に対して大胸筋皮弁被覆術が有効であった1例

    佐々木 智彦, 本山 悟, 今野 広志, 佐藤 雄亮, 安井 應紀, 加藤 裕治郎, 高橋 貞二 日本消化器外科学会雑誌 54 (11), 760-767, 2021-11-01

    ...<p>症例は66歳の男性で，体重減少と食事のつかえ感，呼吸困難を主訴に前医を受診した．精査の結果，主病巣の左主気管支浸潤と腹部大動脈周囲リンパ節転移，多発肺転移を伴うcT4bN4M1 Stage IVbの進行食道癌と診断された．化学療法1コース終了後に食道気管支瘻を発症し，姑息的治療としてPostlethwait法による胸壁前経路食道バイパス手術が施行された．経口摂取開始後に縫合不全を発症しドレナージ...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献12件

  • 悪性気道狭窄にtapering typeのmetallic stentを留置した2例

    甲田 英里子, 半田 寛, 篠﨑 勇輔, 鶴岡 一, 角田 哲人, 阿座上 真哉, 柿沼 一隆, 森川 慶, 井上 健男, 峯下 昌道 気管支学 43 (2), 145-149, 2021-03-25

    ...</b>悪性気道狭窄の姑息的治療に金属ステントが留置されることがあるが，近年tapering typeの金属ステントが再承認され使用可能となった．<b>症例1．...

    DOI 医中誌

  • 小児がんに対する再照射

    藤 浩 日本小児血液・がん学会雑誌 58 (2), 94-98, 2021

    ...<p>小児がんは放射線治療の治療効果が高い疾患であり，根治的治療，姑息的治療として有用である．しかしこのような放射線治療を行われた部位に再発することも稀ではなく，そのような場合しばしば，他の有効な治療法がないことが多い．初回治療により制御できなかった病巣に対する2回目以降の治療を再照射と呼ぶ．再照射では初回治療よりも効果が得られる可能性が低く，初回治療との線量の積み重ねにより有害事象のリスクが高くなると...

    DOI 医中誌

  • 経鼻・経食道的ドレナージが有効であった食道肺瘻を呈した進行食道癌の1例

    曽根田 亘, 菊池 寛利, 川田 三四郎, 廣津 周, 松本 知拓, 平松 良浩, 神谷 欣志, 竹内 裕也 日本気管食道科学会会報 71 (6), 421-425, 2020-12-10

    ...<p>進行食道癌による食道肺瘻は，肺膿瘍形成や呼吸状態の悪化をもたらし，姑息的治療が行われることが多い予後不良な病態である。われわれは，食道肺瘻を合併した胸部食道癌の症例を経験したので報告する。症例は胸部食道癌の治療前に食道肺瘻による肺膿瘍と診断された。抗菌薬投与に加え，経鼻胃管を経瘻孔的に膿瘍内に留置し，膿瘍腔の縮小と炎症反応の改善を得た後に，化学療法および化学放射線療法を施行した。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 動脈管依存性肺循環の先天性心疾患に対する動脈管ステントの現状

    鈴木 康太, 金 成海, 石垣 瑞彦, 佐藤 慶介, 芳本 潤, 満下 紀恵, 新居 正基, 田中 靖彦 Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery 36 (4), 294-305, 2020-12-01

    ...</p><p><b>考察</b>：周術期リスクが高い症例に対する初回の姑息的治療として，DSは有効な選択肢と考えられる．ステントサイズやアプローチの選択などの最適化により，さらなる成績向上の余地がある．</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 3か月男児の異型大動脈縮窄に対するステント留置

    長岡 孝太, 藤井 隆成, 氏家 岳人, 清水 武, 大山 伸雄, 喜瀬 広亮, 富田 英 Journal of JPIC 5 (1), 14-18, 2020-09-30

    ...大動脈縮窄に対するステント留置は，一般に成人の血管径まで拡大できるステントを留置できる場合に高い推奨レベルとなっており，ガイドライン上も対象の体重25 kg以上が推奨されている．乳幼児期の未治療の大動脈縮窄では外科手術が第一選択であるが，手術侵襲や長期予後への懸念から，止むを得ず姑息的治療としてステント留置が考慮される場合がある．乳児に施行する場合，体格に比して大きなシースを大腿動脈に留置する必要があることから...

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  • 第2回　内視鏡的胆管ドレナージ～内視鏡医の立場から～

    原 和生, 羽場 真, 桑原 崇通, 奥野 のぞみ, 孝田 博輝, 清水 泰博 胆道 34 (2), 237-243, 2020-05-31

    ...べた．胆管癌による胆管狭窄に対するゴールドスタンダードは内視鏡的胆管ドレナージであり，考え方やその対応が他癌とは異なることを解説した．最近では，超音波内視鏡を用いたドレナージが開発され，広く応用されているため，その手技についても解説した．しかし，少なくとも現状では，胆道癌の胆管ドレナージにおいて超音波内視鏡下胆道ドレナージがfirst lineになるのは難しいことも解説した．胆管ドレナージはあくまで姑息的治療...

    DOI 医中誌

  • 90歳以上の超高齢口腔がん患者の臨床的検討

    坂上 泰士 日本口腔科学会雑誌 69 (2), 52-52, 2020

    ...根治的治療群と姑息的治療群の群間に生存率の有意差は認めなかったが，治療群（根治的治療群＋姑息的治療群）と無治療群との間で，疾患特異的累積生存率に有意差が認められた（p＝0.023）。...

