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検索結果 2,620 件

  • 緑地保全・創出活動ボランティア育成の効果的な講座プログラムのあり方に関する研究

    上野 芳裕, 小松 尚美, 平田 富士男 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 2011 (0), 31-31, 2011

    近年、地方自治体等により緑の保全・創出活動に関わるボランティア育成講座が開催されているが、現状では、講座プログラムが定型化されておらず、講座の所期の目的の達成度とプログラム内容の関係性が明らかでないことから、これらを把握し効果的なプログラムのあり方を考察した。結果、個人の園芸技術の向上より緑のまちづくり等のリーダー的人材の育成や組織化を目的とする講座が多く、既に効果をあげているプログラムでは、講…

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  • 総論

    木下 博雄 電気学会誌 128 (10), 668-668, 2008

    本記事に「抄録」はありません。

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  • 学習ペースの異なるエージェントを含む群行動の強化学習スキームの検討

    森広 浩一郎, 西村 治彦, 礒川 悌次郎, 松井 伸之 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI08 (0), 174-174, 2008

    魚や鳥が形成する群行動は,群を構成する各エージェント(個体)に現実の生物の行動パターンを模した行動ルールを規定することでモデル化できることが知られている.本研究では,強化学習を用いた学習によりエージェント間の相互作用から群行動を自律分散的に形成させる枠組みを提案してきた.本稿では,計算機実験を通して,各エージェントの学習が非同期に進む場合の強化学習による群行動の発現について分析・検討する.

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  • 斜入射スパッタリング法による特異なナノ構造を有する薄膜の作製

    井上 尚三, 松田 啓幸, 生津 資大 精密工学会学術講演会講演論文集 2008S (0), 901-902, 2008

    基板法線から傾いた方向から蒸着粒子を入射して薄膜成長させると、傾斜したコラム構造が発達することはよく知られている。我々は、これまでに斜入射薄膜形成に基板の面内回転運動を加えると、ジグザグ状やらせん状のナノ構造を持つ薄膜が成長可能であることを示してきた。本研究では、成膜中に基板傾斜角度も変化させ得るステージを用いて、より複雑なナノオーダーのコラム構造を持つ薄膜の成長を試みた。

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  • 群行動と捕食回避行動の強化学習スキームモデル

    森広 浩一郎, 西村 治彦, 礒川 悌次郎, 松井 伸之 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI07 (0), 4-4, 2007

    魚や鳥が形成する群行動は,群を構成する各エージェント(個体)に現実の生物の行動パターンを模した行動ルールを規定することでモデル化できることが知られている.本研究では,強化学習を用いた学習によりエージェント間の相互作用から群行動を自律分散的に形成させる枠組みを提案してきた.本稿では,計算機実験を通して,強化学習による群行動の発現や,プレデタ(捕食者)導入下での回避の学習について詳しく分析・検討する.

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  • MOD法で作製したPb(Mg1/3Nb2/3)O3-PbZrO3-PbTiO3薄膜の圧電特性

    長谷川 夕起, 新 祐介, 小舟 正文, 嶺重 温, 矢澤 哲夫 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2007S (0), 419-419, 2007

    我々は既報で明らかにしているようにPb(Mg1/3Nb2/3)O3PbZrO3PbTiO3 (PMNZT)セラミックスのモルフォトロピック相境界(MPB)の精密化を検討し、その相境界付近においてすぐれた圧電特性(kp = 70%, -d31 = 243 pC/N)及び比較的高いキュリー点(328C)をもつピンポイント組成(PMNZT …

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  • 強化学習スキームによる群行動モデルの検討

    森広 浩一郎, 礒川 悌次郎, 松井 伸之, 西村 治彦 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI06 (0), 32-32, 2006

    魚や鳥が形成する群行動は,群を構成する各エージェント(個体)に現実の生物の行動パターンを模した行動ルールを規定することでモデル化できることが知られている.本研究では,強化学習を用いた学習によりエージェント間の相互作用から群行動を自律分散的に形成させる枠組みを提案してきた.本稿では,この枠組みがさまざまな環境に適応していくモデル設計となっているか,計算機実験により群行動の発現について検討する.

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  • 非平衡マグネトロンスパッタリング法によるイオンアシスト薄膜成長

    井上 尚三, 佐伯 俊明, 生津 資大, 小寺澤 啓司 精密工学会学術講演会講演論文集 2006S (0), 647-648, 2006

    スパッタリング法で成長させた薄膜の物性は、成長過程における諸条件に大きく依存する。本研究では、低エネルギーイオン照射が金属薄膜の成長に及ぼす影響を調査することを目的とした。そのために、コイルにより外部磁場を印加できる非平衡マグネトロンスパッタリング装置を用い、種々のイオン照射条件下でガラス基板上にTi薄膜を成長させ、イオン照射量と薄膜の内部応力、結晶構造、表面形態等との関係を検討した。

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  • 強化学習での探査におけるカオスジェネレータの効果

    森広 浩一郎, 松井 伸之, 西村 治彦 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI05 (0), 71-71, 2005

    強化学習では探査によって学習が促進されるが,その実行にあたっては確率的に一様なジェネレータを利用することが一般的である.本稿では,カオス的なジェネレータを利用した探査による強化学習の特性について報告するとともに,探査のカオス性が学習に与える影響について検討する.

