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  • 愛情の歴史のための試論  ― 玄宗楊貴妃譚の分析 ―

    川田 耕, KAWATA Koh 人間文化研究 50 39-71, 2023-03-31

    ...とりわけ宋代以降に集権化・男権化が一層進むと,それと表裏一体に女性的なものの理想化も進み,観音や媽祖をはじめとするすべてを救済する女神への信仰も開花するが,〈玄宗楊貴妃㞍〉の楊貴妃像においてもそれと並行する発展がみられる。...

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  • 中国湄洲島における観光化に伴う祭礼の継承

    王 倚竹, 松井 圭介 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 83-, 2023

    ...南宋に形成された.明朝に入ると,外交使節の航海,海運による交易や物資の輸送などのことが頻繁で,媽祖の霊験を必要としていた.このため,媽祖が霊験を顕すと,朝廷からその功績を讃える封号が授与され,媽祖生誕祭も例祭として確定され,国家祭典になった.しかし,民国紀元に入ると,戦争のため,媽祖祭礼は断続的に行い,一時中止されたこともある.1980年代以降,宗教文化は徐々に回復し,媽祖信仰が福建省や広東省などの...

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  • 宋代の珠江デルタ地域における南海神信仰と媽祖信仰の交差

    張 振康 人文研究 72 77-97, 2021-03-31

    ...本稿では、慶元年間に起こった大奚山の反乱事件、および南宋期広州城における両信仰とかかわる祭祀空間、この二つの事項を通して、南宋期珠江デルタ地域における南海神信仰と媽祖信仰の関係性をめぐって検討を行う。関連した歴史的考察を通して、せめて南宋期において、媽祖信仰が珠江デルタ地域での影響力が限られていた。つまり、当該地域において、南海神信仰と媽祖信仰といった両者の影響力の間には、著しい差異がみられる。...

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  • シンガポールにおける仏教の現況

    辻本 臣哉 印度學佛教學研究 69 (3), 1152-1155, 2021-03-25

    ...</p><p>下部構造は,中国文化に関係している.多くのシンガポールの仏教徒は,中国仏教の伝統を維持する中国系シンガポール人である.例えば,天福宮という中国系寺院では,媽祖という海の女神が本尊として,菩薩や関帝といっしょに祀られており,大乗仏教,儒教,道教が混在している.そして,中国系シンガポール人は,こうした寺院を通じて,中国人としてのアイデンティティを共有している.すなわち,寺院がコミュニティとしての...

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  • [論文] 東アジアの媽祖信仰と日本の船玉神信仰

    藤田, 明良 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 223 97-148, 2021-03-15

    ...東日本の媽祖(天妃)信仰は、徳川光圀による港湾整備と寺社再編の中で建立された常陸の天妃社に始まり、内水面航路と太平洋航路によって利根川方面と宮城・下北半島方面に拡がっていく。海運・漁業関係者の船神としてだけでなく、水神や二十三夜講の主神などに媽祖は転生していった。上方や北陸でも長崎から媽祖信仰が伝播し独自の展開を見せていた。...

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  • 宋代における祠廟信仰に関する研究の現状と課題

    王 燕萍 人文研究 71 53-68, 2020-03-31

    ...今後の課題としては、勅牒、廟記、祝文、地方志の史料としての性格と可能性を検討しながら、「多地域的祠廟信仰」の代表例である、清水祖師、保生大帝、媽祖信仰をケーススタディとして取り上げ、福建地域社会における「多地域的祠廟信仰」の形成と発展について総合的な研究を行う必要性を示している。...

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  • 宋代における媽祖信仰の実像

    王 燕萍 都市文化研究 22 24-38, 2020-03

    ...本稿は媽祖の同時代史料をもとに, 宋代における媽祖信仰の実像を解明する試みである。北宋初期, 福建沿海地域にある興化軍に属した湄洲嶼において人の禍福を予知できる女巫は死後, 神格化され, 湄洲神女として祀るようになり, 発展しつづける。北宋中後期,…...

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  • 12 台湾におけるQ版神仙ブームとその背景 -信仰文化の商品化と消費をめぐる一考察-

    志賀 市子, Shiga Ichiko 国際常民文化研究叢書3 -東アジアの民具・物質文化からみた比較文化史-=International Center for Folk Culture Studies Monographs 3 -Comparative Cultural History from the Perspective of East Asian Mingu and Material Culture- 151-167, 2013-03-01

    ...次に台湾中部の媽祖廟を事例として、Q版媽祖のキャラクター商品がどのように開発され、販売されているのか、その実態を明らかにした。最後に台中県の著名な媽祖廟、大甲鎮欄宮を事例として、近年の進香活動に見る新たな展開や信者層の変化に注目し、Q版神仙商品の売れ行きとの関連性について検討した。...

