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検索結果 99 件

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  • 脊椎動物の初期発生とエピジネティックス

    武田 洋幸 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), S29-2-, 2020

    ...これらのエピジェネティック修飾は、細胞分裂の際に娘細胞へ受け継がれることが知られており、第二の遺伝情報とよばれることがある。また生物個体は、環境から様々な刺激を受容、応答し、エピジェネティック修飾としてゲノム上に記憶していることが近年明らかになっており、特に個体の発生、成長期に受けた環境刺激は、その刺激がなくなっても、生涯にわたり影響が続く場合がある。...

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  • DNA維持メチル化機構を制御するユビキチンシグナル

    西山 敦哉 ファルマシア 56 (1), 36-40, 2020

    ...いったん確立されたDNAメチル化パターンは、細胞増殖に伴いDNAメチル化酵素DNMT1を介した維持DNAメチル化機構により娘細胞に正確に伝達される。近年、DNMT1のDNAメチル化部位局在とその活性化が、ユビキチンリガーゼUHRF1が生み出すユニークなユビキチンシグナルによって制御されていることが明らかとなってきた。...

    DOI 医中誌

  • 海馬神経新生の傷害性に着目したインビボ神経毒性の評価

    渋谷 淳 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), S5-1-, 2020

    ...また、神経幹細胞の遺伝子にゲノムのメチル化などのエピゲノム変化が生じると、その変化は娘細胞に受け継がれるため、正常な分化に必要な遺伝子発現が起こらず、生後の脳の高次機能に不可逆的な影響を及ぼす可能性がある。そこで、メチル化異常に着目した網羅的解析により得られた分子の発現特性についても紹介する。</p>...

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  • 微細構造レベルの比較形態解析と分子データに基づく緑藻クロロモナス系統群の種分類学的研究

    松﨑 令 PLANT MORPHOLOGY 32 (1), 91-97, 2020

    ...葉緑体中のピレノイドや眼点の微細構造でそれらを種レベルで区別できることを報告した.一方,クロロモナス系統群内の氷雪藻グループに位置する種では,接合子の形態情報が種レベルの分類形質として重要視されていたが,培養株を用いて接合子の形成 (有性生殖)を実験的に誘導することは困難だった.そこで,19 培養株を用いた比較形態解析と分子系統解析を実施した結果,栄養細胞形状や葉緑体の形態,更には無性生殖時に形成される娘細胞...

    DOI Web Site Web Site 参考文献27件

  • Dendra2蛍光タンパク質を用いた初期胚ミトコンドリアの細胞間分配の解析

    若井 拓哉, 野村 瑠璃 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), P-30-P-30, 2018

    ...<p>【目的】細胞分裂時,ミトコンドリアは二つに娘細胞に大まかに均等分配される。最近,哺乳動物幹細胞の細胞分裂時に,新しくできたミトコンドリアが幹細胞側へ積極的に分配されることが報告され,ミトコンドリアの非対称的な分配が幹細胞性の維持や細胞分化に重要であることが示唆されている。...

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  • 細胞分裂時における細胞小器官(オルガネラ)の分配機構

    神 唯, WEISMAN Lois S. 化学と生物 55 (4), 269-277, 2017

    ...<p>真核生物の細胞内には,膜で覆われた細胞内小器官(オルガネラ)が幾種も存在し,それぞれのオルガネラは細胞生育において必須な役割を果たしている.出芽酵母を用いた近年の研究から,細胞分裂時において,核/染色体のみならず,オルガネラも積極的に娘細胞へと分配されており,かつ,オルガネラ分配は細胞生育において重要であることが示されている.さらに,多くの真核生物においては,細胞分裂時に核膜の崩壊と同様に,ゴルジ...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 有殻アメーバの被殻構築から探る細胞機能の可能性

    野村 真未, 石田 健一郎 PLANT MORPHOLOGY 29 (1), 47-51, 2017

    ...していることが分かる.例えば,珪藻の細かくて精巧なガラスの殻形成や,ハプト藻のハプトネマの急速なコイリング,渦鞭毛藻のベールを使った捕食,そして,有殻アメーバの細胞外での殻形成など,これまでの細胞研究から得られた知見では説明できない現象が多数存在する.本稿では,有殻アメーバの殻形成という現象に焦点をあてた.有殻アメーバは,仮足以外の細胞質を殻の外に出すことはなく,殻を細胞分裂に先立って新たに構築し,新規殻へ娘細胞...

    DOI Web Site Web Site 参考文献9件

  • 精子エピジェネティックマップ:その本質とリプログラミング様式の解明に向けて

    岡田 由紀, 山口 幸佑, 牧野 吉倫, 朴 聖俊, 加藤 由起, 中井 謙太, 白髭 克彦 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), S6-3-, 2017

    ...エピジェネティック修飾と総称されるメチル化、アセチル化などのクロマチン上翻訳後修飾は、時に「細胞記憶」とも呼ばれるほど安定であり、親細胞の修飾パターンが細胞分裂を越えて娘細胞に継承される。近年はさらに、エピジェネティック修飾が生殖細胞を介し、世代を越えて子孫に受け継がれる現象が注目を集めている。一方でエピジェネティック修飾は、栄養状態やストレスなど様々な環境因子の影響を受けて変化する。...