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  • 斜入射スパッタリング法による特異な構造を有する薄膜の形成

    井上 尚三, 大地 亮太, 生津 資大, 小寺澤 啓司 精密工学会学術講演会講演論文集 2005S (0), 318-318, 2005

    真空蒸着やスパッタリングによる薄膜作製時に、蒸着粒子の基板への入射方向を基板の法線方向から傾けると、入射方向へ傾斜したコラム状構造を有する薄膜が成長することが知られている。本研究ではこの現象を利用し、スパッタリング中に基板の傾斜角度を変化させることによって、厚さ方向に特異な構造(ジグザグやらせんなど)を持つ金属薄膜を作製できることを示すとともに、成長条件と薄膜構造の関係を検討した。

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  • X線タルボ干渉計用回折格子の作製

    瀧口 欣司, 松本 昌岳, 杉山 嘉也, 村越 庸一, 前田 龍太郎, 百生 敦, 服部 正 精密工学会学術講演会講演論文集 2005S (0), 57-57, 2005

    現在、X線の位相情報を用いた撮像手法が注目されてきている。本手法では振幅回折格子と位相回折格子で構成されるX線タルボ干渉計を用いて、位相情報を強度情報に変換して撮像情報を得る。この手法については原理実験を終えており、今後は生体の観察を視野に入れた観察範囲の高精度化、大面積化が求められる。今回、線幅4μm、アスペクト比が3以上、パターンサイズ20mm角の回折格子を作製した。

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  • 高純度アルミニウム箔中の遷移元素の表面偏析

    椿野 晴繁, 山本 勇一郎, 山本 厚之, 寺澤 倫孝, 三田村 徹, 吉田 勝起, 木野村 淳, 堀野 裕治 軽金属 55 (3), 142-146, 2005

    Surface segregation phenomena of several transition elements (Fe, Ni, Mn, Co, Cr) in high purity aluminum foils annealed at various temperatures were studied by Rutherford back scattering …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献38件

  • 琵琶湖水中溶存有機物の分子量による分画

    杉浦 嘉一, 姉川 彩, 熊谷 哲, 井口 博夫, 杉山 裕子 日本陸水学会 講演要旨集 69 (0), 186-186, 2005

    本研究は、湖水中の溶存有機物の循環を分子量分画により解明することを目的として行った。琵琶湖水中溶存有機物を5kDaと50kDaの濾過膜を用いて限外濾過し、高・中・低の3つの分子量分画に分けた。それぞれの分画についてDOC濃度と三次元蛍光スペクトルの測定を行い、高・中・低分子量有機物の、DOC濃度と分光学的特徴の季節変動を明らかにすると共に、両者の関係について考察した。

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  • 多孔質ガラスを用いて作製した高輝度蛍光ガラスの発光特性

    赤井 智子, 陳 丹平, 三由 洋, 角野 広平, 矢澤 哲夫 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2005S (0), 457-457, 2005

    多孔質ガラスを利用した蛍光ガラスについて、蛍光寿命や蛍光強度の温度変化を測定した。ESRなどの結果とあわせてその発光メカニズムについて考察を行った。

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  • 音声に重畳した周期性騒音の低減法

    藤井 健作, 杉原 裕司, 笹岡 直人, 伊藤 良生 日本音響学会誌 61 (11), 636-644, 2005

    本論文では, 音声に重畳した周期性騒音を低減するシステムの一つを提案する。その原理はラインエンハンサに基づき, 周期性騒音を音声とでは長期予測に対する難易度に差があることを利用して低減する。また, ラインエンハンサを構成する線形予測フィルタのタップ数と挿入する遅延量, その係数更新アルゴリズムを学習同定法とした場合のステップサイズと音質及び騒音低減量との関係を調べ, …

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  • ZnBr<sub>2</sub>-EMIB-Glycerin浴からのZn-Mg合金電析

    岩岸 哲也, 中塚 優弥, 山本 宏明, 香山 滉一郎, 白井 博 Electrochemistry 72 (9), 618-623, 2004-09-05

    <p>The electrodeposition of the Zn-Mg alloys from Lewis basic ZnBr<sub>2</sub>-MgBr<sub>2</sub>-1-ethyl-3-methylimidazolium bromide (EMIB) molten salts with glycerin, in which Mg(II) ions were …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献6件 参考文献31件

  • 国内の加速器関連施設

    鬼柳 善明, 高橋 和弘, 世良 耕一郎, 篠塚 勉, 高崎 榮一, 榎本 收志, 生出 勝宣, 春日 俊夫, 浦川 順治, 野口 修一, 柴田 康行, 山田 家和勝, 笹 公和, 榮 武二, 相川 安之, 吉田 忠, 西谷 健夫, 荒川 和夫, 香山 二朗, 加瀬 昌之, 川崎 克則, 鷲尾 方一, 加藤 政博, 中村 俊夫, 曽田 一雄, 高見 清, 野田 章, 神門 正城, 磯山 悟朗, 佐藤 健次, 奥田 修一, 田中 博文, 安東 愛之輔, 板野 明史, 堀 利匡, 遠藤 一太, 西山 文隆, 相良 建至, 冨増 多喜夫, 熊谷 教孝, 堀池 寛, 粟津 邦男, 峰原 英介 加速器 1 (1), 38-59, 2004-06-30

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  • 高輝度放射光を用いた気相成長表面の実時間X線回折

    渡辺 義夫, 川村 朋晃, Satyaban Bhunia, 藤川 誠司 応用物理 73 (5), 620-623, 2004-05-10

    <p>高輝度放射光を利用した斜入射X線回折法によって,気相中の結晶表面構造を明らかにできることを述べる.さらに,この方法で気相成長中InP表面の構造を実時間で観測した結果を示す.P過剰InP(001)再配列表面は(2×1)再配列構造であり,Pの二量体によって構成されている.また,成長中においても(2×1)構造をとり,原料ガス供給流量や原料ガスの供給開始/停止(気相成長の開始/停止に対応)に対する…

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 集束イオンビームによる三次元ナノテクノロジーの展開

    松井 真二 応用物理 73 (4), 445-454, 2004-04-10

    <p>集束イオンビーム励起表面反応を用いた立体ナノ構造形成技術は,①集束イオンビームのビーム径が5nmまで収束可能であるので,三次元CADデータを用いて,数十nmレベルの立体ナノ構造形成が可能である.②ソースガスを変えることにより,金属,半導体,絶縁体など多種の材料で三次元ナノ構造形成が可能である.集束イオンビームを用いた三次元ナノテクノロジーは,エレクトロニクス,メカニクス,オプテイクスからバ…