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  • 悪性十二指腸閉塞に対する内視鏡的ステント留置術の現状と将来展望

    高原 楠昊, 中井 陽介, 吉田 俊太郎, 小池 和彦 日本消化器内視鏡学会雑誌 61 (7), 1376-1387, 2019

    ...<p>悪性胃十二指腸閉塞（Gastric outlet obstruction；GOO）は腫瘍による上部消化管の通過障害であり，経口摂取困難に伴う悪液質の進行およびQOLの低下などを来し，予後不良である．従来GOOに対する姑息的治療として外科的胃空腸バイパス術や胃瘻造設術，経鼻胃管留置などが行われてきたが，近年内視鏡的胃十二指腸ステント留置術の安全性および有効性が示され，標準治療の選択肢の一つとして...

    DOI 医中誌

  • 80歳以上の高齢口腔癌患者の臨床的検討

    柚鳥 宏和, 梅田 正博, 岩谷 博篤, 松尾 健司, 松本 耕祐, 石田 優, 橘 進彰, 古森 孝英 日本口腔腫瘍学会誌 30 (1), 1-6, 2018

    ...治療法は根治治療が17例，姑息的治療が1例，BSCが6例であった。根治切除例は，局所切除のみが11例，局所切除と頸部郭清を含めた手術を6例に施行した。そのうち皮弁再建症例は3例であった。手術例17例では術前後のQOLにほとんど変化はなかった。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献13件

  • アルコール依存症による低栄養によりWernicke-Korsakoff症候群を発症し治療に難渋した口底癌の治療経験

    上山 善弘, 上田 順宏, 今井 裕一郎, 青木 久美子, 山川 延宏, 高嶌 森彦, 桐田 忠昭 日本口腔腫瘍学会誌 30 (2), 29-35, 2018

    ...精査の結果，右側口底癌（T2N1M0）の診断となったが，患者と妻の強い希望により根治治療は行わず，S-1投与による姑息的治療を行う事となった。初診より1年1か月後，自宅で低栄養のため倒れており，救急搬送のうえ精査のため入院となった。電解質補正，栄養療法，ビタミン補充を行うことで意識障害は回復したが，異常行動，異常言動等の精神症状は残存し，Wernicke-Korsakoff症候群と診断された。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 術前バルーン大動脈弁形成術を行った大腿骨近位部骨折の3例の経験

    萩尾 聡, 松崎 尚志 整形外科と災害外科 65 (3), 529-531, 2016

    ...重度の大動脈弁狭窄症（以下AS）は非心臓手術において周術期の高い危険因子の一つである．ASの姑息的治療として，近年カテーテル治療を用いバルーンにて狭窄部を拡張させるバルーン大動脈弁形成術（以下BAV）がある．早期の手術が重要である大腿骨近位部骨折では術前にBAVを行う事は周術期管理の上で有用であると考えられる．今回我々は大腿骨近位部骨折の術前にBAVを施行した3症例について検討をおこなった．すべての...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 甲状腺術後嗄声の頻度およびリスク因子と音声改善手術の問題点

    小川 真 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 33 (4), 224-227, 2016

    ...反回神経麻痺による嗄声の治療に関して，麻痺が一過性である可能性があるために，発症後６カ月以内の姑息的治療とそれ以降の永久的な治療がある。姑息的治療として，音声治療および局所麻酔下声帯内注入術の有効性が報告されている。しかしながら，局所麻酔下声帯内注入術については，本邦の医療保険の事情からあまり行われていないのが現状である。...

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  • 低侵襲手術を行った高齢者のメルケル細胞癌の1例

    渡辺 絢子, 加藤 正幸, 太田 多美, 倉繁 祐太, 生駒 憲広, 岡田 真理, 小澤 明, 馬渕 智生 Ｓｋｉｎ　Ｃａｎｃｅｒ 30 (3), 228-231, 2015

    ...臨床所見より悪性腫瘍を強く疑ったが，高齢であることや複数の合併症を有していたことに加え，患者と家族が精査や根治的治療を希望しなかったことなどを考慮し，姑息的治療として1 mm程度の切除マージンによる低侵襲手術のみを行った。病理組織では真皮から皮下組織にかけてCK20陽性の異型腫瘍細胞が増殖しており，メルケル細胞癌と診断した。患者，家族ともにさらなる精査や治療は希望せず，以後当院へは通院しなかった。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献1件

  • 胃癌幽門狭窄に対するステント留置後の医原性十二指腸穿孔の1例

    和田 英雄, 富永 哲郎, 黨 和夫, 柴崎 信一, 岡 忠之 日本腹部救急医学会雑誌 35 (4), 435-439, 2015

    ...内視鏡的消化管ステント留置術は切除不能な悪性消化管狭窄に対する姑息的治療法の一つで，消化管バイパス手術と比べて低侵襲でQOL改善効果も遜色ないが，まれに穿孔や出血など致命的な合併症をまねくため注意を要する。...

    DOI 医中誌

  • 外来化学放射線療法が著効し8年生存中であるStage IVa食道癌の1例

    田中 政有, 福島 亮治 日本臨床外科学会雑誌 76 (9), 2141-2146, 2015

    ...術後化学放射線療法（以後CRT）に委ねる方針とした．2006年6月，右開胸開腹食道亜全摘出術，2領域リンパ節郭清を行った．病理所見は4型胸部下部食道癌，pT3，pN2（No3，No9），pStage IVaであった．術後腸瘻自己抜去から再手術となり，CRTが開始できず104L転移の増大も認めた．患者は外来で可能なCRTを強く希望し，LinacX線照射を104Lに50Gy照射し，またTS-1単剤を5年間内服させる姑息的治療...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 光線力学的治療が有効であった中枢性気道狭窄を伴う進行肺癌の1例

    鶴岡 健二郎, 出雲 雄大, 土田 敬明, 笹田 真滋 気管支学 36 (4), 392-397, 2014

    ...背景.中枢性気道狭窄に対する気管支鏡を用いた姑息的治療は症状改善に有用であるが,標準とされる治療法はなく種々の治療法を組み合わせて行われている.症例.65歳男性.肺扁平上皮癌(cTxN3M0,Stage IIIB)に対して化学放射線療法後,胸腔鏡補助下右上葉切除術が施行された.右肺門リンパ節転移にて再発.化学療法が行われたが腫瘍は増大し,結節性病変による右主気管支の閉塞を認めた.ステント留置を希望されなかったため...