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  • ヒト培養細胞を用いたエピジェネティック毒性検出

    窪崎 敦隆 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), S19-5-, 2015

    ...この方法は、(1)発現ベクターと任意塩基配列をin vitroで再構築した後、大腸菌への形質転換を経ることなく直接哺乳動物細胞に導入することでシトシン修飾情報の消失を防ぎ、(2)発現ベクターとしてエピソーマルベクターを利用することにより、任意の配列を導入細胞の染色体に組み込ませることなく娘細胞に分配させる、という点に特徴がある。...

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  • ヒストン脱メチル化酵素Kdm2aによる精子形成の制御機序

    小沢 学, 川上 絵里, 徳永 暁憲, 坂本 怜子, 吉田 進昭 日本繁殖生物学会 講演要旨集 106 (0), OR2-5-OR2-5, 2013

    ...そこで,出生後から性成熟に至る期間の精巣を免疫組織学的に解析したところ,生後8週までにほぼすべての精細管から減数分裂期以降の精母細胞ならびに半数体の精娘細胞が失われるという精子形成不全の表現型を確認した。...

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  • 液胞の分配機構

    八木沢 芙美 PLANT MORPHOLOGY 24 (1), 105-109, 2012

    ...液胞は,細胞内分解をはじめとする多様な機能を持つ.液胞は,小胞体やゴルジ体から新しく合成されうる(Hoh et al. 1995, Catlett and Weisman 2000).それにも関わらず,液胞は,細胞分裂時に母細胞から娘細胞へと分配される.液胞の分配は,細胞が分裂直後から正常に機能するために必要であると考えられる.これまでに知られている液胞の分配機構は,V型ミオシンとアクチンに依存するものであった...

    DOI 参考文献25件

  • 唾液腺の機能障害とその回復

    美島 健二 Dental Medicine Research 32 (3), 146-153, 2012

    ...細胞治療では, 移植細胞のソースとして幹細胞の応用が図られているが, その理由として幹細胞は自己複製能と多分化能を併せ持つことより長期にわたり生体内で娘細胞を作り出し, 組織の恒常性維持に寄与する可能性が期待されるからである....

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 参考文献23件

  • 分裂期チェックポイント分子BUBR1は脊椎動物における繊毛形成を制御する

    宮本 達雄, PORAZINSKI Sean, WANG Huijia, 清水 厚志, 梶井 正, 菊池 章, 古谷-清木 誠, 松浦 伸也 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2011 (0), 93-93, 2011

    ...<BR>  分裂期チェックポイントは、染色体が均等かつ正確に娘細胞に分配されることを監視する機構である。分裂期チェックポイントの主要な構成因子BUBR1が先天的に欠損すると、染色分体早期解離(PCS)と多彩異数性モザイク(MVA)を特徴とするPCS/MVA症候群を発症する。...

    DOI 医中誌

  • ヒメツリガネゴケ原糸体の細胞周期に伴う核と葉緑体の挙動

    田島 直幸, 関根 康介, 森山 崇, 佐藤 直樹 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0061-0061, 2011

    ...また、核の停滞が始まる前に、次の細胞分裂でどちらの娘細胞に分配されるかがほぼ決定していた。葉緑体数は細胞周期を通じて1.5~2倍に増えたが、葉緑体によって細胞周期中に全く分裂しないものから2度も分裂するものまでさまざまだった。また、細胞分裂1時間前から分裂までの細胞に対してより詳細な解析を行うと、M期に入る直前に核付近の葉緑体が核に引き寄せられることが明らかになった。...

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  • NAC転写因子SOMBREROは根冠分化を促進する

    中島 敬二, 中西 美耶子, 磯本 淳志, 橋本 隆 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0249-0249, 2010

    ...SMBは根冠の幹細胞では発現せず、その娘細胞が根冠に分化すると弱く発現し、根冠の成熟に従って強く発現していた。これらの結果は、SMBが根冠の分化と成熟を制御する調節因子であることを示している。...

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  • 植物細胞の表層微小管形成における微小管重合核の動的挙動の解析

    中村 匡良, Ehrhardt David W., 橋本 隆 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0849-0849, 2010

    ...カタニン変異株解析により、カタニン依存的な娘細胞の切り離しもしくはプラス端からの完全な脱重合が起こるまでGCP2を含む複合体が形成した部位にアンカーされることが示された。現在、カタニン-GFP標識アラビドプシス系統を用いて “切り離し”の時間空間的な制御機構の解析を行っている。...

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  • ヒメツリガネゴケにおけるABAによる不等分裂から等分裂への切り替えの解析

    中村 康平, 石川 雅樹, Sakata Yoichi, Ralph S. Quatrano, 日渡 祐二, 長谷部 光泰, 藤田 知道 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0413-0413, 2010

    ...多細胞生物は、異なる運命をもつ娘細胞を生み出す不等分裂と同じ運命をもつ娘細胞を生み出す等分裂により、細胞数や種類を適切に制御している。これらの細胞分裂は発生段階や環境変化に応じて、厳密に制御されていなければならないと考えられる。...

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  • 放射線治療後のがん局所再発における低酸素がん細胞の動態解析

    原田 浩, 板坂 聡, 吉村 通央, 平岡 真寛 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2010 (0), 168-168, 2010

    ...再発腫瘍を詳細に解析したところ、ピモニダゾール陽性細胞に由来する細胞(娘細胞)が、再発腫瘍の実に60.2%を占めていた。これらの結果は、ピモニダゾール陽性 / HIF-1陰性の細胞群こそががんの再発源であることを直接的に示す実験データである。...