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献16件

  • 学校を中心とした教育コミュニティ形成

    髙田 一宏 教育行財政研究 30 (0), 21-32, 2004-03-31

    <p>This paper is a case study of the formation of an educative community that centers on the school. "Improvement of the educational environment in the local community" and "Cooperation between the …

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  • 衛星データを用いた鳥類のための生態的ネットワーク構築手法の試み

    一ノ瀬 友博 都市計画報告集 2 (4), 102-107, 2004-03-30

    <p>兵庫県西宮市の都市域において、衛星データの分析に基づく生態的ネットワークの構築手法を提案した。目標とする生物としては、樹林を生息地とする鳥類とした。用いた衛星データは、2003年6月撮影のSPOT4号のデータであった。衛星データから植生指数 (NDVI) を算出し、緑被地を抽出した。さらに、空中写真と現地踏査により、高木によって構成される緑被地を抜き出した。この結果を基に、保全・再生・創造…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 生物生息地の構造・組成・動態の観点に基づく生息環境評価地図の作成手法

    伊藤 休一, 美濃 伸之, 一ノ瀬 友博 都市計画報告集 2 (4), 108-113, 2004-03-30

    <p>生物生息地の評価は,当該地域の景観の評価という側面をもつ点に注目し,景観を規定する構造・組成・動態の観点から生息環境評価地図を作成するための一手法を提示した。この生息環境評価地図は、対象種の生息に影響する諸変数を生息地の構造・組成・動態の3カテゴリー別に分類し,カテゴリーごとに生息適正度別にランク区分した地図を作成した後,それら3枚をオーバレイするという手順により作成される。「どこが,どの…

    DOI Web Site 参考文献21件

  • 乾燥空気中での2針―平板電極のバリア放電とオゾン生成

    畑 孝司, 松井 良介, 上野 秀樹, 中山 博史 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 124 (11), 2228-2234, 2004

    Barrier discharge characteristics have been investigated for twin needles-plane electrode configuration in dry air. Characteristics of partial discharge depending on the distance between the tips of …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献5件 参考文献14件

  • 電圧印加場の油相中を降下する単一水滴の分裂および複数水滴の電極間架橋の動的挙動

    丸山 守人, 川口 芳仁, 熊丸 博滋, 山口 学 Journal of the Japan Petroleum Institute 47 (5), 311-317, 2004

    原油の静電脱塩装置を模擬した実機規模の装置を試作し,電圧印加場の油相中を降下する(1)単一水滴,(2)複数水滴間の動的挙動について実験的に調べた。(1)単一水滴の実験では水滴の伸長速度,分裂形態や分裂個数に及ぼす電圧強度の影響を調べた。その結果,分裂形態には3種類あることが分かった。(2)複数水滴の実験では着目水滴とそれに同伴する水滴群との相互動的挙動,特に着目水滴と同伴水滴群が合体する相互位置…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献48件

  • 教育現場における「骨教育」の重要性

    高坂 美恵子, 劉 幸宇, 勝木 洋子, 須永 美歌子, 小早川 ゆり, 中里 浩一, 和田 霜析, 高橋 一衛 The Japanese Journal of Safety Education 4 (1), 29-37, 2004

    We examinedr elationshipb etweeno cclusalf orce (OF) andb one mass. A n occlusal-forcem eter (GM 10, Nagano Keiki, Japan) was employed for measurement of OF. Calcaneal bone density was measured by …

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  • HIP法により結晶化したPb(Zr<sub>0.52</sub>Ti<sub>0.48</sub>)O<sub>3</sub>薄膜の強誘電性及びメモリ特性

    西岡 雄亮, 小舟 正文, 児島 慎一, 矢澤 哲夫 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2004S (0), 31-31, 2004

    等方加圧アニール(HIP)法により、アモルファスPb(Zr, Ti)O<sub>3</sub> (PZT)膜を1-100 MPaのAr-O<sub>2</sub>混合ガス圧下、500℃、1 hの条件で結晶化させてPt/PZT/PbTiO<sub>3</sub>/Ptキャパシタを作製した。HIP処理した試料はSi基板上において高度に<i>c</i>軸配向し、良好な表面平坦性を有していた。中でも1…

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  • ポリエーテルを分子分散した有機-無機ナノハイブリッドガラス膜の気体透過性

    井上 友見, 蔵岡 孝治, 酒井 貴明, 嶺重 温, 小舟 正文, 矢澤 哲夫 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2004S (0), 430-430, 2004

    現在、地球温暖化の原因であるCO<sub>2</sub>削減への取り組みの一環としてCO<sub>2</sub>を分離・回収し、貯蔵・再利用する技術の確立が望まれている。CO<sub>2</sub>分離技術において、吸着法、吸収法などの研究が盛んに行われているが、脱着過程での熱エネルギーの消費が大きいなどの欠点がある。そこで、本研究では省エネルギー的な膜分離法に着目し、分岐型ポリエーテルをシリカ…

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  • チタニアを3次元積層化した多孔質ガラスの光触媒能

    沖 香織, 嶺重 温, 小舟 正文, 矢澤 哲夫 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2004S (0), 83-83, 2004

    現在、大気中の窒素酸化物や水中の微量有害物質の分解除去などにTiO<sub>2</sub>を代表とする光触媒の利用が広く検討されている。光触媒反応は光触媒表面と有害物質との反応であり、比表面積の大きな光触媒ほど高い触媒活性が得られる。しかし、これまで使用されてきた粉末状の光触媒は分解処理時の飛散や、処理後の光触媒の分離・回収が困難であるなどの欠点があり、実用化への大きな障壁となっていた。そこで本…