    DOI 医中誌

  • 脳動脈瘤様拡張部のみの姑息的塞栓術で急性期に治療し良好な長期成績を得た破裂前下小脳動脈近位部動脈瘤の1 例

    足立 秀光, 坂井 信幸, 千原 英夫, 蔵本 要二, 坂井 千秋, 今村 博敏, 上野 泰, 國枝 武治, 小柳 正臣, 重松 朋芳, 五百蔵 義彦, 今堀 太一郎, 芝田 純也 脳神経血管内治療 8 (1), 32-39, 2014

    ...【結語】AICA 動脈瘤は外科的アプローチが困難な部位の一つであるが，瘤内塞栓が困難な紡錘状動脈瘤や解離性動脈瘤の報告も多く，血管内治療でも根治困難な場合がある．本症例では，破裂急性期に破裂部位のみの姑息的治療を行い，結果的には無症候性に母血管閉塞の形となり良好な治療結果を得ることができた．...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献10件

  • 80歳以上の超高齢者口腔扁平上皮癌症例の臨床的検討

    名生 邦彦, 道 泰之, 水谷 美保, 大山 厳雄, 鵜澤 成一, 原田 清 日本口腔腫瘍学会誌 26 (2), 45-52, 2014

    ...治療態度は，43例（84.3%）に対し根治的治療が施行され，8例（15.7%）に対し姑息的治療が施行されており，超高齢者群は対照群と比較して有意に根治的治療が施行される割合が低かった（P＜0.001）。治療成績においては，根治的治療が施行された超高齢者群および対照群における5年疾患特異的生存率はそれぞれ79.4%，82.1%であり，ほぼ同程度であった。...

    DOI 医中誌 被引用文献5件

  • 肺癌に対する光線力学的治療の現況

    臼田 実男, 石角 太一郎, 井上 達哉, 揖斐 孝之, 佐藤 明, 堀内 翔, 蓮実 健太 肺癌 54 (7), 983-987, 2014

    ...光線力学的治療（photodynamic therapy：PDT）は，腫瘍親和性光感受性物質と低出力レーザー治療による癌局所療法である．1994年に中心型早期肺癌に対する治療法として認可され，現在では肺癌治療診療ガイドラインでも勧められる治療法として確立されている．2010年4月からは，中心型の進行肺癌に対して気道を開大するための姑息的治療として施行することが可能になった．一方，末梢型肺癌に対する治療...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献13件

  • 当科における大腸悪性狭窄に対する大腸ステント6例の治療経験

    廣岡 映治, 松山 秀樹, 伊藤 眞史, 佐藤 純, 福田 千文, 岡本 史樹 Progress of Digestive Endoscopy 83 (1), 43-46, 2013

    ...大腸ステントは非手術症例に対する姑息的治療や手術までの待機的治療（bridge to surgery : BTS）として安全に行われるようになったが穿孔や逸脱などの偶発症を起こす可能性もあり，留置する際には細心の注意が必要である。今回我々は緩和医療として3例，BTSとして3例に対する大腸ステント治療を経験した。...

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  • 特殊な経過をたどった高齢者鼻腔悪性黒色腫2 症例

    橋本, 慶子, 牛嶋, 千久, 上田, 雅代, 内田, 真哉, 出島 , 健司 京都第二赤十字病院医学雑誌 33 56-60, 2012-12

    頭頸部領域に発生する悪性黒色腫はまれであるが，その中では鼻副鼻腔領域に最も多いとされている．本腫瘍は悪性度が高く，局所再発や遠隔転移により予後不良であることが知られている．しかし悪性黒色腫の中にはまれに長期生存する例が報告されており，今回我々も局所のみの再発で複数回の手術にて比較的長期間経過を見ることができたまれな2 症例を経験したので報告する． 　症例1 は88 歳女性，平成16 …

    機関リポジトリ 医中誌

  • 切除不能悪性胃十二指腸閉塞に対する姑息的ステント留置術：UltraflexとNiti-Sの比較

    前谷 容, 浮田 雄生, 南部 知子, 新後閑 弘章, 大牟田 繁文, 遠藤 琢郎, 高橋 啓 日本消化器内視鏡学会雑誌 54 (3), 488-497, 2012

    【目的】悪性gastric outlet obstruction（GOO）治療における2種類のSEMSの治療効果の比較検討を行った．<BR>【方法】3年間にわたり前向きに53例の症候性GOO患者に対しNiti-S stent（NS）を留置した．その治療結果を過去5年間に31例に対してUltraflex …

    DOI 医中誌 参考文献12件

  • 103歳を超えて追跡している眼周囲再発基底細胞癌の1例

    大塚 壽, 中岡 啓喜, 戸澤 麻美, 森 秀樹 Ｓｋｉｎ　Ｃａｎｃｅｒ 27 (2), 148-151, 2012

    ...軽度認知症を伴う超高齢者故に，眼窩内容除去術を行わずに，姑息的治療で経過を追っているが，最近のCT，MRI画像上では，脳硬膜，右海綿静脈洞，斜台，ほかへの浸潤所見を認めている。<br>　眼周囲のBCCでは，再発が少なからず起こるので，密な間隔で，長期的な追跡が必要である。...