    DOI 医中誌

  • イネ 2 細胞胚の頂端細胞-基部細胞間で差位的発現を示す遺伝子の同定

    岡本 龍史, 佐藤 明子, 豊岡 公徳, 内海 貴夫 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0521-0521, 2010

    ...多くの被子植物では、受精卵は異なる発生運命をもつ 2 個の娘細胞(頂端および基部細胞)からなる 2 細胞胚へと不等分裂し、また、この際に確立される頂端-基部軸が植物体の軸形成の始まりとされている。本発表では、イネ 2 細胞胚の頂端または基部細胞で差位的発現を示す遺伝子の同定について報告する。...

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  • DNA二本鎖切断に応答したCDKB2の分解制御とエンドサイクル移行の生理的意義の解析

    関谷 有紗, 安達 澄子, Breuer Christian, 杉本 慶子, 奥島 葉子, 梅田 正明 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0565-0565, 2010

    ...細胞周期の過程で、遺伝情報が正確に2つの娘細胞に分配されるためにはDNA損傷による変異が細胞分裂前に修復されることが必要だが、植物のDNA損傷に対する応答機構は未解明の部分が多い。...

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  • 葉肉細胞の分裂・伸長シミュレーション

    矢野 覚士, 塚谷 裕一 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), S0048-S0048, 2010

    ...細胞は分裂が可能であり、2つの娘細胞の輪郭が母細胞の輪郭に近づくように設計した。計算機上では個々の細胞の分裂・伸長活性を独立に変更する事が可能であり、シミュレーションが可能になったので紹介する。...

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  • ラットにおける誘起潜伏精巣の組織学的変化

    仲田, 正, 永井, 利絵, 水町, 進, 大倉, 信彦, 上地, 俊徳, 建本, 秀樹, 小尾, 岳士, 川本, 康博 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the College of Agriculture, University of the Ryukyus (56) 43-47, 2009-12

    ...その結果、精巣停留処置後5日目の精細管で、すでに各種精細胞に退行的変化が観察され、特にその変化は精母細胞、精娘細胞、精子細胞および精子に出現した。また、精細胞の変化に伴って貪食作用を有する巨大多核細胞が出現した。精細胞における退行変化は精巣の腹腔内停留期間が延長するにつれ顕著になり、処置後15日目の精細管では精祖細胞以外の精細胞は完全に消失した。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件

  • 不等分裂モデルであるヒメツリガネゴケ頂端幹細胞に局在するタンパク質群の同定および機能解析

    丸山 剛史, 橋本 薫, 日渡 祐二, 佐藤 良勝, 久保 稔, 小田 祥久, 佐野 俊夫, 馳澤 盛一郎, 村田 隆, 長谷部 光泰, 藤田 知道 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0138-0138, 2009

    ...多細胞生物は、幹細胞の不等分裂により幹細胞と非幹細胞の異なる運命をもつ2つの娘細胞を生み出し、多細胞体制を作り上げる。このような幹細胞の不等分裂では特定のmRNAやタンパク質が不均等に分布する事が重要な役割を果たしている。しかし植物幹細胞の不等分裂過程において、どのタンパク質がいつ、どこに、どのように不均等分布をするのかについてはよくわかっていない。...

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  • シロイヌナズナの受精卵極性と体軸形成の制御機構

    植田 美那子, Laux Thomas, 東山 哲也 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0474-0474, 2009

    ...高等植物の受精卵は高度な細胞極性をもち、その不等分裂によって異なる発生運命をもつ娘細胞を生じる。この際の軸性は成熟体の頂端?基部軸に相当するが、初期発生の過程で体軸が形成される仕組みについては現在でもほとんど分かっていない。...

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  • シアノバクテリアの注入による葉緑体マウス作出の試み

    小野 哲男, 水谷 英二, 李 羽中, 菓子野 康浩, 若山 照彦 日本繁殖生物学会 講演要旨集 102 (0), 1033-1033, 2009

    ...また、発生過程でのシアノバクテリアの細胞質内分布はランダムで、細胞分裂に伴って各娘細胞へ伝わっているのが観察された。今後培養温度や、培養中に光合成可能な光を当てるなどさらなる改良を加えることで卵子内のシアノバクテリアを増殖させることができれば、葉緑体マウスの作出も可能になるかもしれない。...

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  • 精子肉芽腫がみられた競走馬の1例

    村中 雅則, 片山 芳也, 丹羽 秀和 日本獣医師会雑誌 62 (10), 785-787, 2009

    ...歳.左陰囊の腫脹と慢性の疝痛様症状を呈したため,両側の精巣および精巣上体が摘出された.左精巣上体尾部には乳白色の膿様物が貯留していたが,病原性を有する細菌は分離されなかった.病理組織学的に,左精巣上体に変性ないし壊死した精巣上体管由来の不整な限局病巣が多数存在し,病巣周囲には漏出した精子を貪食したマクロファージや類上皮細胞が多数観察されたことから精子肉芽腫と診断された.また両側精巣では精祖細胞や精娘細胞...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献15件

  • シロイヌナズナのサイクリン依存性キナーゼCDKB2のDNA損傷による発現制御

    安達 澄子, 栗原 大輔, 松永 幸大, 梅田 正明 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0129-0129, 2009

    ...損傷があるDNAが娘細胞に分配されないようにするためには、DNA修復のあいだは分裂期に移行しないように細胞周期を制御する機構が必要であると考えられる。実際、動物細胞では、DNA損傷時に細胞周期を停止させるいくつかの重要な因子が見いだされている。しかしながら、植物細胞ではこれらの因子のほとんどが存在しないと考えられており、動物細胞とは異なった機構でゲノムの安定性が保たれていると推測される。...