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  • ソフトコンピューティングアプローチによる侵入検知システムの性能改善

    角田 岳周, 新居 学, 坂上 仁志, 高橋 豐 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI04 (0), 125-125, 2004

    本研究では,ソフトコンピューティングアプローチによる侵入検知システム(IDS)の性能改善に関する報告を行う.従来のパケット数に基づくIDSでは,監視対象となるパケットの数が事前に設定したしきい値を超えた場合に,その通信を攻撃として検知する.この方法ではネットワーク利用状況等の変化により,適切なしきい値の設定が難しい.そこで,従来のIDSに加えてソフトコンピューティングアプローチに基づくIDSを使…

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  • サンプル点間を考慮した一般化予測制御による磁気ディスク装置のヘッド位置制御

    佐藤 孝雄, 岸野 智志, 増田 士朗, 明神 聖子, 亀岡 紘一 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI04 (0), 57-57, 2004

    一般化予測制御(Generalized Predictive Control; GPC)とサンプル点間の出力値と目標値の誤差を評価関数に組み入れたGPCの両制御手法を磁気ディスク装置のヘッド位置決め制御に適用する.シミュレーション結果より通常のGPCに比べサンプル点間を考慮したGPCは目標値追従特性が優れていることを示す.

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  • 3D X線リソグラフィーによるマイクロコイル用LIGA金型マスターの製作

    銘苅 春隆, 久住 真治, 佐藤 憲昭, 山下 満, 嶋田 修, 服部 正 精密工学会学術講演会講演論文集 2004S (0), 479-479, 2004

    高インダクタンス特性のマイクロコイルを開発するために、新規に開発した3D X線リソグラフィー用露光ステージと10 μm のライン&スペースパターンのX線マスクと組み合わせた3D X線リソグラフィー法によって、φ0.46 mmの真鍮製コアに線幅10 μm、ピッチ20 μm、深さ10 μmのPMMAレジスト構造体が螺旋状に繋がったマイクロ構造体を作製する技術を完成させた。これにより、マイクロコイルを…

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  • ニューラルネットワークを状態判別に用いた強化学習

    前田 俊祐, 布引 雅之 精密工学会学術講演会講演論文集 2004S (0), 519-519, 2004

    従来の強化学習では単一動作の獲得や最適化を対象とした研究が大半である.従来からのタイルコーディングのような状態分割では,複数の状態に共通した政策ベクトルを形成することは時間を要す.また,状態分割を行うために設計者の熟練を要する.そこで,本研究ではニューラルネットワークを用いることで状態の特徴を抽出し,同様の特徴を持った過去の経験で用いた政策を適用できる手法を提案する

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  • 兵庫県三田市における市民による里山林管理の一手法

    服部 保, 南山 典子, 田村 和也, 橋本 佳延, 石田 弘明 ランドスケープ研究 67 (5), 563-566, 2004

    The coppice forests (summer-green secondary forests) in Sanda city, Hyogo Prefecture were managed by cutting lucidophyllous shrubs and bamboo grasses for the purpose of creating the physiognomy of …

    DOI Web Site 被引用文献4件 参考文献13件

  • 日本庭園における苑路歩行時の注視に関する研究

    酒井 拓, 山本 聡, 前中 久行 ランドスケープ研究 67 (5), 365-368, 2004

    A pedestrian's gaze action is related to the feature of a sequence scene. It is thought that there are some garden scene elements which determine the course selection, and that those elements would …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献9件

  • A5052摩擦圧接継手の継手強度に及ぼす圧接条件の影響

    長治 雅倫, 木村 真晃, 日下 正広, 瀬尾 健二 溶接学会全国大会講演概要 2004f (0), 107-107, 2004

    A5052摩擦圧接継手で母材強度を得ることを目的とし,アプセット圧力に着目して圧接条件を種々変化させた接合実験を行った.その結果,継手強度は摩擦時間とアプセット圧力の大きさに影響されることが明らかとなり,母材強度を有し,母材から破断する継手を得るための圧接条件を明らかにした.

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  • 鋼材同士の摩擦実験における摩擦面の焼付現象の観察

    木村 真晃, 安 圭栢, 日下 正広, 瀬尾 健二, 冨士 明良 溶接学会全国大会講演概要 2004s (0), 62-62, 2004

    摩擦圧接の圧接面における焼付現象を解明するため,摩擦温度および負荷圧力を変えて軟鋼同士を擦り合わせて摩擦面を観察した.その結果,摩擦温度の上昇に伴って摩擦面のむしられた状態が増加し,負荷圧力を増加させると低い摩擦温度でむしられた状態となり,この部分から焼付くことが明らかとなった.

    DOI 参考文献5件

  • 中型放射光施設ニュースバルとその産業応用

    椿野 晴繁 Zairyo‐to‐Kankyo 53 (1), 7-12, 2004

    Medium scale synchrotron radiation facility, NewSUBARU (1.5GeV), whose energy levels are much less than SPring-8 (8GeV), is introduced including storage ring (circumference is 119m) and several …

    DOI

  • 放射光による鉄鋼の大気腐食研究

    山下 正人, 小西 啓之, 水木 純一郎, 内田 仁 Zairyo‐to‐Kankyo 53 (1), 13-19, 2004

    様々な分野の新しい研究手段として活用され始めている放射光を利用した腐食研究の事例として, Crを含む耐候性鋼さび層の保護機能とCr周辺の局所構造の関係を検討した結果を紹介する. また, 鉄鋼材料の大気腐食さび層の形成初期過程をその場観察する試みについても触れる. X線吸収微細構造解析等により, 耐候性鋼さび層の保護性を担う超微細Crゲーサイトの微細構造は, …