    DOI 医中誌 参考文献2件

  • 後期高齢者口腔扁平上皮癌症例の臨床的検討

    吉田 祥子, 岸本 晃治, 伊原木 聰一郎, 銅前 昇平, 吉岡 徳枝, 志茂 剛, 西山 明慶, 目瀬 浩, 佐々木 朗 日本口腔腫瘍学会誌 24 (3), 103-111, 2012

    ...後期高齢者は，根治的治療45例（70.3%），姑息的治療9例（14.1%），無治療10例（15.6%）であった。後期高齢者は前期高齢者と比較して根治的治療を選択している割合が低い傾向を示した。また，根治的治療を選択した症例の5年疾患特異的累積生存率は後期高齢者81.3%，前期高齢者88.6%，若壮年者80.9%で後期高齢者は前期高齢者と比較して低い傾向を示した。...

    DOI 医中誌 被引用文献5件 参考文献24件

  • 進行肺癌に対する気管支ステント留置術後3カ月以内死亡症例の検討

    林 博樹, 佐治 久, 筒井 英光, 臼田 実男, 梶原 直央, 大平 達夫, 古川 欣也, 長田 博昭, 池田 徳彦 気管支学 34 (2), 109-112, 2012

    ...背景.気道狭窄を来す肺癌症例は進行癌であることが多く,治療適応の判断が困難な場合が多い.しかも姑息的治療であるにもかかわらず,リスク,緊急性の度合いが高いことが多い.方法.当施設で行われた気道ステント治療症例110例を検討した.結果.1994〜2008年の間に東京医科大学病院にて行われた,肺癌の気道狭窄に対する硬性鏡下気道開大術は110件であった.うち93症例を対象とした.組織型の内訳は腺癌20例,...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献11件

  • 気管支鏡下腫瘍内エタノール注入療法により腎細胞癌気管支内転移が消失した1例

    金光 禎寛, 江村 正仁, 中村 敬哉, 酒井 茂樹, 張 孝徳, 後藤 健一, 杉尾 裕美 気管支学 32 (1), 36-40, 2010

    ...背景.エタノール注入療法は気管・気管支内腔に発生した切除不能な腫瘍に対する姑息的治療として考案された.症例.43歳男性.近医を血痰のため受診し,施行した胸部CTにて両肺に多発結節影を認めた.腹部CTで腎細胞癌を指摘され,肺腫瘍は腎細胞癌からの転移が疑われて当院へ入院となった.腎細胞癌の治療を開始後に閉塞性肺炎を発症して当科に紹介された.気管支鏡を施行したところ左主気管支を閉塞する腫瘤を認めた.同部位...

    DOI 医中誌 参考文献9件

  • 胃癌術後腹膜再発によるＹ脚の閉塞症に対して姑息的バイパス手術を施行した５例

    大橋 龍一郎, 小野田 裕士, 徳毛 誠樹, 岡 智, 山川 俊紀, 塩田 邦彦 日本臨床外科学会雑誌 71 (1), 94-98, 2010

    ...，4例は初回手術時に腹膜播種あるいは腹腔内洗浄細胞診が陽性であった．胃切除術からバイパス手術までの平均期間は448日間，バイパス手術後の平均生存期間は82日間であった．4例が退院可能でその内の2例には在宅高カロリー輸液療法が行われた．退院可能例の平均在宅療養期間は33日間であった．67歳女性症例の臨床経過を呈示する．Y脚の閉塞症は緊急処置を要する状態であるが，原因が腹膜播種である場合には癌終末期の姑息的治療...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 当科における高齢者の頭頸部悪性腫瘍治療

    嶋根 俊和, 江川 峻哉, 森 智昭, 小野 智裕, 池田 賢一郎, 小林 斉, 三邉 武幸, 洲崎 春海 頭頸部癌 36 (3), 359-362, 2010

    ...<br>また，症例数は少ないが，姑息的治療を行っても半数以上は治療を契機に生命予後を悪化させていると考えられ，姑息的治療の場合には十分な検討，インフォームドコンセントが必要であると考えられた。...

    DOI 医中誌 参考文献5件

  • 狭窄症状で発症した原発性十二指腸球部癌の１例

    上田 吉宏, 榎本 直記, 加藤 俊介, 円城寺 恩, 大野 玲 日本臨床外科学会雑誌 71 (4), 937-940, 2010

    ...として保存的治療を行ったが改善なく，手術を行った．術中病理検査で十二指腸癌の診断となり，膵頭十二指腸切除術を施行した．術後は副作用出現までの短期間ではあったが，胃癌に準じたS-1内服による補助化学療法を行い，16カ月経過した現在無再発経過中である．原発性十二指腸癌は他の消化器癌と同様に手術的治療が第一選択となるが，病巣の局在によりその術式は異なる．また稀な疾患であるため補助化学療法や切除不能例に対する姑息的治療...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献23件

  • 再発癌・超進行癌の治療をどこまでするか　　‐放射線科医の立場から‐

    鈴木 恵士郎, 西尾 正道 頭頸部癌 36 (4), 424-427, 2010

    ...これらの新しい治療技術は姑息的治療における方針決定に影響を与える可能性がある。なぜならば以前は治癒不能と考えられていた腫瘍が，新しい治療を導入することにより治癒に至る可能性があるからである。ここでは進行あるいは再発頭頸部癌に対する新しい治療戦略の現状を述べてみたい。...

    DOI 参考文献3件

  • 顎口腔領域転移性腫瘍13例の臨床的検討

    莇生田 整治, 高森 康次, 内山 公男, 岩渕 博史, 杉山 健太郎, 木津 英樹, 角田 和之, 村岡 渡, 鬼澤 勝弘, 中川 種昭, 河奈 裕正 日本口腔腫瘍学会誌 21 (4), 255-264, 2009

    ...姑息的治療と根治的治療をそれぞれ4例ずつに行ったが，残りの5例は生検のみで治療は行わなかった。<br>これに加えて，本邦において論文として報告された顎口腔転移性腫瘍221例について文献的に考察した。原発部位は肺が26.2%と最も多く，次いで肝17.6%，大腸9.5%，腎9.0%の順であった。また，33.7%で口腔内病変の発見を機に悪性疾患が発見されていた。...