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  • 放射線照射がん細胞における老化様増殖停止の誘導と非アポトーシス型細胞死の系譜

    鈴木 正敏, 鈴木 啓司, 山下 俊一 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2009 (0), 134-134, 2009

    ...このように分裂期に進行した細胞では複数の小さな細胞核を伴う分裂異常を示すmitotic catastropheが必ず生じ、興味深いことにmitotic catastropheを生じた娘細胞同士が高頻度に細胞融合した。また分裂期への進行の有無に関わらず、それぞれの場合において12%程度の細胞にネクローシスが誘導された。一方、アポトーシスを示す細胞は全く観察されなかった。...

    DOI 医中誌

  • 細胞分裂後期における紡錘体微小管の動態解析

    林 朋美, 佐野 俊夫, 朽名 夏麿, 熊谷(佐野) 史, 馳澤 盛一郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0714-0714, 2008

    ...染色体は、極性を持つ微小管とそれに結合して微小管の動態を制御する各種微小管付随タンパク質から構成される有糸分裂紡錘体によって次世代の娘細胞へと分配される。動物細胞での研究から、分裂後期の染色体の移動は紡錘体微小管の動態を反映して二つの過程からなることが知られている。...

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  • イネ受精卵における受精点と第一分裂面の位置関係

    中島 敬介, 岡本 龍史 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0621-0621, 2008

    ...被子植物の受精卵は、不等分裂し将来の発生運命が異なる2個の娘細胞(頂端細胞および基部細胞)を生じる。いくつかの動物種においては、受精点(精子侵入点または精子融合点)が初期胚発生の過程において位置情報として機能していることが知られている。本研究では、植物における受精点と受精卵の第一分裂面の位置関係を明らかにするため、イネ in vitro 受精系を用いた解析を行った。...

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  • 姉妹染色分体接着を担うASURA

    高田 英昭, 松永 幸大, 福井 希一 化学と生物 46 (8), 557-563, 2008

    ...細胞分裂の際に遺伝情報を正確に娘細胞へと伝達するには,染色体の分配機構が正しく制御されなければならない.もし,この機構が不完全であるならば,染色体がランダムに分配されてしまう.その結果,分裂後の細胞は遺伝情報に大きな欠陥を生じ,正常な細胞の機能を維持することができず,時には死に至る.染色体を正確に分配するために必要な姉妹染色分体接着を維持する分子メカニズムが最近明らかになってきており,接着維持に関わる...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献47件

  • ヒメツリガネゴケ頂端幹細胞に局在するタンパク質の不等分裂時における動態解析

    丸山 剛史, 橋本 薫, 日渡 祐二, 佐藤 良勝, 村田 隆, 長谷部 光泰, 藤田 知道 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0675-0675, 2008

    ...多細胞生物は、幹細胞の不等分裂により自己複製した幹細胞と、分化した非幹細胞の異なる運命をもつ2つの娘細胞を生み出し、多細胞体制を作り上げる。このような幹細胞の不等分裂過程では特定のmRNAやタンパク質が不均等に分布する事が重要な役割を果たしている。しかし植物幹細胞の不等分裂過程において、どのタンパク質がいつ、どこに、どのように不均等分布をするのかについてはまだよくわかっていない。...

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  • 染色体異常から見た環境影響に対する放射線影響の大きさと個人差

    岩崎 利泰, 早田 勇 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2008 (0), 29-29, 2008

    ...染色体異常は細胞分裂で消失していく不安定型と、細胞分裂を経ても娘細胞に伝わり残る安定型に大別できる。末梢血リンパ球は細胞分裂を休止したG0の状態にあるが、薬剤を添加して培養すると細胞分裂を誘導できることから、生体内の状態をそのまま反映した染色体異常の検査材料となる。...

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  • タバコ培養細胞BY-2における染色体分配様式の解析

    林 朋美, 朽名 夏麿, 佐野 俊夫, 馳澤 盛一郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 157-157, 2007

    ...複製された染色体を娘細胞に正確に分配することは細胞分裂の主要な過程であり、紡錘体微小管が担っている。分裂後期の染色体の移動は紡錘体微小管の挙動により二つの過程からなる。一つは染色体が極方向へ移動する後期Aであり、もう一つは両極が離れることにより染色体が移動する後期Bである。...

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  • ヒメツリガネゴケ葉細胞のリプログラミング過程における遺伝子発現動態とエピジェネティク制御

    倉田 哲也, 宮脇 香織, 程 朝陽, 岩田 美根子, 小野寺 直子, 久保 稔, 佐藤 良勝, 西山 智明, 長谷部 光泰 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 134-134, 2007

    ...植物の幹細胞は継続的に様々な分化細胞系列につながる娘細胞を産生する。そして、それらの娘細胞は最終分化細胞へと成熟していく。ただし、最終分化細胞であっても、特定の環境下では幹細胞へと分化転換する能力を持ち続けている。...