    DOI 被引用文献6件

  • X線マイクロCTスキャン装置を用いた粒子形状の測定

    鈴木 道隆, 川端 耕平, 飯村 健次, 廣田 満昭 粉体工学会誌 41 (3), 156-161, 2004

    Particle shape is one of the important particle properties, but most particle shape indices are obtained from 2-dimensional projected particle images. Recently, X-ray micro computed tomography was …

    DOI 被引用文献2件

  • 導電性高分子を用いた人工筋肉

    小野田 光宣, 加藤 善幸, 正中 宏和, 多田 和也 電気学会論文誌. A 124 (2), 120-125, 2004

    We have investigated on a method of preparing a large-size anisotropic polypyrrole (PPy) film using a slab vessel consisting poly(tetrafluoroethylene), (PTFE) walls as well as its actuation …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献23件

  • LiCuZnフェライトを用いた積層コイルの作製

    直江 正幸, 井上 誠, 宮本 剛, 中村 龍哉, 山田 義博 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2004S (0), 19-19, 2004

    これまでの研究により、多結晶LiZnフェライトは、スピネルフェライトの中で比較的高いスヌーク積を示す材料であることが示された。この材料の実用化のためには、高抵抗率化および低温焼結化が課題であった。これらの問題は、Feの一部をMnで置換する(高抵抗率化)、Cuフェライトとの固溶系とする(低温焼結化)ことにより解決できることが確認された。そこで、本研究では、このフェライトを用いて、グリーンシート法に…

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  • 無機-有機ハイブリッド導電性材料の作製方法の検討

    川部 和広, 山下 勝, 蔵岡 孝治, 小西 明男, 平尾 一之, 矢澤 哲夫, 菊川 敬 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2004S (0), 431-431, 2004

    本研究ではゾルゲル法を用いた分子レベルのハイブリッド化により、耐熱性、導電性を併せ持つ材料の作製を試みた。無機成分として数種類のケイ素アルコキシドを用い、有機成分としてスチレンとアクリルの共重合体を選んだ。材料中のポリマーの分散状態、材料の熱物性、導電性の評価を行った。

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  • 有機無機ハイブリッドによる気孔配向膜の作製

    山下 勝, 田中 葉子, 蔵岡 孝治, 矢澤 哲夫 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2004S (0), 392-392, 2004

    ゾルゲル法を用いた有機無機ハイブリッド化によって気孔配向膜を作製した。無機マトリックスはシリカ系とし極性基をもつ液晶を混合してハイブリッド化して、基板にコーティング後に電場印加し液晶が垂直方向に配向した膜を作製した。傾斜赤外分光法によって配向率を測定した。多孔質管にコーティングし焼成によって配向液晶を除去したモジュールを用いてガス透過率を測定し、ヘリウムのガス透過率が窒素及び二酸化炭素の透過率よ…

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  • 並列知識抽出手法における効率的な並列計算のための入力データ分散手法

    新居 学, 荻野 康介, 坂上 仁志, 高橋 豐 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI04 (0), 206-206, 2004

    本研究では,並列知識抽出手法における効率的な並列計算のための入力データ分散手法を提案する.並列知識抽出手法では各計算ノードにおいて抽出されるルール数が異なるため,プログラム実行前に最適な数の入力データを各ノードへ分散させることは困難である.そこで,プログラム実行中に,各計算ノードが自律的かつ動的に入力データを再割当てすることにより効率的な並列計算を行う手法を提案し,数値実験によりその有効性を示す.

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  • フィードフォワード補償器を付加したセルフチューニングI-P制御器による火力発電所ボイラー制御

    佐藤 孝雄, 近藤 和博, 武多 一浩, 井上 昭 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI04 (0), 58-58, 2004

    筆者らは一般化予測制御則に基づいてPIパラメータを設計するセルフチューニングI-P制御器を用いて火力発電所ボイラーの炉内圧力制御系を設計する手法を提案した.本報告では,設定値変更時に生じる変数間の干渉緩和を目指し,上記の手法にフィードフォワード補償器を付加した制御系の構成を行う.

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  • X線回折援用引張り試験法によるMEMS被覆用多結晶TiN膜の力学特性評価

    生津 資大, 阿野 大輔, 井上 尚三, 小寺澤 啓司 精密工学会学術講演会講演論文集 2004S (0), 484-484, 2004

    本研究の目的は,X線回折援用引張り試験装置を開発することにより,MEMSのコーティング材料として期待されているTiN膜の機械的性質を評価することである.具体的には,引張り試験中の試験片の横歪みをX線回折を用いて測定することにより,スパッタリング法で成膜した多結晶TiN膜のヤング率だけでなくポアソン比をも評価する.TiN膜のヤング率およびポアソン比は成膜時のArガス圧力の増加に伴って増加する傾向を…

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  • 大面積ディープX線リソグラフィーシステムの開発

    内海 裕一, 岸本 武文, 銘苅 春隆, 服部 正 精密工学会学術講演会講演論文集 2004S (0), 478-478, 2004

    近年マイクロシステム各分野で要求が高まっている、大面積の高アスペクト加工に対応した新しい露光システムを開発した。本システムは広角の放射光ビーム取込みと高効率差動排気機能を両立することにより、A4サイズの大面積露光を実現した。また、放射光のエネルギー帯域を制御し、5軸露光ステージを用いる事により、X線マスクの構造体材質・サイズに対応したミリ~数百ナノレベルの微細立体パターン形成が可能である。

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  • スパッタリング法によるTi-Ni形状記憶合金薄膜の作製とその形状記憶特性の評価