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  • 現代中国における地方文化の資源化と使用

    稲澤  努 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2013 (0), 156-, 2013

    ...本報告では、2006年から2008年にかけての広東省汕尾における元宵節および媽祖誕を事例として分析を行う。毎年少しずつ異なる形態をとる政府主催の民俗イベントの分析により、『政策文化の人類学』で指摘されているような行政のつくる地域の「特色ある文化」がどのように選択、消費され、またそうしたイベントに参与している各寺廟や地域住民の行動にどういった影響を与えているのかを考察する。...

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  • 琉球弧における船と樹霊信仰

    松尾 恒一 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 174 119-132, 2012-03-30

    ...台湾の龍船競争における媽祖信仰や、貴州省の苗族や台湾少数民族の造船儀礼など、松尾の調査した事例を中心にあげたが、今後の比較民俗に向けての視座を定めるための試論である。...

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  • ベトナムのフエ・明郷(ミンフオン)における天后信仰の多面性と動態性

    黃, 蘊 周縁の文化交渉学シリーズ7 『フエ地域の歴史と文化―周辺集落と外からの視点―』 267-280, 2012-03-01

    ...本稿はフエ都城北郊外フオンヴィン(香栄)社明郷(ミンフオン)村にある媽祖を祀る天后宮という宗教施設に焦点をあて、中国にルーツをもつ「明郷(ミンフオン)人」と明郷村のキン族住民とはいかに天后信仰にかかわっているのかを考察するものである。  天后宮は、明の滅亡前後にベトナムに渡来した中国系移民によって1685年に創建されたとされる。...

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  • キン族村清福から見た明郷天后宮

    末成, 道男 周縁の文化交渉学シリーズ7 『フエ地域の歴史と文化―周辺集落と外からの視点―』 219-235, 2012-03-01

    本論は、350年前ベトナム中部に到着した華南の一移民集団が、現在に至るまでホストであるベトナム社会の構造に合わせ、如何に独自のかたちで同化してきたかを考察しようとするものである。  フエの社会、文化は、紅河デルタを中心とする北部ベトナムに比べ、比較的新しく開拓形成され、その歴史的地理的環境の影響を受け、またベトナム最後の王朝の首都がおかれたこともあって、独自の特徴を持つに至った。さらに、現代の工…

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  • ベトナムのフエ旧外港集落の天后宮と関聖殿の調査基礎報告

    野間, 晴雄, 西村, 昌也, 篠原, 啓方, 佐藤, 実, 岡本, 弘道, 木村, 自, 氷野, 善寛, 熊野, 建, Nguyễn, Văn Đăng, Nguyễn, Mạnh Hà 東アジア文化交渉研究 = Journal of East Asian Cultural Interaction Studies 2 261-288, 2009-03-31

    Minh Hương and Thanh Hà, two hamlets of the village of xã Hương Vinh along the riverside, used to function as the outer port in the northern suburb of Huế. The Tianhau temple and the Guan Yu temple, …

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  • ローカルな「馬祖」と中華としての「媽祖

    緒方 宏海 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2009 (0), 123-123, 2009

    ...近年中国において漁民の「媽祖」信仰をめぐる研究がとみに盛んになっている。しかしその記述の多くは「媽祖」を「中華」の文化的シンボルとして、台湾と中国の両岸を結びつける象徴やあるいは中国各沿海や島嶼地域で空間的に偏在しているかのように表象されてきた。本発表は、中国黄海島嶼部の事例から漁民/海の神々の関係性/外部環境(政府機関・市場・知識人層)の三者の関係性に注目しながら、新たな研究の方向性を提示する。...

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  • 漳州の寺廟について

    二階堂, 善弘 関西大学東西学術研究所紀要 39 A49-A57, 2006-04-01

    ...For examples, Baosheng Dadi(保生大帝), Guangong(關公), Mazu(媽祖), Zhenwu Dadi(真武大帝), Kaizhang Shengwang(開漳聖王), Dongyue Dadi(東嶽大帝). And I reported contemporary Zhangzhou temples situation....

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