    DOI

  • 幹細胞に局在する新規タンパク質の同定

    藤田 知道, 橋本 薫, 日渡 祐二, 佐藤 良勝, 村田 隆, 長谷部 光泰 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 136-136, 2007

    ...このような幹細胞の不等分裂により異なる運命をもつ娘細胞が生み出される過程では特定のmRNAやタンパク質が不均等に分布することが重要な役割を果たしている。しかしながら植物幹細胞の不等分裂過程において、どのタンパク質がいつ、どのように不均等分布をするのかについてはまだよくわかっていない。...

    DOI

  • 放射線照射後の染色体数及び中心体数の時間変化から見た放射線誘発細胞形態変化の発生過程

    小嶋 光明, 伴 信彦, 甲斐 倫明 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2007 (0), 31-31, 2007

    ...また、細胞分裂毎に不均等な数の中心体が娘細胞に分配されていく傾向も見られた。以上の本研究結果より、放射線誘発細胞形態変化の発生機構の仮説を提唱する。放射線が中心体に過剰複製を誘導し、その後の細胞分裂で娘細胞に不均等な数の染色体が分配される。その際、中心体数の不均等分配も生じるので、細胞分裂が生じる度に染色体数の不均等分配が子孫細胞に繰り返される。...

    DOI

  • 抗菌薬の新規標的としての細菌のアクチン様細胞骨格タンパク質

    和地 正明, 岩井 伯隆 日本細菌学雑誌 62 (4), 397-404, 2007

    ...さらにA22を用いた解析から, MreBタンパク質は細菌染色体の娘細胞への分配に機能していることが明らかとなった。これらのことは, これまで有糸分裂装置を持たないと考えられてきた細菌にもアクチン様細胞骨格を用いた有糸分裂装置が存在することを強く示唆するものである。本稿では, 細菌のアクチン様細胞骨格を標的とした薬剤の可能性について議論したい。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献49件

  • ミトコンドリアの生合成と分裂・融合の調節機構

    三原 勝芳 福岡醫學雜誌 97 (1), 8-14, 2006-01-25

    ...するわずか13種類の蛋白質が自身の持つDNA(mtDNA)にコードされているに過ぎない.従って大半のミトコンドリア蛋白質は細胞質のリボソームで合成され,ミトコンドリア表面の受容体にまで運ばれた後に,さらに外膜と内膜の蛋白質輸送装置の働きによってそれぞれのサブコンパートメントにまで運ばれ,そこで機能する.ミトコンドリアはまた極めてダイナミックに形態を変化させる.たとえば細胞の複製に際しては断片化して娘細胞...

    DOI HANDLE Web Site ほか2件

  • 笑気ガス処理による2倍性花粉の形成とその過程の組織学的観察

    北村 里美, 阿久津 雅子, 戸田 亮, 岡崎 桂一 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 519-519, 2006

    ...笑気ガス処理直後の細胞では、紡錘体の崩壊が起こり染色体の極への移動が妨げられる一方、処理後数時間で隔壁は正常に花粉母細胞の中央で形成され、対合した染色体セットが一方の娘細胞へ取り残された。換言すれば、笑気ガス処理は微小管を脱重合し細胞分裂を阻害するが、隔壁形成が細胞分裂(染色体の極への移動)に先行して起こり非還元配偶子ができることがわかった。...

    DOI

  • 植物不等分裂に関わるヒメツリガネゴケ遺伝子産物の局在解析

    藤田 知道, 橋本 薫, 日渡 祐二, 佐藤 良勝, 村田 隆, 長谷部 光泰 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 373-373, 2006

    ...不等分裂は、1つの細胞が異なる性質をもつ2種類の娘細胞に分裂する過程であり、それぞれの娘細胞に特定のmRNAやタンパク質が不均等に分布することがそれらの運命決定に重要な役割を果たしている。しかしながら、植物不等分裂においてどのようなタンパク質がどの段階で不均等分布をするのかについては、まだよくわかっていない。...

    DOI

  • 馬精巣上体管内における精上皮に由来する円形細胞のアポトーシス発生状況とその数的変化について

    菊池 元宏, 奥澤 直人, 小池 正充, 小山田 敏文, 三浦 弘, 大浪 洋二 日本繁殖生物学会 講演要旨集 99 (0), 51-51, 2006

    ...また、精巣のTUNEL染色では精母細胞、精祖細胞に陽性像が見られ、精娘細胞、精子細胞、精子に陽性像は認められなかった。本研究では、馬精巣上体頭から尾にかけて、精巣上体管腔内の円形細胞にアポトーシスの発生が確認されたが、アポトーシスを起こした円形細胞の排除機構を確認することはできなかった。...

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  • 成熟哺乳類の大脳新皮質に存在する神経前駆細胞

    大平 耕司, 船津 宣雄, 金子 武嗣, 中村 俊 霊長類研究 Supplement 22 (0), 100-100, 2006

    ...さらに、Ki67陽性細胞を電気穿孔法でGFP標識すると、娘細胞は、大脳新皮質の2-6層に分布するGABA作動性ニューロン、アストロサイト、オリゴデンドロサイトに分化していた。したがって、これらの結果は、Ki67陽性細胞が、神経前駆細胞または神経幹細胞(NeocorticalLayer I Progenitor cells、 NLP cells)であることを示唆している。...