    井上 尚三, 小沢 祐介, 平山 明宏, 生津 資大, 小寺澤 啓司 精密工学会学術講演会講演論文集 2004S (0), 440-440, 2004

    等比組成のTi-Ni合金円板に純Tiチップを配した複合ターゲットをスパッタすることで48~52at%Niの組成範囲のTi-Ni薄膜を作製した。成長した薄膜は非晶質であったので、結晶化させると共に平滑な形状を記憶させるために熱処理を施した。DSC測定、引張り試験、及び一定荷重下での温度走査に伴う歪み変化の計測等から薄膜の形状記憶特性を評価し、マイクロアクチュエータに適した薄膜の形成条件を検討した。

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  • X線リソグラフィ用3次元X線マスクの作製と評価

    瀧口 欣司, 植田 寛康, 福田 義博, 松本 昌岳, 服部 正 精密工学会学術講演会講演論文集 2004S (0), 642-642, 2004

    放射光によるX線リソグラフィではマスクパターンが転写された深さ方向に均一な形状が作製される。そこで、我々はこれまで吸収体の厚みに変化を持たせ透過するX線光量を制御し3次元構造体作製技術を提案してきた。今回は感度特性の異なる2種類のポジ型レジストを用い、UV露光にて部分的に吸収体の厚みに分布を持つX線マスクの作製を行った。また、このマスクを用いて3次元構造体を作製した。

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  • マグネシウム合金板のCO<sub>2</sub>レーザ曲げ加工に関する研究(続報)

    奥田 孝一, 戸田 吉宣, 布引 雅之 精密工学会学術講演会講演論文集 2004S (0), 610-610, 2004

    前報では,AZ31のマグネシウム合金をCO<sub>2</sub>レーザによる曲げ加工実験を行い,レーザ出力と送り速度が曲げ変形に及ぼす影響を示した.本報では,レーザ出力およびレーザスポット径の組み合わせによりレーザ照射量を変えた実験を行い,板の曲がる方向に及ぼす影響を調べた.その結果,レーザ照射量あるいは板の温度分布と板の曲がる方向に関係を見出し,曲げ方向を制御できる可能性があることがわかった…

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  • ホログラフィ干渉法を用いた大腿骨の全視野変形解析に関する研究

    格内 敏, 坂本 亨, 阿保 政義, 嶋崎 裕也 精密工学会学術講演会講演論文集 2004S (0), 786-786, 2004

    複雑な構造と形状を持つ大腿骨について,ホログラフィ干渉法を用いて全周囲の変形を同時に計測し,その変形解析に3次元CADシステムを用いた.本実験結果と有限要素解析による結果を比較検討した.

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  • 摩擦圧接における圧接面の焼付温度と圧接条件との関係

    木村 真晃, 安 圭栢, 日下 正広, 瀬尾 健二, 冨士 明良 溶接学会全国大会講演概要 2004s (0), 61-61, 2004

    摩擦圧接の圧接面における焼付現象を解明するため,摩擦速度および摩擦圧力を変化させて円管同士の摩擦圧接を行い,圧接面の周速度と焼付温度の関係を検討した.その結果,相対速度が速い場合は高い温度で,遅い場合は低い温度で焼付き,摩擦圧力を増加させるとより低い温度で焼付くことがわかった.

    DOI 参考文献5件

  • 教師チームの総合カリキュラム開発にみる拡張的学習 : コラボレーションとノットワーキング

    保坂 裕子 教育方法学研究 29 (0), 37-48, 2004

    教師の仕事活動は,近年展開されている教育改革をはじめとして,子どもたちや家庭状況,社会状況の変化,学校に対する社会的ニーズの変化に伴い,大きな転換期をむかえている。そこで本研究では,「総合的な学習の時間」のカリキュラム開発を進めるある小学校教師チームに着目し,実践において教師の仕事活動がいかに変化しているのか,またどのようなことが課題となっているのかについて検討することを通して,教師の仕事活動を…

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  • 低Ni, Mo系二相ステンレス鋼の耐食性に及ぼすCuの影響

    東 茂樹, 山下 正人, 内田 仁 Zairyo‐to‐Kankyo 53 (2), 83-87, 2004

    4%Ni-23%Cr-0.3%Mo-0.2%N-0~2%Cuの二相ステンレス鋼の塩化物水溶液中における耐食性を検討した. Cuの添加は, 孔食電位に対しては影響しなかったものの, すき間腐食電位とすき間再不動態化電位を改善した. 沸騰25%NaCl水溶液中の孔食発生は, リン酸添加の場合にはCuにより抑制され, 重クロム酸塩添加の場合には影響されなかった. Cuの添加は, …

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  • 変形する二次元翼周り流れの数値解析

    本田 逸郎, 山王 隆徳, 小田 和志, 川島 陽介 日本機械学会論文集B編 70 (697), 2319-2324, 2004

    Numerical simulation are performed using the deformation grid to investigate the propulsion mechanism of the swimming fish. The shape of the fish is chosen by NACA 65 type hydrofoil. In the proposed …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 重力方向に振動する鉛直平板上の単一滴の挙動

    白岩 寛之, 細川 力 空気調和・衛生工学会 論文集 29 (92), 93-99, 2004

    省エネルギー,省資源の立場から高性能,高効率の熱交換器の開発が望まれている。現在実用化されている表面式熱交換器において,伝熱表面への気体の凝縮形態は伝熱表面が液体にぬれやすい場合に生じる膜状凝縮である。一方,伝熱表面が液体にぬれにくい場合には滴状凝縮が見られ,このときの熱伝達率は膜状凝縮の場合よりも著しく大きくなることが明らかにされているが,いまだ凝縮滴の挙動と滴状凝縮熱伝達率との定量的な関係は…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • アメリカフウ街路樹における部分紅葉・落葉現象に及ぼす道路夜間照明の影響

    橋本 亜矢子, 斎藤 庸平 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 2004 (0), 23-23, 2004