    DOI 医中誌 被引用文献12件 参考文献181件

  • 縦隔進展型肺癌の化学療法後に合併した気管支食道瘻に対して,cyanoacrylateを用いた内視鏡的閉鎖が奏功した1例

    立川 良, 富井 啓介, 櫻井 綾子, 南條 成輝, 村瀬 公彦, 大塚 今日子, 原田 有香, 秦 明登, 木田 陽子, 加地 玲子, 竹嶋 好, 西村 尚志, 片上 信之, 石原 享介 気管支学 31 (4), 207-212, 2009

    ...背景.肺癌に合併する気管支食道瘻は予後不良の病態であり,内視鏡的治療を含めて様々な姑息的治療が用いられている.症例.74歳男性.縦隔進展型肺癌の化学療法後に,左主気管支に気管支食道瘻を認めた.フィブリン糊を用いた内視鏡的閉鎖術は不成功であったが,n-butyl-2-cyanoacrylate(NBCA)を用いて内視鏡的閉鎖に成功した.治療後約10ヵ月で瘻孔の再発は見られていない.結論.NBCAを用いた...

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献12件

  • 幼児の大伏在静脈より発生した血管奇形の1例

    岩崎 稔, 粟津 篤司, 崎久保 守人, 上村 良, 藤岡 靖忠, 清水 大功, 小林 久人, 小林 彰, 雑賀 興慶 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 44 (2), 139-144, 2008

    ...軟部腫瘤を認め,超音波検査により腫瘤内の血液の逆流状況から静脈弁の崩壊が示唆され,さらに3D-CTにて嚢腫状の血管奇形の形態が明確に描出された.ところが,摘出標本に対する病理組織学的検査の結果,静脈に伴走した動脈の所見が認められ,さらに静脈血管における内腔の奇形や動脈壁の奇形を認めたため,左大腿鼠径部下縁の軟部腫瘤を,動静脈奇形と診断した.四肢皮下に発症した動静脈奇形に対する硬化療法や経動脈的塞栓術は姑息的治療...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • ８５歳以上口腔扁平上皮癌症例の臨床的検討

    姉川 絵美子, 古賀 真, 津山 治己, 岩本 修, 古賀 千尋, 楠川 仁悟 日本口腔腫瘍学会誌 19 (2), 125-131, 2007

    Thirty-seven patients with primary oral squamous cell carcinoma (SCC) over 85 years of age were clinically evaluated. This group accounted for 5.6 % of the total of 663 patients with primary oral …

    DOI 医中誌 被引用文献9件 参考文献45件

  • 内視鏡的レーザー治療（光線力学療法）を行った高齢者早期胃癌の一例

    能美 典正, 柳井 秀雄, 古谷 卓三, 高尾 康一郎, 海老原 麻子, 沖田 幸祐, 岡本 健志, 西川 潤, 吉田 智治, 坂井田 功 山口医学 56 (5), 167-171, 2007

    ...，早期胃癌病巣に有効で安全性の高い内視鏡的治療としてのphotodynamic therapy（PDT）を選択した．１年間の経過観察で， PDTにより腫瘍の一時消失が得られている．分化型早期胃癌の治療では，PDTは早期胃癌に対する第一選択の治療手技としては位置づけられていないが，今後の高齢化社会において，本例のような根治的EMR適応外ながら外科手術のリスクのやや高い・手術拒否の高齢者における有用な姑息的治療手段...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 進行癌，大腸癌に対するＰＤＴの挑戦

    中村 哲也, 白川 勝朗, 山岸 秀嗣, 生沼 健司, 平石 秀幸, 増山 仁徳, 寺野 彰 日本レーザー医学会誌 27 (1), 42-50, 2006

    ...光線力学的療法（PDT）は，早期の消化管癌に対する効果的で非侵襲的な治療法である．またPDTは，進行癌に対する姑息的治療としても役にたつ．しかし，進行胃癌や進行直腸癌を根治させる治療法としては，まだ研究段階である．...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献48件

  • 口腔領域への転移性腫瘍の臨床的検討

    満岡 宏治, 真野 隆充, 岡藤 正樹, 吉村 達雄, 堀永 大樹, 福田 てる代, 上山 吉哉 山口医学 55 (2/3), 61-65, 2006

    ...にわたり平均年齢は61.8歳であった．口腔転移巣の発生部位は上顎歯肉３例，下顎歯肉２例，下顎骨１例で，原発部位は肺が３例で最も多く，肝臓が２例，乳腺が１例であった．転移性腫瘍の組織型は小細胞癌２例，肝細胞癌２例，扁平上皮癌１例，腺癌１例であった．４例では，原発巣の診断から１～96か月の間に転移巣が診断されており，その他の２例は口腔転移巣が原発巣に先立って発見されていた．口腔転移巣に対する治療は４例で姑息的治療...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献7件 参考文献23件

  • 甲状腺腫瘍による気管狭窄に対する気管ステントの有用性

    原 聡, 岩江 信法, 長谷川 稔文, 米澤 宏一郎 日本気管食道科学会会報 57 (3), 312-317, 2006

    ...甲状腺腫瘍の終末像の一つに気道閉塞があり，姑息的治療とはいえステント留置による気道確保の持つ意義は大きい。甲状腺腫瘍患者では未分化癌などを除き気道が確保されていれば，担癌状態で比較的長期生存が期待でき，これは肺癌·食道癌患者に行うステント留置の場合と大きく異なる。長期留置に耐え得るよう，ステントの種類·位置の選択をCTや内視鏡等で事前に十分検討する必要がある。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献10件