    DOI

  • ヒト分裂期染色体のプロテオーム解析

    内山 進, 小林 昇平, 高田 英昭, 石原 武, 中嶋 祥子, 林原 加代子, 曽根 岳史, 松永 幸大, 福井 希一 日本プロテオーム学会大会要旨集 2006 (0), 60-60, 2006

    ...細胞分裂期に観測される染色体の形成はDNAを均等かつ正確に娘細胞に分配するために必要で、生命維持には不可欠である。染色体が発見されてから100年以上経過しているが、その構造については未解明な部分が多く、特に高次構造形成メカニズムについてはほとんど分かっていない。...

    DOI

  • プロトプラスト再生系を用いた植物細胞極性、不等分裂に関わる遺伝子群

    藤田 知道, 橋本 薫, 佐藤 良勝, 日渡 祐二, 西山 智明, 村田 隆, 長谷部 光泰 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 695-695, 2005

    ...不等分裂は、1つの細胞が異なる運命をもつ2つの娘細胞に分化していく過程であり、細胞の多様性を生み出す根元的事象である。しかしながら、その分子メカニズムの多くは未解明である。コケ植物ヒメツリガネゴケから単離したプロトプラストの第一分裂は、増殖能を維持し続ける幹細胞としての性質を持つ娘細胞と、増殖能の低いより分化した娘細胞に分かれる不等分裂である。...

    DOI

  • Moxifloxacinの<I>in vitro</I>および<I>in vivo</I>抗菌力

    西野 武志, 大槻 雅子 日本化学療法学会雑誌 53 (Supplement3), 1-15, 2005

    The <I>in vitro</I> and <I>in vivo</I> antibacterial activity of moxifloxacin (MFLX), a synthetic chemotherapeutic agent, was assessed by using ciprofloxacin (CPFX), sparfloxacin (SPFX), …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献5件

  • <I>Cryptococcus neoformans</I> の細胞周期とその遺伝子

    竹尾 漢治 日本医真菌学会総会プログラム・抄録集 49 (0), 10-10, 2005

    ...<BR>出芽酵母では細胞分裂により大きな母細胞と小さな娘細胞ができる。<I>S. cerevisiae</I> では、この小さな娘細胞が生長して一定の体積以上になると、細胞周期の”スタート”がかかり、DNA 合成開始、出芽開始、紡錘紡錘極体の複製(核分裂の開始)を引き起こす。このように <I>S. cerevisiae</I> の“スタート”は強力、いいかえると細胞周期は融通がきかない。...

    DOI

  • 病原酵母 <I>Cryptococcus neoformans</I> の細胞周期の細胞学的研究

    山口 正視, 大楠 美佐子, 川本 進 日本医真菌学会総会プログラム・抄録集 49 (0), 81-81, 2005

    ...また、本培養条件下における母細胞、娘細胞の倍加時間は、それぞれ約 87 分、180 分と推定され、娘細胞は母細胞の約 2 倍の倍加時間を要すると考えられる。これらのデータは、今後 <I>C. neoformans</I> の細胞周期の研究を進めていく上での基礎をなすと考える。...

    DOI 医中誌

  • 単細胞紅藻<I>Cyanidioschyzon merolae</I>におけるリソソーム様構造の動態と同定

    八木沢 芙美, 西田 敬二, 三角 修己, 黒岩 晴子, 長田 敏行, 黒岩 常祥 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 177-177, 2005

    ...また、細胞分裂時には細胞質から細胞核の下に位置するミトコンドリアの上部へと移動し、娘細胞にほぼ均等に分配されることが分かった。この構造の同定を行うため、酸性小器官を染色するキナクリンにより染色した結果、同様な形態、挙動、数を示す構造が染色されること分かった。また、電子顕微鏡観察により、電子密度の高い物質を含む単膜で包まれた器官が同様の挙動を示すことが分かった。...

    DOI

  • オオガラゴ精巣微細構造

    中野 まゆみ, 長戸 康和, 榎本 知郎, 花本 秀子, 松林 清明 霊長類研究 Supplement 21 (0), 97-97, 2005

    ...精祖細胞、精母細胞、精娘細胞、精子細胞、精子と、すべての精子形成細胞が観察された。その精子形成サイクルには、精母細胞が見られないステージがあるなど、特徴的な様相が認められた。<br> (考察)これまでの真猿類の精巣微細形態の報告によると、精上皮の細胞層は厚く、精子形成サイクルのすべてのステージに精母細胞が認められる。...

    DOI

  • ヒト肝臓由来コアヒストンのエピジェネティック修飾の解析法

    細川 桂一, 宮崎 賢司, 次田 晧 日本プロテオーム学会大会要旨集 2005 (0), 37-37, 2005

    ...ヒストンの化学修飾(アセチル化、メチル化、リン酸化、ユビキチン化、SUMO修飾、ADPリボシル化)及びDNAメチル化により遺伝子発現が調節され、分化細胞の形質やその娘細胞への遺伝性が維持されていると考えられる(Jenuwein, T. and Allis, D.C., Science <U>293</U>, 1074-1080, 2001)。...