    落葉樹の樹冠内で、夜間照明により部分的に落葉が遅れる現象がこれまでに報告されている。(三沢・高倉 1990他)しかしこの現象が問題となる具体的な夜間照度は明らかになっていない。本研究では現地調査に基づき、樹冠内で部分的な紅葉・落葉の遅れを引き起こす夜間照明の程度を明らかにすることで、街路樹の生育環境の改善と、統一感や季節感の演出を担う街路景観の向上に役立つ基礎的データを得ることを目的とした。使用…

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  • 日本庭園における苑路歩行時の注視に関する研究

    酒井 拓, 山本 聡, 前中 久行 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 2004 (0), 2-2, 2004

    日本庭園における経路選択は種々の庭園構成要素によって決定づけられると考えられる。本研究では、経路選択にかかわると考えられる日本庭園内の数種の景観構成要素を対象に、庭園歩行者のそれら景観構成要素に対する視認特性を視線解析装置を用いて明らかにすることを目的とした。<br> その結果、人工的構造物に対する注視が特徴的に見られ、自然物と異質な要素が視認されやすいことが明らかとなった。中でも橋はインパクト…

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  • 淡路島のため池における付着珪藻群集の種組成に関与する要因

    加藤 和弘, 章 冬琴, 一ノ瀬 友博 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 2004 (0), 34-34, 2004

    農業用のため池は、かつては国内の広い範囲で利用されていたが、近年急速に失われており、残ったものでも環境の悪化が進んでいる。ため池は、水生生物の生息場所として重要であるとして、最近になって注目されつつあるが、付着藻類など微生物の生物多様性については研究が遅れている。兵庫県北淡町内の24のため池で付着珪藻類の調査を行ったところ、種組成はため池の周囲が樹林地に覆われている程度に応じて変化し、さらに富栄…

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  • 兵庫県三田市における市民による里山林管理の一手法

    服部 保, 南山 典子, 田村 和也, 橋本 佳延, 石田 弘明 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 2004 (0), 46-46, 2004

    市民参加による里山管理の新しい手法を提案した。その手法は,里山林の調査法と里山林の管理法に区分され,前者は100m<sup>2</sup>の方形区内の植生調査,毎木調査を参加者全員が各々の役割分担を決めて行うものである。後者は調査区内の植生管理において伐採を対象種一種ごとに順番に進めてゆくもので,その際に伐採本数と伐採に要した時間を記録してゆくものである。この手法によって,参加者は植物名や植物の…

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  • X線マイクロビームを用いた局所領域微量ひずみの検出

    松井 純爾, 篭島 靖, 津坂 佳幸, 木村 滋 応用物理 72 (5), 557-564, 2003-05-10

    <p>半導体結晶は,結晶成長,あるいはデバイスプロセスにおいて,結晶表面近傍に働くさまざまな応力によって局所的なひずみが発生する.これらの局所ひずみを高精度に検出するために,放射光を光源としたX線マイクロビームをいくつかの手法,すなわち,結晶の非対称反射,ゾーンプレート,湾曲円筒ミラーなどの光学素子を使ったX線マイクロビーム形成法と,それらを使って,SiO<sub>2</sub>膜終端部のSi,…

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  • 大阪湾周辺地域における土砂採取跡地利用とその要因に関する研究

    橋本 香代子, 一ノ瀬 友博, 美濃 伸之, 平田 富士男 都市計画報告集 1 (1), 62-65, 2003-04-25

    <p>本研究は,大阪湾周辺地域において土砂採取等の大規模開発のあり方と今後の方向性を探るために,土砂採取地の分布と跡地利用の変化について把握し,その要因を考察した.その結果,土砂採取地の分布は広域的に広がっている傾向があり,その規模が年々大規模になっていること,都市的土地利用がなされることが多かった大都市近郊でも,経済状況の変化によって近年では未利用地が増加していること,大都市から離れた立地では…

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  • 宮崎県綾町川中における微地形条件に対する照葉樹林構成種及び種多様性の分布

    服部 保, 浅見 佳世, 小舘 誓治, 石田 弘明, 南山 典子, 赤松 弘治 植生学会誌 20 (1), 31-42, 2003

      1.照葉樹林の種組成・種多様性と微地形条件・土壌条件との対応関係を明らかにするために,宮崎県東諸県郡綾町川中において,植生調査および土壌調査を行った.<BR>  2.調査地の微地形単位を麓部斜面,下部谷壁斜面,上部谷壁斜面,頂部斜面,岩角地の5タイプに区分し,各微地形単位ごとに225m^2の調査区を3-7区(合計26区)設置して植生調査を行った.岩角地を除く微地形単位において土壌調査を実施し…

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  • 伝熱面積を考慮した人体表面3次元モデルに関する研究

    鳥居 孝行, 藏澄 美仁, 土川 忠浩, 大和 義昭, 松原 斎樹 人間と生活環境 10 (2), 94-100, 2003

    人体と周囲環境との間の熱交換量を数値シミュレーションにより正確に求めることを可能とする実測による人体表面3次元モデルの開発をし、その有効性を検証した。人体表面3次元モデルは、伝熱面積を考慮して開発した。実測は非接触3次元デジタイザを用いて、立位・裸体の成人男性1名を被験者としておこなった。シミュレーションモデルを構成する面の数は、約11,400個であった。シミュレーションモデルの有効性の検証は、…

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  • 阪神・淡路大震災における仮設転居層の住宅・生活復興に関する研究

    大塚 毅彦, 松本 滋 住宅総合研究財団研究年報 29 (0), 313-323, 2003

    本研究は,東加古川仮設住宅(加古川市)と明石市の仮設住宅からの転居者を対象に,仮設住宅から恒久住宅での住まいと生活の復興状況および課題,恒久住宅での居住支援サービス・ケア(明石市ケアネット・システム)について経年的に検討した。本調査の結果,以下の点が明らかになった。①移転先の恒久住宅により課題は個別・多様化し復興格差が拡がっており,健康面や生活の不安定な復興途上の被災者も多い。②ケアネット・シス…