  • 食道転移を来した肺癌の１例

    石山 哲, 出江 洋介, 葉梨 智子, 吉田 操 日本消化器外科学会雑誌 38 (6), 608-613, 2005

    A 80-year-old woman admitted with progressive dysphasia and weight loss was found in computed tomographyto have a pulmonary tumor with pleural indentation in the left lower lobe. Bronchoalveolar …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献28件

  • 人工膝関節全置換術後のMRSA感染に対する姑息的治療の選択

    福山 泰平, 村津 裕嗣, 水野 清典, 黒田 良祐, 黒坂 昌弘 中部日本整形外科災害外科学会学術集会 抄録集 105 (0), 341-341, 2005

    【目的】人工膝関節全置換術（TKA）後のMRSA感染に対して、人工関節を抜去後、人工関節型セメントスペーサー充填術のみで治療した3症例について報告する。【症例】全例他施設にて抗生剤投与や持続洗浄等の治療を受けたが、MRSA感染の沈静化が得られず当科に転院となった。３例とも敗血症、腎不全や肝不全等の重篤な合併症を有していた。これらに対して、人工関節抜去、病巣掻爬の後、抗生剤含有人工関節型セメントス…

    DOI

  • 消化管ｓｔｅｎｔｉｎｇの現況

    前谷 容, 酒井 義浩 日本消化器内視鏡学会雑誌 46 (2), 135-144, 2004

    Self-expandable metallic stents are being increasingly used for malignant obstruction of various gastrointestinal tracts ; esophagus, gastric outlet, small bowel, or colorectum. On one hand, its …

    DOI 医中誌 被引用文献6件 参考文献89件

  • 悪性中枢気道狭窄に対するステント療法(<特集>気道狭窄に対する気管支鏡下治療)

    三輪 啓介, 高森 信三, 林 明宏, 福永 真理, 白水 和雄 気管支学 25 (7), 497-502, 2003

    ...根治不可能な悪性の中枢性気道狭窄に対する気道ステント療法は姑息的治療ではあるが,呼吸困難の回避とquality of lifeの維持において重要な治療手段である.現在まで多くのステントが開発され,その有用性が報告されてきたが,その選択は議論の多いところである.目的.悪性の中枢性気道狭窄の患者に対する我々の管理について症例を呈示して解説する.症例1.食道癌の再発例で下部気管の重度の狭窄のため呼吸困難を...

    DOI 医中誌 参考文献22件

  • CEA産生集合管癌(ベリニ管癌)の1例

    稲垣, 武, 萩野, 恵三, 松村, 永秀, 康, 根浩, 西川, 徹, 鈴木, 淳史, 平野, 敦之, 新家, 俊明 泌尿器科紀要 47 (3), 183-186, 2001-03

    ...61歳男.左腎腫瘤性病変の精査加療目的に当科入院した.HE染色像で特徴的所見を有し, 更に近位尿細管のマーカーであるビメンチン, EMA(epithelial membrane antigen)及び高分子サイトケラチンに関しては, 陽性或いは強陽性であったことから腎実質性腫瘍と診断し, 経腹膜的に根治的左腎摘除術及び腎門部リンパ節郭清術を施行した.その後, 外来にて姑息的治療のみで経過観察を行ったが...

    HANDLE 医中誌 被引用文献2件

  • 中枢気道病変に対する気管支鏡下高周波治療の経験

    桐生 拓司, 松井 英介, 大橋 信子, 稲村 宏紀, 星 博昭, 岩田 尚, 下川 邦泰, 川口 真平 気管支学 23 (2), 120-123, 2001

    ...また, 中枢気道病変に対する気道開存性の改善および悪性中枢気道病変の姑息的治療法等, 処置具の適切な選択によって, 多角的アプローチが可能である。...

    DOI 医中誌 参考文献14件

  • 過去10年間に当科で治療した中咽頭癌症例に関する検討

    伊東 善哉, 和田 哲郎, 瀬成田 雅光, 高橋 和彦, 大久保 英樹, 原 晃, 草刈 潤, 武山 実, 高橋 邦明, 待木 健司 耳鼻咽喉科展望 42 (Supplement1), 89-95, 1999

    Thirty-nine patients of oropharyngeal squamous cell carcinoma, treated in Tsukuba University Hospital between March 1988 and March 1998, were reviewed in order to assess the adequacy of our …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 脳動静脈奇形に対するminimally invasive surgery

    宮本 享, 野崎 和彦, 橋本 信夫, 滝 和郎, 中原 一郎, 永田 泉, 菊池 晴彦 Japanese Journal of Neurosurgery 8 (5), 325-331, 1999

    ...が部分的塞栓術, 流入動脈結紮術のみ, あるいはradiosurgeryなどのpalliative treatmentを受け, 10例が保存的に経過観察された.palliative treatment群では平均49.4カ月の追跡期間中に18例25回の出血を認め, その年間出血率は14%とAVMの自然経過による出血率に比して有意に上昇していた.根治を想定した明らかな治療戦略を持たず, AVMに対して姑息的治療...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献18件

  • 頭頸部癌に対する化学療法の役割

    犬山 征夫 頭頸部外科 9 (1), 93-97, 1999

    The following topics were explained in luncheon lecture. 1) A phase II study of UFT for head and neck cancer in Japan, 2) Multimodal treatment incorporating neo-adjuvant chemotherapy for maxillary …

    DOI 医中誌 参考文献10件

  • 慢性腎透析患者の消化器外科手術周術期の留意点

    菊池 美奈子, 渡会 伸治, 国崎 主税, 簾田 康一郎, 嶋田 紘 日本臨床外科学会雑誌 59 (11), 2740-2746, 1998

    Chronic dialysic patients usually have a high rate of surgical mortality and morbidity. Twenty-six dialysis patients were investigated to identify risk factors that the incidence of postoperative …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献19件