    DOI

  • プロトプラスト再生系を用いた植物細胞極性、不等分裂に関わる遺伝子の同定

    藤田 知道, 樋口 瑞穂, 日渡 祐二, 西山 智明, 村田 隆, 庄野 邦彦, 長谷部 光泰 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2004 (0), 688-688, 2004

    ...ヒメツリガネゴケから単離したプロトプラストは、増殖能を維持し続けるいわゆる幹細胞としての性質を持つ娘細胞と、増殖能の低いより分化した娘細胞に分かれる不等分裂を繰り返し原糸体を再生している。我々は、この点に着目し、ヒメツリガネゴケの配列決定済みの完全長cDNAをヒメツリガネゴケ単離プロトプラストに一過的に過剰発現させることで、原糸体再生過程に異常を引き起こす原因遺伝子のスクリーニングを行ってきた。...

    DOI

  • イネの葉における<I>OsSCR</I>遺伝子の発現解析

    神谷 紀子, 伊藤 純一, 長戸 康郎, 松岡 信 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), 487-487, 2003

    ...<I>SCR</I>遺伝子は様々な植物において根の内皮及び静止中心に発現することが報告されており、シロイヌナズナにおいては内皮・皮層始原細胞の娘細胞における不等分裂に関与していることが明らかとなっている。<br> 我々はイネより<I>OsSCR</I>遺伝子を単離し、その発現パターンを詳しく調べた。...

    DOI

  • シロイヌナズナ形態形成におけるヌクレオソーム形成関連遺伝子群の役割

    賀屋 秀隆, 李 鐘煥, 白 靜熹, 久保 知大, 加藤 友彦, 田畑 哲之, 白野 由美子, 林 浩昭, 柴田 大輔, 関 原明, 小林 正智, 篠崎 一雄, 荒木 崇, 柴原 慶一 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), S46-S46, 2003

    ...細胞分裂時、DNAは忠実に複製され親細胞から娘細胞に伝えられる。同時にDNAとヒストンをコアとするクロマチンの構造情報も複製され娘細胞に伝えられる。近年、個体発生はDNAの配列情報だけで制御されるのではなく、エピジェネティックなクロマチンの修飾状態とも密接に関連していると考えられるようになった。...

    DOI

  • ヒメツリガネゴケ完全長cDNAの過剰発現による細胞極性、不等分裂、細胞分化関連遺伝子の同定

    藤田 知道, 日渡 祐二, 西山 智明, 村田 隆, 長谷部 光泰 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), 414-414, 2003

    ...細胞が不等分裂し、それぞれが異なる運命をもつ娘細胞に分化していく過程は、細胞の多様性を生み出す根元的事象である。しかしながら、その分子メカニズムの多くは未解明である。コケ植物ヒメツリガネゴケは、形態が単純で細胞レベルでの研究に適しており、また、オーキシンやサイトカイニンにより細胞の分化を簡単に制御できる点で、不等分裂や細胞分化の分子機構解明に優れた研究材料である。...

    DOI

  • 接合藻ミカヅキモ(<i>Closterium</i>)の細胞分裂とその教材化

    捨田利 謙, 小川 茂 生物教育 41 (3-4), 90-99, 2001

    ...から分裂中の葉緑体のくびれ部に移動した.娘細胞は細胞壁の伸長に伴い2つに分離し,葉緑体が分裂して個々の娘細胞は左右相称の細胞へと細胞の形を復元した.以上の細胞分裂の観察をもとに,高等学校における無性生殖と細胞分裂の関係を教えるための教材としての<i>C. moniliferum</i> var....

    DOI Web Site 参考文献22件

  • 同調培養Chlamydomonasにおけるミトコンドリアの動態

    江原 友子 PLANT MORPHOLOGY 10 (1), 50-59, 1998

    Cells of Chlamydomonas reinhardtii Dangeard were synchronized under a 12 hour light: 12hour dark regimen.Behavior of mitochondria in these synchronized cells was examined by fluorescence microscopy …

    DOI

  • プロトテコーシスの一例

    蜂須賀 裕志, 楠原 正洋 日本医真菌学会雑誌 34 (3), 373-379, 1993

    A 71-year-old man came to Kurume University Hospital with complaint of an erythematous lesion on his right arm. The lesion was accompanied by a crust and fine scales. Histologic examination revealed …

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • Theileria sergenti赤内型原虫の分裂様式

    川本 哲, 高橋 清志, 黒沢 隆, 其田 三夫, 小沼 操 日本獸醫學雜誌(The Japanese Journal of Veterinary Science) 52 (6), 1251-1259, 1990

    The characteristics of developing intraerythrocytic stages of T. sergenti were studied by light and transmission electron microscopy. The parasites with many ribosomes, acristate mitochondria, …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 被引用文献3件

  • 剥離表皮のオートラジオグラフィー法―第2報:標識細胞の検討―

    宮下 光男, 安井 由美子, 馬場 俊一, 鈴木 啓之 日本皮膚科学会雑誌 98 (1), 53-, 1988

    ...の過程に入ったか,あるいは一方の娘細胞の細胞周期が変化し,片方の細胞だけが標識された,と考えた.そして,2~4個集まっているのは,偶然の隣接以外に,細胞分裂後も,角化過程に入らずそのまま基底層に止まり,同一細胞周期を保ちつつ次の分裂前DNA合成期に入る細胞集団の存在が考えられる.この考えを前提にすると,一方では分裂した2個の娘細胞が双方とも角化過程に入ってしまう可能性を想定することが必要となる....