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  • 連続繰り返し運転型仮想陰極発振器の開発

    尾ノ井 正裕, 南 晃司, 田中 光, 八束 充保 電気学会論文誌. A 123 (1), 20-26, 2003

    A new method of repetitive operation of a virtual cathode oscillator was performed using a carbon plate anode with a hole in the center, a knife-edged annular cathode and an external axial magnetic …

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  • 環境要因の違いがため池周縁部の植物相に与える影響

    三井 雄一郎, 岩崎 寛, 藤原 道郎, 一ノ瀬 友博 日本緑化工学会誌 29 (1), 293-296, 2003

    ため池は本来の農業用水としての利用に加え, 近年では多様な生物を支える貴重な環境であることが指摘されている。また, 農業における管理作業は周辺の植物相に大きな影響を与えていると考えられる。そこで, 本研究では兵庫県北淡町のため池において, 農業における管理作業が植物相に与える影響について環境要因をとして明らかにすることを目的とした。管理については, 護岸の基質, 草刈り回数, 水位の変化, …

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  • AMBERの残基データベースへの新規残基追加支援システム開発

    佐々 和洋, 宇野 健, 林 治尚, 山名 一成, 中野 英彦 Journal of Computer Chemistry, Japan 2 (4), 135-142, 2003

    AMBER (Assisted Model Building with Energy Refinement) は生体関連分子のシミュレーションに適しているが、AMBER内の残基データベースに登録されていない新規残基部位を有するDNA分子などのシミュレーションを行うためには、モジュールのひとつであるPREPを用いて新規に登録しておかなければならない。しかし、その入力ファイルの形式は繁雑であるため、…

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  • 油相電場中を運動する単一液滴内外の流動に関する数値解析

    丸山 守人, 中田 竜司, 山口 学 Journal of the Japan Petroleum Institute 46 (5), 295-300, 2003

    原油の静電脱塩装置内の水滴挙動を対象に, 特に, 球形の液滴が電場方向と並行に運動する液滴周りの流動シミュレーションを行った。液滴内外の流れを支配する因子として, レイノルズ数, 粘性比以外に電場および重力場の効果を含む無次元パラメーターが重要であることを示した。また, 両相の電気物性値の適切な設定は静電脱塩に有効な液滴表面近傍の流れの創出を示した。

    DOI Web Site Web Site 参考文献36件

  • 緑地と周辺の土地利用が越冬期の鳥類の分布に及ぼす影響について

    一ノ瀬 友博 都市計画論文集 38 (0), 105-105, 2003

    主に列状の緑地と島状の緑地、周辺の土地利用に着目し、我が国の都市域において生態的ネットワークを構築する手法を確立するための基礎的な研究として、鳥類の分布との関係を明らかにすることを試みた。研究対象地は、兵庫県西宮市西部とした。2002年12月から2003年2月の間に、夙川沿いの列状緑地、甲陽園一帯の島状緑地、北山公園において、ライントランセクト法による鳥類調査を行った。鳥類の確認地点を中心として…

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  • 芳香族化合物への分子内カルベノイド付加の配向性

    大内 直子, 香川 昌巳, 萩谷 一剛, 杉村 高志, 奥山 格 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 53 (0), 83-83, 2003

    光学活性2,4-ペンタンジオールを芳香族基とジアゾエステルのキラル架橋に用い、ロジウム触媒を作用すると、付加の立体選択性が非常に高いことをすでに報告している。この反応を非対称に置換した芳香族基に適用した場合、位置選択性も同時に制御する必要が生ずる。今回は10種以上の基質に対してその位置選択性を検討した。また、各基質の部分反応速度を有効モル濃度として求めた。これらのデータから遷移状態の構造を推定し…

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  • キラル架橋を用いる不斉合成反応の立体区別機構の解析

    杉村 高志, 大内 直子, 坂本 康博, 鄭 貴寛, 佐藤 安浩, 奥山 格 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 53 (0), 10-10, 2003

    不斉源にプロキラルな基質と試薬の前駆体を組み込んだ後、前駆体から反応活性種を発生させると、その分子内反応は不斉源によって立体制御される。不斉源部が長く柔軟な構造で基質と試薬部を結ぶ場合には、分子内反応に対する構造的制限が少なく、様々な反応が実行可能となる。このようなキラル架橋不斉合成は不斉源が単純な構造にも関わらず、高い立体選択性を示すこと、選択性がエントロピー項に由来すること、を我々はすでに報…

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  • 分子内ヒドロキシ基により立体制御された共役トリエンへのPTAD付加の反応機構

    林 春英, 鄭 貴寛, 杉村 高志, 奥山 格 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 53 (0), 39-39, 2003

    7,7-ジメチルシクロヘプタトリエンの3位に(R,R)-2,4-ペンタンジオール(PD)をエーテルとして組み込んだ化合物を合成し、4-phenyl-1,2,4-triazoline-3,5-dione (PTAD)を付加させた。反応を塩化メチレン中で行うと、1,4位への環化付加体が定量的に得られ、その立体選択性は10対1以上であった。立体選択性はアセトニトリル中では低下し、PD部の水酸基を保護す…

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  • 高い電気伝導率をもつ無電解純ニッケルめっき

    伊藤 潔, 濱田 隆弘, 福室 直樹, 八重 真治, 松田 均 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 2003 (0), 80-80, 2003

    一般に用いられる無電解ニッケル(Ni)めっきは、還元剤としてリン系またはホウ素系の化合物を用いているために、めっき膜中にリンやホウ素を含有する。このリンやホウ素が原因ではんだ濡れ性および電気伝導率の低下が報告されている。最近、我々は、これらを含有しないNiめっき膜が得られる、ヒドラジンを還元剤とするめっき浴を開発した。このめっき膜はNi-P膜およびNi-B膜の代替として期待される。

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