  • 根治治療としての気管支腔内照射の役割

    不破 信和, 伊藤 善之, 加藤 恵理子, 鎌田 実, 菊池 雄三, 森田 皓三 日本放射線腫瘍学会誌 9 (1), 55-61, 1997

    Background; Endobronchial irradation for lung cancer has primarily been used in cases of local progression or recurrence. Although its use for palliation of symptoms has been well evaluated, its …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 経皮経肝胆道胃内瘻術を施行しえた悪性胆道狭窄の2例

    草野 史彦, 山本 力, 前田 学, 佐久間 郁行, 前川 伸哉, 酒井 義法, 田沢 潤一, 佐藤 千史 日本消化器内視鏡学会雑誌 38 (9), 2219-2222_1, 1996

    An implantation of biliary tube stents or metallic stents is considered to offer im-proved long term palliation for inoperable cases of malignant biliary obstruction, whereas the obstruction of the …

    DOI 医中誌 参考文献6件

  • 超高齢者の口腔癌治療に関する臨床的検討

    石川 好美, 海野 智, 川辺 良一, 斎藤 友克, 小林 園生, 大村 進, 小野 繁, 藤田 浄秀 日本口腔腫瘍学会誌 7 (4), 312-318, 1995

    From 1982 to 1992, 29 elderly patients, 80 years old and older, with malignancies in head and neck were treated at the Department of Oral and Maxillofacial Surgery, Yokohama City University. Twelve …

    DOI 医中誌 被引用文献6件 参考文献18件

  • ６５歳以上の高齢口腔癌患者の臨床的検討

    藤田 芙美恵, 関口 隆, 巣山 達, 仲盛 健治, 篠原 久幸, 松田 博之, 永井 格, 野口 誠, 平塚 博義, 小浜 源郁 日本口腔腫瘍学会誌 7 (3), 149-158, 1995

    A clinical study on 62 patients with oral squamous cell carcinoma (oral SCC), who were older than 65 years treated in our clinic from 1988 to 1993, was carried out to review the management and …

    DOI 医中誌 被引用文献5件 参考文献28件

  • 当科における動脈再建症例の検討

    浅野 勝士, 染川 幸裕, 平 篤史 頭頸部腫瘍 21 (1), 143-149, 1995

    In the twenty seven cases in which the tumor invasion if large arteries, including the carotid artery, was observed (November 1988 to june 1994) and for which the conventional operation was not …

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献6件

  • 癌性食道狭窄３例に対する食道ステントの使用経験

    林部 章, 田中 肇, 鬼頭 秀樹, 阪本 一次, 樽谷 英二, 中上 健, 柳 善佑, 十倉 寛治, 浅田 健蔵, 竹林 淳, 佐久間 裕之, 畑山 充, 打田 日出夫 日本消化器外科学会雑誌 27 (12), 2564-2568, 1994

    Three patients with unresectable esophageal cancer were treated with silicone-coated selfexpandable metallic stents. Patient 1 was a man aged 49 years with unresectable cancer of the proximal …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件

  • 顎口腔領域悪性腫ようの過去１０年間の臨床統計

    中川 泰年, 豊田 純一朗, 久保田 英朗, 後藤 昌昭, 香月 武 日本口腔腫瘍学会誌 5 (1), 60-69, 1993

    One hundred and thirty-eight cases of primary malignant tumor, treated at the Department of Oral and Maxillofacial Surgery at Saga Medical School from October 1981 to October 1991 were reviewed and …

    DOI

  • 超高齢者にみる悪性腫よう患者の動向

    長山 郁生, 田中 佐一良, 室野 重之, 古川 仭 頭頸部腫瘍 19 (3), 366-371, 1993

    Recently, Japanese has achieved a long span of life, accompaning some problems of medical treatment especially in the aged people 80 years old and over. From 1983 to 1992, we have experienced 34 …

    DOI 被引用文献2件

  • 当教室における過去5年間の頭頸部癌二次症例の現況

    加藤 孝邦, 金子 省三, 清水 佐和道, 島田 士郎, 都志 見格, 斉藤 孝夫, 三谷 浩樹, 森山 寛 耳鼻と臨床 39 (5Supplement3), 894-898, 1993

    ...姑息的治療は6例, 治療なし2例であった.<BR>治療成績は根治治療群の5年生存率は76.6%と良好であるのに比べ, 姑息治療群では50%生存期間は618日で2年未満であり, 3年生存率ではすでに0%であった....

    DOI 医中誌

  • 当科における中咽頭癌の治療成績

    古謝 静男, 糸数 哲郎 耳鼻と臨床 39 (2), 157-160, 1993

    ...中咽頭癌は比較的放射線感受性であると考えられており, また解剖学的および機能的特性から外科的治療が第一選択となることは少ない傾向にあるが治療成績を向上させるためには進行例に対して姑息的治療にとどまらず外科的治療を考慮し, 術後の形態機能の再建に努力することが重要と考えた....

    DOI

  • 進行すい癌術中照射の経験　殊に分割術中照射について

    大原 潔, 立崎 英夫, 菅原 信二, 吉田 次男, 河島 光彦, 藤 浩, 奥村 敏之, 轟 健, 深尾 立 日本放射線腫瘍学会誌 3 (2), 77-83, 1991

    Experience with intraoperative radiation therapy (IORT) for 34 patients with advanced pancreatic cancer was reported with special reference to fractionated IORT. Eleven patients in the early period …

    DOI

  • 悪性腫ように対するＣｒｙｏｓｕｒｇｅｒｙ

    大塚 壽 Ｓｋｉｎ　Ｃａｎｃｅｒ 5 (2), 312-314, 1990

    ...切除, 再建術の進歩の著しい今日ではcryosurgeryの発展はやや頭打ちの感があるが, 老人を中心に適応例を選び, 根治か姑息的治療かの目的意識をもって行えばそれなりの治療成績が得られると考える。...