    DOI PubMed 医中誌

  • ミトコンドリア異常に対する遺伝学的アプローチ  家系分析の立場から

    安田 徳一 脳と発達 19 (2), 150-156, 1987

    ...ミトコンドリアの遺伝は母性遺伝と細胞浮動に集約される.受精機構により, 子のミトコンドリアは母親由来のものだけである.したがって母親がミトコンドリア異常であれば子は娘, 息子を問わずミトコンドリア異常になると予想される.しかしミトコンドリアは各細胞内に多数存在するため, 体細胞分裂の際親細胞から娘細胞へ確率的に伝わる (細胞浮動).この結果, 母親由来のmtDNA変異遺伝子が細胞内から消失あるいは固定...

    DOI PubMed 医中誌

  • 走査電子顕微鏡による培養細胞の分裂像

    名和 橙黄雄, 寺内 昭子, 永田 哲士 Archivum histologicum japonicum 34 (3), 253-260, 1972

    Two cell lines established from human stomach cancers were used in this experiment. After culture by the coverslip method, cells were fixed and coated with carbon and gold to be observed under the …

    DOI Web Site Web Site ほか2件

  • スジイルカの睾丸に関する生物学的研究

    広瀬 慶二, 西脇 昌治 哺乳動物学雑誌: The Journal of the Mammalogical Society of Japan 5 (3), 91-98_1, 1971

    There have been several attempts to clarify the reproduction and its cycle of the male cetacea (MACKINTOSH and WHEELER, 1929; CHITTLEBOROUGH, 1955; CLARKE, 1956; LAWS, 1961; SERGEANT, 1962; GAMBELL, …

    DOI Web Site 医中誌

  • キタサンショウウニ卵の発生初期における色素顆粒の行動

    長内 健治 岩手大学教育学部研究年報 = Annual report of the Faculty of Education, University of Iwate 29 35-38, 1969-12-28

    ...内部色素顆粒は分裂装置の変化に伴って娘細胞に分配される。バフンウニ卵では内部細胞質のオレンジ色素は初め均等に分散しているが,受精後星状体のまわりに濃縮し,発生の進行に伴って顆粒化する。この色素が中性赤によって生体染色されることなどから,内部色素顆粒は細取分裂活性に関与する可能性が示唆された。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 中心目珪藻Chaetoceros simplex var. calcitrans PAULSEN培養個体群の増大胞子相への同調

    佐藤, 重勝, 菅野, 尚 東北区水産研究所研究報告 = Bulletin of Tohoku Regional Fisheries Research Laboratory (27) 101-110, 1967-12

    ...この珪藻は有性生殖によって増大胞子を形成し,それから大型の娘細胞を産出する。2. 連続強光下では増大胞子の形成が著しく,増大胞子相に同調された状態が起こる。3. 培養中にみられる栄養細胞の増殖・減衰の繰り返し現象は,栄養細胞相への同調と増大胞子相への同調が交互に現われる結果である。すなわち無性世代と有性世代の交番現象である。4....

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • ヒト表皮細胞の増殖と分化の分析

    芦原 司, 北村 忠久, 竹岡 成, 藤田 晢也, 小玉 正智, 篠田 正昭, 橋本 勇 Archivum histologicum japonicum 28 (4), 399-410, 1967

    Using <i>in vivo</i> local labeling method, cell proliferation and differentiatiation in the human epidermis covering the mammary gland of 41 and 42 year old women were studied by means of …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件

  • 本邦産二三植物の葉瘤に就いて I

    花田 主計 植物学雑誌 64 (751-752), 8-13, 1951

    ...細胞内に侵入した細菌は細胞内にて生活増殖し, 細菌數少量の間は尚細胞分裂に伴つて, 兩娘細胞に入る。<br>4. 葉瘤組織は蛋白質を含有する。之には細菌作用の關係があると解せられる。<br>5. 葉瘤に連なる維管束末梢は, 篩管部がよく發達してゐる。之は葉瘤内に生成された有機物質を寄主植物に供給する上に役立つものと解せられる。...

    DOI

  • 豚に於ける睾丸内脂肪物質の年齡的差異

    伊藤 祐之, 丹羽 太左衛門 日本畜産学会報 19 (1-4), 41-44, 1949

    The result of the observation of the fatty sub stance in the testes of 31 healthy hogs from birth to 4 years 10 months is as follows:<br>(1) The fatty substance observed in the testes of swine is a …

    DOI 医中誌

  • 被子植物に於ける雄性配偶體の研究

    吹田 信英 遺伝学雑誌 15 (2), 91-95, 1939

    ...花粉管内で起る雄原細胞の分裂は, これ迄屡々正常な有絲分裂ではないものとして取扱はれて來たが, 筆者の固定染色の方法及び生體連續觀察の方法による研究の結果, 少くとも <i>Crinum</i> 及び <i>Hippeastrum</i> の培養花粉管では, 通常の體細胞分裂と同樣紡錘體機構により核分裂が行はれ, 後, 細胞板が形成されて遂には2娘細胞の分離が起る事が明にされた。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 稻紋枯病菌の細胞學的研究

    深野 弘 九州帝國大學農學部學藝雜誌 5 (2), 117-136, 1932-10

    The present paper reports the results of cytological investigations in Hypochnus Sasakii SHIRAI, which were carried out through the several stages in its life cycle. In examination, the material was …

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