    DOI 医中誌

  • 肝細胞癌破裂例の治療と予後

    井沢 邦英, 瀬川 徹, 門原 留男, 岩田 亨, 山本 正幸, 佐々木 誠, 矢次 孝, 松元 定次, 江藤 敏文, 元島 幸一, 角田 司, 土屋 涼一 日本消化器外科学会雑誌 23 (12), 2757-2763, 1990

    Prognosis and clinicopathology of 18 patients treated for spontaneous ruptured hepatocellular carcinoma were studied. In 252 patients with hepatocellular carcinoma in our institution, the incidence …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献10件

  • 切除不能肝癌症例の治療成績

    瀬川 徹, 井沢 邦英, 山本 正幸, 門原 留雄, 岩田 享, 佐々木 誠, 矢次 孝, 元島 幸一, 山口 孝, 角田 司, 土屋 凉一 日本臨床外科医学会雑誌 51 (1), 35-41, 1990

    A total of 103 patients with unresectable hepatocellular carcinoma (HCC) treated in the Second Department of Surgery, Nagasaki University Hospital from September 1969 to December 1987 were reviewed. …

    DOI Web Site 医中誌

  • 腎盂原発と考えられた癌肉腫の1例

    吉田 利彦, 小川 隆敏, 藤永 卓治, 楠山 洋司 日本泌尿器科学会雑誌 81 (11), 1739-1742, 1990

    ...全身状態悪化のため化学療法の続行を断念し, 以後姑息的治療に専念したが, 入院後5ヵ月で癌死した. 病理解剖所見では, 移行上皮癌と軟骨肉腫の両成分よりなる癌肉腫であり, 腎盂原発と考えられた. 他臓器への転移は, 肺, 肝, 骨および皮膚に認められた....

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献2件

  • 直腸腫ように対する直腸局所切除術　　とくに早期直腸癌に対する適応について

    中越 享, 下山 孝俊, 石川 啓, 三根 義和, 佐藤 哲也, 中尾 治彦, 宮下 光世, 横田 美登志, 高平 良二, 草野 裕幸, 清水 輝久, 福田 豊, 平野 達雄, 三浦 敏夫, 富田 正雄 日本消化器外科学会雑誌 22 (5), 1121-1126, 1989

    ...進行癌には適応はないと考えられるが, 姑息的治療として3例に採用した. sm癌7例のうち, 中分化腺癌・脈管侵襲陽性・sm massive invasion・DNA aneuplodyの1例に再発を経験し, 他の6例はすべて5年生存を得た....

    DOI Web Site

  • 前立腺癌に対する術中照射の長期成績

    芝本 雄太, 高橋 正治, 岡田 謙一郎, 大石 賢二, 吉田 修, 阿部 光幸 日本放射線腫瘍学会誌 1 (1), 13-18, 1989

    Twenty-two patients with prostatic adenocarcinoma were treated with intraoperative radiotherapy (IORT) at Kyoto University Hospital. Eleven had Stage C disease, 4 had Stage B<SUB>2</SUB>, 3 had …

    DOI 医中誌

  • 喉頭癌の臨床統計的観察

    鈴木 昭男, 岩田 重信, 西村 忠郎, 高須 昭彦, 八木沢 幹夫, 内藤 雅夫, 桑内 隆郎, 堀部 幸元, 桜井 一生 耳鼻咽喉科臨床 76 (3special), 1105-1115, 1983

    One hundred and twenty-six patients with laryngeal carcinomas were clinically analyzed who visited our clinic from September 1973 to August 1982 of there 118 were followed retrospectively.<br>The …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 肝血管肉腫の1例

    松波 英一, 和田 英一, 山内 一, 波江野 善昭, 八田 昌樹, 下川 邦泰 日本臨床外科医学会雑誌 43 (11), 1235-1238, 1982

    ...肝外傷,トロトラストのほか塩化ビニール・モノマーとの関係がのべられている.本腫瘍の発育はきわめて速く,病脳期間も短く,症状の発現は急激であるが,諸腫の検査により肝腫瘍の診断は可能である.しかし,確診には病理組織診によらねばならない.予後はきわめて不良であり,多くの症例は発症後6カ月～1年以内に死亡している,治療法としては肝葉切除術が適応であるが, Infantile typeを除いては長期生存はない.姑息的治療...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • 細小肝細胞がん例における臨床病理学的所見の検討

    木南 義男, 新村 康二, 泉 良平, 高田 道明, 菅原 昇次郎, 佐々間 寛, 坂田 則昭, 倉知 圓, 宮崎 逸夫 肝臓 23 (12), 1397-1402, 1982

    To clarify the clinical significance of minute hepatocellular carcinoma, data on 12 patients with tumor less than 5cm in size seen in our clinic during the past 20 years were evaluated. All of these …

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 上部消化管出血に対する緊急内視鏡検査例の検討

    江崎 隆朗, 加藤 展康, 井上 幹茂, 重田 幸二郎, 武波 俊彦, 古谷 晴茂, 斉藤 満, 沖田 極, 岡崎 幸紀, 竹本 忠良 日本消化器内視鏡学会雑誌 23 (2), 231-239, 1981

    Upper gastrointestinal emergent endoscopy was performed in 100 patients for the recent two years. All cases were examined with a panview type gastrointestinal endoscopy within 48 hours after …

    DOI 医中誌

  • 内痔核,裂肛に対するZeroidの使用経験

    野崎 成典, 白松 幸爾, 金谷 隆 日本大腸肛門病学会雑誌 28 (1), 1-8,68, 1975

    Thirty patients with hemorrhoids or anal fissures were treated with Zeroid as local cooling therapy for 14 days. 26 cases of them were investigated clinical courses during 5-22 months after the …

    DOI Web Site 医中誌

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